JP2015151927A - delivery pipe - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、デリバリパイプに関する。 The present invention relates to a delivery pipe.
複数の気筒を有する内燃機関では、1本の燃料供給管から圧送されてくる燃料を、各気筒毎に個別に設けたインジェクタに分配する手段として、デリバリパイプが用いられている。 In an internal combustion engine having a plurality of cylinders, a delivery pipe is used as means for distributing fuel pumped from a single fuel supply pipe to injectors individually provided for each cylinder.
デリバリパイプは、インジェクタとの接続のための複数の分岐用筒部が設けられたハウジングと、ハウジングの一端を閉塞するキャップとを備えている。ハウジングの他端は、燃料供給管に接続されており、燃料供給管から供給された燃料がデリバリパイプを介して各インジェクタに分配される。 The delivery pipe includes a housing provided with a plurality of branching cylinders for connection to the injector, and a cap that closes one end of the housing. The other end of the housing is connected to a fuel supply pipe, and the fuel supplied from the fuel supply pipe is distributed to each injector through a delivery pipe.
キャップによるハウジングの閉塞構造として、メタルシール構造が採用されることがある。このメタルシール構造では、雄ネジ部を有するキャップが、ハウジングの一端に配置された雌ねじ部にねじ付けられている。キャップが強くねじ込まれることにより、先端のエッジがハウジングの内周面に配置されたテーパ面に強く当接して塑性変形し、メタルシールが形成される。これにより、キャップとハウジングとの隙間から燃料が漏れないようになっている(特許文献1参照)。 A metal seal structure may be employed as a structure for closing the housing by the cap. In this metal seal structure, a cap having a male screw portion is screwed to a female screw portion disposed at one end of the housing. When the cap is strongly screwed in, the edge of the tip strongly contacts the taper surface disposed on the inner peripheral surface of the housing and is plastically deformed to form a metal seal. Thus, fuel does not leak from the gap between the cap and the housing (see Patent Document 1).
しかし、上記の構成の閉塞構造では、ねじのがたつき、あるいはハウジングとキャップとの寸法精度のばらつきに起因して、キャップがハウジングに対して傾くことがある。このような事態が生じると、エッジがテーパ面に全周にわたって当接できず、シール不良を起こすことが懸念される。このようなシール不良を回避するために、ハウジングとキャップとの軸を精密に合わせてキャップの取り付けを行う必要があり、組み付け工程の煩雑化、コストの増大が生じる。 However, in the closed structure having the above-described configuration, the cap may be tilted with respect to the housing due to looseness of the screw or variation in dimensional accuracy between the housing and the cap. When such a situation occurs, there is a concern that the edge cannot contact the taper surface over the entire circumference, resulting in poor sealing. In order to avoid such a sealing failure, it is necessary to attach the cap by precisely aligning the shafts of the housing and the cap, which complicates the assembly process and increases the cost.
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シール不良を回避しつつ、ハウジングと閉塞部材との組み付けを簡易に行うことができるデリバリパイプを提供することを目的とする。 The present invention has been completed based on the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a delivery pipe capable of easily assembling a housing and a closing member while avoiding a sealing failure. .
本発明のデリバリパイプは、少なくとも一端に開口を有する管であって、その軸に対して垂直な端面を前記一端に有する主管部を備えるハウジングと、前記端面と対向する対向面を有し、前記端面と平行に配置される閉塞部材と、前記端面と前記対向面との間に前記開口を囲んで配置され、前記ハウジングと前記閉塞部材とで挟み付けられているシール部とを備える。 The delivery pipe of the present invention is a pipe having an opening at least at one end, a housing including a main pipe portion having an end face perpendicular to the axis at the one end, and an opposing face facing the end face, A closing member disposed in parallel with the end surface; and a seal portion disposed so as to surround the opening between the end surface and the facing surface and sandwiched between the housing and the closing member.
上記の構成によれば、シール部が、ハウジングの端面と閉塞部材の対向面、つまり、主管部の軸に垂直な2つの面の間に配置され、挟み付けられることによって、シール性を確保することができる。つまり、組み付けの際に、ハウジングと閉塞部材との間で、精密に軸合わせを行う必要がない。このため、シール不良を回避しつつ、ハウジングと閉塞部材との組み付けを簡易に行うことができる。 According to said structure, a sealing part is ensured by arrange | positioning and pinching between the end surface of a housing, and the opposing surface of a closure member, ie, two surfaces perpendicular | vertical to the axis | shaft of a main pipe part. be able to. In other words, it is not necessary to precisely align the shaft between the housing and the closing member during assembly. For this reason, the assembly of the housing and the closing member can be easily performed while avoiding poor sealing.
