JP2015059318A - Slope device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、渡し板又はスロープとして使用されるスロープ装置であって、踏板部材の走行側面又は踏み側面としての表面に滑り止め部を備えたスロープ装置に関する。 The present invention relates to a slope device used as a transfer plate or a slope, and relates to a slope device provided with a non-slip portion on a running side surface or a step side surface of a tread plate member.
特許文献1の段落[0002]には、粒径が1mm以下で100〜500μmの範囲における硅砂を接着性の塗料と共に踏板部材の走行側面又は踏み側面としての表面に吹き付けることにより、踏板部材の表面に滑り止め部を形成することが記載されている。しかしながら、特許文献1には、硅砂を接着性の塗料と共に吹き付けることから、珪砂が均一に分布され難い欠点がある。
In paragraph [0002] of
特許文献2の第2欄第8乃至20行には、自動車における金属製のステップ板の踏み側面としての表面に、変性脂肪族アミン系硬化剤を配合したエポキシ樹脂からなる約1.5mmの厚みの塗膜部を形成し、この塗膜部上に、粒径が1mm乃至5mmの範囲の珪砂類、ガラス、エメリー等の無機物又は硬質プラスチック等の有機物の粒子を散布して上記塗装膜の樹脂により結着させて、最終の仕上り厚みが5mm程度の滑り止め部を構成することが記載されている。しかしながら、特許文献2では、塗装膜の上に無機物の粒子又は有機物の粒子を散布しただけであるので、粒子の一部が塗装膜より突出しやすい欠点がある。
In the second column, lines 8 to 20 of
特許文献1及び特許文献2からは、珪砂を塗料部の内部に埋没させることができず、粒子が剥がれ易く、滑り止めの安全性に欠ける。
From
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、珪砂を塗料部の内部に埋没させて、粒子が剥がれ難く、安全性の高い滑り止めを提供できることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described background art, and an object of the present invention is to provide a highly safe anti-slip material in which silica sand is buried in a paint portion so that particles are hardly peeled off.
本発明は、踏板部材の走行側面又は踏み側面としての表面に滑り止め部を備えた渡し板又はスロープとして使用されるスロープ装置であって、滑り止め部が踏板部材の表面の側に設けられたウレタン部の内部に珪砂部を埋没した構造であることを特徴とする。 The present invention is a slope device that is used as a transfer plate or a slope provided with a non-slip portion on the running side surface or the step side surface of the tread member, wherein the anti-slip portion is provided on the surface side of the tread member. The structure is characterized in that a silica sand part is buried inside the urethane part.
本発明は、珪砂部の珪砂がウレタン部の内部に埋没されたことにより、珪砂がウレタン部を構成する塗装膜より突出することがなく、粒子が剥がれ難く、安全性の高い滑り止めを提供できる。本発明にあっては、踏板部材がアルミニウムにより構成され、ウレタン部に2液型超速硬化ウレタン塗料が用いられれば、ウレタン部のウレタン塗料の踏板部材への付きがよい。又、本発明にあっては、踏板部材が複数個の踏板基材から構成され、これら複数個の踏板基材の表面の全域に連続した造形に形成されれば、滑り止め部を上方より見た場合、踏板部材が滑り止め部で目隠しされて、踏板部材を構成する複数個の踏板基材の境目が可視できない造形になり、踏板部材を使用する人に安心感を与えることができる。 In the present invention, since the silica sand of the silica sand part is buried inside the urethane part, the silica sand does not protrude from the coating film constituting the urethane part, and the particles are not easily peeled off and can provide a high safety slip. . In the present invention, if the tread member is made of aluminum and a two-component ultrafast curing urethane paint is used for the urethane part, the urethane part can be attached to the tread board member. Further, in the present invention, when the tread member is composed of a plurality of tread base materials and is formed in a continuous pattern over the entire surface of the plurality of tread base materials, the anti-slip portion is viewed from above. In such a case, the tread member is blindfolded by the anti-slip portion so that the boundary between the plurality of tread base members constituting the tread member is not visible, and a sense of security can be given to the person using the tread member.
