JP2015201084A - 既読判断装置、既読判断方法および既読判断プログラム - Google Patents

既読判断装置、既読判断方法および既読判断プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】精度良く既読を判断できる既読判断装置、既読判断方法および既読判断プログラムを提供する。
【解決手段】判定部42は、既読の判断対象の文書の読み易さを判定する。変更部43は、判定部42による判定結果に応じて、既読の判断に用いる判断基準を変更する。判断部45は、変更部43により変更された判断基準を用いて、判断対象の文書の既読を判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、既読判断装置、既読判断方法および既読判断プログラムに関する。
ユーザがデジタルデータの文書に接する機会が多くなっている。このような文書としては、例えば、Web、メール、SNS(Social Networking Service)、電子書籍などが挙げられる。これらの文書には、ユーザが文書を読んで内容を把握しなければならないものが存在する。例えば、ユーザが受信したメールをきちんと読んでおらず、内容を把握していないと、正しいコミュニケーションが成立しない。
そこで、ユーザが文書を読んだか否かを判定する技術が提案されている。例えば、メーラーには、メールの開封操作がされた場合、開封操作がされたメールを既読とするものがある。また、文書の表示時間が、文書の理解に必要な時間以上である場合、文書を既読と判定する技術がある。
特開2012−181663号公報 特開平07−319852号公報 特開2002−352221号公報 特開2004−334699号公報 特開2009−32240号公報
これら上記の技術は、文書が同じ速度で読まれることを前提としている。しかし、文書は、様々な要因で読みやすさが異なる場合がある。例えば、小さい文字で書かれている文書は、読みにくく、読むのに時間がかかる。このため、文書が全て同じ速度で読まれることを前提とすると、読みにくい文書である場合、ユーザが実際には読んでいないにもかかわらず、既読と誤判定する場合がある。
一側面では、精度を良く既読を判断できる既読判断装置、既読判断方法および既読判断プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、判定部と、変更部と、判断部とを有する。判定部は、既読の判断対象の文書の読み易さを判定する。変更部は、判定部による判定結果に応じて、既読の判断に用いる判断基準を変更する。判断部は、変更部により変更された判断基準を用いて、判断対象の文書の既読を判断する。
本発明の一側面によれば、精度を良く既読を判断できる。
図1は、既読判断装置の機能的な構成の一例を示す図である。 図2は、文書データの一例を示す図である。 図3は、文書データの文書を表示した一例を示す図である。 図4は、判断基準データの一例を示す図である。 図5は、判断基準データの他の一例を示す図である。 図6は、判断基準データの他の一例を示す図である。 図7は、判断基準データの他の一例を示す図である。 図8は、ぼかし量が設定された文書データの一例を示す図である。 図9は、判断基準データの他の一例を示す図である。 図10は、判断基準データの他の一例を示す図である。 図11は、判断基準設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、既読判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、既読判断装置の機能的構成を示すブロック図である。 図14は、既読判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、判断基準データの一例を示す図である。 図16は、言語が設定された文書データの一例を示す図である。 図17は、判断基準設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図18は、既読判断装置の機能的構成を示すブロック図である。 図19は、判断基準データの一例を示す図である。 図20は、既読判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図21は、既読判断プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本発明に係る既読判断装置、既読判断方法および既読判断プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[既読判断装置の構成]
実施例1に係る既読判断装置10について説明する。図1は、既読判断装置の機能的な構成の一例を示す図である。既読判断装置10は、表示した文書をユーザが読んだか否かの既読判断が可能な装置である。既読判断装置10は、例えば、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PCなどの情報処理装置であってもよい。また、既読判断装置10は、例えば、タブレット端末、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、眼鏡型などのウェアラブル端末などの携帯端末装置であってもよい。図1に示すように、既読判断装置10は、表示部20と、入力部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。なお、既読判断装置10は、上記の機器以外の他の機器を有してもよい。
表示部20は、各種情報を表示する表示デバイスである。表示部20としては、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスが挙げられる。表示部20は、各種情報を表示する。例えば、表示部20は、既読の判断対象となる文書を表示する。
入力部21は、各種の情報を入力する入力デバイスである。例えば、入力部21としては、キーボードや、マウス、既読判断装置10に設けられた各種のボタン、表示部20上に設けられた透過型のタッチセンサなどの入力デバイスが挙げられる。なお、図1の例では、機能的な構成を示したため、表示部20と入力部21を別に分けているが、例えば、タッチパネルなど表示部20と入力部21を一体的に設けたデバイスで構成してもよい。
記憶部22は、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部22は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。
