JP2015122649A - Portable electronic device, control method, and control program - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、携帯電子機器、制御方法、及び制御プログラムに関する。 The present application relates to a portable electronic device, a control method, and a control program.
携帯電話やスマートフォンなどの携帯電子機器には、気圧センサを搭載したものがある。例えば、特許文献1には、気圧センサを用いて昇降状態を推定する技術が開示されている(特許文献1参照)。
Some portable electronic devices such as mobile phones and smartphones are equipped with a pressure sensor. For example,
上記の携帯電子機器では、気圧の変化を検出する精度を向上することができる携帯電子機器、制御方法、及び制御プログラムに対するニーズがある。 In the portable electronic device described above, there is a need for a portable electronic device, a control method, and a control program that can improve the accuracy of detecting a change in atmospheric pressure.
1つの態様に係る携帯電子機器は、ハウジングと、封止された前記ハウジング内の気圧を検出する気圧センサと、前記気圧センサによって検出された気圧に基づいて制御を行うコントローラとを備え、前記コントローラは、自機に対する操作を検出したときの気圧変動を無視する。 A portable electronic device according to one aspect includes a housing, a pressure sensor that detects a pressure inside the sealed housing, and a controller that performs control based on the pressure detected by the pressure sensor. Ignores atmospheric pressure fluctuations when an operation on the aircraft is detected.
1つの態様に係る制御方法は、ハウジングと、気圧センサとを備える携帯電子機器の制御方法であって、封止された前記ハウジング内の気圧を前記気圧センサによって検出するステップと、検出された前記気圧に基づいて制御を行うステップと、自機に対する操作を検出したときの気圧変動を無視するステップとを含む。 The control method which concerns on one aspect is a control method of a portable electronic device provided with a housing and an atmospheric | air pressure sensor, Comprising: The step which detects the atmospheric | air pressure in the said sealed housing with the said atmospheric | air pressure sensor, The said detected The method includes a step of performing control based on the atmospheric pressure, and a step of ignoring fluctuations in atmospheric pressure when an operation on the device is detected.
1つの態様に係る制御プログラムは、ハウジングと、気圧センサとを備える携帯電子機器に、封止された前記ハウジング内の気圧を前記気圧センサによって検出するステップと、検出された前記気圧に基づいて制御を行うステップと、自機に対する操作を検出したときの気圧変動を無視するステップとを実行させる。 A control program according to one aspect includes a step of detecting the atmospheric pressure in the housing sealed in a portable electronic device including a housing and an atmospheric pressure sensor by the atmospheric pressure sensor, and controlling based on the detected atmospheric pressure. And a step of ignoring fluctuations in atmospheric pressure when an operation on the device is detected.
本出願に係る電子機器、制御方法、及び制御プログラムを実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、携帯電子機器の例として、スマートフォンについて説明する。 Embodiments for carrying out an electronic device, a control method, and a control program according to the present application will be described in detail with reference to the drawings. Below, a smart phone is demonstrated as an example of a portable electronic device.
(実施形態)
図1から図3を参照しながら、実施形態に係る機器としてのスマートフォン1の全体的な構成について説明する。図1から図3に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
(Embodiment)
The overall configuration of the
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、スピーカ11と、カメラ13とをバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、コネクタ14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
The
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。図1の例では、ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bはそれぞれ略長方形状であるが、ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bの形状はこれに限定されない。ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bは、それぞれが正方形又は円形等のどのような形状もとりうる。図1の例では、ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bは重ねて配置されているが、ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bの配置はこれに限定されない。ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bは、例えば、並べて配置されてもよいし、離して配置されてもよい。図1の例では、ディスプレイ2Aの長辺はタッチスクリーン2Bの長辺に沿っており、ディスプレイ2Aの短辺はタッチスクリーン2Bの短辺に沿っているが、ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bの重ね方はこれに限定されない。ディスプレイ2Aとタッチスクリーン2Bとが重ねて配置される場合、例えば、ディスプレイ2Aの1ないし複数の辺がタッチスクリーン2Bのいずれの辺とも沿っていなくてもよい。
The
ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro−Luminescence Display)、又は無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro−Luminescence Display)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、及び図形等を表示する。
The
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指、ペン、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、ペン、又はスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触した位置を検出することができる。以下の説明では、タッチスクリーン2Bに対して接触する指、ペン、又はスタイラスペン等を、「接触オブジェクト」又は「接触物」と呼ぶことがある。
The
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下の説明では、説明を簡単にするため、利用者はスマートフォン1を操作するために指を用いてタッチスクリーン2Bに接触するものと想定する。
The detection method of the
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触が検出された位置、接触が検出された位置の変化、接触が検出された間隔、及び接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーン2Bに対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャは、例えば、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウトを含むがこれらに限定されない。
The
「タッチ」は、タッチスクリーン2Bに指が触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。「ロングタッチ」は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間より長く触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間より長く接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
“Touch” is a gesture in which a finger touches the
「リリース」は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャをリリースとして判別する。「スワイプ」は、指がタッチスクリーン2Bに接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bに接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
“Release” is a gesture in which a finger leaves the
「タップ」は、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。「ダブルタップ」は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
A “tap” is a gesture for releasing following a touch. The
「ロングタップ」は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。「ドラッグ」は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
“Long tap” is a gesture for releasing following a long touch. The
「フリック」は、指が、タッチスクリーン2Bに触れた後移動しながらタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャである。すなわち、「フリック」は、タッチに続いて指が移動しながらリリースが行われるジェスチャである。スマートフォン1は、指が、タッチスクリーン2Bに触れた後移動しながらタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が一方方向へ移動しながら行われることが多い。フリックは、指が画面の上方向へ移動する「上フリック」、指が画面の下方向へ移動する「下フリック」、指が画面の右方向へ移動する「右フリック」、指が画面の左方向へ移動する「左フリック」等を含む。フリックにおける指の移動は、スワイプにおける指の移動よりも素早いことが多い。
“Flick” is a gesture in which a finger leaves the
「ピンチイン」は、複数の指が互いに近付く方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出されるある指の位置と他の指の位置との間の距離が短くなるジェスチャをピンチインとして判別する。「ピンチアウト」は、複数の指が互いに遠ざかる方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出されるある指の位置と他の指の位置との間の距離が長くなるジェスチャをピンチアウトとして判別する。
“Pinch-in” is a gesture of swiping in a direction in which a plurality of fingers approach each other. The
以下の説明では、1本の指により行われるジェスチャを「シングルタッチジェスチャ」と呼び、2本以上の指により行われるジェスチャを「マルチタッチジェスチャ」と呼ぶことがある。マルチタッチジェスチャは、例えば、ピンチインおよびピンチアウトを含む。タップ、フリックおよびスワイプ等は、1本の指で行われればシングルタッチジェスチャであり、2本以上の指で行われればマルチタッチジェスチャである。 In the following description, a gesture performed with one finger may be referred to as a “single touch gesture”, and a gesture performed with two or more fingers may be referred to as a “multi-touch gesture”. Multi-touch gestures include, for example, pinch-in and pinch-out. Taps, flicks, swipes, and the like are single-touch gestures when performed with one finger, and multi-touch gestures when performed with two or more fingers.
