JP2015150248A - 服薬忘れ警告装置 - Google Patents

服薬忘れ警告装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015150248A
JP2015150248A JP2014026926A JP2014026926A JP2015150248A JP 2015150248 A JP2015150248 A JP 2015150248A JP 2014026926 A JP2014026926 A JP 2014026926A JP 2014026926 A JP2014026926 A JP 2014026926A JP 2015150248 A JP2015150248 A JP 2015150248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
medication
button
alarm
medicine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014026926A
Other languages
English (en)
Inventor
服部 修
Osamu Hattori
修 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2014026926A priority Critical patent/JP2015150248A/ja
Publication of JP2015150248A publication Critical patent/JP2015150248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

【課題】服薬者に薬の服用を思い出させる服用忘れ警告装置を提供する。
【解決手段】警報を送出する時刻を設定する時合わせボタン12及び分合わせボタン13と、警報を送出する時刻がきたことを検知する中央制御装置16と、警報に用いるメッセージを作成する音声合成装置22と、予定された服薬時間までに服薬をしないか、服薬をすることを忘れてしまった服薬者に、警報に用いるメッセージを音声で送信するスピーカー25と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は服薬をする人に対し、事前に設定された服薬を完了する時刻にメッセージを送ることで服薬忘れを防止する服薬忘れ警告装置である。
飲み薬を定期的に且つ継続的に服薬することは難しいことである。つい飲み忘れをして、大量に飲み薬が余ることもしばしばである。一般的に飲み薬の服用は食前か食後に行うことが多い。しかし、食前の空腹感から薬を服用せずに食事をし、食後の満腹感から薬の服用を忘れてしまうことがある。
そこで、薬の飲み忘れを防止する目的で既に幾つかの方法が実用化されている。例えば、特許文献1の飲み違い・飲み忘れ防止箱は機械仕掛けで飲んだ薬と飲むべき薬を表示するものである。また、特許文献4は、服薬スケジュールが組み込まれた薬の取り出し容器に関するものである。これらの装置は一度配薬された時に用いられた容器から薬を移し替える必要があるため、移し替えを行う人が誤った場所に薬をセットする可能性があり、服薬者が誤った薬を飲むリスクがある。一方、特許文献2は浮揚用忘れを防止する為の万年カレンダーであり、同様に特許文献3は薬を入れるポケットを備えたカレンダーに関するものである。しかし、調剤薬の大半が分封薬であり、前記分封薬の袋には服用者の名前や服用日等の情報が記載されてあるため、服薬時に前記情報を確認して服薬することでことが足りる。また、薬の多くが市販薬であり、前記市販薬に付帯する服薬要領を確認して飲むことで服薬を遂行することができる。
特許第5035438号 特開2013−166343号公報 特開2013−179968号公報 特表2013−532098号公報
服薬を忘れるのは主に薬を飲むこと自体を忘れるからである。本発明の服薬忘れ警告装置は服薬者に薬の服用を思い出させることを第1の課題とする。すなわち、本発明は、既に服薬をしていれば服薬者にとって確認を促すことが可能となり、服薬者が服薬を忘れていた場合は服薬を思い出させることで服薬を可能にすることを課題とする。
また、服薬の警告を行うには音声による呼びかけが最良だが、障碍者、例えば聴覚障害者や色弱者などにも警告が伝わり、服薬が確認できることが望ましい。そこで、本発明の服薬忘れ警告装置は障害者にも対応できることも課題の一つとする。
