JP2015183710A - transmission - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複数の変速歯車列を備える変速機に関する。 The present invention relates to a transmission including a plurality of transmission gear trains.
例えば、平行軸式の自動変速機や手動変速機は、複数の駆動歯車を備える入力軸と、複数の従動歯車を備える出力軸とを有している。駆動歯車と従動歯車とは噛み合って複数の変速歯車列を構成しており、これらの変速歯車列はシンクロメッシュ機構等によって動力伝達状態に切り替えられる。シンクロメッシュ機構のシンクロスリーブを、駆動歯車や従動歯車のスプラインに向けてスライドさせることにより、所望の変速歯車列を動力伝達状態に切り替えることが可能となる。所望の変速歯車列を動力伝達状態に切り替えるため、自動変速機にはアクチュエータによって駆動されるアームシフタが設けられており、手動変速機にはシフトレバーに連結されるアームシフタが設けられている。そして、アームシフタの端部にはフォークロッドが係合されており、フォークロッドにはシンクロスリーブを保持するシフトフォークが設けられている。 For example, a parallel shaft type automatic transmission or manual transmission has an input shaft including a plurality of drive gears and an output shaft including a plurality of driven gears. The drive gear and the driven gear mesh with each other to form a plurality of transmission gear trains, and these transmission gear trains are switched to a power transmission state by a synchromesh mechanism or the like. The desired transmission gear train can be switched to the power transmission state by sliding the synchromesh sleeve of the synchromesh mechanism toward the spline of the drive gear or the driven gear. In order to switch a desired transmission gear train to a power transmission state, the automatic transmission is provided with an arm shifter driven by an actuator, and the manual transmission is provided with an arm shifter coupled to a shift lever. A fork rod is engaged with an end portion of the arm shifter, and a shift fork for holding a synchro sleeve is provided on the fork rod.
ところで、変速機には、変速歯車列に対応した複数のフォークロッドが組み込まれている。例えば、前進6速の変速機においては、第1速と第2速に対応するフォークロッド、第3速と第4速に対応するフォークロッド、第5速と第6速に対応するフォークロッドが設けられている。操作対象となるフォークロッドはアームシフタのセレクト操作によって選択されるが、加減速時の慣性力によって他のフォークロッドが動いてしまうと、変速歯車列の二重噛合が発生してしまう虞がある。そこで、変速機には、係合ピン等を用いてフォークロッドの動きを規制するインターロック機構が設けられている。このインターロック機構は、何れかのフォークロッドがシフト操作されたときに、係合ピンを他のフォークロッドに向けて押し出すことで他のフォークロッドの動きを規制している。また、アームシフタに連動するスライドプレートを設けることにより、アームシフタが係合していない他のフォークロッドの移動を規制する変速機も提案されている(特許文献1参照)。 Incidentally, a plurality of fork rods corresponding to the transmission gear train are incorporated in the transmission. For example, in a 6-speed forward transmission, a fork rod corresponding to the first speed and the second speed, a fork rod corresponding to the third speed and the fourth speed, and a fork rod corresponding to the fifth speed and the sixth speed are provided. Is provided. The fork rod to be operated is selected by the arm shifter selection operation. However, if another fork rod moves due to the inertial force during acceleration / deceleration, there is a possibility that double gearing of the transmission gear train may occur. Therefore, the transmission is provided with an interlock mechanism that restricts the movement of the fork rod using an engagement pin or the like. This interlock mechanism regulates the movement of other fork rods by pushing the engagement pin toward the other fork rod when any of the fork rods is shifted. There has also been proposed a transmission that restricts the movement of other fork rods that are not engaged with the arm shifter by providing a slide plate that is linked to the arm shifter (see Patent Document 1).
しかしながら、係合ピンを用いたインターロック機構は、全てのフォークロッドがシフト操作されていないニュートラル時において、フォークロッドの動きが規制されていない状態となる。このため、急減速時や悪路走行時にニュートラル操作が為された場合には、慣性力や車両振動によってフォークロッドがシフト方向に動き、変速歯車列が不要に動力伝達状態となる虞や、アームシフタのセレクト操作を不可能にする虞がある。また、特許文献1に記載される変速機のように、他のフォークロッドの移動を規制するため、アームシフタに連動するスライドプレートを組み込むことは、変速機の複雑化や高コスト化を招く要因であった。
However, the interlock mechanism using the engaging pin is in a state where the movement of the fork rod is not restricted at the neutral time when all the fork rods are not shifted. For this reason, when a neutral operation is performed during sudden deceleration or when driving on rough roads, the fork rod may move in the shift direction due to inertial force or vehicle vibration, and there is a possibility that the transmission gear train may be unnecessarily transmitted. There is a risk of making the selection operation impossible. In addition, as in the transmission described in
発明の目的は、簡単な構成によってフォークロッドの動きを規制することにある。 An object of the invention is to regulate the movement of a fork rod with a simple configuration.
