JP2015179350A - コンテンツ変換装置及び方法、並びに、通信システム - Google Patents
コンテンツ変換装置及び方法、並びに、通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015179350A JP2015179350A JP2014055783A JP2014055783A JP2015179350A JP 2015179350 A JP2015179350 A JP 2015179350A JP 2014055783 A JP2014055783 A JP 2014055783A JP 2014055783 A JP2014055783 A JP 2014055783A JP 2015179350 A JP2015179350 A JP 2015179350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- content
- unit
- client
- change
- program
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/90—Details of database functions independent of the retrieved data types
- G06F16/95—Retrieval from the web
- G06F16/957—Browsing optimisation, e.g. caching or content distillation
- G06F16/9577—Optimising the visualization of content, e.g. distillation of HTML documents
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F40/00—Handling natural language data
- G06F40/10—Text processing
- G06F40/12—Use of codes for handling textual entities
- G06F40/14—Tree-structured documents
- G06F40/143—Markup, e.g. Standard Generalized Markup Language [SGML] or Document Type Definition [DTD]
Abstract
【課題】 操作応答性を向上できるコンテンツ変換装置を提供する。【解決手段】 実施形態に係るコンテンツ変換装置は、変換部、解析部、及びプログラム生成部を備える。変換部は、コンテンツのグラフィック要素を変換する。解析部は、前記コンテンツの表示に変化が発生する契機を解析する。プログラム生成部は、前記契機に対応する入力操作に応答して前記変化を実現するためのプログラムを生成する。【選択図】図5
Description
本発明の実施形態は、コンテンツ変換装置及び方法、並びに、コンテンツ変換装置を含む通信システムに関する。
特許文献1には、画像配信サーバでウェブページをビットマップ画像に変換し、この画像を携帯端末に送信することにより、ブラウザを実装していない携帯端末においてウェブページを閲覧することを可能にする技術が開示されている。しかしながら、この技術では、ウェブページに対するユーザの入力操作をサーバで処理するため、操作応答性が低いという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、操作応答性を向上することができるコンテンツ変換装置及び方法並びに通信システムを提供することである。
実施形態に係るコンテンツ変換装置は、変換部、解析部、及びプログラム生成部を備える。変換部は、コンテンツのグラフィック要素を変換する。解析部は、前記コンテンツの表示に変化が発生する契機を解析する。プログラム生成部は、前記契機に対応する入力操作に応答して前記変化を実現するためのプログラムを生成する。
以下、図面を参照しながら種々の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るコンテンツ変換装置100を概略的に示している。図1に示されるコンテンツ変換装置100は、インターネットなどのネットワーク112を介して接続されるクライアント111にコンテンツを提供するものである。本実施形態及び後述する実施形態では、コンテンツとしてHTML(HyperText Markup Language)ファイルを想定する。HTMLファイルはコンテンツの一例であり、コンテンツはHTMLファイルに限定されない。具体的には、コンテンツ変換装置100は、変換部101、解析部102、プログラム生成部103、及び通信部104を備えている。
