JP2015209836A - 太陽光熱と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電方法 - Google Patents

太陽光熱と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電方法 Download PDF

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Abstract

【課題】太陽光熱と、太陽光熱以外の熱、即ち,地熱、火力熱等の熱源を併用利用し、電力を安定供給することのできる発電方法を提供する。【解決手段】太陽光熱が利用可能な日中は主に太陽光のエネルギーを利用し、曇天時・雨天時・夜間には太陽光熱以外の熱、地下熱温水を併用利用し、先行特許出願の蒸気発生施設(1)の位置(全施設の中央)に、太陽光熱炉施設(21)を設置し、表面部には太陽光熱集束レンズ(3)を複数個設置した二重式壁面を有し、その下部には、第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を並列に2基設置し、太陽光熱が不足する、曇天時・雨天時・夜間等の熱伝導率を2倍化する、該第一熱変換器2基設置する新たな特徴とする発電方法であり、蒸気発生施設方式発電にも同様に第一熱変換器を2基設置するものである。【選択図】 図1

Description

この発明は、太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地熱及び火力熱を併用利用する発電方法であり、特に、原子力発電に代わる自然エネルギーである、太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地下熱あるいは火力熱等を併用利用する発電方法に関するものである。
近年、宇宙規模で自然エネルギーが活用可能な時代となっており、現在、原子力発電は、既存の火力・水力発電等に比べて結果的にコスト高であり、しかも、今回の2011.3.11東日本大震災による大事故により、我が国はもとより世界各国で、原子力発電の廃止論が高まっていて、現在も福島では事故による放射能汚染水の流出が止まらない状態であり、国内では他の原子力発電施設もすべて停止したままであるが、やむなく検査後必ず復活すること思われる。
いつ勃発してもおかしくない南海トラフト地震の可能性を時限爆弾のように抱えている日本にとって、それがいかに危険なことか理解出来ても、既存の火力・水力発電や自然エネルギーである太陽光・風力・地下熱発電方式が単独で原子力発電方式に及ぶとは現時点では期待は持てそうにない事も事実である。
そこで、これら自然エネルギーである太陽光熱や、地下熱、風力、水力、火力熱等、のエネルギーを総合利用した発電システムが考えられるが、これらのものは既に一部は実行されている。そして、太陽光を利用した発電システムの技術は、複数件、公開されている。例えば、特許文献1のように。
しかし、この開示された技術は、太陽光エネルギーを海水淡水化に利用するものであり、従って、海上の浮体構造物であり、しかも、太陽光エネルギーのみを用いて海水を沸騰させて大量の水蒸気の増発を促進させるものであるが、天候の悪い場合には利用できないという欠点があった。
また、電気温水器と結合した太陽光熱発電装置の技術も開示されている。例えば文献2のように。
しかし、この開示された技術は、電気温水器に安価な夜間電力を使用し、蓄えた温水を利用して太陽光による発電を行うものであり、一家庭の電気温水器に関するものに過ぎなかった。
さらに、太陽光利用の蒸気発生装置及びこれを利用した熱機関ならびに発電装置の技術が開示されている。例えば、特許文献3のように。
しかし、この開示された技術は、CO2の排出量がない発電装置であって、小地域・一般家庭と言う発電量は低レベルのものにすぎなかった。
また、太陽熱発電ユニットとその設置方法としての技術も開示されているが、40フィートの海上コンテナーに積載できるよう構成したものである。例えば特許文献4のように。
しかし、これらの現在開示された技術は、集熱装置の大きさも、40フィート程度の大きさであり、これらを大量に設置すると、そのメンテナンス等にも費用がかかるものであったし、これらを多数設置しても、原子力発電に及ぶことは不可能であると考えられる。
さらに太陽熱発電装置の技術が開示されているが、この技術は高所から低所に亘って二本の管路を設け、一方の管路に、集中的に太陽光線を当てるよう構成されたものであり、エネルギーは太陽熱だけ利用するものであった。例えば、特許文献5のように。
この開示された技術も、設置場所が自然の山地に限られ、その山の斜面を利用して設置するものであり、それ以外の場所であっても、高所から低所を形成するには、それなりのコストが発生するものであったし、太陽光熱に限定された施設による発電方式であった。
特開2010−99628号公報 特開2002−031035号公報 実用新案登録第3156344号公報 特開昭53−13041号公報 特開昭58−135380号公報
この発明は、原子力発電に替わる発電方法の構築を目的とし、自然エネルギーを利用した安全でより合理的で強力な、原子力発電に替わる発電方法を開発することにある。
そこで、この発明は、太陽光熱(S)と地下熱温水(12a)、及び太陽光熱(S)と火力熱温水(12b)等を併用利用した発電方法であり、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を利用して蒸気熱を得る事を特徴とする循環型発電であり、その方法は、太陽光熱(S)と地下熱温水(12a)、及び火力熱温水(12b)等を併用利用し加熱化した蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を循環発電装置、(蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)・蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)等)に循環させ、太陽光熱(S)と地下熱温水(12a)・火力熱温水(12b)・蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)のそれぞれの発電能力の短所と長所を補足しあうことにより、各発電施設の電気エネルギー発生効率を高める事を特徴とする発電方法である。
この発明によると、原子力発電事故による放射能汚染とは無縁のエネルギーである太陽光熱(S)と、地下熱温水(12a)、あるいは火力熱温水(12b)などを併用利用して使用する発電方法であり、太陽光熱(S)が利用可能な日中は、主に、太陽光のエネルギーを利用し、曇り、雨、夜間を太陽光熱以外の熱を併用利用することにより、丸一日中、発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることができるなど極めて有益なる効果を奏する発電方法である。
また、太陽光熱炉施設(21)及び蒸気発生施設(1)の壁を二重構造にすることにより、安全性が強化されると共に、外と内の壁を適宜な間隔を保って設けることにより保温性が確保でき、さらに内外の壁の両方に太陽光熱集束レンズ(3)を複数個設置することにより、これらの太陽光熱集束外壁(3a)と、太陽光熱集束内壁(3b)にはめ込んだ該太陽光熱集束レンズ(3)の重ね効果が期待できる等の効果を奏する。
さらにこの発明方式を利用し、従来の火力発電と併設することにより、現在消費されている化石燃料の使用量を削減でき、CO2の削減にも効果があり、経済的にも有効であり、昼夜電力を安定供給できる等の効果を奏する発電方法である。
さらに、この発明方式を使用し、従来の水力発電と併設することにより、水力発電単独より安定的に多量の電力を供給できる等の効果を奏する。
この発明の発電方法に使用し、太陽光熱と地下熱温水を併用利用する太陽光熱炉施設の一実施例を示す説明図である。 この発明の発電方法に使用し、太陽光熱と地下熱温水を併用利用する太陽光熱炉施設の他の実施例を示す説明図である。 この発明の発電方法に使用し、太陽光熱と火力熱(ボイラー)を併用利用する太陽光熱炉施設の一実施例を示す説明図である。 この発明の発電方法に使用し、太陽光熱と火力熱(ボイラー)を併用利用する太陽光熱炉施設の他の実施例を示す説明図である。 この発明の発電方法に使用する網状のパイプを使った太陽光熱炉内の一実施例を示し、(A)は、断面図であり、(B)は、斜視図である。 この発明の発電方法に使用するスパイラル状のパイプを使った太陽光熱炉の一実施例を示し、(A)は、断面図であり、(B)は、斜視図である。 この発明の発電方法に使用する太陽光熱と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電施設の概略的説明図である。 この発明の発電方法に使用する太陽光熱炉施設と太陽光熱集束反射鏡の全体イメージ断面図である。(蒸気発生施設全体施設イメージ図) この発明の発電方法に使用する太陽光熱炉施設と太陽光熱集束反射鏡の全体イメージ断面図である。(複数の蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)配置の全体施設イメージ図) この発明の発電方法に使用する太陽光熱集束反射鏡と蒸気発生施設及び太陽光炉施設の全体イメージ立面図である。 この発明の発電方法に使用する凝縮器と媒体液及び加熱温水蒸気の冷却・凝縮循環方式の説明図である。
以下、この発明について詳細に説明する。尚、この発明においては、以下の記述に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲においては適宜変更可能である。
この発明のうち、第1の発明の一実施例を詳細に説明すると、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)が利用可能な日中は主に太陽光のエネルギーを利用して、太陽光熱炉施設(21)の壁面の二重式の太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)、及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)等の太陽光熱集束施設で集束させた太陽光熱(S)を利用し発電し、曇天時・雨天時・夜間には太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることができるなど極めて有益なる効果を奏する事を目的とする発電方法であり、該発電施設の外周設備である太陽光熱反射鏡施設の中央に、太陽光熱炉施設(21)を設置し、該施設内部平地には該中央の太陽光熱炉施設(21)に向かって傾斜角度を設け太陽光熱(S)を集束する下部反射鏡(2b)を設置して、該太陽光熱炉施設(21)の下部には第一熱変換器(10a)(10b)を並列に2基設置し、(別紙図面参照)曇天時・雨天時・夜間には、該地熱貯留層(14)(マグマ層も含む)から、地下熱温水汲み上げポンプ〔生産井〕(13a)を使用し、地下熱温水(12a)を該下部第一熱変換器(10a)(10b)に順次供給し、該施設内における熱伝導率を2倍化し該熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該2基の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で間接熱伝導させ、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を上部の太陽光熱炉施設(21)(第二熱変換器)にフィードポンプを利用して循環供給し、該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ(4b-2)又は、スパイラル式パイプ(4b-3)に循環させるが、該両パイプにはノズル式穴は加工しないパイプを使用し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該パイプ内に流動させて、該流動する加熱蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次、過熱蒸気化し、該蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で蒸気タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し、発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱(地下熱温水(12a)及び地下熱蒸気)を併用利用する発電方法から構成される。
次に、この発明のうち、第2の発明の一実施例を詳述すると、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、ボイラー式火力熱(11)(石油・重油・石炭・天然ガス等)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)が利用可能な日中は主に太陽光のエネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間には太陽光熱以外の熱、ボイラー式火力熱(11)を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることができるなど極めて有益なる効果を奏する事を目的とする発電方法であり、該施設の外周設備である太陽光熱反射鏡施設の中央に、太陽光熱炉施設(21)を設置し、該発電施設内部平地には該中央の太陽光熱炉施設(21)に向かって傾斜角度を設け太陽光熱(S)を集束する下部反射鏡(2b)を設置しており、該太陽光熱炉施設(21)の下部には第一熱変換器(10a)(10b)を並列に2基設置し(別紙図面参照)、該施設内における熱伝導率を2倍化し、前記曇天時・雨天時・夜間等には(上記燃料を使用した)ボイラー火力熱(11)で加熱沸騰させた火力熱温水(12b)(水道水、又は蒸留水(8a))を該2基設置した下部第一熱変換器(10a)(10b)に循環供給し、該第一熱変換器(10a)(10b)において、夜間等の太陽光熱不足をカバーするための、該2基の熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で間接熱伝導して温度を上昇させ、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を上部の太陽光熱炉施設(8)(第二熱変換器)に蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用して循環供給し、該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ(4b-2)又は、スパイラル式パイプ(4b-2)に循環させるが、該両パイプにはノズル式穴は加工しないパイプを使用し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該パイプ内に流動させて、該流動する加熱蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次、過熱蒸気化し、該蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で蒸気タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し、発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱(ボイラー式火力熱)(11)を併用利用する発電方法から構成される。
さらに、この発明のうち、第3の発明の一実施例を説明すると、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱、一般廃棄物及び産業廃棄物焼却施設の焼却火力熱(11a)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)が利用可能な日中は主に太陽光のエネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間には太陽光熱(S)以外の熱を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることができるなど極めて有益なる効果を奏する事を目的とする発電方法であり、該施設の外周設備である太陽光熱反射鏡施設の中央に、太陽光熱炉施設(21)を設置し、該施設内部平地には該中央の太陽光熱炉施設(21)に向かって傾斜角度を設け太陽光熱(S)を集束する下部反射鏡(2b)を設置して、該太陽光熱炉施設(21)の下部には第一熱変換器(10a)(10b)を2基並列に設置し、該施設内における熱伝導率を2倍化し、該焼却火力熱(11a)を利用して高温化させた温熱水(12b)(水道水、又は蒸留水)を供給循環させ、該2基の下部第一熱変換器(10a)(10b)に順次供給し、該熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で間接熱伝導させ、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を上部の太陽光熱炉施設(21)(第二熱変換器)にフィードポンプ(9)を利用して循環供給し、該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ(4b-2)又は、スパイラル式パイプ(4b-3)に循環させるが、該両パイプにはノズル式穴は加工しないパイプを使用し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該パイプ内に流動させて、該流動する加熱蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次、過熱蒸気化し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で蒸気タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し、発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱(製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱・一般及び産業廃棄物焼却施設の燃焼火力熱(11a))を併用利用する発電方法から構成される。
このように、太陽光熱と太陽光熱以外の熱(製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱・一般廃棄物及び産業廃棄物焼却施設の焼却火力熱を併用利用する発電方法を、No1方式という。
尚、前記の火力熱での発電方法では、外周反射鏡(2a1)等の設置は省略可能である。その理由は、該焼却廃棄物は、廃棄物処理施設の副産物としての焼却熱利用発電であり、各市町村においては燃料として購入するエネルギー源ではなく日常的に廃棄され焼却しなければならない義務的廃棄物であり、必ずしも太陽光熱利用施設は必要条件ではなく、太陽光熱炉も省略可能であり、第一施設である焼却炉を熱変換器として利用し、焼却炉内に設置した蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)に蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を循環させ、焼却施設(ボイラー)内の該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次、過熱蒸気化し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で蒸気タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し、発電機(6a)を駆動し発電するよう構成したものである。この発電方法を、No2方式という。
該No2方式の発電方式は、低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)と火力熱(ボイラー)(11)(石油・石炭・重油・天然ガス等)のみを併用利用する蒸気発電方法として、従来の水を使用する火力発電より使用火力燃料が節約可能であり、一般的普通の火力熱発電方法として有効であるので、該低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)を直接パイプ内で蒸気化する火力発電方式である。
太陽光熱炉施設(1)及び蒸気発生施設(21)の表面部に、適宜な間隔を保って形成する二重構造の壁面とし、二重構造の内側の壁面のみならず、外側の壁面にも、太陽光熱集束レンズ(3)を複数個設置すると共に、内外とも腐食しないステンレス等の強度ある金属製の素材で形成し、該凸レンズで太陽光熱(S)を集束し、該レンズの二重かさね効果を利用することを特徴とする第二次熱変換発電施設である。
また、蒸気発生施設(1)及び太陽光熱炉施設(21)を使ったすべての発電施設の、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱(地熱、火力熱)を併用利用する発電施設の冷却・凝縮施設構造に関する請求項であり、1)地下熱温水(12a)、2)火力熱温水(12b)、及び、3)廃棄物焼却施設等を併用利用する発電方法において、該タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し発電機(6a)を駆動し発電した後の、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を〔冷却・凝縮〕する施設であり、再度もとの冷媒体液に戻し、フィードポンプ(9)で下部第一熱変換器(10a)(10b)に循環させ、蒸気発生施設(1)や太陽光熱炉施設(21)に循環供給して、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を蒸気化し発電するための、冷却・凝縮施設の特許申請であり、一次冷却装置と二次冷却装置の二つの冷却装置で順次、冷却温度調整を行い、冷却返還を円滑に調整することを目的とする二段式冷却・凝縮器施設である。尚、詳細は図7を参照。