さらに、服薬時間の大半は食前と食後であり、食事の時間は服薬者個人のスケジュールにより変化する。その変化は食事毎に異なる場合が多く、警告を発するには適切な時刻にメッセージが送出される必要がある。そこで、本発明は、適切な時刻にメッセージを送出する方法の提供も課題の一つとする。
以上の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る服用忘れ警告装置は、警報を送出する時刻を設定する設定手段と、前記警報を送出する時刻がきたことを検知する検知手段と、前記警報に用いるメッセージを作成する作成手段と、予定された服薬時間までに服薬をしないか、服薬をすることを忘れてしまった服薬者に、前記警報に用いるメッセージを送信する伝達手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る服用忘れ警告装置は、前記伝達手段は、音声強度の異なる他段階の音声による前記メッセージの送信が可能であることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る服用忘れ警告装置は、前記伝達手段は、前記メッセージを送信する際に、他段階の光色の変化で前記服薬者に服薬を思い出させ且つ服薬を促進させる発光器を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る服用忘れ警告装置は、前記設定手段は、前記服薬者が前記警報を送出する時刻を入力するための入力手段を備えることを特徴とする。
本発明の課題を解決するためには音声による呼びかけを用いる方法を用いることである。本発明の課題は服薬したかの確認を問うメッセージを生成することであり、その為には録音された音声を用いる方法と音声合成装置を用いて音声メッセージを生成する方法がある。音声は服薬者が本発明の服薬忘れ警告装置の近傍に位置していれば、発声が小音量でもメッセージを理解することができるが、服薬者が本発明の服薬忘れ警告装置の遠方にいる場合は音量を大きくしてメッセージを送出しないと前記服薬者に届かない可能性がある。しかし、最初から大音量でメッセージを流すと近傍にいる人々に迷惑が掛かる可能性があるため、徐々に前記音量を徐々に大きくして行き、服役者に届いたと確認が取れた時、例えばストップボタンを押す、メッセージの送出を終了する方法が好ましい。
また、本発明の課題を解決するには聴覚用のメッセージ以外にも他の感覚、例えば視覚や触覚、用のメッセージが必要となる。しかし、触覚用のメッセージは本発明の課題を解決するためには遠方にメッセージを送ることが難しいため不適格である。従って、聴覚用と視覚用のメッセージを用いることが解決策となる。
また、本発明の課題を解決するには食事が済んだと想定される時刻にメッセージを送出する必要があるため、時刻を設定する機能が必要である。設定に必要な時刻は時と分で構成されているので時合わせと分合わせの機能が必要になる。食事時間は通常一日3回であるが、服薬の場合は就寝前も服薬時間に組み入れする必要があるため、一日4回の時間設定が必要になる。時刻設定された前期一日4回の時間は装置に記憶させておく必要があるため、メモリー機能が必要となる。
本発明の服薬忘れ警告装置は食事時間後及び就寝前の時刻に音声及び光で服薬警告メッセージを流すため、服薬を忘れていた服薬者は服薬することを忘れていたことを思い出し、服薬をすることができる。
また、子供の保護者や要介護者の介護人は子供や要介護者の服薬時間を設定し、前記子供又は前記要介護者の服薬時間が来た場合には前記保護者や前記介護者が前記子供や前記要介護者に服薬させることも可能である。
処方薬は服用しないと生命の危険が伴うものは少ないが、服用しないと体調に変化を招くものは多々ある。服薬を忘れずに的確に行うことで体調の維持や疾患の早期治癒など本発明の服薬忘れ警告装置は服薬忘れを減少させることで間接的に前記体調の維持や前記疾患の早期治癒に貢献する効果は大きい。
本発明の服薬忘れ警告装置のブロック図である。 本発明の服薬忘れ警告装置の正面からの外観図である。 本発明の服薬忘れ警告装置の裏面からの外観図である。 本発明の服薬忘れ警告装置のLED表示例である。 本発明の服薬忘れ警告装置の時刻設定画面例である。
(実施形態の概要)
