JP2015224454A - Mounting structure for solar battery panel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、太陽電池パネルの取付構造に関し、詳しくは、太陽電池パネルの裏面側に空気の流れを作り出す技術に関する。 The present invention relates to a solar cell panel mounting structure, and more particularly to a technique for creating an air flow on the back side of a solar cell panel.
特許文献1に開示されるように、太陽電池パネルを傾斜屋根に取り付ける構造として、傾斜屋根に支持桟部を固定し、太陽電池パネルの縁部を支持するように取り付けたフレームを、この支持桟部上に固定する取付構造が知られている。
As disclosed in
前記した従来の取付構造では、支持桟部に貫通孔を設け、この貫通孔を通じて傾斜屋根上の排水と通気を行っていた。 In the conventional mounting structure described above, a through hole is provided in the support bar, and drainage and ventilation are performed on the inclined roof through the through hole.
従来の取付構造では、支持桟部にある貫通孔を通じて通気が行われるため、太陽電池パネルと傾斜屋根の間での空気の流れが、太陽電池パネルから離れた側の流れ(傾斜屋根に近い下側の流れ)になりやすい。そのため、従来の取付構造は、空気の流れによって太陽電池パネルの裏面側の熱を効率的に排出しにくいという課題を有していた。 In the conventional mounting structure, air is ventilated through the through-hole in the support beam, so that the air flow between the solar cell panel and the inclined roof flows on the side away from the solar cell panel (below the inclined roof). Side flow). Therefore, the conventional mounting structure had the subject that it was difficult to discharge | emit the heat | fever on the back surface side of a solar cell panel efficiently by the flow of air.
本発明は前記課題を解決する発明であり、太陽電池パネルの裏面側の熱を効率的に排出することのできる太陽電池パネルの取付構造を提供することを、目的とする。 This invention is invention which solves the said subject, and it aims at providing the attachment structure of the solar cell panel which can discharge | emit efficiently the heat | fever of the back surface side of a solar cell panel.
前記課題を解決するために、本発明を、下記構成を具備する太陽電池パネルの取付構造とする。 In order to solve the above problems, the present invention provides a solar cell panel mounting structure having the following configuration.
本発明は、太陽電池パネルと、支持桟部と、フレームと、空気層とを備える太陽電池パネルの取付構造である。前記太陽電池パネルは、建物の傾斜屋根に取り付けられる。前記支持桟部は、前記傾斜屋根に固定される。前記フレームは、前記太陽電池パネルの縁部を支持し、且つ、前記支持桟部上に固定される。前記空気層は、前記太陽電池パネルと前記傾斜屋根との間に形成される。前記フレームは、前記傾斜屋根の軒棟方向に空気を通過させる通気口を有する。 The present invention is a solar cell panel mounting structure including a solar cell panel, a support bar, a frame, and an air layer. The solar panel is attached to an inclined roof of a building. The support bar is fixed to the inclined roof. The frame supports an edge of the solar cell panel and is fixed on the support bar. The air layer is formed between the solar cell panel and the inclined roof. The frame has a vent hole that allows air to pass in the direction of the eaves of the inclined roof.
本発明は、太陽電池パネルの裏面側の熱を効率的に排出することができるという効果を奏する。 The present invention has an effect that heat on the back side of the solar cell panel can be efficiently discharged.
本発明を、添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。 The present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
図1〜図6には、本発明の一実施形態の太陽電池パネルの取付構造を示している。 1 to 6 show a solar cell panel mounting structure according to an embodiment of the present invention.