復水器(冷却装置)の温度差を利用する発電方法であり、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)蒸気の冷却・凝縮器施設の一次冷却装置(7b)、及び二次冷却装置(復水器)(7b)で凝結させて液水に戻し、再度、熱変換器に循環させる過程で、タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し発電機(6a)を駆動し発電させた後の蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)蒸気の冷却温度差を利用して、「温熱水温度差発電」方式を併用利用し、タービン(6)の回転エネルギーとして使用された蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を凝縮器施設(7)で冷却する過程に発生する余剰の熱エネルギーを利用して二次発電する発電方法であり、凝縮器施設(復水器)(7)で凝結させて、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を液体に戻し、再度循環パイプ(4b)に循環させる方式は、バイナリーサイクル式発電方式として、すでに比較的大規模な蒸気発電所では使用されている方法である。
太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)が利用可能な日中は、主に太陽光熱(S)エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間等に太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ安全なエネルギーを用いることが出来るなど、極めて有益なる効果を奏する事を目的とする発電方法であり、該施設の外周設備である外周反射鏡(2a1)施設の中央に、蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)を複数設置し、該外周反射鏡(2a1)と該施設内部平地には、中央の複数の太陽光熱炉施設(21)または、複数の蒸気発生施設(1)に向かって傾斜角度を設け、太陽光熱(S)を集束する下部反射鏡(2b)を設置し、該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の下部にそれぞれ第一熱変換器(10a)(10b)を2基並列に設置し、地下熱温熱水(12a)による熱伝導施設面積率を2倍化し、夜間等の太陽光熱(S)の不足時の発電力(熱伝導率)を2倍化し補足する熱伝導方式施設であり、地熱貯留層(14)(マグマ層も含む)から、地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井(13a)を利用した地下熱温水(12a)を該複数の下部第一熱変換器(10a)(10b)に→→→基と順次循環供給し、該第一熱変換器(10a)(10b)内に配備された蒸留水または低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を第二熱変換器である該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)にフィードポンプを利用して順次循環供給して、該二次熱変換施設である(A)蒸気発生施設(1)内ではノズル式穴のあいたパイプ(4b-1)に循環させ瞬時に蒸気化し、又、(B)太陽光熱炉施設(21)では該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ(4b-2)又はスパイラル式パイプ(4b-3)内に循環供給し、該それぞれの複数の蒸気発生施設(1)または複数の太陽光熱炉施設(21)に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を順次、過熱蒸気化し、該加熱蒸気を蒸留水または低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で連結する複数の蒸気タービン(6)を回転させ、機械的エネルギーに変換し、複数の発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用し、該複数の太陽光熱炉施設(21)又は複数の蒸気発生施設(1)を設置し、一ヶ所の発電所施設において複数の発電施設を一日中24時間稼働させる発電方式で構成される事を特徴とする発電方法である。
太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、ボイラー式火力熱(石油・重油・石炭・天然ガス等)(11)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)が利用可能な日中は、主に太陽光熱(S)エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間に太陽光熱以外の熱、ボイラー式火力熱(石油・重油・石炭・天然ガス等)(11)を併用利用することにより、丸一日中発電を可能とし、且つ安全なエネルギーを用いることが出来るなど、極めて有益なる効果を奏する事を目的とする発電方法であり、該施設の外周設備である外周反射鏡(2a1)施設の中央に、蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)を複数設置し、該外周反射鏡(2a1)と該施設内部平地には、中央の複数の太陽光熱炉施設(21)又は、複数の蒸気発生施設(1)に向かって傾斜角度を設け、太陽光熱(S)を中央に集束する下部反射鏡(2b)を設置し、該複数の太陽光熱炉施設(21)又は複数の蒸気発生施設(1)の下部にそれぞれ複数の第一熱変換器(10a)(10b)を並列に2基設置しボイラー式火力熱温水(12b)による熱伝導面積を2倍化し、夜間等の太陽光熱不足時にも蒸気発電力を充分可能とすることを特徴とする発電方式であり、該複数の施設の第一熱変換器で蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用して、並列に2基設置した複数の1、2、3、4施設において循環供給し(別紙添付循環供給方式参照)、該施設の第二熱変換器である複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)で蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該上記、曇天時・雨天時・夜間等に該ボイラー式火力熱(11)を利用した、火力熱温水(水道水又は蒸留水)(12b)を該並列に2基設置した該複数の下部第一熱変換器(10a)(10b)において順次循環供給し、該熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を上部第二熱変換器である該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内に蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用して循環供給し間接熱伝導させて、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)で順次(A)複数の蒸気発生施設(1)ではノズル式パイプ(4b-1)に循環させ瞬時に蒸気化し、又、(B)複数の太陽光熱炉施設(21)を設置する発電方式では該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ又(4b-2)又はスパイラル式パイプ(4b-3)を利用し該パイプ内を循環供給し、複数の太陽光熱炉施設(21)に設置された該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を順次、蒸気化し、該(A)複数の蒸気発生施設(1)方式、又は(B)複数の太陽光熱炉(21)方式による該過熱蒸気をそれぞれの該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する該それぞれの蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉(21)施設の複数の蒸気タービン(6)を回転させ、機械的エネルギーに変換し、複数の発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、、ボイラー式火力熱(石油・重油・石炭・天然ガス等)(11)を併用利用する一ヶ所の発電所施設において複数のタービン(6)と発電機(6a)を1日中24時間稼働させる発電方式で構成されることを特徴とする発電方法である。
太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)(マグマ層も含む)及び火力熱(ボイラー)(石油・石炭・重油・天然ガス等)(11)をトリプル式に併用設置利用する発電方法において、太陽光熱(S)を利用可能な日中は、主に太陽光熱(S)エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間等に太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)及び火力熱温水(12b)を併用利用することにより、丸一日中、発電を可能とし、且つ安全なエネルギーを用いることが出来る等、極めて有益なる発電効果を奏する事を特長とする発電方法であり、該発電施設の外周装備である外周反射鏡(2a1)施設の中央に、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)を設置し、該外周反射鏡(2a1)と該施設内部平地には、中央の複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)に向かって、傾斜角度を設け、太陽光熱(S)を中央に集束する下部反射鏡(2b)を設置し、該全太陽光熱集束施設を併用利用する発電方式であり、該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の下部にそれぞれ地下熱温水(12a)を利用する第一熱変換器(10a)(10b)を2基並列に設置し、該地熱貯留層(14)(マグマ層も含む)から地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井(13a)を利用し汲み上げた地下熱温水(12a)を該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の下部に2基並列に設置した第一熱変換器(10a)(10b)の蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用し、順次1、2、3、4基と複数の該施設に循環供給し(別紙添付循環供給方式図参照)、該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)で、蒸留水または低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該第一熱変換器(10a)(10b)の2基並列に配備された熱伝導パイプ内を循環させて熱伝導率を2倍化し熱伝導し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)(第二熱変換器)に該蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用して循環供給し、複数の該蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)内に複数層に設置した 1)網目状のザル式パイプ(4b-2)又は 2)スパイラル式パイプ(4b-3)、複数の蒸気発生施設(1)では、 3)ノズル式パイプ(4b-1)内に流動循環供給し瞬時に施設内において該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を蒸気化し、複数の太陽光熱炉施設(21)では施設内に配備された 1)網目状のザル式パイプ(4b-2)又は 2)スパイラル式パイプ(4b-3)を利用し、該パイプ内で順次、蒸気化する発電方式であり、該それぞれ複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の発電施設を一ヶ所の発電所において設置し稼働させる方式であり、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)で該循環熱伝導する蒸気パイプ(4a)に直結する該複数のタービン(6)の該蒸気圧力を利用して、該それぞれ複数のタービン(6)に連結する該複数の発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする発電方法であり、さらに火力熱(ボイラー)(石油・石炭・重油・天然ガス等)(11)をトリプル式に併用利用する、該発電方法において、太陽光熱(S)が利用できない時(曇天時・雨天時・夜間等)や他の併用利用エネルギー施設が故障したり、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)を設置した際に下部第一熱変換器(10a)(10b)熱伝導各温熱水(12b)の熱伝導蒸気化温度や蒸気圧力が確保出来ない場合等の重要な補助施設として火力熱(ボイラー式)(11)発電方式を併用設置利用するトリプル式発電方法であり、該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の地熱温水切り替えパイプ及び、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の火力熱(ボイラー式)温熱水切り替えパイプの循環供給切り替え弁装置(23)を設置した該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の熱変換施設を設置し、複数の熱変換発電施設を形成し該温熱水を循環稼働させるトリプル式発電方法であり、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の発電施設による1日中(24時間常時)、晴天日と同様の発電を複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)において可能とし、該複数の発電施設を一ヶ所の発電所に設置し、複数の発電機(6a)を稼働することを特徴とする発電方法であり、地下資源(石油・石炭・重油・天然ガス等の火力熱燃料)(11)の使用を補助的に減量化する発電方式であり、原子力発電方式による放射能災害の危険性の伴う事のない、原子力発電に及ぶ安全な電力生産施設方式として大きな公害の心配のない、自然エネルギーを主として利用する発電方式を形成することを特徴とする太陽光熱と地下熱温水及び火力熱(ボイラー式)(11)(石油・石炭・重油・天然ガス等)を併用利用する発電方法である。
太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電方法において、該施設の反射鏡についての具体的な概要と各設置位置と機能的特徴の特許申請である。円形の外周反射鏡(2a1)を設置し、蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)の位置、内部平地間の中央に向かって傾斜角度を有している下部反射鏡(2b)を設置し、太陽光熱(S)をより合理的に集束することを目的とし又、太陽光の高低にも応じて、開閉することを特徴とする太陽光熱集束施設と発電機管理施設円周スペース(平面図及び概略図は、別紙請求項参照)
蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)の近傍には、大型の外周反射鏡(2a1)と、補助用カバー反射鏡(2a2)、その中の平地の中央に向かって傾斜角度を有した下部反射鏡(2b)を360°全周に設置することにより、太陽光熱(S)は、太陽光熱炉施設(21)及び蒸気発生施設(1)の表面部の太陽光熱集束レンズ(3)で構成された太陽光熱集束外壁(3a)と太陽光熱集束内壁(3b)で直接集束し、さらに外周反射鏡(2a1)と補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)を利用して間接的に全反射鏡で太陽光熱(S)を集束させて、蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)の壁面より数十倍以上の太陽光熱(S)集束面積を得る事を可能とする太陽光熱(S)の集束方法であり、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を、前記太陽光熱炉施設(21)内に設置されたスパイラル式パイプ(4b-3)又は網目状のザル式パイプ(4b-2)に流動させ、前記太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)、及び外周に設置した外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)等の太陽光熱(S)利用施設で集束させた太陽光熱(S)を併用利用して該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次沸騰させることによって過熱蒸気を発生させ、該パイプ内蒸気圧力でタービン(6)を回転させ、発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、曇天時・雨天時・夜間以外の日中は、該太陽光熱集束施設のみのエネルギーで発電可能とする外部太陽光熱集束施設として形成するものである。
前記外周反射鏡(2a1)は、前記太陽光熱炉施設(21)を取り囲むように設置し、該蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)の直径の約10倍の直径の弧を描く外側に平行して円形の曲面を持ち、太陽方向に対して、前傾した状態で設置し、外周反射鏡(2a1)の傾斜角度は、季節や時間で変化する太陽光線の移動に対応して自在に可変できるよう、傾斜軸とレールで調整するよう構成し、外周反射鏡(2a1)の高さは該外周反射鏡(2a1)の円周の直径の1/2を設置標準とし、常時、東西南北からの太陽光熱(S)を集束することを特徴とする太陽光熱(S)集束施設である。又、蒸気発生施設(1)及び太陽光熱炉施設(21)が複数設置される場合は比例して外周反射鏡をそれぞれ大きくすることが望ましい。
次に、これらの発明を実現する具体的な装置の一実施例を、図1(A、B)及び図2(A、B)に基づいて詳述すると、太陽光熱炉施設(21)を設け、該太陽光熱炉施設(21)の床面には、砂、金属等の発熱を促す固体や粒子等の敷設部材(5)を敷設しており、該敷設部材(5)の下部には、第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)2基並列に設けると共に、該太陽光熱炉施設(21)の内部には第二熱変換器(太陽光熱変換パイプ)(10c)を配備し、表面には、太陽光熱(S)を有効に利用するため、加圧に耐えるように、全体に配備した複数個の太陽光熱集束レンズ(3)を強固なステンレス等の金属からなる集合レンズ枠で固定した裁頭円錐形状の構造体であり、太陽光熱集束外壁(3a)と太陽光熱集束内壁(3b)の二重壁面で構成する施設全体の太陽光熱集束施設である。
蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)には、蒸気タービン(6)及び発電機(6a)まで、蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)で連通しており、該発電に使用された蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)蒸気熱圧は、該蒸気タービン(6)を回転し、発電機(6a)を駆動して発電した後は、該蒸気を圧縮・冷却して液体に戻すための冷却凝縮器(7)において冷却され、再度、蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を介して前記第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に間接熱伝導加熱するために該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環し、該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)に循環させた該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)には、地下熱温熱水(12a)を利用する発電方式では、地下熱温熱水(12a)を地下熱温水汲上ポンプ及び坑井(13a)で地熱貯留層(14)から汲み上げる一方、地下排水放出ポンプ及び還元水井(13b)で地熱貯留層(14)に向けて排出(循環)させる方式であり、地下熱温水(12a)を蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の間接熱伝導体として、常に高温を保ちながら(10a)(10b)2基に循環させて利用し、太陽光熱(S)の不足時等の時の為に2基設置することにより2倍化し、充分熱伝導可能にすることを特徴とする発電方式である。火力熱(ボイラー)併用方式発電方法も、この方式に準じる効果を有するものである。
次に、この発明を実現する個々の具体的な装置を詳細に説明すると、先ず、太陽光熱炉施設(21)は、該太陽光熱炉施設(21)の二重の壁面に、図3(A)、図4(A)に示すような集束太陽光熱(S)に最も適する大きさと厚さに調整した太陽光熱(S)を集束する凸レンズを嵌め込み、太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)を形成し、太陽光熱(S)集束装置として利用し、内部空間には、図3(B)、図4(B)に示すように、網目状のザル式パイプ(4b-2)又はスパイラル式パイプ(4b-3)を裁頭円錐形状の構造体に幾重にも重ねて設置することを特徴とする最終的蒸気化発生装置である。