本発明の変速機は、複数の変速歯車列のいずれかを動力伝達状態に切り替えて変速する変速機であって、前記変速歯車列のいずれかを選択するセレクト方向と、選択された前記変速歯車列を動力伝達状態に切り替えるシフト方向と、に移動自在であるアームシフタと、前記アームシフタのシフト方向に対する傾斜方向に移動自在であり、前記アームシフタの端部が係合する第1係合部を備える第1フォークロッドと、前記アームシフタのシフト方向に対する傾斜方向に移動自在であり、前記アームシフタの端部が係合する第2係合部を備える第2フォークロッドと、前記アームシフタが操作されていない場合に、前記アームシフタをセレクト方向の中立位置に保持するニュートラル機構と、前記アームシフタの端部に設けられ、前記アームシフタのセレクト方向に突出する突起部材と、を有し、前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記アームシフタのセレクト方向に並べて配置され、前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記アームシフタの端部が収容される収容溝と、前記収容溝を介して対向する一対の壁部と、を備え、前記ニュートラル機構によって前記アームシフタが中立位置に保持され、前記アームシフタの端部が前記第2係合部の収容溝に収容された場合に、前記突起部材は前記第1係合部の一対の壁部の少なくともいずれか一方に対向する。 The transmission according to the present invention is a transmission that changes gears by switching any one of a plurality of transmission gear trains to a power transmission state, and selects the selected transmission gear train and the selected transmission gears. An arm shifter that is movable in a shift direction for switching the row to a power transmission state, and a first engagement portion that is movable in an inclination direction with respect to the shift direction of the arm shifter and that engages with an end of the arm shifter. 1 fork rod, a second fork rod that is movable in an inclination direction with respect to the shift direction of the arm shifter, and has a second engaging portion that engages with an end of the arm shifter, and the arm shifter is not operated. A neutral mechanism for holding the arm shifter in a neutral position in the select direction, and an arm shifter provided at an end of the arm shifter. Projecting members projecting in the select direction of the arm, and the first engaging portion and the second engaging portion are arranged side by side in the select direction of the arm shifter, and the first engaging portion and the first engaging portion The two engaging portions include a housing groove in which an end portion of the arm shifter is housed and a pair of wall portions that are opposed to each other via the housing groove, and the arm shifter is held in a neutral position by the neutral mechanism, When the end portion of the arm shifter is housed in the housing groove of the second engaging portion, the protruding member faces at least one of the pair of wall portions of the first engaging portion.
本発明によれば、突起部材を第1係合部の一対の壁部の少なくともいずれか一方に対向させることにより、簡単な構成によって第1フォークロッドの動きを規制することが可能となる。 According to the present invention, by allowing the protruding member to face at least one of the pair of wall portions of the first engaging portion, it is possible to regulate the movement of the first fork rod with a simple configuration.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である変速機10を示すスケルトン図である。なお、図1に矢印で示した前方とは車両前方であり、図1に矢印で示した後方とは車両後方である。なお、後述する図2、図5〜図8においても、矢印で示す前方とは車両前方であり、矢印で示す後方とは車両後方である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a skeleton diagram showing a
