JP2015151727A - Connection structure of concavity and convexity roof material - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、凹凸屋根材の接続構造に関し、より詳しくは、複数の凹凸屋根材同士を屋根勾配方向に接続した接続構造に関するものである。 The present invention relates to a connection structure for uneven roof materials, and more particularly to a connection structure in which a plurality of uneven roof materials are connected in a roof gradient direction.
一般に、凹凸屋根材や折板屋根材,縦平屋根材等の金属製の縦葺き屋根材は、屋根勾配方向においては継ぎ目のない一枚の屋根材として施工されるため、止水性に優れるという利点がある。ところが、このような金属製の縦葺き屋根材は、工場や体育館などの大型の建物に用いられることが多いため、長手方向に長いものであり、成形した状態では運搬等ができない。このため、大型の建物に用いられる金属製の縦葺き屋根材は、例えば、ロール成形機とロール状の金属板(いわゆるフープ材)とを現場に搬入し、現場でロール成形機によって成形しながら、取り付け施工される。 Generally, metal vertical roofing materials such as uneven roofing material, folded plate roofing material, and vertical flat roofing material are constructed as a single piece of roofing material that is seamless in the direction of the roof slope, so it is said to have excellent water-stopping properties. There are advantages. However, such vertical metal roofing materials are often used in large buildings such as factories and gymnasiums, and are therefore long in the longitudinal direction and cannot be transported in a molded state. For this reason, for example, a metal vertical roofing material used for a large building carries a roll forming machine and a roll-shaped metal plate (a so-called hoop material) on-site, and is formed on the site by a roll forming machine. Installed and installed.
ところで、このような縦葺き屋根材は、住宅家屋に用いられる場合もある。住宅家屋における縦葺き屋根材の施工は、ロール成形機を搬入できる程の敷地面積が確保できない場合が多く、トラック等により屋根材を現場に運搬して行われる。なお、従来の住宅家屋においては、切妻屋根や寄棟屋根が主流であるため、軒棟方向の長さが短く、従って、トラック等で運搬可能な大きさの屋根材を使用することができる。 By the way, such a vertical roofing material may be used for a residential house. Construction of a vertical roofing material in a house is often not possible to secure a site area enough to carry in a roll forming machine, and the roofing material is transported to the site by a truck or the like. Note that in conventional residential houses, gable roofs and dormitory roofs are the mainstream, so the length in the eaves ridge direction is short, and therefore a roof material having a size that can be transported by a truck or the like can be used.
しかしながら、近年、太陽光パネルの普及に伴い、片流れ屋根等のように一の屋根面の面積が大きな屋根を有する住宅家屋が増え、また、大型の住宅家屋も増えてきている。このため、家屋の屋根の軒棟方向の長さが、運搬可能な屋根材よりも長いケースが増えてきている。 However, in recent years, with the widespread use of solar panels, the number of residential houses having a large roof area such as a single-flow roof has increased, and the number of large-sized residential houses has also increased. For this reason, the case where the length of the eaves direction of the roof of a house is longer than the roof material which can be conveyed is increasing.
ここで、高い止水性を確保しながら縦葺き外装材を流れ方向に連結する構造が、特許文献1に開示されている。この特許文献1記載の外装材は、中央の面板部の左右両側に内側立上り部が設けられた、いわゆる縦平屋根材である。
Here,
この外装材の水上側の端部には、他の外装材の水下側の端部が、上方から重ねることで連結される。これにより、この特許文献1記載の屋根構造は、複数の縦葺き外装材が流れ方向に沿って連結されて構成されている。
The water-side end of this exterior material is connected to the water-side end of another exterior material by overlapping from above. As a result, the roof structure described in
ところでこの外装材は、面板部の幅方向の両端の内側立上り部が左右方向へ撓みやすい構造となっている。このため、この特許文献1記載の外装材においては、流れ方向に複数の外装材を連結するに当たり、外装材同士を上下に重ねることができる。
By the way, this exterior material has a structure in which the inner rising portions at both ends in the width direction of the face plate portion are easily bent in the left-right direction. For this reason, in the exterior material of this
しかしながら、例えば、凹部と凸部とが軒方向に繰り返し形成された凹凸屋根材は、凹部の左右方向の両端に凸部が連続し、さらに凹部が連続しているため、凹部や凸部が変形しにくい構造となっている。このため、この凹凸屋根材においては、流れ方向に連結しようとしても、端部同士を重ね合わせることができず、従来の方法では流れ方向に連結することができなかった。 However, for example, a concave and convex roofing material in which concave and convex portions are repeatedly formed in the eave direction is such that the convex portions are continuous at both ends in the left and right direction of the concave portion, and the concave portions are continuous. The structure is difficult to do. For this reason, in this uneven roof material, even if it tried to connect in the flow direction, the ends could not be overlapped, and the conventional method could not be connected in the flow direction.