本明細書における「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図3の状態にスロープ装置11を置いて矢印101で示す前側から見た場合に特定される方向である。
The directions of “front”, “rear”, “left”, “right”, “upper” and “lower” in this specification are viewed from the front side indicated by the
図1を参照し、発明を実施するための形態1に係る踏板部材1の走行側面又は踏み側面としての表面に設けられた滑り止め部2について説明する。滑り止め部2は、踏板部材1の表面の上に設けられたプライマー部3、プライマー部3の上に設けられた第1ウレタン部4、第1ウレタン部4の上に設けられた珪砂部5、珪砂部5の上に設けられた第2ウレタン部6、第2ウレタン部6の上に設けられたトップコート部7から構成される。つまり、滑り止め部2が踏板部材1の表面の側の第1ウレタン部4と第1ウレタン部4よりも上側の第2ウレタン部6との間に珪砂部5を配置した構造である。換言するならば、滑り止め部2が踏板部材1の表面の側の第1ウレタン部4と第1ウレタン部4よりも上側の第2ウレタン部6とからなるウレタン部の内部に珪砂部5を埋没した構造である。このように珪砂部5を内部に埋没させる第1ウレタン部4と第2ウレタン部6とにウレタン樹脂を用いたので、ウレタン樹脂以外の樹脂に比べて、耐摩耗性及び耐引裂き性に優れることから滑り止め部2の耐久性が高く、弾力性に優れることからすべり止め効果が高く、厚膜も形成しやすい利便性がある。又、珪砂部5が第1ウレタン部4と第2ウレタン部6とからなるウレタン樹脂の内部に埋没されたので、珪砂部5が剥がれ難くなる。
With reference to FIG. 1, the anti-slip |
図2を参照し、発明を実施するための形態1に係る滑り止め部2の施工手順について説明する。ステップ101では、踏板部材1の表面の全域に、例えば、プライマーとして、2液混合型のエポキシ変性ポリウレタンが塗布されてプライマー部3を形成する。プライマーとして、2液混合型のエポキシ変性ポリウレタンを使用したことにより、踏板部材1がアルミニウムの場合は、一液型変性エポキシ塗料よりも踏板部材1への付きが良い。踏板部材1がFRPの場合は、一液型変性エポキシ塗料を使用すればよい。ステップ102では、プライマー部3のエポキシ変性ポリウレタンが硬化した後、プライマー部3の上面の全域に、例えば、ウレタンとして、2液型超速硬化ウレタン塗料が塗布されて第1ウレタン部4を形成する。ステップ103では、第1ウレタン部4の2液型超速硬化ウレタン塗料が硬化する前に、第1ウレタン部4の上面の全域に、例えば、粒径0.1乃至2.5mmの範囲の珪砂が散布される。これにより、珪砂が第1ウレタン部4の2液型超速硬化ウレタン塗料に捕捉される。粒径0.1乃至2.5mmの範囲の珪砂を選定したことにより、滑り止めと耐久性とを発揮することができる。これに対し、珪砂の粒度が上記の範囲より小さすぎると滑り止めが劣り、珪砂の粒度が上記の範囲より大きすぎると靴等が引っかかり易いため、珪砂が取れ易く、歩行し難くなる。
With reference to FIG. 2, the construction procedure of the anti-slip | skid
ステップ104では、珪砂の散布後及び第1ウレタン部4の2液型超速硬化ウレタン塗料の硬化後、珪砂部5の上面の全域に、例えば、ウレタンとして、2液型超速硬化ウレタン塗料が塗布されて第2ウレタン部6を形成する。これにより、2液型超速硬化ウレタン塗料が珪砂部5の珪砂を覆いつつ珪砂の間から第1ウレタン部4の上面に到達し、珪砂を覆う部分と珪砂の間から第1ウレタン部4の上面に到達した部分とに基づき、第2ウレタン部6の上面が凸凹になる。ステップ105では、第2ウレタン部6の2液型超速硬化ウレタン塗料が硬化した後、第2ウレタン部6の上面の全域に、例えば、トップコートとして、ウレタン系塗料が塗布されてトップコート部7を形成する。これにより、滑り止め部2の施工手順が終わる。第1ウレタン部4と第2ウレタン部6との塗膜の厚みを0.3乃至0.5に選定したことにより、滑り止めと耐久性とを発揮することができる。これに対し、第1ウレタン部4と第2ウレタン部6との塗膜の厚みが上記範囲より薄すぎると珪砂が取れ易く、第1ウレタン部4と第2ウレタン部6との塗膜の厚みが上記範囲より厚すぎると珪砂のエッジ感が薄れ、滑り止めが劣る。
