JP2015080207A - 拡張予測モードを有する簡易深度符号化の方法と装置 - Google Patents

拡張予測モードを有する簡易深度符号化の方法と装置 Download PDF

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Abstract

【課題】拡張イントラ予測モードを有する簡易深度符号化(SDC)の方法と装置を提供する。
【解決手段】拡張イントラ予測モードを有する簡易深度符号化(SDC)の方法と装置が開示される。本発明の実施態様は、水平モードと垂直モードを含む拡張イントラ予測モード集合を用いる。水平モードが選択されるとき、現在の深度ブロックの左のブロック境界に隣接する再構築隣接深度カラムに基づいて、再構築隣接深度カラムから、予測サンプルのロウを生成することにより、現在の深度ブロックに対する予測サンプルが導出される。垂直モードが選択されるとき、現在の深度ブロックの上ブロック境界に隣接する再構築隣接深度ロウに基づいて、再構築隣接深度ロウから、予測サンプルのカラムを生成することにより、現在の深度ブロックに対する予測サンプルが導出される。
【選択図】図5

Description

本発明は、3次元(3D)とマルチビュービデオ符号化(MVC)に関するものであって、特に、拡張予測モードを有する簡易深度符号化(SDC)を用いた深度符号化に関するものである。
鑑賞者に驚くべき鑑賞体験をもたらす3次元(3D)テレビジョンが近年の技術動向である。マルチビュービデオは、3Dビデオを捕捉(キャプチャー)、および、表示する技術である。マルチビュービデオは、通常、同時に、複数のカメラを用いて、シーン(場面)を捕捉することにより生成され、複数のカメラが適切に設置されて、各カメラが一視点からシーンを捕捉する。表示に関連する多数のビデオシーケンスを有するマルチビュービデオは、大量のデータを表示する。したがって、マルチビュービデオは、保存するための大きい格納スペース、および/または、送信するための高いバンド幅を必要とする。よって、マルチビュービデオ符号化技術がこの分野で発展し、必要な格納スペースと伝送帯域幅を減少させる。3次元とマルチビュー符号化システムにおいて、テクスチャデータと深度データが符号化される。
深度マップに関しては、セグメント流(Segment-wise)DC符号化とも称される簡易深度符号化(SDC)は、代替のイントラ符号化モードである。SDCが用いられるかどうかは、符号化ユニット (CU) レベルで、SDCフラグによりシグナリングされる。SDCに関しては、深度ブロックは、従来のイントラモード、または、深度モデリングモード 1によりイントラ予測される。SDC-符号化CUの分割サイズは、常に、2Nx2Nで、これにより、SDC-符号化CUのブロックサイズに関するビットストリームでシグナリングする必要がない。さらに、量子化された変換係数として符号化されるのに代わって、深度ブロックが、ひとつ、または、二セグメントに分割されるかに基づいて、SDC-符号化残余が、ひとつ、または、二個の一定残余値により示される。
HEVC(3D-HEVC)に基づいた現存の3次元ビデオ符号化にしたがって、ある情報が、SDC-符号化ブロックにシグナリングされる。シグナリングされる情報は以下を含む。
1.現在のブロックのセグメンテーション/予測タイプ。可能値は、
i. DMM(深度モデリングモード)モード 1 −明示的ウェッジレット(Explicit Wedgelets) (2 セグメント)
ii.平面(1 セグメント)
2.DMMに関しては、追加予測情報(たとえば、分割情報)が符号化される。
3.得られた各セグメントに関しては、残余値(画素ドメイン中)が、ビットストリーム中でシグナリングされる。
深度符号化プロセスにおいて、まず、深度サンプルが、制限された深度値にマップされる。制限された深度値は、深度ルックアップテーブル(DLT)により示されるとともに、深度サンプルを、制限された深度値にマップした後、これらの制限された深度値は、DLTの入力を指すインデックスとして用いられる。その結果、残余は、予測子のDLTインデックスとオリジナルの深度サンプル間の差を得ることにより生成される。その後、インデックス残余が符号化されるとともに、デコーダーに送信される。深度マップに存在する深度値は、通常、深度捕捉装置により示すことができる総数より小さい数に制限される。よって、DLTの使用は、残余の大きさに必要なビット深度を減少させることができる。このマッピングテーブルがデコーダーに送信され、よって、インデックスから有効な深度値への逆検索がデコーダーで実行できる。
エンコーダー側で、ビットストリームに符号化される残余インデックス iresi は以下にしたがって決定される:

