JP2015119298A - 情報処理装置および通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性等を極力損なうことなく、ユーザの視聴者層に応じたコンテンツを取得して再生させることが可能となる情報処理装置を提供する。
【解決手段】複数種の視聴者層の何れかに対応する各コンテンツを保有する外部装置との通信を行う通信部と、所定の識別情報を取得し、該識別情報に応じた前記視聴者層を特定する特定部と、前記特定された視聴者層に対応する前記コンテンツを、前記外部装置から受信して再生させる再生部と、を備えた情報処理装置とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、コンテンツを扱う情報処理装置、およびこれとの通信を行う通信装置に関する。
近年、ハイブリッドキャスト(Hybridcast:登録商標、以下同様)といった放送通信連携サービスが提案されている。このサービスによれば、放送局から番組コンテンツ(テレビ放送番組のコンテンツ)が提供されるとともに、放送局と連携した通信サーバからは通信コンテンツ(主にテレビ放送番組に関連したコンテンツ)が提供される。
放送通信連携サービスに対応したテレビ受像機等は、番組コンテンツと通信コンテンツを受信し、これらの画像を統合して表示させることが可能である。これによりユーザは、番組コンテンツと通信コンテンツを並行して視聴することが可能である。
また上記の通信コンテンツとしては、種々の視聴者層へ対応するように複数のコンテンツが用意されることもあり得る。このようになっていれば、通信サーバは視聴者(テレビ受像機等のユーザ)に対して、より好適なコンテンツを提供することが可能となる。特許文献1には、ユーザによる対象者コードの選択操作を受付けて、この選択操作に応じたコンテンツを取得して出力する受信機が開示されている。
特開2012−244404号公報
しかし上記受信機の場合には、ユーザは上記の選択操作を行う必要があり、利便性等の観点から問題があると言える。一方、例えば常に子供用の通信コンテンツを取得する設定にした場合には、子供が視聴していないときにも子供用の通信コンテンツを取得することになってしまう。このように、ユーザの視聴者層に応じたコンテンツを取得する設定になっていない場合には、ユーザに好適なコンテンツを提供することが難しくなる。
本発明は上記の問題点に鑑み、利便性等を極力損なうことなく、ユーザの視聴者層に応じたコンテンツを取得して再生させることが可能となる情報処理装置、および通信装置の提供を目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、複数種の視聴者層の何れかに対応する各コンテンツを保有する外部装置との通信を行う通信部と、所定の識別情報を取得し、該識別情報に応じた前記視聴者層を特定する特定部と、前記特定された視聴者層に対応する前記コンテンツを、前記外部装置から受信して再生させる再生部と、を備えた構成とする。
本構成によれば、利便性等を極力損なうことなく、ユーザの視聴者層に応じたコンテンツを取得して再生させることが可能となる。なおここでの「識別情報」とは、ユーザ(視聴者)の視聴者層を識別可能とするための情報のことである。
また上記構成としてより具体的には、前記複数種の視聴者層の中での順位を設定する順位設定部を備え、前記再生部は、前記特定された視聴者層が複数存在するときに、前記順位に基づいて前記再生させるコンテンツを決定する構成としてもよい。本構成によれば、複数のユーザ(視聴者)が居る場合にも適切なコンテンツを再生することが容易となる。
