JP2015158046A - Handle device and cabinet - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、ハンドル装置及び筐体に関する。 Embodiments described herein relate generally to a handle device and a housing.
通信機器または配電盤などを収容する筐体には、通常、その前面に開閉可能な扉が設けられている。扉を閉じた状態において扉と筐体との間には、防水パッキンが圧縮された状態で配置される。また、扉には、扉を閉じた状態で保持(施錠)可能なハンドル装置が設けられる。ハンドル装置は、ハンドル本体の回転に連動して回動する係止部材を有している。この係止部材を筐体に係止することにより、扉を施錠することができる。 A housing that accommodates a communication device or a distribution board is usually provided with a door that can be opened and closed on the front surface. When the door is closed, the waterproof packing is disposed between the door and the housing in a compressed state. Further, the door is provided with a handle device that can be held (locked) with the door closed. The handle device has a locking member that rotates in conjunction with the rotation of the handle body. The door can be locked by locking the locking member to the housing.
従来のハンドル装置を使用して施錠する場合、防水パッキンの反発力の影響により係止部材が筐体と干渉する問題がある。そのため、施錠するのに過大な力を要するという問題がある。 When locking using a conventional handle device, there is a problem that the locking member interferes with the casing due to the repulsive force of the waterproof packing. Therefore, there is a problem that an excessive force is required for locking.
本発明が解決しようとする課題は、過大な力を要することなく施錠することができるハンドル装置及び筐体を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a handle device and a housing that can be locked without requiring excessive force.
実施形態のハンドル装置は、ハンドル本体と、係止部材と、機構部と、を持つ。前記ハンドル本体は回転軸を中心に回転可能である。前記係止部材は、前記ハンドル本体の回転に連動して前記回転軸周りに回動する。前記機構部は、前記ハンドル本体に対して前記回転軸方向に前記係止部材を移動可能である。 The handle device according to the embodiment includes a handle body, a locking member, and a mechanism portion. The handle body is rotatable about a rotation axis. The locking member rotates around the rotation axis in conjunction with the rotation of the handle body. The mechanism portion is capable of moving the locking member in the rotation axis direction with respect to the handle body.
以下、実施形態の筐体及びハンドル装置を、図面を参照して説明する。 Hereinafter, the housing and the handle device of the embodiment will be described with reference to the drawings.
図1は本実施形態のハンドル装置を備える筐体の説明図であり、図1(a)は図1(b)のA−A線における断面図であり、図1(b)は正面図である。
図1に示すように、本実施形態の筐体30は、筐体本体31、扉32、蝶番35、防水パッキンなどの弾性体33、及びハンドル装置1で構成される。
本実施形態の筐体本体31は、前面に筐体開口部36を有する箱型の形状を有している。また筐体本体31は開口縁部に環状のフランジ部34を有する。フランジ部34はハンドル装置1の係止部材7が係止される当て面37を有しかつ扉32に取り付けられる弾性体33と密着する封止部38を有するように構成されている。
扉32は板状であり、筐体本体31の前面に設けられ、筐体本体31の開口縁部と扉の端部とが蝶番35によって連結されている。扉32は、蝶番35を軸として回転することで筐体本体31に対して開閉可能であり、扉32を閉じることで筐体本体31の筐体開口部36は扉32によって塞がれる。
弾性体33は、扉32の内側面の周縁部に環状に固定され、フランジ部34と密着することで筐体本体31と扉32との間を封止する。
FIG. 1 is an explanatory view of a housing provided with a handle device of the present embodiment, FIG. 1 (a) is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 1 (b), and FIG. 1 (b) is a front view. is there.
