JP2015118640A - 楽譜解析装置 - Google Patents

楽譜解析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015118640A
JP2015118640A JP2013263047A JP2013263047A JP2015118640A JP 2015118640 A JP2015118640 A JP 2015118640A JP 2013263047 A JP2013263047 A JP 2013263047A JP 2013263047 A JP2013263047 A JP 2013263047A JP 2015118640 A JP2015118640 A JP 2015118640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
score
note
image
data
logical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013263047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6197631B2 (ja
Inventor
教裕 植村
Norihiro Uemura
教裕 植村
暖 篠井
Dan Shinoi
暖 篠井
田邑 元一
Genichi Tamura
元一 田邑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2013263047A priority Critical patent/JP6197631B2/ja
Priority to EP14197325.5A priority patent/EP2887345A1/en
Priority to US14/573,237 priority patent/US9275616B2/en
Publication of JP2015118640A publication Critical patent/JP2015118640A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6197631B2 publication Critical patent/JP6197631B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0008Associated control or indicating means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/30Character recognition based on the type of data
    • G06V30/304Music notations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/40Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/42Document-oriented image-based pattern recognition based on the type of document
    • G06V30/422Technical drawings; Geographical maps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)

Abstract

【課題】楽譜画像データと論理楽譜データとを併用した楽譜利用を実現する。
【解決手段】音符列対比部36は、楽譜画像データDA(例えばPDFファイル)が表す楽曲の楽譜画像から特定される複数の音符の時系列である画像音符列と、楽曲の楽譜の内容が記述された論理楽譜データDB(例えばMusicXML形式のファイル)が表す複数の音符の時系列である論理音符列との対比により、画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との対応関係を規定する楽譜解析データDCを生成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、楽譜を解析する技術に関する。
楽曲の楽譜は、楽譜の画像を表すデータ(以下「楽譜画像データ」という)として表現されるほか、楽譜の内容を論理的な情報として特定のデータ記述言語で記述したデータ(以下「論理楽譜データ」という)としても表現される。楽譜画像データの典型例は、PDF(Portable Document Format)ファイルであり、論理楽譜データの典型例は、MusicXML(eXtensible Markup Language)形式のファイルである。
楽譜画像データは、楽譜を画像として表現するから、作成者が意図した通りの形態(レイアウト)で楽譜を表示できる反面、音楽記号等の楽譜の内容をコンピュータが解釈可能な情報として正確かつ詳細に認識することが困難である。例えば特許文献1や特許文献2には、楽譜の画像を解析することで音楽記号を認識する楽譜認識技術が開示されているが、現実的には認識誤差が問題となる。他方、論理楽譜データは、楽譜を論理的な情報として表現するから、楽譜の内容(例えば音楽記号)を正確かつ詳細に把握できる反面、論理楽譜データから画像を生成するレンダリングエンジンのアルゴリズムに依存して楽譜の表示の形態が変化する(楽譜のレイアウトの再現性が低い)という性質がある。
特開2012−073769 特開2012−138009
以上のように楽譜画像データおよび論理楽譜データは何れも一長一短であり、楽譜画像データと論理楽譜データとを相互に併用して各々の短所を相互に補完できれば、楽譜の多様な利用が実現される可能性がある。例えば、論理楽譜データを利用した楽曲再生(自動演奏)と楽譜画像データを利用した楽譜表示とを並列に実行するととともに、楽譜のうち楽曲の再生位置に対応する箇所を強調表示するといった利用が実現される。しかし、楽譜画像データが示す楽譜と論理楽譜データが示す楽譜との相互間で音符毎の対応関係が不明であるから、現実的には両者の併用は困難である。以上の事情を考慮して、本発明は、楽譜画像データと論理楽譜データとを併用した楽譜利用の実現を目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の楽譜解析装置は、楽譜画像データが表す楽曲の楽譜画像から特定される複数の音符の時系列である画像音符列と、楽曲の楽譜の内容が記述された論理楽譜データが表す複数の音符の時系列である論理音符列との対比により、画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との対応関係を特定する音符列対比手段を具備する。以上の構成では、楽譜画像データが表す楽譜画像から特定される画像音符列と論理楽譜データが表す論理音符列との対比により画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との対応関係が特定される。したがって、楽譜画像データと論理楽譜データとを併用した多様な楽譜利用を実現することが可能である。
本発明の好適な態様に係る楽譜解析装置は、楽譜画像データが表す楽譜画像から楽曲の各音符の符頭を抽出することで画像音符列を特定する画像解析手段を具備し、音符列対比手段は、画像解析手段が特定した画像音符列と、論理楽譜データが表す論理音符列とを対比する。既定の単純な記号である符頭は楽譜画像から高精度に抽出される。したがって、画像解析手段が符頭を抽出して画像音符列を特定する以上の態様によれば、画像音符列と論理音符列との相互間で各音符の対応関係を高精度に特定できるという利点がある。
