JP2015123389A - 浄水システム - Google Patents
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Abstract
【課題】2種類の浄水を選択的に供給できるとともに、任意の割合に混合し、所望の用途に合った浄水を供給することができる浄水システムを提供すること
【解決手段】
原水を濾過して浄水を生成する浄水システムであって、1つ以上の吐水口と、原水を供給する原水供給流路と、第1フィルタと、前記第1フィルタに被濾過水を供給する第1浄水供給流路と、前記第1フィルタを前記吐水口に接続する第1浄水流路と、イオン分離性能を有する第2フィルタと、前記第2フィルタに被濾過水を供給する第2浄水供給流路と、前記第2フィルタを前記吐水口に接続する第2浄水流路と、前記第1浄水流路と、前記第2浄水流路とを、前記吐水口に連通させる切替手段とを、備え、前記切替手段が、前記第1浄水流路から供給される第1浄水と、前記第2浄水流路から供給される第2浄水とを、任意の混合比率で混合して、前記吐水口から流出させることができる浄水システム。
【選択図】図1
【解決手段】
原水を濾過して浄水を生成する浄水システムであって、1つ以上の吐水口と、原水を供給する原水供給流路と、第1フィルタと、前記第1フィルタに被濾過水を供給する第1浄水供給流路と、前記第1フィルタを前記吐水口に接続する第1浄水流路と、イオン分離性能を有する第2フィルタと、前記第2フィルタに被濾過水を供給する第2浄水供給流路と、前記第2フィルタを前記吐水口に接続する第2浄水流路と、前記第1浄水流路と、前記第2浄水流路とを、前記吐水口に連通させる切替手段とを、備え、前記切替手段が、前記第1浄水流路から供給される第1浄水と、前記第2浄水流路から供給される第2浄水とを、任意の混合比率で混合して、前記吐水口から流出させることができる浄水システム。
【選択図】図1
Description
本発明は、概略的には浄水システムに関し、詳細には、複数のフィルタからの浄水を切替えて供給することができる浄水システムに関する。
従来から、カートリッジ内部に粒状又は繊維状の活性炭、中空糸膜、平膜、セラミック焼結体等のろ材が収納されたフィルタによって、水道水等の原水中の残留塩素、細菌・大腸菌等のバクテリア、或いは鉄錆等の微粒子を除去する浄水器が知られている。
また、異なる濾過性能を有する複数のフィルタを備え、必要とする浄水の品質に適応して使用するフィルタを選択的に切り替える浄水システムが知られている。
例えば、特許文献1に記載された浄水システムは、活性炭フィルタの下流側にRO膜フィルタが配置された構成である。特許文献1に記載された浄水システムは、活性炭フィルタのみを通過した浄水と、活性炭フィルタおよびRO膜フィルタを通過した浄水とを選択的に供給できる構成とされている。
しかしながら、特許文献1の発明では、活性炭フィルタのみを通過した浄水と、活性炭フィルタおよびRO膜フィルタを通過した浄水との2種類の浄水しか選択できない。さらに、活性炭フィルタのみを通過した浄水では、ミネラル成分や硬度成分、活性炭に起因する微粉やバクテリアを除去できず、飲料用には適さない。また、活性炭フィルタおよびRO膜フィルタを通過した浄水は、ミネラル成分、硬度成分をも除去してしまうため、まろやかさを損なうこととなり、飲料用としては好ましくない。その為、所望の用途に合った浄水を供給できないといった問題点があった。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、2種類の浄水を使用用途によって選択的に供給できるとともに、任意の割合に混合し、所望の用途に合った浄水を供給することができる浄水システムを提供することを目的とする。
本発明によれば、原水を濾過して浄水を生成する浄水システムであって、少なくとも1つ以上の吐水口と、原水を供給する原水供給流路と、第1フィルタと、前記第1フィルタに被濾過水を供給する第1浄水供給流路と、前記第1フィルタを前記吐水口に接続する第1浄水流路と、イオン分離性能を有する第2フィルタと、前記第1浄水路から分岐して、前記第2フィルタに被濾過水を供給する第2浄水供給流路と、前記第2フィルタを前記吐水口に接続する第2浄水流路と、前記第1浄水流路と、前記第2浄水流路とを、前記吐水口に連通させる切替手段とを、備え、前記切替手段が、前記第1浄水流路から供給される第1浄水と、前記第2浄水流路から供給される第2浄水とを、任意の混合比率で混合して、前記吐水口から流出させることができる、ことを特徴とする浄水システムが提供される。
本発明では、第1浄水流路又は第2浄水流路を選択的に吐水口に連通させる切替手段を有することにより、第1浄水流路からの第1浄水と第2浄水流路からの第2浄水とを選択的に供給することができる。
そして、前記切替手段は、第1浄水と第2浄水とを所望の混合比で混合することができ、所望の水質の浄水を得ることができる。
そして、前記切替手段は、第1浄水と第2浄水とを所望の混合比で混合することができ、所望の水質の浄水を得ることができる。