図1は、第1の実施形態に係るコンテンツ変換装置100を概略的に示している。図1に示されるコンテンツ変換装置100は、インターネットなどのネットワーク112を介して接続されるクライアント111にコンテンツを提供するものである。本実施形態及び後述する実施形態では、コンテンツとしてHTML(HyperText Markup Language)ファイルを想定する。HTMLファイルはコンテンツの一例であり、コンテンツはHTMLファイルに限定されない。具体的には、コンテンツ変換装置100は、変換部101、解析部102、プログラム生成部103、及び通信部104を備えている。
変換部101は、コンテンツのグラフィック要素を変換する。例えば、変換部101は、HTMLファイルのSVG(Scalable Vector Graphics)要素をDiv要素に変換する。解析部102は、コンテンツの表示に変化が発生する契機を解析し、解析結果をプログラム生成部103に通知する。
プログラム生成部103は、解析部102から受け取った解析結果に基づいて、前記契機に対応する入力操作に応答して前記変化を実現するためのプログラム(以下、操作スクリプトと称する。)を生成する。通信部104は、ネットワーク112を通じてクライアント111と通信する。通信部104は、変換部101によって変換されたグラフィック要素及びプログラム生成部103によって生成された操作スクリプトを含む変換コンテンツをクライアント111に送信する。例えば、通信部104は、クライアント111からコンテンツ配信の要求を受信すると、この要求に応答して変換コンテンツをクライアント111に送信する。変換後のグラフィック要素及び操作スクリプトは、1つの文書(例えばHTML文書)内に記述されていてもよく、個別の文書に記述されていてもよい。
図2Aは、本実施形態に係るアプリケーション例を示している。図2Aに示されるアプリケーションは、矩形、円、及び線などの複数の要素が配置された単線結線図上のいずれかの要素がユーザによってクリックされると、クリックされた要素の色が変化するウェブアプリケーションである。例えば矩形の要素201をクリックすると、図2Bに示されるように、この要素201の色が黒に変化する。
図3は、図2A及び図2Bに示されるアプリケーションに対応するコンテンツ例を示している。このコンテンツは、図3に示されるように、単線結線図を表示するためのSVG要素、アプリケーションの見た目を定義するCSS、及び入力操作に応答して表示を変化させるためのJavaScript(登録商標)を含む。図3には、図2Aの要素201に関するSVG要素だけが示されているが、実際には、コンテンツは、図2Aに示される全ての要素それぞれに関するSVG要素を含む。なお、コンテンツは、ビットマップ画像などを含んでいてもよい。
図4は、コンテンツ変換装置100が図3のコンテンツを変換することで得られる変換コンテンツ例を示している。この変換コンテンツは、図4に示されるように、Div要素、CSS、及び操作スクリプトを含む。変換コンテンツのCSSには、SVG要素に含まれていたサイズ情報及び位置情報が追加されている。クライアント111では、変換コンテンツに含まれるDiv要素及びCSSに基づいた画像(この例では、図2Aに示される単線結線図)が表示される。図2Aの単線結線図のいずれかの要素がクリックされたときの処理は、操作スクリプトに従ってクライアント111で実行される。
図5は、コンテンツ変換装置100が実行するコンテンツ変換処理を概略的に示している。図5のステップS501では、変換部101は、HTMLファイルのSVG要素をDiv要素に変換する。さらに、変換部101は、Div要素に対応する要素のサイズ情報及び位置情報をCSSに記述する。Div要素の処理負荷はSVG要素の処理負荷よりも小さいので、SVG要素からDiv要素への変換によって表示速度を向上することができる。
ステップS502では、解析部102は、コンテンツの表示に変化が発生する契機を解析する。コンテンツの表示に変化が発生する契機は、コンテンツに含まれるJavaScriptプログラムを解析することでわかる。図3の例では、JavaScriptフレームワークであるjQueryが用いられており、jQueryのaddClassメソッドを用いて表示を変化させている。この場合、解析部102は、addClassメソッドが呼ばれる契機を解析して、breakerクラスの要素をクリックすると表示が変化することを検出する。さらに、解析部102は、CSSを解析することで要素の色が黒に変化することを検出する。なお、表示に変化が発生する契機を解析する方法としては、addClassメソッドのような表示を変化させるメソッドのリストを保持しておき、リストを参照してコンテンツに含まれるメソッドが呼ばれる契機を決定する方法、コンテンツ作成時に変化が発生する契機を示すタグを予め付与する方法などを利用することができる。
ステップS503では、プログラム生成部103は、解析部102による解析の結果に基づいて操作スクリプトを生成する。図3の例では、プログラム生成部103は、breakerクラスの要素に対するクリック操作に応答してこの要素の色を黒に変化させるための操作スクリプトを生成する。
