JP2015225468A - 捜索システム、捜索装置、プログラム及び捜索方法 - Google Patents

捜索システム、捜索装置、プログラム及び捜索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】人物などの移動体の位置を認識することができるとともに、その位置の漏洩を防止すること可能な捜索システムなどを提供すること。【解決手段】捜索システム1は、複数の移動体5にそれぞれ搭載されたビーコン500の中から、捜索依頼者からの要求に基づいて、各携帯用端末装置10と連動し、該当する移動体5の位置を捜索依頼者に提供するためのシステムである。特に、本実施形態の捜索システム1は、捜索対象者a,bに対する誘拐その他の犯罪を未然に防ぐために、データの送受信を暗号化することによって、セキュリティを強化し、移動体である迷子者の位置情報の漏洩を防止して個人情報を保護するためのシステムである。【選択図】図1

Description

本発明は、人物や移動体など監視を行う際にその管理を行う捜索システムなどに関する。
近年、携帯用電話機やスマートフォンなどの携帯用通信端末装置の発達により、屋内外の場所を選ばず、データ通信を行うことが一般的になってきている。また、有線及び無線を問わず、かつ、インターネット及び移動公衆通信網に代表される広域ネットワーク及び家庭内、事業所内、施設内などに代表されるローカルエリアネットワークなど、様々な地域または空間において、ネットワークが構築されており、様々な情報提供を容易に行う環境が整ってきている。
このような状況下において、遊園地やイベント会場等の大型施設などにおける迷子捜索にも通信端末装置を用いる技術も登場してきている(例えば、特許文献1参照)。また、移動体の監視についても無線通信技術を用いて行うものを知られている(例えば、特許文献2)。
特開2006−33781号公報 特開2013−33423号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に開示されたシステムにおいては、人物監視を行う場合には、その位置の漏洩には十分配慮する必要があるが、この点については、考慮されていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、人物などの移動体の位置を認識することができるとともに、その位置の漏洩を防止すること可能な捜索システムなどを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明に係る捜索装置などは、識別情報を含む発信信号を発信する発信手段を有する発信装置と、前記発信信号を受信する受信手段と、位置情報を取得する位置情報取得手段と、復号化鍵情報と対となる暗号化鍵情報を用いて前記発信信号の受信場所の位置情報を暗号化する暗号化手段と、を有する捜索装置と、を備える構成を有している。
この構成により、本発明に係る捜索装置などは、復号化鍵情報を有する特定の端末装置のみでしか自機の位置情報を復号化することができないとともに、電波強度など発信信号に基づいて自機と発信装置との位置関係を認識することができれば、自機の位置情報に基づいて発信装置の位置を認識することができる。
したがって、本発明に係る捜索装置などは、人などの移動体に発信装置が搭載されていれば、その位置を認識させることができるとともに、特定の発信装置の捜索要求を行った端末装置以外では取得した位置情報を復号化することができないので、当該位置情報の漏洩を防止し、個人情報を保護することができる。
本発明に係る捜索装置などは、人などの移動体に発信装置が搭載されていれば、その位置を認識させることができるとともに、特定の発信装置の捜索要求を行った端末装置以外では取得した位置情報を復号化することができないので、当該位置情報の漏洩を防止し、個人情報を保護することができる。
本発明の第1実施形態における捜索システムの構成を示すシステム構成図である。 一実施形態における捜索システムの動作概要を示す概念図である。 一実施形態における携帯用通信端末装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態における管理サーバ装置の構成を示すブロック図である 一実施形態の捜索依頼者の携帯用端末装置において実行される連動捜索処理の動作を示すフローチャートである。 一実施形態の捜索依頼者の携帯用端末装置に地図とともに表示される特定ビーコンの現在位置を示す図の一例である。 一実施形態の捜索依頼者の携帯用端末装置に地図とともに表示される特定ビーコンの現在位置と、過去の位置に基づく予測移動経路と、を示す図の一例である。 一実施形態の管理サーバ装置において、各携帯用端末装置にて実行される連動捜索処理の実行時の動作を示すフローチャートである。 一実施形態の捜索者の携帯用端末装置において実行される連動捜索処理の動作を示すフローチャートである。 一実施形態の変形例における捜索範囲を切り替える際の原理を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、移動体に搭載されたビーコンと、各ユーザが所有する携帯用端末装置と、携帯用端末装置を管理する管理サーバ装置とから構成される捜索システムに対して本発明に係る捜索装置、プログラム、捜索システム、および、捜索方法を適用した場合の実施形態である。
[1]捜索システム
まず、図1を用いて本実施形態における捜索システム1について説明する。なお、図1は、本実施形態の捜索システム1の構成を示すシステム構成図である。また、図が煩雑になることを防止するために、図1においては、一部の移動体(例えば、捜索対象者a,bであって、迷子者)及び捜索者のみを示している。すなわち、実際の捜索システム1においては、図1に表示するよりも多数の携帯用端末装置10及びビーコン500が存在している。
本実施形態の捜索システム1は、複数の移動体である捜索対象者a,bにそれぞれ搭載されたビーコン500−1,500−2の中から、捜索依頼者10−1(例えば、捜索対象者a,bの管理者であって、迷子者の親権者)からの要求に基づいて、複数の携帯用端末装置10−2及び10−3などと連動し、該当する捜索対象者a,bの位置を捜索依頼者の携帯用端末装置10−1に提供するためのシステムである。
特に、本実施形態の捜索システム1は、管理サーバ装置30を介して送受信される捜索対象者a,bの識別情報及び位置情報が特定されることによる誘拐その他の犯罪を未然に防ぐために、データの送受信を暗号化している。そして、本実施形態の捜索システム1は、これによって、セキュリティを強化し、たとえ管理サーバ装置30の情報が悪意ある者に流出されたとしても捜索対象者a,bが誰だか特定することはできず、迷子者の位置情報が漏洩して問題となることを未然に防止することができるシステムである。なお、捜索対象者a,bとしては、人物に限らず、例えば小物などにビーコン500−1,500−2を搭載することにより、喪失時の発見に適用することが可能である。
具体的には、捜索システム1は、捜索依頼者及び捜索者が有する予め登録された携帯用通信端末装置(以下、「携帯用端末装置」という。)10−1,10−2,10−3と、ネットワーク20と、携帯用端末装置10とネットワーク20を介して接続され、各携帯用端末装置10を管理する管理サーバ装置30と、捜索対象者a,bに搭載され、予め定められたタイミング毎に所定の信号を発信するビーコン500−1,500−2,500−3と、によって構成される。
