JP2015126831A - Connection type shelf board - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、連結式棚板に関する。 The present invention relates to a coupled shelf.
合成樹脂から形成された中空の棚板本体と、棚板本体の中空空間内に収容された金属製補強材とを具備し、棚板本体の下面に一対のダボ受け凹部を形成し、収納設備に設けられたダボをこれらダボ受け凹部内に受容させることにより支持される棚板が公知である(特許文献1参照)。このようにすると、剛性を確保しつつ棚板を軽量化することができる。 A hollow shelf body formed of synthetic resin and a metal reinforcing material housed in the hollow space of the shelf body, and a pair of dowel receiving recesses are formed on the lower surface of the shelf body, and storage equipment A shelf board supported by receiving dowels provided in the dowel receiving recesses is known (see Patent Document 1). If it does in this way, a shelf board can be reduced in weight, ensuring rigidity.
また、最大搭載荷重を大きくしつつ安価に製造することができる棚板及び棚を提供するべく、合成樹脂から形成された棚板本体を具備し、棚板本体の荷受板部分の幅方向両側縁からそれぞれ下方に突出する一対の側壁部分と、その中間部に配設される補強部分を具備する棚板が公知である(特許文献2参照)。 In addition, in order to provide a shelf board and a shelf that can be manufactured at low cost while increasing the maximum mounting load, the shelf board body formed of synthetic resin is provided, and both side edges in the width direction of the load receiving plate portion of the shelf board body A shelf plate having a pair of side wall portions projecting downward from each other and a reinforcing portion disposed at an intermediate portion thereof is known (see Patent Document 2).
しかしながら、特許文献1の棚板は家具、厨房装置、洗面化粧台などの収納設備に用いられるものであり、工場や倉庫などで使用される棚板又は棚のように例えば200kg程度の最大荷重に耐えることができないおそれがある。即ち、棚板が長手方向に撓み、棚板がダボから外れ落ちるおそれがあるという問題点がある。この場合、棚板の肉厚を大きくしたり補強材の数を増やしたりすると、製造コストが増大する。
However, the shelf board of
この問題点を解決するべく提案された特許文献2の棚板についても搭載荷重が大きくなると合成樹脂から形成された棚板本体の強度が不十分であって棚板の長手方向に撓みが生じ、合成樹脂の棚板本体部に割れ等の損傷が生じることがあった。
Regarding the shelf board of
そこで本発明は、軽量で最大搭載荷重を大きくしつつ安価に製造することができ、さらに幅方向に連結することにより、複数の幅寸法の棚を組み立てることができる連結式棚板を提供することを課題とする。 Accordingly, the present invention provides a connected shelf board that is lightweight and can be manufactured at low cost while increasing the maximum mounting load and that can be assembled in multiple width dimensions by connecting in the width direction. Is an issue.
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、一対の棚受上にその長手方向の両端がそれぞれ載置されて支持される棚板において、棚板は一方又は両方の長手方向の側面に当該棚板と同一形状の棚板との連結用係止部を備えており、棚板の長さ方向と直角の断面形状は、全長に亘って棚板のたわみ防止用部材の装入部を有していることを特徴とする。
請求項2の発明は、さらに、連結式棚板は、複数の棚板を互いの側面の係止部を対向させて配置した際の合わせ面の間隙部において、係止部の各々に嵌合する断面形状を有し、間隙部に装入されて用いられる連結材を具備することを特徴とする。
請求項3の発明は、さらに、連結材は合わせ面から棚板の上面に突出する仕切り板を有していることを特徴とする。
請求項4の発明は、さらに、連結式棚板は棚板の端部側面の係止部に嵌合する断面形状を有し、係止部に係合されて用いられる連結材であって、棚板の上面に突出する仕切り板を有しているものを具備することを特徴とする。
請求項5の発明は、さらに、棚板及び連結材の材質はプラスチックであることを特徴とする。
請求項6の発明は、さらに、棚板の材質は木材であることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention according to
The invention according to
The invention of
The invention according to
The invention of
The invention of claim 6 is further characterized in that the shelf board is made of wood.
軽量でしかも最大搭載荷重の大きい棚板を安価に製造することができる。
また、幅方向に連結することにより棚板の幅の2倍〜4倍の幅を有する棚板とすることができる。
さらに、連結用の部材により棚板の幅方向の中間や端部に長手方向全長に亘る仕切り板を容易に設置することができる。
A shelf board that is lightweight and has a large maximum load can be manufactured at low cost.
Moreover, it can be set as the shelf board which has a width | variety of 2 times-4 times the width | variety of a shelf board by connecting in the width direction.
Furthermore, the partition plate covering the full length in the longitudinal direction can be easily installed at the middle or the end in the width direction of the shelf board by the connecting member.
