JP2015152200A - floor heating panel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、発泡樹脂系の基材を備えた床暖房パネルに関する。 The present invention relates to a floor heating panel provided with a foamed resin base material.
従来より、熱媒体管が配設される配管用凹溝を上面側に設けた発泡樹脂系の基材を備えた床暖房パネルが知られている。
例えば、下記特許文献1では、発泡樹脂材等から形成された基材の上面側に、熱媒体管が配設される配管用凹溝を設け、床仕上材を固定するための小根太を適所に設けた床暖房パネルが提案されている。また、小根太によって配管用凹溝が分断されないように小根太を長手方向に分割し、小根太間の基材に小根太幅方向両側領域の配管用凹溝を連通させるように配管用凹溝を設けた構成とされている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a floor heating panel is known that includes a foamed resin base material provided with a concave groove for piping in which a heat medium pipe is disposed on the upper surface side.
For example, in
しかしながら、上記特許文献1に記載された床暖房パネルでは、基材が発泡樹脂材等から形成されているため、持ち運び等の際に、該基材における分割された小根太間に位置する部位が破損し易くなることが考えられ、更なる改善が望まれる。
However, in the floor heating panel described in
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、基材における小根太幅方向両側領域の配管用凹溝を連通させる部位の破損を抑制し得る床暖房パネルを提供することを目的としている。 This invention is made | formed in view of the said situation, and it aims at providing the floor heating panel which can suppress the failure | damage of the site | part which connects the groove for piping of the small joist width direction both sides area | region in a base material. .
上記目的を達成するために、本発明に係る床暖房パネルは、熱媒体管が配設される配管用凹溝を上面側に設けた発泡樹脂系の基材を、一方側領域と他方側領域とに分断するように長尺な小根太を設けた構成とされており、前記小根太には、前記一方側領域側の配管用凹溝と前記他方側領域側の配管用凹溝とを連通させるように配管用凹溝を設けた前記基材の連通部が嵌め込まれる切欠状の凹所が設けられていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a floor heating panel according to the present invention comprises a foamed resin base material provided with a concave groove for piping in which a heat medium pipe is provided on the upper surface side, one side region and the other side region. The small joist is provided with a long small joist, and the small groove is connected to the concave groove for piping on the one side region side and the concave groove for piping on the other side region side. A notch-like recess is provided in which the communicating portion of the base material provided with the groove for piping is fitted.
本発明においては、前記凹所及び前記連通部を、前記小根太の長手方向に沿って間隔を空けて複数箇所に設けてもよい。
また、本発明においては、前記凹所及び前記連通部を、前記小根太の長手方向一端側に位置するように設けてもよい。
In the present invention, the recess and the communication portion may be provided at a plurality of locations at intervals along the longitudinal direction of the small joists.
Moreover, in this invention, you may provide the said recess and the said communication part so that it may be located in the longitudinal direction one end side of the said small joist.
本発明に係る床暖房パネルは、上述のような構成としたことで、基材における小根太幅方向両側領域の配管用凹溝を連通させる部位の破損を抑制することができる。 Since the floor heating panel according to the present invention has the above-described configuration, it is possible to suppress breakage of a portion of the base material that communicates the concave grooves for piping in both sides of the small joist width direction.
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、第1実施形態に係る床暖房パネルの一例を模式的に示す図である。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、図1(a)、(c)、図2(a)、(c)、図3及び図4(a)では、熱媒体管及び均熱シートの図示を省略している。
また、以下の各実施形態では、小根太の長手方向と同方向となる床暖房パネル(基材)の一方向を、便宜的に床暖房パネル(基材)の長手方向として説明するが、同方向を床暖房パネル(基材)の幅方向としてもよい。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1-3 is a figure which shows typically an example of the floor heating panel which concerns on 1st Embodiment.
In some of the drawings, some of the detailed reference numerals attached to other drawings are omitted.