太陽光熱炉施設(21)は、図3(A)、図4(A)に示すように、その一例として、密閉された裁頭円錐台形をした形状のものを示したが、この裁頭円錐台形の形状に限定されることはなく、設置場所や環境等により、臨機応変に対応できる形状であってもよい。また、該太陽光熱炉施設(21)の全面には太陽光熱(S)集束のために凸レンズである太陽光熱集束レンズ(3)を隙間無く張り巡らせて太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)を形成し、該太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)は、共に腐食しないステンレス等の強度ある金属で組み立て、裁頭円錐台の底面近くまで同じ傾斜角度で等間隔に配置する。
太陽光熱炉施設(21)内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)は、蒸気発生施設(1)に利用したノズル式穴は加工しないパイプを利用することを特徴とし、該施設内に複数層に設置した網目状のザル式かさねパイプ(4b-2)、スパイラル式循環パイプ(4b-3)内で高温蒸気化した蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を流動循環させて、晴れた日の日中は該太陽光熱炉施設(21)の太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)及び、外周に設置した外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)等の複合的太陽光熱(S)集束施設で集束させた太陽光熱を併用利用し、該太陽光熱炉施設(21)の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を順次、過熱蒸気化するよう構成したものであり、太陽光熱集束外壁(3a)と太陽光熱集束内壁(3b)という二重の凸レンズ壁面の太陽光熱(S)集束加熱方式により、より高い発電効果を得ることを特徴とする発電施設装置である。
また、前記第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)は、並列に2基を連帯施設とし熱伝導装置として利用する熱伝導器であり、内部に蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)をスパイラル階層に装備しており、蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)を渦巻き状に外から内巻き、中から外巻きと階層を重ねることにより、所要伝導面積を広げ、優れた熱伝導率を得ることが出来る効果があり、第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の下部(地下)には、地震対策用に形成された鉄骨構造地盤強化基礎(15)が構築される事を特徴とする施設である。
前記第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の特徴は、地下熱温水(12a)、又は火力熱温水(12b)を、該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)2基並列に設置し、常時満杯に配備することで、その中に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を第一次熱伝導する施設として、プール式に大きくしたり第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を複数並列に設置することで熱伝導率を2倍化以上にし、順次、第二熱変換器である太陽光熱炉施設(21)又は蒸気発生施設(1)に循環させ、その内部に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を晴天時には太陽光熱集束レンズ(3)及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)で集束させた太陽光熱(S)の併用利用により該複数の太陽光熱炉施設(21)の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次蒸気化して発電可能とし、あるいは太陽光熱(S)が利用できない夜間や雨天時でも、2基の第一熱変換器で循環すれば、曇天時・雨天時・夜間においても低沸点媒体液等の発電蒸気化伝導熱量の太陽光熱の不足分は充分カバー可能であり、該過熱蒸気を蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)に連結する該複数の蒸気タービン(6)に循環供給し、該複数の蒸気タービン(6)を回転することにより常時該複数の発電機(6a)を駆動させ1日(24時間)電力を得る該発電方法の基盤となる2基設置方式による第一熱変換施設である。
前記蒸気タービン(6)は、発電機(6a)を回転し発電した電力を送電施設を介して送電線に送られるよう構成されているが、該蒸気タービン(6)は、真空式、復水式のいずれかを使用する事とし、過大な振動や回転速度の異常などが発生した場合に備えて、自動的に蒸気の供給を抑制や停止させる保安装置と自動調節装置を備えた発電機能制御調整管理棟(20)を蒸気タービン(6)及び発電機(6a)施設及びその他全体の管理の付帯設備として設置する。
次に、前記蒸留水及び低沸点媒体液フィードポンプ(9)は、蒸気タービン(6)を回転させ発電機(6a)を駆動して発電した後の蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を冷却装置で冷却した後、複数の第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に再度循環させる装置であり、前記第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)は、地下熱温水(12a)や、火力熱温水(12b)で、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の温度を間接上昇する装置であり、内部形状はスパイラル状の階層式熱交換器であり、蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)を渦巻き状に外から内巻き、中から外巻きと階層ごとに重ねることにより、所要伝導面積を広げ、優れた熱伝導効率を得ることができるように構成したことを特徴とする間接的熱伝導施設であり、1ヶ所の太陽光熱(S)併用利用発電所で複数の発電施設の設置を可能とする低沸点媒体液等を併用利用する循環式発電方法である。
地熱貯留層(14)から汲み上げた地下熱温水(12a)が高温な蒸気の場合は、温熱水及び低沸点媒体液(8)ではなく、[地下熱高温蒸気]をそのままパイプ内で流動させ、発電に使用し還元井に返還すればそのまま源水を発電に利用することも可能であり、施設的には単純で、最も合理的であるが、100%蒸気化した地下熱蒸気を得る事はまれで、無害で完全な蒸気力を得るためには、太陽光熱炉施設(21)又は、火力熱発生施設(ボイラー等)(11)を併設する方式が望ましいが、蒸留水及び低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の間接熱伝導蒸気として間接熱伝導熱として利用し、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を第一熱変換器(10a)(10b)のパイプ内で蒸気化し、第2熱変換器、太陽光熱炉施設(21)又は蒸気発生施設(1)に循環供給し該過熱蒸気でタービン(6)を回転し発電機(6a)を駆動し発電した地下熱温水(12a)及び蒸気は、そのまま地下熱温水(12a)又は蒸気を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)から地下排水放出ポンプ及び還元水井(13b)を利用して地下に返還しても構わない方式であり、この方式は蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)と地下熱温水(12a)及び蒸気の併用利用だけで24時間フル発電を可能とする発電資源コスト削減式発電であることを特徴とする発電方法であり、地球が存在する限り、地熱と太陽光熱のみででも永久に発電が可能な発電方法としての効果と特徴を有する発電方式である。
前記太陽光熱炉施設(21)、敷設部材である、砂、金属等、発熱を促す固体や粒子(5)ならびに、第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を2基設置する下部には、地下地盤対策用の鉄骨構造地盤強化基礎(15)を設けているが、該鉄骨構造地盤強化基礎(15)は、地震等による各装置の損壊を防止することを目的とする施設である。
前記太陽光熱炉施設(21)及び蒸気発生施設(1)内には、砂、金属等発熱を促す固体や粒子等の敷設部材(5)を設置し、下部には、第一熱変換器(10a)(10b)を2基並列に設けており、該第一熱変換器(10a)(10b)には、金属製のスパイラル状の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)が設置され、地下熱温水(12a)、または火力熱温水(12b)を常に循環供給して熱伝導率を2倍化し熱伝導し、第二熱変換器である蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)に蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用して循環供給し、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該パイプ内でさらに充分間接熱伝導し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の温度を上げ、過熱蒸気化し、タービンパイプに循環供給し、該蒸気圧で蒸気タービン(6)を回転し発電機を駆動し発電することを目的とする第一熱変換器施設及び、第二熱変換施設で構成されている発電方法である。
太陽光熱(S)と地下熱温水を併用利用する発電方式では、設置した第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)は、前記鉄骨構造地盤強化基礎(15)の下部の、地熱貯留層(14)から地下熱温水(12a)を汲み上げる為の地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井(13a)を設けており、該地熱貯留層(14)からは、地下熱温水(12a)を地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井(13a)を利用して井戸から汲み上げ、前記並列に設置された第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に汲み入れて、該地下熱温水を利用して、該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に設置されたスパイラル状の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)並列2基内で充分間接熱伝導加熱し熱伝導率を2倍化し、第二熱変換器(太陽光熱変換機)(10c)である太陽光熱炉施設(21)及び蒸気発生施設(1)に循環させ瞬時に蒸気化し、発電可能とする効果を有する方法であり、晴れた日中は、太陽光熱集束レンズ(3)及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)等によって大量に集束させた太陽光熱(S)により、該太陽光熱炉施設(21)内に配備された該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内(4b)で順次過熱蒸気化させ、発電する方式であり、曇天時・雨天時・夜間のための太陽光熱(S)の代替施設としての地下熱温水を併用する2基並列設置方式による熱伝導体の一次熱変換器施設である効果を特徴とする。
次に、この発明の第二の発明である太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、火力熱(ホイラー)(11)を併用利用する場合の発電方法における具体的な装置を、図2(A),(B)に基づいて一実施例を詳述すると、殆どの部分においては、第一の発明施設と同様な構造であるが、第一施設の発明に利用した地熱貯留層(14)に代えて、燃料タンク(14b)から供給される化石燃料(石油・石炭・重油・天然ガス等)のボイラー施設(11b)を設置し該ボイラー施設内で化石燃料を燃焼させ、その火力熱(11)を利用して加熱した火力熱温水(水道水又は蒸留水)(12b)を利用し、該火力熱温水(12b)を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の2基を並列に設置し、順次循環供給し、該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の2基に設置されたスパイラル状の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水及び低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該2基の第一熱変換器に循環させて2倍の熱伝導熱と時間を獲得し、間接伝導過熱し、上部の第二熱変換器である該太陽光熱炉施設(21)又は蒸気発生施設(1)内の該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内に循環供給し、曇天時・雨天時・夜間においても蒸留水及び低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を順次過熱蒸気化を可能とすることにより、その蒸気圧を利用し、該蒸気タービン(6)を回転させて発電機(6a)を駆動し発電する方式であり、ボイラー(11b)から出る排煙は、排煙脱硫装置(16)、電気集塵器(17)、排煙脱硝装置(18)をそれぞれ介して煙突(19)より大気中に放出されるよう構成されている。また、これらの装置の近傍には、発電機能制御調整管理棟(20)を設置することにより、内部に作業人員を配備し、常時迅速な対応が行える等を完備した発電方式とする。(全体図参照)
また、この発明の第三の発明に利用する実施例としては、一般及び産業焼却廃棄物焼却炉施設の燃焼熱を利用して加熱した火力熱温水(水道水又は蒸留水)(12b)を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の2基に循環させることにより、熱伝導率を2倍化し該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の2基に設置されたスパイラル状の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を間接伝導過熱し、太陽光熱集束レンズ(3)及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)によって大量に集束させた太陽光熱(S)を併用利用し、該太陽光熱炉施設(21)又は蒸気発生施設(1)内の該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次過熱蒸気化し、その蒸気圧を利用し、蒸気タービン(6)を回転させて発電機(6a)を駆動させ発電することを特徴とする発電方法である。
次に、製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱を利用し加熱した火力熱温水(12b)を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の2基に順次循環させることにより、熱伝導率を2倍化し、該施設に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を間接伝導過熱し、太陽光熱集束レンズ(3)及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)によって大量に集束させた太陽光熱(S)により、該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で二次加熱し、順次過熱蒸気化し、その蒸気圧を利用し、蒸気タービン(6)を回転させて発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、火力熱及び余熱(12b)を併用利用する、発電方式であるが、太陽光熱炉施設(21)は必ずしも必要ではなく、省略可能である。
全国にある可燃ゴミ(廃棄物)焼却施設に、太陽光熱炉施設(21)を併設し、該可燃ゴミ(廃棄物)の燃焼火力エネルギーを利用して加熱した火力熱温水(水道水又は蒸留水)(12b)を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に循環供給することにより、熱伝導率を2倍化し、該施設にに設置されたスパイラル状の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を間接伝導過熱し、太陽光熱集束レンズ(3)及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)によって大量に集束させた太陽光熱(S)を併用利用し、該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で二次加熱し、順次過熱蒸気化し、その蒸気圧を利用し、蒸気タービン(6)を回転させて発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱(焼却施設の火力熱)を併用利用する、発電方式であるが、太陽光熱集束施設はケースバイ・ケースで、必ずしも必要としない方式も有効である方式とし、該特許申請するものである。
(A)方式、低沸点媒体液とは、アンモニア・フロン・ペンタン類など、セ氏0度以下又は低温度で沸点となり蒸気化する液体であり、バイナリー発電等にも使用されている液体である。
(B)方式、蒸留水とは、地下熱温水(12a)、火力熱温水(12b)、太陽光熱(S)を利用して過熱した各熱変換器を循環する温熱水であり、各発電所の総合的熱変換率が低沸点媒体液を使用しなくても、蒸気発生施設(1)や太陽光熱炉施設(21)で充分蒸気化され、その蒸気圧力でタービン(6)を回転し発電機(6a)を駆動して充分発電可能であれば、該「蒸留水」を「温熱水」として利用し蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環させ蒸気化し、タービン(6)を回転させ発電機(6a)を駆動し発電する「温熱水」=「蒸留水」を加熱し温水を蒸気化して発電利用する発電方式である。
Figure 2015209836
(請求項-8・9・10における、太陽光熱(S)を併用利用する1ヶ所の発電施設で複数の太陽光熱炉設置(21)又は複数の蒸気発生施設(1)を設置し、複数のタービン(6)を回転し、複数の発電機(6a)を稼働させる発電方法の明細事項)
太陽光熱(S)と(A)地下熱温水(12a)又は(B)火力熱(ボイラー)(11)火力熱温水(12b)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)を利用可能な日中は主として太陽光熱(S)エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間等に太陽光熱以外の熱を併用利用することにより、丸一日中、発電を可能とし、該複数の蒸気発生施設(1)、又は複数の太陽光熱炉施設(21)を設置する発電方法であり、蒸気発生施設(1)及び太陽光熱炉施設(21)を複数外周反射鏡施設の中央部に設置し、それぞれの熱変換器に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)で蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の各第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を並列に設置し熱伝導率を2倍化し、それぞれ→→→と順次フィードポンプを利用して温熱水又は低沸点媒体液を該施設内に循環させて間接熱伝導し、上部に設置された該複数の蒸気発生施設(1)及び複数の太陽光熱炉施設(21)に配備された各蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内に循環供給し、晴れた日中は太陽光熱集束反射鏡等を併用利用して、該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する温熱水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を順次蒸気化し、該蒸気圧力を利用して連結する該複数の施設の蒸留水及び低沸点媒体液蒸気管(4a)に供給し、該複数の蒸気タービン(6)を回転させ、複数の発電機(6a)を駆動させ発電することを特徴とする発電方法であり、太陽光熱炉施設(21)では、複数の施設に設置された蒸留水及び低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で蒸気化し複数の蒸気タービン(6)に直結する、複数の発電機(6a)を駆動し発電する方式であり、蒸気発生施設(1)式発電方法では、並列に複数の蒸気発生施設(1)を設置して、それぞれの複数の施設内のノズル式穴パイプを利用し蒸気化し、直結する複数のタービンパイプに供給し該蒸気圧力を利用し該複数の蒸気タービン(6)を回転させ、それぞれの複数の発電機(6a)を駆動する発電方法で構成される発電方式であるり、1ヶ所の発電所で複数の発電機を駆動させ発電する、太陽光熱(S)及び低沸点媒体液と他のエネルギー、地熱・火力熱等を合理的に併用利用する発電方法である。
