JP2015046080A - 閲覧制御システム - Google Patents

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【課題】対象となる秘密情報の往復回数を低減させつつ、セキュリティを向上すること。【解決手段】閲覧制御システム1は、閲覧者から認証番号の設定を受け付けると、暗号化モジュール121を利用可能にするとともに、認証番号による認証が行われない限り復号化モジュール122を利用不可能にしたPW通知用ファイル12を作成者に対して送信する。すると、作成者は、このPW通知用ファイル12に暗号化モジュール121を用いて暗号化した秘密情報を格納して、閲覧者に対して返信する。そして、閲覧制御システム1は、閲覧者がPW通知用ファイル12に設定した認証番号を入力すると復号化モジュール122を利用可能にし、秘密情報を復号して閲覧者に表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、通知用ファイルに記憶された秘密情報の閲覧の制御を行う閲覧制御システムに関する。
従来より、複数のユーザ間で秘密情報の送受信を行うことが広く行われている。典型的には、ファイルの作成者がパスワードを付したファイルを閲覧者に送信するとともに、当該パスワードをファイルとは別に送信することで秘密情報(ファイル・パスワード)の送受信を行っている。
このような方法によれば、ファイルとパスワードとを別々に送信するため一定のセキュリティを確保することができるものの、ファイルとパスワードとの双方が第三者に傍受されてしまう可能性があり、必ずしも好ましくなかった。
そこで、近年では秘密情報の送受信に際してセキュリティを向上させる試みがいくつかなされており、特に本発明者による特許文献1に記載した方法が良く知られている。
特許文献1に記載した方法では、ファイルの作成者が第1パスワードを付したファイルを閲覧者に送信すると、閲覧者は当該ファイルに対して更に第2パスワードを付して作成者に返信する。そして、第1パスワード及び第2パスワードが付されたファイルを作成者が受信すると、作成者は自分で付した第1パスワードを解除し、再度、閲覧者に対して送信する。すると、閲覧者には閲覧者自身が付した第2パスワードが付されたファイルが送信されることになるため、ファイルに付された第2パスワードを容易に解除することができる。
特許第4920093号公報
特許文献1に記載した方法によれば、ファイルに付したパスワード自体が送信されることがないため、第三者にパスワードを傍受されるおそれがなくセキュリティを向上させることができた。しかしながら、対象のファイルを作成者・閲覧者間で一往復半させなければならず、更なる改良が求められていた。
そこで、本発明は、秘密情報の往復回数を低減させつつ、セキュリティの向上が可能な閲覧制御システムを提供することを目的とする。
(1) 暗号化モジュール及び復号化モジュールを含む通知用ファイル用いて、秘密情報を受け取る閲覧者端末と秘密情報を送る作成者端末との間で秘密情報の閲覧の制御を行う閲覧制御システムであって、前記閲覧者端末より、認証番号の入力を受け付ける第1入力受付部と、前記第1入力受付部により受け付けた前記認証番号に基づいて、前記通知用ファイルの前記暗号化モジュールを利用可能にするとともに、前記復号化モジュールを利用不可能とする利用設定部と、前記作成者端末より、通知用ファイルへの秘密情報の格納指示を受け付ける第2入力受付部と、前記秘密情報が格納されている状態で、前記暗号化モジュールを用いて前記秘密情報を閲覧できない状態とする施錠部と、前記施錠部により前記秘密情報を閲覧できなくなった状態で前記認証番号を受け付けると、前記復号化モジュールを利用可能にする開錠部と、を備える閲覧制御システム。
(1)の閲覧制御システムによれば、秘密情報の作成者は、暗号化した秘密情報を通知用ファイルに格納して閲覧者に送信する。このとき、通知用ファイルは、閲覧者が入力した認証番号により予め暗号化は可能であるが復号化は不可能なように利用設定されているため、作成者から送信された通知用ファイルを傍受した第三者は、暗号化された秘密情報を開錠することができない。一方、閲覧者は、自己が設定した認証番号により秘密情報の復号化が可能であるため、暗号化された秘密情報を開錠することができる。これにより、閲覧者・作成者間の送受信を、閲覧者から作成者への通知用ファイルの送信、作成者から閲覧者への通知用ファイル(秘密情報格納)の返信といった一往復で実現することができ、また、復号化を可能にする認証番号自体を送受信することがないため、セキュリティを向上することができる。