コンテンツは、例えば、ブラウザを用いて表示する。ブラウザは、コンテンツ変換装置100上で動作してもよく、コンテンツ変換装置100と異なる端末(例えばクライアント111)上で動作してもよい。ブラウザは、操作スクリプトによりブラウザ内で画面変化を処理することができる。
以上のように、第1の実施形態に係るコンテンツ変換装置では、Div要素及びCSSを用いて画面更新するための操作スクリプトを生成することにより、操作応答性を向上することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、Div要素及びCSSを用いて画面更新する例を説明した。第2の実施形態では、ビットマップ画像を用いて画面更新する例について説明する。
第1の実施形態では、Div要素及びCSSを用いて画面更新する例を説明した。第2の実施形態では、ビットマップ画像を用いて画面更新する例について説明する。
図6は、第2の実施形態に係るコンテンツ変換装置600を概略的に示している。図6に示されるコンテンツ変換装置600は、ネットワーク612を介して接続されるクライアント611にコンテンツを提供するものである。具体的には、コンテンツ変換装置600は、変換部601、解析部602、プログラム生成部603、通信部604、描画部605、及びバッファ606を備えている。解析部602及び通信部604は、第1の実施形態で説明した解析部102及び通信部104(図1)と同様の動作を行う。このため、解析部602及び通信部604についての説明は適宜省略する。
変換部601は、描画部605を用いて、HTMLファイルのSVG要素をビットマップ画像に変換する。描画部605は、変換部601からの指示に従ってHTMLファイルのSVG要素に基づいた画像情報を生成し、この画像情報をバッファ606に書き込む。プログラム生成部603は、描画部605に指示して、入力操作に応答して表示が変化した後の画像情報(ビットマップ画像)を生成する。バッファ606は、描画部605によって生成された画像情報を記憶する。バッファ606は、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカードなどの一般的に利用されている任意の記憶媒体により構成することができる。
図7は、コンテンツ変換装置600が実行するコンテンツ変換処理を概略的に示している。図7のステップS701では、変換部601は、HTMLファイルのSVG要素をビットマップ画像に変換する。具体的には、描画部605が、変換部601からの指示に従ってコンテンツに含まれるSVG及びCSSに基づいて画像情報を生成し、この画像情報をバッファ606に保存する。例えば、ブラウザを用いて図3のコンテンツを表示しようとすると、図2の単線結線図を描画するための描画命令が発行され、描画部605がこの描画命令に従ってバッファ606に単線結線図を描画する。変換部601は、バッファ606から画像情報を取得し、この画像情報を参照するように、HTMLファイルのSVG要素をIMG要素に書き換える。IMG要素はhtml要素の1つである。なお、画像は圧縮してもよい。例えば、画像はJPEG形式に圧縮される。図8は、第2の実施形態に従って図3のコンテンツ例の変換を行って得られる変換コンテンツ例を示している。図8に示されるように、描画部605によって生成された画像情報がdiagram.jpgと名前を付けて保存され、このdiagram.jpgを参照するようにグラフィック要素が変換される。
ステップS702では、解析部602は、コンテンツの表示に変化が発生する契機を解析する。ステップS702の処理は、図5に示したステップS502の処理と同様であるので、詳細な説明を省略する。
ステップS703では、プログラム生成部603は、描画部605を用いて変化後の画像情報を生成する。図3の例では、プログラム生成部603は、黒く塗りつぶされたBreakerクラスの要素の画像情報を生成する。画像情報の生成方法は、いかなる方法であってもよい。例えば、要素のサイズ情報を解析し、要素のサイズの黒い矩形を描画する方法であってもよく、ブラウザを用いてクリックイベントを発生させ、ブラウザに要素の色を黒に変化させるための描画命令を発行させる方法であってもよい。プログラム生成部603は、黒く塗りつぶされた要素の画像情報をバッファ606から取得し保存する。例えば、プログラム生成部603は、図8に示されるように、画像情報をJPEG形式に圧縮して、breaker_black.jpgと名前を付けて保存する。なお、変化後の画像情報としては、変化前のバックアップ画像との差分画像を取得してもよく、JavaScriptプログラムから変換される領域を計算し、その領域の画像を取得してもよい。例えば、ある要素がクリック操作に応答して縮小される場合は、縮小後のサイズの画像情報が変化後の画像情報として生成される。
