JP2015122772A - Mdt測定値の非リアルタイムの報告を可能にする方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録された測定値の存在を無線通信ネットワークのネットワークノードに報知する方法を提供する。【解決手段】第1の移動局は、無線通信ネットワークに関連する第1の移動局に対する1つ以上の接続性の態様を考慮して第1の移動局に対する報告設定に従って実行される測定を実行し78、測定値を内部ログに格納する。次に第1の移動局は、第1のネットワークノードが記録された測定報告に対する要求を含む通知に応答できるように記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出する82。【選択図】図6
Description
本発明は、一般に、移動局からネットワークに測定報告を提供することに関する。本発明は、特に、無線通信ネットワークの第1のネットワークノードに移動局等の第1の移動局から記録された測定値の存在を報知するものに関し、移動局が無線通信ネットワークの第1のネットワークノードに記録された測定値の存在を報知できるようにする方法及びコンピュータプログラム、並びに記録された測定値の存在を移動局が報知できるようにするネットワークノードに関する。
多くの場合ユーザ機器で示される移動局は、種々のネットワークパラメータを測定する必要がある。そのような測定値は、測定ログに格納され、その後ネットワークに報告される。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、MDT(Minimizing Drive Tests)の解決方法を定義する過程にある。この作業の意図は、移動局又はユーザ機器(UE)の測定ロギング機能を説明する非特許文献1に記載される。
ネットワーク(NW)は、何らかの測定値のロギングを実行するように移動局に要求する。移動局は、位置情報の利用等のある特定の制約を受けてネットワークにより要求されたようにロギングを実行する。移動局測定ログの報告は別に設定される。これは、ロギングの期間と報告の期間とが異なることを意味する。
MDTの最も重要な使用例はカバレッジ最適化である。カバレッジ最適化のために、以下の移動局測定値(又は同様の機能性)を考慮する。
・定期的な下りパイロット測定値
・サービングセルは閾値より悪化
・送信電力ヘッドルームは閾値を下回る
・ページング制御チャネル(PCCH)復号化エラー等のページングチャネル障害
・同報通信チャネル障害
報告基準の詳細は考慮されていないが、リアルタイム報告及び/又は非リアルタイム報告(記録された又は遅延した報告として既知である)が要求される。
・サービングセルは閾値より悪化
・送信電力ヘッドルームは閾値を下回る
・ページング制御チャネル(PCCH)復号化エラー等のページングチャネル障害
・同報通信チャネル障害
報告基準の詳細は考慮されていないが、リアルタイム報告及び/又は非リアルタイム報告(記録された又は遅延した報告として既知である)が要求される。
非リアルタイム測定値に対して考えられるトリガは、以下のことを含む。
定期的な下りパイロット測定値:共通パイロットチャネル(CPICH)、受信信号コード電力(RSCP)、共通パイロットチャネルチップ当たりのエネルギー対雑音比(CPICH Ec/No)又は時分割複信(TDD)プライマリ共通制御物理チャネル(P−CCPCH)、受信信号コード電力(RSCP)及び干渉信号コード電力(ISCP)、基準信号受信電力(RSRP)及び基準信号受信品質(RSRQ)(接続モードに限る)等の無線環境測定値が定期的に記録される。
サービングセルは閾値より悪化:CPICH RSCP、CPICH Ec/No又はTDD P−CCPCH RSCP及びISCP、RSRP及びRSRQ(接続モードに限る)等の無線環境測定値は、サービングセルメトリックが設定された閾値より悪化する場合に記録される。測定ロギングウィンドウ(すなわち、収集されたログがUEにおいて保持される「スライディングウィンドウ」)は、イベントの発生前後のある特定の期間中に情報を収集できるように使用される。
送信電力ヘッドルームは閾値を下回る:送信電力ヘッドルーム、並びにCPICH RSCP、CPICH Ec/No又はTDD P−CCPCH RSCP及びISCP、RSRP及びRSRQ(接続モードに限る)等の無線環境測定値は、UE送信電力ヘッドルームが設定された閾値を下回る場合に記録される。
ランダムアクセス障害:ランダムアクセス、並びにCPICH RSCP、CPICH Ec/No又はTDD P−CCPCH RSCP及びISCP、RSRP及びRSRQ(接続モードに限る)等の無線環境測定値に関する詳細は、ランダムアクセス障害が発生する場合に記録される。
リアルタイム報告の一例は、非特許文献2及び非特許文献3において規定された無線リソース管理(RRM)報告である。非リアルタイム報告(遅延報告)の詳細が特定されないため、ネットワークは報告を制御できない。
1つの特定の問題は、ネットワークにおける非リアルタイム報告のサポートである。全てのネットワークノードが非リアルタイム報告の受信をサポートするように更新されなくてもよいため、ネットワークは受信した記録された測定報告を破棄するようになるかもしれない。現在、移動局は、ネットワークが記録された測定報告を受信する準備ができているかを知るすべがない。
3GPP TR36.805
3GPP TS25.331
3GPP TS36.331
3GPP TS36.211V.9.1.0.Physical Channel and Modulation
従って、本発明は、移動局からネットワークに記録された測定報告を提供する信頼性を向上させる手段を提供することに関する。
特に、本発明により、機構は非リアルタイム報告の報告を制御できる。
本発明の一態様において、移動局は、例えばネットワークが測定報告を受信する準備ができていることを示した後、記録された測定報告が利用できることをネットワークに対して示し、実際に記録された測定報告を配信する。
本発明の別の態様において、移動局は、MDTデータ等の報告データを格納するように構成されたメモリと、ネットワークから受信した要求等の情報に従ってデータの収集及びMDTデータのネットワークへの配信を制御するプロセッサとを備える。
本発明の1つの目的は、記録された測定報告が信頼できる方法で移動局からネットワークノードに送出されることを移動局に保証させることである。
この目的は、本発明の第1の態様に従って、第1の移動局から記録された測定値の存在を無線通信ネットワークの第1のネットワークノードに報知する方法であって、
無線通信ネットワークに関連する第1の移動局に対する1つ以上の接続性を考慮して第1の移動局に対する報告設定に従って測定を実行することと、測定値を内部ログに格納することと、第1のネットワークノードが通知に対して、記録された測定報告に対する要求を含んだ応答をすることができるように記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出することとを備える方法により実現される。
無線通信ネットワークに関連する第1の移動局に対する1つ以上の接続性を考慮して第1の移動局に対する報告設定に従って測定を実行することと、測定値を内部ログに格納することと、第1のネットワークノードが通知に対して、記録された測定報告に対する要求を含んだ応答をすることができるように記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出することとを備える方法により実現される。
この目的は、本発明の第2の態様に従って、記録された測定値の存在について無線通信ネットワークの第1のネットワークノードに報知する第1の移動局により実現される。移動局は、無線通信ネットワークに関連して第1の移動局に対する1つ以上の接続性を考慮して第1の移動局に対する報告設定に従って測定を実行する測定実行ユニットと、測定を実行するように指示し、測定値を内部ログに格納し、第1のネットワークノードが通知に対して、記録された測定報告に対する要求を含んだ応答をすることができるように記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出するように送信機に指示する制御ユニットとを備える。
