JP2015232326A - 往復動機関用のピストン組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】トップリングの安定性を高め、油消費量、排出物、ブローバイ、及び/又は摩擦を減少させる往復動機関用のパワーシリンダシステムの提供。
【解決手段】このパワーシリンダシステムは、内側環状壁28を有し、かつボア径134を有するキャビティ46を画定するシリンダ26を含み、シリンダ内に配置され、かつ往復運動するピストン20を有する、ピストン組立体を含む。ピストン、及びシリンダの内側環状壁は、ボア径の約0.5パーセント未満である、直径方向の低温クリアランス100によって隔てられている。ピストン組立体は、ピストンの周囲に円周方向に延びる最上部溝42と、最上部溝内に配置されたリング44とを含む。1つ以上のチャネル84は、トップランド、又はリングの上側表面に形成されており、燃焼ガスを、キャビティから、最上部溝の内側表面131と、リングの内面124との間の空間130に、流すことができる。
【選択図】図4

Description

本明細書に開示される主題は、概して、往復動機関に関し、より詳細には、往復動機関用のピストン組立体に関する。
往復動機関(例えば、往復動内燃機関)は、酸化剤(例えば、空気)と一緒に燃料を燃焼させて、高温の燃焼ガスを発生させる。その後、高温の燃焼ガスは、シリンダ内で、ピストン(例えば、往復動ピストン)を駆動する。詳細には、高温の燃焼ガスは、膨張し、膨張行程中、シリンダの上部から底部にピストンを直線運動させるピストンに対して、圧力を加える。ピストンは、燃焼ガスによって加えられた圧力と、ピストンの直線運動とを、1つ以上の負荷装置、例えば、発電機を駆動する(例えば、ピストンに連結された、コンロッド及びクランクシャフトを介した)回転運動に変換する。ピストン、及び関連する構造体(例えば、ピストン組立体)の構成は、排気物質(例えば、未燃炭化水素)、及び機関効率、並びに潤滑剤(例えば、油)消費量に、重大な影響を与える可能性がある。また、ピストン組立体の構成は、往復動機関の動作寿命に、重大な影響を及ぼす可能性がある。したがって、ピストン組立体の構成を改善することが望ましいであろう。
米国特許第7730866号明細書
最初にクレームされた発明の範囲に相応する、特定の実施形態を、以下に要約する。これらの実施形態は、クレームされた発明の範囲を限定することを意図するものではなく、むしろ、これらの実施形態は、本発明の実施可能な形態の、簡単な概要を提供することのみを意図している。実際、本発明は、以下に説明する実施形態と同様の場合もあり、又は異なる場合もある、様々な形態を包含することができる。
一実施形態では、往復動機関用のパワーシリンダシステムは、内側環状壁を有し、かつボア径を有するキャビティを画定するシリンダを含む。このパワーシリンダシステムは、シリンダ内に配置され、かつ往復運動するように構成されたピストンを有する、ピストン組立体を含む。ピストン、及びシリンダの内側環状壁は、ボア径の約0.5パーセント未満である、直径方向の低温クリアランスによって隔てられている。ピストン組立体は、ピストンのトップランドの下で、ピストンの周囲に円周方向に延びる最上部溝と、最上部溝内に配置されたリングとを含む。1つ以上のチャネルが、トップランド、又はリングの上側表面に形成されており、燃焼ガスを、キャビティから、最上部溝の内側表面と、リングの内面との間の空間に、流すことができるように構成されている。
一実施形態では、往復動機関用のパワーシリンダシステムは、ピストンであって、ピストンがシリンダ内に配置されている場合、ピストンのトップランドと、パワーシリンダシステムのシリンダの内側環状壁との間に、狭いトップランドクリアランスを形成するように構成されたピストンを含む。ピストン組立体はまた、ピストンの周囲に円周方向に延び、かつリングを支持するように構成された最上部リング溝を含む。1つ以上のチャネルが、最上部リング溝の上側表面、又はリングの上側の面に配置され、リングが最上部リング溝内に配置されている場合、1つ以上のチャネルが、最上部リング溝に対して開いており、ピストンの外側周辺部から、最上部リング溝の一部と、リングの内周面との間に画定される空間に、内向きに延びている。
一実施形態では、往復動機関用のパワーシリンダシステムは、ボア径を有するシリンダを含む。ピストンが、シリンダ内に配置され、狭いトップランドクリアランスが、ピストンのトップランドと、シリンダの内側環状壁との間に設けられる。リングは、ピストンのトップランドの下で、ピストンの最上部溝内に配置されている。シリンダ、リング、及びトップランドは、トップランドキャビティを画定する。1つ以上の半径方向チャネルが、トップランドキャビティと、トップリングにおける内面の隣の空間とに流体連通しており、1つ以上の半径方向チャネルが、燃焼ガスが、トップランドキャビティから、空間に流れやすくなるように構成されている。
本発明の、これら及び他の特徴、態様、及び利点は、以下の詳細な説明が、添付の図面を参照して読まれた場合に、よりよく理解されるであろう。添付の図面においては、同様の符号が、図面全体を通して、同様の部分を表す。
機関駆動発電システムの一部の一実施形態の、概略的なブロック図である。 機関のシリンダ内に配置されたピストンを有する緊密なトップランドピストン組立体の、一実施形態の側面断面図である。 ピストンのトップランドに形成された半径方向チャネルを有するピストンの、一実施形態の一部の側面図である。 ピストンのトップランドに形成された半径方向チャネルを有する緊密なトップランドピストン組立体の、一実施形態の一部の部分側面断面図である。 トップピストンリングに形成された半径方向チャネルを有する緊密なトップランドピストン組立体の、一実施形態の一部の部分側面断面図である。
本発明の1つ以上の特定の実施形態を、以下に説明する。これらの実施形態を簡潔に説明する試みにより、本明細書では、実際の実施態様におけるすべての特徴を説明しない場合がある。いかなる工学プロジェクト、又は設計プロジェクトにおける場合のような、任意の実際の実施態様の開発において、実施態様に限定された多数の決定が、開発者の特定の目標を達成するために、なされなければならないことを理解されたい。開発者の特定の目標とは、システムに関連した制約の遵守、及びビジネスに関連した制約の遵守等であり、一実施態様から、別の実施態様にかけて変化する場合がある。その上、このような開発努力は、複雑で時間がかかる可能性があるが、それにもかかわらず、本開示の利益を有する当業者にとっては、設計、作製、及び製造に関する日常的な取り組みであろうことを理解されたい。
