JP2015057756A - 照明装置 - Google Patents

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Yuki Naoi
由紀 直井
正秀 野瀬
Masahide Nose
正秀 野瀬
光 長澤
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光 長澤
宏哉 鈴木
Hiroya Suzuki
宏哉 鈴木
俊介 野村
Shunsuke Nomura
俊介 野村
鷹彦 菖蒲
Takahiko Shobu
鷹彦 菖蒲
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Yoshie Shimizu
佳恵 清水
彩加人 長田
Sakahito Osada
彩加人 長田
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Abstract

【課題】デザイン性に優れながらも、任意の照明色を用いたアンビエント照明と、タスク照明とを両立できる照明装置を提供する。【解決手段】第1の照明部111が、LED2からの出射光を導光板1から出射しているので、薄形化を図りつつ面発光を可能として、良好なタスク照明を実現している。又、LED2とLED52,54とは独立して点灯可能となっているので、第1の照明部111によるタスク照明のみ、或いは第2の照明部112によるアンビエント照明のみの照明を容易に実現できる。更に、LED52,54から出射された光は、導光板1から出射された光とは反対側に向かうようになっているので、アンビエント照明光がタスク照明光に混ざることが抑制され、アンビエント照明の演色性を確保しつつ、タスク照明による作業性を確保できる。加えて、LED2とLED52,54の発光色を任意に設定することもできるので、多彩な空間演出を実現できる。【選択図】図2

Description

本発明は照明装置に関し、例えば、机の近傍に吊り下げられたり、机上等に載置されて用いられると好適な照明装置に関する。
近年、快適な照明空間の創出や省エネの観点から、タスクアンビエント照明が推奨されている。タスクアンビエント照明とは、部屋全体を照明するアンビエントライトの明るさを控えめにしつつ、読書など細かい視認作業が必要な場合は、タスクライトで局所的に明るさを補うという照明手法である。この照明手法を用いることにより、省エネルギーを満たしつつ、視認作業が必要な領域で十分な明るさを得ることができ、さらに、視野内の輝度差を抑え眼精疲労を予防することができる。
従来のタスクアンビエント照明は、別個の照明装置により、タスク照明とアンビエント照明とを実現している。アンビエント照明としては、シーリングライト、フロアランプ、各種間接照明器具等が用いられている。アンビエント照明に用いられる光色は、一般的な白色照明の他、空間演出のため、青、緑、赤など白色以外に発光する照明も知られている。一方、タスク照明としては、天井備え付けのダウンライト、卓上スタンド型のタスクライト等の照明器具が用いられることが多い。しかし、2種類の照明器具を設置すると、コストがかかるという問題がある。これに対し、特許文献1には、単一構造でありながら、タスク照明と、アンビエント照明とを実現できる照明器具が開示されている。
特許第3114210号明細書
ところで、特許文献1に開示された照明器具は、タスク照明用の発光色を有する単一の光源を備えており、アンビエント照明には、同じ光源からの出射光を、色温度変換フィルタを通して変更した照明色を用いている。従って、色温度変換フィルタを通すことで変換できる照明色は限られてしまい、アンビエント照明効果が制限されるという問題がある。又、特許文献1の照明器具では、タスク照明のみ、或いはアンビエント照明のみの使用ができず、例えばタスク照明中にアンビエント照明光が混ざり込んで作業者の視界に入り、快適性に劣るとともに使い勝手が悪いという問題がある、更には、特許文献1の照明器具は、光源として蛍光ランプを用いており、照明装置の薄形を図れず、デザイン性に劣るという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、デザイン性に優れながらも、任意の照明色を用いたアンビエント照明と、タスク照明とを両立できる照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の照明装置は、第1の照明部と第2の照明部とを有する照明装置において、
前記第1の照明部は、第1の光源を有し、前記第1の光源から出射された光は、前記照明装置の前方側下方に向かうようになっており、
前記第2の照明部は、第2の光源を有し、前記第2の光源から出射された光は、前記第1の照明部の光の出射方向に対して反対側に向かうようになっており、
前記第1の光源と前記第2の光源とは独立して点灯可能となっていることを特徴とする。
