JP2015161381A - Belt for stepless speed change device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は無段変速機のベルトに関し、より詳しくはそれを構成するエレメントの構造に関する。 The present invention relates to a belt of a continuously variable transmission, and more particularly to a structure of an element constituting the belt.
無段変速機のベルトとしては下記の特許文献1記載の技術が知られている。特許文献1記載の技術にあっては、入、出力プーリに巻き掛けられる無段変速機のベルトを構成するエレメントとして周方向の厚みが2種類以上のものをランダムに混合させ、よってエレメントと入、出力プーリとの接触によって発生する騒音の周波数のピークを分散させることで、聴感上の騒音を低減させるように構成している。
As a belt of a continuously variable transmission, a technique described in
特許文献1記載の技術は、上記のように、周方向の厚みが2種類以上のものをランダムに混合させることで騒音を低減させるように構成している。この発明の目的も特許文献1の目的と軌を一にするものであって、無端リングに係合される複数個のエレメントと入、出力プーリとの接触によって発生する騒音を低減させるようにした無段変速機のベルトを提供することにある。
As described above, the technique described in
上記の目的を達成するために、請求項1にあっては、無端リングに係合される複数個のエレメントからなり、入力プーリと出力プーリに巻き掛けられる無段変速機のベルトであって、前記複数個のエレメントがそれぞれロッキングエッジの形成される主面と前記主面の背面と前記主面と背面の幅方向の両側にプーリ当接面とを有する平面視大略台形状部を備えたプレートからなり、前記無端ベルトの周方向に前記ロッキングエッジを介して前記主面で背面を押しつつ前記入力プーリから入力される回転駆動力を無段階に変速して前記出力プーリから出力する無段変速機用ベルトにおいて、前記複数個のエレメントが、前記周方向の厚みが前記幅方向の中央位置よりも前記プーリ当接面に近接する付近において第1の特性に基づいて減少させられる主面と前記幅方向にわたって均等に形成される背面とを有する第1のエレメントからなるグループと、前記周方向の厚みが前記幅方向にわたって均等に形成される主面と前記幅方向の中央位置よりも前記プーリ当接面に近接する付近において前記第1の特性と異なる第2の特性に基づいて減少させられる背面とを有する第2のエレメントからなるグループとからなると共に、前記第1のエレメントと第2のエレメントが前記周方向において少なくとも局部的に混合して配置させられてなる如く構成した。
In order to achieve the above object, in
請求項2に係る無段変速機用ベルトにあっては、前記第1のエレメントの主面の第1の特性は、前記周方向の厚みが前記幅方向の中央位置において最大となると共に、前記プーリ当接面に近接する付近に向けて徐々に減少するように設定され、前記第2のエレメントの背面の第2の特性は、前記周方向の厚みが前記幅方向の中央位置を含む所定の範囲において最大となると共に、前記プーリ当接面に近接する両端部のみで減少するように設定される如く構成した。
In the continuously variable transmission belt according to
請求項3に係る無段変速機用ベルトにあっては、前記第1のエレメントの主面の第1の特性は曲線からなり、前記第2のエレメントの背面の第2の特性は直線からなる如く構成した。
In the continuously variable transmission belt according to
請求項4に係る無段変速機用ベルトにあっては、前記第1のエレメントと第2のエレメントは、前記周方向における厚みの最大値が等しく設定される如く構成した。 In the continuously variable transmission belt according to a fourth aspect, the first element and the second element are configured such that the maximum value of the thickness in the circumferential direction is set equal.
