JP2015182226A - フィスカル印刷装置およびフィスカル印刷装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホスト装置から受信した売上明細情報のデータを、レシート印刷データやフィスカルデータなどカテゴリー毎のデータに変換する変換規則を柔軟に変更する。【解決手段】受信した印刷データの文字列を解析するデータ解析部12と、解析された売上明細情報とスタイル情報とを組み合わせてレシート印刷データを生成する印刷データ処理部13と、当該レシート印刷データを印刷する印刷部14と、解析された売上明細情報とスタイル情報とを組み合わせてフィスカルデータを生成してフィスカルメモリー20に記憶させるフィスカル処理部17と、を有するフィスカル印刷装置。【選択図】図1
Description
本発明は、受信した印刷データを、レシート印刷データとしてレシートに印刷するとともに、印刷データから抽出した売上データをフィスカルデータとして記憶するフィスカル印刷装置およびフィスカル印刷装置の制御方法に関する。
ホスト装置が印刷装置に対して印刷用のデータを送る際には、印刷装置が印刷するのに適した仕様をもつ印刷データを作成している。その後、その印刷データを印刷装置が受信して、レシート印刷やジャーナルへの出力等、印刷装置内で印刷データの各種処理が行われる。そこで、従来から電子ジャーナル機能や電子レシート機能を有する印刷装置においては、ホスト装置から受信した印刷データの中から、電子ジャーナルデータや電子レシートデータを抽出するデータ処理が行われてきた(特許文献1参照)。
特許文献1では、売上明細情報については、記憶されている印刷スタイル情報に従ったフォーマットでレシート印刷が行われる。また、電子レシートデータや電子ジャーナルデータについては、売上明細情報から予め決められた規則に従ってタグ文字列を除去する変換をしたり、家計簿の勘定科目に対応づけたフォーマット変換を行ったりして、電子レシート装置や電子ジャーナル装置に、変換されたデータが送られる。
しかしながら、これら電子レシート装置や電子ジャーナル装置についても、タグ文字列を除去する規則を変える等、柔軟にデータの変換規則を変更したいという要求がある。更に、近年は売上明細情報の中から徴税に関わる売上データを抽出したフィスカルデータを国税庁等の徴税機関に提出する要求がある。このフィスカルデータについても、国ごとに異なった規則で変換を行う必要がある。そこで、このようなフィスカルデータを扱うフィスカル印刷装置においては、ホスト装置から受信した売上明細情報を、レシート印刷データやフィスカルデータといったカテゴリー毎のデータに柔軟に変換できるよう、データの変換規則を変更したいとの要望があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)本適用例に係るフィスカル印刷装置は、ホスト装置から印刷データを受信するフィスカル印刷装置であって、印刷データの文字列を解析するデータ解析部と、印刷データ中のスタイル情報を記憶するスタイル情報記憶部と、データ解析部から送られる売上明細情報とスタイル情報記憶部から取得するスタイル情報とを組み合わせてレシート印刷データを生成する印刷データ処理部と、印刷データ処理部から送られるレシート印刷データを印刷する印刷部と、データ解析部から送られる売上明細情報とスタイル情報記憶部から取得するスタイル情報とを組み合わせてフィスカルデータを生成してフィスカルメモリーに記憶させるフィスカル処理部と、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、ホスト装置から受信した売上明細情報とスタイル情報とを組み合わせて新たなデータを生成するため、売上明細情報のデータを、レシート印刷データやフィスカルデータなどカテゴリー毎のデータに変換する変換規則を柔軟に変更できる。
(適用例2)上記適用例に記載のフィスカル印刷装置は、フィスカル処理部は、フィスカルデータを暗号化して、フィスカルメモリーに記憶させる、ことが好ましい。
本適用例によれば、フィスカル処理部で生成されたフィスカルデータを安全にフィスカルメモリーに記憶させることができる。
(適用例3)上記適用例に記載のフィスカル印刷装置は、データ解析部は、印刷データの文字列中にレシートを示すタグを見つけると売上明細情報と判断し、文字列中にスタイル情報を示すタグを見つけるとスタイル情報と判断する、ことが好ましい。
本適用例によれば、データ解析部は、タグ文字列を見つけるだけで、容易にデータの種別を判断できる。
(適用例4)上記適用例に記載のフィスカル印刷装置は、スタイル情報は、XML形式で記述されており、印刷データ処理部により取得されるスタイル情報は、印刷スタイル情報であり、フィスカル処理部により取得されるスタイル情報は、フィスカルスタイル情報である、ことが好ましい。
