JP2015070877A - Showcase - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ショーケースに関する。 The present invention relates to a showcase.
内部の棚に陳列されている商品を閲覧することができる透明なガラスドアが前面に設けられ、消費者がガラスドア越しに商品を選択して取り出すことができるショーケースが店舗等で用いられている。 A transparent glass door is provided on the front for viewing the products displayed on the shelves inside, and a showcase is used in stores where consumers can select and take out products through the glass door. Yes.
ショーケースの中には、ディスプレイに表示される画像と、内部に陳列されている商品とが消費者から重なって見える様に、前面のガラスドアに画像等を表示する透明ディスプレイを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。この様なショーケースは、例えば商品の宣伝広告を行う静止画や動画等を透明ディスプレイに表示することで、消費者の購買意欲を増大させることができる。 Some showcases have a transparent display that displays an image or the like on the front glass door so that an image displayed on the display and a product displayed inside can be seen by a consumer. (For example, refer to Patent Document 1). Such a showcase can increase consumers' willingness to purchase by, for example, displaying a still image, a moving image, or the like for advertising a product on a transparent display.
しかしながら、一般的に透明ディスプレイは透過率が低いため、ガラスドアに透明ディスプレイが設けられると、外部からは内部が暗く見え、内部に陳列されている商品の視認性が低下する可能性がある。 However, since a transparent display generally has a low transmittance, when a transparent display is provided on a glass door, the inside looks dark from the outside, and the visibility of products displayed inside may be reduced.
そこで、ガラスドアに透明ディスプレイが設けられている場合には、内部に陳列されている商品の外部からの視認性が向上する様に、ショーケース内部の陳列室を従来よりも明るくすることが考えられる。しかし、この様な構成では、ガラスドアが閉じられている状態では商品の視認性が向上するが、ガラスドアが開けられた時に、陳列室を照らす照明が明るく眩しいため、消費者にストレスを与える虞がある。 Therefore, when a transparent display is provided on the glass door, it is considered to make the display room inside the showcase brighter than before so that the visibility of the products displayed inside can be improved. It is done. However, in such a configuration, the visibility of the product is improved when the glass door is closed, but when the glass door is opened, the lighting that illuminates the display room is bright and dazzling, which gives consumers stress. There is a fear.
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、透明ディスプレイが設けられているガラスドアの開閉に応じて、照明の明るさを適切に切り替えることが可能なショーケースを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to provide a showcase capable of appropriately switching the brightness of illumination according to the opening and closing of a glass door provided with a transparent display. To do.
本発明の一態様のショーケースによれば、商品が陳列される陳列室の開口部に開閉可能に設けられ、対向する複数のガラス板の間に透明ディスプレイを備えるガラスドアと、前記陳列室内を照らし、明るさの切り替えが可能な照明手段と、前記ガラスドアが開けられている時は、前記ガラスドアが閉じられている時よりも前記陳列室内が暗くなる様に、前記ガラスドアの開閉に応じて前記照明手段の明るさを切り替える切り替え手段とを有する。 According to the showcase of one embodiment of the present invention, a glass door provided with a transparent display between a plurality of glass plates opposed to each other is provided so as to be openable and closable at an opening portion of a display chamber where merchandise is displayed. According to the opening and closing of the glass door, the lighting means capable of switching the brightness and when the glass door is opened, the display room is darker than when the glass door is closed. Switching means for switching the brightness of the illumination means.
本発明の実施形態によれば、透明ディスプレイが設けられているガラスドアの開閉に応じて、照明の明るさを適切に切り替えることが可能なショーケースを提供できる。 According to the embodiment of the present invention, it is possible to provide a showcase capable of appropriately switching the brightness of illumination according to opening and closing of a glass door provided with a transparent display.
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。 Hereinafter, embodiments for carrying out the invention will be described with reference to the drawings. In the drawings, the same components are denoted by the same reference numerals, and redundant description may be omitted.
