JP2015169758A - マルチ大画面表示システム、表示端末及び配信サーバー - Google Patents

マルチ大画面表示システム、表示端末及び配信サーバー Download PDF

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Abstract

【課題】 マルチ大画面表示システムでハイパーテキストを表示させるための通信量を低減することを目的とする。【解決手段】 ハイパーテキストに基づいて、コンテンツを複数のディスプレイに表示させてマルチ大画面表示を行う表示端末と、表示端末にハイパーテキストを提供する配信サーバーとを備えたマルチ大画面表示システムにおいて、表示端末は、配信サーバーから提供されたハイパーテキストを解析し、コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成する表示端末側解析部と、表示端末側解析部で生成されたコンテンツ関係情報と、コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報とに基づいて、自身に接続されたディスプレイに表示させないコンテンツを、コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成する表示端末側レイアウト作成部とを備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、コンテンツを複数のディスプレイに表示させてマルチ大画面表示を提供するマルチ大画面表示システム、表示端末及び配信サーバーに関するものである。
従来のマルチ大画面表示システムでは、配信サーバーはコンテンツのどの領域を表示するべきかを指定する領域情報を付加して、表示端末にコンテンツを送信していた。表示端末では、その領域情報に従ってコンテンツの切り分け又は切り取りをし、部分画像データを作成し、それをディスプレイに表示していた(例えば、特許文献1)。
特開2006−215407号公報
したがって、従来のマルチ大画面表示システムで、ハイパーテキストを表示するブラウザを利用した場合、各表示端末はハイパーテキストに記述された全てのコンテンツをダウンロードする。その際に、自端末の表示領域外にあるコンテンツもダウンロードする。そのため、表示端末数が増加するに従いコンテンツのダウンロードも増加し、ネットワークの負荷が高くなる。さらに、全表示端末がコンテンツをダウンロードし終えるまで、ブラウザ領域全体の表示が完了しなくなる。
この発明は、例えば、上記のような問題点を解決するためになされたもので、マルチ大画面表示システムでハイパーテキストを表示させるための通信量を低減することが可能なマルチ大画面表示システム、表示端末及び配信サーバーを得ることを目的とする。
この発明にかかるマルチ大画面表示システムは、デジタルデータでなるコンテンツとの関係を表現するハイパーテキストに基づいて、コンテンツを複数のディスプレイに表示させてマルチ大画面表示を行う少なくとも1つの表示端末と、表示端末にハイパーテキストを提供する配信サーバーとを備えたマルチ大画面表示システムにおいて、表示端末は、配信サーバーから提供されたハイパーテキストを解析し、コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成する表示端末側解析部と、表示端末側解析部で生成されたコンテンツ関係情報と、コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報とに基づいて、自身に接続されたディスプレイに表示させないコンテンツを、コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成する表示端末側レイアウト作成部とを備えたものである。
この発明にかかる表示端末は、配信サーバーから提供され、デジタルデータでなるコンテンツとの関係を表現するハイパーテキストに基づいて、コンテンツを複数のディスプレイに表示させてマルチ大画面表示を行う表示端末において、配信サーバーから提供されたハイパーテキストを解析し、コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成する表示端末側解析部と、表示端末側解析部で生成されたコンテンツ関係情報と、コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報とに基づいて、自身に接続されたディスプレイに表示させないコンテンツを、コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成する表示端末側レイアウト作成部とを備えたものである。
この発明にかかる配信サーバーは、デジタルデータでなるコンテンツとの関係を表現するハイパーテキストに基づいて、コンテンツを複数のディスプレイに表示させてマルチ大画面表示を行う少なくとも1つの表示端末にハイパーテキストを提供する配信サーバーにおいて、表示端末は、配信サーバーから提供されたハイパーテキストを解析し、コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成する表示端末側解析部と、表示端末側解析部で生成されたコンテンツ関係情報と、コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報とに基づいて、自身に接続されたディスプレイに表示させないコンテンツを、コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成する表示端末側レイアウト作成部とを備え、表示端末にハイパーテキストを送信するハイパーテキスト送信部と、表示端末にコンテンツを送信するコンテンツ送信部とを備えたものである。
この発明のマルチ大画面表示システムによれば、表示端末において、ハイパーテキストを解析し、コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成するとともに、コンテンツ関係情報と、コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報とに基づいて、自身に接続されたディスプレイに表示させないコンテンツを、コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成することにより、配信サーバーは、表示端末に対して、当該表示端末が自身に接続されたディスプレイに表示させるコンテンツを送信すれば良いため、通信量を低減することが可能となる。
この発明の表示端末によれば、表示端末において、ハイパーテキストを解析し、コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成するとともに、コンテンツ関係情報と、コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報とに基づいて、自身に接続されたディスプレイに表示させないコンテンツを、コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成することにより、配信サーバーは、表示端末に対して、当該表示端末が自身に接続されたディスプレイに表示させるコンテンツを送信すれば良いため、通信量を低減することが可能となる。
この発明の配信サーバーによれば、表示端末において、ハイパーテキストを解析し、コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成するとともに、コンテンツ関係情報と、コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報とに基づいて、自身に接続されたディスプレイに表示させないコンテンツを、コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成することにより、配信サーバーは、表示端末に対して、当該表示端末が自身に接続されたディスプレイに表示させるコンテンツを送信すれば良いため、通信量を低減することが可能となる。