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。このため、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、ディスプレイ2Aに表示されている画面に応じて異なることがある。以下の説明では、説明を簡単にするために、「タッチスクリーン2Bが接触を検出し、検出された接触に基づいてジェスチャの種別をスマートフォン1がXと判別すること」を、「スマートフォンがXを検出する」、又は「コントローラがXを検出する」と記載することがある。
The
スマートフォン1のハウジング20は、封止構造を備える。ハウジング20は、封止構造によって内部への水の侵入が妨げられた空間となっている。スマートフォン1は、封止構造を実現するために、ハウジング20に形成された開口部を、気体は通すが液体は通さない機能性部材、およびキャップ等によって閉塞している。気体は通すが液体は通さない機能性部材は、例えば、ゴアテックス(登録商標)などを用いて実現される。本実施形態では、ハウジング20は、タッチスクリーンディスプレイ2及びボタン3を有する。この場合、スマートフォン1は、ハウジング20とタッチスクリーンディスプレイ2及びボタン3との隙間への水の侵入を、気体は通すが液体は通さない機能性部材等によって、妨げている。
The
図4は、スマートフォン1のブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、スピーカ11と、カメラ12及び13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、ジャイロスコープ17と、気圧センサ19とを有する。
FIG. 4 is a block diagram of the
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、接触を検出する。コントローラ10は、スマートフォン1に対するジェスチャを検出する。具体的には、コントローラ10は、タッチスクリーン2Bと協働することによって、タッチスクリーン2B(タッチスクリーンディスプレイ2)に対する操作(ジェスチャ)を検出する。
As described above, the
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタン3に対する操作を検出する。ボタン3に対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、トリプルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュを含むが、これらに限定されない。
The
ボタン3A〜3Cは、例えば、ホームボタン、バックボタン又はメニューボタンである。ボタン3Dは、例えば、スマートフォン1のパワーオン/オフボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。ボタン3E及び3Fは、例えば、音量ボタンである。
The
照度センサ4は、スマートフォン1の周囲光の照度を検出する。照度は、光の強さ、明るさ、又は輝度を示す。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、磁界の変化又は超音波の反射波の帰還時間の変化等に基づいて物体の存在を検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、一つのセンサとして構成されていてもよい。照度センサ4は、近接センサとして用いられてもよい。
The illuminance sensor 4 detects the illuminance of the ambient light of the
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によってサポートされる通信方式は、無線通信規格である。無線通信規格として、例えば、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。セルラーフォンの通信規格として、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。無線通信規格として、さらに、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
The
レシーバ7及びスピーカ11は、音出力部である。レシーバ7及びスピーカ11は、コントローラ10から送信される音信号を音として出力する。レシーバ7は、例えば、通話時に相手の声を出力するために用いられる。スピーカ11は、例えば、着信音及び音楽を出力するために用いられる。レシーバ7及びスピーカ11の一方が、他方の機能を兼ねてもよい。マイク8は、音入力部である。マイク8は、利用者の音声等を音信号へ変換してコントローラ10へ送信する。
The
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。ストレージ9は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
The
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに画面を表示させ、タッチスクリーン2Bを介して検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
The programs stored in the
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、算出アプリケーション9B、電話アプリケーション9C、加速度データ9W、気圧データ9X、状態データ9Y、及び設定データ9Zを記憶する。算出アプリケーション9Bは、例えば、スマートフォン1を所持する利用者の移動時におけるエネルギ消費量を算出するための機能を提供する。電話アプリケーション9Cは、他の電子機器との間で通話を行うための通話機能を提供する。加速度データ9Wは、スマートフォン1に作用する加速度を示す情報を含む。気圧データ9Xは、スマートフォン1に作用する気圧を示す情報を含む。状態データ9Yは、スマートフォン1の利用者の移動状態を示す情報を含む。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定に関する情報を含む。
The
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を行う機能が含まれる。制御プログラム9Aが提供する機能には、加速度センサ15及び気圧センサ19等を制御することによって、スマートフォン1を所持する利用者の移動、停止等を検出する機能が含まれる。制御プログラム9Aが提供する機能は、算出アプリケーション9B及び電話アプリケーション9C等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。
The
制御プログラム9Aは、加速度センサ15が検出した加速度の値に基づいて、スマートフォン1(自機)を所持している利用者(対象物)が所定の移動方法で移動しているかを判定するための機能を提供する。移動方法については、後述する。
The
算出アプリケーション9Bは、例えば、利用者のエネルギ消費量を算出するために用いられる。算出アプリケーション9Bは、例えば、利用者の移動速度(歩数)とエネルギ消費量との関係式に、利用者の移動速度を当てはめて、利用者の消費量を算出するための機能を提供する。この利用者のエネルギ消費量は、利用者の移動方法を考慮して算出してもよい。例えば、利用者が同じ歩数を歩いた場合に、算出アプリケーション9Bは、利用者が歩きおよび走行のいずれかに応じて、エネルギ消費量の関係式を変更してもよい。この利用者のエネルギ消費量は、利用者の移動環境を考慮して算出してもよい。例えば、利用者が同じ歩数を歩いた場合に、算出アプリケーション9Bは、利用者が歩いている道が平坦であるか、上り坂であるかに応じて、エネルギ消費量の関係式を変更してもよい。このエネルギ消費量としては、例えば、日本国の計量法に基づいて「人若しくは動物が摂取する物の熱量又は人若しくは動物が代謝により消費する熱量の計量」として熱力学カロリー(cal)が採用される。エネルギ消費量の計量はこれに限られるものではなく、CGPM(Conference General des Poids et Mesures)に基づいてジュール(J)が採用されてもよい。