本適用例によれば、それぞれの処理部が必要とするスタイル情報が区別されているため、レシート印刷データやフィスカルデータなどカテゴリー毎のデータの生成が容易となる。
(適用例5)上記適用例に記載のフィスカル印刷装置は、売上明細情報は、XML形式で記述されている、ことが好ましい。
本適用例によれば、データ解析部は、タグ文字列を見つけるだけで、データの種別が売上明細情報であることを容易に判断できる。
(適用例6)本適用例に係るフィスカル印刷装置の制御方法は、ホスト装置から印刷データを受信するフィスカル印刷装置の制御方法であって、印刷データの文字列を解析するデータ解析ステップと、印刷データ中のスタイル情報を記憶するスタイル情報記憶ステップと、データ解析ステップで解析された売上明細情報とスタイル情報記憶ステップで記憶されたスタイル情報とを組み合わせてレシート印刷データを生成する印刷データ処理ステップと、印刷データ処理ステップで生成されたレシート印刷データを印刷する印刷ステップと、データ解析ステップで解析された売上明細情報とスタイル情報記憶ステップで記憶されたスタイル情報とを組み合わせてフィスカルデータを生成してフィスカルメモリーに記憶させるフィスカル処理ステップと、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、ホスト装置から受信した売上明細情報とスタイル情報とを組み合わせて新たなデータを生成するため、売上明細情報のデータを、レシート印刷データやフィスカルデータなどカテゴリー毎のデータに変換する変換規則を柔軟に変更できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であり、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(フィスカル印刷装置について)
本発明の実施形態に係るフィスカル印刷装置について、図1〜図4を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るフィスカル印刷装置の構成図、図2は、本発明に係る売上明細情報の表記例を示す図、図3は、本実施形態に係る印刷スタイル情報の表記例を示す図である。図4は、本実施形態に係る印刷レシートおよびフィスカルデータの例を示す図であり、(A)は本発明の印刷レシートの印刷例、(B)は本発明のフィスカルデータの例を示す。
本発明の実施形態に係るフィスカル印刷装置について、図1〜図4を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るフィスカル印刷装置の構成図、図2は、本発明に係る売上明細情報の表記例を示す図、図3は、本実施形態に係る印刷スタイル情報の表記例を示す図である。図4は、本実施形態に係る印刷レシートおよびフィスカルデータの例を示す図であり、(A)は本発明の印刷レシートの印刷例、(B)は本発明のフィスカルデータの例を示す。
図1に示すように、フィスカル印刷装置10は、入出力部11を介して、ホスト装置50から送信された売上明細情報やスタイル情報からなる印刷データを受信する。また、フィスカル印刷装置10は、入出力部11を介して、ホスト装置50に、フィスカル印刷装置10の印刷状況や印刷データの再送要求などを送信する。入出力部11は、ホスト装置50とフィスカル印刷装置10との間の送受信を制御するインターフェースである。なお、印刷データは、常にスタイル情報と売上明細情報の両方を含むものではなく、それぞれの情報が単独で印刷データを構成してもよい。また、フィスカル印刷装置10とホスト装置50は、別体の装置として両者の間を有線もしくは無線の通信網で接続するよう構成してもよいし、両者を一体化した会計装置として構成してもよい。後者の構成の場合、本発明に係るフィスカル印刷装置10は会計装置内部に組み込まれることになる。
データ解析部12は、入出力部11が受信した印刷データを解析する。印刷データがスタイル情報と判断された場合は、その情報をスタイル情報記憶部15に送る。印刷データが売上明細情報と判断された場合は、その情報を印刷データ処理部13及び売上データ処理部16に送る。ここで、これら情報を区別する判断にあたっては、印刷データ中のタグを検索し特定のタグ文字列を見つけることにより判断している。