前記ハウジングが、前記閉塞部材を前記対向面とは逆側の面から押さえつつ固定するかしめ部を備えていてもよい。 The housing may include a caulking portion that fixes the closing member while pressing it from a surface opposite to the facing surface.
ここで、従来の構成のように、キャップをねじ込んで固定する場合には、キャップのエッジが回転しながらテーパ面に突き当たることになり、その結果、両者の間でメッキ剥がれやバリが発生するおそれがある。しかし、上記の構成では、閉塞部材がハウジングに対して回転しないため、メッキ剥がれやバリの発生を回避できる。 Here, when the cap is screwed and fixed as in the conventional configuration, the edge of the cap rotates against the tapered surface while rotating, and as a result, plating peeling or burrs may occur between the two. There is. However, in the above configuration, since the closing member does not rotate with respect to the housing, it is possible to avoid peeling of plating and generation of burrs.
前記シール部が、前記閉塞部材に装着された部材、あるいは、前記閉塞部材の一部分であってもよい。 The seal portion may be a member attached to the closing member or a part of the closing member.
上記の構成によれば、シール部が、ハウジングに装着された部材、あるいは、ハウジングの一部分である場合と比較して、デリバリパイプを製造するための加工や組み付けが容易である。 According to said structure, compared with the case where a seal | sticker part is a member with which the housing was mounted | worn, or a part of housing, the process and assembly for manufacturing a delivery pipe are easy.
前記シール部が、前記対向面および前記端面のうち一方から他方に向かって突出する凸部であり、前記主管部および前記閉塞部材のうち前記凸部を有する一方が、他方よりも硬い部材であってもよい。 The seal portion is a convex portion that protrudes from one of the opposing surface and the end surface toward the other, and one of the main pipe portion and the closing member that has the convex portion is a member that is harder than the other. May be.
上記の構成によれば、凸部の先端が相手側の部材にめり込むため、凸部と相手側の部材との接触面積が大きくなり、シール性が高まる。 According to said structure, since the front-end | tip of a convex part digs into the other party member, the contact area of a convex part and the other party member becomes large, and a sealing performance improves.
本発明によれば、シール不良を回避しつつ、ハウジングと閉塞部材との組み付けを簡易に行うことができるデリバリパイプを提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the delivery pipe which can perform the assembly | attachment of a housing and a closure member easily can be provided, avoiding a sealing failure.
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1〜図4を参照しつつ説明する。本実施形態のデリバリパイプ1は、図1に示すように、ハウジング10と、閉塞板20(閉塞部材に該当)と、Oリング30(シール部に該当)とを備える。
<
ハウジング10は、金属製であって、図1に示すように、主管部11と、複数の分岐用筒部15と、収容筒部16と、かしめ部17とを備える。
The
主管部11は、両端に開口11A、11Bを有する円筒形の管であって、その内部空間は燃料供給路となっている。主管部11は、その一端(一方の開口11Aが配置されている端部)に、主管部11の軸と垂直な端面12を有している。
The
