JP2015077325A - Favorite beverage extraction bag - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ドリップ方式にてコーヒーや紅茶等を淹れる際に用いられる嗜好性飲料抽出バッグに関し、より詳しくは、注湯時に被抽出物が湯と共に溢れ出すことなく、風味のよいコーヒーや紅茶等を淹れることができる嗜好性飲料抽出用バッグに関するものである。 The present invention relates to a palatable beverage extraction bag used when brewing coffee, tea, or the like by a drip method, and more particularly, a savory coffee or tea without causing an extractable material to overflow with hot water during pouring. The present invention relates to a bag for extracting a palatability beverage that can be used to make a drink.
従来より、不織布等の抽出袋と、抽出袋の表裏面にそれぞれ取り付けられカップの上部開口周縁部に掛止するための紙製等の支持シートとを有した嗜好性飲料抽出バッグが種々提案されている。例えば、そのようなものとして、図10に示した簡易型濾過器30(特開2012−239473号公報)がある。 Conventionally, various palatable beverage extraction bags having an extraction bag such as a nonwoven fabric, and a support sheet made of paper and the like attached to the front and back surfaces of the extraction bag and hooked to the upper opening peripheral edge of the cup have been proposed. ing. For example, as such, there is a simplified filter 30 (Japanese Patent Laid-Open No. 2012-239473) shown in FIG.
この簡易型濾過器30は、不織布等の抽出袋31と、抽出袋31の表裏面にそれぞれ取り付けられカップの上部開口周縁部に掛止される支持シート32a,32bを有し、抽出袋31が通湯性に劣る材質にて形成されることによって、適切なドリップ時間が確保されて、コーヒー豆等被抽出物から風味豊かな嗜好飲料が抽出されるよう構成されたものである。
The
しかし、この簡易型濾過器30の抽出袋31は容積が小さいため、注湯時に抽出袋31の上部開口33から嗜好飲料および被抽出物が溢れ出すことがあり、嗜好飲料中に被抽出物が混在したり、十分抽出されていない嗜好飲料になるなど、注湯作業に難点があった。
However, since the
そこで、本発明の課題は、注湯時にはより大きな容積を有する抽出袋に拡張して抽出袋の上部開口から嗜好飲料および被抽出物が溢れ出すことがなく、嗜好飲料中に被抽出物が混在したり、十分抽出されていない嗜好飲料になることもなく風味豊かな嗜好飲料を抽出でき、注湯作業も容易な嗜好性飲料抽出用バッグを提供することにある。 Therefore, the object of the present invention is to expand the extraction bag having a larger volume at the time of pouring, so that the beverage and the extract do not overflow from the upper opening of the extraction bag, and the extract is mixed in the beverage. It is an object of the present invention to provide a bag for extracting a favorite beverage that can extract a flavor-rich favorite beverage without becoming a favorite beverage that has not been sufficiently extracted, and that can be poured easily.
上記課題を達成するものは、上部開口を備え内部に被抽出物を収納するための抽出袋と、該抽出袋の正面および背面にそれぞれ取り付けられると共に飲用カップの上部開口周縁部に掛止される抽出袋支持シートとを有し、前記抽出袋は、両側部にそれぞれ上方に向かって徐々に横幅が大きくなる側部襠(まち)部を有し、該側部襠部は内側に折り込まれていることを特徴とする嗜好性飲料抽出用バッグである。 What achieves the above-described object is an extraction bag having an upper opening for storing an extractable substance therein, and attached to the front and back surfaces of the extraction bag and hooked to the peripheral edge of the upper opening of the drinking cup. An extraction bag supporting sheet, and the extraction bag has side ridges that gradually increase in width toward the upper side on both sides, and the side ridges are folded inwardly. It is the bag for taste drink extraction characterized by having.
前記抽出袋は底部襠部を有し、該底部襠部が内側に折り込まれていることが好ましい。 Preferably, the extraction bag has a bottom ridge, and the bottom ridge is folded inward.
また、上記課題を達成するものは、上部開口を備え内部に被抽出物を収納するための抽出袋と、該抽出袋の正面および背面にそれぞれ取り付けられると共に飲用カップの上部開口周縁部に掛止される抽出袋支持シートとを有し、前記抽出袋は底部襠部を有し、該底部襠部は内側に折り込まれていることを特徴とする嗜好性飲料抽出用バッグである。 Moreover, what achieves the said subject is an extraction bag which has an upper opening and accommodates a to-be-extracted object inside, and is attached to the front and back of this extraction bag, respectively, and latches on the periphery of the upper opening of a drinking cup An extraction bag supporting sheet, wherein the extraction bag has a bottom ridge, and the bottom ridge is folded inward.