記憶部22は、制御部23で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部22は、制御部23で実行されるプログラムで用いられる各種データを記憶する。例えば、記憶部22は、文書データ30と、判断基準データ31とを記憶する。
文書データ30は、ユーザが文書を読んで内容を把握しなければならない文書のデジタルデータである。本実施例では、文書データ30により示される文書が既読の判断対象の文書となる。なお、本実施例では、記憶部22に記憶された文書データ30の文書に対して既読の判断を行う場合を例にして説明するが、ネットワークを介して外部装置から受信した文書に対して既読の判断を行ってもよい。例えば、外部装置から受信したWeb、メール、SNS、電子書籍などの文書に対して既読の判断を行ってもよい。また、書籍や掲示物などの実物をカメラで撮影した画像などに対して既読の判断を行ってもよい。
図2は、文書データの一例を示す図である。図2には、文書データ30は、例えば、HTML(HyperText Markup Language)などのマークアップ言語を用いて記述された文書の例を示されている。文書データ30には、文書を構成する文章と共に、それぞれの文章をどのように表示させるかの各種の定義が含まれている。例えば、文書データ30の部分30aには、「ああああああああああ」を表示させる定義が記述されている。また、文書データ30の部分30bには、「いいいいいいいいいい」を8px(ピクセル)のフォントサイズで表示させる定義が記述されている。ここで、部分30aには、フォントサイズの定義が省略されている。フォントサイズの定義が省略された場合は、フォントサイズの指定がないものとして、標準値のフォントサイズで文字が表示される。本実施例では、標準値のフォントサイズを10pxとする。
図3は、文書データの文書を表示した一例を示す図である。図3の例は、図2に示した文書データ30を表示させた状態を示している。図3の例では、領域50aに文章「ああああああああああ」が10pxのフォントサイズで表示されている。また、図3の例では、領域50bに「いいいいいいいいいい」が8pxのフォントサイズで表示されている。
判断基準データ31は、文書の既読判断の基準となる情報を記憶したデータである。判断基準データ31には、文書の読み易さ毎に、既読判断の基準となる情報が記憶されている。本実施例では、文書を表示する際の外観を用いて文書の読み易さを判定する。本実施例では、文書を表示する際の外観として、例えば、文字サイズを用いる場合を例に説明する。判断基準データ31は、個々のユーザ毎に設けられてもよく、ユーザのグループ毎に設けられてもよく、装置全体で1つを利用してもよい。本実施例では、装置全体で1つの判断基準データ31を利用する場合を例に説明する。
図4は、判断基準データの一例を示す図である。判断基準データ31は、文字サイズ、読字速度などの項目が対応付けられたテーブルを採用できる。文字サイズの項目は、文字の大きさを示す情報を記憶する領域である。本実施例では、文字の大きさとして、フォントサイズを用いている。読字速度は、文字サイズの項目に設定された文字サイズの文字を読む際の読字速度を示す情報を記憶する領域である。本実施例では、読字速度として、1秒間当たりに読むことができる文字数[字/秒]を用いている。
図4の例では、文字サイズが20px以上の場合は、1秒当たり7文字読み取ることができることを示す。また、文字サイズが標準値、または、20px未満かつ9px以上の場合は、1秒当たり10文字読み取ることができることを示す。この標準値は、OSや、CSS(Cascading Style Sheets)などシステムで設定された標準的な文字サイズである。また、文字サイズが8px以下の場合は、1秒当たり5文字読み取ることができることを示す。なお、図4の設定は、一例であり、フォントの範囲と読字速度の関係をより細かく設定してもよい。
ここで、ユーザは、画面に表示された文字が小さい場合、文字が判別しづらくなるため、読字速度が低下する。また、ユーザは、画面に表示された文字が大きすぎる場合、各文字を把握するための視線の移動量が多くなるため、読字速度が低下する。そこで、本実施例では、判断基準データ31に、文字サイズに対する読字速度を記憶させている。
なお、文書は、例えば、注意書きなど、本文とは異なり必要な場合に確認を行えばよい記述が小さいフォントで記載される場合がある。そこで、文字サイズが所定以下については、既読判定を行わないものとしてもよい。例えば、文字サイズが5px以下の場合は、既読判定を行わないことを示すために読字速度に1秒当たり0文字と設定し、読字速度が1秒当たり0文字の場合、既読判定を行わないものとしてもよい。
図1に戻り、制御部23は、既読判断装置10を制御するデバイスである。制御部23としては、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。制御部23は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部23は、各種のプログラムが動作しており、各種の処理部として機能する。例えば、制御部23は、表示制御部40と、分割部41と、判定部42と、変更部43と、計測部44と、判断部45とを有する。
表示制御部40は、表示部20への各種の画面の表示制御を行う。例えば、表示制御部40は、入力部21に対して文書データ30の表示指示が入力された場合、文書データ30により示される文書を表示部20に表示させる制御を行う。
分割部41は、各種の分割を行う。例えば、分割部41は、文書データ30により示される文書を、既読判断を行う領域毎に分割する。この分割方法としては、例えば、HTMLの<p>や<div>などのタグ情報を用いること等が考えられる。なお、本実施例では、HTMLの<p>や<div>などのタグ情報を用いて文書を分割する場合について説明するが、文書を分割する位置はこれに限定されない。例えば、分割部41は、改行などの所定の区切り文字や、所定文字数毎、所定の表示サイズ毎などの分割条件で文書を分割してもよい。
判定部42は、各種の判定を行う。例えば、判定部42は、文書の分割された領域毎に、文書の読み易さを判定する。例えば、判定部42は、文書の分割された領域毎に、文書を表示する際の外観に関する情報を読み出す。そして、判定部42は、文書の分割された領域毎の外観に関する情報に基づいて、文書の読み易さを判定する。本実施例では、判定部42は、文書の分割された領域毎に、外観に関する情報として、文字サイズを読み出す。なお、文字サイズが標準値とされている場合、判定部42は、例えば、OSや、CSSなどシステムで設定された標準値のフォントサイズを読み出す。CSSの情報は、例えば、JavaScript(登録商標)のgetComputedStyle関数などで取得可能である。判定部42は、文字サイズが標準値とされている場合、CSSの情報から、標準値のフォントサイズを取得する。本実施例では、標準値のフォントサイズを10pxとする。そして、判定部42は、文書の分割された領域毎に、判断基準データ31から当該領域の文字サイズに対応する読字速度を読み出す。
