JP2015096683A - Door latch device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両のトランクリッドやバックドア等のドアの開閉を車体に対してロック/アンロックするためのドアラッチ装置に関するものである。 The present invention relates to a door latch device for locking / unlocking the opening / closing of a door such as a trunk lid or a back door of a vehicle with respect to a vehicle body.
車両等のドアは、例えば車体側に設けられたストライカとドア側に設けられたドアラッチ装置とが係脱することによって、車体に対してその開閉がロック/アンロックされる。 For example, when a striker provided on the vehicle body side and a door latch device provided on the door side are engaged / disengaged, the door of the vehicle or the like is locked / unlocked with respect to the vehicle body.
ところで、ドアラッチ装置は、例えば特許文献1に開示されているように、ストライカに係脱するフォーク(フック)と、該フォークをストライカとの係合位置(ラッチ位置)に保持するクロー(ラチェット)を備えるラッチ機構と、ドアに設けられたハンドル等の操作力によって前記ラッチ機構のクローを操作することによってフォークとストライカとの係合を開放する開放機構と、前記ラッチ機構のクローをモータの駆動力によって操作するアクチュエータを含んで構成されている。ここで、ラッチ機構のフォークとクローは、ベースプレートに回動可能に軸支されており、これらのフォークとクローとの間にスプリングが設けられることによって、フォークとクローが所定位置方向に付勢されている。尚、斯かるドアラッチ装置に設けられるアクチュエータには、開放機構を、ハンドル等の操作力をラッチ機構のクローに伝達可能な解錠状態と、伝達不能な施錠状態とに切り替えるタイプのものがあり、どのタイプのアクチュエータを用いるかはドアラッチ装置の仕様によって決定される。
By the way, as disclosed in
しかしながら、特許文献1において提案されたドアラッチ装置においては、フォークとクロー及びスプリングがカバー等によって覆われておらず、これらが外部に露出しているため、ドア内の他の部材がクロー等と干渉すると、作動不良が発生する可能性があった。
However, in the door latch device proposed in
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、作動不良の発生を低コストで防ぐことができるドアラッチ装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a door latch device that can prevent occurrence of malfunction at low cost.
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
車体又はドアに設けられたストライカを係止し、その係止状態を解除可能なラッチ機構と、
ドア開放用の操作部の操作によって前記ラッチ機構を開放操作可能なドア開放機構と、
前記ラッチ機構又は前記ドア開放機構を作動させるアクチュエータと、
を備えたドアラッチ装置において、
前記アクチュエータは、モータを内部に収納するハウジングを備え、
前記ラッチ機構の上部を覆うカバーを前記アクチュエータのハウジングに一体的に設けたことを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
A latch mechanism that locks a striker provided on a vehicle body or a door and can release the locked state;
A door opening mechanism capable of opening the latch mechanism by operating the operation unit for opening the door;
An actuator for operating the latch mechanism or the door opening mechanism;
In a door latch device comprising:
The actuator includes a housing that houses a motor therein,
A cover that covers an upper portion of the latch mechanism is provided integrally with the housing of the actuator.
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記ラッチ機構は、
前記ストライカに係脱可能なフォークと、
該フォークに係合可能なクローと、
前記フォークを軸支するフォーク軸と前記クローを軸支するクロー軸をそれぞれ支持するベース部材と、
を備え、
前記ベース部材は、
禅味フォーク軸を固定するフォーク固定部と、
前記クロー軸を固定するクロー固定部と、
前記フォーク固定部と前記クロー固定部に対して所定の角度をもって立設された立設部と、
を備え、
前記ドア開放機構を前記ベース部材の立設部の前面側に配置するとともに、前記アクチュエータを前記ベース部材の立設部の背面側に設け、
前記カバーに、前記ベース部材の立設部を挿通可能な切欠部を設けたことを特徴とする。
The invention according to
The latch mechanism is
A fork detachable from the striker;
A claw engageable with the fork;
A base member that supports the fork shaft that pivotally supports the fork and the claw shaft that pivotally supports the claw;
With
The base member is
A fork fixing part for fixing the Zen taste fork shaft;
A claw fixing portion for fixing the claw shaft;
An upright portion erected at a predetermined angle with respect to the fork fixing portion and the claw fixing portion;
With
The door opening mechanism is disposed on the front side of the standing part of the base member, and the actuator is provided on the back side of the standing part of the base member,
The cover is provided with a cutout portion through which the standing portion of the base member can be inserted.
請求項1記載の発明によれば、アクチュエータのハウジングに一体的に設けられたカバーによってラッチ機構の上部を覆うようにしたため、ラッチ機構の構成部品が外部に露出することがなく、ドア内の他の部材とラッチ機構の構成部品との干渉を防ぐことができ、ドアラッチ装置の作動不良の発生を防ぐことができる。この場合、カバーは、アクチュエータのハウジングに一体的に設けられているため、部品点数を削減してドアラッチ装置のコストダウンを図ることができるとともに、アクチュエータをベース部材等に固定する場合にカバーも組付位置に保持されるため、カバーの組み付けを容易に行うことができる。 According to the first aspect of the present invention, since the upper part of the latch mechanism is covered by the cover integrally provided on the housing of the actuator, the components of the latch mechanism are not exposed to the outside, and the other parts in the door are not exposed. Interference between the member and the components of the latch mechanism can be prevented, and malfunction of the door latch device can be prevented. In this case, since the cover is provided integrally with the housing of the actuator, the number of parts can be reduced to reduce the cost of the door latch device, and the cover is also assembled when the actuator is fixed to the base member or the like. Since it is held at the attachment position, the cover can be easily assembled.
