JP2015173890A - 画質調整支援システム、画質調整支援方法、及びプログラム - Google Patents

画質調整支援システム、画質調整支援方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作者、及び、表示する画像の種類に対応した画質調整操作を、前記表示する画像に対して自動的に適用することが可能なシステムを提供する。【解決手段】操作者の情報、画像の種類の情報、及び、適用すべき画質調整操作に関する情報が関連付けられた関連付け情報を予め記憶している記憶手段と、操作者を識別する操作者識別手段と、表示対象画像の種類を識別する画像識別手段と、操作者により画質調整操作が行われる際に、前記操作者識別手段の識別結果と前記画像識別手段の識別結果と前記記憶手段に記憶されている関連付け情報とに基づいて、前記操作者及び前記表示対象画像の種類に対応した画質調整操作を前記表示対象画像に対して自動的に適用することが可能な制御手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像の表示画質を操作者が調整する際の画質調整操作を支援する画質調整支援システム、画質調整支援方法、及びプログラムに関する。
表示装置を用いて医用画像を読影診断する診断医(操作者)は、細かな病変を見逃さないために手動で画質調整を行いながら作業を行っている。具体的にはレントゲン、Computed Tomography(以下、CT)やMagnetic Resonance Imaging(以下、MRI)などの医用画像に対して、コントラストやブライトネスなどの画質調整を手動で行っている。診断医は多くの医用画像を短時間で読影診断し、細かな病変の有無を判断しなければならないため、画質調整操作の簡略化が望まれている。
一方で、画質調整操作の簡略化技術として、操作部(マウスなど)の操作に応じて画像表示条件を決定し画質調整を施す方法が開示されている(特許文献1参照)。
特許文献1では、操作部の一方向への操作量に対して上限値と下限値を設定し、上限値および下限値に2つの異なる画像表示条件を設定し、操作部の操作に応じて画像表示条件を選択するものであった。
図10(a)は、操作部の操作方向に対する画質調整の割り当てと、操作量の下限値と上限値を示したものであり、図10(b)〜(e)は操作部の操作に応じた画質調整結果のイメージを示している。
操作部が右方向へ操作され、操作量が下限値以下の場合はコントラスト調整を弱めに調整する画像表示条件1が選択され、図10(b)に示す画質調整結果を得る。操作部が右方向へ操作され、操作量が下限値より大きく上限値以下の場合はコントラスト調整を強めに調整する画像表示条件2が選択され、図10(c)に示す画質調整結果を得る。操作部の操作方向が左方向においても操作量に応じて画質表示条件3と画質表示条件4を選択し、図10(d),(e)に示す画質調整結果を得ることが可能となるものであった。
特開2003−290213号公報
しかしながら、上述した従来の技術は、診断医が読影診断を行う場合に1医用画像に対しての画質調整は簡略化できるが、多くの医用画像に対して毎回画質調整を行うことになり、診断医にとって画質調整操作が負担となってしまう。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、操作者、及び、表示する画像の種類に対応した画質調整操作を、前記表示する画像に対して自動的に適用することが可能なシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
画像の表示画質を操作者が調整する際の画質調整操作を支援する画質調整支援システムにおいて、
操作者の情報、画像の種類の情報、及び、適用すべき画質調整操作に関する情報が関連付けられた関連付け情報を予め記憶している記憶手段と、
操作者を識別する操作者識別手段と、
表示対象画像の種類を識別する画像識別手段と、
操作者により画質調整操作が行われる際に、前記操作者識別手段の識別結果と前記画像識別手段の識別結果と前記記憶手段に記憶されている関連付け情報とに基づいて、前記操作者及び前記表示対象画像の種類に対応した画質調整操作を前記表示対象画像に対して自動的に適用することが可能な制御手段と、
を備えることを特徴とする。
また、コンピュータにより画像の表示画質を操作者が調整する際の画質調整操作を支援する画質調整支援方法において、