変更部43は、各種の変更を行う。例えば、変更部43は、判定部42による判定結果に応じて、既読の判断に用いる判断基準を変更する。例えば、変更部43は、文書の領域毎に、文字数をカウントする。そして、変更部43は、文書の領域毎に、当該領域の文字数を当該領域の読字速度で除算して、読出時間を求める。変更部43は、文書の領域毎の読出時間を合計して合計読出時間を求め、合計読出時間を既読の判断に用いる判断基準とする。
計測部44は、各種の計測を行う。例えば、計測部44は、文書データ30の文書が表示部20に表示されている表示時間を計測する。
判断部45は、各種の判断を行う。例えば、判断部45は、変更部43により変更された判断基準を用いて、文書データ30の文書の既読を判断する。例えば、判断部45は、計測部44により計測された表示時間が、判断基準とされた合計読出時間以上の場合、文書データ30の文書がユーザにより読まれたと判断し、表示時間が合計読出時間未満の場合、読まれていないと判断する。この判断結果は、文書データ30と共に記憶させてもよく、文書データ30の提供者などの判断結果を求めている対象に通知してもよい。
なお、文書の読み易さを判定に用いる文書の外観は、文字サイズに限定されるものではなく、文書の読み易さに影響するものであれば、何れかであってもよい。例えば、文書の読み易さを判定する際に用いることができる文書の外観には、コントラスト、書体、空間周波数、字詰め、行間、行長、余白、レイアウト、行の方向、画面解像度など様々ある。
例えば、ユーザは、画面に表示された文字と背景とのコントラストが小さい場合、文字が判別しづらくなるため、読字速度が低下する。そこで、判断基準データ31に、コントラストが小さいほど読字速度が低下する設定をしてもよい。
図5は、判断基準データの他の一例を示す図である。図5は、文書の読み易さを判定に用いる文書の外観をコントラストとする場合の判断基準データ31の例である。図5に示す判断基準データ31は、コントラスト、読字速度などの項目が対応付けられたテーブルとされている。コントラストの項目は、文書の文字色と背景色とのコントラストを記憶する領域である。読字速度は、コントラストの項目に設定されたコントラストの文字を読む際の読字速度を示す情報を記憶する領域である。
図5の例では、コントラストが標準値、または、10%以上の場合は、1秒当たり10文字読み取ることができることを示す。この標準値は、OSや、CSSなどシステムで設定された標準的なコントラストである。また、文字サイズが10%未満かつ5%以上の場合は、1秒当たり5文字読み取ることができることを示す。また、文字サイズが5%未満の場合は、読字速度が1秒当たり0文字であるため、既読判定を行わないものとされていることを示す。
判定部42は、図5に示す判断基準データ31に基づいて、文書の分割された領域毎に、領域内の文書の文字色と背景色とのコントラストから、文書の読み易さを判定してもよい。
また、例えば、ユーザは、画面に表示された文字の書体によっては、文字が判別しづらくなるため、読字速度が低下する。そこで、判断基準データ31に、書体毎に読字速度を設定してもよい。
図6は、判断基準データの他の一例を示す図である。図6は、文書の読み易さを判定に用いる文書の外観を書体とする場合の判断基準データ31の例である。図6に示す判断基準データ31は、書体、読字速度などの項目が対応付けられたテーブルとされている。書体の項目は、文字の書体を記憶する領域である。読字速度は、書体の項目に設定された書体の文字を読む際の読字速度を示す情報を記憶する領域である。
図6の例では、書体が「ゴシック体」、「明朝体」、「Arial」の場合は、1秒当たり10文字読み取ることができることを示す。また、書体が「イタリック体」の場合は、1秒当たり8文字読み取ることができることを示す。また、書体が「Brush Script M7」の場合は、1秒当たり5文字読み取ることができることを示す。
判定部42は、図6に示す判断基準データ31に基づいて、文書の分割された領域毎に、領域内の文書の書体から、文書の読み易さを判定してもよい。
また、例えば、ユーザは、画面に表示された文字の空間周波数が変更されて、文字にぼかしがある場合、文字が判別しづらくなるため、読字速度が低下する。そこで、判断基準データ31に、空間周波数が低く、ぼかしの範囲が大きいほど読字速度が低下する設定をしてもよい。
図7は、判断基準データの他の一例を示す図である。図7は、文書の読み易さを判定に用いる文書の外観をぼかし量とする場合の判断基準データ31の例である。図7に示す判断基準データ31は、ぼかし量、読字速度などの項目が対応付けられたテーブルとされている。ぼかし量の項目は、文字をぼかす大きさをピクセルとして記憶する領域である。読字速度は、ぼかし量の項目に設定されたぼかし量の文字を読む際の読字速度を示す情報を記憶する領域である。
図7の例では、ぼかし量が5px以上の場合は、1秒当たり5文字読み取ることができることを示す。また、ぼかし量が標準値、または、5px未満の場合は、1秒当たり10文字読み取ることができることを示す。この標準値は、OSや、CSSなどシステムで設定された標準的なぼかし量である。
文字のぼかし量は、必要に応じて文書データ30に設定される。図8は、ぼかし量が設定された文書データの一例を示す図である。図8の例では、領域60にぼかし量が1pxと設定されている。
判定部42は、図7に示す判断基準データ31に基づいて、文書の分割された領域毎に、領域内の文書のぼかし量から、文書の読み易さを判定してもよい。
また、例えば、ユーザは、各文字の上下左右の文字の間隔が狭い場合、文字が判別しづらくなるため、読字速度が低下する。そこで、判断基準データ31に、字詰め、行間、行長、余白などが狭いほど読字速度が低下する設定をしてもよい。
また、例えば、ユーザは、文書内で、文章の開始位置が不ぞろいである場合、文章を読む際の視線の開始位置が変わるため、読字速度が低下する。そこで、判断基準データ31に、文書のレイアウトの変更回数に応じて読字速度が低下する設定をしてもよい。