The
算出アプリケーションが算出する対象は、利用者のエネルギ消費量に限定されるものではなく、利用者のエクササイズ、歩行によって移動した際の歩数などを算出してもよい。「エクササイズ」とは、身体活動の量を表す単位である。エクササイズは、後述するメッツに身体活動の実施時間を乗じて算出される運動の量である。このメッツとは、身体活動の強さを表す単位である。この身体活動の強さは、身体活動の種類ごとに異なる。メッツは、例えば使用者の移動方法ごとに設定される。メッツは、活動量を示す活動ファクタであるエネルギ消費量の演算に用いてもよい。メッツでは、安静時の身体活動の強さに対する比として表される。例えば、座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツに相当するとされる。つまり、普通歩行の身体活動の強さは、安静時の身体活動の強さに対して、3倍であることを意味する。 The target to be calculated by the calculation application is not limited to the user's energy consumption, and the user's exercise, the number of steps when moving by walking, and the like may be calculated. “Exercise” is a unit representing the amount of physical activity. The exercise is the amount of exercise calculated by multiplying the mets, which will be described later, by the time of physical activity. This Met is a unit that represents the strength of physical activity. The strength of this physical activity varies depending on the type of physical activity. For example, the mets is set for each movement method of the user. The mets may be used for calculation of energy consumption, which is an activity factor indicating an activity amount. In Mets, it is expressed as a ratio to the strength of physical activity at rest. For example, a sitting and resting state is equivalent to 1 Mets, and a normal walk is equivalent to 3 Mets. That is, it means that the intensity of physical activity in normal walking is three times the intensity of physical activity at rest.
電話アプリケーション9Cは、通信ユニット6を介した着信、又は利用者による発信操作を検出した場合に実行される。電話アプリケーション9Cは、通信ユニット6による通信を介して通話を行うための機能を提供する。
The
加速度データ9Wには、複数の加速度情報が時系列的に記憶される。加速度情報は、時間と、加速度の値といった項目を含む。時間は、加速度センサ15によって加速度を検出した時間を示す。加速度の値は、加速度センサ15によって検出した加速度の値を示す。
The
気圧データ9Xには、複数の気圧情報が時系列的に記憶される。気圧情報は、時間と、気圧の値といった項目を含む。時間は、気圧センサ19によって気圧を検出した時間を示す。気圧の値は、気圧センサ19によって検出した気圧の値を示す。
The
状態データ9Yには、複数の状態情報が記憶される。状態情報は、時間と、利用者の状態といった項目を含む。時間は、加速度及び気圧を検出したサンプリング時間を示す。利用者の状態は、スマートフォン1を所持する利用者が移動しているか、静止しているか等の状態を示す。
A plurality of pieces of state information are stored in the
設定データ9Zは、スマートフォン1の移動に関する判定を行うための判定条件データを含む。判定条件データは、制御プログラム9Aが加速度センサ15によって検出した加速度の値に基づいて、自機(スマートフォン1)を所持している利用者が所定の移動方法で移動しているかを判定するための条件を含む。例えば、判定条件データには、所定の移動方法で移動しているときにスマートフォン1に加わる加速度の方向及び大きさに基づく加速度の振動パターン、加速度の方向及び大きさの範囲等が含まれる。
The setting
コントローラ10は、演算処理装置である。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−chip)、MCU(Micro Control Unit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、及びコプロセッサを含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
The
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、コントローラ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。機能部は、例えば、ディスプレイ2A、通信ユニット6、レシーバ7、及びスピーカ11を含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。検出部は、例えば、タッチスクリーン2B、ボタン3、照度センサ4、近接センサ5、マイク8、カメラ12、カメラ13、加速度センサ15、方位センサ16、ジャイロスコープ17、及び気圧センサ19を含むが、これらに限定されない。
Specifically, the
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を実行する。
For example, by executing the
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
The
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト(登録商標))、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用の端子でもよい。コネクタ14に接続される装置は、例えば、外部ストレージ、スピーカ、及び通信装置を含むが、これらに限定されない。
The
加速度センサ15は、スマートフォン1に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。ジャイロスコープ17は、スマートフォン1の角度及び角速度を検出する。気圧センサ19は、スマートフォン1に作用する気圧を検出する。加速度センサ15、方位センサ16、ジャイロスコープ17、及び気圧センサ19の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
The
図4においてストレージ9が記憶するプログラム及びデータの一部又は全部は、通信ユニット6による無線通信で他の装置からダウンロードされてもよい。図4においてストレージ9が記憶するプログラム及びデータの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。図4においてストレージ9が記憶するプログラム及びデータの一部又は全部は、コネクタ14に接続される読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。非一過的な記憶媒体は、例えば、CD(登録商標)、DVD(登録商標)、Blu−ray(登録商標)等の光ディスク、光磁気ディスク、磁気記憶媒体、メモリカード、及びソリッドステート記憶媒体を含むが、これらに限定されない。