請求項2記載の発明によれば、ベース部材の背面側にアクチュエータを配置した場合であっても、アクチュエータのハウジングに一体的に設けられたカバーを、これに形成された切欠部によってベース部材の立設部を越えて該ベース部材のラッチ固定部及びクロー固定部の上方を覆うように配置することができる。このため、ベース部材の立設部の前面側のスペースを有効に活用してドア開放機構を配置することができ、該ドア開閉機構のレイアウト性を高めることができる。 According to the second aspect of the present invention, even when the actuator is arranged on the back side of the base member, the cover provided integrally with the housing of the actuator is attached to the base member by the notch formed in the cover. It can be arranged so as to cover the upper part of the latch fixing part and the claw fixing part of the base member beyond the standing part. For this reason, the door opening mechanism can be arranged by effectively utilizing the space on the front surface side of the standing portion of the base member, and the layout of the door opening / closing mechanism can be improved.
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1は本発明に係るドアラッチ装置要部の分解斜視図、図2は同ドアラッチ装置の斜視図、図3は同ドアラッチ装置の正面図、図4は図2のA−A線断面図、図5は本発明に係るドアラッチ装置のアクチュエータとドア開放機構を取り外した状態を示す平面図、図6は同ドアラッチ装置のアクチュエータを取り外した状態を示す背面側斜視図、図7は同ドアラッチ装置のアクチュエータの斜視図、図8は図6のB−B線断面図、図9(a)は本発明に係るドアラッチ装置のラッチ機構のラッチ状態を示す平面図、図9(b)は同ラッチ機構の開放状態を示す平面図、図10(a)は同ドアラッチ装置のドア開放機構の施錠状態を示す正面図、図10(b)は同ドア開放機構の解錠状態を示す正面図である。 1 is an exploded perspective view of a main part of the door latch device according to the present invention, FIG. 2 is a perspective view of the door latch device, FIG. 3 is a front view of the door latch device, and FIG. 4 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 5 is a plan view showing a state in which the actuator and door opening mechanism of the door latch device according to the present invention are removed, FIG. 6 is a rear side perspective view showing a state in which the actuator of the door latch device is removed, and FIG. 7 is an actuator of the door latch device. 8 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 6, FIG. 9A is a plan view showing a latched state of the latch mechanism of the door latch device according to the present invention, and FIG. 9B is a diagram of the latch mechanism. FIG. 10A is a front view showing a locked state of the door opening mechanism of the door latch device, and FIG. 10B is a front view showing an unlocked state of the door opening mechanism.
<ドアラッチ装置の構成>
図2及び図3に示す本発明に係るドアラッチ装置1は、車両の不図示のドアの内部に装着されて該ドアを不図示の車体に対してロック/アンロックするためのものであって、リアベース2とその上面側に配置固定されるフロントベース3(図1参照)、これらのリアベース2とフロントベース3の下面との間に形成される空間に収容されたラッチ機構、前記フロントベース3の上面側に配置固定されたフェンスブロック4、前記フロントベース3に一体に立設された立設部3Aの前面側(図2及び図3の手前側)に設けられたドア開放機構、同立設部3Aの背面側(図2及び図3の奥側)に設けられたアクチュエータ5等によって構成されている。
<Configuration of door latch device>
A
次に、本発明に係るドアラッチ機構1を構成するリアベース2、フロントベース3、ラッチ機構、フェンスブロック4、ドア開放機構及びアクチュエータ5についてそれぞれ説明する。
Next, the
(リアベース)
前記リアベース2は、図1に示すように、上面が開口する箱状に成形されており、その左右にはブラケット2Aがそれぞれ一体に形成され、各ブラケット2Aには円孔状のネジ孔2aがそれぞれ形成されている。尚、ドアラッチ装置1は、リアベース2の各ブラケット2Aに形成されたネジ孔2aに挿通する不図示のネジをドアの不図示のパネルに締め付けることによってドアの内部に固定される。
(Rear base)
As shown in FIG. 1, the
