JP2015195537A - 移動局、セルブロードキャスト・メッセージの処理方法、及びプログラム - Google Patents

移動局、セルブロードキャスト・メッセージの処理方法、及びプログラム Download PDF

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孝法 岩井
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Abstract

【課題】セルブロードキャスト・メッセージの受信処理に要する消費電力を抑制することに寄与する。【解決手段】移動局(400)は、ベースバンドプロセッサ(403)及びアプリケーションプロセッサ(404)を含む。ベースバンドプロセッサ(403)は、アプリケーションプロセッサの指示に従って、第1のモードと第2のモードとの間で切り替わる。第1のモードは、セルにおいてブロードキャストされる特定セルブロードキャスト・メッセージのコンテンツを移動局(400)のユーザーに表示するためにアプリケーションプロセッサ(403)に通知する動作モードである。第2のモードは、当該特定セルブロードキャスト・メッセージの当該コンテンツをアプリケーションプロセッサ(403)に通知すること無く破棄する動作モードである。【選択図】図3

Description

本明細書の開示は、移動局によるセルブロードキャスト・メッセージの処理方法に関する。
セルラ通信ネットワークの分野では、セル内の複数の移動局に対してメッセージをブロードキャストするシステムが知られている。例えば、3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Cell Broadcast Service(CBS)を規定している(非特許文献1を参照)。CBSの主な用途は、重要な警報メッセージ(warning message)を移動局に配信することである。3GPPは、CBSを利用して重要な警報メッセージを移動局に配信するPublic Warning System(PWS)を規定している(非特許文献2を参照)。3GPP Release 11は、PWSとして、日本で用いられるEarthquake and Tsunami Warning System(ETWS)、北米で用いられるCommercial Mobile Alert System(CMAS)、韓国で用いられるKorean Public Alert System(KPAS)、及びヨーロッパ諸国で用いられるEU-ALERTを規格化している。なお、KPAS及びEU-ALERTはCMASの軽微な変形であり、KPAS及びEU-ALERTの警報メッセージは、CMASと同じ手法で移動局に配信される。したがって、以下ではKPAS及びEU-ALERTへの明示的な言及は省略されるが、以下でのCMASに関する説明は、KPAS及びEU-ALERTにも同様に適用される。
Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)及びEvolved Packet System(EPS)におけるセルブロードキャスト・メッセージの配信手順は、非特許文献1に規定されている。図5は、UMTS及びEPSにおけるセルブロードキャスト・メッセージ(具体的にはCBS message)の配信ネットワークの構成を示している。図6は、UMTSにおけるセルブロードキャスト・メッセージの配信手順を示すシーケンス図である。図7は、EPS、つまりLong Term Evolution(LTE)におけるセルブロードキャスト・メッセージの配信手順を示すシーケンス図である。
図5〜図7に記載されたCell Broadcast Entity(CBE)は、警報メッセージの送信要求を行うメッセージ配信のための装置又はシステムである。例えば、緊急地震速報を送信する気象庁のサーバがCBEに相当する。Cell Broadcast Center(CBC)は、CBEから警報メッセージの送信要求を受信し、警報メッセージの配信エリアを決定し、警報メッセージの内容を決定する。配信エリアは、CBEからの送信要求に含まれている対象地域を特定するための情報に基づいて、セクタ単位、セル単位、位置登録エリア(e.g. ルーティングエリア、トラッキングエリア)単位、又は通信事業者が定めるその他の任意のエリア単位で決定される。
UMTSの場合、CBCは、Radio Network Controller(RNC)又はServing GPRS Support Node(SGSN)との間にインタフェースを持つ。図5及び図6の例では、CBCは、RNCと接続されている。CBCは、RNCにWrite-Replaceメッセージを送信する。Write-Replaceメッセージは、移動局に配信すべき警報メッセージの内容、及び配信エリアの指定を含む。RNCは、Write-Replaceメッセージに基づいて、警報メッセージの配信を行うべき基地局(つまり、NodeB)を決定し、警報メッセージのブロードキャストを対象の基地局(NodeB)に要求する。そして、基地局(NodeB)は、自身のセル内に位置する複数の移動局によって受信されるダウンリンクチャネルを用いて、警報メッセージを含むセルブロードキャスト・メッセージを送信する。
UMTSの場合、セルブロードキャスト・メッセージは、ダウンリンク論理チャネルであるCommon Traffic Channel(CTTH)を用いてブロードキャストされる。CTTHは、トランスポートチャネルであるForward Access Channel(FACH)にマッピングされ、物理チャネルであるSecondary Common Control Physical Channel(S-CCPCH)において送信される。また、基地局(NodeB)は、CTTHの送信を示すCTTH Indicator を報知情報として送信する。具体的には、CTTH Indicatorは、Primary Common Control Physical Channel(P-CCPCH)及びBroadcast Control Channel(BCCH)においてシステム情報の1つ(つまり、System Information Block Type 5(SIB5))として送信される。さらに、基地局(NodeB)は、システム情報(BCCH)に変更があることを示すページングメッセージをS-CCPCHにおいて送信することで、待ち受け状態の移動局にシステム情報の受信を促す。