実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの構成についての一例を示す構成図である。 実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの機能構成についての一例を示す機能構成図である。 表示端末構成情報の一例を示す説明図である。 コンテンツ関係情報(DOMツリー)の一例を示す説明図である。 レイアウト情報の一例を示す説明図である。 レイアウト情報の出力画面の一例を示す説明図である。 表示コンテンツ情報の一例を示す説明図である。 実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムのハードウェア構成についての一例を示すハードウェア構成図である。 実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの配信サーバー10のハイパーテキスト解析時の動作の流れを示すフロー図である。 サーバー側表示判定部19の動作を説明する説明図である。 サーバー側表示判定部19の動作を説明する説明図である。 サーバー側表示判定部19の動作を説明する説明図である。 実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの分割処理の一例を説明する説明図である。 実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの表示端末20の動作の流れを示すフロー図である。 実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの配信サーバー10のコンテンツ送信時の動作の流れを示すフロー図である。 実施の形態2におけるマルチ大画面表示システムの構成についての一例を示す構成図である。 実施の形態2におけるマルチ大画面表示システムの配信サーバー10のハイパーテキスト解析時の動作の流れを示すフロー図である。 実施の形態3におけるマルチ大画面表示システムの配信サーバー10のコンテンツ送信時の動作の流れを示すフロー図である。 実施の形態4におけるマルチ大画面表示システムの配信サーバー10のコンテンツ送信時の動作の流れを示すフロー図である。 実施の形態5におけるマルチ大画面表示システムの構成についての一例を示す構成図である。 実施の形態6におけるマルチ大画面表示システムの構成についての一例を示す構成図である。 実施の形態6におけるマルチ大画面表示システムの表示端末20の動作の流れを示すフロー図である。 実施の形態7におけるマルチ大画面表示システムの構成についての一例を示す構成図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明の一例であり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの構成についての一例を示す構成図である。
図1において、配信サーバー10は、複数の表示端末にハイパーテキストを提供する。配信サーバー10は、例えば、ユーザーからの受け取りなどによって、ハイパーテキストと、コンテンツとをそれぞれ少なくとも1つ保持している。そして例えば、ユーザーからの指定によって、配信サーバー10は、少なくとも1つの表示端末にネットワークを通じてハイパーテキストを配信する。
ここで、ハイパーテキストとは、デジタルデータでなるコンテンツとの関係を表現するものである。ハイパーテキストは、コンテンツの表示内容を記述したファイルで、ハイパーテキスト自身とコンテンツとの関係を表現する。また、ハイパーテキストは、コンテンツの表示位置などを示すレイアウト情報を含まない。また、コンテンツは、コンピュータなどのマルチメディア環境によって提供される映画、静止画、音声、文字などのデジタルデータである。
表示端末201〜204は、配信サーバー10から提供され、デジタルデータでなるコンテンツとの関係を表現するハイパーテキストに基づいて、コンテンツを複数のディスプレイに表示させてマルチ大画面表示を行う。
なお、図1において、表示端末は4つであるが(表示端末201、表示端末202、表示端末203、表示端末204)、本発明では表示端末の数に上限はない。
ディスプレイ301〜304は、それぞれ表示端末201〜204に接続され、表示端末201〜204の制御に応じてコンテンツを表示してマルチ大画面表示を提供する。図1では、表示端末201にディスプレイ301、表示端末202にディスプレイ302、表示端末203にディスプレイ303、表示端末204にディスプレイ304が接続されている。各ディスプレイにはそれぞれブラウザ80が表示されている。ここでブラウザとは、ハイパーテキストから作成したレイアウト情報の表示領域のことである。
なお、図1において、各表示端末にディスプレイが1つずつ接続されているが、これに限定されず、例えば、1つの表示端末に複数のディスプレイを接続してもよい。この場合、表示端末は、公知の技術を用いて複数のディスプレイを制御し、自身の表示領域の画像を複数のディスプレイに表示させる。
図1に示したマルチ大画面表示システムにおいて、各表示端末201〜204はハイパーテキストを送信サーバー10から受信し、ハイパーテキストを解析し、必要に応じて配信サーバーに対してコンテンツのダウンロード要求をし、レイアウト情報を作成してブラウザに表示し、マルチ大画面表示を提供する。
なお、図1に示したマルチ大画面表示システムの構成は、以降の実施の形態においても共通しており、以降の実施の形態では説明を省略する。
図2は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの機能構成についての一例を示す機能構成図である。
図2において、配信サーバー10は、サーバー側解析部11、サーバー側レイアウト作成部12、表示コンテンツ情報作成部13、コンテンツ送信部14、コンテンツ分割部15、記憶部16、ハイパーテキスト送信部17、ダウンロード要求受信部18及びサーバー側表示判定部19を備えている。また、ハイパーテキスト50、コンテンツ60、表示端末構成情報70を外部から受け取り、図示しない情報記憶部に保持している。
なお、表示端末構成情報70は、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報が表示されるブラウザにおける表示端末の表示領域の情報を含む表示端末構成を示す情報である。
図3は、本実施の形態における表示端末構成情報70の一例を示す説明図である。
図3において、表示端末構成情報70は、各表示端末の番号、各表示端末の識別情報、解像度、マルチ大画面上での座標(全体での位置)、ブラウザウィンドウの左上座標、ブラウザサイズが記述されている。ここで、マルチ大画面上での座標、ブラウザウィンドウの左上座標、及び、ブラウザサイズに基づいて、ブラウザにおける表示端末の表示領域を特定することが可能である。
各表示端末の識別情報には表示端末のIPアドレス(Internet Protocol address)、MACアドレス(Media Access Control address)などを用いる。どの表示端末識別情報にも該当しない表示端末識別情報が割当てられている項目は、全表示端末によって構成されるマルチ大画面の解像度、ブラウザウィンドウの左上位置、ブラウザサイズを示す。なお、表示端末構成情報70に含まれる内容は上記内容に限らない。
サーバー側解析部11は、図示しない情報記憶部に保持されているハイパーテキスト50、コンテンツ60を受け取り、ハイパーテキスト50を解析し、コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成する。また、ハイパーテキスト50又はコンテンツ60を解析してコンテンツ60の表示領域サイズを取得する。そして、コンテンツ関係情報、コンテンツ60の表示領域サイズ及びコンテンツ60を出力する。
本実施の形態では、サーバー側解析部11は、コンテンツ関係情報としてDOMツリー(Document Object Modelツリー)を生成する。
図4は、本実施の形態におけるコンテンツ関係情報(DOMツリー)の一例を示す説明図である。
図4において、ハイパーテキスト101は、DOMツリー102の作成元のハイパーテキストである。DOMツリー102は、ハイパーテキスト101から作成したDOMツリーである。ハイパーテキスト101のタグ1つ1つは、サーバー側解析部11によって解析され、DOMツリー102のノードとして表現される。
図4の例では、<html>タグに対してhtmlノード103、<body>タグに対してbodyノード104、1つ目の<img>タグに対してimgノード105、2つ目の<img>タグに対してimgノード106が対応する。このように、コンテンツ関係情報(DOMツリー)に、ハイパーテキスト自身とコンテンツ(例えば、picA、picB)との関係が示される。
サーバー側レイアウト作成部12は、サーバー側解析部11から出力されたDOMツリー及びコンテンツ60を受け取るとともに、図示しない情報記憶部に保持されている表示端末構成情報70を受け取り、ハイパーテキスト50に対応するレイアウト情報を作成し、レイアウト情報、コンテンツ60及び表示端末構成情報70を出力する。
図5は、本実施の形態におけるレイアウト情報の一例を示す説明図である。
図5において、レイアウト情報107は、コンテンツの表示位置を示す情報(ブラウザ上での開始位置(x,y))と、コンテンツの表示領域サイズ(幅、高さ)とを含み、DOMツリーのimgノード105とimgノード106をブラウザ上のどこに配置し、高さと幅はどれくらいになるのかを表している。