Moreover, in FIG. 1 (a), (c), FIG. 2 (a), (c), FIG.3 and FIG.4 (a), illustration of a heat-medium pipe | tube and a soaking | uniform-heating sheet | seat is abbreviate | omitted.
In the following embodiments, one direction of the floor heating panel (base material) that is the same as the longitudinal direction of the small joists will be described as the longitudinal direction of the floor heating panel (base material) for convenience. The direction may be the width direction of the floor heating panel (base material).
本実施形態に係る床暖房パネル1は、図3に示すように、熱媒体管18(図1(b)及び図2(b)参照)が配設される配管用凹溝11を上面側に設けた発泡樹脂系の基材10を備えている。また、床暖房パネル1は、この基材10を、一方側領域12と他方側領域13とに分断するように長尺な小根太15,15Aを設けた構成とされている。また、床暖房パネル1は、小根太15,15Aに、一方側領域12側の配管用凹溝11と他方側領域13側の配管用凹溝11とを連通させるように配管用凹溝11を設けた基材10の連通部14,14A,14Bが嵌め込まれる切欠状の凹所16,16A,16Bを設けた構成とされている。
As shown in FIG. 3, the
この床暖房パネル1は、略矩形平板状とされ、床下地上に設置され、その上面側が床仕上材(床材)によって覆われる構成とされている。また、床暖房パネル1は、縦横に隣接させるように複数枚が床下地上に設置されるものとしてもよい。
この床暖房パネル1は、後記する小根太15,15A部分をねじや釘等の止具の止着箇所として床根太や捨て張り合板、コンクリート下地等の床下地に固定されるものとしてもよい。また、小根太15,15Aの長手方向と長手方向を略直交させて配された床材の止着部位を、止具によって小根太15,15A部分に止着し、床材を床暖房パネル1に対して固定するようにしてもよい。
The
The
また、この床暖房パネル1の幅寸法及び長さ寸法は、搬送時や施工時等における取扱性の観点等から適宜、設定するようにしてもよい。例えば、床暖房パネル1の幅寸法及び長さ寸法を、一尺(303mm)〜一丈(3030mm)程度としてもよい。
また、床暖房パネル1の厚さ寸法は、熱媒体管18の配設が可能で、当該床暖房パネル1の強度を向上させる観点等から適宜、設定するようにしてもよい。例えば、床暖房パネル1の厚さ寸法を、10mm〜30mm程度としてもよい。
Moreover, you may make it set the width dimension and length dimension of this
Further, the thickness dimension of the
熱媒体管18は、中空の管状体とされ、図例では、この熱媒体管18を、断面視して円管状とした例を示している。この熱媒体管18は、基材10の配管用凹溝11の経路パターンに合わせて配管用凹溝11内に配設し易いように可撓性を有したものとされている。この熱媒体管18としては、耐腐食性及び耐熱性を有した材料で形成するようにしてもよく、例えば、架橋ポリエチレン等の樹脂材等で形成されたパイプやチューブ等としてもよい。また、熱媒体管18に流通させる熱媒体としては、例えば、液体、気体、蒸気等としてもよい。
また、熱媒体管18の外周面を下方側から覆うような形状とされた伝熱部材を配管用凹溝11に設けるようにしてもよい。
The
Further, a heat transfer member shaped to cover the outer peripheral surface of the
また、床暖房パネル1は、図1(b)及び図2(b)に示すように、基材10の上面側を覆う均熱シート19を備えている。この均熱シート19は、基材10の上面を略全面に亘って覆うように設けられている。この均熱シート19は、薄いシート状(フィルム状)とされ、熱伝導率の高い材料で形成されており、例えば、アルミニウム等の金属材料で形成されたものとしてもよい。