本発明によれば、対象となる秘密情報の往復回数を低減させつつ、セキュリティを向上することができる。
本発明の閲覧制御システムを用いた秘密情報送受信の利用態様の一例を示す図である。 本発明の閲覧制御システムの機能的構成を示すブロック図である。 本発明の閲覧制御システムの処理の流れを示す図である。 本発明の閲覧制御システムの処理の流れを示す図である。 本発明の閲覧制御システムの動作に伴う表示例を示す図である。 本発明の閲覧制御システムの動作に伴う表示例を示す図である。 本発明の閲覧制御システムの動作に伴う表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の閲覧制御システム1を用いた秘密情報送受信の利用態様の一例を示す図である。本実施形態では、作成者が作成したパスワード(PW)付文書Aを作成者端末13から閲覧者端末11に送信するとともに、このPW付文書Aとは別に設定したパスワードをPW通知用ファイル12に格納して作成者端末13から閲覧者端末11に送信する。即ち、本実施形態では、作成者・閲覧者間で送受信する秘密情報として、PW付文書Aに設定したパスワードを用いることとしている。もちろん、秘密情報として他の情報を用いることとしてもよく、作成者が作成した文書自体を秘密情報として用いることとしてもよい。
なお、端末装置とは、一般的なコンピュータをいい、例えば、制御部として、中央処理装置(CPU)を備える他、記憶部として、メモリ(RAM、ROM)、ハードディスク(HDD)及び光ディスク(CD、DVD等)を、ネットワーク通信部として、各種有線及び無線LAN装置を、表示部として、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の各種ディスプレイを、操作部として、例えば、キーボード及びポインティング・デバイス(マウス、トラッキングボール等)を適宜備え、これらはバスラインにより接続されている。
続いて、図2に本発明の閲覧制御システム1の機能構成を示す。図2に示すように、閲覧制御システム1は、閲覧者端末11と、PW通知用ファイル12と、作成者端末13と、を含んで構成される。
PW通知用ファイル12は、暗号化モジュール121と、復号化モジュール122と、情報記憶領域123と、を含んで構成され、作成者が作成した秘密情報を格納し、作成者・閲覧者間を行き来する。
暗号化モジュール121は、情報記憶領域123に記憶された秘密情報を暗号化し閲覧できない状態にする。復号化モジュール122は、暗号化された秘密情報を復号し閲覧可能な状態にする。なお、暗号化及び復号化の方法は、公知のものであればよく、特に限定されない。
ここで、暗号化モジュール121及び復号化モジュール122は、利用可否の設定が可能に構成される。利用可否の設定方法は、任意の方法により行うことができ、本実施形態では、後述するように閲覧者が設定した認証番号に基づき利用可否の設定が行われる。
情報記憶領域123は、作成者が作成した秘密情報を格納する。情報記憶領域123に格納された秘密情報は、暗号化モジュール121により暗号化されて作成者から閲覧者に送信される。
閲覧者端末11は、秘密情報の閲覧者が用いる端末装置であり、第1入力受付部111と、利用設定部112と、開錠受付部113と、開錠部114と、を含んで構成される。
第1入力受付部111は、表示部に表示される入力フォーム等により構成され、閲覧者から認証番号の入力を受け付ける。なお、認証番号は、数字に限らず文字や記号といった任意のテキスト情報を用いることができる。
利用設定部112は、第1入力受付部111を介して受け付けた認証番号に基づいて、PW通知用ファイル12の暗号化モジュール121を利用可能にするとともに、復号化モジュール122を利用不可能に設定する。