請求項1に係る無段変速機用ベルトにあっては、複数個のエレメントが、周方向の厚みが幅方向の中央位置よりもプーリ当接面に近接する付近において第1の特性に基づいて減少させられる主面と幅方向にわたって均等に形成される背面とを有する第1のエレメントからなるグループと、周方向の厚みが幅方向にわたって均等に形成される主面と幅方向の中央位置よりもプーリ当接面に近接する付近において第1の特性と異なる第2の特性に基づいて減少させられる背面とを有する第2のエレメントからなるグループとからなると共に、第1のエレメントと第2のエレメントが周方向において少なくとも局部的に混合して配置させられてなる如く構成したので、少なくとも局部的に混合して配列させる部位においてエレメントと入、出力プーリとの接触時間をランダムにすることができてエレメントと入、出力プーリとの接触によって発生する騒音の周波数のピークを分散させることができ、よって、特許文献1記載技術と同様、ベルトの騒音を低減させることができる。
In the continuously variable transmission belt according to
即ち、周方向の厚みがプーリ当接面に近接する付近において第1の特性に基づいて減少させられる主面と幅方向にわたって均等に形成される背面とを有する第1のエレメントと、均等に形成される主面とプーリ当接面に近接する付近において第2の特性に基づいて減少させられる背面とを有する第2のエレメントが周方向において少なくとも局部的に混合して配置させられてなる如く構成したので、少なくとも局部的に混合して配置させられる部位において、エレメントのピッチ(隣接する2個のエレメント間の間隔)を、入、出力プーリに接触し合うときとそれから離れるときとでランダムにすることができ、換言すればエレメントと入、出力プーリが接触し合うタイミングと離れるタイミングをランダムにすることができる。その結果、発生する騒音の周波数のピークを分散させることができ、ベルトの騒音を低減させることができる。 That is, the first element having the main surface that is reduced based on the first characteristic in the vicinity of the pulley contact surface in the vicinity of the pulley contact surface and the back surface that is formed uniformly in the width direction is formed uniformly. And a second element having a back surface reduced on the basis of the second characteristic in the vicinity of the main contact surface and the pulley contact surface is arranged so as to be at least locally mixed in the circumferential direction. Therefore, at least at the portion where the elements are mixed locally, the pitch of the elements (interval between two adjacent elements) is randomized when the input and output pulleys are brought into contact with each other and when they are separated from each other. In other words, the timing at which the element enters and exits and the output pulley contacts and leaves can be randomized. As a result, the frequency peak of the generated noise can be dispersed, and the belt noise can be reduced.
また、入力プーリ側のエレメント間の押し力がない領域においてエレメントがプーリに当接するとき、無端ベルトの半径方向の軸回りにヨーイング運動することも可能となり、それによってピッチを一層ランダムにできると共に、プーリと接触するときの微小の衝撃音も低減させることができる。 In addition, when the element abuts against the pulley in the region where there is no pushing force between the elements on the input pulley side, it becomes possible to perform a yawing motion around the radial axis of the endless belt, thereby making the pitch more random, A minute impact sound when contacting the pulley can also be reduced.
さらに、出力プーリ側のエレメント間の押し力がない領域においてエレメントがプーリから離れるときのピッチを一層ランダムにできると共に、プーリから離れるときの微小なスクラッチ(擦過)音も低減させることができる。 Furthermore, the pitch when the elements are separated from the pulley in a region where there is no pushing force between the elements on the output pulley side can be made more random, and the minute scratching (scratching) sound when the elements are separated from the pulley can be reduced.
請求項2に係る無段変速機用ベルトにあっては、第1のエレメントの主面の第1の特性は、周方向の厚みが幅方向の中央位置において最大となると共に、プーリ当接面に近接する付近に向けて徐々に減少するように設定され、第2のエレメントの背面の第2の特性は、周方向の厚みが幅方向の中央位置を含む所定の範囲において最大となると共に、プーリ当接面に近接する両端部のみで減少するように設定される如く構成したので、上記した効果に加え、前記した騒音低減効果を比較的容易なエレメント製造手法で実現することができる。即ち、第1のエレメントの加工自由度の高い主面を全域円弧状に整形し、第2のエレメントの加工自由度の低い背面をほぼ直線状に整形しつつ、両端部のみ僅かに潰し加工すれば足りることから、比較的容易な製造手法で騒音低減効果を実現することができる。
In the continuously variable transmission belt according to
請求項3に係る無段変速機用ベルトにあっては、第1のエレメントの主面の第1の特性は曲線からなり、第2のエレメントの背面の第2の特性は直線からなる如く構成したので、上記した効果に加え、エレメントが入、出力プーリに接触し合うときとそれらから離れるときのピッチのランダム化を一層確実かつ容易に実現することができる。
In the continuously variable transmission belt according to
請求項4に係る無段変速機用ベルトにあっては、第1のエレメントと第2のエレメントは、周方向における厚みの最大値が等しく設定される如く構成したので、上記した効果に加え、特許文献1記載の技術のようにエレメントの素材として厚みの最大値の異なるものを2種類以上用意せざるを得ないことによる製造工程管理の煩瑣化やコスト増加を回避することができる。
In the continuously variable transmission belt according to
以下、添付図面に即してこの発明に係る無段変速機用ベルトを実施するための形態を説明する。 DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, an embodiment for implementing a continuously variable transmission belt according to the invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1はこの実施例に係る無段変速機用ベルトを含む無段変速機の断面図、図2は図1に示す無段変速機用ベルトのエレメントの正面図、図3は図2に示すエレメントの背面図、図4は図2と図3に示すエレメントのプーリ当接面の側面図、図5は図3に示すエレメントについて厚みを相違させた2種の構成を示す図2V-V線断面図、図6は図5に示す2
種のエレメントをベルトの周方向に混合して配列させたときのエレメントのピッチを示す説明図である。
1 is a sectional view of a continuously variable transmission including a continuously variable transmission belt according to this embodiment, FIG. 2 is a front view of elements of the continuously variable transmission belt shown in FIG. 1, and FIG. 3 is illustrated in FIG. 4 is a rear view of the element, FIG. 4 is a side view of the pulley contact surface of the element shown in FIG. 2 and FIG. 3, and FIG. 5 is a diagram of two types of configurations with different thicknesses of the element shown in FIG. Sectional view, FIG. 6
It is explanatory drawing which shows the pitch of an element when a seed element is mixed and arranged in the circumferential direction of a belt.