操作者の情報、画像の種類の情報、及び、適用すべき画質調整操作に関する情報が関連付けられた関連付け情報を予め記憶している記憶装置を有するコンピュータが、
操作者を識別する操作者識別ステップと、
表示対象画像の種類を識別する画像識別ステップと、
操作者により画質調整操作が行われる際に、前記操作者識別ステップの識別結果と前記画像識別ステップの識別結果と前記記憶装置に記憶されている関連付け情報とに基づいて、前記操作者及び前記表示対象画像の種類に対応した画質調整操作を前記表示対象画像に対して自動的に適用する制御ステップと、
を実行することを特徴とする。
また、本発明のプログラムにあっては、上記記載の画質調整支援方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、操作者、及び、表示する画像の種類に対応した画質調整操作を、前記表示する画像に対して自動的に適用することが可能なシステムを提供することが可能となる。
実施例1における画質調整支援システムの構成を示すブロック図 実施例1の調整項目がコントラストの場合の画質調整操作について示す図 実施例1の関連付け情報を示した図 実施例1における画質調整処理の制御フローを示す図 実施例1の画質調整支援システムへ入力する画像例を示す図 実施例2の画質調整操作を示した図 実施例2の関連付け情報を示した図 実施例2における画質調整処理の制御フローを示す図 実施例3における画質調整処理の制御フローを示す図 従来の操作方法と画質調整結果を示した図
[実施例1]
以下に、実施例1について説明する。
図1は、本実施例における画質調整支援システムの構成を示すブロック図である。
本実施例における画質調整支援システムは、図1に示すように、識別部100と、画像識別部101と、関連付け情報生成部102と、記憶部103と、制御部104と、画質調整部105と、表示部106とを有している。
この画質調整支援システムは、例えば、CPU、メモリ、補助記憶装置、入力装置、表示装置などを具備する汎用のコンピュータ・システムにより構成することができる。この場合、図1の機能ブロック100,101,102,104,105等は、CPUがプロ
グラムを実行することで実現される。
識別部100は、読影診断を行う診断医の識別を行い、診断医識別情報を関連付け情報生成部102へ出力する。
診断医の識別は、診断医ごとに識別番号やパスワードなどの情報を予め登録し、読影診断開始時に診断医自身が情報を入力することで識別を行う。また、指紋認証、声帯認証や顔認証などの公知の認証技術を用いて診断医の識別を行ってもよい。
画像識別部101は、医用画像の特徴を解析し、解析結果に応じてレントゲン、CT、MRI、その他などの医用画像の種類の識別のための画像識別情報を生成して関連付け情報生成部102へ出力する。
医用画像の特徴解析は、医用画像に付帯される情報から識別する方法や、医用画像の空間分解能と濃度分解能から識別する方法がある。医用画像における空間分解能と濃度分解能の特徴として、レントゲンは空間・濃度分解能が低い画像、CTは空間分解能が高い画像、MRIは濃度分解能が高い画像として一般的に知られている。
関連付け情報生成部102は、識別部100からの診断医識別情報(識別結果)と、画像識別部101からの画像識別情報(識別結果)と、画質調整操作に関する情報との関連付けを行い、関連付け情報を生成する。
画質調整操作に関する情報とは、本実施例では、画質調整操作信号と調整時間(s)を表している。また、画質調整操作信号とは、診断医が医用画像の読影診断のために調整する画質の調整項目と、該調整項目に対する調整値を表している。
関連付け情報生成部102は、関連付け情報を記憶部103へ、調整項目と調整値を制御部104へ出力する。
図2は、調整項目がコントラストの場合の画質調整操作について示した図である。
図2において調整時間(s)は、医用画像に対して調整値を反映した後の調整画像を、診断医が読影診断に要した読影時間(s)を示しており、例えば図2中の調整時間107は、調整値3に対して10(s)読影診断に費やしたことを表している。
図3は、本実施例の関連付け情報を示した図であり、関連付け情報108は診断医識別情報に対して画像識別情報を関連付け、画像識別情報に対して調整項目を関連付け、調整項目別に各調整値に対する調整時間(s)を関連付けている。
記憶部103は、関連付け情報生成部102からの関連付け情報と初期値関連付け情報を記憶する。
初期値関連付け情報とは、診断医が手動で行った画質調整操作履歴が記憶部103にない場合に使用する情報であり、予め記憶されている情報を示している。