さらに、第2浄水供給路が、第1浄水路から分岐していることにより、原水や後述するプレフィルタ等に起因する微粉、細菌、雑菌等を第1フィルタにて補足できる為、第2フィルタの負荷を低減し、性能を落とすことなく、長期間使用することができる。
また、本発明では、切替手段が、原水を供給する原水流路と、前記第1浄水流路と、前記第2浄水流路とを、前記吐水口に連通させることができることが好ましい。
このような構成によれば、切替手段を作動させることによって、吐水口に原水と、第1浄水と、第2浄水とを選択的に供給することができる。
さらに、原水が吐水口に供給されることで、原水中の残留塩素によって、吐水口内が殺菌され、内部汚染を防止することができる。
また、本発明では、原湯を供給する原湯流路を有し、切替手段が、原水流路と、原湯流路と、第1浄水流路と、第2浄水流路とを、吐水口に連通することができることが好ましい。
このような構成によれば、切替手段を作動させることによって、吐水口に原水と、原湯と、第1浄水と、第2浄水とを選択的に供給することができる。
また、本発明では、切替手段が、原水と、原湯とを、任意の混合比率で混合して、吐水口から流出させることができることが好ましい。
このような構成によれば、切替手段を作動させることによって、所望の割合で、原水と原湯を混合することができるため、所望の温度の水を得ることができる。
また、本発明では、第1浄水供給路が、少なくとも1つ以上のプレフィルタに連通され、プレフィルタが原水を供給する原水供給路と連通されることが好ましい。
このような構成によれば、プレフィルタによって、原水中の大きなゴミや、有機化合物を除去できるため、第1フィルタへの負担を低減し、第1フィルタの寿命を延ばすことができる。
また、本発明では、第1フィルタが、前記プレフィルタとは異なる濾過性能を備え、前記第2フィルタが、前記第1フィルタより高い濾過性能を備えていることが好ましい。
このような構成によれば、原水及びプレフィルタに起因する微粉、細菌、雑菌等を第1フィルタにて補足できる為、第2フィルタの負荷を低減し、性能を落とすことなく、長期間使用することができる。また、異なったろ過性能を備えたフィルタを複数設けることで、水質に応じた処理を行うことができる。
また、本発明では、前記原水流路の上流端が、前記原水供給流路に接続されていることが好ましい。
このような構成によれば、浄水システムに常に水が供給されているため、ユーザーは原水を浄水システムに供給するための原水バルブを操作することなく浄水システムを稼働することができる。
また、本発明では、前記プレフィルタが、活性炭を備えていることが好ましい。
このような構成によれば、残留塩素やカビ臭、トリハロメタン等の有機化合物を除去することができる。
また、本発明では、前記第1フィルタが、精密濾過膜、限外濾過膜、およびナノ濾過膜のいずれかを備えていることが好ましい。
このような構成によれば、微粉や細菌、雑菌等の最大粒子径が0.01μm以上の物を除去することができ、第2フィルタの性能を落とすことなく、長期間使用することができる。
また、本発明では、前記第2フィルタが、RO膜又はイオン交換体を備えていることが好ましい。
このような構成によれば、原水中に含まれる硬度成分を除去でき、軟水化が可
能となる。
能となる。
また、本発明では、前記原水供給路に設けられた開閉弁と、前記開閉弁の開閉を操作する制御装置と、前記制御装置の動作を操作する操作手段とを備えていることが好ましい。
このような構成によれば、フィルタに水圧がかからないので、フィルタの寿命を延ばすことができる。
また、本発明では、前記吐水口が水栓に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、吐水口が水栓と一体になっているため、ユーザーが簡単に浄水を取水することができる。
また、水栓が、操作手段を備えていることが好ましい。
このような構成によれば、操作手段と水栓が一体となっているため、ユーザーが簡単に浄水を取水することができる。
また、本発明では、前記水栓がシングルレバー混合水栓であることが好ましい。
このような構成によれば、ユーザーがレバー操作によって簡単に水栓の開閉と、水質の選択、及び混合比の調整をすることができる。
本発明によれば、2種類の浄水を使用用途によって選択的に供給できるとともに、任意の割合に混合し、所望の用途に合った浄水を供給することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態の浄水システムについて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態の浄水システム1の構成を示す模式的なブロック図である。ここで説明する浄水システムは、浄水システム内で常に水圧がかかった状態で使用されるいわゆるI型(先止め式)の浄水システムである。
図1は、本発明の第1の実施形態の浄水システム1の構成を示す模式的なブロック図である。ここで説明する浄水システムは、浄水システム内で常に水圧がかかった状態で使用されるいわゆるI型(先止め式)の浄水システムである。
