JP2015122582A - Portable electronic device and waterproofness determination method - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、携帯電子機器及びその防水性判定方法に関する。 The present application relates to a portable electronic device and a waterproof property determination method thereof.
携帯電話等の携帯電子機器には、防水性を有するものがある。例えば、特許文献1では、開口部が形成された筐体にキャップを装着することによって防水性を確保する携帯電子機器が開示されている。
Some portable electronic devices such as cellular phones have waterproofness. For example,
キャップのような着脱可能な部材を装着することによって防水性を確保する携帯電子機器では、部材が適切に装着されていない場合に十分な防水性が確保されない場合がある。そのような状態に気付かずに利用者が携帯電子機器を使用すると、水の侵入によって携帯電子機器に支障が生じる可能性がある。 In a portable electronic device that secures waterproofness by attaching a detachable member such as a cap, sufficient waterproofness may not be ensured when the member is not properly attached. If a user uses a portable electronic device without noticing such a state, there is a possibility that the portable electronic device may be hindered by water intrusion.
上記のことから、防水性が確保されているかを判定する携帯電子機器及び防水性判定方法に対するニーズがある。 From the above, there is a need for a portable electronic device and a waterproof determination method for determining whether waterproofness is ensured.
1つの態様に係る携帯電子機器は、開口部を有する筐体と、前記開口部を封止する封止部材と、前記筐体の内部にもうけられる気圧センサと、所定の操作が行われたときの前記気圧センサの検出値に基づいて、前記開口部が前記封止部材によって封止されているか否かを判定するコントローラとを備える。 A portable electronic device according to one aspect includes a housing having an opening, a sealing member that seals the opening, an atmospheric pressure sensor provided in the housing, and a predetermined operation. And a controller for determining whether or not the opening is sealed by the sealing member based on a detection value of the atmospheric pressure sensor.
1つの態様に係る防水性判定方法は、開口部を有する筐体と、前記開口部を封止する封止部材とを備える携帯電子機器の防水性判定方法であって、所定の操作を検出するステップと、前記所定の操作が行われたときの前記筐体内の気圧の変動の有無に基づいて、前記開口部が前記封止部材によって封止されているか否かを判定するステップとを含む。 A waterproof determination method according to one aspect is a waterproof determination method for a portable electronic device that includes a housing having an opening and a sealing member that seals the opening, and detects a predetermined operation. And determining whether or not the opening is sealed by the sealing member based on the presence or absence of a change in atmospheric pressure in the housing when the predetermined operation is performed.
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、防水性を備える携帯電子機器の例として、スマートフォンについて説明する。 Embodiments for carrying out the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Below, a smart phone is demonstrated as an example of a portable electronic device provided with waterproofness.
(実施形態)
図1から図3を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の全体的な構成について説明する。図1は、スマートフォン1の斜視図である。図2は、スマートフォン1の正面図である。図3は、図2に示したスマートフォン1のA−A断面を模式的に示す図である。図3では、スマートフォン1の内部の基板、回路、配線等の図示を省略している。
(Embodiment)
The overall configuration of the
図1から図3に示すように、スマートフォン1は、ハウジング(筐体)20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
The
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。図1の例では、ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bはそれぞれ略長方形状であるが、ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bの形状はこれに限定されない。ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bは、それぞれが正方形又は円形等のどのような形状もとりうる。図1の例では、ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bは重ねて配置されているが、ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bの配置はこれに限定されない。ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bは、例えば、並べて配置されてもよいし、離して配置されてもよい。図1の例では、ディスプレイ2Aの長辺はタッチスクリーン2Bの長辺に沿っており、ディスプレイ2Aの短辺はタッチスクリーン2Bの短辺に沿っているが、ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bの重ね方はこれに限定されない。ディスプレイ2Aとタッチスクリーン2Bとが重ねて配置される場合、例えば、ディスプレイ2Aの1ないし複数の辺がタッチスクリーン2Bのいずれの辺とも沿っていなくてもよい。