上述したUMTSにおけるCTTHを用いた送信は、ETWS Secondary Notification、及びCMAS notificationの送信に利用される。一方、ETWS Primary Notificationは、システム情報に変更があることを示すページングメッセージを用いて送信される。
UMTSの移動局は、待ち受け状態(CELL_PCH状態、URA_PCH状態)であるときに、ETWS Primary Notification、ETWS Secondary Notification、及びCMAS notificationを受信できる。また、UMTSの移動局は、通信状態(CELL_DCH状態)であるときに、ETWS Primary Notificationを受信することができる。さらに、UMTSの移動局は、limited Service Stateであるときも、システム情報を受信することで、ETWS Secondary Notification及びCMAS notificationを受信することができる。
図7に示されているEPSにおけるセルブロードキャスト・メッセージの配信も、上述したUMTSとほぼ同様のアーキテクチャで行われる。ただし、EPSでは、CBCはMobility Management Entity(MME)に接続されており、警報メッセージはMMEを介して基地局(eNodeB)に供給される。基地局(eNodeB)は、警報メッセージを含むセルブロードキャスト・メッセージが配信されることを示すETWS Indicationビットを、ページングメッセージを用いて送信する。ページングメッセージは、Paging Channel(PCH)にマッピングされ、Physical Downlink Shared Channel(PDSCH)において送信される。そして、基地局(eNodeB)は、警報メッセージを含むシステム情報(System Information Block(SIB))を送信する。ETWS Primary NotificationはSIB Type 10(SIB10)において送信され、ETWS Secondary NotificationはSIB Type 11(SIB11)において送信される。また、CMAS Notificationは、SIB Type 12(SIB12)において送信される。基地局(eNodeB)は、セルブロードキャスト・メッセージを含むシステム情報をBroadcast Control Channel(BCCH)/Downlink Shared Channel(DL-SCH)/Physical Downlink Shared Channel(PDSCH)を用いてセル内にブロードキャストする。
EPSの移動局は、待ち受け状態(RRC_IDLE状態)及び通信状態(RRC_CONNECTED状態)のいずれであっても、少なくともDefault Paging Cycleに1度はページングメッセージの受信を試みる。そして、移動局は、ETWS Indicationビットがセットされたページングメッセージを受信したことに応じて、セルブロードキャスト・メッセージを含むシステム情報(SIB)の受信を開始する。したがって、EPSの移動局は、待ち受け状態(RRC_IDLE状態)及び通信状態(RRC_CONNECTED状態)のいずれであっても、ETWS Primary Notification、ETWS Secondary Notification、及びCMAS notificationをできる。さらに、EPSの移動局は、limited Service Stateであるときも、システム情報を受信することで、ETWS Primary Notification、ETWS Secondary Notification、及びCMAS notificationを受信することができる。
本件の発明者等は、セルブロードキャスト・メッセージの用途の拡大について検討した。ここで、セルブロードキャスト・メッセージは、移動局のためのコンテンツ(メッセージ)を含み、複数の移動局が受信できるようにセルにおいてブロードキャストされる情報を意味する。セルブロードキャスト・メッセージの具体例は、CBSアーキテクチャにおいてブロードキャストされるCBS messageである。上述したように、PWS notification等の重要性の高い警報メッセージの配信はセルブロードキャストの主な用途の1つであるが、セルブロードキャストの用途はこれに限られない。本件の発明者等は、セルブロードキャストの用途が拡大される場合に、セルブロードキャスト・メッセージの受信が必要でない移動局においてセルブロードキャスト・メッセージに含まれるコンテンツ(メッセージ)をユーザーに提示することなく破棄することが好ましいケースがあることを見出した。このようなケースの一例は、地震及び津波情報に比べて相対的に重要性の低いメッセージを含むセルブロードキャスト・メッセージがセルにおいてブロードキャストされる場合である。
セルブロードキャスト・メッセージ(又はセルブロードキャスト・メッセージに含まれるコンテンツ)のユーザーへの通知を抑止する機能を以下のように移動局に実装することが考えられる。すなわち、ベースバンドプロセッサは、受信した全てのセルブロードキャスト・メッセージ(又はセルブロードキャスト・メッセージに含まれるコンテンツ)をアプリケーションプロセッサに通知する。そして、アプリケーションプロセッサは、セルブロードキャスト・メッセージ又はそのコンテンツをユーザーに通知せずに破棄するか否かを判定する。しかしながら、この実装では、待ち受け状態(UMTS におけるCELL_PCH状態又はURA_PCH状態、EPSにおけるRRC_IDLE状態)においてセルブロードキャスト・メッセージが受信された場合に、アプリケーションプロセッサが必ず起動して処理を実行しなければならない。したがって、CBS messageのようなセルブロードキャスト・メッセージが商業用途の様々なコンテンツの配信のために頻繁に利用される場合、上述の実装は移動局の消費電力の増大を招くおそれがある。
なお、非特許文献1は、セクション9.4.1.2.2において、移動局はサーチリストに格納されているMessage Identifiersを持つセルブロードキャスト・メッセージ(つまり、CBS messages)の受信を試みるべきであることを規定している。さらに、非特許文献1は、セクション8.1において、移動局のサーチリストをユーザーが維持(maintain)できるようにすることが好ましいことを規定している。しかしながら、非特許文献1は、サーチリストに格納されていないMessage Identifierを持つセルブロードキャスト・メッセージの破棄を具体的にどのように行うのかについて規定していない。
