JP2015176543A - display device, control method, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、表示装置、制御方法及びプログラムに関する。 The present invention relates to a display device, a control method, and a program.
スマートフォンやタブレット端末では、表示画面にタッチパネルを設け、ユーザが表示画面に触れて操作するユーザインタフェースとなっていることが多い。また、一般の電子機器ではボタンやキーを押下して操作するインタフェースとなっていることが多い。このようなユーザインタフェースで書籍などを読む場合、例えばタブレット端末ではフリック操作によって頁めくりを行い、一般の電子機器では、頁めくり操作用のボタンを押下することによって頁めくりを行うことが一般的である。
また、筐体を変形させて操作を行う表示装置が、特許文献1に開示されている。特許文献1の技術によると、電子ブックのコンテンツを表示画面に表示させ、筐体を曲げた状態で表示画面に接触した指をスライドさせると頁めくりを行うことが可能である。
In smartphones and tablet terminals, a touch panel is often provided on the display screen, and the user interface is often operated by the user touching the display screen. In general electronic devices, the interface is often operated by pressing a button or key. When reading a book or the like with such a user interface, for example, it is common to turn a page by flicking on a tablet terminal, and turning a page by pressing a button for turning the page in a general electronic device. is there.
Further,
しかし、上述のタブレット端末や一般の電子機器における頁めくり操作は、紙媒体の書籍における操作と異なり、ユーザは違和感を覚えることもある。また、特許文献1に記載の方法は、紙媒体での操作を意識した方法であるが、より利便性を高め、紙媒体書籍の操作性により近づけたものが求められていた。
However, the page turning operation in the above-described tablet terminal or general electronic device is different from the operation in a paper-based book, and the user may feel uncomfortable. The method described in
そこでこの発明は、上述した解題を解決する表示装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a display device, a control method, and a program that solve the above-described problem.
本発明は、筐体に加わる応力の有無を判定する応力判定部と、前記応力判定部の判定結果に基づいてコンテンツを構成する頁が重畳した状態を表す頁重畳領域を表示する表示部と、を備えることを特徴とする表示装置である。 The present invention includes a stress determination unit that determines the presence or absence of stress applied to the housing, a display unit that displays a page overlap region that represents a state in which the pages that constitute the content are overlapped based on the determination result of the stress determination unit, It is provided with the following.
また本発明は、筐体に加わる応力の有無を判定し、前記判定結果に基づいてコンテンツを構成する頁が重畳した状態を表す頁重畳領域を表示することを特徴とする表示装置の制御方法である。 According to another aspect of the present invention, there is provided a method for controlling a display device, comprising: determining whether or not there is stress applied to a housing; and displaying a page superimposing region representing a state in which pages constituting the content are superimposed based on the determination result. is there.
また本発明は、表示装置のコンピュータを、筐体に加わる応力の有無を判定する手段、前記判定結果に基づいてコンテンツを構成する頁が重畳した状態を表す頁重畳領域を表示する手段として機能させるためのプログラムである。 Further, the present invention causes the computer of the display device to function as means for determining the presence / absence of stress applied to the housing, and means for displaying a page overlap area representing a state in which the pages constituting the content are overlapped based on the determination result. It is a program for.
本発明によれば、表示装置の表示画面への操作やボタンによる操作に依らず電子コンテンツの表示を制御することができるという効果が得られる。 According to the present invention, it is possible to control the display of the electronic content regardless of the operation on the display screen of the display device or the operation with the button.
<第一の実施形態>
以下、本発明の一実施形態による表示装置を図1〜図7を参照して説明する。
図1は、第一の実施形態による表示装置の最小構成を示すブロック図である。
この図において、符号1は表示装置を表している。図1に示す通り、表示装置1は、応力判定部40と、表示部60とを少なくとも備えている。本実施形態は、表示装置1が電子書籍などの文書コンテンツなどを表示している場面における、ユーザの表示装置1への操作と文書コンテンツの表示態様とに関する。
<First embodiment>
Hereinafter, a display device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a block diagram showing the minimum configuration of the display device according to the first embodiment.
In this figure,