図9は、判断基準データの他の一例を示す図である。図9は、文書の読み易さを判定に用いる文書の外観を文書のレイアウトとする場合の判断基準データ31の例である。図9に示す判断基準データ31は、レイアウト変更、読字速度などの項目が対応付けられたテーブルとされている。レイアウト変更の項目は、文書内でレイアウト変更された回数を記憶する領域である。例えば、文章を左揃え、中央揃え、右揃えを文章の位置が変更された回数をレイアウト変更された回数としてカウントする。読字速度は、レイアウト変更の項目に設定された回数だけレイアウトが変更された文書を読む際の読字速度を示す情報を記憶する領域である。
図9の例では、指定なし、または、レイアウト変更回数が5回以下の場合は、1秒当たり10文字読み取ることができることを示す。また、レイアウト変更回数が6回以上の場合は、1秒当たり5文字読み取ることができることを示す。
判定部42は、図9に示す判断基準データ31に基づいて、文書の分割された領域毎に、レイアウト変更された回数から、文書の読み易さを判定してもよい。
また、例えば、ユーザは、画面解像度が高い場合、文字が小さく表示されて文字が判別しづらくなるため、読字速度が低下する。例えば、文字サイズSが10[px/文字]である場合に、画面解像度Rを100とすると、1つの文字は、2.54[mm/文字](=s/R)となる。画面解像度Rを300とすると、1つの文字は、0.85[mm/文字](=s/R)となる。そこで、判断基準データ31に、画面解像度に応じて読字速度が低下する設定をしてもよい。例えば、判断基準データ31に、画面解像度から文字の表示サイズを求めて、文字の表示サイズに応じて読字速度が低下する設定をしてもよい。
図10は、判断基準データの他の一例を示す図である。図10は、文書の読み易さを判定に用いる文書の外観を表示サイズとする場合の判断基準データ31の例である。図10に示す判断基準データ31は、表示サイズ、読字速度などの項目が対応付けられたテーブルとされている。表示サイズの項目は、文字がどのようなサイズで表示されるかを記憶する領域である。読字速度は、表示サイズの項目に設定されたサイズの文字の文書を読む際の読字速度を示す情報を記憶する領域である。
図10の例では、文字が2[mm/文字]以上の場合は、1秒当たり10文字読み取ることができることを示す。また、文字が2[mm/文字]未満の場合は、1秒当たり5文字読み取ることができることを示す。
判定部42は、図10に示す判断基準データ31に基づいて、分割された領域毎に、文書の文字の表示サイズから、文書の読み易さを判定してもよい。
また、判定部42は、文書の外観に関する情報を複数組み合わせて文書の読み易さを判定してもよい。例えば、判定部42は、文字サイズ、コントラスト、書体、空間周波数、字詰め、行間、行長、余白、レイアウト、行の方向、画面解像度の一部または全部を組み合わせて文書の読み易さを判定してもよい。
[装置の動作]
次に、本実施例に係る既読判断装置10が表示した文書が既読であるか否かを判断する際の具体的な動作の一例を説明する。
例えば、図3に示す文書を表示した場合、判定部42は、領域50aの文字サイズが10pxであるため、読字速度、10[字/秒]を読み出す。変更部43は、領域50aの文字数が10文字であるため、領域50aの読出時間を1秒と算出する。また、判定部42は、領域50bの文字サイズが8pxであるため、読字速度、5[字/秒]を読み出す。変更部43は、領域50bの文字数が10文字であるため、領域50bの読出時間を2秒と算出する。この結果、変更部43は、この領域毎の読出時間を合計した合計読出時間である3秒を既読の判断に用いる判断基準と設定する。
計測部44は、表示部20に文書が表示されている表示時間を計測する。判断部45は、表示時間が判断基準を満たす場合、表示された文書がユーザにより読まれたと判断する。図3の例では、判断部45は、表示時間が3秒以上の場合、表示された文書がユーザにより読まれたと判断する。
[処理の流れ]
本実施例に係る既読判断装置10が実行する各種処理の流れについて説明する。最初に、本実施例に係る既読判断装置10が、判断基準を設定する判断基準設定処理の流れについて説明する。図11は、判断基準設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。この判断基準設定処理は、所定のタイミング、例えば、文書データ30の表示が指示されたタイミングで実行される。
図11に示すように、判定部42は、文書データ30の文書部分のデータを読み出す(S10)。例えば、判定部42は、文書データ30の<body>タグの領域のデータを読み出す。そして、判定部42は、文書部分の分割された各領域の情報を読み出す(S11)。例えば、判定部42は、文書データ30の<h>およびの<div>タグの領域のデータをそれぞれ読み出す。
判定部42は、未選択の領域の何れか1つを選択する(S12)。例えば、判定部42は、文書の先頭側から未選択の領域を順に1つを選択する。判定部42は、選択した領域の情報から当該領域の文字サイズを特定する(S13)。そして、判定部42は、判断基準データ31から当該領域の文字サイズに対応する読字速度を読み出す(S14)。
変更部43は、選択した領域の情報から当該領域の文字数をカウントする(S15)。変更部43は、選択した領域の文字数を当該領域の読字速度で除算して、読出時間を算出する(S16)。変更部43は、文書部分の領域を全て選択したか否かを判定する(S17)。全て選択していない場合(S17否定)、上述のS12の処理へ移行する。
一方、文書部分の領域を全て選択した場合(S17肯定)、変更部43は、文書の各領域の読出時間を合計して合計読出時間を算出し、合計読出時間を判断基準と設定して(S18)、処理を終了する。
次に、本実施例に係る既読判断装置10が、表示した文書がユーザによって読まれたか否かを判断する既読判断処理の流れについて説明する。図12は、既読判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。この既読判断処理は、所定のタイミング、例えば、文書データ30の表示が指示されたタイミングで実行される。
図12に示すように、計測部44は、表示時間の計測を開始する(S20)。計測部44は、文書の表示が終了したか否かを判定する(S21)。文書の表示が終了していない場合(S21否定)、再度、S21へ移行して、文書の表示の終了待ちを行う。
一方、文書の表示が終了した場合(S21肯定)、計測部44は、表示時間の計測を終了する(S22)。判断部45は、計測部44により計測された表示時間が、上述の判断基準設定処理で求められた合計読出時間以上であるか判定する(S23)。表示時間が合計読出時間以上である場合(S23肯定)、判断部45は、文書データ30の文書がユーザにより読まれたと判断し(S24)、処理を終了する。この際、例えば、「正しく読みました」など既読判断結果を表示してもよい。