この目的は、本発明の第3の態様に従って、記録された測定値の存在について無線通信ネットワークの第1のネットワークノードに報知するコンピュータプログラムにより実現される。コンピュータプログラムは、移動局の制御ユニットに
無線通信ネットワークに関連して第1の移動局において及び第1の移動局に対して実行される1つ以上の接続性を考慮して第1の移動局に対する報告設定に従って測定を実行させ、測定値を内部ログに格納させ、第1のネットワークノードが通知に対して、記録された測定報告に対する要求を含んで応答できるように記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出するように送信機に実行させるコンピュータプログラムを備える。
無線通信ネットワークに関連して第1の移動局において及び第1の移動局に対して実行される1つ以上の接続性を考慮して第1の移動局に対する報告設定に従って測定を実行させ、測定値を内部ログに格納させ、第1のネットワークノードが通知に対して、記録された測定報告に対する要求を含んで応答できるように記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出するように送信機に実行させるコンピュータプログラムを備える。
本発明は多くの利点を有する。指示を送出することにより、報告の信頼性が向上する。測定報告を失う危険性は低下する。更にそれにより、ネットワークは、報告が使用可能である場合にのみこれらを要求できる。ネットワークは、報告の存在を追跡する必要がないため、処理能力を他の動作に対して使用する。
本発明の一変形例によれば、要求が受信されない場合に通知は繰り返し送出されている。
本発明の更なる一変形例によれば、要求が受信されない場合に記録された測定値は内部ログに保持される。
本発明の更に別の変形例によれば、測定値はアイドルモードで収集される。
本発明の更なる一変形例によれば、通知は、前記報告に対してデータを採集する場合に第1の移動局により使用されたアクセス技術の種類の指示を含む。
本発明の別の変形例によれば、通知は、移動局がネットワークに接続することに関連して変更されたメッセージである無線リソース制御メッセージとして送出される。特にメッセージは、無線リソース制御接続設定完了メッセージである。
本発明の第1の態様の一変形例によれば、方法は、少なくとも1つの通知タイミング基準に基づいて通知を送出する時点を判定するステップを更に備える。
通知タイミング基準は、以下の特性、すなわち移動局メモリ消費、バッテリレベル、測定値の可用性及びネットワークにおける負荷のうちの1つ以上に基づく。
本発明の第1の態様の一変形例によれば、方法は、ネットワークノードから報告設定を受信することを更に備える。
第2の態様の一変形例によれば、移動局の制御ユニットは、ネットワークノードから報告設定を受信するように更に構成される。
報告設定を提供するこのネットワークノードは、第1のネットワークノードである。あるいは、このネットワークノードは更なるネットワークノードであり、第1のネットワークノード及び更なるネットワークノードは、種々の異なるアクセス技術を使用する。
本発明の別の目的は、無線通信ネットワークにより、移動局が信頼できる方法で記録された測定報告をネットワークノードに提供できるようにすることである。
この目的は、本発明の第4の態様に従って、移動局が記録された測定値の存在を無線通信ネットワークの第1のネットワークノードに報知できるようにする方法であって、
移動局が記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出できるように、記録された測定報告を送出するための報告設定をネットワークノードから第1の移動局に提供することを備える方法により実現される。
移動局が記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出できるように、記録された測定報告を送出するための報告設定をネットワークノードから第1の移動局に提供することを備える方法により実現される。
この目的は、本発明の第5の態様に従って、第1の移動局が記録された測定値の存在を無線通信ネットワークの第1のネットワークノードに報知できるようにする無線通信ネットワークのネットワークノードであって、
移動局が記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出できるようにするための報告設定を第1の移動局に提供するように構成された制御プロセッサを備えるネットワークノードにより実現される。
移動局が記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出できるようにするための報告設定を第1の移動局に提供するように構成された制御プロセッサを備えるネットワークノードにより実現される。
この目的は、本発明の第6の態様に従って、移動局が記録された測定値の存在を無線通信ネットワークの第1のネットワークノードに報知できるようにするコンピュータプログラムであって、
ネットワークにおけるネットワークノードに
移動局が記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出できるようにするための報告設定を第1の移動局に提供させるコンピュータプログラムにより更に実現される。
ネットワークにおけるネットワークノードに
移動局が記録された測定値の存在に関する通知を第1のネットワークノードに送出できるようにするための報告設定を第1の移動局に提供させるコンピュータプログラムにより更に実現される。
報告設定は、第1の移動局がアイドルモードの場合に測定を実行することを本明細書に記載する。
本明細書中で使用される「備える」という用語は、記載される特徴、数字、ステップ又は構成要素の存在を示すものとして解釈され、1つ以上の他の特徴、数字、ステップ、構成要素又はそれらの集合の存在又は追加を除外するわけではないことを強調しておく。
次に、添付の図面に関連して本発明を更に詳細に説明する。
無線ネットワーク制御装置、基地局及び移動局を備える無線通信ネットワークのアーキテクチャを概略的に示す図である。
本発明に係る機能のうちのいくつかを実現する移動局の構成を示すブロック図である。
移動局と通信する、本発明に係る機能性のうちのいくつかを実現する基地局の一部を示すブロック図である。
本発明の第1の基本変形例において移動局とネットワークとの間でやり取りされる信号を概略的に示す図である。
本発明の第1の実施形態に従ってシステムのネットワークノードにおいて実行されている多くの方法ステップを示すフローチャートである。
本発明の第1の実施形態に従って移動局において実行される方法を示すフローチャートである。
第1の実施形態の一変形例において移動局とネットワークノードとの間でやり取りされた信号を概略的に示す図である。
本発明の第2の実施形態に従ってシステムのネットワークノードにおいて実行される方法を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施形態に従って移動局において実行される方法を示すフローチャートである。
第2の実施形態の一変形例において移動局とネットワークとの間でやり取りされる信号を概略的に示す図である。
本発明の第3の実施形態に従ってシステムのネットワークノードにおいて実行される方法を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施形態に従って移動局において実行される方法を示すフローチャートである。
CD ROMディスクの形態のコンピュータ可読記憶媒体を備える本発明に係るコンピュータプログラムを概略的に示す図である。
以下の説明において、限定する目的ではなく説明する目的で、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技術等の具体的に詳細は、本発明を理解するために提供される。しかし、これらの具体的な詳細から離れる他の実施形態において本発明が実施されてもよいことは、当業者には明らかとなるだろう。他の例において、既知のデバイス、回路及び方法の詳細な説明は、不必要な詳細により本発明の説明を不明瞭にしないように省略される。
