JP2015125724A - 運転補助装置、運転特性管理サーバおよび運転補助システム - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者の速度設定傾向と車両状況を判別し、運転特性管理サーバに蓄積されたデータを元に、運転者に快適な車速を提供する。【解決手段】車両状況情報を設定する車両状況解析部と、クルーズコントロールの設定速度を設定し、クルーズコントロールの設定速度の加減速を解析する速度設定部と、運転者の加減速の動作パターンを算出した運転特性情報を設定し、車両状況情報に紐付けて運転特性記憶部に記憶する運転特性設定部と、クルーズコントロールの設定速度が変更された場合に、位置情報と、車両状況情報と、運転特性情報と、設定速度とを運転特性管理サーバへ送信する車両状況速度情報転送部と、クルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を、運転特性管理サーバへ送信する車両状況転送部と、運転特性管理サーバから送信されるクルーズコントロールの設定速度に基づき、クルーズコントロールの速度制御を行う速度制御部とを備えた。【選択図】図3
Description
この発明は、運転者の運転特性に合わせたクルーズコントロールを行う運転補助装置、運転特性管理サーバおよび運転補助システムに関するものである。
従来のクルーズコントロールシステムにおいては、車両間の位置情報をGPSで取得し、先行車や後続車の位置関係を計算し、アクセル系ブレーキ系の自動制御、運転者に対する警告指示制御、後続自動車内自動車機器の自動制御などを行う(例えば特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に開示されているようなクルーズコントロールシステムでは、車々間の位置関係のみを加味し速度を設定するため、運転者によってはカーブに突入する際の設定速度や前方車両の有無による設定速度が違い、運転者にとって好ましい設定速度でない場合には不快となることがあるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、運転者の速度設定傾向と車両状況を判別し、運転特性管理サーバに蓄積されたデータを元に、運転者に快適な車速を提供することを目的としている。
この発明は、走行道路の構造と周辺車両の有無とを含む車両状況情報を設定する車両状況解析部と、クルーズコントロールの設定速度を設定し、クルーズコントロールの設定速度の加減速を解析する速度設定部と、運転者の加減速の動作パターンを算出した運転特性情報を設定し、車両状況情報に紐付けて運転特性記憶部に記憶する運転特性設定部と、クルーズコントロールの設定速度が変更された場合に、位置情報と、車両状況情報と、運転特性情報と、設定速度とを運転特性管理サーバへ送信する車両状況速度情報転送部と、位置情報と、車両状況情報と、運転特性記憶部に記憶された、車両状況情報に対応する運転特性情報とを含む、クルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を、運転特性管理サーバへ送信する車両状況転送部と、運転特性管理サーバから送信されるクルーズコントロールの設定速度に基づき、クルーズコントロールの速度制御を行う速度制御部とを備えたものである。
この発明に係る運転補助装置、運転特性管理サーバおよび運転補助システムによれば、運転者の速度設定傾向と車両状況に合わせた設定車速を知ることができるため、運転者に快適な速度設定を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1,2は、この発明の実施の形態1に係る運転補助システムの構成を説明する図である。
図1,2に示すように、運転補助システムは、複数の車両(A〜C)1に搭載された運転補助装置10と運転特性管理サーバ2とがインターネット網や電話網を介して接続されることにより構成される。この実施の形態1に係る運転補助装置10では、運転特性管理サーバ2が、複数の車両(A〜C)1から、クルーズコントロールの設定値に変更があった際に送信されるドライバの運転特性情報と車両状況情報と位置情報とクルーズコントロールの設定速度データとを取得し、各車両(A〜C)1からの位置情報に、ドライバの運転特性情報、車両状況情報、車速情報を付加した状態で、運転特性管理情報として運転特性管理データベース(以下、DBとする)21に蓄積する(図1参照)。なお、この実施の形態1でいう運転特性情報とは、道路状態の要素と車両周辺状況の要素に対応した運転者のクルーズコントロールの設定速度の加速または減速の動作のパターンを算出した情報をいう(詳細については後述する)。
実施の形態1.
図1,2は、この発明の実施の形態1に係る運転補助システムの構成を説明する図である。
図1,2に示すように、運転補助システムは、複数の車両(A〜C)1に搭載された運転補助装置10と運転特性管理サーバ2とがインターネット網や電話網を介して接続されることにより構成される。この実施の形態1に係る運転補助装置10では、運転特性管理サーバ2が、複数の車両(A〜C)1から、クルーズコントロールの設定値に変更があった際に送信されるドライバの運転特性情報と車両状況情報と位置情報とクルーズコントロールの設定速度データとを取得し、各車両(A〜C)1からの位置情報に、ドライバの運転特性情報、車両状況情報、車速情報を付加した状態で、運転特性管理情報として運転特性管理データベース(以下、DBとする)21に蓄積する(図1参照)。なお、この実施の形態1でいう運転特性情報とは、道路状態の要素と車両周辺状況の要素に対応した運転者のクルーズコントロールの設定速度の加速または減速の動作のパターンを算出した情報をいう(詳細については後述する)。
そして、車両(D)1の運転補助装置10は、数秒ごとなど予め設定された一定期間ごとに、逐次、運転特性管理サーバ2に対して、ドライバの運転特性情報と車両の位置情報と車両状況情報とを含む問い合わせ情報を送信することでクルーズコントロールの設定速度の問い合わせを行ない、運転特性管理サーバ2は、運転特性管理DB21に蓄積している情報の中から、車両(D)1の運転補助装置10が送信した問い合わせ情報に合う設定速度を検索し、検索した結果を車両(D)1の運転補助装置10へ送信する。車両(D)1の運転補助装置10は、受信した設定速度情報を用いて車速を制御する(図2参照)。
例えば、図2に示すように、車両(D)1の運転補助装置10から出力される情報は、位置情報(a,b,c)、ドライバの運転特性情報(10)、車両状況情報(10011111)であるとすると、運転特性管理DB21を参照して、車速72km/hが取得される。
例えば、図2に示すように、車両(D)1の運転補助装置10から出力される情報は、位置情報(a,b,c)、ドライバの運転特性情報(10)、車両状況情報(10011111)であるとすると、運転特性管理DB21を参照して、車速72km/hが取得される。
図3は、この発明の実施の形態1に係る運転補助装置10の構成図である。
運転補助装置10は、図3に示すように、センサ101と、GPS102と、地図情報データベース(以下、DBとする)103と、車両状況解析部104と、速度設定スイッチ105と、速度設定部106と、車両状況速度情報転送部107と、車両状況転送部108と、速度データ取得部109と、速度制御部110と、運転特性設定部111と、運転特性記憶部112とを備える。
