JP2015105999A - 電子制御装置、及び電子制御プログラム - Google Patents

電子制御装置、及び電子制御プログラム Download PDF

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武昭 杉村
Takeaki Sugimura
武昭 杉村
淳史 田中
Junji Tanaka
淳史 田中
聡一郎 坪井
Soichiro Tsuboi
聡一郎 坪井
玄史 吉岡
Genshi Yoshioka
玄史 吉岡
大輔 結城
Daisuke Yuki
大輔 結城
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Abstract

【課題】ユーザの所望の画像を提供する。【解決手段】電子制御装置は、画像を撮像する撮像部を備える。また、この電子制御装置は、上述した撮像部が撮像した画像に照射禁止領域を示す画像が含まれる場合に、撮像された照射禁止領域を示す画像に基づいて、照射禁止領域の形状を検出する検出部を備える。また、この電子制御装置は、上述した検出部が検出した照射禁止領域の形状に基づく照射状態によって光を照射する照射部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電子制御装置、及び電子制御プログラムに関する。
近年、様々な電子制御装置が知られている。例えば特許文献1には、光を3次元空間内の物体に照射して、当該物体上に画像を表示することが記載されている。
特開2007−122905号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、ユーザの所望の画像を提供することまではできない場合がある。本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザの所望の画像を提供できる電子制御装置、及び電子制御プログラムを提供する。
本発明の一態様は、画像を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した画像に照射禁止領域を示す画像が含まれる場合に、前記撮像された前記照射禁止領域を示す画像に基づいて、前記照射禁止領域の形状を検出する検出部と、前記検出部が検出した前記照射禁止領域の形状に基づく照射状態によって光を照射する照射部と、を備える電子制御装置である。
また、本発明の一態様は、コンピュータに、画像を撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップにおいて撮像された画像に、照射禁止領域を示す画像が含まれる場合に、前記照射禁止領域の形状を検出する検出ステップと、前記検出ステップにおいて検出された前記照射禁止領域の形状に基づく照射状態によって光を照射する照射ステップと、を実行させるための電子制御プログラムである。
本発明によれば、ユーザの所望の画像を提供できる。
本発明の実施形態に係る電子制御装置の一例を表す概略図である。 本実施形態の電子制御装置の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態の制御部の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態の記憶部が記憶するパターン画像の一例を示す模式図である。 本実施形態の表示領域に物体が置かれている状態の一例を示す模式図である。 本実施形態の表示領域と物体との位置関係の一例を示す模式図である。 本実施形態の表示領域に照射されたパターン画像の変形の一例を示す模式図である。 本実施形態の記憶部に記憶されている画像テーブルの一例を示す表である。 本実施形態の記憶部に記憶されている画像ファイルの一例を示す表である。 本実施形態の電子制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の変形例に係る撮像照射装置の構成の一例を示す構成図である。
[実施形態]
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子制御装置1の一例を表す概略図である。電子制御装置1は、同図に示すように、部屋Rの天井SLに設置されている。この電子制御装置1は、照射部14を備えている。照射部14は、光を照射することにより画像を生成する投射装置(プロジェクタ)として機能する。具体的には、照射部14は、部屋R内の面の表示領域DAに光を照射することにより、この表示領域DAに画像を表示する。表示領域DAの一例として、部屋Rの壁面WL1に設定される表示領域DA1と、壁面WL2に設定される表示領域DA2と、部屋Rに置かれている机TBLの上面に設定される表示領域DA3とがある。この例において、照射部14は、これら表示領域DA1〜DA3に光を照射することにより画像を表示する。このように、電子制御装置1は、照射部14によって、部屋Rの壁面WLや机TBLの上面に光を照射することによって、部屋Rの内部に画像を表示する。また、電子制御装置1は、表示する画像を変化させることにより、部屋Rを模様替えするように、部屋Rの内部の様子を変化させることもできる。
以下、各図の説明においてはXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。部屋Rの床から天井に向かう鉛直方向をZ軸の正の方向とし、当該Z軸方向に垂直な平面上の直交方向をそれぞれX軸方向及びY軸方向とする。ここでX軸方向は、部屋Rの横方向とし、Y軸方向は部屋Rの奥行き方向とする。