また上記構成としてより具体的には、テレビ放送を受信する放送受信部を備え、前記再生部は、受信する前記テレビ放送の番組と前記コンテンツの各画像が統合された統合画像を、表示させる構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記順位設定部は、受信する前記テレビ放送の番組のジャンルに基づいて、前記順位を設定する構成としてもよい。本構成によれば、例えばユーザが複数居る場合において、番組のジャンルを考慮してより適切なコンテンツを再生させることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記複数種の視聴者層ごとに対応する電子番組表を取得し、前記取得した電子番組表のうち、前記特定された視聴者層に対応するものを表示させる構成としてもよい。本構成によれば、例えばユーザの視聴者層に適応した電子番組表を表示させることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記特定部は、通信端末との通信により得られる該通信端末に固有の情報を、前記識別情報として取得する構成としてもよい。また上記構成としてより具体的には、前記特定部は、ユーザの撮影により得られる画像を、前記識別情報として取得する構成としてもよい。
また本発明に係る通信装置は、上記構成の情報処理装置と通信を行う通信装置であって、前記各コンテンツを保有しており、前記情報処理装置からの要求に応じて、該情報処理装置へ前記コンテンツを送信する構成とする。
本発明に係る情報処理装置によれば、利便性等を極力損なうことなく、ユーザの視聴者層に応じたコンテンツを取得して再生させることが可能となる。また本発明に係る通信装置によれば、本発明に係る情報処理装置に適切なコンテンツを送信することが出来る。
本実施形態に係る放送通信連携サービスに関するシステムの構成図である。 本実施形態に係るテレビ受像機の構成図である。 本実施形態に係る統合画像に関する説明図である。 本実施形態に係る統合画像に関する説明図である。 本実施形態に係る統合画像に関する説明図である。 本実施形態に係る統合画像に関する説明図である。 第1実施形態に係る優先順位の設定に関する説明図である。 本実施形態に係る通信サーバの構成図である。 第1実施形態に係る再生仕様設定動作に関するフローチャートである。 テレビ受像機の動作に関する表である。 第2実施形態に係る優先順位の設定に関する説明図である。 第2実施形態に係る再生仕様設定動作に関するフローチャートである。 第3実施形態に係るEPG表示動作に関するフローチャートである。
本発明の実施形態について、第1から第3の各実施形態を例に挙げて以下に説明する。
1.第1実施形態
[放送通信連携サービスの概略等]
先ず第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る放送通信連携サービス(例えばハイブリッドキャスト)に関するシステムの概略的な構成図である。図1に示すシステムには、複数のテレビ受像機1(図1では、4個のテレビ受像機が例示されている)、通信サーバ2、および放送局3が含まれる。なおテレビ受像機1は本発明に係る情報処理装置の一例であり、通信サーバ2は本発明に係る通信装置の一例である。
各テレビ受像機1は、例えば各家庭に設置されて利用される。図1に示すようにテレビ受像機1は、通信サーバ2から通信コンテンツを受信(ダウンロード)することが可能であり、放送局3から番組コンテンツを受信することが可能である。
「番組コンテンツ」は、放送局3から放送されるテレビ放送の番組(以下、単に「番組」と称することがある)のコンテンツである。また「通信コンテンツ」は、主として、番組に関連したコンテンツである。ある時間帯に番組が放送される場合、その時間帯には、当該番組に関連した通信コンテンツが通信サーバ2から送信される。番組コンテンツと通信コンテンツの何れにも、そのコンテンツに係る画像の情報が含まれている。またテレビ受像機1は、通信サーバ2とのデータ通信を行うことも可能である。
次にテレビ受像機1の構成について説明する。図2は、テレビ受像機1の構成を表すブロック図である。本図に示すようにテレビ受像機1は、情報処理部11、放送信号受信部12、ディスプレイ13、スピーカ14、通信部15、操作部16、および識別情報取得部17を備えている。
情報処理部11は、例えばCPUを用いて構成されており、テレビ受像機1を正常に動作させるための各種情報処理や制御を実行する。情報処理部11が行う処理には、テレビ放送の受信時に、番組コンテンツの画像信号と音声信号を生成する処理が含まれる。なお当該画像信号はディスプレイ13へ送出され、当該音声信号はスピーカ14へ送出されることになる。