図1に示すように、変速機10は、入力軸11とこれに平行となる出力軸12とを備えている。入力軸11には入力クラッチ13を介してエンジン14が連結されており、出力軸12にはデファレンシャル機構15を介して図示しない駆動輪が連結されている。また、入力軸11には、駆動歯車21a,22aが固定されており、駆動歯車23a〜26aが回転自在に設けられている。さらに、出力軸12には、従動歯車21b,22bが回転自在に設けられており、従動歯車23b〜26bが固定されている。なお、図示する変速機10は、車両に縦置きに搭載される変速機となっている。
As shown in FIG. 1, the
入力軸の駆動歯車21a〜26aと、出力軸12の従動歯車21b〜26bとは、互いに噛み合って複数の変速歯車列21〜26を形成している。すなわち、駆動歯車21aと従動歯車21bとによって第1速の変速歯車列21が構成されており、駆動歯車22aと従動歯車22bとによって第2速の変速歯車列22が構成されている。また、駆動歯車23aと従動歯車23bとによって第3速の変速歯車列23が構成されており、駆動歯車24aと従動歯車24bとによって第4速の変速歯車列24が構成されている。さらに、駆動歯車25aと従動歯車25bとによって第5速の変速歯車列25が構成されており、駆動歯車26aと従動歯車26bとによって第6速の変速歯車列26が構成されている。
The
出力軸12には1つの切替機構31が設けられており、入力軸には2つの切替機構32,33が設けられている。切替機構31を用いることにより、第1速または第2速の変速歯車列21,22を動力伝達状態に切り替えることが可能となる。また、切替機構32を用いることにより、第3速または第4速の変速歯車列23,24を動力伝達状態に切り替えることが可能となる。さらに、切替機構33を用いることにより、第5速または第6速の変速歯車列25,26を動力伝達状態に切り替えることが可能となる。なお、切替機構31〜33は、シンクロメッシュ機構として構成されている。
The
切替機構31は、出力軸12に固定されるシンクロハブ31aと、これに噛み合うシンクロスリーブ31bとを有している。また、従動歯車21bにはスプライン21cが固定されており、従動歯車22bにはスプライン22cが固定されている。そして、シンクロスリーブ31bを従動歯車21b側の締結位置に移動させると、シンクロスリーブ31bとスプライン21cとが噛み合い、第1速の変速歯車列21が動力伝達状態に切り替えられる。これにより、第1速の変速歯車列21を介して、入力軸11から出力軸12に動力が伝達される。一方、シンクロスリーブ31bを従動歯車22b側の締結位置に移動させると、シンクロスリーブ31bとスプライン22cとが噛み合い、第2速の変速歯車列22が動力伝達状態に切り替えられる。これにより、第2速の変速歯車列22を介して、入力軸11から出力軸12に動力が伝達される。なお、シンクロスリーブ31bをいずれのスプライン21c,22cにも噛み合わない中立位置に移動させると、第1速と第2速との変速歯車列21,22は動力を伝達しない動力切断状態に切り替えられる。
The
切替機構32は、入力軸に固定されるシンクロハブ32aと、これに噛み合うシンクロスリーブ32bとを有している。また、駆動歯車23aにはスプライン23cが固定されており、駆動歯車24aにはスプライン24cが固定されている。そして、シンクロスリーブ32bを駆動歯車23a側の締結位置に移動させると、シンクロスリーブ32bとスプライン23cとが噛み合い、第3速の変速歯車列23が動力伝達状態に切り替えられる。これにより、第3速の変速歯車列23を介して、入力軸11から出力軸12に動力が伝達される。一方、シンクロスリーブ32bを駆動歯車24a側の締結位置に移動させると、シンクロスリーブ32bとスプライン24cとが噛み合い、第4速の変速歯車列24が動力伝達状態に切り替えられる。これにより、第4速の変速歯車列24を介して、入力軸11から出力軸12に動力が伝達される。なお、シンクロスリーブ32bをいずれのスプライン23c,24cにも噛み合わない中立位置に移動させると、第3速と第4速との変速歯車列23,24は動力を伝達しない動力切断状態に切り替えられる。
The
切替機構33は、入力軸に固定されるシンクロハブ33aと、これに噛み合うシンクロスリーブ33bとを有している。また、駆動歯車25aにはスプライン25cが固定されており、駆動歯車26aにはスプライン26cが固定されている。そして、シンクロスリーブ33bを駆動歯車25a側の締結位置に移動させると、シンクロスリーブ33bとスプライン25cとが噛み合い、第5速の変速歯車列25が動力伝達状態に切り替えられる。これにより、第5速の変速歯車列25を介して、入力軸11から出力軸12に動力が伝達される。一方、シンクロスリーブ33bを駆動歯車26a側の締結位置に移動させると、シンクロスリーブ33bとスプライン26cとが噛み合い、第6速の変速歯車列26が動力伝達状態に切り替えられる。これにより、第6速の変速歯車列26を介して、入力軸11から出力軸12に動力が伝達される。なお、シンクロスリーブ33bをいずれのスプライン25c,26cにも噛み合わない中立位置に移動させると、第5速と第6速との変速歯車列25,26は動力を伝達しない動力切断状態に切り替えられる。
The
また、変速機10には、入力軸11および出力軸12に平行となるアイドラ軸40が設けられている。アイドラ軸40には、後退用の伝達歯車27a,27bが回転自在に設けられている。一方の伝達歯車27aは、第1速の駆動歯車21aに噛み合っており、他方の伝達歯車27bは、出力軸12に固定される従動歯車27cに噛み合っている。このように、変速機10には、駆動歯車21a、伝達歯車27a,27b、従動歯車27cからなる後退用の変速歯車列27が設けられている。また、アイドラ軸40には、後退用の変速歯車列27を動力伝達状態に切り替えるための切替機構34が設けられている。切替機構34は、伝達歯車27bに固定されるシンクロハブ34aと、これに噛み合うシンクロスリーブ34bとを有している。また、伝達歯車27aにはスプライン27dが固定されている。そして、シンクロスリーブ34bを伝達歯車27a側の締結位置に移動させると、シンクロスリーブ34bとスプライン27dとが噛み合い、後退用の変速歯車列27が動力伝達状態に切り替えられる。これにより、後退用の変速歯車列27を介して、入力軸11から出力軸12に回転方向を逆転させて動力が伝達される。なお、シンクロスリーブ34bをスプライン27dに噛み合わない中立位置に移動させると、後退用の変速歯車列27は動力を伝達しない動力切断状態に切り替えられる。
The
前述した切替機構31〜34を操作するため、各シンクロスリーブ31b〜34bにはシフトフォーク41〜44が取り付けられている。これらのシフトフォーク41〜44には、後述するアームシフタ50およびリンク機構51等を介してシフトレバー52が連結されている。運転手がシフトレバー52を操作することにより、切替機構31〜34を選択して動作させることができ、所望の変速歯車列21〜27を動力伝達状態に切り替えることが可能となる。以下、シフトレバー52の操作力をシンクロスリーブ31b〜34bに伝達する操作系53について説明する。