なお、均熱シート19の上面に、止具の止着可能範囲(後記する小根太15,15Aの凹所16,16A,16B部位を除いた基材10の上面において露出する部位)を示すマーカー等の目印を設けるようにしてもよい。
Moreover, the
In addition, the marker which shows the range which can fix a fastener on the upper surface of the soaking | uniform-heating sheet | seat 19 (site | part exposed on the upper surface of the
基材10は、略矩形平板状とされ、断熱性を有する材料で形成されており、例えば、発泡ポリプロピレン、発泡ポリスチレン等の発泡樹脂材等から形成されている。
また、この基材10の幅方向一方側端部の適所(図例では、一隅部)に、熱媒体管18の接続部を収容する収容凹所を設けた構成としている。この収容凹所に臨むように、送媒側の熱媒体管18及び返媒側の熱媒体管18が配設される配管用凹溝11,11を設けた構成としている。
配管用凹溝11は、上方側(基材10の厚さ方向一方側)に向けて開口するように基材10の上面側に設けられている。この配管用凹溝11は、図1(b)、(c)及び図2(b)、(c)に示すように、溝長手方向に見て、略U字状とされている。この配管用凹溝11の溝幅や溝深さは、収容された熱媒体管18の上端が均熱シート19に近接または当接するように適宜、設定するようにしてもよい。
The
In addition, a housing recess for housing the connecting portion of the
The
また、配管用凹溝11は、均熱性を向上させる観点等から、基材10の上面の概ね全域に亘って、蛇行するように設けられている。図例では、配管用凹溝11に配設される熱媒体管18を、基材10の幅方向一方側端部(の隅部)と基材10の幅方向他方側端部とを蛇行しながら2往復させるように配管用凹溝11を設けた構成としている。なお、基材10の上面側に設けられる配管用凹溝11の経路パターンとしては、このような態様に限られず、1往復させるように設けたり、または、3往復以上させるように設けたりしてもよい。また、基材10の幅方向他方側端部において折り返されるように戻るような経路パターンに限られず、基材10の幅方向他方側端部の適所にも、熱媒体管18の接続部を収容する収容凹所を設けるようにしてもよい。この基材10の上面側に設けられる配管用凹溝11の経路パターンとしては、その他、種々の経路パターンとしてもよい。
Moreover, the
小根太15,15Aは、図3に示すように、基材10の一方向(長手方向)に長尺な略帯板状とされている。また、小根太15,15Aは、止具の止着が可能なように、例えば、合板やLVL等の木質積層板、パーティクルボード等の木質ボード、MDF(中密度繊維板)等の木質繊維板などの木質系材料から形成されたものとしてもよい。
また、本実施形態では、小根太15,15Aの長さ寸法を、基材10の長さ寸法と略同
寸法としている。つまり、小根太15,15Aの長手方向両端が基材10の長手方向両端において露出する構成とされている。
また、小根太15,15Aの厚さ寸法(後記する凹所16,16A,16Bが設けられた部位を除いた部位の厚さ寸法)は、基材10の厚さ寸法と略同寸法とされている。つまり、小根太15,15Aの厚さ方向両面が基材10の厚さ方向両面において露出する構成とされている。
なお、小根太15,15Aの幅寸法は、止具の止着が可能なように適宜の幅寸法としてもよい。
As shown in FIG. 3, the
In the present embodiment, the length dimensions of the
Further, the thickness dimensions of the
The width dimension of the
また、本実施形態では、基材10の他方向となる幅方向に間隔を空けて複数(奇数、図例では、5つ)の小根太15,15Aを設けた構成としている。
また、本実施形態では、基材10を幅方向に略等分(図例では、6等分)するように、これら複数の小根太15,15Aを設けた構成としている。つまり、図例では、5つの小根太15,15Aを、基材10を幅方向に6つの領域12A,13,12,13,12,13Aに分断するように略等間隔を空けて設けた構成としている。
また、本実施形態では、2種類の小根太15,15Aを設けた構成としており、これらを基材10の幅方向に交互に設けた構成としている。本実施形態では、単一の凹所16を設けた第1小根太15と、複数の凹所16A,16Bを設けた第2小根太15Aと、を設けた構成としている。また、基材10の幅方向略中央部位に第1小根太15を設け、その幅方向両側に第2小根太15A,15Aをそれぞれに設け、これら第2小根太15A,15Aの基材幅方向外方側のそれぞれに第1小根太15,15を設けた構成としている。