なお、例えば、本実施形態の捜索依頼者用の携帯用端末装置10−1及び捜索者用の携帯用端末装置10−2,10−3は、本発明の捜索装置及び復号装置を構成し、管理サーバ装置30は、本発明のサーバを構成する。また、例えば、本実施形態のビーコン500−1,500−2は、本発明の発信装置を構成する。ただし、後述するように、捜索システム1に管理サーバ装置30の機能を携帯用端末装置10に備えさせることも可能である。
本実施形態の捜索依頼者及び捜索者の携帯用端末装置10は、例えば、捜索依頼者及び捜索者によって使用されるスマートフォン、タブレット型情報端末装置、又は、携帯用電話機等の携帯用情報通信端末装置等で構成される。そして、携帯用端末装置10は、例えばGPS(Global Positioning System)信号などを用いたり、近くの基地局との情報伝達をすることにより、現在位置を認識する機能を有している。
また、携帯用端末装置10は、Bluetooth(IEEE:the Institute of Electrical and Electronics Engineers 802.15/登録商標)などの近距離無線通信を用いてビーコン500からの発信信号を受信し、その発信信号を認識することが可能な構成を有し、各種情報をユーザへ提示する表示手段を有している。
まず、捜索対象者aに対する捜索の依頼を行う捜索依頼者の携帯用端末装置10−1の処理フローについて詳細に説明する。捜索依頼者の携帯用端末装置10−1は、図2を用いて詳細に説明する。
(1A)公開鍵暗号方式によって公開鍵の情報(以下、「暗号化鍵情報」という。)及び秘密鍵の情報(以下、「復号化鍵情報」という。)を生成する。すなわち、復号化鍵情報と一対となって生成された暗号化鍵情報を生成し(図2の(1))、
(1B)生成した暗号化鍵情報と、捜索者に搭載されたビーコン(以下、「特定ビーコン」という。)500−1の識別情報(以下、「ビーコンID」という。)とともに当該特定ビーコン500−1の捜索要求を管理サーバ装置30に送信する(図2の(2))。
(1C)捜索者によって特定ビーコン500−1が発見されると、管理サーバ装置30から送信された、特定ビーコン500−1を捜索した捜索者の携帯用端末装置10−2及び/又は携帯用端末装置10−3によって生成された情報であって、暗号化鍵情報によって暗号化された当該特定ビーコン500−1の発信信号を検出した捜索者の携帯用端末装置10−2及び/又は携帯用端末装置10−3の位置情報、当該特定ビーコン500−1の電波強度の情報、特定ビーコン500−1の識別情報の全て、あるいはこれらの一部である暗号化捜索結果情報を受信し(図2の(7))、
(1D)当該受信した暗号化捜索結果情報を復号化鍵情報によって復号化する(図2の(8))。
(1E)復号化された暗号化捜索結果情報に基づいて、特定ビーコン500−1が存在する領域又はその位置を特定し、当該特定した領域及び位置を捜索依頼者に閲覧可能に出力する(図2の(9))。
特に、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1は、発信信号を受信した際の位置情報だけでなく、特定ビーコン500−1の電波強度の情報(以下、「電波強度情報」という。)を用いることで、発信信号を受信した単一の携帯用端末装置10−2の位置情報であっても、より特定ビーコン500−1が存在する位置を絞り込むことができる。また、携帯用端末装置10−2,10−3の複数の位置情報及び電波強度情報を取得し、それらの情報を解析することによって、特定ビーコン500−1の存在位置をより精度高く特定することができる。その際、受信した携帯用端末装置10の位置情報及びビーコン500の電波強度情報は多いほうがより高精度に特定することができ、好ましくは、3つあることがビーコン500−1の位置を特定する上で好ましい。なお、暗号化捜索結果情報としては、少なくとも発信信号の受信場所の位置情報を含み、その他受信時間、受信条件(例えば、気温や明るさなど)などを受信時における様々な条件を含んでいてもよい。例えば受信時間を用いることで後述するようにビーコン500の移動軌跡を算出することが可能となる。また、気温や公知のセンサを用いて計測可能なその他条件を同時に含むことで捜索対象の置かれている状況を迅速に察知でき、好ましい。
なお、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1は、
(A)川や立ち入り禁止区域などの地理的条件によって捜索エリア内における捜索不要エリアを限定することによって、また、
(B)管理サーバ装置30においてその位置が管理されている固定ビーコン(すなわち、位置情報を有する固定型のビーコン)500−3を捜索エリアに予め配置することによって、より精度良く、また、例えばGPSなどの電波が届かないところにおいても特定ビーコン500−1の位置を特定することができるようになっている。
電波強度情報は、それ自体は暗号化されていても、暗号化されていなくてもよく、少なくとも個人が特定されないよう暗号化捜索結果情報の内、特定ビーコン500−1のビーコンID及び/又は捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3の識別情報(以下、「端末ID」)という。)、あるいは位置情報が暗号化されている必要がある。このとき、暗号化捜索結果情報として、捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3の端末IDや電話番号などの連絡先を含めることで、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1側から、暗号化捜索結果情報を送信した捜索者を特定することができるようになり、捜索依頼者から当該捜索者に直接連絡することができ、利便性が高くなるため好ましい。
次に、捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3の処理フローについて図2を用いて詳細に説明する。
(2A)携帯用端末装置10−2,10−3は、管理サーバ装置30から暗号化鍵情報と捜索する特定ビーコン500−1の識別情報とともに特定ビーコン500−1の捜索指示を受信する(図2の(3))。
(2B)携帯用端末装置10−2,10−3は、捜索を開始して特定ビーコン500−1の識別情報を有する発信信号を検出すると(図2の(4))、
(2C)受信した特定ビーコン500−1から発信された発信信号の電波強度情報及び自機の現在位置を示す位置情報を管理サーバ装置30から受信した暗号化鍵情報を用いて暗号化し、暗号化捜索結果情報を生成する(図2の(5))。
(2D)生成した暗号化捜索結果情報は、管理サーバ装置30に送信され、蓄積される(図2の(6))。
なお、上述のように、本実施形態の電波強度情報は、暗号化されていても、暗号化されていなくてもよく、暗号化捜索結果情報には、暗号化された又は暗号化されていない捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3の端末IDを含んでいてもよい。
また、捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3は、管理サーバ装置30を介さずに直接捜索依頼者の携帯用端末装置10−1に暗号化捜索結果情報を送信してもよい。ただし、この場合の携帯用端末装置10−2,10−3の処理の詳細については以下の変形例で詳述する。
続いて、管理サーバ装置30の処理フローについて、図2を用いて詳細に説明する。
