JP2015210081A - タイヤ形状解析装置およびタイヤ形状解析方法 - Google Patents

タイヤ形状解析装置およびタイヤ形状解析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タイヤの溝底表面の歪みを精密に測定するタイヤ形状解析装置を提供する。【解決手段】カメラ31aおよび31bを含む撮影装置3により、タイヤ2の表面から凹んでいる部分である溝部を少なくとも含む領域に設けられた格子シートSS1〜SS4を撮影する。タイヤ形状解析装置4は、選択型サンプリングモアレ法などの非接触形状測定手法により、撮影装置3によって撮影された画像を解析する。タイヤ形状解析装置4による解析結果に基づいて、溝部の表面の歪みを算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ形状解析装置およびタイヤ形状解析方法に関し、特にタイヤの溝底表面の歪みを解析するタイヤ形状解析装置およびタイヤ形状解析方法に関する。
タイヤの溝底表面にクラックが発生することがある。クラックの発生原因とその対策を探るため、溝底表面の歪みを測定することが必要である。
タイヤの歪みの測定に関しては、タイヤ溝底表面に切り込みを入れ、その切り込みの開き量を測定し、それを元に歪みを測定する技術がある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、撮影した画像に基づいて、溝部の断面形状を測定する技術がある(例えば、特許文献3参照)。
特開2012−154910号公報 特開2012−131352号公報 特開2012−154910号公報
タイヤの溝底表面歪みを測定する場合、特許文献1または特許文献2に記載の技術を用いると、タイヤに傷をつける必要があるので、好ましくない。また、特許文献3に記載の技術では、タイヤの溝底表面歪みを測定することは困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイヤの溝底表面歪みを精密に測定することのできるタイヤ形状解析装置およびタイヤ形状解析方法を提供することを目的とする。
1つの態様において、タイヤ形状解析装置は、タイヤの表面から凹んでいる部分である溝部を少なくとも含む領域に設けられた格子シートを撮影する撮影部と、非接触形状測定手法により、前記撮影部によって撮影された画像を解析する解析部と、前記解析部による解析結果に基づいて、前記溝部の表面の歪みを算出する算出部とを備える。
他の態様において、タイヤ形状解析方法は、撮影部が、タイヤの表面から凹んでいる部分である溝部を少なくとも含む領域に設けられた格子シートを撮影するステップと、解析部が、非接触形状測定手法により、前記撮影部によって撮影された画像を解析するステップと、前記解析部による解析結果に基づいて、算出部が、前記溝部の表面の歪みを算出するステップとを含む。
タイヤ形状解析装置およびタイヤ形状解析方法は、態様の1つにおいて、タイヤの溝底表面歪みを精密に測定することができる。
図1は、本発明の実施形態にかかるタイヤ形状解析装置を含むタイヤ形状解析システムを示す構成図である。 図2は、タイヤ形状解析システムのタイヤ形状解析装置の機能を示すブロック図である。 図3は、格子シートを撮影した画像の例を示す図である。 図4は、サンプリングモアレ法によって、位相解析を行った例を示す図である。 図5は、格子シートの格子ピッチを説明するための図である。 図6は、タイヤの溝底表面の曲率半径を説明するための図である。 図7は、撮影対象であるタイヤに対する、撮影部のカメラの設置位置関係を説明するための図である。 図8は、撮影対象であるタイヤに対する、撮影部のカメラの設置位置関係を説明するための図である。 図9は、カメラ間距離を説明するための図である。 図10は、カメラ間距離を説明するための図である。 図11は、溝底曲面の位置を説明するための図である。 図12は、サンプリングモアレ法におけるモアレ縞の生成について説明するための図である。 図13は、選択型サンプリングモアレ法を説明するためのフローチャートである。 図14は、5画素で間引き処理を行った結果について生成したモアレ縞の例を示す図である。 図15は、格子シートの画像の例を示す図である。 図16は、本実施形態のタイヤ形状解析装置によって実現されるタイヤ形状解析方法の例を示すフローチャートである。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
