JP2015197291A

JP2015197291A - 空気清浄機

Info

Publication number: JP2015197291A
Application number: JP2014084980A
Authority: JP
Inventors: 冨士夫渡部; Fujio Watabe
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2014-04-01
Filing date: 2014-04-01
Publication date: 2015-11-09

Abstract

【課題】ティッシュ箱が空気清浄器の上面に置いてあってもティシュペーパーをティシュ箱から引き抜くときに室内空間に飛散する粉塵を清浄化することができ、またティシュ箱と空気清浄器を一体で移動可能なように空気清浄器を構成する。
【解決手段】本体１の上面部分を、上面外周部分５と、上面外周部分５の内側にあって上面外周部分５より低い位置に設けた載置面部分６と、これら二つの部分をつなぐ傾斜面部分７とによって構成し、載置面部分６に乗せたティシュ箱１０からティシュペーパー１１を引き抜くときに発生する粉塵を、上面外周部分５と、載置面部分６と、傾斜面部分７に設けた通風のための吸込口８から送風装置２によって本体１内に吸引し、集塵装置３によって清浄化して吹出口４から室内に戻す構造とする。
【選択図】図２

Description

本発明は、室内の空気を清浄化する空気清浄機に関するものであり、従来の空気清浄機としての機能に、ティシュペーパーをティシュ箱から引き抜くときに発生する粉塵を吸引し、清浄化する機能を加えたものである。

ティシュペーパーをティシュ箱から引き抜くときには、多くの粉塵が室内空間に飛散し、浮遊するが、時間の経過とともに、これらの粉塵は床面だけでなく、その他あらゆる家具等に沈着し、掃除が必要となるばかりでなく、一部は人体内に吸入されて健康上の被害も考えられる。

これらの粉塵が室内空間に飛散するのを軽減させる方法としては、空気清浄機の吸込口の近くにティシュ箱を置き、空気清浄機を運転した状態でティシュペーパーを引き抜けば、室内空間に飛散する粉塵の一部は空気清浄機内に取り込まれ、空気は清浄化される。

この状態について図５をもとにして説明すると、空気清浄機１０１を運転し空気清浄機の吸込口１０５の近くにティシュ箱１０６を置いてティシュペーパー１０７を引き抜くと、そのとき発生した粉塵は送風装置１０２によって吸込口１０５から空気清浄機１０１内に吸引され通風経路内に設けられた集塵装置１０３によって清浄化されて吹出口１０４から室内に戻される。

ただし、この方法ではティシュ箱１０６が床面の上など、低い位置にあるため、ティシュペーパー１０７を引き抜くときに使い勝手が悪く、また、空気清浄機１０１を移動するときにはティシュ箱１０６も改めて移動しなければならず、更には、床の掃除のときはティシュ箱１０６が邪魔になるなどの問題があった。

以下に本発明の第１実施例を図１〜３を参照しながら説明する。本発明の目的を達成するための手段は、本体１に内蔵された送風装置２、送風装置２の吸気側通風路に設けられた集塵装置３と、本体上面部分にティシュ箱を載置できる手段を備えた吸込口８と、清浄化された空気を室内に戻すための吹出口４とを備えた構成としたものである。

空気清浄機の本体１の上面部分は、上面外周部分５と、上面外周部分５の内側にあって上面外周部分５より低い位置に設けられた載置面部分６と、これら二つの部分をつなぐ傾斜面部分７により構成される。

さらに、これら上面外周部分５、載置面部分６、傾斜面部分７には吸込口８を複数個設けてある。

載置面部分６はティシュ箱１０を置くための部分であり、通常市販されているティシュ箱が載置可能な大きさであればよい。

次に、動作について説明すると、空気清浄機を運転した状態で、載置面部分６に乗せたティシュ箱１０からティシュペーパー１１を引き抜くと、そのとき発生した粉塵は空気とともに吸込口８から送風装置２によって空気清浄機の本体１内に取り込まれ、途中、集塵装置３によって清浄化されて吹出口４から室内に戻される。

次に本発明の第２実施例について、図４を参照しながら説明する。第２実施例は第１実施例に記述した載置面部分６に突起部９を設けたものである。

この突起部９は、ティシュ箱１０と載置面部分６との間に空間を確保し、通過風量をより多くすることによって、集塵効率を上げるためのものである。

以上の説明で明らかなように、本発明によれば、ティシュ箱１０を空気清浄機の本体１の上面部分に載置することにより、その近くに吸込口８を設けてあるので、ティシュペーパー１１を取り出すときに発生する粉塵を集塵することができると同時に、ティシュ箱１０が使いやすい高さの位置にあるので、ティシュペーパー１１を取り出すのに便利であり、更に、空気清浄機を移動したときには、ティシュ箱１０も同時に移動するので、掃除の際には便利であるなどの効果のある空気清浄機を提供できる。

以上、本発明を実施するための形態を記述したが、本発明は記述の実施形態に限定されるものではなく、技術思想に基づいた変更が可能である。例えば、上面外周部分５及び載置面部分６は必ずしも水平である必要はなく、傾斜していてもよく、本体１の上面部分にティシュ箱１０を載置可能な構造を有し、その近傍に吸込口８を有している空気清浄機であれば、本発明の技術思想の範囲である。また、吸込口８の形状は長方形に限定されるものではない。

本発明の第１実施例の空気清浄機の断面図本発明の第１実施例の空気清浄機の動作説明図同斜視図本発明の第２実施例の空気清浄機の断面図従来の空気清浄機の断面図

１本体
２送風装置
３集塵装置
４吹出口
５上面外周部分
６載置面部分
７傾斜面部分
８吸込口
９突起部
１０ティシュ箱
１１ティシュペーパー

Claims

本体の上面部分は、上面外周部分と、上面外周部分の内側にあって上面外周部分より低い位置に設けられた載置面部分と、これら二つの部分をつなぐ傾斜面部分とによって構成され、上面外周部分、載置面部分、傾斜面部分の少なくとも一つの部分には通風のための吸込口を設けたことを特徴とする空気清浄機。
載置面部分に突起部を設けたことを特徴とする請求項１記載の空気清浄機。