JP2015111444A - ボトムアップ最適化検索システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ホテルの部屋を検索するためのシステム及び方法であって、複数の滞在日数に関する、ホテルの部屋に関連付けられたリアルタイム空き室状況の属性を含む事前算出データベースが生成され、日付範囲に対する、少なくとも1つのホテルに対するクエリが受信される。複数の滞在日数に関する日付範囲内の各日の空き室状況は、クエリに従いビジネス要件を適用することによって、計算される。最終空き室状況は、事前算出データベースからの空き室状況とクエリの属性とを組み合わせることによって、複数の滞在日数に関する日付範囲内の各日に対して作成される。ホテルの部屋の最終空き室状況は、複数の滞在日数に関する日付範囲内の各日に対して、少なくとも1つのホテルのためにフォーマットされる。
【選択図】図1A
Description
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
ホテルの部屋の空き室状況を検索する方法であって、
複数の滞在日数に関する、ホテルの部屋に関連付けられたリアルタイム空き室状況の属性を含む事前算出データベースを生成するステップと、
ある日付範囲に対する、少なくとも1つのホテルに対するクエリを受信するステップであって、前記日付範囲は、開始日および終了日を有する、ステップと、
前記クエリに従いビジネス要件を適用することによって、複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日の空き室状況を計算するステップと、
前記事前算出データベースからの前記空き室状況と前記クエリの属性とを組み合わせることによって、前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、最終空き室状況を作成するステップと、
前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、前記少なくとも1つのホテルのための前記ホテルの部屋の最終空き室状況をフォーマットするステップと
を含む、方法。
(項目2)
前記滞在日数は、ビットマップによって表され、各ビットは、前記滞在日数内の日を表す、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記クエリは、旅行ウェブサイトから受信される、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記クエリは、クライアントから受信される、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記計算するステップは、フェンスルールによって行われる、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記計算するステップは、制限ルールによって行われる、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記ホテルの部屋の最終空き室状況を旅行ウェブサイトに伝送するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記ホテルの部屋の最終空き室状況をクライアントに伝送するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
ホテルの部屋の空き室状況を検索するためのシステムであって、
複数の滞在日数に関する、ホテルの部屋に関連付けられたリアルタイム空き室状況の属性を含む事前算出データベースを生成する手段と、
ある日付範囲に対する、少なくとも1つのホテルに対するクエリを受信する手段であって、前記日付範囲は、開始日および終了日を有する、手段と、
前記クエリに従いビジネス要件を適用することによって、複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日の空き室状況を計算する手段と、
前記事前算出データベースからの前記空き室状況と前記クエリの属性とを組み合わせることによって、前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、最終空き室状況を作成する手段と、
前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、前記少なくとも1つのホテルのための前記ホテルの部屋の最終空き室状況をフォーマットする手段と
を含む、システム。
(項目10)