本発明によれば、前記第1の光源と前記第2の光源とは独立して点灯可能となっているので、前記第1の照明部によるタスク照明のみ、或いは前記第2の照明部によるアンビエント照明のみの照明を容易に実現できる。更に、前記第1の光源から出射された光は、前記照明装置の前方側下方に向かうようになっており、前記第2の光源から出射された光は、前記第1の照明部の光の出射方向に対して反対側に向かうようになっているので、アンビエント照明光がタスク照明光に混ざることが抑制され、アンビエント照明の演色性を確保しつつ、タスク照明による作業性を確保できる。加えて、前記第1の光源と前記第2の光源の発光色を任意に設定することもできるので、多彩な空間演出を実現できる。尚、第1の光源と第2の光源とは独立して点灯制御なものをいい、例えば基板が共通する場合でも、基板上の発光部が複数個または複数グループあって、それぞれ独立して点灯制御可能であれば、この複数の発光部を、第1の光源及び第2の光源に分けられるものとする。又、「前記第1の光源から出射された光が、前記照明装置の前方側下方に向かうようになっている」とは、最終的に前記第1の照明部から出射された光のうち最大輝度の光の方向が、前記照明装置の前方側下方に向いていれば足りる。ここで、「前方」とは、照明装置を通常の使用状態で使用する際、照明装置側から使用者に向かう方向をいう。「下方」とは、重力加速度方向をいう。また「前記第2の光源から出射された光が、前記第1の照明部の光の出射方向に対して反対側に向かうようになっている」とは、最終的に前記第2の照明部から出射された光のうち最大輝度の光の方向が、前記第1の照明部から出射された光のうち最大輝度の光の方向に対して反対側に向いていれば足りる。前記照明装置は、吊り下げられたり、面に載置して用いられることができる。前記照明装置を面に載置する場合、かかる載置面は照明装置が載置された部材そのものである必要はなく、前記照明装置が載置された面を拡張した平面であればよい。更に、「反対側」とは、前記第1の光源の発光部を通り,前記第1の照明部から出射された光のうち最大輝度の光の方向に直交する面に対して、その裏側をいう。
請求項2に記載の照明装置は、請求項1に記載の発明において、前記第1の光源から出射された光は、色温度2000K〜7000Kかつ黒体輻射のラインから±Δuv0.03の範囲にあることを特徴とする。
図16は、xy色温度図上に黒体軌跡と等色温度線・等偏差線を描いたものである。前記第1の光源から出射された光は、色温度2000K〜7000Kかつ黒体輻射のラインから±Δuv0.03の範囲にあると、自然に近い白色光とできるから、視作業に必要な手元の演色性を確保できる。更に、前記第1の光源から出射された光は、色温度2300K〜6500Kかつ黒体輻射のラインから±Δuv0.02の範囲にあると好ましい。
請求項3に記載の照明装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記第1の照明部から出射する最大輝度の光線の軌跡と、前記第1の照明部の出射面との交点から下ろした鉛直線との交差角θoutは、50°〜70°であることを特徴とする。
図17は、本発明の一例にかかる照明装置の使用状態における断面図である。図17の照明装置は、第1の照明部IL1と、第2の照明部IL2とを有している。第1の照明部IL1から出射する最大輝度の光線の軌跡TR1と、第1の照明部IL1の出射面との交点P1から下ろした鉛直線VL1と直交する面を仮想面VTPとする。仮想面VTPは、照明装置の載置面でなくてもよい。軌跡TR1と鉛直線VL1との交差角θoutは、50°〜70°である。つまり、仮想面VTPと軌跡TR1とのなす角度である入射角θinは、20°〜40°である。一方、第2の照明部から出射する光は、大部分が、前記第一の照明部から出射する光の反対方向に出射される。これにより、さらに、アンビエント照明光がタスク照明光に混ざることが抑制され、アンビエント照明の演色性を確保しつつ、タスク照明による作業性を確保できる。又、アンビエント照明を白色光以外で発光させた場合でも、アンビエント光の色の見え方を保ちながら、タスク照明の効果を妨げず、視作業に必要な手元の演色性を確保できる。
請求項4に記載の照明装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記第2の照明部から出射する最大輝度の光線の軌跡と、該軌跡に交差する鉛直線とを含む面で前記照明装置を切断したときに、前記断面において、前記第2の照明部の中心から鉛直方向上方に向かう第1方向と、前記第2の照明部の中心から水平方向に向かう第2方向との間に囲まれた空間内に、前記第2の光源から出射した光のうち50%以上が出射されることを特徴とする。
図17において、第2の照明部IL2から出射する最大輝度の光線の軌跡TR2と、軌跡TR2に交差する鉛直線VL2とを含む面で照明装置を切断したときに、図17の断面が得られたとする。この断面において、第2の照明部IL2の中心から鉛直方向上方に向かう第1方向D1と、第2の照明部IL2の中心を通り水平方向に向かう第2方向D2との間に囲まれた空間内に、第2の光源IL2から出射した光のうち50%以上が出射されるようになっている。これにより、アンビエント照明光がタスク照明光に混ざることが抑制され、アンビエント照明の演色性を確保しつつ、タスク照明による作業性を確保できる。又、アンビエント照明を白色光以外で発光させた場合でも、アンビエント光の色の見え方を保ちながら、タスク照明の効果を妨げず、手元作業に必要な手元の演色性を確保できる。
請求項5に記載の照明装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記第1の照明部は、更に導光板を有し、前記第1の光源から出射された光が前記導光板の入射面から入射して導光され出射面より出射することで、前記照明装置の前方側下方に向かうようになっており、前記第2の光源から出射された光は、前記導光板の出射面から出射された光とは反対側に向かうようになっていることを特徴とする。
