JP2015167441A - motor - Google Patents
motor Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015167441A JP2015167441A JP2014040969A JP2014040969A JP2015167441A JP 2015167441 A JP2015167441 A JP 2015167441A JP 2014040969 A JP2014040969 A JP 2014040969A JP 2014040969 A JP2014040969 A JP 2014040969A JP 2015167441 A JP2015167441 A JP 2015167441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- rotor
- shaft
- fitted
- stator core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
Description
本発明は、電動機に関する。 The present invention relates to an electric motor.
回転電動機のひとつに、インナーロータ型のブラシレスモータ(以下、単に回転電動機ともいう)が知られている。図1は、回転電動機の斜視図である。回転電動機1は、インナーロータ2とアウターステータ4を備える。ロータ2は、ロータコア20、複数の永久磁石30、シャフト32を備える。ロータコア20の外周には、複数の永久磁石30が配置される。ロータコア20は略円筒形状を有し、その内側にはシャフト32が挿通される。
As one of the rotary motors, an inner rotor type brushless motor (hereinafter also simply referred to as a rotary motor) is known. FIG. 1 is a perspective view of a rotary electric motor. The rotary
ステータ4は、ステータコア40、複数のコイル50、フレーム60を備える。ステータコア40は、その内周に複数の突起(ティース)42および複数のスロット(溝)44を備える。各コイル50は、対応するティース42の周囲のスロット44に巻装される。ステータコア40およびフレーム60はそれぞれ、略円筒形状を有しており、ステータコア40の外形とフレーム60の内径は略一致し、それらは嵌合されている。
The
図2(a)〜(c)は、ステータコア40の構成を示す図である。図2(c)に示すように、ステータコア40は複数の鉄心片48を積層して構成される。図2(a)は、鉄心片48の平面図であり、図2(b)は、鉄心片48の断面図であり、図2(c)はステータコア40全体を示す斜視図である。鉄心片48は、環状のヨーク46、複数のティース(歯部)42、複数のスロット(溝)44を備える。
2A to 2C are diagrams showing the configuration of the
複数のティース42は、環状のヨーク46から内側に突起している。隣接する2つのティース42の間には、巻線(不図示)が巻装されるスロット44が設けられる。ヨーク46の外側には、複数の溶接溝が設けられる。
The plurality of
図2(c)に示すように、ステータコア40は円筒形状を有し、複数の鉄心片48が積層されて構成される。複数の鉄心片48同士は、ヨーク46の外側に設けられた溶接溝において溶接によって機械的に接続される。溶接による積層のほか、かしめによる積層、あるいは接着による積層(接着積層)が採用される場合もある。接着積層には、接着鋼板を積層するもの、鋼板に接着剤を塗布した後に積層して接着するもの、などが含まれる。
As shown in FIG. 2C, the
図3(a)〜(c)は、図2(c)のステータコア40に生ずる磁束および渦電流を示す図である。なお図3(a)では、ティース42や溶接溝は特に図示せず、ステータコア40を円筒として簡略化して示している。図3(b)は図3(a)のステータコア40のA−A線断面図である。
FIGS. 3A to 3C are views showing magnetic flux and eddy current generated in the
スロット44に巻装される巻線(不図示)に交流電流を流すことにより、ステータコア40の側面に対して垂直方向つまり径方向に交流の磁界Bが発生する。磁界Bの時間変化に応じて、ファラデーの電磁誘導の法則から誘導起電力が発生し、磁界Bを妨げるようにステータコア40の内部に、磁界Bを中心とした周方向に渦電流iINTが流れようとする。
By passing an alternating current through a winding (not shown) wound around the
回転電動機においては、渦電流iINTは損失となるため好ましくない。渦電流iINTを低減するために、鉄心片48の表面を絶縁層でコーティングする技術が提案されている。具体的には、あらかじめ鉄心片48を切り出す前の電磁鋼板の表面を絶縁コートしておき、それから鉄心片48を切り出す。こうして得られた鉄心片48を積層することで、図3(b)に示すように、鉄心片48の各層の間に絶縁層49が存在することなり、積層方向(Z方向)の電気抵抗が高くなり、渦電流iINTが抑制される。
In a rotary motor, the eddy current i INT is a loss, which is not preferable. In order to reduce the eddy current i INT , a technique for coating the surface of the
本発明者は、ステータコア40について検討した結果、以下の課題を認識するに至った。図3(c)に示すように、ステータコア40はフレーム60に嵌合している。フレーム60を一般的な金属とした場合、積層方向(Z方向)の電気抵抗は、鉄心片48と絶縁層49の積層構造よりも小さくなる。その結果、ステータコア40とフレーム60とを密に嵌合させると、相対的にインピーダンスが低いフレーム60の内部に、言い換えればステータコア40の外側に渦電流iOUTのパスが形成される。このようにフレーム60を経由する渦電流iOUTが流れると回転電動機の効率が低下する。
As a result of studying the