運転補助装置10は、図3に示すように、センサ101と、GPS102と、地図情報データベース(以下、DBとする)103と、車両状況解析部104と、速度設定スイッチ105と、速度設定部106と、車両状況速度情報転送部107と、車両状況転送部108と、速度データ取得部109と、速度制御部110と、運転特性設定部111と、運転特性記憶部112とを備える。
センサ101は、カメラやミリ波、レーザレーダなどであり、自車両周辺の車両を検出する。
車両状況解析部104は、センサ101から車両周辺の車両を検出し、GPS102と地図情報DB103に記憶されている地図情報を用いて走行道路の構造(直線やカーブなど)や、自車の周辺の車両の有無などの車両周辺状況を解析し、車両状況情報を設定する。なお、ここでは、地図情報DB103は、運転補助装置10が備えるものとしているが、これに限らず、地図情報DB103を外部に備え、運転補助装置10が外部から地図情報を取得するようにしてもよい。
車両状況解析部104は、センサ101から車両周辺の車両を検出し、GPS102と地図情報DB103に記憶されている地図情報を用いて走行道路の構造(直線やカーブなど)や、自車の周辺の車両の有無などの車両周辺状況を解析し、車両状況情報を設定する。なお、ここでは、地図情報DB103は、運転補助装置10が備えるものとしているが、これに限らず、地図情報DB103を外部に備え、運転補助装置10が外部から地図情報を取得するようにしてもよい。
図4は、車両状況解析部104が設定する車両状況情報の一例を示す図である。
車両状況とは、道路の状態を表す要素を直線道路、右カーブ、左カーブとし、車両周辺状況の要素として右車線前方に車、自車線前方に車、左車線前方に車、左車線に車、右車線に車を構成し、当てはまる場合は1、当てはまらない場合は0とするものである。したがって、図4に示すように、車両状況解析部104が解析する車両状況情報は、道路の状態と車両周辺状況の情報とが、0と1で構成された情報となる。
車両状況とは、道路の状態を表す要素を直線道路、右カーブ、左カーブとし、車両周辺状況の要素として右車線前方に車、自車線前方に車、左車線前方に車、左車線に車、右車線に車を構成し、当てはまる場合は1、当てはまらない場合は0とするものである。したがって、図4に示すように、車両状況解析部104が解析する車両状況情報は、道路の状態と車両周辺状況の情報とが、0と1で構成された情報となる。
速度設定部106は、運転者によってステアリングなどに設置された速度設定スイッチ105が操作された際に、クルーズコントロールの設定速度が変更されたかどうかを判断し、車両状況速度情報転送部107に速度データ、すなわち、クルーズコントロールの設定速度データを転送する。また、クルーズコントロールの設定速度の加減速を解析し、加減速の情報を、運転特性設定部111に出力する。
車両状況速度情報転送部107は、車両状況解析部104から入力した車両状況情報と、GPS102から得られた位置情報と、速度設定部106から取得した設定速度データと、車両状況情報に基づき運転特性記憶部112から取得した運転特性情報とを運転特性管理サーバ2へ送信する。
車両状況転送部108は、運転特性管理サーバ2に対してクルーズコントロールの設定速度を問い合わせる。
速度データ取得部109は、運転特性管理サーバ2から送信される設定速度情報を受信する。
速度制御部110は、速度データ取得部109が受信した設定速度情報に基づき、速度制御を行う。
運転特性設定部111は、速度設定部106が設定したクルーズコントロールの設定速度と、車両状況解析部104が設定した車両状況情報とに基づき、ドライバの運転特性情報を設定する。
運転特性記憶部112は、運転特性設定部111が設定した運転特性の判定結果を記憶する。
車両状況速度情報転送部107は、車両状況解析部104から入力した車両状況情報と、GPS102から得られた位置情報と、速度設定部106から取得した設定速度データと、車両状況情報に基づき運転特性記憶部112から取得した運転特性情報とを運転特性管理サーバ2へ送信する。
車両状況転送部108は、運転特性管理サーバ2に対してクルーズコントロールの設定速度を問い合わせる。
速度データ取得部109は、運転特性管理サーバ2から送信される設定速度情報を受信する。
速度制御部110は、速度データ取得部109が受信した設定速度情報に基づき、速度制御を行う。
運転特性設定部111は、速度設定部106が設定したクルーズコントロールの設定速度と、車両状況解析部104が設定した車両状況情報とに基づき、ドライバの運転特性情報を設定する。
運転特性記憶部112は、運転特性設定部111が設定した運転特性の判定結果を記憶する。
図5は、この発明の実施の形態1に係る運転特性管理サーバ2の構成図である。
運転特性管理サーバ2は、送受信部23と、運転特性管理DB21と、速度設定部22と、運転特性管理DB作成部24とを備える。
送受信部23は、運転補助装置10の車両状況速度情報転送部107から受信した、車両状況情報と、位置情報と、設定速度データと運転特性情報とを受信する。また、速度設定部22が決定したクルーズコントロールの設定速度情報を運転補助装置10に送信する。
運転特性管理サーバ2は、送受信部23と、運転特性管理DB21と、速度設定部22と、運転特性管理DB作成部24とを備える。
送受信部23は、運転補助装置10の車両状況速度情報転送部107から受信した、車両状況情報と、位置情報と、設定速度データと運転特性情報とを受信する。また、速度設定部22が決定したクルーズコントロールの設定速度情報を運転補助装置10に送信する。
運転特性管理DB作成部24は、送受信部23が運転補助装置10から受信した車両状況情報と、位置情報と、設定速度データと運転特性情報を、運転特性管理DB21に蓄積する。
なお、運転特性管理DB作成部24は、位置情報に、運転特性情報と、車両状況情報と、設定速度データとを付加した状態で運転特性管理DB21に蓄積する。
速度設定部22は、送受信部23が運転補助装置10から入力した情報に基づき、運転特性管理DB21を参照して、設定速度を決定する。
なお、運転特性管理サーバ2へは、例えば図1で説明したように、複数の車両(A〜B)の運転補助装置10から情報が送信され、運転特性管理DB21は、複数の車両(A〜B)から送信される情報を蓄積している。
なお、運転特性管理DB作成部24は、位置情報に、運転特性情報と、車両状況情報と、設定速度データとを付加した状態で運転特性管理DB21に蓄積する。
速度設定部22は、送受信部23が運転補助装置10から入力した情報に基づき、運転特性管理DB21を参照して、設定速度を決定する。
なお、運転特性管理サーバ2へは、例えば図1で説明したように、複数の車両(A〜B)の運転補助装置10から情報が送信され、運転特性管理DB21は、複数の車両(A〜B)から送信される情報を蓄積している。
動作について説明する。
運転特性管理サーバ2では、複数の車両(A〜C)1から、クルーズコントロールの設定値に変更があった際に、車両情報、運転特性情報、位置情報、クルーズコントロールの設定速度データを取得し、各車両1からの位置情報に、車両情報、運転特性情報、設定速度データを付加した状態で蓄積する。