レンズやリフレクターを用いて照明光を所望の方向に向けて広範囲な照明を行うようにすると、照明装置の薄型化が図れないし、部品点数が増加して複雑な構成となってしまう。本発明によれば、前記第1の照明部が、前記第1の光源からの出射光を前記導光板の出射面から出射しているので、薄形化を図りつつ面発光を可能として、良好なタスク照明を実現している。更に、前記第2の光源から出射された光は、前記導光板の出射面から出射された光とは反対側に向かうようになっているので、アンビエント照明光がタスク照明光に混ざることが抑制され、アンビエント照明の演色性を確保しつつ、タスク照明による作業性を確保できる。加えて、前記第1の光源と前記第2の光源の発光色を任意に設定することもできるので、多彩な空間演出を実現できる。
請求項6に記載の照明装置は、請求項5に記載の発明において、前記第1の照明部の導光板は、前記第1の光源に沿って配置され、前記第1の光源から出射された光を入射する入射面と、前記入射面から入射した光を出射する出射面と、前記出射面に対向する対向面とを備えており、前記対向面に光路偏向手段が設けられ、前記光路偏向手段は、前記入射面から遠ざかるにつれて前記出射面に接近する第1斜面と、前記入射面から遠ざかるにつれて前記出射面から離間する第2斜面とからなる溝形状を有することを特徴とする。
本発明によれば、前記光路偏向手段として、前記導光板に前記第1斜面と前記第2斜面とを有する複数の溝を形成することで、所望の方向に大きく傾けて照明光を出射することができる。これにより、前記第1の照明部によるタスク照明では、低い位置に水平に取り付けた状態で、作業者の手元を明るく照明でき、また低い位置に取り付けることで、照明光が直接、作業者の目に入りにくくなり、作業性が高まる。前記光路偏向手段としては、断面がV字状や台形状の溝を含む。
請求項7に記載の照明装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記第2の光源の発光色は、前記第1の光源の発光色と異なることを特徴とする。
前記第1の光源と前記第2の光源の発光色を任意に設定することで、多彩な空間演出が可能となる。これにより周辺の光環境に合わせ、アンビエント照明の強度を調節できる。周辺が明るい場合は、アンビエント照明の強度を強め、周辺が暗い場合は、アンビエント照明の強度を弱めることで、快適な光環境が得られる。真夜中や昼間など、周囲環境に応じて色の強さを変えることもできる。
請求項8に記載の照明装置は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、前記第2の光源は、独立して点灯制御可能な複数の発光部を有し、前記発光部の発光色は異なっていることを特徴とする。
前記第2の光源の発光部の発光色が異なっているので、多彩なアンビエント照明を実現できる。また、発光色によって光の照射範囲を変えることで、グラデーション照明も可能となり、水平線の表現などを行うことで、心地よい環境を実現できる。例えば、複数色のアンビエント照明のうち、より上方に出射する光を青,より下方に出射する光を白とすることで、「空」を表現できる。より上方に出射する光を水色, より下方に出射する光をオレンジとすることで、「朝日」を表現できる。より上方に出射する光を青, より下方に出射する光をオレンジとすることで、「夕暮れ」を表現できる。より上方に出射する光をオレンジ, より下方に出射する光を赤とすることで、「夕焼け」を表現できる。より上方に出射する光を水色, より下方に出射する光を黄緑とすることで、「草原」を表現できる。より上方に出射する光を緑, より下方に出射する光を濃い青とすることで、「海」を表現できる。より上方に出射する光を緑, より下方に出射する光を青とすることで、「湖」を表現できる。より上方に出射する光をオレンジ, より下方に出射する光を黄緑とすることで、「庭」を表現できる。より上方に出射する光をピンク, より下方に出射する光をオレンジとすることで、「サクラ」を表現できる。
請求項9に記載の照明装置は、請求項1〜8のいずれかに記載の発明において、前記第2の光源の発光は、ゆらぎ制御されることを特徴とする。
これにより、癒やしの効果に優れたアンビエント照明を実現できる。「ゆらぎ制御」とは、例えば周期的に照明光の色温度を変化させるような制御をいう。具体的には、照明光の光量や色を周期的、またはランダムに変化させるような制御をいう。また、照明範囲をエリアに分割し、任意のエリアの光量や色を周期的に変化させたり, エリアの境界線を波打たせたりする制御方法であってもよい。また、この時の変化の周波数fをパワースペクトルに対して反比例させることでより高い癒し効果を得ることができる。変化をさせる際、変化のスピードが速すぎる、または変化幅が大きすぎると落ち着き感を得づらい。そのため、光量の場合、最小の光量が最大の光量の1/3程度までの変化にとどめておくのが好ましい。また、最大から最小までの時間は10秒以上であるのが好ましい。
請求項10に記載の照明装置は、請求項1〜9のいずれかに記載の発明において、前記照明装置は、前記第1の照明部と前記第2の照明部を有する照明ユニットと、前記照明ユニットを保持する保持部と、前記保持部を支持する台座部とを一体的に形成してなることを特徴とする。
これにより、机上面等に照明装置を載置した際に、前記第1の照明部を所定の高さに保持することが出来、作業者が作用しやすい環境を提供できる。
