JP2015108703A - ビームトレーシングで可視オブジェクトの近似セットを決定するシステム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ビームトレーシングのコンピュータ実行方法であり、一式のビームは物理的波動現象を表すものであり、その方法は以下のステップを含む:ビーム及び交差する可能性のあるオブジェクトに関する情報を受け取る、ビーム・トライアングル交差テストを実行する、交差テストがネガティブである要素を放棄する、ビームをより小さい部分ビームに分割する、並列プロセスのためにデータを提供する、部分ビームに関して三角形を放棄する、部分ビームをより小さい部分ビームに分割する、より小さい部分ビームを光線に近似させる、各光線に一番近い三角形が存在する場合はその三角形を探す、区切られたより小さい部分ビームを生成する、以前区切られたより小さい部分ビームに選択的に合流させる。
【選択図】図1
Description
ビーム及び交差する可能性のあるオブジェクトに関する情報を受け取る、
ビーム・トライアングル交差テストを実行する、
交差テストがネガティブである要素を放棄する、
ビームをより小さい部分ビームに分割する、
並列プロセスのためにデータを提供する、
部分ビームに関して三角形を放棄する、
部分ビームをより小さい部分ビームに分割する、
より小さい部分ビームを光線に近似させる、
各光線に一番近い三角形が存在する場合はその三角形を探す、
区切られたより小さい部分ビームを生成する、
以前区切られたより小さい部分ビームに選択的に合併させる。
シーン表現を記憶する階層モデルメモリ、
レイ・トライアングル及びビームトライアングルタイプの交差テストを行うための専用のシグナルプロセッサ、
以下のステップを実行するように設定されたバスによりプロセッサに接続されたコントローラ、
I/Oコントローラを介して、ビーム及び交差する可能性のあるオブジェクトに関する情報を受け取る、
ビーム・トライアングル交差テストを実行する、
交差テストがネガティブである要素を放棄する、
ビームをより小さい部分ビームに分割する、
並列プロセスのためにデータを提供する、
部分ビームに関して三角形を放棄する、
部分ビームをより小さい部分ビームに分割する、
より小さい部分ビームを光線に近似させる、
各光線に一番近い三角形が存在する場合はその三角形を探す、
区切られたより小さい部分ビームを生成する、
以前区切られたより小さい部分ビームに選択的に合併させる。
−Moller Tomas i Trumbore Ben. Fast, minimum storage ray−triangle intersection. Journal of Graphics Tools 2(1). 1997, s. 21−28;
−Shevtsov Maxim, Soupikov Alexei i Kapus Alexander; Ray−Triangle Intersection Algorithm for Modern CPU Archtiectures. Proceedings of GraphiCon’2007 conference, 2007;
−Wald Ingo; realtime Ray Tracing and Interactive Global Illumination. PhD Thesis. Saarbrucken: Max−Planck−Institut fur Informatik, 2004.
ベクトル指示を使わない実施、
SSE指示を使う実施、これは1つの三角形に対し、一度に4つの光線の交差テストを行うことが可能である、
AVX指示を使う実施、これは1つの三角形に対し、一度に8つの光線の交差テストを行うことが可能である。
最初に、光線が全方向に放射され、それらが交差する三角形が見つけられ、
次に、それらの全ての三角形に反射ビームが生成され、続いて通常の処理が行われる。
Claims (23)
- ビームトレーシングのコンピュータ実行方法であり、一式のビームは物理的な波動現象を表すものであり、その方法は以下のステップを含む:
ビーム及び交差する可能性のあるオブジェクトに関する情報を受け取る(301)
ビーム・トライアングル交差テストを実行する(302)
交差テストがネガティブである要素を放棄する(303)
ビームをより小さい部分ビームに分割する(304)
並列プロセスのためにデータを提供する(305)
部分ビームに関して三角形を放棄する(306)
部分ビームをより小さい部分ビームに分割する(307)
より小さい部分ビームを光線に近似させる(308)
各光線に一番近い三角形が存在する場合はその三角形を探す(309)
区切られたより小さい部分ビームを生成する(310)
以前区切られたより小さい部分ビームに選択的に合併させる(311)。 - 交差する可能性のあるオブジェクトに関する情報は、好ましくはシーンツリーなど、オブジェクトにより構成されるシーンの階層あるいは階層的ではない表現として入力される、請求項1に記載の方法。
- 部分ビーム及びそれらの部分ビームに関連するそれぞれの三角形の並列プロセスのためのデータを提供すること(305)を更に含む、請求項1に記載の方法。
- 部分ビームに関する三角形を放棄すること(306)は、部分ビームと交差するかに関するテストの結果に基づいて実行され、交差テストがネガティブの場合は実行されない、請求項1に記載の方法。
- 区切られたより小さな部分ビームを生成するステップ(310)は、この特定のより小さな部分ビームに近似する光線の始まりに一番近い位置にあるオブジェクトでビームを区切ることを含む、請求項1に記載の方法。
- この特定のより小さい部分ビームに近似する光線の始まりに一番近い位置にあるオブジェクトは、レイ・トライアングル交差テストに基づいて決定される、請求項5に記載の方法。
- レイ・トライアングル交差テストはIngo Wald氏によるテストである、請求項6に記載の方法。
- レイ・トライアングル交差テストは、SSEあるいはAVXの指示を使って並行に行われる、請求項6に記載の方法。
- より小さい部分ビームの合流(311)は、三角形を一致させることで区切られるより小さい部分ビームに行われる、請求項1に記載の方法。
- 一致する三角形は、同じ面に位置し同じ材料の同一あるいは二つの三角形あるいは同様の面及び同様の特徴を持つ吸音材の面に位置する三角形である、請求項1に記載の方法。
