JP2015055761A - 電極材料、電極及び発光型エレクトロクロミック素子 - Google Patents

電極材料、電極及び発光型エレクトロクロミック素子 Download PDF

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【課題】本発明は、耐久性が高く、安定した発光特性を示す電極材料、電極及び発光型エレクトロクロミック素子を提供することを課題とする。【解決手段】本発明の電極材料は、下記一般式(1)で表され、アルカリ金属イオンの挿入により蛍光発光可能な蛍光発光性化合物であることを特徴とする。Ln[ML6] (1)ただし、前記一般式(1)中、Lnは、ランタノイドから選択される元素を示し、Mは、遷移金属から選択される元素を示し、Lは、配位子を示す。【選択図】図5

Description

本発明は、発光特性を有するエレクトロクロミック材料としての電極材料、該電極材料を含む電極、及び該電極を有する発光型エレクトロクロミック素子に関する。
青色顔料として有名なプルシアンブルー及びこれに類似する構造を有するプルシアンブルー型金属錯体は、酸化還元によって色調が変化する性質を有し、調光ミラー、各種表示デバイス等を構成する色調変調素子としてのエレクトロクロミック素子へ適用が可能とされる。前記プルシアンブルー型金属錯体としては、これまでに種々の化合物が検討され、報告されている(例えば、特許文献1参照)。
近年では、色調変化に加え、発光するタイプのエレクトロクロミック素子(以下、発光型エレクトロクロミック素子と呼称する)の開発が期待されている。発光型エレクトロクロミック素子では、電気化学的手法によって、色調変化と、発光とを同時に制御することができ、日中でも夜間でも使用可能な次世代ディスプレイであるデュアルモードディスプレイや、省エネルギー効果の高いスマートウィンドウに応用することができる。
しかしながら、これまでに報告されてきた、プルシアンブルー及びこれに類似する構造を有するプルシアンブルー型金属錯体では、発光を目的とした化合物が検討されておらず、色調変化と発光とを同時に制御可能なエレクトロクロミック材料の報告例はない。
現在までに報告されている色調変化と発光とを同時に制御可能なエレクトロクロミック材料としては、わずかに有機ポリマーから構成される材料が挙げられる程度である(非特許文献1参照)。
しかしながら、有機ポリマーを適用した発光型エレクトロクロミック素子は、耐久性が低く、安定した発光特性が得られないという問題がある。
特開2011−180469号公報
P. Audebert & F.Miomandre, Chem. Sci., 2013, 4, 575.
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、耐久性が高く、安定した発光特性を示す電極材料、電極及び発光型エレクトロクロミック素子を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 下記一般式(1)で表され、アルカリ金属イオンの挿入により蛍光発光可能な蛍光発光性化合物であることを特徴とする電極材料。
Ln[ML] (1)
ただし、前記一般式(1)中、Lnは、ランタノイドから選択される元素を示し、Mは、遷移金属から選択される元素を示し、Lは、配位子を示す。
<2> 蛍光発光性化合物中のLnが、8配位構造を有する前記<1>に記載の電極材料。
<3> 遷移金属が、第一遷移系列元素から選択される元素である前記<1>から<2>のいずれかに記載の電極材料。
<4> 配位子が、シアノ、シュウ酸、テレフタル酸、トリメシン酸、ジシアナミド及びギ酸のいずれかから選択される前記<1>から<3>のいずれかに記載の電極材料。
<5> 前記<1>から<4>のいずれかに記載の電極材料を含むことを特徴とする電極。
<6> 前記<5>に記載の電極で構成される作用極と、前記作用極と対をなす対極と、前記作用極と前記対極間に配され、前記作用極に含まれる電極材料と酸化還元反応するアルカリ金属イオンを含む電解質層と、を有することを特徴とする発光型エレクトロクロミック素子。
本発明によれば、従来技術における前記諸問題を解決することができ、耐久性が高く、安定した発光特性を示す電極材料、電極及び発光型エレクトロクロミック素子を提供することを提供することができる。