請求項11に記載の照明装置は、請求項10に記載の発明において、前記保持部は板状であることを特徴とする。
前記保持部が板状であると、前記照明ユニットから出射された照明光を反射することで、作業空間をより明るく照明できるので、タスク照明を効率的に行える。
本発明によれば、デザイン性に優れながらも、任意の照明色を用いたアンビエント照明と、タスク照明とを両立できる照明装置を提供することができる。特に、ポータブル可能で空間を圧迫しないコンパクト性を確保しつつ、タスク照明とアンビエント照明を切り替え可能であり、且つ双方の照明を同時に行うこともできる。又、タスク照明時に、アンビエント照明がタスクライトの照射範囲内に映り込まないので、アンビエント照明の発光色がタスク照明光の発光色と異なる場合にも、演色性を失わず、作業の快適性を確保できる。更には、タスク照明時に、アンビエント照明光が目に入りづらく眩しくないので、照明部が目線より下で快適に使用可能である。
本発明の照明装置100を机DKの机上面DKP上に載置した使用状態を示す図である。 本発明の照明装置100の斜視図である。 図2の照明装置100を、中心を通る面CPで切断して示す図である。 面CPで切断された照明ユニット110の断面図である。 第1照明部111の断面図である 図5の矢印VI部を拡大して示す図である。 本実施の形態の変形例にかかる照明装置100の斜視図である。 図7の照明装置100を下方から見た斜視図である。 更に別な変形例にかかる照明装置100の斜視図である。 更に別な変形例にかかる照明装置100の斜視図である。 更に別な変形例にかかる照明装置100の斜視図である。 更に別な変形例にかかる照明装置100の斜視図である。 第2の実施の形態にかかる照明装置100'の斜視図である。 図13の照明装置100’を下方から見た斜視図である。 図13の照明装置100’を、中心を通る面CPで切断して示す図である。 xy色温度図上に黒体軌跡と等色温度線・等偏差線を描いた図である。 本発明の一例にかかる照明装置の断面図である。 第1の照明部から出射された光の強度分布を示す図である。 第2の照明部から出射された光の強度分布を示す図である。 第2の照明部から出射された光の強度分布を示す図である。 第2の照明部から出射された光の強度分布を示す図である。 第1の照明部又は第2の照明部から出射された光線のうち最大輝度の光の軌跡と、それに交差する鉛直線とで規定される面であり、照明部からの出射方向を示す。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の照明装置100を机DKの机上面DKP上に載置した使用状態を示す図である。図2は、本発明の照明装置100の斜視図である。図3は、図2の照明装置100を、中心を通る面CPで切断して示す図である。図1において、照明装置100に対して机上面DKPの中央側をタスク照明側、その反対側をアンビエント照明側とする。壁Wは,机DKから離れていても良い。
図2に示すように、照明装置100は、全体的に矩形枠状であるプラスチック製のフレーム101を有し、照明ユニット110と、照明ユニット110を保持する保持部120と、机上面DKPに載置されて保持部120を支持する台座部130とから構成されている。上端で照明ユニット110を保持する一対の保持部120は、矩形板状であって、内部を配線(不図示)が通過している。保持部120の下端は台座部130の両端に連結されている。図3に示すように、台座部130は、フレーム101の一部である上壁131と、下壁132とに囲まれた密閉空間を有し、かかる密閉空間内に、照明ユニット110に電力を供給する電池BTが配置されている。電池BTは、充電可能なものであると好ましく、或いは電池BTの代わりに家庭用コンセントからコードにて電力を供給するものでも良い。尚、図2に示すように、上壁131には、タスク照明用のスイッチSW1と、アンビエント照明用のスイッチSW2、アンビエント照明のカラー切り換えスイッチSW3が設けられている。照明装置100は、正面からみたときの寸法がほぼA5サイズである。
図4は、面CPで切断された照明ユニット110の断面図である。照明ユニット110は、フレーム101の上部空間内に収容され、タスク照明側に配置された第1照明部111と、アンビエント照明側に配置された第2照明部112とを有する。
図5は、第1照明部111の断面図であるが、一部寸法を誇張して示している。第1照明部111は、図5に示すように、面発光する第1主面(出射面)11、および、この第1主面に対向して略平行に延在する第2主面(対向面)12を備える導光板1と、第1主面11と第2主面12とに交差する方向に延在し該導光板1の入射面13となる一つの側面部に対向して配設される複数の発光素子2とを備えて、発光素子2が射出する光を、入射面13から入射して導光板1内に導光して第1主面11から射出するものである。
導光板1は矩形平板状であって、第1主面11を下面側に露出するようにして、且つ図4に示すようにタスク照明側端部を持ち上げるように傾けた状態で、フレーム101の上壁101aに固定されたL字板状のホルダ102の下面に、シート状の反射板4を介在させつつ取り付けられている。