As shown in FIG. 1, the
The
The
The
ハンドル装置1は、扉32を閉じた状態で保持(施錠)するために設けられる。ハンドル装置1は扉32の蝶番35が設けられる側とは反対側の端部近傍に設けられ、扉32の前面と背面とを貫通して取り付けられている。本実施形態のハンドル装置1の具体的な構成については以下に詳述する。
The
図2は、実施形態のハンドル装置の説明図であり、図2(a)は上面図であり,図2(b)は背面図であり,図2(c)は側面図であり,図2(d)は正面図である。図3は図2(a)に示すB−B線における断面図であり、本実施形態のハンドル装置1の内部構造を示している。また、図4は扉32のパネル8に取り付けるハンドル装置1の展開図を示している。図2〜4に示すように、本実施形態のハンドル装置1は、ハウジング2、第1のハンドル(ハンドル本体)3、第2のハンドル(機構部)4、ハウジングナット5、第1のナット6、及び係止部材7で構成される。なお、図4において左右方向に記載される一点鎖線は第1のハンドル3の回転軸27を示しており、以下の説明において“回転軸”とは第1のハンドル3の回転軸27を表す。
2 is an explanatory view of the handle device of the embodiment, FIG. 2 (a) is a top view, FIG. 2 (b) is a rear view, and FIG. 2 (c) is a side view. (D) is a front view. FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line B-B shown in FIG. FIG. 4 is a development view of the
図4に示すように、ハウジング2は、筒部9と、ハウジングフランジ部10と、ハウジングねじ部11と、ハウジング貫通孔12と、を有する。
筒部9は、筐体の扉などのパネル8に設けられた取り付け穴24の径よりも小さな外径を有する。
ハウジングフランジ部10は、筒部9の一端に設けられ、取り付け穴24の径よりも大きな外径を有する。
ハウジングねじ部11は、筒部9の外周に設けられた雄ねじ部であり、ハウジングナット5と螺合する。
ハウジング貫通孔12は、回転軸27と同軸状にハウジング2の中心に設けられる貫通孔であり、第1のハンドル3における第1の摺動部13を回転軸方向に挿入可能である。ハウジング2は、筒部9の他端側から取り付け穴24に挿入され、ハウジングフランジ部10がパネル8に当接させる。
As shown in FIG. 4, the
The cylindrical portion 9 has an outer diameter smaller than the diameter of the
The
The housing screw portion 11 is a male screw portion provided on the outer periphery of the cylindrical portion 9 and is screwed with the
The housing through-
ハウジングナット5は、ハウジング2のハウジングねじ部11に螺合することでハウジングをパネルに固定する。
The
第1のハンドル3は、第1の摺動部13と、第1の回転操作部14と、開口部15と、第1のねじ部16と、第1の貫通孔(貫通孔)17と、を有する。ここで第1のハンドル3の説明については、本実施形態の第1のハンドル3の斜視図である図5も適宜用いて説明する。
第1の摺動部13は筒状に形成されている。第1の摺動部13は、ハウジング貫通孔12の径よりも小さな外径を有し、ハウジング2に対して摺動回転するように構成される。
第1の回転操作部14は筒状に形成され、第1の摺動部13の一端に連結されている。第1の回転操作部14は、ハウジング貫通孔12の径よりも大きな外径を有する。第1の回転操作部14は操作者によって回転操作される。
開口部15は、第1の摺動部13の他端部に形成されている。具体的には、図5に示すように第1の摺動部13における他端面の周縁部が筒状に延設されて、延設部28が形成されている。延設部28の周方向の一部が所定の幅に切り欠かれて、切欠き部29が形成されている。切欠き部29を備えた延設部28は、回転軸方向から見てU字形状に形成されている。そして、延設部28の他端側および切欠き部29が開口することで、開口部15が形成されている。切欠き部29の幅は後述の係止部材7の基部22の幅と等しいか、基部22の幅より少し大きく形成されている。これにより、開口部15の切欠き部29に係止部材7の基部22をはめ込むことができる。