したがって、本明細書に開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、セルブロードキャスト・メッセージの受信処理に要する消費電力を抑制することに寄与可能な移動局、セルブロードキャスト・メッセージの処理方法、及びプログラムを提供することである。なお、この目的は、本明細書に開示される実施形態が達成しようとする複数の目的の1つに過ぎないことに留意されるべきである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
一実施形態では、移動局は、ベースバンドプロセッサ及びアプリケーションプロセッサを含む。前記ベースバンドプロセッサは、セルにおいてブロードキャストされる複数のセルブロードキャスト・メッセージをフロントエンドモジュールによって受信された受信信号からデコードするよう構成されている。前記アプリケーションプロセッサは、アプリケーションプログラムを実行するよう構成されている。前記ベースバンドプロセッサは、さらに、前記アプリケーションプロセッサの指示に従って第1のモードと第2のモードとの間で切り替わるよう構成されている。前記第1のモードは、前記複数のセルブロードキャスト・メッセージのうち特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツを前記移動局のユーザーに表示するために前記アプリケーションプロセッサに通知する動作モードである。前記第2のモードは、前記特定のセルブロードキャスト・メッセージの前記コンテンツを前記アプリケーションプロセッサに通知すること無く破棄する動作モードである。
一実施形態では、移動局におけるセルブロードキャスト・メッセージの処理方法は、アプリケーションプロセッサの指示に従って、第1のモードと第2のモードとの間でベースバンドプロセッサの動作を切り替えることを含む。前記第1のモードは、セルにおいてブロードキャストされる特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツを前記移動局のユーザーに表示するために前記アプリケーションプロセッサに通知する動作モードである。前記第2のモードは、前記特定のセルブロードキャスト・メッセージの前記コンテンツを前記アプリケーションプロセッサに通知すること無く破棄する動作モードである。
一実施形態において、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、上述したセルブロードキャスト・メッセージの処理方法をコンピュータに行わせるための命令群(ソフトウェアコード)を含む。
上述の実施形態によれば、セルブロードキャスト・メッセージの受信処理に要する消費電力を抑制することに寄与可能な移動局、セルブロードキャスト・メッセージの処理方法、及びプログラムを提供できる。
第1の実施形態に係るセルラ通信システムの構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る移動局の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る移動局におけるセルブロードキャスト・メッセージの受信処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る移動局におけるセルブロードキャスト・メッセージの抑止制御の一例を示すフローチャートである。 背景技術に係るUMTS及びEPSにおけるセルブロードキャスト・メッセージの配信ネットワークの構成を示す図である。 背景技術に係るセルブロードキャスト・メッセージの配信手順を示すシーケンス図である(UMTSの場合)。 背景技術に係るセルブロードキャスト・メッセージの配信手順を示すシーケンス図である(EPSの場合)。
以下では、具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態に係るセルラ通信システム1の構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態及び後述する他の実施形態では、セルラ通信システム1が3GPPのUMTS又はEPSである場合について説明を行う。
セルラ通信システム1は、複数の移動局(User Equipment(UE))400と、セルラ通信ネットワーク10を含む。セルラ通信ネットワーク10は、セル310においてセルブロードキャスト・メッセージをブロードキャストする。セルブロードキャスト・メッセージは、移動局400のためのコンテンツ(メッセージ)を含み、セル310を含む1又は複数のセルにおいて複数の移動局400が受信できるようにブロードキャストされる。UMTS及びEPSの場合、セルブロードキャスト・メッセージは、Cell Broadcast Service(CBS)に実質的に従って送信されるCBS messageであってもよい。セルラ通信ネットワーク10は、セルブロードキャストに関するノードとして、ブロードキャストノード100、制御ノード200、及び基地局300を含む。セルラ通信ネットワーク10によるセルブロードキャストは、背景技術で述べたCBSアーキテクチャを用いたセルブロードキャストと同様に行えばよい。以下では、本実施形態に係るセルラ通信システム1おけるセルブロードキャストに関して説明する。
ブロードキャストノード100は、Cell Broadcast Center(CBC)に相当し、ブロードキャストされるべきコンテンツ(例えば、PWS notification)の配信エリアを決定し、配信エリアに対応する制御ノード200にブロードキャスト要求を送信する。このブロードキャスト要求は、ブロードキャストされるべきコンテンツ及びその配信エリアの指定を含む。
制御ノード200は、ブロードキャストノード100とのインタフェースを有するノードである。EPSであればMobility Management Entity(MME)が制御ノード200に相当し、UMTSであればRadio Network Controller(RNC)が制御ノード200に相当する。制御ノード200は、ブロードキャストノード100からブロードキャスト要求を受信する。制御ノード200は、ブロードキャストノード100からのブロードキャスト要求において指定された配信エリアに基づいてセルブロードキャストを行うべき基地局300を決定し、対象の基地局300にセルブロードキャストを要求する。