In order to operate the switching
図2は変速機10の操作系53を示す概略図である。また、図3は図2の矢印A方向から操作系53の一部を示す概略図である。図4は図2のB−B線に沿って操作系53の一部を示す概略図である。なお、図3に示した操作系53の一部には図2のC−C線に沿う断面が示されている。
FIG. 2 is a schematic diagram showing an
図2に示すように、変速機10は、ミッションケース54に支持されるアームシフタ50を有している。アームシフタ50は、ミッションケース54の軸受部54aに摺動自在に支持されるシフトセレクト軸55と、シフトセレクト軸55の端部から径方向に延びるアーム部材56とを有している。このアームシフタ50のアーム部材56は、アームシフタ50の端部として機能している。また、変速機10は、運転手に操作されるシフトレバー52と、シフトレバー52にリンク機構51を介して連結されるセレクト部材57と、シフトレバー52にリンク機構51を介して連結されるシフト部材58とを有している。また、シフトセレクト軸55には、シフト部材58の係合ピン58aが係合するシフト溝55aが形成されている。さらに、シフトセレクト軸55には、セレクト部材57の係合ピン57aが係合するセレクト溝59aを備えた係合部材59が固定されている。このように、シフトレバー52とシフトセレクト軸55とはリンク機構51等を介して連結されており、シフトセレクト軸55はシフトレバー52の操作に応じて動作することになる。なお、リンク機構51は、図示しないロッド、ケーブル、プレート等によって構成されている。
As shown in FIG. 2, the
変速機10には、4本のフォークロッド61〜64が車両の前後方向に移動自在に設けられている。また、各フォークロッド61〜64の中心軸は、シフトセレクト軸55の中心線に対して傾斜している。すなわち、各フォークロッド61〜64は、後述するアームシフタ50のシフト方向に対する傾斜方向に移動自在となっている。第1速および第2速用のフォークロッド(第1フォークロッド)61には、シフトフォーク41が固定されるとともに、ゲート部(第1係合部)71を備えるロッドゲート81が固定されている。第3速および第4速用のフォークロッド(第2フォークロッド)62には、シフトフォーク42が固定されるとともに、ゲート部(第2係合部)72を備えるロッドゲート82が固定されている。第5速および第6速用のフォークロッド(第3フォークロッド)63には、シフトフォーク43が固定されるとともに、ゲート部(第3係合部)73を備えるロッドゲート83が固定されている。また、後退用のフォークロッド64には、シフトフォーク44が固定されるとともに、ゲート部74を備えるロッドゲート84が固定されている。
The
図3および図4に示すように、各ロッドゲート81〜84のゲート部71〜74は、その厚み方向に重ねて配置されている。すなわち、各ゲート部71〜74は、後述するアームシフタ50のセレクト方向に並べて配置されている。隣接する4つのゲート部71〜74は、ミッションケース54の壁部85によって挟まれている。また、各ゲート部71〜74には、アーム部材56の先端部を収容する収容溝71a〜74aが形成されている。さらに、各ゲート部71〜74には、収容溝71a〜74aを介して対向する一対の壁部71b〜74b,71c〜74cが設けられている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
続いて、操作系53の動作について説明する。図2のシフトパターンに示すように、シフトレバー52が矢印Xa1方向にセレクト操作されると、セレクト部材57は矢印Xa2方向に回動する一方、シフトレバー52が矢印Xb1方向にセレクト操作されると、セレクト部材57は矢印Xb2方向に回動する。そして、図3に示すように、セレクト部材57が矢印Xa2方向に回動された場合には、アームシフタ50のアーム部材56はセレクト方向である矢印Xa3方向に揺動する一方、セレクト部材57が矢印Xb2方向に回動された場合には、アームシフタ50のアーム部材56はセレクト方向である矢印Xb3方向に揺動する。すなわち、図4に示すように、シフトレバー52が矢印Xa1方向にセレクト操作された場合には、アーム部材56の先端部が矢印Xa3方向つまりゲート部71に向けて移動する。一方、シフトレバー52が矢印Xb1方向にセレクト操作された場合には、アーム部材56の先端部が矢印Xb3方向つまりゲート部74に向けて移動する。このように、シフトレバー52のセレクト操作とは、アーム部材56が係合するゲート部71〜74つまりフォークロッド61〜64を選択する操作となっている。また、図2および図3に示すように、セレクト部材57には、支持軸90に支持されたリターンスプリング91が組み付けられている。支持軸90およびリターンスプリング91によって、アームシフタ50をセレクト方向の中立位置に保持するニュートラル機構92が構成されている。図3および図4に示すように、シフトレバー52が操作されていない場合、つまりアームシフタ50が操作されていない場合には、リターンスプリング91のバネ力によって、アーム部材56の先端部は、セレクト方向の中立位置であるゲート部72の収容溝72aに保持される。
Next, the operation of the
また、図2のシフトパターンに示すように、シフトレバー52が矢印Ya1方向にシフト操作されると、シフト部材58は矢印Ya2方向に回動する一方、シフトレバー52が矢印Yb1方向にシフト操作されると、シフト部材58は矢印Yb2方向に回動する。そして、シフト部材58が矢印Ya2方向に回動された場合には、アームシフタ50がシフト方向である矢印Ya3方向に押し出される一方、シフト部材58が矢印Yb2方向に回動された場合には、アームシフタ50がシフト方向である矢印Yb3方向に引き込まれる。すなわち、図4に示すように、シフトレバー52が矢印Ya1方向にシフト操作された場合には、アーム部材56の先端部によってフォークロッド61〜64の何れかが矢印Ya3方向の締結位置に押し出される。一方、シフトレバー52が矢印Yb1方向にシフト操作された場合には、アーム部材56の先端部によってフォークロッド61〜64の何れかが矢印Yb3方向の締結位置に引き込まれる。このように、シフトレバー52のシフト操作とは、フォークロッド61〜64つまりシフトフォーク41〜44の何れかを移動させる操作となっている。このシフト操作により、シンクロスリーブ31b〜34bの何れかを移動させることができ、変速歯車列21〜27の何れかを動力伝達状態に切り替えることが可能となる。