ここで、電子制御装置1が、部屋Rの机TBLの上面などに表示する画像の具体例について説明する。この電子制御装置1が設置される部屋Rの一例としては、家庭の居室や、会社の執務室(オフィス)、学校の教室、店舗(例えば、カラオケ店)の個室などがある。ここでは、部屋RがユーザU1の自宅の居室である場合を一例に説明する。
このユーザU1が会社員である場合、電子制御装置1は、会社の執務室(オフィス)の画像を表示領域DAに表示する。一例として、ユーザU1が会社員であって、あるプロジェクト(例えば、プロジェクトP1)に携わっている場合、電子制御装置1は、プロジェクトP1の資料が収納されている本棚の画像を表示領域DA1に、プロジェクトP1に関連する文章や図形が描かれたホワイトボードの画像を表示領域DA2にそれぞれ表示する。またこの場合、電子制御装置1は、プロジェクトP1に関連する資料の画像を表示領域DA3に表示する。これにより、ユーザU1は、あたかも会社の執務室の中に居るように感じることができ、また、机TBLの上に表示されている資料を読むことができる。
この電子制御装置1は、図1に示すように、撮像部10を備える。この撮像部10とは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したカメラである。この撮像部10は、部屋R内の面の撮像領域IAを撮像して、撮像領域IA内の画像を生成する。撮像領域IAの一例として、図1に示すように、部屋Rの壁面WL1に設定される撮像領域IA1と、壁面WL2に設定される撮像領域IA2と、部屋Rに置かれている机TBLの上面に設定される撮像領域IA3とがある。また、撮像領域IAの一例として、床面FLに設定される撮像領域IA4がある。この例において、撮像部10は、これら撮像領域IA1〜IA4の画像を撮像する。
この電子制御装置1は、表示領域DAに表示する画像の内容に基づく機能をユーザに対して提供する。この電子制御装置1が提供する機能の一例であるオブジェクト選択機能について、表示領域DA1にプロジェクトP1の資料が収納されている本棚の画像が表示されている場合を例にして説明する。ユーザU1が本棚の資料の画像に触れるように手を動かすと、電子制御装置1は、このユーザU1の動作を検出して、資料の画像を机TBL上に表示する。これにより、電子制御装置1は、ユーザU1が資料を選択する動作をした場合に、あたかもユーザU1が資料を本棚から取り出して机の上に置いたかのようにして、選択された資料の画像を表示することができる。このように、電子制御装置1は、資料の画像などのオブジェクトを選択して、選択したオブジェクトの画像を表示するオブジェクト選択機能を提供する。ここでいう本棚の画像、および資料の画像とは、インタフェイス画像の一例である。
また、この電子制御装置1が提供する機能の一例である文字入力機能について、表示領域DA2にプロジェクトP1に関連する文章や図形が描かれたホワイトボードの画像が表示されている場合を例にして説明する。ユーザU1がホワイトボードの画像を、例えば指でなぞって文字を書き込む動作をすると、電子制御装置1は、このユーザU1の動作を検出して、書き込まれた文字の画像をホワイトボードの画像に重ねて表示する。具体的には、電子制御装置1は、文字コードと、文字の形状情報(例えば、文字の外形を示すベクターデータ)と、表示用のフォントデータとを関連付けて記憶している不図示の記憶部を備えている。電子制御装置1は、ユーザU1を撮像した画像に基づいてユーザU1の指の軌跡を画像解析する。電子制御装置1は、この解析結果と予め記憶している文字の形状情報とをパターンマッチングすることにより、ユーザU1が書く文字の文字コードを判定する。次に、電子制御装置1は、判定した文字コードに関連付けられている表示用のフォントデータを取得し、このフォントデータに基づく画像をホワイトボードの画像に重ねて表示する。これにより、電子制御装置1は、ホワイトボードの画像を指でなぞって文字を書き込む動作をした場合に、あたかもユーザU1がホワイトボードに文字を書き込んだかのようにして、書き込まれた文字の画像をホワイトボードの画像に重ねて表示することができる。このように、電子制御装置1は、指などの軌跡に基づいて、文字を認識する文字入力機能を提供する。ここでいう文字の画像、およびホワイトボードの画像とは、インタフェイス画像の一例である。
上述したように、電子制御装置1は、表示領域DAにインタフェイス画像を表示する。ところで、表示領域DAのなかに物体OBJが存在する場合がある。この物体OBJとは、机TBLの上であれば、例えば、本、コップ、電話機などである。また、この物体OBJとは、壁面WL1であれば、例えば、カレンダー、壁掛け時計などである。このように表示領域DAに物体OBJが存在する場合に、電子制御装置1が表示領域DAにインタフェイス画像を表示すると、ユーザU1によるインタフェイス画像の視認性が低下することがある。具体的には、机TBLの上の表示領域DA3のなかに電話機がある場合に、この電話機の上にインタフェイス画像が表示される場合について説明する。この場合、電話機の上に表示されたインタフェイス画像は、平面である机TBLの上に表示されたインタフェイス画像に比べて、ユーザU1の視認性が低下することがある。また、この場合、電子制御装置1は、ユーザU1が行った操作が、電話機に対する操作なのか、インタフェイス画像に対する操作なのかを判別することが困難になることがある。したがって、表示領域DAのなかに物体OBJが存在する場合には、この物体OBJの位置にはインタフェイス画像を表示しないようにすることが望ましい。本実施形態の電子制御装置1は、表示領域DAのなかに物体OBJが存在する場合には、この物体OBJの位置にはインタフェイス画像を表示しないようにすることができる。以下、この電子制御装置1の構成について説明する。