基地局300は、セル310を管理し、セル310内の複数の移動局400との間でアップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルを用いた双方向の無線通信を行うことができる。EPSであればeNodeBが基地局300に相当し、UMTSであればNodeBが基地局300に相当する。基地局300は、制御ノード200からのブロードキャスト要求(つまり、 UMTSのBroadcast Requestメッセージ、又はEPSのWrite-Replace-Warning-Requestメッセージ)を受信する。そして、基地局300は、ブロードキャスト要求の受信に応えて、セルブロードキャスト・メッセージを複数の移動局400が受信できるようにセル310においてブロードキャストする。既に述べたように、UMTSの場合には、セルブロードキャスト・メッセージは、例えば、CTTH(又はCTTH及びページング信号)を用いて送信される。また、EPSの場合、例えば、セルブロードキャスト・メッセージは、システム情報に含めて送信される。
複数の移動局400の各々は、セルブロードキャスト・メッセージをセル310において受信する。一例において、移動局400は、セルブロードキャスト・メッセージに含まれるコンテンツを利用する。メッセージを利用することは、例えば、メッセージをユーザーに通知することを含む。ユーザーへの通知は、例えば、ポップアップ表示等の視覚的な通知、若しくは音声による通知、又はこれらの組み合わせによって行われてもよい。また、セルブロードキャスト・メッセージに含まれるメッセージ(コンテンツ)は、移動局400において使用される制御情報(例えば、無線ネットワーク又はアプリケーションプログラム等に関する設定情報)であってもよい。この場合、メッセージ(コンテンツ)を利用することは、制御情報(設定情報)を移動局400に適用することであってもよい。
各移動局400は、予め定められた受信条件に該当しない場合に、当該メッセージを利用すること無く破棄してもよい。受信条件は、非特許文献1のセクション9.4.1.2.2に記載されているように、セルブロードキャスト・メッセージに付与されたMessage Identifierがサーチリストに含まれているか否かであってもよい。非特許文献1は、セクション9.4.1.2.2において、移動局はサーチリストに格納されているMessage Identifiersを持つセルブロードキャスト・メッセージ(つまり、CBS messages)の受信を試みるべきであることを規定している。
続いて以下では、本実施形態に係る移動局400の構成の具体例について説明する。図2は、移動局400の構成例を示すブロック図である。アナログフロントエンド(Analog front End (AFE))402は、アンテナ401に結合され、アンテナ401を介して無線信号を受信し、アンテナ401を介して無線信号を送信するよう構成されている。アナログフロントエンド402は、受信された無線信号に対して増幅および周波数ダウンコンバージョンを行うよう構成されている。また、アナログフロントエンド402は、ベースバンドプロセッサ403から受信した送信ベースバンド信号に対して周波数アップコンバージョン及び増幅を行い、送信されるべき無線信号を生成するよう構成されている。
ベースバンドプロセッサ403は、無線通信規格(ここでは、UMTS(3G)又はLTE)に従って、セルラ通信ネットワーク10への接続性(connectivity)を提供する。すなわち、ベースバンドプロセッサ403は、送信データに対して誤り訂正符号化、レートマッチング、インタリービング、変調シンボルマッピング、帯域制限等を行うことで送信ベースバンド信号を生成する。また、ベースバンドプロセッサ403は、受信ベースバンド信号から受信データ列を復元し、基地局300で施された伝送路符号化スキームに従って受信データ列に対する誤り訂正を行う。さらに、ベースバンドプロセッサ403は、Radio Resource Control(RRC)メッセージ及びNon-Access Stratum(NAS)メッセージの送受信を含む通信制御を行う。ベースバンドプロセッサ403は、アナログフロントエンド402を制御してもよい。ベースバンドプロセッサ403は、モデム(例えば、LTEモデム、又は3Gモデム)と呼ぶこともできる。ベースバンドプロセッサ403は、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、マイクロプロセッサ、Micro-Processing Unit(MPU)、又はCentral Processing Unit(CPU)であってもよい。ベースバンドプロセッサ403は、1つの半導体チップによって物理的に構成されてもよいし、複数の半導体チップによって構成されてもよい。
アプリケーションプロセッサ404は、メモリ405から読み出されたシステムソフトウェア406及び各種アプリケーション407(例えば、WEBブラウザ、メーラ、カメラ操作アプリケーション、音楽再生アプリケーション、動画再生アプリケーション)を実行することによって、無線端末(例えば、スマートフォン又はタブレットコンピュータ)の各種機能(例えば、ユーザーインタフェース、ソフトウェア実行環境、ユーザーアプリケーション)を提供する。システムソフトウェア406は、オペレーティングシステム及びミドルウェアを含む。アプリケーションプロセッサ404は、マイクロプロセッサ、MPU、又はCPUであってもよい。アプリケーションプロセッサ404は、1つの半導体チップによって物理的に構成されてもよいし、複数の半導体チップによって構成されてもよい。
メモリ405は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、例えば、マスクRead Only Memory(MROM)、Programmable ROM(PROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの組合せである。
移動局400は、図2に示されていないその他のプロセッサ及び回路、例えば、画像表示のためのグラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit(GPU))、high-definition(HD)ビデオ等のエンコーディング及びデコーディングを行うマルチメディアプロセッサ、及び給電及び充電を制御するためのパワーマネジメントIntegrated Circuit(IC)等を含んでもよい。