図1に示すように、浄水システム1では、原水が供給される原水供給路2に、上流側から順に、逆止弁3、第1プレフィルタ4、第2プレフィルタ(カーボンフィルタ)6が配置されている。
第1プレフィルタ4は、原水中の比較的大きな粗ゴミ、砂、鉄錆等の異物を取り除くことができる。そのため、第1プレフィルタ4の下流に中空糸膜フィルタ等を設けた際に、原水中の比較的大きな異物が取り除かれ、中空糸膜フィルタにかかる負担が少なくなり、中空糸膜の寿命を長くすることができる。
第1プレフィルタ4の構造としては、糸巻型、ロール型、サーフェス型、デプス・プリーツ型等が挙げられる。中でも、圧損が低く、濾過面積が広いことから、デプス・プリーツ型が好ましい。
第1プレフィルタ4の材質としては、ポリアクロニトリル、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなる合成繊維、ガラス繊維等や、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、フッ素樹脂等の樹脂材料、C、Si、Mn、P、S、Cr、Mo、Nb、Ta、B、V、Ni、Cu、Al、Ti、Fe、Co、およびこれらの合金等の無機、金属材料等が挙げられる。
第2プレフィルタ(カーボンフィルタ)6は、被処理水中の残留塩素やカビ臭、トリハロメタン等の有機化合物の吸着力用として、活性炭が使用されている。活性炭としては、例えば、粉末状、粒状、繊維状活性炭が挙げられる。粉末状、粒状活性炭としては、植物質(木材、セルロース、のこくず、木炭、椰子殻炭、素灰等)、石炭質(泥炭、亜炭、褐炭、瀝青炭、無煙炭、タール等)、石油質(石油残渣、硫酸スラッジ、オイルカーボン等)、パルプ廃液、合成樹脂等を炭化し、必要に応じてガス(水蒸気、二酸化炭素、空気等)や、薬品(塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、リン酸、硫酸、カセイソーダ、KOH等)で賦活したもの等が挙げられる。繊維状活性炭としては、ポリアクリロニトリル(PAN)、セルロース、フェノール、石炭系ピッチを原料にしたプレカーサを炭化し、ガス(水蒸気、二酸化炭素、空気等)や、薬品(塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、リン酸、硫酸、カセイソーダ、KOH等)で賦活したもの等が挙げられる。中でも除去性能を考慮すると、粒状活性炭が好ましい。
粒状活性炭の粒径は、JIS Z8801に準拠した20〜200メッシュ(75μm〜850μm)の範囲であればよく、36〜150メッシュ(106μm〜425μm)の範囲が好ましい。この範囲よりも粒径が小さいと通水性が悪くなり、この範囲よりも大きいとろ過性能が低くなる。
また、10インチのハウジングを使用する場合、充填量は200cc〜400ccが好ましい。
また、10インチのハウジングを使用する場合、充填量は200cc〜400ccが好ましい。
第2プレフィルタ(カーボンフィルタ)6の下流側には、第1浄水供給流路5の上流端が接続されている。また、第1浄水供給流路5の下流端は、逆止弁5aを介して第1フィルタ8の入口に接続されている。このように接続することで、第1フィルタに、第2プレフィルタ6等によって濾過された被濾過水が供給される。
本実施形態では、第1フィルタ8として、精密ろ過膜フィルタが使用されている。精密ろ過膜フィルタに使用される精密ろ過膜(MF膜)は、膜表面の孔径は、0.01μm〜10μm程度で、除去対象物質の粒径が0.01μmより大きい膜である。溶解性物質は透過するが、最大粒子径が0.01μm以上の物、例えば微生物や細菌等が除去される。
精密ろ過膜フィルタとしては、シート状の平膜、中空糸状の中空糸膜等が使用でき、例えば、セルロース系、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン)系、ポリビニルアルコール系、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリエーテル系、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)系、ポリスルフォン系、ポリアクリロニトリル系、ポリ四弗化エチレン(テフロン(登録商標))系、ポリカーボネイト系、ポリエステル系、ポリアミド系、芳香族ポリアミド系等の各種材料からなるものが使用できる。
なかでも、取扱い性や加工特性、耐薬品性等を考慮すると、ポリエチレン系の中空糸膜が好ましい。
なかでも、取扱い性や加工特性、耐薬品性等を考慮すると、ポリエチレン系の中空糸膜が好ましい。
精密ろ過膜の総膜面積は、10インチのハウジングを使用する場合、0.2m2〜2.0m2であることが好ましく、0.5m2〜1.5m2であることがさらに好ましい。この範囲よりも大きいとフィルタの加工性が悪くなり、この範囲よりも小さいと、ろ過性能が低くなる。
第1フィルタ8の下流側には、第1浄水流路10の上流端が接続されている。また、第1浄水流路10の下流端は、逆止弁12を介して、吐水口14を有するシングルレバー水栓である水栓16に接続されている。