また情報処理部11は、現在受信中の番組に対応した通信コンテンツの送信を通信サーバ2へ要求することにより、通信サーバ2から通信コンテンツを受信することが可能である。情報処理部11は、番組コンテンツと通信コンテンツの両方を受信するときには、これらの各コンテンツの画像を統合させた統合画像Xを生成し、統合画像Xの信号をディスプレイ13へ送出する。これにより、通信コンテンツを含む統合画像Xがディスプレイ13に表示され、当該通信コンテンツが再生されることになる。
なお通信サーバ2においては、種々の視聴者層へ対応するように複数種の通信コンテンツが用意されている。より具体的に説明すると通信サーバ2は、同じ番組に関連した通信コンテンツとして、「標準」、「子供向け」、「高齢者向け」、および「外国人向け」の各仕様の通信コンテンツを保有している。
情報処理部11は、後述する再生仕様設定動作の実行によって、上記各仕様のうちの何れかを再生仕様(再生させるべき通信コンテンツの仕様)に設定し、再生仕様の通信コンテンツの送信を通信サーバ2へ要求する。そして情報処理部11は、再生仕様の通信コンテンツを通信サーバ2から受信して、この通信コンテンツを含んだ統合画像Xを生成し、当該通信コンテンツが再生されるようにする。
ここで図3Aは、「標準」の通信コンテンツを含んだ統合画像Xを例示している。このように「標準」の通信コンテンツは、例えば成人の視聴者等を想定して作成された、標準的な仕様の通信コンテンツとなっている。
また図3Bは、「子供向け」の通信コンテンツを含んだ統合画像Xを例示している。このように「子供向け」の通信コンテンツは、子供向けに(本図の例では、漢字を平仮名に置換えることによって子供でも読み易くなるように)作成された通信コンテンツとなっている。
また図3Cは、「高齢者向け」の通信コンテンツを含んだ統合画像Xを例示している。このように「高齢者向け」の通信コンテンツは、高齢者向けに(本図の例では、文字を拡大することによって高齢者でも読み易くなるように)作成された通信コンテンツとなっている。
また図3Dは、「外国人向け」の通信コンテンツを含んだ統合画像Xを例示している。このように「外国人向け」の通信コンテンツは、外国人向けに(本図の例では、英語表記の採用により外国人でも読み易くなるように)作成された通信コンテンツとなっている。
「子供向け」の通信コンテンツは、「子供」(例えば12歳以下)の視聴者層に対応している。また「高齢者向け」の通信コンテンツは、「高齢者」(例えば65歳以上)の視聴者層に対応している。また「外国人向け」の通信コンテンツは、「外国人」の視聴者層に対応している。
なお「標準」の通信コンテンツは、これらを除いた「その他」(高齢者を除く成人など)の視聴者層に対応しているとする。後述するようにテレビ受像機1は、自動的にユーザ(視聴者)の視聴者層を特定し、当該視聴者層に対応した通信コンテンツを表示させることが可能となっている。
また情報処理部11は、これらの視聴者層の中での優先順位を設定する機能(順位設定機能)を有している。この機能によれば、図4に示すように、各視聴者層に対して優先順位が付与される。
図4に示す例では、「子供」(優先順位は「1」)の優先順位が最も高く、「高齢者」(優先順位は「2」)、「外国人」(優先順位は「3」)、「その他」(優先順位は「4」)と移るに連れて優先順位が低くなっている。詳しくは後述するが、視聴者層が異なる複数のユーザ(視聴者)が居る場合には、優先順位の高い方の視聴者層に対応した通信コンテンツが、優先的に表示されるようになっている。
なお情報処理部11は、例えば、ユーザの操作入力に基づいて優先順位を設定する。なお情報処理部11は、優先順位を特定し得る情報がサーバ2等から取得可能である場合、当該情報に基づいて自動的に優先順位を設定するようにしても良い。
放送信号受信部12は、ユーザの操作等に応じて選局を行う機能を有しており、選局されたテレビ放送を受信する。また放送信号受信部12は、受信した放送信号に対して、復調や復号の処理などを施す。これにより放送信号受信部12は、受信するテレビ放送の番組コンテンツ等を取得して情報処理部11へ送出する。
