JP2015095903A - 複数プロビジョニング・オブジェクトのオペレーション - Google Patents
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Abstract
【課題】DNSレジストリ・オブジェクトについて1つまたは複数のアクションが必要とされる場合におけるレジストラまたはレジストリの負荷を軽減する。【解決手段】複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトののアクションを実行するために、DNSレジストリにおいて、マルチ・ドメインの拡張可能な資源登録プロトコル(EPP)コマンドをレジストラントに代わってレジストラから受信し、レジストリによって維持されるポリシー内の1つまたは複数の許容可能なアクションと比較する。比較に基づいて、このアクションが許容可能であることをプロセッサによって決定し、この決定に基づいて、ある1つのトランザクションにおいて、プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのそれぞれに対してこのアクションを実行する。【選択図】図2
Description
(関連出願の相互参照)
本出願は、2013年11月12日出願の米国特許仮出願第61/903,219号明細書の優先権の利益を主張するとともに、2011年9月26日出願の米国特許仮出願第61/539,265号明細書の優先権の利益を主張している2012年9月25日出願の米国特許出願第13/626,455号明細書に関連しており、これら全ての内容全体を参考としてそっくりそのまま援用する。
本出願は、2013年11月12日出願の米国特許仮出願第61/903,219号明細書の優先権の利益を主張するとともに、2011年9月26日出願の米国特許仮出願第61/539,265号明細書の優先権の利益を主張している2012年9月25日出願の米国特許出願第13/626,455号明細書に関連しており、これら全ての内容全体を参考としてそっくりそのまま援用する。
インターネットの使用が指数関数的に増えるにつれて、インターネット関連のサービスについての需要も急速に拡大している。インターネットの使用が増えてきた結果として、ドメイン・ネームの需要も急速に増えている。したがって、ドメイン関連のサービスについての需要も増大している。このようなドメイン関連のサービスには、ドメイン・ネーム作成、ドメイン・ネーム登録書換えなどが含まれ得る。通常、ウェブサイトは、ドメイン・ネームについてのオンラインでの存在感を確立するための主要な手段として働く。この増加し続けるドメイン・ネームの需要を満たすため、これらのサービスを提供する実体は、効率的で費用対効果の大きいやり方で存在感を確立することが必要である。
ドメイン・ネーム・システム(「DNS」)は、インターネット・インフラストラクチャの一部であり、人間に読取り可能なドメイン・ネームを、インターネット上でTCP/IP通信を確立するのに必要なインターネット・プロトコル(「IP」)番号に変換する。DNSによって、ユーザは、たとえば123.4.56.78などウェブサイトに関連した数字のIPアドレス、およびインターネット上のコンピュータに割り当てられた数字のIPアドレスではなく「www.example.com」など、覚えるのが容易なドメイン・ネームを使用して、ウェブサイトおよび他の資源を参照できるようになる。各ドメイン・ネームは、ドットで分離された一連の文字列(たとえばラベル)から構成することができる。ドメイン・ネームの右端のラベルは、トップレベル・ドメイン(「TLD」)として知られている。よく知られたTLDの例は、「com」、「net」、「org」などである。各TLDは、たとえば「www.example.com」での「example」レベルのように、TLDのすぐ左側に記載された第2レベル・ドメインをサポートする。各第2レベル・ドメインは、たとえば、「www.example.com」での「www」レベルのように、第2レベル・ドメインのすぐ左側に配置された、複数の第3レベル・ドメインを含むことができる。各ドメイン・ネームは、1つまたは複数の文字(ラベル)を含み、これら文字のそれぞれは、ASCII文字でもよく、または言語固有の文字(たとえば、アラビア文字、中国文字、ヒンディー文字、および分音符号(たとえばe)を有するラテン文字)でもよい。言語固有の文字によって全体的または部分的に表されたドメイン・ネームは、国際化ドメイン・ネーム(IDN)と呼ばれる。まだ利用可能ではないが、「.com」、「.net」、「.org」など、よく知られたTLDの潜在的なIDNバージョンも作成することができる(たとえば、「.net」)。
TLD内の第2レベル・ドメインのレジストリを維持することを含め、各TLDを運用する責任は、ドメイン・ネーム・レジストリ(「レジストリ」)として知られている特定の組織に委任される。レジストリは、通常、大規模データベースにおいてこうした情報を保持するDNSサーバを介して、ドメインに関連するIPアドレスの問合せに回答(「解決」)したり、そのトップレベル・ドメインを運用したりすることを主に担当する。
ほとんどのTLDでは、ドメイン・ネームを取得するためには、エンドユーザに代わってインターネット・ドメイン・ネームを登録するように権限付与された組織であるドメイン・ネーム・レジストラを介して、そのドメイン・ネームをレジストリに登録しなければならない。あるいは、エンドユーザは、1階層または複数階層の再販業者を介して間接的にドメイン・ネームを登録することができる。レジストリは、何百ものレジストラからの登録を受け取ることができる。
レジストラは通常、ドメイン関連のサービス、たとえばドメイン・ネームの作成または書換えにアクセスするため、レジストリとの専用サービス接続を有する。レジストラは通常、レジストリと通信してドメイン・ネームを登録する、または書き換えるための伝達手段として、拡張可能な資源登録プロトコル(「EPP」)を使用する。EPPは、インターネット上のレジストリ内にオブジェクトを割り当てるために設計されたプロトコルである。EPPプロトコルは、構造化されたテキスト・ベースのフォーマットである、拡張可能なマーク付け言語(「XML」)に基づいている。現在指定されている方法は、伝送制御プロトコル(「TCP」)上にあるが、ベースとなるネットワーク・トランスポートは固定されていない。
ゾーン・ファイルは、DNSゾーンと呼ばれるDNSの一部分を記述するテキスト・ファイルである。ゾーン・ファイルは、資源レコード(RR)の形式で構成され、ドメイン・ネームとIPアドレスの間のマッピングを規定する情報、および他の資源を含む。ゾーン・ファイルのフォーマットは、各ラインが通常、単一の資源レコードを規定する標準によって規定される。ラインはドメイン・ネームで始まるが、左が空白の場合、デフォルトでは、これまで規定していたドメイン・ネームになる。ドメイン・ネームに続いて、生存時間(TTL)、クラス(「インターネット」についてはほとんど常に「IN」であり、めったに含まれない)、資源レコードのタイプ(A、MX、SOAなど)となり、この後に、AレコードにおいてはIPv4アドレスなどのタイプ特有のデータが続く。セミコロンを使用することによってコメントを含めることができ、括弧を使用することによって枝分かれを継続することができる。また、ドル記号で始まるキーワードでマークされたファイル・ディレクティブが存在する。
DNSは、各ドメインについて権威ネーム・サーバを指定することにより、ドメイン・ネームを割り当てる責任、およびこれらドメイン・ネームをIPアドレスにマッピングする責任を分散させる。権威ネーム・サーバは、その特定のドメインについて役割を担うように割り当てられ、次いで、他の権威ネーム・サーバをそのサブドメインに割り当てることができる。一般に、この機構は、単一の中央レジスタを継続的に調査して更新する必要がなくなる一助となる。DNS解決プロセスにより、ユーザが所望のドメインに入るためのルックアップ・プロセスによってユーザを所望のドメインに導くことが可能になり、DNSは適切なIP番号を返す。DNS解決プロセス中、所与のドメイン・ネームを求める要求が、リゾルバ(たとえば、スタブ・リゾルバ)から適切なサーバ(たとえば、リカーシブ・リゾルバ)に送られて、IPアドレスを取得する。効率を改善し、インターネット上のDNSトラフィックを低減し、エンドユーザのアプリケーションでの性能を向上させるため、DNSは、当該ドメイン・ネーム・レコードの生存期間(TTL)によって決定された期間でのDNSクエリ結果を格納するDNSキャッシュ・サーバをサポートする。通常、DNSキャッシュとも呼ばれるこのようなキャッシュDNSサーバはまた、DNSルートで始まり、問合せのあるドメインの権威ネーム・サーバに至る所与の名前を解決するのに必要な再帰的アルゴリズムを実装する。インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)は通常、その顧客向けにリカーシブDNSサーバおよびキャッシュDNSサーバを提供する。さらに、ホーム・ネットワーキング・ルータは、DNSキャッシュおよびDNSプロキシを実装して、ローカル・ネットワークでの効率を改善することができる。
従来、レジストラがEPPを使用して、レジストラント向けの単一のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトについて単一アクションを実行するようレジストリに要求する。数多くのプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトについて1つまたは複数のアクションが必要とされる場合、EPPコマンド・プロセスは、これら数多くのコマンド要求で、レジストラまたはレジストリに必要以上に負荷をかけることがある。複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトを一緒に単一オペレーションで管理できる改良された技法が求められている。
複数のプロビジョニングされたドメイン・ネーム・システム(「DNS」)レジストリ・オブジェクトを管理するためのコンピュータにより実現される方法が開示される。この方法は、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのそれぞれのプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトについてのアクションを実行するために、DNSレジストリにおいて、複数ドメインの拡張可能な資源登録プロトコル(「EPP」)コマンドをレジストラントに代わってレジストラから受信するステップと、このアクションを、レジストリによって維持されるポリシー内の1つまたは複数の許容可能なアクションと比較するステップと、この比較に基づいて、このアクションが許容可能であることをプロセッサによって決定するステップと、この決定に基づいて、ある1つのトランザクションにおいて、プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのそれぞれに対してこのアクションを実行するステップとを含むことができる。
複数ドメインのEPPコマンドは、各DNSレジストリ・オブジェクトのインスタンスを作成するための複数ドメイン作成オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトのスポンサーシップ変更を管理するための複数ドメイン移管オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトの有効期間を延長するための複数ドメイン書換えオペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトに関連する情報を変更するための複数ドメイン更新オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトのインスタンスを削除するための複数ドメイン削除オペレーションと、のうちの1つまたは複数を含むことができる。複数ドメインのEPPコマンドは、既存のオペレーションを拡張することに基づいた新規のオペレーションのうち1つまたは複数を含むことができる。
複数のDNSレジストリ・オブジェクトのプロビジョニングされた各DNSレジストリ・オブジェクトは、ドメイン・ネーム、ホスト、またはコンタクトを含むことができる。
この方法はさらに、比較に基づいて、アクションが許容可能ではないことをプロセッサによって決定するステップと、このアクションがレジストラには許容可能ではないことを通知するステップとを含むことができる。
プロビジョニングされた複数のDNSレジストリ・オブジェクトのうち第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトは、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトとの関係を有することができる。この関係は、プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトの国際語バージョンとすることができる。この関係は、トップレベル・ドメインの国際語バージョンとすることができる。この関係は、第1および第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクト内の文字列における類似性とすることができる。この関係は、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうちの第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのトップレベル・ドメインと、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうちの第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのトップレベル・ドメインとが、同じなのかまたは異なるのかを含んでもよい。複数のDNSレジストリ・オブジェクトのうちの第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのトップレベル・ドメインは、複数のDNSレジストリ・オブジェクトのうちの第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのトップレベル・ドメインの国際語バージョンとすることができる。
このポリシーは、ドメイン・ネーム・システム・セキュリティ拡張(DNSSEC)関連のポリシー、トップレベル・ドメイン開始ポリシー、請戻猶予期間ポリシー、またはドメイン・ライフサイクル・ポリシーのうちの1つまたは複数を含むことができる
プロセッサ上で実行される場合において、複数のプロビジョニングされたドメイン・ネーム・システム(「DNS」)レジストリ・オブジェクトを管理するための方法を実行させる命令を有する、非一時的なコンピュータ読取り可能な記憶媒体が開示される。この方法は、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうちのそれぞれのプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトについてのアクションを実行するために、DNSレジストリにおいて、複数ドメインの拡張可能な資源登録プロトコル(「EPP」)コマンドをレジストラントに代わってレジストラから受信するステップと、このアクションを、レジストリによって維持されるポリシー内の1つまたは複数の許容可能なアクションと比較するステップと、その比較に基づいて、このアクションが許容可能であることをプロセッサによって決定するステップと、この決定に基づいて、ある1つのトランザクションにおいて、プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのそれぞれに対してこのアクションを実行するステップとを含むことができる。
プロセッサ、およびこのプロセッサと通信するように結合されたメモリを備える装置が開示されており、このメモリは、プロセッサ上で実行される場合に、複数のプロビジョニングされたドメイン・ネーム・システム(「DNS」)レジストリ・オブジェクトを管理するための方法を実行する命令を格納し、この方法は、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうちのそれぞれのプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトについてのアクションを実行するために、DNSレジストリにおいて、複数ドメインの拡張可能な資源登録プロトコル(「EPP」)コマンドをレジストラントに代わってレジストラから受信するステップと、このアクションを、レジストリによって維持されるポリシー内の1つまたは複数の許容可能なアクションと比較するステップと、その比較に基づいて、このアクションが許容可能であることをプロセッサによって決定するステップと、この決定に基づいて、ある1つのトランザクションにおいて、プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのそれぞれに対してこのアクションを実行するステップとを含む。