<ショーケース>
まず、実施形態に係るショーケース100の構成について、図1に基づいて説明する。なお、以下に示す図面においてX方向はショーケース100の幅方向、Y方向は奥行き方向、Z方向は高さ方向を示している。
<Showcase>
First, the configuration of the
ショーケース100は、ガラスドア10、例えば飲料等の商品50が陳列される陳列室30、透明ディスプレイ70を有する。本実施形態に係るショーケース100は、冷蔵機能又は冷凍機能を有し、陳列室30内に陳列される商品50を保冷する。
The
ガラスドア10は、外部から陳列されている商品50が見渡せる様に、ほぼ全面に透明なガラスが用いられている。ガラスドア10は、例えば引き戸式、観音開き式等で陳列室30の開口部に開閉自在に設けられ、消費者はガラスドア10越しに商品50を選択し、ガラスドア10を開けて商品を取り出すことができる。なお、ショーケース100に設けられるガラスドア10の数は、1つ又は2つ以上の複数であってもよい。
The
陳列室30は、複数の棚31を有し、棚31の上に商品50が陳列される。
The
透明ディスプレイ70は、ガラスドア10の一部又は全面に1つ以上設けられ、静止画、動画等の画像を表示する。透明ディスプレイ70は透過型の表示装置であり、消費者は透明ディスプレイ70に画像が表示されている場合にも陳列されている商品50を見ることができ、透明ディスプレイ70に表示される画像越しにも陳列されている商品50を見ることができる。
One or more
<ガラスドア>
次に、実施形態に係るガラスドア10の構成について説明する。
<Glass door>
Next, the structure of the
図2は、実施形態に係るガラスドア10を例示する正面図である。また、図3は、図2のA−A'断面を例示する概略図である。
FIG. 2 is a front view illustrating the
ガラスドア10は、ショーケース100の外側のガラス板11及び陳列室30側のガラス板12を含む複層ガラス、複層ガラスの周縁を覆うサッシ15、透明ディスプレイ70を有する。
The
(複層ガラス)
複層ガラスは、例えば図3に示す様に、周縁に設けられるスペーサ17を挟んで重ねられる2枚のガラス板11,12で構成されている。図3に示す様に、スペーサ17を挟んで対向する外側のガラス板11と、陳列室側のガラス板12との間には、中空層25が形成されている。中空層25は、周囲がスペーサ17により囲まれて密閉され、外部環境とは遮断されている。中空層25には、例えば空気又は不活性ガス等が充填されている。ガラス板の厚さは、例えば2〜6mm程度である。また、中空層の幅は、例えば6〜25mmである。
(Multilayer glass)
For example, as shown in FIG. 3, the multilayer glass is composed of two
ガラス板11,12は、例えばソーダライムガラス、アルミノシリケートガラス、アルミノボロシリケートガラス、無アルカリガラス等の無機ガラス、もしくはポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂からなる有機ガラス等であるが、これらに限られない。また、各ガラス板は、別々の材料からなるものであってもよく、ガラス板が接着層で貼り合わされた、いわゆる合わせガラスであってもよい。
The
また、ガラス板11,12は、無機ガラスの場合、例えば化学強化処理又は物理強化処理等の表面強化処理が施されていてもよい。この様な表面強化処理が施されている場合には、ガラス板11,12の強度が向上するため、ガラス板11,12をより薄くできる。
Further, in the case of inorganic glass, the
なお、本実施形態におけるガラスドア10に用いられる複層ガラスは、2枚のガラス板11,12で構成されているが、3枚以上のガラス板で構成されてもよい。ガラス板の数を増やして中空層の数も増やすことで、より高い断熱効果を得ることができる。
In addition, although the multilayer glass used for the
(サッシ)
サッシ15は、例えば金属材料、樹脂材料等により形成され、図2及び図3に示す様に、重ねられたガラス板11,12の周縁部分を挟み込んで固定する。サッシ15は、例えばガラスドア10がX方向に引き戸式に開閉されるためのレールや、Y方向に開閉するためのヒンジ部品、ガラスドア10を開閉するための把手等を有してもよい。
(sash)
The
(透明ディスプレイ)
透明ディスプレイ70は、透過型の表示装置であり、図3に示す様に、ガラスドア10が有する複層ガラスの中空層25に設けられる。透明ディスプレイ70が中空層に設けられることで、ガラスドア10の開閉時等に、透明ディスプレイ70が人や商品等に接触することがなく、透明ディスプレイ70の破損、故障等の発生が低減される。また、ガラスドア10の開閉時等に透明ディスプレイ70の表面が結露して曇ることがなく、透明ディスプレイ70の表示画像及びショーケース内部の商品の視認性が保たれる。