The
ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro−Luminescence Display)、又は無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro−Luminescence Display)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、及び図形等を表示する。
The
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指、ペン、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、ペン、又はスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触した位置を検出することができる。以下の説明では、タッチスクリーン2Bに対して接触する指、ペン、又はスタイラスペン等を、「接触オブジェクト」又は「接触物」と呼ぶことがある。
The
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下の説明では、説明を簡単にするため、利用者はスマートフォン1を操作するために指を用いてタッチスクリーン2Bに接触するものと想定する。
The detection method of the
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触が検出された位置、接触が検出された位置の変化、接触が検出された間隔、及び接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーン2Bに対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャは、例えば、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウトを含むがこれらに限定されない。
The
「タッチ」は、タッチスクリーン2Bに指が触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。「ロングタッチ」は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間より長く触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間より長く接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
“Touch” is a gesture in which a finger touches the
「リリース」は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャをリリースとして判別する。「スワイプ」は、指がタッチスクリーン2Bに接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bに接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
“Release” is a gesture in which a finger leaves the
「タップ」は、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。「ダブルタップ」は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
A “tap” is a gesture for releasing following a touch. The
「ロングタップ」は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。「ドラッグ」は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
“Long tap” is a gesture for releasing following a long touch. The
「フリック」は、指が、タッチスクリーン2Bに触れた後移動しながらタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャである。すなわち、「フリック」は、タッチに続いて指が移動しながらリリースが行われるジェスチャである。スマートフォン1は、指が、タッチスクリーン2Bに触れた後移動しながらタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が一方方向へ移動しながら行われることが多い。フリックは、指が画面の上方向へ移動する「上フリック」、指が画面の下方向へ移動する「下フリック」、指が画面の右方向へ移動する「右フリック」、指が画面の左方向へ移動する「左フリック」等を含む。フリックにおける指の移動は、スワイプにおける指の移動よりも素早いことが多い。
“Flick” is a gesture in which a finger leaves the
「ピンチイン」は、複数の指が互いに近付く方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出されるある指の位置と他の指の位置との間の距離が短くなるジェスチャをピンチインとして判別する。「ピンチアウト」は、複数の指が互いに遠ざかる方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出されるある指の位置と他の指の位置との間の距離が長くなるジェスチャをピンチアウトとして判別する。
“Pinch-in” is a gesture of swiping in a direction in which a plurality of fingers approach each other. The
以下の説明では、1本の指により行われるジェスチャを「シングルタッチジェスチャ」と呼び、2本以上の指により行われるジェスチャを「マルチタッチジェスチャ」と呼ぶことがある。マルチタッチジェスチャは、例えば、ピンチインおよびピンチアウトを含む。タップ、フリックおよびスワイプ等は、1本の指で行われればシングルタッチジェスチャであり、2本以上の指で行われればマルチタッチジェスチャである。 In the following description, a gesture performed with one finger may be referred to as a “single touch gesture”, and a gesture performed with two or more fingers may be referred to as a “multi-touch gesture”. Multi-touch gestures include, for example, pinch-in and pinch-out. Taps, flicks, swipes, and the like are single-touch gestures when performed with one finger, and multi-touch gestures when performed with two or more fingers.