In FIG. 4, some or all of the programs and data stored in the
図4に示したスマートフォン1の構成は例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。例えば、ボタン3の数と種類は図4の例に限定されない。スマートフォン1は、画面に関する操作のためのボタンとして、ボタン3A〜3Cに代えて、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていてもよい。スマートフォン1は、画面に関する操作のために、ボタンを1つだけ備えてもよいし、ボタンを備えなくてもよい。図4に示した例では、スマートフォン1が2つのカメラを備えるが、スマートフォン1は、1つのカメラのみを備えてもよいし、カメラを備えなくてもよい。図4に示した例では、スマートフォン1が位置及び姿勢を検出するために4種類のセンサを備えるが、スマートフォン1は、このうちいくつかのセンサを備えなくてもよい。あるいは、スマートフォン1は、位置及び姿勢の少なくとも1つを検出するための他の種類のセンサを備えてもよい。
The configuration of the
次に、図5を参照しながら、封止されたスマートフォン1が利用者によって押下操作された場合に、ハウジング20内で生じる気圧変動の例について説明する。図5は、封止されたハウジング内の気圧変動の例を示す図である。押下操作は、例えば、タッチ、ロングタッチ、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウトを含む。
Next, with reference to FIG. 5, an example of atmospheric pressure fluctuation that occurs in the
図5に示すグラフG1は、スマートフォン1が開放状態のときに、利用者がタッチスクリーンディスプレイ2の中央付近を押下操作した場合の気圧を示している。開放状態とは、ハウジング20の封止が不完全であり、ハウジング20内の気圧と外部の気圧が同じとなる状態である。例えば、開放状態は、ハウジング20の開口部がキャップによって閉塞できていない状態を含む。スマートフォン1は、開放状態である場合、グラフG1に示すように、利用者によって操作されてもハウジング20内の気圧が変化しない。
A graph G <b> 1 illustrated in FIG. 5 indicates the atmospheric pressure when the user presses the vicinity of the center of the
図5に示すグラフG2は、スマートフォン1が封止状態のときに、利用者がタッチスクリーンディスプレイ2の中央付近を押下操作した場合の気圧の変化を示している。封止状態とは、ハウジング20内への水の侵入が妨げられている状態である。封止状態では、ハウジング20の開口が開放状態に比べて気体が抜けにくくなるため、ハウジング20の内部には、開口が開放されている場合に比べて気圧が一時的に高くなるなどの現象が生じる。
A graph G2 illustrated in FIG. 5 illustrates a change in atmospheric pressure when the user presses the vicinity of the center of the
例えば、封止状態は、ハウジング20の開口部がキャップによって閉塞できている状態を含む。封止状態である場合、スマートフォン1は、利用者の指等によって押下操作されたタイミングでハウジング20内の体積が小さくなり、ハウジング20内の気圧が上昇する。そして、利用者が押下操作していた指等をタッチスクリーンディスプレイ2から離した場合に、スマートフォン1は、ハウジング20内の体積が押下操作前の状態に戻り、その反動でハウジング20内の気圧が一気に下降する。
For example, the sealed state includes a state where the opening of the
図5に示す例では、利用者の指等によって押下操作されている操作範囲では、押下操作の開始に応じて加重が加えられると、気圧は、当該加重に応じて1007[hPa]から1010[hPa]まで上昇する。その後、タッチスクリーンディスプレイ2から利用者の指等が離れるに従って、気圧は、元の気圧に向かって下降する。そして、押下操作が終了し、タッチスクリーンディスプレイ2から利用者の指等が完全に離れると、気圧は、反動で一気に993[hPa]まで下降する。その後、下降した気圧は、押下操作前の元の気圧に向かって徐々に復帰する。この場合、スマートフォン1に対する押下操作に応じた気圧の変化量は、約17[hPa]である。
In the example shown in FIG. 5, in the operation range that is pressed by the user's finger or the like, when a weight is applied according to the start of the pressing operation, the atmospheric pressure is changed from 1007 [hPa] to 1010 [1010 [hPa]. hPa]. Thereafter, as the user's finger or the like moves away from the
スマートフォン1は、気圧センサ19によってハウジング20内の気圧の変化を検出すると、当該気圧の値と気温を算出式に当てはめて高度を算出する。しかし、押下操作に応じた下降時の気圧の変化量が数ヘクトパスカルに及ぶ場合、スマートフォン1は、検出した気圧の変化量を高度に算出すると、算出した高度に数十メートルの誤差が発生してしまう。このため、スマートフォン1は、自機に対する利用者の操作を検出したときの気圧変動を無視する。
When the
このように、スマートフォン1は、利用者による操作が行われていない場合に、気圧センサ19が検出した気圧の値を有効とし、利用者による操作が行われた場合に、気圧センサ19が検出した気圧の値を無視する。これにより、スマートフォン1は、利用者の操作に応じた気圧変動の影響を受けることなく、封止されたハウジング内の気圧の変化を検出する精度を向上することができる。
As described above, the
さらに、スマートフォン1は、利用者が操作していない場合に、高度の変化に応じたハウジング20内の気圧の値のみを気圧センサ19によって検出し、検出した気圧の値に基づいて高度を算出する。その結果、スマートフォン1は、算出した高度が、利用者による操作に応じて変化することを抑えることができる。例えば、スマートフォン1は、算出した高度を、ディスプレイ2Aに天気情報とともに表示する場合に、高度が変化していないにも係わらず、利用者によるスマートフォン1の操作に応じて表示している高度が変わってしまうことを抑えることができる。
Furthermore, when the user is not operating, the
本実施形態では、スマートフォン1は、利用者が操作を開始してから気圧が安定するまでの気圧変動を無視する場合について説明するが、これに限定されない。例えば、押下操作中の気圧変動が小さく、押下操作の終了した後に気圧が大きく変動する場合、スマートフォン1は、操作終了後の気圧変動のみを無視するように構成されてもよい。
Although this embodiment demonstrates the case where the
次に、気圧変動が生じる利用者の操作として、スマートフォン1が検出する例について説明する。気圧変動が生じる操作は、タッチスクリーンディスプレイ2に対する操作と、ボタン3に対する操作と、自機の姿勢を変化させる操作とを含む。タッチスクリーンディスプレイ2に対する操作は、スマートフォン1がタッチスクリーン2Bを介して判別する上記のジェスチャである。ボタン3に対する操作は、スマートフォン1がボタン3を介して検出する操作である。自機の姿勢を変化させる操作は、スマートフォン1が加速度センサ15を介して検出する操作である。
Next, an example in which the