ディスプレイ13は、情報処理部11から受ける画像信号に基づいて画像を表示する。またスピーカ14は、情報処理部11から受ける音声信号に基づいて音声を出力する。また通信部15は、情報処理部11の指示に応じて、通信サーバ2との通信に必要な各処理を行う。当該通信によって通信コンテンツの情報が取得可能であり、当該情報は情報処理部11へ送出される。また操作部16は、ユーザによる各種操作を受付けて、操作内容の情報を情報処理部11へ送出する。
識別情報取得部17は、ユーザ(当該テレビ受像機1に表示される画像の視聴者に該当する)の視聴者層の識別に用いられる識別情報Dを、自動的に(ユーザによる操作等を要することなく)取得する機能を有する。識別情報取得部17が識別情報Dを取得する手法としては、例えば、以下に説明する第1および第2の例が挙げられる。
第1の例としては、通信端末(例えばスマートフォン)との通信により得られる該通信端末に固有の情報(例えばMAC[Media Access Control]アドレス)を、識別情報Dとして取得する手法が挙げられる。具体例としては、ユーザが所持する通信端末のMACアドレスに対応付けて、そのユーザの視聴者層(或いは、ユーザの視聴者層が特定され得る情報)が、予めテレビ受像機1に登録される。
そして識別情報取得部17は、自機との無線通信が可能である通信端末(すなわち、テレビ受像機1の近傍に存在する通信端末)から、識別情報DとしてMACアドレスを取得する。このようにすれば、テレビ受像機1は、取得したMACアドレスと予め登録されている情報に基づいて、ユーザの視聴者層を特定することが可能である。
なお、ユーザの視聴者層を識別可能とする情報が予め通信端末に登録されている場合には、テレビ受像機1は、当該通信端末との通信によってこの情報を識別情報Dとして取得することにより、ユーザの視聴者層を特定することが可能となる。第1の例によれば、通信端末を所持したユーザがテレビ受像機1の近傍に居るだけで(テレビ受像機1に対する何らかの操作を要することなく)、テレビ受像機1はユーザの視聴者層を特定することが可能である。
また第2の例としては、ユーザの撮影により得られる画像を、識別情報Dとして取得する手法が挙げられる。具体例としては、識別情報取得部17には、テレビ受像機1の近傍に居るユーザの顔を撮影するためのカメラが設けられる。またユーザの顔の画像に対応付けて、その視聴者層(或いは、ユーザの視聴者層が特定され得る情報)が、予めテレビ受像機1に登録される。
このようにすれば、テレビ受像機1は、当該カメラによる撮影画像と予め登録されている情報に基づいて、画像のパターンマッチング等を実行することにより、ユーザの視聴者層を特定することが可能である。上述した第2の例によれば、撮影可能となる位置にユーザが居るだけで(テレビ受像機1に対する何らかの操作を要することなく)、テレビ受像機1はユーザの視聴者層を特定することが可能である。なお、識別情報取得部17が識別情報Dを取得する手法は上記の各例に限られず、他の手法が採用されても構わない。
次に通信サーバ2の構成について説明する。図5は、通信サーバ2の構成を表すブロック図である。本図に示すように通信サーバ2は、情報処理部21、通信コンテンツ格納部22、および通信部23を備えている。
情報処理部21は、通信サーバ2を正常に動作させるための各種情報処理や制御を実行する。情報処理部21が行う動作には、テレビ受像機1からの要求に応じて、そのテレビ受像機1に通信コンテンツを送信する動作が含まれる。
通信コンテンツ格納部22は、予め用意された各種の通信コンテンツが格納される。なお通信コンテンツ格納部22には、先述したように、同じ番組に関連した通信コンテンツとして、「標準」、「子供向け」、「高齢者向け」、「および外国人向け」の各仕様の通信コンテンツが格納される。
通信サーバ2は、テレビ受像機1から通信コンテンツの送信要求があると、通信コンテンツ格納部22に格納されている通信コンテンツの中から当該要求に対応したものを選出し、そのテレビ受像機1に選出した通信コンテンツを送信する。また通信部23は、制御部21の指示に応じて、各テレビ受像機1との通信に必要な各処理を行う。