<電子制御装置1について>
図2は、本実施形態の電子制御装置1の構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、電子制御装置1は、撮像部10、音入力部11、通信部13、照射部14、音出力部15、電力供給部16、制御部100、および記憶部200を備えている。
撮像部10は、例えばカメラを備えており、実空間を撮像して、撮像した画像を制御部100へ出力する。すなわち、撮像部10は、実空間の画像を撮像する。ここで、実空間とは、ある広さの面を有する空間であり、仮想空間に対する現実の空間である。この実空間には、屋外広場などの開空間や、屋内施設などの閉空間が含まれる。また、ある広さの面とは、画像が表示可能な表示面である。この面には、2次元の平面や、3次元の曲面が含まれる。ここでは、実空間とは、部屋Rの内部である。
また、この撮像部10は、可視光による撮像に加えて、可視光以外の周波数領域による撮像が可能である。例えば、この撮像部10は、赤外線領域や紫外線領域の波長による撮像が可能である。この撮像部10は、可視光に加えて赤外線による撮像が可能である場合について、以下説明する。
記憶部200は、HDD(Hard Disk Drive;ハードディスクドライブ)や、フラッシュメモリなどの不揮発性の記憶デバイスと、SRAM(Static RAM)やDRAM(Dynamic RAM)などの揮発性の記憶デバイスとを備えている。この記憶部200には、制御部100による演算結果が一時的に記憶される。また、記憶部200には、照射部14が照射する光による画像を示す画像情報が記憶されている。この記憶部200に記憶されている画像情報の詳細については、後述する。
音入力部11は、例えばマイクを備えており、周囲の音を収音してデータに変換し、変換したデータを制御部100へ出力する。
通信部13は、有線又は無線によって、他の装置と通信を行う。
音出力部15は、例えばスピーカを備えており、制御部100による制御に基づいて、音を出力する。なお、音出力部15は、指向性スピーカを備えていてもよい。この場合には、音出力部15は、所定の指向特性を有する音を出力する。
電力供給部16は、内部又は外部の電源から電力を取得し、取得した電力を電子制御装置1の各部に供給する。電力供給部16は、例えば部屋Rの壁面WLに設置されているコンセントや、天井SLに設置されている照明器具取り付け用ソケットを介して、電力を取得する。
照射部14は、例えばプロジェクタを備えており、制御部100による制御に基づいて、光を照射する。後述するように、制御部100は、記憶部200に記憶されている各種の画像情報を取得し、取得した画像情報を照射部14に供給する。照射部14は、制御部100から供給された画像情報に基づく光を、実空間に照射して画像を表示させる。このとき照射部14は、制御部100の検出部103が検出した照射禁止領域IHの形状に基づく照射状態によって光を照射する。この照射部14が、検出部103が検出した照射禁止領域IHの形状に基づく照射状態によって光を照射する仕組みの詳細については、後述する。
なお、上述した撮像部10と照射部14とは、一体に構成されてもよい(図11を参照。)。
また、この照射部14は、可視光による照射に加えて、可視光以外の周波数領域による照射が可能である。例えば、この照射部14は、赤外線領域や紫外線領域の波長による照射が可能である。以下、この照射部14が、可視光に加えて赤外線による照射が可能である場合について説明する。
<制御部100の構成>
制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)を備えている。制御部100は、撮像部10及び音入力部11から入力されたデータに基づいて情報処理を行う。例えば、制御部100は、撮像部10が撮像した画像に含まれる文字を認識する文字認識処理や、撮像部10が撮像した画像に含まれるユーザを認識するパターンマッチング処理を行う。また、制御部100は、通信部13を介して他の装置と通信を行い、通信で取得した情報に基づいて情報処理を行う。制御部100は、これらの情報処理の結果に基づいて、照射部14及び音出力部15を制御する。また、制御部100は、撮像部10が撮像した画像に基づいて、照射禁止領域IHを検出し、検出した照射禁止領域IHに基づいて、照射部14が光を照射する範囲を設定する。この制御部100の詳細な構成の詳細について、図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態の制御部100の構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、制御部100は、パターン画像読出部101と、パターン画像出力部102と、検出部103と、画像取得部104と、インタフェイス画像読出部105と、照射領域設定部106と、インタフェイス画像出力部107とを備える。