制御部104は、調整方法選択信号に基づいて、関連付け情報生成部102からの調整項目および調整値と、記憶部103に保存された関連付け情報とを切換え、画質調整部105へ調整項目と調整値を出力する。
調整方法選択信号は、診断医が手動で画質調整操作を行うか、記憶部103に保存された関連付け情報を読み出して画質調整操作を自動的に適用するか、を選択する信号を示している。本実施例では、診断医が手動で画質調整操作を行うモードを手動モードとし、画質調整操作を自動的に適用するモードを自動モードとし、診断医が手動モードと自動モードとを選択可能に構成されている。
画質調整操作信号は、診断医が調整を行う調整項目や、調整項目の調整値を示しており、調整項目の例としてはコントラストやブライトネスなどが挙げられ、調整値は0から9などの実数として示される。
画質調整部105は、制御部104からの調整項目と調整値に基づき、医用画像に対して画質調整を施し、表示部106へ調整画像を出力する。ここで、画質調整部105で施される画質調整の対象となる医用画像を、表示対象画像ということもできる。
表示部106は、画質調整部105からの調整画像を表示する。
以下、本実施例における画質調整処理の制御フローについて説明する。
図4は、本実施例における画質調整処理の制御フローを示す図である。図5は、本実施例の画質調整支援システムへ入力する画像例を示す図であり、医用画像109は胸部のレントゲン画像を示している。
本実施例では、医用画像109に画像識別情報(レントゲン)が付帯されたものとして、以下の制御フローを説明する。調整項目はコントラストとし、調整範囲は0から9の値をとるものとし、図2に示す画質調整操作を行うものとする。
ステップS100において、識別部100は診断医の識別を行う。本実施例では診断医自身が識別情報を入力し、識別情報をAとして関連付け情報生成部102へ出力する。ステップS101において、画像識別部101は医用画像の種類の識別を行う。本実施例では医用画像に付帯されている情報がレントゲンのため、画像識別情報としてレントゲン画像を関連付け情報生成部102へ出力する。ステップS102において、制御部104は調整方法選択信号に基づいて、診断医の画質調整操作方法を判断する。調整方法選択信号が手動モードの場合はステップS103の処理を行い、自動モードの場合はステップS114の処理を行う。
ステップS103において、ステップS102で調整方法選択信号が手動モードの場合、関連付け情報生成部102は画質調整操作信号から診断医が手動で調整を行っている調整項目を取得し、制御部104へ出力する。ステップS104において、関連付け情報生成部102は画質調整操作信号から診断医が手動で調整を行っている調整項目の調整値を取得し、制御部104へ出力する。ステップS105において、関連付け情報生成部102は診断医が手動で調整している調整項目の調整値に対する調整時間(s)を取得する。
ステップS106において、関連付け情報生成部102は診断医毎に、医用画像の種類と、調整項目と、調整値と、調整時間(s)を関連付ける。ステップS107において、関連付け情報生成部102は関連付け情報を記憶部103へ出力し、記憶部103は関連付け情報を記憶する。ステップS108において、制御部104は調整項目コントラストと調整値0〜9の値を画質調整部105へ出力し、画質調整部105は調整値に応じて医用画像のコントラスト調整を行い、表示部106へ出力する。
ステップS109において、表示部106は調整画像を表示する。ステップS110において、関連付け情報生成部102は、診断医により調整値が変更された場合、ステップS104の処理を行い、変更がない場合はステップS111の処理を行う。
診断医が、ステップS104からステップS110において図2で示した画質調整操作を行った場合、関連付け情報は、図3で示したものとなる。ここで、図2の画質調整操作において、調整値0,1,2,3,4,5,6,7,8,9に対する調整時間(s)の値は、それぞれ3,6,8,10,9,7,5,4,3,2となっている。
ステップS111において、関連付け情報生成部102は、診断医により調整項目がコントラストからブライトネスなどの別の調整項目へ変更された場合、ステップS103の処理を行い、変更がない場合はステップS112の処理を行う。ステップS112において、画像識別部101は、診断医により医用画像がレントゲン画像からCTなどの医用画像へ変更された場合はステップS101の処理を行い、変更がない場合はステップS11