図5において、発光素子2は、入射面13の方向に照明光を射出する光源であればよく、例えば、線状の光源(冷陰極管)や入射面13の長手方向に間隔をおいて配設する複数の点状光源(LED)を用いることができる。また、低消費電力で発光強度が高く、白色発光するLEDを用いることが好ましい。そのために、本実施形態では白色LEDを用いることとした。ここで、発光素子2に代えてLED2として以後説明する。LED2は、フレーム101の内側の下壁101bに取り付けられた基板21の長手方向(紙面に垂直な方向)に、直線的に略等間隔(例えば、約4.5mmピッチ)で複数配列されている。LED2と基板21とで第1の光源を構成する。
LED2は、白色LEDを好適に用いることが出来、青色LEDと、青色LEDからの光に励起されて所定波長の励起光を発光する蛍光体(例えば、黄色蛍光体)を組み合わせて白色発光するものである。また、白色LEDは、赤色LED、青色LED、緑色LEDを組み合わせた高演色LEDを用いてもよい。高演色LEDを用いることにより、高い色再現性の必要な用途に好適な照明装置を実現することが可能である。
基板21は、例えば、入射面13の長手方向の全幅程度の長さとされ、この基板21に複数のチップ型のLED2を所定ピッチで搭載する。このように、基板21は、長手方向に一体とされるが、複数の基板に分け、それぞれを電気的に接続する構成としてもよい。また、基板21は、台座部31に配置される電池BTと配線により接続され、タスク照明用スイッチSW1を操作することにより、LED2を、詳細を後述する第2の照明部とは独立して点灯又は消灯可能となっている。
基板21と、入射面13との間には、不図示の位置決め部材を配置することで、LED2と導光板1との間隔を精度良く位置決めできる。入射面13には、上下方向に延在するV字状溝を所定ピッチで設けても良い。
図5に示すように、入射面13と反対側の端面15は、第2主面12に対して鋭角であるテーパー形状を有している。入射面13、第1主面11、第2主面12は鏡面であり、テーパー状の端面15は拡散面であると好ましい。端面15には反射テープ16を貼り付けている。これにより、導光板1内を端面15まで導光され、反射されずに通過した光は、反射テープ16で反射されることとなる。第1主面11とテーパー形状の端面15とのなす角は、45°以下とするのが望ましい。但し、先端の折れや欠けを防止する為、先端を第1主面11と直交させるように切り落としたような形状とするのが良い。端面15をテーパー面とせず、第1主面11に対して直交する形状としても良い。
端面15とフレーム101との間には、弾性体としてブロック状のゴム17が配置(接着等)されている。組み付けた状態で、ゴム17は圧縮変形しており、その弾性力により導光板1を入射面13側の位置決め部材(不図示)に向かって押圧している。尚、導光板1の端面15に反射テープを貼っていない場合には、ゴム17の表面を白色とすることで、導光板1の端面15から出射した光を導光板1内に戻す機能が高まる。ゴム17としては、黒色のゴムの場合、例えば株式会社ロジャースイノアックの製品名PORON(登録商標)Hシリーズ等を用いることができ、白色のゴムの場合、反射タイプの合成ゴム、又は黒ゴム+反射拡散シート(例えば株式会社きもとの製品名レフホワイト(登録商標)や、東レ株式会社の製品名ルミラー(登録商標))等を用いることができる。
図5において、第2主面12上には、光路偏向手段18として紙面垂直方向に延在する複数のV溝を採用している。光路偏向手段18を、射出面に対向する反対側の第2主面12に設けることで、照度分布の均一化を図ることができ、射出面位置での照度分布をより均一にできる。
また、光路偏向手段18を構成する複数のV溝は、図6に示すように、入射面13側の第1斜面V1Aと、該第1斜面V1Aと共にV溝を形成する第2斜面V2Aとを有しており、この第1斜面V1Aと第2斜面V2Aとの傾斜角度を変えることで、第1主面11の垂線方向から所定角度だけ偏向する照明光の最大ピーク強度光の方向を調整することができる。第1斜面V1Aと第2主面12とのなす角をθ1(°)、第2斜面V2Aと第2主面12とのなす角度をθ2(°)としたときに、以下の式を満たすと好ましく、それにより第1主面11の法線に対して大きく傾いた方向に光を出射できる。但し、ここでは、第1斜面V1Aと第2主面12のなす角θ1=10°、第2斜面V2Aと第2主面12のなす角θ2=80°としている。
4≦θ1≦14 (1)
θ1≦θ2 (2)
以下の式を満たすと更に好ましい。
80≦θ2≦160 (3)
θ1+θ2=90 (4)
尚、光路偏向手段18の平行するV溝のピッチは等間隔でも良いし、LED2から離れるにつれて小さくなるようにしても良い。V溝を等間隔に配置すると、意匠的にはすぐれているが、発光面での輝度分布がLED2Aから遠ざかるに従って暗くなる場合がある。一方、V溝ピッチを徐々に小さくした場合、発光面の輝度均一度が高くなり、光取り出し効率を上げやすいという利点がある。尚、光路偏向手段18は、入射面13から所定距離にわたって設けないことが望ましい。ここでは、V溝の幅、ピッチはLED2の発光面のギラツキ感に影響を与え、その幅、ピッチが細かい方が望ましく、V溝の幅l=0.5mm、V溝のピッチp=0.75mmとしている。
ここで、導光板1は、屈折率1以上の透明部材であり、例えば、フレキシブルな素材であるシリコン樹脂シートなどを使用できる。但し、導光体1の材料は、用途に応じ、屈折率約1.5のPMMA、ガラス材料、PMMA以外のアクリル、ポリカ、可塑性を有するシリコンを用いても良い。
第1主面11に隣接するようにして、ヘイズ値50%以下の拡散性を有する拡散板5がフレーム101に取り付けられている。