In
発明を実施するための形態1に係る滑り止め部2の施工では、超速硬化ウレタン塗料を使用したので、珪砂部5が第1ウレタン部4と第2ウレタン部6とからなるウレタン樹脂の内部に埋没される。
In the construction of the
図3及び図4を参照し、発明を実施するための形態2に係るスロープ装置11について説明する。図3に示すように、スロープ装置11としては、2つのスロープユニット12;13を矢印方向に引き出したり引っ込めたりすることにより伸縮可能なスライド構造を例示する。スロープユニット12;13の個数は2個に限定されるものではく、1個又は3個以上でも適用可能である。複数個のスロープユニット12;13をヒンジで連結して伸縮可能に展開したり折り畳んだりする構造でも適用可能である。
With reference to FIG.3 and FIG.4, the
上側のスロープユニット12は、踏板部材1の両側部に側部材14;15を備え、踏板部材1の両端部に端部材16;17を備え、端部材17の両側に蓋部材18;19を備え、側部材14;15の一端部に摺動部材20;21を備える。踏板部材1において人や車椅子の通る通行方向102を矢印で示す方向とすると、踏板部材1の両側部は通行方向102に直交する左右方向の位置する側であり、踏板部材1の両端部は通行方向102に位置する端である。踏板部材1は、複数個の踏板基材23により構成される。踏板基材23は、通行方向102に直交する左右方向に延びた造形である。複数個の踏板基材23が通行方向102に1個ずつ隣接して並べられて板状になると共に側部材14;15でばらばらにならないように固定されて保持される。板状になった踏板基材23からなる踏板部材1の表面としての上面の全域は、発明を実施するための形態1に係る滑り止め部2で覆われる。側部材14;15は、通行方向102に延びた造形の一対になっている。端部材16;17は、側部材31;32に図外のねじ部材により固定される。蓋部材18;19は、端部材16に図外のねじ部材により固定される。尚、踏板部材1を複数個の踏板基材23から構成したが、踏板部材1を1個の踏板基材23から構成しても適用可能である。踏板部材1を1個の踏板基材23から構成した場合は、踏板部材1と踏板基材23とが同義語である。
The
下側のスロープユニット13は、踏板部材1の両側部に側部材31;32を備え、踏板部材1の一端部に端部材33を備え、側部材31;32の他端部に摺動部材34;35を備える。踏板部材1は、複数個の踏板基材36により構成される。踏板基材36は、通行方向102に直交する左右方向に延びた造形である。複数個の踏板基材36が通行方向102に1個ずつ隣接して並べられて板状になると共に側部材31;32でばらばらにならないように固定されて保持される。板状になった踏板基材36からなる踏板部材1の表面としての上面の全域は、発明を実施するための形態1に係る滑り止め部2で覆われる。側部材31;32は、通行方向102に延びた造形の一対になっている。端部材33は、側部材31;32に図外のねじ部材により固定される。尚、踏板部材1を複数個の踏板基材36から構成したが、踏板部材1を1個の踏板基材36から構成しても適用可能である。踏板部材1を1個の踏板基材26から構成した場合は、踏板部材1と踏板基材26とが同義語である。
The
上側のスロープユニット12における複数個の踏板基材23と下側のスロープユニット13における複数個の踏板基材36とは、互いに同じ形状であると共に通行方向102に直交する左右方向に延びた寸法も同じになっている。上側のスロープユニット12における複数個の踏板基材23の通行方向102に直交する左右方向に延びた寸法は、下側のスロープユニット13における複数個の踏板基材23の通行方向102に直交する左右方向に延びた寸法と同じ寸法になっている。但し、上側のスロープユニット12に用いられる踏板基材23の個数と下側のスロープユニット13に用いられる踏板基材23の個数とは、同じで個数であっても異なる個数であっても適用可能である。上側のスロープユニット12における一対の側部材14;15と下側のスロープユニット13における一対の側部材31;32とは、互いに異なる形状なっている。この異なる造形については図4で説明する。上側のスロープユニット12における一端部に設けられた端部材16と下側のスロープユニット13における一端部に設けられた端部材33とは、互いに同じ形状であると共に通行方向102に直交する左右方向に延びた寸法も同じになっている。