8配位構造を有する蛍光発光性化合物の構造モデルを示す図である。 本発明の一実施形態に係る発光型エレクトロクロミック素子の構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る発光型エレクトロクロミック素子の構成を示す斜視図である。 褐色粉末試料の粉末X線回折パターンと、リートベルト解析により決定した化合物の構造を示す図である。 白色粉末試料の粉末X線回折パターンと、リートベルト解析により決定した化合物の構造を示す図である。 褐色粉末試料及び白色粉末試料の蛍光スペクトルを示す図である。 Na挿入脱離反応に基づくCe[FeIII(CN)]の平衡電位曲線を示す図である。 電気化学セルのサイクリックボルタモグラムを示す図である。
(電極材料)
本発明の電極材料は、下記一般式(1)で表され、アルカリ金属イオンの挿入により蛍光発光可能な蛍光発光性化合物であることを特徴とする。
Ln[ML] (1)
ただし、前記一般式(1)中、Lnは、ランタノイドから選択される元素を示し、Mは、遷移金属から選択される元素を示し、Lは、配位子を示す。
即ち、蛍光特性を示す希土類元素である前記ランタノイド(Ln)を内包させた蛍光発光性化合物を電極材料とすることで、安定した発光特性が得られる。
前記ランタノイドとしては、特に制限はないが、フルカラー発光を可能とする発光特性を得るの観点から、Ce、Sm、Eu、Tb、Dy、Er、Tmが好ましい。
なお、前記蛍光発光性化合物は、前記アルカリ金属イオンを挿入することにより、蛍光発光特性を示す化合物である。このアルカリ金属としては、特に制限はないが、イオン拡散性、コストの観点から、Na,Li,Kが好ましい。また、本明細書において、「アルカリ金属イオンを挿入する」とは、前記アルカリ金属をイオン結合等の弱い結合により前記蛍光発光性化合物と結合させることを指し示す。
前記遷移金属(M)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、第一遷移系列元素が好ましく、中でも、安定性の観点から、Fe、Cr、Ti、Coがより好ましい。
前記配位子(L)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、中でも、電子伝導性の観点から、シアノ、シュウ酸、テレフタル酸、トリメシン酸、ジシアナミド及びギ酸が好ましい。
前記蛍光発光性化合物とは、特定励起波長の光を照射することで、蛍光発光する化合物が該当し、中でも、高い耐久性と安定した発光特性を示す、前記一般式(1)中のLnが8配位構造を有する化合物が好ましい。
このようなLnが8配位構造を有する化合物としては、例えば、下記一般式(2)で表される、8配位構造を有するLn錯体と、6配位構造を有するM錯体とが、自身の錯体構造を形成する配位子の一部を相手の錯体と共有するように、前記配位子で架橋された複核錯体の化合物が挙げられ、この化合物は、前記アルカリ金属イオンを挿入することにより、蛍光発光特性を示す。
ただし、前記一般式(2)中、Lnは、ランタノイドから選択される元素を示し、Mは、遷移金属から選択される元素を示し、Lは、シアノ、シュウ酸、テレフタル酸、トリメシン酸、ジシアナミド及びギ酸のいずれかから選択される配位子を示し、Lは、配位水を示す。
図1に、8配位構造を有する蛍光発光性化合物の構造モデルを示す。この構造モデルは、Lnが8配位構造を有するLn[FeIII(CN)]の構造モデルに係り、図1に示すように、Lnに対して、シアノのNが6配位し、配位水のOが2配位することにより、Lnがアンチプリズム型の8配位構造を有する構造とされる。なお、図1中に記載される添え字「1」、「2」は、結晶学的に独立な原子であることを示す。
前記電極材料としては、前記ランタノイド、前記遷移金属及び前記配位子を含む出発物質から一般的な溶液化学的手法により合成することができ、例えば、前記電極材料の一例として、Ce[FeIII(CN)]を合成する場合、ランタノイド源としての硝酸セリウム(Ce(NO)と、遷移金属源及び配位子源としてのヘキサシアノ鉄(III)酸カリウム(K[Fe(CN)]とを適量で水中に添加し、撹拌した後、生成する沈殿物として得ることができる。
(電極)
本発明の電極は、前記電極材料を含むことを特徴とする。
前記電極の構成としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、前記電極材料を適当な溶媒に分散させ、これを導電性を有する電極基板上に塗布したタイプの電極や、前記電極材料、導電性助剤、結着剤を混合して得られるタイプの電極等が挙げられる。