図6は、実施の形態1の運転補助装置10による運転特性管理サーバ2への情報のアップロードの動作を説明するフローチャートである。
なお、運転特性管理サーバ2では、複数の車両からインターネット回線や電話回線などを介して送信されたデータを蓄積する。すなわち、以下に説明する動作が各車両で行われるものとする。
運転特性管理サーバ2では、複数の車両(A〜C)1から、クルーズコントロールの設定値に変更があった際に、車両情報、運転特性情報、位置情報、クルーズコントロールの設定速度データを取得し、各車両1からの位置情報に、車両情報、運転特性情報、設定速度データを付加した状態で蓄積する。
図6は、実施の形態1の運転補助装置10による運転特性管理サーバ2への情報のアップロードの動作を説明するフローチャートである。
なお、運転特性管理サーバ2では、複数の車両からインターネット回線や電話回線などを介して送信されたデータを蓄積する。すなわち、以下に説明する動作が各車両で行われるものとする。
車両状況解析部104は、センサ101から車両周辺の車両を検出し、GPS102と地図情報DB103に記憶されている地図情報を用いて走行道路の構造(直線やカーブなど)や、自車の周辺の車両の有無などの車両周辺状況を解析し、車両状況情報を設定する(ステップST1)。具体的には、車両の検出には、画像を用いたアピアランス情報やミリ波やレーザレーダから得られる距離情報をあらかじめ機械学習により学習し、その学習結果を用いることにより検出する。アピアランス情報として勾配情報を用いるHOG(Histograms of Oriented Gradient:N. Dalal and B. Triggs: “Histograms of Oriented Gradients for Human Detection”, CVPR, pp. 886-893, 2005.)特徴などを用いればよい。また、距離情報として局所領域内の距離ヒストグラムを用いるRDSF(Relational Depth Similarity Features: Sho Ikemura and Hironobu Fujiyoshi, “Real-Time Human Detection using Relational Depth Similarity Features”, ACCV, 2010)特徴などを用いればよい。学習にはSVM(Support Vector Machine:Cortes, Corinna; and Vapnik, Vladimir N.; “Support-Vector Networks”, Machine Learning, 20, 1995): 「サポートベクターマシン入門」. 共立出版, 2005)などを用いればよい。
速度設定部106は、運転者によって、ステアリングなどに設定された速度設定スイッチ105が操作され、クルーズコントロールの設定速度が変更されたかどうかを判定する(ステップST2)。
ステップST2において、クルーズコントロールの設定速度が変更されなかった場合(ステップST2の“NO”の場合)、ステップST1へ戻る。
ステップST2において、クルーズコントロールの設定速度が変更されなかった場合(ステップST2の“NO”の場合)、ステップST1へ戻る。
ステップST2において、クルーズコントロールの設定速度が変更された場合(ステップST2の“YES”の場合)、運転特性設定部111は、ステップST2で速度設定部106が設定したクルーズコントロールの設定速度に基づき、ドライバの運転特性情報を設定する(ステップST3)。具体的には、運転特性設定部111は、運転者が、クルーズコントロールの速度を加速設定したか、減速設定したかの情報を速度設定部106から受け取り、運転特性情報として設定する。そして、この設定した運転特性情報を、例えば、図7に示すように、車両状況情報に紐付けて運転特性記憶部112に記憶する。このように、道路の状態を表す要素を直線道路、右カーブ、左カーブとし、車両周辺状況の要素として右車線前方に車、自車線前方に車、左車線前方に車、左車線に車、右車線に車を構成し、クルーズコントロールの設定速度の変更が行われた際の道路状況と車両周辺状況とを、運転特性情報と紐づけて記録することにより、運転者がどの状況によりクルーズコントロールの速度を変更するかを判別することができるようになる。
なお、図7のように、加速設定、減速設定には、それぞれ加速設定時に1、減速設定時に1が設定される。この運転特性情報は、道路状態の要素が3通り、車両周辺状況の要素が31通りであるため、合計93個記憶される。
また、加速設定、減速設定には、これまでの判定結果、つまり、加減速の頻度を加算した情報を保持しており、運転特性設定部111は、過去の頻度に基づき、多いほうを1とするようにする。
また、加速設定、減速設定には、これまでの判定結果、つまり、加減速の頻度を加算した情報を保持しており、運転特性設定部111は、過去の頻度に基づき、多いほうを1とするようにする。
車両状況速度情報転送部107は、ステップST1で車両状況解析部104が設定した車両状況情報と、ステップST2で速度設定部106が設定したクルーズコントロールの設定速度データと、運転特性記憶部112に、ステップST1で設定した車両状況情報と紐付けられて記憶されている運転特性情報と、GPS102から取得した位置情報とを運転特性管理サーバ2に送信する(ステップST4)。
図8は、運転特性管理サーバ2側で、車両(A〜C)1の運転補助装置10から受信した情報を蓄積する動作を説明するフローチャートである。
送受信部23は、運転補助装置10から車両状況情報と、クルーズコントロールの設定速度データと、運転特性情報と、位置情報とを受信する(ステップST21)。
運転特性管理DB作成部24は、ステップST21で受信した情報を、運転特性管理情報として運転特性管理DB21に蓄積する(ステップST22)。このとき、運転特性管理DB作成部24は、位置情報に、運転特性情報と、車両状況情報と、クルーズコントロールの設定速度データとを付加した状態で運転特性管理DB21に蓄積する(図1参照)。
送受信部23は、運転補助装置10から車両状況情報と、クルーズコントロールの設定速度データと、運転特性情報と、位置情報とを受信する(ステップST21)。
運転特性管理DB作成部24は、ステップST21で受信した情報を、運転特性管理情報として運転特性管理DB21に蓄積する(ステップST22)。このとき、運転特性管理DB作成部24は、位置情報に、運転特性情報と、車両状況情報と、クルーズコントロールの設定速度データとを付加した状態で運転特性管理DB21に蓄積する(図1参照)。
次に、車両(D)1に搭載された運転補助装置10によって、クルーズコントロールの速度問い合わせが行なわれた場合の動作について説明する。
図9は、実施の形態1の運転補助装置10における速度問い合わせ時の動作を説明するフローチャートである。
なお、ここでは、運転特性管理サーバ2にはすでにある程度の車両(D)1の位置情報、運転特性情報、車両状況情報、クルーズコントロールの設定速度情報が蓄積されているものとして以下説明するが、これらの十分な情報が運転特性管理サーバ2に蓄積される前の、工場出荷時などの初期設定時には、予め、一般的な情報を蓄積しておき、当該情報を参照するようにすればよい。