[再生仕様の設定]
テレビ受像機1は、再生仕様設定動作の実行によって通信コンテンツの各仕様(標準、子供向け、高齢者向け、および外国人向け)のうちの何れかを再生仕様に設定し、再生仕様の通信コンテンツを通信サーバ2から受信して再生させる。再生仕様設定動作の流れについて、図6に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。
再生仕様設定動作は、例えば、テレビ受像機1が受信する通信コンテンツの切替りごとに(すなわち、新たな通信コンテンツの受信を開始するときに)実行される。再生仕様設定動作が開始されると、識別情報取得部17は識別情報Dの取得を試みる(ステップS11)。また情報処理部11は、識別情報Dが取得されたか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS11の処理によって識別情報Dが取得されると(ステップS12のY)、情報処理部11は、取得された識別情報Dが複数有るか否かを判別する(ステップS13)。取得された識別情報Dが一つであれば(ステップS13のN)、情報処理部11は、この識別情報Dに対応した視聴者層(子供、高齢者、外国人、およびその他の何れか)を特定する(ステップS14)。
一方、取得された識別情報Dが複数有れば(ステップS13のY)、情報処理部11は、各識別情報Dに対応した視聴者層のうち、最も優先順位の高いものを特定する(ステップS15)。そして、ステップS14またはS15の処理の実行によって視聴者層が特定されると、情報処理部11は、その特定された視聴者層に対応する仕様を再生仕様に設定する(ステップS16)。
またステップS11の処理によって識別情報Dが取得されない場合には(ステップS12のN)、情報処理部11は、「標準」の仕様を再生仕様に設定する(ステップS17)。ステップS16またはS17の処理が済むと、今回の再生仕様設定動作は完了する。
再生仕様設定動作が完了すると、テレビ受像機1は先述した通り、再生仕様の通信コンテンツの送信を通信サーバ2に要求する。そしてテレビ受像機1は、この要求に応じて通信サーバ2から送信される再生仕様の通信コンテンツを受信し、この通信コンテンツを含む統合画像Xを生成して再生(表示)させることになる。
なお上述したステップS11の処理によって識別情報Dが取得されない場合、テレビ受像機1は、ステップS17の処理を行う代わりに、通信コンテンツの送信を通信サーバ2に要求しないようにしても良い。この場合、テレビ受像機1は統合画像Xを生成せずに、受信中の番組の画像(通信コンテンツの画像は含まれない)を表示する。
第1実施形態の再生仕様設定動作を実行するテレビ受像機1によれば、取得した識別情報Dを利用して、何れの視聴者層のユーザが居るかが判別されることになる。そして図4に示す通りに優先順位が設定されているとき、テレビ受像機1は、ユーザの状況等に応じて、図6Aの表に示すように動作する。
すなわちテレビ受像機1は、子供(優先順位「1」の視聴者層)のユーザが居ると判別される場合には、「子供向け」の通信コンテンツを自動的にダウンロード(送信要求と受信)して再生させることになる。子供のユーザが居ないときに外国人(優先順位「2」の視聴者層)のユーザが居ると判別される場合には、テレビ受像機1は、「外国人向け」の通信コンテンツを自動的なダウンロードして再生させることになる。
子供と外国人の何れのユーザも居ないときに高齢者(優先順位「3」の視聴者層)のユーザが居ると判別される場合には、テレビ受像機1は、「高齢者向け」の通信コンテンツを自動的にダウンロードして再生させることになる。子供と外国人と高齢者の何れのユーザも居ないときにその他(優先順位「4」の視聴者層)のユーザが居ると判別される場合には、テレビ受像機1は、「標準」の通信コンテンツを自動的にダウンロードして再生させることになる。
一方でテレビ受像機1は、識別情報Dが取得されない(ユーザの視聴者層の判別が不可である)ときには、「標準」の通信コンテンツを自動的にダウンロードして再生させるか、或いは、通信コンテンツのダウンロードを行わないことになる。