In the present embodiment, a plurality (odd number, five in the illustrated example) of the
Moreover, in this embodiment, it is set as the structure which provided these several
In the present embodiment, two types of
また、本実施形態では、凹所16,16A,16B及び連通部14,14A,14Bを、小根太15,15Aの長手方向一端側に位置するように設けている。本実施形態では、複数の小根太15,15Aのそれぞれの長手方向一端側となる、基材10の長手方向一端側に片寄らせるように、凹所16,16A,16B及び連通部14,14A,14Bを設けた構成としている。
また、本実施形態では、幅方向に隣り合う小根太15,15A同士の凹所16,16A,16B及び連通部14,14A,14Bを、幅方向に見て互いに重なり合わないように設けた構成としている。
In the present embodiment, the
In the present embodiment, the
第1小根太15は、図1及び図3に示すように、長手方向途中部位に、凹所16を設けた構成とされている。
この第1小根太15の凹所16は、図1に示すように、上方に向けて開口し、第1小根太15の全幅に亘って設けられている。つまり、凹所16は、上方及び小根太幅方向両側に開口するように設けられている。また、この凹所16は、小根太幅方向に見て略矩形溝状とされている。
この凹所16の深さ寸法(小根太厚さ方向に沿う寸法)、つまりは、凹所16の底側を区画する底板状部17の厚さ寸法は、強度上の観点や、配管用凹溝11が設けられた連通部14の厚さ寸法に応じて適宜、設定するようにしてもよい。図例では、底板状部17の厚さ寸法を、当該部位以外の部位の第1小根太15の厚さ寸法の1/3程度の厚さ寸法とした例を示している。
As shown in FIG. 1 and FIG. 3, the first
As shown in FIG. 1, the
The depth dimension of the recess 16 (the dimension along the thickness direction of the small joist), that is, the thickness dimension of the bottom plate-
また、この第1小根太15の凹所16の小根太長手方向に沿う寸法は、強度上の観点や、この凹所16に嵌め込まれる連通部14の同方向に沿う寸法等に応じて適宜、設定するようにしてもよい。図例では、この凹所16を、上記のような経路パターンとされて基材10を幅方向に2往復し、各小根太15,15Aを跨ぐように設けられることとなる4本の配管用凹溝11のうちの4本が設けられた第1連通部14が嵌め込まれる構成としている。つまり、第1小根太15の幅方向一方側領域12,12A側の配管用凹溝11と第1小根太15の幅方向他方側領域13,13A側の配管用凹溝11とを連通させるように複数本(4本)の配管用凹溝11を設けた第1連通部14を、第1小根太15の長手方向途中部位の一箇所に設けた構成としている。
In addition, the dimension along the longitudinal direction of the
この第1小根太15の凹所16に嵌め込まれる基材10の第1連通部14は、凹所16の底面となる底板状部17の上面及び凹所16の対向する両内壁面(小根太長手方向に向く面)に当接または近接するように、凹所16に応じた形状とされている。この第1連通部14は、裏面側に底板状部17の受入空間が形成されるように基材10の他の部位よりも薄く形成されている。また、基材10には、第1小根太15を嵌め込むように受け入れ可能なように、厚さ方向に貫通し、長手方向両端において開口する受入空間が設けられている。つまりは、第1小根太15の幅方向両側領域12,12A,13,13Aは、第1連通部14を介して連結されたような構成とされている。
The
第2小根太15Aは、図2及び図3に示すように、長手方向に沿って間隔を空けて複数箇所に凹所16A,16Bを設けた構成とされている。本実施形態では、第2小根太15Aの長手方向途中部位の一箇所と長手方向一端部とに凹所16A,16Bを設けた構成としている。上記した第1小根太15の凹所16は、幅方向に見て、この第2小根太15Aの長手方向途中部位に設けられた凹所16Aと長手方向一端部に設けられた端凹所16Bとの間に位置するように設けられている。