図1は、本発明の実施形態にかかるタイヤ形状解析装置を含むタイヤ形状解析システムを示す構成図である。図2は、図1に示したタイヤ形状解析システムのタイヤ形状解析装置の機能を示すブロック図である。これらの図において、図1は、タイヤ形状解析システムの全体構成を模式的に示し、図2は、タイヤ形状解析装置の主たる機能を示している。
本実施形態にかかるタイヤ形状解析システム1は、タイヤ2の溝底表面歪みを測定するシステムに適用される。タイヤ形状解析システム1は、撮影装置3と、タイヤ形状解析装置4とを備える(図1参照)。
タイヤ2は、溝部M1〜M4を備えている。溝部M1〜M4は、タイヤ2の表面から凹んでいる部分である。本実施形態では4本の溝部M1〜M4を含む領域に、格子シートSS1〜SS4が貼付されている。本実施形態では、4本の溝部M1、M2、M3、M4に、それぞれ、格子シートSS1、SS2、SS3、SS4が貼付されている。格子シートSS1、SS2、SS3及びSS4の貼付の際、例えば、スプレーのりが接着剤として用いられる。格子シートSS1、SS2、SS3及びSS4の貼付は、作業者が手作業で行ってもよいし、図示しない装置や治具を利用して行ってもよい。格子シートSS1、SS2、SS3及びSS4の格子は、例えば、1mm正方格子とする。なお、以降の説明では、格子シートSS1、SS2、SS3及びSS4を総称して格子シートSSと呼ぶことがある。
撮影装置3は、一対のカメラ31aおよび31bと、一対の照明用ランプ32aおよび32bとを有する。カメラ31aおよび31bは、タイヤ2を撮影する撮影部であり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラにより構成される。カメラ31aおよび31bは、より厳密には、タイヤ2の表面から凹んでいる部分である、溝部に貼付された格子シートSSを含む領域を撮影する。
また、撮影装置3は、カメラ固定棒33を有している。一対のカメラ31aおよび31bは、カメラ固定棒33に固定される。一対のカメラ31aおよび31bは、タイヤ2を相互に異なる方向から撮影できるように、カメラ固定棒33の異なる位置に固定される。これらのカメラ31aおよび31bは、タイヤ2を左右方向から同時に撮影して、タイヤ画像(タイヤ2のデジタル画像データ)を生成する。なお、以降の説明では、2つのカメラ31aおよび31bを総称してカメラ31と呼ぶことがある。
照明用ランプ32aおよび32bは、カメラ31aおよび31bの撮影範囲を照らすランプであり、例えば、ハロゲンランプにより構成される。これらの照明用ランプ32aおよび32bは、常時点灯タイプであっても良いし、フラッシュ点灯タイプであっても良い。
タイヤ形状解析装置4は、例えば、所定の解析プログラムをインストールしたPC(Personal Computer)であり、撮影装置3によって撮影されたタイヤ2の画像について画像処理を行ってタイヤ解析処理を行う。
図2に示すように、本実施形態にかかるタイヤ形状解析装置4は、撮影装置3によって撮影されたタイヤ2の画像を、非接触形状測定手法によって解析する解析部41と、解析部41による解析結果に基づいて、溝部の表面の歪みを算出する歪み算出部42とを備える。解析部41は、画像平滑部411と、輝度分布取得部412と、間引き処理部413と、モアレ縞作成部414と、位相分布算出部415と、三次元形状算出部416とを備えている。
画像平滑部411は、撮影した画像を平滑化する。輝度分布取得部412は、画像平滑部411が平滑化した画像から、輝度分布を示す画像を得る。間引き処理部413は、輝度分布を示す画像について間引き処理を行う。間引き処理部413と、モアレ縞作成部414は、間引き処理された画像について線形補間を行ってモアレ縞を作成する。位相分布算出部415は、モアレ縞に基づいて格子シートの位相分布を算出する。三次元形状算出部416は、算出した格子シートの位相分布に基づいて、タイヤの表面から凹んでいる部分である溝部を少なくとも含む領域における三次元形状を算出する。
歪み算出部42は、三次元形状算出部416が算出した三次元形状に基づいて、溝底表面の歪みを算出する。
図3は、格子シートSSを撮影した画像の例を示す図である。撮影装置3によって撮影した画像には、タイヤ2の溝部表面に貼付された格子シートSSが含まれている。図3に示すように、溝底曲面部WRは、撮影装置3によって撮影することができる。
