JP2015147398A - Image formation device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像形成装置に係り、更に詳しくは、中間転写部材上に形成された画像を被記録媒体に転写する画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus, and more particularly to an image forming apparatus that transfers an image formed on an intermediate transfer member to a recording medium.
従来より、複数のノズルからインク等の記録液を吐出するヘッドを備え、インクジェット記録を行うインクジェットプリンタ等の画像形成装置が知られている。 2. Description of the Related Art Conventionally, an image forming apparatus such as an ink jet printer that includes a head that discharges a recording liquid such as ink from a plurality of nozzles and performs ink jet recording is known.
一般的なインクジェット記録装置は、被記録媒体上に記録液を直接吐出して記録する。被記録媒体は主に普通紙であるため、記録液が紙の繊維に沿って滲んだり、紙の中に浸透していくことで濃度の低下、裏移りなど様々な要因で画質が低下する。また、普通紙に限らず紙種によって画像状態が変化する為、通常、紙種ごとに濃度や色合いの調整が必要となる。これらの問題に対応するため、中間転写体を設け、反応液・硬化剤などを用いて中間転写体上に一度画像を形成し、その後、被記録媒体に転写することで高画質な画像を得る方式が検討されている(例えば特許文献1〜3参照)。
A general ink jet recording apparatus performs recording by directly ejecting a recording liquid onto a recording medium. Since the recording medium is mainly plain paper, the image quality deteriorates due to various factors such as a decrease in density and setback as the recording liquid bleeds along the fibers of the paper or penetrates into the paper. In addition, since the image state varies depending on the paper type, not limited to plain paper, it is usually necessary to adjust the density and hue for each paper type. In order to address these problems, an intermediate transfer member is provided, an image is formed once on the intermediate transfer member using a reaction solution or a curing agent, and then transferred to a recording medium to obtain a high-quality image. Methods have been studied (see, for example,
ここで、反応液や硬化剤を中間転写体に付着させる際、様々な用紙・画像に対応できるよう、中間転写体全面に付着させることが一般的であるが、装置が許容する被記録媒体の最大サイズに対して、使用した被記録媒体が小さい場合、中間転写体の一部は被記録媒体と接触しない領域となり、この部分に付着している反応液は無駄になるだけでなく、転写の際、被記録媒体を中間転写体に押し付ける加圧部材にも付着し、被記録媒体の裏面や装置内を汚染する原因となる。 Here, when the reaction liquid or the curing agent is attached to the intermediate transfer member, it is generally attached to the entire surface of the intermediate transfer member so as to be compatible with various papers and images. When the recording medium used is small relative to the maximum size, a part of the intermediate transfer member becomes an area that does not come into contact with the recording medium, and the reaction liquid adhering to this part is not only wasted, but also transferred. At this time, the recording medium also adheres to a pressure member that presses the recording medium against the intermediate transfer member, which causes the back surface of the recording medium and the inside of the apparatus to be contaminated.
このため、例えば、特許文献1においては、塗被液を供給するファウンテンヘッドの供給部を紙幅に合わせて制限し、必要な部分にのみ液を供給している。しかしながら、この方法では、液の供給幅の変更に合わせて、供給時の圧力や送り量を調節する必要があり、供給幅内の圧力分布を常に一定にしなければならない。また、圧力が過多になると、塗被液が制限部から漏れだし、圧力不足の場合は塗被液の付着量が不均一となる可能性があるため、複雑で繊細な制御が必要となる。
For this reason, for example, in
また、特許文献2及び3においては、いったん付着させた塗料を掻き取ることで所望の範囲に限定しているが、いったん薄膜状態で大気中に暴露されており変質しているため、そのまま再利用することはできず、掻き取られた塗料は、廃棄されコスト高要因となる。 Further, in Patent Documents 2 and 3, the paint once adhered is limited to a desired range by scraping. However, since it is once exposed to the atmosphere in a thin film state and has been altered, it can be reused as it is. The scraped paint is discarded and becomes a high cost factor.
本発明は、記録液吐出用ヘッドから記録液を吐出して中間転写部材上に画像を形成し、前記中間転写部材と被記録媒体との接触により前記画像を前記被記録媒体に転写する画像形成装置であって、前記記録液と接触・混合することにより反応する反応液を前記中間転写部材上に塗布する塗布装置と、複数の供給路を有し、該複数の供給路を介して前記塗布装置へ前記反応液を供給する反応液供給装置と、を備え、前記反応液供給装置は、前記反応液の供給・停止を前記複数の供給路ごとに独立して切り替えることができる画像形成装置である。 The present invention provides an image formation in which a recording liquid is ejected from a recording liquid ejection head to form an image on an intermediate transfer member, and the image is transferred to the recording medium by contact between the intermediate transfer member and the recording medium. An apparatus for applying a reaction liquid that reacts by contacting and mixing with the recording liquid onto the intermediate transfer member; a plurality of supply paths; and the application via the plurality of supply paths. A reaction solution supply device for supplying the reaction solution to the device, and the reaction solution supply device is an image forming apparatus capable of independently switching supply / stop of the reaction solution for each of the plurality of supply paths. is there.