この第2小根太15Aの長手方向途中部位に設けられた凹所16Aは、上記した第1小根太15の凹所16と概ね同様の構成とされ、底側が底板状部17Aによって区画されている。
端凹所16Bは、長手方向外方側にも開口するように設けられている。つまり、この端凹所16Bの底側を区画する底板状部17Bの小根太長手方向一端面が基材10の長手方向一端面と略同一平面状となる構成とされている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the second
The
The
また、これら凹所16A及び端凹所16Bを、上記のように各小根太15,15Aを跨ぐように設けられることとなる4本の配管用凹溝11のうちの一部がそれぞれに設けられた第2連通部14A及び第3連通部14Bがそれぞれに嵌め込まれる構成としている。つまり、第2小根太15Aの幅方向一方側領域13側の配管用凹溝11と第2小根太15Aの幅方向他方側領域12側の配管用凹溝11とを連通させる配管用凹溝11をそれぞれに分散させて設けた複数の連通部(第2連通部14A及び第3連通部14B)を、第2小根太15Aの長手方向に沿って間隔を空けて複数箇所(二箇所)に設けた構成としている。図例では、第2連通部14A及び第3連通部14Bのそれぞれに2本の配管用凹溝11を設けた構成としているが、互いに異なる本数の配管用凹溝11を設けた構成としてもよい。
Moreover, a part of the four
この第2小根太15Aの長手方向途中部位の凹所16Aに嵌め込まれる基材10の第2連通部14Aは、上記同様、凹所16Aの底面となる底板状部17Aの上面及び凹所16Aの対向する両内壁面(小根太長手方向に向く面)に当接または近接するように、凹所16Aに応じた形状とされている。
また、第2小根太15Aの端凹所16Bに嵌め込まれる基材10の第3連通部14Bは、端凹所16Bの底面となる底板状部17Bの上面及び端凹所16Bの壁面(長手方向外側に向く面)に当接または近接するように、端凹所16Bに応じた形状とされている。この第3連通部14Bの基材長手方向一端側面は、基材10の長手方向一端面を構成している。
Similarly to the above, the
Further, the
これら第2連通部14A及び第3連通部14Bは、上記同様、裏面側に各底板状部17A,17Bの受入空間が形成されるように基材10の他の部位よりも薄く形成されている。また、基材10には、第2小根太15Aを嵌め込むように受け入れ可能なように、厚さ方向に貫通し、長手方向他端において開口する受入空間が設けられている。つまりは、第2小根太15Aの幅方向両側領域13,12は、第2連通部14A及び第3連通部14Bを介して連結されたような構成とされている。
なお、床暖房パネル1を構成する基材10は、一枚からなるものに限られず、複数部分に分割されたものが接合されて構成されたものとしてもよい。
As described above, the
In addition, the
本実施形態に係る床暖房パネル1は、上述のような構成としたことで、基材10における小根太幅方向両側領域12,12A,13,13Aの配管用凹溝11を連通させる部位となる連通部14,14A,14Bの破損を抑制することができる。
つまり、熱媒体管18が配設される配管用凹溝11を上面側に設けた発泡樹脂系の基材10を、一方側領域12,12A(13)と他方側領域13,13A(12)とに分断するように長尺な小根太15(15A)を設けた構成としている。従って、基材10を発泡樹脂系として暖房効率向上が可能でありながらも、床暖房パネル1や床仕上材を固定する釘やねじ等の止具を小根太15,15Aに止着することができる。
また、小根太15,15Aに、基材10の連通部14,14A,14Bが嵌め込まれる切欠状の凹所16,16A,16Bを設けている。従って、基材の連通部14,14A,14Bを、その裏面側の小根太15,15Aの凹所16,16A,16Bの底部となる底板状部17,17A,17Bによって補強することができる。これにより、持ち運び等の際における連通部14,14A,14Bの破損等を抑制することができる。また、この連通部14,14A,14Bの配管用凹溝11を介して基材10の概ね全域に亘って熱媒体管18を配設することができる。また、小根太を長手方向に分割して配設したものと比べて、部材点数を削減することができ、組付性を向上させることができる。
The
That is, the foamed
The