応力判定部40は、表示装置1の筐体に加わる応力の有無を判定する。例えば、表示装置1に備えられたセンサである後述する応力検出部21が検出した変位量、加速度、圧力、荷重などの物理量が所定の値以上であれば、応力判定部40は、表示装置1の筐体に加わる応力が有ると判定する。また、応力判定部40は、応力検出部21が備えられた位置と応力検出部21から取得した値に基づいて表示装置1に加わる応力の方向を認識する。例えば、ユーザが、表示装置1の表示画面と向かい合って筐体の左右を両手で把持し、表示装置1の垂直方向の軸に沿って表示画面が手前に突き出るように力を加える。その場合、応力判定部40は、表示装置1と向かいあったときに筐体の上部及び下部の中央付近に備えられた応力検出部21が検出した値を取得して、ユーザに近づく方向に応力が加わったと判定する。なお、表示装置1の筐体がフレキシブルな材質で構成されていて、変形が可能な場合、応力判定部40は、応力検出部21が検出した物理量が所定の値以上であれば、表示装置1は曲がり有りと判定する。
The
表示部60は、応力判定部40が行った判定結果に基づいて、表示画面に表示する画像を切り替える。例えば、応力判定部40が、表示装置1の筐体に応力が加わったと判定すると、表示部60は、文書コンテンツの現在表示している頁を、ユーザが読みやすいように表示器10の全面に表示する。また、その状態から、ユーザが表示装置1の筐体に力を加え、応力判定部40が筐体に応力が加わっていると判定すると、表示部60は、その判定結果に基づいて文書コンテンツの表示を頁めくりを容易にするような表示態様へ切り替える。そして、その状態でユーザの頁をめくる操作を行うと、表示部60は、頁めくり操作に応じた適切な頁に表示を切り替える。ユーザの頁をめくる操作については後述する。
The
図2は、本発明の第一の実施形態による表示装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示す通り、表示装置1は、表示器10と、入力部20と、応力検出部21と、制御部30と、応力判定部40と、頁送り動作判定部50と、表示部60と、記憶部70とを備えている。
表示器10は、表示装置1に備えられた液晶ディスプレイなどである。表示装置1は、表示器10に画像を表示する。
入力部20は、表示装置1に備えられたボタンや表示器10に備えられたタッチパネルなどの入力装置である。ユーザは、入力部20を用いて表示装置1を操作し、表示器10の表示内容を制御する。なお、タッチパネルは、表示器10の周辺部に備えられていてもよい。
応力検出部21は、表示装置1の筐体に加わる応力を検出するセンサである。応力を検出するセンサとは、例えば、公知の歪ゲージや圧力センサなどである。なお、表示装置1の筐体がフレキシブルで変形する場合、応力検出部21は、筐体の曲げを検出する。
FIG. 2 is a block diagram showing an example of the configuration of the display device according to the first embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 2, the
The
The
The
制御部30は、入力部20から入力されたユーザによる操作指示情報を取得し、文書コンテンツの表示・非表示や文書コンテンツの変更など、表示装置1の動作を制御する。
頁送り動作判定部50は、ユーザの頁めくり操作に関する操作情報を入力部20から取得して、頁送り動作を決定する。頁めくり操作とは、例えば、ユーザが、表示器10またはその周辺部に備えられたタッチパネルに対して指を接触させ、そのままスライドさせる操作のことである。また、操作情報には、ユーザが指をスライドさせた始点と終点の座標情報が含まれている。頁送り動作判定部50は、この操作情報から、ユーザが指をスライドさせた距離や方向を算出する。
記憶部70は、ROM、RAMなどの記憶媒体である。記憶部70は、表示装置1が表示器10に出力する文書コンテンツや、表示装置1の備えるCPU(Central Processing Unit)によって実行される文書コンテンツ表示アプリケーションなどの各種プログラムを記憶している。
なお、制御部30、応力判定部40、頁送り動作判定部50、表示部60は、表示装置1の備えるCPUがハードディスクなどの記憶部70からプログラムを読み出し実行することで備わる機能である。
The
The page turning
The
The
図3は、本発明の第一の実施形態による表示装置の一例を示す図である。
以下、図3を用いて、本実施形態の表示装置1の説明を行う。
第一の実施形態による表示装置1の代表的な例は図3に示すようなタブレット端末装置である。
図3(a)は、表示装置1の正面図である。図3(a)が示す通り表示装置1は、表示器10を備え、表示器10と表示器10の周辺部のうち少なくとも一方には、例えば静電容量方式の、タッチパネルを備えている。また、表示装置1は、符号31A〜31Hが示す位置に応力検出部21を備えている。表示装置1の筐体5、表示器10は、可撓性のある材質で構成されており、ユーザは、表示装置1を変形させることができる。例えばユーザが、表示装置1の符号31H、31Dの位置を左右それぞれの手で把持し、表示器10の中心が奥側へ移動するように力を加えると、表示装置1は、表示器10の垂直方向の軸に沿って表示器10が凹となるように変形する。そのとき、符号31B、31Fの位置に備えられた応力検出部21は、表示装置1の曲がりを検出する。同様に、ユーザが、符号31B、31Fの位置をそれぞれの手で把持し、表示器10の中心が奥側へ移動するように力を加えると、表示装置1は、表示器10の水平方向の軸に沿って表示器10が凹となるように変形する。そのとき、符号31D、31Hの位置に備えられた応力検出部21は、表示装置1の曲がりを検出する。また、ユーザが符号31E付近をつまんで、表示装置1の角を曲げるようにして力を加えると、符号31Eの位置に備えられた応力検出部21が、表示装置1の曲がりを検出する。
FIG. 3 is a diagram showing an example of a display device according to the first embodiment of the present invention.
Hereinafter, the
A typical example of the
FIG. 3A is a front view of the
なお、応力検出部21は、符号31A〜31Hの全ての位置に備えられている必要はない。応力検出部21は、例えば、符号31B及び31Fの位置、あるいは符号31D及び31Hの位置にだけ備えられていてもよい。また、応力検出部21が備えられる位置は、これらに限定されない。他の例として例えば、表示装置1の背面に、少なくとも1つの応力検出部21を設置し、表示装置1の背面側に掛かる圧力や荷重を検出してもよい。
また、本発明に直接関係しない表示装置1のその他の構成については記載を省略する。
In addition, the
Further, description of other configurations of the
図4は、本発明の第一の実施形態による表示装置の動作の一例を示す第一の図である。 以下、図4を用いて、本実施形態における頁めくり操作の一例について説明を行う。
図4(a−1)は、表示装置1の正面図である。図4(a−2)は、表示装置1の側面図である。
図4(a−1)は、表示装置1を側面から見たときの筐体の形状が、図4(a−2)で示すように平板状であるときの文書コンテンツの表示態様を示している。表示装置1の筐体の形状が、図4(a−2)の状態にあるとは、ユーザが筐体を曲げるような力を加えていない状態である。このとき応力検出部21は、曲げを検出せず、応力判定部40は、曲がり無しと判定する。このとき表示部60は、図4(a−1)が示すように、文書コンテンツの現在表示している頁を全面に表示する。
FIG. 4 is a first diagram showing an example of the operation of the display device according to the first embodiment of the present invention. Hereinafter, an example of the page turning operation in the present embodiment will be described with reference to FIG.