本発明の画像形成装置によれば、必要な領域にのみ反応液を供給することができるので効率が良い。 According to the image forming apparatus of the present invention, since the reaction liquid can be supplied only to a necessary area, the efficiency is high.
《第1の実施形態》
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1には、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置としてのインクジェットプリンタ100の構成が概略的に示されている。後述するように、本実施形態のインクジェットプリンタ100は、中間転写ローラ37(中間転写ドラム)を有している。以下の説明において、便宜上、中間転写ローラ37の回転軸線に平行な方向をX軸方向、X軸に直交する方向をY軸方向、XY平面(水平面)に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として適宜説明する。
<< First Embodiment >>
A first embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. FIG. 1 schematically shows the configuration of an
インクジェットプリンタ100は、フルカラーの画像形成を行うことが可能となっている。インクジェットプリンタ100は、外部から受信した画像情報に対応する画像信号(画像データ)に基づき画像形成処理を行なう。なお、本実施形態のインクジェットプリンタ100は、一般にコピー等に用いられる普通紙の他、OHPシートや、カード、ハガキ等の厚紙や、封筒等の何れをもシート状の被記録媒体としてこれに画像形成を行なうことが可能である。また、本実施形態では、被記録媒体である記録用紙としての転写紙Sの片面に画像形成可能な片面画像形成装置について説明するが、本発明は、転写紙Sの両面に画像形成可能な両面画像形成装置にも好適に適用できる。
The
インクジェットプリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する画像を形成可能な、当該色の記録液(インク)を吐出するインクヘッドであるヘッド61Y、61M、61C、61BKを有している。本実施形態において、ヘッド61Y、61M、61C、61BKから吐出される記録液(インク)は、その何れも、着色剤を含有した水性記録液である。各ヘッド61Y、61M、61C、61BKは、不図示であるが、例えばピエゾ方式の可動アクチュエータを有しており、画像信号(画像データ)に応じて駆動され、中間転写ローラ37を介して転写紙Sに記録液を付与して画像を形成する。
The
ヘッド61Y、61M、61C、61BKは、インクジェットプリンタ100の本体略中央部に配設された中間転写ローラ37の外周面に対向する位置に配設されている。ヘッド61Y、61M、61C、61BKは、中間転写ローラ37の移動方向であって、図1において時計回り方向であるA1方向の上流側からこの順で並んでいる。同図において各符号の数字の後に付されたY、M、C、BKは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒用の部材であることを示している。なお、図1では紙面奥行き方向に重なっているため不図示であるが、ヘッド61Y〜61BKは、図1の紙面に垂直な方向に複数が並設された態様で備えられたラインヘッドである。
The
中間転写ローラ37は、A1方向に回転している状態で、各ヘッド61Y〜61BKに対向する領域で、各ヘッド61Y〜61BKからイエロー、マゼンタ、シアン、黒の記録液が順次重ね合わされる態様で吐出されて付与される。これにより、中間転写ローラ37は、その表面である一次画像形成面上に一次画像である画像が形成される被記録体として機能するようになっている。このように、インクジェットプリンタ100は、ヘッド61Y〜61BKを中間転写ローラ37に対向させA1方向に並設したタンデム構造となっている。
The
ヘッド61Y〜61BKによる中間転写ローラ37に対する記録液の吐出、すなわち付与は、A1方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。これにより、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色の画像領域が中間転写ローラ37上の同じ位置に重なって画像が形成される。
The recording liquid is discharged to the
インクジェットプリンタ100はまた、図1ではそれぞれ不図示であるが、中間転写ローラ37のA1方向への回転に伴って転写紙Sを、+Y方向(図中黒矢印参照)に搬送する用紙搬送ユニット、及び用紙搬送ユニットによって搬送されてきた画像形成済み(言い換えるとプリント済み)の転写紙Sを多数積載可能な排紙台を有している。
The
インクジェットプリンタ100はまた、クリーニング装置40を有している。クリーニング装置40は、中間転写ローラ37に接離可能に設けられ、耐磨耗性を有するクリーニングブレードを含み、インクが転写紙Sに転写された後の中間転写ローラ37から、中間転写ローラ37上、すなわち一次画像形成面上に残留している記録液を除去してクリーニング(リセット)する。このリセット動作は常時行っても良いし、制御により特定のタイミングで行っても良い。
The
インクジェットプリンタ100はまた、上述したヘッド61Y〜61BKのA1方向上流側(ヘッド61Y〜61BKの手前)の位置において中間転写ローラ37に対向するように配設され、所定の組成、所定の状態の反応液Lq(塗布剤)を中間転写ローラ37に塗布する塗布装置20を有している。塗布装置20の構成については、後に詳述する。
The