一方、表示時間が合計読出時間未満の場合(S23否定)、判断部45は、文書データ30の文書がユーザに読まれていないと判断し(S25)、処理を終了する。この際、例えば、「正しく読めておりません」など既読判断結果を表示してもよい。
なお、本実施例では、既読判断処理に文書の表示時間の計測を含めた場合について説明したが、これに限定されない。文書の表示時間の計測を別な処理として行う場合、既読判断処理は、文書の表示が終了したタイミングで実行してもよい。
[効果]
上述してきたように、本実施例に係る既読判断装置10は、既読の判断対象の文書の読み易さを判定する。既読判断装置10は、判定結果に応じて、既読の判断に用いる判断基準を変更する。既読判断装置10は、変更された判断基準を用いて、判断対象の文書の既読を判断する。これにより、既読判断装置10は、既読の判断対象の文書が読まれたか否かを精度良く判断できる。
また、本実施例に係る既読判断装置10は、判断対象の文書を表示する際の外観に基づいて読み易さを判定する。これにより、既読判断装置10は、判断対象の文書の読み易さを精度良く判断できる。
また、本実施例に係る既読判断装置10は、既読の判断対象の文書を複数の領域に分割する。既読判断装置10は、分割された領域毎に、文書の読み易さを判定する。既読判断装置10は、分割された領域毎に、判断基準を変更し、領域毎に、当該領域に対応した判断基準を用いて、既読を判断する。これにより、既読判断装置10は、分割された領域毎に、文書の読み易さが異なる場合でも、ユーザが文書を読んだか否かの判断ができる。
次に、実施例2について説明する。実施例2では、既読の判断対象の文書の領域毎に、ユーザが注目している注目時間を計測して既読判定を行う場合について説明する。
[既読判断装置の構成]
実施例2に係る既読判断装置10について説明する。図13は、既読判断装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、図1に示した既読判断装置10と同一部分については同一の符号を付し、主に異なる部分について説明する。図13に示すように、既読判断装置10は、カメラ24をさらに有する。また、制御部23は、特定部46をさらに有する。
カメラ24は、画像を撮影する撮影デバイスである。カメラ24は、ユーザが表示部20を参照する際に、ユーザの顔が撮影可能な位置に設けられている。例えば、カメラ24は、既読判断装置10の表示部20の周辺に、表示部20による表示方向と同様の方向に向けて設けられている。カメラ24は、所定のフレームレートで周期的に画像を撮影し、撮影した画像の画像情報を生成する。このフレームレートとしては、例えば、24fps(frame per second)、30fps、60fpsなどが挙げられる。
特定部46は、各種の特定を行う。例えば、特定部46は、ユーザの注目している領域を特定する。例えば、特定部46は、カメラ24により撮影される画像からユーザの瞳孔の位置を特定してユーザの視線方向を求める。そして、特定部46は、表示部20に表示された文書の各領域のうち、ユーザの視線方向が通過する領域をユーザの注目している領域として特定する。なお、本実施例では、ユーザの視線方向が通過する領域をユーザの注目している領域として特定するが、ユーザの注目している領域の特定の手法は、これに限定されるものではない。例えば、ユーザが文書上でカーソルを移動させている場合、カーソルの位置の領域をユーザの注目している領域としてもよい。また、ユーザの操作により、文書に反転表示など選択されている部分がある場合、選択されている部分の領域をユーザの注目している領域としてもよい。
計測部44は、領域毎に、ユーザの注目している注目時間を計測する。例えば、計測部44は、領域毎に、特定部46により、ユーザの注目している領域とされた注目時間を計測する。
判断部45は、文書の領域毎に、ユーザにより読まれたか否かを判断する。例えば、判断部45は、文書の領域毎に、当該領域について計測部44により計測された注目時間が当該領域の合計読出時間以上の場合、当該領域のユーザにより読まれたと判断する。
これにより、既読判断装置10は、既読の判断対象の文書の領域毎に、ユーザにより読まれたか否かを判断できる。
[処理の流れ]
次に、本実施例に係る既読判断装置10が実行する各種処理の流れについて説明する。図14は、既読判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。この既読判断処理は、所定のタイミング、例えば、文書データ30の表示が指示されたタイミングで実行される。
図14に示すように、特定部46は、カメラ24により撮影される画像からユーザの瞳孔の位置を特定してユーザの視線方向を求める(S30)。特定部46は、表示部20に表示された文書においてユーザの視線方向が通過する領域をユーザの注目している領域として特定する(S31)。計測部44は、ユーザの視線方向が通過する領域についての注目時間を計測する(S32)。例えば、計測部44は、ユーザの視線方向が通過する領域の注目時間に、読み出している期間に対応する所定時間を加算する。
ここで、文書を読む場合、視線は、移動と停止を繰返し、停止したタイミングで文書を読み出している。計測部44は、この読み出している期間に対応する所定時間を、ユーザの視線方向が通過する領域の注目時間に加算する。この所定時間は、例えば、250msとする。
計測部44は、文書の表示が終了したか否かを判定する(S33)。文書の表示が終了していない場合(S33否定)、上述のS30へ移行する。
一方、文書の表示が終了した場合(S33肯定)、計測部44は、注目時間の計測を終了する(S34)。判断部45は、未選択の領域の何れか1つを選択する(S35)。例えば、判断部45は、文書の先頭側から未選択の領域を順に1つを選択する。判断部45は、選択した領域の注目時間が当該領域の読出時間以上であるか判定する(S36)。注目時間が読出時間以上である場合(S36肯定)、判断部45は、文書データ30の選択された領域の文書がユーザにより読まれたと判断する(S37)。一方、注目時間が読出時間未満の場合(S36否定)、判断部45は、文書データ30の文書がユーザに読まれていないと判断する(S38)。
判断部45は、文書部分の領域を全て選択したか否かを判定する(S39)。全て選択していない場合(S39否定)、上述のS35の処理へ移行する。
一方、文書部分の領域を全て選択した場合(S39肯定)、判断部45は、文書がユーザにより読まれたと判断した領域数を文書の全領域数で除算して既読率を求める(S40)。判断部45は、既読率が所定の割合以上であるか否か判定する(S41)。この所定の割合は、例えば、90%とする。既読率が所定の割合以上である場合(S41肯定)、判断部45は、文書データ30の文書がユーザにより読まれたと判断し(S42)、処理を終了する。