本実施形態の取付構造は、図1に示すように、建物の傾斜屋根1上に複数の太陽電池パネル3,3…を配置する構造である。
The attachment structure of this embodiment is a structure which arrange | positions several
以下の本文中において、傾斜屋根1の傾斜した方向を「軒棟方向D1」といい、軒棟方向D1の下側を「軒側」、軒棟方向D1の上側を「棟側」という。平面視において軒棟方向D1と直交する方向を「横方向D2」という。
In the following text, the inclined direction of the
図2等に示すように、本実施形態の取付構造では、建物の傾斜屋根1の上面に、複数のベース板10を配置する。ベース板10は、軒棟方向D1に沿って複数連設し、且つ、横方向D2に沿って複数連設する。
As shown in FIG. 2 etc., in the mounting structure of this embodiment, the
各ベース板10上には、横方向D2が長手方向となるように、ネジ等で支持桟部2を固定する。支持桟部2は、軒棟方向D1に貫通する通水孔20を有する。
On each
本実施形態では、軒棟方向D1に所定の間隔をあけて複数の支持桟部2が位置し、且つ、横方向D2に沿って複数の支持桟部2が一直線状に連続する。太陽電池パネル3は、軒棟方向D1に隣接する支持桟部2間に、架け渡して取り付ける。
In the present embodiment, the plurality of
図3A、図3B等に示すように、矩形状の外形を有する太陽電池パネル3の周縁には、矩形枠状のフレーム4を取り付ける。
As shown in FIG. 3A, FIG. 3B, etc., a rectangular frame-
図6A〜図6D等に示すように、フレーム4は、太陽電池パネル3の縁部30を嵌め込んで支持するように断面コ字状に設けた支持部40と、支持部40から下方に延長した形状の下枠部41とを有する。下枠部41は、軒棟方向D1に貫通する複数の通気口410を有する。
As shown in FIG. 6A to FIG. 6D and the like, the
更に具体的に述べると、全体として矩形枠状の外形を有するフレーム4は、一直線状である軒側の横フレーム4aと、一直線状である棟側の横フレーム4bとを有する(図3A参照)。軒側の横フレーム4aと棟側の横フレーム4bとは、互いに平行に位置する。フレーム4は、横フレーム4a,4bの端同士をつなぐ一対の縦フレーム4c,4cを、更に有する。
More specifically, the
支持部40のうち軒側の横フレーム4aに含まれる部分は、太陽電池パネル3の縁部30のうち軒側の縁部30aを支持する。支持部40のうち棟側の横フレーム4bに含まれる部分は、太陽電池パネル3の縁部30のうち棟側の縁部30bを支持する。
A portion of the
フレーム4の下側部分である下枠部41は、軒側の横フレーム4aの下側部分である軒側下枠部41aと、棟側の横フレーム4bの下側部分である棟側下枠部41bとを含む。
The
軒側下枠部41aと棟側下枠部41bは共に、左右方向D2に所定の間隔をあけて複数の通気口410を有する(図3A、図3B参照)。
Both the eaves-side lower frame portion 41a and the ridge-side lower frame portion 41b have a plurality of
軒側下枠部41aが有する通気口410の個数は、棟側下枠部41bが有する通気口410の個数と、同一に設けている。また、軒側下枠部41aが有する通気口410,410間の距離は、棟側下枠部41bが有する通気口410,410間の距離と、同一に設けている。
The number of
図4等に示すように、傾斜屋根1上に複数の太陽電池パネル3,3…を配置した状態で、最も軒側に位置する支持桟部2には、軒先カバー60と、最も軒側に位置する太陽電池パネル3を支持する軒側の横フレーム4aとが、図示略のボルトを用いて取付固定される。
As shown in FIG. 4 and the like, in a state where a plurality of
この支持桟部2上において、取付固定された軒先カバー60と横フレーム4aの間には、軒棟方向D1に所定の隙間50が位置し、上方からカバー62を嵌め込むことで、隙間50の上方を水密に封止する。
On the
最も棟側に位置する支持桟部2には、最も棟側に位置する太陽電池パネル3を支持する棟側の横フレーム4bと、棟カバー61とが、図示略のボルトを用いて取付固定される。
A