インクジェットプリンタ100はまた、インクジェットプリンタ100の動作全般を制御する、図示しないCPU、メモリ等を含む制御手段としての制御部(不図示)を有している。上述した各ヘッド61Y〜61BKを含むインク吐出装置と、搬送ユニット(不図示)と、クリーニング装置40と、制御部に備えられた各ヘッドの図示しない制御基板とは、印字ユニットを構成している。
The
インクジェットプリンタ100はまた、転写ローラ38を有している。転写ローラ38は、中間転写ローラ37との間で転写紙Sを挟み、この転写紙Sを挟んだ状態で矢印A2方向に中間転写ローラ37に従動回転しながら中間転写ローラ37上の画像を転写紙Sに転写する。以上の説明から明らかなように、インクジェットプリンタ100は、転写紙Sへの画像形成を中間転写ローラ37を用いて間接的に行う間接方式の画像形成装置となっている。
The
塗布装置20は、中間転写ローラ37の外周面に所定の反応液Lqを塗布ムラが少なく、且つ薄い膜厚で塗布するための装置である。塗布装置20は、A1方向においてクリーニング装置40が中間転写ローラ37をクリーニングする位置の下流側で、かつヘッド61Y〜61BKが中間転写ローラ37に記録液を吐出する位置の上流側において、中間転写ローラ37に対向している。塗布装置20は、この位置において、反応液Lqを中間転写ローラ37に塗布するようになっている。
The
ここで、塗布装置20により中間転写ローラ37に塗布される反応液Lqについて簡単に説明する。反応液Lqのベースは、水と相溶しない、すなわち、室温で相分離する低極性溶媒である。反応液Lqは、水溶性高分子を含む水と、この水と非相溶の非極性溶媒とを、界面活性剤を用いて乳化させたものである。すなわち、反応液Lqは、非極性溶媒に界面活性剤を用いて水溶性高分子が溶解した状態で、この水溶性高分子を含む水相をW/Oエマルションになる様に分散させた形態となっている。インクジェットプリンタ100では、記録液(インク)として水性記録液を用い、この記録液をヘッド61Y、61M、61C、61BKから吐出し、この吐出された記録液と反応液Lqとを接触させ、混合させる。そして、この接触等により、反応液がO/Wエマルションに転相し、増粘作用を発揮する。反応液Lq中の水溶性高分子は、記録液中の着色成分を増粘、凝集させ、記録液が転写紙Sに転写されたときに記録液中の着色成分等が転写紙Sに滲むことを防止ないし抑制する機能を有する。
Here, the reaction liquid Lq applied to the
塗布装置20は、ドクターブレード22、グラビアローラ24、塗布ローラ26、反応液供給装置30、及び上記各要素を制御する制御装置28などを有している。
The
ドクターブレード22は、板状に形成されたスキージ部材であり、一端(先端)部がグラビアローラ24の外周面に接触している。反応液Lqは、ドクターブレード22とグラビアローラ24の外周面との間に溜められている。ドクターブレード22は、先端部がグラビアローラ24の外周面を押圧する方向に付勢されており、グラビアローラ24の外周面に付着する反応液Lqの量を調整する機能を有する。ドクターブレード22を付勢するための付勢力は、ドクターブレード22自体の弾性力であっても良いし、例えばバネなどの付勢装置を用いて外部から付与しても良い。
The
グラビアローラ24の外周面には、ピラミッド型や格子型(角錐台型)などに彫られた精密なセルが所定の密度で多数形成されている(図2参照)。グラビアローラ24の軸線方向長さは、中間転写ローラ37の軸線方向長さと同等以上の長さに設定されている。グラビアローラ24表面上におけるセルの配列形態は特に限定されないが、回転方向(図1の矢印A3方向)に対して直交しない斜め方向の線に沿ってセルが並ぶ形態が好ましい。セルの形状、深さ、セル容積、密度等は、塗布すべき液量(塗布後の液膜の厚さ)に応じて適宜選択される。なお、グラビアローラ24は、別名アニロックスローラ、プレシジョンローラとも呼ばれる。
On the outer peripheral surface of the
塗布ローラ26は、中間転写ローラ37の回転方向(A1方向)に関して、クリーニング装置40の下流側、且つヘッド61Yの上流側に配置され、かかる位置において中間転写ローラ37に当接した状態で中間転写ローラ37とは逆方向であるA4方向に回転することにより、反応液Lqを塗布する反応液塗布部材として機能する。塗布ローラ26と中間転写ローラ37とは、回転軸線がほぼ平行(X軸に平行)とされ、且つ軸線方向の長さがほぼ同じに設定されている。
The
塗布装置20では、グラビアローラ24がA3方向(中間転写ローラ37と同じ回転方向)に回転すると、グラビアローラ24とドクターブレード22との間に蓄えられた反応液Lqのうち、隣接するセル間に形成される溝(不図示)内に保持された反応液Lqのみがドクターブレード22の先端部とグラビアローラ24の外周面との間を通過する。グラビアローラ24の外周面は、塗布ローラ26の外周面と一部接触しており、当該接触部位において、グラビアローラ24の外周面に付着した反応液Lqが塗布ローラ26の外周面に転移する。
In the
反応液供給装置30は、図2に示されるように、反応液Lqの吐出ノズルを含む複数のチューブ32、複数のチューブ32それぞれから反応液Lqを吐出させるためのロータ34、複数のチューブ32のうちの一部からの反応液Lqの吐出のオン・オフを切り換えるための切替装置36、及び不図示の反応液タンクなどを備えている。複数のチューブ32及びロータ34は、反応液Lqを外気から遮断された状態で搬送する、いわゆるチュービングポンプ(チューブポンプ)を構成している。
As shown in FIG. 2, the reaction
複数のチューブ32それぞれは、Y軸にほぼ平行に延び、X軸方向に所定間隔で配置されている。チューブ32の本数は、特に限定されないが、少なくとも本実施形態で印刷可能な最大の用紙の幅方向寸法と同等の範囲に反応液Lqを供給できるように配列されている。なお、図2では、複数のチューブ32のうち、Y軸方向の両端部近傍に配置された数本のチューブ32のみが図示され、中央近傍のチューブ32は図示が省略されている。
Each of the plurality of