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、凹部と凸部とが軒方向に繰り返し形成された凹凸屋根材同士を、止水性を確保した状態で、流れ方向に連結させることができる凹凸屋根材の接続構造を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and the purpose of the present invention is to flow between the uneven roof materials in which the concave portions and the convex portions are repeatedly formed in the eave direction while ensuring water-stopping properties. An object of the present invention is to provide an uneven roof material connection structure that can be connected in directions.
本発明の凹凸屋根材の接続構造は、凹部と凸部とが軒方向に繰り返し形成された凹凸屋根材の接続構造であって、第1の凹凸屋根材と、この第1の凹凸屋根材の水上側に配置され、当該第1の凹凸屋根材の水上側の端面に突き合わせられた第2の凹凸屋根材と、この第1の凹凸屋根材と前記第2の凹凸屋根材との継ぎ目を覆う接続板と、この接続板と前記第1の凹凸屋根材および前記接続板と前記第2の凹凸屋根材との間を覆うシーリング材とを備えていることを特徴とする。 The connection structure of the uneven roof material of the present invention is a connection structure of an uneven roof material in which a concave portion and a convex portion are repeatedly formed in the eave direction, and the first uneven roof material and the first uneven roof material A second uneven roof material disposed on the water side and abutted against the water-side end surface of the first uneven roof material, and a seam between the first uneven roof material and the second uneven roof material is covered. A connection plate, and the connection plate, the first uneven roof material, and a sealing material covering between the connection plate and the second uneven roof material are provided.
本発明の凹凸屋根材の接続構造によれば、凹部と凸部とが軒方向に繰り返し形成された凹凸屋根材同士を、止水性を確保した状態で流れ方向に連結させることができる。 According to the connection structure of the uneven roof material of the present invention, the uneven roof materials in which the concave portion and the convex portion are repeatedly formed in the eave direction can be connected in the flow direction in a state in which water-stopping property is ensured.
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
本実施形態の屋根には、図1に示すような凹凸屋根材2が使用される。この凹凸屋根材2は、住宅家屋に用いられる。住宅家屋は、屋根を有しており、屋根は、例えば、片流れ屋根により構成される。屋根は、棟と軒とを有している。棟は、屋根の最も高い箇所である。また、軒は、屋根において外壁面から突出した箇所であり、屋根の最も低い箇所である。屋根は、軒棟方向に屋根勾配を有している。
An
以下、軒棟方向に平行な方向を屋根勾配方向として定義し、屋根勾配方向のうち棟から軒に向かう方向を流れ方向として定義する。また、屋根における軒側を水下側とし、屋根における棟側を水上側として定義する。また、屋根勾配方向に直角な水平方向を軒方向として定義する。 Hereinafter, a direction parallel to the eaves ridge direction is defined as a roof gradient direction, and a direction from the ridge to the eaves among the roof gradient directions is defined as a flow direction. Also, the eaves side of the roof is defined as the water side, and the ridge side of the roof is defined as the water side. The horizontal direction perpendicular to the roof slope direction is defined as the eave direction.