(3A)捜索依頼者の携帯用端末装置10−1から暗号化鍵情報とともに特定ビーコン500−1の捜索要求を受信すると(図2の(2))、
(3B)登録されている捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3に、受信した暗号化鍵情報及び特定ビーコン500−1の識別情報とともに、当該特定ビーコン500−1の捜索要求を送信する(図2の(3))。
(3C)特定ビーコン500−1からの発信信号を受信した捜索者の特定の携帯用端末装置10−2,10−3から暗号化捜索結果情報を取得すると(図2の(4))、
(3D)捜索依頼者の携帯用端末装置10に、受信した暗号化捜索結果情報を提供(転送)する(図2の(7))、
構成を有している。
このような構成を有することによって、本実施形態の捜索システム1は、特定ビーコン500−1の位置を捜索依頼者の携帯用端末装置10−2,10−3において認識させることができる。また、特定ビーコン500−1の捜索結果として暗号化した情報を用いることで、特定ビーコン500−1の捜索要求を行った端末装置以外、すなわち、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1以外では、特定ビーコン500−1の位置情報を復号化することができないので、当該位置情報の漏洩を防止し、個人情報を保護することができるようになっている。なお、特定ビーコン500−1の捜索要求は、捜索者のみに限らず、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1へも送信してもよい。また、暗号化捜索結果情報を提供する際には、暗号化捜索結果情報を受信した旨のみを捜索依頼者の携帯用端末装置10−1へと送信し、携帯用端末装置10−1が管理サーバ装置30へ情報を読み取りに行く構成としてもよい。
特に、本実施形態の捜索システム1は、管理サーバ装置30を介して、受信した特定ビーコン500−1の捜索要求を登録している携帯用端末装置10に指示し、また、捜索者の携帯用端末装置10から送信された暗号化捜索結果情報の授受を行うようになっており、携帯用端末装置10同士において直接データの授受をさせないことによって、捜索者から捜索依頼者を特定できないなど、捜索依頼者にとっても高いセキュリティ性を備えることができる。
なお、本実施形態の捜索システム1においては、全て又は一部の携帯用端末装置10が、管理サーバ装置30の機能を有していてもよい。この場合は、上記の捜索システム1においては、管理サーバ装置30は不要となる。ただし、以下の説明においては、管理サーバ装置30が設けられているとして説明を行う。
[1.1]ビーコン
次に、本実施形態のビーコン500について説明する。
ビーコン500は、捜索依頼者a,bの移動体又は任意の固定された物体に搭載される。また、ビーコン500は、発信手段として機能するビーコンモジュールを備えるとともに、識別情報を有し、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を用いることによって、識別情報を含む受信確認信号を所定時間毎に発信する構成を有している。なお、ビーコン500は、図示しない携帯型や固定型の端末装置に組み込まれていてもよいし、独立的に、存在してもよい。
[1.2]携帯用通信端末装置
次に、図3を用いて本実施形態の携帯用端末装置10について説明する。なお、図3は、本実施形態の携帯用端末装置10の構成を示すブロック図である。また、本実施形態の捜索依頼者の携帯用端末装置10−1及び捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3は、同一の構成を有しているため、ここでは携帯用端末装置10としてこれらの構成を説明する。
本実施形態の携帯用端末装置10は、図2に示すように、ネットワーク通信部110は、近距離無線通信インターフェース(以下、「近距離無線通信I/F」)120と、現在位置検出部130と、液晶パネル等により構成される表示部140と、表示部140を制御する表示制御部150と、各種の情報が記録される記録部160と、操作部170と、携帯用端末装置10の全体を統合制御する端末管理制御部180と、タイマ181と、上述のように他の携帯用端末装置10及び管理サーバ装置30と連動して捜索対象者a,bの捜索を行う処理(以下、「連動捜索処理」という。)を実行するためのアプリケーション(以下、「連動捜索アプリ」という。)その他のアプリケーションを実行するアプリケーション実行部190と、を有し、上記の各部は、バス191にて相互に接続され、各構成要素間におけるデータの転送が実行される。
ネットワーク通信部110は、所定のネットワークインターフェースであり、端末管理制御部180及びアプリケーション実行部190の制御の下、ネットワーク20に接続される管理サーバ装置30又は図示しない他の通信端末装置と通信回線を構築し、管理サーバ装置30又は図示しない他の通信端末装置と種々のデータの授受を行う。また、例えば、本実施形態のネットワーク通信部110は、本発明の受信手段及び送信手段を構成する。
近距離無線通信I/F120は、端末管理制御部180の制御の下、アンテナATを介して特定ビーコン500−1からの送信された発信信号を受信する。特に、近距離無線通信I/F120は、Bluetooth(登録商標)の通信形式を用いてアンテナATを用いて予め定められている距離的範囲(すなわち、Bluetooth(登録商標)上の通信範囲)に存在する特定ビーコン500−1から送信された発信信号を受信する。
現在位置検出部130は、端末管理制御部180及びアプリケーション実行部190の制御の下、ネットワーク20を介してGPS(Global Positioning System)衛星の位置を認識しつつ、GPS衛星50から送信された衛星信号(GPS信号)を検出する。
そして、現在位置検出部130は、当該検出されたGPS信号に基づいて携帯用端末装置10の現在位置の緯度及び経度によって示される座標値を算出(すなわち、検出)する。また、現在位置検出部130は、この算出された座標値を位置情報としてアプリケーション実行部190に提供する。
なお、携帯用端末装置10が、上述の近距離無線機能を用いて、または、電話機能を有している場合には当該電話機能を用いて、電話や近距離無線に用いる電波を電話基地局等において受信した方角と電波強度に基づいて自機の現在位置を算出(検出)してもよい。また、例えば、本実施形態の現在位置検出部130は、本発明の位置情報取得手段を構成する。
表示部140は、所定のサイズ(例えば、5インチ、W480×H960ピクセル)の画像表示領域を有し、液晶素子又はEL(Electro Luminescence)素子のパネルによって構成され、表示制御部150において生成された表示データに基づいて所定の画像を表示するようになっている。また、例えば、本実施形態の表示部140は、本発明の表示手段を構成する。
表示制御部150は、端末管理制御部180及びアプリケーション実行部190の制御の下、表示部140に所定の画像を描画させるために必要な描画データを生成し、生成した描画データを当該表示部140に出力する。
記録部160は、携帯用端末装置10の管理及び制御に関するプログラム及び連動捜索アプリを含む各種のアプリケーションが記録されるアプリケーション記録部161と、連動捜索処理など各プログラムの実行中にワークエリアとして用いられるとともに、携帯用端末装置10で実行される各処理において用いられるデータが記録されるRAM163と、を有している。