(Transparent display)
The
また、透明ディスプレイ70は、ガラスドア10において陳列室30から見て外側のガラス板11の中空層25側の面に、表示面が接合されている。消費者側から透明ディスプレイ70の表示面までのガラス板の数を少なくすることで、消費者が透明ディスプレイ70に表示される画像をより鮮明に見ることが可能になる。
In addition, the display surface of the
透明ディスプレイ70は、例えば内部に陳列されている商品50等の宣伝広告を行う静止画、動画等の画像を表示するが、商品50とは関係の無い画像等を表示してもよい。透明ディスプレイ70が表示する画像は、例えば不図示の記憶装置に記憶されている画像、あるいはネットワークを介して接続するコンピュータやサーバ等から送信される画像等である。
The
透明ディスプレイ70は透過型のディスプレイであり、透明ディスプレイ70に画像が表示されている間も、消費者は透明ディスプレイ70に表示されている画像越しに、陳列室30の棚31に陳列されている商品50を見ることができる。すなわち、透明ディスプレイ70に画像が表示されている間は、消費者は透明ディスプレイ70に表示されている画像と、透明ディスプレイ70の背後の商品50とを重ねて見ることになる。
The
透明ディスプレイ70は、例えば液晶ディスプレイ装置、有機ELディスプレイ等の透過型のディスプレイである。透明ディスプレイ70は、透過型のディスプレイであれば上記例に限るものではない。
The
また、透明ディスプレイ70は、ガラスドア10の略全面に設けられてもよく、あるいは見栄えや消費者の目線、又は使用電力の観点からガラスドア10の一部に設けられてもよい。さらに、透明ディスプレイ70は、ガラスドア10に複数設けられてもよい。
Moreover, the
(ガラス板と透明ディスプレイとの接合)
透明ディスプレイ70は、例えば透明接着剤又は透明粘着剤(以下、総称して透明接着剤という)、透明接着テープ又は透明粘着テープ等により、ガラス板11に貼り付けられている。透明接着剤としては、例えば透明樹脂や、液状の硬化性樹脂組成物等が用いられる。
(Join between glass plate and transparent display)
The
例えば硬化性樹脂組成物を用いる場合には、まずガラス板11の中空層25側の面に未硬化の樹脂組成物を塗布する。次に、塗布した樹脂組成物の上に、透明ディスプレイ70を配置した後に樹脂組成物を硬化させることで、ガラス板11と透明ディスプレイ70とを接合できる。
For example, when using a curable resin composition, first, an uncured resin composition is applied to the surface of the
透明接着剤は、25℃におけるせん断弾性率が、例えば103Pa〜107Paであることが好ましく、104Pa〜106Paであることがより好ましい。特に、透明接着剤の25℃におけるせん断弾性率が104Pa〜105Paである場合には、ガラス板11及び透明ディスプレイ70との接合の際に生じ得る空隙を比較的容易に消失させることができる。
The transparent adhesive has a shear elastic modulus at 25 ° C. of, for example, preferably 10 3 Pa to 10 7 Pa, and more preferably 10 4 Pa to 10 6 Pa. In particular, when the shear elastic modulus at 25 ° C. of the transparent adhesive is 10 4 Pa to 10 5 Pa, it is relatively easy to eliminate voids that may be generated when the
透明接着剤の25℃におけるせん断弾性率が103Pa以上の場合には、塗布された透明接着剤の形状が維持される。したがって、塗布された透明接着剤の厚さが均一に維持され、ガラス板11と透明ディスプレイ70との接合時に、透明ディスプレイ70と透明接着剤との界面に空隙が発生し難くなる。
When the shear elastic modulus at 25 ° C. of the transparent adhesive is 10 3 Pa or more, the shape of the applied transparent adhesive is maintained. Therefore, the thickness of the applied transparent adhesive is kept uniform, and when the