図1において符号10はベルト式の無段変速機(Continuously Variable Transmission)を示す。無段変速機10は車両(図示せず)に搭載され、エンジンなどの駆動源12の回転を変速して左右の駆動輪(図示せず)に伝達する。
In FIG. 1,
無段変速機10は互いに平行に設けられた入力軸14と出力軸16と中間軸20を備え、駆動源12の出力はトルクコンバータ22を介して入力軸14から入力される。
The continuously
無段変速機10は、入力軸14に配設された入力プーリ(ドライブプーリ)24と出力軸16に配設された出力プーリ(ドリブンプーリ)26と、その間に巻き掛けられる金属製のベルト(無端ベルト。無段変速機用ベルト)30からなる。入力プーリ24と出力プーリ26はそれぞれ対向配置された2個のディスク(シーブ)からなる。
The continuously
入力プーリ24は入力軸14に相対回転不能で軸方向移動不能に設けられた固定側入力プーリ半体24aと、入力軸14に相対回転不能で固定側入力プーリ半体24aに対して軸方向移動自在に設けられた可動側入力プーリ半体24bからなる。
The
出力プーリ26も、出力軸16に相対回転不能で軸方向移動不能に設けられた固定側出力プーリ半体26aと、出力軸16に相対回転不能で固定側出力プーリ半体26aに対して軸方向移動自在に設けられた可動側出力プーリ半体26bからなる。
The
可動側入力プーリ半体24bと可動側出力プーリ半体26bにはピストン室24b1,26b1が設けられ、可動側プーリ半体24b,26bはピストン室24b1,26b1に供給された作動油の圧力(油圧)に応じて固定側入力プーリ半体24aと固定側出力プーリ半体26aに接近あるいは離間する。
The movable-side
入力プーリ24と出力プーリ26の間にはベルト30が巻き掛けられる。ベルト30は400個(複数個)程度の多数のエレメント30aとその両側に嵌められた2本の無端リング30bからなる。
A
複数個のエレメント30aはそれぞれ、ロッキングエッジ30a11の形成される主面30a1と、主面30a1の裏側の背面30a2と、主面30a1と背面30a2の幅方向Dw(図5に示す)の両側にプーリ当接面(側面あるいはV字面)30a3とを有する平面(正面)視大略台形状部30a4を備えたプレートからなる。
Each of the plurality of
図1に示す如く、エレメント30aにおいて台形状部30a4の上部にはサドル部30a5が形成され、そこに2本の無端リング30bが両側から挿入され、よってエレメント30aはサドル部30a5を介して無端リング30bに係合されるように構成される。2本の無端リング30bはそれぞれ、薄い鋼板を複数枚積層されてなる。
As shown in FIG. 1, in the
エレメント30aのサドル部30a5の上部は両側に張り出すと共に、主面側の中央位置にノーズ(突起)30a6が突設される一方、裏面側の対応位置に凹部30a7が穿設され、よってノーズ30a6を隣接するエレメント30aの凹部30a7に挿入して整列するように構成される。
The upper part of the saddle portion 30a5 of the
また、エレメント30aはロッキングエッジ30a11を支点としてベルト30の周方向Dc(図5に示す)にピッチング可能なように構成され、よってエレメント30aは周方向Dcにロッキングエッジ30a11を介して主面30a1で(隣接するエレメントの)背面30a2を押しつつ入力プーリ24から入力される駆動源12の回転駆動力を出力プーリ26から伝達するように構成される。
Further, the
即ち、無段変速機10は、ベルト30の複数個のエレメント30aのプーリ当接面30a3が入力プーリ24と出力プーリ26のプーリ面と接触し、両側から強く挟持(押圧)された状態で入力プーリ24から入力される駆動源12の回転駆動力を無段階に変速して出力プーリ26から出力するように構成される。
That is, the continuously
この実施例に係るベルト30のエレメント30aの説明を続ける前に、図7を参照して図1に示す無段変速機10におけるベルト30と入、出力プーリ24,26の間の騒音の発生メカニズムを説明する。
Before continuing the description of the
同図(a)に示す如く、エレメント30aは位置(時点)1で入力プーリ24から離れ、位置2で出力プーリ26に当接して噛み込んだ後、位置3で出力プーリ26から離れ、次いで位置4で入力プーリ24に当接して噛み込むように動作する。尚、エレメント30a間の押し力は、位置1,2間においてのみ生じる。
As shown in FIG. 5A, the