具体的には、利用設定部112は、認証番号から暗号化用PW「A」及び復号化用PW「F」を生成する。そして、生成した暗号化用PW「A」及び復号化用PW「F」を暗号化モジュール121及び復号化モジュール122に設定、即ち暗号化用PW「A」がセットされない限り暗号化モジュール121を利用不可能にし、復号化用PW「F」がセットされない限り復号化モジュール122を利用不可能に設定する。また、利用設定部112は、生成した暗号化用PW「A」を暗号化モジュール121に自動的にセットすることで、暗号化モジュール121を利用可能にする。一方で、利用設定部112は、復号化モジュール122には復号化用PW「F」をセットせず、復号化モジュール122を利用不可能にする。
なお、認証番号と、暗号化用PW「A」及び復号化用PW「F」とは、不可逆的な関係を有していればよく、所定の一方向関数を用いた任意の方法により生成することができる。また、利用制限は復号化モジュール122にのみかければ足りるため、暗号化用PW「A」は必ずしも生成する必要がなく、フラグ管理等により暗号化モジュール121を利用可能に設定することとしてもよい。即ち、利用設定部112は、第1入力受付部111が認証番号を受け付けると、フラグをオンにセットし、暗号化モジュール121を利用可能に設定することとしてもよい。
開錠受付部113は、表示部に表示される入力フォーム等により構成され、PW通知用ファイル12の情報記憶領域123に暗号化された秘密情報が格納されている状態で、閲覧者から認証番号の入力を受け付ける。
開錠部114は、開錠受付部113が受け付けた認証番号に基づいて復号化モジュール122を利用可能にする。具体的には、開錠部114は、利用設定部112が用いた一方向関数を用いて、開錠受付部113が受け付けた認証番号から復号化用PWを生成し、生成した復号化用PWを復号化モジュール122にセットする。
このとき、セットした復号化用PWが、復号化モジュール122に設定していた復号化用PW「F」と一致する場合には、復号化モジュール122が利用可能になり、情報記憶領域123に格納された秘密情報が復号化モジュール122により復号化される。その結果、作成者が作成した秘密情報が閲覧可能になる。
一方で、セットした復号化用PWが、復号化モジュール122に設定していた復号化用PW「F」と一致しない場合には、復号化モジュール122の利用制限が解除されることなく、情報記憶領域123に格納された秘密情報の復号化が行われない。
作成者端末13は、秘密情報の作成者が用いる端末装置であり、第2入力受付部131と、施錠部132と、を含んで構成される。
第2入力受付部131は、作成者から秘密情報の入力を受け付ける。入力された秘密情報は、PW通知用ファイル12の情報記憶領域123に格納される。上述のように本実施形態では、PW付文書Aに設定したパスワードを秘密情報として用いることとしているため、第2入力受付部131は、表示部に表示される入力フォーム等により構成することができる。
施錠部132は、情報記憶領域123に格納された秘密情報を暗号化モジュール121を用いて暗号化することで閲覧できない状態とする。
以上、本発明の閲覧制御システム1の機能的構成について説明した。続いて、図3〜図4を参照して、閲覧制御システム1の処理の流れを説明する。
図3を参照して、初めに、閲覧者端末11の第1入力受付部111は、閲覧者から認証番号の入力を受け付ける(ステップS1)。すると、閲覧者端末11の利用設定部112は、受け付けた認証番号から、認証番号を再現困難な暗号化用PW「A」及び復号化用PW「F」を生成する(ステップS2)。続いて、閲覧者端末11の利用設定部112は、生成した暗号化用PW「A」を暗号化モジュール121にセットして、暗号化モジュール121を利用可能にする(ステップS3)。一方、閲覧者端末11の利用設定部112は、復号化モジュール122には復号化用PW「F」をセットせずにブランクのままとし、復号化モジュール122を利用不可能に設定する(ステップS4)。
このように、暗号化モジュール121の利用可能設定(ステップS3)、復号化モジュール122の利用不可能設定(ステップS4)が終了すると、閲覧者は、PW通知用ファイル12を作成者に対して送信する(ステップS5)。
続いて、PW通知用ファイル12を受信した作成者端末13の第2入力受付部131は、作成者から秘密情報(パスワード)の入力を受け付け(ステップS6)、受け付けた秘密情報をPW通知用ファイル12の情報記憶領域123に格納する(ステップS7)。そして、作成者端末13の施錠部132は、秘密情報を格納すると、暗号化モジュール121を作動させ(ステップS8)、情報記憶領域123に格納された秘密情報を暗号化することで施錠する(ステップS9)。