(別紙、説明書及び、説明図参照)
蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)は、各熱変換施設に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内によって蒸気化され、蒸気タービン(6)を回して発電機(6a)を駆動し発電使用した後は、「河川や海、地下還元井」に放流されることはなく、凝縮器施設(7)で冷却・凝縮され、その後は再び(10a)(10b)、(1)又は(21)、(7)等の施設に循環し、蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で熱伝導され発電エネルギーとして常時循環稼働する発電方式であり、発電による環境破壊や汚染の心配の無い低沸点媒体液等を他の熱源で間接熱伝導し蒸気化し蒸気タービン(6)を回転させ発電機(6a)を駆動することを特徴とする発電方法であり、(石油・石炭・重油・ガス等)化石燃料の使用量を今までの火力発電方式より30%以内に減量化できる可能性があり、トリプル式発電方法ではさらに化石燃料を減量化が可能である。
第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を直接循環する地下熱温水(12a)や火力熱温水(12b)は、蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)とは混ざり合うことのないパイプ内での間接熱伝導式熱変換方式であり、該発電方法における公害発生を出来るだけ防止することに配慮した自然エネルギー、太陽光熱(S)と低沸点媒体液の再生利用を特徴とし、化石資源の枯渇化防止と環境の保護対策を構築することを特徴とする発電方法である。
該蒸気利用発電施設方法において従来の原子力発電や単独の火力発電との違いは、各熱変換施設で蒸気化され、タービンを回転し発電機(6a)を駆動し、発電した後の低沸点媒体液や温熱水が「河川や海、地下還元井」に放流される事はなく、冷却・凝縮された後、再び蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)の第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)等の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で熱伝導し再度循環発電する方式であり、発電後の排水及び廃棄物による環境破壊や地下水汚染防止に配慮することを特徴とする発電方法である。
太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)又は火力熱(ボイラー)(11)を併用利用する発電方法において、複数の第一熱変換器を設置し、該複数の施設に配備された循環パイプ内を循環する「蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等(8)」を利用し、循環水液切換弁装置(23)を使用し各複数の第一熱変換器(温水熱変換器) (10a)(10b)の2基に、各順次循環させ、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等(8)を一次熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)、二次熱変換器(10c)、地下熱温水(12a)又は火力熱温水(12b)、 地下熱水汲み上げポンプ及び坑井(13a)、地下排水放出ポンプ及び還元水井(13b)、火力熱温水循環ポンプ(13c)、地熱貯留層(温泉水、高温・高圧熱水、蒸気熱水)(14)、燃料タンク(14b)、蒸気発生施設(1)、太陽光熱炉施設(21)等の施設を利用し、該施設のパイプ内、又は該複数の施設内で蒸気化し、その蒸気圧圧力を利用して各複数の施設の蒸気タービン(6)を回転し、複数の発電機(6a)を駆動し発電する発電方式であり、従来の火力発電のような使用済みの冷却水を河川や海に廃棄しない発電方法であり、汲み上げた地下熱温水(12a)も、汲み上げた時と同じ成分状態で地下に還元されるシステムであり、地下水脈も汚染されることの無い発電方法であり、該発電方式で蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を循環使用することで、例えば年間を通して普通の火力発電に使用される化石燃料の1日の使用量の30%以下に縮減することを可能とし、経済的にも環境的にも大きく改善される発電方式の構築を特徴とする発電方法であり、太陽光熱と地下熱温水を併用する方法では、何万年後、何億年後、自然に地球が冷却されマグマ層が消滅するまでは発電可能な発電方法である。
太陽光熱(S)を併用利用し、発電所施設内に多数の蒸気発生施設(1)又は多数の太陽光熱炉施設(21)を設置し、各複数の施設の複数のタービンを回転し、各複数の発電機(6a)を駆動し発電する発電方法におけるトリプル式発電方法であり、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電方法において、晴れた日中は主に太陽光熱(S)を利用して発電し、雨や曇りの日、夜間等に地下熱温水(12a)及び火力熱(ボイラー)(11)を用いた火力熱温水(12b)を併用利用する発電方法であり、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を1基の蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)のみに利用循環させるのではなく、複数の該蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の下部第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を並列に複数設置し、該複数の並列2基の第一熱変換器(10a)(10b)に配備された熱伝導パイプ内に流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)である該第二熱変換施設(10c)に循環させる事において、該温熱水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の循環水液切換弁装置(23)を利用して開いた状態にし、該温熱水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)を各複数の該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に配備された(熱伝導パイプ)=蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次熱伝導過熱し、上部の第二熱変換器である複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)に循環させ、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次過熱蒸気化し、該温熱水及び低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の蒸気を連結する該複数の施設の蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)に流動供給し、該蒸気圧力を機械的エネルギーに変換し、連結する該複数の施設の蒸気タービン(6)を回転させ複数の発電機(6a)を駆動させ発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用し、夜間、雨天時、故障・修理時等に応じて、火力熱(ボイラー)(石油・石炭・重油・ガス)を併用利用する、それぞれの使用施設切り替え式トリプル発電方法であり、複数の発電施設を設置し、複数の蒸気タービン(6)を回転し複数の発電機(6a)を駆動することで一つの発電施設で多量の発電力を得る事を可能とするトリプル式発電方法である。
これらの発明による太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電方法の高度な技術を確立し、それに基づいて発電施設化することにより、化石燃料等の 1)消費量の減量化と、2)地震、津波等による原子力発電施設の災害時の放射能汚染の影響による被害の防止、3)全世界の国内紛争時に爆撃を受けると大変危険である原子力発電施設を可能な限り廃炉化し、あるいは併用利用しながら太陽光熱(S)を主とする該発電方法の効果を確認し、新たに原子力発電施設を出来る限り建設しないで、クリーンで、安全な発電方式の実現化を目的とした発電方法を施設化し、世界各国に設置し、稼動させることにより、限られた燃料資源を出来るだけ多く未来の人に残せるように配慮し、更に電力が安価で安定して生産可能とし、経済的で安全な電力をキープするための産業上の利用価値と、その可能性を有する。
(S) Solar heat (太陽熱)
1 蒸気発生施設
2a1 外周反射鏡
2a2 補助用カバー反射鏡
2b 下部反射鏡
3 太陽光熱集束レンズ
3a 太陽光熱集束外壁
3b 太陽光熱集束内壁
4a 蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管
4b 蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ
4b-1 ノズル式穴のあいたパイプ
4b-2 ノズル式穴は加工しない網目状のザル式パイプ
4b-3 ノズル式穴は加工しないル式パイプ
5 砂、金属等、発熱を促す固体や粒子
6 蒸気タービン
6a 発電機
7 凝縮器施設
7a 冷却水
7b 第一冷却施設
7c 冷却水循環パイプ
7d 第二冷却装置
7e 冷却水フィードポンプ
7f ホットウェルタンク
7g 蒸留水又は低沸点媒体液補給装置
7h 蒸留水又は低沸点媒体液補給タンク
8 蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)
8a 水道水又は蒸留水
9 蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ
10a 第一熱変換器a(温水熱変換器a)
10b 第一熱変換器b(温水熱変換器b)
10c 第二熱変換器(太陽光熱変換器)
11 火力熱(ボイラー)
11a 製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱、
一般廃棄物及び産業廃棄物焼却施設の焼却火力熱
12a 地下熱温水
12b 火力熱温水
13a 地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井
13b 地下排水放出ポンプ及び還元水井
13c 火力熱温水循環ポンプ
13d 熱水流動フィードポンプ
14 地熱貯留層(温泉水、高温・高圧熱水、蒸気熱水)
14a 燃料タンク
15 地震対策用の鉄骨構造地盤強化基礎
16 排煙脱硫装置
17 電気集塵器
18 排煙脱硝装置
19 煙突
20 発電機能制御調整管理棟
21 太陽光熱炉施設
22 加熱保温装置空間
23 循環水液切換弁装置
24 電力変換システム
この発明は、太陽光熱と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電方法であり、特に、原子力発電に代わる自然エネルギーである、太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地下熱あるいは火力熱等を併用利用する発電方法に関するものである。
近年、宇宙規模で自然エネルギーが活用可能な時代となっており、現在、原子力発電は、既存の火力・水力発電等に比べて結果的にコスト高であり、しかも、今回の2011.3.11東日本大震災による大事故により、我が国はもとより世界各国で、原子力発電の廃止論が高まっていて、現在も福島では事故による放射能汚染水の流出が止まらない状態であり、国内では他の原子力発電施設もすべて停止したままであるが、やむなく検査後必ず復活すること思われる。
いつ勃発してもおかしくない南海トラフト地震の可能性を時限爆弾のように抱えている日本にとって、それがいかに危険なことか理解出来ても、既存の火力・水力発電や自然エネルギーである太陽光・風力・地下熱発電方式が単独で原子力発電方式に及ぶとは現時点では期待は持てそうにない事も事実である。
そこで、これら自然エネルギーである太陽光熱や、地下熱、風力、水力、火力熱等、のエネルギーを総合利用した発電システムが考えられるが、これらのものは既に一部は実行されている。そして、太陽光を利用した発電システムの技術は、複数件、公開されている。例えば、特許文献1のように。
しかし、この開示された技術は、太陽光エネルギーを海水淡水化に利用するものであり、従って、海上の浮体構造物であり、しかも、太陽光エネルギーのみを用いて海水を沸騰させて大量の水蒸気の増発を促進させるものであるが、天候の悪い場合には利用できないという欠点があった。
また、電気温水器と結合した太陽光熱発電装置の技術も開示されている。例えば文献2のように。
しかし、この開示された技術は、電気温水器に安価な夜間電力を使用し、蓄えた温水を利用して太陽光による発電を行うものであり、一家庭の電気温水器に関するものに過ぎなかった。
さらに、太陽光利用の蒸気発生装置及びこれを利用した熱機関ならびに発電装置の技術が開示されている。例えば、特許文献3のように。
しかし、この開示された技術は、CO2の排出量がない発電装置であって、小地域・一般家庭と言う発電量は低レベルのものにすぎなかった。
また、太陽熱発電ユニットとその設置方法としての技術も開示されているが、40フィートの海上コンテナーに積載できるよう構成したものである。例えば特許文献4のように。
しかし、これらの現在開示された技術は、集熱装置の大きさも、40フィート程度の大きさであり、これらを大量に設置すると、そのメンテナンス等にも費用がかかるものであったし、これらを多数設置しても、原子力発電に及ぶことは不可能であると考えられる。
さらに太陽熱発電装置の技術が開示されているが、この技術は高所から低所に亘って二本の管路を設け、一方の管路に、集中的に太陽光線を当てるよう構成されたものであり、エネルギーは太陽熱だけ利用するものであった。例えば、特許文献5のように。
この開示された技術も、設置場所が自然の山地に限られ、その山の斜面を利用して設置するものであり、それ以外の場所であっても、高所から低所を形成するには、それなりのコストが発生するものであったし、太陽光熱に限定された施設による発電方式であった。
特開2010−99628号公報 特開2002−031035号公報 実用新案登録第3156344号公報 特開昭53−13041号公報 特開昭58−135380号公報
この発明は、原子力発電に替わる発電方法の構築を目的とし、自然エネルギーを利用した安全でより合理的で強力な、原子力発電に替わる発電方法を開発することにある。
そこで、この発明は、太陽光熱(S)と地下熱温水(12a)、及び太陽光熱(S)と火力熱温水(12b)等を併用利用した発電方法であり、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を利用して蒸気熱を得る事を特徴とする循環型発電であり、その方法は、太陽光熱(S)と地下熱温水(12a)、及び火力熱温水(12b)等を併用利用し加熱化した蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を循環発電装置、(蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)・蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)等)に循環させ、太陽光熱(S)と地下熱温水(12a)・火力熱温水(12b)・蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)のそれぞれの発電能力の短所と長所を補足しあうことにより、各発電施設の電気エネルギー発生効率を高める事を特徴とする発電方法である。
この発明によると、原子力発電事故による放射能汚染とは無縁のエネルギーである太陽光熱(S)と、地下熱温水(12a)、あるいは火力熱温水(12b)などを併用利用して使用する発電方法であり、太陽光熱(S)が利用可能な日中は、主に、太陽光のエネルギーを利用し、曇り、雨、夜間を太陽光熱以外の熱を併用利用することにより、丸一日中、発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることができるなど極めて有益なる効果を奏する発電方法である。
また、太陽光熱炉施設(21)及び蒸気発生施設(1)の壁を二重構造にすることにより、安全性が強化されると共に、外と内の壁を適宜な間隔を保って設けることにより保温性が確保でき、さらに内外の壁の両方に太陽光熱集束レンズ(3)を複数個設置することにより、これらの太陽光熱集束外壁(3a)と、太陽光熱集束内壁(3b)にはめ込んだ該太陽光熱集束レンズ(3)の重ね効果が期待できる等の効果を奏する。
さらにこの発明方式を利用し、従来の火力発電と併設することにより、現在消費されている化石燃料の使用量を削減でき、CO2の削減にも効果があり、経済的にも有効であり、昼夜電力を安定供給できる等の効果を奏する発電方法である。
さらに、この発明方式を使用し、従来の水力発電と併設することにより、水力発電単独より安定的に多量の電力を供給できる等の効果を奏する。
この発明の発電方法に使用し、太陽光熱と地下熱温水を併用利用する太陽光熱炉施設の一実施例を示す説明図である。 この発明の発電方法に使用し、太陽光熱と地下熱温水を併用利用する太陽光熱炉施設の他の実施例を示す説明図である。 この発明の発電方法に使用し、太陽光熱と火力熱(ボイラー)を併用利用する太陽光熱炉施設の一実施例を示す説明図である。 この発明の発電方法に使用し、太陽光熱と火力熱(ボイラー)を併用利用する太陽光熱炉施設の他の実施例を示す説明図である。 この発明の発電方法に使用する網状のパイプを使った太陽光熱炉内の一実施例を示し、(A)は、断面図であり、(B)は、斜視図である。 この発明の発電方法に使用するスパイラル状のパイプを使った太陽光熱炉の一実施例を示し、(A)は、断面図であり、(B)は、斜視図である。 この発明の発電方法に使用する太陽光熱と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電施設の概略的説明図である。 この発明の発電方法に使用する太陽光熱炉施設と太陽光熱集束反射鏡の全体イメージ断面図である。(蒸気発生施設全体施設イメージ図) この発明の発電方法に使用する太陽光熱炉施設と太陽光熱集束反射鏡の全体イメージ断面図である。(複数の蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)配置の全体施設イメージ図) この発明の発電方法に使用する太陽光熱集束反射鏡と蒸気発生施設及び太陽光炉施設の全体イメージ立面図である。 この発明の発電方法に使用する凝縮器と媒体液及び加熱温水蒸気の冷却・凝縮循環方式の説明図である。
以下、この発明について詳細に説明する。尚、この発明においては、以下の記述に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲においては適宜変更可能である。
この発明のうち、第1の発明の一実施例を詳細に説明すると、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)が利用可能な日中は主に太陽光のエネルギーを利用して、太陽光熱炉施設(21)の壁面の二重式の太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)、及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)等の太陽光熱集束施設で集束させた太陽光熱(S)を利用し発電し、曇天時・雨天時・夜間には太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることができるなど極めて有益なる効果を奏する事を目的とする発電方法であり、該発電施設の外周設備である太陽光熱反射鏡施設の中央に、太陽光熱炉施設(21)を設置し、該施設内部平地には該中央の太陽光熱炉施設(21)に向かって傾斜角度を設け太陽光熱(S)を集束する下部反射鏡(2b)を設置して、該太陽光熱炉施設(21)の下部には第一熱変換器(10a)(10b)を直列に2基設置し、(別紙図面参照)曇天時・雨天時・夜間には、該地熱貯留層(14)(マグマ層も含む)から、地下熱温水汲み上げポンプ〔生産井〕(13a)を使用し、地下熱温水(12a)を該下部第一熱変換器(10a)(10b)に順次供給し、該施設内における熱伝導率を2倍化し該熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該2基の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で間接熱伝導させ、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を上部の太陽光熱炉施設(21)(第二熱変換器)にフィードポンプを利用して循環供給し、該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ(4b-2)又は、スパイラル式パイプ(4b-3)に循環させるが、該両パイプにはノズル式穴は加工しないパイプを使用し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該パイプ内に流動させて、該流動する加熱蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次、過熱蒸気化し、該蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で蒸気タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し、発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱(地下熱温水(12a)及び地下熱蒸気)を併用利用する発電方法から構成される。