主管部11は、装着溝13を有している。装着溝13は、Oリング30を収容するための溝である。装着溝13は、図3に示すように、端面12から内側に向かって(主管部11の他端に向かって)凹む溝である。装着溝13は、円環形であって、円環の外径が端面12の外径よりも小さく、内径が開口11Aの孔縁の外径よりも大きくなっている。装着溝13は、開口11Aを、全周にわたって囲んで配置されている。
The
主管部11は、その軸方向に沿って並んで配置された複数の分岐孔14を備える。各分岐孔14は、主管部11の管壁を貫通する貫通孔である。
The
複数の分岐用筒部15は、図1に示すように、主管部11の外周面に、主管部11の軸方向に沿って並んで配置されている。各分岐用筒部15は、各分岐孔14の孔縁から、主管部11に対して垂直に立ち上がる筒である。
As shown in FIG. 1, the plurality of branching
収容筒部16とかしめ部17とは、閉塞板20を取り付けるための部位である。収容筒部16は、図3に示すように、主管部11の端面12から主管部11の軸方向に沿って延びる筒であって、その外径が主管部11の外径と等しく、内径が主管部11の内径よりも大きくなっている。収容筒部16は、主管部11と同軸に配置されている。
The
かしめ部17は、図3に示すように、収容筒部16の先端(主管部11とは逆側の端)から、収容筒部16の中心軸に向かって延びる円環形の部位である。かしめ部17は、端面12とほぼ平行に配置されている。
As shown in FIG. 3, the
主管部11の他端には、燃料ポンプに接続された導入用配管(図示せず)との接続のためのインレット18が配置されている。
An
閉塞板20およびOリング30は、主管部11の開口11Aを閉塞するための部材であって、収容筒部16の内部に配置されている。
The
閉塞板20は、金属製の円板であって、外径が開口11Aの孔縁の径よりも大きく、かつ、収容筒部16の内径とほぼ等しいかそれよりも小さくなっており、厚さが収容筒部16の長さ(端面12から、収容筒部16の主管部11とは逆側の端縁までの距離)とほぼ等しくなっている。閉塞板20は、図2に示すように、収容筒部16の内部に、主管部11の軸に対して垂直に(端面12と平行に)配置されている。閉塞板20の表裏両面のうち一面は、主管部11の軸に対して垂直に配置され、端面12と対向する対向面21である。対向面21は、その外形が開口11Aの孔縁の形状よりも大きくなっている。閉塞板20の他面には、かしめ部17が当接しており、閉塞板20は、かしめ部17によって端面12に向かって押圧された状態で固定されている。
The
Oリング30は、ゴム等の弾性を有する材料からなる円環形の部材であって、図2に示すように、装着溝13に装着され、開口11Aを全周にわたって囲んで配置されている。Oリング30は、その線径が装着溝13の溝深さ(装着溝13の底面13Aから端面12までの距離)よりも大きくされており、底面13Aと対向面21との間で挟み付けられて潰れている。これにより、ハウジング10と閉塞板20との隙間がシールされ、開口11Aが閉塞されている。
The O-
次に、ハウジング10に閉塞板20およびOリング30を組み付ける手順を説明する。図4に示すように、閉塞板20を組み付ける前の状態では、かしめ部17は、収容筒部16の先端から、主管部11とは逆側に向かって立ち上がる円筒形である。
Next, a procedure for assembling the
まず、装着溝13にOリング30を装着する。次に、閉塞板20を収容筒部16の内部に配置する。
First, the O-
次いで、加圧治具を用いて閉塞板20を端面12に向かって押圧し、ハウジング10と閉塞板20との間でOリング30を押し潰す。この状態で、かしめ部17を内側に折り曲げるように塑性変形させて閉塞板20に当接させ、閉塞板20を、端面12に向かって押さえ付けるように固定する。
Next, the closing
上記の構成によれば、組み付けの際に、ハウジング10と閉塞板20との間で精密に軸合わせを行う必要がない。このため、シール不良を回避しつつ、ハウジング10と閉塞板20との組み付けを簡易に行うことができる。
According to the above configuration, it is not necessary to precisely align the shaft between the
<変形例1>
変形例1を、図5を参照しつつ説明する。本変形例のデリバリパイプ40は、ハウジング41ではなく閉塞板44(閉塞部材に該当)が装着溝46を有しており、Oリング30が閉塞板44に装着されている点で、実施形態1と異なる。なお、以下の説明において、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
<
デリバリパイプ40は、ハウジング41と、閉塞板44と、Oリング30とを備える。ハウジング41は、金属製であって、実施形態1と同様に、主管部42と、複数の分岐用筒部(図示省略)と、収容筒部16と、かしめ部17とを備える。
The
主管部42は、実施形態1と同様に、両端が開口した円筒状の管であって、一方の開口11Aが配置された一端に、主管部42の軸方向と垂直な端面43を有している。この端面43は、実施形態1と異なり、装着溝を有していない。
As in the first embodiment, the