パターン画像読出部101は、記憶部200に記憶されているパターン画像の画像情報を読み出して、読み出したパターン画像の画像情報をパターン画像出力部102に供給する。ここで、パターン画像とは、照射禁止領域IHを示す画像の一例であって、所定の模様を有する画像である。このパターン画像の一例について、図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態の記憶部200が記憶するパターン画像の一例を示す模式図である。このパターン画像とは、XY方向の正方格子状のパターンを有する画像である。
なお、以下の説明においては、パターン画像が、正方格子である例について説明するが、これに限られない。パターン画像は、照射される面に物体OBJが存在するか否かを判別できる画像であればよく、例えば、長方形、三角形、およびひし形状の格子画像であってもよく、格子の頂点座標を示す点の画像であってもよい。
図3に戻り、パターン画像出力部102は、パターン画像読出部101が読み出したパターン画像の画像情報を照射部14に出力する。このパターン画像とは、上述した図4に示す正方格子の画像である。これにより、照射部14からは、パターン画像の光が表示領域DA(例えば、表示領域DA3)に向けて照射される。
また、照射部14は、上述したように、可視光に加えて赤外線による照射が可能である。照射部14は、パターン画像を赤外光によって照射することにより、ユーザU1にパターン画像を知覚されないようにして、かつ、赤外光を撮像可能な撮像部10にパターン画像が撮像されるようにして、パターン画像を照射することができる。これにより、電子制御装置1によれば、照射したパターン画像を知覚されないようにしてインタフェイス画像を照射することができるため、ユーザの所望の画像を提供できる。
この照射部14から鉛直方向(例えば、−Z方向)にある平面に向けて、このパターン画像の光が照射されることにより、この平面に正方格子の画像が表示される。この平面とは、例えば、部屋Rの机TBLの上面である。すなわち、照射部14が机TBLの上面の表示領域DA3にパターン画像の光を照射すると、表示領域DA3には、歪みのない正方格子の画像が表示される。仮に、照射部14がパターン画像の光を平面以外の面に照射すると、正方格子の画像に歪み(変形)が生じる。具体的には、机TBLの上に電話機などの物体OBJが置かれている場合には、正方格子の画像に、物体OBJの大きさに応じた変形が生じる。このように正方格子の画像に変形が生じると、照射部14が照射した正方格子の画像と、撮像部10が撮像した正方格子の画像との間に不一致が生じる。このパターン画像の不一致が生じる場合の具体例について、図5から図7を参照して説明する。
図5は、本実施形態の表示領域DA3に物体OBJが置かれている状態の一例を示す模式図である。同図に示すように、机TBLの上面のX方向の位置x(エックス・ゼロ)、Y方向の位置y(ワイ・ゼロ)に物体OBJが置かれている。この物体OBJとは、高さhの直方体である。この物体OBJ、机TBLおよび電子制御装置1をXZ平面視した状態を図6に示す。
図6は、本実施形態の表示領域DA3と物体OBJとの位置関係の一例を示す模式図である。同図に示すように、机TBLの上面に物体OBJが置かれている場合、照射部14が照射した光が、物体OBJによって遮られて、机TBLの上面には届かない影SDの部分が生じる。照射部14が照射した光のうち影SDの部分の光は、物体OBJの表面に照射される。すなわち、照射部14が照射した光によるインタフェイス画像のうち、影SDの部分のインタフェイス画像は、物体OBJの表面に表示される。次に、表示領域DA3に物体OBJが置かれている場合に、表示領域DA3に照射されたパターン画像に生じる変形の一例について、図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態の表示領域DA3に照射されたパターン画像の変形の一例を示す模式図である。物体OBJが表示領域DA3に置かれている場合、その物体OBJの高さおよび位置に応じて、パターン画像が変形する。具体的には、高さhの物体OBJが、表示領域DA3のX方向の位置x、Y方向の位置yに置かれている場合、図7に示すように物体OBJの周囲の正方格子が表示領域DA3の中心部分にずれるように、パターン画像が変形する。この場合には、照射部14が照射したパターン画像と、撮像部10が撮像したパターン画像との間に不一致が生じる。この2つのパターン画像の間に不一致が生じている場合に、その変形の方向や大きさを検出することにより、表示領域DA3に物体OBJが置かれていること、および置かれた物体OBJの位置や大きさを判定することができる。
このパターン画像に変形が生じている領域を照射禁止領域IHとして設定することにより、電子制御装置1は、物体OBJを避けてインタフェイス画像を表示することができる。上述したように、物体OBJの表面にインタフェイス画像が照射されると、平面である机TBLの上に表示されたインタフェイス画像に比べて、ユーザU1の視認性が低下することがある。そこで、この電子制御装置1は、表示領域DA3にある物体OBJの位置を検出して、検出した物体OBJの位置の周囲の領域を照射禁止領域IHとして設定する。