次に、この発明のうち、第2の発明の一実施例を詳述すると、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、ボイラー式火力熱(11)(石油・重油・石炭・天然ガス等)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)が利用可能な日中は主に太陽光のエネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間には太陽光熱以外の熱、ボイラー式火力熱(11)を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることができるなど極めて有益なる効果を奏する事を目的とする発電方法であり、該施設の外周設備である太陽光熱反射鏡施設の中央に、太陽光熱炉施設(21)を設置し、該発電施設内部平地には該中央の太陽光熱炉施設(21)に向かって傾斜角度を設け太陽光熱(S)を集束する下部反射鏡(2b)を設置しており、該太陽光熱炉施設(21)の下部には第一熱変換器(10a)(10b)を直列に2基設置し(別紙図面参照)、該施設内における熱伝導率を2倍化し、前記曇天時・雨天時・夜間等には(上記燃料を使用した)ボイラー火力熱(11)で加熱沸騰させた火力熱温水(12b)(水道水、又は蒸留水(8a))を該2基設置した下部第一熱変換器(10a)(10b)に循環供給し、該第一熱変換器(10a)(10b)において、夜間等の太陽光熱不足をカバーするための、該2基の熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で間接熱伝導して温度を上昇させ、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を上部の太陽光熱炉施設(8)(第二熱変換器)に蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用して循環供給し、該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ(4b-2)又は、スパイラル式パイプ(4b-2)に循環させるが、該両パイプにはノズル式穴は加工しないパイプを使用し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該パイプ内に流動させて、該流動する加熱蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次、過熱蒸気化し、該蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で蒸気タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し、発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱(ボイラー式火力熱)(11)を併用利用する発電方法から構成される。
さらに、この発明のうち、第3の発明の一実施例を説明すると、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱、一般廃棄物及び産業廃棄物焼却施設の焼却火力熱(11a)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)が利用可能な日中は主に太陽光のエネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間には太陽光熱(S)以外の熱を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることができるなど極めて有益なる効果を奏する事を目的とする発電方法であり、該施設の外周設備である太陽光熱反射鏡施設の中央に、太陽光熱炉施設(21)を設置し、該施設内部平地には該中央の太陽光熱炉施設(21)に向かって傾斜角度を設け太陽光熱(S)を集束する下部反射鏡(2b)を設置して、該太陽光熱炉施設(21)の下部には第一熱変換器(10a)(10b)を2基直列に設置し、該施設内における熱伝導率を2倍化し、該焼却火力熱(11a)を利用して高温化させた温熱水(12b)(水道水、又は蒸留水)を供給循環させ、該2基の下部第一熱変換器(10a)(10b)に順次供給し、該熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で間接熱伝導させ、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を上部の太陽光熱炉施設(21)(第二熱変換器)にフィードポンプ(9)を利用して循環供給し、該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ(4b-2)又は、スパイラル式パイプ(4b-3)に循環させるが、該両パイプにはノズル式穴は加工しないパイプを使用し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該パイプ内に流動させて、該流動する加熱蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次、過熱蒸気化し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で蒸気タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し、発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱(製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱・一般及び産業廃棄物焼却施設の燃焼火力熱(11a))を併用利用する発電方法から構成される。
このように、太陽光熱と太陽光熱以外の熱(製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱・一般廃棄物及び産業廃棄物焼却施設の焼却火力熱を併用利用する発電方法を、No1方式という。
尚、前記の火力熱での発電方法では、外周反射鏡(2a1)等の設置は省略可能である。その理由は、該焼却廃棄物は、廃棄物処理施設の副産物としての焼却熱利用発電であり、各市町村においては燃料として購入するエネルギー源ではなく日常的に廃棄され焼却しなければならない義務的廃棄物であり、必ずしも太陽光熱利用施設は必要条件ではなく、太陽光熱炉も省略可能であり、第一施設である焼却炉を熱変換器として利用し、焼却炉内に設置した蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)に蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を循環させ、焼却施設(ボイラー)内の該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次、過熱蒸気化し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で蒸気タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し、発電機(6a)を駆動し発電するよう構成したものである。この発電方法を、No2方式という。
該No2方式の発電方式は、低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)と火力熱(ボイラー)(11)(石油・石炭・重油・天然ガス等)のみを併用利用する蒸気発電方法として、従来の水を使用する火力発電より使用火力燃料が節約可能であり、一般的普通の火力熱発電方法として有効であるので、該低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)を直接パイプ内で蒸気化する火力発電方式である。
太陽光熱炉施設(1)及び蒸気発生施設(21)の表面部に、適宜な間隔を保って形成する二重構造の壁面とし、二重構造の内側の壁面のみならず、外側の壁面にも、太陽光熱集束レンズ(3)を複数個設置すると共に、内外とも腐食しないステンレス等の強度ある金属製の素材で形成し、該凸レンズで太陽光熱(S)を集束し、該レンズの二重かさね効果を利用することを特徴とする第二次熱変換発電施設である。
また、蒸気発生施設(1)及び太陽光熱炉施設(21)を使ったすべての発電施設の、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱(地熱、火力熱)を併用利用する発電施設の冷却・凝縮施設構造に関する請求項であり、1)地下熱温水(12a)、2)火力熱温水(12b)、及び、3)廃棄物焼却施設等を併用利用する発電方法において、該タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し発電機(6a)を駆動し発電した後の、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を〔冷却・凝縮〕する施設であり、再度もとの冷媒体液に戻し、フィードポンプ(9)で下部第一熱変換器(10a)(10b)に循環させ、蒸気発生施設(1)や太陽光熱炉施設(21)に循環供給して、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を蒸気化し発電するための、冷却・凝縮施設の特許申請であり、一次冷却装置と二次冷却装置の二つの冷却装置で順次、冷却温度調整を行い、冷却返還を円滑に調整することを目的とする二段式冷却・凝縮器施設である。尚、詳細は図7を参照。
復水器(冷却装置)の温度差を利用する発電方法であり、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)蒸気の冷却・凝縮器施設の一次冷却装置(7b)、及び二次冷却装置(復水器)(7b)で凝結させて液水に戻し、再度、熱変換器に循環させる過程で、タービン(6)を回転させ機械的エネルギーに変換し発電機(6a)を駆動し発電させた後の蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)蒸気の冷却温度差を利用して、「温熱水温度差発電」方式を併用利用し、タービン(6)の回転エネルギーとして使用された蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を凝縮器施設(7)で冷却する過程に発生する余剰の熱エネルギーを利用して二次発電する発電方法であり、凝縮器施設(復水器)(7)で凝結させて、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を液体に戻し、再度循環パイプ(4b)に循環させる方式は、バイナリーサイクル式発電方式として、すでに比較的大規模な蒸気発電所では使用されている方法である。
太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)が利用可能な日中は、主に太陽光熱(S)エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間等に太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ安全なエネルギーを用いることが出来るなど、極めて有益なる効果を奏する事を目的とする発電方法であり、該施設の外周設備である外周反射鏡(2a1)施設の中央に、蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)を複数設置し、該外周反射鏡(2a1)と該施設内部平地には、中央の複数の太陽光熱炉施設(21)または、複数の蒸気発生施設(1)に向かって傾斜角度を設け、太陽光熱(S)を集束する下部反射鏡(2b)を設置し、該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の下部にそれぞれ第一熱変換器(10a)(10b)を2基直列に設置し、地下熱温熱水(12a)による熱伝導施設面積率を2倍化し、夜間等の太陽光熱(S)の不足時の発電力(熱伝導率)を2倍化し補足する熱伝導方式施設であり、地熱貯留層(14)(マグマ層も含む)から、地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井(13a)を利用した地下熱温水(12a)を該複数の下部第一熱変換器(10a)(10b)に第1基施設、第2基施設、第3基施設、第4基施設、と順次循環供給し、該第一熱変換器(10a)(10b)内に配備された蒸留水または低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を第二熱変換器である該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)にフィードポンプを利用して順次循環供給して、該二次熱変換施設である(A)蒸気発生施設(1)内ではノズル式穴のあいたパイプ(4b-1)に循環させ瞬時に蒸気化し、又、(B)太陽光熱炉施設(21)では該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ(4b-2)又はスパイラル式パイプ(4b-3)内に循環供給し、該それぞれの複数の蒸気発生施設(1)または複数の太陽光熱炉施設(21)に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を順次、過熱蒸気化し、該加熱蒸気を蒸留水または低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で連結する複数の蒸気タービン(6)を回転させ、機械的エネルギーに変換し、複数の発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用し、該複数の太陽光熱炉施設(21)又は複数の蒸気発生施設(1)を設置し、一ヶ所の発電所施設において複数の発電施設を一日中24時間稼働させる発電方式で構成される事を特徴とする発電方法である。
太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、ボイラー式火力熱(石油・重油・石炭・天然ガス等)(11)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)が利用可能な日中は、主に太陽光熱(S)エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間に太陽光熱以外の熱、ボイラー式火力熱(石油・重油・石炭・天然ガス等)(11)を併用利用することにより、丸一日中発電を可能とし、且つ安全なエネルギーを用いることが出来るなど、極めて有益なる効果を奏する事を目的とする発電方法であり、該施設の外周設備である外周反射鏡(2a1)施設の中央に、蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)を複数設置し、該外周反射鏡(2a1)と該施設内部平地には、中央の複数の太陽光熱炉施設(21)又は、複数の蒸気発生施設(1)に向かって傾斜角度を設け、太陽光熱(S)を中央に集束する下部反射鏡(2b)を設置し、該複数の太陽光熱炉施設(21)又は複数の蒸気発生施設(1)の下部にそれぞれ複数の第一熱変換器(10a)(10b)を直列に2基設置しボイラー式火力熱温水(12b)による熱伝導面積を2倍化し、夜間等の太陽光熱不足時にも蒸気発電力を充分可能とすることを特徴とする発電方式であり、該複数の施設の第一熱変換器で蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用して、並列に2基設置した複数の1、2、3、4施設において循環供給し(別紙添付循環供給方式参照)、該施設の第二熱変換器である複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)で蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該上記、曇天時・雨天時・夜間等に該ボイラー式火力熱(11)を利用した、火力熱温水(水道水又は蒸留水)(12b)を該直列に2基設置した該複数の下部第一熱変換器(10a)(10b)において順次循環供給し、該熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を上部第二熱変換器である該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内に蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用して循環供給し間接熱伝導させて、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)で順次(A)複数の蒸気発生施設(1)ではノズル式パイプ(4b-1)に循環させ瞬時に蒸気化し、又、(B)複数の太陽光熱炉施設(21)を設置する発電方式では該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ又(4b-2)又はスパイラル式パイプ(4b-3)を利用し該パイプ内を循環供給し、複数の太陽光熱炉施設(21)に設置された該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を順次、蒸気化し、該(A)複数の蒸気発生施設(1)方式、又は(B)複数の太陽光熱炉(21)方式による該過熱蒸気をそれぞれの該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)と連結する該それぞれの蒸気タービン(6)に循環供給し、該蒸気圧で該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉(21)施設の複数の蒸気タービン(6)を回転させ、機械的エネルギーに変換し、複数の発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、、ボイラー式火力熱(石油・重油・石炭・天然ガス等)(11)を併用利用する一ヶ所の発電所施設において複数のタービン(6)と発電機(6a)を1日中24時間稼働させる発電方式で構成されることを特徴とする発電方法である。