また、原水供給路2の逆止弁3の上流側の部分から原水流路18が分岐している。この原水流路18の下流端は、逆止弁20を介して、水栓16に接続されている。
第1浄水流路10の逆止弁12より上流側の部分から、分岐路(第2浄水供給流路)22が分岐し、逆止弁24を介して、RO膜フィルタ(第2フィルタ)26の入口に接続されている。このように接続することで、RO膜フィルタ(第2フィルタ)26に、第1フィルタ8等によって濾過された被濾過水が供給される。
RO膜はイオン分離性能を有している。RO膜フィルタ(第2フィルタ)26で使用されるRO膜は、0.0001〜0.0005μmという超微細孔を有する人工的な半透膜であり、ナトリウムやカルシウム等の金属イオン、塩素イオンや硫酸イオン等の陰イオン、農薬等の低分子量有機物を除去対象とする。
RO膜の塩化ナトリウム除去性能は、水道用膜モジュール規格AMST−002において、93%以上と規定されており、極めて不純物の少ないろ過水を精製することができる。
このように、RO膜フィルタ(第2フィルタ)26は、第1フィルタ8より高い濾過性能を備えている。
浄水回収率は20%〜40%が好ましい。浄水回収率がこの範囲よりも大きいと、除去性能が悪くなり、この範囲よりも小さくなると使い勝手が悪くなる。
また、イオン分離性能を有したフィルタとして、イオン交換体を用いることができる。
イオン交換体としては、イオン交換樹脂(カチオン交換樹脂、アニオン交換樹脂等)や、イオン交換繊維等を使用することができる。
RO膜フィルタ(第2フィルタ)26の下流側にはオートシャットオフバルブ28が配置されている。オートシャットバルブ28には、RO膜フィルタ(第2フィルタ)26からの透過水流路(第2浄水流路)30、および濃縮水(排水)流路32が接続されている。
透過水流路(第2浄水流路)30のオートシャットオフバルブ28より下流側には、RO貯水タンク34が接続されている。
さらに、透過水流路(第2浄水流路)30の下流端は逆止弁36を介してポストフィルタ39に接続されている。
さらに、ポストフィルタ39は、逆止弁39aを介して、水栓16に接続されている。
ポストフィルタとしては、プレフィルタや、第1フィルタと同じ材質や性能を有する物を用いることができる。なかでも、RO膜フィルタ(第2フィルタ)で発生する異味、臭気の原因となる有機化合物を吸着できることから、活性炭が好ましい。また、RO膜フィルタ(第2フィルタ)は原水に含まれる残留塩素を除去するため、細菌や微生物は増殖しやすい。そのため、精密ろ過膜(MF膜)が好ましい。
また、細菌や微生物だけでなく、活性炭の微粉も除去できることから、活性炭の下流に、精密ろ過膜(MF膜)を備えることがより好ましい。
また、細菌や微生物だけでなく、活性炭の微粉も除去できることから、活性炭の下流に、精密ろ過膜(MF膜)を備えることがより好ましい。
第2浄水流路10、原水流路18、透過水流路(第2浄水流路)30は、流路切替器38(切替手段)を介して、水栓16に接続されている。流路切替器38(切替手段)は、固定ディスク40(図2)と、固定ディスク40に対し相対回転可能に重ねられた可動ディスク42(図3)とを備えている。
可動ディスク42は、水栓16の上部に取付けられた心棒(図示せず)によって連結された切替レバー44を回転させることにより、固定ディスク40に対し相対的に回転される。切替レバー44は吐水と止水、吐水させる水の種類を選択する操作手段である。
固定ディスク40には、外周部に、3つの貫通穴40a、40b、40cが形成されている。また、可動ディスク42にも、外周部に、開口42aが形成されている。
可動ディスク42の開口42aは、固定ディスク40と可動ディスク42の相対回転に伴って、固定ディスク40の貫通穴40a、40b、40cと重なることができる径方向の位置に配置されている。
また、固定ディスク40の貫通穴40aと40cは、可動ディスク42の開口42aと同時に重って、40aと40cを連通することができる周方向に隣接した位置に配置されている。
さらに、固定ディスク40の貫通穴40aには第1浄水流路10、40bには原水流路18、40cには透過水流路(第2浄水流路)30が、それぞれ、接続されている。
この結果、切替レバー44の回転によって、可動ディスク42を固定ディスク40に対し相対的に回転させ、可動ディスク42の開口42aと、固定ディスク40の貫通穴40a、40b、40cの一又は二とを整列させることができる。
さらに、オートシャットオフバルブ28は、図4に示されているように、内部の透過水流路に、膨張時に濃縮水(排水)流路32を閉鎖するゴム弁28aを備えている。
このオートシャットオフバルブ28は、RO貯水タンク34内が満水になったとき、逆流する水圧をうけ、透過水流路(第2浄水流路)30及び濃縮水(排水)流路32の流路を遮断する。オートシャットバルブ28を用いると、濃縮水のみが外部へ放流しないよう、RO貯水タンク34の満水を視知確認し、手動で原水供給源を閉める手間を省くことができる。