EPPは多くのレジストリによって広く採用されているが、用語「プロビジョニング(事前設定)されたオブジェクト(provisioned objects)」、「プロビジョニング・オブジェクト(provisioning objects)」、「プロビジョニング(事前設定)されたDNSレジストリ・オブジェクト」、またはこれらの用語と似かよった任意の変形形態が本明細書で使用され、これらは、EPP(または、以下で使用される[EPP−D])を定義する規格に記載されているプロビジョニングされたオブジェクトを含むものと理解すべきである。標準の「プロビジョニング・オブジェクト」の例は、RFC5731でのドメイン・ネーム、RFC5732でのホスト・ネーム、およびRFC5733でのコンタクトを含む。「プロビジョニング・オブジェクト」は、EPP規格に従う既存または開発中のオブジェクトとして、標準のEPPオブジェクトを含む。
本教示と一致した実装形態によれば、それだけには限らないが、ドメイン、ホスト、コンタクトなど複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトは、レジストリによる単一の(最小の)オペレーションで管理することができる。このオペレーションは、プロビジョニング・プロトコル(provisioning protocol)、たとえば拡張可能な資源登録プロトコル(EPP)上で呼び出すことができ、または他のインターフェース、たとえばウェブのユーザ・インターフェース(UI)を使用して呼び出すことができる。作成、更新、削除、書換え、および移管といった変換オペレーションを有するIETF RFC5730〜5733に基づいて、プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトを一度に管理するよう動作可能な、ドメイン・レジストリ向けのプロビジョニング・システムが開示される。このプロビジョニング・システムにより、単一のプロビジョニング・オブジェクトのオペレーションを拡張することによって、2つ以上のプロビジョニング・オブジェクトを一度に変換することができるようになる。ここで、プロビジョニング・オブジェクトのセット全体に共通の属性もあれば、プロビジョニング・オブジェクトそれぞれに特有の属性もある。例示的なプロビジョニング・システムは、サーバ側とクライアント側の両方に関連するオブジェクトの定義を考慮することができ、サーバ側とクライアント側の両方に関連するプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトを管理できる柔軟性を実現することができる。たとえば、クライアントは、FOO.TLDおよびBAR.TLDのドメイン・ネームを、複数ドメイン作成オペレーションで作成することによって関連付けることができ、更新、書換え、移管、および削除といった複数ドメイン・オペレーションを用いて、それらを一緒に管理し続けることができる。本教示によれば、サーバは、ドメイン・ネーム間の関係を規定し、選択肢として、または複数ドメイン・オペレーションを用いてドメイン・ネームを管理するのに必要な要件としてサポートすることができる。ホストおよびコンタクトのような1組の他のプロビジョニング・オブジェクトを管理する際に、同様の手法をとることができる。
実装形態によっては、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトを、すなわち単一オペレーションでドメイン・ネームを作成、更新、削除、書換え、および移管(要求、キャンセル、承認、拒否)する機能が開示される。プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクト、すなわちドメイン・ネームは、任意のサーバ側で規定された関係を必要としない。実装形態によっては、共有される属性を定義することができる。たとえば、複数ドメイン作成オペレーションで通過するネーム・サーバおよびコンタクトは、ドメイン・ネームのセット全体で共有することができるが、認証情報(秘密のパスワード)や登録期間などの属性は共有されない。ホストおよびコンタクトのような他のオブジェクト・タイプで、同様の手法をとることができる。単一の変換コマンドで複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトを変換できるようにする、変換コマンドへの拡張を使用することによって、クライアント側でのドメイン・ネームの関係を管理することができる。(トップレベル・ドメイン「tld」またはトップレベル・ドメイン内の変形形態にわたる)サーバ側でのドメイン・ネームの関係は、情報応答への拡張に反映され、変換コマンドへの拡張を使用することによって管理することができる。
図1には、本明細書において開示される方法を実行するための、例示的なシステム100が示されている。レジストラント105は、レジストラ110と通信し、プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトでアクションを実行するよう要求する。次に、レジストラ100は、特定のTLD、たとえば.comのTLDを管理するレジストリ115と通信する。レジストリ115は、管理するTLDについて、1つまたは複数の登録システム120を備える。レジストリ115はまた、1つまたは複数のレジストリ・データベース125を含み、それぞれが、ドメイン・ネームについての情報を格納し維持するために、レジストリ115が管理するTLDのうちの1つに対応する。レジストリ115はまた、レジストリ115が使用して、たとえば、レジストラ110、レジストラント105、もしくはプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトに要求されるアクションのうちの1つまたは複数に基づいて、特定のアクションが許容できるかどうか判定するための、1つまたは複数のポリシーを格納するポリシー・データベース130を含むことができる。あるいは、レジストリ115は、複数のTLD用のレジストリ・データベースとポリシー・データベースの両方を含むことができる単一データベースを含んでもよい。
図2には、本開示の実装形態と一致した、コンピュータにより実現される、複数のプロビジョニングされたドメイン・ネーム・システム(「DNS」)レジストリ・オブジェクトを管理するための例示的な方法200が示されている。この方法200は、205から開始される。210において、DNSレジストリ115は、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうちのそれぞれのプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトについてのアクションを実行するために、複数ドメインの拡張可能な資源登録プロトコル(「EPP」)コマンドをレジストラント105に代わってレジストラ110から受信することができる。
複数ドメインのEPPコマンドにおいて要求されるアクションは、以下でより完全に説明されるが、各DNSレジストリ・オブジェクトのインスタンスを作成するための複数ドメイン作成オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトのスポンサーシップ変更を管理するための複数ドメイン移管オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトの有効期間を延長するための複数ドメイン書換えオペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトに関連する情報を変更するための複数ドメイン更新オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトのインスタンスを削除するための複数ドメイン削除オペレーションと、のうちの1つまたは複数を含むことができる。プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトの例は、それだけには限らないが、ドメイン・ネーム、ホスト、またはコンタクトを含むことができる。
例によっては、複数ドメインのEPPコマンドを、新規タイプのコマンドに使用することができる。EPPでは、空またはほぼ空の既存コマンドを拡張することによって、新規タイプのコマンドまたは動詞を作成することができる。空の更新を拡張することによって、同期コマンドを作成することができ、これは、複数ドメインのオペレーション拡張を利用して一度に2つ以上のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトを同期することを考慮に入れることができる。
例によっては、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトは、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトの変形形態とすることができ、またはそれと関連付けることができる。この変形形態は、プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトの国際語バージョンとすることができる。たとえば、第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトは、example.comとすることができ、第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトは、example.comの国際化バージョンとすることができる。この変形形態は、トップレベル・ドメインの国際語バージョンとすることができる。たとえば、第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトは、example.comとすることができ、第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトは、.com TLDの国際化バージョンとすることができる。この変形形態は、第1および第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクト内の文字列における類似性とすることができる。たとえば、第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトは、example.comとすることができ、第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトは、example1.comとすることができる。この変形形態は、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのトップレベル・ドメインと、複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのトップレベル・ドメインとが、同じなのかまたは異なるのかとすることができる。
別の例として、それだけには限らないが、国際化ドメイン・ネーム(「IDN」)の変形形態、たとえばdomain.tldおよびvardomain.tld、関連するTLD全体にわたる同じドメイン・ネーム・ラベル、たとえばdomain.tldおよびdomain.tld2、IDNの変形形態のTLD全体にわたる同じドメイン・ラベル、たとえばdomain.tldおよびdomain.vartld、ならびに関連するTLD全体にわたるIDNの変形形態、たとえばdomain.tldおよびvardomain.tld2またはvardomain.vartldを含め、サーバ側では複数の形態の関係が存在可能である。
さらに別の例では、TLDは、互いに関連させるよう、互いのIDN変形形態である必要はない。レジストリ115は、「.foo」と「.bar」の間にビジネス上の関係が存在する場合、両者を関連付けることもできる。レジストリ115は実際には、第2レベルのドメインをTLDと同じように関連付けることもでき、ここで、関連する第2レベルのドメイン(たとえば、domain.com.tldおよびdomain.net.tld)の下で、第3レベルのドメインが作成される。レジストリ115は、任意のレベルの下でドメインの登録をサポートすることもでき、その親ドメインを関連付けることもできる。
215において、先のアクションと、レジストリによって維持されるポリシー内の1つまたは複数の許容可能なアクションとの比較を実行することができる。たとえば、レジストラ110から複数ドメインのEPPコマンドを受信すると、レジストリ115は、ポリシー・データベース130に問合せしてもよい。ポリシー・データベース130は、レジストラ110、レジストラント105、または、複数ドメインのEPPコマンドによって識別されたアクションをレジストラ110が要求したプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトに差し支えない許容可能なアクションを含む複数のポリシーを含んでもよい。他のポリシーは、それだけには限らないが、ドメイン・ネーム・システム・セキュリティ拡張(「DNSSEC」)関連のポリシー、TLD開始ポリシー、請戻猶予期間ポリシー、またはドメイン・ライフサイクル・ポリシーを含むことができる。たとえば、ポリシーはオブジェクト・レベルで動作してもよく、したがって、複数ドメインのEPPコマンド内に記載された各プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトが、ポリシーと比較されて、このアクション(すなわち、作成、削除、書換え、移管)が許容可能かどうか判定する。別法として、またはさらに、ポリシーは特定のコマンド・レベルで動作してもよく、したがって、特定のアクションがポリシーと比較されて、そのアクションが許容可能かどうか判定する。
220において、この比較に基づいて、アクションが許容可能であると判定することができる。判定の結果、アクションが許容不可である場合、レジストリ115は、コマンドを無視することができ、またはコマンドがレジストラ110に許容できないことを示すことができる。例によっては、レジストリ115は、コマンドが許容できないことを示されて、レジストラが手にする理由および提案されたスポンサーシップを含むことができる。例によっては、レジストリ115は、プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクト間でこれまでに確立された関係に基づいて、複数ドメインのEPPコマンド内に記載されたプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうちの1つが、複数ドメインのEPPコマンド内に記載されていない別のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトに関連していると決定してもよい。これまでに確立されたこの関係に基づいて、レジストリ115は、複数ドメインのEPPコマンド内に記載されたプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトについてのアクションの開始を許可しなくてもよい。一例として、「foo.com」および「bar.com」がこれまでに確立された関係を有しており、したがって、「foo.com」に生じる変化が全て「bar.com」に生じる状況を考慮する。ここで、複数ドメインのEPPコマンドが、「foo.com」と「example.com」の両方について実行されるアクションを含むことを考慮する。複数ドメインのEPPコマンドは「bar.com」を含んでいなかったので、レジストリは、複数ドメインのEPPコマンド内のアクションを拒否することができる。
225において、次いでレジストリは、許容される場合、1つの(単一の)トランザクションにおいてプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトそれぞれに対してアクションを実行することができる。230において、この方法を終了することができる。
複数ドメインのEPPコマンドに関連した以下の例は、非限定的であり、本開示において使用できる複数ドメインのEPP構造の一例を示す。
EPP<info>コマンド。この拡張は、[EPP−D]に記載のEPP<info>コマンドについての追加要素を定義する。「タイプ」属性に基づいて、EPP<info>コマンドに対する拡張の2つの形態、すなわち、ドメイン情報フォーム(Domain Info Form)および関連情報フォーム(Related Info Form)が存在する。
<relDom:infData>要素
<relDom:infData>要素は、段落[0034]に記載されたドメイン情報フォームと、段落[0047]に記載された関連情報フォームの両方についての、首尾よく処理された<info>コマンドに戻される。<relDom:infData>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:group>は、オブジェクトに現在関連する関連ドメインのグループを記述する、1つまたは複数の<relDom:group>要素である。<relDomain:group>要素は、「tld」および「変形形態(variant)」の可能な値とともに関連するドメインのタイプを定義する「タイプ」属性を含むことができる。「tld」タイプは、トップレベル・ドメイン(TLD)全体にわたる1組の関連ドメインを表しており、「変形形態」タイプは、TLD内の1組の関連変形形態ドメインを表す。<relDom:group>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:fields>は、関連ドメイン全体にわたって同期できるフィールドのセットを含む要素である。<relDom:fields>要素は、フィールドの全てが同期されるかどうか規定する、「inSync」のブーリアン属性を含むことができる。<relDom:fields>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:field>は、関連ドメインの全てにわたって同じとすることができる、1つまたは複数の要素である。<relDom:field>要素は、フィールドのネームを定義する「ネーム」属性、および関連ドメインの全てにわたってフィールドが同期されることを規定する「inSync」ブーリアン属性を含むことができる。