図4は、図3に示す画像について、非接触形状測定手法の一例であるサンプリングモアレ法によって、位相解析を行った例を示す図である。サンプリングモアレ法を利用することにより、他の手法に比べて高精度に溝底表面の歪みを算出できる。サンプリングモアレ法は、例えば、カメラ画素と同一方向に格子が周期的に配置されたパターンを位相解析の対象とするという制約がある。本実施形態ではタイヤ2の表面の格子シートSSに対して正面ではなく斜め方向から撮影することによって、上記制約を解消できる。
なお、非接触形状測定手法として、デジタル画像相関法、フーリエ変換法、光切断法などを用いてもよく、溝底表面の歪みを算出できる手法であればどのような手法を用いてもよい。
[格子シート]
図5は、格子シートSSの格子ピッチを説明するための図である。図5に示すように、格子シートSSは、矩形の孔が多数設けられており、隣り合う孔の中心位置同士の距離KPが格子シートSSの格子ピッチである。
ここで、適切な格子ピッチについて、発明者が検証した結果、以下のことが判明した。溝底表面の曲率半径をRとしたとき、格子ピッチが0.21×Rより小さい場合、格子が崩れないように格子シートSSを貼り付けるのが困難であった。また、格子ピッチが2.40×Rより大きい場合、溝底表面で生じている集中歪みの最大値を検出するのが困難であった。したがって、本実施形態において用いる格子シートの格子ピッチは、式(1)を満たすことが望ましい。
0.21×R ≦ 格子ピッチ ≦ 2.40×R … (1)
このような格子ピッチを有する格子シートを用いることにより、タイヤの溝底表面の歪みを高精度に測定することができる。なお、格子ピッチ>2.40×Rの場合、歪みの勾配が大きい箇所が増え、どれが本当の溝部表面歪みの集中部分なのかを特定するのが困難になるので、好ましくない。
なお、格子シートSSは、矩形の孔が多数設けられている場合に限らず、他の形状例えば三角形の孔が多数設けられていても良い。また、孔の大きさは任意でよい(ただし、目視で格子ピッチKPを識別可能であることが前提である)。
[溝底表面の曲率半径]
図6は、タイヤの溝底表面の曲率半径を説明するための図である。図6に示すように、タイヤ2の溝底表面に内接する円KRを想定した場合に、その円KRの半径rがタイヤ2の溝底表面の曲率半径である。
図7および図8は、撮影対象であるタイヤ2に対する、撮影装置3のカメラの設置位置関係を説明するための図である。
図7に示すように、カメラ31は、撮影対象であるタイヤ2を撮影可能な位置に設置されている。より厳密には、カメラ31は、タイヤ2に設けられている溝部M1、M2、M3およびM4を撮影可能な位置に設置されている。カメラ31は、軸Jを中心として回動可能になっており、撮影方向Yを変更できるようになっている。本実施形態では、軸Jは、タイヤ2の赤道面を通るセンターラインCLの延長線上に設置されている。センターラインCLは、タイヤ2の中心点Oから点Pを通って軸Jへ向かっている。
図8に示すように、カメラ31は、溝部M1とタイヤの平坦面との境界点AおよびBと、溝部M2とタイヤの平坦面との境界点CおよびDと、溝部M3とタイヤの平坦面との境界点EおよびFと、溝部M4とタイヤの平坦面との境界点GおよびHと、をすべて撮影できる必要がある。
ここで、センターラインCLと撮影方向Yとのなす角度をカメラ31の撮影角度と定義する。すると、カメラ31の撮影角度φは、次の式(2)によって規定できる。
−θmax ≦ 撮影角度φ(deg) ≦ θmax … (2)
なお、図8に示す例において、角度θN(Nは自然数)は、
θ1=(→)ABと(→)POとのなす角度(絶対値)、
θ2=(→)BAと(→)POとのなす角度(絶対値)、
θ3=(→)CDと(→)POとのなす角度(絶対値)、
θ4=(→)DCと(→)POとのなす角度(絶対値)、
θ5=(→)EFと(→)POとのなす角度(絶対値)、
θ6=(→)FEと(→)POとのなす角度(絶対値)、
θ7=(→)GHと(→)POとのなす角度(絶対値)、
θ8=(→)HGと(→)POとのなす角度(絶対値)、
である。つまり、角度θ1〜θ8は、タイヤに設けられている各溝部M1〜M4のタイヤの平坦部との境界点A〜Hを結ぶ方向に向かうベクトルとセンターラインCL方向のベクトルとがそれぞれなす角度であり、角度θmaxは、角度θ1〜θ8のうちの最大絶対値である。なお、(→)POは、センターラインCL方向のベクトルであり、「(→)」は直後の符号がベクトルであることを示す。なお、タイヤを裏返して(すなわち図8において、点Aと点H、点Bと点G、点Cと点F、点Dと点Eがそれぞれ入れ替わることに相当)撮影することも考慮して、式(2)を規定した。