本実施形態では、スマートフォン1は、気圧変動が生じる操作を検出してから当該操作終了後の無視範囲の間は、気圧センサ19が検出した気圧を無視する場合について説明するが、これに限定されない。例えば、スマートフォン1は、気圧を無視する無視範囲の間は、気圧センサ19を駆動させないように制御する構成としてもよい。無視範囲は、利用者による操作終了後の気圧変動を無視するための範囲である。無視範囲は、例えば、操作が終了してから気圧が安定するまでの範囲、操作が終了してからの所定の範囲等を含む。
In the present embodiment, the
次に、図6を参照しながら、タッチスクリーンディスプレイ2に対する操作位置と気圧変動との関係について説明する。図6は、タッチスクリーンディスプレイ2に対する操作位置と気圧変動との関係を説明するための図である。
Next, the relationship between the operation position on the
図6に示す例では、気圧センサ19は、タッチスクリーンディスプレイ2の中央に位置付けられるように、上記のハウジング20内に設けられている。タッチスクリーンディスプレイ2は、中央の加重ポイントP1に加重が加わった場合に最も歪みやすく、加重ポイントP2から加重ポイントP3と中央から離れるにつれて、歪み量が小さくなる。その結果、同じ加重が加わった場合、スマートフォン1は、気圧センサ19によって検出する気圧の変化量が、加重ポイントP1、P2、P3となるにつれて小さくなる。
In the example shown in FIG. 6, the
本実施形態では、スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2の全面に対する操作に対して、気圧変動を無視する場合について説明するが、これに限定されない。例えば、スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2における所定の加重ポイントまたは所定の範囲に対して気圧変動を無視するか否かを判定するための判定条件データを記憶しておく。そして、スマートフォン1は、判定条件データに基づいて、検出した操作位置に応じて気圧変動を無視するか否かを判定するように構成されてもよい。
In this embodiment, although the
図7を参照しながら、スマートフォン1による気圧の検出に関する制御の処理手順について説明する。図7は、スマートフォン1による制御の例の処理手順を示すフローチャートである。図7に示す処理手順は、コントローラ10が制御プログラム9Aを実行することによって実現される。図7に示す処理手順は、気圧をサンプリングするごとに繰り返し実行される。
With reference to FIG. 7, a control processing procedure related to detection of atmospheric pressure by the
図7に示すように、スマートフォン1のコントローラ10は、ステップS101として、気圧センサ19によって自機に作用する気圧を検出する。そして、コントローラ10は、ステップS102として、気圧が変動しているかを判定する。具体的には、コントローラ10は、今回検出した気圧とこれまでに検出した気圧との差が閾値を超えた場合に、気圧が変動していると判定する。
As shown in FIG. 7, the
気圧が変動している場合(ステップS102,Yes)、コントローラ10は、ステップS103に進む。コントローラ10は、ステップS103として、操作中であるかを判定する。具体的には、コントローラ10は、タッチスクリーンディスプレイ2に対するジェスチャ、ボタン3に対する操作、姿勢の変化のうちの少なくとも1つを検出している場合に、操作中であると判定する。
When the atmospheric pressure is fluctuating (step S102, Yes), the
操作中である場合(ステップS103,Yes)、コントローラ10は、ステップS104に進む。コントローラ10は、ステップS104として、検出した気圧変動を無視する。具体的には、コントローラ10は、検出した気圧の値を気圧データ9Xに記憶せずに、削除する。あるいは、コントローラ10は、操作を検出する直前の気圧を示す気圧情報を、今回検出した気圧情報として気圧データ9Xに記憶する。その後、コントローラ10は、図7に示す処理手順を終了する。
When the operation is being performed (step S103, Yes), the
操作中ではない場合(ステップS103,No)、コントローラ10は、ステップS105に進む。コントローラ10は、ステップS105として、操作終了後の無視範囲であるかを判定する。具体的には、コントローラ10は、操作が終了してからの時間が無視範囲に対応した閾値を超えていない場合に、無視範囲であると判定する。操作終了後の無視範囲である場合(ステップS105,Yes)、コントローラ10は、利用者による操作終了後の気圧変動を無視するために、既に説明したステップS104に進む。
When the operation is not in progress (No at Step S103), the
操作終了後の無視範囲ではない場合(ステップS105,No)、コントローラ10は、ステップS106に進む。コントローラ10は、ステップS106として、ステップS101で検出した気圧の値を示す気圧情報にタイムスタンプを付加して気圧データ9Xに記憶する。その後、コントローラ10は、図7に示す処理手順を終了する。
If it is not in the neglected range after the end of the operation (step S105, No), the
気圧が変動していない場合(ステップS102,No)、コントローラ10は、既に説明したステップS106に進む。
If the atmospheric pressure has not changed (No at Step S102), the
本実施形態では、スマートフォン1は、検出した気圧が変動していない場合に、当該気圧情報を気圧データ9Xに記憶する場合について説明するが、これに限定されない。例えば、コントローラ10は、気圧が変動していない場合、検出した気圧を示す気圧情報を気圧データ9Xに記憶しないように構成されてもよい。
In this embodiment, although the
次に、スマートフォン1が高度の変化を考慮して、利用者の消費量を算出する場合の例について説明する。
Next, an example in which the
スマートフォン1は、算出アプリケーション9Bを実行し、加速度センサ15によって検出した加速度値に基づいて利用者の移動速度を推定する。例えば、スマートフォン1は、上下方向の加速度値に基づいて利用者の歩数を算出し、算出した歩数から移動速度を推定する。そして、スマートフォン1は、気圧データ9Xに基づいて、利用者の移動時における気圧の変化量を高度算出式に当てはめて、移動時における利用者の高度変化を算出する。高度算出式は、気圧の変化量から高度変化を算出するための算出式である。そして、スマートフォン1は、利用者の移動速度と、高度変化を算出式に当てはめて、利用者の消費量(カロリー)を算出する。これにより、スマートフォン1は、利用者の操作による気圧の変化の影響を排除した利用者の高度変化を考慮することで、算出する消費量の精度を向上することができる。
The
本出願の開示する実施形態は、発明の要旨及び範囲を逸脱しない範囲で変更することができる。さらに、本出願の開示する実施形態及びその変形例は、適宜組み合わせることができる。例えば、上記の実施形態は、以下のように変形してもよい。 Embodiment which this application discloses can be changed in the range which does not deviate from the summary and range of invention. Furthermore, the embodiment disclosed in the present application and its modifications can be combined as appropriate. For example, the above embodiment may be modified as follows.