これらエレメント30aが入力プーリ24から離れる位置1、出力プーリ26に噛み込む位置2、出力プーリ26から離れる位置3、入力プーリ24に噛み込む位置4において振動に起因して騒音が発生するが、無段変速機10の入、出力プーリ24,26を担持する入、出力軸14,16には振動を減衰させる要素がないことから、発生した振動は共振(増幅)される。
Noise is generated due to vibration at a
より具体的には、エレメント30aが、位置1,3においてプーリ24,26を離れる際、エレメント30aがプーリ24,26を擦ることでスクラッチ音(擦過音)が発生すると共に、位置2,4においてプーリ24,26に噛み込む際、エレメント30aがプーリ24,26を叩く打音が入、出力軸14,16の固有振動数と共振して金属的な衝撃音が発生する。
More specifically, when the
そこで、この実施例にあっては、図5に良く示す如く、複数個のエレメント30aが、周方向Dcの厚みが幅方向Dwの中央位置Dw1よりもプーリ当接面30a3に近接する付近において(曲線からなる)第1の特性に基づいて減少させられる主面30a1と幅方向Dwにわたって均等に形成される背面30a2とを有する第1のエレメント30aAからなるグループと、周方向Dcの厚みが幅方向Dwにわたって均等に形成される主面30a1と幅方向Dwの中央位Dw1よりもプーリ当接面30a3に近接する両端部30a21において第1の特性と異なる(直線からなる)第2の特性に基づいて減少させられる背面30a2とを有する第2のエレメント30aBからなるグループとからなると共に、図6に良く示す如く、第1のエレメント30aAと第2のエレメント30aBが周方向Dcにおいて少なくとも局部的に混合して配置させられてなる如く構成した。
Therefore, in this embodiment, as well shown in FIG. 5, the plurality of
また、第1のエレメント30aAの主面30a1の第1の特性は、周方向Dcの厚みが幅方向Dwの中央位置Dw1において最大となると共に、プーリ当接面30a3に近接する付近に向けて徐々に減少するように設定され、第2のエレメント30aBの背面30a2の第2の特性は、周方向Dcの厚みが幅方向Dwの中央位置Dw1を含む所定の範囲、より詳しくは両端部30a21を除く幅方向Dwの大部分の領域において(均等に)最大となると共に、プーリ当接面30a3に近接する両端部30a21のみで減少するように設定される。 The first characteristic of the main surface 30a1 of the first element 30aA is that the thickness in the circumferential direction Dc is maximized at the center position Dw1 in the width direction Dw, and gradually increases toward the vicinity of the pulley contact surface 30a3. The second characteristic of the back surface 30a2 of the second element 30aB is a predetermined range in which the thickness in the circumferential direction Dc includes the center position Dw1 in the width direction Dw, more specifically, excluding both end portions 30a21. It is set so as to be maximized (evenly) in most of the region in the width direction Dw and to decrease only at both end portions 30a21 close to the pulley contact surface 30a3.
また、第1のエレメント30aAと第2のエレメント30aBは、幅方向Dwの中央位置Dw1において周方向Dcにおける厚みの最大値tmが等しく設定される如く構成した。 Further, the first element 30aA and the second element 30aB are configured such that the maximum thickness value tm in the circumferential direction Dc is set equal at the center position Dw1 in the width direction Dw.