また、以下に説明するクルーズコントロールの速度問い合わせは、数秒ごと等、あらかじめ設定された間隔で逐次行われる。
図9のステップST1は、図6のステップST1と同じ動作であるので、詳細な説明を省略する。
図9は、実施の形態1の運転補助装置10における速度問い合わせ時の動作を説明するフローチャートである。
なお、ここでは、運転特性管理サーバ2にはすでにある程度の車両(D)1の位置情報、運転特性情報、車両状況情報、クルーズコントロールの設定速度情報が蓄積されているものとして以下説明するが、これらの十分な情報が運転特性管理サーバ2に蓄積される前の、工場出荷時などの初期設定時には、予め、一般的な情報を蓄積しておき、当該情報を参照するようにすればよい。
また、以下に説明するクルーズコントロールの速度問い合わせは、数秒ごと等、あらかじめ設定された間隔で逐次行われる。
図9のステップST1は、図6のステップST1と同じ動作であるので、詳細な説明を省略する。
車両状況転送部108は、運転特性管理サーバ2に対して、クルーズコントロールの車速の問い合わせ情報を送信する(ステップST31)。具体的には、車両状況転送部108は、ステップST1で設定した車両状況情報と、GPS102から取得する位置情報と、ステップST1で設定した車両状況情報と紐付けられて運転特性記憶部112に記憶されている運転特性情報とを問い合わせ情報とし、運転特性管理サーバ2に送信する。
そして、運転特性管理サーバ2からクルーズコントロールの設定速度情報が送信されるのを待つ。運転特性管理サーバ2による設定速度決定の動作については、図10を用いて後述する。
そして、運転特性管理サーバ2からクルーズコントロールの設定速度情報が送信されるのを待つ。運転特性管理サーバ2による設定速度決定の動作については、図10を用いて後述する。
運転特性管理サーバ2からクルーズコントロールの設定速度データが送信されると、速度データ取得部109は、送信された設定速度情報を受信する(ステップST32)。
速度制御部110は、ステップST32において、速度データ取得部109が受信した設定速度情報に基づき、速度制御を行う(ステップST33)。
速度制御部110は、ステップST32において、速度データ取得部109が受信した設定速度情報に基づき、速度制御を行う(ステップST33)。
次に、この発明の実施の形態1に係る運転特性管理サーバ2において、運転補助装置10からの問い合わせを受けて、クルーズコントロールの設定速度を決定する動作について説明する。
図10は、この発明の実施の形態1に係る運転特性管理サーバ2がクルーズコントロールの設定速度を決定するフローチャートである。
送受信部23は、運転補助装置10からクルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を受信する(ステップST41)。具体的には、図9のステップST31において、運転補助装置10の車両状況転送部108が送信した車両状況情報と、位置情報と、運転特性情報とを受信する。ここでは、例えば、図2のように、車両(D)1の運転補助装置10から、位置情報(a,b,c)、運転特性情報(10)、車両状況情報(10011111)とを受信したとする。
図10は、この発明の実施の形態1に係る運転特性管理サーバ2がクルーズコントロールの設定速度を決定するフローチャートである。
送受信部23は、運転補助装置10からクルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を受信する(ステップST41)。具体的には、図9のステップST31において、運転補助装置10の車両状況転送部108が送信した車両状況情報と、位置情報と、運転特性情報とを受信する。ここでは、例えば、図2のように、車両(D)1の運転補助装置10から、位置情報(a,b,c)、運転特性情報(10)、車両状況情報(10011111)とを受信したとする。
速度設定部22は、運転特性管理DB21を参照し、ステップST41で受信した位置情報と最も近い位置を特定する(ステップST42)。なお、距離の算出には、緯度、経度、高度のユークリッド距離を求めればよく、許容できる最大距離をしきい値で持つものとする。図2の場合、運転特性管理DB21上の位置(a,b,c)が特定される。
速度設定部22は、運転特性管理DB21において、ステップST42で特定した位置の運転特性情報のうち、ステップST41で受信した運転特性情報と最も近い運転特性情報を特定する(ステップST43)。図2の場合、運転特性管理DB21上の運転特性情報(10)が特定される。
速度設定部22は、運転特性管理DB21において、ステップST42で特定した位置の運転特性情報のうち、ステップST41で受信した運転特性情報と最も近い運転特性情報を特定する(ステップST43)。図2の場合、運転特性管理DB21上の運転特性情報(10)が特定される。
速度設定部22は、運転特性管理DB21において、ステップST42で特定した位置、および、ステップST43で特定した運転特性情報に紐づけられた車両状況のうち、ステップST41で受信した車両状況情報と同じものを探索する(ステップST44)。図2の場合、運転特性管理DB21上の車両状況(10011111)が探索される。なお、ここでは同じ車両状況を持つものとするが、同じ車両状況が存在しない場合は、近い車両状況としてもよい。
速度設定部22は、運転特性管理DB21において、ステップST44で探索された車両状況に紐づけられている速度を、クルーズコントロールの設定速度に決定する(ステップST45)。図2の場合、72km/hが、クルーズコントロールの設定速度に決定される。
このように、速度設定部22は、ステップST42〜ステップST45の処理によって、運転特性管理DB21に蓄積している運転特性管理情報(位置情報、車両状況情報、運転特性情報、クルーズコントロールの設定速度)と、運転補助装置100から送信されるクルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報とに基づき、問い合わせ情報を送信した運転補助装置100のクルーズコントロールの設定速度を決定する。
このように、速度設定部22は、ステップST42〜ステップST45の処理によって、運転特性管理DB21に蓄積している運転特性管理情報(位置情報、車両状況情報、運転特性情報、クルーズコントロールの設定速度)と、運転補助装置100から送信されるクルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報とに基づき、問い合わせ情報を送信した運転補助装置100のクルーズコントロールの設定速度を決定する。
送受信部23は、ステップST45において、速度設定部22が決定したクルーズコントロールの設定速度を、問い合わせのあった運転補助装置10に送信する(ステップST46)。