図6は、本実施の形態におけるレイアウト情報の出力画面の一例を示す説明図である。
サーバー側表示判定部19は、サーバー側レイアウト作成部12から出力されたレイアウト情報107、コンテンツ60及び表示端末構成情報70を受け取り、レイアウト情報107及び表示端末構成情報70に基づいて、コンテンツ60を表示させる表示端末を判定する。その結果、コンテンツ60が複数の表示端末に跨ると判定した場合は、レイアウト情報107、コンテンツ60及び表示端末構成情報70をコンテンツ分割部15に出力する。全て表示される(複数の表示端末に跨らずに表示される)と判定した場合は、レイアウト情報107、コンテンツ60及び表示端末構成情報70を表示コンテンツ情報作成部13に出力する。
コンテンツ分割部15は、サーバー側表示判定部19から出力されたレイアウト情報107、コンテンツ60及び表示端末構成情報70を受け取り、表示端末の表示領域に応じてコンテンツ60を分割し、レイアウト情報107、分割された分割コンテンツ、分割情報(元のコンテンツにおける分割コンテンツの位置情報を含む)及び表示端末構成情報70を表示コンテンツ情報作成部13に出力する。
表示コンテンツ情報作成部13は、サーバー側表示判定部19又はコンテンツ分割部15から出力されたレイアウト情報107、表示端末構成情報70、及び、コンテンツ60又は分割コンテンツを受け取り、コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報を作成し、記憶部16に記憶させる。ここで、分割コンテンツを受け取った場合は、分割コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報と、分割コンテンツの表示領域サイズとを含む表示コンテンツ情報を作成し、記憶部16に記憶させる。
図7は、本実施の形態における表示コンテンツ情報71の一例を示す説明図である。
図7において、表示コンテンツ情報71は送信先表示端末、送信先表示端末を識別する表示端末識別情報、分割コンテンツの識別情報(図7では分割コンテンツの名前となっているが、名前に限らない)、分割コンテンツのサイズ(表示領域のサイズ)、元のコンテンツの識別情報(図7では元のコンテンツの名前となっているが、名前に限らない)、元のコンテンツのサイズ(表示領域のサイズ)、分割位置の始点座標を示す。分割コンテンツの識別情報と分割コンテンツのサイズが指定されていない場合、該当コンテンツの分割が行われていないことを示す。なお、表示コンテンツ情報71に含まれる内容は上記内容に限らない。
記憶部16は、表示コンテンツ情報作成部13から出力された表示コンテンツ情報71、及び、コンテンツ60又は分割コンテンツを受け取り、これらを記憶する。なお、必要に応じてレイアウト情報107を記憶してもよい。
ダウンロード要求受信部18は、表示端末20へコンテンツを送信することを要求していることを示すコンテンツ要求を受け付け、コンテンツ要求に含まれる要求されたコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を出力する。コンテンツ識別情報とは、コンテンツ名などのコンテンツを識別できる情報のことである。
コンテンツ送信部14は、ダウンロード要求受信部18から出力されたコンテンツ識別情報を受け取り、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツ60又は分割コンテンツ、表示コンテンツ情報71を記憶部から読み出す。そして、表示コンテンツ情報71に基づいて、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツ60又は分割コンテンツをコンテンツ要求の送信元表示端末が表示するか否かを判定し、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツ60又は分割コンテンツと、表示コンテンツ情報71とを表示端末20(コンテンツ受信部22)に送信する。
ハイパーテキスト送信部17は、表示端末20に送信するハイパーテキスト50のファイル名、送信指示を外部から受け付け、ファイル名に対応するハイパーテキスト50を表示端末20(ハイパーテキスト受信部21)に送信する。
表示端末20は、ハイパーテキスト受信部21、コンテンツ受信部22、コンテンツ要求送信部23、表示端末側解析部24、表示端末側レイアウト作成部25、合成コンテンツ作成部26及び表示制御部27を備えており、表示端末20は、配信サーバー10からハイパーテキスト50を受け取り、それを解析し、ディスプレイ部30に表示する。
ハイパーテキスト受信部21は、ハイパーテキスト送信部17から送信されたハイパーテキスト50を受信し、受信したハイパーテキスト50を表示端末側解析部24に出力する。
表示端末側解析部24は、ハイパーテキスト受信部21から出力されたハイパーテキスト50を解析し、コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成する。また、ハイパーテキスト50を解析し、ダウンロードが必要なコンテンツがあった場合、そのコンテンツに対応するコンテンツ識別情報をコンテンツ要求送信部23に出力する。
本実施の形態では、表示端末側解析部24は、サーバー側解析部11と同様に、コンテンツ関係情報としてDOMツリーを生成する。
コンテンツ要求送信部23は、表示端末側解析部24から出力されたコンテンツ識別情報を受け取り、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求をダウンロード要求受信部18に送信する。
コンテンツ受信部22は、コンテンツ送信部14から送信されたコンテンツ60又は分割コンテンツと、表示コンテンツ情報71とを受信し、コンテンツ60を表示端末側レイアウト作成部25及び表示制御部27に出力する。また、表示コンテンツ情報71に基づいて自身に接続されたディスプレイ部30に表示されないコンテンツの有無を判断し、自身に接続されたディスプレイ部30に表示されないコンテンツ又はコンテンツの一部がある場合は、表示コンテンツ情報71と、必要に応じて分割コンテンツとを合成コンテンツ作成部26に出力する。
合成コンテンツ作成部26は、コンテンツ受信部22から出力された表示コンテンツ情報71と、必要に応じて分割コンテンツとを受け取るとともに、表示端末側解析部24から出力されたDOMツリー102を受け取り、自身に接続されたディスプレイ部30に表示されないコンテンツの一部又は全部をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成し、表示端末側レイアウト作成部25及び表示制御部27に出力する。
例えば、自身に接続されたディスプレイ部30で全く表示されないコンテンツは、そのコンテンツの全部をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成し、自身に接続されたディスプレイ部30で分割コンテンツを表示する場合(自身に接続されたディスプレイ部30でコンテンツの一部を表示する場合)は、自身に接続されたディスプレイ部30で表示されない部分をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成する。
表示端末側レイアウト作成部25は、表示端末側解析部24から出力されたDOMツリー102を受け取るとともに、コンテンツ受信部22から出力されたコンテンツ60又は合成コンテンツ作成部26から出力された合成コンテンツを受け取り、レイアウト情報107を作成し、レイアウト情報107を表示制御部27に出力する。
表示制御部27は、表示端末側レイアウト作成部25から出力されたレイアウト情報107受け取るとともに、コンテンツ受信部22からコンテンツ60を、合成コンテンツ作成部26から合成コンテンツを受け取り、コンテンツ60又は合成コンテンツをハイパーテキストに埋め込み、コンテンツ60又は合成コンテンツが埋め込まれたハイパーテキストをディスプレイ部30に出力する。
図8は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムのハードウェア構成についての一例を示すハードウェア構成図である。
図8において、配信サーバー10は、CPU(Central Processing Unit)110及びメモリ111を備え、表示端末20も同様にCPU110及びメモリ111を備えている。また、配信サーバー10と表示端末20とは、ネットワーク112を介して相互に通信する。ネットワーク112は、インターネット又はローカルネットを示す。メモリ113は、配信サーバー10又は表示端末20内の各機能を実現するためのプログラム及びデータを記憶する。たとえばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)で構成される。CPU112は、適宜、メモリ113に記憶されたプログラム及びデータを読み出し、配信サーバー10又は表示端末20にて行われる各機能を実現する。