本発明の様々な実施形態の要素を説明する際、「1つの(a)」、「1つの(an)」、「前記(the)」、及び「前記(said)」という項目に関しては、その要素が1つ以上存在することを意味することが意図されている。「備える(comprising)」、「含む(including)」、及び「有する(having)」という用語は、包括的であること、及び列記された要素以外のさらなる要素が存在し得ることを意味することが、意図されている。
本開示による、往復動機関(例えば、往復動内燃機関)用のパワーシリンダシステムは、燃焼ガスによって加えられる圧力と、ピストンの直線運動とを回転運動に変換し、1つ以上の負荷装置に給電するために、シリンダ(例えば、ライナ)内で直線運動するようにそれぞれ構成された、1つ以上のピストンを含んでもよい。各ピストンは、ピストンのトップランドの下で、ピストンの周囲に円周方向に延びる、トップ環状溝(例えば、トップリング溝、又は最上部リング溝)を有してもよい。トップリング(例えば、トップピストンリング)は、トップ溝内に配置され得る。トップリング、トップランド、及びシリンダの内側環状壁は、環状のトップランドキャビティを画定する。開示された実施形態では、1つ以上のチャネルが、燃焼ガスを、トップリングの内面の隣の空間に流して、例えば、半径方向のリングのつぶれを阻止するために設けられてもよい。また、ピストンのトップランドと、シリンダの内側環状壁との間の、(例えば、トップランドキャビティを横切る)TTLクリアランス(例えば、直径方向クリアランス)により、チャネル内の炭素堆積物の形成を阻止することができる。
開示された実施形態を利用しなければ、トップリングを挟んだ圧力勾配は、例えば、半径方向のリングのつぶれ(例えば、シリンダの内壁から離れる、トップリングの動き)、潤滑剤(例えば、油)消費量の増加、未燃炭化水素のブローバイの増加、排出物の増加を引き起こす恐れがある。したがって、本開示の実施形態は、高圧の燃焼ガスを、トップリングにおける内面の隣の空間に流し、流れされたガスが、トップリングの内面に、半径方向外側に向けられた力を加えるようにするための、1つ以上のチャネルを含む。しかし、上述のように、このようなチャネルは、機関の動作中に形成される炭素堆積物によって、詰まりやすい場合がある。チャネル内に炭素堆積物が形成されると、チャネルを通る燃焼ガスの流れが妨げられる場合があり、したがって、例えば、トップリングを安定させるためのチャネルの能力が制限される恐れがある。チャネル内の炭素堆積物の形成を阻止するために、本実施形態は、ピストンのトップランドと、シリンダの内側環状壁との間の、(例えば、トップランドキャビティを横切る)TTLクリアランスを有する、TTLピストン組立体を含む。以下でより詳細に論じるように、TTLクリアランスは、概して、小さなクリアランスである。例えば、TTLクリアランスは、シリンダのボアの直径の約0.5%未満である場合もある。別の例として、アルミニウム製ピストンのTTLクリアランスは、シリンダのボアの直径の約0.36%〜約0.5%であってもよい。別の例として、鋼鉄製ピストンのTTLクリアランスは、シリンダのボアの直径の約0.2%〜約0.32%であってもよい。TTLクリアランスは、チャネル内の温度、及び/又はチャネル内の油の滞留時間を制御することができる。これにより今度は、チャネル内の、炭素堆積物の形成を阻止することができる。したがって、TTLクリアランスにより、機関の動作寿命中、チャネルの動作を、永続性があり、確実なものにすることができる可能性がある。有効なことに、本明細書に開示される特徴を有する機関では、トップリングの安定性が高められ得る。そして、半径方向のリングのつぶれを防ぎ、かつ、例えば、ブローバイ、油消費量、排出物を減少させることができる。
図面を参照すると、図1は、機関駆動発電システム8の一部の一実施形態のブロック図を示す。以下に詳細に説明するように、機関駆動発電システム8は、1つ以上の燃焼室12(例えば、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、10個、12個、14個、16個、18個、20個、又はこれより多くの燃焼室12)を有する、機関10(例えば、往復動内燃機関)を含む。空気供給部14は、空気、酸素、酸素富化空気、酸素を減少させた空気、又はこれらの任意の組み合わせ等の加圧酸化剤16を、各燃焼室12に提供するように構成されている。燃焼室12はまた、燃料供給部19から、燃料18(例えば、液体燃料及び/又は気体燃料)を受けるように構成されており、燃料空気混合気は、各燃焼室12内で、発火し、燃焼する。高温の加圧された燃焼ガスにより、各燃焼室12に隣接するピストン20が、シリンダ26内で直線運動し、ガスによって加えられた圧力を、回転運動に変換する。これにより、シャフト22が回転する。ピストン20、及びシリンダ26は共に、機関10用のパワーシリンダシステムを形成することができる。以下により詳細に説明するように、1つ以上のチャネルが、ピストン20のトップリングを安定させるために設けられていてもよく、TTLクリアランスが、1つ以上のチャネル内での、炭素堆積物の形成を阻止するために、ピストン20のトップランドと、シリンダの内側環状壁との間に設けられてもよい。また、シャフト22が、負荷装置24に結合してもよい。負荷装置24は、シャフト22の回転によって給電される。例えば、負荷装置24は、発電機のような、機関10の回転出力により電力を生成することができる、いかなる適切な装置であってもよい。また、以下の説明は、空気を酸化剤16と呼んでいるが、いかなる適切な酸化剤が、開示された実施形態とあわせて使用されてもよい。同様に、燃料18は、例えば、石油ガス、プロパン、バイオガス、消化ガス、埋立地ガス、コールマインガスに関連した天然ガスのような、いかなる適切な気体燃料であってもよい。