Figure 2015080207
Figure 2015080207
深度ルックアップテーブルは、深度マップのスパースプロパティ(sparse property)を利用し、最大限有効な深度幅(たとえば、2)からほんの少数の深度値だけが、一般的に、深度マップ中に存在する。エンコーダーにおいて、動的深度ルックアップテーブルは、入力シーケンスのフレーム数(たとえば、一イントラ期間)を分析することにより構築される。符号化プロセス期間中に、この深度ルックアップテーブルが用いられて、残余信号の効果的な信号ビット深度を減少させる。
ルックアップテーブルを再構築(再構成)するため、エンコーダーは、符号化される入力ビデオシーケンスから所定のフレーム数を読み取るとともに、深度値の存在に対する全サンプルをスキャンする。このプロセスの間に、マッピングテーブルが生成され、オリジナルの未圧縮深度マップに基づいて、深度値を現存の深度値にマップする。
Figure 2015080207
1.初期化
Figure 2015080207

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Figure 2015080207

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上述のように、現存のSDCにおいて、二種のセグメンテーションと予測がある。二種のセグメンテーションと予測に対するそれぞれのプロセスは以下のようである。
DMMモード:
− エッジ情報は、開始/終了側と対応するインデックスにより定義される。
Figure 2015080207
深度ブロック(110と120)の二例が図1に示され、各深度ブロックは、点線により示される二セグメントに分けられる。図1中、ブロック110に対する予測サンプルを生成するのに用いられる再構築隣接深度サンプルは、参照番号112と114により示され、ブロック120に対する予測サンプルを生成するのに用いられる再構築隣接深度サンプルは、参照番号122と124により示される。
平面モード:
− 図2に示されるように、平面モードの予測子(すなわち、予測サンプル)を生成する。図2Aに示されるように、線形補間は、右カラムと下ロウに対する予測子を生成するのに用いられる。右カラムに関しては、線形補間は、 A と Z での深度値に基づく。下ロウに関しては、線形補間は、 B と Z での深度値に基づく。図2Bに示されるように、右カラムと下ロウが補間された後、4辺から、4個の各自の深度サンプルを用いて、深度位置の残りに対する予測子が双線形補間される。
Figure 2015080207
上述の導出プロセスにおいて、予測サンプルは、現存の 3D-HEVC中、DMMモード 1、または、平面モードであるイントラ符号化モードにより生成される予測値を参照する。デコーダー側での平面モード対する再構築プロセスが図3に示される。現在の深度ブロック (310) に対するDC予測値 (PredDC) は、現在の深度ブロックに対する予測深度サンプルの平均に基づいて決定される。
現在の深度ブロックに対する予測深度値は、隣接再構築深度値の線形補間(右カラムと下ロウ)と双線形補間(別の深度サンプル)を用いて導出される。図3において、予測深度値は、現在の深度ブロック (310)で示される。現在の深度ブロックに対する深度値 (RecDC) を再構築するため、まず、DLTインデックスが、残余インデックスを、PredDCのDLTインデックスに加えることにより得られる。その後、現在の深度ブロックに対する再構築深度値 (RecDC) が、この導出されたインデックスに逆検索を適用することにより得られる。
その後、残余画素値 (画素ドメイン) が、RecDC と PredDC.の差を得ることにより得られる。最終の再構築深度ブロック (320)は、この残余画素値を、現在のブロックの各予測サンプルに加えることにより導出される。
デコーダー側でのDMMモード 1に対する再構築プロセスが図4に示される。現在の深度ブロック (410)は二個のセグメントに分けられる。現在の深度ブロック (410)の二セグメントに対するDC予測値(PredDC1 と PredDC2) が、各自の隣接再構築深度値に基づいて決定される。