[カメラ間距離およびタイヤ・カメラ間距離]
図9および図10は第1のカメラであるカメラ31aと第2のカメラであるカメラ31bとの間の距離であるカメラ間距離を説明するための図である。図11は、溝底曲面の位置を説明するための図である。
ここで、カメラ固定棒33の中心線33Cに沿った、カメラ31aとカメラ31bとの間の距離をカメラ間距離(カメラ間距離L31)と定義する。また、カメラ固定棒33の中心線33Cにおいて、カメラ31aの固定されている位置とカメラ31bの固定されている位置との中点すなわちカメラ31aとカメラ31bとの中点33Mとタイヤ2に貼付されている格子シートSSの表面との距離をタイヤ・カメラ間距離(タイヤ・カメラ間距離L33)と定義する。
カメラ間距離L31について、発明者が検討したところ、カメラ間距離L31<150mmの場合、測定精度が低下した。また、カメラ間距離L31>400mmの場合、タイヤ・カメラ間距離L33次第で、撮影画像の格子シートSSの格子が大きく曲がり、解析が困難になることがあった。
タイヤ・カメラ間距離L33について、発明者が検討したところ、カメラ31aおよび31bのレンズの焦点距離f=16mmとすると、タイヤ・カメラ間距離L33<168mmの場合、格子シートSS上の1ラインの輝度分布が矩形波になり、測定精度が低下した。また、タイヤ・カメラ間距離L33>295mmの場合、格子1周期あたりの画素数が減少し、測定精度が低下した。なお、168mm/16mm=10.5であり、295mm/16mm=約18.5である。
ここで、カメラアングルに相当する、カメラ間距離/タイヤ・カメラ間距離の値について、発明者が検討したところ、表1に示す結果が得られた。
タイヤ・カメラ間距離L33を295mmに固定し、カメラ間距離L31を100、150、200、300、400mmと変化させた場合、カメラ間距離/タイヤ・カメラ間距離の値は、0.34、0.51、0.68、1.01、1.35となった。また、図11に示す、歪み出力範囲Wのうち溝底曲面部WRの平均歪み(溝部の幅方向)は、−1.2、−1.4、−1.6、−1.6、−1.5となった。なお、歪みの基準はインフレート圧0kPa、歪みの対比インフレート圧250kPaである。
すると、カメラ間距離L31が100mmである場合に溝底曲面部WRの平均歪み(溝部の幅方向)は−1.2であり、他の値に比して大きなずれがある。このため、カメラ間距離が150mm〜400mmの範囲であれば、平均歪みのずれは0.2%以内になり、測定精度はほぼ不変といえる。つまり、カメラ間距離/タイヤ・カメラ間距離の値が0.51より小さい場合、図10に示す、カメラ31の視線方向(撮影方向)とカメラ固定棒33の中心線33Cとのなす角度φ3が大きすぎであり、測定精度が低下する。また、カメラ間距離/タイヤ・カメラ間距離の値が1.35より大きい場合、撮影画像の格子シートSSの格子が大きく曲がり、測定精度が低下する。
以上の検討の結果、カメラ間距離L31およびタイヤ・カメラ間距離L33は、式(3)、式(4)および式(5)のすべてを満たすように設定することが望ましいことがわかった。
150mm ≦ カメラ間距離 ≦ 400mm … (3)
10.5×fmm ≦ タイヤ・カメラ間距離 ≦ 18.5×fmm … (4)
0.51 ≦ カメラ間距離/タイヤ・カメラ間距離 ≦ 1.35 … (5)
以上のようにカメラ間距離およびタイヤ・カメラ間距離を設定することにより、良好な解析結果が得られた。
ここで、発明者は、カメラ視線(カメラの撮影方向)が変わらなければ、カメラ間距離、タイヤ・カメラ間距離によらずに測定精度は一定である、という仮説を立てた。そして、発明者は、仮説の検証のために、カメラアングル(カメラ間距離/タイヤ・カメラ間距離)を1.19に固定して溝底表面の歪みを測定した。その結果を表2に示す。
表2を参照すると、カメラ間距離が351mmの場合を歪みの基準とすると、それ以外のカメラ間距離250、240、230、220、210、200mmの場合にタイヤ幅方向の歪み測定誤差は0.24%から0.26%までの値となり、測定精度は不変であることがわかった。そして、式(3)、式(4)および式(5)のすべてを満たす範囲であれば、カメラ間距離とタイヤ・カメラ間距離とを変更しても、良好な解析結果が得られることが分かった。