無線端末(例えば、スマートフォン又はタブレットコンピュータ)に必要とされるベースバンドプロセッサ403及びアプリケーションプロセッサ404を含む複数のプロセッサ及び回路は、1つの半導体チップに集積されてもよい。このようなICデバイスは、SoC(System on a Chip)デバイス又はシステムLSI(Large Scale Integration)と呼ばれる。
続いて以下では、本実施形態に係るベースバンドプロセッサ403及びアプリケーションプロセッサ404によって行われるセルブロードキャスト・メッセージの受信処理・受信制御について説明する。
ベースバンドプロセッサ403は、Cell Broadcast Service(CBS)に実質的に従ってセル310においてブロードキャストされる複数のセルブロードキャスト・メッセージ(つまり、CBS messages)をアナログフロントエンド402によって受信された受信信号からデコードするよう構成されている。さらに、ベースバンドプロセッサ403は、アプリケーションプロセッサ404の指示に従って第1のモードと第2のモードとの間で切り替わるよう構成されている。
ここで、第1のモードは、特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツを移動局400のユーザーに表示するために、特定のセルブロードキャスト・メッセージ(又はそのコンテンツ)の受信をベースバンドプロセッサ403からアプリケーションプロセッサ404に通知する動作モードである。以下では、第1のモードを「通知モード」と呼ぶ。ベースバンドプロセッサ403からアプリケーションプロセッサ404への通知は、一般的に、割り込み要求によって行われてもよい。ベースバンドプロセッサ403からの割り込み要求を受信したアプリケーションプロセッサ404は、システムソフトウェア406を読み出して割り込み処理を起動し、セルブロードキャスト・メッセージ又はそのコンテンツの識別子(例えば、Message Identifier、Warning Type)に基づいてセルブロードキャスト・メッセージを処理するためのアプリケーションを起動してもよい。
これに対して、第2のモードは、当該特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツをアプリケーションプロセッサ404に通知すること無くベースバンドプロセッサ403において破棄する動作モードである。したがって、ベースバンドプロセッサ403が第2のモードで動作する場合、当該特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツは移動局400においてユーザーに表示されない。以下では、第2のモードを「破棄モード」と呼ぶ。
特定のセルブロードキャスト・メッセージは、セルブロードキャスト・メッセージに包含された識別子を用いて他のセルブロードキャスト・メッセージと区別されてもよい。セルブロードキャスト・メッセージがCBS messageである場合、特定のセルブロードキャスト・メッセージは、CBS messageの種別を示すMessage Identifierによって他のセルブロードキャスト・メッセージと区別されてもよい。これに代えて、特定のセルブロードキャスト・メッセージは、CBS messageに包含され且つETWS Primary Notificationの種別を示すWarning Type Valueによって他のセルブロードキャスト・メッセージと区別されてもよい。
図3は、ベースバンドプロセッサ403の処理手順の一例を示すフローチャートである。ステップS11では、ベースバンドプロセッサ403は、特定セルブロードキャスト・メッセージ(CBM)を受信する。ステップS12では、特定セルブロードキャスト・メッセージの受信に関するベースバンドプロセッサ403の動作モードを判定する。ベースバンドプロセッサ403が通知モード(第1のモード)である場合(ステップS12でNO)、ベースバンドプロセッサ403は、特定セルブロードキャスト・メッセージの受信をアプリケーションプロセッサ404に通知する(ステップS13)。一方、ベースバンドプロセッサ403が破棄モード(第2のモード)である場合(ステップS12でYES)、ベースバンドプロセッサ403は、特定セルブロードキャスト・メッセージの受信をアプリケーションプロセッサ404に通知することなく、特定セルブロードキャスト・メッセージ(又はそのコンテンツ)を破棄する(ステップS14)。
図4は、アプリケーションプロセッサ404によって行われる特定セルブロードキャスト・メッセージの受信制御の一例を示すフローチャートである。アプリケーションプロセッサ404は、アプリケーションプロセッサ404の通知モードと破棄モードの間の切り替えを制御する。ステップS21では、アプリケーションプロセッサ404は、特定セルブロードキャストメッセージ(CBM)の破棄条件が成立するか否かを判定する。破棄条件が成立しない場合(ステップS21でNO)、アプリケーションプロセッサ404は、通知モードに切り替えるよう又は通知モードに留まるようベースバンドプロセッサ403を制御する(ステップS23)。一方、破棄条件が成立する場合(ステップS21でYES)、アプリケーションプロセッサ404は、破棄モードに切り替えるよう又は破棄モードに留まるようベースバンドプロセッサ403を制御する(ステップS23)。
続いて以下では、特定セルブロードキャスト・メッセージの破棄条件のいくつかの具体例を説明する。第1の例において、特定セルブロードキャスト・メッセージの破棄は、移動局400のユーザーからの指示に基づいて行われてもよい。すなわち、アプリケーションプロセッサ404は、ユーザーからの指示に基づいて、ベースバンドプロセッサ403が破棄モード(第2のモード)で動作するべきか否かを決定してもよい。言い換えると、ベースバンドプロセッサ403は、アプリケーションプロセッサ404を介したユーザーからの指示に基づいて、通知モード(第1のモード)から破棄モード(第2のモード)に切り替わってもよい。これにより、CBS messageのようなセルブロードキャスト・メッセージが商業用途のコンテンツ配信に利用される場合に、ユーザーの興味・嗜好に合致したコンテンツのみがユーザーに通知されることができる。
第2の例において、アプリケーションプロセッサ404は、特定のセルブロードキャスト・メッセージに基づく表示がユーザーによって関心を示されなかった回数に基づいて、ベースバンドプロセッサ403が破棄モード(第2のモード)で動作するべきか否かを決定してもよい。これにより、CBS messageのようなセルブロードキャスト・メッセージが商業用途のコンテンツ配信に利用される場合に、ユーザーの興味・嗜好に合致したコンテンツのみがユーザーに通知されることができる。