なお、図8に示したマルチ大画面表示システムのハードウェア構成は、以降の実施の形態においても共通しており、以降の実施の形態では説明を省略する。
次に、動作について説明する。
まず、配信サーバー10でのハイパーテキスト解析時の動作について説明する。
図9は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの配信サーバー10のハイパーテキスト解析時の動作の流れを示すフロー図である。
図10〜図12は、サーバー側表示判定部19の動作を説明する説明図である。
サーバー側解析部11は、ハイパーテキスト50を解析し、DOMツリー102を生成する(st101)。そして、サーバー側レイアウト作成部12は、DOMツリー102、コンテンツ60、表示端末構成情報70に基づいて、ブラウザ上でのコンテンツ配置位置を決定し、ハイパーテキスト50に対応するレイアウト情報を作成する。(st102)。なお、コンテンツの配置位置決定方法に決まりはない。ここで、コンテンツの表示領域サイズは、サーバー側解析部11がハイパーテキスト50を解析して取得しても良いし、サーバー側解析部11又はサーバー側レイアウト作成部12がコンテンツ60に基づいて取得しても良い。
これ以降の処理は、配信サーバーに接続されている表示端末と同じ数だけ繰り返される(st103)。
サーバー側レイアウト作成部12でレイアウト情報が作成された後、サーバー側表示判定部19は、図10に示されるように、コンテンツ60が全く表示されないかどうか、判定する(st104)。判定は、コンテンツ60下辺がディスプレイ30上辺より上にある、又は、コンテンツ60上辺がディスプレイ30下辺より下にある、又は、コンテンツ60右辺がディスプレイ30左辺より左にある、又は、コンテンツ60左辺がディスプレイ30右辺より右にある場合に、コンテンツ60が全く表示されないとする。コンテンツが全く表示されないと判定された場合(st104でNO)、ハイパーテキスト解析の処理を終了する。
コンテンツが表示される場合(st104でYES)、サーバー側表示判定部19は、図11に示されるようにコンテンツ60が一部のみディスプレイ30に表示されるか、図12に示されるように全て表示されるか、全表示端末分を判定する(st105)。判定は、コンテンツ60の4辺のうちいずれかが、ディスプレイ30の4辺のいずれかに交差している場合、コンテンツ60が一部のみ表示されると判定する。図10で示した判定と、図11で示した判定に当てはまらなかった場合、コンテンツ60がディスプレイ30に全て表示されると判定する。
このように、サーバー側表示判定部19は、全表示端末分を判定することで、コンテンツ60を表示させる表示端末を判定する。
判定の結果、図11のようにコンテンツ60が一部のみ表示される場合は(st105でYES)、サーバー側表示判定部19は、レイアウト情報107、コンテンツ60及び表示端末構成情報70をコンテンツ分割部15に出力し、コンテンツ分割部15は、表示端末の表示領域に応じてコンテンツ60を分割する(st106)。例えば、コンテンツ分割部15では、コンテンツ60を分割し、分割位置の始点座標、分割後のサイズ、分割コンテンツの識別情報などを、表示コンテンツ情報作成部13に伝える。
判定の結果、図12のようにコンテンツが全て表示される場合は(st105でNO)、サーバー側表示判定部19は、レイアウト情報107、コンテンツ60及び表示端末構成情報70を表示コンテンツ情報作成部13に出力して、コンテンツ識別情報とそのサイズ、表示端末を表示コンテンツ情報作成部13に伝える。
表示コンテンツ情報作成部13は、サーバー側表示判定部19又はコンテンツ分割部15から出力されたレイアウト情報107、表示端末構成情報70、及び、コンテンツ60又は分割コンテンツを受け取り、コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報を作成する(st107)。例えば、表示コンテンツ情報作成部13は、サーバー側表示判定部19からコンテンツ識別情報とそのサイズ、表示端末の情報を受け取り、図7に示す表示コンテンツ情報に追記して、表示コンテンツ情報を作成する。また例えば、表示コンテンツ情報作成部13は、コンテンツ分割部15から分割位置の始点座標、分割後のサイズ、分割コンテンツの識別情報などを受け取り、図7に示す表示コンテンツ情報に追記して、表示コンテンツ情報を作成する。
そして、表示コンテンツ情報作成部13は、コンテンツ、分割コンテンツ及び表示コンテンツ情報は、表示端末側からのコンテンツダウンロード要求にすぐ応答できるように、記憶部16に登録し、記憶させる(st108)。
その後、例えば、ユーザーからのファイル名指定と送信指示を受けると、ハイパーテキスト送信部17は、ファイル名に対応するハイパーテキスト50を表示端末20(ハイパーテキスト受信部21)に送信する。
ここで、コンテンツ分割部15で行われるコンテンツの分割処理について説明する。
図13は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの分割処理の一例を説明する説明図である。
図13において、配信サーバー10と表示端末201は、図1と同様に通信可能に構成されている。
配信サーバー10では、表示端末構成情報70と、コンテンツ60と、ハイパーテキスト50を解析して生成したDOMツリーとを利用して、サーバー側レイアウト作成部12にてブラウザ、ハイパーテキスト、コンテンツがどのように表示されるかの全体レイアウト72を作成する。
全体レイアウト72の内部にはブラウザ80が存在する。コンテンツ78は、ブラウザ80内に存在する画像データである。コンテンツ78は、ディスプレイ301、302、303、304に分割して表示される。コンテンツ分割部15では、この全体レイアウト72を利用して、各ディスプレイの領域境界に沿って画像を分割する。コンテンツ78を分割したのが、分割画像74、75、76、77である。分割画像74はディスプレイ301に、分割画像75はディスプレイ302に、分割画像76はディスプレイ303に、分割画像77はディスプレイ304に表示される。
そして、表示コンテンツ情報作成部13は、コンテンツ分割部15が分割した分割コンテンツに関する表示コンテンツ情報71を作成する。
次に、表示端末20の動作及びコンテンツ配信の動作について説明する。
図14は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの表示端末20の動作の流れを示すフロー図である。
図15は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの配信サーバー10のコンテンツ送信時の動作の流れを示すフロー図である。
例えば、配信サーバー10でユーザーからのファイル名指定と送信指示を受けると、配信サーバー10からファイル名に対応するハイパーテキスト50が送信される。すると、表示端末20では、ハイパーテキスト受信部21が、送信されたハイパーテキストを受信する(st201)。
表示端末側解析部24は、ハイパーテキスト50を解析し(st201)、DOMツリー102を生成する。表示端末側解析部24による解析は、サーバー側解析部11と同様である。また、表示端末側解析部24は、解析の際に、ハイパーテキスト中にコンテンツへのリンクが記述されているかどうか判定する(st203)。記述されていた場合(st203でYES)は、コンテンツ要求送信部23が配信サーバー10に対してコンテンツを要求する(st204)。要求の際に、表示端末20は自身の識別情報を要求に付加する。識別情報には、図3の表示端末識別情報と一致するものを用いる。
コンテンツ要求送信部23から送信されたコンテンツ要求に応じて、配信サーバー10では、ダウンロード要求受信部18が、コンテンツ要求を受信する(st301)。この時ダウンロード要求に付加されていた表示端末識別情報も受信され、ダウンロード要求と表示端末識別情報は、コンテンツ送信部14に伝えられる。
コンテンツ送信部14は、表示コンテンツ情報71に基づいて、ダウンロード要求をしたコンテンツを送信元表示端末が表示するかどうかを判定する(st302)。
送信元表示端末がコンテンツを表示すると判定した場合(st302でYES)、配信サーバー10では、コンテンツ送信部14がコンテンツ(又は分割コンテンツ)、表示コンテンツ情報71を送信する(st303)。送信元表示端末がコンテンツを表示しないと判定した場合(st302でNO)、配信サーバー10は何も送信しない。又は、要求されたコンテンツが存在しない旨を伝える。