前記滞在日数は、ビットマップによって表され、各ビットは、前記滞在日数内の日を表す、項目1に記載のシステム。
(項目11)
前記クエリ手段は、旅行ウェブサイトから、前記クエリを受信する、項目1に記載のシステム。
(項目12)
前記クエリ手段は、クライアントから、前記クエリを受信する、項目1に記載のシステム。
(項目13)
前記計算する手段は、フェンスルールによって、前記計算を行う、項目1に記載のシステム。
(項目14)
前記計算する手段は、制限ルールによって、前記計算を行う、項目1に記載のシステム。
(項目15)
前記ホテルの部屋の最終空き室状況を旅行ウェブサイトに伝送する手段をさらに含む、項目1に記載のシステム。
(項目16)
前記ホテルの部屋の最終空き室状況をクライアントに伝送する手段をさらに含む、項目1に記載のシステム。
(項目17)
コンピュータ可読プログラムコードを内蔵しているコンピュータ使用可能媒体を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ可読プログラムコードは、ホテルの部屋の空き室状況を検索する方法を実装するために実行されるように適合されており、
前記方法は、
複数の滞在日数に関する、ホテルの部屋に関連付けられたリアルタイム空き室状況の属性を含む事前算出データベースを生成することと、
ある日付範囲に対する、少なくとも1つのホテルに対するクエリを受信することであって、前記日付範囲は、開始日および終了日を有する、ことと、
前記クエリに従いビジネス要件を適用することによって、複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日の空き室状況を計算することと、
前記事前算出データベースからの前記空き室状況と前記クエリの属性とを組み合わせることによって、前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、最終空き室状況を作成することと、
前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、前記少なくとも1つのホテルのための前記ホテルの部屋の最終空き室状況をフォーマットすることと
を含む、
コンピュータプログラム製品。
・各行は、1日の最低可能販売可能単位(製品アイテム)を表す。1日あたりの一式の製品アイテムを見つけるための発見プロセスは、必要とされない。1日あたりの各製品アイテムは、クラスおよび日付範囲空き室状況によって、関連付けられる部屋タイプの料金コード定義を使用する高レベル料金カテゴリから導出され得る。
・表のサイズは、管理可能であるべきである。表は、高速で更新され、そこから読み取られる。各製品アイテムのための要素の数は、各行において事前計算するための最小数の要素を維持するために、非常に選択的である。
・物理的滞在日数(LOS)。本文字列値は、最大、例えば、14日の滞在(任意の他の最大LOSも、同様に、選択され得る)の各晩に対するビットマスクを表す。部屋タイプの物理的空き室状況は、割当、総部屋数、および部屋指定なしの部屋タイプの概念を使用し得る。これらのルールは、LOSマスクの各晩に対して、反復して適用され得る。
・料金。料金は、製品アイテムの料金カテゴリに関連付けられた料金コードから、導出され得る。金額は、均一金額または%値であり得る。同時に、金額は、料金コードレベルまたは別のベースの料金コードから見つけられ得る。
・収益LOS。この文字列値は、最大、例えば、14日の滞在(または、任意の他の最大LOS)の各晩に対するビットマスクを表す。収率管理コンポーネントは、LOSに基づいて、純収益計算を使用し得る。プラスの収益は、オープン(1)で表されてもよく、マイナスの収益は、クローズ(0)で表され得る。他の料金または手数料に基づいて、別の値を使用するために示し得る、いくつかの収率選択肢が存在し得る。これらのルールは、LOSマスクの各晩に反復して適用され得る。
・料金コード。等価概念は、全料金コード間の関係のレベルを維持するための料金コードを使用し得る。
・事前計算MDビーン211−事前計算MDビーン211は、HOLIDEX101からメッセージを受信する、MQシリーズ202キュー411をリッスンする、メッセージ駆動型ビーンである。HOLIDEX101から受信したXMLメッセージによって、メッセージマネージャ214を呼び出す。
・ステートレスセッションビーン212:後続のステートレスセッションビーン212が使用され得る。
・ブートストラップビーン:アプリケーションを初期化するために使用される。Log4jおよび他のタイマタスク指向ビーンは、アプリケーションがスタートアップするときに、ここで、初期化される。
