JP2015505190A - Simを管理するグローバルプラットフォーム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の無線システムでは、SIMは典型的にはローカル領域に拘束される。【解決手段】開示した方法は、複数のモバイルデバイスのうち少なくとも1つのデバイスの加入レコードをHLRに記憶するステップを備え、モバイルデバイスは現在活性化された第1IMSIによって識別されたSIMを有し、現在活性化された第1IMSIはシステムに割り当てられたIMSIセットに属し、プロビジョニングサーバは、モバイルデバイスが無線ネットワークの1つである第1無線ネットワークに移動したという通知を受信し、割当規則を満足することを確認し、IMSIセットにおけるIMSIの1つである第2IMSIを、HLRに追加及び活性化し、HLRから第1IMSIを削除し、モバイルデバイスがローカルデバイスとして第1無線ネットワークにおいて無線通信できるようにするため、第2IMSIをモバイルデバイスへ送信する、通信方法である。【選択図】 図16

Description

本発明は、SIMを管理するグローバルプラットフォームに関する。
本出願は、2005年4月29日に出願された「携帯電話ネットワークにおける無線端末のセルフプロビジョニング」という題の同時係属の米国特許出願番号11/119,401の一部継続であり、2006年4月4日に出願された「携帯電話ネットワークにおける無線端末のセルフプロビジョニング」という題の同時係属の米国特許出願番号11/398,493の一部継続であり、及び2007年5月18日に出願された「状態遷移規則を用いた無線通信プロビジョニング」という題の同時係属の米国特許出願番号11/804,582の一部継続である。本出願はまた、2011年12月5日に出願された先の米国仮特許出願番号61/567,017に基づいて、優先権を主張し、そのすべての内容はここで参照することにより含まれる。
無線システムにおいて、無線端末は、加入者の識別を含む加入者識別モジュール(SIM)を有する。無線ネットワークシステムと関係したSIMを有する無線端末の主な機能の1つは、無線端末(例えば携帯電話)の正当性及びネットワークへの無線端末の加入を認証することである。SIMは、典型的には、プラスチックカード上に置かれたマイクロチップ、つまりおよそ一辺が1cmの正方形のSIMカードである。SIMカードはしたがって、ネットワークへの加入者の独自の識別を確立するため、無線端末のスロット内に置かれる。ある場合には、独立したSIM及び/又はSIMカードが利用されないように、無線端末自身が加入者識別子(subscriber identification)及び認証機能を含む。
SIM(又は無線端末内)においては、認証キー及び加入者識別子対が記憶される。このような対の例としては、GSM(登録商標)ネットワークにおいて使用されるような認証キーKi及び関連した加入者識別子IMSI(International Mobile Subscriber Identity)であろう。他の例としては、認証キーA‐Key及びCDMAとTDMAネットワークにおいて使用される加入者識別子MIN(Mobile Identification Number)であろう。どちらの場合においても、対応する同一の認証キー及び加入者識別子セットがネットワークに記憶される。SIM(又は無線端末内)において、及びネットワーク内では、認証機能は、ローカル認証キー及びSIMとネットワークの間で交換されるいくらかの認証データを用いて、実行される。もしSIMにおいて、及びネットワーク内で、実行する認証機能の結果が同じ結果になるならば、SIM/無線端末は無線ネットワークに対して認証されると考えられる。
現在の無線システムにおいては、SIM(又は無線端末)は唯一の加入者識別子に関連した認証キーを有し、この加入者識別は典型的にはローカル領域又はネットワークに拘束される。SIM(又は無線端末)が、ローカルでない領域内で認証するとき、又はローカルでないネットワークで認証するとき、通常SIM(又は無線端末)は無線ネットワークに接続するために追加のローミングサービス料金を払う必要がある。もしSIM(又は無線端末)がローカル領域又はネットワークに恒久的に拘束されないならば、有益であろう。例えば機器販売業者は、物理的に1つのSIMカードで、複数の領域で複数のネットワークに同じ機器を売ることができるであろう。さらには、エンドユーザーはローミングサービス料金を回避することができ、又は少なくともより良好な加入条件が利用可能となりうる。
本発明の様々な実施形態は、次の詳細な説明及び添付図面において開示される。
本発明は、プロセスとして、装置、システム、要素の構成、コンピュータ読み取り記憶媒体のようなコンピュータ読み取り媒体、又はプログラム命令が光、電気、又は無線通信回線で送られるコンピュータネットワークを含む、非常に多くの方法で実施されうる。本明細書においては、これらの実施、又は本発明が取りうるその他のあらゆる形式は、技術として言及されうる。タスクを実行するように構成されるように記載されたプロセッサやメモリのような構成要素は、一定期間にタスクを実行するように一時的に構成される一般的な構成要素、又はタスクを実行するように製造された特定の構成要素、を両方含む。一般的に、開示されたプロセスのステップの順番は、本発明の範囲内で変えられうる。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細な説明は、本発明の基本的な思想を説明する添付図面と共に以下に与えられる。本発明は、ある実施形態に関連して記載されるが、本発明はいかなる実施形態にも限定されない。本発明の範囲は請求項によってのみ限定され、本発明は非常に多くの代替形態、修正形態、及び均等物を包括的に含む。本発明を完全に理解するために、以下の明細書には非常に多くの具体的詳細が記載される。これらの詳細は例示の目的で与えられ、本発明は、いくつかのこれらの具体的詳細又はすべての具体的詳細無しで請求項に従って実施されうる。明確にするために、本発明に関連する技術分野において知られている技術的要素は、本発明が不必要に不明瞭でないように、詳細に記載されていない。
図1は、セルフプロビジョニング無線システムの実施形態を説明する。 図2Aは、一方の実施形態における認証データ構造例を説明する。 図2Bは、他方の実施形態における認証データ構造例を説明する。 図3は、無線ネットワークから無線サービスを取得するプロセスの実施形態を説明する系統線図である。 図4Aは、ネットワークシステムにおける無線端末のプロビジョニング又は認証のプロセスの実施形態を説明する。 図4Bは、ネットワークシステムにおける無線端末のプロビジョニング又は認証のプロセスの異なった実施形態を説明する。 図5は、ネットワークシステムにおける無線端末のセルフプロビジョニング又は認証のプロセスの実施形態を説明する。 図6は、無線ネットワークから無線サービスを取得するプロセスの実施形態を説明する系統線図である。 図7は、モバイルデータ通信プロビジョニングのシステムの実施形態のブロック図を説明する。 図8は、モバイルデータ通信プロビジョニングのプロセスの実施形態を説明する系統線図である。 図9は、状態定義の実施形態を説明するブロック図である。 図10は、状態遷移規則定義の実施形態を説明する。 図11は、プロビジョニング及び状態間遷移のチャネル販売モデルの状態の実施形態を説明する系統線図である。 図12は、プロビジョニング及び状態間遷移の小売モデルの状態の実施形態を説明する系統線図である。 図13は、プロビジョニング無線通信のプロセスの実施形態を説明する系統線図である。 図14Aは、グローバルプラットフォームプロバイダーが運営する無線ネットワークアーキテクチャの実施形態である。 図14Bは、ホームネットワークから訪問先のネットワークにモバイルデバイスがローミングするときのIMSIスイッチングの例である。 図14Cは、ホームネットワークから訪問先のネットワークにモバイルデバイスがローミングするときのIMSIスイッチングの例である。 図15は、IMSIプロビジョニング及び管理の概観を説明する。 図16は、ブートストラップIMSIを有するモバイルデバイスを活性化するプロセスの実施形態を説明する。 図17は、IMSIスイッチングを実行するプロセスを説明する。 図18は、IMSIスイッチング後にモバイルデバイスを運営するプロセスの実施形態を説明する。 図19は、IMSIスイッチング後にローミングデバイスとしてのモバイルデバイスを運営する実施形態を説明する。 図20は、他のIMSIスイッチングを実行するプロセスの実施形態を説明する。
無線ネットワークにおける無線端末に対する加入者識別子のプロビジョニング
無線ネットワークにおける無線端末に対する加入者識別子のプロビジョニングのシステム及び方法が開示される。(1つ以上の制御サーバが設置される)制御センターは、無線ネットワークからの伝送を受信する。この伝送は、無線端末がこの無線端末のホームネットワーク外でローミングしていることを知らせる。制御センターは、無線端末に対する新しい加入者識別子をプロビジョニングする。そこで加入者識別子は、少なくとも一部分において、無線端末がローミングされている訪問先の無線ネットワークの識別子、及び一定の訪問先のネットワークのために所定の加入者識別子を与えるサーバデータベース、に基づいて選択される。新しくプロビジョニングされた加入者識別子を使用して、無線端末は、特定の訪問先のネットワークのための加入者識別のサーバの指示に基づいた、ローカル無線端末として、又は異なる訪問する無線端末として、提供している無線ネットワークから、無線サービスを取得する。無線端末は、そのようなネットワーク用の、又は新しい加入者識別のホームネットワークが好ましい関係を有するネットワーク用の、ローカル無線端末として動作することができる。無線端末は、記憶された認証キー‐加入者識別子セットを使用して、ローカル端末又は訪問する端末として、通信サービスを取得することができる。ここで認証キー‐加入者識別子セットは、それが動作するネットワークに固有の、又は新しい加入者識別のホームネットワークに固有のものである。様々な実施形態においては、固有の認証キー‐加入者識別子セットを受信又はダウンロードすることによって、又は現存する認証キーとペアを組む加入者識別子を受信又はダウンロードすることによって、無線端末はローカル又は訪問する端末として動作することができる。
図1は、無線システムの実施形態を説明する。示された例示においては、無線システムは、無線端末100によって図1に表された複数の無線端末、無線ネットワーク基地局104によって図1に表された複数の無線ネットワーク基地局、無線ネットワークセンター106、ホームロケーションレジスタ/認証センター(HLR/AuC)108、及び無線端末をプロビジョニングすることができるプロビジョニングサーバ110を含む。唯一の無線ネットワークセンター106が示されているが、当然のことながら、無線システムは複数の無線ネットワークセンター106を含むことができる。各無線ネットワークセンター106は、HLR、モバイルスイッチングセンター/ビジターロケーションレジスタ(MSC/VSR)、ショートメッセージサービスセンター(SMSC)、サービングGPRSサービスノード(SGSN)、パケットデータサービングノード(PDSN)、を含む、又は、と関連している。ある実施形態においては、HLR/AuC108及びプロビジョニングサーバ110は、例えば制御センターであるグローバルプラットフォームプロバイダーによって運営されるが、複数の無線センター106は異なるネットワークキャリアによって運営されうる。無線端末100は、メモリ及びプロセッサのある取り付け可能なハードウェアカードである、又は無線端末内に埋め込まれたソフトウェアオブジェクトである、SIMを含む。無線端末100は、無線信号102を使用して無線ネットワーク基地局104と通信する。無線端末はあちこち移動すると、異なる無線基地局と通信する。無線ネットワーク基地局104は無線ネットワークセンター106と通信する。