なお、前記電極材料としては、前記電極のタイプに応じて適宜表面修飾等の処理を施したものも用いることができる。
(発光型エレクトロクロミック素子)
本発明の発光型エレクトロクロミック素子は、少なくとも、前記電極で構成される作用極と、前記作用極と対をなす対極と、前記作用極と前記対極間に配され、前記作用極に含まれる前記電極材料と酸化還元反応するアルカリ金属イオンを含む電解質層と、を有し、更に必要に応じて、その他の部材を有する。
前記発光型エレクトロクロミック素子では、前記電極に含まれる前記電極材料と、前記電解質に含まれるアルカリ金属イオンとを電気化学的手法により可逆的に酸化還元反応させ、その反応前後における前記電極材料の色調変化及び発光を制御する。
例えば、前記アルカリ金属イオンがNaであり、前記電極材料がCe[FeIII(CN)]である場合、前記作用極及び前記対極に電圧を印加し、酸化還元対としてのNaをCe[FeIII(CN)]に挿入してNaCe[FeII(CN)]とし、ここから放電時にNaを脱離させてCe[FeIII(CN)]に戻すように、前記酸化還元反応に伴う可逆的な相互変換により、前記電極材料の色調変化及び発光を制御する。
なお、前記対極としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記アルカリ金属イオンに対して、大きな電気化学容量を有する電極を適宜選択することができる
前記その他の部材としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、公知のエレクトロクロミック素子に配される種々の構成から適宜選択することができる。
前記発光型エレクトロクロミック素子の一実施形態を図2(a),図2(b)を参照しつつ説明する。図2(a),図2(b)は、それぞれ発光型エレクトロクロミック素子の一実施形態に係る発光型エレクトロクロミック素子10の分解斜視図、斜視図である。
発光型エレクトロクロミック素子10は、透明導電性基板1上に、作用極層2、電解質層3、対極層4、透明導電性基板5をこの順で配した構成からなる。
透明導電性基板1,5としては、可視光を透過可能な導電性の薄膜基板が好ましく、例えば、ITO基板等を適用することができる。
また、作用極層2は、前記電極材料を含む層として構成され、ここでは、透明導電性基板1と作用極層2で、前記作用極を構成する。
また、電解質層3は、前記金属イオン等の電解質を含む層であり、液体、固体のいずれの電解質も適用することができる。
また、対極層4は、電解質層3を挟んで作用極層2と対向して配され、ここでは、透明導電性基板5と対極層4で、前記対極を構成する。
なお、発光型エレクトロクロミック素子10は、本発明の一実施形態に係り、本発明の効果を損なわない限り、公知のエレクトロクロミック素子の構成例に準じて、適宜その構成を変更することができる。
硝酸セリウム(Ce(NO、アルドリッチ社製)2.171gと、ヘキサシアノ鉄(III)酸カリウム(K[Fe(CN)]、アルドリッチ社製)1.646gとを、水10mLに加え、60度で1時間撹拌させ、褐色の沈殿物を得た。得られた沈殿物を乾燥し、Ce[FeIII(CN)]の褐色粉末試料を調製した。
また、硝酸セリウム(Ce(NO、アルドリッチ社製)2.171gと、ヘキサシアノ鉄(II)酸ナトリウム(Na[Fe(CN)]、アルドリッチ社製)2.420gとを、水10mLに加え、60度で1時間撹拌させ、白色の沈殿物を得た。得られた沈殿物を乾燥し、NaCe[FeII(CN)]の白色粉末試料を調製した。
前記褐色粉末試料及び前記白色粉末試料に対して、粉末X線回折装置(リガク社製、SmartLab)を用いて化合物の同定を行った。また、その粉末X線回折パターンに基づく、リートベルト解析を行い、化合物の構造を決定した。
図3に、前記褐色粉末試料の粉末X線回折パターンと、リートベルト解析により決定した化合物の構造を示す。また、図4に、前記白色粉末試料の粉末X線回折パターンと、リートベルト解析により決定した化合物の構造を示す。
図3に示すように、前記褐色粉末試料では、Ceが8配位構造を有する斜方晶のCe[FeIII(CN)]を不純物を含まない単相で得られている。また、図4に示すように、前記白色粉末試料では、Ceが8配位構造を有する六方晶のNaCe[FeII(CN)]を不純物を含まない単相で得られている。
前記褐色粉末試料(Ce[FeIII(CN)])及び前記白色粉末試料(NaCe[FeII(CN)])に対し、分光蛍光光度計(JASCO社製、V−670)を用いて、励起波長を250nmとした蛍光スペクトルの測定を行った。