また、透明接着剤は、25℃におけるせん断弾性率が104Pa以上で変形が抑制され、25℃におけるせん断弾性率が107Pa以下でガラス板11と透明ディスプレイ70との接合密着性が向上する。
Further, the transparent adhesive is deformed suppressed at a shear modulus at 25 ° C. is 10 4 Pa or more, improved bonding adhesion between the
透明接着剤層の厚さは、例えば0.03mm〜2mmが好ましく、0.1mm〜0.8mmがより好ましい。透明接着剤の厚さが0.03mm以上であれば、ガラス板11の外側から外力等が加わった際に、透明接着剤が外力による衝撃を十分に低減し、透明ディスプレイ70を保護できる。また、ガラス板11と透明ディスプレイ70との間に、透明接着剤の厚さ未満の寸法の異物が混入しても、透明接着剤の厚さが変化しないため、異物混入による光透過性能への影響が抑制される。また、透明ディスプレイ70の表示画面の視認性が低下するため、透明接着剤層の厚さは2mm以下であることが好ましい。
For example, the thickness of the transparent adhesive layer is preferably 0.03 mm to 2 mm, and more preferably 0.1 mm to 0.8 mm. If the thickness of the transparent adhesive is 0.03 mm or more, when an external force or the like is applied from the outside of the
なお、透明接着剤は、単一の層としてではなく、平面視中央部分の層状部と、層状部の周囲を取り囲む堰状部とで構成されてもよい。堰状部は、例えばガラス板11上で、液状の硬化性樹脂組成物から透明接着剤を形成する際に、硬化性樹脂組成物が所定の範囲を超えて、外方に広がることを抑制する(すなわち、層状部用の液状の硬化性樹脂組成物の流出を堰き止める)。堰状部は、中央部分の層状部を構成する硬化性樹脂組成物とは異なる硬化性樹脂組成物で形成されてもよい。
In addition, the transparent adhesive may not be formed as a single layer but may be configured by a layered portion at a central portion in plan view and a weir-shaped portion surrounding the periphery of the layered portion. For example, when the transparent wetting agent is formed from the liquid curable resin composition on the
(機能膜)
図3に示す様に、陳列室側のガラス板12の中空層25側の面には、機能膜として断熱効果を高める低放射膜24が設けられている。低放射膜24は、外側のガラス板11に設けられてもよいが、より高い断熱効果を得るために、ショーケース100の陳列室30側のガラス板12に設けられることが好ましい。
(Functional membrane)
As shown in FIG. 3, a
低放射膜24は、例えば銀を主成分とする膜が亜鉛を主成分とする酸化物薄膜で挟まれた積層膜(亜鉛酸化物/銀/亜鉛酸化物)等、薄膜が積層された積層膜が用いられる。また、低放射膜24の放射率を下げるため、例えば銀を主成分とする膜を2層有する膜(亜鉛酸化物/銀/亜鉛酸化物/銀/亜鉛酸化物)にしてもよい。この様な銀を主成分とする膜が含まれる積層膜は透過率が高く、放射率が低いので、ショーケース100内部の視認性及び断熱性能に優れたガラスドア10が得られる。
The
また、ショーケース100の外側のガラス板11は、外側表面に反射防止膜を有してもよい。反射防止膜は、例えばシリケートや金属酸化物の薄膜を所定膜厚でスパッタリング法や蒸着法にてガラス板11の外側表面に直接形成される。あるいは、反射防止膜は、フッ素樹脂などの低屈折率の樹脂薄膜を、粘着層などを介してガラス板11の外側表面に張り合わせることで形成される。特に最外層にフッ素樹脂を有する反射防止膜は、ガラス板に防汚性能や易清浄性を付与できるため好ましい。この様な反射防止膜によって反射が抑制され、消費者は外部から透明ディスプレイ70に表示される画像をより鮮明に見ることが可能になる。反射防止膜は、少なくとも透明ディスプレイ70を覆う範囲にあればよい。
Moreover, the
(スペーサ)
図4は、図2に例示するガラスドア10のA−A'断面の一端側の拡大図である。
(Spacer)
FIG. 4 is an enlarged view of one end side of the AA ′ cross section of the