本発明の好適な態様において、画像解析手段は、楽譜画像データが表す楽譜画像の解析により楽曲の各音符の音高を推定して画像音符列を特定する。以上の態様では、対象楽曲の各音符の音高が画像音符列にて加味されるから、画像音符列と論理音符列との相互間で各音符の対応関係を高精度に特定できるという効果は格別に顕著である。さらに好適な態様において、画像解析手段は、五線譜と音部記号と変化記号との少なくともひとつを含む音楽記号を楽譜画像から抽出し、当該音楽記号を利用して各音符の音高を推定する。五線譜や音部記号や変化記号等の音楽記号は既定の単純な図形であり楽譜画像から高精度に抽出される。したがって、五線譜と音部記号と変化記号との少なくともひとつを含む音楽記号を楽譜画像から抽出して各音符の音高を推定する以上の態様によれば、画像音符列と論理音符列との相互間で各音符の対応関係を高精度に特定することが可能である。
本発明の好適な態様において、音符列対比手段は、画像音符列を表す画像音符列データと論理音符列を表す論理音符列データとを対比し、画像音符列データおよび論理音符列データの各々は、相異なる音高に対応する複数の要素を含む単位データの時系列を含み、画像音符列データの各単位データの複数の要素の各々は、画像音符列のうち当該単位データに対応する区間での各音高の音符の有無に応じた数値に設定され、論理音符列データの各単位データの複数の要素の各々は、論理音符列のうち当該単位データに対応する区間での各音高の音符の有無に応じた数値に設定される。以上の態様では、画像音符列データおよび論理音符列データの各々が、相異なる音高に対応する複数の要素を含む単位データの時系列を包含するから、相互に並列に発音される複数の音符(典型的には和音)を単位データで表現できるという利点がある。
以上の各態様に係る楽譜解析装置は、解析対象音の解析に専用されるDSP(Digital Signal Processor)等のハードウェア(電子回路)によって実現されるほか、CPU(Central Processing Unit)等の汎用の演算処理装置とプログラムとの協働によっても実現される。本発明のプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に格納された形態で提供されてコンピュータにインストールされ得る。記録媒体は、例えば非一過性(non-transitory)の記録媒体であり、CD-ROM等の光学式記録媒体(光ディスク)が好例であるが、半導体記録媒体や磁気記録媒体等の公知の任意の形式の記録媒体を包含し得る。また、例えば、本発明のプログラムは、通信網を介した配信の形態で提供されてコンピュータにインストールされ得る。以上に説明した各態様に係る楽譜解析装置の動作方法(楽譜解析方法)としても本発明は特定される。
本発明の第1実施形態に係る楽譜解析装置の構成図である。 楽譜画像データおよび論理楽譜データの説明図である。 楽譜解析部の具体的な構成図である。 楽譜解析部が実行する動作のフローチャートである。 画像解析部が実行する動作のフローチャートである。 楽譜解析部の動作の説明図である。 楽譜画像において和音の各音符が相互に近接する状況の説明図である。 第2実施形態に係る楽譜解析装置の構成図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る楽譜解析装置100Aの構成図である。第1実施形態の楽譜解析装置100Aは、任意の楽曲(以下「対象楽曲」という)の楽譜を解析する信号処理装置であり、図1に例示される通り、演算処理装置10と記憶装置12と表示装置14と放音装置16とを具備するコンピュータシステムで実現される。例えば携帯電話機またはスマートフォン等の可搬型の情報端末やパーソナルコンピュータ等の可搬型または据置型の情報処理装置が楽譜解析装置100Aとして利用され得る。
演算処理装置10は、各種の制御処理および演算処理を実行することで楽譜解析装置100Aの各要素を統括的に制御する。表示装置14(例えば液晶表示パネル)は、演算処理装置10からの指示に応じた画像を表示する。放音装置16は、演算処理装置10からの指示に応じた音響を放射する。例えば対象楽曲の楽譜が表示装置14に表示され、対象楽曲の再生音(歌唱音や演奏音)が放音装置16から放射される。
記憶装置12は、演算処理装置10が実行するプログラムや演算処理装置10が使用する各種のデータを記憶する。例えば半導体記録媒体または磁気記録媒体等の公知の記録媒体や複数種の記録媒体の組合せが記憶装置12として任意に採用され得る。第1実施形態の記憶装置12は、楽譜画像データDAと論理楽譜データDBとを対象楽曲について記憶する。
楽譜画像データDAは、対象楽曲の楽譜の画像(以下「楽譜画像」という)を表すデータである。具体的には、例えばラスタ形式またはベクタ形式の平面画像として楽譜画像を表現する画像ファイル(例えばPDFファイル)が楽譜画像データDAとして好適である。他方、論理楽譜データDBは、対象楽曲の楽譜の内容を特定のデータ記述言語で記述したデータである。具体的には、音楽記号等の楽譜の要素が論理的な情報として表現された楽譜表現用のファイル(例えばMusicXML形式のファイル)が論理楽譜データDBとして好適である。
論理楽譜データDBは、図1に例示される通り、対象楽曲を構成する音符毎に属性情報Bを包含する。属性情報Bは、音符の音楽的な属性を規定する情報であり、拍識別子B1と音高B2と音価B3とを含んで構成される。拍識別子B1は、対象楽曲における音符の時間的な位置を指定する情報(対象楽曲の各音符を識別するための情報)である。具体的には、対象楽曲の先頭から当該音符までの拍数(例えば1/64音符を1拍として計数した当該音符の拍番号)が拍識別子B1として好適に利用される。音高B2は音符の音名(ノートナンバ)であり、音価B3は楽譜上での音符の継続長である。なお、属性情報Bの内容は任意である。例えば、強弱記号(フォルテ)やスタッカートやスラー等の演奏情報を属性情報Bで指定することも可能である。
なお、以下の説明では、楽譜画像データDAで表現される画像としての楽譜(楽譜画像)と形式的に区別する観点から、論理楽譜データDBで表現される楽譜を便宜的に「論理楽譜」と表記する場合がある。楽譜画像データDAおよび論理楽譜データDBで表現される対象楽曲の楽譜(楽譜画像,論理楽譜)は、対象楽曲を構成する複数の音符の時系列のほか、五線譜(五線譜を複数段に並列した大譜表),音部記号(ト音記号,ヘ音記号),変化記号(調号,臨時記号),演奏記号(強弱記号,速度記号,反復記号)等の各種の音楽記号も包含する。
楽譜画像データDAおよび論理楽譜データDBは、例えば配信装置(典型的にはウェブサーバ)からインターネット等の通信網を介して楽譜解析装置100Aに配信されたうえで記憶装置12に格納される。例えば、所望の対象楽曲の楽譜画像データDAを購入した利用者に、当該楽曲の論理楽譜データDBを付随的に有償または無償で提供するという楽譜配信サービスが想定される。なお、例えば楽譜解析装置100Aに装着可能な可搬型の記録媒体に格納された楽譜画像データDAや論理楽譜データDBを記憶装置12に転送することも可能である。従前の電子楽譜の販売では、楽譜画像データDAのみを利用者に配信する形態が一般的である。
図2に例示される通り、第1実施形態の楽譜画像データDAと論理楽譜データDBとは、対象楽曲の楽譜を表現する共通の基礎楽譜データD0から生成される。基礎楽譜データD0は、楽譜作成用(楽譜浄書用)のソフトウェアを利用して事前に作成される。基礎楽譜データD0で表現される楽譜の形態(レイアウト等)を表示用または印刷用に調整することで楽譜画像データDAが生成され、楽譜作成用のソフトウェアに特有の形式の基礎楽譜データD0を汎用の形式に調整することで論理楽譜データDBが生成される。なお、基礎楽譜データD0を論理楽譜データDBとして利用する(論理楽譜データDBで表現される楽譜の形態を調整することで楽譜画像データDAを生成する)ことも可能である。