この実施例においては上記のように構成したので、エレメント30aA,30aBを少なくとも局部的に混合して配列させる部位においてエレメント30aと入、出力プーリ24,26との接触時間をランダムにすることができて発生する騒音の周波数のピークを分散させることができ、よってベルト30の騒音を低減させることができる。
In this embodiment, since it is configured as described above, it is possible to randomize the contact time between the
即ち、周方向Dcの厚みがプーリ当接面30a3に近接する付近において曲線からなる第1の特性に基づいて減少させられる主面30a1と幅方向Dwにわたって均等に形成される背面30a2とを有する第1のエレメント30aAと、均等に形成される主面30a1とプーリ当接面30a3に近接する両端部30a21において直線からなる第2の特性に基づいて減少させられる背面30a2とを有する第2のエレメント30aBが周方向Dcにおいて少なくとも局部的に混合して配置させられてなる如く構成したので、図6(a)(b)に示す如く、少なくとも混合して配置させられる部位において、エレメント30aのピッチ(隣接する2個のエレメント30a間の間隔)を、入、出力プーリ24,26と接触し合うときと離れるときとで、即ち、入口側のピッチと出口側のピッチとでランダムにすることができて発生する騒音の周波数のピークを分散させることができ、それによってベルト30の騒音を低減させることができる。
That is, a first surface having a main surface 30a1 that is reduced based on a first characteristic that is a curve in the vicinity of the pulley contact surface 30a3 in the vicinity of the pulley contact surface 30a3 and a back surface 30a2 that is formed uniformly in the width direction Dw. Second element 30aB having one element 30aA and a back surface 30a2 that is reduced on the basis of a second characteristic formed by a straight line at both end portions 30a21 adjacent to pulley contact surface 30a3 and main surface 30a1 that is formed uniformly. Are arranged so as to be at least locally mixed and arranged in the circumferential direction Dc. Therefore, as shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b), at least the pitch of the
また、入力プーリ24側のエレメント30a間の押し力がない領域においてエレメント30aが入力プーリ24に当接するとき、ベルト30の半径方向の軸回りに(図6(a)の位置3,4に矢印Yで示す)ヨーイング運動することも可能となり、それによってピッチを一層ランダムにできると共に、エレメント30aと入、出力プーリ24,26が接触するときの衝撃音を減衰させることもでき、それによって騒音を一層低減させることができる。
Further, when the
さらに、出力プーリ26側のエレメント30a間の押し力がない領域においてエレメント30aが出力プーリ26から離れるときのピッチを一層ランダムにできると共に、出力プーリ26から離れるときの微小なスクラッチ(擦過)音も低減させることができる。
Furthermore, the pitch when the
また、第2のエレメント30aBにおいてプーリ当接面30a3に近接する両端部30a21において直線からなる第2の特性に基づいて減少させられる背面30a2を有するように構成したことで、入、出力プーリ24,26と接触するときのみならず、それらから離れるときのタイミングを一層ランダムにできると共に、スクラッチ音の発生タイミングもランダムにできて騒音を一層低減させることができる In addition, since the second element 30aB is configured to have the back surface 30a2 that is reduced based on the second characteristic that is a straight line at both end portions 30a21 adjacent to the pulley contact surface 30a3, the input and output pulleys 24, As well as being in contact with H. 26, the timing when moving away from them can be made more random, and the generation timing of the scratch sound can also be made random to further reduce the noise.
また、第1のエレメント30aAの主面30a1の第1の特性は曲線からなり、第2のエレメント30aBの背面30a2の第2の特性は直線からなる如く構成したので、上記した騒音低減効果を比較的容易なエレメント製造手法で実現することができる。即ち、第1のエレメント30aAの加工自由度の高い主面30a1を全域円弧状に整形し、第2のエレメント30aBの加工自由度の低い背面30a2をほぼ直線状に整形しつつ、両端部30a21のみ僅かに潰し加工すれば足りることから、比較的容易な製造手法で騒音低減効果を実現することができる。 Further, since the first characteristic of the main surface 30a1 of the first element 30aA is a curve and the second characteristic of the back surface 30a2 of the second element 30aB is a straight line, the noise reduction effect described above is compared. It can be realized by an easy element manufacturing method. That is, the main surface 30a1 having a high degree of processing freedom of the first element 30aA is shaped into an arc in the entire region, and the back surface 30a2 having a low degree of processing freedom of the second element 30aB is shaped into a substantially straight line, while only the both end portions 30a21. Since a slight crushing process is sufficient, a noise reduction effect can be realized by a relatively easy manufacturing method.