4A-1 is a front view of the
FIG. 4A-1 shows a display mode of document content when the shape of the housing when the
図4(b−1)は、表示装置1の正面図である。図4(b−2)は、表示装置1の側面図である。
図4(b−1)は、ユーザが表示装置1の左右を両手で把持した場合に、表示装置1を底面側から見たときの筐体の形状が、図4(b−2)で示すように凹状であるときの文書コンテンツの表示態様を示している。表示装置1の筐体の形状が、図4(b−2)の状態にあるとは、ユーザが筐体に力を加え表示装置1を曲げている状態である。このとき図3の符号31B及び31Fに備えられた応力検出部21は、曲げを検出し、応力判定部40は、曲がり有りと判定する。このとき表示部60は、図4(b−1)が示すように、実際に紙媒体の書籍の頁めくりを行うときにユーザが目にする書籍の残頁を示すような画像を表示する。以下、符号41が示すこの画像領域を頁重畳領域と称する。頁重畳領域とは、文書コンテンツを構成する各頁をあたかも重畳したように表示する領域である。頁重畳領域の表示は、紙媒体の書籍の頁めくりを行う際に小口に現れる各頁が重畳した様子を模したものである。頁重畳領域41の表示は、現在表示している文書コンテンツの頁めくりを容易にし、頁めくりを促す。また、頁重畳領域41は、現在表示している文書コンテンツの残頁の分量を表している。ユーザが、頁重畳領域41内の任意の箇所を右手の親指で触れ、指を横方向にスライドさせると、入力部20は、その操作情報を頁送り動作判定部50へ出力する。頁送り動作判定部50は、スライド方向と量を判定し、判定結果を表示部60へ出力する。表示部60は、指のスライド方向が左から右であれば、頁を例えば先送りし、現在の頁よりも後の頁の表示に切り替える。逆に、スライド方向が右から左であれば、表示部60は、頁を戻し、現在の頁よりも前の頁の表示に切り替える。また、指をスライドさせた始点と終点の座標情報から算出した距離が、所定の長さより短い場合、表示部60は、1頁だけ先送り又は逆戻しした頁を表示する。
FIG. 4B-1 is a front view of the
FIG. 4B-1 shows the shape of the housing when the user grasps the left and right sides of the
図5は、本発明の第一の実施形態による表示装置の動作の一例を示す第二の図である。 以下、図5を用いて、本実施形態における頁めくり操作の一例について説明を行う。
図5(a)は、表示装置1の正面図である。図5(b)は、表示装置1の側面図である。
図5(a)は、ユーザが表示装置1の上下を両手で把持した場合に、表示装置1を向かって右側から見たときの筐体の形状が、図5(b)で示すように凹状であるときの文書コンテンツの表示態様を示している。図3の符号31D及び31Hに備えられた応力検出部21が水平方向を軸とする曲げを検出し、応力判定部40が曲がり有りと判定すると、図5(a)が示すように、表示部60は、表示器10の底側に頁重畳領域41を表示する。ユーザが、頁重畳領域41内の任意の箇所に指を触れ、上方向に指をスライドさせると、表示部60は、表示器10に表示する画像を、例えば1頁前の表示に切り替える。また、ユーザが、下方向に指をスライドさせると、表示部60は、次頁の表示に切り替える。
なお、符号31D及び31Hの位置に応力検出部21が備えられていない場合、次のように制御してもよい。例えばユーザが、表示器10の垂直方向を軸に表示器10が凸となるように変形させると、31B及び31Fに備えられた応力検出部21がその曲がりを検出し、検出した情報を応力判定部40に出力する。応力判定部40は、表示器10が凸となる方向に曲げられたと判定し、曲げの方向を表示部60に出力する。表示部60は、表示器10が凸となる方向に曲げられた場合、図5(a)のように表示器10の底部に頁重畳領域41を表示する。
FIG. 5 is a second diagram showing an example of the operation of the display device according to the first embodiment of the present invention. Hereinafter, an example of the page turning operation in the present embodiment will be described with reference to FIG.
FIG. 5A is a front view of the
FIG. 5A shows that when the user holds the
In addition, when the
また、図4、図5で例示した以外にも、例えば表示装置1の右下端に力を加え、曲げを生じさせると、符号31Eに備えられた応力検出部21がその曲りを検出し、表示部60が図4のような態様で頁重畳領域41を表示してもよい。
表示部60は、筐体の曲げ方向によって、頁重畳領域41を異なる位置に表示する。それにより、ユーザは、そのときの状況や表示する文書コンテンツに合わせて、操作しやすい位置に頁重畳領域41を表示させることができる。
In addition to the examples illustrated in FIGS. 4 and 5, for example, when a force is applied to the lower right end of the
The
また、タッチパネルが表示器10の周辺部に備えられている場合、ユーザは、頁重畳領域41に指を触れず、表示器10周辺の筐体部分に接触した指をスライドさせて頁めくりを行ってもよい。例えば、ユーザは、親指を手前にして両手の親指と人差し指とで挟み込むようにして表示装置1の筐体の両側を把持し、表示器10の中心が体から離れる方向に移動するように筐体を変形させて頁重畳領域41を表示させる。タッチパネルが表示器10の周辺部に備えられていれば、ユーザは、親指を表示器10に表示された頁重畳領域41まで移動させることなく、その場で親指をスライドさせることで頁めくりを行うことができ、利便性が向上する。
Further, when the touch panel is provided in the peripheral portion of the
図6は、本発明の第一の実施形態による表示装置の動作の一例を示す第三の図である。 以下、図6を用いて、本実施形態における頁めくり操作の一例について説明を行う。
図6(a)〜図6(d)は、何れもユーザの曲げ操作により、表示部60が頁重畳領域41を表示した状態を示している。
図6(a)は、全部で100頁の文書ドキュメントの70頁目を表示させたときの頁重畳領域41の表示態様の一例を示している。残頁が30頁のため、頁重畳領域41には、例えば3本の縦ライン(符号61a〜63a)が表示される。符号611は、頁重畳領域41の幅の長さを示している。
図6(b)は、100頁の文書ドキュメントの50頁目を表示させたときの頁重畳領域41の表示態様の一例を示している。残頁が50頁のため、頁重畳領域41には、例えば5本の縦ライン(符号61b〜65b)が表示される。符号612は、頁重畳領域41の幅の長さを示している。図6(a)、図6(b)において、符号611及び符号612が示す頁重畳領域41の幅は同じ長さであるとする。この例の表示態様では、頁重畳領域41に表示されるラインの数によって残頁の量を表示する。
FIG. 6 is a third diagram showing an example of the operation of the display device according to the first embodiment of the present invention. Hereinafter, an example of the page turning operation in the present embodiment will be described with reference to FIG.