<relDom:registered>は、登録された関連ドメインを指定する1つまたは複数の<relDom:name>要素を含む、任意選択の要素である。
<relDom:available>は、登録に利用可能な関連ドメインを指定する1つまたは複数の<relDom:name>要素を含む、任意選択の要素である。
ドメイン情報フォーム。「ドメイン」の「タイプ」属性値<relDom:info>で定義されたドメイン情報フォームを使用して、関連ドメイン情報とともに既存のドメインのドメイン情報を取得する。これは、<relDom:info>「タイプ」属性が明瞭に定義されないときの、デフォルトのフォームである。ドメイン情報フォームの場合、[EPP−D]に記載のEPP情報コマンド要素に加えて、コマンドは、<extension>要素を含むことができる。<extension>要素は、子要素<relDom:info>を含むことができ、「ドメイン」の「タイプ」属性値を明示的またはデフォルトで有し、[EPP−D]に記載のEPP情報レスポンスへの拡張において関連ドメイン情報を含むことをサーバに示す。
ドメイン情報フォームを使用する拡張<relDom:info>を用いるドメイン用の例示的な<info>コマンドは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0”>
<command>
<info>
<domain:info
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>xn--test.tld1</domain:name>
</domain:info>
</info>
<extension>
<relDom:info
xmlns:relDom=http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0 type="domain"/>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0”>
<command>
<info>
<domain:info
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>xn--test.tld1</domain:name>
</domain:info>
</info>
<extension>
<relDom:info
xmlns:relDom=http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0 type="domain"/>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<info>コマンドが首尾よく処理されたとき、EPP<resData>要素は、[EPP−D]に記載の子要素を含むことができる。さらに、EPP<extension>要素は、オブジェクトが、それと関連しサーバ・ポリシーに基づく1つまたは複数の関連ドメインを有する場合に、拡張ネームスペースを識別する子要素<relDom:infData>を含むことができる。<relDom:infData>要素は、段落[0034]で定義された子要素を含む。
ドメイン情報フォームを使用する、「tld」と「変形形態」両方の関連ドメイン情報を用いるドメイン用の例示的な<info>レスポンスは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<response>
<result code="1000">
<msg>Command completed successfully</msg>
</result>
<resData>
<domain:infData xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>xn--test.tld1</domain:name>
<domain:roid>TEST1-REP</domain:roid>
<domain:status s="ok"/>
<domain:registrant>sh8013</domain:registrant>
<domain:contact type="admin">sh8013</domain:contact>
<domain:contact type="tech">sh8013</domain:contact>
<domain:contact type="billing">sh8013</domain:contact>
<domain:ns>
<domain:hostObj>ns1.example.com</domain:hostObj>
<domain:hostObj>ns2.example.com</domain:hostObj>
</domain:ns>
<domain:host>ns1.example.com</domain:host>
<domain:host>ns2.example.com</domain:host>
<domain:clID>ClientX</domain:clID>
<domain:crID>ClientY</domain:crID>
<domain:crDate>1999-04-03T22:00:00.0Z</domain:crDate>
<domain:upID>ClientX</domain:upID>
<domain:upDate>1999-12-03T09:00:00.0Z</domain:upDate>
<domain:exDate>2005-04-03T22:00:00.0Z</domain:exDate>
<domain:trDate>2000-04-08T09:00:00.0Z</domain:trDate>
<domain:authInfo>
<domain:pw>2fooBAR</domain:pw>
</domain:authInfo>
</domain:infData>
</resData>
<extension>
<relDom:infData
xmlns:relDom="http://www.verisign-grs.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:group type="tld">
<relDom:fields inSync="false">
<relDom:field name="clID" inSync="false">
<relDom:field name="registrant" inSync="true">
<relDom:field name="ns" inSync="false">
</relDom:fields>
<relDom:registered>
<relDom:name>xn--test.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test.tld2</relDom:name>
</relDom:registered>
<relDom:available>
<relDom:name>xn--test.tld3</relDom:name>
</relDom:available>
</relDom:group>
<relDom:group type="variant">
<relDom:fields inSync="true">
<relDom:field name="clID" inSync="true">
<relDom:field name="registrant" inSync="true">
<relDom:field name="ns" inSync="true">
</relDom:fields>
<relDom:registered>
<relDom:name>xn--test-variant1.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant2.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant3.tld1</relDom:name>
</relDom:registered>
<relDom:available>
<relDom:name>xn--test-variant4.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant5.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant6.tld1</relDom:name>
</relDom:available>
</relDom:group>
</relDom:infData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54322-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<response>
<result code="1000">
<msg>Command completed successfully</msg>
</result>
<resData>
<domain:infData xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>xn--test.tld1</domain:name>
<domain:roid>TEST1-REP</domain:roid>
<domain:status s="ok"/>
<domain:registrant>sh8013</domain:registrant>
<domain:contact type="admin">sh8013</domain:contact>
<domain:contact type="tech">sh8013</domain:contact>
<domain:contact type="billing">sh8013</domain:contact>
<domain:ns>
<domain:hostObj>ns1.example.com</domain:hostObj>
<domain:hostObj>ns2.example.com</domain:hostObj>
</domain:ns>
<domain:host>ns1.example.com</domain:host>
<domain:host>ns2.example.com</domain:host>
<domain:clID>ClientX</domain:clID>
<domain:crID>ClientY</domain:crID>
<domain:crDate>1999-04-03T22:00:00.0Z</domain:crDate>
<domain:upID>ClientX</domain:upID>
<domain:upDate>1999-12-03T09:00:00.0Z</domain:upDate>
<domain:exDate>2005-04-03T22:00:00.0Z</domain:exDate>
<domain:trDate>2000-04-08T09:00:00.0Z</domain:trDate>
<domain:authInfo>
<domain:pw>2fooBAR</domain:pw>
</domain:authInfo>
</domain:infData>
</resData>
<extension>
<relDom:infData
xmlns:relDom="http://www.verisign-grs.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:group type="tld">
<relDom:fields inSync="false">
<relDom:field name="clID" inSync="false">
<relDom:field name="registrant" inSync="true">
<relDom:field name="ns" inSync="false">
</relDom:fields>
<relDom:registered>
<relDom:name>xn--test.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test.tld2</relDom:name>
</relDom:registered>
<relDom:available>
<relDom:name>xn--test.tld3</relDom:name>
</relDom:available>
</relDom:group>
<relDom:group type="variant">
<relDom:fields inSync="true">
<relDom:field name="clID" inSync="true">
<relDom:field name="registrant" inSync="true">
<relDom:field name="ns" inSync="true">
</relDom:fields>
<relDom:registered>
<relDom:name>xn--test-variant1.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant2.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant3.tld1</relDom:name>
</relDom:registered>
<relDom:available>
<relDom:name>xn--test-variant4.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant5.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant6.tld1</relDom:name>
</relDom:available>
</relDom:group>
</relDom:infData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54322-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
関連情報フォーム。「関連」の「タイプ」属性値<relDom:info>で定義された関連情報フォームは、関連ドメイン情報と呼ばれる新規のコマンドである。コマンドは、[EPP−D]で定義された、<domain:name>情報コマンド要素の関連ドメイン情報を取得し、これはドメイン・ネームの存在と無関係である。関連情報フォームの場合、[EPP−D]で定義されたEPP情報コマンド要素に加えて、コマンドは、<extension>要素を含むことができる。<extension>要素は、子要素<relDom:info>を含むことができ、「関連」の「タイプ」属性値を有し、[EPP−D]に記述されたEPPレスポンスへの拡張において関連ドメイン情報を含むことをサーバに示す。
関連情報フォームを使用する拡張<relDom:info>を用いるドメイン用の例示的な<info>コマンドは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<info>
<domain:info
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>xn--test.tld3</domain:name>
</domain:info>
</info>
<extension>
<relDom:info
xmlns:relDom=http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0 type="related"/>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<info>
<domain:info
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>xn--test.tld3</domain:name>
</domain:info>
</info>
<extension>
<relDom:info
xmlns:relDom=http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0 type="related"/>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<info>コマンドが首尾よく処理されるとき、EPP<response>要素は、関連ドメイン・ネームスペースを識別する<extension><relDom:infData>要素を含むことができる。さらに、EPP<extension>要素は、少なくとも1つの関連ドメインが存在し、サーバ・ポリシーに基づいている場合に、拡張ネームスペースを識別する子要素<relDom:infData>を含むことができる。<relDom:infData>要素は、段落[0034]で定義された子要素を含む。