図4において、予測深度値が現在の深度ブロック (410)で示される。現在の深度ブロックの二セグメントに対する深度値(RecDC1 と RecDC2)を再構築するため、まず、二個のDLTインデックスが、対応する残余インデックスをPredDC1 と PredDC2のDLTインデックスに加えることにより得られる。その後、現在の深度ブロックに対する再構築深度値 (RecDC1 と RecDC2) が、この導出されたインデックスに逆検索を適用することにより得られる。
その後、残余画素値(画素ドメイン)が、それぞれ、RecDC1 と PredDC1, および RecDC2 と PredDC2の差を得ることにより得られる。最終の再構築深度ブロック (420)は、この残余画素値を、現在のブロックの各セグメントの各予測サンプルに加えることにより導出される。
深度ブロック符号化のための従来のSDCでは、制限された予測モードだけが提供される。予測モードを拡張し、符号化効率を改善することが望まれる。
拡張イントラ予測モードを有する簡易深度符号化、または、セグメント流DC符号化 (SDC)の方法と装置を提供することを目的とする。
本発明の実施態様は、水平モードと垂直モードを含む拡張イントラ予測モード集合を用いる。水平モードが選択されるとき、再構築隣接深度カラムから、予測サンプルのロウを生成することにより、現在の深度ブロックの左のブロック境界に隣接する再構築隣接深度カラムに基づいて、現在の深度ブロックに対する予測サンプルが導出される。垂直モードが選択されるとき、再構築隣接深度ロウから、予測サンプルのカラムを生成することにより、現在の深度ブロックの上ブロック境界に隣接する再構築隣接深度ロウに基づいて、現在の深度ブロックに対する予測サンプルが導出される。拡張モード集合は、さらに、別のイントラ予測モード、たとえば、平面モードとDMM(深度モデリングモード)モードを含む。モード集合中のイントラ予測モードは、短縮単項モード(truncated unary code)を用いて符号化される。
SDCにしたがって、各深度ブロックは、一セグメント、または、二セグメントを有する。各セグメントに対して、予測深度値が決定され、従来のSDCにしたがって、予測深度値が、セグメントの予測サンプルに対する平均に対応する。本発明の一新規態様は、別の手段により、予想値の導出に取り組む。実施態様の一グループにおいて、予測深度値が、部分的予測サンプル、サブサンプルされた予測サンプル、または、予測サンプルのサブセットに基づいて導出される。たとえば、水平モードが用いられるとき、予測深度値ブロックは、現在の深度ブロックの最左カラムの二コーナー予測サンプルに基づいて決定される。垂直モードが選択されるとき、予測深度値は、現在の深度ブロックの上部ロウの二コーナー予測サンプルに基づいて決定される。さらに、予測深度値は、平均、中央値、最大、最小、または、部分的予測サンプル、サブサンプルされた予測サンプル、または、予測サンプルのサブセットの線形結合に基づいて決定される。
実施態様の別のグループにおいて、予測深度値は、すべて、または、部分的再構築隣接深度サンプルに基づいて導出される。たとえば、水平モードが選択される場合、予測深度値は、全再構築サンプル、一再構築サンプル、部分的再構築サンプル、二コーナー再構築サンプル、または、現在の深度ブロックの左のブロック境界に隣接する再構築隣接深度カラムの四コーナー再構築サンプルに基づいて決定される。垂直モードが選択される場合、予測深度値は、全再構築サンプル、一再構築サンプル、部分的再構築サンプル、二コーナー再構築サンプル、または、現在の深度ブロックの上ブロック境界に隣接する再構築隣接深度ロウの四コーナー再構築サンプルに基づいて決定される。
一実施態様において、予測サンプルのサブセットが用いられて、予測深度値を導出するとき、二つの異なるモードは、二つの異なるサブセットを用いる。たとえば、水平モードと別のモードが用いられる場合、別のサブセットが別のモードに用いられる間、予測深度値は、水平モードの現在の深度ブロックの選択されたカラムに位置する一予測サンプル、二コーナー予測サンプル、または、全予測サンプルに対応するサブセットに基づいて導出される。垂直モードと別のモードが用いられる場合、別のサブセットが別のモードに用いられる間、予測深度値は、垂直モードの現在の深度ブロックの選択されたロウに位置する一予測サンプル、二コーナー予測サンプル、または、全予測サンプルに基づいて導出される。
予測モードを拡張し、符号化効率を改善する。