本発明の服薬忘れ警告装置は、服用者に服薬を思い出させる為のメッセージを送出して警告を与えることで飲み忘れを防止することが基本機能である。当該基本機能を実施するために本発明の服薬忘れ警告装置は、警報を送出する時刻がきたことを知る手段(検知手段)と、警報を送出する時刻を設定する手段(設定手段)と、警告に用いるメッセージを作成する手段(作成手段)と、警告を服用者に伝達する手段(伝達手段)とからなる。
まず、警報を送出する時刻がきたことを知る手段(検知手段)は、例えば時計機能で実現される。近年、時計には多くの種類、例えばクォーツ時計、電波時計、GPS時計、原子時計があるが、長所と短所を併せ持つ。クォーツ時計は小型軽量であるが、定期的に時刻の修正が必要である。一方、電波時計とGPS時計は正確であるが、電波が届く範囲に限られる。また、原子時計は長期に渡り正確だが、小型化は難しい。そこで、本発明の服薬忘れ警告装置は継続的に正しい時刻を知る必要があるため、GPS時計とクォーツ時計を組み合わせ、GPS時計が衛星からの電波を受信できている間はGPS時計がクォーツ時計を校正しながら時を刻む。一方、GPS時計が衛星の電波を受信できなくなった場合は次に衛星の電波を受信できるまでクォーツ時計が単独で時を刻む方式を採用した。
次に、警報を送出する時刻を設定する手段(設定手段)は、時合わせと分合わせのボタンを時計の装置の一部として配しすることで実現される。時合わせボタンと分合わせボタンで設定されたメッセージを送出する時刻は例えば一日4回であるため、メッセージを送出する時刻を保存するためにメモリーを用意した。用意したメモリーの容量は、時間の最大値が23、分の最大値が59であることから1回分が2バイトであるため、少なくとも4回分の8バイトとする。また、複数の服薬者がいると想定し、服用者選択ボタンを用意した。そのため、メモリーの個数は、同時に複数の服薬者のメッセージを送出する時刻を保存するのに充分なものとする。例えば、服薬者数は2名とした場合、用意したメモリー分の2倍であるため16バイトである。
警告に用いるメッセージを作成する手段(作成手段)には、予め音声情報を録音しておく機能で実現される。つまり、録音した音声情報を音声合成装置に入力して音声信号にする。音声情報は使用する音声合成装置に拠って異なる。音声合成装置はアナログ信号から音声を合成する方式や文字列の文字毎にパルス幅変換(PWM変調)を行って音声を合成する方式がある。一方、前者の音声合成装置は音声情報を保存する大型のメモリーが必要であり、コスト的に不利である。他方、後者の音声合成装置は文字列を保存するメモリー量が必要であるが、その量は前者の音声合成装置と比較して格段に小さくて済む。しかし、後者の音声合成装置は音質の点で前記前者の音声合成装置に劣る場合が多い。
警告を服用者に伝達する手段(伝達手段)には、合成された音声信号を適度に増幅し、スピーカーから流すことで実現される。スピーカーから流れるメッセージの音波強度は最初から大きな音量では周囲に迷惑を掛ける可能性がある。しかし、音量が小さくては服薬者が聞き取れない可能性もある。従って、本実施形態に係る伝達手段では、音量を段階を踏んで大きくしていく方法が取られる。
音声合成された音声信号は音量選択装置で音量の選択が行われる。音量は次の段に来る低周波増幅器への入力電圧で決定されるので抵抗を用いて段階的な電圧出力を得られるようにする。前記電圧出力が選択された音声信号は低周波増幅器で増幅される。低周波増幅器の前段はローパスフィルターである。PWM変調方式では高周波ノイズが多い為、高周波成分を減衰させる必要がある。人間の音声は通常3kHz以下であるので、3kHzをカットオフ周波数とするローパスフィルターを用いるのが一般的である。低周波増幅に用いられる増幅器は3KHz以下の低周波に対して追随性の良いものが必要である。前記追随性が悪いと音声信号が歪んで聴き取りにくくなる。音声信号はスピーカによって音声となり、服薬者に伝達される。
なお、服薬者には難聴者や聾唖者もいる。そこで伝達手段は、音声に変わる手段を用いて服薬忘れ警告を発する必要がある。このような場合の伝達手段としては、服薬者が視覚障害者でなければ光を用いたメッセージ伝達方法で実現される。警告レベルの違いの表示は色調の変化と光強度の変化で表すことが可能であるが、色調を用いる方がより識別し易い。色調を変えるには複合色を発光できるLED(ライトエミッティングダイオード)を用いることができる。
(実施形態の詳細)
