JP2015139871A5 - - Google Patents

Description

上記課題を解決するために本発明は、ハウジングと、該ハウジング内に収容されたモータと、第１の方向に移動して止具を打撃するプランジャと、該モータにより圧縮されて弾性エネルギが蓄積され、蓄積された該弾性エネルギを解放することにより該プランジャを該第１の方向に移動させる弾性部材と、一端側が該プランジャに接続された第１線材と、該第１線材が掛けられた第１滑車と、該第１線材の他端側に接続されたウェイトと、該モータによって駆動され、該ウェイトを該第１の方向に移動させる駆動機構と、を備え、該ウェイトは、該弾性エネルギの解放によって該プランジャが該第１の方向に移動する際に、該第１の方向とは反対の第２の方向に移動することを特徴とする打込機を提供する。

上記構成において、該駆動機構は、該ウェイトを該第１の方向に移動させることによって、該弾性部材に該弾性エネルギを蓄積させることが好ましい。

また、該弾性部材は、該プランジャと該ウェイトとの間に設けられ、該ウェイトは、該弾性エネルギの解放によって該第１の方向とは反対の第２の方向に移動することが好ましい。

Claims (11)

1. ハウジングと、
   該ハウジング内に収容されたモータと、
   第１の方向に移動して止具を打撃するプランジャと、
   該モータにより圧縮されて弾性エネルギが蓄積され、蓄積された該弾性エネルギを解放することにより該プランジャを該第１の方向に移動させる弾性部材と、
   一端側が該プランジャに接続された第１線材と、
   該第１線材が掛けられた第１滑車と、
   該第１線材の他端側に接続されたウェイトと、
   該モータによって駆動され、該ウェイトを該第１の方向に移動させる駆動機構と、を備え、
   該ウェイトは、該弾性エネルギの解放によって該プランジャが該第１の方向に移動する際に、該第１の方向とは反対の第２の方向に移動することを特徴とする打込機。
2. 該駆動機構は、該ウェイトを該第１の方向に移動させることによって、該弾性部材に該弾性エネルギを蓄積させることを特徴とする請求項１に記載の打込機。
3. 該第１線材は、該弾性部材に弾性エネルギが蓄積される際に張力が生じるように構成されていることを特徴とする請求項１又は２に記載の打込機。
4. 該第１線材は、該弾性エネルギの解放の際に張力が生じるように構成されていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の打込機。
5. 該プランジャは、該ウェイトの軸心上に配置されていることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の打込機。
6. 該ウェイトは、該第１の方向に延びる筒状部を有し、
   該プランジャは、該第２の方向へ移動する際に該筒状部の内部に収容可能に構成されていることを特徴とする請求項５に記載の打込機。
7. 該プランジャは、該プランジャに対して該第１の方向及び該第２の方向の両方向に所定量移動可能な移動部材と、該移動部材の該第２の方向への移動を規制すると共に該第１線材が挿通可能な線材挿通孔が形成された規制部と、を有し、
   該第１線材の一端側は、該線材挿通孔に挿通された状態で該移動部材に接続され、
   該第１線材に張力が生じていない場合には該移動部材は該規制部に当接していないことを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載の打込機。
8. 該ウェイトに関して、該第１滑車の反対側に設けられた第２滑車と、
   該第２滑車に掛けられ、一端側において該ウェイトと接続され、他端側において該プランジャと接続された第２線材と、を更に備えることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の打込機。
9. 該弾性部材は、該プランジャと該ウェイトとの間に設けられ、
   該ウェイトは、該弾性エネルギの解放によって該第１の方向とは反対の第２の方向に移動することを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載の打込機。
10. 該弾性部材は、コイルスプリングであり、
    該コイルスプリングの長手方向の一端は該プランジャに当接し、他端は該ウェイトに当接していることを特徴とする請求項９に記載の打込機。
11. 該第２線材は、該弾性エネルギの解放の際に張力が生じるように構成され、
    該プランジャは、該弾性部材に弾性エネルギが蓄積される際に該第１線材に牽引されて該第２の方向へ移動し、該弾性エネルギの解放の際に該第２線材に生じた張力によって該第１の方向へ移動することを特徴とする請求項８に記載の打込機。