簡易深度符号化(SDC)にもとづいた深度符号化の深度モデリングモード(DMM)の二例で、深度ブロックが二セグメントに分けられ、各セグメントが均一領域としてモデル化されることを示す図である。 SDCの平面モードによる再構築隣接深度サンプルにもとづいて、深度ブロックの予測サンプルを生成するのに用いられる線形補間と双線形補間を示す図である。 平面モードを用いた簡易深度符号化(SDC)の再構築プロセスを示す図である。 深度モデリングモード(DMM)モード 1を用いた簡易深度符号化 (SDC)の再構築プロセスを示す図である。 水平モード用のサンプルベースの簡易深度符号化(SDC)の一例を示す図である。 垂直モード用のサンプルベースの簡易深度符号化(SDC)の一例を示す図である。 本発明の実施態様による水平モードを用いたサンプルベースの簡易深度符号化(SDC)用のデコーダー側の再構築プロセスを示す図である。 本発明の実施態様による垂直モードを用いたサンプルベースの簡易深度符号化(SDC)用のデコーダー側の再構築プロセスを示す図である。 SDC用の水平イントラモードで、予測深度値を計算する予測サンプルの異なるサブセットを用いた一例を示す図である。 SDC用の垂直イントラモードで、予測深度値を計算する予測サンプルの異なるサブセットを用いた一例を示す図である。 水平イントラモードで、再構築隣接深度カラムの全サンプル、単一サンプル、部分的サンプル、または、二個のコーナーサンプルを用いて、予測深度値を計算する一例を示す図である。 垂直イントラモードで、再構築隣接深度ロウの全サンプル、単一サンプル、部分的サンプル、または、二個のコーナーサンプルを用いて、予測深度値を計算する一例を示す図である。 本発明の実施態様による拡張イントラ予測モード集合を用いた深度データ用の簡易深度符号化(SDC)のフローチャートである。
SDC符号化の符号化効率を改善するため、本発明の実施態様は、SDC符号化用の拡張予測モードを用い、拡張予測モードは、従来の平面モードとDMMモード 1に加え、水平イントラモード、垂直イントラモード、または、両方を含む。この開示において、SDC用のイントラ予測モードは、イントラ予測タイプとも称する。この開示において、水平イントラモードと垂直イントラモードは、また、水平モードと垂直モードと称される。たとえば、現在のブロックに対するセグメンテーション/予測の拡張イントラ予測タイプの集合は、以下に対応する:
a.DMMモード 1 − 明示的ウェッジレット(Explicit Wedgelets) (2 セグメント)
b.平面 (1 セグメント)
c.水平 (1 セグメント)
d.垂直 (1 セグメント)
DMMモードに関しては、追加予測情報が符号化されて、分割を示す。得られた各セグメントに関しては、残余値 (画素ドメイン中)が、ビットストリームにシグナリングされる。二個の追加タイプ、または、モード、すなわち、水平と垂直のイントラ予測プロセスは以下のように記述される。
・ 水平モード:
− 図5に示されるように、水平イントラモードの予測子を生成し、現在のブロック (520)の現在の左のブロック境界に隣接する再構築隣接深度カラム (510)が用いられて、予測サンプルを生成する。隣接カラム中の各サンプルが用いられて、現在のブロックの対応するロウに対する予測サンプルを生成する。
Figure 2015080207
・ 垂直モード:
− 図6に示されるように、垂直イントラモードの予測子を生成し、現在のブロック (620)の現在の上ブロック境界に隣接する再構築隣接深度ロウ (610)が用いられて、予測サンプルを生成する。隣接ロウ中の各サンプルが用いられて、現在のブロックの対応するカラムに対する予測サンプルを生成する。
Figure 2015080207
デコーダー側での水平モードと垂直モード用の再構築プロセスの例が、それぞれ、図7と図8に説明されている。図7において、水平モードを用いることにより、ブロック710は予測深度値に対応し、ブロック720は再構築ブロックに対応する。DC予測値 (すなわち、予測深度値)、 PredDC が現在のブロック710に対して導出される。
PredDC は、ブロックに対する再構築残余値RecDCを構成するために受信された残余に加えられる。その後、この再構築残余値は、水平モードにしたがって導出される個々のサンプルにより更新されて、ブロック720に対する再構築深度サンプルを構成する。
図8において、垂直モードを用いることにより、ブロック810は予測深度値に対応し、ブロック820は再構築ブロックに対応する。ブロックに対するDC予測値を再構築するプロセス、RecDCは、水平モードに対する場合と同じである。ブロック820に対する再構築深度値は以下から導出される。