次いで、服薬忘れ警告装置1の実施形態の詳細について説明する。本実施形態に係る服薬忘れ警告装置1は、図1に示すハードウエア構成を有する。 本実施形態に係る服薬忘れ警告装置1の制御の中心は中央制御装置16である。中央処理装置16には割り込み機能を持つポートに接続された登録者選択ボタン10、登録送りボタン11、時合わせボタン12(設定手段)、分合わせボタン13(設定手段)及び「飲んだ」ボタン14と接続される。
登録者選択ボタン10は登録者の内、登録者A又は登録者Bの選択を行うためのボタンである。登録送りボタン11は第1登録(朝)、第2登録(昼)、第3登録(夜)、第4登録(就寝時)を准送りで選択するためのボタンである。時合わせボタン12は各登録時間の内、時刻を選択する機能を持つボタンである。時合わせボタン12は押されることで0から23迄の時間を順送りで選択できる。分合わせボタン13は押されることで0から59迄の分を順送りで選択できる。登録送りボタン11と時合わせボタン12と分合わせボタン13を用いて服薬確認時間が登録される。「飲んだ」ボタン14は押し込まれた状態で警告が発せられないように設定されたボタンである。登録者選択ボタン10は中央制御装置16の割り込み0(INT0)に、登録送りボタン11は中央制御装置16の割り込み1(INT1)に、時合わせボタン12は中央制御装置16の割り込み2(INT2)に、分合わせボタン13は中央制御装置16の割り込み3(INT3)に、「飲んだ」ボタン14は中央制御装置16のキー割り込み0(KI0)に接続されている。
中央処理装置16は、GPS時計モジュール21からシリアル通信回路UART118を介して時刻情報を取得する。そして、中央制御装置16はグラフィック液晶パネルデータ線27とグラフィック液晶パネル制御線28を制御して、取得した時刻情報をグラフィック液晶パネルに表示する。中央制御装置16は時刻情報と登録された服薬確認時刻とを比較両時刻情報が一致しているか否かを判断することで警報を発する時刻が来たことを検知する(検知手段)。そして、中央制御装置16は、音声合成装置22に服薬確認メッセージをシリアル通信回線UART219を経由して送り、音声合成装置22は服薬確認メッセージを音声信号に変換する(作成手段)。音声信号は音量選択装置23を経て適正な音量に調整され、低周波増幅装置24で増幅され、スピーカー25から出力される(伝達手段)。音量選択装置23は選択できる段階を4段階としたので、中央制御装置16の入出力ポートの内2本を用いて増幅度を選択する。低周波増幅器24は主に3kHz以下の信号をノイズレベルを抑えて増幅できる低周波アンプを使用した。スピーカー25はインピダンス8Ω5ワット型のダイナミックスピーカーを使用した。
また、中央処理装置16は、音声出力と同時に聾唖者や聴覚障害者向けの発光ダイオード(LED)も制御する。LEDランプ20は中央制御装置16の入出力ポートの内2本を使用して4段階の異なる色光を発するものとした。
電源回路26は+5V電源と+3.3V電源を外部電源直流+6Vから生み出すものとした。前記+5V電源の最大電流容量は20mA、前記+3.3V電源の最大電流容量は15mAとした。
書き込み冶具29は中央制御装置16にファームウエアを書き込む場合に用いる制御ポートである。
(服薬忘れ警告装置の外観的特長)
次いで、図2及び図3を用いて本実施形態の服薬忘れ警告装置1の外観的特長を説明する。服薬忘れ警告装置1の外見は、使用者に違和感を感じさせないよう考慮して、一般家庭でなじみの深い目覚まし時計のスタイルを踏襲した。
図2に示すように、グラフィック液晶パネル17による時刻表示は分針と時針を用いたアナログ表示である。アナログ表示は予め用意されたビットマップを用いて分針、時針、時刻を表す数字や日付を表す。グラフィック液晶パネル17は一分毎に更新される。アナログ表示の利点は時刻の数字表現に対して時刻を認識し易いことである。特に遠方から見た場合は認識度は更に向上する。
ここで、登録者選択ボタン10、登録送りボタン11、時合わせボタン12及び分合わせボタン13はボタン収納扉31の内側に配置されているため、図2及び図3では視認できない(図5参照)。上記4つのボタンは服薬確認時刻設定に係わるボタンであり、使用頻度は高くない上に、誤って設定されると適切な時刻に服薬確認が行われない危険性があるので、外装ケース30の内側に配置した。一方「飲んだ」ボタン14は服用者が頻繁に操作するため、外装ケース30の上部に配置した。