6A to 6D show a state in which the
FIG. 6A shows an example of a display mode of the
FIG. 6B shows an example of a display mode of the
図6(c)は、100頁の文書ドキュメントの50頁目を表示させたときの頁重畳領域41の表示態様の他の例を示している。図6(b)と同様、頁重畳領域41には、例えば5本の縦ライン(符号61c〜65c)が表示される。図6(c)において、符号613が示す頁重畳領域41の幅の長さは、図6(a)の符号611が示す長さと比べて長くなっている。このように残頁の量を頁重畳領域41の幅の長さによって表示してもよい。
本実施形態によれば、文書コンテンツの表示すべき頁数(残頁)によって異なる表示をすることが可能である。例えば、表示すべき頁数に応じて、頁重畳領域41に表示するラインの数を変更して表示してもよいし、頁重畳領域41の大きさを変更して表示してもよい。また、これらに加え、具体的な残頁数が文字データによって頁重畳領域41の任意の位置に表示されてもよい。
FIG. 6C shows another example of the display form of the
According to this embodiment, it is possible to display differently depending on the number of pages to be displayed (remaining pages) of the document content. For example, the number of lines displayed in the
このようにユーザの曲げ操作に基づいて頁重畳領域41を残頁数量に応じた態様で表示することで、特に頁送りを行う場面でなくても、ユーザは、あと何頁あるかを視覚的に確認できる。また、これから複数の文書ドキュメントを読まなければならないような場合に、それらの文書ドキュメントの全体量を、表示装置1の曲げ操作によって表示させ比較することで、ユーザの好みや都合に応じて文書ドキュメントを選択することができる。
By displaying the
また、図6(d)は、100頁の文書ドキュメントの60頁を表示させたときの頁重畳領域41の表示態様の一例を示している。図6(a)〜図6(c)は、残頁の量を表示する例であった。図6(d)は、既読頁の分量を表示する例を示した図である。例えば、表示器10が凹となるようにユーザが筐体を曲げると、図6(a)〜図6(c)のように表示器10における右側の領域に残頁量に応じた態様で頁重畳領域41が表示され、表示器10が凸となるようにユーザが筐体を曲げると、図6(d)のように表示器10における左側の領域に既読頁量に応じた態様で頁重畳領域41が表示されてもよい。
このように、ユーザによる曲げ方向に応じて、文書コンテンツの既読、未読頁の分量を表示させることで、ユーザは、例えば、あとどれぐらいの時間で現在の文書コンテンツを読了できそうかを把握することができ、利便性が向上する。
FIG. 6D shows an example of a display mode of the
In this way, by displaying the amount of read and unread pages of the document content according to the bending direction by the user, the user can grasp how long the current document content can be read, for example, Can improve convenience.
図7は、本発明の第一の実施形態による表示装置の処理フローを示す図である。
図7の処理フローを用いて表示装置の頁めくり処理について説明する。
前提として、ユーザの操作によりある文書コンテンツが選択され、表示器10にその文書コンテンツが表示されているものとする。また、ユーザがある頁を参照しながら、表示装置1を曲げる操作を行ったものとする。
まず、応力検出部21が、筐体に加わる圧力や筐体のひずみを検出し(ステップS21)、応力判定部40へ出力する。応力判定部40は、取得した情報に基づいて、筐体の曲がり方向や曲がり具合を判定する(ステップS22)。応力判定部40は、判定の結果を表示部60へ出力する。応力判定部40が曲がっていると判定した場合の判定の結果には、曲がり方向の情報が含まれている。
応力判定部40が筐体は曲がっていないと判定した場合、そのまま本処理フローは終了する。
FIG. 7 is a diagram showing a processing flow of the display device according to the first embodiment of the present invention.
The page turning process of the display device will be described using the processing flow of FIG.
