JP2015103134A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】2つのアーカイブファイル内のファイルの違いを容易に把握でき、リリース前後のファイルの差分が正しいかどうかを判断可能とする。【解決手段】リリースするアーカイブファイルとリリース済アーカイブファイルとで差分が出るべきファイル情報を記憶した第1の差分ファイル記憶部108と、リリースするアーカイブファイルとリリース済アーカイブファイルとを比較し、その結果、検出される差分ファイル情報を記憶する第2の差分ファイル記憶部109とを有し、2つのアーカイブファイルを解凍して比較し、差があると判断された場合には、2つのファイルが圧縮されているならば比較を再帰的に繰り返し、圧縮されていなければ第2の差分ファイル記憶手段に差分ファイル情報を登録し、第1の差分ファイル記憶部の情報と第2の差分ファイル記憶手段の情報との差分を検出し、検出した結果の差異をユーザに報知する。【選択図】図1

Description

本発明は、ファイルの差異を検出する情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
一度リリースしたプログラムファイルをバージョンアップなどで再度リリースする場合、ソースコードの全てを書きなおしてリリースすることは稀で、一部分のみを修正して再リリースする場合が多い。再度リリースの為のソースコードの修正は、通常複数の担当者(プログラマ)によって行われる。その場合、担当者の修正忘れや担当者同士の連絡ミスなどにより、本来修正すべきだったソースコードが修正されていなかったり、修正しなくてよかった部分が修正されたりしてリリースされる可能性がある。
特許文献1では、修正箇所と機能との対応付けを正確かつ簡易に行うことができる技術が公開されている。
特開2013−65267号公報
しかしながら、上記特許文献1のシステムでは、修正前のソースコードと修正後のソースコードの全てを確認しなければならず、修正の少ないソースコードであっても、全てのソースコードを確認して、修正箇所の確認を行わなければならない。たとえば、過去にリリースしているJarファイルやEarファイル、Warファイルなどのアーカイブファイル内にある修正前ソースコードと、リリース直前のアーカイブファイル内にある修正後ソースコードと、を比較する際、膨大なソースコードを全て解凍してそれぞれ比較する作業は煩わしい場合がある。特に、アーカイブファイルの中にさらに圧縮されたソースコードが入っている場合があり、特許文献1のシステムでは、アーカイブを解凍し、その後にある圧縮されたソースコードをさらに解凍して比較する処理が発生し、ユーザの操作が煩わしかった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、圧縮された修正前のファイルと修正後のファイルをその状態で比較し、違いがあれば、両ファイルを解凍して、更に比較する。これを再帰的に繰り返すことにより、2つのアーカイブファイル内のファイルの違いを容易に把握でき、リリース前後のファイルの差分が正しいかどうかを判断することができることを目的とする。
本発明は、リリースするアーカイブファイルとリリース済アーカイブファイルとで差分が出るべきファイル情報を記憶した第1の差分ファイル記憶手段と、前記リリースするアーカイブファイルと前記リリース済アーカイブファイルを比較する比較手段と、前記比較手段により検出される前記2つのアーカイブファイル内の差分ファイル情報を記憶する第2の差分ファイル記憶手段を有する情報処理装置であって、前記比較手段は、前記2つのアーカイブファイルを解凍する解凍手段と、前記解凍手段により解凍された2つのファイルに差があるかを判断するファイル差判断手段と、前記ファイル差判断手段により前記2つのファイルに差があると判断された場合は、前記2つのファイルが圧縮ファイルかどうかを判断するファイル圧縮判断手段と、前記ファイル圧縮判断手段により前記2つのファイルが圧縮されていると判断された場合は、前記圧縮ファイルどうしを比較するため、前記比較手段により再帰的に比較する再帰的比較手段と、前記ファイル圧縮判断手段により前記2つのファイルが圧縮されていないと判断された場合は、前記第2の差分ファイル記憶手段に差分ファイル情報を登録する差分ファイル情報登録手段と、を有し、前記第1の差分ファイル記憶手段の情報と前記第2の差分ファイル記憶手段の情報との差分を検出し、検出した結果の差異をユーザに報知する差分ファイル差異報知手段と、を有することを特徴とする