・メッセージマネージャビーン:本EJBは、あらゆるソースおよびクライアントのためのメッセージを処理するために使用される。基本的に、メッセージマネージャ214を呼び出すか、またはそれを拡張することができる。また、本ビーンは、MDB211によって呼び出すことができる。
・タイマビーン231−本EJBは、タイマサービスを使用する。本EJBは、係属のメッセージテーブル内で係属中のメッセージを処理するために使用される。本EJBは、所定の時間で稼働し、メッセージマネージャを呼び出し、係属中のメッセージを有する任意のホテルをロックし、メッセージを処理する。Holidexからのイベントを連続的に処理することが重要である。クラスタ環境(すなわち、異なるノードが、同時に、同一ホテルに対して更新することができる)の実装は、本更新処理の方法を必要とする。
・メトリクスマネージャ232−本ステートレスセッションビーンは、タイマサービスを使用して、所定の時間(例えば、1時間毎)にメトリクスを収集するために使用される。時限オブジェクトを実装する。本EJBは、ブートストラップビーンによって初期化され、タイマが、作成されるであろう。
・データクライアント233−データクライアントコンポーネントは、事前計算エンジンの内側にある、単一コンポーネントである。その役割は、2つから成る。1つ目は、プッシュクライアントの代わりに、製品アイテムが構築される方法に関する特定の情報を提供することである。2つ目は、それらのプッシュクライアントに変更が行われると、それを通知する手段を提供することである。
・ロギング234−Log4Jは、アプリケーションのためのロギング機構として使用されるであろう。ロギングされたメッセージは、アプリケーションサーバが稼働しているサーバ上のファイルに向けられるであろう。Log4jのための構成は、ブートストラップEJBを使用して、またはAppサーバ内のスタートアップクラスを使用して、ロードされるべきである。Debug、Info、Warn、およびErrorの異なるレベルのロギングが存在する。
・メッセージマネージャ214−メッセージマネージャ214は、主に、2つの動作を行い得る。第1に、XMLメッセージをJava(登録商標)オブジェクトに変換し、次いで、メッセージタイプに基づいて、特定の事前計算マネージャ216を呼び出し得る。また、ホテルコードおよびメッセージシーケンス番号に基づいて、メッセージの連続処理を管理する。メッセージが、順にではない場合、メッセージは、後の処理のために別個のテーブルに記憶されるであろう。
・マネージャファクトリ218−マネージャファクトリ218クラスは、メッセージタイプに基づいて、事前計算マネージャ216を動的に作成する。マネージャを作成すると、後の使用のために、キャッシュし得る。
・XMLスキーマJava(登録商標)クラス−これらのXMLスキーマJava(登録商標)クラスは、メッセージマネージャ214の一部であり、HOLIDEX101から受信したXMLメッセージに基づいて、生成され得る。これらのクラスは、その方法におけるXML要素および属性の値を保持する。これらのXMLビーンクラスは、データキャリアとして使用され、したがって、各メッセージのための別個の転送オブジェクトを回避する。
・事前計算マネージャ216−一実施形態では、各メッセージタイプまたはメッセージタイプの組み合わせのための別個の事前計算マネージャ216が存在するであろう。その基礎機能性は、いくつかのビジネスロジックおよび事前計算ユーティリティクラスを使用して、受信したJava(登録商標)オブジェクトを所望のデータベース関連フィールドに変換することである。ビジネス処理の大部分は、ここおよびユーティリティクラスにおいて発生する。
・ホテルロックユーティリティ220−本クラスは、ハウスメッセージテーブル内にホテルデータをロックするために使用される。メッセージは、記録がロックされると、そのホテルに対して処理される。メッセージを番号順に処理し、同一ホテルに対する他のメッセージとの競合条件を防止するために、ホテルをロックする必要がある。メッセージが、順番から外れて記録される場合、完全なデータベースを無効にするであろう。
・保留メッセージユーティリティ−本クラスは、係属メッセージテーブル内のメッセージの記憶、読み出し、および削除のために使用される。メッセージが、クラスタ環境を使用して、MQキューから読み取られると、メッセージを順に処理することが必要である。各ホテルメッセージは、順番の処理を維持するための連続番号を持っている。
・検証クラス222−一実施形態では、各メッセージに対して、別個の検証クラスが存在する。これらの検証クラスは、メッセージを検証し、エラーが見つけられる場合、事前計算例外を投入する。