この支持桟部2上において、取付固定された横フレーム4bと棟カバー61との間には、軒棟方向D1に所定の隙間51が位置し、上方からカバー63を嵌め込むことで、隙間51の上方を水密に封止する。
On the
更に、本実施形態では、隙間51を気密に封止する気密材80を設けている。気密材80は、棟カバー61と隙間51の間に介在する(図6B参照)。
Further, in the present embodiment, an
最も軒側の支持桟部2と最も棟側の支持桟部2を除く他の支持桟部2には、軒側に位置する太陽電池パネル3の横フレーム4bと、棟側に位置する太陽電池パネル3の横フレーム4aとが、図示略のボルトを用いて取付固定される(図6A参照)。
The
この支持桟部2上において、取付固定された横フレーム4a,4b間には、軒棟方向D1に所定の隙間52が位置する。隙間52に上方からカバー64を嵌め込むことで、隙間52の上方を水密に封止する。
On the
本実施形態では、隙間52を気密に封止する気密材81を設けている。気密材81は、カバー64と、軒側に位置する太陽電池パネル3の横フレーム4bとの間に介在し、且つ、カバー64と、棟側に位置する太陽電池パネル3の横フレーム4aとの間に介在する。
In the present embodiment, an
更に、本実施形態では、図5や図6Cに示すように、横方向D2に隣接する太陽電池パネル3,3のフレーム4,4間に、隣接する太陽電池パネル3,3間を気密に封止する気密材82を介在させている。気密材82は、隣接する太陽電池パネル3,3のフレーム4,4間の隙間を水密に封止するカバー65の裏面側に配されている。
Furthermore, in this embodiment, as shown in FIG. 5 and FIG. 6C, between the
また、図5や図6Dに示すように、横方向D2の端に位置する太陽電池パネル3の縦フレーム4cと、この太陽電池パネル3に隣接して傾斜屋根1上に位置する側面カバー66との間に、気密材83を介在させている。
5 and 6D, the
本実施形態の取付構造で複数の太陽電池パネル3,3…を傾斜屋根1に取り付けたとき、各太陽電池パネル3は傾斜屋根1に対して平行に位置し、各太陽電池パネル3と傾斜屋根1との間には、図4等に示すような空気層7が形成される。
When a plurality of
軒棟方向D1に隣接する太陽電池パネル3,3のうち、軒側の太陽電池パネル3の下方にある空気層7(以下「軒側空気層70」という。)と、棟側の太陽電池パネル3の下方にある空気層7(以下「棟側空気層71」という。)とは、支持桟部2が有する通水孔20(図2参照)を通じて、軒棟方向D1に連通する。
Of the
したがって、図4や図6Aに矢印で示すように、通水孔20を通じて軒側空気層70から棟側空気層71へと移動する空気の流れF1が発生する。ここでの空気の流れF1は、太陽電池パネル3の裏側で温められた空気が、傾斜屋根1に沿って棟側に移動する流れである。
Therefore, as shown by arrows in FIG. 4 and FIG. 6A, an air flow F <b> 1 that moves from the eaves-
空気の流れF1は、軒側空気層70と棟側空気層71のうち、傾斜屋根1に近い側の領域(下側領域)で、傾斜屋根1に沿って棟側に移動する。
The air flow F <b> 1 moves to the ridge side along the
加えて、軒側空気層70と棟側空気層71は、支持桟部2上にある横フレーム4bが有する通気口410と、支持桟部2上にある横フレーム4aが有する通気口410と、隣接する横フレーム4b,4a間の隙間52とを通じて、軒棟方向D1に連通する。
In addition, the eaves-
したがって、図4や図6Aに矢印で示すように、両側の通気口410,410と隙間52を通じて、軒側空気層70から棟側空気層71へと移動する空気の流れF2が発生する。
Therefore, as indicated by arrows in FIGS. 4 and 6A, an air flow F2 is generated that moves from the eaves-
ここで発生する空気の流れF2は、軒側空気層70と棟側空気層71のうち、各太陽電池パネル3に近い側の領域(上側領域)で、各太陽電池パネル3の裏面に沿って棟側に移動する流れである。
The air flow F <b> 2 generated here is a region (upper region) closer to each
各太陽電池パネル3の温度は日照時に高温となるが、本実施形態では傾斜屋根1に近い下側領域で空気の流れF1が生じ、且つ、各太陽電池パネル3の裏面に近い上側領域で空気の流れF2が生じるので、各太陽電池パネル3の温度上昇が効果的に抑制される。