本明細書に開示される機関駆動発電システム8は、(例えば、工業用発電機関内の)静止している用途、又は(例えば、車、又は航空機内の)移動する用途に適用することができる。機関10は、2行程機関、3行程機関、4行程機関、5行程機関、又は6行程機関であってもよい。機関10は、燃焼室12、ピストン20、及び関連付けられたシリンダを、いくつ含んでもよい(例えば、1個〜24個)。例えば、ある実施形態では、機関駆動発電システム8は、シリンダ内で往復運動する、4個、6個、8個、10個、16個、24個、又はそれより多くのピストン20を有する、巨大な工業用往復動機関を含むことができる。そのような場合のいくつかのでは、シリンダ、及び/又はピストン20は、直径が、約13.5センチメートル(cm)〜34センチメートル(cm)の間であってもよい。いくつかの実施形態では、シリンダ、及び/又はピストン20は、直径が、約10cm〜約40cm、約15cm〜約25cmの間、又は約15cmであってもよい。ある実施形態では、ピストン20は、ピストン20のトップリング溝に、ニレジストリングインサートを備えた、鋼鉄製ピストン、又はアルミニウム製ピストンであってもよい。機関駆動発電システム8は、10kW〜10MWの範囲の電力を生成することができる。いくつかの実施形態では、機関10は、毎分約1800未満の回転数(RPM)で動作することができる。いくつかの実施形態では、機関10は、約2000RPM未満、約1900RPM未満、約1700RPM未満、約1600RPM未満、約1500RPM未満、約1400RPM未満、約1300RPM未満、約1200RPM未満、約1000RPM未満、又は約900RPM未満で動作することができる。いくつかの実施形態では、機関10は、約800RPM〜約2000RPM、約900RPM〜約1800RPM、又は約1000RPM〜約1600RPMの間で動作することができる。いくつかの実施形態では、機関10は、約1800RPM、約1500RPM、約1200RPM、約1000RPM、又は約900RPMで動作することができる。例示的な機関10には、例えば、General Electric Company製のJenbacher Engines(例えば、Jenbacher Type2、Type3、Type4、Type6、もしくはJ920 FleXtra)、又はWaukesha Engines(例えば、Waukesha VGF、VHP、APG、275GL)が含めてもよい。
図2は、機関10のシリンダ26(例えば、機関シリンダ)内に配置されたピストン20を有する、ピストン組立体25の、一実施形態の側面断面図である。シリンダ26は、円筒状のキャビティ30を画定する内側環状壁28を有する。以下の説明では、軸方向の軸線又は軸方向34、半径方向の軸線又は半径方向36、及び円周方向の軸線又は円周方向38を参照することがある。ピストン20は、上部40(例えば、トップランド)と、トップランド40の下で、ピストン20の周囲に円周方向に(例えば、円周方向38に)延びる、第1の環状溝42(例えば、トップ溝、又はトップリング溝)とを有する。第1のトップリング44(例えば、トップリング、又はトップピストンリング)は、トップ溝42内に配置され、かつトップ溝42によって支持され得る。トップリング44、トップランド40、及びシリンダ26の内側環状壁28は、環状のトップランドキャビティ46を画定する。図示されているように、ピストン20は、複数のさらなる環状溝47(例えば、さらなるリング溝)を有する。さらなる環状溝47は、ピストン20の周囲に円周方向に延びており、軸方向の軸線34に沿って、トップ溝42から離れて、かつ互いから離れて配置されている。さらなるピストンリング48は、さらなる環状溝47内のそれぞれに配置されている。トップ溝42、及びトップリング44に関する様々な特徴が、本明細書に開示されている。しかし、複数のさらなる環状溝47、及び対応するさらなるピストンリング48が、いかなる様々な構成を有してもよいことを理解されたい。例えば、1つ以上の複数のさらなる環状溝47、及び/又は対応するさらなるピストンリング48は、以下に開示される特徴のいくつか、もしくはすべてを含んでもよく、又は、例えば、互いに異なる構成、形状、寸法、及び/もしくは機能を有してもよい。
図示されているように、ピストン20は、コンロッド52、及びピン54を介して、クランクシャフト50に取り付けられている。クランクシャフト50は、ピストン20の往復直線運動を、回転運動に変換する。燃焼室12は、ピストン20のトップランド40に隣接して配置されている。燃料噴射器56は、燃料18を燃焼室12に供給し、弁58は、燃焼室12に対する空気16の流れを制御する。排気弁60は、機関10からの排気の排出を制御する。しかし、燃焼室12に対して、燃料18及び空気16を提供するための、並びに/又は、排気を排出するための、いかなる適切な要素並びに/又は技法が、利用されてもよいことを理解されたい。
動作中、燃焼室12内で、空気16と一緒に燃料18を燃焼させると、ピストン20が、シリンダ26のキャビティ30内で、軸方向34に、(例えば前後に)往復運動する。ピストン20が動くと、クランクシャフト50が回転し、(図1に示された)負荷装置24に給電する。トップリング44は、トップ溝42から突出するように、かつシリンダ26の内側環状壁28に接触するように構成されている。トップリング44は、概して、燃料18、及び空気16、又は燃料空気混合気82が、燃焼室12から漏れることを阻止するように構成され、かつ/又は、膨張する高温の燃焼ガスにより、ピストン20の往復運動を生じさせることができるように、適切な圧力(例えば、圧縮)を維持しやすくする。また、トップリング44により、概して、油の掻き取りが容易になる。油は、内側環状壁28を覆っており、例えば、機関10内の熱及び/又は摩擦を制御している。機関10の動作中、トップリング44は、高温高圧の燃焼ガスにさらされる。開示された実施形態を利用しなければ、トップリング44に加えられる高い圧力により、半径方向のリングのつぶれ(例えば、半径方向の軸線36に沿った、シリンダ26の内側環状壁28から離れる、トップリング44の動き)、及び/又はリングの持ち上がり、もしくはリングフラッタ(例えば、軸方向の軸線34に沿った、トップ溝42内の、トップリング44の動き)につながる可能性がある。トップリング44の、このような動き又は不安定さは、その後、例えば、油消費量の増加、排出物の増加、ブローバイの増加、及び/又は機関10の部品の摩耗の増加につながる恐れがある。