また、リアベース2には、後述のフォーク8やクロー9によって構成される前記ラッチ機構を収容するための収納凹部2Bが形成されており、この収納凹部2Bの幅方向中央には、車体側に設けられたU字状のストライカ50(図9(a)参照)が進入するためのストライカ挿入溝2bが形成されている。そして、リアベース2の収納凹部2Bの前記ストライカ挿入溝2bを挟んでこれの両側には円孔状の軸支持孔2c、2dが形成されており、一方の軸支持孔2cの近傍には円孔状の固定孔2eが形成されている。ここで、固定孔2eには、図9(a)に示すように、衝突時にリアベース2の収納凹部2B内におけるフォーク8の傾きを阻止するための軸状のフォーク保持部材6が差し込まれて固定されている。このフォーク保持部材6には、径方向に突出する鍔部6aが設けられ、この鍔部6aがラッチ位置にあるフォーク8のフォーク軸10を挟んで係合溝8aとは反対側の側辺上方に位置して、リアベース2の収納凹部2B内で傾こうとするフォーク8の一部(上面)に係合することによってフォーク8の傾きを抑制する。フォーク保持部材6の鍔部6aは、フォーク8とフロントベース3のラッチ固定部3Bとの間の隙間が大きいときに一層効果的に作用する。
The
(フロントベース)
前記フロントベース(ベース部材)3は、図1に示すように、前記リアベース2の収納凹部2Bに図4に示すように嵌め込まれて固定される水平なラッチ固定部(フォーク固定部及びクロー固定部)3Bと、該ラッチ固定部3Bの後端部から略垂直に起立する前記立設部3Aを備えている。そして、ラッチ固定部3Bの幅方向中央には、前記ストライカ50(図9(a)参照)が進入するためのストライカ挿入溝3aが形成されており、このストライカ挿入溝3aを挟んでこれの両側には、円孔状の軸支持孔3b、3cと円弧状の第1貫通孔3d及び第2貫通孔3eがそれぞれ形成されている。
(Front base)
As shown in FIG. 1, the front base (base member) 3 is a horizontal latch fixing portion (fork fixing portion and claw fixing portion) that is fitted and fixed in the
また、フロントベース3のラッチ固定部3Bの前端側の側端縁には、フォーク8側(図1の下方)に突出してフォーク8の回動を規制する第1規制部3fと、クロー9側に突出してクロー9の回動を規制する第2規制部3gがそれぞれ形成されており、第2規制部3gには矩形枠状のクッションリング7が嵌め込まれて固定されている。更に、ラッチ固定部3Bの前端左右には舌片状の支持凸部3hがそれぞれ一体に形成されている。
Further, on the side edge on the front end side of the
他方、フロントベース3の立設部3Aには、1つの軸支孔3iと2つのネジ孔3jが形成されるとともに、スプリング係止部3kが切り起しによって形成され、幅方向一端にはケーブル保持部3mが略直角に折り曲げられて形成されている。また、立設部3Aの下端部の両側部と幅方向中央には、前方側(図1の手前側)に向かって延びるリブ状の支持凸部3nがそれぞれ一体に形成されている。
On the other hand, one shaft support hole 3 i and two
(ラッチ機構)
以上のリアベース2の収納凹部2Bとフロントベース3の下面によって形成される空間内には、図4に示すように、前記ラッチ機構を構成するフォーク8とクロー9がフォーク軸10とクロー軸11によってそれぞれ回動可能に軸支された状態で収納されている。ここで、フォーク軸10とクロー軸11は、その両端(上下端)がリアベース2に形成された前記軸支持孔2c、2d(図1参照)とフロントベース3のラッチ固定部3Bに形成された前記軸支持孔3b,3cにそれぞれ差し込まれて固定されている。
(Latch mechanism)
In the space formed by the
上記フォーク8は、ドアのロック状態において図9(a)に示すようにストライカ50に係合するラッチ位置と、ドアのアンロック状態において図9(b)に示すようにストライカ50を開放するオープン位置とに選択的に移動(回動)可能な部材であって、その外周の一部にはストライカ50が係合する係合溝8aが形成されている。また、このフォーク8の外周の一部には、係合突起8bと、図9(a)に示すようにラッチ位置においてクロー9の係合凸部9aが選択的に係合するための係合凹部8cと、図9(b)に示すようにオープン位置においてフロントベース3の第1規制部3fに当接するストッパ部8dが形成されている。
The
ここで、フォーク8は、これに形成された円孔状のスプリング係止孔8eに一端が係止された第1スプリング12によってオープン位置側(図9の反時計方向)に付勢されている。尚、後述のように、第1スプリング12は、前記フェンスブロック4に設けられている(図4参照)。
Here, the
前記クロー9は、ドアのロック状態において図9(a)に示すように係合凸部9aがフォーク8の係合凹部8cに係合する係合位置と、係合凸部9aとフォーク8の係合凹部8cとの係合が解除される非係合位置(図示せず)との間を選択的に移動(回動)可能な部材であって、その外周の一部には作用部9bとストッパ部9cが形成されている。尚、ストッパ部9cは、図9(a)に示すドアのロック状態と図9(b)に示すドアのアンロック状態においてフロントベース3の第2規制部3gに当接してクロー9の回動を規制する機能を果たすものである。
As shown in FIG. 9A, the
ここで、クロー9は、これに形成された円孔状のスプリング係止孔9dに一端が係止された第2スプリング13によって係合位置側(図9の時計方向)に付勢されている。尚、後述のように、第2スプリング13は、前記フェンスブロック4に設けられている(図4参照)。
Here, the
(フェンスブロック)
前記フェンスブロック4は、図4に示すように、前記フロントベース3の上面側に配置固定される部材であって、図1及び図5に示すように、その幅方向中央にはストライカ50(図9(a)参照)が進入するためのストライカ進入溝4aが形成されている。そして、このフェンスブロック4のストライカ進入溝4aを挟んでこれの両側には、円筒ボス状のスプリング保持部4b、4cと、円弧状のスプリング貫通孔4d、4e、幅方向に沿って垂直に立設されたリブ状の装着部4Aがそれぞれ設けられており、各装着部4Aには幅方向に細長い矩形のカバー装着孔4fがそれぞれ形成されている。
(Fence block)
As shown in FIG. 4, the