3の処理を行う。ステップS113において、識別部100は、診断医が変更された場合はステップS100の処理を行い、変更がない場合は一連の画質調整を終了する。
ステップS114において、ステップS102で調整方法選択信号が自動モードの場合、制御部104は記憶部103に現在の診断医に対する関連付け情報が記憶されているか否かを判断する。記憶部103に関連付け情報がある場合はステップS115の処理を行い、関連付け情報がない場合はステップS119の処理を行う。ステップS115において、制御部104は記憶部103から関連付け情報を読み出し、調整項目と調整値を調整時間(s)の間、画質調整部105へ出力する。
ステップS116において、画質調整部105は制御部104からの調整項目と調整値に応じて医用画像の画質調整を行い、表示部106へ調整画像を出力する。
図3に示した関連付け情報を例にした場合、コントラストの調整値が0のときは3(s)間、画質調整部105において調整値0を反映し、コントラストの調整値が1のときは6(s)間、画質調整部105において調整値1を反映する。
画質調整部105に対する関連付け情報の反映方法としては、調整値が小(0)から大(9)、または、調整値が大(9)から小(0)となるように反映してもよく、また、調整時間(読影時間)(s)が長いものから順に反映させるなどしてもよい。
調整値が小さい値から順に大きくなるように、または、大きい値から順に小さくなるように反映した場合には、徐々に調整画像が変化していくため、病変の変化が視認しやすい利点がある。また、調整時間(s)が長いものから順に短くなるように反映した場合は、診断医の嗜好に合わせて調整画像を表示できる利点がある。
ステップS117において、表示部106は調整画像を表示する。ステップS118において、制御部104は関連付け情報をすべて反映したか否かを判断し、すべて反映した場合は一連の画質調整を終了し、すべて反映されていない場合はステップS115の処理を行う。
ステップS114において記憶部103に診断医に対する関連付け情報がない場合は、ステップS119において、記憶部103から初期値関連付け情報を読み出し、調整項目と調整値を調整時間(s)の間、画質調整部105へ出力する。
以上説明したように、本実施例のフローで説明した制御を行うことで、診断医が手動で画質調整した操作履歴を記憶し、この操作履歴を反映して、医用画像に対し自動で画質調整を行うことができる。したがって、診断医の読影診断を支援することが可能となる。
ここで、本実施例では、診断医が行った画質調整操作の履歴を医用画像の種類と関連付けて記憶することで、診断医が画質調整操作を行う際に、現在の医用画像の種類に対応した画質調整操作を自動で反映することができる画質調整支援システムについて説明した。
このように本実施例では、診断医が実際に行った画質調整操作の履歴を医用画像の種類と関連付けて記憶するものであったが、本発明は、これに限らず、次のような情報が予め記憶されているものであってもよい。すなわち、操作者の情報(操作者識別情報)、画像の種類の情報、及び、適用すべき画質調整操作に関する情報が関連付けられた関連付け情報が、予め記憶されているものであってもよい。例えば、診断医が行った過去の画質調整操作の情報が予め記憶されているものであるとよく、過去の画質調整操作の履歴を反映して、医用画像に対し自動で画質調整を行うものであってもよい。また、例えば、表示装置を用いず、設定用ダイアログ(設定画面)などで、操作者が画像の種類、調整項目、調整値などを予め設定しておくことで、関連付け情報を予め記憶させておくことができる。
また、本実施例では、診断医が医用画像を読影診断する場合の画質調整操作の支援について説明したが、これに限らず、画像の表示画質を操作者が調整する際の画質調整操作を
支援するシステムであれば、本発明を好適に適用することができる。
[実施例2]
以下に、実施例2について説明する。
本実施例は、実施例1で説明した関連付け情報の生成に差異があり、画質の調整項目別に、診断医の手動画質調整開始から画質調整終了までの経過時間(s)に対する調整値の履歴を関連付けることで、調整操作を忠実に再現するものである。本実施例においては、実施例1に対して、関連付け情報生成部102の関連付け情報生成手段が異なるもので、その他の処理部は実施例1と同じである。このため、本実施例では、実施例1に対して異なる構成部分について述べることとし、実施例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