図3に戻り、画像取得部104は、撮像部10が撮像した撮像領域IAの画像を取得する。この撮像領域IAには、表示領域DA3に対応する撮像領域IA3が含まれている。上述したように、表示領域DA3には、照射部14からパターン画像の光が照射されている。したがって、撮像部10は、表示領域DA3に照射されたパターン画像を含む画像を撮像する。すなわち、画像取得部104が取得した画像には、表示領域DA3に照射されたパターン画像が含まれている。
検出部103は、撮像部10が撮像した画像に照射禁止領域IHを示す画像が含まれる場合に、撮像された照射禁止領域IHを示す画像に基づいて、照射禁止領域IHの形状を検出する。具体的には、検出部103は、撮像部10が撮像し、画像取得部104を介して取得した画像のなかから、照射部14が照射したパターン画像を抽出する。また、検出部103は、パターン画像読出部101が記憶部200から読み出したパターン画像を取得する。次に、検出部103は、撮像部10が撮像したパターン画像の変形の有無を判定する。具体的には、検出部103は、撮像部10が撮像したパターン画像と、記憶部200から読み出したパターン画像とを比較して、これら2つのパターン画像が一致するか否かを判定する。検出部103は、パターン画像が不一致であると判定した場合には、パターン画像の変形の方向および大きさを検出する。また、検出部103は、検出した変形の方向および大きさに基づいて、物体OBJの位置および大きさを推定(検出)する。上述した照射禁止領域IHの形状は、この物体OBJの位置および大きさに基づいて設定される。すなわち、検出部103は、撮像された照射禁止領域IHを示す画像に基づいて、照射禁止領域IHの形状を検出する。
なおここでは、検出部103は、撮像部10が撮像したパターン画像と、記憶部200から読み出したパターン画像とを比較して、これら2つのパターン画像が一致するか否かを判定するとして説明したが、これに限られない。検出部103は、撮像部10が撮像したパターン画像から直接、パターン画像の変形の有無を判定してもよい。
インタフェイス画像読出部105は、記憶部200に記憶されているインタフェイス画像の画像情報を読み出して、読み出したインタフェイス画像の画像情報を照射領域設定部106に供給する。この記憶部200は、実空間(例えば、部屋R)内の各面に投映されるインタフェイス画像の画像情報を画像テーブルとして記憶している。この記憶部200が記憶している画像テーブルの一例を図8に示す。
図8は、本実施形態の記憶部200に記憶されている画像テーブルの一例を示す表である。同図に示すように、記憶部200に記憶されている画像テーブルは、ユーザID、属性、表示領域ID、画像ファイル名、位置・大きさ、機能の各項目の列を有している。
この画像テーブルの各項目のうち、ユーザIDとは、部屋Rを利用するユーザを識別する識別情報であって、ユーザごとに割り当てられる固有のIDである。すなわち、ユーザIDとは、ユーザを識別する識別情報の一例である。例えば、ユーザU1には、ユーザID「U1」が割り当てられている。ユーザの属性とは、ユーザの性質や特徴を示す情報である。このユーザの属性には、例えば、ユーザの性別や年齢、ユーザが所属する組織、ユーザの所持品、ユーザの動作などが含まれる。ここで属性「プロジェクトP1」とは、ユーザの属性がプロジェクトP1であることを示している。
また、画像ファイル名とは、電子制御装置1の照射部14が照射するインタフェイス画像の画像ファイルの名称である。例えば、プロジェクトP1に関連する資料が収納されている本棚の画像を表示するための画像ファイルには、画像ファイル名「プロジェクトP1本棚」が割り当てられている。位置・大きさとは、電子制御装置1の照射部14が画像を表示する位置および大きさを示す情報である。例えば、表示される画像が矩形の場合には、位置・大きさは、この矩形の対角線上にある2頂点の座標によって示される。機能とは、電子制御装置1がユーザに提供する機能の種類を示す情報である。
この記憶部200に記憶されている画像テーブルの具体例について説明する。この記憶部200は、ユーザID「U1」と、属性「プロジェクトP1」と、表示領域ID「DA1」と、画像ファイル名「プロジェクトP1本棚」と、位置・大きさ「(x11、y11)―(x12、y12)」と、機能「オブジェクト選択」とを関連付けて記憶している。また、記憶部200は、ユーザID「U1」と、属性「プロジェクトP2」と、表示領域ID「DA1」と、画像ファイル名「プロジェクトP2本棚」と、位置・大きさ「(x11、y11)―(x12、y12)」と、機能「オブジェクト選択」とを関連付けて記憶している。
インタフェイス画像読出部105は、記憶部200からインタフェイス画像の画像情報を取得する。ここでは一例として、ユーザU1のユーザIDが、ユーザID「U1」であり、ユーザU1の属性が「プロジェクトP1」である場合について説明する。
インタフェイス画像読出部105は、ユーザID「U1」と、ユーザU1の属性「プロジェクトP1」とを検索キーにして、記憶部200に記憶されている情報を検索する。具体的には、インタフェイス画像読出部105は、ユーザID「U1」と、ユーザU1の属性「プロジェクトP1」とに関連付けられている情報が記憶部200に記憶されているか否かを判定する。次に、インタフェイス画像読出部105は、ユーザID「U1」と、ユーザU1の属性「プロジェクトP1」とに関連付けられている情報が記憶部200に記憶されている場合には、その情報の各項目(例えば、表示領域ID、画像ファイル名、位置・大きさ、機能)を読み出す。このようにして、インタフェイス画像読出部105は、ユーザU1の属性に基づいて、記憶部200に記憶されている画像情報を取得する。