本発明によれば、圧縮された修正前のファイルと修正後のファイルをその状態で比較し、違いがあれば、両ファイルを解凍して、更に比較する。これを再帰的に繰り返すことにより、2つのアーカイブファイル内のファイルの違いを容易に把握でき、リリース前後のファイルの差分が正しいかどうかを容易に判断可能とするという効果を有する。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の情報処理装置100におけるアーカイブファイルの比較処理の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置100における比較ファイルを解凍し差分があるかどうかを検出する処理の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明におけるステップS301でディスプレイ装置210に出力される比較ファイル名の入力画面イメージの一例を示す模式図である。 本発明における情報処理装置100が有するリリース差分一覧情報の一例を示す模式図である。 本発明の情報処理装置100において、リリース差分一覧情報600と実差分情報700とに差があった際のデータの一例と、画面表示イメージ710の例を示す模式図である。 本発明の情報処理装置100において、リリース差分一覧情報600と実差分情報800とに差がない場合のデータの一例と、画面表示イメージ810の例を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。まず、図1を参照して、本発明を実施する情報処理装置のソフトウェア構成について説明する。
情報処理装置100は、新たにリリースするアーカイブファイルと既にリリース済みのアーカイブファイルとを比較する比較部101と、ユーザ(主に開発責任者)が予めリリース前後で変更が発生するであろうファイル情報を記憶する第1の差分ファイル記憶部108と、比較部101で比較した結果、2つのアーカイブファイルに差異があったファイル情報を記憶する第2の差分ファイル記憶部109とを有している。
また、情報処理装置100は、第1の差分ファイル記憶部108のファイル情報と第2の差分ファイル記憶部109のファイル情報とに差異がある場合、リリースするアーカイブファイルの変更点が、予めリリース前後で変更が発生するであろうファイルと異なる事をユーザに報知する差分ファイル差異報知部107を有している。
比較部101は、アーカイブファイルを解凍する解凍部102を有し、また解凍部102にて解凍したファイルに差があるかを判断するファイル差判断部103を有している。また、比較部101は、さらに差があると判断されたファイルが圧縮されているかの判断を行うファイル圧縮判断部104と、圧縮ファイルであれば再帰的に比較部101の処理を実施する再帰的比較部105と、圧縮ファイルでなければ、第2の差分ファイル記憶部109にファイルの差異があるファイルであることを登録する差分ファイル情報登録部106とを有している。
次に、図2を参照して、本発明で利用する情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明の実施形態における情報処理装置100に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、画像管理を実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置209からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ装置210等の表示器への表示を制御する。これらは必要に応じて操作者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
また、外部メモリ211のハードディスク(HD)は、情報処理装置100から送信される撮像画像を受信し、記憶する大容量のメモリ領域を有している。
208は通信I/F(インタフェース)コントローラで、ネットワーク(例えば、無線LANなど)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述するフローチャートに示す各ステップの処理は、コンピュータで読み取り実行可能なプログラムにより実行され、そのプログラムは外部メモリ211に記録されている。そして、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3のフローチャートを参照して、情報処理装置100がアーカイブファイルを比較する処理の手順について説明する。
図3は、本発明の情報処理装置100におけるアーカイブファイルの比較処理の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示した情報処理装置100のCPU(図2の201)の制御の下、処理が実行される。なお、S301〜S312は各処理ステップを示す。
図3のフローチャートは、ユーザによりファイル比較アプリケーションが起動されると開始される。なお、本機能は、通常のプログラム生成ソフトウェアの一機能として開始されても良い。
図3のステップS301において、情報処理装置100のCPU201は、ディスプレイ装置210に比較するファイル名を入力する画面を表示する。メニュー画面の例を図5を参照して説明する。
図5は、本発明におけるステップS301でディスプレイ装置210に出力される比較ファイル名の入力画面イメージの一例を示す模式図である。
図5のファイル名入力画面500には、これからリリースするリリースファイルのパスと名前501と、すでにリリース済みのファイルとパスの名前502をユーザから入力させる処理を行う。このリリースするファイルはアーカイブファイル(複数のファイルを1つにまとめたファイル)であり、比較するリリース済みファイルも同様のアーカイブファイルである。それぞれの入力欄の入力を受け付け、[OK]ボタン503が押下されると、入力されたファイル名をRAM202に記憶し、入力画面イメージを閉じる。図3のフローチャートの説明に戻る。