このオートシャットオフバルブ28は、RO貯水タンク34内が満水になったとき、逆流する水圧をうけ、透過水流路(第2浄水流路)30及び濃縮水(排水)流路32の流路を遮断する。オートシャットバルブ28を用いると、濃縮水のみが外部へ放流しないよう、RO貯水タンク34の満水を視知確認し、手動で原水供給源を閉める手間を省くことができる。
次に、浄水システム1の動作について説明する。
浄水システム1は、使用時には、第1浄水供給流路2の上流端が、原水供給源(水道の蛇口等)に接続されている。そのため、第1浄水供給流路2に原水が常時、供給されている。
浄水システム1は、使用時には、第1浄水供給流路2の上流端が、原水供給源(水道の蛇口等)に接続されている。そのため、第1浄水供給流路2に原水が常時、供給されている。
初期状態においては、切替レバー44は止水状態にある。止水状態であっても、RO貯水タンク34が満水でない場合には、オートシャットオフバルブ28が作動せず、RO膜フィルタ(第2フィルタ)26を透過した第2浄水が、RO貯水タンク34に給水され続ける。
RO貯水タンク34が満水となり、切替レバー44による止水によってオートシャットオフバルブ28内の内圧が上昇すると、透過水側のゴム弁28aが膨張し、濃縮水の排水が停止し、システムは休止状態となる(図5)。
すなわち、休止時に、RO貯水タンク34を満水にしておくことができる。そのため、使用時にRO貯水タンク34から供給される第2浄水の流量が不足することが回避される。また、RO貯水タンク34が満水になった状態では、濃縮水の排水が停止される。
浄水システム1は、切替レバー44を操作することにより、吐水口14から、原水(水道水)と、第1プレフィルタ4、カーボンフィルタ(第2プレフィルタ)6および第1フィルタ8で濾過された第1浄水と、第1プレフィルタ4、カーボンフィルタ(第2プレフィルタ)6、第1フィルタ8、およびRO膜フィルタ(第2フィルタ)26で濾過された第2浄水とを選択的に供給することができる。
すなわち、吐水口14から原水を供給する場合には、切替レバー44の操作によって、流路切替器38内の可動ディスク42の開口42aを固定ディスク40の貫通穴40bと整列させ、水栓16内に原水流路18から原水を導入し、吐水口14から原水を供給させる。
また、吐水口14から第1浄水を供給する場合には、切替レバー44の操作によって、流路切替器38内の可動ディスク42の開口42aを固定ディスク40の貫通穴40aと整列させ、水栓16内に第1浄水流路10から浄水(第1浄水)を導入し、吐水口14から第1浄水を供給させる。
さらに、吐水口14から第2浄水を供給する場合には、切替レバー44の操作によって、流路切替器38内の可動ディスク42の開口42aを固定ディスク40の貫通穴40cと整列させ、水栓16内に第2浄水流路30から浄水(第2浄水)を導入し、吐水口14から第2浄水を供給させる。
さらにまた、吐水口14から第1浄水と第2浄水の混合液を供給する場合には、切替レバー44の操作によって、流路切替器38内の可動ディスク42の開口42aを固定ディスク40の貫通穴40aおよび40cの両者と部分的に重なるように配置し、水栓16内に第1浄水流路10から浄水(第1浄水)および第2浄水流路30から浄水(第2浄水)を導入し、吐水口14から第1浄水と第2浄水の混合液を供給させる。
このとき、流路切替器38内の固定ディスク40に対する可動ディスク42の角度位置を適宜、調整し、可動ディスク42の開口42aと、連通する固定ディスク40の貫通穴40aおよび40cの面積を調整することにより、混合液内の第1浄水と第2浄水の割合を適宜、調整することができる。
飲用に適した水を得る場合は、第1浄水と第2浄水の割合を操作レバー44で硬度の調整をする。硬度を10ppm〜100ppm、更に、蒸発残留物(TDS)を30ppm〜200ppmの範囲に調整することが好ましい。この範囲は日本の水道管理目標設定項目の目標値であり、飲用に適している。
また、硬度を60ppm以下の軟水となるよう調整することがより好ましい。この場合、まろやかな水となり飲用として好ましい。
また、硬度を60ppm以下の軟水となるよう調整することがより好ましい。この場合、まろやかな水となり飲用として好ましい。
硬度を調整する際は、硬度メーター、もしくはTDSメーターを用いて調整する。また、水栓に硬度やTDSを表示する表示器を設けても良い。
また、飲用に適した浄水に限らず、浴室、洗面台、理容院、美容院等で使用するシャワーに適した硬度に調整しても良い。
(実施形態2)
次に、本発明の他の好ましい実施形態の浄水システムについて説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態の浄水システム50の構成を示す模式的なブロック図である。尚、第1の実施形態と同一の様態には、同一符号を付して説明する(以下の実施形態についても同様)。
次に、本発明の他の好ましい実施形態の浄水システムについて説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態の浄水システム50の構成を示す模式的なブロック図である。尚、第1の実施形態と同一の様態には、同一符号を付して説明する(以下の実施形態についても同様)。