As shown in the shift pattern of FIG. 2, when the
すなわち、図4のシフトパターンに示すように、シフトレバー52がシフト位置P1に操作されると、フォークロッド61が矢印S1方向に移動し、第1速の変速歯車列21が動力伝達状態に切り替えられる。また、シフトレバー52がシフト位置P2に操作されると、フォークロッド61が矢印S2方向に移動し、第2速の変速歯車列22が動力伝達状態に切り替えられる。また、シフトレバー52がシフト位置P3に操作されると、フォークロッド62が矢印S3方向に移動し、第3速の変速歯車列23が動力伝達状態に切り替えられる。また、シフトレバー52がシフト位置P4に操作されると、フォークロッド62が矢印S4方向に移動し、第4速の変速歯車列24が動力伝達状態に切り替えられる。また、シフトレバー52がシフト位置P5に操作されると、フォークロッド63が矢印S5方向に移動し、第5速の変速歯車列25が動力伝達状態に切り替えられる。また、シフトレバー52がシフト位置P6に操作されると、フォークロッド63が矢印S6方向に移動し、第6速の変速歯車列26が動力伝達状態に切り替えられる。また、シフトレバー52がシフト位置PRに操作されると、フォークロッド64が矢印SR方向に移動し、後退段の変速歯車列27が動力伝達状態に切り替えられる。なお、シフトレバー52がセレクト位置α,β,γで解放された場合には、ニュートラル機構92によってシフトレバー52はニュートラル位置PNに戻される。
That is, as shown in the shift pattern of FIG. 4, when the
続いて、フォークロッド61〜63の誤動作を防止する誤動作防止機構について説明する。ここで、図5(a)および(b)はアームシフタ50とフォークロッド61〜63との係合箇所を示す概略図である。図5(a)には図3のA−A線から見た側面が示されており、図5(b)には図5(a)の矢印A方向から見た背面が示されている。
Next, a malfunction prevention mechanism that prevents malfunction of the
図5(a)および(b)に示すように、アームシフタ50のアーム部材56には、セレクト方向の双方に突出する突起部材95が設けられている。突起部材95は、アーム部材56からセレクト方向の一方に突出する第1突起部95aと、アーム部材56からセレクト方向の他方に突出する第2突起部95bとを有している。また、ゲート部71において、収容溝71aの後方に設けられる壁部71cは、収容溝71aの前方に設けられる壁部71bよりも高く形成されている。同様に、ゲート部73において、収容溝73aの後方に設けられる壁部73cは、収容溝73aの前方に設けられる壁部73bよりも高く形成されている。そして、図5(b)に符号αで示すように、突起部材95の第1突起部95aとゲート部71の壁部71cとは、車両の前後方向つまりフォークロッド61の移動方向に対向している。また、図5(b)に符号βで示すように、突起部材95の第2突起部95bとゲート部73の壁部73cとは、車両の前後方向つまりフォークロッド63の移動方向に対向している。すなわち、アーム部材56の先端部が収容溝72aに収容された場合に、突起部材95の第1突起部95aはフォークロッド61の壁部71cに対向し、突起部材95の第2突起部95bはフォークロッド63の壁部73cに対向する。
As shown in FIGS. 5A and 5B, the
このように、突起部材95と壁部71c,73cとを対向させることにより、シフトレバー52がニュートラル位置に操作された場合には、フォークロッド61,63の前方移動を規制することが可能となる。ここで、図6(a)および(b)は突起部材95によるフォークロッド61,63の規制状況を示す説明図である。なお、図6(a)には図5(a)の矢印B方向から見た平面が示されており、図6(b)には図5(a)と同様の側面が示されている。図6(a)および(b)に示すように、例えば、車両の急制動時にシフトレバー52がニュートラル位置に操作された場合には、白抜きの矢印で示すように、フォークロッド61,63に対して車両前方に慣性力が作用することになる。しかしながら、フォークロッド61の壁部71cには突起部材95の第1突起部95aが接触し、フォークロッド63の壁部73cには突起部材95の第2突起部95bが接触するため、慣性力によるフォークロッド61,63の前方移動が規制される。このように、突起部材95を設けるという極めて簡単な構成により、ニュートラル時におけるフォークロッド61,63の不要な動きを規制することが可能となる。これにより、急制動時にニュートラル操作が為された場合であっても、変速歯車列21,23の不要な動力伝達状態への切り替えを防止することが可能となる。また、ニュートラル操作が為された状態のもとで、フォークロッド61やフォークロッド63が移動した場合には、アームシフタ50のセレクト操作が不可能となるが、この問題を解消することも可能となる。
Thus, by making the
前述したように、アームシフタ50のニュートラル位置において、突起部材95と壁部71c,73cとを対向させているが、アームシフタ50をシフト操作する際に突起部材95と壁部71c,73cとが干渉することはない。図5(a)に示すように、アームシフタ50を後方(矢印Yb3方向)にシフト操作することで、フォークロッド62を後方に移動させる際には、突起部材95がフォークロッド61,63の壁部71c,73cの上方に移動する。すなわち、アームシフタ50はフォークロッド61,63に対して斜めに移動するため、突起部材95の下端の移動軌跡L1よりも下方に壁部71c,73cを設定することにより、突起部材95と壁部71c,73cとの干渉を回避することが可能となる。また、アームシフタ50を前方(矢印Ya3方向)にシフト操作する際に、突起部材95と前方の壁部71b,72b,73bとが接触しないように、壁部71b,72b,73bの高さが設定されている。
As described above, the protruding
前述の説明では、突起部材95によってフォークロッド61,63の前方移動を規制しているが、これに限られることはなく、突起部材95によってフォークロッド61,63の後方移動を規制しても良い。ここで、図7(a)および(b)は本発明の他の実施の形態である変速機が備えるアームシフタ50とフォークロッド61〜63との係合箇所を示す概略図である。図7(a)には図5(a)と同様の側面が示されており、図7(b)には図7(a)の矢印A方向から見た背面が示されている。また、図7において、前述した部材と同様の部材については同一の符号を付してその説明を省略する。