2.第2実施形態
次に第2実施形態について説明する。なお第2実施形態は、再生仕様設定動作に関する点を除き、基本的には第1実施形態と同様である。以下の説明では、第1実施形態と異なる部分の説明に重点をおき、共通する部分については説明を省略することがある。
第2実施形態のテレビ受像機1においても、情報処理部11は、各種の視聴者層(「子供」、「高齢者」、「外国人」、および「その他」)の中での優先順位を設定する機能を有している。但し第2実施形態の情報処理部11は、図7に例示するように、各種の視聴者層の中での優先順位を、番組のジャンル別に設定するようになっている。
なお図7に示す例では、「アニメ」のジャンル(一般的に、「高齢者」より「子供」の方が好んで視聴すると想定される)については、優先順位は「子供」、「外国人」、「高齢者」、「その他」の順となっている。一方で「時代劇」のジャンル(一般的に、「子供」より「高齢者」の方が好んで視聴すると想定される)については、優先順位は「高齢者」、「外国人」、「子供」、「その他」の順となっている。
第1実施形態の場合と同様に、情報処理部11は、例えばユーザの操作入力に基づいて、番組のジャンル別の優先順位を設定する。また情報処理部11は、優先順位を特定し得る情報がサーバ2等から取得可能である場合、当該情報に基づいて自動的に優先順位を設定するようにしても良い。なおテレビ受像機1は、放送局3から受信する情報等に基づいて、受信する番組のジャンルを識別することが可能である。
そして第2実施形態では、ジャンル別に設定された視聴者層についての優先順位が、再生仕様設定動作に反映されるようになっている。この点について、図8に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。なお図8に示すフローチャートは、第2実施形態における再生仕様設定動作の流れを示すものであり、ステップS21およびS22の処理が追加されている点で第1実施形態とは異なっている。
すなわち第2実施形態においても、ステップS11の処理によって識別情報Dが取得されると(ステップS12のY)、情報処理部11は、取得された識別情報Dが複数有るか否かを判別する(ステップS13)。但し第2実施形態において、取得された識別情報Dが複数有る場合(ステップS13のY)、情報処理部11は、まず受信中の番組のジャンルを識別する(ステップS21)。
そして情報処理部11は、この識別されたジャンルに対応して設定されている優先順位を、今回の再生仕様設定動作において有効な優先順位とする(ステップS22)。例えばジャンルごとの優先順位が図7に示すように設定されている場合、受信中の番組のジャンルが「アニメ」であれば、「子供」、「外国人」、「高齢者」、「その他」の順である優先順位が有効とされる。
ステップS22の処理の完了後、情報処理部11は、今回有効とされた優先順位の情報に基づいてステップS15の処理を実行する。これ以降に行われる処理は、第1実施形態の場合と同様である。
第2実施形態のテレビ受像機1によれば、ユーザ(視聴者)が複数居る場合において、そのときに視聴される番組のジャンルを考慮して、より適切な通信コンテンツを再生させることが可能である。
一例を挙げると、テレビ受像機1の視聴者として子供と高齢者が居る状況においては、「アニメ」の番組が始まると、高齢者よりも子供の方が当該番組に興味を持つ。そのためこの場合は、「高齢者向け」の通信コンテンツが再生されるよりも、「子供向け」の通信コンテンツが再生される方が好ましいと言える。
一方で「時代劇」の番組が始まると、子供よりも高齢者の方が当該番組に興味を持つ。そのためこの場合は、「子供向け」の通信コンテンツが再生されるよりも、「高齢者向け」の通信コンテンツが再生される方が好ましいと言える。第2実施形態のテレビ受像機1によれば、このような視聴者層に関する観点から、より適切な通信コンテンツを再生させることが可能である。
3.第3実施形態
次に第3実施形態について説明する。なお第3実施形態は、後述するEPG表示動作が行われる点を除き、基本的には第1実施形態と同様である。以下の説明では、第1実施形態と異なる部分の説明に重点をおき、共通する部分について説明を省略することがある。