無線端末からの通信は、他の無線端末に対してローカル無線ネットワーク基地局を使用して、同じ無線ネットワークを通って当該他の無線端末へ伝達されるか、又は通信は、受信端末に対して有線又は他の無線ネットワークによって伝達される。無線ネットワークセンター106は、無線ネットワークサービスを獲得する無線端末を認証するのに役立つように、認証キー‐加入者識別子セットが格納される関連したHLRと通信する。加入者識別子の一例は、国際移動体加入者識別子(IMSI)である。無線ネットワークセンター106及びこれに関連したHLRは、現存する認証キー及び/又は新しい認証キー‐加入者識別子セットとペアになる新しい加入者識別子を、無線端末が無線通信を経由して(OTA)取得できるようにするため、プロビジョニングサーバ110と通信する。ある実施形態においては、認証キー又は認証キー‐加入者識別子の伝送は暗号化される。様々な実施形態においては、認証キー又は認証キー‐加入者識別子は、無線端末にて及び/又はSIMカード内で復号される。新しい加入者識別子及び/又は認証キーセットを使用して、無線端末が認証されて、無線ネットワークサービスを取得しうるように、古い認証キー‐新しい加入者識別子対及び/又は新しい認証キー‐加入者識別子セットは、HLR/AuC108データベース又は無線ネットワークセンター106と関連したHLRデータベースに、適切な方法で加えられる。様々な実施形態においては、無線ネットワークシステムは、セルラーシステム、GSM/GPRS無線システム、CDMA若しくはWCDMA(登録商標)無線システム、TDMA無線システム、又は他のあらゆるタイプの無線ネットワークシステムである。
図2Aは、一方の実施形態における認証データ構造の例である。ある実施形態においては、無線端末用の認証データ構造はSIM内に、ネットワーク用の認証データ構造は、図1のHLR/AuC108又は無線ネットワークセンター106と関連したHLRのようなHLR/AuC内に、置かれる。無線端末用の認証データ構造(ADS)は、認証キー(AK)及び1つ以上の加入者識別子(SI)を含み、無線ネットワークに対して無線端末を認証するのを助けるのに使用される。示された例示においては、無線端末1用のADSは、1つの認証キー及び1つの加入者識別子を含む。無線端末2用のADSは、1つの認証キー及び3つの加入者識別子を含む。無線端末N用のADSは、1つの認証キー及び2つの加入者識別子を含む。ネットワーク用のADSは、各無線端末用の認証キー‐加入者識別子エントリを含む。無線端末1、2及びN用のエントリが示されている。ある実施形態においては、各認証キーが複数の加入者識別子を有する所で2つ以上の認証キーがある。
図2Bは、他方の実施形態における認証データ構造の例である。無線端末用の認証データ構造(ADS)は、Ki及び1つ以上のIMSIを含む。示された例示においては、無線端末1用のADSは、1つのKi及び1つのIMSIを含む。無線端末2用のADSは、1つのKi及び3つのIMSIを含む。無線端末N用のADSは、1つのKi及び2つのIMSIを含む。HLR/AuC用のADSは、各無線端末用のKi‐IMSIエントリを含む。無線端末1、2及びNのためのエントリが示されている。
図3は、無線ネットワークから無線サービスを取得するプロセスの実施形態を説明する線系統図である。ある実施形態においては、図3のプロセスは、図1における無線端末100のような無線端末上で実施される。示された例示においては、300において、無線信号は無線ネットワークから受信される。無線端末は、近くのネットワーク基地局から無線信号を受信する。302において、ネットワーク識別子は無線信号から復号される。無線信号は、モバイルネットワーク識別子を含む。例えば、無線端末は現存する無線システム信号をスキャンする。無線端末がネットワークシステムブロードキャスト制御チャネル(例えばGSMシステムにおけるBCCH)を見つけるとき、ロケーションエリア識別子(LAI)を復号するために報知された情報を復号する。LAIは、モバイル国コード(MCC)、モバイルネットワークコード(MNC)及びロケーションエリアコード(LAC)からなる。LAIから、無線端末は、動作している国を決定することができる。304において、加入者識別子は、復号されたネットワーク識別子に基づいて選択される。例えば、LAI情報は、モバイル国コード、モバイルネットワークコード、及びモバイル加入者識別子番号を含む、無線端末の加入者識別子と突き合わされうる。様々な実施形態においては、LAIモバイル国コード及び加入者識別子モバイル国コードが突き合わされるか、又はLAIモバイルネットワークコード及び加入者識別子モバイルネットワークコードが突き合わされる。様々な実施形態においては、加入者識別子の選択は、異なる無線ネットワークの価格設定、その接続のために請求される勘定、無線サービスのために請求される勘定、接続に使用するアプリケーション、無線サービスを使用するアプリケーション(例えばデータ通信のための1つの加入者識別子及びボイス通信のための異なる加入者識別子)、又はその他加入者識別子を選択するあらゆる適切な基準に、少なくとも一部分において基づいている。306において、無線サービスは無線ネットワークから取得する。
図4Aは、ネットワークシステムにおける無線端末へ加入者識別子をプロビジョニングするプロセスの実施形態を説明する。また図1を参照すると、示された例においては、無線端末100は、無線信号102を使用して無線ネットワークセンター106(及び関連するHLR)、HLR/AuC108及びプロビジョニングサーバ110から情報を受信し、これらへ情報を送信する。図4A及び図4Bにおいて示されるように、無線ネットワークセンター106(及び関連するHLR)、HLR/AuC108、及びプロビジョニングサーバ110は、402によって集合的に識別される。404において、無線端末100は、ネットワーク基地局104から送信された無線信号102をリッスンし、送信された情報からモバイルネットワーク識別子を復号する。例えば、無線端末は現存する無線システム信号をスキャンする。無線端末がネットワークシステムブロードキャスト制御チャネル(例えばGSMシステムにおけるBCCH)を見つけるとき、ロケーションエリア識別子(LAI)を復号するために報知された情報を復号する。LAIは、モバイル国コード(MCC)、モバイルネットワークコード(MNC)、及びロケーションエリアコード(LAC)からなる。LAIから、無線端末は、動作している国を決定することができる。無線端末は、ネットワークセンター、HLR/AuC、及びプロビジョニングサーバ402から加入者識別子セットを受信し、そのADS内に記憶する。406において、無線端末は、そのADSから同じ国コードのある加入者識別子を選択する。例えば、加入者識別子は、モバイル国コード(MCC)、モバイルネットワークコード(MNC)、及びモバイル加入者識別子番号(MSIN)からなる。加入者識別子内のコードは、加入者識別子をローカルネットワーク及び/又は国と突き合わせるのに使用されうる。無線端末のADS内に記憶される加入者識別子の残りは、そのセッションの間、無効にされうる。
408において、無線端末は、新しい加入者識別子を使用して、訪問先の無線ネットワークでロケーションアップデートを実行する。410において、ネットワークセンター、HLR/AuC、及びプロビジョニングサーバ402は、そのADS内の加入者識別子を探し、対応する認証キーを検索する。412において、認証アルゴリズム(A3)を使用して、チャレンジは、生成され(RAND)、認証キーと共にレスポンスを計算する(SRES)のに使用される。414において、RANDは無線端末に送信され、レスポンスが要求される。416において、無線端末は、そのSIM内に記憶された暗号化アルゴリズム(A3)を使用してSRESを独自に計算するために、そのADSから認証キーと共にRANDを使用する。418において、SRESは、ネットワークセンター及び/又はHLR/AuC及び/又はプロビジョニングサーバ402へ送信される。420において、受信されるSRESがローカルに算出されるSRESと一致するならば認証は認められ、そうでなければ認証は失敗する。
図4Bは、ネットワークシステムにおける無線端末へ加入者識別子をプロビジョニングするプロセスの他の実施形態を説明する。ある場合には、無線端末は、ローカルネットワークシステムの国コードと一致するIMSIを含まない。無線端末は、他の国コードがあるIMSIを使用して、それからローカルIMSI(すなわち国コードと一致するIMSI)又は新しい訪問先のIMSIを受信又はダウンロードして、ネットワークに接続することができる。示された例示において、無線端末400Bは、ネットワークセンターから情報を受信し、ネットワークセンターへ及びセルラー信号を使用する現在有効なIMSIのホームネットワークのHLR/AuCへ情報を送信する。ホームネットワークHLR/AuCは、ローミング加入者のネットワーク登録情報をプロビジョニングサーバ402Bへ送信する。404Bにおいて、無線端末400Bは、ネットワークタワーから送信されたセルラー信号をリッスンし、送信された情報から国コードを復号する。406Bにおいて、無線端末400Bは、現在有効なIMSIのホームネットワークのHLR/AuCと通信し、認証される。ホームネットワークHLR/AuCは、ローミング加入者のネットワーク登録情報を、訪問先の国/ネットワークコード及び端末生産者を含む情報を送信するプロビジョニングサーバへ、送信する。408Bにおいて、プロビジョニングサーバは、ローカルな国/ネットワークコード又は他の新しい国/ネットワークコードのある新しいIMSIを選択する。410Bにおいて、新しいIMSIは、無線端末に対応する(すなわち無線端末のKiとペアになる)プロビジョニングサーバによって、HLR/AuC(又はネットワークシステムと関連するHLR)のADSへ加えられる。412Bにおいて、プロビジョニングサーバは、新しいIMSIを無線端末400Bへ、無線通信を経由して(例えばSMSCを経由して)送信する。414Bにおいて、無線端末400Bは、そのADSへ新しいIMSIを加える。416Bにおいて、無線端末400は、有効なIMSIとしての新しいIMSIでネットワークシステムとの接続を再構築する。ある実施形態においては、送信される情報(すなわち無線端末のIMSIの範囲又はタイプ)次第で、無線端末と特定のアプリケーションサーバ(すなわちグローバルプラットフォームプロバイダーのプロビジョニングサーバ又はその他のサーバ)の間で通信は構築されうる。ある実施形態においては、この特定のアプリケーションサーバとの通信は暗号化される。
図5は、ネットワークシステムにおける無線端末へ加入者識別子をプロビジョニングするプロセスの実施形態を説明する。ある実施形態においては、無線端末は、ローカルネットワークシステムのネットワークコード及び/又は国コードと一致する加入者識別子を含まない。無線端末は、他のネットワーク/国コードのある加入者識別子を使用して、それからローカルな加入者識別子(すなわち国コードと一致する加入者識別子)又は新しい訪問先の加入者識別子を受信又はダウンロードして、ネットワークへ接続することができる。また、図1及び図4Aを参照すると、示された例示において、無線端末100は、ネットワークセンター106(及び関連するHLR)から情報を受信し、ネットワークセンター106(及び関連するHLR)及び現在有効な加入者識別子のホームネットワークのHLR/AuC108へ情報を送信する。ホームネットワークHLR/AuCは、ローミング加入者のネットワーク登録情報をプロビジョニングサーバ110へ送信する。504において、無線端末100は、ネットワーク基地局104から送信された無線信号をリッスンし、図4Aの404と同様の送信された情報からモバイルネットワーク識別子を復号する。506において、図4Aの408‐420と同様のプロセスを使用して、プロビジョニングサーバ110が訪問先の国/ネットワークコード及び端末生産者を含む情報を送信して、無線端末100は、現在有効な加入者識別子のホームネットワークのHLR/AuCと通信し、認証される。508において、プロビジョニングサーバ110は、ローカルな国コード及び/又はネットワークコードのある新しい加入者識別子、又は新しい訪問先の加入者識別子を選択する。510において、新しい加入者識別子は、HLR/AuC108のADS、又は無線端末に対応する(すなわち無線端末の認証キーとペアになった)訪問先のネットワークと関連するHLRに加えられる。512において、プロビジョニングサーバ110は、新しい加入者識別子を無線端末500へ、無線回線を経由して(例えばSMSCを経由して)送信する。515において、無線端末100は、新しい加入者識別子をそのADSへ加える。516において、無線端末100は、有効な加入者識別子としての新しい加入者識別子でネットワークシステムとの接続を再構築する。ある実施形態においては、送信された情報(例えば、無線端末の加入者識別子の範囲又はタイプ)次第で、無線端末と特定のアプリケーションサーバ(グローバルプラットフォームプロバイダーのプロビジョニングサーバ又は他のサーバ)の間の通信は構築されうる。ある実施形態においては、この特定のアプリケーションサーバとの通信は暗号化される。