この問題は、ステータコアのみなくロータコアにおいても生じうる。すなわち図1のロータコア20を、図2に示すように積層構造としたとする。この場合、ロータコア20の内部については、Z方向のインピーダンスが高くなるため、渦電流を抑制できる。しかしながらロータコア20と金属のシャフト32が密に勘合していると、シャフト32を経由する渦電流が流れ、回転電動機の効率が低下する。
This problem can occur not only in the stator core but also in the rotor core. That is, the
なお、上述の問題を当業者の一般的な技術常識としてとらえてはならず、本発明者が独自に認識したものである。 It should be noted that the above-mentioned problems should not be regarded as general technical common knowledge of those skilled in the art, but have been uniquely recognized by the present inventors.
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、渦電流を抑制可能な電動機の提供にある。 The present invention has been made in view of such a problem, and one of exemplary purposes of an aspect thereof is to provide an electric motor capable of suppressing eddy current.
本発明のある態様の電動機は、コアと、コアと嵌合される導電部材と、を備える。コアおよび導電部材の少なくとも一方には、それらが嵌合された状態で、それらの間に間隙が生ずるように、溝が形成される。 An electric motor according to an aspect of the present invention includes a core and a conductive member fitted to the core. Grooves are formed in at least one of the core and the conductive member so that a gap is formed between them when they are fitted.
この態様によると、間隙の部分においてコアと導電部材の間のインピーダンスが高くなるため、導電部材を経由する経路に渦電流が流れるのを抑制でき、ひいては電動機の効率を高めることができる。 According to this aspect, since the impedance between the core and the conductive member becomes high in the gap portion, it is possible to suppress the eddy current from flowing through the path passing through the conductive member, and thus the efficiency of the electric motor can be improved.
本発明のある態様の電動機は、略円筒状のロータコアと、ロータコアに挿通された状態で嵌合されるシャフトと、を備える。シャフトには、ロータコアと嵌合された状態で、シャフトとロータコアの間に間隙が生ずるように溝が形成される。 An electric motor according to an aspect of the present invention includes a substantially cylindrical rotor core and a shaft that is fitted in a state of being inserted through the rotor core. A groove is formed in the shaft so that a gap is formed between the shaft and the rotor core in a state of being fitted to the rotor core.
この態様によると、間隙の部分においてシャフトとロータコアの間のインピーダンスが高くなるため、シャフトを経由する経路に渦電流が流れるのを抑制でき、ひいては電動機の効率を高めることができる。 According to this aspect, since the impedance between the shaft and the rotor core is increased in the gap portion, it is possible to suppress the eddy current from flowing through the path passing through the shaft, and to increase the efficiency of the electric motor.
本発明の別の態様もまた、電動機である。この電動機は、略円筒状のステータコアと、ステータコアを、ステータコアの外周を覆うようにして固定する略円筒状のフレームと、を備える。フレームには、ステータコアと嵌合された状態で、フレームとステータコアの間に間隙が生ずるように、溝が形成される。 Another embodiment of the present invention is also an electric motor. The electric motor includes a substantially cylindrical stator core and a substantially cylindrical frame that fixes the stator core so as to cover the outer periphery of the stator core. A groove is formed in the frame so that a gap is formed between the frame and the stator core in a state of being fitted to the stator core.