第1のねじ部16は、延設部28および第1の摺動部13の外周に設けられた雄ねじ部であり、第1のナット6と螺合する。第1のねじ部16は、延設部28から第1の摺動部13の途中の所定の位置まで形成されている。
第1の貫通孔17は、第1の摺動部13及び第1の回転操作部14を回転軸方向に貫通しており、第2のハンドル4の第2の摺動部(軸部)18を挿入可能である。
The
The first sliding
The first
The
The
The first through-
第1のナット6は、第1のハンドル3の第1のねじ部16に螺合することで第1のハンドル3をハウジング2に回転軸方向において固定する。
The
第2のハンドル4は、第2の摺動部(軸部)18と、第2の回転操作部19と、第2のねじ部20と、を有する。
第2の摺動部18は、丸棒状である。第2の摺動部18は、第1の貫通孔17の径よりも小さな外径を有し、第1のハンドル3に対して摺動回転するように構成される。
第2の回転操作部19は、第2の摺動部18の一端に設けられ、第1の貫通孔17の径よりも大きな径の円柱形状を有する。第2の回転操作部19は操作者によって回転操作される。また、第2の回転操作部19の端面には溝21が形成されており、コインなどを溝21に差し込んで回転させることで、より容易に第2のハンドル4を回転させることができる。
第2のねじ部20は、第2の摺動部18における外周の他端に設けられた雄ねじ部であり、係止部材7の雌ねじ穴25に螺合される。なお、本実施形態において、「係止部材を螺合する」とは、第2のねじ部20を回転させることで係止部材が回転軸方向に移動可能な状態にすることをいう。
The
The second sliding
The second
The
係止部材7は、基部22と、アーム部23と、雌ねじ穴25と、を有する。基部22およびアーム部23は、連続した平板状に形成されている。
回転軸方向から見た基部22の外形は、回転軸方向から見てU字形状に形成された延設部28の内形と同様に形成されている。基部22の幅は、延設部28に形成された切欠き部29の幅と等しいか、切欠き部29の幅より少し小さく形成されている。基部22を切欠き部29にはめ込むことで、第1のハンドルに対する係止部材の回転軸周りの相対回転が、延設部28によって規制される。これにより、第1のハンドルに対して係止部材7が回転方向において固定される。基部22は、第2のねじ部20に螺合可能な雌ねじ穴25を有する。
アーム部23は、基部22から回転軸27に直交する方向に延出しており、図7(b)に示すように筐体のフランジ部34の当て面37に接触する。
第1のハンドル3を回転すると、開口部15にはめ込まれた係止部材7は第1のハンドル3の回転に連動して回転軸27周りに回動する。また、第2のハンドル4は、第1のハンドル3に対して回転軸方向に係止部材7を移動可能である。具体的には、回転軸27を中心に回転可能な第2の摺動部18が回転することにより係止部材7が回転軸方向へ移動する。より具体的には、係止部材7の基部22の雌ねじ穴25に螺合されている第2のねじ部20を有する第2のハンドル4を回転すると、係止部材7は回転軸方向に移動する。
The locking
The outer shape of the
The
When the
また、図6に示すように、アーム部23が筐体に係止した位置でアーム部を重力方向に支える支持部材(規制部材)26を筐体本体31のフランジ部34に設けることが望ましい。この場合、アーム部23が筐体に係止していない位置(開放位置)から、第1のハンドルを回転させることで、アーム部23が回転軸27の鉛直上方を通って、筐体に係止した位置(係止位置)に移動する。このとき、重力によって係止部材7を開放位置から係止位置に容易に回動でき、また容易に係止部材を係止位置に保持することができる。
また、図示していないが扉32に突起等の規制部材を設けて解放位置方向への回転も規制してもよい。そうすれば、係止部材7の回動角度を規制することができる。
なお、上述の規制部材の代わりに、係止部材7の回動する角度を規制する規制部材がハンドル装置1に直接設けられてもよい。
Further, as shown in FIG. 6, it is desirable to provide a support member (regulating member) 26 that supports the arm portion in the direction of gravity at the position where the
Although not shown, a restricting member such as a protrusion may be provided on the