太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)(マグマ層も含む)及び火力熱(ボイラー)(石油・石炭・重油・天然ガス等)(11)をトリプル式に併用設置利用する発電方法において、太陽光熱(S)を利用可能な日中は、主に太陽光熱(S)エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間等に太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)及び火力熱温水(12b)を併用利用することにより、丸一日中、発電を可能とし、且つ安全なエネルギーを用いることが出来る等、極めて有益なる発電効果を奏する事を特長とする発電方法であり、該発電施設の外周装備である外周反射鏡(2a1)施設の中央に、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)を設置し、該外周反射鏡(2a1)と該施設内部平地には、中央の複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)に向かって、傾斜角度を設け、太陽光熱(S)を中央に集束する下部反射鏡(2b)を設置し、該全太陽光熱集束施設を併用利用する発電方式であり、該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の下部にそれぞれ地下熱温水(12a)を利用する第一熱変換器(10a)(10b)を2基直列に設置し、該地熱貯留層(14)(マグマ層も含む)から地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井(13a)を利用し汲み上げた地下熱温水(12a)を該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の下部に2基直列に設置した第一熱変換器(10a)(10b)の蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用し、順次1、2、3、4基と複数の該施設に循環供給し(別紙添付循環供給方式図参照)、該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)で、蒸留水または低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該第一熱変換器(10a)(10b)の2基並列に配備された熱伝導パイプ内を循環させて熱伝導率を2倍化し熱伝導し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)(第二熱変換器)に該蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用して循環供給し、複数の該蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)内に複数層に設置した 1)網目状のザル式パイプ(4b-2)又は 2)スパイラル式パイプ(4b-3)、複数の蒸気発生施設(1)では、 3)ノズル式パイプ(4b-1)内に流動循環供給し瞬時に施設内において該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を蒸気化し、複数の太陽光熱炉施設(21)では施設内に配備された 1)網目状のザル式パイプ(4b-2)又は 2)スパイラル式パイプ(4b-3)を利用し、該パイプ内で順次、蒸気化する発電方式であり、該それぞれ複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の発電施設を一ヶ所の発電所において設置し稼働させる方式であり、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)で該循環熱伝導する蒸気パイプ(4a)に直結する該複数のタービン(6)の該蒸気圧力を利用して、該それぞれ複数のタービン(6)に連結する該複数の発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする発電方法であり、さらに火力熱(ボイラー)(石油・石炭・重油・天然ガス等)(11)をトリプル式に併用利用する、該発電方法において、太陽光熱(S)が利用できない時(曇天時・雨天時・夜間等)や他の併用利用エネルギー施設が故障したり、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)を設置した際に下部第一熱変換器(10a)(10b)熱伝導各温熱水(12b)の熱伝導蒸気化温度や蒸気圧力が確保出来ない場合等の重要な補助施設として火力熱(ボイラー式)(11)発電方式を併用設置利用するトリプル式発電方法であり、該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の地熱温水切り替えパイプ及び、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の火力熱(ボイラー式)温熱水切り替えパイプの循環供給切り替え弁装置(23)を設置した該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の熱変換施設を設置し、複数の熱変換発電施設を形成し該温熱水を循環稼働させるトリプル式発電方法であり、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の発電施設による1日中(24時間常時)、晴天日と同様の発電を複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)において可能とし、該複数の発電施設を一ヶ所の発電所に設置し、複数の発電機(6a)を稼働することを特徴とする発電方法であり、地下資源(石油・石炭・重油・天然ガス等の火力熱燃料)(11)の使用を補助的に減量化する発電方式であり、原子力発電方式による放射能災害の危険性の伴う事のない、原子力発電に及ぶ安全な電力生産施設方式として大きな公害の心配のない、自然エネルギーを主として利用する発電方式を形成することを特徴とする太陽光熱と地下熱温水及び火力熱(ボイラー式)(11)(石油・石炭・重油・天然ガス等)を併用利用する発電方法である。
太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電方法において、該施設の反射鏡についての具体的な概要と各設置位置と機能的特徴の特許申請である。円形の外周反射鏡(2a1)を設置し、蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)の位置、内部平地間の中央に向かって傾斜角度を有している下部反射鏡(2b)を設置し、太陽光熱(S)をより合理的に集束することを目的とし又、太陽光の高低にも応じて、開閉することを特徴とする太陽光熱集束施設と発電機管理施設円周スペース(平面図及び概略図は、別紙請求項参照)
蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)の近傍には、大型の外周反射鏡(2a1)と、補助用カバー反射鏡(2a2)、その中の平地の中央に向かって傾斜角度を有した下部反射鏡(2b)を360°全周に設置することにより、太陽光熱(S)は、太陽光熱炉施設(21)及び蒸気発生施設(1)の表面部の太陽光熱集束レンズ(3)で構成された太陽光熱集束外壁(3a)と太陽光熱集束内壁(3b)で直接集束し、さらに外周反射鏡(2a1)と補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)を利用して間接的に全反射鏡で太陽光熱(S)を集束させて、蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)の壁面より数十倍以上の太陽光熱(S)集束面積を得る事を可能とする太陽光熱(S)の集束方法であり、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を、前記太陽光熱炉施設(21)内に設置されたスパイラル式パイプ(4b-3)又は網目状のザル式パイプ(4b-2)に流動させ、前記太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)、及び外周に設置した外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)等の太陽光熱(S)利用施設で集束させた太陽光熱(S)を併用利用して該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次沸騰させることによって過熱蒸気を発生させ、該パイプ内蒸気圧力でタービン(6)を回転させ、発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、曇天時・雨天時・夜間以外の日中は、該太陽光熱集束施設のみのエネルギーで発電可能とする外部太陽光熱集束施設として形成するものである。
前記外周反射鏡(2a1)は、前記太陽光熱炉施設(21)を取り囲むように設置し、該蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)の直径の約10倍の直径の弧を描く外側に平行して円形の曲面を持ち、太陽方向に対して、前傾した状態で設置し、外周反射鏡(2a1)の傾斜角度は、季節や時間で変化する太陽光線の移動に対応して自在に可変できるよう、傾斜軸とレールで調整するよう構成し、外周反射鏡(2a1)の高さは該外周反射鏡(2a1)の円周の直径の1/2を設置標準とし、常時、東西南北からの太陽光熱(S)を集束することを特徴とする太陽光熱(S)集束施設である。又、蒸気発生施設(1)及び太陽光熱炉施設(21)が複数設置される場合は比例して外周反射鏡をそれぞれ大きくすることが望ましい。
次に、これらの発明を実現する具体的な装置の一実施例を、図1(A、B)及び図2(A、B)に基づいて詳述すると、太陽光熱炉施設(21)を設け、該太陽光熱炉施設(21)の床面には、砂、金属等の発熱を促す固体や粒子等の敷設部材(5)を敷設しており、該敷設部材(5)の下部には、第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)2基直列に設けると共に、該太陽光熱炉施設(21)の内部には第二熱変換器(太陽光熱変換パイプ)(10c)を配備し、表面には、太陽光熱(S)を有効に利用するため、加圧に耐えるように、全体に配備した複数個の太陽光熱集束レンズ(3)を強固なステンレス等の金属からなる集合レンズ枠で固定した裁頭円錐形状の構造体であり、太陽光熱集束外壁(3a)と太陽光熱集束内壁(3b)の二重壁面で構成する施設全体の太陽光熱集束施設である。
蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)には、蒸気タービン(6)及び発電機(6a)まで、蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)で連通しており、該発電に使用された蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)蒸気熱圧は、該蒸気タービン(6)を回転し、発電機(6a)を駆動して発電した後は、該蒸気を圧縮・冷却して液体に戻すための冷却凝縮器(7)において冷却され、再度、蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を介して前記第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に間接熱伝導加熱するために該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環し、該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)に循環させた該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)には、地下熱温熱水(12a)を利用する発電方式では、地下熱温熱水(12a)を地下熱温水汲上ポンプ及び坑井(13a)で地熱貯留層(14)から汲み上げる一方、地下排水放出ポンプ及び還元水井(13b)で地熱貯留層(14)に向けて排出(循環)させる方式であり、地下熱温水(12a)を蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の間接熱伝導体として、常に高温を保ちながら(10a)(10b)2基に循環させて利用し、太陽光熱(S)の不足時等の時の為に2基設置することにより2倍化し、充分熱伝導可能にすることを特徴とする発電方式である。火力熱(ボイラー)併用方式発電方法も、この方式に準じる効果を有するものである。
次に、この発明を実現する個々の具体的な装置を詳細に説明すると、先ず、太陽光熱炉施設(21)は、該太陽光熱炉施設(21)の二重の壁面に、図3(A)、図4(A)に示すような集束太陽光熱(S)に最も適する大きさと厚さに調整した太陽光熱(S)を集束する凸レンズを嵌め込み、太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)を形成し、太陽光熱(S)集束装置として利用し、内部空間には、図3(B)、図4(B)に示すように、網目状のザル式パイプ(4b-2)又はスパイラル式パイプ(4b-3)を裁頭円錐形状の構造体に幾重にも重ねて設置することを特徴とする最終的蒸気化発生装置である。
太陽光熱炉施設(21)は、図3(A)、図4(A)に示すように、その一例として、密閉された裁頭円錐台形をした形状のものを示したが、この裁頭円錐台形の形状に限定されることはなく、設置場所や環境等により、臨機応変に対応できる形状であってもよい。また、該太陽光熱炉施設(21)の全面には太陽光熱(S)集束のために凸レンズである太陽光熱集束レンズ(3)を隙間無く張り巡らせて太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)を形成し、該太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)は、共に腐食しないステンレス等の強度ある金属で組み立て、裁頭円錐台の底面近くまで同じ傾斜角度で等間隔に配置する。
太陽光熱炉施設(21)内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)は、蒸気発生施設(1)に利用したノズル式穴は加工しないパイプを利用することを特徴とし、該施設内に複数層に設置した網目状のザル式かさねパイプ(4b-2)、スパイラル式循環パイプ(4b-3)内で高温蒸気化した蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を流動循環させて、晴れた日の日中は該太陽光熱炉施設(21)の太陽光熱集束外壁(3a)、太陽光熱集束内壁(3b)及び、外周に設置した外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)等の複合的太陽光熱(S)集束施設で集束させた太陽光熱を併用利用し、該太陽光熱炉施設(21)の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を順次、過熱蒸気化するよう構成したものであり、太陽光熱集束外壁(3a)と太陽光熱集束内壁(3b)という二重の凸レンズ壁面の太陽光熱(S)集束加熱方式により、より高い発電効果を得ることを特徴とする発電施設装置である。
また、前記第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)は、直列に2基を連帯施設とし熱伝導装置として利用する熱伝導器であり、内部に蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)をスパイラル階層に装備しており、蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)を渦巻き状に外から内巻き、中から外巻きと階層を重ねることにより、所要伝導面積を広げ、優れた熱伝導率を得ることが出来る効果があり、第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の下部(地下)には、地震対策用に形成された鉄骨構造地盤強化基礎(15)が構築される事を特徴とする施設である。
前記第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の特徴は、地下熱温水(12a)、又は火力熱温水(12b)を、該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)2基直列に設置し、常時満杯に配備することで、その中に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を第一次熱伝導する施設として、プール式に大きくしたり第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を複数直列に設置することで熱伝導率を2倍化以上にし、順次、第二熱変換器である太陽光熱炉施設(21)又は蒸気発生施設(1)に循環させ、その内部に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を晴天時には太陽光熱集束レンズ(3)及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)で集束させた太陽光熱(S)の併用利用により該複数の太陽光熱炉施設(21)の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次蒸気化して発電可能とし、あるいは太陽光熱(S)が利用できない夜間や雨天時でも、2基の第一熱変換器で循環すれば、曇天時・雨天時・夜間においても低沸点媒体液等の発電蒸気化伝導熱量の太陽光熱の不足分は充分カバー可能であり、該過熱蒸気を蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)に連結する該複数の蒸気タービン(6)に循環供給し、該複数の蒸気タービン(6)を回転することにより常時該複数の発電機(6a)を駆動させ1日(24時間)電力を得る該発電方法の基盤となる2基設置方式による第一熱変換施設である。
前記蒸気タービン(6)は、発電機(6a)を回転し発電した電力を送電施設を介して送電線に送られるよう構成されているが、該蒸気タービン(6)は、真空式、復水式のいずれかを使用する事とし、過大な振動や回転速度の異常などが発生した場合に備えて、自動的に蒸気の供給を抑制や停止させる保安装置と自動調節装置を備えた発電機能制御調整管理棟(20)を蒸気タービン(6)及び発電機(6a)施設及びその他全体の管理の付帯設備として設置する。
次に、前記蒸留水及び低沸点媒体液フィードポンプ(9)は、蒸気タービン(6)を回転させ発電機(6a)を駆動して発電した後の蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を冷却装置で冷却した後、複数の第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に再度循環させる装置であり、前記第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)は、地下熱温水(12a)や、火力熱温水(12b)で、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の温度を間接上昇する装置であり、内部形状はスパイラル状の階層式熱交換器であり、蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)を渦巻き状に外から内巻き、中から外巻きと階層ごとに重ねることにより、所要伝導面積を広げ、優れた熱伝導効率を得ることができるように構成したことを特徴とする間接的熱伝導施設であり、1ヶ所の太陽光熱(S)併用利用発電所で複数の発電施設の設置を可能とする低沸点媒体液等を併用利用する循環式発電方法である。
地熱貯留層(14)から汲み上げた地下熱温水(12a)が高温な蒸気の場合は、温熱水及び低沸点媒体液(8)ではなく、[地下熱高温蒸気]をそのままパイプ内で流動させ、発電に使用し還元井に返還すればそのまま源水を発電に利用することも可能であり、施設的には単純で、最も合理的であるが、100%蒸気化した地下熱蒸気を得る事はまれで、無害で完全な蒸気力を得るためには、太陽光熱炉施設(21)又は、火力熱発生施設(ボイラー等)(11)を併設する方式が望ましいが、蒸留水及び低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の間接熱伝導蒸気として間接熱伝導熱として利用し、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を第一熱変換器(10a)(10b)のパイプ内で蒸気化し、第2熱変換器、太陽光熱炉施設(21)又は蒸気発生施設(1)に循環供給し該過熱蒸気でタービン(6)を回転し発電機(6a)を駆動し発電した地下熱温水(12a)及び蒸気は、そのまま地下熱温水(12a)又は蒸気を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)から地下排水放出ポンプ及び還元水井(13b)を利用して地下に返還しても構わない方式であり、この方式は蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)と地下熱温水(12a)及び蒸気の併用利用だけで24時間フル発電を可能とする発電資源コスト削減式発電であることを特徴とする発電方法であり、地球が存在する限り、地熱と太陽光熱のみででも永久に発電が可能な発電方法としての効果と特徴を有する発電方式である。
前記太陽光熱炉施設(21)、敷設部材である、砂、金属等、発熱を促す固体や粒子(5)ならびに、第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を2基設置する下部には、地下地盤対策用の鉄骨構造地盤強化基礎(15)を設けているが、該鉄骨構造地盤強化基礎(15)は、地震等による各装置の損壊を防止することを目的とする施設である。
前記太陽光熱炉施設(21)及び蒸気発生施設(1)内には、砂、金属等発熱を促す固体や粒子等の敷設部材(5)を設置し、下部には、第一熱変換器(10a)(10b)を2基直列に設けており、該第一熱変換器(10a)(10b)には、金属製のスパイラル状の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)が設置され、地下熱温水(12a)、または火力熱温水(12b)を常に循環供給して熱伝導率を2倍化し熱伝導し、第二熱変換器である蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)に蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ(9)を利用して循環供給し、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該パイプ内でさらに充分間接熱伝導し、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の温度を上げ、過熱蒸気化し、タービンパイプに循環供給し、該蒸気圧で蒸気タービン(6)を回転し発電機を駆動し発電することを目的とする第一熱変換器施設及び、第二熱変換施設で構成されている発電方法である。
太陽光熱(S)と地下熱温水を併用利用する発電方式では、設置した第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)は、前記鉄骨構造地盤強化基礎(15)の下部の、地熱貯留層(14)から地下熱温水(12a)を汲み上げる為の地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井(13a)を設けており、該地熱貯留層(14)からは、地下熱温水(12a)を地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井(13a)を利用して井戸から汲み上げ、前記直列に設置された第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に汲み入れて、該地下熱温水を利用して、該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に設置されたスパイラル状の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)直列2基内で充分間接熱伝導加熱し熱伝導率を2倍化し、第二熱変換器(太陽光熱変換機)(10c)である太陽光熱炉施設(21)及び蒸気発生施設(1)に循環させ瞬時に蒸気化し、発電可能とする効果を有する方法であり、晴れた日中は、太陽光熱集束レンズ(3)及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)等によって大量に集束させた太陽光熱(S)により、該太陽光熱炉施設(21)内に配備された該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内(4b)で順次過熱蒸気化させ、発電する方式であり、曇天時・雨天時・夜間のための太陽光熱(S)の代替施設としての地下熱温水を併用する2基並列設置方式による熱伝導体の一次熱変換器施設である効果を特徴とする。