この態様によると、間隙の部分においてステータコアとフレームの間のインピーダンスが高くなるため、フレームを経由する経路に渦電流が流れるのを抑制でき、ひいては電動機の効率を高めることができる。 According to this aspect, since the impedance between the stator core and the frame becomes high in the gap portion, it is possible to suppress the eddy current from flowing through the path passing through the frame, and thus the efficiency of the electric motor can be improved.
本発明のさらに別の態様もまた、電動機である。電動機は、コアと、コアと嵌合される導電部材と、を備える。コアおよび導電部材は、絶縁材を挟んで嵌合される。
この態様によると、絶縁材によってコアと導電部材の間のインピーダンスが高くなるため、導電部材を経由する経路に渦電流が流れるのを抑制でき、ひいては電動機の効率を高めることができる。
Yet another embodiment of the present invention is also an electric motor. The electric motor includes a core and a conductive member fitted to the core. The core and the conductive member are fitted with an insulating material interposed therebetween.
According to this aspect, since the impedance between the core and the conductive member is increased by the insulating material, it is possible to suppress the eddy current from flowing through the path passing through the conductive member, and thus the efficiency of the electric motor can be increased.
本発明のさらに別の態様もまた、電動機である。この電動機は、略円筒状のロータコアと、ロータコアに挿通された状態で嵌合されるシャフトと、を備える。シャフトとロータコアは、絶縁材を挟んで嵌合される。 Yet another embodiment of the present invention is also an electric motor. This electric motor includes a substantially cylindrical rotor core and a shaft fitted in a state of being inserted through the rotor core. The shaft and the rotor core are fitted with an insulating material interposed therebetween.
この態様によると、絶縁材によってシャフトとロータコアの間のインピーダンスが高くなるため、シャフトを経由する経路に渦電流が流れるのを抑制でき、ひいては電動機の効率を高めることができる。 According to this aspect, since the impedance between the shaft and the rotor core is increased by the insulating material, it is possible to suppress the eddy current from flowing through the path passing through the shaft, and thus the efficiency of the electric motor can be increased.
本発明のさらに別の態様もまた、電動機である。この電動機は、略円筒状のステータコアと、ステータコアを、ステータコアの外周を覆うようにして固定する略円筒状のフレームと、を備える。ステータコアとフレームは、絶縁材を挟んで嵌合される。 Yet another embodiment of the present invention is also an electric motor. The electric motor includes a substantially cylindrical stator core and a substantially cylindrical frame that fixes the stator core so as to cover the outer periphery of the stator core. The stator core and the frame are fitted with an insulating material interposed therebetween.
この態様によると、絶縁材によってステータコアとフレームの間のインピーダンスが高くなるため、フレームを経由する経路に渦電流が流れるのを抑制でき、ひいては電動機の効率を高めることができる。 According to this aspect, since the impedance between the stator core and the frame is increased by the insulating material, it is possible to suppress the eddy current from flowing through the path passing through the frame, and thus the efficiency of the electric motor can be increased.
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。 It should be noted that any combination of the above-described constituent elements, and those in which constituent elements and expressions of the present invention are mutually replaced between methods, apparatuses, systems, and the like are also effective as an aspect of the present invention.
本発明に係る電動機によれば、コアに流れる渦電流を抑制できる。 According to the electric motor of the present invention, eddy current flowing in the core can be suppressed.