また、フェンスブロック4の前記ストライカ挿入溝4aには、先端側から後方に向かって一体に延びるストライカ付勢片4gが臨んでおり、このストライカ付勢片4gの先端部には、緩衝部を構成するクッション14が嵌め込まれて固定されている(図5参照)。尚、このクッション14は、ストライカ侵入溝4a内に進入するストライカ50にその当接面14a(図1参照)が当接することによって、ストライカ50の進入に伴う衝撃を吸収するとともに、ストライカ50のストライカ進入溝4a内でのガタツキを防ぐ機能を果たすものである。
The
更に、フェンスブロック4の後端部の幅方向両端と中央部には嵌合孔4hがそれぞれ形成されている。フェンスブロック4の前端部底面の幅方向両端には、フロントベース3の支持凸部3hが挿入される嵌合孔(図示せず)がそれぞれ形成されている。また、左右両側の嵌合孔4hの近傍にはスプリング係止片4i,4jがそれぞれ形成されている。
Furthermore,
而して、フェンスブロック4に設けられた前記スプリング保持部4b、4cには、図4及び図5に示すように、第1スプリング12と第2スプリング13が挿通保持されている。そして、第1スプリング12は、その一端がフェンスブロック4に設けられた前記スプリング係止片4iによって係止され、他端はフェンスブロック4に形成されたスプリング貫通孔4dとフロントベース3に形成された第1貫通孔3dを貫通してフォーク8のスプリング係止孔8eに係止されており、この第1スプリング12によってフォーク8が前述のようにオープン位置側(図9の反時計方向)に付勢されている。
Thus, as shown in FIGS. 4 and 5, the
また、第2スプリング13は、その一端がフェンスブロック4に設けられた前記スプリング係止片4jによって係止され、他端はフェンスブロック4に形成されたスプリング貫通孔4eとフロントベース3に形成された第2貫通孔3eを貫通してクロー9のスプリング係止孔9dに係止されており、この第2スプリング13によってクロー9が前述のように係合位置側(図9の時計方向)に付勢されている。
One end of the
(ドア開放機構)
ドア開放機構は、ドア開放用のドアハンドル等の不図示の操作部材の操作によって前記ラッチ機構を開放操作可能な機構であって、図2及び図3に示すように、前記フロントベース3の立設部3Aの前面側に配置されたロッキングレバー15と、第1オープンレバー16と、第2オープンレバー17と、第2オープンレベー17に一端が連結されたケーブル18のインナーケーブル18aと、該インナーケーブル18aの他端に連結された不図示の操作部材等を含んで構成されている。
(Door opening mechanism)
The door opening mechanism is a mechanism that can open the latch mechanism by operating an operation member (not shown) such as a door handle for opening the door. As shown in FIGS. A locking
上記ロッキングレバー15は、その中間部がネジ19によって前記アクチュエータ5の不図示の出力軸に結着されている(図7参照)。従って、ロッキングレバー15は、アクチュエータ5によって回動操作される。そして、ロッキングレバー15は、付勢スプリング20によって施錠位置及び解錠位置方向にそれぞれ選択的に付勢されており、その一端には連結ピン21が設けられている。
An intermediate portion of the locking
前記第1オープンレバー16と前記第2オープンレバー17は、その中間部がフロントベース3の軸支孔3iに取り付けられた軸部22によって回動可能に軸支されており、第1オープンレバー16の上部の係合部16aは、第2オープンレバー17に形成された矩形の係合孔17aに係合している。従って、第1オープンレバー16と第2オープンレバー17は、軸部22を中心として一体的に回動する。ここで、第1オープンレバー16には上下方向に長いスライド孔16bが形成されており、このスライド孔16bに前記軸部22が挿通している。従って、第1オープンレバー16は、軸部22に対して上下方向にスライド可能である。
The intermediate portion of the first
また、第1オープンレバー16の中間部にはコの字状の連結部16Aが設けられており、この連結部16Aには横方向に長い連結孔16cが形成されている。そして、連結孔16cには、ロッキングレバー15の一端に設けられた前記連結コロ21がスライド可能に係合している。尚、第1オープンレバー16の下端部は操作部16dを構成しており、この操作部16dは、図6に示すように、フロントベース3の立設部3Aを通過してその背面側へと延び、その下端はラッチ機構のクロー9の近傍に臨んでいる。
In addition, a U-shaped connecting
前記第2オープンレバー17には、図2及び図3に示すように、スプリング係止部17bが形成されており、このスプリング係止部17bとフロントベース3の立設部3Aに形成された前記スプリング係止部3kには、当該第2オープンレバー17を操作前の初期位置に付勢するためのリターンスプリング23が介装されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the second
ところで、前記ケーブル18の一端は、フロントベース3の立設部3Aに設けられた前記ケーブル保持部3mによって保持されており、このケーブル18から延びるインナーケーブル18aの一端は、第2オープンレバー17の上端部に連結されている。
By the way, one end of the
(アクチュエータ)
前記アクチュエータ5は、前記ロッキングレバー15を回動操作するためのものであって、図2及び図3に示すように、フロントベース3の立設部3Aの背面側に設けられている。このアクチュエータ5は、フロントケース24Aとリアケース24Bを接合一体化して成るハウジング24を備えており、ハウジング24には、駆動源である不図示の電動モータと、該電動モータの回転を減速して不図示の出力軸に伝達する不図示の減速機構等が内蔵されている。尚、ハウジング24にはコネクタ部24aが形成されており、不図示の電源コードの端部に接続された不図示のコネクタがコネクタ部24aに差し込まれることによって、不図示の電源から電動モータへの給電が可能となって該電動モータが起動される。
(Actuator)
The