In the above description, the forward movement of the
図7(a)および(b)に示すように、ゲート部71において、収容溝71aの前方には、壁部71bに柱部96を介して連結される壁部71dが設けられている。すなわち、収容溝71aの前方には、壁部71bとこれに一体となる壁部71dが設けられている。また、壁部71b,71dは、収容溝71aを介して壁部71cに対向している。同様に、ゲート部73において、収容溝73aの前方には、壁部73bに柱部97を介して連結される壁部73dが設けられている。すなわち、収容溝73aの前方には、壁部73bとこれに一体となる壁部73dが設けられている。また、壁部73b,73dは、収容溝73aを介して壁部73cに対向している。そして、図7(b)に符号αで示すように、突起部材95の第1突起部95aとゲート部71の壁部71dとは、車両の前後方向つまりフォークロッド61の移動方向に対向している。また、図5(b)に符号βで示すように、突起部材95の第2突起部95bとゲート部73の壁部73dとは、車両の前後方向つまりフォークロッド63の移動方向に対向している。すなわち、アーム部材56の先端部が収容溝72aに収容された場合に、突起部材95の第1突起部95aはフォークロッド61の壁部71dに対向し、突起部材95の第2突起部95bはフォークロッド63の壁部73dに対向する。
As shown in FIGS. 7A and 7B, in the
このように、突起部材95と壁部71d,73dとを対向させることにより、シフトレバー52がニュートラル位置に操作された場合であっても、フォークロッド61,63の後方移動を規制することが可能となる。ここで、図8(a)および(b)は突起部材95によるフォークロッド61,63の規制状況を示す説明図である。なお、図8(a)には図7(a)の矢印B方向から見た平面が示されており、図8(b)には図7(a)と同様の側面が示されている。図8(a)および(b)に示すように、例えば、悪路走行中にシフトレバー52がニュートラル位置に操作された場合には、白抜きの矢印で示すように、フォークロッド61,63に対して車両後方に車両振動による推力が作用することが考えられる。しかしながら、フォークロッド61の壁部71dには突起部材95の第1突起部95aが接触し、フォークロッド63の壁部73dには突起部材95の第2突起部95bが接触するため、車両振動に伴うフォークロッド61,63の後方移動が規制される。このように、突起部材95を設けるという極めて簡単な構成により、ニュートラル時におけるフォークロッド61,63の不要な動きを規制することが可能となる。これにより、悪路走行中にニュートラル操作が為された場合であっても、フォークロッド61,63の不要な後方移動を防止することが可能となる。なお、フォークロッド61,63に対して車両前方に車両振動による推力が作用した場合には、前述した急制動時と同様に、壁部71cに第1突起部95aが接触して壁部73cに第2突起部95bが接触するため、車両振動に伴うフォークロッド61,63の前方移動が規制されることになる。
In this manner, by allowing the protruding
前述したように、アームシフタ50のニュートラル位置において、突起部材95と壁部71d,73dとを対向させているが、アームシフタ50をシフト操作する際に突起部材95と壁部71d,73dとが干渉することはない。図7(a)に示すように、アームシフタ50を前方(矢印Ya3方向)にシフト操作することで、フォークロッド62を前方に移動させる際には、突起部材95が壁部71b,73bと壁部71d,73dとの間の空間に収容される。すなわち、アームシフタ50はフォークロッド61,63に対して斜めに移動するため、突起部材95の上端の移動軌跡L2よりも上方に壁部71d,73dを設定することにより、突起部材95と壁部71d,73dとの干渉を回避することが可能となる。
As described above, the protruding
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。前述の説明では、アームシフタ50のセレクト方向の双方に突出する突起部材95を採用しているが、これに限られることはなく、アームシフタ50のセレクト方向の一方に突出する突起部材を採用しても良い。すなわち、図示する場合には、セレクト方向の中立位置であるゲート部72を挟み込むようにゲート部71とゲート部73とが配置されており、これらゲート部71,73の移動を規制するため、第1突起部95aと第2突起部95bとが設けられている。しかしながら、例えば、他のロック機構によってゲート部73の移動が規制される場合や、ゲート部72に隣接するゲート部73が設けられていない場合等には、第1突起部95aのみを備えた突起部材を採用しても良い。また、隣接する複数のゲート部の移動を規制するため、第1突起部95aや第2突起部95bをセレクト方向に延長しても良い。
It goes without saying that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. In the above description, the projecting
図7に示す場合には、第1突起部95aに後方の壁部71cと前方の壁部71dを対向させ、第2突起部95bに後方の壁部73cと前方の壁部73dとを対向させているが、これに限られることはない。例えば、後方の壁部71c,73cの高さを下げることにより、アーム部材56の先端部が収容溝72aに収容された場合に、第1突起部95aに前方の壁部71dだけを対向させ、第2突起部95bに前方の壁部73dだけを対向させても良い。また、前述の説明では、ニュートラル機構として、セレクト部材57の動きを直に制御するニュートラル機構92を設けているが、これに限られることはない。例えば、ニュートラル機構として、シフトレバー52、アームシフタ50、リンク機構51等の動きを直に制御するニュートラル機構を設けても良い。
In the case shown in FIG. 7, the
前述の説明では、シフトレバー52とアームシフタ50とが機械的に連結される手動変速機10に本発明を適用しているが、これに限られることはなく、アームシフタ50がアクチュエータによって操作される自動変速機に本発明を適用しても良い。また、前述の説明では、車両に縦置きに搭載される変速機10に本発明を適用しているが、これに限られることはなく、車両に横置きに搭載される変速機に本発明を適用しても良い。また、前述の説明では、前進6速の変速段を備える変速機10に本発明を適用しているが、これに限られることはなく、他の変速段数を備える変速機に本発明を適用しても良い。なお、図示する場合には、シフトセレクト軸55とアーム部材56とが一体となってアームシフタ50を構成しているが、これに限られることはなく、別部材のシフトセレクト軸55とアーム部材56とを固定してアームシフタ50を構成しても良い。