また、本実施形態では、凹所16A,16B及び連通部14A,14Bを、第2小根太15Aの長手方向に沿って間隔を空けて複数箇所に設けた構成としている。従って、第2小根太15Aを横断する配管用凹溝11が複数である場合に、上述のように、各連通部14A,14Bに分散させて設けることができる。これにより、例えば、第1小根太15のように単一の凹所16を設け基材10にこの凹所16に嵌め込まれる連通部14を設けた構成とした場合と比べて、各連通部14A,14Bの配管用凹溝11,11のそれぞれに熱媒体管18,18を分散させて配設することができ、当該部位における温度ムラを抑制することができる。
なお、本実施形態では、第2小根太15Aの長手方向に沿って間隔を空けて二箇所に凹所16A,16B及び連通部14A,14Bを設けた構成としているが、これらを三箇所以上設けるようにしてもよい。
Moreover, in this embodiment, it is set as the structure which provided the
In the present embodiment, the
また、本実施形態では、凹所16,16A,16B及び連通部14,14A,14Bを、小根太15,15Aの長手方向一端側に位置するように設けている。従って、例えば、凹所16,16A,16Bを小根太15,15Aの長手方向中央部位等に設けたものと比べて、持ち運び等の際における小根太15,15Aの凹所16,16A,16Bの底部となる底板状部17,17A,17Bの破損等を抑制することができる。また、上述のように複数の小根太15,15Aを設けたり、複数の床暖房パネル1を並べて施工する場合に、止具の止着が不可となる部位となる連通部14,14A,14Bを、床暖房パネル1の一方の側端部側に片寄らせて位置させることができる。これにより、床暖房パネル1及び床仕上材の割り付けの際等に、床仕上材の幅方向側端部の止具の止着箇所を連通部14,14A,14Bに位置させないように回避させ易くするようなこともできる。なお、このような態様に代えて、例えば、凹所16,16A,16B及び連通部14,14A,14Bを、小根太15,15Aの長手方向両端側に位置するように設けたり、長手方向中央部位等に設けたりしてもよい。
In the present embodiment, the
また、本実施形態では、幅方向に隣り合う小根太15,15A同士の凹所16,16A,16B及び連通部14,14A,14Bを、幅方向に見て互いに重なり合わないように設けた構成としている。従って、複数本の小根太15,15Aを跨ぐように、小根太長手方向に長手方向を略直交させて配設される床仕上材の幅方向側端部の止具の止着箇所がいずれかの連通部14,14A,14B上に位置するような場合にも、それに隣り合う小根太15,15Aに止具を止着することができる。なお、このような態様に代えて、幅方向に隣り合う小根太15,15A同士の凹所16,16A,16B及び連通部14,14A,14Bを、幅方向に見て互いに重なり合うように設けた態様としてもよい。
また、本実施形態では、床暖房パネル1に、異なる2種類の小根太15,15Aを設けた例を示しているが、これらのうちの一方の小根太を設けた態様としてもよい。また、複数の小根太を設けた態様に限られず、単一の小根太を設けた態様としてもよい。
In the present embodiment, the
Moreover, in this embodiment, although the example which provided two different types of
次に、本発明に係る他の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図4は、第2実施形態に係る床暖房パネルの一例を模式的に示す図である。
なお、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
Next, another embodiment according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 4 is a diagram schematically illustrating an example of the floor heating panel according to the second embodiment.
Note that differences from the first embodiment will be mainly described, and the same components will be denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted or simplified.
