JP2015100427A - Cushion body - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、荷重を受ける受圧面の面積が荷重の大きさによって略可逆的に変化する弾性支持体を台座部上に接着したクッション体に関する。 The present invention relates to a cushion body in which an elastic support body in which the area of a pressure-receiving surface that receives a load changes approximately reversibly depending on the magnitude of the load is bonded to a pedestal portion.
特許文献1には、台座部に柱状部材(弾性支持体)を互いに間隔をあけて接着されているクッション体を有するマットレスが開示されている。特許文献2には、複数の穴が形成された弾性発泡体の穴に柱状弾性体(弾性支持体)を挿入した本体が、弾性発泡体でできた表面部材および裏面部材によって穴を塞ぐように両側から覆われる構成のクッション体が開示されている。
Patent Document 1 discloses a mattress having a cushion body in which columnar members (elastic support bodies) are bonded to a pedestal portion at intervals. In
特許文献1のマットレスは、台座部に弾性支持体を接合する際、接着剤のアンカー効果を利用して接着しているため、台座部の材質によっては接着剤が浸透せず、十分なアンカー効果が得られない場合がある。また、十分なアンカー効果が得られたとしても、弾性支持体への面方向(弾性支持体が横にずれる方向)の荷重により、台座部が破壊されて弾性支持体が台座部の接合部分と一緒に台座部から取れてしまう場合がある。 Since the mattress of Patent Document 1 is bonded using the anchor effect of the adhesive when the elastic support is bonded to the pedestal, the adhesive does not penetrate depending on the material of the pedestal, and the sufficient anchor effect May not be obtained. Further, even if a sufficient anchor effect is obtained, the pedestal portion is destroyed by the load in the surface direction (the direction in which the elastic support member is displaced laterally) to the elastic support member, and the elastic support member and It may come off from the pedestal together.
特許文献2の弾性支持体は、弾性発泡体に覆われているため、弾性発泡体の特性によっては、良好なクッション性を有する弾性支持体の特性を十分に発揮できない場合がある。
Since the elastic support body of
本発明は、上記状況に鑑みてなされたもので、弾性支持体の特性を損なうことなく、弾性支持体が接合する台座部の接合部分の強度を向上したクッション体を提供することを解決すべき課題とする。 The present invention has been made in view of the above situation, and should solve the problem of providing a cushion body in which the strength of the joint portion of the pedestal portion to which the elastic support body is joined is improved without impairing the characteristics of the elastic support body. Let it be an issue.
(1)上記課題を解決するための発明の構成上の特徴は、面を有する台座部と、荷重を受ける受圧面の面積が前記荷重の大きさによって略可逆的に変化し前記台座部の面上へ一端が接着剤にて接着・固定される複数の弾性支持体と、
を有し、
前記台座部は前記弾性支持体が固定される側の面であって少なくとも前記弾性支持体が固定される部分とその周辺部とが繊維状部材にて被覆され、
前記接着剤は前記繊維状部材中にまで浸透していることである。
(1) The structural feature of the invention for solving the above problems is that the area of the pedestal having a surface and the pressure-receiving surface that receives the load changes substantially reversibly depending on the magnitude of the load, and the surface of the pedestal A plurality of elastic supports, one end of which is bonded and fixed with an adhesive, and
Have
The pedestal is a surface to which the elastic support is fixed, and at least a portion to which the elastic support is fixed and its peripheral part are covered with a fibrous member,
The adhesive is penetrating into the fibrous member.
上述した(1)の発明は以下に記載する(2)及び/又は(3)の構成を付け加えることが可能である。 The above-described invention (1) can be added with the structure (2) and / or (3) described below.
(2)前記繊維状部材は布である。なお、「布」は「織布」、「不織布」を問わない。 (2) The fibrous member is a cloth. The “cloth” may be “woven fabric” or “nonwoven fabric”.
(3)前記台座部はウレタンの発泡体である。 (3) The pedestal is a urethane foam.