・データアクセスオブジェクト(DAO)226−データアクセスオブジェクト226は、Oracleデータベース203に関連する通信およびCRUD動作を抽象化する。事前計算マネージャ216は、適切なDAO226を呼び出し、テーブルを更新する。DAO226は、単一テーブルに基づいて、または関連テーブルに基づき得る。基本的に、本DAO226は、DBコネクタクラス228からデータベース接続を取得し、データベースへのSQL呼び出しに備え、CRUD動作を行う。これらの動作が行われると、データベース203への接続を解除する。
・DBコネクタ228−DBコネクタ228は、データベース203のための接続機構を抽象化する、Java(登録商標)クラスである。一実施形態では、データソースオブジェクトを呼び出すことによって、データベース203への接続を取得するであろう。本クラスは、接続解除、トランザクションのロールバック等、種々の方法を有するであろう。・事前計算ユーティリティコンポーネント−アプリケーションのために必要とされる全共通機能性は、アプリケーションによって必要とされるような日付検証または特定的なデータの変換等、ユーティリティクラスとして、開発され得る。メッセージタイプに特定のいくつかのユーティリティクラスが存在し得る。
・検索要求のチェックイン日値に基づき、したがって、事前に計算することができない、ビジネスロジック。そのようなロジックの実施例は、前払い購入制限であろう。
・処理時間において、低に等級分けされ(表Aに関連して前述の基準に基づく)、空き室状況の明確に定義された要素に関連付けられた、ビジネスロジック。
・製品アイテムコレクタ。空き室状況プロセスのオーケストレータ。適用されるであろう、ルールおよびルールの順序を指定するための収集選択肢を使用する。
・空き室状況ルール計算機。各計算機(図5に関連して、さらに後述される)は、マスク計算機507インターフェースを実装し、コレクタが読み出すであろうgetMask()メソッドを提供しなければならない。返されたマスクは、ルールを適用するために、現在の製品アイテムLOSマスクに対して、他のマスクとともに論理積演算される。また、getReasonCode()を実行することによって、理由コードを供給しなければならない。
内部において、コレクタ502は、それぞれ、滞在日数(LOS)ルールの特定のクラス専用のいくつかの「計算機」コンポーネント(図6の507および601−606、さらに後述される)と協働する。一般に、各計算機は、製品アイテムLOSマスクと論理積演算され、全体的LOSマスクを導出する、ビットマスクを返す。
収集コンテキストオブジェクト503は、収集サイクルに関する大域状態を保持するために使用される。呼び出し元が、コレクタ502にcollect()を起動すると(製品アイテムコレクタインターフェース504を介して)、コレクタ502は、収集コンテキストオブジェクト503を作成するであろう。収集コンテキスト503は、以下のプロパティを有し得る。
・ホテルコード
・料金カテゴリコード
・日付
・データベースオブジェクト
・収集選択肢
・キャッシュされたファクト
収集コンテキスト503は、各計算機のためのコンストラクタにパスされる。コンストラクタは、各計算機の環境を初期化するが、それは、そのクラスのソフトウェアコンポーネントである。計算機は、収集コンテキスト503を使用して、データベース203を取得し、CRSテーブルにクエリする。また、コンテキストオブジェクトを通して、相互に、ファクトを共有するためにも使用する。例えば、ホテルが、HIRO Hotelであることが発見される場合、そのファクトは、2つ以上の計算機に重要となり得る。
計算機(601−606)は、PACEエンジンのためのキービジネスロジックコンポーネントである。収集ストラテジ505は、収集選択肢506に指定されたものに基づいて、どの計算機を使用するかを決定する。各計算機は、マスク計算機507インターフェースを実装し、コレクタ502が読み出すであろう、getMask()メソッドを提供することができる。返されたマスクは、ルールを適用するために、現在の製品アイテムLOSマスクに対して、他のマスクとともに、論理積演算される。理由コードはまた、例えば、getReasonCode()を実装することによって、供給され得る。
public interface MaskCalculator {
int getMask(ProductItem pi) throws ServiceException;
int getReasonCode();
}