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。このため、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、ディスプレイ2Aに表示されている画面に応じて異なることがある。以下の説明では、説明を簡単にするために、「タッチスクリーン2Bが接触を検出し、検出された接触に基づいてジェスチャの種別をスマートフォン1がXと判別すること」を、「スマートフォンがXを検出する」、又は「コントローラがXを検出する」と記載することがある。
The
スマートフォン1は、サイドフェイス1Cに封止部材21を有する。封止部材21は、ハウジング20に着脱可能に設けられている。封止部材21は、弾性部材21pを有しており、封止部材21がハウジング20に適切に装着されると、弾性部材21pがハウジング20の開口部の壁面等に圧着されて開口部を封止するように構成されている。弾性部材21pは、例えば、ゴム等の可塑性を有する樹脂から形成される。
The
ハウジング20の開口部以外の部分は、一体成形又は接着材、両面テープ等による接着により水が内部に浸入しないように構成されている。しかしながら、ハウジング20の開口部には、例えば、コネクタ14が設けられており、ここから内部に水が浸入する可能性がある。開口部に封止部材21を適切に装着することにより、開口部からの水の浸入が防止され、スマートフォン1の防水性が確保される。
The portions other than the opening of the
スマートフォン1の防水性が確保されている場合、ハウジング20の内部はほぼ気密となる。この場合、利用者の操作等によって圧迫されたハウジング20が変形すると、ハウジング20の内部の空気が外部に逃れることができないために、ハウジング20の内部の気圧が変動する。一方、封止部材21が適切に装着されていない等の理由でスマートフォン1の防水性が確保されていない場合、ハウジング20の内部は気密とはならない。この場合、ハウジング20が変形しても、ハウジング20の内部の空気は外部に逃れるために、ハウジング20の内部の気圧はほとんど変動しない。
When the waterproof property of the
ここでは、ハウジング20の内部がほぼ気密となっている場合を例に挙げたが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、防水性を有すると共に透湿性を有する機能性素材によって、ハウジング20の開口を覆うことでスマートフォン1が封止されていてもよい。この場合も、ハウジング20の内部の気圧は、開口が開放されている場合と比べて変化する。例えば、開口が開放されている場合に比べて気体が抜けにくくなるため、ハウジング20の内部には、開口が開放されている場合に比べて気圧が一時的に高くなるなどの現象が生じる。
Here, the case where the inside of the
スマートフォン1は、このような気圧の変動の相違に基づいて、スマートフォン1の防水性が確保されているか否かを判定する。スマートフォン1の防水性が確保されているということは、換言すると、封止部材21がハウジング20に適切に装着されていることを意味する。
The
具体的には、スマートフォン1は、ハウジング20の内部に気圧センサ18を有する。そして、スマートフォン1は、スマートフォン1に対する所定の操作が行われたときにハウジング20の内部で気圧の変動があったか否かを気圧センサ18の検出値に基づいて判定する。所定の操作とは、ハウジング20に何らかの変形をもたらす操作である。気圧の変動があった(又は閾値よりも大きい)場合、スマートフォン1の防水性が確保されていると判定される。気圧の変動がない(又は閾値よりも小さい)場合、スマートフォン1の防水性が確保されていないと判定される。
Specifically, the
図3に示した例では、気圧センサ18は、ハウジング20の内壁に搭載されているが、気圧センサ18の搭載位置は、ハウジング20の内部のどこであってもよい。例えば、気圧センサ18は、ハウジング20の内部に設けられた基板に搭載されてもよい。
In the example shown in FIG. 3, the
図4は、スマートフォン1のブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、スピーカ11と、カメラ12及び13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、ジャイロスコープ17と、気圧センサ18と、湿度センサ19とを有する。
FIG. 4 is a block diagram of the
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、接触を検出する。コントローラ10は、スマートフォン1に対するジェスチャを検出する。具体的には、コントローラ10は、タッチスクリーン2Bと協働することによって、タッチスクリーン2B(タッチスクリーンディスプレイ2)に対する操作(ジェスチャ)を検出する。
As described above, the
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタン3に対する操作を検出する。ボタン3に対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、トリプルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュを含むが、これらに限定されない。
The
ボタン3A〜3Cは、例えば、ホームボタン、バックボタンまたはメニューボタンである。ボタン3Dは、例えば、スマートフォン1のパワーオン/オフボタン(電源ボタン)である。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。ボタン3E及び3Fは、例えば、音量ボタンである。
The
照度センサ4は、スマートフォン1の周囲光の照度を検出する。照度は、光の強さ、明るさ、又は輝度を示す。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、磁界の変化または超音波の反射波の帰還時間の変化等に基づいて物体の存在を検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、一つのセンサとして構成されていてもよい。照度センサ4は、近接センサとして用いられてもよい。
The