また、図7に示すように、ハウジング24のフロントケース24Aの下端部からは二股状のカバー24Cが前方(図7の手前側)に向かって略水平に一体に延設されており、このカバー24Cの左右の先端部には舌片状の前端凸部24bがそれぞれ形成されている。そして、フロントケース24Aのカバー24Cの基端部には切欠部24cが形成されている。尚、ハウジング24の所定位置(フロントベース3の立設部3Aに形成された2つのネジ孔3jに対応する2箇所)には円孔状のネジ孔24dが形成されている。
As shown in FIG. 7, a
<ドアラッチ装置の組付手順>
次に、以上のように構成されたドアラッチ装置1の組立手順について説明する。
<Assembly procedure of door latch device>
Next, an assembly procedure of the
ドアラッチ装置1の組み付けに際しては、リアベース2とフロントベース3との間に形成される空間に、ラッチ機構を構成するフォーク8とクロー9を組み付け、これらのフォーク8とクロー9をフォーク軸10とクロー軸11によってそれぞれ回動可能に軸支する(図4参照)。
When the
次に、フロントベース3のラッチ固定部3Bの上面にフェンスブロック4を取り付け、フロントベース3の立設部3Aの前面側にドア開放機構を構成する第1オープンレバー16や第2オープンレバー17を組み付ける。フェンスブロック4のフロントベース3への取り付けに際しては、フロントベース3の前端部に形成された左右の支持凸部3hをリアベース2の前端部上に載せた状態で、該フロントベース3の後端部に形成された支持凸部3n及び支持凸部3hを図8に示すようにフェンスブロック4の後端部に形成された嵌合孔4h及び前端部底面煮形成された嵌合孔(図示せず)に差し込む。ここで、図8に示すように、フロントベース3の支持凸部3nには係合爪3n1が形成されており、フェンスブロック4には弾性爪4kが形成されている。これらの係合爪3n1と弾性爪4kは係止構造を構成しており、フロントベース3の係合爪3n1がフェンスブロック4の弾性爪4kに係合することによって、フェンスブロック4がフロントベース3に対して確実に固定される。この場合、フロントベース3の支持凸部3nにフェンスブロック4の嵌合孔4hを合わせて該フェンスブロック4をフロントベース3に押し込むだけで、フロントベース3にフェンスブロック4をワンタッチで簡単に装着することができる。また、フェンスブロック4の装着方向は、ストライカ50の進入方向と同じとなるため、ドア閉時にストライカ50がフェンスブロック4に衝突した場合であっても、フェンスブロック4をフロントベース3に対して押し込む方向に力が作用するため、フェンスブロック4がフロントベース3から脱落することがなく、該フェンスブロック4がフロントベース3に確実に固定される。
Next, the
その後、アクチュエータ5を、そのハウジング24(フロントケース24A)に形成された切欠部24cにフロントベース3の立設部3Aが通過するようにフロントベース3に対して側方から組み込んだ後、該アクチュエータ5を前方へと押し込むと、該アクチュエータ5のハウジング24(フロントケース24A)のカバー24Cの前端左右に形成された前端凸部24bがフェンスブロック4の前端部左右に立設された装着部4Aのカバー装着孔4fに図2及び図3に示すように差し込まれる。そして、その状態から、フロントベース3の立設部3Aに形成されたネジ孔3j(図1参照)とアクチュエータ5のハウジング24に形成されたネジ孔24dに挿通するネジ25をハウジング24に締め付けることによって、図2及び図3に示すように、アクチュエータ5がフロントベース3の立設部3Aに固定される。
Thereafter, the
そして、最後にロッキングレバー15をネジ19によってアクチュエータ5の不図示の出力軸に固定するとともに、ロッキングレバー15の一端に設けられた連結コロ21を第1オープンレベー16の連結部16Aに形成された連結孔16cに係合させてロッキングレバー15と第1オープンレバー16とを連結すれば、ドアラッチ装置1の組み付けが完了する。
Finally, the locking
このように組み立てられたドアラッチ装置1においては、図2に示すように、カバー24Cがフェンスブロック4の上面を覆うように取り付けられているため、フェンスブロック4のスプリング保持部4b,4cに取り付けられた第1スプリング12及び第2スプリング13が外部に露出することがなく、ドア内の他の部材と干渉することがなく、作動不良の発生を防ぐことができる。また、カバー24Cによってラッチ機構の内部への埃等の侵入を防ぐことができ、更に見栄えを向上させることができる。
In the
<ドアラッチ装置の作用>
次に、本発明に係るドアラッチ装置1の作用について説明する。
<Operation of door latch device>
Next, the operation of the
(1)閉状態(ロック状態)にあるドアを開くときの動作:
図9(a)に示すようにフォーク8の係合溝8aに車体側のストライカ50が係合しているためにドアの閉状態がロックされているロック状態においては、アクチュエータ5は非作動状態にあって、ロッキングレバー15は施錠位置にある。このとき、第1オープンレバー16は、図10(a)に示すように軸部22に対して上動して施錠位置にあり、該第1オープンレバー16の下端の操作部16dはクロー9の上方にあって、クロー9に係合しない。このため、ドアハンドル等の不図示の操作部材を操作してインナーケーブル18aを引っ張り、第2オープンレバー17と第1オープンレバー16を軸部22を中心として図10(a)の時計方向に回動させても、第1オープンレバー16の操作部16dはクロー9に届かないため、クロー9の係合凸部9aが図9(a)に示すようにフォーク8の係合凹部8cに係合してフォーク8をラッチ位置に保持する。この状態では、ドアはロック状態にあるため、これを開くことができない。尚、このとき、クロー9は、そのストッパ部9cがフロントべース3の第2規制部3gに当接して係合位置に保持されている。
(1) Operation when opening the door in the closed state (locked state):
As shown in FIG. 9 (a), the
上記状態からドアを開けるには、運転者が携帯する信号機等から不図示のECUに解錠信号を発信すると、この信号を受けたECUは、アクチュエータ5の電動モータに電流を供給して該電動モータを起動する。すると、電動モータの回転は、不図示の減速機構によって減速されて出力軸へと伝達され、この出力軸に取り付けられたロッキングレバー15が施錠位置から時計方向に回動する。