- 一式のビームは音波を表すものである、請求項1に記載の方法。
- 一式のビームが物理的波動現象を表すビームトレーシングのシステムであり、そのシステムは以下を含む:
シーン表現を記憶する階層モデルメモリ(507)
レイ・トライアングル及びビームトライアングルタイプの交差テストを行うための専用のシグナルプロセッサ(505)
以下のステップを実行するように設定されたバスによりプロセッサ(505)に接続されるコントローラ(502);
I/Oコントローラ(506)により、ビーム及び交差する可能性のあるオブジェクトに関する情報を受け取る(301)
ビーム・トライアングル交差テストを実行する(302)
交差テストがネガティブである要素を放棄する(303)
ビームをより小さい部分ビームに分割する(304)
並列プロセスのためにデータを提供する(305)
部分ビームに関して三角形を放棄する(306)
部分ビームをより小さい部分ビームに分割する(307)
より小さい部分ビームを光線に近似させる(308)
各光線に一番近い三角形が存在する場合はその三角形を探す(309)
区切られたより小さい部分ビームを生成する(310)
以前区切られたより小さい部分ビーム(310)に選択的に合併させる(311 - 交差する可能性のあるオブジェクトに関する情報は、好ましくはシーンツリーなど、オブジェクトにより構成されるシーンの階層あるいは階層的ではない表現として入力される、請求項12に記載のシステム。
- 部分ビーム及びそれらの部分ビームに関連するそれぞれの三角形の並列プロセスのためのデータを提供すること(305)を更に含む、請求項12に記載のシステム。
- 部分ビームに関する三角形を放棄すること(306)は、部分ビームと交差するかに関するテストの結果に基づいて実行され、交差テストがネガティブの場合は実行されない、請求項12に記載のシステム。
- 区切られたより小さな部分ビームを生成するステップ(310)は、この特定のより小さな部分ビームに近似する光線の始まりに一番近い位置にあるオブジェクトでビームを区切ることを含む、請求項12に記載のシステム。
- この特定のより小さい部分ビームに近似する光線の始まりに一番近い位置にあるオブジェクトは、レイ・トライアングル交差テストに基づいて決定される、請求項16に記載のシステム。
- レイ・トライアングル交差テストはIngo Wald氏によるテストである、請求項17に記載のシステム。
- レイ・トライアングル交差テストは、SSEあるいはAVXの指示を使って並行に行われる、請求項17に記載のシステム。
- より小さい部分ビームの合流(311)は、三角形を一致させることで区切られるより小さい部分ビームに行われる、請求項12に記載のシステム。
- 一致する三角形は、同じ面に位置し同じ材料の同一あるいは二つの三角形あるいは同様の面及び同様の特徴を持つ吸音材をの面に位置する三角形である、請求項12に記載のシステム。
- 一式のビームは音波を表すものである、請求項12に記載のシステム。
- コンピュータで実行された場合、請求項1に記載のコンピュータ実行方法の全てのステップを実行する、コンピュータで実行可能な指示を記憶するコンピュータで可読の固定記憶媒体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013250903A JP2015108703A (ja) | 2013-12-04 | 2013-12-04 | ビームトレーシングで可視オブジェクトの近似セットを決定するシステム及び方法 |
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ID=53439104
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013250903A Pending JP2015108703A (ja) | 2013-12-04 | 2013-12-04 | ビームトレーシングで可視オブジェクトの近似セットを決定するシステム及び方法 |
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JP (1) | JP2015108703A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06168340A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-06-14 | Fujitsu Ltd | 3dグラフィック表示装置 |
JP2002354598A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-06 | Daikin Ind Ltd | 音声空間情報付加装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
-
2013
- 2013-12-04 JP JP2013250903A patent/JP2015108703A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH06168340A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-06-14 | Fujitsu Ltd | 3dグラフィック表示装置 |
JP2002354598A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-06 | Daikin Ind Ltd | 音声空間情報付加装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
ANISH CHANDAK,他4名: ""AD-Frustum: Adaptive Frustum Tracing for Interactive Sound Propagation"", IEEE TRANSACTIONS ON VISUALIZATION AND COMPUTER GRAPHICS, vol. Vol.14, JPN6017032169, 24 October 2008 (2008-10-24), pages 1707 - 1714 * |
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