(第1の実施の形態)
図4(a)は、第1の実施の形態に係るロータ2の断面図であり、図4(b)はロータ2のシャフト32の斜視図である。
すでに図1を参照して説明したように、ロータ2は、ロータコア20、複数の永久磁石30、シャフト32を備える。理解の容易化のため図4(a)、(b)において永久磁石30は省略される。
(First embodiment)
4A is a cross-sectional view of the
As already described with reference to FIG. 1, the
ロータコア20は略円筒形状を有する。シャフト32は、ロータコア20に挿通された状態で嵌合される。略円筒形状とは、永久磁石を取り付けるための溝、溶接用の溝、ティースやスロットなどを無視したときに、実質的に円筒形状を有することを意味する。したがってロータコア20、シャフト32それぞれの断面図は、楕円ではなく実質的に真円形状を有する。シャフト32には、ロータコア20と嵌合された状態で、シャフト32とロータコア20の間に間隙(非接触帯)22が生ずるように、シャフト32の上端部と下端部を除く部分に、周方向の溝34が形成される。溝34が形成されない上端部および下端部が接触帯36となる。接触帯36の箇所において、ロータコア20の内径とシャフト32の外径とは実質的に等しいといえる。
The
ロータコア20とシャフト32は、接触帯36において焼嵌されてもよい。接触帯36に、図示しない凹部/凸部を形成し、それと接触するロータコア20側には対応する凸部/凹部を形成し、ロータコア20とシャフト32をキー嵌合してもよい。
The
以上が第1の実施の形態に係るロータ2の構成である。
The above is the configuration of the
このロータ2によれば、間隙22の部分においてシャフト32とロータコア20の間のインピーダンスが高くなるため、シャフト32を経由する経路に渦電流が流れるのを抑制でき、ひいては電動機の効率を高めることができる。
According to the
加えて間隙22を設けたことにより、フレーム60がステータコア40に与える応力が緩和される。コアに電磁鋼板を使用している電動機では、ステータコア40に加わる応力により鉄損が増大する。実施の形態に係るロータ2によれば、鉄損を減少させることができ、効率が高まるという副次的な効果も得られる。
In addition, since the
続いて、図4のロータ2の変形例を説明する。
Subsequently, a modification of the
(変形例1.1)
図5(a)は、第1の変形例に係るロータ2aの断面図であり、図5(b)はロータ2aのシャフト32aの斜視図である。この変形例では、溝34と接触帯36の位置が、図4のそれと異なっている。すなわち図4ではシャフト32の上端部と下端部が接触帯36となっていたのに対して、この変形例では、シャフト32aの上端部と下端部に溝34が形成され、その中央部が接触帯36となっている。
(Modification 1.1)
Fig.5 (a) is sectional drawing of the
この変形例においても、実施の形態と同様の効果を得ることができる。さらにいえば、溝34の位置、個数およびその間隔を変更した変形例も本発明の範囲に含まれる。
Also in this modification, the same effect as the embodiment can be obtained. Furthermore, a modification in which the position, the number and the interval of the
(変形例1.2)
図6(a)は、第2の変形例に係るロータ2bの断面図であり、図6(b)はロータ2bのシャフト32bの斜視図である。この変形例では、溝34および接触帯36の形状が、図4あるいは図5のそれらと異なっている。すなわち図4、図5では、接触帯36が円環状であったのに対して、図6(b)では、接触帯36および溝34が螺旋状に設けられる。この変形例においても、実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(Modification 1.2)
FIG. 6A is a cross-sectional view of a
(変形例1.3)
図7(a)は、第3の変形例に係るロータ2cの平面図であり、図7(b)はロータ2cのシャフト32cの斜視図である。この変形例では、溝34および接触帯36が、軸方向に沿って形成される。この変形例においても、実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(Modification 1.3)
FIG. 7A is a plan view of a rotor 2c according to a third modification, and FIG. 7B is a perspective view of a
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、ロータ2について説明した。第2の実施の形態では、第1の実施の形態の技術思想を適用したステータ4について説明する。
(Second Embodiment)
In the first embodiment, the
図8(a)は、第2の実施の形態に係るステータ4の断面図であり、図7(b)はステータ4のフレーム60の一部破断斜視図である。ステータコア40およびフレーム60は略円筒状である。フレーム60は、ステータコア40を、ステータコア40の外周を覆うようにして固定する。フレーム60は、ステータコア40と嵌合された状態で、フレーム60とステータコア40の間に間隙70が生ずるように、溝64が形成される。
FIG. 8A is a cross-sectional view of the
このステータ4によれば、間隙70の部分においてステータコア40とフレーム60の間のインピーダンスが高くなるため、フレーム60を経由する経路に渦電流が流れるのを抑制でき、ひいては電動機の効率を高めることができる。
According to the
ロータ2と同様に、ステータ4にもさまざまな変形例が存在し、そうした変形例も本発明の範囲に含まれる。以下、こうした変形例を説明する。
Similar to the
(変形例2.1)
ロータ2に関する図5(a)、(b)の変形例と同様に、溝64と接触帯66の配置を変更してもよい。さらにいえば、溝64の位置、個数およびその間隔を変更した変形例も本発明の範囲に含まれる。