以上を念頭に置いて、ピストン組立体25は、トップリング44を安定させるように構成された、1つ以上の半径方向チャネル84(例えば、通路、トラフ、溝等)を含むことができる。以下でより詳細に説明するように、半径方向チャネル84により、燃焼ガスが、環状のトップランドキャビティ46から、(図4に示される)空間に流れることが可能になる。この空間で、燃焼ガスは、トップリング44の(図4に示される)内面に対して、半径方向外向きの力を加える。したがって、半径方向チャネル84により、トップリング44を挟んだ圧力勾配を制御しやすくすることができ、トップリング溝42内のトップリング44を安定させることができる。ピストン組立体25はまた、以下により詳細に説明するように、TTLピストン組立体25であってもよい。
図3は、ピストン20のトップランド40に形成された半径方向チャネル84を有するピストン20の、一実施形態の一部の斜視図である。図示されているように、半径方向チャネル84は、軸方向に向いた表面86(例えば、環状表面)に沿って形成されている。軸方向に向いた表面86は、ピストン20のトップランド40の底部表面と、トップ溝42の上側表面(例えば、上部表面、又は上部周辺部)との両方に相当する。半径方向チャネル84は、軸方向に向いた表面86の周囲に、円周方向に(例えば、円周方向の軸線38に沿って)離れて配置されており、ピストン20のトップランド40の外側表面88から、半径方向内向きに(例えば、半径方向の軸線36に沿って)延びている。半径方向チャネル84は、曲率半径90を有する湾曲した断面形状を備えており(例えば、半径方向チャネル84は、湾曲した壁91を有する)、湾曲した断面形状は、半径方向36に延びている。図示されているように、半径方向チャネル84は、トップ溝42に向かって開いている。トップリング44と、軸方向に向いた表面86との間の軸方向距離92は、(例えば、第1の軸方向距離92と、第1の軸方向距離92よりも大きく、かつ、半径方向チャネル84に一致する第2の軸方向距離94とによって示されるように、)トップリング44の周囲で、円周方向に(例えば、円周方向の軸線38に沿って)変化してもよい。さらに、軸方向に向いた表面86と、トップリング44との間の、第1の軸方向距離92は、過度のリングの持ち上がり、又はリングフラッタを阻止する一方で、機関10の動作中の、高温及び高圧による、トップリング44のある程度の膨張、及び収縮を可能にするように構成されている。したがって、半径方向チャネル84は、燃焼ガスが、半径方向チャネル84に沿って、キャビティ30から流れやすくなるようにし、トップリング44を挟んだ圧力勾配を減少させる。また、半径方向チャネル84により、リングの持ち上がりを制限するために、第1の軸方向距離92を最小化することができる可能性がある。
半径方向チャネル84は、湾曲した断面、及び曲率半径90を有するものとして示されているが、半径方向チャネル84は、本明細書に開示された方法で、燃焼ガスを流れやすくする、いかなる適切な断面、又は構成を有してもよいことを理解されたい。また、複数の半径方向チャネル84が、示されているが、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、又はそれより多いような、いかなる数の半径方向チャネル84が設けられてもよいことを理解されたい。さらに、半径方向チャネル84は、ピストン20の周囲に、均一な円周方向の間隔をとることを含めて、任意の適切な方式で、分散されてもよい。
しかし、いくつかの状況では、機関10に使用される潤滑油、及び特定の燃料が、炭素堆積物を生成する恐れがある。例えば、機関10内の、高温の状況、及び/又は高圧の状況により、シリンダ26の内側環状壁28において、不完全燃焼燃料、及び/又は不完全燃焼油の炭化が助長される場合がある。したがって、半径方向チャネル84内の、温度、及び/又は油滞留時間を短縮する、特定の機能を付与することが望ましいことがある。そのような機能により、半径方向チャネル84内の、炭素堆積物の形成が阻止され、燃焼ガスが、半径方向チャネル84を通り、確実に流れることができるようになる可能性がある。
以上を念頭に置いて、図4は、半径方向チャネル84を有するピストン20と、TTLクリアランス100(例えば、環状の空間を画定する半径方向クリアランス)とを備えるTTLピストン組立体25の、一実施形態の一部の部分側面断面図である。TTLクリアランス100は、半径方向チャネル84内での、炭素堆積物の形成を、効果的に阻止するか、又は最小限にするのに十分に小さい。図示された実施形態では、半径方向チャネル84は、ピストン20の軸方向に向いた表面86に形成されている。半径方向チャネル84は、トップランド40の外側表面88から、半径方向内向きに(例えば、半径方向の軸線36に沿って)延びている。機関10の動作中、燃焼ガスにより、トップリング44の外面102(例えば、半径方向外側の面、又は外周面)に圧力が加えられ、シリンダ26の内側環状壁28から離れるように、トップリング44を駆動する、半径方向内向きの力104が発生する。
間隙106が、トップ溝42内の、トップリング44の(例えば、温度の変動等による)拡張部を収容するために、トップリング44の上面110(例えば、軸方向上側の面)と、ピストン20の軸方向に向いた表面86との間に設けられるが、間隙106にわたる第1の軸方向距離92は、リングの持ち上がり、及びリングフラッタを最小限にするように構成されることが望ましく、このため、トップリング44の内面124(例えば、半径方向内側の面、又は内周面)に、燃焼ガスを効率的に流すことができない場合がある。したがって、開示された半径方向チャネル84がなければ、大きな圧力差が、(例えば、外面102と、内面124との間に)トップリング44を挟んで存在し得る。例えば、開示された半径方向チャネル84がなければ、外面102にかかる圧力が、内面124にかかる圧力より大きい可能性がある。そのような場合、トップリング44では、半径方向のリングのつぶれが生じやすい恐れがあり、このことが今度は、例えば、油消費量の増加、及びブローバイの増加につながる。したがって、半径方向チャネル84は、燃焼ガスが、トップリング44の内面124と、トップ溝42の内壁131(例えば、内側環状壁)との隣の空間130(例えば、環状の空間)に流れやすくなるように構成され得る。これにより、トップリング44の安定性を高めることができる。空間130内の燃焼ガスにより、半径方向内向きの力104とのバランスを保つため、又は半径方向内向きの力104を打ち消すために、半径方向外向きの力132を加えることができる。トップリング44にかかる圧力を、実質的に等しくすることができ、そうでなければ、トップリング44にかかる圧力を、例えば、半径方向のリングのつぶれを阻止するために、制御することができる。