スピーカー25は外装ケース30の前面に配置した。服薬忘れ警告装置1の主な設置場所は、大人の目線前後の高さ、例えば家具の上や台の上、を想定しており、音声は服薬忘れ警告装置1の前面より発せられるのが理想である。音声を前面より発することで音声をより遠くに届けることが可能になる。ここで、音声による警告は服薬確認時間に到達すると第1の音量で登録されていた音声メッセージを発する。第1の音量による音声メッセージが発せられてから20秒後且つ「飲んだ」ボタンが押されていない場合は第2の音量で上記音声メッセージが発せられる。また、第2の音量で上記音声メッセージが発せられてから20秒後且つ「飲んだ」ボタンが押されていない場合は第3の音量で上記音声メッセージが発せられる。最後に、第3の音量で上記音声メッセージが発せられた20秒後且つ「飲んだ」ボタンが押されていない場合は第4の音量で上記音声メッセージが発せられる。ここで、音量の大きさは、第1の音量<第2の音量<第3の音量<第4の音量、とする(すなわち、スピーカー25により伝達される音声メッセージの音量は、時間変化とともに大きくなることで、服薬者への警告性が高まるものとする)。
服薬忘れ警告装置1は外部から直流電源を供給する方式と乾電池を内蔵する2電源方式である。外部電源端子32は外部から直流電源を引き入れるコネクタである。ここから直流6Vを供給する。また、外部電源の供給が無い場合は乾電池で作動する。電池収納扉33は乾電池を収納する機構の扉である。ここから乾電池の交換を行う。
LEDランプ20はスピーカー25の下で外装ケース30の前面に配置した。LEDランプ20は形状を横長とし、本実施例では4個のLED(発光ダイオード)を並列に配置し、各LEDの通過電流を6ミリアンペアとした。ここで、図4はLEDランプ20の色変化を示した模式図である。図4(1)に示す通常時の場合、つまり確認時刻が到来していない場合、LEDランプ20は消灯した状態である。次に、図4(2)の第1回目は、確認時刻が到来して最初の点灯を示す。なお、図4(2)の格子模様はLEDランプ20の色が緑色であることを示すものとする。次に、第1回目の警報が発せられてから20秒後に「飲んだ」ボタンが押されなかった場合、図4(3)に示す第2回目の警報が発せられる。なお、図4(3)の縦縞模様はLEDランプ20の色が青色であることを示すものとする。同様に第2警報が発せられてから20秒後で「飲んだ」ボタンが押されなかった場合、図4(4)に示す第3警報が発せられる。なお、図4の右斜線模様はLEDランプ20の色が黄色であることを示す。第3回目の警報が発せられて20秒後で、「飲んだ」ボタンが押されなかった場合は図4(5)に示す第4の警報が発せられる。図4(5)の左斜線模様はLEDランプ20の色が赤色であることを示す。第4の警報が発せられた後、次の服薬確認時刻に達する前に「飲んだ」ボタンが押されなかった場合はLEDランプ20は赤色の点灯を継続する。また、「飲んだ」ボタンが押された状態であれば、LEDランプ20による警告も音声による警告も行われない。
(服薬確認時刻の設定方法について)
次に、図5を用いて服薬確認時刻の設定方法について説明する。服薬忘れ警告装置1は、ボタン収納扉31が開かれると、登録者選択ボタン10、登録送りボタン11、時合わせボタン12及び分合わせボタン13が現れる。登録者選択ボタン10、登録送りボタン11、時合わせボタン12及び分合わせボタン13は全てタクトスイッチである。登録者選択ボタン10は2者登録できる登録者の内一方、例えば登録者A、を登録者選択ボタン10を押すことで選択できる。もう一度登録者選択ボタン10を押すともう一方、例えば登録者B、を選択することが出来る。グラフィック液晶パネル17に選択された登録者の表示が行われる。登録者Aが選択されればグラフィック液晶パネル17の登録者表示が登録者Aとなり、同時に服用確認時間を登録するメモリーも登録者A用に切り替わり、登録者Bが選択されればラフィック液晶パネル17の登録者表示が登録者Bとなり、同時に服用確認時間を登録するメモリーも登録者B用に切り替わる。
登録送りボタン11は、4つある服用確認時間の登録を押す毎に朝の服用確認時間、登録送りボタン11を一度押すと服用時間確認モードに入り、朝の服用確認時間を入力できるようになる。もう一回押すと昼の服用確認時間、もう一度押すと夜の服用確認時間、もう一度押すと就寝前の服用確認時間の表示と不況確認する時間を書き込むメモリーの位置を変更する。さらにもう一度押すと服用確認時間選択モードから抜け出ることができる。