本願発明は、台座部と弾性支持体との間に繊維状部材が位置するように、台座部に被覆されている。繊維状部材は少なくとも弾性支持体が固定される部分とその周辺部とにあるため、弾性支持体に加わる荷重が繊維状部材を介して台座部の広範囲に分散する。つまり、弾性支持体に加わる荷重が台座部の弾性支持体が接着・固定された部分だけでなく、台座部の繊維状部材に被覆されている全体に分散される。よって、弾性支持体と台座部との接着部分への荷重の集中を防ぐことができ、面方向への荷重による接着部分の台座部の破壊を抑制し、耐久性が向上する。また、弾性支持体を台座部に接着・固定する接着剤がこの繊維状部材中にも浸透するため、アンカー効果によって弾性支持体の接着強度があがる。 In the present invention, the pedestal is covered so that the fibrous member is positioned between the pedestal and the elastic support. Since the fibrous member is at least in a portion where the elastic support is fixed and its peripheral portion, the load applied to the elastic support is dispersed over a wide range of the pedestal through the fibrous member. That is, the load applied to the elastic support is distributed not only to the portion where the elastic support of the pedestal is bonded and fixed, but also to the entire portion covered with the fibrous member of the pedestal. Therefore, concentration of the load on the bonded portion between the elastic support and the pedestal portion can be prevented, the breakage of the pedestal portion of the bonded portion due to the load in the surface direction is suppressed, and the durability is improved. Further, since the adhesive for adhering / fixing the elastic support to the pedestal penetrates into the fibrous member, the adhesive strength of the elastic support is increased by the anchor effect.
本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。クッション体10は、図1に示すように、ウレタンその他の弾性発泡体で形成された台座部2を備える。台座部2は矩形の板状であり、その一面側21にエラストマー(弾性支持体)3が配置されている。
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the
台座部2は、図2および図3に示すように、ウレタンその他の弾性発泡体の母材24の一面側241に、布地ラミネートウレタン23が溶着されている。布地ラミネートウレタン23が溶着されているのが台座部2の一面側21全面であり、台座部2の一面側21は布地ラミネートウレタン23となる。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
布地ラミネートウレタン23は、母材24とは異なる組成をもち、ウレタン231の一面側231aにフレームラミネートによって繊維状部材としての布地232が固着されている。ラミネートされる布地としては、織布および不織布を問わない。布地に目の大きさとしては特に限定しないが接着剤の浸透がし易い程度の大きさをもつことが望ましい。そして、エラストマー3が台座部2に接着される部分の面において多数の繊維が並設できる程度の密度で繊維が存在する程度の粗さが望ましい。更には布地に代えて複数の繊維をそのまま載置しても良い。特に繊維の配向が単一ではなく複数の方向に向くように配設することが応力分散の観点からは望ましい。そのため、先述したような布地を繊維状部材として採用することが好ましい。
The
エラストマー3は、荷重を受ける受圧面の面積が荷重の大きさによって可逆的に変化し、台座部2とは異なった弾性(硬度)をもち、一端31が台座部2に接着剤4によって接着・固定されている。エラストマー3はエラストマーにオイルを含浸させた樹脂とオイルの複合体である。
The
接着剤4は特に限定しない。例えば、エラストマー3とほぼ同じ材料を溶剤で溶かしたものが採用でき、固着する際、エラストマー3にしっかりと接着・固定される。更には固形分を含まずその溶剤のみからなるものでもよくエラストマー3に接触させることによりエラストマーを構成する材料が溶解して接着剤として作用する。そして、接着剤4は布地ラミネートウレタン23の内部にまで布地232を介して浸透し、アンカー状に固着する。
The
本実施形態のクッション体10は、エラストマー3を1つのみでなく、複数を台座部2の面の拡がり方向に分散して配置された構成も利用可能である。その際、その他の部材で覆わないそのままでも利用可能であり、または必要に応じてクッション体10の全体をカバー部材で覆っても利用可能である。
The
カバー部材としては、台座部2および弾性部材4と同様に、エラストマー3の特性を損なうことのない弾性、柔軟性、伸縮性を有するものが望ましい。カバー部材としては、例えば布、ビニールシート、革、軟らかいウレタンその他の弾性発泡体から構成することが可能である。実施形態のクッション体10の使用例としては、エラストマー3が1つであれば、マウスを利用する際の腕を支持するクッション、エラストマー3を複数立設する場合は座布団、マットレス、座椅子、枕、背もたれ用クッションなどの外部からの応力に対するクッション性が要求される用途に適用可能である。