(Modification 2.1)
Similar to the modified example of FIGS. 5A and 5B relating to the
(変形例2.2)
ロータ2に関する図6(a)、(b)の変形例と同様に、溝64および接触帯66は螺旋状に形成してもよい。
(Modification 2.2)
Similar to the modification of FIGS. 6A and 6B relating to the
(変形例2.3)
ロータ2に関する図7(a)、(b)の変形例と同様に、溝64および接触帯66は軸方向に沿って形成してもよい。
(Modification 2.3)
7A and 7B relating to the
(第3の実施の形態)
図9(a)は、第3の実施の形態に係るロータ2dの断面図であり、図9(b)はロータ2dの透視斜視図である。この実施の形態において、シャフト32dとロータコア20dは、絶縁材24を挟んで嵌合される。
(Third embodiment)
FIG. 9A is a cross-sectional view of the
たとえば絶縁フィルムを巻き付けたシャフト32dをロータコア20dに圧入することで、ロータ2dを構成してもよい。あるいは、シャフト32dとロータコア20dを遊嵌した状態で、それらの間隙に絶縁材を注入してもよい。
For example, the
第3の実施の形態によれば、絶縁材24によってシャフト32dとロータコア20dの間のインピーダンスが高くなるため、シャフト32dを経由する経路に渦電流が流れるのを抑制でき、ひいては電動機の効率を高めることができる。
According to the third embodiment, since the impedance between the
(第4の実施の形態)
図10(a)は、第4の実施の形態に係るステータ4aの断面図であり、図10(b)はステータ4aの透視斜視図である。
(Fourth embodiment)
FIG. 10A is a cross-sectional view of the
この実施の形態において、フレーム60aとステータコア40aは、絶縁材72を挟んで嵌合される。この構成によれば、絶縁材72によってステータコア40aとフレーム60aの間のインピーダンスが高くなるため、フレーム60aを経由する経路に渦電流が流れるのを抑制でき、ひいては電動機の効率を高めることができる。
In this embodiment, the
以上、本発明を、いくつかの実施の形態にもとづいて説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。 The present invention has been described based on several embodiments. It is to be understood by those skilled in the art that these embodiments are exemplifications, and that various modifications can be made to combinations of the respective components, and such modifications are within the scope of the present invention.
実施の形態では、SPM(Surface Permanent Magnet)型の電動機について説明したが、本発明はそれには限定されず、IPM(Interior Permanent Magnet)型の電動機にも適用可能である。さらにいえば本発明は永久磁石電動機には限定されず、電磁石電動機や誘導電動機にも適用できる。 In the embodiment, the SPM (Surface Permanent Magnet) type electric motor has been described. However, the present invention is not limited thereto, and can be applied to an IPM (Interior Permanent Magnet) type electric motor. Furthermore, the present invention is not limited to permanent magnet motors, but can be applied to electromagnet motors and induction motors.
また、第1、第3の実施の形態もしくはそれらの変形例に係るロータと、第2、第4の実施の形態もしくはそれらの変形例に係るステータとは、任意に組み合わせることが可能である。 Further, the rotors according to the first and third embodiments or their modifications and the stator according to the second and fourth embodiments or their modifications can be arbitrarily combined.
1…回転電動機、2…ロータ、4…ステータ、20…ロータコア、22…間隙、24…絶縁材、30…永久磁石、32…シャフト、34…溝、36…接触帯、40…ステータコア、42…ティース、44…スロット、46…ヨーク、48…鉄心片、49…絶縁層、50…コイル、60…フレーム、64…溝、66…接触帯、70…間隙、72…絶縁材。
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記コアと嵌合される導電部材と、
を備え、
前記コアおよび前記導電部材の少なくとも一方には、それらが嵌合された状態で、それらの間に間隙が生ずるように、溝が形成されることを特徴とする電動機。 The core,
A conductive member fitted to the core;
With
An electric motor characterized in that a groove is formed in at least one of the core and the conductive member so that a gap is formed between the core and the conductive member when they are fitted.