屋根は、屋根下地1(図2等参照)と、凹凸屋根材2とを備えている。屋根下地1は、凹凸屋根材2の下地となるものであり、野地板11・垂木(図示せず)・母屋(図示せず)等により構成される。屋根下地1は、棟から軒に向かって(つまり、流れ方向に)下り傾斜している。
The roof includes a roof base 1 (see FIG. 2 and the like) and an
凹凸屋根材2は、金属製の屋根材であり、屋根下地1の上面に載せるようにして取り付けられる。凹凸屋根材2は、図1に示すように、凹部21と凸部22とが軒方向に繰り返されるよう連続して形成されている。凹部21は、屋根勾配方向に長さを有し、軒方向に幅を有している。また、凸部22も、屋根勾配方向に長さを有し、軒方向に幅を有している。凹凸屋根材2は、金属板をプレス機やロール成型機等により曲げ加工することで形成されている。
The
屋根は、屋根勾配方向に複数の凹凸屋根材2が連結されている。本実施形態の屋根は、屋根勾配方向に2つの凹凸屋根材2が連結されており、この連結された凹凸屋根材2が軒方向に並べられるように複数取り付けられている。以下、屋根勾配方向において、水下側の凹凸屋根材2を第1の凹凸屋根材23とし、第1の凹凸屋根材23の棟側に配置される凹凸屋根材2を第2の凹凸屋根材24として説明する。
A plurality of
第1の凹凸屋根材23は、第2の凹凸屋根材24の水下側に取り付けられている。第1の凹凸屋根材23は、長さ方向が屋根勾配方向と平行となり、幅方向が軒方向に平行となるよう配置される。第1の凹凸屋根材23は、長さ方向に所定の大きさとなるよう形成されている。なお、ここで言う所定の大きさとは、トラックによって運搬が容易な長さ(例えば、7m)である。
The first
また、第1の凹凸屋根材23の幅方向の両端には、立設片25が設けられている。立設片25は、凹部21の底面から立ち上げられている。立設片25の上端には、下方に折り返された水返し片26が設けられている。水返し片26は、第1の凹凸屋根材23の長さ方向の全長に亘って設けられている。
Further, standing
第2の凹凸屋根材24は、第1の凹凸屋根材23の棟側に配置されている。第2の凹凸屋根材24の水下側の端部(軒側の端部)は、第1の凹凸屋根材23の水上側の端部(棟側の端部)に突き合わせられている。
The second
第2の凹凸屋根材24の凹部21の長さ方向は、屋根勾配方向に平行である。第2の凹凸屋根材24は、第1の凹凸屋根材23と同様、長さ方向が屋根勾配方向と平行となり、幅方向が軒方向に平行となるよう配置される。また、第2の凹凸屋根材24の幅方向の両端には、立設片25が設けられている。また、立設片25の上端には水返し片26が設けられている。なお、この立設片25及び水返し片26は、第1の凹凸屋根材23の立設片25と同じ構造であるため説明を省略する。
The length direction of the
この第1の凹凸屋根材23と第2の凹凸屋根材24とが突き合わせられると、第1の凹凸屋根材23と第2の凹凸屋根材24との間に線状の継ぎ目7が形成される。本実施形態の凹凸屋根材2の接続構造は、この継ぎ目7を覆うようにして接続板3が取り付けられている。
When the first
接続板3は、凹条31と凸条32とが軒方向に繰り返されるよう連続して形成されている。接続板3は、例えば、合成樹脂や帯状の金属板等により一体形成される。凹条31は、上面が下方に凹となり且つ下面が下方に凸となり、これにより、凹凸屋根材2の凹部21の上面に沿うように形成されている。また、凸条32は、上面が上方に凸となり且つ下面が上方に凹となり、これにより、凹凸屋根材2の凸部22の上面に沿うように形成されている。
The connecting
接続板3は、軒方向に長さを有し、屋根勾配方向に幅を有している。接続板3の長さ方向の両端には、立上片33が設けられている。立上片33は、凹条31の底面から立ち上げられている。この立上片33は、図3等に示すように、接続板3が第1の凹凸屋根材23と第2の凹凸屋根材24との継ぎ目7に跨って取り付けられると、立設片25の内面に沿って配置される。
The connecting
この接続板3と第1の凹凸屋根材23の上面との間、および接続板3と第2の凹凸屋根材24の上面との間には、シーリング材4が設けられている。このシーリング材4により、接続板3と凹凸屋根材2との間を覆うことができ、浸水を防ぐことができる。
A sealing
シーリング材4は、例えば、図2(a)図2(b)に示すように配置することができる。
The sealing
図2(a)に示すように、第1の凹凸屋根材23の水上側端面と第2の凹凸屋根材24の水下側端面とが突き合わせられ、この継ぎ目7が接続板3によって覆われる。この状態で、接続板3の水下側の端面と第1の凹凸屋根材23の上面との間にシーリング材4が配置される。また、接続板3の水上側の端面と第2の凹凸屋根材24の上面との間にシーリング材4が打ち込まれる。
As shown in FIG. 2A, the water-side end surface of the first
また、図2(b)に示すようにしてもよい。第1の凹凸屋根材23の水上側端面と第2の凹凸屋根材24の水下側端面とが突き合わせられ、この状態でこの継ぎ目7を覆うようにしてシーリング材4が打ち込まれる。この後、シーリング材4を覆うようにして、接続板3が配置される。
Moreover, you may make it show in FIG.2 (b). The water-side end surface of the first
なお、シーリング材4は、シリコン等のコーキング材によって構成されるが、特に限定されない。
In addition, although the sealing
本実施形態の凹凸屋根材2は、例えば、次のようにして設置される。
The
図3に示すように、施工者は、屋根下地1上の軒側の端部に第1の凹凸屋根材23を配置する。次いで、施工者は、第1の凹凸屋根材23の水上側に第2の凹凸屋根材24を配置する。そして、第1の凹凸屋根材23の水上側の端面と第2の屋根材の水下側の端面とを突き合わせる。