In order to open the door from the above state, when an unlocking signal is transmitted to a ECU (not shown) from a traffic signal carried by the driver, the ECU receiving this signal supplies a current to the electric motor of the
上述のようにロッキングレバー15が回動すると、該ロッキングレバー15の端部に設けられた連結コロ21が係合する連結孔16cが形成された第1オープンレバー16が図10(b)に示すように軸部22に対して下動し、その下端の操作部16dがクロー9の作用部9bに係合する解錠位置に達する。この状態から、不図示のドアハンドル等の操作部材を操作してインナーケーブル18aを引っ張ると、第2オープンレバー17とこれに連結された第1オープンレバー16が軸部22を中心として図10(b)の時計方向に回動するため、第1オープンレバー16の下端の操作部16dがクロー9の作用部9bに係合してクロー9を図9(a)に示す位置から第2スプリング13の付勢力に抗して反時計方向の非係合位置へと回動させる。すると、クロー9の係合凸部9aとフォーク8の係合凹部8cとの係合が解除され、フォーク8は、第1スプリング12の付勢力によってフォーク軸10を中心として図9(b)に示すように反時計方向に回動してオープン位置へと移動するため、フォーク8の係合溝8aからストライカ50が自由に抜け出すことができ、ドアを開放することができる。尚、このとき、図9(b)に示すように、フォーク8は、そのストッパ部8dがフロントベース3の第1規制部3fに当接してその回動が規制され、オープン位置に保持される。
When the locking
(2)開状態にあるドアを閉じるときの作用:
ドアが開いているときには、図9(b)に示すように、フォーク8はオープン位置にあって、該フォーク8の係合溝8aは、ストライカ50を受け入れることができる位置で待機している。また、クロー9は、第2スプリング13の付勢力によって付勢されて図9(b)に示すようにフォーク8に当接して係合位置にある。
(2) Action when closing an open door:
When the door is open, as shown in FIG. 9B, the
而して、上記状態からドアが閉じられると、該ドアに装着されたドアラッチ装置1のフォーク8に形成された係合溝8aが車体に固定されたストライカ50に嵌り込む。即ち、相対的には、ストライカ50がフォーク8の係合溝8aに挿入され、該ストライカ50がフォーク8の係合溝8aに係合して該フォーク8を第1スプリング12の付勢力に抗してフォーク軸10を中心として図9(b)の反時計方向に回動させて図9(a)に示すラッチ位置へと回動させる。
Thus, when the door is closed from the above state, the
すると、フォーク8の係合突起8bがクロー9の係合凸部9aを通過した時点で、クロー9が第2スプリング13の付勢力によって図9(b)の時計方向に回動して図9(a)に示すようにフォーク8の係合凹部8cに係合するため、フォーク8は図9(a)に示すようにラッチ位置に保持され、ドアの開放を阻止するロック状態に移行する。そして、アクチュエータ5の電動モータが起動されてロッキングアレバー15が施錠位置へと回動すると、第1オープンレバー16は、軸部22に対して図10(a)に示すようにロック位置へと上動する。このように第1オープンレバー16が施錠位置へと移動する。このように第1オープンレバー16が施錠位置へと移動すると、第1ロックレバー16の下端の操作部16dはクロー9の上方に位置して該クロー9に届かないため、ドアハンドル等の操作部材を操作してもドアのロック状態が維持され、ドアを開放することができない。
Then, when the engaging
以上において、本実施の形態に係るドアラッチ装置1においては、アクチュエータ5のハウジング24(フロントケーす24A)に一体的に設けられたカバー24Cによってラッチ機構のフォーク8やクロー9、特に本実施の形態においては第1スプリング12及び第2スプリング13の上部を覆うようにしたため、ラッチ機構の構成部品が外部に露出することがなく、これらのフォーク8、クロー9、第1及び第2スプリング12,13がドア内の他の部材と干渉することがなく、ドアラッチ装置1の作動不良の発生を防ぐことができる。この場合、カバー24Cは、アクチュエータ5のハウジング24(フロントケース24A)に一体的に設けられているため、部品点数を削減してドアラッチ装置1のコストダウンを図ることができるとともに、アクチュエータ5をフロントベース3に固定する場合にカバー24Cも組付位置に保持されるため、カバー24Cの組み付けを容易に行うことができる。
As described above, in the
また、本実施の形態に係るドアラッチ装置1によれば、フロントベース3の立設部3Aの背面側にアクチュエータ5を配置した場合であっても、アクチュエータ5のハウジング24(フロントケース24A)に一体的に設けられたカバー24Cを、これに形成された切欠部24cによってフロントベース3の立設部3Aを越えて該フロントベース3のラッチ固定部3Bの上方を覆うように配置することができる。このため、フロントベース3の立設部3Aの前面側のスペースを有効に活用してドア開放機構(第1オープンレバー16や第2オープンレバー17)を配置することができ、該ドア開閉機構のレイアウト性を高めることができる。
Further, according to the
尚、以上の実施の形態では、車両のドア側にドアラッチ装置1を設け、車体側にストライカ50を設けた例について説明したが、これとは逆にドア側にストライカ50を設け、車体側にドアラッチ装置1を設けた場合であっても、前記と同様の効果が得られる。
In the above embodiment, the example in which the
また、以上の実施の形態では、アクチュエータ5によってロッキングレバー15をロック位置またはアンロック位置へと回動させることによって、ドアハンドル等の操作部材の操作力をクロー9に伝達又は伝達不能な状態に切り替える方式を採用するドアラッチ装置1について説明したが、本発明は、アクチュエータ5の電動力によってクロー9を係合位置又は非係合位置に直接移動させる方式を採用するドアラッチ装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