As a premise, it is assumed that a certain document content is selected by the user's operation and the document content is displayed on the
First, the
When the
応力判定部40が筐体は曲がっていると判定した場合、表示部60は、文書コンテンツの現在表示している頁と共に頁重畳領域を表示器10に表示する(ステップS23)。より詳細には、まず、表示部60は、文書コンテンツ全体の頁数と、現在表示している頁の値を記憶部70から取得する。そして、表示部60は、これらの情報から残頁数を計算する。そして、表示部60は、例えば、残頁数と表示する頁重畳領域の幅の長さを対応付けて記憶するテーブルを読み込んで、残頁数に対応する幅の長さを取得する。また、表示部60は、計算した残頁数を例えば10で割って頁重畳領域に表示するラインの数を計算する。また、頁重畳領域を表示する位置に関しては、表示部60が、判定結果に含まれる曲がり方向の情報に基づいて、予め定められた曲がり方向と頁重畳領域の表示位置を規定したテーブルなどを参照し、決定する。表示部60は、これらの情報に基づいて、文書コンテンツの現在参照している頁と頁重畳領域とを組み合わせた画像を生成し表示器10に出力する。
When the
次に、頁送り動作判定部50は、ユーザが表示器10の頁重畳領域又は表示器10の周辺部に指を接触させスライドさせたときの操作情報を入力部20から取得する(ステップS24)。操作情報とは例えば、指をスライドさせた動作の始点と終点の座標情報を含む。次に、頁送り動作判定部50は、これらの座標情報からスライド方向と、スライド距離を計算する(ステップS25)。
頁送り動作判定部50は、計算したスライド方向と距離から頁送りする方向と頁数を決定する。例えば、頁重畳領域が表示器10における右側の領域に表示される場合、スライド方向が左から右であれば、頁送りの方向を頁を先へ進める方向と決定する。また、スライド距離が所定の長さ以下であれば、頁送りの分量を1頁と決定する。あるいは、スライド距離がその所定の長さを上回れば、頁送りの分量を10頁と決定する。これら、スライド方向及びスライド距離と、頁送りの方向及び頁数の関係を規定するテーブルは、予め記憶部70に記録されており、頁送り動作判定部50は、このテーブルを読み込んで具体的な頁送りの内容を決定する。また、これらスライド方向や距離と頁送り方向及び頁数の関係を設定するプログラムが存在し、ユーザがこのプログラムを用いてスライド操作と頁送りの関係を設定し、記憶部70に記録してもよい。頁送り動作判定部50は、頁送りの方向と頁数を決定すると、その情報を表示部60へ出力する。
Next, the page turning
The page turning
次に、表示部60は、取得した情報に基づいて頁送りを行う(ステップS26)。例えば、頁送り方向が「先送り」で、先送りする頁数が「1頁」の場合、表示部60は、現在表示されている頁の次の頁のコンテンツを記憶部70から読出し次頁の画像を生成する。そして、表示部60は、次頁と頁重畳領域とを含む画像を表示器10に表示する。あるいは、頁送り方向が「逆送り」で、逆送りする頁数が「10頁」の場合、表示部60は、現在表示されている頁の10頁前のコンテンツを記憶部70から読出し、その頁の画像を生成する。また、この場合、上述の例を用いると頁重畳領域に表示する残頁量に応じて表示するラインを1本増やし、また、頁重畳領域の幅の長さを10頁分長くする必要があるので、ステップS23の処理を行って頁重畳領域の画像を再生成する。そして、表示部60は、10頁前と新たに生成した頁重畳領域とを含む画像を表示器10に表示する。
頁送り動作判定部50及び表示部60は、ユーザが指をスライドさせる度にこれらの処理を行う。
Next, the
The page turning
次に、応力判定部40は、筐体の曲げ状態が解除されたかどうかを判定する(ステップS27)。ユーザが筐体を曲げる力を加えるのやめて表示器10が平面状となると、応力検出部21は、ある方向への偏った圧力や荷重を検出しなくなる。すると、応力判定部40は、筐体が曲がった状態は解除されたと判定し(ステップS27=Yes)、その情報を、表示部60へ出力する。すると、表示部60は、頁重畳領域を非表示にする(ステップS28)。
一方、応力判定部40が、曲げ状態が解除されたと判定しない場合(ステップS27=No)、ステップS24からの処理を繰り返す。
以上で本処理フローは終了する。
Next, the
On the other hand, when the
This processing flow ends.
本実施形態によれば、紙媒体の書籍の頁をめくる場合に似た動作を行うことで、そのときの紙媒体に似た表示(頁重畳領域)を行う。さらに頁重畳領域を表示した状態で指をスライドさせることで、実際の書籍と同様の感覚で頁送りを行うことができる。
なお、表示器10の中心が体から遠ざかる方向に筐体を曲げたときに頁先送り用の頁重畳領域41を表示する動作を例に説明を行ったが、筐体を曲げる方向と頁重畳領域41の関係はこれに限定されない。例えば、表示器10の中心が体に近づく方向に筐体を曲げたときに頁先送り用の頁重畳領域41を表示してもよい。また、上記の説明で文書コンテンツを例に説明を行ったが、本実施形態の対象となるコンテンツは、書籍、各種ドキュメントなどの文書類に限らない。他に、図鑑・写真集など冊子状になったコンテンツであってもよい。これは、以下の実施形態においても同様である。
According to the present embodiment, by performing an operation similar to turning a page of a book on a paper medium, a display (page overlapping area) similar to that of the paper medium at that time is performed. Further, by sliding the finger in a state where the page overlap area is displayed, page turning can be performed in the same manner as an actual book.
Note that the operation of displaying the
<第二の実施形態>
以下、本発明の第二の実施形態による表示装置1を図8〜図10を参照して説明する。
図8は第二の実施形態による表示装置1の構成の一例を示す図である。
図8で示すように、本実施形態による表示装置1は、解除条件判定部80を備えている。また、表示部60が頁重畳領域を非表示とするタイミングが異なる。その他の構成や動作は、第一の実施形態と同様である。
<Second Embodiment>
Hereinafter, a
FIG. 8 is a diagram showing an example of the configuration of the
As shown in FIG. 8, the
解除条件判定部80は、表示部60が頁重畳領域を非表示とするタイミングを判定する。例えば、解除条件判定部80は、ユーザが表示装置1の筐体を曲げる力を加えるのを停止し、応力判定部40が、表示装置1を側面から見た形状が平板状になったと判断してから所定の時間が経過すると頁重畳領域を非表示にすると決定してもよい。あるいは、応力判定部40が、頁重畳領域を表示する契機となった曲げ方向とは逆方向に筐体が曲げられたと判定すると、解除条件判定部80は、頁重畳領域を非表示にすると決定してもよい。あるいは、解除条件判定部80は、筐体の曲がった状態が解除された後に、ユーザが最後に頁めくり操作を行ってから所定の時間が経過すると頁重畳領域を非表示にすると決定してもよい。
The release
図9は、本発明の第二の実施形態による表示装置の動作の一例を示す図である。
図9を用いて本実施形態による表示装置1の動作について説明する。
図9(a−1)は、表示装置1の正面図である。図9(a−2)は、表示装置1の側面図である。
図9(a−1)は、ユーザが表示装置1の左右を両手で把持した場合に、表示装置1を底面側から見たときの筐体の形状が、図9(a−2)で示すように凹状であるときの文書コンテンツの表示態様を示している。
まず、第一の実施形態と同様に、ユーザが表示装置1の筐体を把持し、例えば図9(a−2)で示すように表示器10が凹となるように表示装置1を変形させたとする。このとき応力検出部21は、ユーザが力を加えたことによる圧力やひずみなどを検出し、応力判定部40は、表示装置1が曲がったと判定する。すると、表示部60が、例えば表示器10における右側に頁重畳領域41を表示する。
FIG. 9 is a diagram showing an example of the operation of the display device according to the second embodiment of the present invention.