時合わせボタン12及び分合わせボタン13は二つの異なる機能を持つ。服用確認時間選択モードで用いると服用確認時間を設定する機能になる。しかし、服用確認時間選択モード以外で用いると現在の時間を変更する機能を持つ。時合わせボタン12を服用時間確認モードで押すと服用確認時間の時の単位を1つだけ上に上げる。その範囲は0から23である。23以降はまた0に戻る。同様に分合わせボタン13を服用時間確認モードで押すと分の単位を1つだけ上に上げる。その範囲は0から59である。59以降はまた0に戻る。
次に具体的に服用確認時間の入力を行う。先ずは登録送りボタン11を一度押して登録者Bを選択する。次に登録送りボタン11を一度押して朝の服薬確認時間の入力モードに入る。初期値は00時00分であるから、時合わせボタン12を7回押し、分合わせボタン13を30回押して、7時30分に服用確認時間を設定する。次に昼は登録を行わないので、登録送りボタン11を2回押して夜の服薬確認時間の入力モードに入る。初期値は同様に00時00分であるから、時合わせボタン12を16回押し、分合わせボタン13を15回押して、16時15分に服用確認時間を設定する。次に就寝時は登録を行わないので登録送りボタン11を2回押して服薬確認時間登録モードから抜ける。これで服薬確認時間の設定が終わり、本発明の服薬忘れ警告装置は登録された服薬確認時間が来るまで時を刻む。本実施例の場合、本発明の服薬忘れ警告装置は7時30分と16時15分に音声及び発光で服薬確認を行う。
本発明の服薬忘れ警告装置は服薬忘れのみならず、スケジュールをした内容、例えば外出の予定や電話を掛ける予定など、を忘れてしまった時に思い出させてくれるスケジュール管理のツールとして利用が可能である。同様のアプリケーションではスマートフォーンやパーソナルコンピュータを応用したスケジュラーも考えられるが、単一的な機能を持つ装置として用いることができるため、機能面、例えば装置のサイズ、音量の大きさ、警告メッセージの内容、持ち運び便利度、の点で制約を受けにくいため、よりアプリケーションに密着した利用が可能となる。
10 登録者選択ボタン
11 登録送りボタン
12 時合わせボタン
13 分合わせボタン
14 「飲んだ」ボタン
16 中央制御装置
17 グラフィック液晶パネル
18 UART1
19 UART2
20 LEDランプ
21 GPS時計モジュール
22 音声合成装置
23 音量選択装置
24 低周波増幅装置
25 スピーカー
26 電源回路
27 グラフィック液晶パネルデータ線
28 グラフィック液晶パネル制御線
29 書き込み冶具
30 外装ケース
31 ボタン収納扉
32 外部電源端子
33 電池収納扉

Claims (4)

  1. 警報を送出する時刻を設定する設定手段と、前記警報を送出する時刻がきたことを検知する検知手段と、前記警報に用いるメッセージを作成する作成手段と、予定された服薬時間までに服薬をしないか、服薬をすることを忘れてしまった服薬者に、前記警報に用いるメッセージを送信する伝達手段と、を備えることを特徴とする服用忘れ警告装置。
  2. 請求項1の服用忘れ警告装置において、
    前記伝達手段は、音声強度の異なる他段階の音声による前記メッセージの送信が可能であることを特徴とする服用忘れ警告装置。
  3. 請求項1又は2に記載の服用忘れ警告装置において、
    前記伝達手段は、前記メッセージを送信する際に、他段階の光色の変化で前記服薬者に服薬を思い出させ且つ服薬を促進させる発光器を有することを特徴とする服用忘れ警告装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の服薬忘れ警告装置において、
    前記設定手段は、前記服薬者が前記警報を送出する時刻を入力するための入力手段を備えることを特徴とする服用忘れ警告装置。
JP2014026926A 2014-02-14 2014-02-14 服薬忘れ警告装置 Pending JP2015150248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014026926A JP2015150248A (ja) 2014-02-14 2014-02-14 服薬忘れ警告装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014026926A JP2015150248A (ja) 2014-02-14 2014-02-14 服薬忘れ警告装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015150248A true JP2015150248A (ja) 2015-08-24

