JP2015112464A - パートナーズケア「やすらぎ」寝たきり病人用側臥位施術用バルーン - Google Patents

パートナーズケア「やすらぎ」寝たきり病人用側臥位施術用バルーン Download PDF

Info

Publication number
JP2015112464A
JP2015112464A JP2013273301A JP2013273301A JP2015112464A JP 2015112464 A JP2015112464 A JP 2015112464A JP 2013273301 A JP2013273301 A JP 2013273301A JP 2013273301 A JP2013273301 A JP 2013273301A JP 2015112464 A JP2015112464 A JP 2015112464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patient
air
balloon
lateral position
rugs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013273301A
Other languages
English (en)
Inventor
昌樹 上田
Masaki Ueda
昌樹 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2013273301A priority Critical patent/JP2015112464A/ja
Publication of JP2015112464A publication Critical patent/JP2015112464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

【課題】重い傷病を患い、仰向け姿勢の寝たきり状態の患者へのマッサージを行う場合に、全身ケアのできる最低限の施術スタイルである側臥位姿勢に容易に体位変換でき、患者に負担のない用具を提供する。
【解決手段】内部に患者の体を保護するためのバルーンBが装着された患者の身長に合わせた長方形の敷物A、2枚を患者の左右から覆いこみ、敷物2枚を患者の前面の中央部分と背面の中央部分で伸縮性のマジックテープD(商標登録)にて繋ぎとめることで横から周囲を覆う形を取り、さらにバルーンの膨張により、患者を保護しながら、バルーンの組み合わせや形容により、円筒状になるため、転がせることで体位変換が容易となり、なおかつ、側臥位の状態から2か所で敷物を繋ぎとめているマジックテープ(商標登録)をはがし、側臥位の上半分を覆うバルーン付き敷物を取り除くことで、側臥位の施術が可能となる。
【選択図】図4