図5に、蛍光スペクトルの測定結果を示す。
この図5に示すように、前記褐色粉末試料(Ce[FeIII(CN)])では、蛍光ピークが確認されない一方で、前記白色粉末試料(NaCe[FeII(CN)])では、波長410nm,468nm,564nmに強い蛍光ピークが確認される。
Ce[FeIII(CN)]の電気化学特性を測定するため、前記褐色粉末試料50mgと、導電性助剤であるアセチレンブラック13.3mgと、結着剤であるポリテトラフルオロエチレン3.3mg(デュポン社製、登録商標テフロン)を混合してペースト状の電極組成物を調製した。
作用極として前記電極組成物0.002gを用い、対極及び参照極としてナトリウム金属箔を用い、電解液に1MのNaClOを溶解させたプロピレンカーボネート液(キシダ社製)0.02gを用い、3極式のガラスセルにて測定用の電気化学セルを作製した。
前記電気化学セルを用い、2.0V〜4.0V vs.Na/Naの電位幅において、前記電気化学セルにおけるNa挿入脱離反応の測定を行った。
なお、Naが挿入されたNaCe[FeII(CN)]の挿入量xは、電気量を基にファラデーの法則により決定した。また、Na挿入脱離反応の測定は、北斗電工社製HJ−8を用いて行った。
図6に、Na挿入脱離反応に基づくCe[FeIII(CN)]の平衡電位曲線を示す。
この図6に示すように、Feの酸化還元に伴い、Ce[FeIII(CN)]1分子に対し、約0.9個のナトリウムイオンが可逆的に挿入・脱離可能であることが確認された。このことは、Ce[FeIII(CN)]とNaCe[FeII(CN)]とが、Na挿入脱離反応により可逆的に相互変換可能とされることを示している。
また、このことは、Na挿入後のNaCe[FeII(CN)]が白色を呈し、Na脱離後のCe[FeIII(CN)]が褐色を呈することから、前記相互変換に基づく色調変化が可能とされ、エレクトロクロミック素子用の電極材料として作動可能とされることを示している。
また、このことは、Na挿入後のNaCe[FeII(CN)]と、Na脱離後のCe[FeIII(CN)]の蛍光特性の相違(図5参照)に基づく発光制御が可能とされ、発光型エレクトロクロミック素子用の電極材料として作動可能とされることを示している。
次に、Na挿入脱離反応に伴う耐久性試験として、前記電気化学セルのサイクリックボルンメトリー測定を行った。なお、測定は、Biologic社製のVMP−3を用いて行った。
図7に、前記電気化学セルのサイクリックボルタモグラムを示す。
この図7に示すように、4度のNa挿入脱離反応に伴う各サイクリックボルタモグラムは、非常に酷似した曲線で示され、1度目から4度目において、劣化が生じていないことが確認される。
以上のように、本発明に係る電極材料によれば、酸化還元反応に基づいて、色調変化及び蛍光特性を制御することができ、発光型エレクトロクロミック素子に適用することができる。また、耐久性に優れるため、前記発光型エレクトロクロミック素子を様々な用途に応用することができる。
1,5 透明導電性基板
2 作用極層
3 電解質
4 対極層
10 発光型エレクトロクロミック素子

Claims (6)

  1. 下記一般式(1)で表され、アルカリ金属イオンの挿入により蛍光発光可能な蛍光発光性化合物であることを特徴とする電極材料。
    Ln[ML] (1)
    ただし、前記一般式(1)中、Lnは、ランタノイドから選択される元素を示し、Mは、遷移金属から選択される元素を示し、Lは、配位子を示す。
  2. 蛍光発光性化合物中のLnが、8配位構造を有する請求項1に記載の電極材料。
  3. 遷移金属が、第一遷移系列元素から選択される元素である請求項1から2のいずれかに記載の電極材料。
  4. 配位子が、シアノ、シュウ酸、テレフタル酸、トリメシン酸、ジシアナミド及びギ酸のいずれかから選択される請求項1から3のいずれかに記載の電極材料。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の電極材料を含むことを特徴とする電極。
  6. 請求項5に記載の電極で構成される作用極と、
    前記作用極と対をなす対極と、
    前記作用極と前記対極間に配され、前記作用極に含まれる電極材料と酸化還元反応するアルカリ金属イオンを含む電解質層と、
    を有することを特徴とする発光型エレクトロクロミック素子。
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