操作部170は、各種の確認ボタン、各操作指令を入力する操作ボタン、テンキー等の多数のキー、又は、表示部140上に設けられたタッチセンサにより構成され、各操作を行う際に用いられるようになっている。
端末管理制御部180は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、携帯用端末装置10の全般的な機能を総括的に制御する。
タイマ181は、アプリケーション実行部190の指示に基づいて、そのときの日付及び時刻を当該アプリケーション実行部190に提供する。また、タイマ181は、アプリケーション実行部190の指示に基づいて、カウントを開始し、予め定められた時間の経過後にその旨を当該アプリケーション実行部190に提供する。なお、例えば、タイマ181は、本発明の計時手段を構成する。
アプリケーション実行部190は、独立的に設けられた中央演算処理装置(CPU)によって又は端末管理制御部180とともに共通の中央演算処理装置(CPU)によって構成される。また、アプリケーション実行部190は、アプリケーション記録部161に記録された各種のアプリケーションを実行することにより、各種の機能を実現する。
特に、アプリケーション実行部190は、連動捜索アプリを起動させることによって、捜索依頼者側及び捜索者側における連動捜索処理を実現する。
すなわち、アプリケーション実行部190は、捜索依頼者として連動捜索処理を実行する場合には、暗号化鍵情報を生成し、生成した暗号化鍵情報及び特定ビーコン500−1の識別情報とともに特定ビーコン500−1の捜索要求を管理サーバ装置30に送信する。そして、アプリケーション実行部190は、管理サーバ装置30から他の携帯用端末装置10が特定ビーコン500−1の発信電波を受信した旨とともに、管理サーバ装置30から暗号化捜索結果情報を受け取って自身の持つ復号化鍵情報を用いて復号化し、復号化して得られた位置情報及び電波強度情報に基づいて特定ビーコン500−1の現在位置又は当該特定ビーコン500−1が存在する領域範囲を表示部140に表示する。
なお、アプリーション実行部190は、暗号化捜索結果情報に、捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3の位置情報とともに当該位置情報を受信した日時の情報が含まれている場合には、当該日時に基づいて特定ビーコン500−1の現在位置又は当該特定ビーコン500−1が存在する領域範囲を表示部140に表示してもよく、一定の時間毎に暗号化捜索結果情報を取得することによって、後述するように、特定ビーコン500−1の予測移動経路(以下、単に「移動経路」ともいう。)52を表示するようにしてもよい。
また、アプリケーション実行部190は、捜索者として連動捜索処理を実行する場合には、暗号化鍵情報と特定ビーコン500−1の識別情報を含む捜索指示の受信し、捜索を開始する。その後、アプリケーション実行部190は、特定ビーコン500−1の識別情報を有する発信信号を受信した場合には、電波強度情報及び自機の位置情報などの各種情報を、暗号化鍵情報を用い、暗号化して暗号化捜索結果情報を生成し、生成した暗号化捜索結果情報を管理サーバ装置30に提供する。
具体的には、アプリケーション実行部190は、上記の処理を実行するために、連動捜索アプリを実行し、連動捜索処理を実行及びその管理を行う連動捜索処理実行部191と、暗号化鍵情報の生成、暗号化捜索結果情報の生成及び暗号化捜索結果情報の復号を行う暗号化/復号化処理部192と、特定ビーコン500−1から発信された発信信号を検出する検出処理部193と、を実現する。
なお、例えば、本実施形態の連動捜索処理実行部191は、本発明の暗号化手段及び復号化手段を構成する。
また、本実施形態においては、電波強度情報を取得することは必ずしも必須ではなく、特定ビーコン500−1の発信信号を受信した携帯用端末装置10の位置情報のみ暗号化して暗号化捜索結果情報を生成してもよい。
さらに、アプリケーション実行部190は、捜索者として連動捜索処理を実行する場合には暗号化捜索結果情報に、自機の位置情報を取得した際にタイマ181から取得した時間(日時)の情報を受信時間として含めて管理サーバ装置30に送信してもよい。
[1.3]管理サーバ装置
次に、図4を用いて、本実施形態の管理サーバ装置30の構成について説明する。なお、図4は、本実施形態の管理サーバ装置30の構成を示すブロック図である。また、本実施形態の捜索依頼者の携帯用端末装置10−1及び捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3は、同一の構成を有しているため、特別な場合を除き、携帯用端末装置10として以下の説明を行う。
本実施形態の管理サーバ装置30は、図4に示すように、各携帯用端末装置10、各ビーコン500及び送受信ログが記録される記録部300と、各携帯用端末装置10と通信を行う通信制御部310と、各種のメモリとして機能するROM/RAM320と、装置全体を制御するサーバ管理制御部340と、タイマ330と、各携帯用端末装置10にて実行される連動捜索処理の管理を行うデータ処理部350と、を有し、上記の各部は、バス391によって相互に接続されている。
記録部300は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)又はSSD(ソリッドステートドライブ)により構成されている。そして、記録部300は、その記録領域内に、ビーコンIDに対応付けて登録された各ビーコン500の情報が記録されている発信器管理DB301と、端末IDに対応付けて各携帯用端末装置10が登録されている端末管理DB302と、各携帯用端末装置10における送受信ログを管理するログ管理DB303を有している。
なお、発信器管理DB301には、各ビーコンIDに対応付けて各ビーコン500を管理する携帯用端末装置10(すなわち、ビーコン500を搭載した幼児などの人物を管理する親権者の携帯用端末装置)のIDを対応付けて記録してもよい。
また、端末管理DB302には、端末IDに対応付けて、携帯用端末装置の電子メールアドレスや所有者の情報が記録されている。特に、端末管理DB302には、現在稼働中の情報及び現在位置など各携帯用端末装置の稼働状況の情報を各端末IDに対応付けて記録してもよい。
さらに、ログ管理DB303には、捜索指示毎にログ情報が記録されるとともに、送受信した日時の情報が対応付けて記録されるとともに、複数の携帯用端末装置10を介し、回送された暗号化捜索結果情報を受信した場合には、その回送情報も記録される。
通信制御部310は、所定のネットワークインターフェースであり、ネットワーク20を介して、各携帯用端末装置10とデータの授受を行う。
ROM/RAM320には、管理サーバ装置30の駆動に必要な各種のプログラムが記録されている。また、ROM/RAM320は、サーバ管理制御部340やデータ処理部350が各種の処理を実行する際のワークエリアとして用いられる。
タイマ330は、データ処理部350の指示に基づいて、そのときの日付及び時刻を当該データ処理部350に提供する。また、タイマ330は、データ処理部350の指示に基づいて、カウントを開始し、予め定められた時間の経過後にその旨をデータ処理部350に提供する。
サーバ管理制御部340は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成され、プログラムを実行することによって、管理サーバ装置30の各部を統合制御する。