図6は、無線ネットワークから無線サービスを取得するプロセスの実施形態を説明する系統線図である。示された例示においては、600において、無線信号は無線ネットワークから受信される。602において、無線サービスは第1加入者識別子を使用して無線ネットワークから取得される。604において、情報は無線ネットワークへ送信される。606において、アプリケーションサーバ(又は図1のプロビジョニングサーバ110)によって選択された第2加入者識別子が受信される。第2加入者識別子は、少なくとも一部は1つ以上の下記のものに基づいて選択される。それは、無線ネットワーク、無線ネットワーク識別子、無線端末が通信している基地局、ネットワークと関連するローカルな国、又はその他加入者識別子を選択するあらゆる適切な基準、である。様々な実施形態においては、第1加入者識別子及び第2加入者識別子は両方とも単一の認証キーとペアになるか、又は第1加入者識別子は第1認証キーとペアになり第2加入者識別子は第2認証キーとペアになる。ある実施形態においては、第2認証キーが受信される。様々な実施形態においては、加入者識別子及び/又は認証キーは、暗号化された後に受信され、受信された後に復号される必要がある。ある実施形態においては、加入者識別子は、認証キーを使用して暗号化され復号される。様々な実施形態においては、加入者識別子及び/又は認証キーは、アプリケーションサーバにおいて、プロビジョニングサーバにおいて、無線ネットワークサーバにおいて、アプリケーションサーバ/プロビジョニングサーバ及び無線ネットワークサーバの組み合わせにおいて、又は暗号化するのに適したその他あらゆる場所において、暗号化される。様々な実施形態においては、加入者識別子及び/又は認証キーは、無線端末において、SIMカードにおいて、SIMカード及び無線端末の組み合わせにおいて、又は復号に適したその他あらゆる場所において、復号される。ある実施形態においては、例えば、認証キーを使用して暗号化されたランダムな数字、認証キーを使用して暗号化された加入者識別子、又は認証キーや他の適切なキーを使用して暗号化された他の情報である、認証情報が受信される。608において、無線サービスは、第2加入者識別子を使用して無線ネットワークから取得される。
状態遷移又は割当規則(allocation rules)を使用する無線通信プロビジョニング
識別子と関連付けられた状態遷移又は割当規則を使用する無線通信プロビジョニングが開示される。1つ以上の識別子と関連付けられた第1状態が定められる。1つ以上の識別子と関連付けられた第2状態が定められる。第1状態と第2状態の間の状態遷移又は割当規則が定められる。ある実施形態においては、1つ以上の識別子は、SIM内に記憶される。ある実施形態においては、1つ以上の識別子はIMSIである。ある実施形態においては、複数の状態が定められ、複数の状態遷移又は割当規則が定められ、状態及び遷移/割当規則のグループが選択され、1つ以上の識別子と関連付けられる。ある実施形態においては、無線通信は、モバイルデータ、モバイルセルラー通信、又はその他あらゆる適切な無線通信を含む。
ある実施形態においては、顧客組織は、1つ以上の無線キャリアネットワークを経由してグローバルプラットフォームプロバイダーのアプリケーションサーバとデータ通信するデバイスの一連の状態を定める。プロバイダー(例えばグローバルプラットフォームプロバイダー)は無線キャリアネットワークを経由する通信を可能にする。複数の状態は、特にテスト、活性化、非活性化等に関する各活動についての適切な代金請求、アクセス及び/又は認証とのデータ通信において使用されるカスタマーデバイス又はプロバイダーデバイスのプロビジョニングの活動を可能にする。
図7は、モバイルデータ通信プロビジョニングのシステムの実施形態のブロック図を説明する。示された例示においては、デバイス700は、データ通信するモバイルデバイスを含む。デバイス700は、例えば汎用パケット無線システム(GPRS)であるモバイルデータサービス(MDS)702、及び例えば(IMSIのような)加入者識別子である識別子(ID)704を含む。データは、MDS702を使用してデバイス700によって送受信されうる。デバイス700は、ID704を使用して識別され、ユーザー又は顧客に関連付けられる。データの送受信は、MDS702と関連するキャリアネットワーク712に通じている。様々な実施形態においては、MDS702と関連するキャリアネットワークは、モバイルキャリアネットワーク、携帯電話ネットワーク、メッセージングネットワーク、無線通信ネットワーク、又はモバイルデバイスにデータを伝達するのに適切なその他のあらゆるネットワーク、を含む。
キャリアネットワーク712は、キャリアスイッチングネットワーク710(例えば、GSM(Global System for Mobile communication)ネットワークにおいて使用されるSGSN(Serving GPRS Support Node))、キャリアデータトラフィックハンドラー708(例えば、GRX(GPRS Roaming eXchange)及び/又はSS7(共通線信号No.7))、及びタワー706により図7に表されている複数のキャリアタワー、を含む。デバイス700への及びデバイス700からのデータトラフィックの通信は、キャリアデータトラフィックハンドラー708とデータトラフックを通信するキャリアタワーによりキャリアネットワーク712によって受信される。キャリアデータトラフィックハンドラー708は、キャリアスイッチングネットワーク710とデータトラフィックを通信する。キャリアスイッチングネットワーク710はネットワーク714、並びにプロバイダーシステム724の認証センター/ホームロケーションレジスタ(HLR)728及び認証・許可・課金(AAA)サーバ730(例えばRADIUSサーバ)、と通信することができる。ある実施形態においては、プロバイダーシステム724は、制御センターとしてのグローバルプラットフォームプロバイダーによって運営される。
ネットワーク714は、顧客アプリケーションサーバ718及び顧客管理者720を含む、顧客システム716との通信を可能にする。ある実施形態においては、ネットワーク714は、インターネット、LAN、WAN、有線ネットワーク、無線ネットワーク、又は顧客システム716と通信するのに適切なあらゆるその他のネットワーク、を含む。顧客アプリケーションサーバ718は、顧客サービス又は製品に関してデバイス700からデータを受信し、デバイス700へデータを送信する。様々な実施形態においては、顧客サービスは、サービス関連の取引、監視サービス、及び/又は位置追跡サービスを含む。ある実施形態においては、デバイス700と関連したあるプロビジョニング状態から他のプロビジョニング状態への遷移を定める状態遷移又は割当規則は、顧客アプリケーションサーバ718で実施される。ある実施形態においては、デバイス700と関連したあるプロビジョニング状態から他のプロビジョニング状態への遷移を定める状態遷移又は割当規則は、デバイス700には知られていない。
プロバイダーシステム724は、HLR728、AAAサーバ730、アプリケーションサーバ726、データベース(DB)732、及び管理者734を含む。プロバイダーシステム724がグローバルプラットフォームプロバイダーの制御センターである実施形態においては、アプリケーションサーバ726は、他の機能に加えて、図1のプロビジョニングサーバ110のようなプロビジョニングサーバの機能を実行することができる。プロバイダーシステム724は、キャリアネットワークを経由してデバイス700でデータ通信サービスを可能にすることにより、顧客サービスを可能にする。HLR728は、デバイス700がキャリアネットワーク712を通って顧客システム716とデータ通信できるかどうかを知らせることによって、プロバイダーシステムとの通信を可能にする。AAAサーバ730は、キャリアネットワーク712経由でのデバイス700と顧客システム716の間のデータ通信に関して使用可能な特定アクセス許可を可能にする。アプリケーションサーバ726は、プロバイダーに対してプロビジョニングし、課金することを可能にする。プロビジョニングは、デバイス700のようなデバイスが、モバイルキャリアネットワークを使用してモバイルデータ通信サービスを有することができるようにすることを、含む。DB732は、プロバイダーに対してプロビジョニングし、課金することに関連した情報を含む。管理者734は、プロバイダーシステムを管理する。顧客システム管理者720は、プロバイダー724によって可能となったキャリアネットワーク712のデータ通信サービスに対しての顧客システム使用法、課金、プロビジョニングを管理するために、プロバイダーアプリケーションサーバ726と通信する。ある実施形態においては、HLR728及びAAAサーバ730の機能性は、同じサーバにより実行されるか、必ずしもここに記載されていないような2つのサーバの間に分けられるか、又は同じ機能性を実行するためのその他のあらゆるサーバ構成に分けられる。
図8は、モバイルデータ通信プロビジョニングのプロセスの実施形態を説明する系統線図である。ある実施形態においては、図8のプロセスは、モバイルデータ及び/又は無線通信はネットワークキャリア712を経由して顧客システム716が利用可能であるように、図7のデバイス700をプロビジョニングするのを助ける。示された例示においては、800において、1つ以上の識別子と関連付けられた状態が定められる。1つ以上の識別子と関連付けられた状態は、テストレディ、在庫管理、活性化レディ、活性化、非活性化、リタイヤ、返品保証(RMA)、中断、詐欺レビュー(fraud review)、消去される、及び/又はその他のあらゆる適切な状態を含むことができる。様々な実施形態においては、識別子は、国際集積回路カード識別子(ICCID)、国際移動体加入者識別子(IMSI)、顧客識別子、ユーザー識別子、又はデバイス識別子でありうる。様々な実施形態においては、1つ以上の識別子は、ユーザー、顧客、会社、組織等と関連した識別子、又はユーザー、顧客、会社、組織等と関連した識別子グループを含む。
ある実施形態においては、1つ以上の状態は、無線通信デバイスのサービスのライフサイクルに基づいている。
テストレディ状態は、SIM又はSIMのついたデバイスを、及び、SIM又はSIMのついたデバイスをエンドユーザー、小売りの場所、又は販売者に送り届ける前のネットワーク通信インフラを、製造会社が試験できるように使用されうる。テストレディ状態は、グローバルプラットフォームプロバイダーのHLR及びAAAサーバで認証及び許可されるもののそれに関連してまったく課金されないSIMの初期状態でありうる。テストレディ状態におけるSIMは、データ、ボイス、及び/又はショートメッセージサービス(SMS)通信を条件付きで行うことができ、例えば、通信が最大データ送信/受信量まで発生しうるか、又は最初のデータ通信から最大日数まで発生しうるような状態の間は、通信にある制限が置かれうる。テストレディ状態は、前提条件の状態を有さず、次の状態への制限を有さず(例えば、次の状態としてすべての状態が許される)、排他的な規則を有さず、必須の状態でありえ、及び自動及び/又は手動遷移が許されうる。
在庫管理状態は、SIMがデバイス内に置かれ、デバイスの識別子(例えば、端末識別子又は販売時点端末識別子)と関連付けられるように使用されうる。在庫管理状態は、活性化レディ状態と共存できない。在庫管理状態は、ネットワークと接続することはできず、状態を変えるためには手動の変更が必要である。在庫管理状態は、前提条件としてのテストレディ状態を有しえ、次の状態への制限を有さず(例えば、次の状態としてすべての状態が許される)、活性化レディ状態と共存できないという点で排他性規則を有しえ、必須の状態ではなく、及び手動遷移のみ許されうる。
活性化レディ状態は、SIMが活性化される準備ができるようにするのに使用されうる。活性化レディ状態は、プロバイダーシステムのHLR及びAAAサーバで認証及び許可するが、課金は発生しない。第1データ通信(例えば第1パケットデータプロトコル(PDP)コンテクスト通信)後に、SIM状態は自動的に活性化状態に変わりうる。活性化レディ状態は、前提条件としてのテストレディ状態又は在庫管理状態を有しえ、次の状態への制限を有さず(例えば、次の状態としてすべての状態が許される)、在庫管理状態と共存できないという点で排他性規則を有しえ、及び活性化状態への自動遷移又はその他状態への手動遷移が許されうる。