The plurality of
上側のスロープユニット12と下側のスロープユニット13とが伸縮可能に組み立てられる場合は、例えば、上側のスロープユニット12における一端部の側から一対の側部材14;15が下側のスロープユニット13における端部の側の一対の側部材14;15の内側に嵌められることにより、上側のスロープユニット12と下側のスロープユニット13とが通行方向102に引き出されたり引っ込められたりするように伸縮可能であるものの、上下方向に外れないようになっている。この上下方向に外れない構造については図4で説明する。このように伸縮可能に組み立てられた側のスロープユニット12;13と下側のスロープユニット13とが通行方向102に最大長に伸ばされた場合、上側のスロープユニット12の摺動部材21;22と下側のスロープユニット13の摺動部材34;35とが互いに衝突し、上側のスロープユニット12と下側のスロープユニット13とがそれ以上の伸ばせなくなると共に互いに抜けなくなる。
When the
図4を参照し、発明を実施するための形態2に係る上側のスロープユニット12と上側のスロープユニット12とにおけるスライド構造について説明する。図4では、上側のスロープユニット12における摺動部材34;35が図示されていない。上側のスロープユニット12における踏板基材23の両側部が一対の側部材14;15の収容部41;42に嵌められる。側部材14に設けられた収容部41と側部材15に設けられた収容部42とは、互いに向き合った側及び通行方向102の両端部が開口した溝形状であって、通行方向102に延びた造形である。通行方向102は、図4の紙面の表裏の方向である。収容部41;42に嵌められた踏板基材23の両側部は、側部材14;15の下側からねじ部材43;44で一対の側部材14;15に個別に固定されていると共に収容部41;42の上部及び側部に接触していない。一対の側部材14;1には、脱輪防止部45;46が収容部41;42より上方に突出すると共に通行方向102に延びた造形に個別に設けられる。脱輪防止部45;46の外部には、凹部47;48が設けられる。凹部47;48は、外側及び通行方向102の両端部が開口した溝形状であって、通行方向102に延びた造形である。一対の収容部41;42の外部には、摺動部材21;22が固定される。摺動部材21;22は、下側のスロープユニット13における誘導部58;59の底面に通行方向102に移動可能に接触する。
With reference to FIG. 4, the slide structure in the
下側のスロープユニット13における踏板基材36の両側部が一対の側部材31;32の収容部51;52に嵌められる。側部材31に設けられた収容部51と側部材32に設けられた収容部52とは、互いに向き合った側及び通行方向102の両端部が開口した溝形状であって、通行方向102に延びた造形である。収容部51;52に嵌められた踏板基材36の両側部は、側部材31;32の下側からねじ部材53;54で一対の側部材31;32に個別に固定されていると共に収容部の上部及び側部に接触していない。一対の側部材31;32には、脱輪防止部56;57が収容部51;52より上方に突出すると共に通行方向102に延びた造形に設けられる。脱輪防止部56;57の互いに向き合った側には、誘導部58;59が設けられる。脱輪防止部56に設けられた誘導部58と脱輪防止部57に設けられた誘導部59とは、互いに向き合った側及び通行方向102の両端部が開口した溝形状であって、通行方向102に延びた造形であり、上側のスロープユニット12における摺動部材21;22及び収容部41;42の周囲部並びにねじ部材43;44を通行方向102に移動可能に収容する。下側のスロープユニット13の誘導部58;59の上部は、上側のスロープユニット12の凹部47;48に通行方向102に移動可能に個別に収容される。下側のスロープユニット13の誘導部58;59の互いに向き合った側には、図3の摺動部材34;35が個別に固定される。
Both side portions of the
図4では、下側のスロープユニット13の脱輪防止部56;57の上部が上側のスロープユニット12の凹部47;48に収容された構造になっているので、脱輪防止部56;57の高さが低くなる。