このように、情報記憶領域123に暗号化された秘密情報が格納されると、作成者は、PW通知用ファイル12を閲覧者に対して送信する(ステップS10)。
図4を参照して、秘密情報を格納したPW通知用ファイルを受信した閲覧者端末11の開錠受付部113は、閲覧者から認証番号の入力を受け付ける(ステップS11)。すると、閲覧者端末11の開錠部114は、受け付けた認証番号から復号化用PWを生成し(ステップS12)、生成した復号化用PWを復号化モジュール122にセットする(ステップS13)。このとき、ステップS1で受け付けた認証番号と、ステップS11で受け付けた認証番号と、が一致する場合には同じ復号化用PW「F」が生成され、一致しない場合には異なる復号化用PWが生成されることになる。そのため、両認証番号が一致する場合には、復号化モジュール122に復号化用PW「F」がセットされ復号化モジュール122が利用可能となり、両認証番号が一致しない場合には、復号化モジュール122に復号化用PW「F」がセットされず復号化モジュール122が利用不可能のまま維持される。そして、復号化モジュール122が利用可能になると、閲覧者端末11の開錠部114は、復号化モジュール122を作動させて、情報記憶領域123に格納された秘密情報の暗号化を復号し、開錠する(ステップS14)。
このように、暗号化されていた秘密情報が復号されると、閲覧者端末11は、PW通知用ファイル12から秘密情報を取り出し表示部に表示することで、秘密情報を閲覧者に対して通知する(ステップS15)。
以上、本発明の閲覧制御システム1の処理の流れについて説明した。続いて、このような処理により行われる閲覧制御システム1による秘密情報の閲覧制限の動作を、図5〜図7に示す表示例を用いて説明する。
図5(1)に閲覧者端末11に表示されるPW通知用ファイル12の表示例を示す。PW通知用ファイル12は、閲覧者が認証番号を入力する入力部210と、作成者が秘密情報(パスワード)を入力するPW入力部220と、を含んで構成される。
入力部210は、入力フォーム211と、認証ボタン212と、開錠ボタン213と、設定状況表示部214と、を含んで構成される。
入力フォーム211は認証番号の入力欄であり、閲覧者により認証番号が入力される。認証ボタン212及び開錠ボタン213は、入力された認証番号の登録を行う操作ボタンである。具体的には、認証ボタン212は、利用設定部112による暗号化モジュール121及び復号化モジュール122の利用設定の際に操作され、開錠ボタン213は、開錠部114による秘密情報の復号化の際に操作される。即ち、閲覧者が入力フォーム211に認証番号を入力した後に認証ボタン212を操作すると、認証番号の入力が行われ(図3のステップS1)、利用設定部112によるパスワード生成(図3のステップS2)等が行われる。また、閲覧者が入力フォーム211に認証番号を入力した後に開錠ボタン213を操作すると、認証番号の入力が行われ(図4のステップS11)、開錠部114によるパスワード生成(図4のステップS12)等が行われる。
設定状況表示部214は、入力部210の現在の状況を表示する。図5(1)では、認証が未設定であることが表示されている。なお、認証が未設定であるとは、認証番号の入力(図3のステップS1)が未だ行われていないことを示す。なお、認証番号の入力が行われると、設定状況表示部214には認証が設定中であることが表示される(図5(2)参照)。認証が設定中とは、暗号化モジュール121及び復号化モジュール122の利用設定が完了したことを示す。
PW入力部220は、入力フォーム221と、施錠ボタン222と、設定状況表示部223と、を含んで構成される。
入力フォーム221は秘密情報の入力欄であり、作成者により秘密情報(PW付文書に設定したパスワード)が入力される。施錠ボタン222は、入力された秘密情報の登録を行う操作ボタンであり、作成者が入力フォーム221に秘密情報を入力した後に施錠ボタン222を操作すると、秘密情報の入力が行われ(図3のステップS6)、暗号化モジュールの作動(図3のステップS8)等が行われる。
設定状況表示部223は、PW入力部220の現在の状況を表示する。図5(1)では、秘密情報の設定が不可能であることが表示されている。図5(2)に示すように、認証が設定中となると、設定状況表示部223には秘密情報の設定が可能であることが表示され、また、図6(4)に示すように、秘密情報の登録が行われると、設定状況表示部223には秘密情報が設定中であることが表示される。