即ち、第1のエレメント30aAの主面30a1側は、ロッキングエッジ30a11の下方にテーパ面が形成されていることから、全域を円弧状に形成しても肉の移動先があるため、加工自由度が高い。一方、第2のエレメント30aBの背面30a2側にはテーパ部がないことから、加工したときの肉の移動先がないため、加工自由度が低い。よって第2のエレメント30aBの背面30a2は両端部30a21のみの加工とすることで製造を容易化できる。 That is, the main surface 30a1 side of the first element 30aA is formed with a tapered surface below the locking edge 30a11. Is expensive. On the other hand, since there is no taper portion on the back surface 30a2 side of the second element 30aB, there is no movement destination of the meat when processed, so the degree of freedom in processing is low. Therefore, the back surface 30a2 of the second element 30aB can be easily manufactured by processing only both end portions 30a21.
また、前記第1のエレメント30aAと第2のエレメント30aBは、幅方向Dwの中央位置Dw1において周方向Dcにおける厚みの最大値tmが等しく設定される如く構成したので、特許文献1記載の技術のようにエレメント30aの素材として厚みの最大値の異なるものを2種類以上用意せざるを得ないことによる製造工程管理の煩瑣化(素材製造に加えて検品、製造ラインの別々の設置など)やコスト増加を回避することができる。
In addition, the first element 30aA and the second element 30aB are configured such that the maximum thickness value tm in the circumferential direction Dc is set to be equal at the center position Dw1 in the width direction Dw. As described above, it is necessary to prepare two or more types of materials with different maximum thicknesses as the material of the
図8は図5に示す2種のエレメントの変形例について図6と同様にエレメントのピッチを示す説明図である。 FIG. 8 is an explanatory diagram showing the pitch of the elements in the same manner as in FIG. 6 for a modification of the two types of elements shown in FIG.
この変形例においては、図8(a)に示す如く、第1のエレメント30aAは上記した実施例と同一の構造を備えると共に、第2のエレメント30aBは基本的に第1のエレメント30aAと同一の構造を備えるが、第1のエレメント30aAに比して主面の周方向の厚みが両端部付近で緩やかに減少させられる形状とした。 In this modification, as shown in FIG. 8A, the first element 30aA has the same structure as the above-described embodiment, and the second element 30aB is basically the same as the first element 30aA. Although it has a structure, it has a shape in which the thickness in the circumferential direction of the main surface is gently reduced near both ends as compared with the first element 30aA.
その結果、同図(b)に示す如く、位置2,4におけるランダム性は実施例と同様に確保することができた。尚、同図(a)に示す如く、ヨーイング運動も生じており、これによっても騒音を低減している。
As a result, as shown in FIG. 4B, the randomness at the
図9は図5に示す2種のエレメントの別の変形例について図6と同様にエレメントのピッチを示す説明図である。 FIG. 9 is an explanatory view showing the pitch of elements in the same manner as FIG. 6 for another modification of the two types of elements shown in FIG.
この変形例においては、図9に示す如く、第1のエレメント30aAは上記した実施例と同一の構造を備える一方、第2のエレメントは矩形状とした。効果は第1の変形例とほぼ同様である。 In this modification, as shown in FIG. 9, the first element 30aA has the same structure as the above-described embodiment, while the second element has a rectangular shape. The effect is almost the same as in the first modification.
尚、この実施例においては第1の特性が曲線、第2の特性が直線からなるように構成したが、曲線か直線かはエレメントを製造時の許容誤差にも関係する。この実施例において「曲線」「直線」とは通常の許容誤差の範囲における曲線、直線を意味する。 In this embodiment, the first characteristic is constituted by a curve and the second characteristic is constituted by a straight line. However, whether a curve or a straight line is related to an allowable error in manufacturing the element. In this embodiment, “curve” and “straight line” mean a curve and a straight line within a normal allowable error range.