例えば、図13に示すように、表示端末201が画像Aというファイル名のコンテンツ78を要求した場合、配信サーバー10のコンテンツ送信部14は、表示コンテンツ情報71のうち表示端末201が関係する情報と、分割画像74(分割コンテンツ)を、表示端末201に送信する(st205)。
表示端末201では、コンテンツ受信部22がこれらの情報を受信し(st206)、表示コンテンツ情報71に基づいて自身に接続されたディスプレイに表示されないコンテンツの有無を判断する(st207)。
自身に接続されたディスプレイに表示されないコンテンツがない場合(st207でNO)、コンテンツ受信部22は、コンテンツをそのまま表示端末側レイアウト作成部25に与える。自身に接続されたディスプレイに表示されないコンテンツがある場合(st207でYES)、コンテンツ受信部22は、表示コンテンツ情報71と、必要に応じて分割コンテンツとを合成コンテンツ作成部26に出力する。
合成コンテンツ作成部26は、表示コンテンツ情報71の情報から、分割元のコンテンツ(又はコンテンツ)の表示領域サイズを取得し、それと同じサイズのダミーデータ711を作成する。ダミーデータ711に対して、表示コンテンツ情報71の分割位置座標項目を元に、分割画像74のダミーデータ711上に上書し、合成コンテンツ712を作成する(st208)。合成コンテンツ712は、画像データであり、サイズは元のコンテンツ78と同じ大きさで、表示端末201が表示する領域のみコンテンツ78のデータとなっている。この合成コンテンツ712を、表示端末側レイアウト作成部25に与える。
表示端末側レイアウト作成部25は、表示端末側レイアウト作成部25ではレイアウト情報を作成し、与えられたコンテンツをブラウザ上のどこに配置するか決定する(st209)。作成されたレイアウト情報に基づいて、表示制御部27が与えられたコンテンツをディスプレイ301に表示させる(st210)。
以上のように、本実施の形態によれば、表示端末20において、ハイパーテキストを解析し、コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成するとともに、自身に接続されたディスプレイ部30に表示させないコンテンツを、コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成することにより、配信サーバー10は、表示端末20に対して、当該表示端末20が自身に接続されたディスプレイ部30に表示させるコンテンツを送信すれば良いため、通信量を低減することが可能となる。また、表示端末20がコンテンツを取得するまでにかかる時間も短縮できるため、コンテンツ表示までの時間も短くすることが可能となる。また、自身に接続されたディスプレイ部30に表示させないコンテンツが、コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完されるため、ハイパーテキストのレイアウトを崩さないようにコンテンツを表示することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、表示端末20において、自身に接続されたディスプレイ部30に表示させない分割コンテンツを分割コンテンツの表示領域サイズと、分割前のコンテンツの表示領域サイズとに応じて作成されたダミーデータを用いて補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成することにより、配信サーバー10は、表示端末20に対して、当該表示端末20が自身に接続されたディスプレイ部30に表示させる分割コンテンツを送信すれば良いため、通信量を低減することが可能となる。また、表示端末20がコンテンツを取得するまでにかかる時間も短縮できるため、コンテンツ表示までの時間も短くすることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ディスプレイに表示されないコンテンツの一部又は全部をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを用いて補完することにより、自身に接続されたディスプレイ部30に表示させないコンテンツが、合成コンテンツで補完されるため、ハイパーテキストのレイアウトを崩さないようにコンテンツを表示することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、表示端末20に、表示端末20に接続されたディスプレイ部30に表示されないコンテンツの一部又は全部をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成する合成コンテンツ作成部26を備え、合成コンテンツ作成部26で作成された合成コンテンツを用いて補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成することにより、表示端末において表示されないコンテンツを補完する処理を各々の表示端末側で分散して行うことができるので、配信サーバー10の処理負荷を低減することが可能となる。
なお、本実施の形態では、合成コンテンツ作成部26が合成コンテンツ作成部26で作成された合成コンテンツを用いて補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成する場合について説明したが、コンテンツの表示領域サイズに応じた空白の要素などのダミーデータで補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成しても良い。この場合、合成コンテンツ作成部26は不要となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、表示端末20に合成コンテンツ作成部26を備えた場合について説明したが、本実施の形態では、配信サーバー10に合成コンテンツ作成部26を備えた場合について説明する。
図16は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態2におけるマルチ大画面表示システムの構成についての一例を示す構成図である。図2と同一又は相当部分に同一符号を付し、説明を省略する。
図16において、配信サーバー10は、合成コンテンツ作成部26を備えており、この合成コンテンツ作成部26は、表示端末単位でそれぞれの表示端末に接続されたディスプレイ部30に表示されないコンテンツの一部又は全部をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成する。本実施の形態では、合成コンテンツ作成部26は、コンテンツ分割部15から出力されたレイアウト情報107、分割された分割コンテンツ、分割情報(元のコンテンツにおける分割コンテンツの位置情報を含む)及び表示端末構成情報70を受け取り、合成コンテンツを作成し、表示コンテンツ情報作成部13に出力する。
次に、動作について説明する。
図17は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態2におけるマルチ大画面表示システムの配信サーバー10のハイパーテキスト解析時の動作の流れを示すフロー図である。図9と同一又は相当部分に同一符号を付し、説明を省略する。
コンテンツ分割部15がコンテンツを分割した後に、コンテンツ分割部15が、合成コンテンツの作成が必要か否かを判断し(st109)、合成コンテンツの作成が必要な場合(st109でYES)、合成コンテンツ作成部26が、合成コンテンツを作成する。
以上のように、本実施の形態によれば、配信サーバー10に、表示端末単位でそれぞれの表示端末に接続されたディスプレイ部30に表示されないコンテンツの一部又は全部をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成する合成コンテンツ作成部26を備えたことにより、配信サーバー10において合成コンテンツが作成されるので、表示端末側で合成コンテンツを作成する必要がなくなり、表示端末の処理負荷を軽減することが可能となる。
なお、コンテンツの一部をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、合成コンテンツ作成部26は、コンテンツの全部をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成するように構成してもよい。例えば、コンテンツの全体を表示しない表示端末がある場合、その表示端末に送信するために、コンテンツの全部をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成する。
また、合成コンテンツの作成が必要か否かを判断するステップ(st109)を削除し、コンテンツを分割する度に合成コンテンツを作成するようにしても良い。
実施の形態3.