関連情報フォームを使用する、「tld」と「変形形態」両方の関連ドメイン情報用の例示的な<info>レスポンスは以下の通りである。
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0>
<response>
<result code="1000">
<msg>Command completed successfully</msg>
</result>
<extension>
<relDom:infData
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:group type="tld">
<relDom:fields inSync="false">
<relDom:field name="clID" inSync="false"/>
<relDom:field name="registrant" inSync="true"/>
<relDom:field name="ns" inSync="false"/>
</relDom:fields>
<relDom:registered>
<relDom:name>xn--test.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test.tld2</relDom:name>
</relDom:registered>
<relDom:available>
<relDom:name>xn--test.tld3</relDom:name>
</relDom:available>
</relDom:group>
<relDom:group type="variant">
<relDom:fields inSync="true">
<relDom:field name="clID" inSync="true"/>
<relDom:field name="registrant" inSync="true"/>
<relDom:field name="ns" inSync="true"/>
</relDom:fields>
<relDom:registered>
<relDom:name>xn--test-variant1.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant1.tld2</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant1.tld3</relDom:name>
</relDom:registered>
<relDom:available>
<relDom:name>xn--test-variant2.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant2.tld2</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant2.tld3</relDom:name>
</relDom:available>
</relDom:group>
</relDom:infData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54322-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
<response>
<result code="1000">
<msg>Command completed successfully</msg>
</result>
<extension>
<relDom:infData
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:group type="tld">
<relDom:fields inSync="false">
<relDom:field name="clID" inSync="false"/>
<relDom:field name="registrant" inSync="true"/>
<relDom:field name="ns" inSync="false"/>
</relDom:fields>
<relDom:registered>
<relDom:name>xn--test.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test.tld2</relDom:name>
</relDom:registered>
<relDom:available>
<relDom:name>xn--test.tld3</relDom:name>
</relDom:available>
</relDom:group>
<relDom:group type="variant">
<relDom:fields inSync="true">
<relDom:field name="clID" inSync="true"/>
<relDom:field name="registrant" inSync="true"/>
<relDom:field name="ns" inSync="true"/>
</relDom:fields>
<relDom:registered>
<relDom:name>xn--test-variant1.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant1.tld2</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant1.tld3</relDom:name>
</relDom:registered>
<relDom:available>
<relDom:name>xn--test-variant2.tld1</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant2.tld2</relDom:name>
<relDom:name>xn--test-variant2.tld3</relDom:name>
</relDom:available>
</relDom:group>
</relDom:infData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54322-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
EPP<transfer>問合せコマンド。この拡張は、[EPP−D]に記載のEPP<transfer>コマンドについての追加要素を定義する。EPP<transfer>問合せコマンドへの拡張が段落[0097]で定義され、ここで<transfer>コマンドは、「問合せ」値を有する「op」属性を含むことができる。EPP<transfer>問合せコマンドへの拡張は、段落[0097]で定義される。
EPP変換コマンド。EPPは、オブジェクトを変換するための5つのコマンド、すなわち、オブジェクトのインスタンスを作成するための<create>と、オブジェクトのインスタンスを削除するための<delete>と、オブジェクトの有効期間を延長するための<renew>と、オブジェクトのスポンサーシップ変更を管理するための<transfer>と、オブジェクトに関連する情報を変更するための<update>とを提供する。
EPP<create>コマンド。この拡張は、[EPP−D]に記載のEPP<create>コマンドについての追加要素を定義する。[EPP−D]に記載のEPPコマンド要素に加えて、コマンドは、<extension>要素を含むことができる。<extension>要素は、<create>コマンドにおいて2つ以上の関連ドメイン・ネームを作成するための、子要素<relDom:create>を含むことができる。<relDom:create>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:domain>は、[EPP−D]に記載の<domain:name>とともに作成するための、1つまたは複数の<relDom:domain>要素である。[EPP−D]での<domain:ns>、<domain:registrant>、および<domain:contact>の各要素は、サーバによって<relDom:domain>オブジェクト上に設定することができる。<relDom:domain>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:name>は、作成されるドメイン・オブジェクトの完全修飾ネームを含む要素である。
<relDom:authInfo>は、[EPP−D]に記載のドメイン・オブジェクトに関連する認証情報を含む要素である。
<relDom:period>は、[EPP−D]に記載のドメイン・オブジェクトの初期登録期間を含む任意選択の要素である。サーバは、クライアントが指定しない場合、デフォルトの初期登録期間を規定してもよい。
<relDom:lang>は、[EPP−ILANG]で定義された、国際化ドメイン・ネーム(IDN)用の言語タグ値を含む任意選択の要素である。
<relDom:create>拡張を有する、3つの関連ドメイン・ネーム(「example1.tld」、「example2.tld」、および「example3.tld」)用の例示的な<create>コマンドは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<create>
<domain:create
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:authInfo>
<domain:pw>2fooBAR</domain:pw>
</domain:authInfo>
</domain:create>
</create>
<extension>
<relDom:create
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:authInfo>
<relDom:pw>relDom123!</relDom:pw>
</relDom:authInfo>
<relDom:period unit="y">5</relDom:period>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
<relDom:authInfo>
<relDom:pw>relDom456!</relDom:pw>
</relDom:authInfo>
<relDom:period unit="y">5</relDom:period>
</relDom:domain>
</relDom:create>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<create>
<domain:create
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:authInfo>
<domain:pw>2fooBAR</domain:pw>
</domain:authInfo>
</domain:create>
</create>
<extension>
<relDom:create
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:authInfo>
<relDom:pw>relDom123!</relDom:pw>
</relDom:authInfo>
<relDom:period unit="y">5</relDom:period>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
<relDom:authInfo>
<relDom:pw>relDom456!</relDom:pw>
</relDom:authInfo>
<relDom:period unit="y">5</relDom:period>
</relDom:domain>
</relDom:create>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<create>コマンドが首尾よく処理されたとき、EPP<resData>要素は、[EPP−D]に記載の子要素を含むことができる。さらに、EPP<extension>要素は、子要素<relDom:creData>を含むことができる。<relDom:creData>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:domain>は、[EPP−D]に記載の<domain:name>とともに作成された、1つまたは複数の<relDom:domain>要素である。<relDom:domain>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:name>は、作成されたドメイン・オブジェクトの完全修飾ネームを含む要素である。
<relDom:crDate>は、ドメイン・オブジェクト作成の日付と時刻を含む要素である。
<relDom:exDate>は、ドメイン・オブジェクトの登録期間の終了を識別する日付と時刻を含む任意選択の要素である。
<relDom:create>拡張で作成された、3つの関連ドメイン・ネーム(「example1.tld」、「example2.tld」、および「example3.tld」)用の例示的な<create>レスポンスは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<response>
<result code="1000">
<msg>Command completed successfully</msg>
</result>
<resData>
<domain:creData
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:crDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</domain:crDate>
<domain:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</domain:exDate>
</domain:creData>
</resData>
<extension>
<relDom:creData
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:crDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:crDate>
<relDom:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
<relDom:crDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:crDate>
<relDom:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
</relDom:creData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54321-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<response>
<result code="1000">
<msg>Command completed successfully</msg>
</result>
<resData>
<domain:creData
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:crDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</domain:crDate>
<domain:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</domain:exDate>
</domain:creData>
</resData>
<extension>
<relDom:creData
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:crDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:crDate>
<relDom:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
<relDom:crDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:crDate>
<relDom:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