The operation of the
FIG. 9A-1 is a front view of the
FIG. 9A-1 shows the shape of the housing when the user grasps the left and right sides of the
First, as in the first embodiment, the user holds the casing of the
図9(b−1)は、表示装置1の正面図である。図9(b−2)は、表示装置1の側面図である。
図9(b−1)において表示器10に表示された画像は、図9(a−1)において表示器10に表示された画像と同じである。図9(b−1)、図9(b−2)は、図9(a−1)、図9(a−2)の状態から、ユーザが表示装置1を変形させるような力を加えることをやめて、表示装置1を側面から見たときの形状が凹状から平板状に戻ったときの表示装置1を示している。このとき、応力判定部40は、表示装置1の曲りが解除されたと判定する。第一の実施形態であれば、表示部60は、応力判定部40のこの判定を検出すると頁重畳領域41の表示を非表示にした。ところが、本実施形態では、表示装置1の曲げ状態が解除されても表示部60は、頁重畳領域41を表示し続ける。
本実施形態では、解除条件判定部80が頁重畳領域表示の解除を決定するまでの間、頁重畳領域41は表示されたままである。本実施形態によれば、ユーザは、頁重畳領域を表示しておくために、継続的に表示装置1を変形させておく必要が無い。例えば連続的に頁めくりを行いたい場面などで、筐体に力を加え続ける必要が無いので、ユーザの利便性が向上する。
FIG. 9B-1 is a front view of the
The image displayed on the
In the present embodiment, the
図10は、本発明の第二の実施形態による表示装置の処理フローの一例を示す図である。
図10の処理フローを用いて本実施形態における表示装置の頁めくり処理について説明する。第一の実施形態と同様の処理に関しては簡潔に説明を行う。
前提条件は、図7の説明と同じである。まず、応力検出部21が、筐体に加わる圧力や筐体のひずみを検出し(ステップS31)、応力判定部40は、応力検出部21が検出した情報に基づいて、筐体の曲がり方向や曲がり具合を判定する(ステップS32)。応力判定部40が筐体は曲がっていないと判定した場合、そのまま本処理フローは終了する。
FIG. 10 is a diagram showing an example of a processing flow of the display device according to the second embodiment of the present invention.
The page turning process of the display device in the present embodiment will be described using the processing flow of FIG. A process similar to that of the first embodiment will be briefly described.
The precondition is the same as the description of FIG. First, the
応力判定部40が筐体は曲がっていると判定した場合、表示部60は、文書コンテンツの現在表示している頁と共に頁重畳領域を表示器10に表示する(ステップS33)。
次に、ユーザが筐体を曲げをやめると、応力検出部21の検出する物理量に基づいて、応力判定部40は、筐体が曲がった状態が解除されたと判定する(ステップS34)。
次に、解除条件判定部80が、頁重畳領域表示の解除条件を判定する(ステップS35)。判定の方法は、例えば、解除条件判定部80は、応力判定部40が、筐体の曲がった状態が解除されたと判定した時刻を記憶部70に記録する。そして、解除条件判定部80は、表示装置1が備えるタイマー機能により時間経過を計測し、記録した時間から所定の時間が経過すると解除条件が成立したと判定する。あるいは、解除条件判定部80は、ステップS32において応力判定部40が判定した筐体の曲がり方向を記憶部70に記録しておく。そして、その記録の後、初めて応力判定部40が、記録した方向とは逆の方向への曲がったと判定した場合、解除条件判定部80は、その判定結果を取得し、前に記録した曲がり方向と比較して解除条件が成立したと判定してもよい。あるいは、解除条件判定部80は、応力判定部40が、筐体の曲がった状態が解除されたと判定した後に、ユーザのスライド操作に基づいて、表示部60が表示する頁を切り替える度にその時刻を記憶部70に記録する。そして、解除条件判定部80は、表示装置1が備えるタイマー機能により時間経過を計測し、最後の頁切り替え時に記録した時刻から所定の時間が経過すると解除条件が成立したと判定してもよい。
When the
Next, when the user stops bending the casing, the
Next, the cancellation
解除条件判定部80が、解除条件が成立したと判定すると(ステップS35=Yes)、解除条件判定部80は、解除条件の成立を表示部60に通知する。すると、表示部60は、頁重畳領域41を非表示にする(ステップS36)。
If the cancellation
また、解除条件判定部80が、解除条件が成立したと判定しない場合(ステップS35=No)、頁送り動作判定部50は、ユーザのスライド操作を検出する(ステップS37)。つまり、頁送り動作判定部50は、入力部20から操作情報を取得する。そして、頁送り動作判定部50は、スライド方向と、スライド距離を計算し(ステップS38)、頁送りの方向と頁数を決定する。次に、表示部60は、取得した情報に基づいて頁送りを行う(ステップS39)。解除条件判定部80が、解除条件が成立したと判定するまでの間、ユーザのスライド操作に応じてステップS37〜S39の処理を繰り返す。以上で本処理フローは終了する。
If the release
本実施形態によれば、一旦、頁重畳領域を表示させた後は、解除条件が成立するまで継続的に頁重畳領域を表示する。それにより、ユーザは、一度両手で表示装置1の筐体を曲げて頁重畳領域を表示させ、その後は片手で表示装置1を把持しながら、把持した側の指をスライドさせて頁めくりを行ってコンテンツを読み進めることができる。これにより、例えば、電車の中などで片手で表示装置1を操作しなければならないような場面での利便性が向上する。