データ処理部350は、独立した中央演算処理装置(CPU)によって構成され、又は、サーバ管理制御部340の中央演算処理装置(CPU)を用いて構成される。そして、データ処理部350は、サーバ管理制御部340による制御の下、プログラムを実行することにより、各携帯用端末装置10にて実行される連動捜索処理の管理を行う。
特に、データ処理部350は、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1からの特定ビーコン500−1の捜索要求を受信すると、捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3に捜索開始の指示を送信し、いずれかの捜索者の携帯用端末装置から暗号化捜索結果情報を受信すると、捜索者の携帯用端末装置10−1に当該暗号化捜索結果情報を転送する。
具体的には、データ処理部350は、プログラムを実行することによって、各DBを管理するDB管理制御部351と、各携帯用端末装置10において実行されている連動捜索処理を管理する捜索処理管理部352と、所定の条件を具備した場合に捜索領域を可変させる捜索領域管理部353と、を実現する。
なお、本実施形態の捜索処理管理部352は、本発明の監視手段を構成し、通信制御部310とともに本発明の指示手段及び受信手段を構成する。
DB管理制御部351は、連動捜索処理を実行可能であって捜索依頼者又は捜索者にて用いられる各携帯用端末装置10、すなわち、連動捜索アプリをインストールした各携帯用端末装置10からの指示に基づいて、端末管理DB302への各携帯用端末装置10の登録及びその管理を行う登録管理を行う。
なお、このように、各携帯用端末装置10について登録管理を行うことによって、各携帯用端末装置10は、上述のように、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1として、又は、捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3として実行することができるようになっている。ただし、管理サーバ装置30を用いずに、連動捜索処理を実行する場合には、この限りではない。
また、DB管理制御部351は、携帯用端末装置10−1からの指示又は図示しない管理装置の指示部による指示に基づいて予め発信器管理DB301への各ビーコン500の登録管理を行う。
さらに、DB管理制御部351は、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1から送信された特定ビーコン500−1の捜索要求を受信した際に、及び、捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3から送信された暗号化捜索結果情報を受信した際に、そのログ、すなわち、取得要求又は暗号化捜索結果情報を送信した携帯用端末装置の端末IDとその日時をログ管理DB303に登録管理する。
捜索処理管理部352は、捜索依頼者の指示に基づいて捜索依頼を実行する場合には、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1において生成された暗号化鍵情報を含む捜索要求の受信、当該受信した捜索要求の暗号化鍵情報の該当する携帯用端末装置10(すなわち、捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3)への送信、及び、暗号化捜索結果情報の捜索依頼者の携帯端末装置10への転送など連動捜索処理を管理する。
捜索領域管理部353は、第1範囲から第N範囲(Nは自然数)まで捜索を指示する捜索者の携帯用端末装置10が属する範囲(以下、「捜索範囲」という。)を段階的に拡大しつつ、いずれかの捜索者の携帯用端末装置10から暗号化捜索結果情報を受信するまで、捜索範囲を可変に設定管理する。なお、捜索範囲を段階的な拡大については、変形例で詳述する。
[2]各種処理
[2.1]捜索依頼者における連動捜索処理
次に、図5を参照しつつ本実施形態の捜索依頼者の携帯用端末装置10−1において実行される連動捜索処理の動作について説明する。なお、図5は、本実施形態の捜索依頼者の携帯用端末装置10−1において実行される連動捜索処理を示すフローチャートであり、図6及び図7は、本実施形態の捜索依頼者の携帯用端末装置10−1に地図とともに表示される特定ビーコン500−1の現在位置、又は、当該現在位置と過去の位置に基づく予測移動経路52との一例である。
本動作においては、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1において連動捜索アプリが起動し、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1及び捜索対象者a(移動体)に搭載された特定ビーコン500−1が管理サーバ装置30の発信器管理DB301及び端末管理DB302に既に記録されているものとし、かつ、捜索者となる他の複数の携帯用端末装置10−2,10−3などが端末管理DB302に既に記録されているものとする。
また、本動作においては、暗号化捜索結果情報には、特定ビーコン500−1の発信信号における電波強度情報が含まれているものとする。
まず、連動捜索処理実行部191は、ユーザである捜索依頼者の操作部170への捜索依頼操作を検出すると(ステップS101)、表示制御部150及び操作部170と連動し、位置を特定すべき特定ビーコン500−1のビーコンIDを取得するとともに(ステップS102)、公開鍵暗号方式によって暗号化鍵情報及び復号化鍵情報(以下、まとめて「鍵情報」ともいう。)を生成し、生成した復号化鍵情報をRAM163に記録する(ステップS103)。
次いで、連動捜索処理実行部191は、自機の識別情報(すなわち、端末ID)と、特定ビーコン500−1のビーコンIDと、生成した暗号化鍵情報とともに、当該特定ビーコン500−1の捜索要求を、管理サーバ装置30に送信し、暗号化捜索結果情報又は捜索終了の指示の受信を待機する(ステップS104)。
次いで、連動捜索処理実行部191は、管理サーバ装置30から送信された情報を検出すると(ステップS105)、当該情報が暗号化捜索結果情報であるか、捜索終了の指示であるかを判定する(ステップS106)。
このとき、連動捜索処理実行部191は、管理サーバ装置30から送信された情報が暗号化捜索結果情報であると判定した場合には、受信した暗号化捜索結果情報をRAM163に記録して(ステップS107)ステップS105の処理に移行し、管理サーバ装置30から送信された情報が捜索終了の指示であると判定した場合には、ステップS111の処理に移行する。なお、捜索終了の指示とは、例えば管理サーバ装置30が捜索開始の指示から一定時間経過後に暗号化捜索結果情報が得られなかった場合に、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1を含む該当する各携帯用端末装置10へと送信される。
次いで、連動捜索処理実行部191は、管理サーバ装置30から送信された情報が捜索終了の指示であると判定した場合には、RAM163に記録された暗号化捜索結果情報の有無を判定する(ステップS111)。
このとき、連動捜索処理実行部191は、RAM163に記録された暗号化捜索結果情報がないと判定した場合には、表示制御部150と連動し、捜索が失敗した旨の表示を表示部140に表示して(ステップS112)本動作を終了させる。