In FIG. 4, the upper part of the
図5を参照し、発明を実施するための形態2に係る踏板部材1に滑り止め部2を形成した構造について説明する。以下の説明において、踏板基材61は、図3及び図4の踏板基材23;36に相当する。踏板部材1を構成する複数個の踏板基材61が通行方向102に1個ずつ隣接して並べられて板状になった状態において、滑り止め部2が複数個の踏板基材61の上面としての表面の全域に連続した造形に形成される。これにより、滑り止め部2を上方より見た場合、踏板部材1が滑り止め部2で目隠しされているので、踏板部材1を構成する複数個の踏板基材61の境目が可視できない造形になり、踏板部材1を使用する人に安心感を与えることができる。
With reference to FIG. 5, the structure which formed the anti-slip | skid
図6を参照し、発明を実施するための形態2に係る踏板部材1の作成手順について説明する。ステップ201では、複数個の踏板基材61が離れないように組み付けた状態で滑り止め部2を形成する。ステップ202では、滑り止め部2の形成された複数個の踏板基材61の両側部に一対の側部材14;15又は一対の側部材31;32を嵌める。ステップ203では、一対の側部材14;15又は一対の側部材31;32の下からねじ部材43;44又はねじ部材53;54を一対の側部材14;15又は一対の側部材31;32と各踏板基材61とに装着する。以上により、図3における上側のスロープユニット12における滑り止め部2の形成された踏板部材1と下側のスロープユニット13における滑り止め部2の形成された踏板部材1とが形成される。
With reference to FIG. 6, the preparation procedure of the
図7を参照し、発明を実施するための形態3に係る踏板基材61について説明する。踏板基材61は、通行方向102に直交する左右方向(図7の紙面の表裏の方向)に延びた内部に空間部62を有する例えばアルミニウムからなる中空状の板状である。踏板基材61を構成する素材は、アルミニウムに限定されるものではなく、鉄、ステンレス等の金属、FRP等の合成樹脂でも提供可能である。踏板基材61における通行方向102の両端部には、凸部63と凹部64とが通行方向102に直交する左右方向に延びた造形に設けられる。空間部62と凸部63と凹部64とは、踏板基材61の通行方向102に直交する左右方向の両側面にわたり延長された造形である。換言するならば、踏板基材61は、引抜又は押出成形技術により通行方向102に直交する左右方向に長尺に形成された素材を予め定められた一定の寸法に通行方向102に切断した態様である。又、例えば、2個の踏板基材61が通行方向102に隣接して並べられた場合に、一方の踏板基材61における凸部63と他方の踏板基材61における凹部64とが互いに嵌ることにより、2個の踏板基材61どうしが互いに通行方向102に直交する上下方向にがたつかないようになる。
With reference to FIG. 7, the
図8を参照し、発明を実施するための形態3に係る端部材71について説明する。端部材71は、図3の端部材16;33に相当する。端部材71は、通行方向102に直交する左右方向(図8の紙面の表裏の方向)に延びた内部に空間部の存在しない例えば合成樹脂からなる中実状の板状である。端部材71を構成する素材は、合成樹脂に限定されるものではなく、アルミニウム、鉄、ステンレス等の金属でも提供可能である。端部材71における通行方向102の一半部は先端部72であり、端部材71における通行方向102の他半部は基端部73であり、基端部73の他端部に凸部74が設けられる。先端部72は、通行方向102に直交する左右方向に延びた造形に設けられ、基端部73より通行方向102の一端側に行くに従って下り勾配になる態様である。基端部73と凸部74とは、通行方向102に直交する左右方向に延びた造形である。基端部73の通行方向102に直交する左右方向の両側部は、図3に示す一対の側部材14;15又は一対の側部材31;32に嵌め込まれる。換言するならば、端部材71は、引抜又は押出成形技術により通行方向102に直交する左右方向に長尺に形成された素材を予め定められた一定の寸法に通行方向102に切断した態様である。