本実施形態に係る床暖房パネル1Aは、上記した第2小根太15Aに代えて、第3小根太15Bを設けた構成としている点が上記第1実施形態とは主に異なる。
本実施形態では、第3小根太15Bを、基材10Aの一方向の全体に亘って設けていない例を示している。つまり、第3小根太15Bの長さ寸法を、基材10Aの一方向寸法(長さ寸法)よりも短い寸法とし、基材10Aにおける第3小根太15Bの長手方向一端側に、第3小根太15Bを迂回するように迂回部14Cを設けた構成としている。
この迂回部14Cは、上記した第3連通部14Bとは異なり、基材10Aの他の部位と一連状に同厚さで設けられている。また、この迂回部14Cには、基材10Aを幅方向に2往復し、第3小根太15Bの幅方向両側領域13,12側の配管用凹溝11を連通するように設けられることとなる4本の配管用凹溝11のうちの一部(図例では、2本)の配管用凹溝が第3小根太15Bの長手方向一端側を迂回するように設けられている。この迂回部14Cの基材長手方向他方側に向く面に、第3小根太15Bの長手方向一端面が当接または近接される。
The
In the present embodiment, an example is shown in which the third
Unlike the above-described
上記構成とされた本実施形態に係る床暖房パネル1Aにおいても、上記した第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。
つまり、第3小根太15Bの長手方向途中部位に設けられた凹所16Aの底部となる底板状部17Aによって第2連通部14Aを補強することができる。また、第3小根太15Bの長手方向一端側には、小根太の存在しない迂回部14Cが設けられるが、長手方向途中部位と比べて端部は破損し難くなるためこのようなものでもよい。つまりは、小根太15,15A,15Bの長手方向の少なくとも一箇所に凹所16,16A,16Bを設け、これに嵌め込まれる連通部14,14A,14Bを基材10,10Aに設けた構成とすればよい。
The
That is, the
1,1A 床暖房パネル
10,10A 基材
11 配管用凹溝
12,12A 一方側領域(または他方側領域)
13,13A 他方側領域(または一方側領域)
14 第1連通部
14A 第2連通部
14B 第3連通部
15 第1小根太
15A 第2小根太
15B 第3小根太
16,16A 凹所
16B 端凹所
18 熱媒体管
1,1A
13, 13A The other side area (or one side area)
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記小根太には、前記一方側領域側の配管用凹溝と前記他方側領域側の配管用凹溝とを連通させるように配管用凹溝を設けた前記基材の連通部が嵌め込まれる切欠状の凹所が設けられていることを特徴とする床暖房パネル。 It is configured to have a long small joist so as to divide a foamed resin base material provided with a groove for piping on which the heat medium pipe is provided on the upper surface side into one side region and the other side region. And
The small joist has a notch into which the communication portion of the base material provided with a groove for piping so as to communicate with the groove for piping on the one side region side and the groove for piping on the other side region side is fitted. Floor heating panel, characterized in that a concave recess is provided.
前記凹所及び前記連通部を、前記小根太の長手方向に沿って間隔を空けて複数箇所に設けていることを特徴とする床暖房パネル。 In claim 1,
The floor heating panel, wherein the recess and the communication portion are provided at a plurality of locations at intervals along the longitudinal direction of the small joists.
前記凹所及び前記連通部を、前記小根太の長手方向一端側に位置するように設けていることを特徴とする床暖房パネル。 In claim 1 or 2,
The floor heating panel, wherein the recess and the communication portion are provided so as to be positioned on one end side in the longitudinal direction of the small joists.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014025037A JP2015152200A (en) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | floor heating panel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014025037A JP2015152200A (en) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | floor heating panel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015152200A true JP2015152200A (en) | 2015-08-24 |
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ID=53894664
Family Applications (1)
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JP2014025037A Pending JP2015152200A (en) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | floor heating panel |
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Country | Link |
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-
2014
- 2014-02-13 JP JP2014025037A patent/JP2015152200A/en active Pending
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