ステップS703では、プログラム生成部603は、描画部605を用いて変化後の画像情報を生成する。図3の例では、プログラム生成部603は、黒く塗りつぶされたBreakerクラスの要素の画像情報を生成する。画像情報の生成方法は、いかなる方法であってもよい。例えば、要素のサイズ情報を解析し、要素のサイズの黒い矩形を描画する方法であってもよく、ブラウザを用いてクリックイベントを発生させ、ブラウザに要素の色を黒に変化させるための描画命令を発行させる方法であってもよい。プログラム生成部603は、黒く塗りつぶされた要素の画像情報をバッファ606から取得し保存する。例えば、プログラム生成部603は、図8に示されるように、画像情報をJPEG形式に圧縮して、breaker_black.jpgと名前を付けて保存する。なお、変化後の画像情報としては、変化前のバックアップ画像との差分画像を取得してもよく、JavaScriptプログラムから変換される領域を計算し、その領域の画像を取得してもよい。例えば、ある要素がクリック操作に応答して縮小される場合は、縮小後のサイズの画像情報が変化後の画像情報として生成される。
ステップS704では、プログラム生成部603は、解析部602による解析の結果に基づいて操作スクリプトを生成する。図3の例では、プログラム生成部603は、breakerクラスの要素に対するクリック操作に応答してこの要素の色を黒に変化させるための操作スクリプトを生成する。要素ごとにサイズ情報及び位置情報を指定可能なSVG要素やDiv要素と異なり、ビットマップ画像に変換されると、どこにbreakerクラスの要素が存在するか分からなくなる。例えば、図3の例では、breakerクラスの要素は、アプリケーション画面上の座標(100,100)、幅50ピクセル、高さ50ピクセルで指定される領域に表示される。この場合、プログラム生成部603は、図8に示されるように、クリック位置のX座標が100以上150以下かつY座標が100以上150以下である場合にbreakerクラスの要素がクリックされたと判断し、この要素の位置にbreaker_black.jpgを表示する操作スクリプトを生成する。
以上のように、第2の実施形態に係るコンテンツ変換装置では、ビットマップ画像を用いて画面更新するための操作スクリプトを生成することにより、操作応答性を向上することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、画面更新(コンテンツの表示を変化させる処理)をクライアント及びコンテンツ変換装置のいずれで実行するかを切り替える例について説明する。
図9は、第3の実施形態に係るコンテンツ変換装置900を概略的に示している。図9に示されるコンテンツ変換装置900は、ネットワーク912を介して接続されるクライアント911にコンテンツを提供するものである。具体的には、コンテンツ変換装置900は、変換部901、解析部902、プログラム生成部903、通信部904、判断部905、入力処理部906、及び画像情報生成部907を備えている。変換部901及び解析部902は、第1の実施形態で説明した変換部101及び解析部102(図1)と同様の動作を行う。このため、変換部901及び解析部902についての説明は適宜省略する。なお、変換部901は、第2の実施形態で説明した変換部601(図6)と同様の動作を行うものであってもよい。
第3の実施形態では、画面更新(コンテンツの表示を変化させる処理)をクライアント及びコンテンツ変換装置のいずれで実行するかを切り替える例について説明する。
図9は、第3の実施形態に係るコンテンツ変換装置900を概略的に示している。図9に示されるコンテンツ変換装置900は、ネットワーク912を介して接続されるクライアント911にコンテンツを提供するものである。具体的には、コンテンツ変換装置900は、変換部901、解析部902、プログラム生成部903、通信部904、判断部905、入力処理部906、及び画像情報生成部907を備えている。変換部901及び解析部902は、第1の実施形態で説明した変換部101及び解析部102(図1)と同様の動作を行う。このため、変換部901及び解析部902についての説明は適宜省略する。なお、変換部901は、第2の実施形態で説明した変換部601(図6)と同様の動作を行うものであってもよい。
判断部905は、入力操作に伴う変化を実現する処理(画面更新)をクライアント911及びコンテンツ変換装置900のいずれで実行すべきかを判断する。解析部902が複数の契機を検出した場合には、判断部905は複数の契機それぞれについて判断を行う。
プログラム生成部903は、判断部905がクライアント911で実行すべきと判断した画面更新についてはその画面更新をクライアント911で実行するための操作スクリプトを生成する。プログラム生成部903は、判断部905がコンテンツ変換装置900で実行すべきと判断した画面更新についてはその画面更新をコンテンツ変換装置900で実行するために、入力操作情報をコンテンツ変換装置900に送信するための操作スクリプトを生成する。