請求項1に記載の嗜好性飲料抽出用バッグによれば、注湯時には、抽出袋の上部開口が大きく、かつ側面視逆三角形状の理想的な形態になることで、より大きな容積を有する抽出袋に拡張するため、抽出袋の上部開口から嗜好飲料および被抽出物が溢れ出すことがなく、嗜好飲料中に被抽出物が混在したり、十分抽出されていない嗜好飲料になることもなく風味豊かな嗜好飲料を抽出でき、注湯作業も容易となる。
請求項2に記載の嗜好性飲料抽出用バッグによれば、底部にも襠部が構成されることで、注湯時にはさらに大きな容積を有する抽出袋に拡張するため、抽出袋の上部開口から嗜好飲料および被抽出物が溢れ出すことがなく、嗜好飲料中に被抽出物が混在したり、十分抽出されていない嗜好飲料になることもなく風味豊かな嗜好飲料を抽出でき、注湯作業もより容易な嗜好性飲料抽出用バッグとなる。
請求項3に記載の嗜好性飲料抽出用バッグによれば、底部に襠部が構成されることで、注湯時にはより大きな容積を有する抽出袋に拡張して抽出袋の上部開口から嗜好飲料および被抽出物が溢れ出すことがなく、嗜好飲料中に被抽出物が混在したり、十分抽出されていない嗜好飲料になることもなく風味豊かな嗜好飲料を抽出でき、注湯作業も容易な嗜好性飲料抽出用バッグとなる。
According to the palatable beverage extraction bag according to
According to the bag for extracting a preference beverage according to
According to the bag for extracting a preference beverage according to
本発明では、抽出袋3が、上方に向かって徐々に横幅が大きくなる側部襠部5a,5b、または/および底部襠部6を有し、側部襠部5a,5b、または/および底部襠部6がそれぞれ内側に折り込まれていることで、注湯時にはより大きな容積を有する抽出袋3に拡張して抽出袋3の上部開口2から嗜好飲料および被抽出物が溢れ出すことがなく、嗜好飲料中に被抽出物が混在したり、十分抽出されていない嗜好飲料になることもなく風味豊かな嗜好飲料を抽出でき、注湯作業も容易な嗜好性飲料抽出用バッグ1を実現した。
In the present invention, the
本発明の嗜好性飲料抽出用バッグを図1ないし図9に示した一実施例を用いて説明する。
この実施例の嗜好性飲料抽出用バッグ1は、正面視略矩形に形成されると共に上部開口2を備え内部に被抽出物60を収納するための抽出袋3と、抽出袋3の正面および背面にそれぞれ取り付けられると共に飲用カップ20の上部開口周縁部21に掛止される抽出袋支持シート4a,4bとを有し、抽出袋3は、両側部にそれぞれ上方に向かって徐々に横幅が大きくなる側部襠部5a,5bと、底部に底部襠部6を有し、側部襠部5a,5bおよび底部襠部6はそれぞれ内側に折り込まれていることを特徴とする嗜好性飲料抽出用バッグである。以下、各構成について順次詳述する。
The palatable beverage extracting bag of the present invention will be described with reference to one embodiment shown in FIGS.
The palatable
嗜好性飲料抽出用バッグ1は、焙煎粉砕したコーヒー豆(被抽出物)にお湯を注いでコーヒーを淹れるためのものであり、図9に示すように、飲用カップ20の上部開口周縁部21に掛止して使用するものである。
The palatable
なお、この実施例の嗜好性飲料抽出用バッグ1は焙煎粉砕したコーヒー豆(被抽出物)が予め抽出袋3内に収納され、抽出袋3がイージーシールされた上で、外袋(図示しない)により被包されたものであるが、被抽出物が予め抽出袋内に収納されていないものも本発明の範疇に包含される。
In addition, in the
抽出袋3は、図1に示すように、正面視略矩形に形成されると共に上部開口2を備えており、内部には図6に示した焙煎粉砕したコーヒー豆(被抽出物)60を収納するための被抽出物収納空間7を有している。
As shown in FIG. 1, the
抽出袋3の形成材料としては適度な通湯性に有するものであればよいが、不織布が好ましく、特に、ポリプロピレン繊維又はポリエステル繊維等の熱可塑性繊維を構成繊維としたエンボスタイプの不織布がより好ましい。エンボスタイプの不織布は、構成繊維相互間が部分的に圧縮されると共に圧縮部位で結合されており、圧縮部位で構成繊維相互間の空隙が小さくなると共に空隙率が低くなって、スポット的に湯を通しにくくなっているため、被抽出物を抽出する適度な通湯性を備えた抽出袋を形成することができる。
The material for forming the
また、抽出袋3は、熱可塑性繊維を構成繊維とした不織布を用いることによって、図2または図9に示すように、抽出袋3の側縁部3a,3bをそれぞれ熱融着して貼着し、有底袋状体として形成されている。
Moreover, as shown in FIG. 2 or FIG. 9, the
さらに、抽出袋3は、成形時には上部開口2が形成されるように開放した状態で成形され、この上部開口2を通して予め所定量の被抽出物60が投入され、その後、抽出袋3の前後面の上端辺部3c内側同士を接着し封止(イージーシール)されている。
Further, the