以上のように第1実施形態の楽譜画像データDAと論理楽譜データDBとは共通の基礎楽譜データD0に依拠するから、楽譜画像データDAと論理楽譜データDBとの相互間で楽譜の内容自体は基本的には合致する。ただし、論理楽譜データDBが楽譜を論理的な情報として表現するのに対して楽譜画像データDAは楽譜を画像として表現するから、楽譜画像データDAが表現する楽譜画像と論理楽譜データDBが表現する論理楽譜との相互間における各音符の対応関係は未知である。なお、楽譜画像データDAと論理楽譜データDBとが共通の基礎楽譜データD0から生成されることは必須ではない。例えば、共通の対象楽曲について別個に作成された(例えば別個の作成者により作成された)楽譜画像データDAと論理楽譜データDBとを処理対象とすることも可能である。
図1の演算処理装置10は、記憶装置12に記憶されたプログラムを実行することで対象楽曲の楽譜の解析および利用のための複数の機能(楽譜解析部22,楽譜利用部24)を実現する。なお、演算処理装置10の各機能を複数の集積回路に分散した構成や、専用の電子回路(例えばDSP)が演算処理装置10の一部の機能を実現する構成も採用され得る。
楽譜解析部22は、楽譜画像データDAが表現する楽譜画像から特定される複数の音符の時系列(以下「画像音符列」という)と、論理楽譜データDBが表現する論理楽譜から特定される複数の音符の時系列(以下「論理音符列」という)との対応関係を解析する。具体的には、楽譜解析部22は、画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との相互間の対応関係を規定する楽譜解析データDCを生成する。
図2に例示される通り、楽譜解析データDCは、対象楽曲の相異なる音符に対応する複数の音符データCの時系列である。任意の1個の音符データCは、解析位置情報CAと解析属性情報CBとを含んで構成される。解析位置情報CAは、楽譜画像データDAで表現される楽譜画像での音符の位置を指定する。例えば楽譜画像に対して画定された座標平面における座標(X座標,Y座標)が解析位置情報CAとして例示される。他方、解析属性情報CBは、対象楽曲の音符の音楽的な属性を規定する情報であり、具体的には論理楽譜データDBの属性情報B(拍識別子B1,音高B2,音価B3)に応じて設定される。以上の説明から理解される通り、楽譜画像での1個の音符の位置を示す解析位置情報CAと、論理楽譜の1個の音符の属性を指定する解析属性情報CBとを、楽譜解析データDCの1個の音符データCとして相互に対応させることで、楽譜画像データDAが示す楽譜画像の各音符と論理楽譜データDBが示す論理楽譜の各音符との対応関係が規定される。楽譜画像が複数頁にわたる場合に頁番号等の情報を解析位置情報CAに包含させることも可能である。
図3は、楽譜解析部22の構成図であり、図4は、楽譜解析部22が実行する処理のフローチャートである。図3に例示される通り、第1実施形態の楽譜解析部22は、画像解析部32と情報解析部34と音符列対比部36とを含んで構成される。画像解析部32は、記憶装置12に記憶された楽譜画像データDAを解析することで画像音符列データQAを生成する(SA)。画像音符列データQAは、楽譜画像データDAが表す楽譜画像から特定される画像音符列を表現する。すなわち、画像解析部32は、楽譜画像から画像音符列を特定する。
図3の情報解析部34は、記憶装置12に記憶された論理楽譜データDBから論理音符列データQBを生成する(SB)。論理音符列データQBは、論理楽譜データDBが表す論理楽譜から特定される論理音符列を表現する。音符列対比部36は、画像解析部32が生成した画像音符列データQAで表現される画像音符列と、情報解析部34が生成した論理音符列データQBで表現される論理音符列とを相互に対比することで、画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との対応関係を特定して前述の楽譜解析データDCを生成する(SC)。楽譜解析部22の各要素が実行する具体的な処理を以下に詳述する。
図5は、楽譜解析部22の具体的な動作の説明図であり、図6は、画像解析部32が画像音符列データQAを生成する処理(SA)のフローチャートである。図6に例示される通り、画像解析部32は、楽譜画像データDAで表現される楽譜画像から各音符の符頭H(音符のうち符幹と符尾とを除外した円形状の記号)を抽出するとともに楽譜画像における各符頭Hの座標Xを特定する(SA1)。各符頭Hの抽出には公知の画像認識(パターン認識)技術が任意に採用される。なお、画像認識の対象となる楽譜画像の画像形式は任意である。例えばラスタ形式の楽譜画像のほか、符頭Hを1個のフォントまたは楕円形のベクタデータとして表現するベクタ形式の楽譜画像について画像認識が実行される。符頭Hは既定の単純な記号であるから、楽譜画像から高精度に抽出することが可能である。他方、音符の符幹(直線)や符尾(旗状の図形)は第1実施形態では抽出されない。
画像解析部32は、楽譜画像データDAで表現される楽譜画像の解析により対象楽曲の音符毎(抽出済の各符頭H)の音高を推定する(SA2)。第1実施形態の画像解析部32は、楽譜画像から抽出される音楽記号を利用して各音符の音高を推定する。具体的には、画像解析部32は、五線譜(あるいは五線譜を複数段に並列した大譜表)と音部記号(ト音記号,ヘ音記号)と変化記号(調号,臨時記号)とを楽譜画像から抽出し、各符頭Hと五線譜との相対的な位置関係と音部記号または変化記号の種類とに応じて楽譜画像の各音符の音高を推定する。音楽記号の抽出には公知の画像認識技術が任意に採用される。五線譜と音部記号と変化記号とは、既定の単純な記号であるから、楽譜画像から高精度に抽出することが可能である。以上の説明から理解される通り、画像解析部32は、画像音符列の各音符について符頭H(座標X)と音高とを特定する。
画像解析部32は、以上に説明した解析(SA1,SA2)の結果に応じた画像音符列データQAを生成する(SA3)。図6に例示される通り、画像音符列データQAは、N個(Nは2以上の自然数)の単位データUA[1]〜UA[N]の時系列を包含する。N個の単位データUA[1]〜UA[N]は、対象楽曲を時間軸上で所定の音価(例えば1/64音符に相当する音価)毎に区分した複数の単位区間のうち画像音符列の1個以上の音符(単音または和音)の開始点を含むN個(すなわち複数の単位区間のうち画像音符列の音符の開始点を含まない各単位区間を除外したN個)の単位区間に1対1に対応する。したがって、画像音符列データQAに包含される単位データUA[n](n=1〜N)の個数Nは、対象楽曲の楽曲長や画像音符列の音符数に応じた可変値である。
図6に例示される通り、画像音符列データQAのN個の単位データUA[1]〜UA[N]の各々は、相異なる音高に対応するK個(Kは2以上の自然数)の要素a[1]〜a[K]を包含するK次ベクトルである。すなわち、画像音符列データQAは、K行N列の行列を表現する。画像解析部32は、第n番目の単位区間に対応する単位データUA[n]の各要素a[k](k=1〜K)を、画像音符列の第n番目の単位区間における第k番目の音高の音符の有無に応じた数値(1/0)に設定する。具体的には、単位データUA[n]に包含されるK個の要素a[1]〜a[K]のうち、画像音符列にて第n番目の単位区間に存在する音符(単音または和音)の音高に対応する1個以上の要素a[k]が数値1に設定されるとともに残余の各要素a[k]が数値0に設定される。
例えば、画像音符列の第n番目の単位区間に第k1番目(k1=1〜K)の音高の1個の音符が単独で存在する場合、単位データUA[n]のK個の要素a[1]〜a[K]のうち第k1番目の要素a[k1]が数値1に設定されるととも残余の(K−1)個の各要素a[k]は数値0に設定される。なお、相異なる音高の複数の音符(すなわち和音)が各単位区間には存在し得る。第k1番目および第k2番目(k1≠k2)の音高の2個の音符(和音)が画像音符列の第n番目の単位区間に存在する場合、単位データUA[n]のK個の要素a[1]〜a[K]のうち第k1番目の要素a[k1]と第k2番目の要素a[k2]とが数値1に設定されるとともに残余の(K−2)個の各要素a[k]は数値0に設定される。すなわち、画像音符列データQAの1個の単位データUA[n]は、画像音符列の単音だけでなく和音も表現し得る。