本実施例の関連付け情報生成部102においては、診断医が手動で画質調整操作を開始した時間から終了する時間まで任意の間隔(s)で調整値をサンプリングして関連付け情報を生成し、記憶部103へ出力する。
図6は、画質調整操作を示した図であり、手動調整開始から終了までの15(s)間、1(s)間隔で調整値をサンプリングしたときの調整操作履歴を示している。図7は、本実施例の関連付け情報を示した図であり、関連付け情報200は経過時間(s)に対して調整値を関連付けている。
以下、本実施例の制御を図8の制御フロー図を用いて説明する。
本実施例の制御においては、図4に示す実施例1の制御フロー図に対して、S104〜S106の処理が変更されている。図4に示す制御フロー図において、S104〜S106以外の処理は、実施例1と同じであるため、その説明を省略する。
ここでは、制御フローを説明するために、図6の画質調整操作と図7で示した関連付け情報を用いることとする。
ステップS200において、関連付け情報生成部102は調整項目の調整値を1(s)間のサンプリング間隔で取得する。
図6において、調整項目コントラストの調整が開始された後、経過時間0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15(s)後の調整値はそれぞれ0,3,6,9,6,3,1,2,3,4,5,6,7,8,9,0となる。
ステップS201において、関連付け情報生成部102は図7に示すように診断医毎に医用画像と、調整項目と、経過時間(s)と、調整値とを関連付ける。
以上説明したように、本実施例の制御を行うことで、実施例1の効果に対して、診断医の調整操作における特徴をより忠実に再現することができる読影診断支援が可能となる。
[実施例3]
以下に、実施例3について説明する。
本実施例の画質調整支援システムでは、実施例1,2で説明した支援に加え、自動的に適用している画質調整操作の最中に診断医が医用画像から病変を発見した場合に、画質調整操作を一時停止させ、瞬時に手動による微調整を行うことができるものである。本実施例は、実施例1,2に対して、制御部104の調整項目と調整値の反映方法が異なるもので、その他の処理部は実施例1,2と同じである。このため、本実施例では、実施例1,2に対して異なる構成部分について述べることとし、実施例1,2と同様の構成部分については、その説明を省略する。
制御部104は、画質調整操作を自動再現中に、診断医による操作を検出した場合、関
連付け情報の調整項目に対する調整値を一時的に記憶し、診断医が変更した調整値を画質調整部105へ反映する。診断医による手動画質微調整操作が終了した場合は、一時的に記憶した調整値から自動画質調整操作を再開する。
以下、本実施例における制御を図9の制御フロー図を用いて説明する。
本実施例の制御においては、図4に示す制御フロー図に対して、S117とS118の間にS300〜S304の処理が追加されている。したがって、以下の説明では、図4に示す制御フロー図に対して追加されたS300〜S304の処理についてのみ説明する。制御フローを説明するための諸条件は、実施例1で説明した条件と同じとする。
ステップS300において、制御部104は診断医の画質調整操作を検出する。本実施例において、診断医の画質調整操作検出は関連付け情報生成部102から出力される調整値が変更されたか否かを検出する。調整値変更が検出された場合はステップS301の処理を行い、調整値変更が検出されない場合はステップS118の処理を行う。
ステップS301において、制御部104は記憶部103の関連付け情報の調整値反映を一時的に中止し、診断医が手動で調整した調整値を取得し、画質調整部105へ出力する。
ステップS302において、画質調整部105は調整値に応じて画質調整を行い、表示部106へ調整画像を出力する。ステップS303において、表示部106は調整画像を出力する。
ステップS304において、診断医による手動調整値変更を検出した場合は、ステップS301の処理を行い、検出されない場合は診断医による手動調整を終了し、ステップS118の処理を行う。
以上説明したように、本実施例の制御を行うことで、自動画質調整中においても、診断医の手動による微調整操作を行うことができるようになり、実施例1,2の効果に加えて、細かな病変の有無をより正確に判断することができる読影診断支援が可能となる。