With reference to FIG. 8, the
又、例えば、図7に示す1個の踏板基材61と図8に示す1個の端部材71とが通行方向102に隣接して並べられた場合に、図7に示す凹部64と図8に示す凸部74とが互いに嵌ることにより、図7に示す1個の踏板基材61と図8に示す1個の端部材71とが通行方向102に隣接して並べら1個の踏板基材61と図8に示す1個の端部材71とのどうしが互いに通行方向102に直交する上下方向にがたつかないようになる。
Further, for example, when one
図9を参照し、発明を実施するための形態3に係る端部材81について説明する。端部材81は、図3の端部材17に相当する。端部材81は、通行方向102に直交する左右方向(図9の紙面の表裏の方向)に延びた内部に空間部82の存在する例えば合成樹脂からなる板状である。端部材81を構成する素材は、合成樹脂に限定されるものではなく、アルミニウム、鉄、ステンレス等の金属でも提供可能である。端部材81における通行方向102の一半部は基端部83であり、端部材81における通行方向102の他半部は先端部84であり、基端部83の一端部には凸部85が設けられる。基端部83と凸部85は、通行方向102に直交する左右方向に延びた造形である。基端部73の通行方向102に直交する左右方向の両側部は、図3に示す一対の側部材14;15に嵌め込まれる。先端部84は、通行方向102に直交する左右方向に延びた造形に設けられ、基端部83より通行方向102の他端側に行くに従って下り勾配になる態様である。換言するならば、端部材81は、引抜又は押出成形技術により通行方向102に直交する左右方向に長尺に形成された素材を予め定められた一定の寸法に通行方向102に切断した態様である。
With reference to FIG. 9, the
又、例えば、図7に示す1個の踏板基材61と図9に示す1個の端部材81とが通行方向102に隣接して並べられた場合に、図7に示す凹部64と図9に示す凸部85とが互いに嵌ることにより、図7に示す1個の踏板基材61と図9に示す1個の端部材81とのどうしが互いに通行方向102に直交する上下方向にがたつかないようになる。
Further, for example, when one
図10を参照し、発明を実施するための形態3に係る複数個の踏板基材61が互いに通行方向102に隣接して並べられる場合について説明する。一方の踏板基材61における凸部63と他方の踏板基材61における凹部64とが互いに嵌ることにより、2個の踏板基材61が通行方向102に隣接して並べられた態様になり、2個の踏板基材61どうしが互いに通行方向102に直交する上下方向にがたつかないようになる。尚、図示はしないが、凸部63と凹部64とにおける通行方向102に直交する左右方向の形状は、ほぞ又はほぞ穴の造形でも適用可能である。
With reference to FIG. 10, a case where a plurality of
図11を参照し、発明を実施するための形態4に係る複数個の踏板基材61が隣接して並べられた連結構造について説明する。複数個の踏板基材61における通行方向102の両端部には、凹部64;65が通行方向102に直交する左右方向に延びた造形に設けられる。凹部64;65は、踏板基材61の通行方向102に直交する左右方向の両側面にわたり形成される。換言するならば、踏板基材61は、引抜又は押出成形技術により通行方向102に直交する左右方向に長尺に形成された素材を予め定められた一定の寸法に通行方向102に切断した態様である。
With reference to FIG. 11, the connection structure where the some
又、例えば、2個の踏板基材61が通行方向102に隣接して並べられた場合には、連結部材91が一方の踏板基材61における凹部65と他方の踏板基材61における凹部64との双方に嵌ることにより、2個の踏板基材61どうしが互いに通行方向102に直交する上下方向にがたつかないようになる。連結部材91は、通行方向102に直交する左右方向(図11の紙面の表裏の方向)に延びた例えばアルミニウムからなる板状である。連結部材91を構成する素材は、アルミニウムに限定されるものではなく、鉄、ステンレス等の金属、FRP等の合成樹脂でも提供可能である。連結部材91は、上下方向の寸法が通行方向102の寸法よりも大きい形状に構成されたので、上からの負荷に対して撓み難くなる。図示は省略するが、連結部材91は、内部に空間部を通行方向102に直交する左右方向に貫通する形状に有する態様でも適用可能である。又、連結部材91と凹部64;65とにおける通行方向102に直交する左右方向の形状は、ほぞ又はほぞ穴の造形でも適用可能である。