According to the present embodiment, once the page overlap area is displayed, the page overlap area is continuously displayed until the release condition is satisfied. As a result, the user once bends the housing of the
<第三の実施形態>
本実施形態による表示装置1の構成は、第一実施形態と同様である。但し、第一の実施形態では、ユーザのスライド操作に基づいて頁送り動作判定部50が頁送りの方向や量を決定していたところ、本実施形態では、ユーザが表示装置1の筐体を曲げ状態で保持する時間の長さなどに基づいて頁送り動作の決定を行う。
<Third embodiment>
The configuration of the
図11は、本発明の第三の実施形態による表示装置の処理フローの一例を示す図である。以下、本実施形態による表示装置1の動作を図11を参照して説明する。なお、第一の実施形態と同様の処理に関しては簡潔に説明を行う。
前提条件は、図7の説明と同じである。まず、応力検出部21が、筐体に加わる圧力や筐体のひずみを検出し(ステップS41)、応力判定部40が、筐体の曲がりを判定する(ステップS42)。応力判定部40が、筐体は曲がっていると判定した場合(ステップS42=No)、本処理フローはそのまま終了する。応力判定部40が、筐体が曲がっていると判定した場合(ステップS42=Yes)、表示部60は、頁重畳領域を表示器10に表示する(ステップS43)。また、応力判定部40が、頁送り動作判定部50に判定結果を出力する。頁送り動作判定部50は、判定結果を取得した時刻を記憶部70に記録する。さらに応力判定部40は、所定時間ごとに曲がりの判定を行い、その判定結果を頁送り動作判定部50に出力する。そして頁送り動作判定部50は、最初に応力判定部40からの判定結果を記録した時刻からの経過時間を計測し、その値が所定時間以上(例えば1秒)かどうかを判定する(ステップS44)。
FIG. 11 is a diagram showing an example of a processing flow of the display device according to the third embodiment of the present invention. Hereinafter, the operation of the
The precondition is the same as the description of FIG. First, the
所定時間以上経過していないと判定した場合(ステップS44=No)、ステップS47へ進む。所定時間以上経過したと判定した場合(ステップS44=Yes)、頁送り動作判定部50は、頁重畳領域の表示位置に基づいて頁送り方向を、また、予め定められた所定時間経過後の頁送り量に基づいて頁送り量を決定し(ステップS45)、その情報を表示部60へ出力する。例えば、頁重畳領域が表示器10内の右側であれば、頁送り動作判定部50は、頁送り方向を「先送り」と決定し、予めなされた設定に従って所定時間経過後の頁送り量を「1頁」と決定する。また、頁送り動作判定部50は、頁送り動作を決定した時刻を記憶部70に記録する。次に、表示部60は、取得した情報に基づいて頁送りを行う(ステップS46)。次に、応力判定部40は、筐体の曲がった状態が解除されたかどうかを判定する(ステップS47)。解除されたと判定した場合(ステップS47=Yes)、表示部60は、頁重畳領域を非表示にする(ステップS48)。曲がりが解除されていないと判定した場合(ステップS47=No)、ステップS44からの処理を繰り返す。つまり、曲げ状態の継続時間に応じて頁めくり処理を連続して行う。以上で本処理フローは終了する。
When it is determined that the predetermined time or more has not elapsed (step S44 = No), the process proceeds to step S47. When it is determined that the predetermined time or more has elapsed (step S44 = Yes), the page turning
なお、応力判定部40が、一定時間継続して筐体が曲がっていると判定した場合、頁送り動作判定部50は、前回の頁送り動作決定時に記録した時刻から所定時間が経過する度に同じ分量の頁送り動作を決定してもよい。その場合、例えば、応力判定部40が、10秒連続して筐体が曲がっていると判定した場合、1秒ごとに1頁ずつ頁送りすることを決定する。あるいは、一定時間継続して筐体が曲がっていると判定した場合、頁送り動作判定部50は、曲がりの継続時間に応じて頁送り量を加速して増加させてもよい。例えば、上記の例では、曲がった状態になって1秒後にまず1頁送り、更にそこから1秒経過すると0.5秒ごとに1頁送ることを決定するといった具合である。
When the
また、頁送りの方向に関しては、表示装置1の右下端部を曲げると、表示部60が頁重畳領域を表示器10内の右側に表示し、上記の説明のとおり頁を先送りし、表示装置1の左下端部を曲げると、表示部60が頁重畳領域を表示器10内の左側に表示し、曲がりの継続時間に応じて頁の逆送りを行ってもよい。
As for the page turning direction, when the lower right end of the
あるいは、表示装置1が加速度センサなど表示装置1の傾きを検出するセンサを備え、表示部60が、そのセンサが検出した表示装置1の傾きに基づいて頁重畳領域の表示位置を変更してもよい。例えば、応力判定部40が、曲がっていると判定すると、まずは、表示部60が頁重畳領域を表示器10内の右側に表示する。その状態から、ユーザが頁の逆戻しを行いたい場合、表示装置1を曲げたまま表示装置1の右側が下になるように表示装置1を傾けると、センサがその傾きを検出し、表示部60が頁重畳領域の表示を画面の左側に切り替える。すると表示部60は、曲がりの継続時間に応じて連続的に頁を戻して表示する。
Alternatively, even if the
本実施形態によれば、ユーザは、スライド操作を行うことなく筐体を曲げる操作を行うだけで頁送りを実行することができる。 According to this embodiment, the user can execute page turning only by performing an operation of bending the housing without performing a slide operation.