</relDom:creData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54321-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
EPP<delete>コマンド。
この拡張は、[EPP−D]に記載のEPP<delete>コマンドについての追加要素を定義する。
[EPP−D]に記載のEPPコマンド要素に加えて、コマンドは、<extension>要素を含むことができる。<extension>要素は、<delete>コマンドにおいて2つ以上の関連ドメイン・ネームを削除するための、子要素<relDom:delete>を含むことができる。<relDom:delete>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:name>は、[EPP−D]に記載の<domain:name>とともに削除するための、1つまたは複数の<relDom:name>要素である。
<relDom:delete>拡張を有する、3つの関連ドメイン・ネーム(「example1.tld」、「example2.tld」、および「example3.tld」)用の例示的な<delete>コマンドは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<delete>
<domain:delete xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
</domain:delete>
</delete>
<extension>
<relDom:delete
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
</relDom:delete>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<delete>
<domain:delete xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
</domain:delete>
</delete>
<extension>
<relDom:delete
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
</relDom:delete>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<delete>コマンドが首尾よく処理されたとき、EPP<resData>要素は、[EPP−D]に記載の子要素を含むことができる。さらに、EPP<extension>要素は、子要素<relDom:delData>を含むことができる。<relDom:delData>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:domain>は、削除コマンドの結果を含む、1つまたは複数の<relDom:domain>要素である。<relDom:domain>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:name>は、ドメイン・オブジェクトの完全修飾ネームを含む要素である。
<relDom:result>は、ドメイン・オブジェクトが直ちに削除されたことを示す「削除済み(deleted)」、およびドメイン・オブジェクトが「削除保留」状況で更新されたことを示す「削除保留(pendingDelete)」の可能な値とともに削除の結果を含む要素である。
<relDom:delete>拡張で削除された、3つの関連ドメイン・ネーム(「example1.tld」、「example2.tld」、および「example3.tld」)用の例示的な<delete>レスポンスは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<response>
<result code="1001">
<msg>Command completed successfully;action pending</msg>
</result>
<extension>
<relDom:delData
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>domain1.com</relDom:name>
<relDom:result>deleted</relDom:result>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>domain2.com</relDom:name>
<relDom:result>pendingDelete</relDom:result>
</relDom:domain>
</relDom:delData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54321-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<response>
<result code="1001">
<msg>Command completed successfully;action pending</msg>
</result>
<extension>
<relDom:delData
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>domain1.com</relDom:name>
<relDom:result>deleted</relDom:result>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>domain2.com</relDom:name>
<relDom:result>pendingDelete</relDom:result>
</relDom:domain>
</relDom:delData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54321-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
EPP<renew>コマンド。
この拡張は、[EPP−D]に記載のEPP<renew>コマンドについての追加要素を定義する。
[EPP−D]に記載のEPPコマンド要素に加えて、コマンドは、<extension>要素を含むことができる。<extension>要素は、<renew>コマンドにおいて2つ以上の関連ドメイン・ネームを書き換えるための、子要素<relDom:renew>を含むことができる。<relDom:renew>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:domain>は、[EPP−D]に記載の<domain:name>とともに書き換えるための、1つまたは複数の<relDom:domain>要素である。<relDom:domain>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:name>は、書き換えられるドメイン・オブジェクトの完全修飾ネームを含む要素である。
<relDom:curExpDate>は、[EPP−D]に記載の、現在の有効期間が終了する日付を含む要素である。
<relDom:period>は、[EPP−D]に記載のドメイン・オブジェクトの登録期間に追加されるユニットの数を含む任意選択の要素である。利用可能なユニットの数は、サーバが課す限界に従ってもよい。
<relDom:renew>拡張を有する、3つの関連ドメイン・ネーム(「example1.tld」、「example2.tld」、および「example3.tld」)用の例示的な<renew>コマンドは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<renew>
<domain:renew
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:curExpDate>2013-07-10</domain:curExpDate>
<domain:period unit="y">5</domain:period>
</domain:renew>
</renew>
<extension>
<relDom:renew
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:curExpDate>2013-07-10</relDom:curExpDate>
<relDom:period unit="y">5</relDom:period>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
<relDom:curExpDate>2013-07-10</relDom:curExpDate>
<relDom:period unit="y">5</relDom:period>
</relDom:domain>
</relDom:renew>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<renew>
<domain:renew
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:curExpDate>2013-07-10</domain:curExpDate>
<domain:period unit="y">5</domain:period>
</domain:renew>
</renew>
<extension>
<relDom:renew
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:curExpDate>2013-07-10</relDom:curExpDate>
<relDom:period unit="y">5</relDom:period>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
<relDom:curExpDate>2013-07-10</relDom:curExpDate>
<relDom:period unit="y">5</relDom:period>
</relDom:domain>
</relDom:renew>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<renew>コマンドが首尾よく処理されたとき、EPP<resData>要素は、[EPP−D]に記載の子要素を含むことができる。さらに、EPP<extension>要素は、子要素<relDom:renData>を含むことができる。<relDom:renData>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:domain>は、[EPP−D]に記載の<domain:name>とともに書き換えられた、1つまたは複数の<relDom:domain>要素である。<relDom:domain>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:name>は、書き換えられたドメイン・オブジェクトの完全修飾ネームを含む要素である。
<relDom:exDate>は、ドメイン・オブジェクトの登録期間の終了を識別する日付と時刻を含む任意選択の要素である。
<relDom:renew>拡張で書き換えられた、3つの関連ドメイン・ネーム(「example1.tld」、「example2.tld」、および「example3.tld」)用の例示的な<renew>レスポンスは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<response>
<result code="1000">
<msg>Command completed successfully</msg>
</result>
<resData>
<domain:renData
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.com</domain:name>
<domain:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</domain:exDate>
</domain:renData>
</resData>
<extension>
<relDom:renData
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.com</relDom:name>
<relDom:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.com</relDom:name>
<relDom:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
</relDom:renData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54321-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<response>
<result code="1000">
<msg>Command completed successfully</msg>
</result>
<resData>
<domain:renData
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.com</domain:name>
<domain:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</domain:exDate>
</domain:renData>
</resData>
<extension>
<relDom:renData
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.com</relDom:name>
<relDom:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.com</relDom:name>
<relDom:exDate>2018-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
</relDom:renData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54321-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
EPP<transfer>コマンド。
この拡張は、[EPP−D]に記載のEPP<transfer>コマンドについての追加要素を定義する。[EPP−D]に記載のEPPコマンド要素に加えて、コマンドは、<extension>要素を含むことができる。<extension>要素は、<transfer>コマンドにおいて2つ以上の関連ドメイン・ネームを移管するための、子要素<relDom:transfer>を含むことができる。<relDom:transfer>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:domain>は、[EPP−D]に記載の<domain:name>とともに移管オペレーションを加えるための、1つまたは複数の<relDom:domain>要素である。<relDom:domain>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:name>は、ドメイン・オブジェクトの完全修飾ネームを含む要素である。
<relDom:authInfo>は、[EPP−D]に記載のドメイン・オブジェクトに関連する認証情報を含む任意選択の要素である。
<relDom:period>は、[EPP−D]に記載のドメイン・オブジェクトの登録期間に追加されるユニットの数を含む任意選択の要素である。この要素は、移管が要求されるときにのみ使用することができ、他の方法で使用される場合には無視できる。利用可能なユニットの数は、サーバが課す限界に従ってもよい。
<relDom:transfer>拡張を有する、3つの関連ドメイン・ネーム(「example1.tld」、「example2.tld」、および「example3.tld」)用の例示的な<transfer>要求コマンドは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<transfer op="request">
<domain:transfer
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:period unit="y">1</domain:period>
<domain:authInfo>
<domain:pw>2fooBAR</domain:pw>
</domain:authInfo>
</domain:transfer>
</transfer>
<extension>
<relDom:transfer