図4に示す様に、スペーサ17は、例えばアルミニウムを主材料とする金属材料で内部に中空を有し、シリカゲル等の乾燥剤18を内部に収納する。また、スペーサ17の中空層25側の面には貫通孔19が設けられ、貫通孔19を介して中空層25に存在する水分が乾燥剤18に吸収される。
As shown in FIG. 4, the
ガラス板11とガラス板12との間の中空層25は、周囲がスペーサ17により囲まれ、さらに一次シール材20、二次シール材21によって密閉されている。
The
一次シール材20としては、例えば架橋処理されていないブチルゴム、もしくは、ポリイソブチレンをベースとし、着色と補強を目的としたカーボンブラック等のフィラーが含有されたもの等が用いられる。二次シール材21としては、例えばポリサルファイド、シリコーン、ウレタン等の硬化性エラストマをベースとし、ガラスとの接着性を発現するために適当な変性を加えられたもの等が使用される。
As the
なお、スペーサ17は、図4に示す態様の他に、乾燥剤が練り込まれた樹脂製スペーサであってもよい。樹脂製スペーサは、密閉性及びガラスとの密着性が良好であり好ましい。また、スペーサとしては、複層ガラスの全周のうち一部が樹脂製スペーサで、その他の部分に1次、2次シールが用いられた図4の様なスペーサであってもよい。
The
(照明及びリミットスイッチ)
図5は、実施形態に係るショーケース100を例示する上面図である。
(Lighting and limit switch)
FIG. 5 is a top view illustrating the
ショーケース100のガラスドア10は、図5に示す矢印方向に開閉可能に設けられており、消費者はガラスドア10を開けて陳列室30の棚31に陳列されている商品50を取り出すことができる。
The
ショーケース100は、陳列室30内を照らす室内照明手段としての室内照明40を有する。室内照明40は、例えば陳列室30の開口部側に複数設けられ、陳列室30の棚31に陳列されている商品50を照らす。
The
室内照明40は、例えば光源としてZ方向に配列された複数のLED素子を有するLED照明であり、例えばLED素子自体の明るさ又は発光させるLED素子の数が調整されることで、陳列室30を照らす明るさが切り替えられる。なお、室内照明40としては、明るさの切り替えが可能であればLED照明に限らず、蛍光灯等の他の照明器具であってもよい。また、室内照明40は、陳列室30の天井や棚31等に設けられてもよい。
The
ガラスドア10には、切り替え手段としてのリミットスイッチ60が設けられている。リミットスイッチ60は、ガラスドア10の開閉に応じて室内照明40の明るさを切り替える。具体的には、ガラスドア10が開けられている時は、ガラスドア10が閉められている時よりも陳列室30内が暗くなる様に、室内照明40の明るさを切り替える。
The
なお、切り替え手段としては、ガラスドア10の開閉を検出して室内照明40の明るさを切り替え可能であれば、リミットスイッチ60に限らず、光センサ等であってもよい。また、リミットスイッチ60は、ガラスドア10の開閉に応じて動作可能であればよく、ショーケース100の陳列室30側に設けられてもよい。
The switching means is not limited to the
ガラスドア10には、ガラス板11,12よりも透過率が低い透明ディスプレイ70が設けられているため、ガラスドア10が閉じられた状態では、外部から透明ディスプレイ70の背後に陳列されている商品50の視認性が低下する。
Since the
そこで、室内照明40は、ガラスドア10が閉じられている状態において、外部からの商品50の視認性に問題無い程度の明るさで陳列室30を照らす様に設定されている。この様な設定により、ガラスドア10に透明ディスプレイ70が設けられていても、ガラスドア10が閉じられている状態における商品50の視認性が確保される。また、透明ディスプレイ70が液晶ディスプレイの場合には、室内照明40がバックライトの役割も果たすため、画像を鮮明に表示するためには室内照明を一定の明るさ以上に調整する必要がある。
Therefore, the
ただし、上記設定では、ガラスドア10が開けられた時に、室内照明40が明る過ぎるため、ガラスドア10を開けた消費者の目に負担又は不快感等のストレスを与える可能性がある。そこで、リミットスイッチ60が、ガラスドア10が開けられた時に、ガラスドア10が閉じられている時よりも陳列室30内が暗くなる様に室内照明40の明るさを切り替える。リミットスイッチ60が室内照明40の明るさを切り替えることで、消費者はガラスドア10を開けて、適度な明るさの下で商品50を取り出すことが可能になる。
However, in the above setting, when the
なお、ガラスドア10の一部に透明ディスプレイ70が設けられている場合には、透明ディスプレイ70の背後のみ明るさが切り替えられればよい。例えば、リミットスイッチ60が、ガラスドア10の開閉に応じて、透明ディスプレイ70の背後に設けられている複数の照明手段のうち透明ディスプレイ70の背後の照明手段のオンオフを切り替えてもよい。