図6に示されているように、浄水システム50は、RO膜フィルタ(第2フィルタ)26と水栓16の間に、オートシャットオフバルブ28およびRO貯水タンク34が設けられていない点で、第1の実施形態の浄水システム1と異なる。
このような構成によれば、オートシャットオフバルブ28及びRO貯水タンク34が必要ないため、構成が簡略化でき、設置の手間を省くことができ、低コストで浄水システムを提供することができる。
(実施形態3)
図7は、本発明の第3の実施形態の浄水システムの構成を示す模式的なブロック図である。
図7は、本発明の第3の実施形態の浄水システムの構成を示す模式的なブロック図である。
図7に示すように、浄水システム60では、原湯が供給される原湯供給路61に、逆止弁61aが配置されている。原湯供給路61は流路切替器(切替手段)68を介して、水栓16に接続されている。
流路切替器68は、固定ディスク62(図8、図9)と、固定ディスク62に対し相対回転可能に重ねられた可動ディスク64(図10)とを備えている。
可動ディスク64は、水栓16の上部に取付けられた心棒(図示せず)によって連結された切替レバー44を回転させることにより、固定ディスク62に対し相対的に回転される。また、可動ディスク64は切替レバー44を前後に倒すことにより、前後に摺動する。
図8は固定ディスク62の底面図である。固定ディスク61の底面には、外周部に4つの貫通穴62a、62b、62c、62dが形成さている。貫通穴62aには第1浄水流路10、62bには原水流路18、62cには透過水流路(第2浄水流路)30、62dには原湯流路61が通水できるよう形成されている。
図9は固定ディスク62を上部から見た平面図である。固定ディスク62の上面には、外周部に4つの貫通穴63a、63b、63c、63dが形成さている。貫通穴63aには貫通穴62a、貫通穴63bには貫通穴62b、貫通穴63cには貫通穴62c、貫通穴63dには貫通穴62dが、固定ディスク内部を貫通して連通されている。
図10は可動ディスク64の平面図である。可動ディスク64は、開口64aが形成されている。可動ディスク64の開口64aは、固定ディスク62と可動ディスク64の相対回転に伴って、固定ディスク62の貫通穴63a、63b、63c、64dと重なることができる径方向の位置に配置されている。
また、可動ディスク64の開口64aは、固定ディスク62の貫通穴63aと63c、または63bと63dと可動ディスク64の開口64aが同時に重なり、63aと63cまたは63bと63dを連通することができる位置に配置されている。
図11は第2浄水を通水する場合の、可動ディスクと固定ディスクの配置図である。切替レバー44を後方に倒すと、可動ディスク64の開口64aが固定ディスクに対して後方に摺動し、固定ディスク62の貫通穴に対する開口面積を大きくすることができる。
図12は止水する場合の、可動ディスクと固定ディスクの配置図である。切替レバー44を前方に倒すと、可動ディスク64の開口64aが固定ディスクに対して前方に摺動し、固定ディスク40の貫通穴に対する開口面積を小さくすることができる。さらに、完全に切替レバー44を前方に倒すと、止水状態にすることができる。この時、左右に動かしたとしても、可動ディスク64の開口64aは、固定ディスク62の貫通穴と重なることはなく、それぞれの流路は可動ディスク64の非開口部によって遮断され、止水状態となる。
この結果、切替レバー44の前後作動によって流路の開閉及び流量の調整と、
左右動作によって、可動ディスク64の開口64aと、固定ディスク62の貫通穴63a、63b、63c、63d及び63aと63c、63bと63dとを整列させることができる。
左右動作によって、可動ディスク64の開口64aと、固定ディスク62の貫通穴63a、63b、63c、63d及び63aと63c、63bと63dとを整列させることができる。
吐水口14から原湯を供給する場合には、切替レバー44の操作によって、流路切替器68内の可動ディスク64の開口64aを固定ディスク62の貫通穴63dと整列させ、水栓16内に原湯流路61から原湯を導入し、吐水口14から原水を供給させる。また、切替レバー44の前後動作によって、流量を調整することができる。
さらにまた、吐水口14から原水と原湯の湯水混合水を供給する場合には、切替レバー44の操作によって、可動ディスク64の開口64aを固定ディスク62の貫通穴63bおよび63dの両者と部分的に重なるように配置し、水栓16内に原水流路18から原水および原湯流路61から原湯を導入し、吐水口14から原水と原湯の湯水混合水を供給させる。
このとき、固定ディスク62に対する可動ディスク64の位置を調整し、可動ディスク64の開口64aと、連通する固定ディスク62の貫通穴63bおよび63dの面積を調整することにより、湯水混合水内の原水と原湯の割合を適宜、調整することができる。更には、切替レバー44の前後動作によって、流量を調整することができる。
吐水口から、第1浄水及び、第1浄水と第2浄水の混合液を供給する場合は、原湯及び、原水と原湯の混合液を供給する場合と同様に切替レバー44の操作を行うことでで、供給することができる。