Figure 2015080207

Figure 2015080207

Figure 2015080207
その後、現在のブロック、または、予測ユニット(PU)の各予測サンプルが再構築残余で更新され、すなわち、再構築残余が、新しい予測サンプルとして、各予測サンプルに加えられる。したがって、水平/垂直モードの予測サンプルは、水平/垂直モードにオフセット値をプラスした予測サンプルで、オフセット値が残余インデックスから導出される。
別の例において、現在のブロック、または、PUの全予測サンプルは、以下から導出される同一の再構築深度値により代替される。

Figure 2015080207

Figure 2015080207
上述の例において、セグメンテーション/予測の拡張イントラ予測タイプの集合は、
{DMMモード 1,平面モード,水平モード,垂直モード}に対応する。しかし、拡張イントラ予測タイプの別の集合も、本発明の実行に用いることができる。
たとえば、拡張イントラ予測タイプの集合は、以下に対応する:
− {DCモード,DDMモード 1,水平モード,垂直モード}
− {平面モード,DDMモード 1,水平モード,垂直モード}
− {平面モード,DCモード,水平モード,垂直モード}
− {DDMモード 1,平面モード,水平モード,垂直モード,対角モード 2,対角モード 8}
HEVC基準(H.265:高性能ビデオ符号化,Recommendation ITU-T H.265. April 2013)に記述されるように、対角モード 2 と 対角モード 8 は、テクスチャビデオデータに対するイントラ予測モードである。
予測サンプルを生成するタイプの順序も変化する。この順序に基づいて、短縮単項コードが用いられて、現在のブロックに対して選択されるタイプをシグナリングする。これらの二個の追加モード、すなわち、水平と垂直モードで修正された符号化表の例が表1に示される。
[表1]
Figure 2015080207
追加の水平と垂直モードを有する深度イントラモードの2値化の例が表2に示される。
[表2]
Figure 2015080207
Figure 2015080207
予測深度値を導出するのに用いられる関数は、平均、中央値、最大、最小、または、予測サンプル、サブサンプリング後の予測サンプル、予測サンプルのサブセット、または、現在の符号化ブロックの隣接再構築サンプルの線形結合である。
Figure 2015080207
・ 現在の符号化ブロックの第一ロウと第一カラム、
・ 現在の符号化ブロック中央予測サンプル、
・ 現在の符号化ブロックの四コーナーサンプル、
・ 現在の符号化ブロックの第一/最終/一ロウの二個のコーナーサンプル、
および、
・ 現在の符号化ブロックの最左/最右/一カラムの二個のコーナーサンプル
別の実施態様において、予測サンプルの異なるサブセットが、SDC用の異なるイントラ予測モードに対して用いられる。たとえば、水平イントラモードに対して、図9に示されるように、最左カラムの二個のコーナーサンプル (二個の黒点として示される) が、予測深度値を計算するのに用いられる。
Figure 2015080207
垂直イントラモードに関しては、図10に示されるように、第一ロウの二個のコーナーサンプル(二個の黒点として示される)が用いられて、予測深度値を計算する。
Figure 2015080207
本発明の別の実施態様において、隣接再構築サンプルが用いられて、予測深度値を導出する。たとえば、水平イントラモードに対して、図11に示されるように、現在のブロック 1120の左のブロック境界に隣接する再構築隣接深度カラム (1110) の全サンプル、単一サンプル、部分的サンプル、または、二個のコーナーサンプルが用いられて、予測深度値を計算する。垂直イントラモードに関しては、図12に示されるように、現在のブロック (1220) の上ブロック境界に隣接する再構築隣接深度ロウ (1210) の全サンプル、単一サンプル、部分的サンプル、または、二個のコーナーサンプルが用いられて、予測深度値を導出する。
本発明の実施態様による拡張イントラ予測モード集合を組み込んだ3Dビデオ符号化システムのパフォーマンスが、HTM-8.0 (高性能ビデオ符号化ベースの3D符号化テストモデル, バージョン 8.0) にもとづいて、従来のシステムと比較される。HTM-8.0用のイントラ予測のタイプは、DMMモード 1 と平面モードを含む。本発明の実施態様は、さらに、水平モードと垂直モードを含む。性能比較は、第一カラム中でリストされるテストデータの異なるセットに基づく。
コモンテスト条件 (CTC) 下、および、全イントラ (AI) テスト条件下で、本発明の実施態様を組み込んだシステムのテスト結果が、それぞれ、表3と表4に示される。
表に示されるように、本発明による拡張イントラ予測モード集合を有するシステムは、場合によって、0.1% BD-比以上の節約を達成することができる。平均復号時間は、3%以上減少される。
[表3]
Figure 2015080207
[表4]
Figure 2015080207