In addition, when the
また、図6及び図7に示す様に、ガラスドア10に存在する照明手段として、ガラスドア10にドア照明41が設けられてもよい。図6は、ドア照明41が設けられたガラスドア10の背面図であり、図7は、図6のB−B'断面概略図である。
Further, as shown in FIGS. 6 and 7,
ドア照明41は、例えば光源として基板42上にZ方向に配列された複数のLED素子43を有するLED照明である。ドア照明41は、LED素子43からの光が陳列室30に向けられる様にガラスドア10のX方向両側部に設けられ、陳列室30に陳列されている商品50の方向を照らす。また、ドア照明41は、例えばLED素子43自体の明るさ又は発光させるLED素子43の数が調整されることによって、明るさが切り替えられる。なお、ドア照明41としては、LED照明に限らず、蛍光灯等の他の照明器具であってもよい。
The
ドア照明41は、ガラスドア10が閉じられている時には、室内照明40と共に陳列室30内の商品50を照らすことで、透明ディスプレイ70の背後の商品50の視認性を向上させる。また、ドア照明41は、ガラスドア10が開けられている時には、ガラスドア10が閉じられている時よりも暗くなる様に、ガラスドア10の開閉に応じてリミットスイッチ60により明るさが切り替えられる。もしくは、ガラスドア10が開けられた時に、リミットスイッチ60により消灯されてもよい。
The
室内照明40及びドア照明41が設けられている場合には、リミットスイッチ60は、ガラスドア10の開閉に応じて、室内照明40及びドア照明41の両方の明るさを切り替えてもよく、ドア照明41の明るさのみを切り替えてもよい。
When the
なお、ガラスドア10の一部に透明ディスプレイ70が設けられている場合には、ドア照明41は、透明ディスプレイ70の背後を照らせればよく、ガラスドア10のZ方向において全域に設けられなくてもよい。
In addition, when the
この様な構成により、ドア照明41は、ガラスドア10が閉じられている時には、透明ディスプレイ70の背後に陳列されている商品50を照らし、商品50の外部からの視認性を確保する。また、ドア照明41は、ガラスドア10が開けられている時には、リミットスイッチ60により減光又は消灯されるため、ガラスドア10を開けた消費者にストレスを与えることがない。
With such a configuration, the
なお、上記構成において、陳列室30の透明ディスプレイ70の背後における照度は、ガラスドア10が開けられている状態で300〜600ルクスであることが好ましく、350〜550ルクスであればより好ましい。また、ガラスドア10が閉じられている状態で3000〜6000ルクスであることが好ましく、3500〜5500ルクスであればより好ましく、4000〜5000ルクスであればさらに好ましい。この様な構成により、透明ディスプレイ70の背後に陳列されている商品50の外部からの視認性が確保され、ガラスドア10が開けられた時の陳列室30の明るさが適切に保たれる。
In the above configuration, the illuminance behind the
以上で説明した様に、本実施形態に係るショーケース100は、ガラスドア10に透明ディスプレイ70が設けられており、ガラスドア10の開閉に応じてリミットスイッチ60が、室内照明40やドア照明41の照明手段の明るさを切り替える。したがって、ガラスドア10が閉じられている時には、陳列室30が明るく照らされて外部からの商品50の視認性が確保され、ガラスドア10が開けられている時には照明が減光され、消費者にストレスを与えることがないショーケース100が提供される。
As described above, in the
以上、実施形態に係るショーケースについて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。 While the showcase according to the embodiment has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications and improvements can be made within the scope of the present invention.
10 ガラスドア
11,12 ガラス板
15 サッシ
17 スペーサ
30 陳列室
40 室内照明(室内照明手段)
41 ドア照明(ドア側照明手段)
60 リミットスイッチ(切替手段)
70 透明ディスプレイ
100 ショーケース
DESCRIPTION OF
41 Door lighting (door side lighting means)
60 Limit switch (switching means)
70
Claims (8)