Instead of the above-described regulating member, a regulating member that regulates the rotation angle of the locking
なお、本実施形態に係る筐体本体31、扉32、及びハンドル装置1を構成する材料は特に限定されないが、強度の観点から金属を用いることが好ましく、屋外等で用いる場合は耐食性の高い金属を用いることがさらに好ましい。また、防水パッキンなどの弾性体33を構成する材料としては、耐油性、耐磨耗性、及び耐老化性に優れたゴムや樹脂などを選択することが好ましい。
In addition, although the material which comprises the housing | casing
次に、本実施形態のハンドル装置1を筐体の扉などのパネル8に取り付ける方法について図4を用いて以下に説明する。
本実施例では、図4のパネル8に近い要素からハウジング2,ハウジングナット5,第1のハンドル3,第1のナット6,第2のハンドル4,係止部材7の順にパネル8に取り付けることでハンドル装置1を形成する。また、図4において、パネル8の右側(O)に表される部材はパネル8の外側から取り付けられ、パネル8の左側(I)に表される部材はパネル8の内側から取り付けられる。
Next, a method for attaching the
In this embodiment, the elements close to the
まず、パネル8の外側(O)からパネル8に設けられた取り付け穴24にハウジング2を差し込み、ハウジングフランジ部10をパネル8に当接させる。続いて、パネル8の内側(I)からハウジングねじ部11に対してハウジングナット5を締めることで、ハウジング2をパネル8に固定する。
次に、パネル8の外側(O)からハウジング貫通孔12に第1の回転操作部14とハウジングフランジ部10とが当接するまで第1のハンドル3を差し込む。続いて、パネル8の内側(I)から第1のナット6を第1のねじ部16に対して締めて第1のハンドル3をハウジング2に取り付ける。この際、第1のナット6とハウジングナット5との間にわずかに隙間ができるように第1のねじ部16の長さを設定し、第1のハンドル3がハウジング2に対して回転可能な状態にする。
さらに、パネル8の外側(O)から第2のハンドル4を第1の貫通孔17に第2の回転操作部19と第1の回転操作部14とが当接するまで差し込む。続いて、パネル8の内側(I)から第1のハンドル3に設けられたU字形状の開口部15に係止部材7の基部22をはめ込む。最後に、係止部材7の雌ねじ穴25に第2のねじ部20を螺合してハンドル装置1が完成する。
First, the
Next, the
Further, the
続いて、本実施形態に係るハンドル装置1を用いて筐体30の筐体本体31と扉32とを固定する際の操作方法について図6及び図7を用いて説明する。
Next, an operation method when the
図6(a)及び(b)のように、係止部材7を開放位置にして扉32を閉め、扉32に設けられる防水パッキンなどの弾性体33を筐体本体31のフランジ部34に接近させる。次に図6(c)及び(d)に示すように、ハウジング2の中心軸周りに摺動回転可能な第1のハンドル3を左周り(反時計回り)に90°回転させる。係止部材7は第1のハンドル3の開口部15に回転方向において固定されているので第1のハンドル3と共に回転する。よって、第1のハンドル3の前記回転により係止部材7は係止位置に移動する。なお、支持部材26に接触することで係止部材7は係止位置で保持される。このとき、図6(c)に示すように係止部材7と筐体本体31のフランジ部34(当て面37)との間には隙間Pが形成されている。
6A and 6B, the
その後、第1のハンドル3の中心軸周りに摺動回転可能な第2のハンドル4を右周りに回転(正回転)させる。係止部材7は、第1のハンドルの開口部15により回転が拘束されているので、第2のハンドル4の前記回転により係止部材7が図7(a)に示す係止位置から扉32に向かって移動して、図7(b)に示すように筐体本体31のフランジ部34に接触する。さらに第2のハンドル4を回転させると係止部材7と扉32とが近づく方向にさらに力が働くので、弾性体33が圧縮され、扉32が固定(施錠)される。
Thereafter, the
また、逆の操作を行うことで扉32を開放することができる。
具体的には、第2のハンドル4を左周りに回転(逆回転)させることで、係止部材7とフランジ部34の当て面37とを遠ざける。続いて、第1のハンドル3を右周り(時計回り)に回転させて係止部材7を開放位置に移動することで、扉32は開放される。
Further, the