図5(1)に戻り、初めに、閲覧者は、入力部210の入力フォーム211に認証番号を入力し、認証ボタン212を操作する。すると、認証番号の設定が行われる。即ち、認証番号に基づいて、暗号化モジュール121が利用可能に設定され、復号化モジュール122が利用不可能に設定される。
その結果、図5(2)に示すように、PW入力部220の施錠ボタン222がアクティブになり、PW入力部220の利用が可能になる。その後、PW通知用ファイル12は、閲覧者端末11から作成者端末13に送信される。
図6(3)を参照して、PW入力部220が利用可能になったPW通知用ファイル12を受け取った作成者は、続いて、PW入力部220の入力フォーム221に秘密情報を入力し、施錠ボタン222を操作する。すると、秘密情報の設定が行われる。即ち、暗号化モジュール121が作動して、入力された秘密情報が暗号化され、秘密情報が閲覧できない状態になる。
その結果、図6(4)に示すように、入力部210の開錠ボタン213がアクティブになり、入力部210の利用が可能になる。その後、PW通知用ファイル12は、作成者端末13から閲覧者端末11に送信される。
図7(5)を参照して、入力部210が利用可能になったPW通知用ファイル12を受け取った閲覧者は、続いて、入力部210の入力フォーム211に認証番号を入力し、開錠ボタン213を操作する。すると、認証番号の照合が行われる。即ち、認証番号から復号化用PWが生成され、復号化モジュール122に設定されていた復号化用PW「F」と一致するか判定される。その結果、一致した場合には、暗号化された秘密情報が復号化モジュール122により復号され、秘密情報が閲覧者に対して表示される。
以上、本発明の閲覧制御システム1の実施形態について説明した。このような閲覧制御システム1では、閲覧者から作成者に対して送信したPW通知用ファイル12に、作成者が秘密情報を格納して返信することで、閲覧者・作成者間で秘密情報の送受信が完了する。即ち、秘密情報の送受信を、閲覧者・作成者間の一往復で実現することができる。
このとき、PW通知用ファイル12は、予め暗号化は可能であるが復号化は不可能なように利用設定されているため、PW通知用ファイル12を第三者が傍受したとしても、第三者は格納された秘密情報を復号することができず、セキュリティを高めることができる。また、復号化を可能にするための情報(認証番号)は、閲覧者のみが把握していれば足り、その他の者に対して一切通知する必要がないため、閲覧者以外の者が復号化の利用不可能設定を開錠することはできず、セキュリティを高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1 閲覧制御システム
11 閲覧者端末
111 第1入力受付部
112 利用設定部
113 開錠受付部
114 開錠部
12 PW通知用ファイル
121 暗号化モジュール
122 復号化モジュール
123 情報記憶領域
13 作成者端末
131 第2入力受付部
132 施錠部

Claims (1)

  1. 暗号化モジュール及び復号化モジュールを含む通知用ファイル用いて、秘密情報を受け取る閲覧者端末と秘密情報を送る作成者端末との間で秘密情報の閲覧の制御を行う閲覧制御システムであって、
    前記閲覧者端末より、認証番号の入力を受け付ける第1入力受付部と、
    前記第1入力受付部により受け付けた前記認証番号に基づいて、前記通知用ファイルの前記暗号化モジュールを利用可能にするとともに、前記復号化モジュールを利用不可能とする利用設定部と、
    前記作成者端末より、秘密情報の入力を受け付けるとともに、受け付けた秘密情報を前記通知用ファイルに格納する第2入力受付部と、
    前記秘密情報が格納されている状態で、前記暗号化モジュールを用いて前記秘密情報を閲覧できない状態とする施錠部と、
    前記施錠部により前記秘密情報を閲覧できなくなった状態で前記認証番号を受け付けると、前記復号化モジュールを利用可能にする開錠部と、
    を備える閲覧制御システム。
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