As shown in FIG. 3, the installer places the first
この後、施工者は、第1の凹凸屋根材23と第2の屋根材との継ぎ目7に接続板3を配置し、シーリング材4を打ち込む。
Thereafter, the installer places the
次いで、施工者は、図4に示すように、屋根勾配方向に連結された第1の凹凸屋根材23と第2の凹凸屋根材24の軒方向の両側に吊子5を配置する。
Next, as shown in FIG. 4, the installer arranges the hanging
吊子5は、図5に示すように、金属板を断面U字状に曲げ加工したものである。吊子5は、軒方向において凹凸屋根材2同士の間に配置される。吊子5は、その長さ方向が屋根勾配方向に平行となるように配置され、屋根下地1上に固着具を介して固定される。
As shown in FIG. 5, the
次いで、施工者は、図6に示すように、キャップ部材6を嵌め込む。キャップ部材6は、金属板を下向きU字状に曲げ加工したものである。キャップ部材6は、吊子5を上方から覆うようにして設置される。
Next, the installer inserts the
以上、説明したように、本実施形態の凹凸屋根材2の接続構造は、凹部21と凸部22とが軒方向に繰り返し形成された凹凸屋根材2の接続構造である。この接続構造は、第1の凹凸屋根材23と、第2の凹凸屋根材24とを備えている。第2の凹凸屋根材24は、第1の凹凸屋根材23の水上側に配置され、第1の凹凸屋根材23の水上側の端面に突き合わせられている。また、この接続構造は、第1の凹凸屋根材23と第2の凹凸屋根材24との継ぎ目7を覆う接続板3と、シーリング材4とをさらに備えている。シーリング材4は、接続板3と第1の凹凸屋根材23、および接続板3と第2の凹凸屋根材24との間を覆う。
As described above, the connection structure of the
このため、本実施形態の凹凸屋根の接続構造によれば、高い止水性を確保しながら、第1の凹凸屋根材23と第2の凹凸屋根材24とを屋根勾配方向に連結することができる。従って、本実施形態の凹凸屋根材2の接続構造によれば、第1の凹凸屋根材23および第2の凹凸屋根材24を、トラック等により運搬可能な大きさとすることができ、運搬性や施工性を向上させることができる。
For this reason, according to the connection structure of the uneven roof of this embodiment, the 1st
なお、実施形態の屋根は、片流れ屋根であったが、切妻屋根や寄棟屋根であってもよく、特に限定されない。 In addition, although the roof of embodiment was a single-flow roof, it may be a gable roof or a dormitory roof, and is not specifically limited.
1 屋根下地
11 野地板
2 凹凸屋根材
21 凹部
22 凸部
23 第1の凹凸屋根材
24 第2の凹凸屋根材
25 立設片
26 水返し片
3 接続板
31 凹条
32 凸条
33 立上片
4 シーリング材
5 吊子
6 キャップ部材
7 継ぎ目
DESCRIPTION OF
Claims (1)
第1の凹凸屋根材と、
この第1の凹凸屋根材の水上側に配置され、当該第1の凹凸屋根材の水上側の端面に突き合わせられた第2の凹凸屋根材と、
この第1の凹凸屋根材と前記第2の凹凸屋根材との継ぎ目を覆う接続板と、
この接続板と前記第1の凹凸屋根材および前記接続板と前記第2の凹凸屋根材との間を覆うシーリング材と
を備えている
ことを特徴とする凹凸屋根材の接続構造。
A concave and convex roof material connection structure in which concave and convex portions are repeatedly formed in the eave direction,
A first uneven roof material;
A second concavo-convex roof material disposed on the water side of the first concavo-convex roof material and abutted against the water-side end surface of the first concavo-convex roof material;
A connecting plate that covers the seam between the first uneven roof material and the second uneven roof material;
A connection structure for an uneven roof material, comprising the connection plate, the first uneven roof material, and a sealing material covering between the connection plate and the second uneven roof material.
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CN105569279A (en) * | 2016-02-23 | 2016-05-11 | 罗保盛科技(南京)有限公司 | Roof broken joint overlapping structure and construction method thereof |
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2014
- 2014-02-13 JP JP2014025098A patent/JP2015151727A/en active Pending
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