任意の数のマスク計算機507が存在し得る。図6は、現在のセットに対する例示的UMLを描写する。一実施形態では、計算機は、例えば、以下等のIHG空き室状況モデルの非常に特定的なフェンスルールまたは制限ルールを持つ。
・到着計算機601−要求のチェックイン日を使用して、除外日または到着不許可が、ホテルまたは料金カテゴリレベルに設定されているかどうか検証する。
・最短最長計算機602−チェックイン日およびチェックアウト日を使用して、LOSを導出する。LOS値は、該当する場合、最短および最長滞在日数制限を満たすべきである。
・収益計算機603−特定の料金に対するLOSが、プラスの収益をもたらすことを検証する。
・部屋SS計算機604−特定の部屋タイプが、ホテルの部屋の販売ストラテジに関連付けられていることを検証する。ホテルの部屋の販売ストラテジは、販売が確認できる部屋タイプを識別する。
・宿泊日数計算機605−チェックイン日およびチェックアウト日を使用して、LOSを導出する。LOS値は、宿泊を必要とする曜日を満たすべきである。
・アクティブ日数計算機606−チェックイン日およびチェックアウト日を使用して、LOSを導出する。LOS値は、アクティブとフラグが付けられている曜日を満たすべきである。
PACEエンジンを可能な限り効率的にすることが有利である。図5および6を参照すると、CRSデータベース内にエンコードされたホテルルールを含むので、このほとんどが、マスク計算機507の実装に依存し得る。PACEエンジンが、新しいマスク計算機507を構築する度に、計算機507は、データベース203から1回だけ、必要とするデータを事前にフェッチし、次いで、そのgetMask()メソッドの各起動に対して、反復してそれを使用することによって、自己最適化することができる。たとえそうであっても、計算機のすべてに、変更が稀であるルールに関して、データベースにクエリさせることは、性能に有意な打撃を及ぼし、回避されるべきである。
public class CollectionContext {
public Object getHotelRules(MaskCalculator c);
public void putHotelRules(MaskCalculator c, Object rules);
}
マスク計算機507が、ルールをキャッシュすると、ルールは、以下のイベントのうちの1つが生じるまで、メモリ内に残留し得る。
・データベース203内のホテルルール変更
・LRUキャッシュが、リソース管理のために、ホテルルールをパージする
・アプリケーションが再開される
一実施形態では、マスク計算機507は、キャッシュメソッドを使用し、信頼性があることを仮定するためのあらゆる努力をし得る。キャッシュ変更管理のための好適なソリューションが利用可能ではない場合、PACEエンジンは、キャッシュがアクティブ化されないよう確実にし得る。依然として、マスク計算機507は、常時、キャッシュがアクティブと仮定し得る。
・収集ストラテジ
PACEエンジンは、異なる目的のために利用することができるので、あらゆる場合に対する単一の検索アルゴリズムは、適切ではない。例えば、プルアプリケーションからの空き室状況要求は、最初に、より高いレベルの制限を、最後に、製品アイテムを検討し得る一方、プッシュアプリケーションは、製品アイテムを最初に検討し、可能な最も効率的順序でルールを適用することを所望し得る。
public interface CollectionStrategy{
void collect(CollectionContet ctx,
Product ItemConsumer consumer) throws ServiceException;
}
一実施形態では、サポートされる収集ストラテジ505は、以下を含み得る。
PACEエンジンが起動されると、最終的には、製品アイテムテーブルから製品アイテムを読み取り、マスク計算機507を適用し、最終LOSを導出し得る。製品アイテムを選択するために使用されるクエリは、いくつかの要因を考慮し得る。これらとして、以下が挙げられる。
・選択基準
・LOS履歴
・販売除外
以下のセクションは、クエリのためのこれらの側面をより詳細に説明する。
・基礎クエリ
・LOS履歴
・販売除外
(1)基礎クエリ
基礎クエリは、製品アイテムを選択する、SQLの最も単純な形態を表す。実際、これは、使用される実際のSQLではなくてもよい。しかしながら、他の完全形成クエリのための基線としての役割を果たし得るため、説明される。言い換えると、完全クエリを理解するために、基礎クエリの理解が重要である。
・ホテルコード
・日付範囲
・料金カテゴリコード
・有効ステータス
・変更トークン(随意)
・除外部屋コード(随意)
・製品アイテムID(随意)