通信部904は、ネットワーク112を介してクライアント911と通信する。通信部904は、変換部901によって変換されたグラフィック要素及びプログラム生成部903によって生成された操作スクリプトを含む変換コンテンツをクライアント911に送信する。通信部904は、クライアント911から入力操作情報を受信する。また、通信部904は、画像情報生成部907によって生成された画像情報をクライアント911に送信する。
入力処理部906は、クライアント911から受信された入力操作情報に対して入力処理を行う。具体的には、画像情報生成部907は、入力処理に伴う変化に対応する画像情報を生成する。画像情報は、どのような形式でもよい。例えば、画像情報は、Div要素とCSSの組み合わせでもよく、ビットマップ画像であってもよい。
図10は、コンテンツ変換装置900が実行するコンテンツ変換処理を概略的に示している。図10に示されるステップS1001及びS1002の処理は、図5に示されるステップS501及びS502の処理とそれぞれ同様であるので、詳細な説明は省略する。ステップS1001では、変換部901は、コンテンツのグラフィック要素を変換する。ステップS1002では、解析部902は、コンテンツの表示に変化が発生する契機を解析する。
ステップS1003では、判断部905は、契機ごとに画面更新をクライアント911で実行すべきかコンテンツ変換装置900で実行すべきかを判断する。判断方法は、いかなる方法であってもよい。例えば、判断部905は、画像が変化する部分の面積が閾値より小さい画面更新はクライアント911で処理し、その面積が閾値以上である画面更新はコンテンツ変換装置900で処理すると判断してもよい。判断部905は、変化後の画像情報のデータサイズが閾値より小さい画面更新はクライアント911で処理し、そのデータサイズが閾値以上である画面更新はコンテンツ変換装置900で処理すると判断してもよい。判断部905は、画像が変化する要素の数が閾値より少ない画面更新はクライアント911で処理し、その数が閾値以上である画面更新はコンテンツ変換装置900で処理すると判断してもよい。判断部905は、変化の表示時間が閾値より短い画面更新はクライアント911で処理し、変化の表示時間が閾値以上である画面更新はコンテンツ変換装置900で処理すると判断してもよい。表示時間は、履歴を用いてもよいし、コンテンツ変換装置900でテストした結果を用いてもよい。判断部905は、変化の発生頻度が閾値より小さい画面更新はクライアント911で処理し、変化の発生頻度が閾値以上である画面更新はコンテンツ変換装置900で処理すると判断してもよい。判断部905は、変化に対応する操作スクリプトのコード量が閾値より少ない画面更新はクライアント911で処理し、そのコード量が閾値以上である画面更新はコンテンツ変換装置900で処理すると判断してもよい。判断部905は、変化を発生させる入力操作の位置(例えばクリック位置)に応じて判断を行ってもよい。判断部905は、ネットワーク912の帯域やクライアント端末911の性能を考慮して判断を行ってもよい。例えば、ネットワーク帯域が小さい場合は、クライアント911で処理するように閾値を大きい値に設定してもよい。また、クライアント端末の性能が低い場合は、コンテンツ変換装置900で処理するように閾値を小さい値に設定してもよい。判断部905は、上述した方法を組み合わせて判断を行ってもよい。すなわち、判断部905は、変化の面積、変化後の画像情報のデータサイズ、変化に含まれる要素数、変化の表示時間、変化の発生頻度、変化を実現するための処理量、入力操作情報、ネットワーク性能、クライアント性能のうちの少なくとも1つに基づいて判断を行うことができる。
ステップS1004では、プログラム生成部903は、解析部902の解析結果及び判断部905の判断結果に従って、操作スクリプトを生成する。プログラム生成部903は、判断部905がクライアント911で処理すべきと判断した画面更新をクライアント911で処理するための操作スクリプトを生成し、判断部905がコンテンツ変換装置900で処理すべきと判断した画面更新をコンテンツ変換装置900で実行するために、入力操作情報をコンテンツ変換装置900に送信するための操作スクリプトを生成する。ステップS1005では、通信部904は変換コンテンツをクライアント911に送信する。
図11及び図12を参照してクライアント911の動作について説明する。
図11のステップS1101では、クライアント911はコンテンツ変換装置900にコンテンツ配信を要求する。ステップS1102では、クライアント911は、コンテンツ変換装置900から変換コンテンツを受信する。クライアント911は、変換コンテンツに基づいた画像を表示する。
図11のステップS1101では、クライアント911はコンテンツ変換装置900にコンテンツ配信を要求する。ステップS1102では、クライアント911は、コンテンツ変換装置900から変換コンテンツを受信する。クライアント911は、変換コンテンツに基づいた画像を表示する。