In the above description, the present invention is applied to the
10 変速機
21〜26 変速歯車列
50 アームシフタ
56 アーム部材(端部)
61 フォークロッド(第1フォークロッド)
62 フォークロッド(第2フォークロッド)
63 フォークロッド(第3フォークロッド)
71 ゲート部(第1係合部)
71a 収容溝
71b 壁部
71c 壁部
71d 壁部
72 ゲート部(第2係合部)
72a 収容溝
72b 壁部
72c 壁部
73 ゲート部(第3係合部)
73a 収容溝
73b 壁部
73c 壁部
73d 壁部
92 ニュートラル機構
95 突起部材
95a 第1突起部
95b 第2突起部
10 Transmission 21-26
61 Fork rod (first fork rod)
62 Fork rod (second fork rod)
63 Fork rod (3rd fork rod)
71 Gate part (first engaging part)
Claims (4)
前記変速歯車列のいずれかを選択するセレクト方向と、選択された前記変速歯車列を動力伝達状態に切り替えるシフト方向と、に移動自在であるアームシフタと、
前記アームシフタのシフト方向に対する傾斜方向に移動自在であり、前記アームシフタの端部が係合する第1係合部を備える第1フォークロッドと、
前記アームシフタのシフト方向に対する傾斜方向に移動自在であり、前記アームシフタの端部が係合する第2係合部を備える第2フォークロッドと、
前記アームシフタが操作されていない場合に、前記アームシフタをセレクト方向の中立位置に保持するニュートラル機構と、
前記アームシフタの端部に設けられ、前記アームシフタのセレクト方向に突出する突起部材と、
を有し、
前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記アームシフタのセレクト方向に並べて配置され、
前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記アームシフタの端部が収容される収容溝と、前記収容溝を介して対向する一対の壁部と、を備え、
前記ニュートラル機構によって前記アームシフタが中立位置に保持され、前記アームシフタの端部が前記第2係合部の収容溝に収容された場合に、前記突起部材は前記第1係合部の一対の壁部の少なくともいずれか一方に対向する、変速機。 A transmission that changes gears by switching any of a plurality of transmission gear trains to a power transmission state,
An arm shifter that is movable in a select direction for selecting one of the transmission gear trains, and a shift direction for switching the selected transmission gear train to a power transmission state;
A first fork rod having a first engagement portion that is movable in an inclination direction with respect to a shift direction of the arm shifter and that engages with an end portion of the arm shifter;
A second fork rod provided with a second engagement portion that is movable in an inclination direction with respect to a shift direction of the arm shifter, and is engaged with an end portion of the arm shifter;
A neutral mechanism for holding the arm shifter in a neutral position in the select direction when the arm shifter is not operated;
A projecting member provided at an end of the arm shifter and projecting in the select direction of the arm shifter;
Have
The first engagement portion and the second engagement portion are arranged side by side in the select direction of the arm shifter,
The first engagement portion and the second engagement portion include a storage groove in which an end portion of the arm shifter is stored, and a pair of wall portions facing each other through the storage groove,
When the arm shifter is held in a neutral position by the neutral mechanism and the end of the arm shifter is received in the receiving groove of the second engaging portion, the protruding member is a pair of wall portions of the first engaging portion. A transmission facing at least one of the two.
前記アームシフタのシフト方向に対する傾斜方向に移動自在であり、前記アームシフタの端部が係合する第3係合部を備える第3フォークロッド、を有し、