図13は、本発明の実施態様による拡張イントラ予測モード集合を用いた深度データ用の簡易深度符号化(SDC)のフローチャートである。システムは、ステップ1310に示されるように、現在の深度ブロックに関連する入力データを受信する。符号化に関しては、深度ブロックに関連する入力データは、符号化される深度サンプルに対応する。復号に関しては、現在の深度ブロックに関連する入力データは、復号される符号化された深度データに対応する。現在の深度ブロックに関連する入力データは、メモリ(たとえば、コンピュータメモリ、バッファ(RAMやDRAM)または、別の媒体)または、プロセッサから検索される。
ステップ1320において、現在の深度ブロックに対する現在のイントラ予測モードが決定され、現在のイントラ予測モードは、水平モードと垂直モードを含むモード集合に属する。ステップ1330において、テスト“モード = 水平?”が実行される。
結果が“はい”の場合、ステップ 1350に進む。結果が“いいえ”の場合、ステップ 1340に進む。
ステップ 1350において、現在の深度ブロックの左のブロック境界に隣接する再構築隣接深度カラムに基づいて、再構築隣接深度カラムから、予測サンプルのロウを生成することにより、予測サンプルが導出される。
ステップ 1340において、プロセスは、さらに、“モード = Vertical?”をテストする。結果が“はい”の場合、ステップ 1360に進む。結果が“いいえ”の場合、ステップ 1370に進む。
ステップ 1360において、現在の深度ブロックの上ブロック境界に隣接する再構築隣接深度ロウに基づいて、再構築隣接深度から、予測サンプルのカラムを生成することにより、予測サンプルが導出される。
ステップ 1370において、予測サンプルが別のモードに対して導出される。ステップ1380に示されるように、予測サンプル導出後、簡易深度符号化(SDC)は、現在の深度ブロックに対して導出される予測サンプルを用いることにより、現在の深度ブロックに適用される。
上記に示したフローチャートは、拡張イントラ予測モード集合による簡易深度符号化(SDC)の例を説明するように意図されている。当業者なら、本発明の精神から逸脱することなく、本発明を実行するため各ステップを変更、ステップを再編成、ステップを分割、又はステップを組み合わせることができよう。
上記の説明は、特定の用途およびその要件の文脈において提供されるような本発明を当業者が実施できるようにするために示される。記述された実施形態に対する様々な修正は、当業者に明らかであろうし、本明細書に定義される一般的な原理は他の実施形態に適用することができる。したがって、本発明は、図示し説明した特定の実施の形態に限定されるものではなく、ここに開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。上記の詳細な説明において、種々の具体的な詳細が本発明の完全な理解を提供するために示されている。それにもかかわらず、本発明が実施できることは当業者には理解されるであろう。
上述の本発明の実施態様は、各種ハードウェア、ソフトウェアコード、または、それらの組み合わせで実施される。たとえば、本発明の実施態様は、画像圧縮チップに組み込まれる回路、または、画像圧縮ソフトウェアに組み込まれるプログラムコードで、この中に記述される処理を実行する。
本発明の実施態様は、デジタル信号プロセッサ(DSP)で実行されるプログラムコードで、この中に記述される処理を実行する。本発明は、さらに、コンピュータプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、マイクロプロセッサ、または、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)により実行されるたくさんの機能(関数)を含む。これらのプロセッサは、本発明により具体化される特定の方法を定義する機械可読ソフトウェアコード、または、ファームウェアコードを実行することにより、本発明による特定のタスクを実行するように設定される。ソフトウェアコード、または、ファームウェアコードは、異なるプログラミング言語と異なるフォーマットやスタイルで開発される。
ソフトウェアコードは、また、異なるターゲットプラットフォームにコンパイルされる。しかし、本発明に関連するタスクを実行する異なる符号化フォーマット、ソフトウェアコードのスタイル、および、言語、および、設定コードの別の手段は、本発明の精神または範囲から逸脱しない。
本発明は、その精神または本質的な特徴から逸脱することなく他の特定の形態で実施することができる。記載された実施例は、すべての点で単なる例示であり限定的ではないものとして考えられる。本発明の範囲は、そのため前述の説明によってではなく、添付の特許請求の範囲によって示される。特許請求の範囲と均等な意味および範囲内でのすべての変更は、その範囲内に包含されるべきである。
110、120、310、320、410、420 深度ブロック
112、114、122、124 予測サンプル再構築の隣接深度サンプル
520、620、710、720、810、820、1120、1220 現在のブロック
510、1110 深度カラム
610、1210 深度ロウ