半径方向チャネル84内の炭素堆積物の蓄積を阻止するため、及び/又は燃焼ガスが、半径方向チャネル84を通り、確実に流れることができるようにするために、半径方向チャネル84を、TTLクリアランス100と組み合わせて使用することができる。図示されているように、TTLクリアランス100は、シリンダ26の内側環状壁28と、ピストン20のトップランド40の外側表面88との間の、(例えば、トップランドキャビティ46を横切る)直径方向クリアランス(例えば、半径方向クリアランスの2倍)である。TTLクリアランス100は、ピストン20の材料等の、ピストン組立体25の材料に基づき、変化してもよい。例えば、ピストン20が、アルミニウムを含む場合、TTLクリアランス100は、シリンダ26のボアの呼び径134の、約0.36%〜0.5%の間の、直径方向の低温クリアランス(例えば、機関の停止時に室温である直径方向クリアランス)である。鋼鉄等の別の材料に対しては、TTLクリアランス100は、この別の材料と、アルミニウムとの熱膨張係数の比に基づいて調整され得る。例えば、ピストン20が、熱膨張係数が13.2-6Kである鋼鉄から製造される場合、TTLクリアランス100は、アルミニウム製ピストン20のTTLクリアランス100に、13.2-6/21-6(又は約0.628)をかけることによって調整され得る。ここでは、21-6Kは、アルミニウム製ピストン20を形成するために使用される、アルミニウムの熱膨張係数である。例えば、鋼鉄製ピストンのTTLクリアランスは、ボアの呼び径134の約0.2%〜約0.32%であってもよい。いくつかの実施形態では、TTLクリアランス100は、機関10の動作中、(例えば、機関10の定格温度において)約25マイクロメートル(μm)未満である。ある実施形態では、TTLクリアランス100は、機関10の動作中、定格温度において、約50μm、約40μm、約30μm、約20μm、約15μm、約10μm、又はそれ未満である。他の実施形態では、TTLクリアランス100は、機関の動作中、定格温度において、約5μm〜約50μm、約10μm〜約40μm、約15μm〜約35μm、又は約20μm〜約30μmの間にある。
ある動作条件においては、直径方向クリアランスが、上記に開示されたTTLクリアランス100より、小さく、又は大きくなるように、ピストン20が、シリンダ26内に配置されることが望ましい場合があることを理解されたい。例えば、ある動作条件下では、シリンダ26の内側環状壁28と、ピストン20のトップランド40の外側表面88との間の、(例えば、トップランドキャビティ46を横切る)直径方向クリアランスは、シリンダ26のボアの呼び径134の、約0.1%〜0.7%、0.1%〜0.35%、又は0.5%〜0.7%の間の、直径方向の低温(例えば室温)クリアランスであってもよい。そのような直径方向のクリアランスは、特定の場合に、又は特定の動作条件下で、半径方向チャネル84と組み合わせて使用される。特定の場合、又は特定の動作条件とは、例えば、半径方向チャネル84が、より大きな寸法(例えば、より大きな流量)を有する場合、及び/又は、半径方向チャネル84が、ピストン組立体25の堆積物が少ない領域(例えば、低温領域、及び/又は油が少ない領域)に配置されている等の場合である。さらに、そのような直径方向の低温クリアランスを有する特定の機関では、機関10の動作中、定格温度において、及び/又は、機関10の特定の運転条件下で、半径方向クリアランスが、25ミクロンになる場合がある。これにより、炭素堆積物の形成を、低減、又は制限することができる。
TTLクリアランス100は、ピストン20のトップランド40から、シリンダ26に熱を伝達させることにより、ピストンの温度を低下させることができる。また、ピストン20がシリンダ26内を動く際に、油が頻繁に(例えば、TTLクリアランス100を有さない機関10、又は、ボアの呼び径134の、約0.5%より大きい、直径方向の低温クリアランスを有する機関10よりも頻繁に)補充されるため、TTLクリアランス100により、トップランド40、トップリング溝42、及び/又は半径方向チャネル84における、油の滞留時間を減少させることができる。したがって、TTLクリアランス100により、半径方向チャネル84内の炭素堆積物の蓄積が阻止され、機関10の動作中の、半径方向チャネル84を通る燃焼ガスの流れを、永続性があり、確実なものとすることができる。
図5は、トップリング44に形成された半径方向チャネル84を有する、TTLピストン組立体25の、実施形態の一部の部分側面断面図である。ある実施形態では、1つ以上の半径方向チャネル84が、トップリング44の上面110に沿って形成され得る。このような半径方向チャネル84は、例えば、図2〜図5に示されるような、ピストン20のトップランド40に形成された半径方向チャネル84に加えて、又はこの代わりとして、設けられてもよい。
図示されているように、トップリング44に形成された半径方向チャネル84は、トップリング44の外面102から、内面124に、半径方向内向きに(例えば、半径方向36に)に延びている。トップリング44と、軸方向に向いた表面86との間の軸方向距離92は、(例えば、第1の軸方向距離92と、第1の軸方向距離92よりも大きく、かつ、半径方向チャネル84に一致する第2の軸方向距離94とによって示されるように、)トップリング44の周囲で、円周方向に(例えば、円周方向の軸線38に沿って)変化してもよい。したがって、半径方向チャネル84は、矢印162によって示されているような、キャビティ30から、内面124の隣の空間130への燃焼ガスの流れを、促進することができる。上述のように、空間130への燃焼ガスの流れにより、トップリング44の外面102と、内面124との間の圧力差を制御することができ、したがって、例えば、半径方向のリングのつぶれを阻止することができる。