無線通信システムに対する第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)LTE(Long Term Evolution)規格は、最近決定され、最大20メガヘルツ(MHz)の帯域幅をサポートする。LTE及び高速パケットデータアクセス(HSPA)は、「第3世代」(3G)通信システムと呼ばれることもあり、現在3GPPにより標準化されている。LTE仕様書は、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)仕様の進化型として見なされる。
LTEシステムは、システムノードからユーザ機器(UE)へのダウンリンク(DL)において直交周波数多重(OFDM)を多元接続技術(OFDMAと呼ばれる)として使用する。UEは、LTE及びWCDMAにおいて移動局に対して使用される用語である。LTEシステムは、約1.4MHZ〜20MHzのチャネル帯域幅を有し、最大帯域幅チャネル上で100メガビット/秒(Mb/s)を上回るスループットをサポートする。LTEダウンリンクに対して規定された1種類の物理チャネルは、LTEプロトコルスタックにおいて上位層から情報を搬送し且つ1つ以上の特定のトランスポートチャネルがマッピングされる物理下り共用チャネル(PDSCH)である。制御情報は、物理上り制御チャネル(PUCCH)及び物理下り制御チャネル(PDCCH)により搬送される。LTEチャネルは、仕様書の中でも非特許文献4において説明されており、参照することにより本明細書に取り込まれる。
IMT−Advanced通信システムは、LTEのインターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)、HSPA又はIMSマルチメディア電話通信(IMT)に対する他の通信システムを使用する。IMT advancedシステム(「第4世代」(4G)移動通信システムと呼ばれる)において、100MHz以上の帯域幅が考慮されている。3GPPは、LTE、HSPA、WCDMA及びIMTの仕様、並びに他の種類のセルラ無線通信システムを標準化する仕様を公表する。
OFDMA通信システムにおいて、送信されるデータストリームは、並列に送信される多くの狭帯域副搬送波間で分配される。一般に、特定のUE向けのリソースブロックは、特定の期間の間使用された特定の副搬送波の特定の数である。副搬送波の異なるグループは、異なるユーザに対して異なる時間において使用される。各副搬送波が狭帯域であるため、各搬送波は主にフラットフェージングを受ける。これにより、UEは各副搬送波を容易に復調する。OFDMA通信システムは、参考として本明細書に取り入れられる特許文献1等において説明される。
図1は、一般的なセルラ通信システムであるWCDMAシステム10のアーキテクチャを示す。無線ネットワーク制御装置(RNC)12、14は、例えば無線アクセスベアラ設定、ダイバシティハンドオーバ等を含む種々の無線ネットワーク機能を制御する。一般に各RNCは、下り(DL又は順方向)チャネル及び上り(UL又は逆方向)チャネルを通して互いに通信する適切な基地局(BS)を介して移動局(MS)、移動電話又は他の遠隔端末等のUEに対する通話を誘導する。図1において、BS16、18、20に結合したRNC12及びBS22、24、26に結合したRNC14を示す。LTEシステムのアーキテクチャは、独立したノードであるRNCがないという点でWCDMAシステムのアーキテクチャとは異なる。LTE無線基地局の名前であるBS又はeNodeBは、RNCの機能のうちのいくつかを一体化されて有し、他のeNodeBとの通信のためのインタフェースを有する。
LTEシステムにおける各BS又は各eNodeBは、1つ以上のセルに分割される地域にサービスする。図1において、BS26は、BS26のセルを構成する5つのアンテナセクタS1〜S5を有するものとして示されるが、BSから信号が提供されるセクタ又は他の領域もセルと呼ばれる。更にBSは、UEに信号を送信するために2つ以上のアンテナを使用する。一般にBSは、専用電話回線、光ファイバリンク、マイクロ波中継装置等により対応するRNCに結合される。RNC12、14は、移動交換局(不図示)及び/又はパケット無線サービスノード(不図示)等の1つ以上のコアネットワークノードを通して、例えば公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等の外部ネットワークと接続される。
図1に示された機能構成は、3G LTEシステム及び他の通信システムにおいて変更されることが理解されるだろう。例えば、RNC12、14の機能はeNodeB22、24、26に移され、他の機能はネットワークにおける他のノードに移される。基地局は、セル/セクタ/領域に情報を送信するために多数の送信アンテナを使用し、これらの種々の送信アンテナは、それぞれ異なるパイロット信号を送出することが更に理解されるだろう。
図2は、eNodeBあるいはeNB、つまり基地局BS31の構造を示すブロック図である。ネットワーク10においてBS16、18、20、22、24、26及び他のそのような送信ノードに特有の構造31は、以下に説明する方法を実現することで移動局と通信するために使用される。図2に示された機能ブロックは、多様な同等の方法で組み合わされて再構成され、多くの機能は1つ以上の適切にプログラムされたデジタル信号プロセッサ及び他の既知の電子回路により実行されることが更に理解されるだろう。
eNB31の構造は、一般的かつ有利に適切にプログラムされたデジタル信号プロセッサである制御プロセッサ32により動作される。一般に制御プロセッサ32は、構造31において制御信号及び他の信号を提供し、種々のデバイスからそれらを受信する。図2において簡略化するために、制御プロセッサ32は、それぞれの移動局に送信されるかあるいは適切なデータ生成器34から同報されるデジタルワードを受信するスケジューラ及び選択器33と情報をやり取りするものとして示される。例えば、スケジューラ及び選択器33は、LTEシステムにおいてリソースブロック及びリソース要素(RB/RE)のスケジューリング及び選択を実現し、WCDMA/HSPAシステムにおいてコードの割り当てを実現する。
制御プロセッサ32は、例えばサブフレーム、フレーム又はそれらのグループにおいて送信されるRB及びREを単にカウントすることで判定される基地局上の負荷を監視するように構成される。制御プロセッサ32等のプロセッサは、送信されているRB及びREの数、並びに最近送信されたRB及びREの数に関連する接続された全ての移動局に送信される使用可能な帯域幅を待っているデータの量等のBSバッファ状態を監視することでBS上の負荷を判定するトラフィック解析器として更に構成される。上述したように、BS上の負荷は、接続された移動局の数に基づいて、あるいはWCDMA、HSPA又は同等のシステムにおいて、割り当てられたチャネライゼーションコードに基づいて更に判定される。判定された負荷に基づいて、プロセッサ32は、以下に説明する方法の他のステップを実現する。
スケジューラ及び選択器33からの情報は、特定の通信システムに適した変調信号を生成するために情報を使用する変調器35に提供される。例えば、LTEシステムにおける変調器35はOFDM変調器である。変調器35により生成された変調信号は、少なくとも1つの送信アンテナ38を通して送信される無線信号を生成する適切な無線回路37に提供される。移動局により送信された無線信号は、これらの信号を無線回路37及び復調器36に提供する少なくとも1つの受信アンテナ39により取り込まれる。多くの場合UEにおいて実行されるように、同一のアンテナが送信及び受信のために使用されることは、当業者により理解されるだろう。