第3の例において、特定セルブロードキャスト・メッセージの破棄は、移動局において実行されるアプリケーションプログラムからの指示に基づいて行われてもよい。すなわち、アプリケーションプロセッサ404は、アプリケーションプログラムからの指示に基づいて、ベースバンドプロセッサ403が破棄モード(第2のモード)で動作するべきか否かを決定してもよい。言い換えると、ベースバンドプロセッサ403は、アプリケーションプロセッサ404において実行されるアプリケーションプログラムからの指示に基づいて、通知モード(第1のモード)から破棄モード(第2のモード)に切り替わってもよい。これにより、移動局400において特定のアプリケーションが実行されていることを条件として、特定セルブロードキャスト・メッセージをユーザーに通知することが可能となる。
第4の例において、アプリケーションプロセッサ404は、特定のプリケーションプログラムがアプリケーションプロセッサ404において起動されているか否かに応じて、ベースバンドプロセッサ403が破棄モード(第2のモード)で動作するべきか否かを決定してもよい。これにより、移動局400において特定のアプリケーションが起動されていることを条件として、特定セルブロードキャスト・メッセージをユーザーに通知することが可能となる。
第5の例において、アプリケーションプロセッサ404は、セルラ通信ネットワーク10からの指示に基づいて、ベースバンドプロセッサ403が破棄モード(第2のモード)で動作するべきか否かを決定してもよい。これにより、特定セルブロードキャスト・メッセージの移動局400におけるユーザーへの表示をセルラ通信ネットワーク10のオペレータのポリシに基づいて制御できる。
第6の例において、アプリケーションプロセッサ404は、セルラ通信ネットワーク10を介して通信可能なサーバからの指示にもとづいて、ベースバンドプロセッサ403が破棄モード(第2のモード)で動作するべきか否かを決定してもよい。当該サーバは、例えば、Open Mobile Alliance Device Management(OMA-DM)に従って移動局400の遠隔管理を行うサーバであってもよい。これにより、特定セルブロードキャスト・メッセージの移動局400におけるユーザーへの表示をサーバ管理者のポリシに基づいて制御できる。
上述したことから理解されるように、本実施形態に係る移動局400は、特定セルブロードキャスト・メッセージの破棄をベースバンドプロセッサ403において行うよう構成されている。したがって、アプリケーションプロセッサ404は、特定セルブロードキャスト・メッセージ又はそのコンテンツを破棄するか否かを判定するために起動する必要がない。待ち受け状態では、移動局400は、一般的に、無線通信ネットワーク10からのページングに応答するための間欠受信を含む限られた動作のみを行えばよい。したがって、移動局400は、ベースバンドプロセッサ403(又はその一部)を動作させることでページング検出を行いつつ、アプリケーションプロセッサ404(又はその一部)への電源供給を停止してもよい。本実施形態では、移動局400は、CBS messageのようなセルブロードキャスト・メッセージが商業用途の様々なコンテンツの配信のために頻繁に利用される場合に、待ち受け状態のアプリケーションプロセッサ404を起動させる回数を抑制できる。したがって、本実施形態は、セルブロードキャスト・メッセージの受信処理に要する消費電力を抑制することに寄与できる。
<その他の実施形態>
第1の実施形態において、ベースバンドプロセッサ403は、破棄モード(第2のモード)において特定セルブロードキャスト・メッセージのコンテンツが破棄された回数が所定値を超えたことに応じて、破棄モード(第2のモード)から通知モード(第1のモード)に切り替わってもよい。このような動作によれば、特定セルブロードキャスト・メッセージの間欠受信をベースバンドプロセッサ403において行うことができる。
第1の実施形態で説明された“特定セルブロードキャスト・メッセージの破棄条件(第2のモードへの遷移を判定する条件)”の第1〜第6の例は、特定セルブロードキャスト・メッセージの破棄をベースバンドプロセッサ403ではなくアプリケーションプロセッサ404で判定するよう構成された移動局に適用されてもよい。これらの第1〜第6の例に関して説明された効果は、特定セルブロードキャスト・メッセージの破棄をアプリケーションプロセッサ404で判定するよう構成された移動局においても得ることができる。
第1の実施形態では、セルラ通信システム1がUMTS又はEPSである具体例を示した。しかしながら、第1の実施形態の適用先は、UMTS及びEPSのセルラ通信システムに限定されない。つまり、第1の実施形態は、3GPPのCell Broadcast Service(CBS)と同様のセルブロードキャストをサポートするセルラ通信システムに対して広く適用可能である。また、第1の実施形態で説明されたセルブロードキャスト・メッセージは、セル内の複数の移動局400が受信できように配信されればよく、他のブロードキャスト方式又はマルチキャスト方式に従って配信されてもよい。例えば、第1の実施形態で説明されたセルブロードキャスト・メッセージは、セル内の複数の移動局400が受信できるようにMultimedia Broadcast Multicast Service(MBMS)方式に従ってマルチキャストされてもよい。
第1の実施形態で説明された移動局400の処理は、少なくとも1つのプロセッサ(e.g. マイクロプロセッサ、MPU、CPU)を含むコンピュータシステムにプログラムを実行させることによって実現されてもよい。具体的には、フローチャート等を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータシステムに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを作成し、当該プログラムをコンピュータに供給すればよい。
このプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、Compact Disc Read Only Memory(CD-ROM)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、Programmable ROM(PROM)、Erasable PROM(EPROM)、フラッシュROM、Random Access Memory(RAM))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