放送局3は、番組コンテンツに加えて、先述した各視聴者層に対応した仕様のEPG[Electronic Program Guide:電子番組表]の情報を放送する。すなわち放送局3は、「子供」の視聴者層に対応した「子供向け」のEPG、「外国人」の視聴者層に対応した「外国人向け」のEPG、「高齢者」の視聴者層に対応した「高齢者向け」のEPG、および「その他」の視聴者層に対応した「標準」のEPG、の各情報を放送する。
「標準」の仕様のEPGは、例えば成人の視聴者等を想定して作成された、標準的な仕様のEPGである。「子供向け」の仕様のEPGは、子供向けに(例えば、漢字を平仮名に置換えることによって子供でも読み易くなるように)作成されたEPGである。
「高齢者向け」の仕様のEPGは、高齢者向けに(例えば、文字を拡大することによって高齢者でも読み易くなるように)作成されたEPGである。「外国人向け」の仕様のEPGは、外国人向けに(例えば、英語表記を採用することによって外国人でも読み易くなるように)作成されたEPGである。
テレビ受像機1は、放送局3から番組コンテンツを受信するとともに、上述した各仕様のEPGの情報をも受信する。そしてテレビ受像機1は、ユーザ(視聴者)の視聴者層に応じたEPGを表示させるためのEPG表示動作を実行する。このEPG表示動作の流れについて、図9に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。
情報処理部11は通常の動作時において、ユーザによるEPGを表示させるための操作指示を待機する(ステップS31)。そして当該操作指示がなされると(ステップS31のY)、識別情報取得部17は識別情報Dの取得を試みる(ステップS32)。また情報処理部11は、識別情報Dが取得されたか否かを判別する(ステップS33)。
ステップS32の処理によって識別情報Dが取得されると(ステップS33のY)、情報処理部11は、取得された識別情報Dが複数有るか否かを判別する(ステップS34)。取得された識別情報Dが一つであれば(ステップS34のN)、情報処理部11は、この識別情報Dに対応した視聴者層(子供、高齢者、外国人、およびその他の何れか)を特定する(ステップS35)。
一方、取得された識別情報Dが複数有れば(ステップS34のY)、情報処理部11は、各識別情報Dに対応した視聴者層のうち、最も優先順位の高いものを特定する(ステップS36)。そして、ステップS35またはS36の処理の実行によって視聴者層が特定されると、情報処理部11は、その特定された視聴者層に対応する仕様のEPGをディスプレイ13に表示させる(ステップS37)。
またステップS32の処理によって識別情報Dが取得されない場合には(ステップS33のN)、情報処理部11は、「標準」の仕様のEPGをディスプレイ13に表示させる(ステップS38)。ステップS37またはS38の処理が済むと、今回のEPG表示動作は完了する。
4.その他
以上に説明した通り、各実施形態のテレビ受像機1は、通信サーバ2(複数種の視聴者層の何れかに対応する各通信コンテンツを保有する)との通信を行う機能部(通信部)を備えている。また更にテレビ受像機1は、識別情報Dを取得し、識別情報Dに応じた視聴者層を特定する機能部(特定部)と、特定された視聴者層に対応する通信コンテンツを、通信サーバ2から受信して再生させる機能部(再生部)と、を備えている。
そのためテレビ受像機1によれば、利便性等を極力損なうことなく、ユーザの視聴者層に応じたコンテンツを取得して再生させることが可能である。なお「特定された視聴者層に対応する通信コンテンツを、通信サーバ2から受信して再生させる」ことは、種々の形態により実現され得る。例えば、複数の通信コンテンツのうちの特定された視聴者層に対応するものだけを、通信サーバ2から受信して再生させる形態の他、複数の通信コンテンツを受信しておき、その中から特定された視聴者層に対応するものを再生させる形態によっても実現され得る。