制御プロセッサ32は、機能を実行するように構成された専用のプログラムされたプロセッサ又は他の適切な論理により実現される図2に示された1つ以上の他のデバイスを備えるように構成されることが理解されるだろう。データ生成器34、スケジューラ及び選択器33、並びに変調器35の組合せは、送信されるDLフレーム又はサブフレームを生成する。変調器35は、情報を無線回路37に提供される変調シンボルに変換する。無線回路37は、変調シンボルを1つ以上の適切な搬送波信号上にのせる。例えばLTEシステムにおいて、無線回路37は、変調シンボルを多くのOFDM副搬送波上にのせる。変調された副搬送波信号は、アンテナ38を通して送信される。
図3は、以下に説明する本発明の種々の実施形態の方法を実現する移動局における構成40を示すブロック図である。図3に示された機能ブロックは、種々の同等の方法で組み合わされて再構成され、多くの機能は、1つ以上の適切にプログラムされたデジタル信号プロセッサにより実行されることが理解されるだろう。また、図3に示された機能ブロック間の接続及び図3に示された機能ブロックにより提供又はやり取りされる情報は、移動局が、移動局の動作に含まれた他の方法を実現することを可能にする種々の方法で変更される。
図3に示されるように、移動局は、アンテナ41を通してDL無線信号を受信し、典型的にはフロントエンド受信機(Fe RX)42において受信した無線信号をアナログベースバンド信号にダウンコンバートする。ベースバンド信号は、帯域幅BW0を有するアナログフィルタ44によりスペクトル整形され、フィルタ44により生成された整形されたベースバンド信号は、アナログ/デジタル変換器(ADC)46によりアナログ形式からデジタル形式に変換される。
デジタル化されたベースバンド信号は、DL信号に含まれた同期信号又は同期シンボルの帯域幅に対応する帯域幅BWsyncを有するデジタルフィルタ48により更にスペクトル整形される。フィルタ48により生成された整形された信号は、3G LTE等の特定の通信システムに対して規定されたセルを探索する1つ以上の方法を実行するセル探索ユニット50に提供される。
一般にそのような方法は、受信した信号において所定の一次及び/又は二次同期チャネル(P/S−SCH)信号を検出することを含む。
更にデジタル化されたベースバンド信号は、ADC46により帯域幅BW0を有するデジタルフィルタ52に提供され、フィルタリングされたデジタルベースバンド信号は、高速フーリエ変換(FFT)又は他のベースバンド信号の周波数領域(スペクトル)表現を生成する適切なアルゴリズムを実現するプロセッサ54に提供される。チャネル推定器56は、プロセッサ54から信号を受信し、制御及びタイミングの情報をプロセッサ54にも提供する制御ユニット58により提供された制御及びタイミングの信号に基づいていくつかの副搬送波i及びセルj毎にチャネル推定値Hi,jを生成する。
推定器56は、復号器60及び信号電力推定器62にチャネル推定値Hiを提供する。プロセッサ54から信号を更に受信する復号器60は、以下に説明するように無線リソース制御(RRC)メッセージ又は他のメッセージから情報を抽出するように好適に構成され、一般的に移動局(不図示)において更なる処理を受ける信号を生成する。推定器62は、受信信号電力測定値(例えば、基準信号受信電力(RSRP)、受信副搬送波電力Si、信号対干渉比(SIR)等の推定値)を生成する。推定器62は、制御ユニット58により提供された制御信号に応答して種々の方法でRSRP、基準信号受信品質(RSRQ)、受信信号強度(RSSI)、受信副搬送波電力Si、SIR及び他の関連する測定の推定値を生成する。推定器62により生成された電力推定値は、一般に、移動局において更なる信号処理のために使用される。推定器62及びチャネル推定器56は、双方とも本発明の測定値を提供するユニットである。
推定器62(又は更に言えば探索器50)は、適切な信号相関器を備えるように構成される。
図3に示された構成において、制御ユニット58は、探索器50、プロセッサ54、推定器56及び推定器62を構成するために必要なほぼ全てのものを追跡する。推定器56の場合、これは、方法及びセルアイデンティティの双方を含む(基準信号抽出及び基準信号のセル固有のスクランブルのために)。探索器50と制御ユニット58との間の通信は、セルアイデンティティ及び周期的プレフィックス構成等を含む。
制御ユニット58は、検出されたセルでの測定のために推定器56及び/又は推定器62により使用されるいくつかの可能な推定方法を判定する。また、一般に相関器を備えるかあるいは相関器機能を実現する制御ユニット58は、ネットワークにより信号伝送された情報を受信し、Fe RX42のオンタイム/オフタイムを制御する。
制御ユニット58は、変調シンボルを生成する符号器64に適切な情報を提供するか、あるいは通信システムに適した伝送信号を生成する送信機フロントエンド(FE TX)66に提供される同様の情報を提供する。図3に示されるように、伝送信号はアンテナ41に提供される。符号器64を含む制御ユニット58は、以下に説明するように移動局によりネットワークに送出されたRRCメッセージ及び他のメッセージを生成するように適切に構成される。最後に、測定記録を格納するために制御ユニット58に接続されたメモリ67がある。
制御ユニット58及び移動局の他のブロックは、1つ以上のメモリに格納された情報を処理する1つ以上の適切にプログラムされた電子プロセッサ、論理ゲートの集合等により実現される。上述したように、移動局はメモリ67を含む。あるいは、移動局は他の何らかの種類の情報格納機能を含む。メモリ67又は他の種類の情報格納機能は方法を実行し、制御ユニット58及び制御ユニットにより実行されたソフトウェアと連携して以下に説明するような信号を受信且つ生成するのに適している。例えばメモリは、移動局において制御ユニット58及び場合によっては他の電子プロセッサの制御下でMDT(Minimizing of Drive Tests)に対するデータを収集し、制御ユニットにより実行されたソフトウェア及びネットワークから受信した情報並びに/又は要求に従って、ネットワークにデータを配信するために使用される。格納された情報は、制御ユニット58が以下に説明する方法を実現できるようにするプログラム命令及びデータを含む。一般に制御ユニットは、動作を容易にするタイマ等を備えることが理解されるだろう。
次に、基地局又は無線ネットワーク制御装置である第1のネットワークノードNNと第1の移動局MSとの間でやり取りされた信号を示す図4を更に参照して、本発明の第1の基本変形例を説明する。
上述したように、本発明は、移動局からネットワークノードへの測定値の非リアルタイムの報告を制御するために提供される。
最低でも、非リアルタイム報告の制御は、記録される測定値の構成、ロギングイベントのトリガ及び記録の報告を含む。図4は、非リアルタイム測定手順を示す概略図である。尚、ネットワークノードNN又はネットワークノードエンティティは、アクセス技術に依存するeNB等の基地局又は無線ネットワーク制御装置(RNC)である。双方の場合において、一般にノードは、図2に示された構造31を使用する。
最初に、第1のネットワークノード(例えば、eNB又はRNC)は、非リアルタイム測定を設定する。従って、第1のネットワークノードは、ステップ68で非リアルタイム測定の設定を第1の移動局に送出する。測定は、無線リソース制御(RRC)を使用して接続されているかあるいはRRCアイドルモードである移動局に適用される。実際の測定はRRCアイドルモードで実行されるか、あるいはシステム情報の同報に伴って行われるか又は実行されるが、移動局が接続モードである場合に移動局の設定は専用の信号伝送を使用して行われるか又は実行される。この場合、移動局は、アイドルモードの時にシステム情報を直接読み出すことが期待される。設定は、専用のRRCメッセージ、記録された測定設定で送出される。一般に設定は、第1の通信ネットワークに関連して第1の移動局において及び第1の移動局に対する1つ以上の接続性の態様(connectivity aspect)を考慮して移動局により行われる測定を設定する。接続性の態様は、測定オブジェクト(例えば、移動局が測定することになっている周波数及び/又は無線アクセス技術(RAT))、報告の量(例えば、基準信号受信電力(RSRP)又は基準信号受信品質(RSRQ)、測定タイプ(例えば、定期的又はイベントトリガ)のうちの1つ以上を含む。制御プロセッサ32は、設定データをスケジューラ及び選択器33に提供する結果、ネットワークの種類に依存してリソースブロック及びリソースエレメントのスケジューリング及び選択又は符号の割り当てを実行することでデータを処理する。設定は、設定が有効である期間を示すタイマ又はタイマ値を更に含む。従って、設定は、限られた時間のみ有効である。その後、処理されたデータは、変調器35により適切な搬送波上に変調される。次に搬送波は、アンテナ38を介して無線回路37により無線信号として送信される。このように、制御プロセッサは、報告設定を第1の移動局に提供するように構成される。