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によってサポートされる通信方式は、無線通信規格である。無線通信規格として、例えば、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。セルラーフォンの通信規格として、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。無線通信規格として、さらに、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。通信ユニット6は、有線による通信をサポートしてもよい。有線による通信は、例えば、イーサネット(登録商標)、ファイバーチャネル等を含む。
The
レシーバ7及びスピーカ11は、音出力部である。レシーバ7及びスピーカ11は、コントローラ10から送信される音信号を音として出力する。レシーバ7は、例えば、通話時に相手の声を出力するために用いられる。スピーカ11は、例えば、着信音及び音楽を出力するために用いられる。レシーバ7及びスピーカ11の一方が、他方の機能を兼ねてもよい。マイク8は、音入力部である。マイク8は、利用者の音声等を音信号へ変換してコントローラ10へ送信する。
The
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。ストレージ9は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
The
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、スマートフォン1の基本的な機能を実現させるための制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに画面を表示させ、タッチスクリーン2Bを介して検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
The programs stored in the
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、メールアプリケーション9B、ブラウザアプリケーション9C、及び設定データ9Zを記憶する。メールアプリケーション9Bは、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等のための電子メール機能を提供する。ブラウザアプリケーション9Cは、WEBページを表示するためのWEBブラウジング機能を提供する。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定に関する情報を含む。
The
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、気圧センサ18の検出値を用いてハウジング20の防水性が確保されているか否かを判定する機能が含まれる。
The control program 9A provides functions related to various controls for operating the
コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
The
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、コントローラ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。機能部は、例えば、ディスプレイ2A、通信ユニット6、レシーバ7、及びスピーカ11を含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。検出部は、例えば、タッチスクリーン2B、ボタン3、照度センサ4、近接センサ5、マイク8、カメラ12、カメラ13、加速度センサ15、方位センサ16、及びジャイロスコープ17を含むが、これらに限定されない。
Specifically, the
コントローラ10は、メインプロセッサ10aと、コプロセッサ10bとを有する。メインプロセッサ10a及びコプロセッサ10bは、演算処理装置である。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−chip)、MCU(Micro Control Unit)、及びFPGA(Field−Programmable Gate Array)を含むが、これらに限定されない。
The
メインプロセッサ10aは、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、気圧センサ18の検出値を用いてハウジング20の防水性が確保されているか否かを判定する等の各種制御を実行する。
For example, the main processor 10a executes various kinds of control such as determining whether the waterproofness of the
コプロセッサ10bは、演算処理性能ではメインプロセッサ10aに劣るが、メインプロセッサ10aよりも少ない消費電力で動作する。そのため、消費電力削減のためにメインプロセッサ10aが停止又は処理速度を減速させているときにも、コプロセッサ10bは、通常通りに動作することが許される。このように常時動作することに適した特性から、コプロセッサ10bは、例えば、各種センサの検出値の取得及び分析、分析結果に応じた処理の実行等に用いられる。 The coprocessor 10b is inferior to the main processor 10a in arithmetic processing performance, but operates with less power consumption than the main processor 10a. Therefore, the coprocessor 10b is allowed to operate normally even when the main processor 10a is stopped or the processing speed is reduced to reduce power consumption. Thus, the coprocessor 10b is used for acquisition and analysis of detection values of various sensors, execution of processing according to analysis results, and the like because of the characteristics suitable for continuous operation.