また、インタフェイス画像読出部105は、読み出した画像ファイル名に関連付けられているインタフェイス画像の画像ファイルを記憶部200から読み出す。この記憶部200に記憶されている画像ファイルの一例について、図9を参照して説明する。
図9は、本実施形態の記憶部200に記憶されている画像ファイルの一例を示す表である。同図に示すように、記憶部200には、画像ファイル名と、画像ファイルとが関連付けられて記憶されている。ここで、画像ファイルとは、所定の形式によってデジタル化された画像情報である。この画像ファイルの形式には、ビットマップ形式やJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などの様々な形式が適用可能である。インタフェイス画像読出部105は、記憶部200から読み出したインタフェイス画像の画像情報を照射領域設定部106に供給する。
図3に戻り、照射領域設定部106は、検出部103が検出した照射禁止領域IHの形状に基づいて、照射部14が照射する光の照射領域を設定する。ここで、照射領域設定部106は、様々な照射状態によって照射領域を設定することができる。例えば、照射領域設定部106は、照射禁止領域IHに光が照射されないようにして、照射領域を設定してもよい。この場合には、照射部14は、検出部103が検出した照射禁止領域IHに光が照射されないようにして、光を照射する。
また、照射領域設定部106は、インタフェイス画像のうち重要でない部分が照射禁止領域IHに照射されるように、照射領域を設定してもよい。ここで、インタフェイス画像のうち重要でない部分には、背景画像の部分や、ユーザによる操作を要しない画像を表示する部分が含まれる。また、照射領域設定部106は、インタフェイス画像のうち重要な部分が照射禁止領域IHに含まれる場合には、この重要な部分を表示領域DA内の他の領域に表示するようにして、照射領域を設定してもよい。ここで、インタフェイス画像のうち重要な部分には、資料の画像の部分や、ユーザによる操作を要する画像を表示する部分が含まれる。
インタフェイス画像出力部107は、照射領域設定部106が照射領域を設定したインタフェイス画像の画像情報を、照射部14に出力する。照射部14は、照射領域設定部106が設定した照射領域にインタフェイス画像の光を照射する。これにより、電子制御装置1は、表示領域DAのなかに物体OBJが存在する場合には、この物体OBJの位置を避けてインタフェイス画像を表示することができる。
<電子制御装置の動作>
次に、電子制御装置1の動作について、図10を参照して説明する。
図10は、本実施形態の電子制御装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)パターン画像読出部101は、記憶部200に記憶されているパターン画像の画像情報を読み出して、読み出したパターン画像の画像情報をパターン画像出力部102に供給する。
(ステップS102)パターン画像出力部102は、パターン画像読出部101が読み出したパターン画像の画像情報を照射部14に出力する。照射部14は、パターン画像出力部102が出力したパターン画像の光を表示領域DA(例えば、表示領域DA3)に向けて照射する。
(ステップS103)撮像部10は、表示領域DAに対応する撮像領域IAの画像を撮像する。この画像には、ステップS102において照射されたパターン画像が含まれている。画像取得部104は、撮像部10が撮像した撮像領域IAの画像情報を取得し、取得した画像情報を検出部103に供給する。
(ステップS104)検出部103は、ステップS101において読み出されたパターン画像と、ステップS103において撮像されたパターン画像とを比較して、これら2つのパターン画像が一致するか否かを判定する。すなわち、検出部103は、ステップS103において撮像されたパターン画像が、元のパターン画像から変形しているか否かを判定する。検出部103は、これら2つのパターン画像が一致すると判定した場合(ステップS104:YES)には、処理をステップS107に進める。検出部103は、これら2つのパターン画像が一致しないと判定した場合(ステップS104:NO)には、処理をステップS105に進める。
(ステップS105)検出部103は、ステップS104において比較した2つのパターン画像の不一致部分について、パターンの変形の種類と、変形の方向および大きさを判定する。より具体的には、この変形の種類には、パターンにずれが生じている場合、パターンに歪みが生じている場合、パターンが影に隠されている場合が含まれる。すなわち、検出部103は、2つのパターン画像の不一致部分について、パターンのずれが生じているのか、パターンが歪んでいるのか、パターンに影が生じているのかを判定する。また、検出部103は、判定した変形の種類に基づいて、その変形の方向や大きさを判定する。検出部103は、判定したパターンの変形の状態、変形の方向および大きさに基づいて、表示領域DA上の物体OBJの位置および大きさを推定する。検出部103は、推定した物体OBJの位置および大きさに基づいて、照射禁止領域IHの形状を設定(検出)する。