As the cover member, a material having elasticity, flexibility, and stretchability that does not impair the characteristics of the
本実施形態のクッション体は、以上の構成を有することにより以下の作用効果が発揮できる。すなわち、本実施形態のクッション体10は、台座部2とエラストマー3との間に布地232が位置するように、布地232が台座部2の表面を被覆している。布地232はエラストマー3が固定される部分だけでなく、台座部2の一面側21全面に固定されているため、エラストマー3が受けた荷重を布地232の繊維によって、布地232全体に分散することができる。
The cushion body of this embodiment can exhibit the following effects by having the above configuration. That is, in the
そして、布地232は更にウレタン231にラミネートされているため、エラストマー3が受けた荷重を布地ラミネートウレタン23全面で受け、布地ラミネートウレタン23だけでなく母材24にも局所的な荷重の集中を防止することができる。つまり、エラストマー3に加わる応力は台座部2に伝達する前に繊維状部材に伝達される。結果、加わった応力は繊維状部材を介して母材24(台座部2)の一面側の広範囲に分散できるために結果的に台座部2が破壊されるまでの応力が局所的に集中しないことになる。そのために接着部分の強度が向上することになる。
Since the
また、エラストマー3と台座部2とを接着・固定する接着剤4は、布地232およびウレタン231に浸透するため、アンカー効果によってエラストマー3の接着強度が強固になる。
Moreover, since the
(その他の実施形態)
台座部2の形状は特に矩形に限定されず、クッション体10の用途に合わせて大きさとともに様々な形状が可能である。エラストマー3の形状としては、楕円柱や多角柱など、円柱状に限定されない。更には柱状にも限定されず錐状、錐台状などの形状を採用することも出来る。
(Other embodiments)
The shape of the
また、エラストマー3の配置や配置間隔(ピッチ)は、利用する形態に合わせることができる。例えば、台座部2の全体に等間隔であれば千鳥状に配置することができる。
Moreover, the arrangement | positioning and arrangement | positioning space | interval (pitch) of the
布地232は台座部2の一面側21のみならず他面側、側面側を含めたすべての面を被覆しても良いし、反対に一面側21の一部のみを被覆することも出来る。一面側21の一部を被覆するときにはエラストマー3が台座部2に接着される部分の面を概ね被覆するか、その面をはみ出す程度にまで被覆するかの大きさにて繊維状部材としての布地232を配設する。
The
上記実施形態では台座部2の一面側21に繊維状部材としての布地232を配設するために布地ラミネートウレタン23の形態を採用したが、ウレタン231を介さず、布地232を直接、母材24に接合しても良い。また、布地232をエラストマー3と台座部2との間に配設する方法としては台座部2の表面に布地232を接合してからエラストマー3を接合する上述の方法に代えてエラストマー3の表面に布地などの繊維状部材を接合してから布地が台座部2に接するようにエラストマー3(布地が接合されたもの)を接着することも出来る。
In the embodiment described above, the form of the
10…クッション体
2…台座部 21…一面 23…布地ラミネートウレタン
231…ウレタン 232…布地 24…母材
3…エラストマー 31…一端
4…接着剤
10 ...
231 ...
Claims (3)
を有し、
前記台座部は前記弾性支持体が固定される側の面であって少なくとも前記弾性支持体が固定される部分とその周辺部とが繊維状部材にて被覆され、
前記接着剤は前記繊維状部材中にまで浸透しているクッション体。 A plurality of elastic supports in which the area of the pedestal having a surface and the pressure-receiving surface that receives the load changes substantially reversibly depending on the magnitude of the load, and one end is bonded and fixed to the surface of the pedestal with an adhesive When,
Have
The pedestal is a surface to which the elastic support is fixed, and at least a portion to which the elastic support is fixed and its peripheral part are covered with a fibrous member,
The cushion body in which the adhesive penetrates into the fibrous member.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013241464A JP2015100427A (en) | 2013-11-22 | 2013-11-22 | Cushion body |
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JP (1) | JP2015100427A (en) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS48101909U (en) * | 1972-03-01 | 1973-11-30 |
-
2013
- 2013-11-22 JP JP2013241464A patent/JP2015100427A/en active Pending
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JPS48101909U (en) * | 1972-03-01 | 1973-11-30 |
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