次に、図3のステップS302において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS301で入力された2つのアーカイブファイル内のファイルを全て比較したかを判断する。アーカイブ内の全てのファイルを比較したかどうかは、アーカイブ内のファイルごとに付された、図示しない比較終了フラグがアーカイブファイル内の全てのファイルで付与されているかで判断する。2つのアーカイブファイルを全て比較していれば、ステップS308へと処理を移行し、2つのアーカイブファイルを全て比較していなければ、ステップS303へと処理を移行する。最初は2つのファイルを比較していないので、ステップS303へと処理を進める。
ステップS303へと処理を移行すると、情報処理装置100のCPU201は、次の比較終了フラグが付与されていない2つの比較対象ファイルを比較する処理を行う。2つのファイルの比較方法としては、すべてバイナリで比較してもを良いし、より高速に比較するため、それぞれのハッシュ値を算出し、そのハッシュ値の一致不一致により、そのファイルが一致しているか異なっているかを比較しても良い。この比較において、一方にしかファイルがない場合も比較対象ファイルに差があると判断する。
次に、ステップS304において、情報処理装置100のCPU201は、2つの比較対象ファイルに違いがあるかどうかによって処理を分ける。2つの比較対象ファイルに差がある場合は、ステップS305へと処理を進め、2つの比較対象ファイルに差がない場合は、ステップS303で比較したファイルには図示しない比較終了フラグを付与して、ステップS302の処理へと戻る。ステップS302の処理へと戻ると、情報処理装置100のCPU201は、アーカイブファイル内のファイルを全て比較したかを判断する処理から繰り返す。
一方、ステップS305へと処理が進む場合、情報処理装置100のCPU201は、比較ファイルが圧縮ファイルかどうかを判断する。圧縮ファイルかどうかは、該当するファイルのヘッダ部分を読み込み、ヘッダ部分に圧縮ファイル特有のコードが記憶されているかで判断する。なお、比較ファイルが解凍済みかどうかは、比較ファイルの拡張子によって判断しても良い。比較ファイルが圧縮ファイルでない場合には、ステップS307へと処理を移行し、比較ファイルが圧縮ファイルである場合は、ステップS306へと処理を移行する。
ステップS307へと処理を移行すると、情報処理装置100のCPU201は、比較ファイルに差分があったことを実差分情報に登録し、図示しない比較終了フラグを付与して、ステップS302の処理へ戻る。
一方、ステップS306へと処理を移行すると、情報処理装置100のCPU201は、リリースするファイル側はアーカイブファイルと、リリース済みファイル側のアーカイブファイルをともに解凍して、差分を検出する処理を行う。ステップS306の詳細な処理の流れを図4を参照して説明する。この処理の後、図示しない比較終了フラグを付与し、ステップS302の処理へ戻る。
図4は、本発明の情報処理装置100における比較ファイルを解凍し差分があるかどうかを検出する処理の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示した情報処理装置100のCPU(図2の201)の制御の下、処理が実行される。なお、S401〜S407は各処理ステップを示す。
図4のフローチャートは、図3のステップS306の処理の処理へと移行した際に開始される処理である。
まず、図4のステップS401において、情報処理装置100のCPU201は、リリースするファイル側のアーカイブファイルと、リリース済みファイル側のアーカイブファイルをともに解凍する。
次に、ステップS402において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS401で解凍した2つのアーカイブファイル内のファイルを全て比較したかを判断する。アーカイブ内の全てのファイルを比較したかどうかは、アーカイブ内のファイルごとに付与された、図示しない比較終了フラグがアーカイブファイル内の全てのファイルで付与されているかで判断する。2つのアーカイブファイルを全て比較していれば、図4のフローチャートを終了し、図3のフローチャートに戻る。一方、2つのアーカイブファイルを全て比較していなければ、ステップS403へと処理を移行する。
ステップS403へと処理を移行すると、情報処理装置100のCPU201は、次の比較終了フラグが付与されていない2つの比較対象ファイルを比較する処理を行う。2つのファイルの比較方法としては、ステップS303と同様に、すべてバイナリで比較してもを良いし、より高速に比較するため、それぞれのハッシュ値を算出し、そのハッシュ値の一致不一致により、そのファイルが一致しているか異なっているかを比較しても良い。この比較において、一方にしかファイルがない場合も比較対象ファイルに差があると判断する。