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
The
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト(登録商標))、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用の端子でもよい。コネクタ14に接続される装置は、例えば、外部ストレージ、スピーカ、及び通信装置を含むが、これらに限定されない。
The
加速度センサ15は、スマートフォン1に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。ジャイロスコープ17は、スマートフォン1の角度及び角速度を検出する。加速度センサ15、方位センサ16及びジャイロスコープ17の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
The
気圧センサ18は、ハウジング20の内部の気圧を検出する。湿度センサ19は、ハウジング20の外部の湿度を検出する。
The
図4においてストレージ9が記憶するプログラム及びデータの一部又は全部は、通信ユニット6による通信で他の装置からダウンロードされてもよい。図4においてストレージ9が記憶するプログラム及びデータの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。図4においてストレージ9が記憶するプログラム及びデータの一部又は全部は、コネクタ14に接続される読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。非一過的な記憶媒体は、例えば、CD(登録商標)、DVD(登録商標)、Blu−ray(登録商標)等の光ディスク、光磁気ディスク、磁気記憶媒体、メモリカード、及びソリッドステート記憶媒体を含むが、これらに限定されない。
In FIG. 4, some or all of the programs and data stored in the
図4に示したスマートフォン1の構成は例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。例えば、ボタン3の数と種類は図2の例に限定されない。スマートフォン1は、画面に関する操作のためのボタンとして、ボタン3A〜3Cに代えて、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていてもよい。スマートフォン1は、画面に関する操作のために、ボタンを1つだけ備えてもよいし、ボタンを備えなくてもよい。図4に示した例では、スマートフォン1が2つのカメラを備えるが、スマートフォン1は、1つのカメラのみを備えてもよいし、カメラを備えなくてもよい。図4に示した例では、スマートフォン1が位置及び姿勢を検出するために3種類のセンサを備えるが、スマートフォン1は、このうちいくつかのセンサを備えなくてもよい。あるいは、スマートフォン1は、位置及び姿勢の少なくとも1つを検出するための他の種類のセンサを備えてもよい。
The configuration of the
図5を参照しながら、ハウジング20の内部の気圧の変動について説明する。図5は、防水性が確保されているスマートフォン1に対して所定の操作が行われた場合のハウジング20の内部の気圧の変動の例を示す図である。
With reference to FIG. 5, the fluctuation of the atmospheric pressure inside the
図5のT1は、所定の操作が開始された時点を示している。図5に示す例では、T1で開始された所定の操作によってハウジング20が圧迫されて変形し、ハウジング20の内部の気圧が高まっている。
T1 in FIG. 5 indicates a point in time when a predetermined operation is started. In the example shown in FIG. 5, the
図5のT2は、所定の操作が終了した時点を示している。図5に示す例では、T2での所定の操作の終了によってハウジング20の変形の反動が生じ、T2からT3までは、ハウジング20の内部の気圧がT1以前よりも低くなっている。その後、ハウジング20は元の形状に戻り、T4の時点では、ハウジング20の内部の気圧はT1の時点の気圧に戻っている。
T2 in FIG. 5 indicates a point in time when the predetermined operation is finished. In the example shown in FIG. 5, the reaction of the deformation of the
ハウジング20の容量は比較的小さく、さらに、ハウジング20の内部には電子部品、バッテリ等が高密度で搭載されているため、操作にともなうハウジング20の変形は僅かであっても、比較的大きな気圧の変動が検出される。例えば、タッチスクリーンディスプレイ2をタップする操作により、5乃至20hPaの範囲での気圧の変動が検出される。
The capacity of the
スマートフォン1は、ハウジング20の防水性が確保されているか否かを判定するために、図5に示した気圧の変動のどの部分を検出してもよい。例えば、スマートフォン1は、T1とT4の間の複数の時点での気圧センサ18の検出値を取得し、取得した検出値の変化のパターンに基づいて、ハウジング20の内部の気圧の変動があったか否かを判定してもよい。例えば、スマートフォン1は、T1とT4の間のいずれかの時点での気圧センサ18の検出値を取得し、取得した検出値が閾値よりも大きい又は小さい場合に、ハウジング20の内部の気圧の変動があったか否かを判定してもよい。閾値は、ハウジング20の外部の気圧に、又は、平常時のハウジング20の内部の気圧に応じて決定してもよい。
The