一方、連動捜索処理実行部191は、RAM163に記録された暗号化捜索結果情報があると判定した場合には、全ての暗号化捜索結果情報を復号化し、当該暗号化捜索結果情報を送信した捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3の位置情報及び特定ビーコン500−1の電波強度情報を取得する(ステップS113)。
次いで、連動捜索処理実行部191は、表示制御部150と連動して、取得した位置情報と電波強度情報に基づいて特定ビーコン500−1の位置又は存在する領域を特定し(ステップS114)、当該特定した特定ビーコン500−1の位置又は存在する領域を表示部140に表示して(ステップS115)本動作を終了させる。
特に、連動捜索処理実行部191は、複数の捜索者の携帯用端末装置10−1,10−2の位置情報及び特定ビーコン500−1の電波強度情報を取得した場合には、特定ビーコン500−1の位置を特定することができるようになっている。表示方法としては、例えば、図6及び図7に示すように、予め記憶されている、あるいは図示しないサーバなどからダウンロードした地図上で特定ビーコン500−1を発見した捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3の位置をアイコン70−2,70−3などで表示することが好ましい。このとき、複数の捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3に発見された際には、電波強度情報によって示される電波強度に基づく特定ビーコン500−1が存在する範囲(以下、「電波強度範囲」という。)90−2,90−3から特定ビーコン500−1の位置50を算出し、示すようにしてもよく、また、発見日時に基づいて特定ビーコン500−1の発見位置51の軌跡52、すなわち予測移動経路52を算出し、描くようにしてもよい。
なお、図6及び図7に示すように、例えば、2つの捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3から位置情報及び特定ビーコン500−1の電波強度情報を取得した場合には、電波強度範囲90−2,90−3に基づいて特定ビーコン500−1の位置50を特定するため、基本的には、電波強度範囲90−2,90−3の交点が当該特定ビーコン500−1の位置50−1,50−2となる。ただし、例えば、図6及び図7においては、特定ビーコン500−1が建物81内であり、当該建物81が捜索不要エリアに設定されていれば、計算された特定ビーコン500−1の位置50−2には捜索対象者aは存在することはないので、当該捜索対象者aは、特定ビーコン500−1の位置50−1に存在すると特定することができる。
[2.2]管理サーバ装置の連動捜索処理の実行時の動作
次に、図8を参照しつつ本実施形態の管理サーバ装置30の連動捜索処理の実行時の動作について説明する。なお、図8は、本実施形態の管理サーバ装置30の連動捜索処理の実行時の動作を示すフローチャートである。
本動作においては、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1及び捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3が連動捜索アプリを起動しているものとし、発信器管理DB301及び端末管理DB302には、既に複数の携帯用端末装置10及び複数の特定ビーコン500が記録されているものとする。
まず、捜索処理管理部352は、通信制御部310を介して、いずれかの携帯用端末装置10から送信された特定ビーコン500−1の捜索要求(捜索指示)を受信すると(ステップS201)、DB管理制御部351は、当該取得要求とともに送信された端末ID及び特定ビーコン500−1のビーコンIDに基づいて発信器管理DB301及び端末管理DB302を検索し、特定ビーコン500−1の登録を確認しつつ、登録されている全ての携帯用端末装置の端末IDを取得する(ステップS202)。なお、捜索依頼者には捜索処理をさせない場合には、捜索依頼者以外の捜索者の携帯用端末装置10−2、10−3の端末IDが取得される。
なお、DB管理制御部351は、端末管理DB302を検索して予め登録されている各携帯用端末装置10の位置情報、電源のON及びOFFなど、所定の条件に従って抽出する携帯用端末装置10を抽出してもよい。また、例えば、各携帯用端末装置10の位置情報に基づいて抽出する携帯用端末装置10を定める点については、変形例で後述する。
次いで、捜索処理管理部352は、抽出した端末IDを有する携帯用端末装置10を捜索者用の携帯用端末装置10−2,10−3に設定し、該当する携帯用端末装置10と通信回線を確立し、特定ビーコン500−1のビーコンID及び暗号化鍵情報を配信するとともに、捜索指示を送信する(ステップS203)。
このとき、捜索処理管理部352は、いずれかの捜索者の携帯用端末装置10−2、10−3から送信されてくるまで暗号化捜索結果情報を受信するよう待機する。また、捜索処理管理部352は、タイマ330と連動し、カウントを開始し、DB管理制御部351は、タイマ330現在時刻を取得するとともに、捜索指示をログ情報としてログ管理DB303に記録する。なお、捜索処理管理部352は、登録された全部の携帯用端末装置10に捜索指示を送信する場合には、当該捜索指示をブロードキャストしてもよい。
次いで、捜索処理管理部352は、タイマ330と連動して所定の時間が経過したか否かを判定し(ステップS204)、タイマ330と連動して所定の時間が経過していないと判定した場合には、いずれかの捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3から送信された暗号化捜索結果情報の受信の有無を判定する(ステップS211)。
このとき、捜索処理管理部352は、当該暗号化捜索結果情報が受信されていないと判定した場合には、ステップS204の処理に戻る。また、捜索処理管理部352が、いずれかの携帯用端末装置10から送信された暗号化捜索結果情報を受信したと判定した場合には、DB管理制御部351は、暗号化捜索結果情報に基づいて捜索依頼者の携帯用端末装置10−1を特定する(ステップS212)。
次いで、捜索処理管理部352は、捜索者として特定した携帯用端末装置10−2,10−3に、受信した暗号化捜索結果情報に転送し(ステップS213)、ステップS204の処理に移行する。なお、DB管理制御部351は、ステップS212の処理においてその旨のログ情報をログ管理DB303に記録する。
一方、捜索処理管理部352は、ステップS203の処理において、所定の時間が経過したと判定した場合には、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1及び捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3には捜索終了の指示を送信して(ステップS214)本動作を終了させる。なお、DB管理制御部351は、ステップS213の処理においてその旨のログ情報をログ管理DB303に記録する。
[2.3]捜索者における連動捜索処理
次に、図9を参照しつつ本実施形態の捜索者の携帯用端末装置10において実行される連動捜索処理の動作について説明する。なお、図9は、本実施形態の捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3において実行される連動捜索処理を示すフローチャートである。また、本動作においては、捜索者の携帯用端末装置10−2の処理を基準に説明を行う。