Specifically, the locking
本実施形態では、回転軸27を中心に回転可能な第1のハンドル3と、第1のハンドル3の回転に連動して回転軸27周りに回動する係止部材7と、第1のハンドル3に対して回転軸方向に係止部材7を移動可能な第2のハンドル4とを備える。本実施形態は上記構成を有することで、係止部材7を回転軸方向の一方側に配置した状態で第1のハンドル3を回転させることにより、係止部材7を被係止部材(フランジ部)に接触させることなく回動させ、被係止部材に係止させることができる。その後、第2のハンドル4により係止部材7を回転軸方向の他方側に移動させ、係止部材7を被係止部材に押し当てることで、施錠を完了することができる。これにより、過大な力を要することなく施錠することができる。
In the present embodiment, the
また、第2のハンドル4は回転軸27を中心に回転可能な第2の摺動部18を備え、第2の摺動部18が回転することにより係止部材7が回転軸方向へ移動することが好ましい。本実施形態では、上記構成を有することで、第2のハンドル4を回転させるだけで係止部材が回転軸方向へ移動することができ、第2のハンドル4の操作性が高くなる。
さらに、第2の摺動部18は第2のねじ部20を備え、係止部材7が第2のねじ部20に螺合されていることが好ましい。本実施形態では、上記構成を有することでよりシンプルな構成で係止部材7を回転軸方向へ移動することができる。
Further, the
Furthermore, it is preferable that the second sliding
さらに、第1のハンドル3が第1の貫通孔17を有し、第2の摺動部18は第1の貫通孔17に挿入されていることが好ましい。本実施形態では、上記構成を有することで第1のハンドル3と第2のハンドル4とを一体で構成することができ、ハンドル装置をよりコンパクトに設計することができる。
Furthermore, it is preferable that the
また本実施形態では、筐体30が上記ハンドル装置を有する扉32と、扉32によって閉じられる筐体開口部を有する筐体本体31と、筐体本体31の開口縁部に形成されるフランジ部34と、を備える。さらに、扉32を閉じた状態において、第1のハンドル3を回転させることで係止部材7がフランジ部34と隙間を介して対向する位置に配置され、回転軸方向に係止部材7を移動させることで係止部材7がフランジ部34に接触する。上述のようにハンドル装置1は過大な力を要することなく施錠することができるので、上記構成を有することで筐体本体22に対して過大な力を要することなく扉32を施錠することができる。
In the present embodiment, the
また、扉32を閉じた状態でフランジ部34と扉32との間に配置される弾性体33をさらに備え、係止部材7がフランジ部34に接触することでフランジ部34と扉32との間で弾性体33が押圧されることが好ましい。本実施形態では上記構成を有することで、弾性体33の反発力がある場合でも、係止部材7を筐体本体31に接触させることなく回動させることが可能であり、最終的には弾性体33を圧縮した状態で施錠できる。
Further, an
また、ハンドル装置1及び筐体30の少なくとも一方に係止部材7の回動する角度を規制するために規制部材が設けられていることが好ましい。本実施形態では上記構成を有することで、第1のハンドル3を回転させる角度を低減することができ、操作者がハンドル装置1による扉32の固定及び解放を容易に行うことができる。
Moreover, it is preferable that a restricting member is provided on at least one of the
また、上述では、解放位置から係止位置まで係止部材7が90°回動することを示したが、扉32の開閉及び扉32の固定が可能であれば規制する角度の範囲は特に限定されない。なお、本実施形態で図示する構成では、解放位置から係止位置までおよそ90°だけ係止部材7が回動するように規制されていることが好ましい。
In the above description, the locking
上記実施形態では、弾性体33が扉32の内側面の周縁部に環状に固定される場合を示したが、これに限定されず、筐体本体31の開口縁部に設けられてもよい。また、筐体本体31と扉32との接触部分の隙間を塞ぐ必要がない場合は、弾性体33が設けられていなくてもよい。
In the above embodiment, the case where the