以上のように、この実施の形態1によれば、走行道路の構造と周辺車両の有無とを含む車両状況情報を設定する車両状況解析部104と、クルーズコントロールの設定速度を設定し、クルーズコントロールの設定速度の加減速を解析する速度設定部106と、運転者の加減速の動作パターンを算出した運転特性情報を設定し、車両状況情報に紐付けて運転特性記憶部112に記憶する運転特性設定部111と、クルーズコントロールの設定速度が変更された場合に、位置情報と、車両状況情報と、運転特性情報と、設定速度とを運転特性管理サーバ2へ送信する車両状況速度情報転送部107と、位置情報と、車両状況情報と、運転特性記憶部112に記憶された、車両状況情報に対応する運転特性情報とを含む、クルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を、運転特性管理サーバ2へ送信する車両状況転送部108と、運転特性管理サーバ2から送信されるクルーズコントロールの設定速度に基づき、クルーズコントロールの速度制御を行う速度制御部110とを備えるように構成したので、運転者に合わせた速度制御を行う事が可能となる。これにより、運転者は、車両状況に合わせた設定車速を知ることができるため、快適な速度を設定することができる。
なお、この実施の形態1において、運転補助装置10は、図3で示すような構成としたが、運転補助装置10は、車両状況解析部104と、速度設定部106と、運転特性設定部111と、車両状況速度情報転送部107と、車両状況転送部108と、速度制御部110とを備える構成であればよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、道路状態の要素と車両周辺状況の要素に対応した運転者のクルーズコントロールの速度の加速または減速の動作のパターンを算出した情報を運転特性情報とした。この実施の形態2では、運転者のクルーズコントロールの速度の加速または減速の動作のパターンに加え、運転者がアクセルやブレーキの操作を行うことによる車速の加速または減速の動作のパターンを算出した情報を運転特性情報とする実施の形態について説明する。
実施の形態1では、道路状態の要素と車両周辺状況の要素に対応した運転者のクルーズコントロールの速度の加速または減速の動作のパターンを算出した情報を運転特性情報とした。この実施の形態2では、運転者のクルーズコントロールの速度の加速または減速の動作のパターンに加え、運転者がアクセルやブレーキの操作を行うことによる車速の加速または減速の動作のパターンを算出した情報を運転特性情報とする実施の形態について説明する。
この発明の実施の形態2に係る運転補助システムの構成については、実施の形態1において、図1,2で説明したものと同様であるため、詳細な説明を省略する。ただし、運転特性管理DB21が管理する運転特性情報が、アクセルやブレーキの操作を行ったことによる加減速の動作のパターンを算出した情報も含むものである点が異なる(詳細については後述する)。
図11は、この発明の実施の形態2に係る運転補助装置10の構成図である。
なお、実施の形態1において、図3で説明したものと同様の構成については、詳細な説明を省略する。図11の運転補助装置10は、図3と比べ、車両速度解析部113をさらに備える点が異なるのみである。
車両速度解析部113は、運転者がアクセルやブレーキの操作を行ったことによる車両の加減速を解析する。
図11は、この発明の実施の形態2に係る運転補助装置10の構成図である。
なお、実施の形態1において、図3で説明したものと同様の構成については、詳細な説明を省略する。図11の運転補助装置10は、図3と比べ、車両速度解析部113をさらに備える点が異なるのみである。
車両速度解析部113は、運転者がアクセルやブレーキの操作を行ったことによる車両の加減速を解析する。
この発明の実施の形態2に係る運転特性管理サーバ2の構成は、実施の形態1において、図5で説明したものと同様であるため、詳細な説明を省略する。ただし、上述したとおり、運転特性管理DB21が管理する運転特性情報が、アクセルやブレーキの操作を行ったことによる加減速の動作のパターンを算出した情報も含むものである点が異なる。
動作について説明する。
図12は、実施の形態2の運転補助装置10による運転特性管理サーバ2への情報のアップロードの動作を説明するフローチャートである。
なお、実施の形態1において、図6で説明した動作と同様の動作については詳細な説明を省略する。
車両状況解析部104は、センサ101から車両周辺の車両を検出し、GPS102と地図情報DB103に記憶されている地図情報を用いて走行道路の構造(直線やカーブなど)や、自車の周辺の車両の有無などの車両周辺状況を解析し、車両状況情報を設定する(ステップST1)。具体的な動作は、図6のステップST1と同様である。
図12は、実施の形態2の運転補助装置10による運転特性管理サーバ2への情報のアップロードの動作を説明するフローチャートである。
なお、実施の形態1において、図6で説明した動作と同様の動作については詳細な説明を省略する。
車両状況解析部104は、センサ101から車両周辺の車両を検出し、GPS102と地図情報DB103に記憶されている地図情報を用いて走行道路の構造(直線やカーブなど)や、自車の周辺の車両の有無などの車両周辺状況を解析し、車両状況情報を設定する(ステップST1)。具体的な動作は、図6のステップST1と同様である。
車両速度解析部113は、運転者によって、アクセルやブレーキを操作され、車両の速度の変更が行われたかどうかを判定する(ステップST5)。
ステップST5において、車両の速度が変更されなかった場合(ステップST5の“NO”の場合)、ステップST6をスキップし、ステップST2へ進む。
ステップST5において、車両の速度が変更された場合(ステップST5の“YES”の場合)、運転特性設定部111は、車両速度解析部113から、車両の速度に基づき、運転特性情報を設定する(ステップST6)。具体的には、運転特性設定部111は、運転者が、車両速度を加速操作したか減速操作したかの情報を車両速度解析部113から受け取り、運転特性情報として設定する。そして、この設定した運転特性情報を、図13に示すように、ステップST1で設定した車両状況情報に紐づけて運転特性記憶部112に記憶する。なお、実施の形態1において図7で説明したように、加速操作、減速操作にはそれぞれ加速操作時に1、減速操作時に1が設定される。
ステップST5において、車両の速度が変更されなかった場合(ステップST5の“NO”の場合)、ステップST6をスキップし、ステップST2へ進む。
ステップST5において、車両の速度が変更された場合(ステップST5の“YES”の場合)、運転特性設定部111は、車両速度解析部113から、車両の速度に基づき、運転特性情報を設定する(ステップST6)。具体的には、運転特性設定部111は、運転者が、車両速度を加速操作したか減速操作したかの情報を車両速度解析部113から受け取り、運転特性情報として設定する。そして、この設定した運転特性情報を、図13に示すように、ステップST1で設定した車両状況情報に紐づけて運転特性記憶部112に記憶する。なお、実施の形態1において図7で説明したように、加速操作、減速操作にはそれぞれ加速操作時に1、減速操作時に1が設定される。
速度設定部106は、運転者によって、ステアリングなどに設定された速度設定スイッチ105が操作され、クルーズコントロールの設定速度が変更されたかどうかを判定する(ステップST2)。具体的な動作は、図6のステップST2と同様である。
ステップST2において、クルーズコントロールの設定速度が変更されなかった場合(ステップST2の“NO”の場合)、ステップST1へ戻る。