前記導電部材は、前記ロータコアに挿通された状態で嵌合されるシャフトであり、
前記シャフトには、前記ロータコアと嵌合された状態で、前記シャフトと前記ロータコアの間に間隙が生ずるように溝が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電動機。 The core is a substantially cylindrical rotor core,
The conductive member is a shaft fitted in a state of being inserted through the rotor core,
The electric motor according to claim 1, wherein a groove is formed in the shaft so that a gap is formed between the shaft and the rotor core in a state of being fitted to the rotor core.
前記導電部材は、前記ステータコアを、前記ステータコアの外周を覆うようにして固定する略円筒状のフレームであり、
前記フレームには、前記ステータコアと嵌合された状態で、前記フレームと前記ステータコアの間に間隙が生ずるように、溝が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電動機。 The core is a substantially cylindrical stator core,
The conductive member is a substantially cylindrical frame that fixes the stator core so as to cover an outer periphery of the stator core;
The electric motor according to claim 1, wherein a groove is formed in the frame so that a gap is formed between the frame and the stator core in a state of being fitted to the stator core.
前記コアと嵌合される導電部材と、
を備え、
前記コアおよび前記導電部材は、絶縁材を挟んで嵌合されることを特徴とする電動機。 The core,
A conductive member fitted to the core;
With
The electric motor according to claim 1, wherein the core and the conductive member are fitted with an insulating material interposed therebetween.
前記導電部材は、前記ロータコアに挿通された状態で嵌合されるシャフトであり、
前記シャフトと前記ロータコアは、絶縁材を挟んで嵌合されることを特徴とする請求項4に記載の電動機。 The core is a substantially cylindrical rotor core,
The conductive member is a shaft fitted in a state of being inserted through the rotor core,
The electric motor according to claim 4, wherein the shaft and the rotor core are fitted with an insulating material interposed therebetween.
前記導電部材は、前記ステータコアを、前記ステータコアの外周を覆うようにして固定する略円筒状のフレームであり、
前記ステータコアと前記フレームは、絶縁材を挟んで嵌合されることを特徴とする請求項4に記載の電動機。 The core is a substantially cylindrical stator core;
The conductive member is a substantially cylindrical frame that fixes the stator core so as to cover an outer periphery of the stator core;
The electric motor according to claim 4, wherein the stator core and the frame are fitted with an insulating material interposed therebetween.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014040969A JP2015167441A (en) | 2014-03-03 | 2014-03-03 | motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014040969A JP2015167441A (en) | 2014-03-03 | 2014-03-03 | motor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015167441A true JP2015167441A (en) | 2015-09-24 |
Family
ID=54258071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014040969A Pending JP2015167441A (en) | 2014-03-03 | 2014-03-03 | motor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015167441A (en) |
-
2014
- 2014-03-03 JP JP2014040969A patent/JP2015167441A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6328319B2 (en) | Armature and rotating machine | |
JP5742804B2 (en) | Rotating electric machine rotor and rotating electric machine | |
JP3207654U (en) | Single phase permanent magnet motor | |
JP2015082860A (en) | Dynamo-electric machine and method of manufacturing rotor core | |
US20130241367A1 (en) | Exciter of a rotary electric machine | |
US20170214281A1 (en) | Motor using complex magnetic flux | |
JP2014045630A (en) | Rotary electric machine | |
GB2511421A (en) | Electrical machines | |
JP2019126102A (en) | Rotor and rotary electric machine | |
JP2014057460A (en) | Stator of rotary electric machine | |
JP2017041979A (en) | Electric motor | |
JP2011172359A (en) | Split rotor and electric motor | |
JP2014073011A (en) | Stator for rotary electric machine and rotary electric machine | |
JP2017163675A (en) | Stator core, stator and rotary electric machine | |
US9787153B2 (en) | Outer rotor type dynamo | |
JP2015167441A (en) | motor | |
JP2011244673A (en) | Split stator | |
JP2010011621A (en) | End plate for rotating electrical machine | |
JP6598978B2 (en) | Electric motor stator and electric motor | |
JP2017051023A (en) | Rotary electric machine | |
JP6641601B2 (en) | Rotor for rotating electric machine | |
JP2014057462A (en) | Stator of rotary electric machine | |
JP5958216B2 (en) | Rotating electric machine stator | |
JP2013034350A (en) | Rotary electric machine stator | |
JP2012235608A (en) | Synchronous motor |