次に、ステップS404において、情報処理装置100のCPU201は、2つの比較対象ファイルに違いがあるかどうかによって処理を分ける。2つの比較対象ファイルに差がある場合は、ステップS405へと処理を進め、2つの比較対象ファイルに差がない場合は、ステップS403で比較したファイルには図示しない比較終了フラグを付与して、ステップS402の処理へと戻る。ステップS402の処理へと戻ると、情報処理装置100のCPU201は、アーカイブファイル内のファイルを全て比較したかを判断する処理から繰り返す。
一方、ステップS405へと処理が進む場合、情報処理装置100のCPU201は、比較ファイルが圧縮ファイルどうかを判断する。圧縮ファイルかどうかは、ステップS305と同様に、該当するファイルのヘッダ部分を読み込み、ヘッダ部分に圧縮ファイル特有のコードが記憶されているかで判断する。なお、比較ファイルが圧縮ファイルかどうかは、比較ファイルの拡張子によって判断しても良い。具体的には、拡張子が「zip」や「ear」、「war」、「jar」であった場合は圧縮ファイルと判断する。比較ファイルが圧縮ファイルの場合には、ステップS406へと処理を移行し、比較ファイルが圧縮ファイルでない場合は、ステップS407へと処理を移行する。
ステップS407へと処理を移行すると、情報処理装置100のCPU201は、比較ファイルに差分があったことを実差分情報に登録し、図示しない比較終了フラグを付与して、ステップS402の処理へ戻る。
一方、ステップS406へと処理を移行すると、情報処理装置100のCPU201は、2つのアーカイブファイルをさらに解凍して、差分を検出する処理を行う。このステップS406の処理は再帰的に、図4のフローチャートの処理へと進むことになる。この再帰的な圧縮ファイルの解凍と比較処理により、何階層に渡って圧縮しているファイルであっても容易に内容を比較することができる効果を有する。ステップS406の処理が終わると、図示しない比較終了フラグを付与し、ステップS402の処理へ戻る。
以上、図4のフローチャートで比較ファイルを解凍し差分があるかどうかを検出する処理の流れの説明を終える。図3のフローチャートの説明に戻る。
図3のステップS302において、ステップS301で入力された2つのアーカイブファイル内のファイル全ての比較を終了した場合、すなわち、全てのアーカイブ内のファイルの比較終了フラグが付与されている場合は、ステップS308へと処理を移行する。
ステップS308では、情報処理装置100のCPU201は、開発責任者が予め登録しているリリース差分一覧情報を取得する。リリース差分一覧情報とは、リリース済みファイルとリリースするファイルとの差分情報を管理するデータで、開発責任者が予め登録しておくデータである。リリース差分一覧情報の例を図6を参照して説明する。
図6は、本発明における情報処理装置100が有するリリース差分一覧情報の一例を示す模式図であり、図2に示した情報処理装置100の外部メモリ211に記憶されている。
図6の600は、具体的なリリース差分一覧情報の例であり、601がファイル名、602がファイルのパス名に該当する。開発責任者は設計時点で、更新されるべきファイルをリリース差分一覧情報に登録しておき、実際にプログラマが修正した後のリリースするファイルとの違いを確認する。その確認に使うリリース差分一覧情報をステップS308で取得する。図3のフローチャートの説明に戻る。
続いて、図3のステップS309では、情報処理装置100のCPU201は、ステップS308で取得したリリース差分一覧情報と、ステップS307やステップS407で登録した実差分情報とを比較する。2つの差分情報を比較し、次のステップS310において、2つに差があるかどうかで分岐する。
次に、ステップS310において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS308で取得したリリース差分一覧情報と、ステップS307やステップS407で登録した実差分情報とに差があるかを判断し、差がある場合はステップS311に処理を進め、差がない場合はステップS312へと処理を進める。
リリース差分一覧情報と実差分情報とに差がある場合、ステップS311へと処理を進め、S311において、情報処理装置100のCPU201は、リリース差分一覧情報と実差分情報とで差があるファイルを画面に表示して、ユーザに報知する。リリース差分一覧情報と実差分情報との差と、その際のユーザへの報知画面を図7を参照して説明する。
図7は、本発明の情報処理装置100において、リリース差分一覧情報600と実差分情報700とに差があった際のデータの一例と、画面表示イメージ710の例を示す模式図であり、画面表示イメージは図2に示した情報処理装置100のディスプレイ210に表示される。
図7の600は、具体的なリリース差分一覧情報の例であり、図6と同じように601がファイル名、602がファイルのパス名に該当する。一方、図7の700は実差分情報の例であり、701がファイル名、702がファイルのパス名に該当し、リリース差分一覧情報600と実差分情報700とが、図7のように異なっている。このような場合、画面表示イメージ710は、711のように「リリースファイルに問題あり」と表示される。