(ステップS106)照射領域設定部106は、ステップS105において検出部103が設定(検出)した照射禁止領域IHの形状に基づいて、照射部14が照射する光の照射領域を設定する。
(ステップS107)照射部14は、インタフェイス画像の光を表示領域DAに照射して処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、電子制御装置1は、撮像部10と、検出部103と、照射部14とを備えている。この検出部103によって照射禁止領域IHの形状が検出されるため、電子制御装置1によれば、表示領域DAに何らかの物体OBJがある場合には、その物体OBJを避けてインタフェイス画像を表示することができる。これにより、物体OBJの表面にインタフェイス画像が表示されることによってインタフェイス画像の視認性が低下する程度を低減することができる。すなわち、電子制御装置1によれば、ユーザの所望の画像を提供できる。
[変形例]
制御部100は、撮像部10の光学系と照射部14の光学系を共通にして一体に構成してもよい(一体に構成された装置を撮像照射装置C1と称する)。例えば、制御部100は、撮像部10の光軸と照射部14の光軸を同じにしてもよい。
図11は、本実施形態の変形例に係る撮像照射装置C1の構成の一例を示す構成図である。この図において、撮像照射装置C1は、照射光生成部C112、入出光分離部C131、光学部C132、及び固体撮像部C141を備える。
照射光生成部C112は、制御部100からの制御に基づいて、照射する画像を表す光を生成し、生成した光を出力する。
入出光分離部C131は、光学部C132と照射光生成部C112の間の光路上であって、光学部C132と固体撮像部C141の間の光路上、に設けられている。入出光分離部C131は、撮像照射装置C1が外部へ出射する出射光と、外部から撮像照射装置C1へ入射する入射光の光路を分離する。例えば、入出光分離部C131は、照射光生成部C112から入射された光の少なくも一部を透過し、光学部C132から入射された光の少なくも一部を反射する。入出光分離部C131は、例えばハーフミラーであり、入射した光の一部を反射し、一部を透過する。これにより、撮像照射装置C1は、照射と撮像で光学部C132を共通にできる。また、撮像照射装置C1は、照射と撮像の光軸を同じにできる。
光学部C132は、例えば複数枚のレンズで構成される。固体撮像部C141は、例えば、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサである。
照射光生成部C112から出力された光は、入出光分離部C131を透過し、光学部C132を介して照射される。一方、撮像照射装置C1の外部から光学部C132へ入射された光は、入出光分離部C131で反射された後、反射部C140で反射される。反射部C140で反射された光は、固体撮像部C141へ入射し、光電変換によって画像を示すデータに変換される。
以上のように、撮像照射装置C1は、照射と撮像で光軸を同じできる。これにより、制御部100は、照射したスポットを同じ光軸の撮像画像でそのまま認識できるので、スポットの調整を容易にできる。また、撮像照射装置C1は、光学系を共通にするので、光学系を共通にしない場合と比較して、スペースを省くことができ、また、コストを下げることができる。また、ユーザは、光学系から光が照射されているので、撮像されていることに気づき難い場合がある。これにより、ユーザは、カメラで撮影されていることを意識することなく、電子制御装置1を利用できる。
なお、撮像照射装置C1において、照射と撮像で、独立して焦点を合わせる機能を有してもよい。例えば、撮像照射装置C1は、光学部C132と照射光生成部C112の間の光路上に可動レンズが設けられてもよい。また、撮像照射装置C1は、光学部C132と固体撮像部C141の間の光路上に可動レンズが設けられてもよいし、固体撮像部C141が可動である構成であってもよい。これにより、撮像照射装置C1は、照射と撮像各々で、焦点を合わせることができる。
なお、光学部C132は、例えば魚眼レンズであってもよい。これにより、電子制御装置1は、広範囲に照射でき、広範囲で撮像できる。
なお、上述において、照射部14が照射禁止領域IHを示すパターン画像の光を照射するとして説明した。すなわち、照射部14は、照射禁止領域IHを示す画像を撮像部10が撮像する領域に照射するとして説明したが、これに限られない。具体的には、電子制御装置1は、インタフェイス画像の光を照射する照射部14と、照射禁止領域IHを示すパターン画像の光を照射する不図示の照射部(第2照射部)とを備えていてもよい。検出部103がパターン画像の変形に基づいて、表示領域DA内の物体OBJの形状(すなわち、照射禁止領域IHの形状)を検出できればよく、照射部14に加えて、第2照射部を備える構成であっても、物体OBJ上にインタフェイス画像を表示しないようにすることができる。
また、照射部14は、照射禁止領域IHの大きさが所定の大きさを超える場合には、照射禁止領域IHの大きさが大きいことを示す情報を含む光を照射する構成であってもよい。ここで、所定の大きさとは、例えば、表示領域DAの面積の半分の面積である。また、所定の大きさとは、例えば、インタフェイス画像のうち、重要な画像の部分の面積である。このように照射禁止領域IHの面積が大きい場合には、インタフェイス画像を表示するための面積が相対的に小さくなるため、ユーザU1による視認性や操作性が低下してしまうことがある。この場合に、電子制御装置1は、照射禁止領域IHの大きさが大きいことを示す画像や文字を表示することにより、ユーザU1に表示領域DA内の物体OBJを表示領域DA内から取り除くことを促すことができる。これにより、電子制御装置1は、ユーザの所望の画像を提供できる。