前記陳列室内を照らし、明るさの切り替えが可能な照明手段と、
前記ガラスドアが開けられている時は、前記ガラスドアが閉じられている時よりも前記陳列室内が暗くなる様に、前記ガラスドアの開閉に応じて前記照明手段の明るさを切り替える切り替え手段と
を有することを特徴とするショーケース。 A glass door provided in an opening of a display room in which products are displayed so as to be openable and closable and having a transparent display between a plurality of opposed glass plates;
Illuminating means for illuminating the display room and capable of switching brightness;
Switching means for switching the brightness of the illumination means according to opening and closing of the glass door so that the display room is darker when the glass door is opened than when the glass door is closed; A showcase characterized by comprising:
ことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。 The showcase according to claim 1, wherein the illumination unit is an illumination unit existing in the display room.
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のショーケース。 The showcase according to claim 1, wherein the illumination unit is an illumination unit existing on the glass door.
ことを特徴とする請求項3に記載のショーケース。 4. The showcase according to claim 3, wherein the illumination means existing on the glass door is provided between the plurality of glass plates of the glass door.
ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のショーケース。 The illuminance in the display room is 300 to 600 lux when the glass door is opened, and 3000 to 6000 lux when the glass door is closed. The showcase described in the section.
ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のショーケース。 The showcase according to any one of claims 1 to 5, wherein the illumination unit illuminates the back of the transparent display in a state where the glass door is closed.
ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のショーケース。 The showcase according to any one of claims 1 to 6, wherein a display surface of the transparent display is bonded to an outermost glass plate from the display room among the plurality of glass plates.
ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のショーケース。 The showcase according to any one of claims 1 to 7, wherein a plurality of the transparent displays are provided on the glass door.
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