次に設定は、移動局28等の移動局の制御ユニット58により受信される。設定は、アンテナ41、フロントエンド受信機42、アナログフィルタ44、ADC46、デジタルフィルタ52、プロセッサ54及び復号器60を介して受信される。
移動局MSは、設定を受信した場合、受信した測定設定に従って測定を実行し、測定結果を移動局内部ログに格納する。従って、移動局MSは、ステップ69で設定に従って測定値を収集する。測定値は、設定に従って測定を実行するように推定器62等の測定実行ユニットに指示する制御ユニット58を通して収集又は採集される。次に測定実行ユニットは、測定を実行し、これらを制御ユニット58に送出する。制御ユニット58は、測定値を受信すると、これらをメモリ67の内部ログに格納する。
pを収集した後、記録された測定値は、ネットワークノードエンティティに配信される。従って、移動局は、ステップ70で非リアルタイムに測定値を報告する。記録された測定値を報告する別の2つの方法を後述する。
一般に報告は、データを変調のために符号器64に提供し、その後アンテナ41を介して送信するための送信機フロントエンド66に提供する、制御ユニット58を通して行われる。従って、制御ユニット58が報告を送出するように送信機フロントエンドに指示することが分かる。
非リアルタイムに測定値を報告することは、測定の設定と同一のネットワークノードに必ずしも対応しなくてもよいことが理解されるべきである。例えば、測定はeNBを使用して構成されるが、報告はRNCに対して行われる。すなわち、移動局は、設定を受信したRATとは異なるRATを記録された測定値を報告するために使用できる。
この一般的な概念の更なる一変形例として、移動局を事前設定することが可能である。すなわち、移動局は、事前に設定を提供されるためにネットワークから設定を受信する必要がない。
次に、図5及び図6を更に参照して本発明の第1の実施形態を説明する。図5は、基地局又は無線ネットワーク制御装置の形態のネットワークノードにおいて実行されている方法を示すフローチャートである。図6は、移動局において実行されている対応する方法を示すフローチャートである。
この第1の実施形態において、基地局16等の第1のネットワークノードは、ステップ71で第1の移動局28等の移動局MSに報告設定を提供する。この報告設定は、ネットワークがログ記録された測定報告に対する要求を第1の移動局に送出し且つその報告を応答として受信できるように、第1の移動局に提供される。この設定は、測定されるパラメータ、測定が行われる時及び報告が行われる方法を設定する。報告設定は、移動局がアイドルモードの際に測定を実行することを更に規定する。この報告設定は、このようにして移動局28に送出される。この報告設定は、特に、記録される測定の設定と名付けられたRRCメッセージにおいて本発明の第1の基本変形例に関連して上述したのと同一の方法で実行される。
従って、移動局は、ステップ76でネットワークノードからそのような報告設定を受信し、ステップ78でこの報告設定に従って測定を実行する。測定は、アイドルモードにおいて有利に実行される。測定が実行されると、ステップ80で内部測定ログに格納される。この測定ログは、移動局の制御ユニット58に接続されたメモリ67を通して提供される。このように、データはログにおいて採集される。報告設定又は報告設定により設定される選択により設定される適切な時間において、通知がステップ82で第1の移動局から第1のネットワークノードに送出される。通知は、記録された測定値の存在及び場合によっては更に記録された測定報告の存在の通知であり、第1のネットワークノードが、その通知に対して、記録された測定報告への要求を含む応答ができるように送出される。通知がRRCメッセージで送出されるため、制御ユニット58はそのメッセージを、変調され且つその後アンテナ41を介して送信機フロントエンド66により送信されるために、符号器64に提供する。第1の実施形態において、第1の移動局は、最初に、第1のネットワークノードにRRC接続要求メッセージを送出し、第のネットワークノードはRRC接続設定メッセージで応答する。その後、第1の移動局は、RRC接続設定完了メッセージを送出する。記録された測定値が利用可能であることが設定されたビット位置を含むのはこの後者のメッセージである。
次に、ネットワークノードの制御プロセッサ32は、アンテナ39、無線回路37及び復調器36を介して通知を受信する。ネットワークノードは、ステップ72で移動局から通知を受信すると、その後ステップ73でログ記録された測定報告に対する要求を通知への応答として送出する。ここで、そのような要求が単に通知への応答として送出されることが可能である。従って、第1の実施形態に従い、事前に通知がある場合のみ測定に対する要求を送出することが可能である。従って、測定に対する要求は、第1の移動局から通知を受信することのみに基づいて送出される。この第1の実施形態において、更にそれは、設定を提供し且つ測定報告に対する要求を送出する同一のネットワークノードである。この要求は、例えばWCDMAにおいて符号の割り当ての処理がされるために、制御プロセッサ32からスケジューラ及び選択器33に提供されるRRCメッセージの形式で送信される。その後、処理されたデータは、変調器35により変調され、アンテナ38を介して移動局に送信される。このように、制御プロセッサ32は、要求を送出できるように構成されることが分かる。要求は、第1の実施形態においてRRC UE情報要求メッセージで送出される。ここで、LogMeasReportRequestと名付けられたこのメッセージでビット位置又は変数を使用することが可能である。
次に移動局は、ステップ84で通知への応答として要求を受信する。要求は、アンテナ41、フロントエンド受信機42、アナログフィルタ44、ADC46、デジタルフィルタ52、プロセッサ54及び復号器60を介して制御ユニット58において受信される。次に制御ユニット58は、ステップ86で要求への応答として報告を送出する。ここで、そのような報告が単に要求への応答として送出されることが可能である。従って、第1の実施形態に従い、測定に先だって要求がある場合のみ報告を送出することが可能である。この第1の実施形態において、報告はできるだけ早く送出される。報告は、符号器64、送信機フロントエンド66及びアンテナ41を使用して送出される。報告は、第1の実施形態においてLogMeasReportと名付けられたセクションのRRC UE情報応答メッセージで送出される。
次にネットワークノードは、ステップ74で要求への応答として記録された測定報告を受信する。報告は通知と同一の方法で受信される。従って、制御プロセッサは、要求への応答として記録された測定報告を受信するように構成される。次にノードは、種々の移動局から受信した1つ以上のそのような報告に基づいてサービスエリアの変更等の適切な動作を実行する。
更に測定が行われ、完全な設定が受信される前に報告が行われることが可能である。例えば移動局は、上述のタイマを開始し、次にアイドルモードで、定期的に又はイベントによりトリガされて測定値を収集する。その後、移動局は、接続状態になるとすぐに記録された測定値が利用可能であることをネットワークに通知する。これらは、ネットワークから要求を受信すると報告される。移動局は、その後再度アイドルモードになり、設定に従って再度測定を実行し続ける。測定を実行することは、タイマ値の期限が切れ、最後の測定報告が通知され且つ場合によっては次に移動局が接続される時に更に送出される場合に終了する。本明細書において、後で新しい設定を受信することが更に可能である。