実施の形態1は、コンテンツ送信部14において、送信先表示端末がコンテンツを表示すると表示しないと判定した場合、配信サーバー10は何も送信しないか、要求されたコンテンツが存在しない旨を伝える場合について説明した。本実施の形態では、送信先表示端末がコンテンツを表示すると表示しないと判定した場合、コンテンツの表示領域サイズを表示端末に送信する場合について説明する。
本実施の形態におけるマルチ大画面表示システムの構成は、図2に示される実施の形態1におけるマルチ大画面表示システムの構成と同様なため、説明を省略する。
次に、動作について説明する。
図18は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態3におけるマルチ大画面表示システムの配信サーバー10のコンテンツ送信時の動作の流れを示すフロー図である。図15と同一又は相当部分に同一符号を付し、説明を省略する。
ステップst302において、コンテンツ送信部14が、送信元表示端末がコンテンツを表示しないと判定した場合(st302でNO)、配信サーバー10は、ハイパーテキスト50にコンテンツ60の表示領域サイズ(縦横ピクセル数)が記述されているかさらに判定する(st404)。例えば、コンテンツ送信部14がサーバー側解析部11の解析結果に基づいて判定する。
ハイパーテキスト50にコンテンツ60の表示領域サイズ(縦横ピクセル数)が記述されていなかった場合(st404でNO)、コンテンツ送信部14は、コンテンツ60を送信せずに、コンテンツ60の表示領域サイズ(縦横ピクセル数)のみを表示端末20に送信する(st405)。表示端末20では、コンテンツ60の表示領域サイズをコンテンツ受信部22で受信する。コンテンツ60の表示領域サイズを表示端末側レイアウト作成部25に伝え、表示端末側レイアウト作成部25が、コンテンツ60の表示領域サイズ分だけ空白の要素をレイアウトに配置する。又は、コンテンツ60の表示領域サイズの大きさの合成コンテンツを、合成コンテンツ作成部26で作成し、表示端末側レイアウト作成部25が、作成した合成コンテンツをレイアウトに配置してレイアウト情報を作成する。
ハイパーテキスト50にコンテンツ60の表示領域サイズ(縦横ピクセル数)が記述されている場合(st404でYES)、配信サーバー10は表示端末20のコンテンツダウンロード要求に対して、コンテンツを送信しない。代わりに、コンテンツ送信部14が、要求してきたコンテンツは送信しないということを記載したメッセージを表示端末に送信する。表示端末20は表示端末側解析部24でハイパーテキスト50を解析する。そして、コンテンツ60の表示領域サイズ分だけ空白の要素をレイアウトに配置するか、合成コンテンツ作成部26でコンテンツ60と同じサイズの合成コンテンツ作成部を生成し、表示端末側レイアウト作成部25が、これをレイアウトに配置してレイアウト情報を作成する。
以上のように、本実施の形態によれば、表示端末側解析部24が、ハイパーテキストを解析してコンテンツの表示領域サイズを取得し、表示端末側レイアウト作成部25が、表示端末側解析部24で取得されたコンテンツの表示領域サイズに基づいて、自身に接続されたディスプレイに表示させないコンテンツを補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成することにより、表示端末20で表示されないコンテンツを、配信サーバー10は送信する必要がなくなるため、通信量を低減することが可能となる。また、表示端末20がコンテンツを取得するまでにかかる時間も短縮できるため、コンテンツ表示までの時間も短くすることが可能となる。
また、本実施の形態では、配信サーバー10において、ハイパーテキスト50からコンテンツの表示領域サイズを取得できるか否かを判断し、ハイパーテキスト50からコンテンツの表示領域サイズを取得できない場合に、コンテンツの表示領域サイズを表示端末20に送信し、表示端末20において、配信サーバー10から送信されたコンテンツの表示領域サイズに基づいて、自身に接続されたディスプレイ部30に表示させないコンテンツを補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成するようにした。これにより、表示端末20で表示されないコンテンツを、配信サーバー10は送信する必要がなくなるため、通信量を低減することが可能となる。また、表示端末20がコンテンツを取得するまでにかかる時間も短縮できるため、コンテンツ表示までの時間も短くすることが可能となる。
また、本実施の形態では、配信サーバー10において、ハイパーテキスト50からコンテンツの表示領域サイズを取得できるか否かを判断し、ハイパーテキスト50からコンテンツの表示領域サイズを取得できる場合に、コンテンツを送信しないことを示すメッセージを表示端末20に送信し、表示端末20において、配信サーバー10から送信されたメッセージに応じて、表示端末側解析部24でハイパーテキスト50を解析して取得したコンテンツの表示領域サイズに基づいて、自身に接続されたディスプレイ部30に表示させないコンテンツを補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成するようにした。これにより、表示端末20で表示されないコンテンツを、配信サーバー10は送信する必要がなくなるため、通信量を低減することが可能となる。また、表示端末20がコンテンツを取得するまでにかかる時間も短縮できるため、コンテンツ表示までの時間も短くすることが可能となる。
実施の形態4.
実施の形態3は、表示端末20で合成コンテンツを作成する場合について説明した。本実施の形態では、配信サーバー10で合成コンテンツを作成する場合について説明する。
本実施の形態におけるマルチ大画面表示システムの構成は、図16に示される実施の形態2におけるマルチ大画面表示システムの構成と同様なため、説明を省略する。
次に、動作について説明する。
図19は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態4におけるマルチ大画面表示システムの配信サーバー10のコンテンツ送信時の動作の流れを示すフロー図である。図18と同一又は相当部分に同一符号を付し、説明を省略する。
ハイパーテキスト50にコンテンツ60の表示領域サイズ(縦横ピクセル数)が記述されていなかった場合(st404でNO)、配信サーバー10が、コンテンツ60と同じ表示領域サイズ(縦横ピクセル数)の合成コンテンツを作成し(st505)、これをコンテンツ送信14から送信する(st506)。例えば、コンテンツ送信部14が合成コンテンツ作成部26に合成コンテンツを作成させるための要求信号を出力し、その要求信号に応じて合成コンテンツ作成部26が合成コンテンツを作成する。
その後、表示端末20では、コンテンツ送信14から送信された合成コンテンツをコンテンツ受信部22で受信する。表示端末側レイアウト作成部25が、合成コンテンツレイアウトに配置してレイアウト情報を作成する。
以上のように、本実施の形態によれば、配信サーバー10において、ハイパーテキスト50からコンテンツの表示領域サイズを取得できるか否かを判断し、ハイパーテキスト50からコンテンツの表示領域サイズを取得できない場合に、ディスプレイに表示されないコンテンツをダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成し、表示端末20に送信し、表示端末20において、配信サーバー10から送信された合成コンテンツに基づいて、自身に接続されたディスプレイ部30に表示させないコンテンツを補完して、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成するようにした。これにより、配信サーバー10において合成コンテンツが作成されるので、表示端末側で合成コンテンツを作成する必要がなくなり、表示端末の処理負荷を軽減することが可能となる。
実施の形態5.