以下に、本発明の実施形態について図を用いて説明する。まず、本実施形態の構成及び機能について説明する。
図1〜図4に示すように、棚板1は一対の棚受30上にその長手方向の両端がそれぞれ載置されて支持されており、棚板1は、一方又は両方の長手方向の側面1aに棚板1ともう1枚の棚板1との連結用として2つの第1の溝1bと、2つの第2の溝1cを備えており、棚板1の長さ方向と直角の断面形状は、全長に亘って棚板1のたわみ防止用部材(不図示)の装着用のガイド1h及び1iを有している。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. First, the configuration and function of this embodiment will be described.
As shown in FIGS. 1 to 4, the
連結式棚板は複数の棚板1を互いの側面1aの係合用溝1b、1cを対向させて配置した際の合わせ面の間隙部において、係合用溝1b、1c各々に嵌合する断面形状を有し、間隙部に装入されて用いられる連結材であるA型ジョイント2及びB型ジョイント3を具備している。
The connecting shelf has a cross-sectional shape that fits into each of the
連結式棚板は他の連結材として棚板1同士の合わせ面から棚板1の上面1dに突出する仕切り板4cを有しているC型ジョイント4を具備している。
The connected shelf board includes a C-
連結式棚板は、この他に、棚板1の端部側面1aの係合用溝1b、1cに嵌合する断面形状を有し、係合用溝1b、1c係合されて用いられる連結材であって、棚板1の上面に突出する仕切り板5cを有するD型ジョイント5を具備している。以下、この棚板1と上述の各種ジョイントを合わせて連結式棚板Wと呼ぶ。
In addition to this, the connecting shelf has a cross-sectional shape that fits into the
棚板1及び連結材は例えばポリ塩化ビニルから形成される。ポリ塩化ビニルは耐炎性を有し、リサイクルが可能である点や、金属と比較して錆びることがなく、耐候性がよいという点で好ましい。
棚板1は木材その他の軽量の材料を使用して制作してもよい。
The
The
棚板1の断面は図4に示すように、上面1d、下面1e及び両側面1aによって囲まれた矩形形状をなしている。両側面1aには各々第1の溝1bが2か所、第2の溝1cが2か所棚板1の厚さ方向に対称に配設されている。これらの溝は後述する各種ジョイント2〜5の係合部が嵌合する部分である。
As shown in FIG. 4, the
矩形形状の内部には4か所の隅部にリブ1fが配設され、中央部にはハの字型に上面側から下面側に向かって開いた態様でリブ1gが配設されている。
さらに、左右のリブ1fの内側には上下面の対向する位置にガイド1hが配設され、中央のリブ1gの内側にはガイド1iがハの字型に開いた態様で配設されている。これらのガイド1h、1iはそれらの内側に金属や木材等の補強材を装着するためのスペースを構成している。これらのスペースに長手方向端部から補強材を挿入して装着することで棚板1にさらなる強度を付与することができる。
Inside the rectangular shape,
Further,
A型ジョイント2は、長手方向の全長寸法が棚板1のそれと等しく、図2、図3(a)〜(c)及び図5(a)に示すように、2枚の棚板1の側面1aを合わせた間隙部に装着されて棚板1同士の連結材として用いられる。
A型ジョイント2には図5(b)に示すように、断面の上端部、下端部の左右に各々1つずつ第1の係合部2aが配設され、中央部の上下左右にも各々1つずつ第2の係合部2bが配設されている。上記連結材として棚板1の側面1aと嵌合する際、第1の係合部2aは棚板1の溝1bと、第2の係合部2bは棚板1の溝1cと各々係合される。
The
As shown in FIG. 5B, the
B型ジョイント3も長手方向の全長寸法が棚板1のそれと等しく、図2、図3(b)、(c)及び図6(a)に示すように、2枚の棚板1の側面1aを対向させて配置した中間部に装着されて棚板1同士の連結材として用いられる。B型ジョイント3はそれ自体が補強部材としての役割を有しており、3枚以上の棚板1が連結される場合に、幅方向の強度が低下しないように、具体的にはA型ジョイント2が2か所で用いられないように連結材として用いられる。
The B-
B型ジョイント3には図6(a)、(b)に示すように、A型ジョイント2と異なり棚板1と同一の厚さ(鉛直方向)を有しており、また、水平方向に所定の幅寸法を有している。断面の上部近傍と下部近傍の左右に各々1つずつ第1の係合部3aが配設され、中央部の上下左右にも各々1つずつ第2の係合部3bが配設されている。上記連結材として棚板1の側面1aと嵌合する際、第1の係合部3aは棚板1の溝1bと、第2の係合部3bは棚板1の溝1cと各々係合される。
As shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b), the B-
C型ジョイント4も長手方向の全長寸法が棚板1のそれと等しく、図2及び図7(a)に示すように、2枚の棚板1の側面1aを合わせた間隙部に装着されて棚板1同士の連結材として用いられる。C型ジョイント4の2枚の棚板1に挟まれる部分の断面形状はA型ジョイント2と同一であり、その部分の上端部及び下端部からはそれぞれ上方及び下方に延長される板状の部材が設けられている。上方へ延長される部材はストッパー4cとして棚板1の上面1dから突出し、連結式棚板の手前側と奥側とを分ける仕切り板として機能する。
The C-
D型ジョイント5も長手方向の全長寸法が棚板1のそれと等しく、図2及び図8(a)に示すように、棚板1の側面1aに装着されて棚板1の端部側面1aにおける仕切り板として用いられる。D型ジョイント5の棚板1に係合する部分の断面形状はA型ジョイント2と同一であり、その部分の上端部及び下端部からそれぞれ上方及び下方に延長される板状の部材が設けられている。上方へ延長される部材はストッパー5cとして棚板1の上面1dから突出し、棚板1の端部側面1aに設けられる仕切り板として機能する。また、D型ジョイント5は長手方向の寸法を所定の短いものとすれば、棚板1の通路に面した側の側面に設けられる