「有効ステータス」は、単に、無効製品アイテム行をスキップすることを意味する。変更トークンは、指定値以上のトークン値を伴う行を選択するために使用される。除外される部屋タイプは、場外された部屋を除くために使用される。最後に、製品アイテムIDのリストは、製品アイテムのより精密な選択のために、変更トークンの代わりに、含むことができる。
・日付
・料金カテゴリコード
・部屋コード
前述の教示に基づき、図7を参照すると、一実施形態では、本発明は、したがって、以下のステップを行い得る。
・複数の滞在日数に関する、ホテルの部屋に関連付けられたリアルタイム空き室状況の属性を含む事前算出データベースを生成するステップ(ステップ701)と、
・ある日付範囲に対する、少なくとも1つのホテルに対するクエリを受信するステップであって、日付範囲は、開始日および終了日を有する、ステップ(ステップ702)と、
・クエリに従いビジネス要件を適用することによって、複数の滞在日数に関する日付範囲内の各日の空き室状況を計算するステップ(ステップ703)と、
・事前算出データベースからの空き室状況とクエリの属性とを組み合わせることによって、複数の滞在日数に関しする日付範囲内の各日に対して、最終空き室状況を作成するステップ(ステップ704)と、
・複数の滞在日数に関する日付範囲内の各日に対して、少なくとも1つのホテルのためのホテルの部屋の最終空き室状況をフォーマットするステップ(ステップ705)。
Claims (15)
- ホテルの部屋の空き室状況のためのデータベースを検索するコンピュータ実装方法であって、
複数の滞在日数に関する、ホテルの部屋に関連付けられたリアルタイム空き室状況の属性を含む事前算出空き室状況関連データベースをコンピュータシステムにより生成するステップと、
ある日付範囲に対する、少なくとも1つのホテルに対するクエリを前記コンピュータシステムにより受信するステップであって、前記日付範囲は、開始日および終了日を有する、ステップと、
前記事前算出データベースから、前記複数の滞在日数のうちの少なくとも1日に関連付けられたホテルの部屋の空き室状況を前記コンピュータシステムにより決定するステップと、
前記ホテルの部屋の前記空き室状況にビジネスロジックを前記コンピュータシステムの空き室状況ルール計算機エンジンにより適用するステップであって、前記ビジネスロジックを適用することは、ビジネスルールを適用することを含み、前記ビジネスルールは、空き室状況を制御するためにホテルが設定することが可能な複数の属性を含み、前記ビジネスルールが適用される順序は、処理時間サイクルにおいて直接影響を有する、ステップと、
前記空き室状況ルール計算機エンジンの前記ビジネスロジックを適用することに基づいて前記事前算出データベースからの前記空き室状況を制限することによって、前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、最終的な空き室状況を前記コンピュータシステムにより作成するステップと、
前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、前記少なくとも1つのホテルのための前記ホテルの部屋の最終的な空き室状況を前記コンピュータシステムによりフォーマットするステップと
を含む、方法。 - 前記滞在日数は、ビットマップによって表され、各ビットは、前記滞在日数内の日を表す、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
- 前記クエリは、旅行ウェブサイトから受信される、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
- 前記クエリは、クライアントから受信される、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
- 前記空き室状況を制御するために前記ホテルによって設定される複数の属性は、料金前払、宿泊数、最短/最長滞在日数、特殊要件を含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
- 前記ホテルの部屋の最終的な空き室状況を旅行ウェブサイトに伝送するステップをさらに含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
- 前記ホテルの部屋の最終的な空き室状況をクライアントに伝送するステップをさらに含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
- ホテルの部屋の空き室状況のためのデータベースを検索するためのシステムであって、