本動作においては、捜索者の携帯用端末装置10−2において、連動捜索アプリが起動しているものとし、特定ビーコン500−1の発信信号を受信する場合には、当該発信信号の電波強度情報も取得するものとする。なお、本動作においては、固定ビーコン500−3はないものとして説明する。
まず、連動捜索処理実行部191は、管理サーバ装置30から送信された捜索指示を受信すると(ステップS301)、捜索指示とともに受信した暗号化鍵情報及びビーコンIDをRAM163に記録する(ステップS302)。
次いで、連動捜索処理実行部191は、特定ビーコン500−1から送信された発信信号の検出を開始し(ステップS303)、特定ビーコン500−1から送信された発信信号を受信したか否かを判定する(ステップS304)。すなわち、連動捜索処理実行部191は、RAM163に記録されたビーコンIDと同一のビーコンIDを有する発信信号の受信の可否を判定する。
このとき、連動捜索処理実行部191は、特定ビーコン500−1から送信された発信信号を受信していないと判定した場合には、管理サーバ装置30から捜索終了指示を受信したか否かを判定するとともに(ステップS305)、当該捜索終了指示を受信していると判定した場合には本動作を終了させ、当該捜索終了指示を受信していない判定した場合には、ステップS304の処理に戻る。
一方、連動捜索処理実行部191は、特定ビーコン500−1から送信された発信信号を受信したと判定した場合には、当該受信した発信信号の電波強度を検出する(ステップS306)とともに、現在位置検出部130から自機の位置情報を取得する(ステップS307)。
次いで、連動捜索処理実行部191は、暗号化/復号化処理部192に取得した電波強度と自機の位置情報をRAM163に記録された暗号化鍵情報によって暗号化させて暗号化捜索結果情報を生成し(ステップS308)、生成した管理サーバ装置30に送信して(ステップS309)本動作を終了させる。
以上本実施形態の捜索システム1は、捜索依頼者の携帯用端末装置10によって捜索の対象となっている特定ビーコン500−1の位置を認識させることができるとともに、捜索依頼者の携帯用端末装置10以外の通信端末装置では取得した位置情報を復号化することができないので、当該位置情報の漏洩を防止し、個人情報を保護することができる。
[3]変形例
[3.1]変形例1
本実施形態の管理サーバ装置30は、端末管理DB302に登録されている携帯用端末装置10に対して捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3として捜索指示を送信しているが、第1範囲から第N範囲(Nは自然数)まで捜索を指示する捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3が属する捜索範囲を段階的に拡大するとともに、第n番目(1<n<N)に設定された捜索範囲に属する捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3から暗号化捜索結果情報を一定時間受信しなかった場合には、第n範囲に設定された捜索範囲より広いn+1番目に属する捜索範囲に属する捜索者の携帯用端末装置10に捜索を指示し、当該携帯用端末装置10からの暗号化捜索結果情報を受信するまで、捜索範囲を拡大してもよい。なお、この場合には、携帯用端末装置10は、予め設定された間隔で現在位置を管理サーバ装置30へと送信する。また、あるいは捜索開始時に管理サーバ装置30が各携帯用端末装置10に問い合わせを行ってもよい。
例えば、図10に示すように、管理サーバ装置30は、予め定められた第1範囲A1に属する捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3に捜索を指示し、第1範囲A1に属する捜索者の携帯用端末装置10−2、10−3から暗号化捜索結果情報を受信しなかった場合には、第1範囲より捜索範囲が広い第2範囲A2に属する捜索者の携帯用端末装置10−4に捜索を指示する。そして、管理サーバ装置30は、当該携帯用端末装置10からの暗号化捜索結果情報を受信するまで、第3範囲及び第4範囲と第N範囲となるまで、又は、当該携帯用端末装置10からの暗号化捜索結果情報を受信するまで、捜索範囲を拡大しつつ、捜索指示をすることとなる。
なお、図8は、第1範囲A1内に存在する捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3によっては捜索対象者aの特定ビーコン500−1が検出範囲に入らないが、第1範囲A1より範囲が拡大された第2範囲内に存在する捜索者の携帯用端末装置10−4によっては捜索対象者aの特定ビーコン500−1が検出範囲に属することを示している。すなわち、図10の場合には、管理サーバ装置30は、
(1)第1範囲A1に属する捜索者の携帯用端末装置10−2,3に捜索を指示し、
(2)所定の時間が経過するまで、捜索者の携帯用端末装置10−2,3のいずれかからも暗号化捜索結果情報を受信せず、
(3)第1範囲より捜索範囲が広い第2範囲に属する捜索者の携帯用端末装置10−4に捜索を指示し、
(4)捜索者の携帯用端末装置10−4から暗号化捜索結果情報を受信する
こととなる。
また、管理サーバ装置30は、
(1)特定ビーコン500−1の捜索要求とともに、捜索依頼者の携帯用端末装置10から特定ビーコン500−1の位置が確認できなくなった消失位置を取得し、
(2)消失位置から予め定められた範囲を、第1範囲として設定し、
(3)設定した第1範囲から第Nの範囲まで当該携帯用端末装置10からの暗号化捜索結果情報を受信する実行してもよい。
なお、この場合は、例えば、常に特定ビーコン500−1の発信信号を受信するよう構成し、一定時間受信できなくなった場合に消失したと判断し、捜索を自動で開始するよう構成することも可能である。
[3.2]変形例2
本実施形態において、管理サーバ装置30は、捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3から、断続的(予め定められた時間毎)に、特定ビーコン500−1のビーコンIDとともに暗号化検索結果情報に含まれる位置情報を取得し、当該位置情報が一定時間受け取れなくなった場合に、各捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3に捜索指示を行うようにしてもよい。
この場合に、管理サーバ装置30は、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1から復号化情報を取得しておき、当該取得した復号化情報に基づいて、暗号化検索結果情報を復号しつつ、ビーコンIDとともに暗号化検索結果情報に含まれる位置情報を取得する。そして、管理サーバ装置30は、当該位置情報が一定時間受け取れなくなった場合に、各捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3に捜索指示を実行し、当該捜索指示に基づいて上述の処理を実行する。
なお、この場合において、暗号化されていないビーコンIDの受信の有無に基づいて、特定ビーコン500−1の消失の有無を判断し、当該消失した特定ビーコン500−1における捜索指示を行うようにしてもよい。この場合には、管理サーバ装置300は、当該特定ビーコン500−1を管理する捜索依頼者(具体的には捜索依頼予定者)の携帯用端末装置10−1から予め暗号化情報を取得しておくものとする。
[3.3]変形例3