前記第3係合部は、前記アームシフタの端部が収容される収容溝と、前記収容溝を介して対向する一対の壁部と、を備え、
前記第1係合部、前記第2係合部および前記第3係合部は、前記第1係合部と前記第3係合部との間に前記第2係合部を挟んだ状態で、前記アームシフタのセレクト方向に並べて配置され、
前記突起部材は、前記アームシフタのセレクト方向の一方に突出する第1突起部と、前記アームシフタのセレクト方向の他方に突出する第2突起部と、を備え、
前記ニュートラル機構によって前記アームシフタが中立位置に保持され、前記アームシフタの端部が前記第2係合部の収容溝に収容された場合に、前記第1突起部は前記第1係合部の一対の壁部の少なくともいずれか一方に対向し、前記第2突起部は前記第3係合部の一対の壁部の少なくともいずれか一方に対向する、変速機。 The transmission according to claim 1, wherein
A third fork rod having a third engagement portion that is movable in an inclination direction with respect to a shift direction of the arm shifter and that engages with an end portion of the arm shifter;
The third engagement portion includes an accommodation groove in which an end portion of the arm shifter is accommodated, and a pair of wall portions facing each other via the accommodation groove,
The first engagement portion, the second engagement portion, and the third engagement portion are in a state where the second engagement portion is sandwiched between the first engagement portion and the third engagement portion. , Arranged side by side in the select direction of the arm shifter,
The protruding member includes a first protruding portion that protrudes in one of the select directions of the arm shifter, and a second protruding portion that protrudes in the other of the select directions of the arm shifter,
When the arm shifter is held in a neutral position by the neutral mechanism and the end portion of the arm shifter is received in the receiving groove of the second engaging portion, the first protrusion is a pair of the first engaging portions. The transmission is opposed to at least one of the wall portions, and the second projecting portion is opposed to at least one of the pair of wall portions of the third engaging portion.
前記第1フォークロッドと前記第2フォークロッドとは、車両の前後方向に移動自在であり、
前記突起部材が対向する前記第1係合部の壁部の少なくとも1つは、前記収容溝の後方に設けられる壁部である、変速機。 The transmission according to claim 1, wherein
The first fork rod and the second fork rod are movable in the longitudinal direction of the vehicle,
The transmission, wherein at least one of the wall portions of the first engaging portion facing the protruding member is a wall portion provided behind the housing groove.
前記第1フォークロッド、前記第2フォークロッドおよび前記第3フォークロッドは、車両の前後方向に移動自在であり、
前記第1突起部が対向する前記第1係合部の壁部の少なくとも1つは、前記収容溝の後方に設けられる壁部であり、
前記第2突起部が対向する前記第3係合部の壁部の少なくとも1つは、前記収容溝の後方に設けられる壁部である、変速機。 The transmission according to claim 2, wherein
The first fork rod, the second fork rod, and the third fork rod are movable in the front-rear direction of the vehicle,
At least one of the wall portions of the first engagement portion facing the first protrusion is a wall portion provided behind the housing groove,
The transmission, wherein at least one of the wall portions of the third engaging portion facing the second projecting portion is a wall portion provided behind the housing groove.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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