具体的には、印刷データの先頭において、図2に示すように、<レシート>というタグが見つかれば売上明細情報と判断し、図3に示すように、<印刷スタイル情報>というタグが見つかれば印刷スタイル情報と判断する。なお、これら特定のタグ文字列は必ずしも先頭にある必要はない。また、スタイル情報には、印刷スタイル情報の他に、フィスカルスタイル情報(タグ文字列として例えば<フィスカルスタイル情報>)、電子ジャーナルスタイル情報(タグ文字列として例えば<電子ジャーナルスタイル情報>)、電子レシートスタイル情報(タグ文字列として例えば<電子レシートスタイル情報>)等が含まれる。このように、データ解析部12は、タグ文字列を見つけることにより容易にデータの種別を判断できる。
スタイル情報記憶部15は、データ解析部12から送られたスタイル情報を記憶する。なお、スタイル情報記憶部15に記憶されるスタイル情報は、印刷の都度ホスト装置50から送信される必要はなく、一度スタイル情報が記憶されれば、その情報を印刷の都度スタイル情報記憶部15から取得して使用してもよい。すなわち、スタイル情報を書き換える必要があるときに、ホスト装置50は印刷データとしてスタイル情報を送信すればよい。
印刷データ処理部13は、データ解析部12から送られた売上明細情報を受け取ると、スタイル情報記憶部15から印刷スタイル情報を取得する。そして、売上明細情報と印刷スタイル情報とを組み合わせてレシート印刷データを生成した後、そのデータを印刷部14に送る。このような売上明細情報と印刷スタイル情報の組み合わせについては、後に説明する。印刷部14は、印刷データ処理部13から送られたレシート印刷データをレシートに印刷する。
一方、売上データ処理部16は、データ解析部12より売上明細情報を受け取ると、フィスカル処理部17に、また設定情報に従って、電子ジャーナル処理部18や電子レシート処理部19に、当該売上明細情報を送る。この設定情報は、フィスカル印刷装置10にあらかじめ設定された情報であり、例えば、電子ジャーナル処理部18や電子ジャーナル記録装置30の有無、電子レシート処理部19や電子レシート記録装置40の有無等の情報である。設定情報は、フィスカル印刷装置10内のメモリーに記憶またはディップスイッチ等で設定されている。
フィスカル処理部17は、スタイル情報記憶部15からフィスカルスタイル情報を取得する。そして、売上明細情報とフィスカルスタイル情報とを組み合わせてフィスカルデータ(売上データ)を生成した後、当該データをフィスカルメモリー20に記憶させる。この売上明細情報からフィスカルデータへの変換は、例えば、売上明細情報からタグ文字列を除去したり、徴税機関の要求仕様にあわせたフォーマット変換を行ったりすることである。変換の詳細については、後に説明する。
電子ジャーナル処理部18は、スタイル情報記憶部15から電子ジャーナルスタイル情報を取得する。そして、売上明細情報と電子ジャーナルスタイル情報とを組み合わせて電子ジャーナルデータを生成した後、当該データを電子ジャーナル記録装置30へ送る。この売上明細情報から電子ジャーナルデータへの変換は、例えば、売上明細情報からタグ文字列を除去することである。電子ジャーナル記録装置30は、転送された電子ジャーナルデータを保存する。
電子レシート処理部19は、スタイル情報記憶部15から電子レシートスタイル情報を取得する。そして、売上明細情報と電子レシートスタイル情報とを組み合わせて電子レシートデータを生成した後、当該データを電子レシート記録装置40へ送る。この売上明細情報から電子レシートデータへの変換は、例えば、売上明細情報からタグ文字列を除去したり、家計簿の勘定科目に対応づけるフォーマット変換を行ったりすることである。電子レシート記録装置40は、転送された電子レシートデータを保存する。なお、電子ジャーナル記録装置30と電子レシート記録装置40は、フィスカル印刷装置10の内部または外部に配置される。
ここで、図2に基づいて、本発明の売上明細情報の表記例の詳細を説明する。
本表記例では、XML(extensible markup language)形式で売上明細情報を表記する。<レシート>タグから</レシート>タグで囲まれた内容が、一つの売上明細の情報を示す。そして、各内容は、さらに同じ名称をもつタグで囲まれている。例えば、<品名>から</品名>で囲まれている部分は、品名がりんごであり、<個数>から</個数>で囲まれた部分が2なので、これらのタグにより、りんごが2個ということが分かる。このように、各タグでデータを囲むことにより、フィスカルメモリー20、電子ジャーナル記録装置30及び電子レシート記録装置40が扱うデータを容易に把握することができる。
本表記例では、XML(extensible markup language)形式で売上明細情報を表記する。<レシート>タグから</レシート>タグで囲まれた内容が、一つの売上明細の情報を示す。そして、各内容は、さらに同じ名称をもつタグで囲まれている。例えば、<品名>から</品名>で囲まれている部分は、品名がりんごであり、<個数>から</個数>で囲まれた部分が2なので、これらのタグにより、りんごが2個ということが分かる。このように、各タグでデータを囲むことにより、フィスカルメモリー20、電子ジャーナル記録装置30及び電子レシート記録装置40が扱うデータを容易に把握することができる。