なお、具体例として、電子制御装置1が部屋Rの天井SLに設置されている場合について説明したが、これに限られない。例えば、電子制御装置1は、部屋Rの壁面WL(例えば、壁面WL3)や、机TBLの上面などに設置されていてもよい。
また、撮像領域IAの例として、撮像領域IA1〜IA4について説明したが、これに限られない。天井SLや、部屋R内の不図示の他の壁面WL、または部屋R内の不図示の物体が撮像領域IAであってもよい。
また、表示領域DAの例として、表示領域DA1〜DA3について説明したが、これに限られない。天井SLや、部屋R内の不図示の他の壁面WL、または部屋R内の不図示の物体が表示領域DAであってもよい。
なお、上述した実施形態における電子制御装置1の一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、電子制御装置1に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。また、上述した実施形態における電子制御装置1の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。電子制御装置1の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1…電子制御装置、10…撮像部、11…音入力部、13…通信部、14…照射部、15…音出力部、16…電力供給部、100…制御部、101…パターン画像読出部、102…パターン画像出力部、103…検出部、104…画像取得部、105…インタフェイス画像読出部、106…照射領域設定部、107…インタフェイス画像出力部、200…記憶部、C1…撮像照射装置、C112…照射光生成部、C131…入出光分離部、C132…光学部、C141…固体撮像部

Claims (8)

  1. 画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像に照射禁止領域を示す画像が含まれる場合に、前記撮像された前記照射禁止領域を示す画像に基づいて、前記照射禁止領域の形状を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記照射禁止領域の形状に基づく照射状態によって光を照射する照射部と、
    を備える電子制御装置。
  2. 前記照射状態とは、前記検出部が検出した前記照射禁止領域に光が照射されないようにして、光を照射する照射状態であって、
    前記照射部は、
    前記検出部が検出した前記照射禁止領域に光が照射されないようにして、光を照射する
    請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記照射部は、
    前記照射禁止領域を示す画像を前記撮像部が撮像する領域に照射する
    請求項1または請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記照射禁止領域を示す画像を前記撮像部が撮像する領域に照射する第2照射部
    を備える請求項1または請求項2に記載の電子制御装置。
  5. 前記照射禁止領域を示す画像とは、可視光以外の波長を含む波長によって照射される画像であり、
    前記撮像部は、
    前記可視光以外の波長の画像を撮像可能であり、
    前記検出部は、
    前記撮像部が撮像した画像に含まれる、前記照射禁止領域を示す画像としての前記可視光以外の波長を含む波長によって照射される画像の形状に基づいて、前記照射禁止領域の形状を検出する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  6. 前記照射禁止領域を示す画像とは、所定の模様を有する画像であり、
    前記検出部は、
    前記撮像部が撮像した画像に含まれる、前記照射禁止領域を示す画像としての前記所定の模様を有する画像の形状に基づいて、前記照射禁止領域の形状を検出する
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  7. 前記照射部は、
    前記照射禁止領域の大きさが所定の大きさを超える場合には、前記照射禁止領域の大きさが大きいことを示す情報を含む光を照射する
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  8. コンピュータに、
    画像を撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップにおいて撮像された画像に、照射禁止領域を示す画像が含まれる場合に、前記照射禁止領域の形状を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出された前記照射禁止領域の形状に基づく照射状態によって光を照射する照射ステップと、
    を実行させるための電子制御プログラム。
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