Description

マッサージ施術補助具分野
寝たきり病人などの体位変換器具全般
褥瘡予防寝具またはマットなどの体位変換および体位移動用具
仰向け姿勢での寝たきりの状態で闘病生活をお送る人のマッサージなどのケアを提供する場合に、全身ケアができる最低限の施術スタイルである側臥位に体位変換させることが必要であり、そのための誰でも容易に寝たきり患者の側臥位への体位変換用具を発明しました
重い傷病などで仰向け姿勢での寝たきり状態の患者さんへのマッサージ等のケアを行う場合、施術者ひとりでの体位変換は困難を要し、また、患者さんへの負担も考えれば、仰向け姿勢の状態から、最低限の施術範囲のみのケアに限られてしまい、背面の筋肉硬縮などを改善するための全身ケアを提供することが皆無です。これを解決するには、全身ケアを提供する場合の施術スタイルである側臥位への体位変換を施術者がひとりで容易に行え、患者さんへの負担も最低限に抑えられる体位変換補助具が必要になります
問題を解決するための手段
仰向け姿勢で寝たきり状態の患者さんを施術者ひとりの力で容易に側臥位への体位変換を行うには、患者さんの体を円筒状にして、転がせる形にすることで可能となります。
その仕組みをそのまま応用した体位変換用具を発明しました
それは、人の身長ほどの長さの長方形の2枚のビニール製の敷物の内部に空気を注入することで膨らむバルーンを装着し、その2枚の敷物を並べて、敷物の外側から伸縮性マジックテープで並んでいる2枚を繋ぎとめた状態で、その上に仰向け状態の寝たきり患者さんが乗る形をとり、患者さんを包み込むように2枚の敷物で前部分もマジックテープ等で繋ぎとめます。すなわち、患者さんを包み込む内部にバルーンが装着された2枚の敷物を患者さんの背面の中央部分と前面の中央部分の2か所で伸縮性マジックテープで繋ぎとめることで患者さんを横側から完全に覆う形をとります。この場合、患者さんの体のサイズギリギリで覆うのではなく、少し余裕のある覆い方をすることが大切です。そして、この状態から、敷物の内部のバルーンに空気を注入することで、患者さんの体がバルーンに保護された状態のまま、バルーンの組み合わせや形容により円筒形に包まれる状態になります。
この状態からの体位変換は容易となり、左右どちらでも肩が上に来るように側臥位になるように転がせます。そして、患者さんを包む円筒形の患者さんの背面中央部分と前面中央部分で2枚の敷物を繋ぎとめているマジックテープをはがすことで、バルーンで膨張した敷物が分断され、側臥位の状態での上半分を覆う敷物を取り除くことで、下半分がバルーンにより保護されながら、支えられた状態で、背骨の位置を対称とした上半分が、外に出ることで左右どちらかの体の半身のケアができることになります。また、もう片方を施術する場合は、取り除いた敷物を上からかぶせ、マジックテープで繋ぎとめて、180度転がせることで、同じように敷物の上にくる方を取り除くことで、左右別々に半身ずつ、全身のケアが可能となります。
ケアが終われば、90度転がせて、仰向け状態にして、空気を抜き、マジックテープをはがせば元の仰向けの姿勢に戻ります。
バルーンを膨張させる方法は、2枚の敷物の内部に装着されたバルーンの空気注入孔が2か所に分かれるため、二股に分かれた注入ノズルを使用するとともに、各注入孔に開閉弁を装備することで、空気注入装置をつないだノズルを刺し込めば弁が開き空気が注入でき、ノズルを抜き出せば弁が閉まり、外に空気が漏れない仕組みを取り、逆に空気を排出する際は空気注入装置からはずしたノズルのみを注入孔に差し込むことで弁を開き、空気を排出させる仕組みをもちます。
空気の注入法もコンプレッサーなどの電気機器のみならず、足こぎや手押しなどの手動式でも可能とし、どんな環境でも利用できるものを提供します
発明の効果
これまで困難を極め、なかなかできなかった寝たきり患者さんの全身ケアが施術者ひとりでの体位変換が容易となるとともにバルーンで保護される形で患者さんへの負担も最小限に抑えられることで、手間がかからず、患者さんの要望に応えられるケアが提供できるようになります
…側臥位体位変換用具の装着前の寝たきり病人が仰向け姿勢で寝ている図 …2枚の敷物を患者の左右から覆いこみ、患者さんの背面中央部分と前面中央部分にてマジックテープにて繋ぎとめて、周囲を包み込んだ状態の図 …図2の状態を縦から見た図 …バルーンを膨張させて円筒形にした用具を側臥位へと転がせる図 …側臥位姿勢の状態で2か所のマジックテープをはがし上半分を取り除いた図
仰向けの姿勢での寝たきり状態は、褥瘡の問題だけではなく、肩や背中、腰などの筋肉の硬縮や関節などの稼働率が抑制されていきます。そのため、日常的な全身ケアが必要とされ、そのための最小限の施術スタイルである側臥位を重視するものです
A…体位変換用具の表面のビニール素材
B…体位変換用具内部の体を保護するためのバルーン
C…開閉弁を装備した空気注入孔
D…伸縮性マジックテープ
この側臥位体位変換用具は、現在商品化を進めるパートナーズケアの中の「やすらぎ」という施術パターンに使われる商品として開発されたものです。パートナーズケアとは営利的にプロの施術者が提供するマッサージではなく、肉親どうしが敬う心、思いやりの精神で行うマッサージ法であり、その中の「やすらぎ」は、余命を告げられた末期症状の患者さんや寝たきりの患者さんに対して、家族の愛情で死への不安やストレス、病気への苛立ちなどを鎮め、やすらぎのひとときを提供してあげるケアで、そのため、家族が容易に全身のケアを提供できる用具が必要とされ開発されました。
パートナーズケアに限らず、一般のマッサージまたは鍼や灸治療にも応用でき、さらに褥瘡予防にも利用できる商品です

Claims (5)