ここで、実施例1で説明した関連付け情報108と、実施例2で説明した関連付け情報200は、同時に生成されるものであってもよい。
この場合、関連付け情報生成部102で2つの関連付け情報を生成し、記憶部103で記憶したのち、診断医が自動モードを選択するときに、どちらの関連付け情報で自動反映するかどうかを決定するように構成するとよい。
関連付け情報の選択は、関連付け情報生成部102で関連付け情報を生成する際に、マウスの左右ボタン、キーボードの任意のキーに関連付け情報を割り当てて選択する、または、メニュー上に選択項目を準備し選択するなどしてもよい。
例えば、関連付け情報108はマウスの右ボタンに割り当て、関連付け情報200はマウスの左ボタンに割り当て、自動モード中にマウスの右左どちらのボタンが押下されたかを検出することで、画質調整部105へ反映するように構成するとよい。
また、関連付け情報108の診断医Aによるレントゲン画像のコントラスト調整やブライトネス調整など要素ごとにキーボードのキーに割り当てて選択するように構成してもよい。
[その他の実施形態]
記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施形態の機能を実現するシステムや装置のコンピュータ(又はCPU、MPU等のデバイス)によっても、本発明を実施することができる。また、例えば、記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施形態の機能を実現するシステムや装置のコンピュータ
によって実行されるステップからなる方法によっても、本発明を実施することができる。この目的のために、上記プログラムは、例えば、ネットワークを通じて、又は、上記記憶装置となり得る様々なタイプの記録媒体(つまり、非一時的にデータを保持するコンピュータ読取可能な記録媒体)から、上記コンピュータに提供される。したがって、上記コンピュータ(CPU、MPU等のデバイスを含む)、上記方法、上記プログラム(プログラムコード、プログラムプロダクトを含む)、上記プログラムを非一時的に保持するコンピュータ読取可能な記録媒体は、いずれも本発明の範疇に含まれる。
100…識別部、101…画像識別部、103…記憶部、104…制御部、105…画質調整部

Claims (19)

  1. 画像の表示画質を操作者が調整する際の画質調整操作を支援する画質調整支援システムにおいて、
    操作者の情報、画像の種類の情報、及び、適用すべき画質調整操作に関する情報が関連付けられた関連付け情報を予め記憶している記憶手段と、
    操作者を識別する操作者識別手段と、
    表示対象画像の種類を識別する画像識別手段と、
    操作者により画質調整操作が行われる際に、前記操作者識別手段の識別結果と前記画像識別手段の識別結果と前記記憶手段に記憶されている関連付け情報とに基づいて、前記操作者及び前記表示対象画像の種類に対応した画質調整操作を前記表示対象画像に対して自動的に適用することが可能な制御手段と、
    を備えることを特徴とする画質調整支援システム。
  2. 操作者により手動で画質調整操作が行われた際に、前記画質調整操作に関する情報と前記操作者識別手段の識別結果と前記画像識別手段の識別結果とを関連付けた関連付け情報を生成する情報生成手段を備え、
    前記情報生成手段により生成された関連付け情報は、前記記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項1に記載の画質調整支援システム。
  3. 画質調整操作を操作者が手動で行う手動モードと、画質調整操作を前記制御手段が自動的に適用する自動モードとを操作者が選択可能であることを特徴とする請求項2に記載の画質調整支援システム。
  4. 画質調整操作は、医用画像の読影のために行われることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画質調整支援システム。
  5. 前記画質調整操作に関する情報は、画質の調整項目と、該調整項目に対する調整値と、読影時間とを含み、
    前記関連付け情報は、画質の調整項目別に、各調整値に対する読影時間が関連付けられた情報であることを特徴とする請求項4に記載の画質調整支援システム。
  6. 前記画質調整操作に関する情報は、画質の調整項目と、該調整項目に対する調整値とを含み、