一方、既読率が所定の割合未満である場合(S41否定)、判断部45は、文書データ30の文書がユーザに読まれていないと判断し(S43)、処理を終了する。
[効果]
上述してきたように、本実施例に係る既読判断装置10は、既読の判断対象の文書を複数の領域に分割する。既読判断装置10は、分割された領域毎に、文書の読み易さを判定する。既読判断装置10は、分割された領域毎に、判断基準を変更し、領域毎に、当該領域に対応した判断基準を用いて、既読を判断する。これにより、既読判断装置10は、分割された領域毎に、文書の読み易さが異なる場合でも、文書が読み出されたか否かを精度良く判断できる。
また、本実施例に係る既読判断装置10は、判断対象の文書に対してユーザの注目している注目時間を計測する。既読判断装置10は、判断対象の文書に対するユーザの注目時間が判断基準を満たす場合、既読と判断する。これにより、既読判断装置10は、ユーザが実際に文書に注目して文書を読み出しているか精度良く判断できる。
次に、実施例3について説明する。実施例3では、文書の内容に基づいて読み易さを判定して既読判定を行う場合について説明する。
[既読判断装置の構成]
実施例3に係る既読判断装置10について説明する。実施例3に係る既読判断装置10は、上述の実施例1、2の既読判断装置10(図1、図13)と同様の機能的構成であるため、主に異なる部分について説明する。
図15は、判断基準データの一例を示す図である。本実施例では、文書の内容を用いて文書の読み易さを判定する。本実施例では、文書の内容として、例えば、文書の記述に用いられた言語を用いる場合を例に説明する。図15に示す判断基準データ31は、言語、読字速度などの項目が対応付けられたテーブルとされている。言語の項目は、文書の記述に用いられた言語を記憶する領域である。読字速度は、言語の項目に設定された言語で記述された文書を読む際の読字速度を示す情報を記憶する領域である。
図15の例では、言語が日本語の場合は、1秒当たり10文字読み取ることができることを示す。また、言語が英語の場合は、1秒当たり5文字読み取ることができることを示す。また、言語がその他の場合は、読字速度が1秒当たり0文字であるため、既読判定を行わないものとされていることを示す。なお、図15の例ででは、読字速度を1秒間当たりに読むことができる文字数[字/秒]としているが、言語に応じて、読字速度の設定を変えてもよい。例えば、英語などでは、読字速度を1秒間当たりに読むことができる単語数[単語/秒]としてもよい。
文書の記述に用いられた言語は、必要に応じて文書データ30に設定される。図16は、言語が設定された文書データの一例を示す図である。図16の例では、領域70に文書の記述に用いられた言語が設定されている。図16の「ja」は、日本語で記述していることを示す。
判定部42は、文書データ30から記述に用いられた言語を特定する。図16の例では、文書全体として記述に用いられた言語が日本語と設定されているため、全領域について記述に用いられた言語が日本語と特定される。なお、判定部42は、文書内の表示される文章部分を解析して、記述に用いられた言語を特定してもよい。
そして、判定部42は、図15に示す判断基準データ31に基づいて、文書の記述に用いられた言語から、文書の読み易さを判定する。
なお、判断基準データ31に言語毎の読字速度を設定して、言語毎の読字速度を求める場合について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、判定部42は、OSの言語の設定やユーザが入力する言語からユーザが得意とする言語を特定してもよい。例えば、判定部42は、ユーザが入力する言語毎に入力のスピードから、言語毎の得意度合いを求め、得意度合いが高い言語で記述された文書については読字速度を速く設定してもよい。
また、文書の読み易さを判定に用いる文書の内容は、文書が記述された言語に限定されるものではなく、文書の読み易さに影響するものであれば、何れかであってもよい。例えば、文書の読み易さを判定に用いる文書の内容には、文書に記述された技術分野や、文書のジャンルなど様々ある。文書に記述された技術分野は、例えば、技術分野毎に、特徴となる単語を記憶させた辞書データを記憶させ、文書に含まれる単語が多い技術分野を文書の技術分野と特定する。また、文書のジャンルについても、同様に、例えば、ジャンル毎に、特徴となる単語を記憶させた辞書データを記憶させ、文書に含まれる単語が多いジャンルを文書のジャンルと特定する。
[処理の流れ]
次に、本実施例に係る既読判断装置10が実行する各種処理の流れについて説明する。図17は、判断基準設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。この判断基準設定処理は、所定のタイミング、例えば、文書データ30の表示が指示されたタイミングで実行される。
図17に示すように、判定部42は、文書データ30の文書部分のデータを読み出し、記述に用いられた言語を特定する(S50)。判定部42は、判断基準データ31から記述に用いられた言語に対応する読字速度を読み出す(S51)。
変更部43は、文書データ30の文書に記述された文字数をカウントする(S52)。変更部43は、カウントした文字数を読字速度で除算して読出時間を算出し、読出時間を判断基準と設定して(S53)、処理を終了する。
なお、文書データ30が領域毎に、記述に用いられた言語が異なる場合、領域毎に記述に用いられた言語を特定して読字速度を求め、実施例1、2と同様に、領域毎の読出時間を求める。そして、領域毎の読出時間を合計した合計読出時間を判断基準とすればよい。
[効果]
上述してきたように、本実施例に係る既読判断装置10は、判断対象の文書の内容に基づいて読み易さを判定する。これにより、既読判断装置10は、判断対象の文書の読み易さを精度良く判断できる。
次に、実施例4について説明する。実施例4では、文書を読む環境に基づいて読み易さを判定して既読判定を行う場合について説明する。
[既読判断装置の構成]
実施例4に係る既読判断装置10について説明する。図18は、既読判断装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、図1および図13に示した既読判断装置10と同一部分については同一の符号を付し、主に異なる部分について説明する。図18に示すように、既読判断装置10は、加速度センサ25をさらに有する。
加速度センサ25は、既読判断装置10に発生した加速度を計測する。
ここで、例えば、ユーザが、既読判断装置10を携帯し、歩行中など移動中に表示部20に表示された文書を読む場合、静止している場合に比べて、移動に伴う振動によって文字が判別しづらくなるため、読字速度が低下する。そこで、本実施例では、文書を読む環境に基づいて読み易さを判定する。