閉塞板44は、金属製の円板であって、その外形は、実施形態1と同様である。閉塞板44は、収容筒部16の内部に、主管部42の軸に対して垂直に(端面43と平行に)配置されている。閉塞板44の表裏両面のうち一面は、主管部42の軸に対して垂直に配置され、端面43と対向する対向面45である。閉塞板44の他面には、かしめ部17が当接しており、閉塞板44は、かしめ部17によって端面43に向かって押圧された状態で固定されている。
The closing
閉塞板44は、装着溝46を有する。装着溝46は、Oリング30を収容するための溝である。装着溝46は、対向面45から内側に向かって(主管部42と逆側に向かって)凹む溝である。装着溝46は、円環形であって、円環の外径が端面43の外径よりも小さく、内径が開口11Aの孔縁の外径よりも大きくなっている。
The closing
Oリング30は、装着溝46に装着され、開口11Aを全周にわたって囲んで配置されている。Oリング30は、その線径が装着溝46の溝深さ(装着溝46の底面46Aから端面43までの距離)よりも大きくされており、底面46Aと対向面45との間で挟み付けられて潰れている。これにより、ハウジング41と閉塞板44との隙間がシールされ、開口11Aが閉塞されている。
The O-
ハウジング41に閉塞板44を組み付ける手順は、実施形態1と同様である。
The procedure for assembling the
上記の構成によれば、実施形態1と同様に、シール不良を回避しつつ、ハウジング41と閉塞板44との組み付けを簡易に行うことができる。さらに、装着溝がハウジングに設けられている場合と比較して、装着溝46を形成するための加工、および、Oリング30の組み付けが容易である。
According to the above configuration, as in the first embodiment, it is possible to easily assemble the
<実施形態2>
実施形態2を、図6および図7を参照しつつ説明する。本変形例のデリバリパイプ50は、Oリングに代えてハウジング51に設けられたリブ54(シール部、凸部に該当)によってハウジング51と閉塞板55(閉塞部材に該当)との隙間がシールされている点で、実施形態1と異なる。なお、以下の説明において、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
<Embodiment 2>
The second embodiment will be described with reference to FIGS. 6 and 7. In the
デリバリパイプ50は、ハウジング51と、閉塞板55とを備える。ハウジング51は、金属製であって、実施形態1と同様に、主管部52と、複数の分岐用筒部(図示省略)と、収容筒部16と、かしめ部17と、リブ54とを備える。
The
主管部52は、実施形態1と同様に、両端が開口した円筒状の管であって、一方の開口11Aが配置された一端に、主管部52の軸方向と垂直な端面53を有している。
Similar to the first embodiment, the
リブ54は、端面53から閉塞板55に向かって突出する、先端の尖った凸部である。リブ54は、円環形であって、開口11Aを全周にわたって囲んで配置されている。
The
閉塞板55は、実施形態1と同様の形状の金属製の円板である。閉塞板55の材料は、ハウジング51の材料である金属よりもやわらかい金属である。閉塞板55は、収容筒部16の内部に、主管部52の軸に対して垂直に(端面53と平行に)配置されている。閉塞板55の表裏両面のうち一面は、主管部52の端面53に対向する対向面56である。
The closing
閉塞板55の他面には、かしめ部17が当接しており、閉塞板55は、かしめ部17によって端面53に向かって押圧された状態で固定されている。リブ54は、その先端が閉塞板55にめり込んでいる。これにより、ハウジング51と閉塞板55との隙間がシールされ、開口11Aが閉塞されている。
The
次に、ハウジング51に閉塞板55を組み付ける手順を説明する。図7に示すように、閉塞板20を組み付ける前の状態では、かしめ部17は、収容筒部16の先端から、主管部52とは逆側に向かって立ち上がる円筒形である。
Next, a procedure for assembling the
まず、閉塞板55を収容筒部16の内部に配置する。次いで、加圧治具を用いて閉塞板55を端面53に向かって押圧し、リブ54の先端を閉塞板55にめり込ませる。この状態で、かしめ部17を内側に折り曲げて閉塞板55に当接させ、閉塞板55を固定する。
First, the closing
上記の構成によれば、実施形態1と同様に、シール不良を回避しつつ、ハウジング51と閉塞板55との組み付けを簡易に行うことができる。
According to said structure, the assembly | attachment of the
さらに、上記の構成は、以下の利点を有する。
従来の構成のように、キャップをねじ込んで固定する場合には、キャップのエッジが回転しながらテーパ面に突き刺さることになり、その結果、両者の間でメッキ剥がれやバリが発生するおそれがある。しかし、上記の構成によれば、リブ54の先端が閉塞板55に対して回転しないため、メッキ剥がれやバリの発生を回避できる。
さらに、リブ54の先端が閉塞板55にめり込むため、リブ54と閉塞板55との接触面積が大きくなり、シール性が高まる。
Further, the above configuration has the following advantages.