上記した如く、この実施例にあっては、無端リング30bに係合される複数個のエレメント30aからなり、入力プーリ24と出力プーリ26に巻き掛けられる無段変速機のベルト30であって、前記複数個のエレメント30aがそれぞれロッキングエッジ30a11の形成される主面30a1と前記主面の背面30a2と前記主面30a1と背面30a2の幅方向Dwの両側にプーリ当接面30a3とを有する平面視大略台形状部30a4を備えたプレートからなり、前記無端ベルト30の周方向Dcに前記ロッキングエッジ30a11を介して前記主面30a1で背面30a2を押しつつ前記入力プーリ24から入力される(駆動源12の)回転駆動力を無段階に変速して前記出力プーリ26から出力する無段変速機用ベルト30において、前記複数個のエレメント30aが、前記周方向Dcの厚みが前記幅方向Dwの中央位置Dw1よりも前記プーリ当接面30a3に近接する付近において第1の特性に基づいて減少させられる主面30a1と前記幅方向Dwにわたって均等に形成される背面30a2とを有する第1のエレメント30aAからなるグループと、前記周方向Dcの厚みが前記幅方向Dwにわたって均等に形成される主面30a1と前記幅方向Dwの中央位置Dw1よりも前記プーリ当接面30a3に近接する付近において前記第1の特性と異なる第2の特性に基づいて減少させられる背面30a2とを有する第2のエレメント30aBからなるグループとからなると共に、前記第1のエレメント30aAと第2のエレメント30aBが前記周方向Dcにおいて少なくとも局部的に混合して配置させられてなる如く構成したので、少なくとも局部的に混合して配列させる部位においてエレメント30aと入、出力プーリ24,26との接触時間をランダムにすることができてエレメント30aと入、出力プーリ24,26との接触によって発生する騒音の周波数のピークを分散させることができ、よって、特許文献1記載技術と同様、ベルト30の騒音を低減させることができる。
As described above, in this embodiment, the
即ち、周方向Dcの厚みがプーリ当接面30a3に近接する付近において第1の特性に基づいて減少させられる主面30a1と幅方向Dwにわたって均等に形成される背面30a2とを有する第1のエレメント30aAと、均等に形成される主面30a1とプーリ当接面30a3に近接する付近において第2の特性に基づいて減少させられる背面30a2とを有する第2のエレメント30aBが周方向Dcにおいて少なくとも局部的に混合して配置させられてなる如く構成したので、少なくとも局部的に混合して配置させられる部位において、エレメント30aのピッチ(隣接する2個のエレメント30a間の間隔)を、入、出力プーリ24,26と接触し合うときとそれらから離れるときとでランダムにすることができ、換言すればエレメント30aと入、出力プーリ24,26が接触し合うタイミングと離れるタイミングをランダムにすることができる。その結果、発生する騒音の周波数のピークを分散させることができ、ベルト30の騒音を低減させることができる。
In other words, the first element having the main surface 30a1 whose thickness in the circumferential direction Dc is reduced based on the first characteristic in the vicinity of the pulley contact surface 30a3 and the back surface 30a2 formed uniformly over the width direction Dw. A second element 30aB having a main surface 30a1 that is uniformly formed and a back surface 30a2 that is reduced based on the second characteristic in the vicinity of the pulley contact surface 30a3 and at least locally in the circumferential direction Dc. Therefore, the pitch of the
また、入力プーリ24側のエレメント間の押し力がない領域においてエレメント30aが入力プーリ24に当接するとき、ベルト30の半径方向の軸回りにヨーイング運動することも可能となり、それによってピッチを一層ランダムにできると共に、入力プーリ24と接触するときの微小の衝撃音も低減させることができる。
Further, when the
さらに、出力プーリ26側のエレメント間の押し力がない領域においてエレメント30aが出力プーリ26から離れるときのピッチを一層ランダムにできると共に、出力プーリ26から離れるときの微小なスクラッチ(擦過)音も低減させることができる。
Further, the pitch when the
また、前記第1のエレメント30aAの主面30a1の第1の特性は、前記周方向Dcの厚みが前記幅方向Dwの中央位置Dw1において最大となると共に、前記プーリ当接面30a3に近接する付近に向けて徐々に減少するように設定され、前記第2のエレメント30aBの背面30a2の第2の特性は、前記周方向Dcの厚みが前記幅方向Dwの中央位置Dw1を含む所定の範囲において最大となると共に、前記プーリ当接面30a3に近接する両端部30a21のみで減少するように設定される如く構成したので、上記した効果に加え、前記した騒音低減効果を比較的容易なエレメント製造手法で実現することができる。 Further, the first characteristic of the main surface 30a1 of the first element 30aA is that the thickness in the circumferential direction Dc is maximized at the center position Dw1 in the width direction Dw and is close to the pulley contact surface 30a3. The second characteristic of the back surface 30a2 of the second element 30aB is a maximum in a predetermined range in which the thickness in the circumferential direction Dc includes the center position Dw1 in the width direction Dw. In addition to the above-described effects, the noise reduction effect described above can be achieved with a relatively easy element manufacturing method because it is configured to be reduced only at both end portions 30a21 close to the pulley contact surface 30a3. Can be realized.
即ち、第1のエレメント30aAの加工自由度の高い主面30a1を全域円弧状に整形し、第2のエレメント30aBの加工自由度の低い背面30a2をほぼ直線状に整形しつつ、両端部30a21のみ僅かに潰し加工すれば足りることから、比較的容易な製造手法で騒音低減効果を実現することができる。 That is, the main surface 30a1 having a high degree of processing freedom of the first element 30aA is shaped into an arc in the entire region, and the back surface 30a2 having a low degree of processing freedom of the second element 30aB is shaped into a substantially straight line, while only the both end portions 30a21. Since a slight crushing process is sufficient, a noise reduction effect can be realized by a relatively easy manufacturing method.