以上の説明から理解される通り、画像音符列データQAの任意の1個の単位データUA[n]は、第n番目の単位区間における画像音符列の音符(短音または和音)の音高を表現し、N個の単位データUA[1]〜UA[N]の時系列(すなわち画像音符列データQA)は、画像音符列における各音符の音高の時間的な遷移(N個の単位区間にわたる変化)を表現する。
図3の情報解析部34は、論理楽譜データDBが表す論理楽譜の論理音符列を表現する論理音符列データQBを生成する(SB)。論理音符列データQBは、図6に例示される通り、M個(Mは2以上の自然数)の単位データUB[1]〜UB[M]の時系列を包含する。M個の単位データUB[1]〜UB[M]は、対象楽曲の複数の単位区間のうち論理音符列の1個以上の音符(単音または和音)の開始点を含むM個の単位区間に1対1に対応する。したがって、論理音符列データQBに包含される単位データUB[m](m=1〜M)の個数Mは、対象楽曲の楽曲長や論理音符列の音符数に応じた可変値である。画像解析部32による符頭Hの認識誤差等に起因して画像音符列の音符数と論理音符列の音符数とは厳密には合致しない。したがって、画像音符列の単位データUA[n]の個数Nと論理音符列の単位データUB[m]の個数Mとは、相互に近似した数値(理想的には相等しい数値)であるが必ずしも合致しない。
論理音符列データQBのM個の単位データUB[1]〜UB[M]の各々は、前述の単位データUA[n]と同様に、相異なる音高に対応するK個の要素b[1]〜b[K]を包含する。情報解析部34は、第m番目の単位区間に対応する単位データUB[m]の各要素b[k]を、論理音符列の第m番目の単位区間における第k番目の音高の音符の有無に応じた数値に設定される。具体的には、単位データUB[m]に包含されるK個の要素b[1]〜b[K]のうち、論理音符列にて第m番目の単位区間に存在する音符の音高に対応する1個以上の要素b[k]が数値1に設定されるとともに残余の各要素b[k]が数値0に設定される。
例えば、論理音符列の第m番目の単位区間に第k1番目の音高の1個の音符が単独で存在する場合、単位データUB[m]のうち第k1番目の要素b[k1]が数値1に設定されるととも残余の(K−1)個の各要素b[k]は数値0に設定される。また、第k1番目および第k2番目の音高の2個の音符が論理音符列の第m番目の単位区間に存在する場合、単位データUB[m]のうち第k1番目の要素b[k1]と第k2番目の要素b[k2]とが数値1に設定されるとともに残余の(K−2)個の各要素b[k]は数値0に設定される。すなわち、論理音符列データQBの1個の単位データUB[m]は、論理音符列の単音に加えて和音も表現し得る。
以上の説明から理解される通り、論理音符列データQBの任意の1個の単位データUB[m]は、第m番目の単位区間における論理音符列の音符(単音または和音)の音高を表現し、M個の単位データUB[1]〜UB[M]の時系列は、論理音符列における各音符の音高の時間的な遷移を表現する。
図3の音符列対比部36は、画像音符列データQAで表現される画像音符列と論理音符列データQBで表現される論理音符列との対比で楽譜解析データDCを生成する。画像音符列と論理音符列との対比には公知の技術が任意に採用され得るが、以下に例示されるDP(Dynamic Programming)マッチングが好適である。
音符列対比部36は、画像音符列データQAのN個の単位データUA[1]〜UA[N]と論理音符列データQBのM個の単位データUB[1]〜UB[M]とから1個の単位データUA[n]と1個の単位データUB[m]とを選択する全通りの組合せについて類似度S[n,m]を算定する。したがって、図6に例示される通り、類似度S[1,1]〜S[N,M]で構成されるN行×M列の解析行列(コストマトリクス)Wが生成される。類似度S[n,m]は、単位データUA[n]と単位データUB[m]との類似の度合(相関または距離)を評価するための指標である。第1実施形態の音符列対比部36は、単位データUA[n]と単位データUB[m]とのコサイン距離を類似度S[n,m]として算定する。したがって、単位データUA[n]と単位データUB[m]とが相互に類似するほど類似度S[n,m]は増加する。
音符列対比部36は、解析行列Wにおいて単位データUA[1]と単位データUB[1]との組合せに対応する地点(節点)から単位データUA[N]と単位データUB[M]との組合せに対応する地点までの複数の経路のうち、経路上の各地点の類似度S[n,m]の累積値が最大となる最適経路(マッチングパス)Pを探索する。類似度S[n,m]の累積値の算定には、各地点間の移動のコストを加味することも可能である。音符列対比部36は、最適経路P上の各地点における単位データUA[n]と単位データUB[m]との組合せに対応する音符データCを最適経路Pの全区間にわたり時系列に配列することで楽譜解析データDCを生成する。
具体的には、単位データUA[n]と単位データUB[m]との組合せに対応する音符データCの解析位置情報CAは、画像音符列のうち第n番目の単位区間の音符について画像解析部32が楽譜画像データDAの楽譜画像から特定(SA1,SA2)した符頭Hの座標Xに設定される。また、単位データUA[n]と単位データUB[m]との組合せに対応する音符データCの解析属性情報CBは、論理音符列のうち第m番目の単位区間の音符について論理楽譜データDBが指定する属性情報B(拍識別子B1,音高B2,音価B3)に設定される。すなわち、楽譜画像データDAが表現する楽譜画像の各音符と、論理楽譜データDBが表現する論理楽譜の各音符との対応関係が楽譜解析データDCにて規定される。以上が楽譜解析部22の具体的な構成および動作である。
図1の楽譜利用部24は、楽譜解析部22による解析結果(楽譜解析データDC)を利用する。第1実施形態の楽譜利用部24は、楽譜画像データDAを利用した楽譜表示と論理楽譜データDBを利用した楽曲再生(自動演奏)とを並列に実行する。具体的には、楽譜利用部24は、楽譜画像データDAで表現される楽譜画像を表示装置14に表示させるととともに、論理楽譜データDBの論理楽譜で指定される対象楽曲の再生音を放音装置16から放射させる。
また、第1実施形態の楽譜利用部24は、楽譜画像データDAが示す楽譜画像のうち論理楽譜における現在の再生位置に対応する部分(小節や音符)を楽譜解析データDCの参照により順次に特定して当該部分を強調表示する。例えば、楽譜利用部24は、表示装置14に表示された楽譜画像の複数の音符のうち論理楽譜での再生位置に対応する音符を、残余の各音符とは別個の強調された態様で表示(例えば別色表示や点滅表示)させる。強調表示の対象となる音符は、対象楽曲の再生に連動して経時的に遷移する。すなわち、楽譜画像データDAを利用した楽譜表示(再生位置の表示)と論理楽譜データDBを利用した楽曲再生とが相互に同期する。したがって、利用者は、表示装置14に表示された楽譜画像を視認することで対象楽曲の楽譜の内容と現在の再生位置とを視覚的に確認しながら対象楽曲の再生音を聴取することが可能である。
以上に説明した通り、第1実施形態では、楽譜画像データDAが表す楽譜画像から特定される画像音符列と論理楽譜データDBが表す論理音符列との対比により、画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との対応関係が特定される。したがって、楽譜画像データDAと論理楽譜データDBとを併用した多様な楽譜利用を実現することが可能である。
例えば、楽譜画像データDAは、所期の形態(作成者が意図したレイアウト)で楽譜を表示できる反面、楽譜内の音符や音楽記号等の要素を情報として正確に認識することが困難である。他方、論理楽譜データDBは、楽譜内の要素を正確かつ詳細に把握できる反面、所期の形態での楽譜の表示が困難である(レンダリングエンジンのアルゴリズムに依存する)。第1実施形態では、楽譜画像データDAから特定される画像音符列の各音符と論理楽譜データDBから特定される論理音符列の各音符との対応関係が解析されるから、楽譜画像データDAの利用により所期の形態で対象楽曲の楽譜を表示しながら、論理楽譜データDBで表現される正確かつ詳細な情報のもとで対象楽曲を再生することが可能である。以上の説明から理解される通り、第1実施形態によれば、楽譜画像データDAの利点と論理楽譜データDBの利点との双方を有効に併用できる(両者の欠点を相互に補完する)という利点がある。