(実施形態4)
図13は、本発明の第4の実施形態の浄水システムの構成を示す模式的なブロック図である。第4の実施形態は、II型(元止め式)の浄水システムである。
図13に示すように、原水流路18の分岐箇所よりも上流に、原水供給路2を開閉する電磁弁(開閉弁)52が設けられている。そして、この電磁弁52には、電磁弁52を開閉し、吐水口14からの吐水と止水とを切り替える浄水用制御装置53が設けられている。
図13は、本発明の第4の実施形態の浄水システムの構成を示す模式的なブロック図である。第4の実施形態は、II型(元止め式)の浄水システムである。
図13に示すように、原水流路18の分岐箇所よりも上流に、原水供給路2を開閉する電磁弁(開閉弁)52が設けられている。そして、この電磁弁52には、電磁弁52を開閉し、吐水口14からの吐水と止水とを切り替える浄水用制御装置53が設けられている。
浄水用制御装置53は切替レバー44と図示しない電気配線により接続されている。よって、切替レバー44を操作して、浄水を吐水する場合には、電磁弁52が開放され、浄水システムに原水が供給され、浄水が吐水口から吐出される。また、止水する場合には、電磁弁52が閉止され、浄水システムに原水の供給が止まる。そのため、フィルタに水圧がかからないように構成されている。
さらに、図13に示した浄水システムでは、第2浄水供給路22の逆止弁24よりも下流に、ポンプ54を備える事が好ましい。また、ポンプ54はロープレッシャースイッチ55を備えている。
ロープレッシャースイッチ55はポンプ54と図示しない電気配線により接続されている。ロープレッシャースイッチ55は、通水時にONとなり、ポンプ54を稼働させる。また、ロープレッシャースイッチ55は止水時にはOFFとなり、ポンプ54を停止させる。よって、第2浄水の吐水時には、RO膜を加圧して水量を確保することができる。また、止水時には加圧しないので、電力を節約することができ経済的である。
また、図13では、原水を別の水栓に接続しているが、浄水器用の水栓に接続しても良い。その場合、制御装置53と逆止弁3の間に原水流路18を設けて、吐水口から原水を吐水することができる。
また、図13では、原水供給路2が電磁弁を介して第1プレフィルタ4に連通しているが、原水供給路2を水栓16内の流路切替装置に接続し、流路切替装置から配管を経て、プレフィルタ4に接続しても良い。この場合、切替レバー44の操作によって、浄水装置に原水が供給されるので、水栓に水圧がかかり、浄水使用時のみ各フィルタに水圧がかかるよう設計された、いわゆるII型(元止め式)の浄水システムとして使用できる。
本発明は、前記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内で種々の変更、変形が可能である。
例えば、上述の実施形態の浄水システムでは、第1フィルタ8として、精密ろ過膜フィルタが使用されているが、精密ろ過膜フィルタに替えて、他の濾過膜、例えば限外ろ過膜(UF膜)、またはナノろ過膜(NF膜)をろ材としたフィルタを用いても良い。
ここで、限外ろ過膜(UF膜)は、精密ろ過膜より更に膜孔径が小さいもので、膜表面の孔径は、0.01μm以下であり、除去対象物質の分子量が1,000〜300,000Da程度の膜である。分離可能な物質の大きさを分子量で示した分画分子量であらわされる。水、イオン分子、低分子量物質は透過する。これらろ過膜による不純物除去効果は0.01μm程度の粒子除去が限界となっている。
また、ナノろ過膜(NF膜)は、硬度成分等の二価金属イオンから広範囲の低分子量物質を除去する場合に用いられる。限外ろ過膜(UF膜)とRO膜の中間に位置づけられ、二価イオンは阻止するが、一価金属イオンは透過しやすいといった特徴がある。
したがって、第1浄水に求められる水質に応じて、第1フィルタ8に使用するフィルタ膜が適宜、選定される。
また、上述の実施形態の浄水システムでは、1つの水栓に原水と、第1浄水と、第2浄水とを接続させる構成としたが、原水とは別に、第1浄水、第2浄水とを別の水栓に接続しても良い
また、上述の実施形態の浄水システムでは、第2プレフィルタ6は吐水口14と連結されていないが、第2プレフィルタ6と吐水口14とを連結させるプレフィルタ浄水路を設けて、吐水口14から、プレフィルタ浄水を供給しても良い。
また、上述の実施形態の浄水システムでは、操作手段として切替レバー44を備えていが、スイッチなどを設けても良い。
なお、上述の実施形態において「上流」及び「下流」とは、原水入口を最上流とし、吐水口を最下流とする流路における方向を意味する。
1:浄水システム
2:第1浄水供給流路
4:第1プレフィルタ
6:第2プレフィルタ(カーボンフィルタ)
8:第1フィルタ
10:第1浄水流路
14:吐水口
16:水栓
18:原水流路
22:分岐路(浄水供給流路)
26:第2フィルタ
28:オートシャットオフバルブ
30:透過水流路(第2浄水流路)
32:濃縮水(排水)流路
34:RO貯水タンク
38:流路切替器(切替手段)