この封止(イージーシール)は、図1に示すように、前後面の上端辺部3cの内側同士を面接触させ、上端辺部3cを線状に接合(熱融着)することによって行われており、この接合によって上部開口部2が封止されている。そして、この封止(イージーシール)の下、抽出袋3の前後面を引き離し方向に引っ張ると、両者が簡単に剥離し上部開口2が開封するように構成されている。
As shown in FIG. 1, this sealing (easy seal) is performed by bringing the inner sides of the upper end sides 3 c of the front and rear surfaces into surface contact with each other and joining the upper end sides 3 c linearly (thermal fusion). The
抽出袋3は、図5または図8に示すように、両側部にそれぞれ上方に向かって徐々に横幅が大きくなる側部襠部5a,5bを有し、これら側部襠部5a,5bは、図3に示すように、それぞれ内側に折り込まれている。これにより、注湯時には、図8に示すように、抽出袋3の上部開口2が大きく、側面視略逆三角形状(略V字形状)の理想的なドリップ用形態になることで、より大きな容積を有する抽出袋3に拡張して抽出袋3の上部開口2から嗜好飲料および被抽出物60が溢れ出すことがなく、嗜好飲料中に被抽出物60が混在したり、十分抽出されていない嗜好飲料になることもなく風味豊かな嗜好飲料を抽出でき、注湯作業も容易な嗜好性飲料抽出用バッグを構成することができる。
As shown in FIG. 5 or FIG. 8, the
また、抽出袋3は、図2または図8に示すように、底部に底部襠部6を有し、この底部襠部6は内側に折り込まれている。これにより、さらに注湯時にはより大きな容積を有する抽出袋3に拡張して抽出袋3の上部開口2から嗜好飲料および被抽出物60が溢れ出すことがなく、嗜好飲料中に被抽出物60が混在したり、十分抽出されていない嗜好飲料になることもなく風味豊かな嗜好飲料を抽出でき、注湯作業も容易な嗜好性飲料抽出用バッグを構成することができる。
Further, as shown in FIG. 2 or FIG. 8, the
抽出袋支持シート4a,4bは、図9に示すように、飲用カップ20の上部開口周縁部21に抽出袋3を掛止させて保持させるための部材であり、抽出袋3の正面および背面にそれぞれ取り付けられている。
As shown in FIG. 9, the extraction
この実施例の抽出袋支持シート4a,4bは、剛性のある紙材で形成されており、抽出袋3の正面および背面にそれぞれ略M字状に接着固定された接着部8a,8bと、接着部8a,8bの中央下部で連続し、他の部位は打ち抜き成形により接着部8a,8bと分断して形成された引き起こし片9a,9bとを有している。引き起こし片9a,9bは、飲用カップ20の上部開口周縁部21に掛止される部位であり、図8に示すように、抽出袋3から引き離す方向に引っ張ることにより逆V型の掛止部10を形成するように打ち抜き成形がなされている。
The extraction
つぎに、本発明の嗜好性飲料抽出用バッグ1の使用方法について説明する。
嗜好性飲料抽出用バッグ1を使用するには、図6に示したように、上部開口2が封止(イージーシール)された状態から、抽出袋3の正面および背面にそれぞれ取り付けられた抽出袋支持シート4a,4bの引き起こし片9a,9bの下部を把持して、図7に示すように、両側(正面側および背面側)に引っ張ると、引き起こし片9a,9bがまず引き起こされる。さらに、引き起こし片9a,9bを両側に引っ張ると、図8に示すように、抽出袋3の上端辺部3cのイージーシールが剥がれて上部開口2が開くと共に、引き起こし片9a,9bは逆V字型の掛止部10を形成する。この掛止部10を、図9に示すように、飲用カップ20の周縁部21に掛止させることにより、嗜好性飲料抽出用バッグ1を飲用カップ20に保持させることができる。そして、この状態で上方より抽出袋3の上部開口2からお湯を注ぐと、抽出袋3により濾過されて飲用カップ20内にコーヒーがドリップされる。
Below, the usage method of the taste
In order to use the palatable
上記のように、本発明の嗜好性飲料抽出用バッグ1では、注湯時に、抽出袋3の上部開口2が大きく開口し、また、側面視逆三角形状(略V字形状)の理想的な形態となり、さらに、側部襠部5a,5bおよび底部襠部6を有することで、より大きな容積を有する抽出袋3に拡張するため、抽出袋3の上部開口2からお湯を注いでも、嗜好飲料および被抽出物60が溢れ出すことがなく、嗜好飲料中に被抽出物60が混在したり、十分抽出されていない嗜好飲料になることもなく風味豊かな嗜好飲料を抽出でき、注湯作業も容易に行うことができる。
As described above, in the palatable
1 嗜好飲料用抽出バッグ
2 上部開口
3 抽出袋
3a 側縁部
3b 側縁部
3c 上端辺部
4a 抽出袋支持シート
4b 抽出袋支持シート
5a 側部襠部
5b 側部襠部
6 底部襠部
7 被抽出物収納空間
8a 接着部
8b 接着部
9a 引き起こし部
9b 引き起こし部
10 掛止部
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