以上の実施の形態では、ハイパーテキスト50の記載に基づいて処理する場合について説明した。本実施の形態では、ハイパーテキスト50を編集して処理する場合について説明する。
図20は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態5におけるマルチ大画面表示システムの構成についての一例を示す構成図である。図2と同一又は相当部分に同一符号を付し、説明を省略する。
図20において、ハイパーテキスト編集部28は、ハイパーテキスト50にコンテンツの表示領域サイズを追記する。例えば、サーバー側解析部11からハイパーテキスト50、コンテンツ60の表示領域サイズ(縦横ピクセル数)を受け取り、ハイパーテキスト50にコンテンツの表示領域サイズを追記し、コンテンツ60の表示領域サイズが追記されたハイパーテキストをサーバー側解析部11に出力する。
次に、動作について説明する。
配信サーバー20において、サーバー側解析部11がコンテンツ60の表示領域サイズ(縦横ピクセル数)解析すると、ハイパーテキスト編集部28がハイパーテキスト50にコンテンツの表示領域サイズを追記する。このコンテンツ60の表示領域サイズが記入されたハイパーテキストをハイパーテキスト送信部17が表示端末20へ送信する。表示端末20では、表示端末側解析部24が、コンテンツ60の表示領域サイズが記入されたハイパーテキストを解析して、コンテンツを表示する。
以上のように、本実施の形態によれば、ハイパーテキスト50にコンテンツの表示領域サイズを追記することにより、例えば、実施の形態3又は実施の形態4で説明したハイパーテキストからコンテンツの表示領域サイズが取得できない場合の処理を一切行わなくてすむため、コンテンツ送受信時の配信サーバー10と表示端末20の両方で処理負荷を軽減することが可能となる。
実施の形態6.
以上の実施の形態では、表示端末20が表示端末側解析部24の解析結果に基づいてコンテンツ要求する場合について説明した。本実施の形態では、表示端末構成情報に基づいてコンテンツ要求する場合について説明する。
図21は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態6におけるマルチ大画面表示システムの構成についての一例を示す構成図である。図2と同一又は相当部分に同一符号を付し、説明を省略する。
図21において、表示端末20は、配信サーバー10にある表示端末構成情報70を備えている。
また、表示端末側表示判定部29は、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報と、レイアウト情報が表示されるブラウザにおける表示端末の表示領域の情報を含む表示端末構成情報とに基づいて、コンテンツを表示させる表示端末を判定する。配信サーバー10にあるサーバー側表示判定部19と同様の機能を有する。
次に、動作について説明する。
図22は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態6におけるマルチ大画面表示システムの表示端末20の動作の流れを示すフロー図である。図14と同一又は相当部分に同一符号を付し、説明を省略する。
表示端末側解析部24は、解析の際に、ハイパーテキストにコンテンツを表示する旨の記述があるか判定する(st603)。コンテンツを表示する旨の記述がない場合(st603でNO)、表示端末側レイアウト作成部25が、ハイパーテキストのレイアウト情報を作成をする(st611)。コンテンツを表示する旨の記述がある場合(st603でYES)、表示端末側解析部24は、ハイパーテキストにコンテンツの表示領域サイズの記述があるかどうか判定する(st604)。
コンテンツの表示領域サイズの記述がある場合(st604でYES)、さらに、表示端末側解析部24は、コンテンツを表示する必要があるかどうか判定する(st605)。コンテンツを表示する必要がない場合(st605でNO)、合成コンテンツ作成部26がコンテンツの表示領域サイズを基に合成コンテンツを作成し(st610)、その後レイアウトに配置するか、コンテンツのサイズ分だけ空白の要素をレイアウトに配置して、レイアウト情報を作成する(st611)。
コンテンツの表示領域サイズの記述がない場合(st604でNO)、又は、コンテンツを表示する必要がある場合(st605でYES)、コンテンツ要求送信部23は、配信サーバー10に対して、コンテンツ要求を送信する(st204)。コンテンツ要求を送信してからの処理は、実施の形態1など前述の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態によれば、表示端末において、ハイパーテキストに対応するレイアウト情報と、レイアウト情報が表示されるブラウザにおける表示端末の表示領域の情報を含む表示端末構成情報とに基づいて、コンテンツを表示させる表示端末を判定し、その判定結果に基づいて、自身に接続されたディスプレイに表示させるコンテンツのコンテンツ要求を配信サーバーに対して送信することにより、表示端末は表示領域外のコンテンツを要求しなくなるため、通信量を低減することが可能となる。
実施の形態7.
以上の実施の形態では、ハイパーテキストが配信サーバー10から配信される場合にについて説明した。本実施の形態では、ハイパーテキストの指定に関する実施の形態を説明する。
図23は、この発明の一実施の形態を示す実施の形態7におけるマルチ大画面表示システムの構成についての一例を示す構成図である。図2と同一又は相当部分に同一符号を付し、説明を省略する。
図23において、制御命令送信部31は、表示端末20にて表示するハイパーテキストを識別するハイパーテキスト識別情報の指定を受け付け、指定されたハイパーテキスト識別情報を含む制御命令を表示端末20送信する。制御命令受信部32は、制御命令送信部31から送信された制御命令を受信し、制御命令に含まれるハイパーテキスト識別情報をダウンロード要求送信部33に出力する。ダウンロード要求送信部33は、制御命令に含まれるハイパーテキスト識別情報を受け付け、ハイパーテキスト識別情報を付加したハイパーテキスト要求を配信サーバー10のダウンロード要求受信部18に送信する。
次に、動作について説明する。
例えば、ユーザーの指定に基づいて、配信サーバー10の制御命令送信部31に、表示端末20にて表示するハイパーテキスト識別情報を指定すると、制御命令送信部31は、指定されたハイパーテキスト識別情報を含む制御命令を表示端末20送信する。制御命令31から送信された制御命令は、表示端末20の制御命令受信部32で受信される。
制御命令受信部32は、制御命令送信部31から送信された制御命令に含まれるハイパーテキスト識別情報をダウンロード要求送信部33に出力する。ダウンロード要求送信部33では、配信サーバー10のダウンロード要求受信部18に対して、ハイパーテキスト識別情報が付加されたハイパーテキスト要求を送信する。
ダウンロード要求受信部18は、ハイパーテキスト要求を受信すると、ハイパーテキスト要求のうちハイパーテキスト識別情報を、ハイパーテキスト送信部17に伝える。すると、ハイパーテキスト送信部17は、ハイパーテキスト識別情報に基づいて、表示端末20に送信すべきハイパーテキストを識別し、一致するハイパーテキストを送信する。送信されたハイパーテキストは表示端末20のハイパーテキスト受信部21にて受信される。なお、制御命令送信部31は、本実施の形態では配信サーバー上にある例を示したが、配信サーバー上ではなく、任意の装置上にあっても構わない。
以上のように、本実施の形態によれば、表示端末において表示させるハイパーテキストを制御する制御命令に基づいて、表示端末からのダウンロード要求に応じて、配信サーバーからハイパーテキストを提供することにより、ハイパーテキストの指定方法が他の実施形態に比べて柔軟性があるため、システム構築時の利便性を向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10 配信サーバー、11 サーバー側解析部、12 サーバー側レイアウト作成部、13 表示コンテンツ情報作成部、14 コンテンツ送信部、15 コンテンツ分割部、16 記憶部、17 ハイパーテキスト送信部、18 ダウンロード要求受信部、19 サーバー側表示判定部、20 表示端末、21 ハイパーテキスト受信部、22 コンテンツ受信部、23 コンテンツ要求送信部、24 表示端末側解析部、25 表示端末側レイアウト作成部、26 合成コンテンツ作成部、27 表示制御部、28 ハイパーテキスト編集部、29 表示端末側表示判定部、30 ディスプレイ部、31 制御命令送信部、32 制御命令受信部、33 ダウンロード要求送信部、50 ハイパーテキスト、60 コンテンツ、70 表示端末構成情報、110 CPU、111 メモリ、112 ネットワーク、201 表示端末、202 表示端末、203 表示端末、204 表示端末、301 ディスプレイ、302 ディスプレイ、303 ディスプレイ、304 ディスプレイ。