本実施形態においては、管理サーバ装置30を介して捜索依頼者の携帯用端末装置10−1と、捜索者の携帯用端末装置10−2、10−3と、がデータの授受を行っているが、捜索依頼者の携帯用端末装置10−1と、捜索者の携帯用端末装置10−2,10−3と、が直接、特定ビーコン500−1の捜索要求(捜索指示)及び暗号化捜索結果情報の送受信を実行してもよい。
この場合には、例えば、本実施形態の連動捜索処理実行部191は、ネットワーク通信部110とともに、本発明の指示手段及び受信手段を構成する。また、例えば、本実施形態の連動捜索処理実行部191は、本発明の位置情報取得手段を構成している。
[3.4]変形例4
本実施形態においては、管理サーバ装置30内に各DB301〜303を設け、これらのDBを管理サーバ装置30のみにおいて管理及び制御する構成としたが、各DB301〜303を管理するためのコンピュータシステム別個に設け、各々、個別に管理、運用するようにしてもよい。
[3.5]変形例5
本実施形態においては、管理サーバ装置30が捜索者の各携帯用端末装置10から、直接、暗号化捜索結果情報を受信しているが、1又は2以上の他の捜索者の携帯用端末装置10かを介して(すなわちホッピング(回送)して)受信してもよい。
この場合には、各携帯用端末装置10は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を用いて暗号化捜索結果情報を回送する。
また、各携帯用端末装置10は、暗号化捜索結果情報を回送する際に、回送の対象となる暗号化捜索結果情報に、当該暗号化捜索結果情報を暗号化した暗号化鍵情報によって暗号化しつつ、所定の暗号化情報によって暗号化しつつ、または、暗号化せずに、自機の端末IDを付して他の携帯用端末装置に回送してもよい。
そして、管理サーバ装置30は、このような回送された暗号化捜索結果情報を受信すると、回送に参加した各携帯用端末装置10の受信した暗号化捜索結果情報から取得してそのログをログ管理DB303に記録する。
[3.6]変形例6
本実施形態においては、連動捜索処理において特定ビーコン500−1から発信信号を受信した際に、又は、各ビーコン500の動作確認を行うなど予め定められた処理を実行する際に、特定ビーコン500−1又は各ビーコン500から発信信号を受信し、電波強度が一定時間の間、あるいは近接位置で所定のレベル以下であると判定された場合には、発信信号を受信した携帯用端末装置10は、該当するビーコン500のバッテリー残量が少ないと判定して管理サーバ装置30、又は、当該ビーコン500を管理する携帯用端末装置10に警告してもよい。
1 … サービス提供システム
10 … 携帯用端末装置
30 … 管理サーバ装置
100 … タイマ
110 … ネットワーク通信部
130 … 現在位置検出部
140 … 表示部
150 … 表示制御部
160 … 記録部
161 … アプリケーション記録部
170 … 操作部
180 … 端末管理制御部
190 … アプリケーション実行部
191 … 連動捜索処理実行部
192 … 復号化処理部
193 … 検出処理部
300 … 記録部
310 … 通信制御部
330 … タイマ
340 … サーバ管理制御部
350 … データ処理部
351 … 管理制御部
352 … 捜索処理管理部
353 … 捜索領域管理部
500 … ビーコン

Claims (13)

  1. 識別情報を含む発信信号を発信する発信手段を有する発信装置と、
    前記発信信号を受信する受信手段と、位置情報を取得する位置情報取得手段と、復号化鍵情報と対となる暗号化鍵情報を用いて前記発信信号の受信場所の位置情報を暗号化する暗号化手段と、を有する捜索装置と、
    を備えることを特徴とする捜索システム。
  2. 前記捜索装置は、暗号化した受信場所の位置情報を送信する送信手段を有し、
    前記暗号化した受信場所の位置情報を受信して前記復号化鍵情報を用いて復号化する復号化手段を有する復号装置と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の捜索システム。
  3. 前記復号装置は、地図を表示する表示手段を有し、
    前記発信装置の場所、又は前記受信場所を前記地図上に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の捜索システム。
  4. 前記捜索装置は、時間を計測する計時手段を有して前記位置情報とともに受信時間を送信し、
    前記復号装置は、前記位置情報と前記受信時間を参照して前記発信装置の移動経路を予測して算出し、前記地図上に表示することを特徴とする請求項3に記載の捜索システム。
  5. 前記捜索装置は、受信時の電波強度を測定して送信し、
    前記復号装置は、複数の前記位置情報及び前記電波強度を基に前記発信装置の場所を特定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の捜索システム。
  6. 前記捜索装置の識別子を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている複数の捜索装置に捜索指示を行う指示手段と、を有するサーバを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の捜索システム。
  7. 前記サーバは、前記捜索装置の現在位置を識別子と対応付けて記憶し、前記現在位置を参照して予め設定された範囲内に捜索指示を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の捜索システム。
  8. 前記サーバは、予め設定された時間毎に異なる範囲内に捜索指示を行うことを特徴とする請求項7に記載の捜索システム。
  9. 前記サーバは、前記捜索装置から断続的に前記位置情報又は前記受信信号を取得し、前記位置情報又は前記受信信号が一定時間受け取れなくなると捜索指示を行うことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の捜索システム。
  10. 発信装置から発信された識別情報を含む発信信号を受信する受信手段と、
    位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    復号化鍵情報と対となる暗号化鍵情報を用いて前記発信信号の受信場所の位置情報を暗号化する暗号化手段と、
    を有することを特徴とする捜索装置。
  11. 前記コンピュータを、
    発信装置から発信された識別情報を含む発信信号を受信する受信手段、
    位置情報を取得する位置情報取得手段、及び、
    復号化鍵情報と対となる暗号化鍵情報を用いて前記発信信号の受信場所の位置情報を暗号化する暗号化手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 発信信号を発信する発信手段を有する発信装置の捜索を行う捜索装置における捜索方法であって、
    前記発信装置から識別情報を含む前記発信信号を受信し、
    前記発信信号を受信した際の前記捜索装置における位置情報を受信し、
    復号化鍵情報と対となる暗号化鍵情報を用いて前記位置情報を暗号化する、
    ことを特徴とする捜索方法。
  13. 前記復号化鍵情報を用いて復号化する復号化手段を有する復号装置に、前記暗号化した受信場所の位置情報を送信する、請求項12に記載の捜索方法。
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