  1. 寝たきり患者さんに接する内側部分に装着されたバルーンの膨張により円筒形になる敷物で覆い、転がせることで容易に体位変換が可能となる方法
  2. 患者さんの身長にほど近い寸法の長方形であり、内部にバルーンを装着した敷物で患者さんの体の左右から覆い、その2枚の敷物を患者さんの前面の中央と背面の中央の2か所で伸縮性のマジックテープで繋ぎとめ、患者さんを横から完全に覆う形を取り、内部のバルーンに空気を注入し、膨張させることで、患者さんを保護しながら、バルーンの組み合わせや形容により全体を円筒形にする方法
  3. 円筒形に膨張した状態から、側臥位状態へと体位変換をし、患者さんの前面の中央部分と背面中央部分で繋ぎとめているマジックテープをはがすことで、側臥位姿勢状態での左右どちらかの半身部分の上にあたる部分のバルーン付きの敷布を取り除くことで、背骨を対称とした上半分が外に出るとともに、下半分がバルーンにより保護を受けながら支えられることで、患者さんへの負担を最小限に抑えた形で背骨を対称とした左右どちらかの上半分のケアの提供が可能となる方法
  4. 2枚の敷物の内部に装着されたバルーンの空気注入孔は2か所に分かれるため、二股に分かれた注入ノズルを使用するとともに、各注入孔に開閉弁を装着することで、空気注入装置をつないだノズルを刺し込めば弁が開き空気が注入でき、ノズルを抜き出せば弁が閉まり、外に空気が漏れない仕組みを取り、逆に空気を排出する際は空気注入装置からはずしたノズルのみを注入孔に差し込むことで弁を開き、空気を排出させる方法
  5. 空気注入装置は選ばず、自動、手動に限らず利用でき、どんな環境でも体位変換が可能と成る方法
JP2013273301A 2013-12-10 2013-12-10 パートナーズケア「やすらぎ」寝たきり病人用側臥位施術用バルーン Pending JP2015112464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013273301A JP2015112464A (ja) 2013-12-10 2013-12-10 パートナーズケア「やすらぎ」寝たきり病人用側臥位施術用バルーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013273301A JP2015112464A (ja) 2013-12-10 2013-12-10 パートナーズケア「やすらぎ」寝たきり病人用側臥位施術用バルーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015112464A true JP2015112464A (ja) 2015-06-22

Family

ID=53526819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013273301A Pending JP2015112464A (ja) 2013-12-10 2013-12-10 パートナーズケア「やすらぎ」寝たきり病人用側臥位施術用バルーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015112464A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113940823A (zh) * 2021-11-24 2022-01-18 韦波 一种重症患者的辅助翻身装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012019912A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Nozaki Tokushukai Hospital 臥床患者用の胴衣装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012019912A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Nozaki Tokushukai Hospital 臥床患者用の胴衣装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113940823A (zh) * 2021-11-24 2022-01-18 韦波 一种重症患者的辅助翻身装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9554956B2 (en) Patient turning and positioning system device
US5514155A (en) Device for applying pressure to a person's groin
US3986505A (en) Emergency burn treatment pack
WO2007041509A3 (en) Therapeutic cushioning and devices for assisting respiration of and administering fluid to a patient
CN203089500U (zh) 约束手套
JP2015112464A (ja) パートナーズケア「やすらぎ」寝たきり病人用側臥位施術用バルーン
CN211131620U (zh) 一种神经外科临床用束体束缚装置
CN219307095U (zh) 一种防拔管可活动性多功能约束套
CN203970659U (zh) 多功能可折叠冷热敷具
CN209347480U (zh) 一种医用护理垫
CN207125838U (zh) 永久性心脏起搏器植入术后约束装置
WO2011070567A1 (en) Pneumatic therapeutic system for stimulating blood circulation
CN106667633A (zh) 一种医用四肢固定气囊
CN207940376U (zh) 气囊式护理服
CN205144831U (zh) 一种新型医用束缚手套
CA3160800A1 (en) External counterpulsation device
CN205964439U (zh) 熏蒸治疗袋
CN202637384U (zh) 一种骨科卧床病人用下肢活动器具
CN110664540A (zh) 非气动抗休克服
CN219250628U (zh) 一种pacu成人多功能盖被
CN213941447U (zh) 床旁中药熏洗氧疗仪
TWM576392U (zh) 容易穿脫及便於醫療之病人褲
CN204910441U (zh) 一种应用于男童可防止导尿管滑脱的会阴部保护罩装置
CN215308084U (zh) 一种气压仪用肢体加压装置
CN215308095U (zh) 一种多功能自控型按摩垫

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151006