第1実施形態では、楽譜画像の各音符の符頭Hの抽出と各音符の音高の推定とにより画像音符列が特定されるから、各音符の音高を推定しない構成(符頭Hが抽出された各音符の配列を画像音符列として特定する構成)と比較して画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との対応関係を高精度に特定できるという利点がある。第1実施形態では特に、楽譜画像から抽出される音楽記号(五線譜,音部記号,変化記号)を利用して各音符の音高が推定されるから、例えば符頭Hの位置のみから各音符の音高を推定する構成と比較して、画像音符列の各音符の音高を高精度に推定できるという利点がある。
第1実施形態では、画像音符列データQAの各単位データUA[n]が、画像音符列における各音高の音符の有無に応じた数値のK個の要素a[1]〜a[K]を包含するから、単位区間内の1個の音符(単音)に加えて、相互に並列に発音される複数の音符(典型的には和音)が単位データUA[n]で表現される。したがって、和音を含む対象楽曲についても画像音符列を適切に表現できるという利点がある。同様に、論理音符列データQBの各単位データUB[m]は、論理音符列における各音高の音符の有無に応じた数値のK個の要素b[1]〜b[K]を包含するから、和音を含む対象楽曲についても論理音符列を適切に表現できるという利点がある。
ところで、音高が近い複数の音符で構成される和音を楽譜上で表現する場合、図7に例示されるように和音の各構成音(v1,v2)の時間軸上の位置が楽譜上で相違する場合がある。和音の構成音v1と構成音v2とは実際には同時に発音される音符であるが、図7の楽譜画像を画像解析部32が解析した場合、構成音v1と構成音v2とは別個の単位区間の音符と認識されて相異なる単位データUA[n]で表現される可能性がある。しかし、第1実施形態では、画像音符列と論理音符列との対比にDPマッチング(動的時間伸縮)を採用するから、構成音v1と構成音v2とは論理楽譜の1個の音符に共通に対応する結果となり、構成音v1と構成音v2との時間軸上の位置の相違は特段の問題とならない。以上の説明から理解される通り、対象楽曲の複数の音符が楽譜上で同時であるか否か(和音を構成するか別個の音符であるか)を楽譜画像の解析の過程で厳密に認識する必要はない。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を説明する。以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で参照した符号を流用した各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図8は、第2実施形態に係る楽譜解析装置100Bの構成図である。第2実施形態の楽譜解析装置100Bは、通信網90(例えばインターネット)を介して端末装置92と通信可能なサーバ装置(典型的にはウェブサーバ)で実現される。端末装置92は、例えば携帯電話機またはスマートフォン等の可搬型の通信端末やパーソナルコンピュータ等の可搬型または据置型の通信端末である。
楽譜解析装置100Bは、演算処理装置60と記憶装置62とを具備するコンピュータシステムで実現される。記憶装置62は、演算処理装置60が実行するプログラムや演算処理装置60が使用する各種のデータを記憶する。例えば半導体記録媒体または磁気記録媒体等の公知の記録媒体や複数種の記録媒体の組合せが記憶装置62として任意に採用され得る。第2実施形態の記憶装置62は、複数の楽曲の各々について論理楽譜データDBを記憶する。他方、端末装置92は、相異なる楽曲の楽譜を表す複数の楽譜画像データDAを保持する。図8に例示される通り、複数の楽譜画像データDAのうち利用者が選択した対象楽曲の楽譜画像データDAが端末装置92から通信網90を介して楽譜解析装置100Bに送信される。なお、楽譜解析装置100Bが複数の楽譜画像データDAを保持する構成では、利用者が選択した対象楽曲を識別するための識別情報を端末装置92から楽譜解析装置100Bに送信する(楽譜画像データDA自体は送信しない)ことも可能である。楽譜解析装置100Bは、端末装置92から受信した識別情報で特定される楽譜画像データDAを処理対象として選択する。
楽譜解析装置100Bの演算処理装置60は、記憶装置62に記憶されたプログラムを実行することで第1実施形態と同様の楽譜解析部22として機能する。楽譜解析装置100Bの楽譜解析部22は、記憶装置62に記憶された複数の論理楽譜データDBのうち端末装置92から受信した楽譜画像データDAの対象楽曲に対応する論理楽譜データDBを選択する。そして、楽譜解析部22は、端末装置92から受信した楽譜画像データDAで表現される楽譜画像の画像音符列(画像音符列データQA)と、記憶装置62から選択した論理楽譜データDBで表現される論理楽譜の論理音符列(論理音符列データQB)とを対比することで、画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との対応関係を示す楽譜解析データDCを生成する。楽譜解析部22の具体的な構成や動作は第1実施形態と同様である。なお、以上の例示では、端末装置92から受信した楽譜画像データDAの対象楽曲に対応する論理楽譜データDBを選択したが、楽譜画像データDAと各論理楽譜データDBとの相関を推定し、楽譜画像データDAとの相関が最大となる論理楽譜データDBを選択することも可能である。
楽譜解析装置100Bは、楽譜解析部22が生成した楽譜解析データDCと対象楽曲の論理楽譜データDBとを端末装置92に送信する。したがって、対象楽曲の楽譜画像データDAおよび論理楽譜データDBと、対象楽曲の楽譜画像と論理楽譜との対応関係を示す楽譜解析データDCとが端末装置92に保持される。端末装置92は、第1実施形態で例示した楽譜利用部24として機能する。すなわち、端末装置92は、楽譜解析装置100B(楽譜解析部22)が生成した楽譜解析データDCを参照することで、楽譜画像データDAを利用した楽譜表示(再生位置の表示)と論理楽譜データDBを利用した楽曲再生とを相互に同期させながら並列に実行する。第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。
なお、以上の説明では、楽譜解析装置100Bが第1実施形態と同様の楽譜解析部22を具備する構成を例示したが、楽譜画像データDAが表す楽譜画像の解析で画像音符列(画像音符列データQA)を特定する処理(SA)を端末装置92にて実行し、画像音符列データQAを端末装置92から楽譜解析装置100Bに送信する構成も採用される。楽譜解析装置100Bは、端末装置92から受信した画像音符列データQAと記憶装置62の論理楽譜データDBから特定される論理音符列データQBとを対比することで楽譜解析データDCを生成する。以上の説明から理解される通り、第1実施形態の画像解析部32は楽譜解析装置100Bから省略され得る。なお、楽譜音符列データQAを識別するための識別情報を端末装置92から楽譜解析装置100Bに送信する構成や、複数の論理楽譜データDBのうち楽譜音符列データQAとの相関が最大となる論理楽譜データDBを選択することも可能である。
<変形例>
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は適宜に併合され得る。
(1)前述の各形態では、楽曲の各音符の音高を加味して画像音符列と論理音符列とを対比したが、各音符の音高の参照は省略され得る。例えば、楽譜画像(楽譜画像データDA)から抽出された各符頭Hを時系列に配列した画像音符列と、論理楽譜から特定される論理音符列とを対比して、画像音符列の各音符(符頭H)と論理音符列の各音符とを時間軸上の順番で1対1に対応させることも可能である。