複数のチューブ32それぞれの先端部は、ドクターブレード22の他端部近傍の上方に配置され、吐出ノズルとして機能する。チューブ32の先端部から吐出された反応液Lqは、ドクターブレード22上に滴下され、該ドクターブレード22を介してグラビアローラ24に供給される。複数のチューブ32それぞれの他端は、不図示の反応液タンクに接続されている。チューブ32は、弾性を有する材料、例えばゴム系あるいは合成樹脂系の材料などにより形成されている。
The distal ends of the plurality of
ロータ34は、一対の円板部材34a、該一対の円板部材34a間に架設された複数(本実施形態では、例えば6本)のシャフト34b、円板部材34aの外側面に接続された駆動軸34c、及び不図示の駆動装置などを含む。ロータ34は、不図示の駆動装置により駆動軸34cが、X軸に平行な軸線回りに回転駆動される。シャフト34bは、X軸にほぼ平行に延びるYZ断面円形の部材から成り、X軸回りに回転自在に円板部材34aに取り付けられている。複数のシャフト34bは、X軸周りにほぼ均等な間隔で配置されている。図3に示されるように、反応液供給装置30では、ロータ34が回転すると、複数のチューブ32が複数のシャフト34bのうちの1〜2本にしごかれる(押し潰される)ことにより、チューブ32内の反応液Lqがチューブ32の先端から吐出するようになっている。
The
切替装置36は、図4(a)に示されるように、切替ローラ36a、複数のチューブガイド36bを有している。チューブガイド36bの数は、チューブ32(図2参照)の本数と一致しており、チューブガイド36bとチューブ32とは、一対一の関係にある。なお、図4(a)では、一例としてチューブガイド36bが、例えば10個の場合が図示されているが、上述したように、チューブ32の本数は、特に限定されないので、これに対応するチューブガイド36bの数も特に限定されず、チューブ32の本数に応じて適宜変更が可能である。切替ローラ36aは、X軸にほぼ平行な方向に延びる筒状の部材から成る。切替ローラ36aは、X軸周りに所定の角度で回転可能、且つ上下(Z軸)方向に所定のストロークで移動可能とされている。切替ローラ36aの上記回転動作、上下動作は、制御装置28(図1参照)により制御される。
As shown in FIG. 4A, the switching
切替ローラ36aの外周面には、周(X軸周り)方向に関して、3つの領域(領域I、領域II、領域III)が、ほぼ均等な面積で形成されている。領域Iにおいて、切替ローラ36aの両端部近傍には、それぞれ凹部36c(切り欠き)が形成されている。凹部36cの幅方向(X軸方向)の寸法は、チューブガイド36bの幅方向(X軸方向)の寸法のほぼ2倍である。また、領域IIにおいて、切替ローラ36aの両端部近傍には、それぞれ凹部36d(切り欠き)が形成されている。凹部36dの幅方向(X軸方向)の寸法は、凹部36cの幅方向(X軸方向)の寸法のほぼ半分(すなわち、1つのチューブガイド36bの幅方向の寸法とほぼ同じ)である。凹部36c及び凹部36dは、階段状に連続して形成され、その深さは同じとなっている。これに対し、領域IIIには、凹部36c、36dに相当する凹部が形成されておらず、その高さ位置が均等となっている。
On the outer peripheral surface of the switching
複数のチューブガイド36bは、X軸方向に所定間隔で配列されている。複数のチューブガイド36bそれぞれは、互いに独立して上下(Z軸)方向に所定のストロークで移動可能とされている。チューブガイド36bは、ほぼ直方体状の部材から成る。ただし、チューブガイド36bの上面は、ロータ34の円板部材34aの外周面に対応する曲率で湾曲した曲面となっている。また、チューブガイド36bの下面は、切替ローラ36aの外周面に対応する曲率で湾曲した曲面となっている。
The plurality of tube guides 36b are arranged at predetermined intervals in the X-axis direction. Each of the plurality of tube guides 36b is movable independently of each other with a predetermined stroke in the vertical (Z-axis) direction. The
制御装置28(図1参照)は、複数のチューブガイド36bそれぞれと切替ローラ36aとを離間させた状態で、切替ローラ36aをX軸周りに回転させることで、切替ローラ36aの外周面のうち、複数の36bそれぞれの下面と対向する領域を選択することができる。例えば、複数のチューブガイド36bそれぞれの下面と、切替ローラ36aの外周面のうち、領域III(凹部が形成されていない領域)とを対向させ、この状態で切替ローラ36aを上昇させて切替ローラ36aとチューブガイド36bとを接触させると、図4(b)に示されるように、全てのチューブガイド36bの高さが一致した状態となる。この図4(b)に示される状態では、全てのチューブガイド36bが対応するチューブ32(図2参照)に接触可能となる。
The control device 28 (see FIG. 1) rotates the switching
また、複数のチューブガイド36bそれぞれの下面と、切替ローラ36aの外周面のうち、領域II(凹部36dが形成されている領域)とが対向した状態で切替ローラ36aとチューブガイド36bとを接触させると、図4(c)に示されるように、最も外側の一対のチューブガイド36bの高さ位置が、他のチューブガイド36bに比べて低い位置となる。この図4(c)に示される状態では、複数のチューブ32(図2参照)のうち、最も外側の一対のチューブ32と、これらに対応する一対のチューブガイド36bとが離間し、他のチューブ32とこれらに対応するチューブガイド36bとは接触可能となる。
Further, the switching