When the cap is screwed and fixed as in the conventional configuration, the edge of the cap pierces the taper surface while rotating, and as a result, there is a possibility that plating peeling or burrs may occur between the two. However, according to the above configuration, the tip of the
Furthermore, since the tip end of the
<変形例2>
変形例2を、図8および図9を参照しつつ説明する。本変形例のデリバリパイプ60は、ハウジング61ではなく閉塞板65(閉塞部材に該当)がリブ68(シール部、凸部に該当)を有しており、閉塞板65の材料がハウジング61の材料である金属よりも硬い金属である点で、実施形態2と異なる。なお、以下の説明において、実施形態2と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
<Modification 2>
Modification 2 will be described with reference to FIGS. 8 and 9. In the
デリバリパイプ60は、ハウジング61と、閉塞板65とを備える。ハウジング61は、金属製であって、実施形態2と同様に、主管部62と、複数の分岐用筒部(図示省略)と、収容筒部16と、かしめ部17とを備える。
The
主管部62は、実施形態2と同様に、両端が開口した円筒状の管であって、一方の開口11Aが配置された一端に、主管部62の軸方向と垂直な端面63を有している。
As in the second embodiment, the
閉塞板65は、本体部66と、リブ68とを有する。本体部66は、金属製の円板であって、外径が開口11Aの孔縁の径よりも大きく、かつ、収容筒部16の内径とほぼ等しいかそれよりも小さくなっており、厚さが収容筒部16の長さ(端面63から、収容筒部16の主管部62とは逆側の端縁までの距離)とほぼ等しくなっている。閉塞板65は、収容筒部16の内部に、主管部62の軸に対して垂直に(端面63と平行に)配置されている。本体部66の表裏両面のうち一面は、端面63と対向する対向面67である。対向面67は、その外形が開口11Aの孔縁の形状よりも大きくなっている。
The closing
リブ68は、対向面67から端面63に向かって突出する、先端の尖った凸部である。リブ68は、円環形であって、円環の外径が端面63の外径よりも小さく、内径が開口11Aの孔縁の外径よりも大きくなっている。
The
閉塞板65の材料は、ハウジング61の材料である金属よりも硬い金属である。
The material of the
閉塞板65の他面には、かしめ部17が当接しており、閉塞板65は、かしめ部17によって端面63に向かって押圧された状態で固定されている。リブ68は、開口11Aを全周にわたって囲んで配置されており、その先端が端面63にめり込んでいる。これにより、ハウジング61と閉塞板65との隙間がシールされ、開口11Aが閉塞されている。
The
ハウジング61に閉塞板65を組み付ける手順は、変形例1と同様である。
The procedure for assembling the
上記の構成によれば、実施形態2と同様に、シール不良を回避しつつ、ハウジング61と閉塞板65との組み付けを簡易に行うことができる。また、リブ68の先端が端面63に対して回転しないため、メッキ剥がれやバリの発生を回避できる。さらに、リブ68の先端が端面63にめり込むため、リブ68と端面63との接触面積が大きくなり、シール性が高まる。
加えて、リブがハウジングに設けられている場合と比較して、リブ68を形成するための加工が容易である。
According to the above configuration, as in the second embodiment, the
In addition, the processing for forming the
<変形例3>
変形例3を、図10を参照しつつ説明する。本変形例のデリバリパイプ70は、ハウジング71と、閉塞板75(閉塞部材に該当)とを備える。本変形例は、閉塞板75の材料が、ハウジング71の材料である金属よりも硬い金属である点で、実施形態2と異なる。なお、実施形態2と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
<Modification 3>
Modification 3 will be described with reference to FIG. The
ハウジング71は、端面73を有する主管部72と、複数の分岐用筒部(図示省略)と、収容筒部16と、かしめ部17と、リブ74(シール部、凸部に該当)とを有している。主管部72、端面73、リブ74は、実施形態2と同様の形状を有している。
The
閉塞板75は、実施形態2と同様の形状を有しており、収容筒部16の内部に配置されている。閉塞板75の表裏両面のうち一面は、主管部72の端面73に対向する対向面76である。閉塞板75の材料は、ハウジング71の材料である金属よりも硬い金属である。
The closing
実施形態2と同様に、閉塞板75の他面には、かしめ部17が当接している。閉塞板75は、かしめ部17によって端面73に向かって押圧された状態で固定されており、リブ74は、その先端が潰れるように塑性変形しつつ対向面76に当接し、両者74、76が開口11Aを囲んで全周に亘って密着している。これにより、ハウジング71と閉塞板75との隙間がシールされ、開口11Aが閉塞されている。