スマートフォン1は、ハウジング20の防水性が確保されているか否かを判定するために、コプロセッサ10bを用いて気圧センサ18の検出値を常時取得してもよい。ここでいう「常時」とは、ロック状態のようにメインプロセッサ10aが消費電力削減のためにほとんどの動作を休止させている期間も含めて、数ミリ秒乃至数100ミリ秒毎に処理が実行されることを意味する。コプロセッサ10bを用いて気圧センサ18の検出値を常時取得することにより、消費電力をほとんど増加させることなく、ハウジング20の内部の気圧の変動の検出漏れが生じる可能性を低減できる。
The
図6を参照して、ハウジング20の防水性が確保されているか否かを判定する処理手順について説明する。図6は、ハウジング20の防水性が確保されているか否かを判定する処理手順を示すフローチャートである。図6に示す処理手順は、例えば、コントローラ10が制御プログラム9Aを実行することによって実現される。図6に示す処理手順は、繰り返して実行される。
With reference to FIG. 6, the process sequence which determines whether the waterproofness of the
スマートフォン1のコントローラ10は、ステップS110として、所定の操作が検出されたかを判定する。所定の操作とは、それの実行にともなってハウジング20の変形が生じる操作である。所定の操作には、例えば、タッチスクリーン2Bに対する操作、及びボタン3に対する操作が含まれるが、これらに限定されない。所定の操作が検出されていない場合(ステップS110,No)、コントローラ10は、ステップS110の判定を再び行う。
The
所定の操作が検出された場合(ステップS110,Yes)、コントローラ10は、ステップS120に進む。コントローラ10は、ステップS120として、気圧センサ18の検出値に基づいて、ハウジング20の内部の気圧の変動が検出されたかを判定する。ハウジング20の内部の気圧の変動が検出された場合(ステップS120,Yes)、コントローラ10は、ステップS130として、ハウジング20の防水性が確保されている、すなわち、正常であると判定する。ハウジング20の内部の気圧の変動が検出されない場合(ステップS120,No)、コントローラ10は、ステップS140として、ハウジング20の防水性が確保されていない、すなわち、異常であると判定する。
When the predetermined operation is detected (step S110, Yes), the
コントローラ10は、ステップS130又はステップS140の判定結果に基づいて他の処理を行ってもよい。例えば、コントローラ10は、ステップS140として、ハウジング20の防水性が確保されていないと判定した場合に、音、ランプの点灯、ディスプレイ2A上の警告表示等により、利用者に警告をしたり、封止部材21の装着状態の確認を促したりしてもよい。
The
図7から図10を参照しながら、図6に示した処理手順の具体例及び変形例について説明する。 Specific examples and modifications of the processing procedure shown in FIG. 6 will be described with reference to FIGS.
図6に示した処理手順は、メインプロセッサ10a及びコプロセッサ10bのいずれか一方が行ってもよいし、両者によって分担して行われてもよい。図7は、分担して処理が行われる場合の処理手順を示すフローチャートである。 The processing procedure shown in FIG. 6 may be performed by either the main processor 10a or the coprocessor 10b, or may be performed by both. FIG. 7 is a flowchart illustrating a processing procedure when processing is performed in a shared manner.
コプロセッサ10bは、ステップS210として、気圧センサ18の検出値である気圧値を取得し、ステップS220として、所定期間の気圧値を記録する。所定期間は、例えば、図5に示したT1からT4までの長さの期間である。そして、コプロセッサ10bは、ステップS230として、動作を終了するかを判定する。動作を終了しない場合(ステップS230,No)、コプロセッサ10bは、ステップS210に戻る。動作を終了する場合(ステップS230,Yes)、コプロセッサ10bは、処理を終了させる。
The coprocessor 10b acquires the atmospheric pressure value that is the detection value of the
一方、メインプロセッサ10aは、ステップS110とステップS120の間で、ステップS118として、コプロセッサ10bがステップS220で記録した気圧値を取得する点を除いて、図6に示したものと同様の処理手順を実行する。 On the other hand, the main processor 10a performs the same processing procedure as that shown in FIG. 6 except that the coprocessor 10b acquires the atmospheric pressure value recorded in step S220 as step S118 between step S110 and step S120. Execute.
このように、コプロセッサ10bを用いて気圧値を常時取得することにより、消費電力をほとんど増加させることなく、気圧値の取得漏れを防止して防水性の判定精度を向上させることができる。 As described above, by constantly acquiring the atmospheric pressure value using the coprocessor 10b, it is possible to prevent the acquisition of the atmospheric pressure value and increase the accuracy of waterproof determination without increasing the power consumption.