同様に、複数の36bそれぞれの下面と、切替ローラ36aの外周面のうち、領域I(凹部36cが形成されている領域)とが対向した状態で切替ローラ36aとチューブガイド36bとを接触させると、図4(d)に示されるように、+X側の2つ、及び−X側の2つの、合計4つのチューブガイド36bの高さ位置が、他のチューブガイド36bに比べて低い位置となる。この図4(d)に示される状態では、複数のチューブ32(図2参照)のうち、+X側の2本、及び−X側の2本の、合計4本のチューブ32とこれらに対応する4本のチューブガイド36bとが離間し、他のチューブ32とこれらに対応するチューブガイド36bとは接触可能となる。
Similarly, when the switching
ここで、チューブポンプは、チューブ32がロータ34にしごかれることにより反応液Lqを吐出する構成であることから、チューブガイド36bとチューブ32とが離間している場合には、ロータ34が回転してもチューブ32から所望量の反応液Lqが吐出されない。したがって、ロータ34が常に回転していても、チューブガイド36bに対して離間しているチューブ32からは、反応液Lqが吐出されない。これにより、チューブガイド36bの位置により、任意のチューブ32からの反応液Lqの吐出/非吐出(供給/停止)を切り換えること、換言すれば、反応液Lqの吐出範囲を制御することができる。具体的には、図4(b)に示される場合には、全てのチューブ32から反応液Lqが吐出される。また、図4(c)に示される場合には、最も外側の一対のチューブ32からは反応液Lqが吐出されず、残りのチューブ32からは反応液Lqが吐出される。また、図4(c)に示される場合には、+X側の2本、及び−X側の2本の、合計4本のチューブ32からは反応液Lqが吐出されず、残りのチューブ32からは反応液Lqが吐出される。
Here, since the tube pump is configured to discharge the reaction liquid Lq when the
ここで、本実施形態のようなインクジェットプリンタ100(図1参照)では、複数の異なるサイズの用紙に対して印刷が可能となっている。複数のサイズの異なる用紙は、それぞれ専用のカセット(不図示)内に収容され、独立した給紙装置により転写位置(中間転写ローラ37と転写ローラ38との間)に搬送される。そして、インクジェットプリンタ100では、カセット内における用紙の幅方向(用紙の搬送方向に直交する方向)の位置が異なる機種が存在する。具体的には、A4、B4、A3サイズの用紙が、図5(a)に示されるように、それぞれの幅方向の中央部が一致するように配置される機種や、図5(b)に示されるように、それぞれの幅方向の一端部が一致するように配置される機種がある。なお、インクジェットプリンタ100で印刷可能な用紙のサイズは、図5(a)及び図5(b)に示されるサイズに限定されず、適宜変更が可能である。また、カセット内における用紙の配置も、図5(a)及び図5(b)に示される例に限定されず、適宜変更が可能である。
Here, the inkjet printer 100 (see FIG. 1) as in the present embodiment can print on a plurality of different sizes of paper. A plurality of sheets having different sizes are accommodated in dedicated cassettes (not shown), respectively, and conveyed to a transfer position (between the
したがって、インクジェットプリンタが図5(b)に示されるタイプである場合には、これに対応して、図4(a)に示されるように、長手方向の両端部近傍に凹部36c、36dが形成された切替ローラ36aを用いると良い。なお、本第1の実施形態では、図5(a)に示されるタイプに対応した切替装置36について説明しているが、インクジェットプリンタが図5(a)に示されるタイプである場合には、これに対応して、長手方向の一端部近傍にのみ凹部が形成された切替ローラ(不図示)を用いると良い。また、図2、図3では、凹部36cの図示が省略されているが、凹部36cの配置は、上述したように、用紙の配置に応じて適宜形成すると良い。
Accordingly, when the ink jet printer is of the type shown in FIG. 5B, correspondingly, as shown in FIG. 4A, recesses 36c and 36d are formed in the vicinity of both ends in the longitudinal direction. It is preferable to use the switching
次に、塗布装置20の制御装置28が行う制御フローの一例を図6を用いて説明する。インクジェットプリンタ100では、ユーザにより印刷開始の入力がされると、これに応じて、例えば上位の制御装置から制御装置28に当該印刷に係る画像データが送信される(スタート)。制御装置28は、ステップS1で画像データを受信すると、ステップS2に進み、画像データの解析(ここでは画像の幅、すなわち印刷に用いられる転写紙Sの幅方向寸法)を行ってステップS3に進む。ステップS3では、制御装置28は、転写紙Sの幅方向寸法に応じた反応液Lqの塗布幅を決定する。このステップS3では、具体的には、図5(a)又は図5(b)に示されるように、複数のチューブ32のうち、どのチューブ32の供給口から反応液Lqを吐出させるかを決定する。制御装置28は、ステップS3での結果(塗布幅)に基づいて、切替装置36を制御し、図4(b)〜図4(d)のいずれかの態様となるようにする。この後、ステップS4に進み、チュービングポンプ(ロータ34)を制御して反応液Lqをドクターブレード22上に滴下させる。なお、塗布装置20に独立の制御装置28を設けずに、上位の制御装置が塗布装置20を統括的に制御しても良い。
Next, an example of a control flow performed by the
ここで、反応液Lqは、大気中の水分や通常環境における紫外光などにより反応したり、大気中に暴露されることにより乾燥する性質を持っている。これらの性質は、塗布装置20の塗布ローラ26上で薄膜となることで単位体積当たりの大気に触れる面積が増大するため反応が加速する。また、薄膜とならずともゴミや埃を巻き込むなどの影響がある。