図12のステップS1201では、クライアント911は、画像を表示した状態で、ユーザからの入力操作を受け付ける。ステップS1202では、入力操作をクライアント911で処理するか否かが操作スクリプトに基づいて判断される。すなわち、入力操作に伴う画面変化をクライアント911で実行するか否かが判断される。入力操作をクライアント911で処理する場合、クライアント911は、入力操作を処理して画面を更新する(ステップS1203)。その後、クライアント911は次の入力操作を待ち受ける。
入力操作をクライアント911で処理しない場合、クライアント911は、入力操作の情報をコンテンツ変換装置900に送信する(ステップS1204)。ステップS1205では、クライアント911は、入力操作に伴う画面変化に対応する画像情報を受信する。ステップS1206では、クライアント911は、受信した画像情報に基づいて画面を更新する。その後、クライアント911は次の入力操作を待ち受ける。
図13は、コンテンツ変換装置900による更新画像生成処理を概略的に示している。図13のステップS1301では、通信部904は、クライアント911から入力操作情報を受信する。ステップS1302では、入力処理部906は受信した入力操作を処理する。例えば、入力処理部906はブラウザを用いて入力操作を処理する。例えば、クライアントのブラウザ画面上の座標(100,100)の位置でクリックが発生したという入力操作情報を受信した場合、入力処理部906は、ブラウザを用いてコンテンツ変換装置900のブラウザ画面上の座標(100,100)の位置でクリックが発生したようにエミュレートする。ステップS1303では、画像情報生成部907は、入力操作に伴う画面変化に対応する画像情報を生成する。ステップS1304では、通信部904は画像情報をクライアント911に送信する。なお、画像情報は、画像情報単体で送信してもよく、画像情報の表示方法を指定する操作スクリプトと一緒に送信してもよい。
図14は、本実施形態に係るアプリケーション例を示し、図15は、図14のアプリケーションに対応するコンテンツ例を示している。図14に示されるアプリケーションは、日付と粒度(例えば、日、月、年)をユーザが指定すると、データベースから対応するデータを取得し、そのデータに基づいてグラフを生成し表示するウェブアプリケーションである。例えば、判断部905が表示時間又はコード量に基づいて判断を行う場合、プログラム生成部903は、図15に示されるように、日付や粒度を指定する部分はクライアントで処理し、グラフ部分はコンテンツ変換装置900で処理するよう操作スクリプトを生成する。
図16A及び図16Bは、本実施形態に係るアプリケーションの他の例を示し、図17は、図16A及び図16Bに示されるアプリケーションに対応する変換コンテンツ例を示している。このアプリケーションは、単線結線図上のいずれかの要素がクリックされると、クリックされた要素とそれより末端側に位置する要素の色が変化する。例えば、図16Aに示されるように、末端の要素1601がクリックされた場合、その要素1601の色が変化する。また、図16Bに示されるように、根元の要素1602がクリックされた場合、その要素1602とそれより末端側に位置する要素の色が変化する。図17に示される変換コンテンツでは、クリック位置に応じて処理主体(クライアント911及びコンテンツ変換装置900)が切り替えられる。具体的には、クリック位置のX座標が100以上150以下かつY座標が100以上150以下の場合は、クライアント911が画面を更新し、クリック位置のX座標が100以上150以下かつY座標が0以上50以下の場合は、クリック位置をコンテンツ変換装置900の通信部904に送信して、コンテンツ変換装置900の画像生成部907が生成した画像情報を用いて画面が更新される。
以上のように、第3の実施形態によれば、コンテンツ変換装置とクライアントで処理を分担する分散処理システムにコンテンツ変換装置を応用することができる。
上述した実施形態の少なくとも1つによれば、クライアント側で入力操作を処理するためのプログラムを生成することにより、操作応答性を向上することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…コンテンツ変換装置、101…変換部、102…解析部、103…プログラム生成部、104…通信部、111…クライアント、112…ネットワーク、600…コンテンツ変換装置、601…変換部、602…解析部、603…プログラム生成部、604…通信部、605…描画部、606…バッファ、611…クライアント、612…ネットワーク、900…コンテンツ変換装置、901…変換部、902…解析部、903…プログラム生成部、904…通信部、905…判断部、906…入力処理部、907…画像情報生成部、911…クライアント、912…ネットワーク。
Claims (7)
- コンテンツのグラフィック要素を変換する変換部と、
前記コンテンツの表示に変化が発生する契機を解析する解析部と、
前記契機に対応する入力操作に応答して前記変化を実現するためのプログラムを生成するプログラム生成部と、