具体的に、リリース差分一覧情報にあって実ファイルに差分がないファイルとして、712のように「ABC.java」ファイルと、「DEF.cvs」ファイルとが表示されている。これらのファイルは、設計段階では変更される予定だったファイルであるが、リリースするアーカイブの中に入っているファイルは変更されておらず、開発責任者はこれらのファイルが変更されなくて良かったのかをプログラマに確認することができる。
また、リリース差分一覧情報になく実ファイルに差分があるファイルとして、713のように「GHI.xml」ファイルが表示されている。このファイルは、設計段階では変更される予定ではないファイルだったが、リリースするアーカイブの中に入っているファイルは変更されており、開発責任者はこのファイルが変更されて良いファイルなのかをプログラマに確認することができる。
以上の図7の710の画面イメージを表示することにより、開発責任者やプログラマは、リリース差分一覧情報を作成しておけば、リリースするアーカイブファイルが予定通り変更されているかを容易に確認することができる。図7の図面の説明を終え、図3のフローチャートの説明に戻る。
図3のステップS311において、リリース差分一覧情報と実差分情報とで差があるファイルを画面に表示して、ユーザに報知後、一連の処理を終える。
一方、ステップS310において、リリース差分一覧情報と実差分情報とに差がない場合はステップS312へと処理を進める。
ステップS312において、情報処理装置100のCPU201は、リリース差分一覧情報と実差分情報とに差がないことを示す画面を表示する。リリース差分一覧情報と実差分情報とが一致する場合の例と、その際のユーザへの報知画面を図8を参照して説明する。
図8は、本発明の情報処理装置100において、リリース差分一覧情報600と実差分情報800とに差がない場合のデータの一例と、画面表示イメージ810の例を示す模式図であり、画面表示イメージは図2に示した情報処理装置100のディスプレイ210に表示される。
図8の600は、具体的なリリース差分一覧情報の例であり、図6と同じように601がファイル名、602がファイルのパス名に該当する。また、図8の800は実差分情報の例であり、801がファイル名、802がファイルのパス名に該当し、リリース差分一覧情報600と実差分情報700とが、図8のように一致している。このような場合、画面表示イメージ810は、811のように「差分ファイルは一致」と表示される。
以上の図8の810の画面イメージを表示することにより、開発責任者やプログラマは、リリース差分一覧情報を作成しておけば、リリースするアーカイブファイルが変更されており、変更するべきファイルではないファイルは変更されていないことは確認することができる。図8の図面の説明を終え、図3のフローチャートの説明に戻る。
図3のステップS312において、リリース差分一覧情報と実差分情報とでは差がないことを画面に表示して、ユーザに報知後、一連の処理を終える。
以上の処理により、圧縮されたリリース済みのアーカイブファイルと新たにリリースするアーカイブファイルをその状態で比較し、違いがあれば両ファイルを解凍して、更に比較するという処理を再帰的に繰り返すことにより、2つのアーカイブファイル内のファイルの違いを容易に把握でき、リリース前後のファイルの差分が正しいかどうかを判断することができるという効果を有する。
上記実施形態では、1台の情報処理装置に適用する場合を説明したが、1台で動作する情報処理装置であっても良いし、ネットワーク上のサーバと情報処理装置とで処理主体を分けてもよい。またネットワーク上のサーバに差分ファイル記憶部を有していて、サーバから差分ファイル情報などを取得してもよい。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバ−ジョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インスト−ルするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3,図4に示す機能が外部からインスト−ルされるプログラムによって、ホストコンピュ−タにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコ−ドを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ−タ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコ−ドを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコ−ド自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコ−ドを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコ−ドを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テ−プ,不揮発性のメモリカ−ド,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュ−タが読み出したプログラムコ−ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ−ドの指示に基づき、コンピュ−タ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコ−ドが、コンピュ−タに挿入された機能拡張ボ−ドやコンピュ−タに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコ−ドの指示に基づき、その機能拡張ボ−ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベ−ス等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 情報処理装置