(2)前述の各形態では、各音符の音高を参照して画像音符列と論理音符列とを対比したが、楽譜画像データDAおよび論理楽譜データDBから特定可能な音高以外の情報を利用して画像音符列と論理音符列とを対比することも可能である。例えば、符頭Hが白玉(全音符または二分音符)および黒玉(4分音符を下回る音価の音符)の何れに該当するかを楽譜画像から判別し、画像音符列と論理音符列との対比時に白玉/黒玉の判別結果(画像音符列の各音符の音価の長短)を考慮することが可能である。具体的には、音符列対比部36は、画像音符列のうち黒玉の符頭Hに対応する音符と論理音符列のうち所定値を上回る音価の音符(すなわち本来的に白玉の符頭Hで表現されるべき音符)とは対応しないという条件のもとで、画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との対応関係を解析する。なお、本発明における音符の概念には休符も包含される。すなわち、楽譜画像データDAの楽譜画像から認識される休符(画像音符列)と論理楽譜データDBで指定される休符(論理音符列)との対応関係を解析することも可能である。また、楽譜画像データDAが示す楽譜画像から抽出される小節線(相前後する各小節の境界線)と論理楽譜データDBが示す論理楽譜の小節線との関係を、画像音符列と論理音符列との対比時に参照することも可能である。例えば、音符列解析部は、相互に対応する小節内で画像音符列の各音符(休符を含む)と論理音符列の各音符とを対応させる。
(3)前述の各形態では、画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との対応関係の解析に着目したが、画像音符列と論理音符列との相互間で各音符の対応関係が特定されれば、楽譜画像データDAが表す楽譜画像の各音符に付随する音楽情報を論理楽譜データDBから認識(補完)することも可能である。例えば、楽譜画像データDAで表現される楽譜画像の各音符について、例えばスタッカートやスラー等の演奏記号,対象楽曲の特定の区間の反復を意味する反復記号,小節の境界を示す小節線,声部(右手/左手)等の各種の音楽記号を、楽譜画像の画像認識を必要とせずに論理楽譜データDBから補完することが可能である。
画像音符列の各音符と論理音符列の各音符との対応関係の解析結果を、楽譜画像データDAで表現される楽譜画像の画像認識に利用することも可能である。例えば、論理楽譜データDBで特定の音符にスタッカートが指定されている場合には、論理楽譜データDBを参照することで、楽譜画像データDAの楽譜画像のうち当該音符の近傍のスタッカートを高精度に認識することが可能である。同様に、論理楽譜データDBを参照することで、楽譜画像に包含される調号や臨時記号(フラット,シャープ,ナチュラル)等の音楽記号を高精度に認識することも可能である。また、以上のように論理楽譜データDBを参照して楽譜画像を認識した結果を楽譜画像の編集に利用することも可能である。例えば、前述の例示のように論理楽譜データDBを参照することで楽譜画像から高精度に認識された音楽記号(例えばスタッカート)を、利用者からの指示に応じて楽譜画像から削除(または表示対象から除外)するといった編集が実現される。すなわち、論理楽譜データDBの編集のように利用者が楽譜画像データDAを細緻に編集することが可能である。
以上のように論理楽譜データDBを参照することで楽譜画像データDAの編集が可能となるから、例えば利用者からの指示に応じた論理楽譜データDBの編集の内容を楽譜画像データDAの楽譜画像に同様に反映させることも可能である。また、楽譜画像データDAで表現される楽譜画像の一部または全部を、論理楽譜データDBで表現される論理楽譜の画像に置換することも可能である。例えば、初期的には楽譜画像データDAの楽譜画像を表示装置14に表示させ、利用者から対象楽曲の調の変更が指示された場合に、変更後の調の論理楽譜を論理楽譜データDBから生成して表示装置14に表示させる。論理楽譜データDBで指定される論理楽譜の情報を楽譜画像データDAに埋込むことも可能である。
(4)前述の各形態では、楽譜画像から抽出された五線譜(大譜表)と音部記号と変化記号とを利用して画像音符列の各音符の音高を推定したが、音高の推定に利用される情報は以上の例示に限定されない。例えば、変化記号の参照を省略することも可能である。すなわち、楽譜画像から抽出された五線譜と音部記号を参照して各音符の音高(音部記号を反映させない各音符の音高)を推定することも可能である。なお、画像音符列の各音符について音部記号を反映させない音高を推定する構成では、論理音符列についても音部記号を反映させない音高が論理楽譜データDBから音符毎に特定されて画像音符列の各音符と対比される。また、例えば対象楽曲の音部記号の種類が事前に判明している場合には、各音符の符頭Hと五線譜との位置関係のみから各音符の音高を推定する(音部記号を加味せずに各音符の音高を推定する)ことも可能である。以上の例示から理解される通り、前述の各形態の画像解析部32は、五線譜と音部記号と変化記号との少なくともひとつを含む音楽記号を楽譜画像から抽出して各音符の音高を推定する要素として包括的に表現される。
(5)前述の各形態では、楽譜画像データDAを利用した楽譜表示と論理楽譜データDBを利用した楽曲再生との同期に楽譜解析データDCを利用したが、楽譜解析データDCの利用方法は以上の例示に限定されない。例えば、利用者による演奏内容を示す演奏データを時系列に出力する電子楽器(例えばMIDI楽器)が使用される場面を想定する。楽譜利用部24は、電子楽器からの演奏データを論理楽譜データDBに照合することで対象楽曲の論理楽譜のうち利用者による現在の演奏位置を特定し、楽譜画像データDAが示す楽譜画像のうち論理楽譜での現在の演奏位置に対応する部分(小節や音符)を楽譜解析データDCの参照により順次に特定して当該部分を強調表示する。すなわち、利用者による電子楽器の演奏に連動して楽譜画像での強調表示の対象が経時的に遷移する。したがって、利用者は、楽譜画像のうち自身の現在の演奏位置を確認しながら電子楽器の演奏を練習することが可能である。
(6)楽譜画像データDAは、例えば用紙に印刷された楽譜を画像読取装置(例えばスキャナ)で読取ることでも生成され得る。ただし、画像読取の精度の問題で楽譜を正確に読取れない可能性がある。したがって、画像読取装置で楽譜を複数回(典型的には3回以上)にわたり読取り、各楽譜画像データDAと論理楽譜データDBとの解析結果を総合的に評価する構成が好適である。例えば、画像音符列と論理音符列との対応関係の解析結果が、読取誤差に起因して、楽譜画像データDA毎に相違する場合には、相異なる楽譜画像データDAに対応する複数の解析結果のうち多数の解析結果に現れる対応関係が確定的な解析結果として採択(すなわち多数決)される。以上の構成によれば、楽譜の読取精度が低い場合でも画像音符列と論理音符列との対応関係を高精度に解析できるという利点がある。
(7)前述の各形態では、MusicXML形式のファイルを論理楽譜データDBとして例示したが、論理楽譜データDBの形式は任意である。例えば、音高と発音期間とを音符毎に指定する時系列データ(例えばMIDI形式のファイル)を論理楽譜データDBとして、論理音符データDBの論理音符列と楽譜画像データDAの画像音符列との対応関係を解析することも可能である。
100A,100B……楽譜解析装置、10,60……演算処理装置、12,62……記憶装置、14……表示装置、16……放音装置、22……楽譜解析部、24……楽譜利用部、32……画像解析部、34……情報解析部、36……音符列対比部。

Claims (5)

  1. 楽譜画像データが表す楽曲の楽譜画像から特定される複数の音符の時系列である画像音符列と、前記楽曲の楽譜の内容が記述された論理楽譜データが表す複数の音符の時系列である論理音符列との対比により、前記画像音符列の各音符と前記論理音符列の各音符との対応関係を特定する音符列対比手段