活性化状態は、SIM又はSIMのついたデバイスがユーザーによって使用されることができるようにするのに使用されうる。活性化状態においては、SIMは、プロバイダーシステムのHLR及びAAAサーバを認証及び許可する。この状態に変わると課金がすぐに開始する。プロバイダーシステムは、適切な情報が課金データベース上だけでなくプロバイダーシステムのHLR及びAAAサーバ上に含まれるか確認するのをチェックしうる。ある場合には、チェックは、SIM内に記憶された識別子(例えばIMSI、顧客識別子、デバイス識別子等)のチェックを含む。活性化状態は、前提条件としてのテストレディ状態、在庫管理状態、活性化レディ状態を有しえ、次の状態の可能性としては非活性化、消去された、又はリタイヤ状態を有しえ、排他性規則を有さず、必須の状態ではなく、及び次の状態へは手動遷移のみが許されうる。
非活性状態は、SIM又はSIMのついたデバイスがユーザーによって非活性化されることができるようにするのに使用されうる。非活性化状態においては、SIMは、認証することは許されず、課金されない。プロバイダーシステムのAAAサーバ及びキャリアネットワークのGGSN(Gateway GPRS Support Node)は、SIMが非活性化されたことを知らせる通知(例えばパケット)が、送信されうる。非活性化状態は、前提条件としての活性化状態を有しえ、次の状態の可能性としては活性化、消去された、又はリタイヤ状態を有しえ、排他性規則は有さず、必須の状態ではなく、及び次の状態へは手動遷移のみが許されうる。
リタイヤ状態は、SIM又はSIMつきのデバイスがプロバイダー又はユーザーによって償還されることができるようにするのに使用されうる。リタイヤ状態においては、SIMは認証するのは許されず、課金は終了する。リタイヤ状態は、消去された状態を除いて前提条件としてのあらゆる状態を有しえ、次の状態の可能性としてはあらゆる状態を有しえ(すなわちすべての状態が可能)、排他性規則は有さず、必須の状態ではなく、及び次の状態へは手動遷移のみが許されうる。
消去された状態は、SIM又はSIMのついたデバイスがプロバイダーによって消去されることができるようにするのに使用されうる。消去された状態においては、SIMは認証するのは許されず、加入者識別子はシステムから削除される(例えば、プロバイダーシステムのHLRから永久に削除されるIMSI)。消去された状態は、前提条件としてあらゆる状態を有しえ、次の状態の可能性は有さず、排他性規則は有さず、必須の状態ではなく、次の状態へのあらゆる遷移が許されえない。
ある実施形態においては、顧客によって状態は定められる。ある実施形態においては、状態はインターネットに基づいたサービスを使用して定められる。
ある実施形態においては、状態定義は通信セッションをサポートせず、その状態への遷移は、現存の開いている通信セッションを終わらせる。
ある実施形態においては、第1無線通信プロビジョニング状態は、通信デバイスがあらゆる課金請求をこうむることなくトラフィックをパスできるようにし、関連した状態遷移規則は、課金請求を受ける第2プロビジョニング状態への自動遷移を許す。ある実施形態においては、第1無線通信プロビジョニング状態は、通信デバイスがあらゆる課金請求をこうむることなくトラフィックをパスできるようにし、関連した状態遷移規則は、通信デバイスにトラフィックをパスすることを許さない第2プロビジョニング状態への自動遷移を許す。
802において、2つの状態の間の状態遷移又は割当規則が定められる。ある状態から他の状態への遷移は、所定の条件で自動的に、又は手動で、起こりうる。もし遷移がある条件が満たされることに基づいていると(例えば、確立された第1データ通信‐PDPコンテクストに基づいていると)、状態は自動的にある状態から他の状態へ変化する(例えば、活性化レディ状態から活性化状態へ)。様々な実施形態においては、遷移条件は1つ以上の下記のものに基づいている。それは、前の状態遷移以後の所定の経過時間、所定のサービス利用量を上回るサービス利用量、1つ以上のサービスシグナリング、又はその他のあらゆる適切な条件である。様々な実施形態においては、条件は、排他性規則、状態規則、通信データ転送、又はその他のあらゆる適切な条件に基づいている。ある状態から他の状態への手動変更は、直接にプロバイダーシステムからの介入を必要とする。それは例えば、管理ポータルを通した動作、SIM又はSIMのついたデバイスへファイルをアップロードすること、又はアプリケーションプログラミングインタフェース(API)呼び出し、である。
様々な実施形態においては、状態遷移又は割当規則が、個々のデバイス若しくはデバイスグループについて定められうるか、又は異なる規則が、異なる個々のデバイス、異なるデバイスグループ、若しくはデバイス提供者の必要性を満たすのに適切であるようなその他のあらゆる適切な組み合わせについて定められうる。
ある実施形態においては、状態グループが定められ、遷移/割当規則のグループが定められ、それから状態及び遷移/割当規則の選択が1つ以上の識別子と関連付けられる。
ある実施形態においては、顧客が状態遷移/割当規則を選択する。ある実施形態においては、顧客が状態遷移/割当規則を定める。様々な実施形態においては、インターネットサービスを使用して、ローカルプログラムインタフェースを使用して、又は状態遷移規則を選択し定めるのに適切なその他のあらゆる方法を使用して、状態遷移/割当規則は選択され、及び/又は定められる。
ある実施形態においては、状態遷移/割当規則は、活性化されたときに、現存する通信セッションを終わらせる。
図9は、状態定義の実施形態を説明するブロック図である。ある実施形態においては、状態は識別子、例えば、SIM、デバイス識別子(例えば国際移動体装置識別番号(IMEI))、ベンダー識別子、又はその他のあらゆる適切な識別子、と関連付けられる。示された例示においては、状態定義は、状態名、状態説明、必須状態フラグ、前提条件の状態、許された次の状態、排他性規則、及び状態間遷移を許可する条件を説明する利用可能な遷移モード、を含む。例えば、テストレディ状態は、(a)テストレディの状態名を有し、(b)SIMの状態説明は、課金されずに制限された方法で、製造会社によってネットワークでその動作をテストされることができ、(c)テストレディ状態が必要であることを示す必須状態フラグを有し、(d)テストレディ状態は前提条件の状態がなく、(e)テストレディから許される次の状態は、在庫管理、活性化レディ、活性化、リタイヤ、又は消去された状態であり、(f)テストレディ状態に排他性規則はなく、(g)利用可能な遷移モードは、排他性規則又は手動変更に基づいて、在庫管理状態又は活性化レディ状態へ自動的になる。
図10は、状態遷移/割当規則定義の実施形態を説明する。様々な実施形態において、状態遷移/割当規則定義は、識別子と関連した状態又は識別子と関連付けられる。示された例示においては、状態遷移/割当規則定義は、現在状態、遷移条件、状態遷移先、遷移説明、を含む。例えば、SIMが入ったデバイスが、ユニットを小売りの顧客に販売することによって、サービスプロバイダーがその活動範囲にユニットを置くことによって、又はその他のあらゆる適切な方法によって配置されるときに、SIMは在庫管理状態から活性化レディ状態へ手動で変更されうる。例えばその他には、PDPコンテクストが確立され、データがSIM又はSIMを有するデバイスへ伝達され、SIM又はSIMを有するデバイスから伝達されるとき、SIMは活性化レディ状態から活性化状態へ自動的に変更されうる。
図11は、プロビジョニング及び状態間遷移のチャネル販売モデルの状態の実施形態を説明する系統線図である。ある実施形態においては、SIMの初期状態はテストレディ状態である。示された実施形態においては、テストレディ状態1100において、デバイスはテストする準備ができている。SIMは、テストレディ状態で相手先商標製品の製造会社(OEM)、例えば1つ以上のキャリアネットワークを経由してユーザーデバイスが顧客へのデータ通信をできるようにするプロバイダーにより提供される接続性サービスの使用を待っている顧客、へ出荷される。テストレディ状態1100においては、SIMは、プロビジョニングすること及びPDPセッションを確立する(例えば、キャリアネットワークのGGSNに接続し、インターネットに接続し、顧客のアプリケーションサーバに接続することができる)ことを許される。SIMがテストレディ状態のときに、OEMに対する課金は発生しない。この接続性は、遷移1101まで許される。テストレディ状態からの遷移1101は、手動で引き起こされる遷移であるか、又は(1)PDPセッションが最大数、例えば10セッション、発生した、(2)キャリアネットワークを経由してSIM/デバイスとのデータ送受信が最大量、例えば100キロバイト、になった、若しくは(3)テストレディ状態における第1PDPコンテクスト以後の時間経過が最大時間、例えば90日、になった、という条件にSIMが達するときの、その条件に基づいて自動的に引き起こされる。遷移が引き起こされるとき、SIMは在庫管理状態1102へ変わる。
在庫管理状態1102においては、デバイスはユーザーへ引き渡されるのを待っている。この状態においては、接続可能性はなく、課金は発生しない。この状態は遷移1103まで維持される。遷移1103は、OEM又は顧客若しくはそのチャネルサービスプロバイダーが状態変更を手動で引き起こすときに、発生する。状態変更が引き起こされるとき、SIMは活性化状態1104へと変わる。活性化状態1104においては、デバイスはユーザーによって使用される。活性化状態1104においては、SIMは、PDPセッションを確立することができ、キャリアネットワークを経由して顧客アプリケーションサーバへデータを通信させ、転送することができる。ユーザーはプロバイダーによって提供されたサービスについて課金される。課金情報は、ネットワークキャリア及びプロバイダーのデータベースから関連データを集めることによって、顧客に提供される。SIMは、遷移が引き起こされるまで、活性化状態のままでいる。遷移1105は、手動で又は自動的に引き起こされうる。様々な実施形態においては、遷移1105は、許される最大数の接続、転送されるデータ最大量、PDPセッション開始以後の最大時間、又はその他のあらゆる適切な自動トリガー条件によって、自動的に引き起こされる。ある実施形態においては、ユーザー又は顧客もまた、手動で遷移1105を引き起こし非活性化状態1106にすることができる。
非活性化状態1106においては、非活性化状態にあることにより端末ユーザー又は顧客システム要求の要請を受けて、デバイスは使用済みになる。非活性化状態1106においては、SIMはPDPセッションを接続及び確立できない。非活性化状態1106である間は、接続性に対する課金はない。遷移1107は、自動的に(例えばある期間後に)又は手動で(例えば顧客によって)、引き起こされうる。遷移1107が引き起こされるとき、SIMは消去された状態1108へ状態を変える。消去された状態1108においては、SIM及びSIMが入ったデバイスは、システムから削除される。消去された状態1108においては、SIMはPDPセッションを接続及び確立できない。トリガー又はこの状態と関連した課金はない。顧客会計は、在庫管理又は資産台帳からそのアイテムを取り除きうる。消去された状態1108は、プロバイダーシステムのHLRからIMSI及びICCIDを自動的に削除する。
図12は、プロビジョニング及び状態間遷移の小売モデルの状態の実施形態を説明する系統線図である。図12における状態及び遷移は、活性化レディ状態を除き、図11における状態及び遷移と似ている。ある実施形態においては、SIMの初期状態は、テストレディ状態である。示された例示においては、テストレディ状態1200において、デバイスはテストする準備ができている。SIMは、テストレディ状態でOEM、例えば1つ以上のキャリアネットワークを経由してユーザーデバイスが顧客へのデータ通信をできるようにするプロバイダーにより提供される接続性サービスの使用を待っている顧客、へ出荷される。テストレディ状態1200においては、SIMは、プロビジョニングすること及びPDPセッションを確立する(例えば、キャリアネットワークのGGSNに接続し、インターネットに接続し、顧客のアプリケーションサーバに接続することができる)ことを許される。SIMがテストレディ状態のときに、OEMに対する課金は発生しない。この接続性は、遷移1201まで許される。テストレディ状態からの遷移1201は、手動で引き起こされる遷移であるか、又は(1)PDPセッションが最大数、例えば5セッション、発生した、(2)キャリアネットワークを経由してSIM/デバイスとのデータ送受信が最大量、例えば1メガバイト、になった、若しくは(3)テストレディ状態における第1PDPコンテクスト以後の時間経過が最大時間、例えば1年、になった、という条件にSIMが達するときの、その条件に基づいて自動的に引き起こされる。遷移が引き起こされるとき、SIMは活性化レディ状態1202へ変わる。