Claims (16)

  1. 3次元符号化システムにおける深度ブロックに対するイントラ符号化の方法であって、本方法は、
    現在の深度ブロックに関連する入力データを受信する工程と、
    前記現在の深度ブロックに対する現在のイントラ予測モードを決定する工程であって、モード集合に属する前記現在のイントラ予測モードが、水平モードと垂直モードを含む工程と、
    前記現在のイントラ予測モードにしたがって、再構築隣接深度サンプルにもとづいて、前記現在の深度ブロックに対する予測サンプルを導出する工程であって、前記水平モードが選択される場合、前記予測サンプルを導出する工程は、前記現在の深度ブロックの左のブロック境界に隣接する再構築隣接深度カラムを用いて、前記再構築隣接深度カラムから、前記予測サンプルのロウを生成することにより、水平予測を実行し、および、前記垂直モードが選択される場合、前記予測サンプルを導出する工程は、前記現在の深度ブロックの上ブロック境界に隣接する再構築隣接深度ロウを用いて、前記再構築隣接深度ロウから、前記予測サンプルのカラムを生成することにより、垂直予測を実行する工程、および、
    前記現在の深度ブロックに対して導出される前記予測サンプルを用いて、簡易深度符号化(SDC)を、前記現在の深度ブロックに適用する工程、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記モード集合は、さらに、平面モード、および、DMM(深度モデリングモード)モードを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. モード集合中の前記イントラ予測モードは、短縮単項コードを用いて符号化されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 水平モードが選択される場合、前記現在の深度ブロックに対する単一予測値を示す予測深度値は、前記現在の深度ブロックの最左カラムの二コーナー予測サンプルに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 水平モードが選択される場合、前記現在の深度ブロックに対する単一予測値を示す予測深度値は、全再構築サンプル、一再構築サンプル、部分的再構築サンプル、または、前記現在の深度ブロックの左のブロック境界に隣接する再構築隣接深度カラムの二コーナー再構築サンプルに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記垂直モードが選択される場合、前記現在の深度ブロックに対する単一予測値を示す予測深度値は、前記現在の深度ブロックの上ロウの二コーナー予測サンプルに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記垂直モードが選択される場合、前記現在の深度ブロックに対する単一予測値を示す予測深度値は、全再構築サンプル、一再構築サンプル、部分的再構築サンプル、または、前記現在の深度ブロックの前記上ブロック境界に隣接する前記再構築隣接深度ロウの二コーナー再構築サンプルに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記現在の深度ブロックに対する単一予測値を示す予測深度値は、前記現在の深度ブロックの4コーナー予測サンプルに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記現在の深度ブロックに対する単一予測値を示す予測深度値は、全予測サンプル、サブサンプルされた予測サンプル、または、前記現在の深度ブロックの前記予測サンプルのサブセットに