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:authInfo>
<relDom:pw>relDom123!</relDom:pw>
</relDom:authInfo>
<relDom:period unit="y">1</relDom:period>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
<relDom:authInfo>
<relDom:pw>relDom123!</relDom:pw>
</relDom:authInfo>
</relDom:domain>
</relDom:transfer>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<transfer op="request">
<domain:transfer
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:period unit="y">1</domain:period>
<domain:authInfo>
<domain:pw>2fooBAR</domain:pw>
</domain:authInfo>
</domain:transfer>
</transfer>
<extension>
<relDom:transfer
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:authInfo>
<relDom:pw>relDom123!</relDom:pw>
</relDom:authInfo>
<relDom:period unit="y">1</relDom:period>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
<relDom:authInfo>
<relDom:pw>relDom123!</relDom:pw>
</relDom:authInfo>
</relDom:domain>
</relDom:transfer>
</extension>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
</command>
</epp>
<transfer>コマンドが首尾よく処理されたとき、EPP<resData>要素は、[EPP−D]に記載の子要素を含むことができる。さらに、EPP<extension>要素は、子要素<relDom:trnData>を含むことができる。<relDom:trnData>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:domain>は、[EPP−D]に記載の<domain:name>とともに移管することに関連した、1つまたは複数の<relDom:domain>要素である。<relDom:domain>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:name>は、ドメイン・オブジェクトの完全修飾ネームを含む要素である。
<relDom:trStatus>は、直近の移管要求の状態を含む要素である。
<relDom:reID>は、オブジェクト移管を要求したクライアントの識別子を含む要素である。
<relDom:reDate>は、移管が要求された日付と時刻を含む要素である。
<relDom:acID>は、保留中の移管要求を実行できるクライアントの識別子を含む要素である。他の全ての状況タイプについて、その値が、示されたアクションを開始したクライアントを識別する。
<relDom:acDate>は、[EPP−D]に記載の、必要とされる要求または完了した要求の日付と時刻を含む要素である。保留中の要求について、その値は、自動化されたレスポンス・アクションをサーバが開始する前に、レスポンスが必要とされる日付と時刻を識別する。他の全ての状況タイプについて、その値は、要求が完了した日付と時刻を識別する。
<relDom:exDate>は、ドメイン・オブジェクトの登録期間の終了を識別する日付と時刻を含む任意選択の要素である。
<relDom:transfer>拡張で移管された、3つの関連ドメイン・ネーム(「example1.tld」、「example2.tld」、および「example3.tld」)用の例示的な<transfer>レスポンスは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<response>
<result code="1000">
<msg>Command completed successfully</msg>
</result>
<resData>
<domain:trnData
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:trStatus>pending</domain:trStatus>
<domain:reID>ClientX</domain:reID>
<domain:reDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</domain:reDate>
<domain:acID>ClientY</domain:acID>
<domain:acDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</domain:acDate>
<domain:exDate>2014-07-10T00:00:00.0000Z</domain:exDate>
</domain:trnData>
</resData>
<extension>
<relDom:trnData
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:trStatus>pending</relDom:trStatus>
<relDom:reID>ClientX</relDom:reID>
<relDom:reDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:reDate>
<relDom:acID>ClientY</relDom:acID>
<relDom:acDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:acDate>
<relDom:exDate>2014-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
<relDom:trStatus>pending</relDom:trStatus>
<relDom:reID>ClientX</relDom:reID>
<relDom:reDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:reDate>
<relDom:acID>ClientY</relDom:acID>
<relDom:acDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:acDate>
<relDom:exDate>2014-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
</relDom:trnData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54321-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<response>
<result code="1000">
<msg>Command completed successfully</msg>
</result>
<resData>
<domain:trnData
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:trStatus>pending</domain:trStatus>
<domain:reID>ClientX</domain:reID>
<domain:reDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</domain:reDate>
<domain:acID>ClientY</domain:acID>
<domain:acDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</domain:acDate>
<domain:exDate>2014-07-10T00:00:00.0000Z</domain:exDate>
</domain:trnData>
</resData>
<extension>
<relDom:trnData
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:domain>
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:trStatus>pending</relDom:trStatus>
<relDom:reID>ClientX</relDom:reID>
<relDom:reDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:reDate>
<relDom:acID>ClientY</relDom:acID>
<relDom:acDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:acDate>
<relDom:exDate>2014-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
<relDom:domain>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
<relDom:trStatus>pending</relDom:trStatus>
<relDom:reID>ClientX</relDom:reID>
<relDom:reDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:reDate>
<relDom:acID>ClientY</relDom:acID>
<relDom:acDate>2013-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:acDate>
<relDom:exDate>2014-07-10T00:00:00.0000Z</relDom:exDate>
</relDom:domain>
</relDom:trnData>
</extension>
<trID>
<clTRID>ABC-12345</clTRID>
<svTRID>54321-XYZ</svTRID>
</trID>
</response>
</epp>
EPP<update>コマンド。
この拡張は、[EPP−D]に記載のEPP<update>コマンドについての追加要素を定義する。[EPP−D]に記載のEPPコマンド要素に加えて、コマンドは、<extension>要素を含むことができる。<extension>要素は、<update>コマンドにおいて2つ以上の関連ドメイン・ネームを更新するための、子要素<relDom:update>を含むことができる。[EPP−D]に記載のEPP<update>コマンドで指定される更新は、<relDom:update>で指定されるドメイン・オブジェクトに適用される。<relDom:update>要素は、以下の子要素を含む。
<relDom:name>は、[EPP−D]に記載の<domain:name>とともに更新するための、1つまたは複数の<relDom:name>要素である。
<relDom:update>拡張を有する、3つの関連ドメイン・ネーム(「example1.tld」、「example2.tld」、および「example3.tld」)用の例示的な<update>コマンドは以下の通りである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<update>
<domain:update
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:add>
<domain:ns>
<domain:hostObj>ns1.example.com</domain:hostObj>
</domain:ns>
<domain:status s="clientHold"/>
</domain:add>
<domain:rem>
<domain:ns>
<domain:hostObj>ns2.example.com</domain:hostObj>
</domain:ns>
<domain:status s="clientDeleteProhibited"/>
</domain:rem>
<domain:chg>
<domain:registrant>jd1234</domain:registrant>
<domain:authInfo>
<domain:pw>2fooBAR</domain:pw>
</domain:authInfo>
</domain:chg>
</domain:update>
</update>
<extension>
<relDom:update
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
</relDom:update>
</extension>
<clTRID>ABC-12345-XYZ</clTRID>
</command>
</epp>
<epp xmlns="urn:ietf:params:xml:ns:epp-1.0">
<command>
<update>
<domain:update
xmlns:domain="urn:ietf:params:xml:ns:domain-1.0">
<domain:name>example1.tld</domain:name>
<domain:add>
<domain:ns>
<domain:hostObj>ns1.example.com</domain:hostObj>
</domain:ns>
<domain:status s="clientHold"/>
</domain:add>
<domain:rem>
<domain:ns>
<domain:hostObj>ns2.example.com</domain:hostObj>
</domain:ns>
<domain:status s="clientDeleteProhibited"/>
</domain:rem>
<domain:chg>
<domain:registrant>jd1234</domain:registrant>
<domain:authInfo>
<domain:pw>2fooBAR</domain:pw>
</domain:authInfo>
</domain:chg>
</domain:update>
</update>
<extension>
<relDom:update
xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0">
<relDom:name>example2.tld</relDom:name>
<relDom:name>example3.tld</relDom:name>
</relDom:update>
</extension>
<clTRID>ABC-12345-XYZ</clTRID>
</command>
</epp>
この拡張は、<update>ドメイン・コマンドのレスポンスへの任意の拡張を規定しない。コマンドを処理した後、サーバは、[EPP−D]で定義された標準のEPPレスポンスで応答する。
形式的構文EPPオブジェクト・マッピングは、XMLスキーマ表記法において指定される。ここに提示された形式的構文は、EPP XMLインスタンスの自動化された妥当性検証に適したオブジェクト・マッピングの完全なスキーマ表現である。「BEGIN」および「END」のタグは、スキーマの一部ではなく、URI登録目的のため、スキーマの始まりおよび終わりを示すのに使用される。
BEGIN
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<schema xmlns:relDom="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0"
xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"
xmlns:eppcom="urn:ietf:params:xml:ns:eppcom-1.0"
targetNamespace="http://www.verisign.com/epp/relatedDomain-1.0"
elementFormDefault="qualified">
<annotation>
<documentation>
Extensible Provisioning Protocol v1.0
Related Domain extension
</documentation>
</annotation>
<!--
Import common element types.