活性化レディ状態1202においては、デバイスはユーザーへ引き渡されるのを待っている。様々な実施形態においては、活性化レディ状態は、デバイスがOEMから小売り場所、販売パートナー、直接端末ユーザーへ出荷されるとき、又は、SIM若しくはSIMを有するデバイスが端末ユーザーの手元に入ろうとしているが課金/サービスを完全に実施させる準備ができていないとき、OEMによるテスト後に、設定される。この状態においては、SIM接続性は可能であり、PDPセッションは確立されうる。第1PDPセッションが起こるとすぐに遷移1203が引き起こされる。この状態変更が引き起こされるとき、SIMは活性化状態1204に変わる。活性化状態1204においては、デバイスはユーザーによって使用される。活性化状態1204においては、SIMは、PDPセッションを確立することができ、キャリアネットワークを経由して顧客アプリケーションサーバへデータを通信させ、転送することができる。ユーザーはプロバイダーによって提供されたサービスについて課金される。課金情報は、ネットワークキャリア及びプロバイダーのデータベースから関連データを集めることによって、顧客に提供される。SIMは、遷移が引き起こされるまで、活性化状態のままでいる。遷移1205は、手動で又は自動的に引き起こされうる。様々な実施形態においては、遷移1205は、許される最大数の接続、転送されるデータ最大量、PDPセッション開始以後の最大時間、又はその他のあらゆる適切な自動トリガー条件により、自動的に引き起こされる。ある実施形態においては、ユーザー又は顧客もまた、遷移1205を手動で引き起こし非活性化状態1206にすることができる。
非活性化状態1206においては、非活性化状態にあることにより端末ユーザー又は顧客システム要求の要請を受けて、デバイスは使用済みになる。非活性化状態1206においては、SIMはPDPセッションを接続及び確立できない。非活性化状態1206である間は、接続性に対する課金はない。遷移1207は、自動的に(例えばある期間後に)又は手動で(例えば顧客によって)、引き起こされうる。遷移1207が引き起こされるとき、SIMは消去された状態1208へ状態を変える。消去された状態1208においては、SIM及びSIMが入ったデバイスはシステムから削除される。消去された状態1208においては、SIMはPDPセッションを接続及び確立できない。トリガー又はこの状態と関連した課金はない。顧客会計は、在庫管理又は資産台帳からそのアイテムを取り除きうる。消去された状態1208は、グローバルプラットフォームプロバイダーシステムのHLRからIMSI及びICCIDを自動的に削除する。
図13はプロビジョニング無線通信のプロセスの実施形態を説明する系統線図である。示された実施形態においては、1300において、識別子と関連付けられた状態の定義が受信される。ある実施形態においては、状態定義及び/又は選択は、インターネットベースのアプリケーションを使用して受信される。様々な実施形態においては、状態定義は、異なる識別子で同じであるか、又は異なる。様々な実施形態においては、プロビジョニングの状態(例えばデバイス)は、課金を許し、通信セッションを許し、活性化を許し、課金を許さず、通信セッションを許さず、活性化を許さず、又は状態と関連付けられたその他のあらゆる適切な動作を許し若しくは許さない。1302においては、2つの状態間の状態遷移規則の定義が受信される。ある実施形態においては、状態遷移規則/割当の定義及び/又は選択が、インターネットベースのアプリケーションを使用して受信される。様々な実施形態においては、遷移は自動的又は手動であり、遷移条件で引き起こされる。様々な実施形態においては、自動及び/又は手動遷移は、前の状態、前の遷移若しくは前の特定の/任意の通信からの経過時間、絶対時間、絶対日、トラフィックの所定量の後、トラフィックの所定レベルに達する前、特定のロケーション、番号、デバイス、若しくはサービスセンターとの通信後、サービス通知若しくはシステムメッセージ送信後、サービスメッセージ若しくは条件受信後、特定のロケーション、デバイス、サーバ、若しくはサービスセンターからの通信、又はその他のあらゆる適切な遷移条件、を含む。1304においては、現在状態の遷移規則と関連付けられた遷移条件が満たされているかどうかが決定される。適切な遷移条件が満たされなかった場合は、制御は1304に居続ける。適切な遷移条件が満たされる場合は、1306において、遷移規則に応じて2つの状態間での遷移が許される。ある実施形態においては、プロビジョニング状態の実施、状態遷移規則実施、及び遷移条件の評価は、無線ネットワーク及び無線デバイスと通信するサーバ上で行われる。ある実施形態においては、そのサーバは、グローバルプラットフォームプロバイダーの制御センターに位置し、又はさもなければグローバルプラットフォームプロバイダーの制御センターによって運営される。
SIMを管理するグローバルプラットフォーム
無線デバイスのSIMを管理するグローバルプラットフォームが記載される。グローバルプラットフォームは、異なる国又は大陸で運用されうる広範なネットワークキャリアの業務支援システム(BSS)及び運用支援システム(OSS)を提供する。グローバルプラットフォームは、パートナーキャリアが、無線通信サービスを、顧客の地理的な位置にかかわらずシームレスな方法で顧客へ、送り届けられるようにする。各パートナーキャリアがグローバルプラットフォームプロバイダーと提携合意することによって、一つのパートナーキャリアから購入したモバイルデバイスは、(もしあれば)最小限の性能への影響及びローミング料金をこうむるとはいえ、他のパートナーキャリアによって運営されるエリア(例えば国又は大陸)へ自由に動くことができる。
ここに記載されているように、モバイルデバイスは、携帯電話、電子書籍、無線追跡能力を有する自動車、デジタルピクチャーフレーム、ゲームコンソール、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、又は他のポータブル無線通信デバイスでありうる。さらに、ここに記載されている顧客は、末端の消費者、組織、又はネットワーク接続デバイスのグローバル展開に興味のある会社でありうる。従来の無線システムにおいては、すべてのネットワークキャリアの運用は国によって境界づけられている。したがって、1つの国で購入したデバイス(例えば自動車)は、他の国における恒久的なローミング料金をこうむらずには、当該他の国へ簡単に出荷されることができない。さらに、自動車は当該他の国内でローミングするため、そのデータトラフィックは、本国及び外国行き両方のホームネットワークの信号及びデータ送信を通して送られる。この経路は、無線通信に悪い性能への影響を与える。ここに記載されるグローバルプラットフォームは、性能及びローミング料金の影響を(もしあれば)最小限にするような展開を許す。
図14Aは、グローバルプラットフォームプロバイダーが運営する無線ネットワークアーキテクチャの実施形態である。グローバルプラットフォームプロバイダーは、IMSIのような複数の識別子セットで割り当てられる。IMSIは以下の説明において使用されるが、当然のことながら、他の加入者識別子タイプはIMSIの代わりに使用されうる。その上、無線ネットワークアーキテクチャは2/3G GSMネットワーク技術との関連で記載されているが、当然のことながら、CDMA2000、4G LTE、LTEアドバンスト等のような他のネットワーク技術が、ここに記載された技術をサポートするのに使用されうる。同様に当然のことながら、本発明の実施形態は、ネットワークプロトコル、技術及び標準が発展するにつれて、これらのネットワークプロトコル、技術及び標準の将来版と連携するように構成されうる。
モバイルデバイス1410は、そのSIM内にプログラムされたIMSIの1つを有しており、グローバルプラットフォームプロバイダーとパートナーになったネットワークキャリアによって運用される地域において、ローミング料金を避ける又は減らすことができる。モバイルデバイス1410は、そのホームネットワークを離れてパートナーキャリアネットワーク(例えばパートナーキャリアネットワーク1480又は1490)に入った後は、一時的なローミング料金をこうむりうる。しかしながら、1つ以上の所定の割当規則を満足する時点で、モバイルデバイス1410は、パートナーキャリアネットワークに対してローカルな新しいIMSI又はグローバルプラットフォームプロバイダーによって訪問先の国に優先されるようにあらかじめ決められているIMSIで、プロビジョニングされうる。この新しいIMSIで、モバイルデバイスは、ローミング料金をこうむることなく、そのホームネットワークを通って伝送が送られることなく、パートナーネットワークにおいて無線パケットを送受信できる。
モバイルデバイス1410がローカルに変わりうるか、又は別の方法で優先されるIMSIに変わりうるかの決定は、割当規則セットに基づいて制御センター1420によってなされうる。制御センターは、グローバルプラットフォームプロバイダーネットワーク1400に連結され、少なくともプロビジョニングサーバ1450及び無線(OTA)サーバ1440を含む。制御センター1420及びグローバルプラットフォームプロバイダーネットワーク1400は、両方ともグローバルプラットフォームプロバイダーによって運営される。制御センター1420及びグローバルプラットフォームプロバイダーネットワーク1400は、複数の地理的領域に分布した複数のサーバ、複数の記憶デバイス、及び複数のネットワークノードを含みうる。
ある実施形態においては、グローバルプラットフォームプロバイダーネットワーク1400は、加入者識別情報を管理して記憶する1つ以上のサーバ及びデータベースを含むHLR1430、を含む。加入者識別情報は、IMSI、MSISDN、ローカル情報(例えばモバイルへの呼の経路指定を可能にする現在使えるVLR(Visitor Location Register)の識別情報)、サービス加入及び制限を含む。HLR1430は、ネットワーク接続を要求するモバイルデバイスの認証を行う認証センター(AuC)1431に連結する。
HLR1430は、グローバルプラットフォームプロバイダーによって運営され、アップデートされる。HLR1430は、共通線信号No.7(SS7)メッセージによって信号中継局(STP)(1471、1472)を通って、又はインターネットプロトコル(IP)メッセージによってモビリティマネジメントエンティティ(MME)を通って、パートナーキャリアネットワーク(1480、1490)と通信する。SS7/IPメッセージは、専用のSS7/IP接続によって、及び/又はSS7/IPキャリア間ネットワーク1441によって、送信されうる。ある実施形態においては、この文書に示されるHLR1430は論理的表現である。物理的に、HLR1430は、複数の地理的領域に亘って配置されうる。ある実施形態においては、HLR1430は、複数のパートナーキャリアによって所有される、配置されたHLRのセグメントを含むことができる。したがって、これらの実施形態においては、各HLRセグメントは異なるパートナーキャリアによって所有された状態で、HLR1430は複数のHLRセグメントの合計でありうる。例えば、パートナーキャリアはHLRを所有及び運営しうる、そしてグローバルプロットフォームプロバイダーによって、HLRのセグメントは読み取られ、アップデートされうる。グローバルプラットフォームプロバイダーによって実行されたアップデートは、IMSIを加える/プロビジョニングすること及び削除/消去すること、並びに加入者無線サービス許可を設定及び編集すること、を含みうる。グローバルプラットフォームプロバイダーによって加えられ及び削除されうるIMSIは、グローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられるIMSIセット内にある。つまり、HLR1430は、グローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられたIMSIセットに属するIMSIを記憶し、管理する。ある実施形態においては、新しいIMSIが加入者にプロビジョニングされるとき、加入者もまた新しい手形勘定所有者に変えられる。つまり、加入者の無線サービスへの契約上の所有権は、新しいIMSIのプロビジョニングと共に変わりうる。新しいIMSIのプロビジョニングの後で、加入者は、元のキャリアに加えて、又は元のキャリアの代わりに、新しいパートナーキャリアから請求書を受領しうる。