Further, in the above embodiment, the operating force of the operating member such as the door handle is transmitted to or cannot be transmitted to the
1 ドアラッチ装置
2 リアベース
2A リアベースのブラケット
2B リアベースの収納凹部
2a リアベースのネジ孔
2b リアベースのストライカ挿入溝
2c,2d リアベースの軸支持孔
2e リアベースの固定孔
3 フロントベース(ベース部材)
3A フロントベースの立設部
3B フロントベースのラッチ固定部(フォーク固定部、クロー固定部)
3a フロントベースのストライカ挿入溝
3b、3c フロントベースの軸支持孔
3d フロントベースの第1貫通孔
3e フロントベースの第2貫通孔
3f フロントベースの第1規制部
3g フロントベースの第2規制部
3h フロントベースの支持凸部
3i フロントベースの軸支孔
3j フロントベースのネジ孔
3k フロントベースのスプリング係止部
3m フロントベースのケーブル保持部
3n フロントベースの支持凸部
3n1 支持凸部の係合爪
4 フェンスブロック
4A フェンスブロックの装着部
4a フェンスブロックのストライカ進入溝
4b、4c フェンスブロックのスプリング保持部
4d、4e フェンスブロックのスプリング貫通孔
4f フェンスブロックのカバー装着孔
4g フェンスブロックのストライカ付勢片
4h フェンスブロックの嵌合孔
4i、4j フェンスブロックのスプリング係止片
4k フェンスブロックの弾性爪
5 アクチュエータ
6 フォーク保持部材
7 クッションリング
8 フォーク
8a フォークの係合溝
8b フォークの係合突起
8c フォークの係合凹部
8d フォークのストッパ部
8e フォークのスプリング係止孔
9 クロー
9a クローの係合凸部
9b クローの作用部
9c クローのストッパ部
9d クローのスプリング係止孔
10 フォーク軸
11 クロー軸
12 第1スプリング
13 第2スプリング
14 クッション
14a クッションの当接面
15 ロッキングレバー
16 第1オープンレバー
16A 第1オープンレバーの連結部
16a 第1オープンレバーの係合部
16b 第1オープンレバーのスライド孔
16c 第1オープンレバーの連結孔
16d 第1オープンレバーの操作部
17 第2オープンレバー
17a 第2オープンレバーの係合孔
17b 第2オープンレバーのスプリング係止部
18 ケーブル
18a インナーケーブル
19 ネジ
20 付勢スプリング
21 連結ピン
22 軸部
23 リターンスプリング
24 ハウジング
24A ハウジングのフロントケース
24B ハウジングのリアケース
24C ハウジングのカバー
24a ハウジングのコネクタ部
24b ハウジングの前端凸部
24c ハウジングの切欠部
24d ハウジングのネジ孔
25 ネジ
50 ストライカ
DESCRIPTION OF
3A Front
3a Front base striker insertion groove 3b, 3c Front base shaft support hole 3d Front base first through hole 3e Front base second through hole 3f Front base first restricting portion 3g Front base second restricting portion 3h Front Base support convex part 3i Front base shaft support hole 3j Front base screw hole 3k Front base spring locking part 3m Front base cable holding part 3n Front base support convex part 3n1 Support convex part engaging claw 4 Fence Block 4A Fence block mounting portion 4a Fence block striker entry groove 4b, 4c Fence block spring holding portion 4d, 4e Fence block spring through hole 4f Fence block cover mounting hole 4g Fence block striker biasing piece 4h 4i, 4j Fence block spring locking piece 4k Fence block elastic claw 5 Actuator 6 Fork holding member 7 Cushion ring 8 Fork 8a Fork engagement groove 8b Fork engagement protrusion 8c Fork engagement Recessed portion 8d Fork stopper portion 8e Fork spring locking hole 9 Claw 9a Claw engaging convex portion 9b Claw action portion 9c Claw stopper portion 9d Claw spring locking hole 10 Fork shaft 11 Claw shaft 12 First spring 13 Second spring 14 Cushion 14a Cushion contact surface 15 Locking lever 16 First open lever 16A First open lever connecting portion 16a First open lever engaging portion 16b First open lever slide hole 16c First open Lever connecting hole 16d First open lever operating portion 17 Second open lever 17a Second open lever engaging hole 17b Second open lever spring locking portion 18 Cable 18a Inner cable 19 Screw 20 Biasing spring 21 Connecting pin 22 Shaft 23 Return Spring 24 Housing 24A Housing Front Case 24B Housing Rear Case 24C Housing Cover 24a Housing Connector 24b Housing Front End Projection 24c Housing Notch 24d Housing Screw Hole 25 Screw 50 Strike