40:固定ディスク
42:可動ディスク
44:切替レバー(操作手段)
2:第1浄水供給流路
4:第1プレフィルタ
6:第2プレフィルタ(カーボンフィルタ)
8:第1フィルタ
10:第1浄水流路
14:吐水口
16:水栓
18:原水流路
22:分岐路(浄水供給流路)
26:第2フィルタ
28:オートシャットオフバルブ
30:透過水流路(第2浄水流路)
32:濃縮水(排水)流路
34:RO貯水タンク
38:流路切替器(切替手段)
40:固定ディスク
42:可動ディスク
44:切替レバー(操作手段)
Claims (16)
- 原水を濾過して浄水を生成する浄水システムであって、少なくとも1つ以上の吐水口と、原水を供給する原水供給流路と、第1フィルタと、前記第1フィルタに被濾過水を供給する第1浄水供給流路と、前記第1フィルタを前記吐水口に接続する第1浄水流路と、イオン分離性能を有する第2フィルタと、前記第1浄水路から分岐して、前記第2フィルタに被濾過水を供給する第2浄水供給流路と、前記第2フィルタを前記吐水口に接続する第2浄水流路と、前記第1浄水流路と、前記第2浄水流路とを、前記吐水口に連通させる切替手段とを、備え、前記切替手段が、前記第1浄水流路から供給される第1浄水と、前記第2浄水流路から供給される第2浄水とを、任意の混合比率で混合して、前記吐水口から流出させることができる、ことを特徴とする浄水システム。
- 前記切替手段が、原水を供給する原水流路と、前記第1浄水流路と、前記第2浄水流路とを、前記吐水口に連通させることができる請求項1に記載の浄水システム。
- 原湯を供給する原湯流路を有し、前記切替手段が、前記原水流路と、原湯流路と、前記第1浄水流路と、前記第2浄水流路とを、前記吐水口に連通することができる請求項1に記載の浄水システム。
- 前記切替手段が、原水と、原湯とを、任意の混合比率で混合して、前記吐水口から流出させることができる請求項3に記載の浄水システム。
- 前記第1浄水供給路が、少なくとも1つ以上のプレフィルタに連通され、前記プレフィルタが原水を供給する原水供給路と連通される請求項1ないし3に記載の浄水システム
- 前記第1フィルタが、前記プレフィルタとは異なる濾過性能を備え、前記第2フィルタが、前記第1フィルタより高い濾過性能を備え、ている、請求項1ないし4に記載の浄水システム。
- 前記原水流路の上流端が、前記原水供給流路に接続されている、請求項2ないし5のいずれか1項に記載の浄水システム。
- 前記プレフィルタが、活性炭を備えている請求項4ないし6のいずれか1項に記載の浄水システム。
- 前記第1フィルタが、精密濾過膜、限外濾過膜、およびナノ濾過膜のいずれかを備えている、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の浄水システム。
- 前記第1フィルタが、精密濾過膜を備えている、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の浄水システム。
- 前記第2フィルタが、RO膜又はイオン交換体を備えている、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の浄水システム。
- 前記第2フィルタが、RO膜を備えている、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の浄水システム。
- 前記原水供給路に設けられた開閉弁と、前記開閉弁の開閉を操作する制御装置と、前記制御装置の動作を操作する操作手段とを、備えている請求項1ないし11に記載の浄水システム。
- 前記吐水口が水栓に設けられている、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の浄水システム。
- 前記水栓が、前記操作手段を備えている請求項13に記載の浄水システム。
- 前記操作手段がシングルレバー混合水栓である、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の浄水システム。
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JP2013268228A JP2015123389A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 浄水システム |
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KR20190035590A (ko) * | 2017-09-25 | 2019-04-03 | 주식회사 마이크로필터 | 스마트 정수장치 |
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-
2013
- 2013-12-26 JP JP2013268228A patent/JP2015123389A/ja active Pending
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