Family

ID=53893134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014026926A Pending JP2015150248A (ja) 2014-02-14 2014-02-14 服薬忘れ警告装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015150248A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107436998A (zh) * 2017-07-07 2017-12-05 杭州翼心信息科技有限公司 智能药箱、智能药箱的解锁方法以及药物管理系统
CN108553310A (zh) * 2018-06-18 2018-09-21 田德文 服药提醒器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107436998A (zh) * 2017-07-07 2017-12-05 杭州翼心信息科技有限公司 智能药箱、智能药箱的解锁方法以及药物管理系统
CN107436998B (zh) * 2017-07-07 2020-03-13 杭州翼心信息科技有限公司 智能药箱、智能药箱的解锁方法以及药物管理系统
CN108553310A (zh) * 2018-06-18 2018-09-21 田德文 服药提醒器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11951323B2 (en) Remote medical device alarm
US20170316674A1 (en) Digital command prompting device
CN106214492A (zh) 一种有gps定位可求救防走丢、定时提醒功能的夜光智能药盒
JP2015150248A (ja) 服薬忘れ警告装置
US9798293B1 (en) Method and apparatus for using water to disable an alarm clock
US20120113761A1 (en) Medicine reminder device
CN206044998U (zh) 一种有gps定位可求救防走丢、定时提醒功能的夜光智能药盒
CN204275046U (zh) 一种多功能智能药盒
JP2011041663A (ja) 服薬確認装置
Rahman et al. Design and implementation of a low-cost automated medicine dispenser
US8326574B2 (en) Programmable device for issuing alert signals as a reminder to perform a recurring act
KR102643894B1 (ko) 복약 관리 장치
CN204542861U (zh) 一种自动提醒吃药的药箱
US20130317853A1 (en) Device selectively storing and presenting critical medical information
CN210205383U (zh) 一种吃药提醒自动控制器
US11494743B2 (en) Event notification and time awareness system
CN207754727U (zh) 家庭药箱
TWM595506U (zh) 一種具有提醒功能的顯示裝置
KR100956724B1 (ko) 다기능 약물 복용 안내 장치
KR20230167592A (ko) 스마트 led 약통
KR20200002690U (ko) 복용 시간 알람 기능을 구비한 전자 달력
CN115410349A (zh) 用于病床呼叫系统的护士责任端和护士责任端提醒方法
TWM582220U (zh) Reminder device with specific distance sensing
CN106726602A (zh) 智能药箱
KR20010079216A (ko) 장애인과 일반인이 사용가능한 음성 시계