また更にテレビ受像機1は、前記複数種の視聴者層の中での順位を設定する機能部(順位設定部)を備えており、再生部は、前記特定された視聴者層が複数存在するときに、前記順位に基づいて再生させる通信コンテンツを決定するようになっている。そのため、複数の視聴者が居る場合にも、適切な通信コンテンツを再生することが容易である。
また更にテレビ受像機1は、テレビ放送を受信する機能部(放送受信部)を備えており、再生部は、受信するテレビ放送の番組と通信コンテンツの各画像が統合された統合画像Xを、表示させるようになっている。
なお第2実施形態のテレビ受像機1において、順位設定部は、受信するテレビ放送の番組のジャンルに基づいて、前記順位を設定するようになっている。そのため、視聴者であるユーザが複数居る場合において、番組のジャンルを考慮してより適切な通信コンテンツを再生させることが可能である。
また第3実施形態のテレビ受像機1は、前記複数種の視聴者層ごとに対応するEPG(電子番組表)を取得し、取得した電子番組表のうち、前記特定された視聴者層に対応するものを表示させるようになっている。そのため、ユーザの視聴者層に適応したEPGを表示させることが可能である。なおテレビ受像機1は、EPG以外の各種情報(特に、ユーザの視聴者層ごとに変更することが望ましい情報)についても、上記のEPGの場合に準じた形態で表示されるようにしても良い。
また本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
1 テレビ受像機(情報処理装置)
11 情報処理部
12 放送信号受信部
13 ディスプレイ
14 スピーカ
15 通信部
16 操作部
17 識別情報取得部
2 通信サーバ(通信装置、情報処理装置から見た外部装置)
21 情報処理部
22 通信コンテンツ格納部
23 通信部
3 放送局

Claims (8)

  1. 複数種の視聴者層の何れかに対応する各コンテンツを保有する外部装置との通信を行う通信部と、
    所定の識別情報を取得し、該識別情報に応じた前記視聴者層を特定する特定部と、
    前記特定された視聴者層に対応する前記コンテンツを、前記外部装置から受信して再生させる再生部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記複数種の視聴者層の中での順位を設定する順位設定部を備え、
    前記再生部は、
    前記特定された視聴者層が複数存在するときに、前記順位に基づいて前記再生させるコンテンツを決定する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. テレビ放送を受信する放送受信部を備え、
    前記再生部は、
    受信する前記テレビ放送の番組と前記コンテンツの各画像が統合された統合画像を、表示させる請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記順位設定部は、
    受信する前記テレビ放送の番組のジャンルに基づいて、前記順位を設定する請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数種の視聴者層ごとに対応する電子番組表を取得し、
    前記取得した電子番組表のうち、前記特定された視聴者層に対応するものを表示させる請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記特定部は、
    通信端末との通信により得られる該通信端末に固有の情報を、前記識別情報として取得する請求項1から請求項5の何れかに記載の情報処理装置。
  7. 前記特定部は、
    ユーザの撮影により得られる画像を、前記識別情報として取得する請求項1から請求項5の何れかに記載の情報処理装置。
  8. 請求項1から請求項7の何れかに記載の情報処理装置と通信を行う通信装置であって、
    前記各コンテンツを保有しており、
    前記情報処理装置からの要求に応じて、該情報処理装置へ前記コンテンツを送信する通信装置。
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