図14Aの実施形態においては、パートナーキャリアネットワーク(1480、1490)のそれぞれは、1つ以上のMSC(1485、1487)及び1つ以上のSGSN(1415、1417)を含む。MSC(1485、1487)は、回路交換の音声電話、ファックス、データ及びショートメッセージサービス(SMS)の経路を定めるのに対して責任をもつ。MSC(1485、1487)は、モバイルデバイスから回路交換ネットワーク(図示せず)まで発信回路交換信号を転送でき、SMSセンター(SMSC)1460まで発信ショートメッセージを転送できる。それから回路交換ネットワーク及びSMSC1460は、これらの目的とする宛先に信号/メッセージを配信する。加えて、MSC(1485、1487)は、モバイルデバイスがネットワーク接続を要求するときに、HLR1430/AuC1431にモバイルデバイスを認証するよう求めるのに対して責任をもつ。
SGSN(1415、1417)は、データパケットの経路を定めるのを担当する。各SGSN(1415、1417)は、SGSN(1415、1417)に供するGGSN(例えばGGSN1416)のIPアドレスを決定するドメインネームシステム(DNS)クエリにおいて使用されうる、アクセスポイントネーム(APN)によって識別される。APN決定機能は、APN DNS(1465、1467)のように示される。それからGGSN1416は、モバイルデバイス1410からこれらの宛先までパケット交換ネットワーク(例えばインターネット)を経由して、発信データパケットを配信する。パケット交換ネットワークへのアクセスを認める前に、GGSN1416は、認証・許可・課金(AAA)管理を与えるラディウス(RADIUS)プロトコルを使用しうる(RADIUS1418のように示される)。モバイルデバイス1410に行くことになっている着信データパケットのために、GGSN1416は、DNSクエリ(APN DNS1466のように示される)においてSGSNのAPNを使用して、宛先SGSNのIPアドレスを決定する。SGSN(1415、1417)とGGSN1416の間の通信は、GRX(GPRS Roaming eXchange)ネットワーク1442によって、キャリア間の接続に提供されうる。ある実施形態においては、SGSN(1415、1417)とこれに関連するGGSNの間の通信は、キャリア間の接続によって提供されうる。
図14Aのある実施形態においては、HLR1430、SMSC1460、GGSNs1416及びRADIUS1418は、グローバルプラットフォームプロバイダーネットワーク1400内にある。代わりの実施形態においては、HLR1430、SMSC1460、GGSN1416及びRADIUS1418のうちの一つ以上は、パートナーキャリアネットワーク(1480、1490)のうちの一つ以上の中に位置し、パートナーキャリアネットワーク(1480、1490)のうちの一つ以上によって運営される。これらの位置や所有権に関わらず、制御センター1420は、グローバルプラットフォームプロバイダーのサービスに直接的に又は間接的に(例えば、パートナーキャリアを通して、又はパートナーキャリア若しくはグローバルプラットフォームプロバイダーと契約を有する顧客組織を通して)加入するモバイル加入者の情報を管理するために、HLR1430、SMSC1460、GGSN1416及びRADIUS1418のそれぞれへのアクセスを有する。
いくつかの実施形態においては、グローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられたIMSIは、一つ以上の隣接した又は隣接しないIMSIのセグメントを含むIMSIセットに属する。IMSIは、GSMシステムにおける各モバイルデバイスに割り当てられた唯一の電話をかけられない(non-dialable)番号である。IMSIは、モバイルデバイスのSIM内に記憶され、加入者識別情報を独自に識別する。一般的にIMSIは、(1)国を識別するための3桁からなるモバイル国コード(MCC)、(2)ネットワークキャリアを識別するための2又は3桁からなるモバイルネットワークコード(MNC)、及び(3)9から10桁からなるモバイル加入者識別情報番号(MSIN)、の3つの部分を含む。
ある実施形態においては、グローバルプラットフォームプラバイダーに割り当てられたIMSIは、1つ以上の予め指定した値を有する1つ以上の桁を含むMSINと同様に、国及びパートナーキャリアネットワークの一つを識別するMCC及びMNCを有することができる。例として、MCC”123”及びMNC”956”が国及びその国内で運営されるパートナーキャリアネットワーク”PN”を識別すると仮定する。さらに、パートナーキャリアネットワーク”PN”を識別するIMSIのすべての中で、MSINの一桁目が9(又はその他のあらゆる予め指定した値)であるIMSIがグローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられることにパートナーキャリアが合意すると、さらに仮定する。したがって、123−456−9xxxxxxxxのIMSIは、グローバルプラットフォームプラバイダーに割り当てられたIMSIの範囲を示す。ここでxは0から9の任意の値である。IMSIのこの範囲は、パートナーキャリアネットワーク”PN”へローミングし、かつローカルな又は他の好ましいIMSIに変更される必要のあるモバイル端末に対して、制御センター1420によってプロビジョニングされうる。グローバルプラットフォームプラバイダーは複数のパートナーキャリアと契約を結ぶことができるので、グローバルプラットフォームプラバイダーに割り当てられたIMSIはたくさんのばらばらの領域を含むことができる。
MSINは、MSISDN(携帯電話番号を国際的に識別するための番号)と区別すべきである。MSISDNは、発呼側がモバイルデバイスに達するために使用する電話をかけられる番号である。一般的に、HLRは、モバイル加入者のデバイスを識別し、モバイル加入者への呼び出しの経路を定めるため、ペアとしてIMSIとMSISDNを記憶する。SIMはIMSIに独自に関連し、一方MSISDNは時がたつと(例えば電話番号の可搬性によって)変わりうる。
ネットワークキャリアがモバイルデバイスをその装置供給者から注文するとき、その装置供給者は典型的に、1つ以上のIMSIと共にモバイルデバイスにおける各SIMを事前にプログラムする。ある実施形態においては、事前にプログラムされたSIMは、グローバルプラットフォームプラバイダーに割り当てられたIMSIの一つである、ブートストラップIMSIを含む。このブートストラップIMSIもまた、事前にプログラムされたSIMにとってホームである国及びキャリアネットワークを識別する。エンドユーザーが任意のパートナーキャリアチャネルによってモバイルデバイスを購入するとき、サービス担当者は、ブートストラップIMSIをキーとして使用して、MSISDNを含むエンドユーザーの加入情報を入力するサービスオーダーを作る。このキーを伴うサービスオーダーは、ブートストラップIMSIをキーとして使用する加入レコードを作り、かつHLR1430に加入レコードを追加する、制御センター1420に提出される。それからモバイルデバイスは、そのホームネットワーク又はパートナーキャリアネットワーク内でブートストラップIMSIを使用して無線通信を開始することができる。
図14B及び図14Cは、発明の実施形態に従ったIMSIスイッチングの2つの例示である。図14Bを参照すると、モバイルデバイス1410は、そのホームネットワーク(例えばカナダ国内)から訪問先のネットワーク(例えばドイツ国内)にローミングするとき、グローバルプラットフォームプロバイダーによって新しいIMSIで、プロビジョニングされうる。例えば、カナダ国内のホームネットワークのローカルIMSI1491は(111‐222‐MSIN)であって、ドイツ国内の訪問先のネットワークのローカルIMSI1492は(333‐444‐MSIN)であって、MSINは任意の9‐10桁の番号を表す、と仮定する。ある実施形態においては、モバイルデバイス1410がカナダからドイツへローミングするとき、モバイルデバイス1410は、グローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられたドイツ国内のローカルIMSI1492の一つである新しいIMSIで、プロビジョニングされうる。他の実施形態においては、モバイルデバイス1410がカナダからドイツへローミングするとき、モバイルデバイス1410は、グローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられたスペイン国内のローカルIMSI1493(例えば555‐666‐MSIN)の一つである新しいIMSIで、プロビジョニングされうる。この新しいIMSI(ローカルIMSI1493の一つ)は、ここでは、訪問先のネットワークに”好ましい”IMSIと呼ばれる。例えば、グローバルプラットフォームプロバイダーが、IMSI1493をグローバルプラットフォームプロバイダーのサービスに加入しているドイツ国内のローミングデバイスに割り当てるスペインのネットワークキャリアと契約を結ぶならば、好ましいIMSIのプロビジョニングは起こりうる。
図14B及び図14Cに示される例示においては、ローミング前後のIMSIのMSIN部分は同じであり(例えば987654321)、ここで先頭の桁”9”はIMSIがグローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられていることを示している。しかし当然のことながら、グローバルプラットフォームプロバイダーは、そのローミングデバイスに対して987654321とは異なる他の利用可能なMSINをプロビジョニングしうる。
図15は、IMSIプロビジョニング及び管理の概観を説明する。始めに、ブートストラップIMSI1511を伴うモバイルデバイスは、ホームネットワークから展開されたロケーションへ展開される。ホームネットワークは、ブートストラップIMSI1511のモバイル国コード(MCC)及びモバイルネットワークコード(MNC)によって識別される。パートナーキャリアの一つによって運営されるネットワーク内にあるか、又はパートナーキャリアのローミングキャリアパートナーの一つによって運営されるネットワーク内にある、展開されたロケーションは、ホームネットワークとは異なるMCC及び/又はMNCと関連しうる。割当規則1510セットに基づいて、制御センター1420は、ブートストラップIMSI1511は、ローカルな新しいIMSIによって置き換えられるべきか、別の展開されたロケーションに好ましい新しいIMSIによって置き換えられるべきかを決定する。割当規則1510の例示は、モバイル使用量、支払い請求可能のモバイル使用量、ローミングネットワークへの最初のネットワーク登録の試み、モバイルデバイスがローミングしている時間長、加入ステータス(例えば優先順位のレベル)、利用可能なIMSIの数、展開されたロケーションに対してのネットワークキャリアとの契約等を含むことができる。
割当規則1510の具体例は、割当規則が、IMSIの中の1つであって、新しいIMSI又は第2IMSIは、第1IMSI(例えばブートストラップIMSI1511)の最初のネットワーク登録に基づいて、及び/又は活性化レディ状態若しくは活性化状態において、選択されるという条件をつける、ということを含みうる。第2IMSIは、最初のネットワーク登録の国に基づいて、及び/又は活性状態で、選択される。第2IMSIは、CDRと共に第1IMSIの最初のネットワーク登録に基づいて選択される。第2IMSIは、CDRと共に第1IMSIの最初のネットワーク登録に基づいて、及び/又は活性化状態で、選択される。第2IMSIは、最初の支払請求周期における最初の支払請求可能のCDRと共に第1IMSIの最初のネットワーク登録に基づいて選択される。第2IMSIは、最初の支払請求周期における最後の支払請求可能のCDRと共に第1IMSIの最初のネットワーク登録に基づいて選択される。第2IMSIは、最初の支払請求周期におけるxパーセント支払請求可能なボリュームと共に第1IMSIの最初のネットワーク登録に基づいて選択される。
もしIMSIの置き換えがなされたら、制御センター1420は、OTA1440に新しいIMSIをモバイルデバイスへ送らせることによって、及びHLR1430へ新しいIMSIを加え/プロビジョニングし、HLR1430からブートストラップIMSIを削除/消去することによって、IMSIスイッチングを引き起こす。