照明装置100の動作を説明すると、タスク照明用スイッチSW1を操作することで、電池BTから供給された電力が、保持部120内の配線を介してLED2に供給され、LED2を発光させる。LED2から出射された光束は、入射面13に入射し、その後、図5に示すように第1主面11と第2主面12との間を全反射しながら導光され、光路偏向手段18により反射拡散され全反射角から外れた光束が、第1主面11から照明光として射出される。このとき、第1主面11の法線に対する、出射光線のうち最も強度ピークが高い光線の角度θmaxは、載置面への入射角θinが20°以上、40°以下となるような傾きを持つと好ましい。一方、導光板1内を導光するが光路偏向手段18により捕捉されなかった光は、最終的に端面15に入射して、ここで反射されて第1主面11で反射する。よって、導光板1内を導光された光は逆方向に戻ることなく、全て第1主面11から出射されることとなる。このときトータルでは、発光量の70%以上が、第1主面11の法線に対して、0°以上、70°以下の傾きを持って出射されると好ましい。尚、端面15は拡散性を有するので、広がった光線が出射される。特に、保持部120の内側面で反射した光も机上面DKPに向かうので、指向性を高めて作業領域を効率的に照明できる。
尚、第2主面12の外側に反射板4を配置することで、光路偏向手段18により偏向されて第2主面12の外側に漏れ出した光を反射して再び導光板1内に戻すことができ、第1主面11から射出する照明光の強度を大きくすることができ、高効率のタスク照明を行える第1の照明部111を実現することができる。一般的な照明装置では、反射板として拡散特性の高い白色反射板を用いることが多いが、本実施形態では、ミラーシート、又はミラーシートに準ずる拡散効果の小さい反射面を用いることが望ましい。拡散特性が大きすぎると、所望の斜め配光以外の角度に射出する光束が増加し、使用状態によっては、眩しさ(グレア)の原因になる。
反射板4は、その内面にミラー処理やミラーフィルムを貼付した樹脂板や、白色塗装の白色反射処理やミラー処理を施した反射面を有するアルミ板金などを用いることができる。また、導光板1を収容するフレーム101の内面を、例えば、アルミ製板金に白色塗装の白色反射処理やミラー処理を施した反射面として形成してもよく、反射フィルム(例えば、きもと社製のレフホワイト)を用いる構成としてもよい。又、第1主面11とフレーム101との間にも、同様の反射板4を設けると好ましい。
次に、第2の照明部112について説明する。図4において、第2の照明部112は、フレーム101に固定された保持体50を有する。保持体50は、アンビエント照明側で斜め上方を向いた断面略U字状の第1溝50aと、アンビエント照明側で水平よりわずかに上方を向いた断面略U字状の第2溝50bとを有する。内側面が放射状の反射面である第1溝50aの底部には、紙面垂直方向に延在する基板51が配置され、基板51上には所定ピッチで発光部としてのLED52が並べられている。一方、内側面が放射状の反射面である第2溝50bの底部には、紙面垂直方向に延在する基板53が配置され、基板53上には所定ピッチで発光部としてのLED54が並べられている。第2の光源を構成するLED52,54は、それぞれ独立して点灯又は消灯制御可能となっており、互いに異なる発光色を持つ。又、LED2の発光色である白色と異なり、発光色が有色である。LED52,54の発光面の法線(最大輝度の光線の方向)同士の角度αは、30°〜90°であると好ましい。なお、第2の照明部112から出射される光のうち50%以上が、第2の照明部112の中心(ここではLED52,54の中心)を通り鉛直面と水平面とに囲まれた空間に出射されると好ましい。
第1溝50aと第2溝50bとに対向するようにして、L字板状の拡散板55が、フレーム101に取り付けられている。
第2照明部112の動作について説明すると、アンビエント照明用スイッチSW2を操作することで、電池BTから供給された電力が、保持部120内の配線を介してLED52に供給され、LED52を例えばブルー色で発光させる。LED52から出射した光は、一部が第1溝50aの内側面で反射されて指向性を高められ、拡散板55を通過してLEDの粒状感が抑えられる程度に拡散され、主としてアンビエント照明側の天井面を照明する。
一方、電池BTから供給された電力が、保持部120内の配線を介してLED54に供給され、LED54を例えばグリーン色で発光させる。LED54から出射した光は、一部が第2溝50bの内側面で反射されて指向性を高められ、主としてアンビエント照明側の壁面を照明する。これにより、作業者は森の中にいるようなアンビエント照明を行える。更に、カラー切り替えスイッチSW3を操作することで、別のカラーの発光色を有するLEDを点灯させることもできる。LED52,54はゆらぎ制御されると好ましい。タスク照明用スイッチSW1と、アンビエント照明用スイッチSW2とを同時にオン操作することで、第1の照明部111と第2の照明部112とを同時に点灯させることができる。机上面DKPが水平面であるとして、LED52,54の中央位置から机上面DKPの法線方向を0°、照明装置100に対して水平後方を270°としたときに、LED52,54から出射された光のうち発光量の50%以上の光が垂直方向(180°)以上、水平方向(270°)以下の角度で出射されると好ましい。つまり、LED52,54からの出射光は、LED2の出射光とは反対側に向かう。