図7は、この第1の実施形態の一変形例において移動局とネットワークノードとの間で送出されたいくつかの信号を示す。
この変形例において、移動局は、ステップ82でネットワークノードに通知を送出することにより、記録された測定値が利用できることをネットワークに対して示す。
移動局がアイドルモードで測定を実行した場合、指示は、RRC接続設定手順の一部として実行される。指示は、移動局がネットワークに接続することに関連して変更されたRRCメッセージである。従って、指示は、RRC接続要求メッセージ又はRRC接続設定完了メッセージである。別の方法として、特別なRRCメッセージを使用することが可能である。このことは、例えばRRC接続要求メッセージ、RRC接続設定完了メッセージ、RRC接続再構成完了メッセージ又はRRC接続再確立完了メッセージにおいて、この目的のために提供される付加されるビット位置によって、これらのメッセージで指示が提供されることを意味する。これは、logMeasAvailableと名付けられたビット位置又は変数である。通知専用である新しい種類のRRCメッセージを作成することが更に可能である。可能なメッセージは他には、セル更新、URA更新、UTRANへのハンドオーバ完了及びUTRANモビリティ情報確認測定報告である。別の方法として、指示をUE情報応答メッセージで提供することが可能である。移動局がRRC接続モードで測定を実行した場合、特別なRRCメッセージ(例えば、UE情報表示)又は現在のRRCメッセージ(例えば、測定報告、UECapabilityInformation)の拡張が使用されてもよい。第1の実施形態において、RRC接続設定完了メッセージが使用される。ネットワークノードは、非リアルタイムの測定値の受信をサポートしない場合、単に移動局からの指示を無視する。尚、指示のタイミングは、少なくとも1つの通知タイミング基準に基づいて移動局により判定される。この基準は、移動局メモリ消費、バッテリレベル又は他の何らかの要因のうちの1つに基づく基準である。尚、移動局からの指示は、測定値がどの技術又はRAT(例えば、HSPA、LTE、cdma2000等)を介して収集されたかに関する表示を更に含んでもよい。指示は、報告に対するデータを採集する場合に第1の移動局により使用されたアクセス技術の種類の表示を含む。第1のネットワークノードは、特定の測定値を受信できるか(例えば、測定報告に対して使用された抽象構文記法1(ASN.1)フォーマットを復号化できるか)を判定するためにこの情報を使用する。
次に第1のネットワークノードは、記録された測定値を要求すべきか、すなわち少なくとも1つの報告タイミング基準に基づいて測定値に対する要求を送出すべきかをステップ88で判定する。ネットワークノードは、移動局に設定する際に通常実行するように、非リアルタイムの測定値の受信をサポートする場合、測定ログを送信するために移動局に要求するのに適した時刻を判定するために、セルにおける現在の負荷、システムにおける現在の負荷、報告を格納する集中データベースへの接続及び種々の他の要因を使用する。従って、報告タイミング基準は、セルにおける負荷、システムにおける負荷及び集中データベースへの接続の特性のうちの1つ以上に基づいてよい。次に、要求はステップ73で送出される。移動局に対する要求は、特別なRRCメッセージ又は既存のRRCメッセージを使用して送出される。要求は、ueCapabilityEunqiry又はueInformationRequest等の移動局の能力に関する無線リソース制御メッセージで送出される。第1の実施形態において、ueInformationRequestのメッセージが使用される。
最後に移動局は、非リアルタイム測定データの送信要求を受信すると、ステップ86で記録された測定値をネットワークノードエンティティに送信する。送信は、特別なRRCメッセージ又は既存のRRCメッセージ(例えば、ueCapabilityResponse、MeasurementReport)を使用して実行される。第1の実施形態においては、送信要求を含む無線リソース制御メッセージへの応答である、ueInformationResponseのメッセージが使用される。
移動局は、データが利用できかつ送信可能なデータを報告することを有するが、記録された測定値の送信要求を受信していない場合、定期的に又は異なるセルに移動した後で指示を送出することを繰り返す。これは、要求を受信しない場合、記録された測定値及び記録された測定報告が内部ログに保持されて、報告が送出されないことを更に意味する。
第1の実施形態の更なる一変形例として、大きな量の測定ログでシグナリング無線ベアラ(SRB)が輻輳するのを回避するために、非リアルタイム測定報告に対して特別なSRBを使用することが可能である。これは、記録された測定報告の送信に専用のシグナリング無線ベアラ上に報告が送信されることを意味する。
第1の実施形態の更に別の変形例において、移動局からの指示を完全に除外することが更に可能である。そのような解決方法において、ネットワーク及び更に詳細にはネットワークノードは、単にネットワークにおいて使用可能な情報に基づいてログ記録された測定値を提供するように種々の移動局に要求する。例えば、移動局の能力(例えば、移動局がRRC接続モードであり、非リアルタイム測定値をサポートすることを示した場合)が第1のネットワークノード等によりネットワークにおいて既知である場合、ネットワークは、単に記録されたあらゆる測定値(アイドルモードで事前にログ記録された測定値を含む)を提供するように移動局に要求する。
ネットワーク及びここで第1のネットワークノードが、移動局が利用可能な記録された測定値を有するという指示を受信した後又は移動局が利用可能な記録された測定値を有する可能性があると判定した後、ネットワークは、移動局から記録された測定値を要求するための適切な機会を選択する。これを実行するネットワークエンティティ、すなわち第1のネットワークノードが、非リアルタイム測定値の受信をサポートしない場合、移動局からの記録された測定値を要求しない。
他の例において通知を除外することが可能である。例えば、代わりにネットワークによる同報を使用することが可能である。これは、本発明の第2の実施形態において実施される。次に、図8及び図9を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。図8は、基地局又は無線ネットワーク制御装置の形態のネットワークノードにおいて実行されている方法を示すフローチャートである。図9は、移動局において実行されている、対応する方法を示すフローチャートである。
この第2の実施形態において、基地局16等の1つのネットワークノードは、設定を移動局に送信することにより、ステップ90で第1の移動局28等の移動局MSに報告設定を提供する。次に移動局は、ステップ96でネットワークノードから報告設定を受信し、その後ステップ98でこの報告設定に従って測定を実行する。更にここで、測定はアイドルモードで有利に実行される。測定値は、実行されるとステップ100で測定ログに格納されている。ここまで、第2の実施形態及び第1の実施形態は同一の方法で動作する。
しかし、ここで、第2の実施形態においては通知がない。代わりに、第1のネットワークノードは、ステップ92で測定報告の要求を第1の移動局を含む近傍の移動局のグループに同報する。従って、第1のネットワークノードは、近傍の全ての移動局に送信要求と見なされる同報によって測定報告に対する要求を送出する。これは、同報に要求を含むようデータ生成器34に指示する制御プロセッサ32により実行される。データ生成器34は、同報されるデータに要求を含め、このデータを処理のためにスケジューラ及び選択器33に転送し、変調器35は処理されたデータを変調し、アンテナ38を介して無線回路37により変調されたデータ及び処理されたデータを送信する。