つまり、第1のエレメント30aAの主面30a1側は、ロッキングエッジ30a11の下方にテーパ面が形成されていることから、全域を円弧状に形成しても肉の移動先があるため、加工自由度が高い。一方、第2のエレメント30aBの背面30a2側にはテーパ部がないことから、加工したときの肉の移動先がないため、加工自由度が低い。よって第2のエレメント30aBの背面30a2は両端部30a21のみの加工とすることで製造を容易化できる。 In other words, the main surface 30a1 side of the first element 30aA is formed with a tapered surface below the locking edge 30a11. Is expensive. On the other hand, since there is no taper portion on the back surface 30a2 side of the second element 30aB, there is no movement destination of the meat when processed, so the degree of freedom in processing is low. Therefore, the back surface 30a2 of the second element 30aB can be easily manufactured by processing only both end portions 30a21.
また、前記第1のエレメント30aAの主面30a1の第1の特性は曲線からなり、前記第2のエレメント30aBの背面30a2の第2の特性は直線からなる如く構成したので、上記した効果に加え、エレメント30aが入、出力プーリ24,26に接触し合うときとそれらから離れるときのピッチのランダム化を一層確実かつ容易に実現することができる。
Further, since the first characteristic of the main surface 30a1 of the first element 30aA is a curve and the second characteristic of the back surface 30a2 of the second element 30aB is a straight line, in addition to the effects described above, The randomization of the pitch when the
また、無段変速機用ベルト30にあっては、前記第1のエレメント30aAと第2のエレメント30aBは、前記周方向Dcにおける厚みの最大値tmが等しく設定される如く構成したので、上記した効果に加え、特許文献1記載の技術のようにエレメント30aの素材として厚みの最大値の異なるものを2種類以上用意せざるを得ないことによる製造工程管理の煩瑣化やコスト増加を回避することができる。
Further, in the continuously
尚、上記において第1の特性が曲線、第2の特性が直線からなる例を示したが、それに止まるものではない。第1、第2の特性は相互に異なる限りどのようなものでも良く、例えば共に曲線と直線の組み合わせであっても良い。 In the above example, the first characteristic is a curve and the second characteristic is a straight line. However, the present invention is not limited to this. The first and second characteristics may be any as long as they are different from each other. For example, both may be a combination of a curve and a straight line.
10 無段変速機、12 駆動源、14 入力軸、16 出力軸、20 中間軸、22 トルクコンバータ、24 入力プーリ、24a 固定側入力プーリ半体、24b 可動側入力プーリ半体、26 出力プーリ、26a 固定側出力プーリ半体、26b 可動側出力プーリ半体、30 ベルト、30a エレメント、30a1 主面、30a11 ロッキングエッジ、30a2 背面、30a21 両端部、30a3 プーリ当接面、30a4 台形状部、30a5 サドル部、30a6 ノーズ、30a7 凹部
10 continuously variable transmission, 12 drive source, 14 input shaft, 16 output shaft, 20 intermediate shaft, 22 torque converter, 24 input pulley, 24a stationary input pulley half, 24b movable input pulley half, 26 output pulley, 26a Fixed output pulley half, 26b Movable output pulley half, 30 belt, 30a element, 30a1 main surface, 30a11 locking edge, 30a2 back surface, 30a21 both ends, 30a3 pulley contact surface, 30a4 trapezoidal part, 30a5 saddle Part, 30a6 nose, 30a7 recess
Claims (4)
The continuously variable transmission belt according to any one of claims 1 to 3, wherein the first element and the second element have the same maximum thickness in the circumferential direction.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014038010A JP2015161381A (en) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | Belt for stepless speed change device |
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ID=54184610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60173744U (en) * | 1984-04-26 | 1985-11-18 | バンドー化学株式会社 | V-belt |
JP2011089588A (en) * | 2009-10-22 | 2011-05-06 | Toyota Motor Corp | Power transmission belt |
-
2014
- 2014-02-28 JP JP2014038010A patent/JP2015161381A/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60173744U (en) * | 1984-04-26 | 1985-11-18 | バンドー化学株式会社 | V-belt |
JP2011089588A (en) * | 2009-10-22 | 2011-05-06 | Toyota Motor Corp | Power transmission belt |
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