Claims (2)
ドア開放用の操作部の操作によって前記ラッチ機構を開放操作可能なドア開放機構と、
前記ラッチ機構又は前記ドア開放機構を作動させるアクチュエータと、
を備えたドアラッチ装置において、
前記アクチュエータは、モータを内部に収納するハウジングを備え、
前記ラッチ機構の上部を覆うカバーを前記アクチュエータのハウジングに一体的に設けたことを特徴とするドアラッチ装置。 A latch mechanism that locks a striker provided on a vehicle body or a door and can release the locked state;
A door opening mechanism capable of opening the latch mechanism by operating the operation unit for opening the door;
An actuator for operating the latch mechanism or the door opening mechanism;
In a door latch device comprising:
The actuator includes a housing that houses a motor therein,
A door latch device characterized in that a cover for covering an upper portion of the latch mechanism is provided integrally with the housing of the actuator.
前記ストライカに係脱可能なフォークと、
該フォークに係合可能なクローと、
前記フォークを軸支するフォーク軸と前記クローを軸支するクロー軸をそれぞれ支持するベース部材と、
を備え、
前記ベース部材は、
禅味フォーク軸を固定するフォーク固定部と、
前記クロー軸を固定するクロー固定部と、
前記フォーク固定部と前記クロー固定部に対して所定の角度をもって立設された立設部と、
を備え、
前記ドア開放機構を前記ベース部材の立設部の前面側に配置するとともに、前記アクチュエータを前記ベース部材の立設部の背面側に設け、
前記カバーに、前記ベース部材の立設部を挿通可能な切欠部を設けたことを特徴とする請求項1記載のドアラッチ装置。
The latch mechanism is
A fork detachable from the striker;
A claw engageable with the fork;
A base member that supports the fork shaft that pivotally supports the fork and the claw shaft that pivotally supports the claw;
With
The base member is
A fork fixing part for fixing the Zen taste fork shaft;
A claw fixing portion for fixing the claw shaft;
An upright portion erected at a predetermined angle with respect to the fork fixing portion and the claw fixing portion;
With
The door opening mechanism is disposed on the front side of the standing part of the base member, and the actuator is provided on the back side of the standing part of the base member,
The door latch device according to claim 1, wherein the cover is provided with a notch portion through which the standing portion of the base member can be inserted.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013236871A JP2015096683A (en) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | Door latch device |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013236871A JP2015096683A (en) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | Door latch device |
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Family Applications (1)
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JP2013236871A Pending JP2015096683A (en) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | Door latch device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015096683A (en) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2013
- 2013-11-15 JP JP2013236871A patent/JP2015096683A/en active Pending
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