ステップST2において、クルーズコントロールの設定速度が変更されなかった場合(ステップST2の“NO”の場合)、ステップST1へ戻る。
ステップST2において、クルーズコントロールの設定速度が変更された場合(ステップST2の“YES”の場合)、運転特性設定部111は、ステップST2で速度設定部106が設定したクルーズコントロールの設定速度に基づき、ドライバの運転特性情報を設定する(ステップST3)。具体的な動作は、図6のステップST3と同様である。
なお、図13に示すように、運転特性情報には、ステップST6で設定された加速操作の運転特性情報と、ステップST3で設定された加速設定の運転特性情報とが、ともに加速の運転特性情報として収録される。また、ステップST6で設定された減速操作の運転特性情報と、ステップST3で設定された減速設定の運転特性情報とが、ともに減速の運転特性情報として収録される。つまり、運転特性設定部111は、これまでの加速操作または加速設定による加速の頻度と、これまでの減速操作または減速設定による減速の頻度を加算した情報を保持しており、過去の頻度に基づき、多いほうを1とするようにする。
このように、道路の状態を表す要素を直線道路、右カーブ、左カーブとし、車両周辺状況の要素として右車線前方に車、自車線前方に車、左車線前方に車、左車線に車、右車線に車を構成し、アクセルやブレーキ操作による車両の速度の変更が行われた際、または、クルーズコントロールの速度の変更が行われた際の道路状況と車両周辺状況とを、運転特性情報と紐づけて記録することにより、運転者がどの状況により速度を変更するかということを判別することができるようになる。
車両状況速度情報転送部107は、ステップST1で車両状況解析部104が設定した車両状況情報と、ステップST2で速度設定部106が設定したクルーズコントロールの設定速度と、運転特性記憶部112に、ステップST1で設定した車両状況情報と紐付けられて記憶されている運転特性情報と、GPS102から取得した位置情報とを運転特性管理サーバ2に送信する(ステップST4)。
この発明の実施の形態2に係る運転特性管理サーバ2側で、車両(A〜C)1の運転補助装置10から受信した情報を蓄積する動作は、実施の形態1において図8で説明した動作と同様であるため、重複した説明を省略する。
また、この発明の実施の形態2に係る運転補助装置10の、クルーズコントロールの速度問い合わせ時の動作についても、実施の形態1において図9で説明した動作と同様であるため、重複した説明を省略する。
また、この発明の実施の形態2に係る運転特性管理サーバ2がクルーズコントロールの速度を決定する動作についても、実施の形態1において図10で説明した動作と同様であるため、重複した説明を省略する。
以上のように、実施の形態2によれば、運転者のアクセルまたはブレーキの操作による車両速度の加減速を解析する車両速度解析部113をさらに備え、運転特性設定部111は、速度設定部106が解析したクルーズコントロールの設定速度の加減速の情報、または、車両速度解析部113が解析した車両速度の加減速の情報に基づき、運転特性情報を設定するように構成したので、運転者のアクセルやブレーキ操作による車両の加減速のタイミングでも運転特性記憶部112の情報の更新が行われ、運転特性情報の信頼度がより向上する。
実施の形態3.
実施の形態1,2では、同一車両を複数の運転者が使用することについては考慮していなかった。そこで、この実施の形態3では、同一車両を複数の運転者が使用することを考慮し、運転補助装置10において、運転者ごとの運転特性情報を記憶しておく実施の形態について説明する。
この発明の実施の形態3に係る運転補助システムの構成については、実施の形態1において、図1,2で説明したものと同様であるため、詳細な説明を省略する。
図14は、この発明の実施の形態3に係る運転補助装置10の構成図である。
なお、実施の形態1において、図3で説明したものと同様の構成については、詳細な説明を省略する。図14の運転補助装置10は、図3と比べ、カメラ114と、運転者認識部115とをさらに備える点が異なるのみである。
カメラ114は、運転手を撮影する。なお、ここでは、カメラ114は、運転補助装置10が備えるものとするが、これに限らず、運転補助装置10の外部に備えられているものとしてもよい。
運転者認識部115は、カメラ114から撮影画像を取得して運転者の認識を行い、運転者情報を設定する。
実施の形態1,2では、同一車両を複数の運転者が使用することについては考慮していなかった。そこで、この実施の形態3では、同一車両を複数の運転者が使用することを考慮し、運転補助装置10において、運転者ごとの運転特性情報を記憶しておく実施の形態について説明する。
この発明の実施の形態3に係る運転補助システムの構成については、実施の形態1において、図1,2で説明したものと同様であるため、詳細な説明を省略する。
図14は、この発明の実施の形態3に係る運転補助装置10の構成図である。
なお、実施の形態1において、図3で説明したものと同様の構成については、詳細な説明を省略する。図14の運転補助装置10は、図3と比べ、カメラ114と、運転者認識部115とをさらに備える点が異なるのみである。
カメラ114は、運転手を撮影する。なお、ここでは、カメラ114は、運転補助装置10が備えるものとするが、これに限らず、運転補助装置10の外部に備えられているものとしてもよい。
運転者認識部115は、カメラ114から撮影画像を取得して運転者の認識を行い、運転者情報を設定する。
この発明の実施の形態3に係る運転特性管理サーバ2の構成は、実施の形態1において、図5で説明したものと同様であるため、詳細な説明を省略する。
動作について説明する。
図15は、実施の形態3の運転補助装置10による運転特性管理サーバ2への情報のアップロードの動作を説明するフローチャートである。
なお、実施の形態1において、図6で説明した動作と同様の動作については詳細な説明を省略する。
車両状況解析部104は、センサ101から車両周辺の車両を検出し、GPS102と地図情報DB103に記憶されている地図情報を用いて走行道路の構造(直線やカーブなど)や、自車の周辺の車両の有無などの車両周辺状況を解析し、車両状況情報を設定する(ステップST1)。具体的な動作は、図6のステップST1と同様である。
図15は、実施の形態3の運転補助装置10による運転特性管理サーバ2への情報のアップロードの動作を説明するフローチャートである。
なお、実施の形態1において、図6で説明した動作と同様の動作については詳細な説明を省略する。
車両状況解析部104は、センサ101から車両周辺の車両を検出し、GPS102と地図情報DB103に記憶されている地図情報を用いて走行道路の構造(直線やカーブなど)や、自車の周辺の車両の有無などの車両周辺状況を解析し、車両状況情報を設定する(ステップST1)。具体的な動作は、図6のステップST1と同様である。
運転者認識部115は、カメラ114から撮影画像を取得して運転者の認識を行い、運転者情報を設定する(ステップST7)。具体的には、顔検出により顔領域を抽出したのちに、顔の特徴量を用いることによって、運転者の認識を行う。顔検出と顔認識には、非特許文献(岩井儀雄他:“画像処理による顔検出と顔認識”、情報処理学会研究報告、CVIM、No. 2005(38)、pp. 343-368、2005)記載の技術を用いればよい。なお、初めて車両を使用する運転者の場合、あらかじめ顔の登録を行うようにしておく。