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記予測深度値は、平均、中央値、最大、最小、または、前記全予測サンプル、前記サブサンプルされた予測サンプル、または、前記現在の深度ブロックの前記予測サンプルの前記サブセットの線形結合を用いて決定されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記現在の深度ブロックの4コーナー予測サンプルの平均を用いて、前記予測深度値が決定されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記水平モードが選択される場合、前記現在の深度ブロックに対する単一予測値を示す予測深度値と、前記単一予測値は、前記予測サンプルの第一サブセットに基づいて決定され、前記第一サブセットと異なる前記予測サンプルの第二サブセットは、異なるモードが用いられる場合、前記現在の深度ブロックに対するひとつ、または、それ以上の単一予測値を決定するために用いられ、前記第一サブセットは、前記現在の深度ブロックの選択されたカラムに位置する一予測サンプル、二コーナー予測サンプル、または、全予測サンプルに対応することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記選択されたカラムは、前記現在の深度ブロックの最左カラムに対応することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記垂直モードが選択される場合、前記現在の深度ブロックに対する単一予測値を示す予測深度値と、前記単一予測値は、前記予測サンプルの第一サブセットに基づいて決定され、第一サブセットと異なる前記予測サンプルの第二サブセットは、異なるモードが用いられる場合、前記現在の深度ブロックに対するひとつ、または、それ以上の単一予測値を決定するために用いられ、前記第一サブセットは、前記現在の深度ブロックの選択されたロウ中に位置する一予測サンプル、二コーナー予測サンプル、または、全予測サンプルに対応することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 前記選択されたロウは、前記現在の深度ブロックの上ロウに対応することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 3次元符号化システムにおける深度ブロックのイントラ符号化の装置であって、前記装置は、ひとつ、または、それ以上の電子回路を有し、前記回路は、
    現在の深度ブロックに関連する入力データを受信し、
    前記現在の深度ブロックに対する現在のイントラ予測モードを決定し、前記現在のイントラ予測モードが、水平モードと垂直モードを含むモード集合に属すること、
    前記現在のイントラ予測モードにしたがって、再構築隣接深度サンプルに基づいて、前記現在の深度ブロックに対する予測サンプルを導出し、前記水平モードが選択される場合、前記現在の深度ブロックの左のブロック境界に隣接する再構築隣接深度カラムを用いて、前記再構築隣接深度カラムから、前記予測サンプルのロウを生成することにより、予測サンプルを導出し、および、垂直モードが選択される場合、前記現在の深度ブロックの上ブロック境界に隣接する再構築隣接深度ロウを用いて、前記再構築隣接深度ロウから、前記予測サンプルのカラムを生成することにより、予測サンプルを導出すること、および、 前記現在の深度ブロックに対して導出される前記予測サンプルを用いて、簡易深度符号化(SDC)を、前記現在の深度ブロックに適用する、ように構成されることを特徴とする装置。
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