101 比較部
102 解凍部
103 ファイル差判断部
104 ファイル圧縮判断部
105 再帰的比較部
106 差分ファイル情報登録部
107 差分ファイル差異報知部
108 第1の差分ファイル記憶部
109 第2の差分ファイル記憶部

Claims (4)

  1. リリースするアーカイブファイルとリリース済アーカイブファイルとで差分が出るべきファイル情報を記憶した第1の差分ファイル記憶手段と、
    前記リリースするアーカイブファイルと前記リリース済アーカイブファイルを比較する比較手段と、
    前記比較手段により検出される前記2つのアーカイブファイル内の差分ファイル情報を記憶する第2の差分ファイル記憶手段を有する情報処理装置であって、
    前記比較手段は、
    前記2つのアーカイブファイルを解凍する解凍手段と、
    前記解凍手段により解凍された2つのファイルに差があるかを判断するファイル差判断手段と、
    前記ファイル差判断手段により前記2つのファイルに差があると判断された場合は、前記2つのファイルが圧縮ファイルかどうかを判断するファイル圧縮判断手段と、
    前記ファイル圧縮判断手段により前記2つのファイルが圧縮されていると判断された場合は、前記圧縮ファイルどうしを比較するため、前記比較手段により再帰的に比較する再帰的比較手段と、
    前記ファイル圧縮判断手段により前記2つのファイルが圧縮されていないと判断された場合は、前記第2の差分ファイル記憶手段に差分ファイル情報を登録する差分ファイル情報登録手段と、
    を有し、
    前記第1の差分ファイル記憶手段の情報と前記第2の差分ファイル記憶手段の情報との差分を検出し、検出した結果の差異をユーザに報知する差分ファイル差異報知手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記差分ファイル報知手段は、前記第1の差分ファイル記憶手段に記憶されていて前記第2の差分ファイル記憶部に記憶されていないファイル情報と、前記第1の差分ファイル記憶手段に記憶されておらず、前記第2の差分ファイル記憶部に記憶されているファイル情報と、を区別可能に報知することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. リリースするアーカイブファイルとリリース済アーカイブファイルとで差分が出るべきファイル情報を記憶した第1の差分ファイル記憶手段と、
    前記リリースするアーカイブファイルと前記リリース済アーカイブファイルを比較する比較手段と、
    前記比較手段により検出される前記2つのアーカイブファイル内の差分ファイル情報を記憶する第2の差分ファイル記憶手段を有する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記比較手段は、
    前記2つのアーカイブファイルを解凍する解凍工程と、
    前記解凍工程により解凍された2つのファイルに差があるかを判断するファイル差判断工程と、
    前記ファイル差判断工程により前記2つのファイルに差があると判断された場合は、前記2つのファイルが圧縮ファイルかどうかを判断するファイル圧縮判断工程と、
    前記ファイル圧縮判断工程により前記2つのファイルが圧縮されていると判断された場合は、前記圧縮ファイルどうしを比較するため、前記比較手段により再帰的に比較する再帰的比較工程と、
    前記ファイル圧縮判断工程により前記2つのファイルが圧縮されていないと判断された場合は、前記第2の差分ファイル記憶手段に差分ファイル情報を登録する差分ファイル情報登録工程と、
    を有し、
    前記第1の差分ファイル記憶手段の情報と前記第2の差分ファイル記憶手段の情報との差分を検出し、検出した結果の差異をユーザに報知する差分ファイル差異報知工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  4. 請求項3に記載された情報処理方法を実行するためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021043843A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 日立オートモティブシステムズ株式会社 転送装置、電子制御装置及びこれを製造する方法

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