上記に説明したように、軸方向に向いた表面86に形成された半径方向チャネル84、トップリング44に形成された半径方向チャネル84、及び/又は軸方向チャネル150は、圧力を均一化するのに役立つか、又は、トップリング44の内面124と、トップリング44の外面102との間の圧力差を発生させるのに役立ち得る。圧力差は、例えば、半径方向のリングのつぶれ、及び/又はブローバイを阻止するために、トップリング44を、シリンダ26に対して、半径方向外向きにかたよらせるのに役立つ。半径方向チャネル140は、燃焼ガスが、トップリング44の内面124の、隣の空間130に流れやすくするために、任意の適切な場所に配置され得ることを理解されたい。また、トップリング44に形成された半径方向チャネル84、及び/又は軸方向チャネル150は、いかなる適切な数で設けられてもよい。例えば、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、又はこれより多くの半径方向チャネル84が、設けられてもよい。トップリング44の半径方向チャネル84、及び/又はピストン20の軸方向に向いた表面86の半径方向チャネル84は、ピストン20の、円周の周囲の離散した場所に、離れて配置されてもよいし、いくつかの場合では、互いから均一な距離で、離れて配置されてもよい。さらに、様々な低摩擦コーティングを、本明細書に開示された、半径方向チャネル84、半径方向チャネル140、及び/又は軸方向チャネル150に加えて、利用してもよい。
図示された実施形態では、TTLクリアランス100は、半径方向チャネル内の炭素堆積物の形成を阻止するために設けられる。例えば、TTLクリアランス100は、ピストン20のトップランド40から、シリンダ26に熱を伝達させることにより、ピストン20の温度を低下させることができる。また、ピストン20がシリンダ26内を動く際に、油が頻繁に(例えば、TTLクリアランス100を有さない機関10、又は、ボアの呼び径134の、約0.8%以上の、直径方向の低温クリアランスを有する機関10よりも頻繁に)補充されるため、TTLクリアランス100は、トップランド40、トップリング溝42、及び/又は半径方向チャネル84における、油の滞留時間を減少させることができる。したがって、TTLクリアランス100により、半径方向チャネル84内の炭素堆積物の蓄積が阻止され、機関10の動作中の、半径方向チャネル84、及び/又は軸方向チャネル150を通る、燃焼ガスの流れを、永続性があり、確実なものとすることができる。
また、図4及び図5に示されるように、トップリング44は、半径方向の軸線161を中心に、テーパ状のプロファイル、又は部分的にテーパ状のプロファイル(例えば、円錐状プロファイル)等の、非対称なプロファイル(例えば、非対称な断面)を有してもよい。非対称なプロファイルは、ピストンの下降行程(例えば、膨張行程)中、シリンダの内壁から、効果的かつ効率的に油を掻き取るように構成されている。図示されているように、トップリング44は、トップリング44の高さ163にかけて、テーパ状になっている。トップリング44の半径164(したがって、直径)は、トップリング44の上面110と、底面165との間で増加する。トップリング44の最小半径164は、上面110と一致しており、一方、トップリング44の最大半径164は、底面112と一致している。このような構成では、外面102は、内側環状壁28に接触し、トップリング44の底面112に、又はトップリング44の底面112に近接して、シールポイント167(例えば、環状シール)を形成するように構成されている。プロファイルは、階段状であってもよく、又は湾曲(例えば、凸状、又は凹状)していてもよいが、図示された実施形態において、外面102は、直線状のプロファイルを有する。テーパ状のプロファイル、又は部分的にテーパ状のプロファイルは、トップリング44の両端に、圧力勾配を生じさせる場合があるが、半径方向チャネル84は、トップリング44を挟んだ圧力を制御するため、かつトップリング44を安定させるために、上記で説明した方法で、空間130に、燃焼ガスを流すように構成され得る。
開示された実施形態の技術的効果には、半径方向チャネル84等の1つ以上のチャネルを介して、機関10内で、燃焼ガスの分散を制御するシステムを供給することが含まれる。燃焼ガスは、TTLピストン組立体25のトップリング44の外面102に対して、圧力を加えることができる。半径方向チャネル84は、燃焼ガスを、トップリング44の内面124の、隣の空間130に流すことができ、したがって、トップリング44の外面102と、内面124との間の圧力勾配を制御することができる。TTLピストン組立体25は、ピストン20のトップランド40と、シリンダ26の内側環状壁28との間の、TTLクリアランス100を有する。TTLクリアランス100は、ピストン20の温度を低下させ、かつ/又は半径方向チャネル84の近傍に油を補給し、これにより、半径方向チャネル84、及び/又は軸方向チャネル150内の、炭素堆積物の蓄積を阻止することが有効である。したがって、半径方向チャネル84、及び/又はTTLクリアランス100により、トップリング44の周囲の、燃焼ガスの流れを、永続性があり、確実なものとすることができる可能性があり、トップリング44の安定性を高めることができる。このような構成は、機関10内の、油消費量、排出物、ブローバイ、及び/又は摩擦を減少させることが有効である。
本明細書は、最良の態様を含めて本発明を開示するため、かつ、任意の装置又はシステムの製造及び使用、並びに任意の組み込まれた方法の実行を含めて、当業者ならば、本発明を実施できるようにするため、例を用いる。本発明の特許性のある範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者ならば想到する他の例を含み得る。このような他の例は、特許請求の範囲の文言と異ならない構造要素を有する場合、又は特許請求の範囲の文言と実質的な差異のない均等の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内にあることが意図されている。