-->
<import namespace="urn:ietf:params:xml:ns:eppcom-1.0"
schemaLocation="eppcom-1.0.xsd"/>
<!--
Related Domain info command extension root element
-->
<element name="info" type="relDom:infoType"/>
<!--
Info type attribute values
-->
<simpleType name="infoTypeType">
<restriction base="string">
<enumeration value="domain"/>
<enumeration value="related"/>
</restriction>
</simpleType>
<!--
Related Domain Info type
-->
<complexType name="infoType">
<attribute name="type" type="relDom:infoTypeType"
default="domain"/>
</complexType>
<!--
Related Domain info response extension root element
-->
<element name="infData" type="relDom:infDataType"/>
<complexType name="infDataType">
<sequence>
<element name="group" type="relDom:relatedDomainGroupType"
maxOccurs="unbounded"/>
</sequence>
</complexType>
<simpleType name="fieldNameType">
<restriction base="normalizedString">
<minLength value="1"/>
<maxLength value="64"/>
</restriction>
</simpleType>
<!--
Field that needs to be synchronized.
-->
<complexType name="fieldType">
<attribute name="name" type="relDom:fieldNameType"
use="required"/>
<attribute name=" inSync" type="boolean"
use="required"/>
</complexType>
<!--
Related Domain group types
-->
<simpleType name="groupType">
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Fields that need to be synchronized
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Domain names that are registered or available.
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Related Domain Group
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Related Domain Auth Info Type
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Related Domain Period Type
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Related Domain Period Limit Type
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Related Domain Period Unit Type
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Related Domain Create Request Type
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Related Domain Create Request element
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Related Domain Create Response type
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Related Domain Create Request element
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Related Domain Delete Request element
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Related Domain Delete Response type
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Related Domain Delete Response element
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Related Domain Update Request element
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Related Domain Renew type
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Related Domain Renew element
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Related Domain Renew Data type
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Related Domain Renew Data element
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Related Domain Transfer element
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Related Domain Transfer Data Type
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Related Domain Transfer Data element
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Related Domain info command extension root element
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Field that needs to be synchronized.
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Related Domain group types
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Fields that need to be synchronized
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Related Domain Group
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Related Domain Auth Info Type
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Related Domain Period Type
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Related Domain Period Limit Type
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Related Domain Period Unit Type
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Related Domain Create Request Type
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Related Domain Create Request element
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Related Domain Create Response type
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Related Domain Delete Response element
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Related Domain Renew type
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Related Domain Renew element
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Related Domain Renew Data type
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Related Domain Transfer element
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Related Domain Transfer Data Type
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Related Domain Transfer Data element
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END
図3には、本開示の実装形態と一致した、例示的なコンピュータ・システム300が示してある。一般に、システム300は、たとえば、インターフェースを介して要求を受信して、1組のプロビジョニング・オブジェクト内の1つまたは複数のプロビジョニング・オブジェクトに対してアクションを実行する、1つまたは複数のモジュールなどの構成部品を備えてもよい。要求は、EPPなどのプロビジョニング・プロトコルを介して、クライアントによって提示することができ、またはUIを介して提示することができる。1つまたは複数のモジュールは、要求を解析するよう動作可能とすることができ、また1つまたは複数のモジュールは、この解析に基づいてアクションを実行するよう動作可能とすることができる。実装形態によっては、1つまたは複数のプロビジョニング・オブジェクトは、ドメイン、ホスト、コンタクト、またはそれらの組合せを含む。実装形態によっては、アクションは変換オペレーションを含み、この変換オペレーションは、作成アクション、更新アクション、削除アクション、書換えアクション、および/または移管アクションを含む。実装形態によっては、変換オペレーションは、単一の変換オペレーションと同時に、1つまたは複数のプロビジョニング・オブジェクトのうちの2つ以上を修正することができる。実装形態によっては、1つまたは複数のプロビジョニング・オブジェクトは、1つまたは複数の共通の属性を共有することができる。実装形態によっては、1つまたは複数のモジュールは、1つまたは複数のプロビジョニング・オブジェクトが、1つまたは複数の共通の属性を共有することを決定するよう動作可能とすることができ、1つまたは複数のモジュールは、データベース内で1つまたは複数の属性を共有するよう決定された1つまたは複数のプロビジョニング・オブジェクトを一緒に関連付けるよう動作可能とすることができる。
パーソナル・コンピュータ、サーバ、ワークステーション、組込みシステム、分散システム、多機能デバイス、またはそれらの組合せなど、様々なコンピュータ・システムに、1つまたは複数のモジュールを実装することができる。コンピュータ・プログラムとして、本明細書に記載のプロセスを実装することができる。コンピュータ・プログラムは、稼働中と休止中の両方の様々な形態で存在することができる。たとえば、コンピュータ・プログラムは、ソース・コード、オブジェクト・コード、実行コード、もしくは他のフォーマットでのプログラム命令からなる(1つまたは複数の)ソフトウェア・プログラム、(1つまたは複数の)ファームウェア・プログラム、またはハードウェア記述言語(HDL)ファイルとして存在することができる。上記のいずれも、記憶装置を含むコンピュータ読取り可能な媒体上で、圧縮形式または非圧縮形式で実施することができる。システム300に含むことができる構成部品の例を、次に説明する。
図に示すように、システム300は、少なくとも1つのプロセッサ302、入力/出力装置316を備えることができ、キーボード、ポインティング装置(たとえば、マウス、タッチパッドなど)、ディスプレイ・アダプタ319、およびディスプレイ320、主記憶装置306、ネットワーク・アダプタ322、取外し可能な記憶装置312、ならびに、ハードディスク・ドライブ310および取外し可能な記憶装置312を含む記憶装置308を備えてもよい。記憶装置308は、たとえば、RAM、ROM、フラッシュ・メモリ、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶装置、または、命令もしくはデータ構造の形式での所望のプログラム・コードを持ち運び、もしくは記憶するのに使用でき、コンピュータからアクセスできる他の任意の媒体を含むことができる。システム300には、プリンタ(図示せず)などの追加の入力/出力装置を設けることもできる。システム300の様々な構成部品は、システム・バス304または同様のアーキテクチャを介して通信する。さらに、システム300は、動作中にメモリ306内に常駐するオペレーティング・システム(OS)を含むことができる。システム300は複数のプロセッサを備えることができることが、当業者には理解されよう。たとえば、システム300は、同じプロセッサの複数のコピーを備えることができる。あるいは、システム300は、様々なタイプのプロセッサの異種組合せを備えることができる。たとえば、システム300は、1つのプロセッサを1次プロセッサとして使用し、他のプロセッサをコプロセッサとして使用することができる。別の例では。システム300は、1つまたは複数のマルチコア・プロセッサ、および1つまたは複数のシングルコア・プロセッサを備えることができる。したがって、システム300は、1組のプロセッサ全体にわたって、任意の数の実行コアを備えることができる。他の構成部品および周辺装置をシステム300に備えることができることが、当業者には理解されよう。
主記憶装置106は、システム300の1次記憶域の役割を果たし、プロセッサ302上で走っているアプリケーションが積極的に使用するデータを保持する。アプリケーションとは、実行時にシステム300が1組の特定タスクを実行するよう命令するための1組のコンピュータ命令をそれぞれが含むソフトウェア・プログラムであること、また、用語「アプリケーション」は、アプリケーション・ソフトウェア、アプリケーション・プログラム、デバイス・ドライバ、および/または本教示の実施形態によるプログラムと交換可能に使用できることが、当業者には理解されよう。メモリ306は、ランダム・アクセス・メモリ、または以下に述べるような他の形態のメモリとして実装することができ、これらは当業者によく知られている。
OSとは、システム300でのハードウェアおよびシステム・オペレーションを直接制御および管理する役割を担っている、統合された一群のルーチンおよび命令である。さらに、OSは、アプリケーション・ソフトウェアおよびデバイス・ドライバを実行する基礎を提供する。たとえば、OSは、リソース割当て、スケジューリング、入力/出力制御、メモリ管理などのサービスを実行することができる。OSは、主にソフトウェアとすることができるが、部分的または完全なハードウェア実装およびファームウェアを含むこともできる。本教示の原理と一致するオペレーティング・システムのよく知られた例には、MICROSOFT WINDOWS(たとえば、WINDOWS CE、WINDOWS NT、WINDOWS 2000、WINDOWS XP、およびWINDOWS VISTA)、MAC OS、LINUX(登録商標)、UNIX(登録商標)、ORACLE SOLARIS、OPEN VMS、ならびにIBM AIXが含まれる。