Claims (11)

  1. デジタルデータでなるコンテンツとの関係を表現するハイパーテキストに基づいて、前記コンテンツを複数のディスプレイに表示させてマルチ大画面表示を行う少なくとも1つの表示端末と、前記表示端末に前記ハイパーテキストを提供する配信サーバーとを備えたマルチ大画面表示システムにおいて、
    前記表示端末は、
    前記配信サーバーから提供された前記ハイパーテキストを解析し、前記コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成する表示端末側解析部と、
    前記表示端末側解析部で生成されたコンテンツ関係情報と、前記コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報とに基づいて、自身に接続された前記ディスプレイに表示させない前記コンテンツを、前記コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、前記ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成する表示端末側レイアウト作成部と
    を備えたことを特徴とするマルチ大画面表示システム。
  2. 前記表示コンテンツ情報は、前記コンテンツが分割された分割コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報と、前記分割コンテンツの表示領域サイズとを含み、
    前記表示端末側レイアウト作成部は、自身に接続された前記ディスプレイに表示させない前記分割コンテンツを前記分割コンテンツの表示領域サイズと、分割前の前記コンテンツの表示領域サイズとに応じて作成されたダミーデータを用いて補完して、前記ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成することを特徴とする請求項1に記載のマルチ大画面表示システム。
  3. 前記表示端末単位で当該表示端末に接続された前記ディスプレイに表示されない前記コンテンツの一部又は全部をダミーデータに置き換えた合成コンテンツを作成する合成コンテンツ作成部を備え、
    前記表示端末側レイアウト作成部は、前記合成コンテンツ作成部で作成された合成コンテンツを用いて補完して、前記ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマルチ大画面表示システム。
  4. 前記表示端末側解析部は、前記ハイパーテキストを解析して前記コンテンツの表示領域サイズを取得し、
    前記表示端末側レイアウト作成部は、前記表示端末側解析部で取得された前記コンテンツの表示領域サイズに基づいて、自身に接続された前記ディスプレイに表示させない前記コンテンツを補完して、前記ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチ大画面表示システム。
  5. 前記配信サーバーは、
    前記ハイパーテキストを解析し、当該ハイパーテキストから前記コンテンツの表示領域サイズを取得できるか否かを判断するサーバー側解析部と、
    前記ハイパーテキストから前記コンテンツの表示領域サイズを取得できない場合に、前記コンテンツの表示領域サイズを前記表示端末に送信し、前記ハイパーテキストから前記コンテンツの表示領域サイズを取得できる場合に、前記コンテンツを送信しないことを示すメッセージを前記表示端末に送信するコンテンツ送信部とを備え、
    前記表示端末は、
    前記コンテンツ送信部から送信された情報を受信するコンテンツ受信部を備え、
    前記表示端末側レイアウト作成部は、前記ハイパーテキストから前記コンテンツの表示領域サイズを取得できない場合に、前記コンテンツ受信部で受信された前記コンテンツの表示領域サイズに基づいて、自身に接続された前記ディスプレイに表示させない前記コンテンツを補完して、前記ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成し、前記ハイパーテキストから前記コンテンツの表示領域サイズを取得できる場合に、前記表示端末側解析部で取得された前記コンテンツの表示領域サイズに基づいて、自身に接続された前記ディスプレイに表示させない前記コンテンツを補完して、前記ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成する
    ことを特徴とする請求項4に記載のマルチ大画面表示システム。
  6. 前記配信サーバーは、
    前記合成コンテンツ作成部と、
    前記ハイパーテキストを解析し、当該ハイパーテキストから前記コンテンツの表示領域サイズを取得できるか否かを判断するサーバー側解析部と、
    前記ハイパーテキストから前記コンテンツの表示領域サイズを取得できない場合に、前記合成コンテンツ作成部で作成された合成コンテンツを前記表示端末に送信するコンテンツ送信部と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載のマルチ大画面表示システム。
  7. 前記配信サーバーは、
    前記ハイパーテキストに前記コンテンツの表示領域サイズを追記するハイパーテキスト編集部とを備え、
    前記表示端末側解析部は、前記ハイパーテキスト編集部で前記コンテンツの表示領域サイズを追記された前記ハイパーテキストを解析して前記コンテンツの表示領域サイズを取得する
    ことを特徴とする請求項4に記載のマルチ大画面表示システム。
  8. 前記表示端末は、
    前記ハイパーテキストに対応するレイアウト情報と、前記レイアウト情報が表示されるブラウザにおける前記表示端末の表示領域の情報を含む表示端末構成情報とに基づいて、前記コンテンツを表示させる表示端末を判定する表示端末側表示判定部と、
    前記表示端末側表示判定部の判定結果に基づいて、自身に接続された前記ディスプレイに表示させる前記コンテンツのコンテンツ要求を前記配信サーバーに対して送信するコンテンツ要求送信部と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のマルチ大画面表示システム。
  9. 前記ハイパーテキストは、前記表示端末において表示させるハイパーテキストを制御する制御命令に基づく前記表示端末の要求に応じて、前記配信サーバーから提供されたことを特徴とする請求項1に記載のマルチ大画面表示システム。
  10. 配信サーバーから提供され、デジタルデータでなるコンテンツとの関係を表現するハイパーテキストに基づいて、前記コンテンツを複数のディスプレイに表示させてマルチ大画面表示を行う表示端末において、
    前記配信サーバーから提供された前記ハイパーテキストを解析し、前記コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成する表示端末側解析部と、
    前記表示端末側解析部で生成されたコンテンツ関係情報と、前記コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報とに基づいて、自身に接続された前記ディスプレイに表示させない前記コンテンツを、前記コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、前記ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成する表示端末側レイアウト作成部と
    を備えたことを特徴とする表示端末。
  11. デジタルデータでなるコンテンツとの関係を表現するハイパーテキストに基づいて、前記コンテンツを複数のディスプレイに表示させてマルチ大画面表示を行う少なくとも1つの表示端末に前記ハイパーテキストを提供する配信サーバーにおいて、
    前記表示端末は、
    前記配信サーバーから提供された前記ハイパーテキストを解析し、前記コンテンツとの関係を示すコンテンツ関係情報を生成する表示端末側解析部と、
    前記表示端末側解析部で生成されたコンテンツ関係情報と、前記コンテンツを表示させる表示端末を示す表示端末識別情報を含む表示コンテンツ情報とに基づいて、自身に接続された前記ディスプレイに表示させない前記コンテンツを、前記コンテンツの表示領域サイズに応じて作成されたダミーデータで補完して、前記ハイパーテキストに対応するレイアウト情報を作成する表示端末側レイアウト作成部とを備え、
    前記表示端末に前記ハイパーテキストを送信するハイパーテキスト送信部と、
    前記表示端末に前記コンテンツを送信するコンテンツ送信部と
    を備えたことを特徴とする配信サーバー。
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