新しいIMSIを伴って、モバイルデバイスは、そのホームネットワーク内で動作しているかのように、又は別の好ましいローミングネットワークとして、展開されたロケーションにおいて無線で通信することができる。発着信のモバイル伝送は、ホームネットワークへ経路を変更されることなく、ローカルパートナーキャリアネットワークによって管理されうる。ある実施形態においては、制御センター1420はネットワーク使用を監視し、課金情報を収集することができる。課金情報は、清算書の送り状(インボイス)を作り出す、ローカルパートナーキャリア又は好ましいいホームネットワークパートナーへ転送されうる。送り状は、エンドユーザー、又は顧客組織1550に送付される。この顧客組織を通して、エンドユーザーはモバイル通信サービスに加入する。代わりの実施形態においては、制御センター1420は収集された課金情報に基づいて送り状を作り出すことができる。
図16から図20を参照した次の説明においては、IMSIスイッチングのプロセスを説明するたくさんの例示が説明される。説明を曖昧にするのを避けるために、信号線やネットワーク要素のいくつかは、図16‐20から省略される。図16‐20において示されるネットワーク要素のいくつかは、図14Aに戻って参照する。しかし当然のことながら、図16‐20において説明されるプロセスは、図14Aの実施形態と異なるネットワークアーキテクチャによって実行されうる。さらに、議論を簡単にするため、次の例示は、2/3G GSMパケットベースルーティングのみ説明する。当然のことながら、メッセージング、音声電話、ファックスのような他の種類の無線データ、及び他の種類の無線通信もまた、4G LTEやLTEアドバンストのような他の無線技術と同様にサポートされうる。次の説明においては、括弧でくくられた番号は動作と関連し、括弧でくくられていない番号は構成要素やデータアイテム(例えばIMSI)と関連する。
図16は、ブートストラップIMSI(例えばブートストラップIMSI1511)を有するモバイルデバイスの最初のネットワーク登録のプロセスの実施形態を説明する。最初に、モバイルデバイスは、ブートストラップIMSIと共にプログラムされたSIMが取り付けられる。ブートストラップIMSI1511は、グローバルプラットフォームプロバイダーによって運営される、又はさもなければアクセス可能な、HLR1430における加入レコードに対するキーである。上述したように、ブートストラップIMSI1511は、装置供給者によってモバイルデバイスへ割り当てられうる、そしてグローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられたIMSIの範囲内にある。サービスオーダーを受信するとすぐに、プロビジョニングサーバ1450は、キーとしてブートストラップIMSI1511を使用する加入レコードにおける他の加入情報と同様にブートストラップIMSI1511をHLR1430へ加える(1601)。それからHLR1430は、活性化状態としてのIMSIを示す。モバイルデバイスが無線ネットワーク接続の要求を送信するとき、その要求は、ホームネットワークキャリア(例えば、ホームネットワークキャリアとしてブートストラップIMSIによって識別されたキャリア)によって運営される最寄りの基地局(BS)タワー1612に最初に送信される(1602)か、又は訪問先のネットワークに最初に送信される。BSタワー1612は、モバイルデバイスのためのHLR1430/AuC1431へ認証要求を送信する(1603)最寄りのMSC1681に、その要求を転送する。それからHLR1430/AuC1431は、ブートストラップIMSI1511を認証する。認証するとすぐに、BS1612は、モバイルデバイスから、データパケットをGGSN1416まで転送し(1604)、提供しているネットワークキャリアによって運営されるSGSN1615まで、データパケットを送る。外部ネットワーク(例えばインターネット1660)へのアクセスが認められる前に、GGSN1416は、RADIUS1418に許可及び認証を要求する(1605)。許可及び認証を受領するとすぐに、GGSN1416は、データパケットをインターネット1660に送る(1606)。それからグローバルプラットフォームプロバイダーは、GGSN1416又はRADIUS1418からネットワーク使用情報(例えば通話詳細記録(CDR))を収集し、使用及びレーティングデータベース1621に記憶する。
図17は、IMSIスイッチングを実行するプロセスを説明する。この場合は、ブートストラップIMSI1511を伴うモバイルデバイスは、ブートストラップIMSI1511にとっては在外である(例えばSIMがローミングしている)国/ネットワークに展開される(1701)。ある実施形態においては、第1キャリアは、図14Aのパートナーキャリアネットワーク1480を運営するパートナーキャリアでありうる。この時点では、ブートストラップIMSI511は、HLR1430において活発にプロビジョニングされたままである。モバイルデバイスは、MSC1485及びMSC1485に関連したVLR1770に要求を転送する(1703)、最寄りのBSタワー1712に登録要求を送信する(1702)。MSC1485及びVLR1770は両方とも第1キャリアによって運営される。VLR1770は、モバイルデバイスはそのホームネットワークから離れてローミングすることをHLR1430に通知し、HLR1430からモバイルデバイスの加入情報を取得する(1704)。それからモバイルデバイスは、ローミングによって新しく展開されたロケーションにおいて登録する。
VLR1770からの通知は、プロビジョニングサーバ1450に、モバイルデバイスがローカルIMSIにスイッチされるべきか、別の好ましい新しいIMSI(例えば第1キャリアネットワークに対してローカルな第1IMSI1711)にスイッチされるべきかどうかを決定する割当規則1510を、チェックさせる(1705)。このローカルIMSI1711もまた、グローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられたIMSIの範囲内にある。展開されたロケーション内にある第1IMSI1711を使用することによって、モバイルデバイスは、ローミングデバイスとして扱われることなく無線で通信することができる。そのうえ、第1IMSI1711はグローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられるので、グローバルプラットフォームプロバイダーは、さらなるIMSIスイッチングを実行する必要があるかを決定すべきモバイルデバイスの信号又は使用を監視することができる。
もしプロビジョニングサーバ1450が、IMSIスイッチングが割当規則1510に基づいて実行されるべきことを決定するならば、プロビジョニングサーバ1450は、OTAサーバ1440に第1IMSI1711をモバイルデバイスへ送信するよう指示する(1706)。第1IMSI1711は、暗号化された伝送(例えば暗号化されたSMS)によって送信されうる(1707)。第1IMSI1711を受信するとすぐに、モバイルデバイスはSIM内のプロファイルを変更し、OTAサーバ1440へ受領を返す。プロビジョニングサーバ1450もまた、第1IMSI1711をモバイルデバイスの加入レコードに追加/プロビジョニング及び活性化することによって、HLR1430をアップデートする。モバイルデバイスが、HLR1430によって新しいIMSI1711と共に第1キャリアネットワークに再登録されるとき、HLR1430は、モバイルデバイスが新しいIMSI1711と共に成功裡に登録されたプロビジョニングサーバ1450へ、メッセージを送信する。この時点において、プロビジョニングサーバ1450は、HLR1430からブートストラップIMSI1511を削除する(1708)。
図18は、図17において説明されるIMSIスイッチング後にモバイルデバイスを運営するプロセスの実施形態を説明する。図17において説明されるように、HLR1430は、プロビジョニングサーバ1450による指示通りに、第1IMSI1711を追加して活性化し、ブートストラップIMSI1511を削除する(1801)。モバイルデバイスがネットワーク接続要求を最寄りのBSタワー1712に送信するとき(1802)、BSタワー1712は第1キャリアによって運営されるMSC1485にその要求を転送する。MSC1485は、その要求が、第1キャリアネットワークに対してローカルなIMSIである第1IMSI1711と関連していることを認識する。それからMSC1485は、HLR1430へ認証要求を送信する(1803)。それに応じて、HLR1430は第1IMSI1711を認証する。認証するとすぐに、BSタワー1712は、モバイルデバイスから、SGSN1415と関連しているGGSN1816へデータパケットを転送する、第1キャリアによって運営されるSGSN1415まで、データパケットを送る。外部ネットワーク(例えばインターネット1660)へのアクセスが認められる前に、GGSN1816は、RADIUS1418に許可及び認証を要求する(1804)。許可及び認証を受領するとすぐに、GGSN1816は、モバイルデバイスからインターネット1660まで、データパケットを送る(1805)。この例示においては、GGSN1816は第1キャリアによって運営されるので、グローバルプラットフォームプロバイダーによって運営される使用及びレーティングデータベース1621へCDR及び課金処理を提供するのは、第1キャリアである(1806)。他の実施形態においては、RADIUSサーバ1418が、使用及びレーティングデータベース1621へCDR及び課金処理を提供しうる。
図19は、図17において説明されるIMSIスイッチング後にローミングデバイスとしてのモバイルデバイスを運営するプロセスの実施形態を説明する。モバイルデバイスが第1IMSI1711に成功裡にスイッチされ、ローカルモバイルデバイスとして第1キャリアネットワークにおいて動作する後に、モバイルデバイスは、第2キャリアによってサービスが提供される他のロケーションにローミングする(1901)。ある実施形態においては、第2キャリアは、図14Aのパートナーキャリアネットワーク1490を運営するパートナーキャリアでありうる。この時点において、第1IMSI1711は、HLR1430内にある。モバイルデバイスは、MSC1487及びMSC1487と関連しているVLR1970へ要求を転送する最寄りのBSタワー1912に、登録要求を送信する(1902)。MSC1487及びVLR1970は両方とも第2キャリアによって運営される。VLR1870は、モバイルデバイスが第2キャリアネットワークに入り、モバイルデバイスの認証を要求したことを、第1キャリアネットワークのHLR1930へ通知する(1903)。HLR1930は、グローバルプラットフォームプロバイダーネットワーク1400のHLR1430に認証要求を転送し、HLR1430はモバイルデバイスを認証する(1904)。それからモバイルデバイスは、ローミングによって新しいロケーションにおいて登録し、活性化する。ある実施形態においては、VLR1970は、グローバルプラットフォームのHLR1430へ認証要求を直接送信する。
認証するとすぐに、BSタワー1912は、モバイルデバイスから、第2キャリアによって運営されるSGSN1417まで、データパケットを送る。SGSN1417は、第1キャリアによって運営されるGGSN1816にデータパケットを転送する。外部ネットワーク(例えばインターネット1660)へのアクセスが認められる前に、GGSN1816はRADIUS1418に許可及び認証を要求する(1906)。許可及び認証を受領するとすぐに、GGSN1816はデータパケットをインターネット1660へ送る(1907)。このような例示において、GGSN1816は第1キャリアによって運営されるので、グローバルプラットフォームプロバイダーによって運営される使用及びレーティングデータベース1621へCDR及び課金処理を提供するのは、第1キャリアである(1908)。他の実施形態においては、RADIUSサーバ1418が、使用及びレーティングデータベース1621へCDR及び課金処理を提供しうる。
図20は、他のIMSIスイッチングを実行するプロセスの実施形態を説明する。図20のプロセス2001‐2004は図19の1901‐1904と似ているため、繰り返し言及しない。第1キャリアのHLR1930からの認証要求に応答して、プロビジョニングサーバ1450は、モバイルデバイスがローカルIMSI(つまり、第2キャリアネットワークに対してローカルである第2IMSI2011)にスイッチされるべきかを決定する割当規則1510をチェックする(2005)。さらに、第2IMSI2011は、グローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられたIMSIの範囲内にある。展開されたロケーションにおいて第2IMSI2011を使用することで、モバイルデバイスは、ローミングデバイスとして扱われることなく無線で通信することができる。そのうえ、第2IMSI2011はグローバルプラットフォームプロバイダーに割り当てられるので、グローバルプラットフォームプロバイダーは、さらなるIMSIスイッチングを実行する必要があるかを決定するモバイルデバイスの使用を監視することができる。