Here, the reaction liquid Lq has a property of reacting with moisture in the atmosphere, ultraviolet light in a normal environment, or the like, and is dried by being exposed to the atmosphere. Because these properties are formed as a thin film on the
これに対し、以上説明した第1の実施形態に係る塗布装置20が有する反応液供給装置30は、反応液Lqをチューブ32で密閉送液し、必要最小限の量を供給する。従って、反応液Lqを大気中に暴露することなく、反応液Lqの水分や紫外光などに対する反応、及び乾燥を抑制できる。また、反応液Lqをグラビアローラ24に供給する際の全体の供給量を変化させる場合、単位体積当たりの供給量は変化しないことが望ましい。これに対し、本実施形態の反応液供給装置30は、反応液Lqを供給するチューブ32(流路)が複数設けられ、各チューブ32からの反応液Lqの供給が独立に制御されるので、必要な個所にのみ、必要な量の反応液Lqを一定の単位体積当たりの供給量を維持しつつ容易に供給することができる。
On the other hand, the reaction
また、本実施形態の反応液供給装置30によれば、反応液Lqを塗布する必要のない範囲には反応液Lqを塗布しないので、無駄な反応液Lqが出ないため効率が良い。また、転写ローラ38や転写紙Sの裏面の汚染を抑制することができる。また、本実施形態の反応液供給装置30によれば、チューブガイド36bを上下動させるだけで反応液Lqの塗布範囲の切り替えができるので、装置がコンパクトであり、且つ制御も容易である。
Further, according to the reaction
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態について図7及び図8を用いて説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態に係るインクジェットプリンタは、反応液供給装置70の構成が異なる点を除き、上記第1の実施形態と概ね同じであるので、以下、相違点についてのみ説明し、上記第1の実施形態と同じ構成及び機能を有する要素については、上記第1の実施形態と同じ符号を付してその説明及び図示を省略する。
<< Second Embodiment >>
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The inkjet printer according to the second embodiment described below is substantially the same as that of the first embodiment except that the configuration of the reaction
上記第1の実施形態(図2参照)では、チューブ32から反応液Lqを吐出させないために、チューブ32とチューブガイド36bを離間させたのに対し、本第2の実施形態では、チュービングポンプが複数のチューブ32それぞれに独立して設けられ、該チュービングポンプの動作自体のオン・オフ切り替えによって、反応液Lqを吐出しないチューブ32の選択を行う点が異なる。
In the first embodiment (see FIG. 2), the
上記第1の実施形態では、図2に示されるように、複数のチューブ32に対してひとつのロータ34が設けられた。これに対し、本第2の実施形態では、図7に示されるように、ロータ72は、複数のチューブ32に対して一対一の関係で複数設けられている。
In the first embodiment, as shown in FIG. 2, one
ロータ72には、複数のシャフト73がX軸周りに回転自在に取り付けられている。反応液供給装置70は、図8に示されるように、複数のシャフト73を用いてチューブ32をしごくことにより、該チューブ32から反応液Lqを吐出させる点は、上記第1の実施形態と同様である。なお、本第2の実施形態では、ロータ72と協働してチューブ32をしごくチューブガイド74をチューブ32から離間させる必要がないことから、上記第1の実施形態と異なり、チューブガイド74の位置は固定である(上下動しない)。
A plurality of
ロータ72の外周には、複数の歯が形成されており、ロータ72自体が歯車となっている。また、反応液供給装置70は、ロータ72に回転駆動力を付与するための筒状の駆動ギア76を有している。駆動ギア76の回転動作は、制御装置28(図7では不図示。図1参照)により制御される。
A plurality of teeth are formed on the outer periphery of the
また、複数のロータ72それぞれと駆動ギア76との間には、複数のロータ72それぞれに対応して複数の伝達ギア78が介在している。伝達ギア78は、図8に示されるように、対応するロータ72の歯、及び駆動ギア76の歯それぞれに噛み合う伝達可能位置(図8で実線で示される位置)と、駆動ギア76から離間した離間位置(図8で破線で示される位置)との間で移動可能となっている。伝達ギア78の位置は、制御装置(図7では不図示。図1参照)により制御される。
Further, between each of the plurality of
反応液供給装置70では、上記第1の実施形態と同様に、印刷対象となる用紙の幅方向寸法に応じて、反応液Lqを吐出しないチューブ32が選択され、当該チューブ32に対応する伝達ギア78が離間位置に位置される。なお、用紙サイズに関わらず、常に反応液Lqを吐出する必要があるチューブ32に対応する伝達ギア78は、伝達可能位置に位置が固定されていても良い。
In the reaction