次いで、図3に基づいて、本発明のスタイル情報の表記例の詳細を説明する。
<印刷スタイル情報>タグから</印刷スタイル情報>タグで囲まれた内容が、一つの印刷スタイル情報である。本発明の印刷スタイル情報は、印刷スタイルを示す擬似言語により表現される。印刷スタイル情報は、図2の売上明細情報の各タグと対応し、その各項目がレシート印刷用紙のどの位置にどんなフォーマットで印刷されるべきかという情報を含んでいる。
<印刷スタイル情報>タグから</印刷スタイル情報>タグで囲まれた内容が、一つの印刷スタイル情報である。本発明の印刷スタイル情報は、印刷スタイルを示す擬似言語により表現される。印刷スタイル情報は、図2の売上明細情報の各タグと対応し、その各項目がレシート印刷用紙のどの位置にどんなフォーマットで印刷されるべきかという情報を含んでいる。
まず、“curpath=”レシート”;”は、図2の売上明細情報の<レシート>タグ以下に記述されたタグによって囲まれた各階層のXMLデータを扱うことを示す。そして、例えば、“print(name=”日付”,x=5,feedsize=10,format(“nnnn年nn月nn日”);”は、印刷用紙のx位置からformat()が示す形式で、nameタグすなわち図2の<日付>タグが示す売上明細情報である2010310を印刷する。印刷後は、feedsizeが示す所定の紙送り量にて印刷用紙の紙送りを行う。
次に、“for(exists(“明細”)==true){”から“};”にかけては、<明細>タグで囲まれた各項目が存在する間、<品目コード><品名><個数><単価><金額>の各項目について、対応する図2の売上明細情報の各項目を繰り返し印刷する。以上のようにして、売上明細情報と印刷スタイル情報とを組み合わせて生成されたレシート印刷データを、本発明のフィスカル印刷装置10が印刷したレシートの印刷例を図4(A)に示す。
同様に、<フィスカルスタイル情報>タグから</フィスカルスタイル情報>タグで囲まれた内容が、一つのフィスカルスタイル情報である。本発明のフィスカルスタイル情報は、フィスカルメモリー20にフィスカルデータを記憶するスタイルを示す擬似言語により表現される。フィスカルスタイル情報は、図2の売上明細情報の各タグと対応し、その各項目がフィスカルメモリー20内でどのような順番で記憶されるかという情報を含んでいる。
まず、“curpath=”フィスカル”;”は、図2の売上明細情報の<レシート>タグ以下に記述されたタグによって囲まれた各階層のXMLデータを扱うことを示す。そして、例えば、“write(name=”日付”,format(“ nnnn,nn,nn”);”は、format()が示す形式で、nameタグすなわち図2の<日付>タグが示す売上明細情報である20140310を、2014.03.10と変換してフィスカルメモリー20に書き込むこと(記憶させること)を示す。以上のようにして、売上明細情報とフィスカルスタイル情報とを組み合わせて生成されたフィスカルデータの例を図4(B)に示す。
(データ解析部における解析について)
ここで、データ解析部における解析処理について、図5を参照して説明する。図5は、本発明のデータ解析部12における解析の一例を示すフローチャートである。
ここで、データ解析部における解析処理について、図5を参照して説明する。図5は、本発明のデータ解析部12における解析の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、データ解析部12は、入出力部11からの印刷データを待つ(ステップ101)。そして、印刷データを受け取ると、印刷データに含まれるタグを判別する(ステップ102)。印刷データの先頭の文字列から、売上明細情報と判別した場合(タグ=<レシート>)、その印刷データを印刷データ処理部13に送るとともに(ステップ103)、売上データ処理部16にも送る(ステップ104)。一方、スタイル情報と判別した場合(タグ=<印刷スタイル情報>or<フィスカルスタイル情報>or<電子ジャーナルスタイル情報>or<電子レシートスタイル情報>)、その印刷データをスタイル情報記憶部15に送る(ステップ105)。そして、当該印刷データはスタイル情報としてスタイル情報記憶部15に記憶される。
最後に、ステップ101へ戻る。
最後に、ステップ101へ戻る。
(印刷データ処理部における処理について)
次いで、印刷データ処理部における処理について、図6を参照して説明する。図6は、本発明の印刷データ処理部における処理の一例を示すフローチャートである。