図19は、判断基準データの一例を示す図である。本実施例では、文書を読む環境として、移動速度を用いる場合を例に説明する。図19に示す判断基準データ31は、移動速度、読字速度などの項目が対応付けられたテーブルとされている。移動速度の項目は、移動速度を記憶する領域である。読字速度は、移動速度の項目に設定された移動速度での移動中に記述された文書を読む際の読字速度を示す情報を記憶する領域である。
図19の例では、移動速度aが1[m/s]以下、または、10[m/s]以上の場合は、1秒当たり10文字読み取ることができることを示す。また、移動速度aが1[m/s]より大きく、かつ、10[m/s]未満の場合は、1秒当たり5文字読み取ることができることを示す。ここで、ユーザが歩行中に文書を読む場合に、振動で読字速度が低下する。このため、本実施例では、移動速度aが1[m/s]より大きく、かつ、10[m/s]未満の場合を歩行中と見なして読字速度を低下させている。また、本実施例では、10[m/s]以上の場合、例えば、電車や車など車両による移動中と見なして、読字速度を低下させていない。
判定部42は、加速度センサ25により検出される加速度の変化および加速度が発生した時間に基づいて、既読判断装置10の移動速度を推定する。なお、既読判断装置10がGPS(Global Positioning System)ユニットを備え、周期的に位置が特定できる場合、判定部42は、周期的に特定される位置の変化から既読判断装置10の移動速度を推定してもよい。
そして、判定部42は、図19に示す判断基準データ31に基づいて、既読判断装置10の移動速度から、文書の読み易さを判定する。
なお、文書の読み易さを判定に用いる環境は、既読判断装置10の移動速度に限定されるものではなく、文書の読み易さに影響するものであれば、何れかであってもよい。例えば、文書の読み易さを判定に用いる環境は、周囲の明るさなど様々ある。例えば、カメラ24やセンサなどにより周囲の明るさを検出して、判定部42は、周囲が明るい場合、暗い場合と比較して読字速度を速く設定してもよい。また、既読判断装置10にジャイロセンサを設け、判定部42が、ジャイロセンサの情報から手振れ量を求め、手振れ量が一定以上の場合、読字速度を遅く設定してもよい。
[処理の流れ]
次に、本実施例に係る既読判断装置10が実行する各種処理の流れについて説明する。図20は、既読判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。この既読判断処理は、所定のタイミング、例えば、文書データ30の表示が指示されたタイミングで実行される。
図20に示すように、計測部44は、表示時間の計測を開始する(S60)。変更部43は、文書データ30の文書に記述された文字数をカウントし、カウントされた文字数を未読文字数cに設定する(S61)。判定部42は、加速度センサ25により検出される加速度の変化および加速度が発生した時間に基づいて、既読判断装置10の移動速度を推定する(S62)。判定部42は、判断基準データ31から移動速度に対応する読字速度を読み出す(S63)。変更部43は、未読文字数cを読字速度で除算して、未読文字数cの読出時間を算出する(S64)。
判断部45は、計測部44により計測された表示時間が、読出時間以上であるか判定する(S65)。表示時間が読出時間以上である場合(S65肯定)、判断部45は、文書データ30の文書がユーザにより読まれたと判断し(S66)、処理を終了する。
一方、表示時間が読出時間未満である場合(S65否定)、判定部42は、加速度センサ25により加速度が検出されたか否かを判定する(S67)。加速度が検出された場合(S67肯定)、変更部43は、現時点までの表示時間に読字速度を乗算して、現時点での推定される読み出し文字数を算出する(S68)。変更部43は、未読文字数cから推定される読み出し文字数を減算した値を新たな未読文字数cに設定する(S69)。すなわち、加速度が検出された場合、移動速度が変わるため現時点まで読み取られたと推定される文字数を未読文字数から減算して、現時点での未読文字数を求める。変更部43は、計測中の表示時間をゼロに初期化し(S70)、上述のS62へ移行する。
加速度が検出されない場合(S67否定)、計測部44は、文書の表示が終了したか否かを判定する(S71)。文書の表示が終了していない場合(S71否定)、S65へ移行する。
文書の表示が終了した場合(S71肯定)、判断部45は、文書データ30の文書がユーザに読まれていないと判断し(S72)、処理を終了する。
[効果]
上述してきたように、本実施例に係る既読判断装置10は、判断対象の文書を読む環境に基づいて読み易さを判定する。これにより、既読判断装置10は、判断対象の文書の読み易さを精度良く判断できる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、開示の技術は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
例えば、上記の実施例では、表示時間または注目時間が読出時間以上の場合、文書を読み出したと判断する場合について説明したが、開示の装置はこれに限定されない。例えば、ユーザが画面を見ずに文書を表示させていた場合や、ユーザが表示された文書を漠然と眺めている場合も文書を読み出したと判断されてしまう場合がある。そこで、例えば、表示時間や注目時間に、読んだと見なす上限時間を設け、表示時間や注目時間が上限時間を超えた場合、文書を読んでいないと判断してもよい。例えば、判断部45は、表示時間が、読出時間以上でかつ上限時間以下の場合に文書データ30の文書がユーザにより読まれたと判断してもよい。この上限時間は、読出時間に、所定時間または読出時間の所定の割合の時間などの時間を加算した時間する。例えば、上限時間は、読出時間の1.5倍の時間とする。この読出時間に加算する時間は、外部から設定できるようにしてもよい。これにより、ユーザが画面を見ずに文書を表示させていた場合や、ユーザが表示された文書を漠然と眺めている場合に、文書を読み出したと判断されることを抑制できる。
また、上記の実施例では、判断対象の文書を表示する際の外観、判断対象の文書の内容、判断対象の文書を読む環境の各々に基づいて読み易さを判定する場合について説明したが、これらを組み合わせ読み易さを判定してもよい。例えば、判断対象の文書を表示する際の外観、判断対象の文書の内容、判断対象の文書を読む環境の条件を組み合わせて判断基準データ30を作成してもよい。また、判断対象の文書を表示する際の外観、判断対象の文書の内容、判断対象の文書を読む環境の各々に基づいて読み易さを判定し、最も読みづらいものに合わせて、読出時間を設定してもよい。また、判断対象の文書を表示する際の外観、判断対象の文書の内容、判断対象の文書を読む環境の各々に基づいて読み易さを判定してそれぞれの読字速度を求め、所定の重みづけで読字速度を定めて、読出時間を設定してもよい。