を具備するコンテンツ変換装置。 - 前記入力操作に伴う前記変化を実現する処理をクライアント及び当該コンテンツ変換装置のいずれで実行すべきかを判断する判断部をさらに具備し、
前記プログラム生成部は、前記判断部がクライアントで実行すべきと判断した場合は、前記処理を前記クライアントで実行するための前記プログラムを生成し、前記判断部が当該コンテンツ変換装置で実行すべきと判断した場合は、入力操作の情報を当該コンテンツ変換装置に送信するための前記プログラムを生成する請求項1に記載のコンテンツ変換装置。 - 前記変換されたグラフィック要素及び前記プログラムを含む変換コンテンツを前記クライアントに送信する送信部と、
前記変換コンテンツに対する入力操作の情報を前記クライアントから受信する受信部と、
前記入力操作に対して入力処理を行う入力処理部と、をさらに具備する請求項2に記載のコンテンツ変換装置。 - 前記入力処理に伴う前記変化に対応する画像情報を生成する画像情報生成部をさらに具備し、
前記送信部は、前記画像情報を前記クライアントに送信する請求項3に記載のコンテンツ変換装置。 - 前記判断部は、前記変化の面積、前記画像情報のデータサイズ、前記変化の要素数、前記変化の表示時間、前記変化の発生頻度、前記変化を発生するための処理量、入力操作の情報、ネットワーク性能、クライアント性能の少なくとも1つに基づいて判断を行う請求項4に記載のコンテンツ変換装置。
- コンテンツ変換装置及びクライアントを含む通信システムであって、
前記コンテンツ変換装置は、
コンテンツのグラフィック要素を変換する変換部と、
前記コンテンツの表示に変化が発生する契機を解析する解析部と、
前記契機に対応する入力操作に応答して前記変化を実現するためのプログラムを生成するプログラム生成部と、
前記変換されたグラフィック要素及び前記プログラムを含む変換コンテンツを前記クライアントに送信する送信部と、
を備える、通信システム。 - コンテンツのグラフィック要素を変換することと、
前記コンテンツの表示に変化が発生する契機を解析することと、
前記契機に対応する入力操作に応答して前記変化を実現するためのプログラムを生成することと、
を具備することを特徴とするコンテンツ変換方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014055783A JP2015179350A (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | コンテンツ変換装置及び方法、並びに、通信システム |
US14/632,811 US20150269131A1 (en) | 2014-03-19 | 2015-02-26 | Content conversion apparatus and method, and communication system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014055783A JP2015179350A (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | コンテンツ変換装置及び方法、並びに、通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015179350A true JP2015179350A (ja) | 2015-10-08 |
Family
ID=54142275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014055783A Pending JP2015179350A (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | コンテンツ変換装置及び方法、並びに、通信システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20150269131A1 (ja) |
JP (1) | JP2015179350A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103368611A (zh) * | 2012-03-27 | 2013-10-23 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 传输文件的方法和移动终端 |
CN115049755A (zh) * | 2021-03-09 | 2022-09-13 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种图片生成方法、装置、设备以及存储介质 |
CN113792238A (zh) * | 2021-09-16 | 2021-12-14 | 山石网科通信技术股份有限公司 | Svg图像的处理方法及装置、存储介质和处理器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7302637B1 (en) * | 2000-07-24 | 2007-11-27 | Research In Motion Limited | System and method for abbreviating information sent to a viewing device |