次いで、印刷データ処理部における処理について、図6を参照して説明する。図6は、本発明の印刷データ処理部における処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、印刷データ処理部13は、データ解析部12からの売上明細情報を待つ(ステップ201)。そして、売上明細情報を受け取ると、スタイル情報記憶部15に記憶されている印刷スタイル情報を取得する(ステップ202)。これら売上明細情報と印刷スタイル情報とを組み合わせて、レシート印刷データを生成する(ステップ203)。この生成にあたっては、例えば、図2の売上明細情報の<店名>タグで囲まれたABCマートを、図3の印刷スタイル情報のname=”店名”と突き合わせることにより、印刷用紙のx=5カラムの位置に印刷するようレシート印刷データを生成する。印刷データ処理部13は、生成したレシート印刷データを印刷部14に送る(ステップ204)。
最後に、ステップ201へ戻る。
最後に、ステップ201へ戻る。
(売上データ処理部における処理について)
次いで、売上データ処理部における処理について、図7を参照して説明する。図7は、本発明の売上データ処理部16における処理の一例を示すフローチャートである。
次いで、売上データ処理部における処理について、図7を参照して説明する。図7は、本発明の売上データ処理部16における処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、売上データ処理部16は、データ解析部12から売上明細情報を受け取ると、まず売上明細情報をフィスカル処理部17に送る(ステップ301)。次に、あらかじめフィスカル印刷装置10に設定されている設定情報に基づいて、各記録装置への出力が必要か否かを判断する(ステップ302)。
電子ジャーナル記録装置30への出力が必要な場合(ステップ303;YES)、売上明細情報を電子ジャーナル処理部18に送る(ステップ304)。電子ジャーナル処理部18では、売上データ処理部16から売上明細情報を受け取ると、スタイル情報記憶部15に記憶されている電子ジャーナルスタイル情報を取得する。電子ジャーナル処理部18は、これら売上明細情報と電子ジャーナルスタイル情報とを組み合わせて、電子ジャーナルデータを生成し、当該データを電子ジャーナル記録装置30へ送る。電子ジャーナル記録装置30への出力が不要な場合(ステップ303;NO)、ステップ305へ進む。
電子レシート記録装置40への出力が必要な場合(ステップ305;YES)、売上明細情報を電子レシート処理部19に送る(ステップ306)。電子レシート処理部19では、売上データ処理部16から売上明細情報を受け取ると、スタイル情報記憶部15に記憶されている電子レシートスタイル情報を取得する。電子レシート処理部19は、これら売上明細情報と電子レシートスタイル情報とを組み合わせて、電子レシートデータを生成し、当該データを電子レシート記録装置40へ送る。電子レシート記録装置40への出力が不要な場合(ステップ305;NO)、次のステップへ進む。
最後に、ステップ301へ戻る。
最後に、ステップ301へ戻る。
(フィスカル処理部における処理について)
次いで、フィスカル処理部における処理について、図8を参照して説明する。図8は、本発明のフィスカル処理部17における処理の一例を示すフローチャートである。
次いで、フィスカル処理部における処理について、図8を参照して説明する。図8は、本発明のフィスカル処理部17における処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、フィスカル処理部17は、売上データ処理部16からの売上明細情報を待つ(ステップ401)。そして、フィスカル処理部17は、売上データ処理部16から売上明細情報を受け取ると、スタイル情報記憶部15に記憶されているフィスカルスタイル情報を取得する(ステップ402)。フィスカル処理部17は、これら売上明細情報とフィスカルスタイル情報とを組み合わせて、フィスカルデータを生成する(ステップ403)。フィスカル処理部17は、生成したフィスカルデータをフィスカルメモリー20に記憶させる(ステップ404)。
最後に、ステップ401へ戻る。
最後に、ステップ401へ戻る。
以上述べたように、本実施形態に係るフィスカル印刷装置10によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)スタイル情報記憶部15には、スタイル情報として、印刷スタイル情報、フィスカルスタイル情報、電子ジャーナルスタイル情報、電子レシートスタイル情報等が記憶されるため、ホスト装置50から受信した売上明細情報とスタイル情報とを組み合わせることにより、レシート印刷データ、フィスカルデータ、電子ジャーナルデータ、電子レシートデータを柔軟に生成できる。すなわち、売上明細情報をこれらカテゴリー毎のデータに変換する変換規則を、柔軟に変更することができる。