例えば、図4に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと結合されていてもよい。 For example, each program shown in FIG. 4 may be divided into a plurality of modules, or may be combined with other programs.
上記の実施形態において、スマートフォン1は、利用者の操作に応じた気圧変動を無視する場合に、利用者の移動方法を考慮するように変形してもよい。以下の説明においては、重複する説明は省略することがある。
In the above embodiment, the
利用者の移動方法は、例えば、利用者が自力で移動する第1移動方法と、利用者が移動体によって移動される第2移動方法とを含む。第1移動方法としては、例えば、徒歩、ランニング、自転車等によって利用者が自力で移動する方法を含む。第2移動方法としては、例えば、自動車、電車、エレベーター、エスカレーター等の移動体によって利用者が移動される方法を含む。利用者の消費量を算出する場合、スマートフォン1は、利用者が自力で移動している第1移動方法による高度変化を検出する必要がある。これにより、第1の変形例では、スマートフォン1は、第1移動方法での気圧の変動を検出する場合について説明する。
The user moving method includes, for example, a first moving method in which the user moves by himself / herself and a second moving method in which the user is moved by the moving body. Examples of the first movement method include a method in which the user moves by himself / herself by walking, running, bicycle, or the like. Examples of the second movement method include a method in which a user is moved by a moving body such as an automobile, a train, an elevator, and an escalator. When calculating a user's consumption, the
スマートフォン1は、自機に作用する加速度パターンに基づいて、利用者が第1移動方法と第2移動方法のいずれで移動しているかを判定するための判定条件を含む判定条件データを、設定データ9Zに記憶している。
The
スマートフォン1は、制御プログラム9Aを実行することで、加速度センサ15によって検出された加速度と判定条件データとに基づいて、利用者が第1移動方法で移動しているか、第2移動方法で移動しているかを判定する。具体的には、スマートフォン1は、設定データ9Zの判定条件データに基づいて、検出した加速度が、第1移動方法で移動しているときに自機に加わる加速度の方向及び大きさに基づく加速度の振動パターンに合致する場合に、第1移動方法で移動していると判定する。スマートフォン1は、第2移動方法についても、第1移動方法と同様に判定する。
The
スマートフォン1は、利用者が第1移動方法で移動していると判定した場合、気圧センサ19によって検出した気圧の値を有効とする。そして、第1移動方法で移動している利用者による操作が行われている場合、スマートフォン1は、気圧変動を無視する。また、利用者が第2移動方法で移動している場合、利用者の消費量の算出に気圧は必要ないため、スマートフォン1は、気圧センサ19によって検出した気圧の値を無視する。
When the
このように、スマートフォン1は、利用者が第1移動方法で移動している場合に、自機に対する操作を検出すると、気圧センサ19が検出した気圧の値を無視する。このため、スマートフォン1は、第1移動方法で移動中の利用者が操作していない場合に、高度の変化によって生じたハウジング20内の気圧の値を気圧センサ19によって検出し、検出した気圧の値に基づいて高度を算出することができる。その結果、スマートフォン1は、第1移動方法による利用者の移動中に算出する高度変化の精度を向上することができる。
As described above, when the
図8を参照しながら、スマートフォン1による制御の処理手順の第1の変形例について説明する。図8は、スマートフォン1による制御の第1の変形例の処理手順を示すフローチャートである。図8に示す処理手順は、コントローラ10が制御プログラム9Aを実行することによって実現される。図8に示す処理手順は、気圧をサンプリングするごとに繰り返し実行される。
With reference to FIG. 8, a first modification of the processing procedure of control by the
図8に示すように、スマートフォン1のコントローラ10は、ステップS201として、加速度センサ15によって自機に作用する加速度を検出する。そして、コントローラ10は、ステップS202として、気圧センサ19によって自機に作用する気圧を検出する。そして、コントローラ10は、ステップS203として、検出した加速度と判定条件データとに基づいて、利用者の状態を判別する。具体的には、コントローラ10は、第1移動方法または第2移動方法で移動している場合に移動状態、それ以外を静止状態と判定する。そして、利用者が移動状態である場合、コントローラ10は、第1移動方法と第2移動方法のいずれの移動方法であるかを判別する。
As shown in FIG. 8, the
移動状態である場合(ステップS204,Yes)、コントローラ10は、ステップS205に進む。そして、移動方法が第1移動方法である場合(ステップS205,Yes)、コントローラ10は、ステップS206に進む。コントローラ10は、ステップS206として、気圧が変動しているかを判定する。気圧が変動している場合(ステップS206,Yes)、コントローラ10は、ステップS207に進む。
If it is in the moving state (step S204, Yes), the
コントローラ10は、ステップS207として、操作中であるかを判定する。操作中である場合(ステップS207,Yes)、コントローラ10は、ステップS208に進む。コントローラ10は、ステップS208として、検出した気圧変動を無視する。その後、コントローラ10は、図8に示す処理手順を終了する。
The
操作中ではない場合(ステップS207,No)、コントローラ10は、ステップS209に進む。コントローラ10は、ステップS209として、操作終了後の無視範囲であるかを判定する。操作終了後の無視範囲である場合(ステップS209,Yes)、コントローラ10は、利用者による操作終了後の気圧変動を無視するために、既に説明したステップS208に進む。
When the operation is not in progress (No at Step S207), the
操作終了後の無視範囲ではない場合(ステップS209,No)、コントローラ10は、ステップS210に進む。コントローラ10は、ステップS210として、ステップS202で検出した気圧の値を示す気圧情報にタイムスタンプを付加して気圧データ9Xに記憶する。その後、コントローラ10は、図8に示す処理手順を終了する。
When it is not the negligible range after the end of the operation (step S209, No), the
利用者が第1移動方法で移動しているときに、気圧が変動していない場合(ステップS206,No)、コントローラ10は、既に説明したステップS210に進む。
When the user is moving by the first movement method and the atmospheric pressure has not changed (No at Step S206), the
移動している利用者の移動方法が第1移動方法ではない、すなわち、第2移動方法である場合(ステップS205,No)、コントローラ10は、既に説明したステップS208に進む。