前述の説明は例示的なものであり、構成および実装における変形形態が当業者に思い浮かぶ可能性がある。たとえば、本明細書において開示される実施形態に関して説明した種々の例示的な論理回路、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ(たとえば、プロセッサ302)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ論理回路、ディスクリート・ハードウェア構成部品、または本明細書に記載の機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて、実装または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、別の選択では、このプロセッサは、従来型の任意のプロセッサ、制御装置、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティング装置の組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと組み合わせた1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のこうした構成として実装することもできる。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した各機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装することができる。ソフトウェア実装において、本明細書に記載の各技法は、本明細書に記載の機能を実行する、モジュール(たとえば、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラスなど)を用いて実現することができる。モジュールは、情報、データ、引き数、パラメータ、もしくはメモリ内容を受渡しおよび/または受信することによって、別のモジュールまたはハードウェア回路と結合することができる。情報、引き数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ受渡し、トークン・パッシング、ネットワーク伝送などを含む任意の適切な手段を使用して、受渡し、転送、または伝送を行うことができる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニットに記憶され、プロセッサが実行することができる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部、またはプロセッサの外部で実装することができ、この場合、メモリ・ユニットは、当技術分野で知られている様々な手段を用いて、プロセッサと通信するよう結合することができる。
ソフトウェアに実装される場合、各機能は、1つまたは複数の命令もしくはコードとして、コンピュータ読取り可能な媒体上に記憶し、またはそれを介して伝送することができる。コンピュータ読取り可能な媒体には、有形の非一時的なコンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所にコンピュータ・プログラムを転送するのを容易にする任意の媒体を含む通信媒体との両方が含まれる。記憶媒体は、コンピュータがアクセスできる、利用可能な任意の有形で非一時的な媒体とすることができる。一例として、限定するものではないが、このような有形の非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体は、RAM、ROM、フラッシュ・メモリ、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶装置、または、命令もしくはデータ構造の形式での所望のプログラム・コードを持ち運び、もしくは記憶するのに使用でき、コンピュータからアクセスできる他の任意の媒体を含むことができる。本明細書では、ディスク(diskおよびdisc)には、CD、レーザ・ディスク、光ディスク、フロッピー(登録商標)・ディスク、およびブルーレイ・ディスクが含まれ、ここで各ディスクは、通常、データを磁気で複製し、またレーザを用いてデータを光で複製する。また、任意の接続が適切に、コンピュータ読取り可能な媒体と呼ばれる。たとえば、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、より対線、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術を使用してソフトウェアが伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、より対線、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術が媒体の定義に含まれる。上記の組合せも、コンピュータ読取り可能な媒体の範囲に含まれるべきである。
本開示によれば、前述の複数ドメインのEPPコマンド構造を使用して、単一のトランザクションにおいて複数(2つ以上)のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトを管理することができるので、狭帯域幅ネットワークを介してレジストリと通信する際の効率を大きく改善することができる。単一レジストリ・オブジェクトについて複数のEPPコマンドを発行するようレジストラに要求する代わりに、これまで述べてきたように複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトを一緒に管理することにより、コマンドを発行するレジストラと、そのコマンドを処理するレジストリの両方にとってコスト節約が実現する。
単数または統合されたものとして記述されたリソースは、一実施形態では、複数または分散されたものとすることができ、複数または分散されたものとして記述されたリソースは、実施形態によっては組み合わせることができる。
各教示の実装形態の例を参照しながら、それら教示を説明してきたが、当業者なら、真の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明した実装形態に様々な修正を加えることができよう。本明細書において使用される用語、および説明は、例として説明するものに過ぎず、限定するものではない。具体的には、各プロセスを例として説明してきたが、それらプロセスの各段階は、例示された順序とは異なる順序で、または同時に実行することができる。さらに、用語「including」、「includes」、「having」、「has」、「with」、またはそれらの変化形が、詳細な説明において使用される限りにおいて、このような用語は、用語「comprising」と同様にして包含的であることを意図している。本明細書では、たとえば「AおよびB」などの項目のリストに対する用語「のうち1つまたは複数」および「のうち少なくとも1つ」は、「Aのみ」、「Bのみ」、または「AおよびB」を意味する。さらに、別段の指定がない限り、用語「組(set)」は、「1つまたは複数」と解釈すべきである。また、用語「結合(「couple」または「couples」)」は、間接接続または直接接続のいずれかを意味するものである。したがって、第1の装置が第2の装置に結合する場合、その接続は、直接接続を介してもよく、または他の装置、構成部品、および接続部を用いた間接接続を介してもよい。
Claims (20)
- 複数のプロビジョニングされたドメイン・ネーム・システム(「DNS」)レジストリ・オブジェクトを管理するためのコンピュータにより実現される方法であって、
複数の前記プロビジョニングDNSレジストリ・オブジェクトのうちのそれぞれのプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトについてのアクションを実行するために、DNSレジストリにおいて、複数ドメインの拡張可能な資源登録プロトコル(「EPP」)コマンドをレジストラントに代わってレジストラから受信するステップと、
前記アクションを、前記レジストリによって維持されるポリシー内の1つまたは複数の許容可能なアクションと比較するステップと、
前記比較に基づいて、前記アクションが許容可能であることをプロセッサによって決定するステップと、
前記決定に基づいて、ある1つのトランザクションにおいて、前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのそれぞれに対して前記アクションを実行するステップと
を含む方法。 - 前記複数ドメインのEPPコマンドが、各DNSレジストリ・オブジェクトのインスタンスを作成するための複数ドメイン作成オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトのスポンサーシップ変更を管理するための複数ドメイン移管オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトの有効期間を延長するための複数ドメイン書換えオペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトに関連する情報を変更するための複数ドメイン更新オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトのインスタンスを削除するための複数ドメイン削除オペレーションと、のうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
- 前記複数ドメインのEPPコマンドが、既存のオペレーションを拡張することに基づいた1または複数の新規のオペレーションを含む、請求項2に記載のコンピュータにより実現される方法。
- 複数の前記DNSレジストリ・オブジェクトの各複数のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトが、ドメイン・ネーム、ホスト、またはコンタクトを含む、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
- 前記比較に基づいて、前記アクションが許容可能ではないことをプロセッサによって決定するステップと、
前記アクションが前記レジストラには許容可能ではないことを通知するステップと
をさらに含む、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。 - 複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトが、複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトとの関係を有する、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
- 前記関係が、プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトの国際語バージョンである、請求項6に記載のコンピュータにより実現される方法。
- 前記関係が、トップレベル・ドメインの国際語バージョンである、請求項6に記載のコンピュータにより実現される方法。
- 前記関係が、前記第1および前記第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクト内の文字列における類似性である、請求項6に記載のコンピュータにより実現される方法。
- 複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのトップレベル・ドメインと、複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのトップレベル・ドメインとが同じである、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
- 複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのトップレベル・ドメインと、複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのトップレベル・ドメインとが互いに異なる、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
- 複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち前記第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトの前記トップレベル・ドメインが、複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトの前記トップレベル・ドメインの国際語バージョンである、請求項11に記載のコンピュータにより実現される方法。
- 前記ポリシーが、ドメイン・ネーム・システム・セキュリティ拡張(DNSSEC)関連のポリシー、トップレベル・ドメイン開始ポリシー、請戻猶予期間ポリシー、またはドメイン・ライフサイクル・ポリシーのうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載のコンピュータにより実現される方法。
- プロセッサ上で実行される場合に、複数のプロビジョニングされたドメイン・ネーム・システム(「DNS」)レジストリ・オブジェクトを管理するための方法を実行する命令を有する非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体であって、前記方法が、
複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうちのそれぞれのプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトについてのアクションを実行するために、DNSレジストリにおいて、複数ドメインの拡張可能な資源登録プロトコル(「EPP」)コマンドをレジストラントに代わってレジストラから受信するステップと、
前記アクションを、前記レジストリによって維持されるポリシー内の1つまたは複数の許容可能なアクションと比較するステップと、
前記比較に基づいて、前記アクションが許容可能であることをプロセッサによって決定するステップと、
前記決定に基づいて、ある1つのトランザクションにおいて、前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのそれぞれに対して前記アクションを実行するステップと
を含む、非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体。 - 前記複数ドメインのEPPコマンドが、各DNSレジストリ・オブジェクトのインスタンスを作成するための複数ドメイン作成オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトのスポンサーシップ変更を管理するための複数ドメイン移管オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトの有効期間を延長するための複数ドメイン書換えオペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトに関連する情報を変更するための複数ドメイン更新オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトのインスタンスを削除するための複数ドメイン削除オペレーションと、のうちの1つまたは複数を含む、請求項14に記載の非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体。
- 前記複数ドメインのEPPコマンドが、既存のオペレーションを拡張することに基づいた新規のオペレーションのうち1つまたは複数を含む、請求項15に記載の非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体。
- 複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトが、複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトとの関係を有する、請求項14に記載の非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体。
- プロセッサと、
該プロセッサと通信するように結合されたメモリと
を備える装置であって、
前記メモリが、前記プロセッサ上で実行される場合に、複数のプロビジョニングされたドメイン・ネーム・システム(「DNS」)レジストリ・オブジェクトを管理するための方法を実行する命令を格納し、前記方法が、
複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうちのそれぞれのプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトについてのアクションを実行するために、DNSレジストリにおいて、複数ドメインの拡張可能な資源登録プロトコル(「EPP」)コマンドをレジストラントに代わってレジストラから受信するステップと、
前記アクションを、前記レジストリによって維持されるポリシー内の1つまたは複数の許容可能なアクションと比較するステップと、
前記比較に基づいて、前記アクションが許容可能であることをプロセッサによって決定するステップと、
前記決定に基づいて、ある1つのトランザクションにおいて、前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのそれぞれに対して前記アクションを実行するステップと
を含む、装置。 - 前記複数ドメインのEPPコマンドが、各DNSレジストリ・オブジェクトのインスタンスを作成するための複数ドメイン作成オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトのスポンサーシップ変更を管理するための複数ドメイン移管オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトの有効期間を延長するための複数ドメイン書換えオペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトに関連する情報を変更するための複数ドメイン更新オペレーションと、各DNSレジストリ・オブジェクトのインスタンスを削除するための複数ドメイン削除オペレーションと、のうちの1つまたは複数を含む、請求項18に記載の装置。
- 複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第1のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトが、複数の前記プロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトのうち第2のプロビジョニングされたDNSレジストリ・オブジェクトとの関係を有する、請求項18に記載の装置。
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