    を具備する楽譜解析装置。
  2. 前記楽譜画像データが表す楽譜画像から前記楽曲の各音符の符頭を抽出することで前記画像音符列を特定する画像解析手段を具備し、
    前記音符列対比手段は、前記画像解析手段が特定した前記画像音符列と、前記論理楽譜データが表す前記論理音符列とを対比する
    請求項1の楽譜解析装置。
  3. 前記画像解析手段は、前記楽譜画像データが表す楽譜画像の解析により前記楽曲の各音符の音高を推定して前記画像音符列を特定する
    請求項2の楽譜解析装置。
  4. 前記画像解析手段は、五線譜と音部記号と変化記号との少なくともひとつを含む音楽記号を前記楽譜画像から抽出し、当該音楽記号を利用して前記各音符の音高を推定する
    請求項3の楽譜解析装置。
  5. 前記音符列対比手段は、前記画像音符列を表す画像音符列データと前記論理音符列を表す論理音符列データとを対比し、
    前記画像音符列データおよび前記論理音符列データの各々は、相異なる音高に対応する複数の要素を含む単位データの時系列を含み、
    前記画像音符列データの各単位データの前記複数の要素の各々は、前記画像音符列のうち当該単位データに対応する区間での各音高の音符の有無に応じた数値に設定され、
    前記論理音符列データの各単位データの前記複数の要素の各々は、前記論理音符列のうち当該単位データに対応する区間での各音高の音符の有無に応じた数値に設定される
    請求項1から請求項4の何れかの楽譜解析装置。
JP2013263047A 2013-12-19 2013-12-19 楽譜解析装置および楽譜解析方法 Active JP6197631B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013263047A JP6197631B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 楽譜解析装置および楽譜解析方法
EP14197325.5A EP2887345A1 (en) 2013-12-19 2014-12-11 Associating musical score image data and logical musical score data
US14/573,237 US9275616B2 (en) 2013-12-19 2014-12-17 Associating musical score image data and logical musical score data

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013263047A JP6197631B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 楽譜解析装置および楽譜解析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015118640A true JP2015118640A (ja) 2015-06-25
JP6197631B2 JP6197631B2 (ja) 2017-09-20

Family

ID=52102526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013263047A Active JP6197631B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 楽譜解析装置および楽譜解析方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9275616B2 (ja)
EP (1) EP2887345A1 (ja)
JP (1) JP6197631B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017057318A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ヤマハ株式会社 再生制御方法及び再生制御システム
JP2018105956A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 カシオ計算機株式会社 楽音データ処理方法及び楽音データ処理装置

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10225328B2 (en) 2013-03-14 2019-03-05 Aperture Investments, Llc Music selection and organization using audio fingerprints
US10061476B2 (en) 2013-03-14 2018-08-28 Aperture Investments, Llc Systems and methods for identifying, searching, organizing, selecting and distributing content based on mood
US10242097B2 (en) * 2013-03-14 2019-03-26 Aperture Investments, Llc Music selection and organization using rhythm, texture and pitch
US11271993B2 (en) 2013-03-14 2022-03-08 Aperture Investments, Llc Streaming music categorization using rhythm, texture and pitch
US10623480B2 (en) 2013-03-14 2020-04-14 Aperture Investments, Llc Music categorization using rhythm, texture and pitch
JP2014228628A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 ヤマハ株式会社 演奏記録装置
WO2015141260A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 株式会社河合楽器製作所 手書き音楽記号認識装置およびプログラム
US20220147562A1 (en) 2014-03-27 2022-05-12 Aperture Investments, Llc Music streaming, playlist creation and streaming architecture
JP6467887B2 (ja) * 2014-11-21 2019-02-13 ヤマハ株式会社 情報提供装置および情報提供方法
JP6801225B2 (ja) 2016-05-18 2020-12-16 ヤマハ株式会社 自動演奏システムおよび自動演奏方法
US11030983B2 (en) 2017-06-26 2021-06-08 Adio, Llc Enhanced system, method, and devices for communicating inaudible tones associated with audio files
US10460709B2 (en) 2017-06-26 2019-10-29 The Intellectual Property Network, Inc. Enhanced system, method, and devices for utilizing inaudible tones with music
WO2019049294A1 (ja) * 2017-09-07 2019-03-14 ヤマハ株式会社 コード情報抽出装置、コード情報抽出方法およびコード情報抽出プログラム