[カメラの選定]
発明者が検討したところ、カメラ・タイヤ間距離187mmにおいて、焦点距離f=35mmのカメラ31を用いた場合、格子シートSSの両端にボケが生じて、歪みを解析することが困難であった。そこで、F値(絞り値)を上げたレンズを用いたところ、今度は光量不足となり、露光時間を長くして撮影しないといけない。このため、特にカメラ31のキャリブレーションの時に、撮影所要時間を多く要するという問題が生じた。
発明者は、これらの問題を解決するため、溝底および溝壁の両方にピントが合うようにするため、焦点距離fの小さい16mmレンズを用いたところ、良好な解析結果が得られた。
[非接触形状手法の例]
本実施形態では、非接触形状測定手法として、例えば、サンプリングモアレ法を用いる。サンプリングモアレ法は、2次元格子を貼り付けた計測物体の撮影画像を所定画素おき(X画素おき)にサンプリングし、形状を測定する手法である。他の非接触形状測定手法として、例えば、デジタル画像相関法やフーリエ変換法などを用いてもよい。本実施形態では、サンプリングモアレ法のうち、間引き選択型サンプリングモアレ法を用いる場合について説明する。間引き選択型サンプリングモアレ法は、サンプリングモアレ法において、撮影画像の画素ごとに、解析に最適な間引き数の位相分布を参照する方法である。
[サンプリングモアレ法によるモアレ縞の生成および位相分布の算出]
サンプリングモアレ法では、例えば、撮影した画像について、一定方向(例えば、垂直方向)に平滑化し、平滑化した画像の間引き処理および線形補間処理を行ってモアレ縞画像を得て、位相分布を利用して2つのカメラ間の画面内の対応する点を探索する。
ここで、サンプリングモアレ法におけるモアレ縞の生成および位相分布の算出の例について、図12を参照しながらより詳細に説明する。図12は、サンプリングモアレ法におけるモアレ縞の生成について説明するための図である。図12は、日本実験力学会講演論文集,No10(2010)「サンプリングモアレ法を用いた三次元形状・ひずみ分布の動的計測手法の精度評価」より引用、改変したものである。図12に示す例は、「4」という間引き数を用いて、間引き一律型サンプリングモアレ法によってモアレ縞を生成する例である。
ステップS11では、解析部41が、溝底表面の撮影画像について、垂直方向(縦方向)に平滑化した画像を得る。以下は、垂直方向に平滑化した場合の処理について説明するが、水平方向(横方向)に平滑化した場合も同様の処理となる。
ステップS12では、解析部41が、平滑化した画像から、1ラインを抽出し、輝度分布を示す画像90を得る。
ステップS13では、解析部41が、1枚の画像90について、4画素ごとに間引くことにより、画像91a〜91dという4個の画像が生成される。画像91a〜91dは、それぞれ、間引きを開始する画素が異なる。画素を間引くことによって生成される画像の数は、間引き数と一致する。例えば、間引き数が「4」の場合は4個の画像が、間引き数が「5」の場合は5個の画像が、それぞれ生成される。
ステップS14では、解析部41が、画像91a〜91dのそれぞれについて、間引かれた画素が設定されていない画素の輝度を、間引かれた画素が設定されている画素の輝度を用いた線形補間によって設定する処理が施される。これにより、モアレ縞92a〜92dが得られる。
ステップS15では、解析部41が、モアレ縞92a〜92dの輝度を、以下の式(6)に当てはめることにより、間引き数に対応する位相分布における画素位置(k)に対応する位置の位相σが得られる。
ここで、Xは、間引き数であり(Xは自然数)、I(k)はk枚目(kは自然数)のモアレ縞の輝度を示す。図12に示す例において、モアレ縞92a、92b、92c、92dはそれぞれ1番目、2番目、3番目、4番目のモアレ縞に相当する。
モアレ縞92a〜92dを参照しながら式(6)を用いてそれぞれの画素位置に対応する位相値を算出することにより、画像90を「4」という間引き数で間引いた場合の位相分布93を算出することができる。
モアレ縞の位相分布93に参照格子の位相分布94と演算することによって、位相が−πからπまでの周期性を有する格子シートの位相分布95を得ることができる。
図13は、選択型サンプリングモアレ法を説明するためのフローチャートである。
ステップS201では、解析部41の画像平滑部411が、溝底表面の撮影画像について、垂直方向(縦方向)に平滑化した画像を得る。この処理は、先述した図12のステップS11と同様である。