速度設定部106は、運転者によって、ステアリングなどに設定された速度設定スイッチ105が操作され、クルーズコントロールの設定速度が変更されたかどうかを判定する(ステップST2)。具体的な動作は、図6のステップST2と同様である。
ステップST2において、クルーズコントロールの設定速度が変更された場合(ステップST2の“YES”の場合)、運転特性設定部111は、ステップST2で速度設定部106が設定したクルーズコントロールの設定速度に基づき、ドライバの運転特性情報を設定する(ステップST3)。具体的には、運転特性設定部111は、運転者が、クルーズコントロールの設定速度を加速設定したか、減速設定したかの情報を速度設定部106から受け取り、運転者特性情報として設定する。そして、この設定した運転特性情報を、例えば、図16に示すように、車両状況情報と、ステップST7で運転者認識部115が設定した運転者情報とに紐付けて運転特性記憶部112に記憶する。このように、道路の状態を表す要素を直線道路、右カーブ、左カーブとし、車両周辺状況の要素として右車線前方に車、自車線前方に車、左車線前方に車、左車線に車、右車線に車を構成し、クルーズコントロールの速度の変更が行われた際の道路状況と車両周辺状況と運転者情報とを、運転特性情報と紐づけて記録することにより、どの運転者が、どの状況によりクルーズコントロールの速度を変更するかという判別することができるようになる。
ステップST2において、クルーズコントロールの設定速度が変更された場合(ステップST2の“YES”の場合)、運転特性設定部111は、ステップST2で速度設定部106が設定したクルーズコントロールの設定速度に基づき、ドライバの運転特性情報を設定する(ステップST3)。具体的には、運転特性設定部111は、運転者が、クルーズコントロールの設定速度を加速設定したか、減速設定したかの情報を速度設定部106から受け取り、運転者特性情報として設定する。そして、この設定した運転特性情報を、例えば、図16に示すように、車両状況情報と、ステップST7で運転者認識部115が設定した運転者情報とに紐付けて運転特性記憶部112に記憶する。このように、道路の状態を表す要素を直線道路、右カーブ、左カーブとし、車両周辺状況の要素として右車線前方に車、自車線前方に車、左車線前方に車、左車線に車、右車線に車を構成し、クルーズコントロールの速度の変更が行われた際の道路状況と車両周辺状況と運転者情報とを、運転特性情報と紐づけて記録することにより、どの運転者が、どの状況によりクルーズコントロールの速度を変更するかという判別することができるようになる。
なお、図16のように、加速設定、減速設定には、それぞれ加速設定時に1、減速設定時に1が設定される。この運転特性情報は、道路状態の要素が3通り、車両周辺状況の要素が31通りであるため、合計93個記憶される。加速設定、減速設定には、これまでの判定結果、つまり、加減速の頻度を加算した情報も保持しており、運転特性設定部111は、過去の頻度に基づき、多いほうを1とするようにする。
車両状況速度情報転送部107は、ステップST1で車両状況解析部104が設定した車両状況情報と、ステップST2で速度設定部106が設定したクルーズコントロールの設定速度データと、運転特性記憶部112に、ステップST1で設定した車両状況情報およびステップST7で設定した運転者情報とに紐付けられて記憶されている運転特性情報と、GPS102から取得した位置情報とを運転特性管理サーバ2に送信する(ステップST4)。
この発明の実施の形態3に係る運転特性管理サーバ2側で、車両(A〜C)1の運転補助装置10から受信した情報を蓄積する動作は、実施の形態1において図8で説明した動作と同様であるため、重複した説明を省略する。
図17は、実施の形態3の運転補助装置10における速度問い合わせ時の動作を説明するフローチャートである。
なお、図17のステップST1,ステップST32,ステップST33の具体的な動作については、実施の形態1において図9のステップST1,ステップST32,ステップST33で説明したものと同様であり、図17のステップST7については、図15のステップST7と同様の動作であるため、詳細な説明を省略する。
また、以下に説明するクルーズコントロールの速度問い合わせは、数秒ごと等、あらかじめ設定された間隔で逐次行われる。
なお、図17のステップST1,ステップST32,ステップST33の具体的な動作については、実施の形態1において図9のステップST1,ステップST32,ステップST33で説明したものと同様であり、図17のステップST7については、図15のステップST7と同様の動作であるため、詳細な説明を省略する。
また、以下に説明するクルーズコントロールの速度問い合わせは、数秒ごと等、あらかじめ設定された間隔で逐次行われる。
車両状況転送部108は、運転特性管理サーバ2に対して、クルーズコントロールの車速の問い合わせ情報を送信する(ステップST35)。具体的には、車両状況転送部108は、ステップST1で設定した車両状況情報と、GPS102から取得する位置情報と、ステップST1で設定した車両状況情報およびステップST7で設定した運転者情報とに紐付けられて運転特性記憶部112に記憶されている運転特性情報とを問い合わせ情報とし、運転特性管理サーバ2に送信する。
そして、運転特性管理サーバ2から設定速度が送信されるのを待つ。
そして、運転特性管理サーバ2から設定速度が送信されるのを待つ。
運転特性管理サーバ2から設定速度データが送信されると、速度データ取得部109は、送信された設定速度データを受信し(ステップST32)、速度制御部110は、受信した設定速度データに基づき、速度制御を行う(ステップST33)。
この発明の実施の形態3に係る運転特性管理サーバ2がクルーズコントロールの速度を決定する動作については、実施の形態1において図10で説明した動作と同様であるため、重複した説明を省略する。
なお、ここでは、実施の形態1において図3を用いて説明した運転補助装置10の構成に、カメラ114と、運転者認識部115とをさらに備える構成としたが、これに限らず、実施の形態2において図11を用いて説明した運転補助装置10の構成に、カメラ114と、運転者認識部115とをさらに備える構成としてもよい。つまり、運転補助装置10の運転特性記憶部112は、車両状況情報と運転者情報とに紐づけて、クルーズコントロール設定時の加減速または運転者のアクセルやブレーキの操作による車両の加減速の情報を運転特性情報として記憶し、この運転特性情報を運転特性管理サーバ2に蓄積し、この運転特性情報に基づいてクルーズコントロール設定速度を運転特性管理サーバ2に問い合わせるようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態3によれば、運転者を撮影した撮影画像を取得して運転者の認識を行い、運転者情報を設定する運転者認識部115をさらに備え、運転特性設定部111は、運転特性情報を、車両状況情報および運転者情報に紐付けて運転特性記憶部112に記憶し、車両状況転送部108は、位置情報と、車両状況情報と、運転特性記憶部112に記憶された、車両状況および運転者情報に対応する運転特性情報とを含む、クルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を、運転特性管理サーバ2へ送信するように構成したので、同一車両に対する複数人の個性情報を保持することが可能となり、運転者が変わった場合にも、運転者に合わせた速度制御を行う事が可能となる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、各実施の形態1〜3における運転補助装置、運転特性管理サーバの制御に用いられる各部は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