第1の移動局等の移動局は、ステップ102で同報においてそのような要求を受信すると、同報への応答として報告を送出する。ここで、報告はそのような応答としてのみ送出可能である。これは、要求を含む同報通信が受信されない限り、移動局により報告が送出されないことを意味する。次にネットワークノードは、ステップ94で同報への応答として報告を受信し、1つ以上のそのような報告に基づいて適切な動作を実行する。一般に報告はアンテナ39、無線回路37及び復調器36を介して制御プロセッサ32により受信される。
この第2の実施形態の一変形例においてネットワークノードと移動局との間でやり取りされた信号を図10に概略的に示す。
ここで、基地局の形態のネットワークは、ステップ92で要求を同報する。これは、移動局が現在のセルにおいて非リアルタイム測定報告を送信するというセルレベル指示をノードが同報することにより実行される。尚、ネットワークエンティティは、測定ログを送信するための指示を移動局に対して同報するのに適した時刻を判定するために、セルにおける現在の負荷、システムにおける現在の負荷、報告を格納する集中データベースへの接続及び種々の他の要因を使用する。同報の指示は、既存のあらゆるシステム情報メッセージ(MIB/SIB1)又はシステム情報ブロック(SIB2−13)、あるいは新しいSIBメッセージ又は新しいRRCメッセージ、すなわちこの目的のために設計され且つ専用のRRCメッセージを使用して行なわれる。
移動局はステップ102で同報された指示を受信すると、移動局メモリ消費、バッテリレベル、測定値の可用性又は他の要因等の特性のうちの1つ以上に基づく少なくとも1つの報告タイミング基準に基づいて記録された測定値を報告するのに適した時間を判定する。ネットワーク及びここにおける第1のネットワークノードが記録された測定値を迅速に報告するように移動局に要求することが更に可能である。
移動局は、記録された測定値を送信するのに適した時間、すなわち報告を送出すべき時をステップ106で判定すると(又はログ記録された測定値をすぐに報告するように指示される場合)、記録された測定値をネットワークエンティティ、すなわちここでは第1のネットワークノードに送信する。従って、移動局は、ステップ104で同報への応答としてネットワークノードに報告を送出する。送信は、特別なRRCメッセージ又は既存のRRCメッセージ(例えば、ueCapabilityResponse、MeasurementReport)を使用して実行される
本明細書において、大量の測定ログでSRBが輻輳するのを回避するために、非リアルタイム測定報告に対して特別なSRBを使用することが更に可能である。
本明細書において、大量の測定ログでSRBが輻輳するのを回避するために、非リアルタイム測定報告に対して特別なSRBを使用することが更に可能である。
本発明の第3の実施形態は、更に指示の使用を避けることに関する。次に、図11及び図12を参照して本発明の第3の実施形態を説明する。図11は、基地局又は無線ネットワーク制御装置の形態のネットワークノードにおいて実行されている方法を示すフローチャートである。図12は、移動局において実行されている、対応する方法を示すフローチャートである。
この第3の実施形態において、移動局は、ステップ110で自身が有する報告設定に従って測定を実行する。報告設定は、第1の実施形態及び第2の実施形態において上述されたのと同一の方法で受信されているか、あるいは事前に移動局に提供される。ここで測定は、更にアイドルモードで有利に実行される。測定値は、測定が実行されるとステップ112で測定ログに格納される。
第3の実施形態において、ネットワークは、報告ON/OFFを指示することで非リアルタイム測定値の送信を制御する。例えばネットワークは、既存のRRCメッセージ(例えば、ueCapabilityEnquiry又はSystemInformationBlock)、新しい専用のRRCメッセージ、あるいは新しい同報通信メッセージを使用する。
従って、第1のネットワークノードは、そのようなメッセージを送出することにより、ステップ107で指示についての報告を移動局に提供する。
従って、移動局は、そのようなメッセージを受信することにより、ステップ114でネットワークノードから指示についての報告を受信する。移動局は、報告ON指示を受信すると、適切な時点において、例えば移動局がこれ以上使用可能なメモリを有さない時に、定期的に、又は移動局がロギング動作を離脱する時に、対応するセルにおいて報告を送出する。このように、移動局は、指示についての報告への応答として報告を送出する。
この後、ネットワークは、上述のメッセージのうちのいずれかの変更として、同一の方法で報告OFF指示を送出する。これは報告を無効にし、従って報告は送出されなくなる。
本発明は多くの利点を有する。本発明により、ネットワークは記録された測定値の報告を制御できる。ネットワークが非リアルタイム測定値の受信をサポートしない場合でも、記録された測定値の損失は回避される。本発明により、ネットワークは、セルサービスエリアの変更等の多くの更なる動作を更に実行できる。また、測定値がアイドルモードで収集される場合、基地局と移動局との間の無線インタフェースを介した通信は邪魔されない。また、指示を送出することにより、報告の信頼性が向上する。測定報告を失う危険性は低下する。更にそれにより、ネットワークは、報告が使用可能である場合にのみこれらを要求できる。ネットワークは、記録された測定値の存在を追跡する必要がないため、処理能力を他の動作に対して使用できる。
本発明のいくつかの実施形態において、RRCメッセージが使用された。そのようなメッセージは、双方とも参考として本明細書に取り入れられる3GPP技術仕様書36.331及び25.331において更に詳細に説明される。
上述した例とは別に本発明に対して実行される多くの変形例がある。設定を実行し且つ報告を受信するために種々のネットワークノードを使用することが可能である。第1のネットワークノードは例えば要求を送出し、更なるネットワークノードは設定を提供してもよい。この場合、第1のネットワークノード及び更なるネットワークノードは、異なるアクセス技術、すなわちさまざまなRATを使用できる。その後、設定及び要求は、これらのさまざまなアクセス技術を使用して第1の移動局により受信される。ここで、第1のアクセスネットワークにおける1つのネットワークノードが設定のために使用され、第2のアクセスネットワークにおける別のノードが報告を受信するために使用され、双方のアクセスネットワークが同一の通信ネットワークのサブネットワークであるように、さまざまなアクセスネットワークを使用することも可能である。設定を提供すること及び/又は報告を受信することに関与するノードは、通信ネットワークの上位階層レベルにおけるノードであることも可能である。例えばそのようなノードは、コアネットワークにおけるサーバ等のコアネットワークにおけるノードである。一例は、モビリティ管理エンティティ(MME)サーバ又は運用及び保守(O&M)サーバである。MDT及び記録された測定報告に関連して本発明を上述した。しかし、本発明はこの特定の範囲に限定されないことが理解されるべきである。例えば、通知及び報告の送出は、ANR(Automatic Neighbor Relations)に関連してもよい。
また、上述の説明において、本発明のネットワーク動作を実行する制御プロセッサは、本質的に基地局であった。ノードがネットワークにおける別のノードである場合、このノードは、基地局の制御プロセッサと通信するマスタ制御プロセッサ、スレーブ制御プロセッサ等の制御プロセッサを更に備える。そのような通信は、LTEにおいてS1通信インタフェース等の適切なネットワーク通信インタフェースを使用して実行される。次にスレーブ制御プロセッサは、マスタ制御プロセッサの制御下で上述の機能を実行する。
上述の方法及びデバイスは、種々の同等の方法で組み合わされて再構成され、方法は、1つ以上の適切にプログラム又は構成されたデジタル信号プロセッサ及び他の既知の電子回路(例えば、特定の機能を実行するように相互接続されたディスクリート論理ゲート又は特定用途向け集積回路)により実行されることが理解されるだろう。本発明の多くの態様は、プログラム可能なコンピュータシステムの要素等により実行される動作のシーケンスに関して説明される。例えば本発明を具体化するUEは、移動電話、ページャ、ヘッドセット、ラップトップコンピュータ及び他の移動端末等を含む。更に本発明は、コンピュータベースシステム、プロセッサを含むシステム又は媒体から命令を取り出して命令を実行する他のシステム等の命令を実行するシステムのようなシステム、装置又はデバイスにより使用されるかあるいはそれらと関連した適切な命令の集合を格納するあらゆる形態のコンピュータ可読記憶媒体内で全て具体化されると更に考えられる。