Further, for example, when two
1は踏板部材、2は滑り止め部、3はプライマー部、4は第1ウレタン部、5は珪砂部、6は第2ウレタン部、7はトップコート部、8乃至10は欠番、11はスロープ装置、12;13はスロープユニット、14;15は側部材、16;17は端部材、18;19は蓋部材、20;21は摺動部材、23は踏板基材、24乃至30は欠番、31;32は側部材、33は端部材、34;35は摺動部材、36は踏板基材、37乃至40は欠番、41;42は収容部、43;44はねじ部材、45;46は脱輪防止部、47;48は凹部、49;50は欠番、51;52は収容部、53;54はねじ部材、56;57は脱輪防止部、58;59は誘導部、60は欠番、61は踏板基材、62は空間部、63は凸部、64;65は凹部、66乃至70は欠番、71は端部材、72は先端部、73は基端部、74は凸部、75乃至80は欠番、81は端部材、82は空間部、83は基端部、84は先端部、85は凸部、86乃至90は欠番、91は連結部材。 1 is a tread member, 2 is a non-slip portion, 3 is a primer portion, 4 is a first urethane portion, 5 is a silica sand portion, 6 is a second urethane portion, 7 is a top coat portion, 8 to 10 are missing numbers, 11 is a slope Device; 12; 13 is a slope unit, 14; 15 is a side member, 16; 17 is an end member, 18; 19 is a lid member, 20; 21 is a sliding member, 23 is a tread base material, 24 to 30 are missing numbers, 31; 32 is a side member, 33 is an end member, 34; 35 is a sliding member, 36 is a tread base material, 37 to 40 are missing numbers, 41; 42 is a receiving portion, 43; 44 is a screw member, 45; Derailment prevention part, 47; 48 is a recess, 49; 50 is a missing number, 51; 52 is a receiving part, 53; 54 is a screw member, 56; 57 is a removal prevention part, 58; 59 is a guiding part, and 60 is a missing number. , 61 is a tread base material, 62 is a space part, 63 is a convex part, 64; 65 is a concave part, 66 to 0 is a missing number, 71 is an end member, 72 is a distal end portion, 73 is a proximal end portion, 74 is a convex portion, 75 to 80 are missing numbers, 81 is an end member, 82 is a space portion, 83 is a proximal end portion, and 84 is a distal end portion Part, 85 is a convex part, 86 to 90 are missing numbers, 91 is a connecting member.
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