《第3の実施形態》
次に、本発明の第3の実施形態について、図9(a)及び図9(b)を用いて説明する。なお、以下に説明する第3の実施形態に係るインクジェットプリンタは、反応液供給装置80の構成が異なる点を除き、上記第1の実施形態と概ね同じであるので、以下、相違点についてのみ説明し、上記第1の実施形態と同じ構成及び機能を有する要素については、上記第1の実施形態と同じ符号を付してその説明及び図示を省略する。
<< Third Embodiment >>
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 9 (a) and 9 (b). The ink jet printer according to the third embodiment described below is substantially the same as the first embodiment except that the configuration of the reaction
図9(a)に示されるように、転写紙Sを収納する箱形のカセット42は、該カセット42内に収納された転写紙Sの端部を規制するレバー44を有している。レバー44は、転写紙Sのサイズに応じて可動となっている。カセット42の外側には、転写紙Sのサイズに応じて(レバー44と連動して)移動可能な可動部材46が設けられている。また、カセット42の外側には、上述した可動部材46とは別の張り出し部材48が固定されている。
As shown in FIG. 9A, the box-shaped
本第3の実施形態の反応液供給装置80は、複数のチューブガイド82を有している。チューブガイド82は、上記第1の実施形態の反応液供給装置30が有するチューブガイド36b(図3参照)と同様の機能、すなわちロータ34(図3参照)と協働してチューブ32(図3参照)をしごく機能を有する。なお、本実施形態のインクジェットプリンタは、図5(b)に示されるような、サイズの異なる転写紙Sが、端部を揃えた状態で対応するカセット42に収納されるタイプである。
The reaction
複数のチューブガイド82の一部は、レバー44の動作に連動して上下動するようになっており、この上下動作により、チューブ32(図9(b)では不図示。図3など参照)に離間又は接触する。なお、常にチューブ32に接触するチューブガイド82は、固定の張り出し部材48上に固定されている。レバー44の動作に応じてチューブガイド82を上下動させるための機構は、特に限定されず、例えばレバー、偏心カム、個別のアクチュエータなどを用いることができる。チューブガイド82と協働してチューブ32をしごくロータ(不図示)の構成は、上記第1の実施形態と同じであるので、説明を省略する。本第3の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様の効果に加え、制御装置28を介することなくチューブ32からの反応液Lqの供給・停止を切り替えできる。
Some of the plurality of tube guides 82 move up and down in conjunction with the operation of the
なお、第1〜第3の各実施形態は、本発明に係る画像形成装置が適用された一例であり、その構成は、適宜変更が可能である。例えば、上記各実施形態におけるチューブ32の先端部(ノズル)の形状は、例えば図10(a)及び図10(b)に示されるようなスリット状であっても良い。
Each of the first to third embodiments is an example to which the image forming apparatus according to the present invention is applied, and the configuration can be appropriately changed. For example, the shape of the tip (nozzle) of the
また、上記第1の実施形態で切替ローラ36aとチューブガイド36bとの当接/離間を切り換える装置の構成は、適宜変更が可能であり、例えばレバー、偏心カム、個別のアクチュエータなどを用いることができる。また、上記第2の実施形態で伝達ギア78の駆動に用いる装置は、特に限定されず、例えばレバー、偏心カム、部分的に切り欠きのあるローラ、個別のアクチュエータなどを用いることができる。また、上記第3の実施形態において、カセット42に用紙サイズ検出用のセンサ等を設け、それと連動するようにチューブガイド82が上下動作を行うようにしても良い。
In the first embodiment, the configuration of the device for switching contact / separation between the switching
また、上記各実施形態において、反応液Lqの供給は、チューブポンプを介して行われたが、ポンプの種類は特に限定されない。また、上記各実施形態において、反応液Lqの供給・停止は、チューブポンプの稼働・停止を行うことにより切り換えられたが、これに限られず、例えばバルブなどの開閉により切り換えても良い。 Moreover, in each said embodiment, supply of the reaction liquid Lq was performed via the tube pump, However, The kind of pump is not specifically limited. In each of the above embodiments, the supply / stop of the reaction liquid Lq is switched by operating / stopping the tube pump. However, the present invention is not limited to this, and may be switched by opening / closing a valve or the like.