<他の実施形態>
上述した第一〜三の実施形態では、表示装置1の筐体が可撓性のある部材で構成されている場合の動作を例として説明を行った。しかし、実施形態はこれに限定されない。筐体が固い部材で構成されていて、ユーザが力を加えても変形しない表示装置1に対しても適用は可能である。例えば、第一の実施形態の場合、ユーザが、表示装置1の左右端を把持し、表示画面をユーザの方向に突き出すように力を加えると、応力検出部21が、その応力を検出し、検出した物理量を応力判定部40に出力する。そして、応力判定部40は、取得した物理量の値が所定の閾値より大きければ、筐体に加わる応力が有ると判定する。そして、表示部60は、応力判定部40の判定結果に基づいて、文書コンテンツの現在表示している頁と共に頁重畳領域を表示する。また、頁重畳領域の表示の解除については、応力判定部40が、応力検出部21から取得した物理量が基準値よりも小さければ、筐体に加わる応力が無いと判定し、表示部60は、応力判定部40の判定結果に基づいて、頁重畳領域を非表示にする。第二及び第三の実施形態についても同様に適用することができる。
<Other embodiments>
In the first to third embodiments described above, the operation when the casing of the
なお、上述の表示装置1は内部にコンピュータを有している。そして、上述した表示装置1の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
The
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。 The program may be for realizing a part of the functions described above. Furthermore, what can implement | achieve the function mentioned above in combination with the program already recorded on the computer system, what is called a difference file (difference program) may be sufficient.
1・・・表示装置
10・・・表示器
20・・・入力部
21・・・応力検出部
30・・・制御部
40・・・応力判定部
50・・・頁送り動作判定部
60・・・表示部
70・・・記憶部
80・・・解除条件判定部
DESCRIPTION OF
Claims (15)
前記応力判定部の判定結果に基づいてコンテンツを構成する頁が重畳した状態を表す頁重畳領域を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする表示装置。 A stress determination unit for determining the presence or absence of stress applied to the housing;
A display unit for displaying a page overlap region representing a state in which the pages constituting the content are overlapped based on the determination result of the stress determination unit;
A display device comprising:
前記表示部は、前記頁送り動作判定部が決定した頁を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 A page-feeding operation determination unit that acquires operation information by a user from an input unit that receives an operation to the display unit or its peripheral part, and determines which page of the pages constituting the content is to be displayed from the operation information; Prepared,
The display device according to claim 1, wherein the display unit displays a page determined by the page turning operation determination unit.
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。 The display device according to claim 1, wherein the display unit displays the page overlap region at a different position depending on the direction of the stress.
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の表示装置。 4. The display unit according to claim 1, wherein the display unit displays a line representing the amount of pages to be displayed in the page superimposing region in accordance with the amount of pages to be displayed. 5. The display device described in 1.
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の表示装置。 The display device according to any one of claims 1 to 4, wherein the display unit displays the page overlapping area by changing a width according to an amount of pages to be displayed.
をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の表示装置。 The display device according to claim 1, further comprising: a cancellation condition determination unit that determines a predetermined cancellation condition for hiding the page overlap area displayed by the display unit. .
ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。 The release condition is that the stress determination unit determines that a stress in a direction opposite to the direction of the stress that triggered display switching has been applied.
The display device according to claim 6.
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の表示装置。 The release condition is that a predetermined time elapses after the stress determination unit determines that the state in which the stress is applied to the housing is released. Display device.
ことを特徴とする請求項6から請求項8の何れか1項に記載の表示装置。 The release condition is that a predetermined time elapses after the display unit switches the page to be displayed after the stress determination unit determines that the state in which the stress is applied to the housing is released. The display device according to any one of claims 6 to 8.
前記頁送り動作判定部は、前記筐体に応力がかかった状態が継続している時間に応じてどの頁を表示するかを決定する
ことを特徴とする請求項2から請求項5の何れか1項に記載の表示装置。 When the stress determination unit determines that the state where stress is applied to the housing continues for a predetermined time or longer,
6. The page turning operation determination unit determines which page is displayed according to a time during which a state where stress is applied to the housing continues. Item 1. A display device according to item 1.
ことを特徴とする請求項1から請求項10の何れか1項に記載の表示装置。 The display device according to any one of claims 1 to 10, wherein the stress determination unit determines whether or not the casing is bent.
前記応力検出部は、前記筐体の背面側への応力を検出する
ことを特徴とする請求項1から請求項11の何れか1項に記載の表示装置。 A stress detection unit for detecting stress applied to the housing;
The display device according to any one of claims 1 to 11, wherein the stress detection unit detects a stress toward a back side of the housing.
ことを特徴とする請求項12に記載の表示装置。 The display device according to claim 12, wherein the stress detection unit detects at least one of deformations in which a part of a surface of the housing including the display is convex or concave.
前記判定結果に基づいてコンテンツを構成する頁が重畳した状態を表す頁重畳領域を表示する
ことを特徴とする表示装置の制御方法。 Determine the presence or absence of stress applied to the housing,
A method for controlling a display device, comprising: displaying a page superimposition region representing a state in which pages constituting the content are superimposed based on the determination result.
筐体に加わる応力の有無を判定する手段、
前記判定結果に基づいてコンテンツを構成する頁が重畳した状態を表す頁重畳領域を表示する手段
として機能させるためのプログラム。 Display computer,
Means for determining the presence or absence of stress applied to the housing;
A program for functioning as a means for displaying a page superimposition region representing a state in which pages constituting the content are superimposed based on the determination result.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014054609A JP2015176543A (en) | 2014-03-18 | 2014-03-18 | display device, control method, and program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015176543A true JP2015176543A (en) | 2015-10-05 |
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ID=54255639
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JP (1) | JP2015176543A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017134632A (en) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | カシオ計算機株式会社 | Display device, display control method and program |
-
2014
- 2014-03-18 JP JP2014054609A patent/JP2015176543A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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