所定の操作は、利用者がスマートフォン1を使用する際に通常行う操作であることが好ましい。通常行う操作をトリガとして気圧の変動の有無を判定することにより、利用者が特に意図的に操作を行わなくても、防水性の判定を実行することができる。
The predetermined operation is preferably an operation that is normally performed when the user uses the
例えば、図8に示すフローチャートのように、ステップS112として、ボタン3を押下する操作を所定の操作として処理してもよい。ステップS112で押下を検出するボタン3は、いずれであってもよい。ステップS112で押下を検出するボタン3は、電源ボタン3Dであってもよい。電源ボタン3Dは、押下される頻度は低いが、電源投入時、ロック状態からの復帰時等の重要な場面で確実に押下されるため、その押下は、気圧の変動の有無を判定するトリガとして好適である。また、封止部材21は、充電端子を封止するために設けられている場合がある。この場合、電源ボタン3Dの押下時に気圧の変動の有無を判定することにより、充電後に封止部材21が適切に装着されていない状態を、充電完了後の電源投入時に検出できる。
For example, as shown in the flowchart of FIG. 8, an operation of pressing the
あるいは、図9に示すフローチャートのように、ステップS114として、ロック解除操作を所定の操作として処理してもよい。ロック解除操作とは、タッチスクリーンディスプレイ2を停止する等して消費電力を削減しているロック状態から通常の状態へスマートフォン1を復帰させる操作である。ロック解除操作は、実行される頻度は高くないが、ロック状態からの復帰のために確実に実行されるため、気圧の変動の有無を判定するトリガとして好適である。
Or you may process a lock release operation as predetermined | prescribed operation as step S114 like the flowchart shown in FIG. The unlocking operation is an operation for returning the
ロック解除操作は、タッチスクリーンディスプレイ2を復帰させる操作と、復帰したタッチスクリーンディスプレイ2に対してタップ又はスワイプ等を行う操作とを含むことが多い。このうち、タッチスクリーンディスプレイ2を復帰させる操作には、例えば、ボタン3を押下する操作、タッチスクリーンディスプレイ2等を複数回タップする操作が含まれる。タッチスクリーンディスプレイ2を復帰させるために行われるタップは、タッチスクリーンディスプレイ2は停止中であるため、例えば、加速度センサ15を用いて検出される。ロック状態でもコプロセッサ10bにより加速度センサ15の検出値を常時取得することにより、消費電力をほとんど増加させることなく、タッチスクリーンディスプレイ2等に対するタップを検出することができる。
The unlocking operation often includes an operation of returning the
図9に示した処理手順が採用される場合、スマートフォン1は、ロック状態においては気圧センサ18を停止させ、ロック解除操作のうち、タッチスクリーンディスプレイ2を復帰させる操作を検出した場合に気圧センサ18を起動してもよい。このように構成することにより、消費電力を削減しつつ、ロック解除操作のうち、復帰したタッチスクリーンディスプレイ2に対してタップ又はスワイプ等を行う操作が行われたときに、気圧センサ18の検出値を取得することができる。
When the processing procedure shown in FIG. 9 is adopted, the
図10に示すように、湿度が閾値よりも高い場合に図6に示した処理手順を実行してもよい。湿度が閾値よりも高いか否かは、湿度センサ19の検出値に基づいて判定することができる。このように構成することにより、浴室、川辺、海辺等の水濡れが生じやすい場面において、ハウジング20の防水性の判定を実行することができる。さらに、その他の場面では、気圧の変動を判定する必要がないため、気圧センサ18を停止して消費電力を削減することができる。また、室内にいる場合よりも野外にいる場合の方が雨等によってスマートフォン1が濡れる可能性が高い。このため、スマートフォン1は、照度センサ4、又は紫外線センサ等の他のセンサを用いて野外であるかを判定し、野外である場合に図6に示した処理手順を実行してもよい。
As shown in FIG. 10, when the humidity is higher than the threshold value, the processing procedure shown in FIG. 6 may be executed. Whether the humidity is higher than the threshold value can be determined based on the detection value of the
本出願の開示する実施形態は、発明の要旨及び範囲を逸脱しない範囲で変更することができる。さらに、本出願の開示する実施形態及びその変形例は、適宜組み合わせることができる。例えば、上記の実施形態は、以下のように変形してもよい。 Embodiment which this application discloses can be changed in the range which does not deviate from the summary and range of invention. Furthermore, the embodiment disclosed in the present application and its modifications can be combined as appropriate. For example, the above embodiment may be modified as follows.