If the moving method of the moving user is not the first moving method, that is, the second moving method (step S205, No), the
利用者が移動状態ではない、すなわち、静止状態である場合(ステップS204,No)、コントローラ10は、既に説明したステップS210に進む。
When the user is not in the moving state, that is, in the stationary state (step S204, No), the
上記の第1の変形例では、利用者が静止状態である場合、スマートフォン1は、静止状態に検出した気圧の値を全て有効とする場合について説明するが、これに限定されない。例えば、利用者がスマートフォン1を身に付けている場合、利用者の体重等でスマートフォン1に加重が加わるおそれがある。このため、利用者が静止状態である場合、または、第2移動方法で移動している場合、スマートフォン1は、加速度パターンから身に付けられていることを推定できた場合に、気圧センサ19によって検出する気圧変動を無視するように構成されてもよい。
In said 1st modification, when a user is a stationary state, although the
上記の実施形態において、スマートフォン1は、利用者の通話を自機に対する操作とし、当該操作に応じた気圧変動を無視するように変形されてもよい。
In the above-described embodiment, the
例えば、利用者が話している際の空気、声を出した時の振動による空気等の流れがハウジング20内に発生した場合、スマートフォン1は、気圧センサ19の搭載位置によっては気圧変動の影響を受けるおそれがある。
For example, when a flow of air or the like caused by vibration when a user speaks or vibration caused by a voice is generated in the
第2の変形例では、スマートフォン1は、制御プログラム9Aを実行することで、気圧センサ19によって気圧の変動を検出している場合に、利用者が通話中であるかを判定する。そして、通話中である場合、スマートフォン1は、検出した気圧変動を無視する。
In the second modification, the
このように、スマートフォン1は、利用者が通話中である場合、気圧センサ19が検出した気圧の値を無視する。このため、スマートフォン1は、利用者が通話していない場合に、高度の変化によって生じたハウジング20内の気圧の値を気圧センサ19によって検出し、検出した気圧の値に基づいて高度を算出することができる。その結果、スマートフォン1は、算出した高度が、利用者による通話に応じて変化することを抑えることができる。
Thus, the
図9を参照しながら、スマートフォン1による制御の処理手順の第2の変形例について説明する。図9は、スマートフォン1による制御の第2の変形例の処理手順を示すフローチャートである。図9に示す処理手順は、コントローラ10が制御プログラム9Aを実行することによって実現される。図9に示す処理手順は、気圧をサンプリングするごとに繰り返し実行される。
With reference to FIG. 9, a second modification of the processing procedure of control by the
図9に示すように、スマートフォン1のコントローラ10は、ステップS301として、気圧センサ19によって自機に作用する気圧を検出する。そして、コントローラ10は、ステップS302として、気圧が変動しているかを判定する。
As shown in FIG. 9, the
気圧が変動している場合(ステップS302,Yes)、コントローラ10は、ステップS303に進む。コントローラ10は、ステップS303として、通話中であるかを判定する。具体的には、コントローラ10は、電話アプリケーション9Cが実行されている場合に、通話中であると判定する。
If the atmospheric pressure is fluctuating (step S302, Yes), the
通話中である場合(ステップS303,Yes)、コントローラ10は、ステップS304に進む。コントローラ10は、ステップS304として、検出した気圧変動を無視する。その後、コントローラ10は、図9に示す処理手順を終了する。
When the call is in progress (step S303, Yes), the
通話中ではない場合(ステップS303,No)、コントローラ10は、ステップS305に進む。コントローラ10は、ステップS305として、ステップS301で検出した気圧の値を示す気圧情報にタイムスタンプを付加して気圧データ9Xに記憶する。その後、コントローラ10は、図9に示す処理手順を終了する。
If the call is not in progress (No at Step S303), the
気圧が変動していない場合(ステップS302,No)、コントローラ10は、既に説明したステップS305に進む。
If the atmospheric pressure has not changed (No at Step S302), the
上記の実施形態では、スマートフォン1は、気圧センサ19によって検出した気圧に基づいた制御の例として、高度を算出する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、スマートフォン1は、検出した気圧を通信ユニット6による通信を介して他の電子機器に送信する、検出した気圧に基づいてハウジング20内の封止状態を監視する等の制御を行ってもよい。
In the above embodiment, the
上記の実施形態において、スマートフォン1は、ジャイロスコープ17によって利用者による操作を検出するように構成されてもよい。例えば、利用者がスマートフォン1を強く振ったときに、スマートフォン1は、ハウジング20内に気圧変動が生じることがある。これにより、スマートフォン1は、ジャイロスコープ17によって振られたことを検出した場合に、気圧変動を無視するように構成されてもよい。
In said embodiment, the
上記の実施形態では、スマートフォン1は、指紋センサを備えてもよい。この場合、指紋センサに対する操作時にも、ハウジング20内に気圧変動が生じるおそれがある。これにより、スマートフォン1は、指紋センサに対する操作を検出した場合、上記の操作と同様に、気圧変動を無視するように構成されてもよい。
In the above embodiment, the
上記の実施形態では、スマートフォン1は、利用者のポケットに入れられた状態、カバンの中に入れられた状態等である場合に、ハウジング20に加重が加わって気圧変動が生じるおそれがある。これにより、スマートフォン1は、例えば、近接センサ、紫外線センサ等によって自機が外気と触れている状態にあるか否かを判定し、判定した結果と移動状態とを組み合わせて気圧変動を無視するかを判定するように構成されてもよい。
In the above embodiment, when the
上記の実施形態では、気圧センサ19が検出した気圧の変化を無視したが、スマートフォン1が操作されている際に、気圧センサ19に気圧を検出させないことで、操作されているときの気圧の変化を無視するように構成してもよい。
In the above embodiment, the change in the atmospheric pressure detected by the