また、上記各実施形態において、塗布装置20により反応液Lqが塗布される中間転写体は、ローラ(ドラム)形状であったが、これに限られず、例えば無端ベルトなどであっても良い。
In each of the above embodiments, the intermediate transfer body to which the reaction liquid Lq is applied by the
また、ヘッド61Y、61M、61C、61BKとしては、圧電素子による圧力印加によって液体を吐出する方法に限られず、例えば、加熱手段による液の沸騰によって液体を吐出する方法、電圧印加手段による静電引力によって液体を吐出する方法、などあらゆる方法を適用したインクジェットヘッドを用いることが出来る。
Further, the
また、上記各実施形態では、画像形成装置がカラープリンタである場合を説明したが、画像形成装置は、これに限られず、例えばモノクロ複写機、カラー複写機、ファクシミリ装置、プロッタ装置等であっても良いし、あるいはこれらの各機能を複合させた、いわゆるMFP(Multi Function Printer)等であっても良い。 In each of the above embodiments, the case where the image forming apparatus is a color printer has been described. However, the image forming apparatus is not limited to this, and may be a monochrome copying machine, a color copying machine, a facsimile apparatus, a plotter apparatus, or the like. Alternatively, a so-called MFP (Multi Function Printer) that combines these functions may be used.
20…塗布装置、24…グラビアローラ、26…塗布ローラ、28…制御装置、30…反応液供給装置、32…チューブ、34…ロータ、36…切替装置、100…インクジェットプリンタ、Lq…反応液、S…転写紙。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記記録液と接触・混合することにより反応する反応液を前記中間転写部材上に塗布する塗布装置と、
複数の供給路を有し、該複数の供給路を介して前記塗布装置へ前記反応液を供給する反応液供給装置と、を備え、
前記反応液供給装置は、前記反応液の供給・停止を前記複数の供給路ごとに独立して切り替えることができる画像形成装置。 An image forming apparatus for discharging a recording liquid from a recording liquid discharging head to form an image on an intermediate transfer member, and transferring the image to the recording medium by contact between the intermediate transfer member and the recording medium. ,
A coating apparatus that coats the intermediate transfer member with a reaction liquid that reacts by contacting and mixing with the recording liquid;
A reaction liquid supply apparatus that has a plurality of supply paths and supplies the reaction liquid to the coating apparatus via the plurality of supply paths;
The reaction liquid supply apparatus is an image forming apparatus capable of independently switching supply / stop of the reaction liquid for each of the plurality of supply paths.
前記画像データに基づいて前記反応液の供給・停止を切り替える制御装置を更に備える請求項1又は2に記載の画像形成装置。 The image is formed based on image data,
The image forming apparatus according to claim 1, further comprising a control device that switches supply / stop of the reaction liquid based on the image data.
前記可動部材の位置に応じて前記供給路を介した前記反応液の供給・停止を機械的に切り換える切替機構と、を更に有する請求項1に記載の画像形成装置。 A movable member movable according to the size of the recording medium;
The image forming apparatus according to claim 1, further comprising: a switching mechanism that mechanically switches supply / stop of the reaction liquid via the supply path according to a position of the movable member.
前記反応液供給装置は、前記チューブを含むチュービングポンプにより前記反応液の供給を行う請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 The supply path is formed by a tube having elasticity,
The image forming apparatus according to claim 1, wherein the reaction liquid supply device supplies the reaction liquid by a tubing pump including the tube.
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JP2018020318A (en) * | 2016-08-01 | 2018-02-08 | プロテック カンパニー リミテッドProtec Co., Ltd. | Slurry coating device for emi shield |
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