次に、この発明の第二の発明である太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、火力熱(ホイラー)(11)を併用利用する場合の発電方法における具体的な装置を、図2(A),(B)に基づいて一実施例を詳述すると、殆どの部分においては、第一の発明施設と同様な構造であるが、第一施設の発明に利用した地熱貯留層(14)に代えて、燃料タンク(14b)から供給される化石燃料(石油・石炭・重油・天然ガス等)のボイラー施設(11b)を設置し該ボイラー施設内で化石燃料を燃焼させ、その火力熱(11)を利用して加熱した火力熱温水(水道水又は蒸留水)(12b)を利用し、該火力熱温水(12b)を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の2基を直列に設置し、順次循環供給し、該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の2基に設置されたスパイラル状の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水及び低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該2基の第一熱変換器に循環させて2倍の熱伝導熱と時間を獲得し、間接伝導過熱し、上部の第二熱変換器である該太陽光熱炉施設(21)又は蒸気発生施設(1)内の該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内に循環供給し、曇天時・雨天時・夜間においても蒸留水及び低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を順次過熱蒸気化を可能とすることにより、その蒸気圧を利用し、該蒸気タービン(6)を回転させて発電機(6a)を駆動し発電する方式であり、ボイラー(11b)から出る排煙は、排煙脱硫装置(16)、電気集塵器(17)、排煙脱硝装置(18)をそれぞれ介して煙突(19)より大気中に放出されるよう構成されている。また、これらの装置の近傍には、発電機能制御調整管理棟(20)を設置することにより、内部に作業人員を配備し、常時迅速な対応が行える等を完備した発電方式とする。(全体図参照)
また、この発明の第三の発明に利用する実施例としては、一般及び産業焼却廃棄物焼却炉施設の燃焼熱を利用して加熱した火力熱温水(水道水又は蒸留水)(12b)を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の2基に循環させることにより、熱伝導率を2倍化し該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の2基に設置されたスパイラル状の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を間接伝導過熱し、太陽光熱集束レンズ(3)及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)によって大量に集束させた太陽光熱(S)を併用利用し、該太陽光熱炉施設(21)又は蒸気発生施設(1)内の該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次過熱蒸気化し、その蒸気圧を利用し、蒸気タービン(6)を回転させて発電機(6a)を駆動させ発電することを特徴とする発電方法である。
次に、製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱を利用し加熱した火力熱温水(12b)を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)の2基に順次循環させることにより、熱伝導率を2倍化し、該施設に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を間接伝導過熱し、太陽光熱集束レンズ(3)及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)によって大量に集束させた太陽光熱(S)により、該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で二次加熱し、順次過熱蒸気化し、その蒸気圧を利用し、蒸気タービン(6)を回転させて発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、火力熱及び余熱(12b)を併用利用する、発電方式であるが、太陽光熱炉施設(21)は必ずしも必要ではなく、省略可能である。
全国にある可燃ゴミ(廃棄物)焼却施設に、太陽光熱炉施設(21)を併設し、該可燃ゴミ(廃棄物)の燃焼火力エネルギーを利用して加熱した火力熱温水(水道水又は蒸留水)(12b)を第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に循環供給することにより、熱伝導率を2倍化し、該施設にに設置されたスパイラル状の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を間接伝導過熱し、太陽光熱集束レンズ(3)及び外周反射鏡(2a1)、補助用カバー反射鏡(2a2)、下部反射鏡(2b)によって大量に集束させた太陽光熱(S)を併用利用し、該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で二次加熱し、順次過熱蒸気化し、その蒸気圧を利用し、蒸気タービン(6)を回転させて発電機(6a)を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱(焼却施設の火力熱)を併用利用する、発電方式であるが、太陽光熱集束施設はケースバイ・ケースで、必ずしも必要としない方式も有効である方式とし、該特許申請するものである。
(A)方式、低沸点媒体液とは、アンモニア・フロン・ペンタン類など、セ氏0度以下又は低温度で沸点となり蒸気化する液体であり、バイナリー発電等にも使用されている液体である。
(B)方式、蒸留水とは、地下熱温水(12a)、火力熱温水(12b)、太陽光熱(S)を利用して過熱した各熱変換器を循環する温熱水であり、各発電所の総合的熱変換率が低沸点媒体液を使用しなくても、蒸気発生施設(1)や太陽光熱炉施設(21)で充分蒸気化され、その蒸気圧力でタービン(6)を回転し発電機(6a)を駆動して充分発電可能であれば、該「蒸留水」を「温熱水」として利用し蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環させ蒸気化し、タービン(6)を回転させ発電機(6a)を駆動し発電する「温熱水」=「蒸留水」を加熱し温水を蒸気化して発電利用する発電方式である。
Figure 2015209836
(請求項-8・9・10における、太陽光熱(S)を併用利用する1ヶ所の発電施設で複数の太陽光熱炉設置(21)又は複数の蒸気発生施設(1)を設置し、複数のタービン(6)を回転し、複数の発電機(6a)を稼働させる発電方法の明細事項)
太陽光熱(S)と(A)地下熱温水(12a)又は(B)火力熱(ボイラー)(11)火力熱温水(12b)を併用利用する発電方法において、太陽光熱(S)を利用可能な日中は主として太陽光熱(S)エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間等に太陽光熱以外の熱を併用利用することにより、丸一日中、発電を可能とし、該複数の蒸気発生施設(1)、又は複数の太陽光熱炉施設(21)を設置する発電方法であり、蒸気発生施設(1)及び太陽光熱炉施設(21)を複数外周反射鏡施設の中央部に設置し、それぞれの熱変換器に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)で蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を該複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の各第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を直列に設置し熱伝導率を2倍化し、それぞれ2基の第一熱変換器と、1基の第二熱交換器を1組の太陽光熱炉として、第1基施設、第2基施設、第3基施設、第4基施設と順次フィードポンプを利用して温熱水又は低沸点媒体液を該施設内に循環させて間接熱伝導し、上部に設置された該複数の蒸気発生施設(1)及び複数の太陽光熱炉施設(21)に配備された各蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内に循環供給し、晴れた日中は太陽光熱集束反射鏡等を併用利用して、該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を流動する温熱水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を順次蒸気化し、該蒸気圧力を利用して連結する該複数の施設の蒸留水及び低沸点媒体液蒸気管(4a)に供給し、該複数の蒸気タービン(6)を回転させ、複数の発電機(6a)を駆動させ発電することを特徴とする発電方法であり、太陽光熱炉施設(21)では、複数の施設に設置された蒸留水及び低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で蒸気化し複数の蒸気タービン(6)に直結する、複数の発電機(6a)を駆動し発電する方式であり、蒸気発生施設(1)式発電方法では、並列に複数の蒸気発生施設(1)を設置して、それぞれの複数の施設内のノズル式穴パイプを利用し蒸気化し、直結する複数のタービンパイプに供給し該蒸気圧力を利用し該複数の蒸気タービン(6)を回転させ、それぞれの複数の発電機(6a)を駆動する発電方法で構成される発電方式であるり、1ヶ所の発電所で複数の発電機を駆動させ発電する、太陽光熱(S)及び低沸点媒体液と他のエネルギー、地熱・火力熱等を合理的に併用利用する発電方法である。
(別紙、説明書及び、説明図参照)
蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)は、各熱変換施設に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内によって蒸気化され、蒸気タービン(6)を回して発電機(6a)を駆動し発電使用した後は、「河川や海、地下還元井」に放流されることはなく、凝縮器施設(7)で冷却・凝縮され、その後は再び(10a)(10b)、(1)又は(21)、(7)等の施設に循環し、蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で熱伝導され発電エネルギーとして常時循環稼働する発電方式であり、発電による環境破壊や汚染の心配の無い低沸点媒体液等を他の熱源で間接熱伝導し蒸気化し蒸気タービン(6)を回転させ発電機(6a)を駆動することを特徴とする発電方法であり、(石油・石炭・重油・ガス等)化石燃料の使用量を今までの火力発電方式より30%以内に減量化できる可能性があり、トリプル式発電方法ではさらに化石燃料を減量化が可能である。
第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を直接循環する地下熱温水(12a)や火力熱温水(12b)は、蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)とは混ざり合うことのないパイプ内での間接熱伝導式熱変換方式であり、該発電方法における公害発生を出来るだけ防止することに配慮した自然エネルギー、太陽光熱(S)と低沸点媒体液の再生利用を特徴とし、化石資源の枯渇化防止と環境の保護対策を構築することを特徴とする発電方法である。
該蒸気利用発電施設方法において従来の原子力発電や単独の火力発電との違いは、各熱変換施設で蒸気化され、タービンを回転し発電機(6a)を駆動し、発電した後の低沸点媒体液や温熱水が「河川や海、地下還元井」に放流される事はなく、冷却・凝縮された後、再び蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)の第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)等の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で熱伝導し再度循環発電する方式であり、発電後の排水及び廃棄物による環境破壊や地下水汚染防止に配慮することを特徴とする発電方法である。
太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)又は火力熱(ボイラー)(11)を併用利用する発電方法において、複数の第一熱変換器を設置し、該複数の施設に配備された循環パイプ内を循環する「蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等(8)」を利用し、循環水液切換弁装置(23)を使用し各複数の第一熱変換器(温水熱変換器) (10a)(10b)の2基に、各順次循環させ、該蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等(8)を一次熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)、二次熱変換器(10c)、地下熱温水(12a)又は火力熱温水(12b)、 地下熱水汲み上げポンプ及び坑井(13a)、地下排水放出ポンプ及び還元水井(13b)、火力熱温水循環ポンプ(13c)、地熱貯留層(温泉水、高温・高圧熱水、蒸気熱水)(14)、燃料タンク(14b)、蒸気発生施設(1)、太陽光熱炉施設(21)等の施設を利用し、該施設のパイプ内、又は該複数の施設内で蒸気化し、その蒸気圧圧力を利用して各複数の施設の蒸気タービン(6)を回転し、複数の発電機(6a)を駆動し発電する発電方式であり、従来の火力発電のような使用済みの冷却水を河川や海に廃棄しない発電方法であり、汲み上げた地下熱温水(12a)も、汲み上げた時と同じ成分状態で地下に還元されるシステムであり、地下水脈も汚染されることの無い発電方法であり、該発電方式で蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を循環使用することで、例えば年間を通して普通の火力発電に使用される化石燃料の1日の使用量の30%以下に縮減することを可能とし、経済的にも環境的にも大きく改善される発電方式の構築を特徴とする発電方法であり、太陽光熱と地下熱温水を併用する方法では、何万年後、何億年後、自然に地球が冷却されマグマ層が消滅するまでは発電可能な発電方法である。
太陽光熱(S)を併用利用し、発電所施設内に多数の蒸気発生施設(1)又は多数の太陽光熱炉施設(21)を設置し、各複数の施設の複数のタービンを回転し、各複数の発電機(6a)を駆動し発電する発電方法におけるトリプル式発電方法であり、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電方法において、晴れた日中は主に太陽光熱(S)を利用して発電し、雨や曇りの日、夜間等に地下熱温水(12a)及び火力熱(ボイラー)(11)を用いた火力熱温水(12b)を併用利用する発電方法であり、蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を1基の蒸気発生施設(1)又は太陽光熱炉施設(21)のみに利用循環させるのではなく、複数の該蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の下部第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)を直列に複数設置し、該複数の直列2基の第一熱変換器(10a)(10b)に配備された熱伝導パイプ内に流動する蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)を複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)である該第二熱変換施設(10c)に循環させる事において、該温熱水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の循環水液切換弁装置(23)を利用して開いた状態にし、該温熱水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)を各複数の該第一熱変換器(温水熱変換器)(10a)(10b)に配備された(熱伝導パイプ)=蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次熱伝導過熱し、上部の第二熱変換器である複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)に循環させ、複数の蒸気発生施設(1)又は複数の太陽光熱炉施設(21)の該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ(4b)内で順次過熱蒸気化し、該温熱水及び低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)(8)の蒸気を連結する該複数の施設の蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管(4a)に流動供給し、該蒸気圧力を機械的エネルギーに変換し、連結する該複数の施設の蒸気タービン(6)を回転させ複数の発電機(6a)を駆動させ発電することを特徴とする、太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱、地下熱温水(12a)を併用利用し、夜間、雨天時、故障・修理時等に応じて、火力熱(ボイラー)(石油・石炭・重油・ガス)を併用利用する、それぞれの使用施設切り替え式トリプル発電方法であり、複数の発電施設を設置し、複数の蒸気タービン(6)を回転し複数の発電機(6a)を駆動することで一つの発電施設で多量の発電力を得る事を可能とするトリプル式発電方法である。
これらの発明による太陽光熱(S)と太陽光熱以外の熱を併用利用する発電方法の高度な技術を確立し、それに基づいて発電施設化することにより、化石燃料等の 1)消費量の減量化と、2)地震、津波等による原子力発電施設の災害時の放射能汚染の影響による被害の防止、3)全世界の国内紛争時に爆撃を受けると大変危険である原子力発電施設を可能な限り廃炉化し、あるいは併用利用しながら太陽光熱(S)を主とする該発電方法の効果を確認し、新たに原子力発電施設を出来る限り建設しないで、クリーンで、安全な発電方式の実現化を目的とした発電方法を施設化し、世界各国に設置し、稼動させることにより、限られた燃料資源を出来るだけ多く未来の人に残せるように配慮し、更に電力が安価で安定して生産可能とし、経済的で安全な電力をキープするための産業上の利用価値と、その可能性を有する。
(S) Solar heat (太陽熱)
1 蒸気発生施設
2a1 外周反射鏡
2a2 補助用カバー反射鏡
2b 下部反射鏡
3 太陽光熱集束レンズ
3a 太陽光熱集束外壁
3b 太陽光熱集束内壁
4a 蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管
4b 蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ
4b-1 ノズル式穴のあいたパイプ
4b-2 ノズル式穴は加工しない網目状のザル式パイプ
4b-3 ノズル式穴は加工しないル式パイプ
5 砂、金属等、発熱を促す固体や粒子
6 蒸気タービン
6a 発電機
7 凝縮器施設
7a 冷却水
7b 第一冷却施設
7c 冷却水循環パイプ
7d 第二冷却装置
7e 冷却水フィードポンプ
7f ホットウェルタンク
7g 蒸留水又は低沸点媒体液補給装置
7h 蒸留水又は低沸点媒体液補給タンク
8 蒸留水又は低沸点媒体液(アンモニア・フロン・ペンタン等)
8a 水道水又は蒸留水
9 蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプ
10a 第一熱変換器a(温水熱変換器a)
10b 第一熱変換器b(温水熱変換器b)
10c 第二熱変換器(太陽光熱変換器)
11 火力熱(ボイラー)
11a 製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱、
一般廃棄物及び産業廃棄物焼却施設の焼却火力熱
12a 地下熱温水
12b 火力熱温水
13a 地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井
13b 地下排水放出ポンプ及び還元水井
13c 火力熱温水循環ポンプ
13d 熱水流動フィードポンプ
14 地熱貯留層(温泉水、高温・高圧熱水、蒸気熱水)
14a 燃料タンク
15 地震対策用の鉄骨構造地盤強化基礎
16 排煙脱硫装置
17 電気集塵器
18 排煙脱硝装置
19 煙突
20 発電機能制御調整管理棟
21 太陽光熱炉施設
22 加熱保温装置空間
23 循環水液切換弁装置
24 電力変換システム

Claims (9)

  1. 太陽光熱と
    太陽光熱以外の熱源である,地下熱温水、地下熱蒸気を併用利用する発電方法において、