また、ユーザが文書を速読している場合と、ユーザが文書を熟読している場合とでは、読字速度がことなる。例えば、ユーザが文書を速読している場合は、ユーザが文書を熟読している場合と比べて、視線の移動が少なくなる。そこで、例えば、カメラ24より周期的に撮影される画像から視線の動きを検出してユーザの状態を特定し、ユーザの状態に応じて読字速度を変更してもよい。例えば、判断基準データ31に、ユーザが速読している場合と、ユーザが熟読している場合の読字速度を記憶させる。そして、ユーザが速読している場合は、ユーザが速読している場合の読字速度を用い、ユーザが熟読している場合は、ユーザが熟読している場合の読字速度を用いるようにしてもよい。また、例えば、判断基準データ31に、ユーザが熟読している場合の読字速度を記憶させ、ユーザが速読している場合は、所定の割合速くした読字速度を用いるようにしてもよい。
また、本実施例に係る既読判断装置10は、ウェブのアクセシビリティ基準を満たしているかどうかで、読みやすさの判定を行ってもよい。例えば、既読判断装置10は、アクセシビリティ基準を満たしていない際に、アクセシビリティ基準を満たした際よりも遅く読む判定基準を設定すればよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的状態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、既読判断装置10の表示制御部40、分割部41、判定部42、変更部43、計測部44、判断部45および特定部46の各処理部が適宜統合されてもよい。また、各処理部の処理が適宜複数の処理部の処理に分離されてもよい。また、各装置は各処理部の一部または全部を適宜統合してもよい。さらに、各処理部にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[既読判断プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。図21は、既読判断プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図21に示すように、コンピュータ300は、CPU(Central Processing Unit)310、HDD(Hard Disk Drive)320、RAM(Random Access Memory)340を有する。これら300〜340の各部は、バス400を介して接続される。
HDD320には上記の既読判断装置10の各処理部と同様の機能を発揮する既読判断プログラム320aが予め記憶される。なお、既読判断プログラム320aについては、適宜分離しても良い。
また、HDD320は、各種情報を記憶する。例えば、HDD320は、OSや処理に用いる各種データを記憶する。
そして、CPU310が、既読判断プログラム320aをHDD320から読み出して実行することで、実施例の各処理部と同様の動作を実行する。すなわち、既読判断プログラム320aは、既読判断装置10の各処理部と同様の動作を実行する。
なお、上記した既読判断プログラム320aについては、必ずしも最初からHDD320に記憶させることを要しない。
例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」にプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
10 既読判断装置
20 表示部
21 入力部
22 記憶部
23 制御部
24 カメラ
25 加速度センサ
30 文書データ
31 判断基準データ
40 表示制御部
41 分割部
42 判定部
43 変更部
44 計測部
45 判断部
46 特定部

Claims (7)

  1. 既読の判断対象の文書の読み易さを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果に応じて、既読の判断に用いる判断基準を変更する変更部と、
    前記変更部により変更された判断基準を用いて、前記判断対象の文書の既読を判断する判断部と、
    を有することを特徴とする既読判断装置。
  2. 前記判定部は、前記判断対象の文書を表示する際の外観、前記判断対象の文書の内容、前記判断対象の文書を読む環境の何れか1または複数に基づいて読み易さを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の既読判断装置。
  3. 前記既読の判断対象の文書を複数の領域に分割する分割部をさらに有し、
    前記判定部は、前記分割部により分割された領域毎に、文書の読み易さを判定し、
    前記変更部は、領域毎に、前記判断基準を変更し、
    前記判断部は、前記分割部により分割された領域毎に、当該領域に対応した判断基準を用いて、既読を判断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の既読判断装置。
  4. 前記判断部は、前記判断対象の文書を表示した表示時間が前記判断基準を満たす場合、既読と判断する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の既読判断装置。
  5. 前記判断対象の文書に対してユーザの注目している注目時間を計測する計測部をさらに有し、
    前記判断部は、前記判断対象の文書に対するユーザの注目時間が前記判断基準を満たす場合、既読と判断する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の既読判断装置。
  6. コンピュータが、
    既読の判断対象の文書の読み易さを判定し、
    判定結果に応じて、既読の判断に用いる判断基準を変更し、
    変更された判断基準を用いて、前記判断対象の文書の既読を判断する
    処理を実行することを特徴とする既読判断方法。
  7. コンピュータに、
    既読の判断対象の文書の読み易さを判定し、
    判定結果に応じて、既読の判断に用いる判断基準を変更し、
    変更された判断基準を用いて、前記判断対象の文書の既読を判断する
    処理を実行させることを特徴とする既読判断プログラム。
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