本実施形態の照明装置100によれば、図1に示すように、第1の照明部111からの照明光のうち最も輝度が高い光は、机DKの机上面DKPに向かって出射してタスク照明を行い、第2の照明部112からの照明光のうち最も輝度が高い光は、第1の照明部110からの照明光のうち最も輝度が高い光とは反対側に向かい、壁Wに対してアンビエント照明を行う。これにより中空薄形でデザイン性に優れながらも、任意の照明色を用いたアンビエント照明と、タスク照明とを両立できる。特に、ポータブル可能で空間を圧迫しないコンパクト性を確保しつつ、タスク照明と、アンビエント照明を切り替え可能であり、且つ双方の照明を同時に行うことができる。又、タスク照明時に、アンビエント照明がタスクライトの照射範囲内に映り込まないので、アンビエント照明の発光色がタスク照明光の発光色と異なる場合にも、演色性を失わず、作業の快適性を確保できる。更には、タスク照明時に、アンビエント照明光が目に入りづらく眩しくないので、照明部が目線より下で快適に使用可能である。
図7は、本実施の形態の変形例にかかる照明装置100の斜視図である。図8は、図7の照明装置100を下方から見た斜視図である。照明ユニット110は、上述した実施の形態と共通であるが、保持部120は、中央がくびれた板状となっている。又、台座部130には、充電用ユニットEUが設けられている。充電用ユニットEUは,不図示の家庭用コンセントに接続され、台座部130内の電池(不図示)を充電するように機能する。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様である。
図9は、更に別な変形例にかかる照明装置100の斜視図である。図9の変形例では、第2の照明部112の発光部である基板51とLED52,及び基板53とLED54が台座部130に取り付けられ、アンビエント照明を行うようになっている。一方、第1の照明部111は、上部の照明ユニット110内に取り付けられている。
図10は、更に別な変形例にかかる照明装置100の斜視図である。図10の変形例では、基板51とLED52は照明ユニット110内に取り付けられているが、基板53とLED54が台座部130に取り付けられ、これらは第2の照明部112の発光部としてアンビエント照明を行うようになっている。尚、第1の照明部111は、上部の照明ユニット110内に取り付けられている。
図11は、更に別な変形例にかかる照明装置100の斜視図である。本変形例では、図7,8の照明装置に対して台座を省略しており、照明ユニット110と保持部120のみからなる門型形状である。図示していないが、電池は保持部120内に収容されている。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様である。
図12は、更に別な変形例にかかる照明装置100の斜視図である。本変形例では、図7,8の照明装置に対して一方の保持部120を省略しており、単一の保持部120に対して照明ユニット110と台座130を片持ち状に取り付けたコ字状である。保持部120に対し、照明ユニット110と台座130の反対端はフレーム101で閉じた形状となっている。照明ユニット110は軽量であるので、片持ち状に保持されていても、フレーム101の変形を招く恐れは少ない。又、コ字状の照明装置100であれば、机上面DKP上に載置した際に、作業者の利き腕に保持部が干渉する恐れが回避され、使い勝手に優れる。尚、以上の実施の形態で、保持部120は外側に湾曲した形状であっても良い。
図13は、第2の実施の形態にかかる照明装置100'の斜視図である。図14は、図13の照明装置100’を下方から見た斜視図である。図15は、図13の照明装置100’を、中心を通る面CPで切断して示す図である。
本実施の形態では、保持部120が台座部130に融合した形状であり、具体的には台座部130の両端から互いに離れるように上方に延在するとともに、上方に延在するにつれて断面が小さくなる棒状となっている。
照明ユニット110の基本的構造は、上述した実施の形態と同様であるが、照明ユニット110が楕円形状を有しているために、図15に示すように、第1の照明部111における導光板1も楕円形状を有している。又、LEDを搭載した基板21は、楕円の導光板1の縁に沿って湾曲した形状としている。更に、第2の照明部112における基板51も、湾曲した拡散板55に沿って湾曲した形状となっている。本実施の形態の照明装置100'も、上述の実施の形態と同様に動作する。
本実施の形態の実施例について説明する。図18は、1種類の第1の照明部から出射された光の強度分布を示す図であり、図19〜21は、3種類の第2の照明部から出射された光の強度分布を示す図であり、その組み合わせは任意である。なお、図18〜21において示す角度は、図22に示す断面で定義される。図22は、第1の照明部又は第2の照明部から出射された光線のうち最大輝度の光の軌跡と、それに交差する鉛直線とで規定される面で、照明装置の第1の照明部又は第2の照明部の出射面(共通に示すが出射方向は逆)を切断して模式的に示したものである。
図22において、第1の照明部の出射面中心Oを原点とし、それから下ろした鉛直線の角度を0°(又は360°)とし、反時計回りに角度が増大するものとする。この角度で定義される図18の例では、第1の照明部から出射された光のうち最大輝度の光の出射方向は、55°となっている。