    太陽光熱が利用可能な日中は主に太陽光のエネルギーを利用して、太陽光熱炉施設の壁面の二重式の太陽光熱集束外壁、太陽光熱集束内壁、及び外周反射鏡、補助用カバー反射鏡、下部反射鏡等の太陽光熱集束施設で集束させた太陽光熱を利用する発電施設で発電し、
    曇天時・雨天時・夜間には太陽光熱以外の熱、地下熱温水を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることができる発電方法であり、
    前記発電施設の外周設備である太陽光熱反射鏡施設の中央に、太陽光熱炉施設を設置し、該施設内部平地には該中央の太陽光熱炉施設に向かって傾斜角度を設け太陽光熱を集束する下部反射鏡を設置して、該太陽光熱炉施設の下部には第一熱変換器を並列に2基設置し、曇天時・雨天時・夜間には、マグマ層を含む地熱貯留層から、生産井で汲み上げる地下熱温水を使用し、
    地下熱温水を該下部第一熱変換器に順次供給し、該施設内における熱伝導率を2倍化し該熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内を循環する、蒸留水又は低沸点媒体液を該2基の蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内で間接熱伝導させ、該蒸留水又は低沸点媒体液を上部の太陽光熱炉施設(第二熱変換器)にフィードポンプを利用して循環供給し、
    前記発電施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ又は、スパイラル式パイプに循環させるが、該両パイプにはノズル式穴は加工しないパイプを使用し、該蒸留水又は低沸点媒体液を該パイプ内に流動させて、該流動する加熱蒸留水又は低沸点媒体液を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内で順次、過熱蒸気化し、
    該蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管と連結する蒸気タービンに循環供給し、
    該蒸気圧で蒸気タービンを回転させ機械的エネルギーに変換し、
    発電機を駆動して発電することを特徴とする
    太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地熱及び火力熱を併用利用する発電方法。
  2. 太陽光熱と
    太陽光熱以外の熱源である,化石燃料を燃料とするボイラー式火力熱を併用利用する発電方法において、
    太陽光熱が利用可能な日中は主に太陽光のエネルギーを利用して発電し、
    曇天時・雨天時・夜間には太陽光熱以外の熱、ボイラー式火力熱を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることができる発電施設で発電し、
    前記発電の外周設備である太陽光熱反射鏡施設の中央に、太陽光熱炉施設を設置し、該発電施設内部平地には該中央の太陽光熱炉施設に向かって傾斜角度を設け太陽光熱を集束する下部反射鏡を設置しており、該太陽光熱炉施設の下部には第一熱変換器を並列に2基設置し、該施設内における熱伝導率を2倍化し、前記曇天時・雨天時・夜間等にはボイラー火力熱で加熱沸騰させた水道水、又は蒸留水からなる火力熱温水を該2基設置した下部第一熱変換器に循環供給し、
    該第一熱変換器において、夜間等の太陽光熱不足をカバーするための、該2基の熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内を循環する、蒸留水又は低沸点媒体液を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内で間接熱伝導して温度を上昇させ、該蒸留水又は低沸点媒体液を上部の太陽光熱炉施設(第二熱変換器)に蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプを利用して循環供給し、
    前記発電施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ又は、スパイラル式パイプに循環させるが、該両パイプにはノズル式穴は加工しないパイプを使用し、該蒸留水又は低沸点媒体液を該パイプ内に流動させて、該流動する加熱蒸留水又は低沸点媒体液を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内で順次、過熱蒸気化し、
    該蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管と連結する蒸気タービンに循環供給し、
    該蒸気圧で蒸気タービンを回転させ機械的エネルギーに変換し、
    発電機を駆動し発電することを特徴とする
    太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地熱及び火力熱を併用利用する発電方法。
  3. 太陽光熱と
    太陽光熱以外の熱源である、製鉄所等の溶鉱炉の火力熱及び余熱、一般廃棄物及び産業廃棄物焼却施設の焼却火力熱を併用利用する発電方法において、
    太陽光熱が利用可能な日中は主に太陽光のエネルギーを利用する発電施設で発電し、
    曇天時・雨天時・夜間には太陽光熱以外の熱を併用利用することにより、丸一日中発電が可能であり、且つ、安全なエネルギーを用いることを目的とする発電方法であり、
    前記発電施設の外周設備である太陽光熱反射鏡施設の中央に、太陽光熱炉施設を設置し、該施設内部平地には該中央の太陽光熱炉施設に向かって傾斜角度を設け太陽光熱を集束する下部反射鏡を設置して、該太陽光熱炉施設の下部には第一熱変換器を2基並列に設置し、
    該施設内における熱伝導率を2倍化し、該焼却火力熱を利用して高温化させた水道水、又は蒸留水である温熱水を供給循環させ、該2基の下部第一熱変換器に順次供給し、
    該熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内を循環する、蒸留水又は低沸点媒体液を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内で間接熱伝導させ、該蒸留水又は低沸点媒体液を上部の太陽光熱炉施設(第二熱変換器)にフィードポンプを利用して循環供給し、
    該発電施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ又は、スパイラル式パイプに循環させるが、該両パイプにはノズル式穴は加工しないパイプを使用し、該蒸留水又は低沸点媒体液を該パイプ内に流動させて、該流動する加熱蒸留水又は低沸点媒体液を該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内で順次、過熱蒸気化し、
    該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気を該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管と連結する蒸気タービンに循環供給し、
    該蒸気圧で蒸気タービンを回転させ機械的エネルギーに変換し、
    発電機を駆動し発電することを特徴とする
    太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地熱及び火力熱を併用利用する発電方法。
  4. 太陽光熱炉施設及び蒸気発生施設の表面部に、適宜な間隔を保って形成する二重構造の壁面とし、二重構造の内側の壁面のみならず、外側の壁面にも、太陽光熱集束レンズを複数個設置すると共に、内外とも腐食しないステンレス等の強度ある金属製の素材で形成し、該凸レンズで太陽光熱を集束し、該レンズの二重かさね効果を利用した第二次熱変換発電施設を使用することを特徴とする請求項1または2または3記載の
    太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地熱及び火力熱を併用利用する発電方法。
  5. 蒸気発生施設及び太陽光熱炉施設を使ったすべての発電施設の、太陽光熱と太陽光熱以外の熱(地熱、火力熱)を併用利用する発電施設の冷却・凝縮施設構造に関し、
    1)地下熱温水、
    2)火力熱温水、
    及び、3)廃棄物焼却施設等を併用利用する発電方法において、
    該タービンを回転させ機械的エネルギーに変換し発電機を駆動し発電した後の、蒸留水又は低沸点媒体液を冷却・凝縮する施設であり、再度もとの冷媒体液に戻し、フィードポンプで下部熱変換器に循環させ、蒸気発生施設や太陽光熱炉施設に循環供給して、該蒸留水又は低沸点媒体液を蒸気化し発電するための、冷却・凝縮施設であり、
    一次冷却装置と二次冷却装置の二つの冷却装置で順次、冷却温度調整を行い、冷却返還を円滑に調整する二段式冷却・凝縮器施設を設けた
    ことを特徴とする請求項1または2または3記載の
    太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地熱及び火力熱を併用利用する発電方法。
  6. 復水器(冷却装置)の温度差を利用する発電方法であり、蒸留水又は低沸点媒体液蒸気の冷却・凝縮器施設の一次冷却装置、及び二次冷却装置(復水器)で凝結させて液水に戻し、再度、熱変換器に循環させる過程で、タービンを回転させ機械的エネルギーに変換し発電機を駆動し発電させた後の蒸留水又は低沸点媒体液蒸気の冷却温度差を利用して、「温熱水温度差発電」方式を併用利用し、タービンの回転エネルギーとして使用された蒸留水又は低沸点媒体液を凝縮器施設で冷却する過程に発生する余剰の熱エネルギーを利用して二次発電する発電方法であり、凝縮器施設(復水器)で凝結させて、蒸留水又は低沸点媒体液を液体に戻し、再度循環パイプに循環させる方式は、バイナリーサイクル式発電方式として、すでに比較的大規模な蒸気発電所では使用されている方式であるが、独自の方法による 2段階式、凝縮器施設(復水器)を利用することを特徴とする請求項5記載の太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地熱及び火力熱を併用利用する発電方法。
  7. 太陽光熱と
    太陽光熱以外の熱、地下熱温水を併用利用する発電方法において、
    太陽光熱が利用可能な日中は、主に太陽光熱エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間等に太陽光熱以外の熱、地下熱温水を併用利用する発電施設で発電し、
    丸一日中発電が可能であり、且つ安全なエネルギーを用いることを目的とする発電方法であり、
    前記発電施設の外周設備である外周反射鏡施設の中央に、蒸気発生施設又は太陽光熱炉施設を複数設置し、該外周反射鏡と該施設内部平地には、中央の複数の太陽光熱炉施設または、複数の蒸気発生施設に向かって傾斜角度を設け、太陽光熱を集束する下部反射鏡を設置し、
    該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設の下部にそれぞれ第一熱変換器を2基並列に設置し、地下熱温熱水による熱伝導施設面積率を2倍化し、夜間等の太陽光熱の不足時の発電力(熱伝導率)を2倍化し補足する熱伝導方式の発電施設であり、
    マグマ層も含む地熱貯留層から、地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井を利用した地下熱温水を該複数の下部第一熱変換器に→→→基と順次循環供給し、該第一熱変換器内に配備された蒸留水または低沸点媒体液循環パイプ内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液を第二熱変換器である上部の該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプにフィードポンプを利用して順次循環供給して、該二次熱変換施設である(A)蒸気発生施設内ではノズル式穴のあいたパイプに循環させ瞬時に蒸気化し、又、(B)太陽光熱炉施設では該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ又はスパイラル式パイプ内に蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプを利用して循環供給し、
    該それぞれの複数の蒸気発生施設または複数の太陽光熱炉施設に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液を順次、二次過熱蒸気化し、該加熱蒸気を蒸留水または低沸点媒体液蒸気管と連結する該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設の蒸気タービンに循環供給し、
    該蒸気圧で連結する複数の蒸気タービンを回転させ、機械的エネルギーに変換し、
    複数の発電機を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地下熱温水を併用利用し、該複数の太陽光熱炉施設又は複数の蒸気発生施設を設置し、一ヶ所の発電所施設において複数の発電機を駆動する一日中24時間発電可能であることを特徴とする
    太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地熱及び火力熱を併用利用する発電方法。
  8. 太陽光熱と太陽光熱以外の熱、化石燃料を燃料とするボイラー式火力熱を併用利用する発電方法において、
    太陽光熱が利用可能な日中は、主に太陽光熱エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間に太陽光熱以外の熱、化石燃料を燃料とするボイラー式火力熱を併用利用することにより、丸一日中発電を可能とし、且つ安全なエネルギーを用いる発電施設で発電する事を目的とする発電方法であり、
    該発電施設の外周設備である外周反射鏡施設の中央に、蒸気発生施設又は太陽光熱炉施設を複数設置し、該外周反射鏡と該施設内部平地には、中央の複数の太陽光熱炉施設又は、複数の蒸気発生施設に向かって傾斜角度を設け、太陽光熱を中央に集束する下部反射鏡を設置し、該複数の太陽光熱炉施設又は複数の蒸気発生施設の下部にそれぞれ複数の第一熱変換器を並列に2基設置し、ボイラー式火力熱温水による熱伝導面積(熱伝導率)を2倍化し、夜間等の太陽光熱不足時にも蒸気発電力を充分可能とすることを特徴とする発電方式であり、
    該複数の施設の第一熱変換器で蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプを利用して、並列に2基設置した複数の1、2、3、4施設において順次循環供給し(別紙添付循環供給方式参照)、該複数の第二熱変換器である複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設で蒸留水又は低沸点媒体液を該上記、曇天時・雨天時・夜間等に該ボイラー式火力熱を利用した、火力熱温水(水道水又は蒸留水)を該並列に2基設置した該複数の下部第一熱変換器において順次循環熱伝導し、該熱変換器内に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液を上部第二熱変換器である該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設に設置された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内に蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプを利用して循環供給し間接熱伝導させて、該蒸留水又は低沸点媒体液を該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設に配備された蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプで順次(A)複数の蒸気発生施設ではノズル式パイプに循環させ瞬時に蒸気化し、又、(B)複数の太陽光熱炉施設を設置する発電方式では該施設内に複数層に設置した網目状のザル式パイプ又はスパイラル式パイプを利用し該パイプ内に循環供給し、複数の太陽光熱炉施設に設置された該蒸留水又は低沸点媒体液循環パイプ内を循環する蒸留水又は低沸点媒体液を順次、蒸気化し、該(A)複数の蒸気発生施設方式、又は(B)複数の太陽光熱炉方式による該過熱蒸気をそれぞれの該蒸留水又は低沸点媒体液蒸気管と連結する該それぞれの蒸気タービンに循環供給し、該蒸気圧で該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設の複数の蒸気タービンを回転させ、機械的エネルギーに変換し、複数の発電機を駆動し発電することを特徴とする、太陽光熱と太陽光熱以外の熱、化石燃料を燃料とするボイラー式火力熱を併用利用する一ヶ所の発電所施設において複数のタービンと発電機を1日中24時間稼働させる発電方式で構成されることを特徴とする
    太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地熱及び火力熱を併用利用する発電方法。
  9. 太陽光熱と
    太陽光熱以外の熱、マグマ層も含む地下熱温水及び化石燃料を燃料とする火力熱をトリプル式に併用設置利用する発電方法において、
    太陽光熱を利用可能な日中は、主に太陽光熱エネルギーを利用して発電し、曇天時・雨天時・夜間等に太陽光熱以外の熱、地下熱温水及び火力熱温水を併用利用することにより、丸一日中、発電を可能とし、且つ安全なエネルギーを用いることが出来る発電方法であり、
    該発電施設の外周装備である外周反射鏡施設の中央に、複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設を設置し、該外周反射鏡と該施設内部平地には、中央の複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設に向かって、傾斜角度を設け、太陽光熱を中央に集束する下部反射鏡を設置し、該全太陽光熱集束施設を併用利用する発電方式であり、
    該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設の下部にそれぞれ地下熱温水を利用する第一熱変換器を2基並列に設置し、マグマ層も含む地熱貯留層から地下熱温水汲み上げポンプ及び坑井を利用し汲み上げた地下熱温水を該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設の下部に2基並列に設置した第一熱変換器の、蒸留水または低沸点媒体液フィードポンプを利用し、順次1、2、3、4基と複数の発電施設に循環供給し、
    これら複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設で、蒸留水または低沸点媒体液を該第一熱変換器の2基並列に配備された熱伝導パイプ内を循環させて熱伝導率を2倍化し熱伝導し、該蒸留水又は低沸点媒体液を該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設(第二熱変換器)に該蒸留水又は低沸点媒体液フィードポンプを利用して循環供給し、
    複数の該蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設内に複数層に設置した
    1)網目状のザル式パイプ 又は
    2)スパイラル式パイプ、複数の蒸気発生施設では、
    3)ノズル式パイプ内に流動循環供給し瞬時に施設内において該蒸留水又は低沸点媒体液を蒸気化し、複数の太陽光熱炉施設では施設内に配備された
    1)網目状のザル式パイプ又は
    2)スパイラル式パイプを利用し、該パイプ内で順次、過熱蒸気化する発電方式であり、該それぞれ複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設の発電施設を一ヶ所の発電所において設置し稼働させ、複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設で該循環熱伝導した該蒸留水又は低沸点媒体液の過熱蒸気を、該蒸気パイプに直結する該複数のタービンに循環供給し、該蒸気圧力回転を利用して、該それぞれ複数のタービンに連結する該複数の発電機を駆動し発電する発電方法であり、
    さらに化石燃料を燃料とする火力熱をトリプル式に併用利用する、該発電方法において、曇天時・雨天時・夜間等太陽光熱が利用できない時や他の併用利用エネルギー施設が故障したり、複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設を設置した際に下部第一熱変換器熱伝導該温熱水の熱伝導蒸気化温度や蒸気圧力が確保出来ない場合等の重要な補助施設としてボイラー式の火力熱を利用する発電方式を併用設置利用するトリプル式発電方法であり、
    該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設の地熱温水切り替えパイプ及び、複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設のボイラー式の火力熱に、温熱水切り替えパイプの循環供給切り替え弁装置を設置した該複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設の熱変換施設を設置し、
    複数の熱変換発電施設を形成し該温熱水を循環稼働させるトリプル式発電方法であり、複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設の発電施設による1日中(24時間常時)、晴天日と同様の発電を複数の蒸気発生施設又は複数の太陽光熱炉施設において可能とし、該複数の発電施設を一ヶ所の発電所に設置し、複数の発電機を稼働することを特徴とする 太陽光熱と太陽光熱以外の熱、地熱及び火力熱を併用利用する発電方法。
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