さらに、上述した実施形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
上述した実施形態に示された技術思想は、例えば、以下の付記のように記載することもできるが、これらには限られない。
(付記1)
移動局であって、
セルにおいてブロードキャストされる特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツをユーザーに表示すること無く破棄するか否かを、特定のプリケーションプログラムが前記移動局において起動されているか否かに応じて決定するよう構成された制御部と、
を備える、移動局。
(付記2)
移動局におけるセルブロードキャスト・メッセージの処理方法であって、
セルにおいてブロードキャストされる特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツをユーザーに表示すること無く破棄するか否かを、特定のプリケーションプログラムが前記移動局において起動されているか否かに応じて決定すること、
を備える、処理方法。
(付記3)
移動局であって、
セルにおいてブロードキャストされる特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツをユーザーに表示すること無く破棄するか否かを、前記特定のセルブロードキャスト・メッセージに基づく表示が前記ユーザーによって関心を示されなかった回数に基づいて決定するよう構成された制御部を備える、
移動局。
(付記4)
移動局におけるセルブロードキャスト・メッセージの処理方法であって、
セルにおいてブロードキャストされる特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツをユーザーに表示すること無く破棄するか否かを、前記特定のセルブロードキャスト・メッセージに基づく表示が前記ユーザーによって関心を示されなかった回数に基づいて決定すること、
を備える、処理方法。
(付記5)
移動局であって、
セルにおいてブロードキャストされる特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツをユーザーに表示する第1のモードと、前記コンテンツを前記ユーザーに表示すること無く破棄する第2のモードとの間で切り替わるよう構成された信号処理部と、
を備え、
前記信号処理部は、前記第2のモードにおいて前記コンテンツが破棄された回数が所定値を超えたことに応じて、前記第2のモードから前記第1のモードに切り替わる、
移動局。
(付記6)
移動局におけるセルブロードキャスト・メッセージの処理方法であって、
セルにおいてブロードキャストされる特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツをユーザーに表示する第1のモードと、前記コンテンツを前記ユーザーに表示すること無く破棄する第2のモードとの間で切り替わること、
を備え、
前記切り替わることは、前記第2のモードにおいて前記コンテンツが破棄された回数が所定値を超えたことに応じて、前記第2のモードから前記第1のモードに切り替わることを含む、
処理方法。
(付記7)
移動局におけるセルブロードキャスト・メッセージの処理方法であって、
セルにおいてブロードキャストされる特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツをユーザーに表示すること無く破棄するか否かを、前記セルを含む無線通信ネットワークを介して通信可能なサーバからの指示に基づいて決定すること、
を備える、処理方法。
(付記8)
移動局であって、
セルにおいてブロードキャストされる特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツをユーザーに表示すること無く破棄するか否かを、前記セルを含む無線通信ネットワークを介して通信可能なサーバからの指示に基づいて決定するよう構成された制御部を備える、移動局。
1 セルラ通信システム
10 セルラ通信ネットワーク
100 ブロードキャストノード
200 制御ノード
300 基地局
310 セル
400 移動局
401 アンテナ
402 アナログフロントエンド
403 ベースバンドプロセッサ
404 アプリケーションプロセッサ
405 メモリ
406 システムソフトウェア
407 アプリケーション

Claims (19)

  1. 移動局であって、
    セルにおいてブロードキャストされる複数のセルブロードキャスト・メッセージをフロントエンドモジュールによって受信された受信信号からデコードするよう構成されたベースバンドプロセッサと、
    アプリケーションプログラムを実行するよう構成されたアプリケーションプロセッサと、
    を備え、
    前記ベースバンドプロセッサは、前記アプリケーションプロセッサの指示に従って第1のモードと第2のモードとの間で切り替わるよう構成されており、
    前記第1のモードは、前記複数のセルブロードキャスト・メッセージのうち特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツを前記移動局のユーザーに表示するために前記アプリケーションプロセッサに通知する動作モードであり、
    前記第2のモードは、前記特定のセルブロードキャスト・メッセージの前記コンテンツを前記アプリケーションプロセッサに通知すること無く破棄する動作モードである、
    移動局。
  2. 前記ベースバンドプロセッサは、前記アプリケーションプロセッサにおいて実行されるアプリケーションプログラムからの指示に基づいて、前記第1のモードから前記第2のモードに切り替わる、請求項1に記載の移動局。
  3. 前記アプリケーションプロセッサは、前記特定のセルブロードキャスト・メッセージに基づく表示が前記ユーザーによって関心を示されなかった回数に基づいて、前記ベースバンドプロセッサが前記第2のモードで動作するべきか否かを決定する、
    請求項1又は2に記載の移動局。
  4. 前記アプリケーションプロセッサは、特定のプリケーションプログラムが前記アプリケーションプロセッサにおいて起動されているか否かに応じて、前記ベースバンドプロセッサが前記第2のモードで動作するべきか否かを決定する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の移動局。