複数の滞在日数に関する、ホテルの部屋に関連付けられたリアルタイム空き室状況の属性を含む事前算出空き室状況関連データベースをコンピュータシステムにより生成する手段と、
ある日付範囲に対する、少なくとも1つのホテルに対するクエリを前記コンピュータシステムにより受信する手段であって、前記日付範囲は、開始日および終了日を有する、手段と、
前記事前算出データベースから、前記複数の滞在日数のうちの少なくとも1日に関連付けられたホテルの部屋の空き室状況を前記コンピュータシステムにより決定する手段と、
前記ホテルの部屋の前記空き室状況にビジネスロジックを前記コンピュータシステムの空き室状況ルール計算機エンジンにより適用する手段であって、前記ビジネスロジックを適用することは、ビジネスルールを適用することを含み、前記ビジネスルールは、空き室状況を制御するためにホテルが設定することが可能な複数の属性を含み、前記ビジネスルールが適用される順序は、処理時間サイクルにおいて直接影響を有する、手段と、
前記空き室状況ルール計算機エンジンの前記ビジネスロジックを適用することに基づいて前記事前算出データベースからの前記空き室状況を制限することによって、前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、最終的な空き室状況を前記コンピュータシステムにより作成する手段と、
前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、前記少なくとも1つのホテルのための前記ホテルの部屋の最終的な空き室状況を前記コンピュータシステムによりフォーマットする手段と
を含む、システム。 - 前記滞在日数は、ビットマップによって表され、各ビットは、前記滞在日数内の日を表す、請求項8に記載のシステム。
- 前記クエリを受信する手段は、旅行ウェブサイトから前記クエリを受信する、請求項8に記載のシステム。
- 前記クエリを受信する手段は、クライアントから前記クエリを受信する、請求項8に記載のシステム。
- 前記空き室状況を制御するために前記ホテルによって設定される複数の属性は、料金前払、宿泊数、最短/最長滞在日数、特殊要件を含む、請求項8に記載のシステム。
- 前記ホテルの部屋の最終的な空き室状況を旅行ウェブサイトに伝送する手段をさらに含む、請求項8に記載のシステム。
- 前記ホテルの部屋の最終的な空き室状況をクライアントに伝送する手段をさらに含む、請求項8に記載のシステム。
- コンピュータ読み取り可能なプログラムコードを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能なプログラムコードは、ホテルの部屋の空き室状況のためのデータベースを検索する方法を実行することをコンピュータに行わせるように実行されるように適合されており、
前記方法は、
複数の滞在日数に関する、ホテルの部屋に関連付けられたリアルタイム空き室状況の属性を含む事前算出空き室状況関連データベースをコンピュータシステムにより生成することと、
ある日付範囲に対する、少なくとも1つのホテルに対するクエリを前記コンピュータシステムにより受信することであって、前記日付範囲は、開始日および終了日を有する、ことと、
前記事前算出データベースから、前記複数の滞在日数のうちの少なくとも1日に関連付けられたホテルの部屋の空き室状況を前記コンピュータシステムにより決定することと、
前記ホテルの部屋の前記空き室状況にビジネスロジックを前記コンピュータシステムの空き室状況ルール計算機エンジンにより適用することであって、前記ビジネスロジックを適用することは、ビジネスルールを適用することを含み、前記ビジネスルールは、空き室状況を制御するためにホテルが設定することが可能な複数の属性を含み、前記ビジネスルールが適用される順序は、処理時間サイクルにおいて直接影響を有する、ことと、
前記空き室状況ルール計算機エンジンの前記ビジネスロジックを適用することに基づいて前記事前算出データベースからの前記空き室状況を制限することによって、前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、最終的な空き室状況を前記コンピュータシステムにより作成することと、
前記複数の滞在日数に関する前記日付範囲内の各日に対して、前記少なくとも1つのホテルのための前記ホテルの部屋の最終的な空き室状況を前記コンピュータシステムによりフォーマットすることと
を含む、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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