    前記関連付け情報は、画質の調整項目別に、読影を開始してから終了するまでの経過時間に対する調整値の履歴が関連付けられた情報であることを特徴とする請求項4に記載の画質調整支援システム。
  7. 前記制御手段は、前記画質の調整項目別に、調整値が小さい値から順に大きくなるように、または、調整値が大きい値から順に小さくなるように、画質調整操作を行うことを特徴とする請求項5に記載の画質調整支援システム。
  8. 前記制御手段は、前記画質の調整項目別に、各調整値に対する読影時間が長いものから順に短くなるように、画質調整操作を行うことを特徴とする請求項5に記載の画質調整支援システム。
  9. 前記制御手段は、自動的に適用している最中の画質調整操作を一時停止させることが可能であり、
    操作者は、前記制御手段により画質調整操作が一時停止されている表示対象画像に対して、手動で画質調整操作を行うことが可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいず
    れか1項に記載の画質調整支援システム。
  10. コンピュータにより画像の表示画質を操作者が調整する際の画質調整操作を支援する画質調整支援方法において、
    操作者の情報、画像の種類の情報、及び、適用すべき画質調整操作に関する情報が関連付けられた関連付け情報を予め記憶している記憶装置を有するコンピュータが、
    操作者を識別する操作者識別ステップと、
    表示対象画像の種類を識別する画像識別ステップと、
    操作者により画質調整操作が行われる際に、前記操作者識別ステップの識別結果と前記画像識別ステップの識別結果と前記記憶装置に記憶されている関連付け情報とに基づいて、前記操作者及び前記表示対象画像の種類に対応した画質調整操作を前記表示対象画像に対して自動的に適用する制御ステップと、
    を実行することを特徴とする画質調整支援方法。
  11. 操作者により手動で画質調整操作が行われた際に、前記画質調整操作に関する情報と前記操作者識別ステップの識別結果と前記画像識別ステップの識別結果とを関連付けた関連付け情報を生成する情報生成ステップを有し、
    前記情報生成ステップにより生成された関連付け情報は、前記記憶装置に記憶されることを特徴とする請求項10に記載の画質調整支援方法。
  12. 画質調整操作を操作者が手動で行う手動モードと、画質調整操作を前記制御ステップが自動的に適用する自動モードとを操作者が選択可能であることを特徴とする請求項11に記載の画質調整支援方法。
  13. 画質調整操作は、医用画像の読影のために行われることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の画質調整支援方法。
  14. 前記画質調整操作に関する情報は、画質の調整項目と、該調整項目に対する調整値と、読影時間とを含み、
    前記関連付け情報は、画質の調整項目別に、各調整値に対する読影時間が関連付けられた情報であることを特徴とする請求項13に記載の画質調整支援方法。
  15. 前記画質調整操作に関する情報は、画質の調整項目と、該調整項目に対する調整値とを含み、
    前記関連付け情報は、画質の調整項目別に、読影を開始してから終了するまでの経過時間に対する調整値の履歴が関連付けられた情報であることを特徴とする請求項13に記載の画質調整支援方法。
  16. 前記制御ステップは、前記画質の調整項目別に、調整値が小さい値から順に大きくなるように、または、調整値が大きい値から順に小さくなるように、画質調整操作を行うことを特徴とする請求項14に記載の画質調整支援方法。
  17. 前記制御ステップは、前記画質の調整項目別に、各調整値に対する読影時間が長いものから順に短くなるように、画質調整操作を行うことを特徴とする請求項14に記載の画質調整支援方法。
  18. 前記制御ステップは、自動的に適用している最中の画質調整操作を一時停止させることが可能であり、
    操作者は、前記制御ステップにより画質調整操作が一時停止されている表示対象画像に対して、手動で画質調整操作を行うことが可能であることを特徴とする請求項10乃至1
    7のいずれか1項に記載の画質調整支援方法。
  19. 請求項10乃至18のいずれか1項に記載の画質調整支援方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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