上記の実施形態では、気圧センサを備える携帯電子機器の例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る携帯電子機器は、スマートフォンに限定されない。添付の請求項に係る携帯電子機器は、スマートフォン以外の携帯電子機器であってもよい。携帯電子機器は、例えば、モバイルフォン、タブレット、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、及びゲーム機を含むが、これに限定されない。 In said embodiment, although the smart phone was demonstrated as an example of a portable electronic device provided with an atmospheric pressure sensor, the portable electronic device which concerns on an attached claim is not limited to a smart phone. The portable electronic device according to the appended claims may be a portable electronic device other than a smartphone. Examples of portable electronic devices include, but are not limited to, mobile phones, tablets, portable personal computers, digital cameras, media players, electronic book readers, navigators, and game machines.
添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成を具現化するように構成されるべきである。 The characterizing embodiments have been described in order to fully and clearly disclose the technology according to the appended claims. However, the appended claims should not be limited to the above-described embodiments, but all modifications and alternatives that can be created by those skilled in the art within the scope of the basic matters shown in this specification. Should be configured to embody such a configuration.
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B 算出アプリケーション
9C 電話アプリケーション
9W 加速度データ
9X 気圧データ
9Y 状態データ
9Z 設定データ
10 コントローラ
11 スピーカ
12、13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 ジャイロスコープ
19 気圧センサ
20 ハウジング
DESCRIPTION OF
Claims (7)
封止された前記ハウジング内の気圧を検出する気圧センサと、
前記気圧センサによって検出された気圧に基づいて制御を行うコントローラと
を備え、
前記コントローラは、自機に対する操作を検出したときの気圧変動を無視する携帯電子機器。 A housing;
An atmospheric pressure sensor for detecting the atmospheric pressure in the sealed housing;
A controller that performs control based on the atmospheric pressure detected by the atmospheric pressure sensor,
The controller is a portable electronic device that ignores fluctuations in atmospheric pressure when an operation on the device is detected.
前記コントローラは、前記操作部に対する前記操作を検出したときの前記気圧変動を無視する請求項1に記載の携帯電子機器。 It further includes an operation unit,
The portable electronic device according to claim 1, wherein the controller ignores the atmospheric pressure fluctuation when the operation on the operation unit is detected.
前記コントローラは、前記加速度センサによって検出された加速度と前記気圧センサによって検出された気圧に基づいて、前記自機を所持する対象物の消費量を算出する請求項1または2に記載の携帯電子機器。 An acceleration sensor,
3. The portable electronic device according to claim 1, wherein the controller calculates a consumption amount of an object possessing the device based on an acceleration detected by the acceleration sensor and an atmospheric pressure detected by the atmospheric pressure sensor. .
前記コントローラは、前記通信部による通話中のときの前記気圧変動を無視する請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。 It further includes a communication unit that performs communication for a call,
The portable electronic device according to any one of claims 1 to 4, wherein the controller ignores the fluctuation in the atmospheric pressure during a call by the communication unit.
封止された前記ハウジング内の気圧を前記気圧センサによって検出するステップと、
検出された前記気圧に基づいて制御を行うステップと、
自機に対する操作を検出したときの気圧変動を無視するステップと
を含む制御方法。 A method for controlling a portable electronic device comprising a housing and an atmospheric pressure sensor,
Detecting the atmospheric pressure in the sealed housing by the atmospheric pressure sensor;
Performing control based on the detected atmospheric pressure;
A method of ignoring fluctuations in atmospheric pressure when an operation on the machine is detected.
封止された前記ハウジング内の気圧を前記気圧センサによって検出するステップと、
検出された前記気圧に基づいて制御を行うステップと、
自機に対する操作を検出したときの気圧変動を無視するステップと
を実行させる制御プログラム。 In a portable electronic device equipped with a housing and an atmospheric pressure sensor,
Detecting the atmospheric pressure in the sealed housing by the atmospheric pressure sensor;
Performing control based on the detected atmospheric pressure;
A control program that executes a step of ignoring fluctuations in atmospheric pressure when an operation on the machine is detected.
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