もしプロビジョニングサーバ1450が、IMSIスイッチングが割当規則1510に基づいて実行されるべきことを決定するならば、プロビジョニングサーバ1450は、OTAサーバ1440に、第2IMSI1911をモバイルデバイスへ送信するように指示する(2006)。第2IMSI2011は、暗号化された伝送(例えば暗号化されたSMS)によって送信されうる(2007)。第2IMSI2011を受信するとすぐに、モバイルデバイスはそのSIM内のプロファイルを変更し、OTAサーバ1440へ受領を返す。プロビジョニングサーバ1450もまた、第2IMSI2011をモバイルデバイスの加入レコードに追加/プロビジョニング及び活性化することによって、並びにHLR1430から第1IMSI1711を削除/消去することによって、HLR1430をアップデートする(2008)。
ここで説明されるように、プロビジョニングサーバ1450、OTAサーバ1440、HLR1430及び図14‐20において示される他のネットワーク要素によって実行されるプロセスは、ある演算を実行するように構成され、若しくは所定の機能性を有する特定用途向け集積回路(ASIC)、又は一時的でないコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に統合されたメモリ内に格納されたソフトウェア命令を実行する電子デバイス、のようなハードウェアの特定の構成によって、実施されうる。一時的でないコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の例としては、磁気ディスク、光ディスク、ランダムアクセスメモリ、読み出し専用メモリ、フラッシュメモリデバイス、相変化メモリ等が含まれる。さらに、そのような電子デバイスは典型的に、1つ以上の記憶デバイス(一時的でない機械読み取り可能な記憶媒体)、ユーザー入出力デバイス(例えばキーボード、タッチスクリーン及び/又はディスプレイ)及びネットワーク接続のような、1つ以上の他の構成要素と結合する1つ以上のプロセッサ一式を含む。プロセッサ一式及び他の構成要素の結合は、典型的に1つ以上のバス及びブリッジ(バスコントローラとも呼ばれる)を通している。このようにして、既定の電子デバイスの記憶デバイスは典型的に、電子デバイスの1つ以上のプロセッサ一式で実行するコード及び/又はデータを格納する。本発明の実施形態の一つ以上の部分は、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はハードウェアの異なる組み合わせを使用して実施されうる。
前述の実施形態は理解を明瞭にする目的で多少詳しく説明されてきたが、本発明は与えられた詳細に限定されない。本発明の実施については、多くの代替方法がある。開示された実施形態は説明的なものであって、制限的なものではない。
100 無線端末
102 無線信号
104 無線ネットワーク基地局
106 無線ネットワークセンター
108 ホームロケーションレジスタ/認証センター(HLR/AuC)
110 プロビジョニングサーバ
700 デバイス
702 モバイルデータサービス(MDS)
704 識別子(ID)
706 キャリアタワー
708 キャリアデータトラフィックハンドラー
710 キャリアスイッチングネットワーク(SGSN)
712 キャリアネットワーク
714 ネットワーク
716 顧客システム
718 顧客アプリケーションサーバ
720 顧客管理者
724 プロバイダーシステム
726 アプリケーションサーバ
728 HLR
730 AAAサーバ
732 データベース
734 管理者
1100 テストレディ状態
1102 在庫管理状態
1104 活性化状態
1106 非活性化状態
1108 消去された状態
1200 テストレディ状態
1202 活性化レディ状態
1204 活性化状態
1206 非活性化状態
1208 消去された状態
1400 グローバルプラットフォームプロバイダーネットワーク
1410 モバイルデバイス
1415、1417 SGSN
1416 GGSN
1418 RADIUS
1420 制御センター
1430 HLR
1431 AuC
1440 無線(OTA)サーバ
1441 専用のSS7接続
1442 GRXネットワーク
1450 プロビジョニングサーバ
1460 SMSC
1465、1467 APN DNS
1471、1472 STP
1480、1490 パートナーキャリアネットワーク
1485、1487 MSC
1510 割当規則
1511 ブートストラップIMSI
1550 顧客組織
1612 BSタワー
1615 SGSN
1621 使用及びレーティングデータベース
1660 インターネット
1681 MSC
1711 第1IMSI
1712 BSタワー
1770 VLR
1912 BSタワー
1930 HLR
1970 VLR
2011 第2IMSI

Claims (17)

  1. 複数の無線ネットワーク及び複数のモバイルデバイスと通信する働きをするシステムであって、
    前記システムは、
    プロビジョニングサーバと、
    前記複数のモバイルデバイスのうち少なくとも1つのモバイルデバイスの加入レコードを記憶するホームロケーションレジスタ(HLR)と、を備え、
    前記無線ネットワークは、それぞれ異なるキャリアによって運営され、
    前記モバイルデバイスは、現在活性化された第1IMSIによって識別されたSIMを有し、
    前記現在活性化された第1IMSIは、前記システムに割り当てられたIMSIセットに属し、
    前記プロビジョニングサーバは、
    前記モバイルデバイスが前記無線ネットワークの1つである第1無線ネットワークに移動したという通知を受信し、
    割当規則が満足することを確認し、
    前記IMSIセットにおける前記IMSIの1つである第2IMSIを前記HLRに追加及び活性化し、前記HLRから前記現在活性化された第1IMSIを削除し、及び、
    前記モバイルデバイスが、新しいIMSIでローカルデバイス又はローミング加入者として、前記第1無線ネットワークにおいて無線で通信できるようにするため、前記第2IMSIを前記モバイルデバイスへ送信する働きをする、システム。
  2. 前記HLRは前記IMSIセットを管理し、
    前記IMSIセットは複数の部分集合を含み、それぞれの前記部分集合は異なるモバイル国コード(MCC)及び異なるモバイルネットワークコード(MNC)を有するIMSIを含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記IMSIセットにおける各IMSIは、前記無線ネットワークの1つを識別するモバイル国コード(MCC)及びモバイルネットワークコード(MNC)、並びに、前記システムに割り当てられるようにIMSIを識別する1つ以上の予め指定した値を有する1つ以上の桁を含む加入者識別情報番号(MSIN)を含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記HLRは、複数のHLRセグメントとして前記複数の無線ネットワークの間に配置される、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記HLRセグメントの少なくとも1つは、前記無線ネットワークのうちの1つのキャリアによって運営されるキャリア運営HLRに属し、前記キャリア運営HLRは、前記キャリアと前記システムのプロバイダーの間での合意の下で前記プロビジョニングサーバによって読み取り可能及び書き込み可能である、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記無線ネットワークは複数の国に位置する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記割当規則は、前記システムのプロバイダーと前記第1無線ネットワークのキャリア間での合意に基づいている、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記割当規則は、前記IMSIの1つである前記第2IMSIが、テストレディ状態、在庫管理状態、活性化レディ状態又は活性化状態において、前記第1IMSIの最初のネットワーク登録に基づいて選択される、という条件をつける、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記割当規則は、前記IMSIの1つである前記第2IMSIが、テストレディ状態、在庫管理状態、活性化レディ状態又は活性化状態において、最初のネットワーク登録の国に基づいて選択される、という条件をつける、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記割当規則は、前記IMSIの1つである前記第2IMSIが、前記第1IMSI及びCDR、の最初のネットワーク登録に基づいて選択される、という条件をつける、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記割当規則は、前記IMSIの1つである前記第2IMSIが、テストレディ状態、在庫管理状態、活性化レディ状態、又は活性化状態において、前記第1IMSI及びCDR、の最初のネットワーク登録に基づいて選択される、という条件をつける、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記割当規則は、前記IMSIの1つである前記第2IMSIが、前記第1IMSI及び最初の支払請求周期における最初の支払請求可能のCDR、の最初のネットワーク登録に基づいて選択される、という条件をつける、請求項1に記載のシステム。
  13. 前記割当規則は、前記IMSIの1つである前記第2IMSIが、前記第1IMSI及び最初の支払請求周期における最後の支払請求可能のCDR、の最初のネットワーク登録に基づいて選択される、という条件をつける、請求項1に記載のシステム。
  14. 前記割当規則は、前記IMSIの1つである前記第2IMSIが、前記第1IMSI及び最初の支払請求周期における支払請求可能なデータボリュームの規定のパーセンテージ、の最初のネットワーク登録に基づいて選択される、という条件をつける、請求項1に記載のシステム。
  15. 前記割当規則は、前記IMSIの1つである前記第2IMSIが、前記第1IMSIの最初のネットワーク登録に基づいて、及び連続した支払請求可能な使用月の規定の月数後に、選択される、という条件をつける、請求項1に記載のシステム。
  16. 前記割当規則は、モバイル使用量、前記モバイルデバイスがローミングしている時間長、加入ステータス、利用可能なIMSIの数、展開されたロケーションに対しての前記ネットワークキャリアとの契約、のうちの少なくとも1つを条件とする、請求項1に記載のシステム。
  17. 複数の無線ネットワーク及び複数のモバイルデバイスを含むシステム内の通信方法であって、
    前記方法は、前記複数のモバイルデバイスのうち少なくとも1つのモバイルデバイスの加入レコードをホームロケーションレジスタ(HLR)に記憶するステップを備え、
    前記無線ネットワークは、それぞれ異なるキャリアによって運営され、
    前記モバイルデバイスは、現在活性化された第1IMSIによって識別されたSIMを有し、
    前記現在活性化された第1IMSIは、前記システムに割り当てられたIMSIセットに属し、
    プロビジョニングサーバは、
    前記モバイルデバイスが前記無線ネットワークの1つである第1無線ネットワークに移動したという通知を受信し、
    割当規則が満足することを確認し、
    前記IMSIセットにおける前記IMSIの1つである第2IMSIを前記HLRに追加及び活性化し、前記HLRから前記現在活性化された第1IMSIを削除し、及び、
    前記モバイルデバイスが、ローカルデバイスとして、前記第1無線ネットワークにおいて無線で通信できるようにするため、前記第2IMSIを前記モバイルデバイスへ送信する働きをする、通信方法。
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