Although the temperature of each
加えて、本実施形態では、各気密部材80,81,82,83を用いた気密構造により、太陽電池パネル3,3…と傾斜屋根1との間で互いに連通して位置する空気層7,7…の気密性を高め、且つ、空気層7,7…の空気を強制的に流す送風機構9を備えている。前記気密構造は、隣接する太陽電池パネル3,3間の気密性を気密材81,82等で高め、太陽電池パネル3と側面カバー66との間の気密性を気密材83等で高め、更に、太陽電池パネル3と棟カバー61との間の気密性を気密材80等で高める構造である。
In addition, in the present embodiment, the
本実施形態の送風機構9は、図4に示すように、傾斜屋根1の一部を開口させた吸気口90と、吸気口90から下方に連続する吸気路91と、吸気路91内に空気を引き込む図示略のファンとを備える。吸気口90は、最も棟側に位置する太陽電池パネル3の下方に位置する。
As shown in FIG. 4, the
送風機構9は、ファンを駆動させることで、最も棟側に位置する太陽電池パネル3の下方にある空気層7の空気を、建物内に強制的に引き込む。これにより、複数の太陽電池パネル3,3…を一枚のパネルのように連設したパネルブロック全体の下方で、軒側から棟側へと向かう一体的な空気の流れを、強制的な風量で生じさせる構造である。
The
以上のように、本実施形態の取付構造は、建物の傾斜屋根1に取り付けられる太陽電池パネル3と、傾斜屋根1に固定される支持桟部2と、フレーム4と、太陽電池パネル3と傾斜屋根1との間に形成される空気層7とを備える。フレーム4は、太陽電池パネル3の縁部30を支持し、且つ、支持桟部2上に固定される。フレーム4は、傾斜屋根1の軒棟方向D1に空気を通過させる通気口410を有する。
As described above, the mounting structure of the present embodiment includes the
本実施形態の取付構造によれば、フレーム4に貫通形成した通気口410を通じて、太陽電池パネル3の裏面に沿った上側領域において、棟側に移動する空気の流れF2が発生するので、太陽電池パネル3の温度上昇を効果的に抑制することができる。
According to the mounting structure of the present embodiment, the air flow F <b> 2 that moves toward the ridge is generated in the upper region along the back surface of the
更に、本実施形態の取付構造では、空気層7内の空気を棟側に向けて強制的に送り出す送風機構9を、備えている。
Furthermore, the mounting structure of the present embodiment includes a
そのため、本実施形態の取付構造によれば、空気層7の上側領域での空気の流れF2を、大きな風量で発生させることができ、その結果として、太陽電池パネル3の温度上昇を更に効果的に抑制することができる。
Therefore, according to the mounting structure of the present embodiment, the air flow F2 in the upper region of the
更に、本実施形態の取付構造では、空気層7の気密性を高める気密構造を備えている。
Furthermore, the mounting structure of this embodiment includes an airtight structure that increases the airtightness of the
そのため、本実施形態では、太陽電池パネル3の温度上昇を抑制する空気の流れF2を、空気層7において軒棟方向D1に沿って万遍なく生じさせることができる。その結果として、太陽電池パネル3の温度上昇を更に効率的に抑制することができる。
Therefore, in this embodiment, the air flow F <b> 2 that suppresses the temperature rise of the
下記の表1には、本発明者らが人工気象室で行った実験の結果を示している。 Table 1 below shows the results of experiments conducted by the present inventors in an artificial weather chamber.