例えば、図4に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと結合されていてもよい。 For example, each program shown in FIG. 4 may be divided into a plurality of modules, or may be combined with other programs.
上記の実施形態では、携帯電子機器の例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。添付の請求項に係る装置は、スマートフォン以外の携帯電子機器であってもよい。携帯電子機器は、例えば、モバイルフォン、タブレット、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、及びゲーム機を含むが、これらに限定されない。 In said embodiment, although the smart phone was demonstrated as an example of a portable electronic device, the apparatus which concerns on an attached claim is not limited to a smart phone. The device according to the appended claims may be a portable electronic device other than a smartphone. Examples of portable electronic devices include, but are not limited to, mobile phones, tablets, portable personal computers, digital cameras, media players, electronic book readers, navigators, and game machines.
気圧センサ18は、所定の操作によってハウジング20が変形する箇所の近傍に設けられてもよい。ハウジング20が変形する箇所に近いほど気圧の変動が顕著であるため、ハウジング20が変形する箇所の近傍に気圧センサ18を設けることにより、気圧の変動をより高精度に検出することができる。所定の操作が検出された位置と気圧センサ18との距離に応じて、気圧センサ18の検出値を補正してもよい。具体的には、所定の操作が検出された位置が気圧センサ18から遠い場合には、所定の操作が近傍で検出された場合の気圧センサ18の検出値と同等の値になるように、気圧センサ18の検出値をより大きく補正してもよい。
The
添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成を具現化するように構成されるべきである。 The characterizing embodiments have been described in order to fully and clearly disclose the technology according to the appended claims. However, the appended claims should not be limited to the above-described embodiments, but all modifications and alternatives that can be created by those skilled in the art within the scope of the basic matters shown in this specification. Should be configured to embody such a configuration.
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B メールアプリケーション
9C ブラウザアプリケーション
9Z 設定データ
10 コントローラ
10a メインプロセッサ
10b コプロセッサ
11 スピーカ
12、13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 ジャイロスコープ
18 気圧センサ
19 湿度センサ
20 ハウジング
21 封止部材
21p 弾性部材
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記開口部を封止する封止部材と、
前記筐体の内部にもうけられる気圧センサと、
所定の操作が行われたときの前記気圧センサの検出値に基づいて、前記開口部が前記封止部材によって封止されているか否かを判定するコントローラと
を備える携帯電子機器。 A housing having an opening;
A sealing member for sealing the opening;
A pressure sensor provided inside the housing;
A portable electronic device comprising: a controller that determines whether the opening is sealed by the sealing member based on a detection value of the atmospheric pressure sensor when a predetermined operation is performed.
前記コントローラは、前記第1の操作が行われたときに前記気圧センサを起動させ、前記第2の操作が行われたときの前記気圧センサの検出値に基づいて、前記開口部が前記封止部材によって封止されているか否かを判定する請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。 The predetermined operation includes a first operation and a second operation performed following the first operation,
The controller activates the atmospheric pressure sensor when the first operation is performed, and the opening is sealed based on a detection value of the atmospheric pressure sensor when the second operation is performed. The portable electronic device of any one of Claim 1 to 3 which determines whether it is sealed with the member.
前記コントローラは、前記湿度センサが検出する湿度が閾値よりも高い場合に、前記判定を行う請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。 A humidity sensor,
The portable electronic device according to claim 1, wherein the controller performs the determination when the humidity detected by the humidity sensor is higher than a threshold value.
所定の操作を検出するステップと、
前記所定の操作が行われたときの前記筐体内の気圧の変動の有無に基づいて、前記開口部が前記封止部材によって封止されているか否かを判定するステップと
を含む防水性判定方法。
A waterproof determination method for a portable electronic device comprising a housing having an opening and a sealing member for sealing the opening,
Detecting a predetermined operation;
Determining whether or not the opening is sealed by the sealing member based on the presence or absence of a change in atmospheric pressure in the housing when the predetermined operation is performed. .
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