8 機関駆動発電システム
10 機関
12 燃焼室
14 空気供給部
16 酸化剤、空気、加圧酸化剤
18 燃料
19 燃料供給部
20 ピストン
22 シャフト
24 負荷装置
25 ピストン組立体、TTLピストン組立体
26 シリンダ
28 内側環状壁
30 キャビティ
34 軸方向の軸線、軸方向
36 半径方向の軸線、半径方向
38 円周方向の軸線、円周方向
40 上部、トップランド
42 第1の環状溝、トップ溝、トップリング溝
44 トップリング
46 トップランドキャビティ
47 さらなる環状溝
48 ピストンリング
50 クランクシャフト
52 コンロッド
54 ピン
56 燃料噴射器
58 弁
60 排気弁
82 燃料空気混合気
84 半径方向チャネル
86 軸方向に向いた表面
88 外側表面
90 曲率半径
91 湾曲した壁
92 軸方向距離、第1の軸方向距離
94 第2の軸方向距離
100 TTLクリアランス
102 外面
104 半径方向内向きの力
106 間隙
110 上面
112 底面
124 内面
130 空間
131 内壁
132 半径方向外向きの力
134 ボアの呼び径
140 半径方向チャネル
150 軸方向チャネル
161 半径方向の軸線
162 矢印
163 高さ
164 半径
165 底面
167 シールポイント

Claims (20)

  1. 内側環状壁(28)を有し、かつボア径を有するキャビティ(30)を画定するシリンダ(26)と、
    ピストン組立体(25)であって、
    前記シリンダ(26)内に配置され、かつ前記シリンダ(26)内で、往復運動するように構成されたピストン(20)であって、前記ピストン(20)、及び前記内側環状壁(28)が、前記ボア径の約0.5パーセント未満である、直径方向の低温クリアランスによって隔てられているピストン(20)と、
    前記ピストン(20)のトップランド(40)の下で、前記ピストン(20)の周囲に円周方向に延びる最上部溝と、
    前記最上部溝内に配置されたリングであって、前記ピストン(20)が、前記シリンダ(26)内で動く際、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)に接触するように構成されたリングと、
    前記トップランド(40)、又は前記リングの上側表面に形成された1つ以上のチャネルであって、燃焼ガスを、前記キャビティ(30)から、前記最上部溝の内側表面と、前記リングの内面(124)との間の空間(130)に、流すことができるように構成された1つ以上のチャネルとを有するピストン組立体(25)とを備える、往復動機関(10)用のパワーシリンダシステム。
  2. 前記ピストン(20)が、アルミニウム製ピストン(20)であり、前記ピストン組立体(25)が、緊密なトップランドピストン組立体(25)であり、前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の外側表面(88)と、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)との間の、前記直径方向の低温クリアランスが、前記ボア径の約0.36%〜約0.5%である、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  3. 前記ピストン(20)が、鋼鉄製ピストン(20)であり、前記ピストン組立体(25)が、緊密なトップランドピストン組立体(25)であり、前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の外側表面(88)と、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)との間の、前記直径方向の低温クリアランスが、前記ボア径の約0.2%〜約0.32%である、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  4. 前記ピストン組立体(25)が、緊密なトップランドピストン組立体(25)であり、前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の外側表面(88)と、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)との間の、前記直径方向の低温クリアランスが、第1の熱膨張係数である、前記ピストン(20)の材料の熱膨張係数と、第2の熱膨張係数である、アルミニウムの熱膨張係数との比に基づいている、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  5. 前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の外側表面(88)と、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)との間の、前記半径方向クリアランスが、前記往復動機関(10)の動作中、定格温度において、約25マイクロメートル未満である、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  6. 1つ以上の前記チャネルが、前記最上部溝に対して開いており、1つ以上の離散した場所に配置されている、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  7. 1つ以上の前記チャネルのうち、少なくともいくつかが、前記最上部溝の上部表面に、半径方向に延びる、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  8. ピストン(20)であって、前記ピストン(20)が前記シリンダ(26)内に配置されている場合、前記ピストン(20)のトップランド(40)と、前記パワーシリンダシステムのシリンダ(26)の内側環状壁(28)との間に、狭いトップランドクリアランスを形成するように構成されたピストン(20)と、
    前記ピストン(20)の周囲に円周方向に延び、かつリングを支持するように構成された最上部リング溝と、