ステップS202では、解析部41の輝度分布取得部412が、平滑化した画像から、1ラインを抽出し、輝度分布を示す画像を得る。この処理は、先述した図12のステップS12と同様である。
ステップS203では、解析部41の間引き処理部413が、複数種類の画素数でそれぞれ間引き処理を行う。本例では、4画素間引きまたは5画素間引きを選択して行う。4画素で間引き処理を行うことによって得られる画像は、先述したステップS13の処理によって得られる画像91a〜91dと同様になる。
ステップS204では、ステップS203において4画素および5画素でそれぞれ間引き処理を行った結果について、解析部41のモアレ縞作成部414が、モアレ縞をそれぞれ生成する。ステップS203において4画素で間引き処理を行った結果について生成したモアレ縞は、先述したステップS14の処理によって得られたモアレ縞92a〜92dと同様になる。
図14は、5画素で間引き処理を行った結果について生成したモアレ縞の例を示す図である。図14は、日本実験力学会講演論文集,No10(2010)「サンプリングモアレ法を用いた三次元形状・ひずみ分布の動的計測手法の精度評価」より引用、改変したものである。図14に示すように、間引かれた画素が設定されていない画素の輝度を、間引かれた画素が設定されている画素の輝度を用いた線形補間によって設定する処理を施すことにより、モアレ縞92e〜92iが得られる。
ステップS205では、解析部41の位相分布算出部415が、4画素で間引き処理を行った結果について生成したモアレ縞92a〜92dの輝度、および、5画素で間引き処理を行った結果について生成したモアレ縞92e〜92iの輝度を、上記の式(6)に当てはめることにより、間引き数に対応する位相分布における画素位置(k)に対応する位置の位相σが得られる。
モアレ縞92a〜92d、モアレ縞92e〜92iを参照しながら式(6)を用いてそれぞれの画素位置に対応する位相値を算出することにより、1ラインの画像を「4」、「5」という間引き数でそれぞれ間引いた場合の位相分布を算出することができる。つまり、モアレ縞92a〜92d、モアレ縞92e〜92iの位相分布に参照格子の位相分布と演算することによって、位相が−πからπまでの周期性を有する格子シートの位相分布をそれぞれ得ることができる。
ステップS206では、解析部41の位相分布算出部415が、画素ごとに、形状解析に適した格子シートの位相分布を参照する。図15は、格子シートSSの画像の例を示す図である。図15において、例えば、格子シートSSを撮影した画像において、格子ピッチのある1ピッチP4が4画素に相当する場合は、4画素間引き処理を行った結果について生成した格子シートの位相分布を参照する。また、格子シートSSを撮影した画像において、格子ピッチの別の1ピッチP5が5画素に相当する場合は、5画素間引き処理を行った結果について生成した格子シートの位相分布を参照する。
ステップS207では、ステップS206において画素ごとに格子シートの位相分布を参照した結果に基づいて、解析部41の位相分布算出部415が、形状算出用の格子シートの位相分布を決定する。これにより、格子シートSSを撮影した画像において、格子ピッチの1ピッチがどのような画素数に相当しても、精度のよい形状解析結果を得ることができる。つまり、例えば、4画素に固定した間引きを行うと、1ピッチが5画素に相当する領域について解析精度の低下が生じることがある。これに対し、間引きする画素数を固定せずに先述したように4画素または5画素の間引きを行うことにより、1ピッチが5画素または4画素に相当する領域それぞれについて、解析精度の低下を回避することができる。このように、解析部41による解析に最適な間引き数の位相分布を選択する。
形状算出用の位相分布は、例えば以下のように決定する。すなわち、例えば、撮影画像を平滑化した画像から1ラインを抽出した、輝度分布を示す画像90について、最も暗い画素同士の間隔に相当する画素数を求め、その画素数を間引き画素数とする。そして、その画素数で間引き処理を行った結果に対応する位相分布を、形状算出用の位相分布とする。
以上のように位相分布を求める処理が、位相解析処理である。位相解析処理により、タイヤの溝底表面の歪みを高精度に測定することができる。
[タイヤ形状解析方法]
図16は、本実施形態のタイヤ形状解析装置4によって実現されるタイヤ形状解析方法の例を示すフローチャートである。