  5. 前記アプリケーションプロセッサは、前記ユーザーからの指示に基づいて、前記ベースバンドプロセッサが前記第2のモードで動作するべきか否かを決定する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の移動局。
  6. 前記アプリケーションプロセッサは、ネットワークからの指示に基づいて、前記ベースバンドプロセッサが前記第2のモードで動作するべきか否かを決定する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の移動局。
  7. 前記アプリケーションプロセッサは、前記セルを含む無線通信ネットワークを介して通信可能なサーバからの指示に基づいて、前記ベースバンドプロセッサが前記第2のモードで動作するべきか否かを決定する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の移動局。
  8. 前記ベースバンドプロセッサは、前記第2のモードにおいて前記コンテンツが破棄された回数が所定値を超えたことに応じて、前記第2のモードから前記第1のモードに切り替わる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の移動局。
  9. 前記セルブロードキャスト・メッセージは、Third Generation Partnership Project (3GPP)のCell Broadcast Service(CBS)に従ってブロードキャストされるCBS messageであり、
    前記特定のセルブロードキャスト・メッセージは、前記CBS messageに包含され且つ前記CBS messageの種別を示すMessage Identifier、又は前記CBS messageに包含され且つETWS Primary Notificationの種別を示すWarning Type Valueによって他のセルブロードキャスト・メッセージと区別される、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の移動局。
  10. 移動局におけるセルブロードキャスト・メッセージの処理方法であって、
    セルにおいてブロードキャストされる特定のセルブロードキャスト・メッセージをフロントエンドモジュールによる受信信号からベースバンドプロセッサにおいてデコードすること、及び
    アプリケーションプロセッサの指示に従って、第1のモードと第2のモードとの間で前記ベースバンドプロセッサの動作を切り替えること、
    を備え、
    前記第1のモードは、前記特定のセルブロードキャスト・メッセージのコンテンツを前記移動局のユーザーに表示するために前記アプリケーションプロセッサに通知する動作モードであり、
    前記第2のモードは、前記特定のセルブロードキャスト・メッセージの前記コンテンツを前記アプリケーションプロセッサに通知すること無く破棄する動作モードである、
    処理方法。
  11. 前記切り替えることは、前記アプリケーションプロセッサにおいて実行されるアプリケーションプログラムからの指示に基づいて、前記第1のモードから前記第2のモードに切り替えることを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記アプリケーションプロセッサにおいて、前記特定のセルブロードキャスト・メッセージに基づく表示が前記ユーザーによって関心を示されなかった回数に基づいて、前記ベースバンドプロセッサが前記第2のモードで動作するべきか否かを決定することをさらに備える、請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記アプリケーションプロセッサにおいて、特定のプリケーションプログラムが前記アプリケーションプロセッサにおいて起動されているか否かに応じて、前記ベースバンドプロセッサが前記第2のモードで動作するべきか否かを決定することをさらに備える、請求項10〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記アプリケーションプロセッサにおいて、前記ユーザーからの指示に基づいて、前記ベースバンドプロセッサが前記第2のモードで動作するべきか否かを決定することをさらに備える、請求項10〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記アプリケーションプロセッサにおいて、ネットワークからの指示に基づいて、前記ベースバンドプロセッサが前記第2のモードで動作するべきか否かを決定することをさらに備える、請求項10〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記アプリケーションプロセッサにおいて、前記セルを含む無線通信ネットワークを介して通信可能なサーバからの指示に基づいて、前記ベースバンドプロセッサが前記第2のモードで動作するべきか否かを決定することをさらに備える、請求項10〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記切り替えることは、前記第2のモードにおいて前記コンテンツが破棄された回数が所定値を超えたことに応じて、前記第2のモードから前記第1のモードに切り替えることを含む、請求項10〜16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記セルブロードキャスト・メッセージは、Third Generation Partnership Project (3GPP)のCell Broadcast Service(CBS)に従ってブロードキャストされるCBS messageであり、
    前記セルブロードキャスト・メッセージは、前記CBS messageに包含され且つ前記CBS messageの種別を示すMessage Identifier、又は前記CBS messageに包含され且つETWS Primary Notificationの種別を示すWarning Type Valueによって他のセルブロードキャスト・メッセージと区別される、
    請求項10〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 請求項10〜18のいずれか1項に記載の処理方法をコンピュータに行わせるためのプログラム。
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