また、各実施の形態1〜3における運転特性記憶部および運転特性管理DBは、HDD、DVD、メモリなどによって構成される。
また、各実施の形態1〜3における運転補助装置、運転特性管理サーバの制御に用いられる各部は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
また、各実施の形態1〜3における運転特性記憶部および運転特性管理DBは、HDD、DVD、メモリなどによって構成される。
1 車両、2 運転特性管理サーバ、10 運転補助装置、21 運転特性DB、22 速度設定部、23 送受信部、24 運転特性管理DB作成部、101 センサ、102 GPS、103 地図情報DB、104 車両状況解析部、105 速度設定スイッチ、106 速度設定部、107 車両状況速度情報転送部、108 車両状況転送部、109 速度データ取得部、110 速度制御部、111 運転特性設定部、112 運転特性記憶部、113 車両速度解析部、114 カメラ、115 運転者認識部。
Claims (6)
- 走行道路の構造と周辺車両の有無とを含む車両状況情報を設定する車両状況解析部と、
クルーズコントロールの設定速度を設定し、前記クルーズコントロールの設定速度の加減速を解析する速度設定部と、
運転者の加減速の動作パターンを算出した運転特性情報を設定し、前記車両状況情報に紐付けて運転特性記憶部に記憶する運転特性設定部と、
前記クルーズコントロールの設定速度が変更された場合に、位置情報と、前記車両状況情報と、前記運転特性情報と、前記設定速度とを運転特性管理サーバへ送信する車両状況速度情報転送部と、
前記位置情報と、前記車両状況情報と、前記運転特性記憶部に記憶された、前記車両状況情報に対応する前記運転特性情報とを含む、前記クルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を、前記運転特性管理サーバへ送信する車両状況転送部と、
前記運転特性管理サーバから送信される前記クルーズコントロールの設定速度に基づき、前記クルーズコントロールの速度制御を行う速度制御部とを備えた運転補助装置。 - 前記運転特性設定部は、
前記速度設定部が解析した前記クルーズコントロールの設定速度の加減速の情報に基づき、前記運転特性情報を設定する
ことを特徴とする請求項1記載の運転補助装置。 - 前記運転者のアクセルまたはブレーキの操作による車両速度の加減速を解析する車両速度解析部をさらに備え、
前記運転特性設定部は、
前記速度設定部が解析した前記クルーズコントロールの設定速度の加減速の情報、または、前記車両速度解析部が解析した前記車両速度の加減速の情報に基づき、前記運転特性情報を設定する
ことを特徴とする請求項1記載の運転補助装置。 - 前記運転者を撮影した撮影画像を取得して運転者の認識を行い、運転者情報を設定する運転者認識部をさらに備え、
前記運転特性設定部は、
前記運転特性情報を、前記車両状況情報および前記運転者情報に紐付けて前記運転特性記憶部に記憶し、
前記車両状況転送部は、
前記位置情報と、前記車両状況情報と、前記運転特性記憶部に記憶された、前記車両状況および前記運転者情報に対応する前記運転特性情報とを含む、前記クルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を、前記運転特性管理サーバへ送信する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の運転補助装置。 - 運転補助装置から受信した位置情報と、車両状況情報と、運転特性情報と、クルーズコントロールの設定速度とを紐付けて、運転特性管理情報として蓄積する運転特性管理データベースと、
前記運転補助装置から、前記クルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を受信すると、前記運転特性管理データベースに蓄積された前記運転特性管理情報と、前記問い合わせ情報とに基づき、前記問い合わせ情報を送信した運転補助装置の前記クルーズコントロールの設定速度を決定する速度設定部と、
前記運転補助装置からの問い合わせ情報を受信し、前記速度設定部が決定した前記クルーズコントロールの設定速度を、前記問い合わせ情報を送信した運転補助装置へ送信する送受信部とを備えた運転特性管理サーバ。 - 複数の車両に搭載される複数の運転補助装置と、ネットワークを介して前記複数の運転補助装置から送信される運転特性管理情報を蓄積する運転特性管理サーバとからなる運転補助システムであって、
前記運転補助装置は、
走行道路の構造と周辺車両の有無とを含む車両状況情報を設定する車両状況解析部と、
クルーズコントロールの設定速度を設定し、前記クルーズコントロールの設定速度の加減速を解析する速度設定部と、
運転者の加減速の動作パターンを算出した運転特性情報を設定し、前記車両状況情報に紐付けて運転特性記憶部に記憶する運転特性設定部と、
前記クルーズコントロールの設定速度が変更された場合に、位置情報と、前記車両状況情報と、前記運転特性情報と、前記設定速度とを前記運転特性管理サーバへ送信する車両状況速度情報転送部と、
前記位置情報と、前記車両状況情報と、前記運転特性記憶部に記憶された、前記車両状況情報に対応する前記運転特性情報とを含む、前記クルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を、前記運転特性管理サーバへ送信する車両状況転送部と、
前記運転特性管理サーバから送信される前記クルーズコントロールの設定速度に基づき、前記クルーズコントロールの速度制御を行う速度制御部とを備え、
前記運転特性管理サーバは、
前記運転補助装置から受信した前記位置情報と、前記車両状況情報と、前記運転特性情報と、前記クルーズコントロールの設定速度とを紐付けて、運転特性管理情報として蓄積する運転特性管理データベースと、
前記運転補助装置から、前記クルーズコントロールの設定速度の問い合わせ情報を受信すると、前記運転特性管理データベースに蓄積された前記運転特性管理情報と、前記問い合わせ情報とに基づき、前記問い合わせ情報を送信した運転補助装置の前記クルーズコントロールの設定速度を決定する速度設定部と、
前記運転補助装置からの問い合わせ情報を受信し、前記速度設定部が決定した前記クルーズコントロールの設定速度を、前記問い合わせ情報を送信した運転補助装置へ送信する送受信部とを備えた
ことを特徴とする運転補助システム。
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