上記の説明では、係止部材7に螺合されている第2のハンドル4を回転することで係止部材7をパネルに向けて移動させる場合が示されている。しかしながら、係止部材7をパネルに向けて移動可能で弾性体を圧縮して扉を固定できれば特に係止部材7をパネル側に移動する方法は限定されない。例えば、第2のハンドル4の代わりにそれ自体が回転軸方向に移動可能でかつ係止部材7が弾性体を圧縮する位置で固定可能な機構部を用いてもよい。また、回転によって第2の摺動部18自体が回転軸方向に移動し、それに連動して係止部材7を回転軸方向へ移動可能な機構部であってもよい。ただし、操作性及び機能性の観点から、上述のように係止部材に螺合されている第2のハンドルを回転して係止部材を回転軸方向に移動することが好ましい。
In the above description, the case where the locking
図6等では、第1の回転操作部14及び第2の回転操作部19の正面視の形状が円状であったが、これに限定されず、非円形状(例えば多角形形状や星型形状など)であってもよい。第1の回転操作部14及び第2の回転操作部19の正面視の形状が多角形形状や星型形状などの非円形状であれば操作者がより容易に第1の回転操作部14及び第2の回転操作部19を回転させることができるため好ましい。
また、第1の回転操作部14及び第2の回転操作部19の外周面に凹凸などの滑り止め部を設けてもよい。この場合操作者の手と第1の回転操作部14及び第2の回転操作部19とのグリップ力が向上するため好ましい。
In FIG. 6 and the like, the shape of the front view of the first
Further, non-slip portions such as irregularities may be provided on the outer peripheral surfaces of the first
係止部7が第2のねじ部20から脱落することを防止するため、係止部7を第2のねじ部20に装着した後に、第2のねじ部20の端部に脱落止め部を設けてもよい。この場合、第2の回転操作部19を過剰に逆回転させても係止部7が第2のねじ部20から脱落することがないため好ましい。
In order to prevent the locking
ハンドル装置及び筐体の大きさについては任意であり、用途に応じて適宜設計すればよい。
実施形態では、ハンドル装置が扉の蝶番が設けられる側とは反対側の端部近傍に設けられることを示した。しかし、筐体に取り付けるハンドル装置の位置については特に限定されず、筐体の形などに応じて適宜ハンドル装置を取り付ける位置を選択すればよい。また、ハンドル装置は筐体本体に設けられていてもよい。
また、筐体に取り付けるハンドル装置の数についても特に限定されず、筐体の大きさ及び用途などに応じて適宜ハンドル装置を取り付ける位置及び数を選択すればよい。
また、本実施形態の筐体は蝶番によって筐体の扉の一辺が固定されている構成に限定されず、着脱可能な扉をハンドル装置のみで固定する構成であってもよい。
The size of the handle device and the housing is arbitrary, and may be appropriately designed according to the application.
In the embodiment, it has been shown that the handle device is provided in the vicinity of the end opposite to the side on which the hinge of the door is provided. However, the position of the handle device attached to the housing is not particularly limited, and a position for attaching the handle device may be selected as appropriate according to the shape of the housing. Further, the handle device may be provided in the housing body.
Also, the number of handle devices attached to the housing is not particularly limited, and the position and number of handle devices to be attached may be appropriately selected according to the size and application of the housing.