    前記最上部リング溝の上側表面に配置された1つ以上のチャネルであって、前記リングが前記最上部リング溝内に配置されている場合、1つ以上の前記チャネルが、前記最上部リング溝に対して開いており、前記ピストン(20)の外側周辺部から、前記最上部リング溝の一部と、前記リングの内周面との間に画定される空間(130)に、内向きに延びる、1つ以上のチャネルとを備える、往復動機関(10)用のパワーシリンダシステム。
  9. 前記ピストン(20)が、アルミニウム製ピストン(20)であり、前記狭いトップランドクリアランスが、前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の前記外側周辺部と、前記シリンダ(26)のボア径の約0.36%〜約0.5%の、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)との間の、直径方向の低温クリアランスである、請求項8に記載のパワーシリンダシステム。
  10. 前記ピストン(20)が、鋼鉄製ピストン(20)であり、前記狭いトップランドクリアランスが、前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の前記外側周辺部と、前記シリンダ(26)のボア径の約0.2%〜約0.32%の、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)との間の、直径方向の低温クリアランスである、請求項8に記載のパワーシリンダシステム。
  11. 前記狭いトップランドクリアランスが、前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の前記外側周辺部と、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)との間の、直径方向の低温クリアランスであり、第1の熱膨張係数である、前記ピストン(20)の材料の熱膨張係数と、第2の熱膨張係数である、アルミニウムの熱膨張係数との比に基づいている、請求項8に記載のパワーシリンダシステム。
  12. 前記狭いトップランドクリアランスが、前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の外側表面(88)と、前記パワーシリンダシステムの動作中、定格温度において、約25マイクロメートル未満の、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)との間の、半径方向クリアランスである、請求項8に記載のパワーシリンダシステム。
  13. 1つ以上のさらなるチャネルが、前記リングの上部表面を通り、前記空間(130)に向かって延びている、前記リングを含む、請求項8に記載のパワーシリンダシステム。
  14. ボア径を有するシリンダ(26)と、
    前記シリンダ(26)内に配置されたピストン(20)であって、狭いトップランドクリアランスが、前記ピストン(20)のトップランド(40)と、前記シリンダ(26)の内側環状壁(28)との間に設けられているピストン(20)と、
    前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の下で、前記ピストン(20)の最上部溝内に配置されたリングであって、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)、前記リング、及び前記トップランド(40)が、トップランドキャビティ(46)を画定するリングと、
    前記トップランドキャビティ(46)と、前記リングの内面(124)により、部分的に画定される空間(130)とに流体連通している1つ以上の半径方向チャネル(84)であって、燃焼ガスが、前記トップランドキャビティ(46)から、前記空間(130)に流れやすくなるように構成された1つ以上の半径方向チャネル(84)とを備える、往復動機関(10)用のパワーシリンダシステム。
  15. 前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の外側表面(88)、及び前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)が、前記ボア径の約0.5パーセント未満の、直径方向の低温クリアランスによって隔てられている、請求項14に記載のパワーシリンダシステム。
  16. 前記ピストン(20)が、鋼鉄製ピストン(20)であり、前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の外側表面(88)、及び前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)が、前記ボア径の約0.32パーセント未満の、直径方向の低温クリアランスによって隔てられている、請求項14に記載のパワーシリンダシステム。
  17. 前記緊密なトップランドピストン(20)の前記トップランド(40)の外側表面(88)、及び前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)が、前記パワーシリンダシステムの動作中、定格温度において、約25マイクロメートル未満の半径方向クリアランスによって隔てられている、請求項14に記載のパワーシリンダシステム。
  18. 1つ以上の前記半径方向チャネル(84)のうち、少なくともいくつかが、前記最上部溝の上部表面に延びる、請求項14に記載のパワーシリンダシステム。
  19. 1つ以上の前記半径方向チャネル(84)のうち、少なくともいくつかが、前記リングの上部表面に延びる、請求項14に記載のパワーシリンダシステム。
  20. 前記狭いトップランドクリアランスが、前記ピストン(20)の前記トップランド(40)の外側周辺部と、前記シリンダ(26)の前記内側環状壁(28)との間の、直径方向の低温クリアランスであり、第1の熱膨張係数である、前記ピストン(20)の材料の熱膨張係数と、第2の熱膨張係数である、アルミニウムの熱膨張係数との比に基づいている、請求項14に記載のパワーシリンダシステム。
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