(2)印刷データ処理部13は印刷スタイル情報を、フィスカル処理部17はフィスカルスタイル情報を、扱えるようにスタイル情報が区別されているため、レシート印刷データやフィスカルデータなどカテゴリー毎のデータの生成が容易となる。
(3)売上明細情報の中から徴税に関わる売上データを抽出したフィスカルデータを生成するにあたり、スタイル情報記憶部15に記憶されたフィスカルスタイル情報を書き換えることにより,国税庁等の徴税機関の要求仕様にあわせて、売上明細情報からフィスカルデータへのフォーマット変換を行うことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上述した実施形態では、フィスカル処理部17は、売上明細情報とフィスカルスタイル情報とを組み合わせて、フィスカルデータを生成する構成であったが、更に、フィスカルデータを暗号化する処理を行う構成でもよい。この構成により、生成されたフィスカルデータを安全にフィスカルメモリー20に記憶させることができる。
(変形例2)上述した実施形態では、スタイル情報記憶部15に、印刷スタイル情報、フィスカルスタイル情報、電子ジャーナルスタイル情報、電子レシートスタイル情報が記憶される構成であったが、例えば、電子ジャーナルスタイル情報または電子レシートスタイル情報は記憶されない構成でもよい。この構成の場合は、売上明細情報からタグ文字列を除去することにより、電子ジャーナルデータや電子レシートデータを生成することができる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
10…フィスカル印刷装置、11…入出力部、12…データ解析部、13…印刷データ処理部、14…印刷部、15…スタイル情報記憶部、16…売上データ処理部、17…フィスカル処理部、18…電子ジャーナル処理部、19…電子レシート処理部、20…フィスカルメモリー、30…電子ジャーナル記録装置、40…電子レシート記録装置、50…ホスト装置。
Claims (6)
- ホスト装置から印刷データを受信するフィスカル印刷装置であって、
前記印刷データの文字列を解析するデータ解析部と、
前記印刷データ中のスタイル情報を記憶するスタイル情報記憶部と、
前記データ解析部から送られる売上明細情報と前記スタイル情報記憶部から取得する前記スタイル情報とを組み合わせてレシート印刷データを生成する印刷データ処理部と、
前記印刷データ処理部から送られる前記レシート印刷データを印刷する印刷部と、
前記データ解析部から送られる売上明細情報と前記スタイル情報記憶部から取得する前記スタイル情報とを組み合わせてフィスカルデータを生成してフィスカルメモリーに記憶させるフィスカル処理部と、
を有することを特徴とするフィスカル印刷装置。 - 前記フィスカル処理部は、
前記フィスカルデータを暗号化して、前記フィスカルメモリーに記憶させる、ことを特徴とする請求項1に記載のフィスカル印刷装置。 - 前記データ解析部は、
前記印刷データの前記文字列中にレシートを示すタグを見つけると前記売上明細情報と判断し、前記文字列中にスタイル情報を示すタグを見つけると前記スタイル情報と判断することを特徴とする請求項1に記載のフィスカル印刷装置。 - 前記スタイル情報は、XML形式で記述されており、
前記印刷データ処理部により取得される前記スタイル情報は、印刷スタイル情報であり、
前記フィスカル処理部により取得される前記スタイル情報は、フィスカルスタイル情報である、ことを特徴とする請求項1または3に記載のフィスカル印刷装置。 - 前記売上明細情報は、XML形式で記述されている、ことを特徴とする請求項3に記載のフィスカル印刷装置。
- ホスト装置から印刷データを受信するフィスカル印刷装置の制御方法であって、
前記印刷データの文字列を解析するデータ解析ステップと、
前記印刷データ中のスタイル情報を記憶するスタイル情報記憶ステップと、
前記データ解析ステップで解析された売上明細情報と前記スタイル情報記憶ステップで記憶された前記スタイル情報とを組み合わせてレシート印刷データを生成する印刷データ処理ステップと、
前記印刷データ処理ステップで生成された前記レシート印刷データを印刷する印刷ステップと、
前記データ解析ステップで解析された売上明細情報と前記スタイル情報記憶ステップで記憶された前記スタイル情報とを組み合わせてフィスカルデータを生成してフィスカルメモリーに記憶させるフィスカル処理ステップと、
を有することを特徴とするフィスカル印刷装置の制御方法。
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