JP7440651B2 (ja) 2020-02-11 2024-02-28 エーアイエムアイ インコーポレイテッド 音楽コンテンツの生成
CN112133264B (zh) * 2020-08-31 2023-09-22 广东工业大学 一种乐谱识别方法及装置
CN112183658B (zh) * 2020-10-14 2024-01-26 小叶子(北京)科技有限公司 一种曲谱识别方法、装置、电子设备及存储介质
WO2022143679A1 (zh) * 2020-12-28 2022-07-07 新加坡鱼尾狮音乐教育品牌有限公司 谱面分析和标注方法、装置及电子设备
CN113763913A (zh) * 2021-09-16 2021-12-07 腾讯音乐娱乐科技(深圳)有限公司 一种曲谱生成方法、电子设备及可读存储介质
CN114417915A (zh) * 2021-12-29 2022-04-29 星花怒放(苏州)科技有限公司 一种用于翻谱的二维序列相似度评估系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01304498A (ja) * 1988-06-02 1989-12-08 Casio Comput Co Ltd 楽譜認識方法及び装置
JP2013228508A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Casio Comput Co Ltd 音符位置検出装置、音符位置推定方法およびプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5952597A (en) * 1996-10-25 1999-09-14 Timewarp Technologies, Ltd. Method and apparatus for real-time correlation of a performance to a musical score
KR100735444B1 (ko) * 2005-07-18 2007-07-04 삼성전자주식회사 오디오데이터 및 악보이미지 추출방법
KR101459766B1 (ko) * 2008-02-12 2014-11-10 삼성전자주식회사 휴대 단말에서 자동반주 악보를 인식하는 방법
JP5770445B2 (ja) 2010-09-28 2015-08-26 株式会社河合楽器製作所 楽譜認識装置及びコンピュータプログラム
JP2012138009A (ja) 2010-12-27 2012-07-19 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽譜認識装置、及びコンピュータプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01304498A (ja) * 1988-06-02 1989-12-08 Casio Comput Co Ltd 楽譜認識方法及び装置
JP2013228508A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Casio Comput Co Ltd 音符位置検出装置、音符位置推定方法およびプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017057318A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ヤマハ株式会社 再生制御方法及び再生制御システム
JPWO2017057318A1 (ja) * 2015-09-30 2018-04-19 ヤマハ株式会社 再生制御方法及び再生制御システム
JP2018105956A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 カシオ計算機株式会社 楽音データ処理方法及び楽音データ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20150179156A1 (en) 2015-06-25
JP6197631B2 (ja) 2017-09-20
US9275616B2 (en) 2016-03-01
EP2887345A1 (en) 2015-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6197631B2 (ja) 楽譜解析装置および楽譜解析方法
Gururani et al. An attention mechanism for musical instrument recognition
US8304642B1 (en) Music and lyrics display method
US9478201B1 (en) System and method for optical music recognition
CN105280170A (zh) 一种乐谱演奏的方法和装置
JP2013242409A (ja) 楽曲解析装置
Şentürk et al. Linking scores and audio recordings in makam music of Turkey
Miller et al. Augmenting music sheets with harmonic fingerprints
US20150268847A1 (en) Digital music device and methods for managing digital music
JP7197263B2 (ja) 画像解析方法およびプログラム
US20190213989A1 (en) Technologies for generating a musical fingerprint
JP6690446B2 (ja) 音響解析装置および音響解析方法
JP6168117B2 (ja) 楽譜情報生成装置、楽譜情報生成方法及びプログラム
JP5810691B2 (ja) 楽譜情報生成装置および楽譜情報生成プログラム
Heyen et al. Supporting Music Education Through Visualizations of Midi Recordings
KR102228019B1 (ko) 증강현실을 이용한 기타 운지 학습 시스템
WO2022244403A1 (ja) 楽譜作成装置、訓練装置、楽譜作成方法および訓練方法
KR102490769B1 (ko) 음악적 요소를 이용한 인공지능 기반의 발레동작 평가 방법 및 장치
Fremerey et al. Towards bridging the gap between sheet music and audio
JP2012185340A (ja) 楽譜情報生成装置および楽音情報生成プログラム
JP5742303B2 (ja) 楽音生成制御装置および楽音生成制御プログラム
Ištvánek et al. Application of Computational Methods for Comparative Music Analysis
JP2018105956A (ja) 楽音データ処理方法及び楽音データ処理装置
Berger Large Scale Music Score and Audio Retrieval/submitted by Franz Josef Berger
JP7035509B2 (ja) 表示制御方法、プログラムおよび情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150410

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170807

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6197631

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151