又、図22において、第2の照明部の出射面中心Oを原点とし、それから下ろした鉛直線の角度を0°(又は360°)とすると、出射面中心Oから鉛直方向上方に向かう第1方向は180°の方向となり、出射面中心Oから水平方向に向かう第2方向は270°方向となる。この角度で定義される図19の例では、第2の照明部から出射された光のうち最大輝度の光の出射方向は、225°となっている。同様に図20の例では、第2の照明部から出射された光のうち最大輝度の光の出射方向は、190°となっている。同様に図21の例では、第2の照明部から出射された光のうち最大輝度の光の出射方向は、190°及び225°となっており、互いに色が異なっている。
本発明は、明細書に記載の実施例に限定されるものではなく、他の実施例・変形例を含むことは、本明細書に記載された実施例や思想から本分野の当業者にとって明らかである。
1 導光板
2 発光素子(LED)
4 反射板
5 拡散板
11 第1主面
12 第2主面
13 入射面
15 端面
16 反射テープ
17 ゴム
18 光路偏向手段
21 基板
50 保持体
50a 第1の溝
50b 第2の溝
51 基板
52 LED
53 基板
54 LED
55 拡散板
100 照明装置
101 フレーム
101a 上壁
101b 下壁
102 ホルダ
110 照明ユニット
111 第1の照明部
112 第2の照明部
120 保持部
130 台座部
131 上壁
132 下壁
BT 電池
BT 保持部
DK 机
DKP 机上面
EU 充電用ユニット
SW1 タスク照明スイッチ
SW2 アンビエント照明スイッチ
SW3 カラー切り換えスイッチ

Claims (11)

  1. 第1の照明部と第2の照明部とを有する照明装置において、
    前記第1の照明部は、第1の光源を有し、前記第1の光源から出射された光は、前記照明装置の前方側下方に向かうようになっており、
    前記第2の照明部は、第2の光源を有し、前記第2の光源から出射された光は、前記第1の照明部の光の出射方向に対して反対側に向かうようになっており、
    前記第1の光源と前記第2の光源とは独立して点灯可能となっていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1の光源から出射された光は、色温度2000K〜7000Kかつ黒体輻射のラインから±Δuv0.03の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第1の照明部から出射する最大輝度の光線の軌跡と、前記第1の照明部の出射面との交点から下ろした鉛直線との交差角θoutは、50°〜70°であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記第2の照明部から出射する最大輝度の光線の軌跡と、該軌跡に交差する鉛直線とを含む面で前記照明装置を切断したときに、前記断面において、前記第2の照明部の中心から鉛直方向上方に向かう第1方向と、前記第2の照明部の中心から水平方向に向かう第2方向との間に囲まれた空間内に、前記第2の光源から出射した光のうち50%以上が出射されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の照明装置。
  5. 前記第1の照明部は、更に導光板を有し、前記第1の光源から出射された光が前記導光板の入射面から入射して導光され出射面より出射することで、前記照明装置の前方側下方に向かうようになっており、前記第2の光源から出射された光は、前記導光板の出射面から出射された光とは反対側に向かうようになっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記第1の照明部の導光板は、前記第1の光源に沿って配置され、前記第1の光源から出射された光を入射する入射面と、前記入射面から入射した光を出射する出射面と、前記出射面に対向する対向面とを備えており、前記対向面に光路偏向手段が設けられ、前記光路偏向手段は、前記入射面から遠ざかるにつれて前記出射面に接近する第1斜面と、前記入射面から遠ざかるにつれて前記出射面から離間する第2斜面とからなる溝形状を有することを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記第2の光源の発光色は、前記第1の光源の発光色と異なることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の照明装置。
  8. 前記第2の光源は、独立して点灯制御可能な複数の発光部を有し、前記発光部の発光色は異なっていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の照明装置。
  9. 前記第2の光源の発光は、ゆらぎ制御されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の照明装置。
  10. 前記照明装置は、前記第1の照明部と前記第2の照明部を有する照明ユニットと、前記照明ユニットを保持する保持部と、前記保持部を支持する台座部とを一体的に形成してなることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の照明装置。
  11. 前記保持部は板状であることを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
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