Moreover, the housing | casing of this embodiment is not limited to the structure by which one side of the door of a housing | casing is being fixed with the hinge, The structure which fixes a removable door only with a handle apparatus may be sufficient.
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、回転軸方向に移動可能な係止部材を持つ。それより、ハンドル装置の係止部材を回転させて筐体の扉を閉じた状態で保持する際に、係止部材が筐体と干渉せずかつ係止部材とフランジ部との間で摩擦が生じないハンドル装置及び筐体を提供することができる。 According to at least one embodiment described above, the locking member is movable in the rotation axis direction. Accordingly, when the locking member of the handle device is rotated and held in the closed state, the locking member does not interfere with the housing and friction is generated between the locking member and the flange portion. A handle device and a housing that do not occur can be provided.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1…ハンドル装置、3…第1のハンドル(ハンドル本体)、4…第2のハンドル(機構部)、7…係止部材、17…第1の貫通孔(貫通孔)、18…第2の摺動部(軸部)、20…第2のねじ部(ねじ部)、26…支持部材(規制部材)、30…筐体、31…筐体本体、8,32…扉、33…弾性体(防水パッキン)、34…フランジ部、P…隙間
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記ハンドル本体の回転に連動して前記回転軸周りに回動する係止部材と、
前記ハンドル本体に対して前記回転軸方向に前記係止部材を移動可能な機構部と、
を備えるハンドル装置。 A handle body rotatable around a rotation axis;
A locking member that rotates about the rotation axis in conjunction with rotation of the handle body;
A mechanism that can move the locking member in the direction of the rotation axis with respect to the handle body;
A handle device comprising:
前記係止部材が前記ねじ部に螺合されている請求項2に記載のハンドル装置。 The shaft portion includes a screw portion,
The handle device according to claim 2, wherein the locking member is screwed into the screw portion.
前記軸部は前記貫通孔に挿入されている請求項3に記載のハンドル装置。 The handle body has a through hole;
The handle device according to claim 3, wherein the shaft portion is inserted into the through hole.
前記扉によって閉じられる筐体開口部を有する筐体本体と、
前記筐体本体の開口縁部に形成されるフランジ部と、
を備え、
前記扉を閉じた状態において、前記ハンドル本体を回転させることで前記係止部材が前記フランジ部と隙間を介して対向する位置に配置され、前記回転軸方向に前記係止部材を移動させることで前記係止部材が前記フランジ部に接触するように構成されている筐体。 A door having the handle device according to any one of claims 1 to 4,
A housing body having a housing opening closed by the door;
A flange formed on the opening edge of the housing body;
With
When the door is closed, the handle body is rotated so that the locking member is disposed at a position facing the flange portion through a gap, and the locking member is moved in the rotation axis direction. A housing configured such that the locking member contacts the flange portion.
前記係止部材が前記フランジ部に接触することで前記フランジ部と前記扉との間で前記弾性体が押圧される請求項5に記載の筐体。 An elastic body disposed between the flange portion and the door with the door closed;
The housing according to claim 5, wherein the elastic body is pressed between the flange portion and the door when the locking member contacts the flange portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014031892A JP2015158046A (en) | 2014-02-21 | 2014-02-21 | Handle device and cabinet |
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CN109920668A (en) * | 2019-03-06 | 2019-06-21 | 天津平高智能电气有限公司 | Earthing switch and back door interlocking device and the switchgear for using the interlock |
-
2014
- 2014-02-21 JP JP2014031892A patent/JP2015158046A/en active Pending
Cited By (2)
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CN109920668A (en) * | 2019-03-06 | 2019-06-21 | 天津平高智能电气有限公司 | Earthing switch and back door interlocking device and the switchgear for using the interlock |
CN109920668B (en) * | 2019-03-06 | 2020-10-20 | 天津平高智能电气有限公司 | Earthing switch and back door interlocking device and switch cabinet using interlocking device |
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