As in the second embodiment, the
次に、ハウジング71に閉塞板75を組み付ける手順を説明する。実施形態2と同様に、閉塞板75を組み付ける前の状態では、かしめ部17は、収容筒部16の先端から、主管部72とは逆側に向かって立ち上がる円筒形である。
Next, a procedure for assembling the
まず、閉塞板75を収容筒部16の内部に配置する。次いで、加圧治具を用いて閉塞板75を端面73に向かって押圧し、リブ74の先端を潰すように塑性変形させる。この状態で、かしめ部17を内側に折り曲げて閉塞板75に当接させ、閉塞板75を固定する。
First, the closing
上記の構成によれば、実施形態2と同様に、シール不良を回避しつつ、ハウジング71と閉塞板75との組み付けを簡易に行うことができる。また、リブ74の先端が閉塞板75に対して回転しないため、メッキ剥がれやバリの発生を回避できる。
According to said structure, the assembly | attachment of the
<変形例4>
変形例4を、図11を参照しつつ説明する。本変形例のデリバリパイプ80は、ハウジング61と、閉塞板81(閉塞部材に該当)とを備える。本変形例は、閉塞板81の材料が、ハウジング61の材料である金属よりもやわらかい金属である点で、変形例2と異なる。なお、変形例2と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
<
閉塞板81は、対向面83を有する本体部82と、リブ84(シール部、凸部に該当)とを有する。本体部82、対向面83、リブ84は、変形例2と同様の形状を有している。閉塞板81の材料は、ハウジング61の材料である金属よりもやわらかい金属である。
The blocking
閉塞板81は、変形例2と同様に、主管部62に向かって押圧された状態でかしめ部17によって固定されている。これにより、リブ84は、その先端が塑性変形しつつ端面63に当接し、両者84、63が開口11Aを全周にわたって囲んで密着する。これにより、ハウジング61と閉塞板81との隙間がシールされ、開口11Aが閉塞されている。
Similar to the second modification, the closing
ハウジング61に閉塞板81を組み付ける手順は、変形例3と同様である。
The procedure for assembling the
上記の構成によれば、変形例2と同様に、シール不良を回避しつつ、ハウジング61と閉塞板81との組み付けを簡易に行うことができる。また、リブ84の先端が端面63に対して回転しないため、メッキ剥がれやバリの発生を回避できる。加えて、リブがハウジングに設けられている場合と比較して、リブ84を設けるための加工が容易である。
According to said structure, the assembly of the
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態および変形例では、閉塞板20、44、55、65、75、81は金属製の円板であったが、閉塞部材の形状は上記実施形態および変形例の限りではなく、例えば多角形の板であってもよく、円柱形のブロックであってもよい。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
(1) In the above embodiment and the modification, the
(2)上記実施形態では、閉塞板20、44、55、65、75、81はかしめ部17により固定されていたが、閉塞部材の固定構造は上記実施形態の限りではなく、例えば収容筒部の内部に閉塞部材と重ねてキャップを圧入することにより、閉塞部材が固定されていてもよい。
(2) In the above embodiment, the
1、40、50、60、70、80…デリバリパイプ
10、41、51、61、71…ハウジング
11、42、52、62、72…主管部
11A…開口
12、43、53、63、73…端面
17…かしめ部
20、44、55、65、75、81…閉塞板(閉塞部材)
21、45、56、67…対向面
30…Oリング(シール部)
54、68、74、84…リブ(シール部、凸部)
DESCRIPTION OF
21, 45, 56, 67 ... opposing
54, 68, 74, 84 ... rib (seal part, convex part)
Claims (4)
前記端面と対向する対向面を有し、前記端面と平行に配置される閉塞部材と、
前記端面と前記対向面との間に前記開口を囲んで配置され、前記ハウジングと前記閉塞部材とで挟み付けられているシール部とを備えるデリバリパイプ。 A housing having an opening at least at one end, the main pipe having an end surface perpendicular to the axis at the one end;
A blocking member having a facing surface facing the end surface, and disposed parallel to the end surface;
A delivery pipe comprising a seal portion disposed between the end surface and the opposing surface so as to surround the opening and sandwiched between the housing and the closing member.
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