ネームプレートとしても使用できる。
The D-
次に本実施形態の効果について説明する。
棚板1はA型ジョイント2及びB型ジョイント3を用いて図3(a)〜(c)に示すように幅方向に連結して用いることで、種々のサイズの連結式棚板として使用することができる。
また、上記で得られる連結式棚板Wは、例えば特許文献1に記載の棚板と比較して載荷時の耐荷重性が増大している。すなわち、上記のいずれかのジョイントを使用して幅方向に連結した連結式棚板Wと、これと同一幅の従来の棚板とを比較した場合に、撓み量を小さく抑えることができる。これは棚板1の断面形状を上記のようなボックス状にし、かつ簡易な構成で幅方向に連結できるようにした効果である。
Next, the effect of this embodiment will be described.
The
Moreover, the connection-type shelf board W obtained above has the load resistance at the time of loading compared with the shelf board of
B型ジョイント3は連結機能のみのA型ジョイント2と異なり、それ自体が耐荷重性を有しており、3枚以上の棚板1を連結する際に連結材として図3に示すような態様で用いることで連結式棚板W全体の耐荷重性を向上させることができる。また、必要に応じ、上述のように棚板1の内部の補強材装着スペースに上記補強材を挿入して連結式棚板Wのさらなる強度アップを図ることもできる。
さらに、C型ジョイント4やD型ジョイント5を用いることで、従来は困難であった棚板の幅方向中間部のストッパーや、棚板の端部のストッパーが棚板の全長に亘って極めて容易に設置でき、ネームプレートの交換なども容易に行える。
The B-
Furthermore, by using the C-
以上説明した本実施形態の連結式棚板は、従来の棚板の多くが金属製であったものを樹脂化して軽量化し、その結果問題となった耐荷重性については断面形状と連結方式さらには補強材の装着によりこれを向上させたものであり、軽量化、完全ボルトレス化に加えて、寸法・荷重のニーズにフレキシブルな対応を可能としたものである。 The connection-type shelf board of this embodiment described above is made of resin, which is a lot of conventional shelf boards made of metal, and reduced in weight. This is improved by installing a reinforcing material. In addition to being lighter and completely boltless, it can flexibly meet the needs of dimensions and loads.
具体的には、積載する商品の段荷重(50kg、70kg、100kg、200kg、300kg)により、補強材を挿入してニーズに合わせた荷重の設定が可能となる。また連結式棚板の幅寸法としては、ジョイントと組み合わせることで300D、450D、600D、900Dの奥行きに対応することができる。 Specifically, it is possible to set a load according to needs by inserting a reinforcing material according to the step load (50 kg, 70 kg, 100 kg, 200 kg, 300 kg) of the product to be loaded. Moreover, as a width dimension of a connection-type shelf board, it can respond to the depth of 300D, 450D, 600D, and 900D by combining with a joint.
1 棚板
1a 側面
1b 第1の溝
1c 第2の溝
1d 上面
1e 下面
1f 第1のリブ
1g 第2のリブ
1h 第1のガイド
1i 第2のガイド
2 A型ジョイント
2a 第1の係合部
2b 第2の係合部
3 B型ジョイント
3a 第1の係合部
3b 第2の係合部
4 C型ジョイント
4a 第1の係合部
4b 第2の係合部
4c ストッパー
5 D型ジョイント
5a 第1の係合部
5b 第2の係合部
5c ストッパー
10 棚
20 支柱
30 棚受
W 連結式棚板
DESCRIPTION OF
Claims (6)
一方又は両方の長手方向の側面に当該棚板と同一形状の棚板との連結用係止部を備えており、
上記棚板の長さ方向と直角の断面形状は、全長に亘って上記棚板のたわみ防止用部材の装入部を有している、
ことを特徴とする連結式棚板。 In the shelf board which the both ends of the longitudinal direction are mounted and supported on a pair of shelf supports, the shelf board,
One or both of the side surfaces in the longitudinal direction are provided with a locking portion for connection with the shelf plate of the same shape as the shelf plate,
The cross-sectional shape perpendicular to the length direction of the shelf plate has a charging portion for the member for preventing deflection of the shelf plate over the entire length,
A connected shelf board.
The connected shelf according to any one of claims 1 to 4, wherein the shelf is made of wood.
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