-
2014
- 2014-03-19 JP JP2014055783A patent/JP2015179350A/ja active Pending
-
2015
- 2015-02-26 US US14/632,811 patent/US20150269131A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20150269131A1 (en) | 2015-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11790158B1 (en) | System and method for using a dynamic webpage editor | |
US8549395B2 (en) | Method and system for transforming an integrated webpage | |
US9514242B2 (en) | Presenting dynamically changing images in a limited rendering environment | |
US20110145730A1 (en) | Utilization of Browser Space | |
US20190057070A1 (en) | System and method for printable document viewer optimization | |
US9679075B1 (en) | Efficient delivery of animated image files | |
CN110675465B (zh) | 用于生成图像的方法和装置 | |
US11222449B2 (en) | Smart visualization transformation for intuitive presentations | |
CN112306793A (zh) | 用于监控网页的方法和装置 | |
CN111459501A (zh) | 基于SVG的Web组态画面存储与展示系统和方法及介质 | |
US9430808B2 (en) | Synchronization points for state information | |
KR101459299B1 (ko) | 스마트 기기의 소프트웨어 개발 자동화 장치, 스마트 기기의 소프트웨어 개발 자동화 방법 및 이를 기록한 기록매체 | |
JP2015179350A (ja) | コンテンツ変換装置及び方法、並びに、通信システム | |
CN113688341B (zh) | 动态图片分解方法、装置、电子设备及可读存储介质 | |
US20150370524A1 (en) | Content providing device, content providing method, and computer program product | |
CN107451163B (zh) | 一种动画显示方法和装置 | |
US20150084961A1 (en) | Map performance by dynamically reducing map detail | |
KR101334589B1 (ko) | 전자문서 레이아웃 유지를 위한 폰트처리 방법 및 이를 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 판독가능한 기록매체 | |
US11954421B2 (en) | Reducing data usage for rendering state changes | |
EP3001334A1 (en) | Systems and methods to repackage web site resources | |
US11295493B2 (en) | System and method for generating scalar vector graphics image in an imaginary console | |
US9690783B2 (en) | Image conversion and method for converting text in an image into a targeted language | |
CN113849164A (zh) | 数据处理方法、装置、电子设备和存储器 | |
US11947442B2 (en) | Session replay for mobile applications | |
US11887213B2 (en) | Image cache for session replays of mobile applications |