この実験では、傾斜屋根1上で軒棟方向D1と横方向D2に沿ったマトリクス状に太陽電池パネル3,3…を取り付け、多数の照射ランプで太陽電池パネル3,3…に光を照射し、室温を33℃に長時間保った状態で、太陽電池パネル3,3…の平均温度を測定した。
In this experiment, the
表1に示す仕様Bは、本実施形態のような通気口410をフレーム4に設けず、送風機構9による強制的な送風を行わず、更に気密材80,81,82,83等の気密構造を設けない、いわゆる現行型の仕様である。現行の仕様Bで実験を行った結果、太陽電池パネル3,3…の平均温度は74.8℃であった。表1にある温度比較の欄では、仕様Bでの平均温度との比較を示している。
The specification B shown in Table 1 does not provide the
表1に示す仕様A1〜A3は、いずれも通気口410をフレーム4に設けた仕様である。仕様A2では、送風機構9によって50m3/hの強制的な送風を行い、仕様A3では、送風機構9によって50m3/hの強制的な送風を行い、且つ、気密材80,81,82,83等の気密構造を設けている。仕様A3は、図1〜図6で示した本実施形態の取付構造と同様の構造である。
The specifications A1 to A3 shown in Table 1 are specifications in which the ventilation holes 410 are provided in the
仕様Bと仕様A1との比較から分かるように、フレーム4に通気口410を設けることで、現行の仕様Bと比較してパネル平均温度は0.4℃低下した。これは、暖められた空気が太陽電池パネル3の裏面に沿って棟側に流動し、空気層7の上側領域での空気の流れF2が生じることで、太陽電池パネル3の温度上昇が抑えられたと考えられる。
As can be seen from the comparison between the specification B and the specification A1, the panel average temperature was lowered by 0.4 ° C. compared with the current specification B by providing the ventilation holes 410 in the
仕様Bと仕様A2との比較から分かるように、フレーム4に通気口410を設けて空気の流れF2が生じ得る構造にしたうえで、送風機構9によって強制的な送風を行うことで、パネル平均温度は3.8℃低下した。これは、太陽電池パネル3の裏面に沿って棟側に流れる空気の流れF2を強制的な風量で生じさせることで、太陽電池パネル3の温度上昇が更に抑えられたものと考えらえる。
As can be seen from the comparison between the specification B and the specification A2, the
なお、表1には示していないが、フレーム4に通気口410を設けない構造で、送風機構9による50m3/hの強制的な送風を行った場合にも、パネル平均温度は73.2℃となり、現行の仕様Bと比較してパネル平均温度は1.6℃低下した。しかし、仕様A2での温度低下(3.8℃)と比較すれば半分以下であり、この結果からも、フレーム4に通気口410を設けて空気の流れF2を生じさせた場合に、高い温度抑制効果が得られることが分かる。
Although not shown in Table 1, the panel average temperature is 73.2 even when forced air is blown at 50 m 3 / h by the
仕様Bと仕様A3との比較から分かるように、フレーム4に通気口410を設けて空気の流れF2が生じ得る構造にし、送風機構9によって強制的な送風を行い、気密材80,81,82,83等の気密構造を設けた場合には、パネル平均温度は4.1℃低下した。これは、送風機構9と気密構造を設けたことで、連設される複数の太陽電池パネル3,3…の下方にある空気層7,7…で、送風機構9による強制的な送風が万遍なく生じるようになり、その結果、太陽電池パネル3,3…の温度が万遍なく抑えられたと考えられる。
As can be seen from the comparison between the specification B and the specification A3, the
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されない。本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことが可能である。 As mentioned above, although this invention was demonstrated based on embodiment shown to an accompanying drawing, this invention is not limited to the said embodiment. Within the range intended by the present invention, appropriate design changes can be made.
1 傾斜屋根
2 支持桟部
3 太陽電池パネル
30 縁部
4 フレーム
410 通気口
7 空気層
9 送風機構
D1 軒棟方向
F2 空気の流れ
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記傾斜屋根に固定される支持桟部と、
前記太陽電池パネルの縁部を支持し、且つ、前記支持桟部上に固定されるフレームと、
前記太陽電池パネルと前記傾斜屋根との間に形成される空気層と、を備え、
前記フレームは、前記傾斜屋根の軒棟方向に空気を通過させる通気口を有することを特徴とする太陽電池パネルの取付構造。 Solar panels attached to the sloped roof of the building,
A support bar fixed to the inclined roof;
A frame that supports an edge of the solar cell panel and is fixed on the support bar;
An air layer formed between the solar cell panel and the inclined roof,
The mounting structure of a solar cell panel, wherein the frame has a vent hole that allows air to pass in the direction of the eaves of the inclined roof.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014109388A JP2015224454A (en) | 2014-05-27 | 2014-05-27 | Mounting structure for solar battery panel |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014109388A JP2015224454A (en) | 2014-05-27 | 2014-05-27 | Mounting structure for solar battery panel |
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Family Applications (1)
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JP2014109388A Pending JP2015224454A (en) | 2014-05-27 | 2014-05-27 | Mounting structure for solar battery panel |
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2014
- 2014-05-27 JP JP2014109388A patent/JP2015224454A/en active Pending
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