従って、移動局の制御及び/又は基地局無線ネットワーク制御装置の制御プロセッサは、制御ユニット又は制御プロセッサの機能を実行するコンピュータプログラムコードを含むプログラムメモリと関連付けされたプロセッサの形態で有利に提供される。このような制御ユニット又は制御プロセッサは、例えば特定用途向け集積回路(ASIC)等のハードウェアの形態で更に提供されることが理解されるべきである。コンピュータプログラムコードは、例えば上述のプログラムメモリにロードされてプロセッサにより実行される場合に上述の制御ユニット又は制御プロセッサの機能を実現するCDROMディスク又はメモリスティック等のデータ記憶媒体の形態のコンピュータ可読媒体上に更に提供される。そのようなコンピュータプログラムコード120を含むCD ROMディスク118の形態のコンピュータプログラム製品の例を図13に概略的に示す。
本発明を、現在最も実際的及び好適な実施形態であると考えられているものに関連して説明したが、本発明は、開示された実施形態に限定されず、逆に種々の変形例及び同等の構成を範囲に含むことを意図することが理解されるべきである。従って、本発明は、以下の特許請求の範囲によってのみ限定される。
Claims (19)
- 第1の移動局(28)から記録された測定値の存在を無線通信ネットワーク(10)の第1のネットワークノード(16)に報知する方法であって、
前記無線通信ネットワークに関連する前記第1の移動局に対する1つ以上の接続性を考慮して、前記第1の移動局に対する報告設定に従って測定を実行するステップ(78、98、110)と、
前記測定の結果を内部ログに格納するステップ(80、100、112)と、
前記第1のネットワークノードが通知に対して、記録された測定の報告に対する要求を含んだ応答をすることができるように、前記記録された測定の存在に関する前記通知を前記第1のネットワークノードに送出するステップ(82)と、
を備えることを特徴とする方法。 - 要求が受信されない場合に通知を繰り返し送出することを更に備えることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 要求が受信されない場合に測定値は内部ログに保持されることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
- 前記測定を実行するステップはアイドルモードで実行されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記通知は、前記報告のためのデータを採集する場合に前記第1の移動局により使用されたアクセス技術の種類の表示を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記通知は、無線リソース制御メッセージとして送出されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記無線リソース制御メッセージは、移動局が前記ネットワークに接続することに関連して変更されたメッセージであることを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記メッセージは、無線リソース制御接続設定完了メッセージであることを特徴とする請求項7記載の方法。
- 少なくとも1つの通知タイミング基準に基づいて前記通知を送出する時点を判定するステップを更に備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記通知タイミング基準は、以下の特性、すなわち移動局メモリ消費、バッテリレベル、測定値の可用性及びネットワークにおける負荷のうちの1つ以上に基づくことを特徴とする請求項9記載の方法。
- ネットワークノードから前記報告設定を受信するステップ(76、96)を更に備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ネットワークノードは前記第1のネットワークノードであることを特徴とする請求項11記載の方法。
- 前記ネットワークノードは更なるネットワークノードであり、前記第1のネットワークノード及び前記更なるネットワークノードは、異なるアクセス技術を使用することを特徴とする請求項12記載の方法。
- 記録された測定値の存在について無線通信ネットワーク(10)の第1のネットワークノード(16)に報知する第1の移動局(28)であって、
前記無線通信ネットワークに関連する前記第1の移動局に対する1つ以上の接続性を考慮して、前記第1の移動局に対する報告設定に従って測定を実行する測定実行ユニット(62)と、
前記測定を実行するように指示し、前記測定の結果を内部ログに格納し、前記第1のネットワークノードが通知に対して、記録された測定報告に対する要求を含んだ応答をすることができるように、前記記録された測定の存在に関する前記通知を前記第1のネットワークノードに送出するように送信機(66)に指示するように構成された制御ユニット(58)と、
を備えることを特徴とする移動局。 - 記録された測定値の存在について無線通信ネットワーク(10)の第1のネットワークノード(16)に報知するためのコンピュータプログラムであって、
移動局(28)の制御ユニット(58)に
前記無線通信ネットワークに関連する前記第1の移動局において及び前記第1の移動局に対して、1つ以上の接続性を考慮して、前記第1の移動局に対する報告設定に従って測定の実行をさせ、
前記測定の結果を内部ログに格納させ、
前記第1のネットワークノードが通知に対して、記録された測定報告に対する要求を含んだ応答をすることができるように、前記記録された測定の存在に関する前記通知を前記第1のネットワークノードに送出するように送信機(66)に指示することを実行させる命令のセット(120)を含むコンピュータ可読媒体(118)に格納されたコンピュータプログラム。 - 移動局が記録された測定値の存在を無線通信ネットワーク(10)の第1のネットワークノード(16)に報知できるようにする方法であって、
移動局が記録された測定値の存在に関する通知を前記第1のネットワークノードに送出できるように、前記記録された測定報告を送出するための報告設定をネットワークノードから第1の移動局(28)に提供するステップ(68)を備えることを特徴とする方法。 - 前記報告設定は、前記第1の移動局がアイドルモードの場合に測定を実行することを規定することを特徴とする請求項16記載の方法。
- 第1の移動局が記録された測定値の存在を無線通信ネットワーク(10)の第1のネットワークノード(16)に報知できるようにする、前記無線通信ネットワーク(10)のネットワークノード(16)であって、
前記移動局が記録された測定値の存在に関する通知を前記第1のネットワークノードに送出できるようにするための報告設定を前記第1の移動局(28)に提供するようにされた制御プロセッサ(32)を備えることを特徴とするネットワークノード。 - 移動局が、記録された測定値の存在を前記無線通信ネットワーク(10)の第1のネットワークノード(16)に報知できるようにするコンピュータプログラムであって、
前記ネットワークにおけるネットワークノード(16)に、前記移動局が前記記録された測定値の存在に関する通知を前記第1のネットワークノードに送出できるようにするための報告設定を第1の移動局(28)に提供することを実行させる命令のセット(120)を含むコンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータプログラム。
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