図16において、ステップS101では、タイヤ2の溝底表面を含む部分に格子パターンを貼付する。ステップS102では、撮影部である撮影装置3が、タイヤの表面から凹んでいる部分である溝部を少なくとも含む領域に設けられた格子シートを撮影する。ステップS103では、解析部41が、撮影装置3によって撮影された画像を解析する。ステップS104では、解析部41による解析結果に基づいて、歪み算出部42が、溝部の表面の歪みを算出する。
以上のタイヤ形状解析方法により、タイヤの溝底表面の歪みを高精度に測定することができる。
1 タイヤ形状解析システム
2 タイヤ
3 撮影装置
4 タイヤ形状解析装置
31a、31b カメラ
32a、32b 照明用ランプ
33 カメラ固定棒
41 解析部
42 歪み算出部
411 画像平滑部
412 輝度分布取得部
413 間引き処理部
414 モアレ縞作成部
415 位相分布算出部
416 三次元形状算出部

Claims (8)

  1. タイヤの表面から凹んでいる部分である溝部を少なくとも含む領域に設けられた格子シートを撮影する撮影部と、
    非接触形状測定手法により、前記撮影部によって撮影された画像を解析する解析部と、
    前記解析部による解析結果に基づいて、前記溝部の表面の歪みを算出する算出部とを備えたタイヤ形状解析装置。
  2. 前記非接触形状測定手法は、サンプリングモアレ法であり、
    前記解析部は、前記撮影部によって撮影された画像を、前記サンプリングモアレ法によって解析する
    請求項1に記載のタイヤ形状解析装置。
  3. 前記サンプリングモアレ法は、撮影画像の画素ごとに、前記解析部による解析に最適な間引き数の位相分布を参照する選択型サンプリングモアレ法である
    請求項2に記載のタイヤ形状解析装置。
  4. 前記格子シートは、前記溝部を少なくとも含む領域に貼付されており、
    前記撮影部は、前記溝部に貼付された格子シートを撮影し、
    前記解析部は、前記撮影部によって撮影された格子シートの画像を解析し、
    前記算出部は、前記解析部による解析結果に基づいて、前記溝部の表面の歪みを算出する
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のタイヤ形状解析装置。
  5. 前記格子シートの格子ピッチは、タイヤの溝底の曲率半径Rに対し、
    0.21×R ≦ 格子ピッチ ≦ 2.40×R
    である
    請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のタイヤ形状解析装置。
  6. 前記撮影部は、
    撮影方向と前記タイヤのセンターラインとのなす角度である撮影角度が、下記の式で定義される請求項1から請求項5のいずれか1つに記載のタイヤ形状解析装置。
    −θmax ≦ 撮影角度 ≦ θmax
    ただし、θmaxは、タイヤに設けられている各溝部のタイヤの平坦部との境界点を結ぶ方向に向かうベクトルとセンターライン方向のベクトルとがそれぞれなす角度のうちの最大絶対値である。
  7. 前記撮影部は第1及び第2のカメラを含み、
    前記第1のカメラと前記第2のカメラとの距離であるカメラ間距離が、
    150mm ≦ カメラ間距離 ≦ 400mm
    で定義され、かつ、
    前記第1のカメラ及び前記第2のカメラのレンズの焦点距離をfとした場合に、前記第1のカメラの位置と前記第2のカメラの位置との中点と前記タイヤに貼付された前記格子シートとの距離であるタイヤ・カメラ間距離が、
    10.5×f mm ≦ タイヤ・カメラ間距離 ≦ 18.5×f mm
    かつ
    0.51 ≦ カメラ間距離/タイヤ・カメラ間距離 ≦ 1.35
    で定義される請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のタイヤ形状解析装置。
  8. 撮影部が、タイヤの表面から凹んでいる部分である溝部を少なくとも含む領域に設けられた格子シートを撮影するステップと、
    解析部が、非接触形状測定手法により、前記撮影部によって撮影された画像を解析するステップと、
    前記解析部による解析結果に基づいて、算出部が、前記溝部の表面の歪みを算出するステップとを含む
    タイヤ形状解析方法。
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