JP2015043675A - Stator - Google Patents
Stator Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015043675A JP2015043675A JP2013174908A JP2013174908A JP2015043675A JP 2015043675 A JP2015043675 A JP 2015043675A JP 2013174908 A JP2013174908 A JP 2013174908A JP 2013174908 A JP2013174908 A JP 2013174908A JP 2015043675 A JP2015043675 A JP 2015043675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- core
- ring
- flange
- shaped member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
Description
本開示は、ステータに関する。 The present disclosure relates to a stator.
従来から、嵌合リング部の周方向の複数箇所に、ステータをフレーム等(ケーシング)に取り付けるための取付部(締結部)を備える回転電機用ステータが知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, a stator for a rotating electrical machine including attachment portions (fastening portions) for attaching a stator to a frame or the like (casing) at a plurality of locations in the circumferential direction of the fitting ring portion is known (see, for example, Patent Document 1). ).
ところで、ステータコアとケーシングは、熱膨張係数の異なる材料で形成される場合がある。かかる熱膨張係数の差に起因して、熱変形時にステータコアとケーシングとの間に径方向の変位差が発生する。このような径方向の変位差は、ステータコアとケーシングとの間の締結部に応力を生むため、かかる応力を考慮した設計が必要となる。 By the way, the stator core and the casing may be formed of materials having different thermal expansion coefficients. Due to the difference in coefficient of thermal expansion, a radial displacement difference occurs between the stator core and the casing during thermal deformation. Such a radial displacement difference generates a stress in the fastening portion between the stator core and the casing, and thus a design in consideration of the stress is required.
そこで、本開示は、ステータコアとケーシングとが熱膨張係数の異なる材料で形成される場合に、これらの間の熱変形時の変位差に起因した応力を低減することができるステータの提供を目的とする。 Therefore, the present disclosure is intended to provide a stator that can reduce stress caused by a difference in displacement during thermal deformation between the stator core and the casing formed of materials having different thermal expansion coefficients. To do.
本開示の一局面によれば、ケーシングとは異なる熱膨張係数の材料により形成される円筒状のコアと、
前記コアの外周に嵌合されるリング状の部材と、
前記リング状の部材に形成され又は固定され、前記ケーシングに締結具により締結される締結部と、
前記リング状の部材に形成され、熱変形時の前記ケーシングと前記コアとの間の変位差を吸収する撓み部とを含む、ステータが提供される。
According to one aspect of the present disclosure, a cylindrical core formed of a material having a thermal expansion coefficient different from that of the casing;
A ring-shaped member fitted to the outer periphery of the core;
A fastening portion formed or fixed to the ring-shaped member and fastened to the casing by a fastener;
A stator is provided that includes a flexure that is formed in the ring-shaped member and absorbs a displacement difference between the casing and the core during thermal deformation.
本開示によれば、ステータコアとケーシングとが熱膨張係数の異なる材料で形成される場合に、これらの間の熱変形時の変位差に起因した応力を低減することができるステータが得られる。 According to the present disclosure, when the stator core and the casing are formed of materials having different thermal expansion coefficients, a stator that can reduce stress due to a difference in displacement during thermal deformation between them is obtained.
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1は、ステータ1の一例を概略的に示す断面図である。尚、図1では、フランジ22の構成を示すための便宜上、図1では、焼き嵌めリング20については断面で図示されていない。
FIG. 1 is a cross-sectional view schematically showing an example of a
以下では、径方向、周方向及び軸方向は、ステータ1の中心軸Iを基準とし、中心軸Iを中心として内径側及び外径側を定義する。例えば、内径側とは、中心軸Iの径方向で中心軸Iに近い側を指す。また、以下では、中心軸Iに対して直角な面(即ち、中心軸Iを法線とする面)を“軸直角面”と称する。尚、鉛直方向に対する中心軸Iの関係は、ステータ1(及びステータ1を含むモータ)の搭載時の向きに応じて変化する。また、以下では、径方向に直角な方向を“接線方向”とも称する。
Hereinafter, the radial direction, the circumferential direction, and the axial direction define the inner diameter side and the outer diameter side with the central axis I as the center, with the central axis I of the
ステータ1は、インナロータ型の任意のモータで使用されてもよい。例えば、ステータ1は、ハイブリッド車又は電気自動車で使用される走行用モータで使用されてもよい。走行用モータは、例えば永久磁石モータであってもよいし、電磁石と永久磁石とを併用するハイブリッド型のモータであってもよい。
The
ステータ1は、図1に示すように、円環状の形態を有し、コア(ステータコア)10と、焼き嵌めリング20とを含む。
As shown in FIG. 1, the
コア10は、図1に示すように、円環状の形態を有する。コア10は、一体で形成されてもよいし、図1に示すように、複数の分割コアの集合により形成されてもよい。コア10は、例えば積層鋼板により形成されるコア部12と、巻線14とを含む。コア部12は、内周側にステータティースが形成されるように構成され、このステータティースに巻線14が巻回される。尚、巻線14の構成(巻き方等を含む)は任意であり、例えば矩形断面の角線により形成されてもよい。
As shown in FIG. 1, the
焼き嵌めリング20は、コア10の外周に嵌合される。焼き嵌めリング20は、コア10の外周に対応した円筒状(リング状)の形態を有する。焼き嵌めリング20は、熱膨張された状態でコア10の外周に嵌められ、熱収縮することでコア10の外周面を径方向内側に押圧する。
The shrink-
焼き嵌めリング20は、金属材料(例えば、鉄等)から形成される。焼き嵌めリング20は、コア部12と同一の材料により形成されてもよい。焼き嵌めリング20は、周方向の所定位置にフランジ22を有する。フランジ22は、焼き嵌めリング20の周面から径方向外側に延在する態様で形成される。フランジ22は、典型的には、周方向の複数個所に設けられる。図1に示す例では、フランジ22は、3箇所設けられており、3つのフランジ22は、120度間隔で配置されている。フランジ22は、ステータ1をケーシング40(図2参照)に固定(締結)するために形成される。このため、フランジ22は、締結具(ボルト)が軸方向に通過するボルト穴23を有してよい。尚、フランジ22の数や形成位置は任意である。また、フランジ22は、焼き嵌めリング20の軸方向の任意の位置に形成されてもよい。例えば、フランジ22は、焼き嵌めリング20の軸方向の端部に形成されてもよい。
The shrink-
ケーシング40は、焼き嵌めリング20の外周側に設けられる。ケーシング40は、典型的には、焼き嵌めリング20(及びその内周側のコア10)を外周から覆う円筒状の形態を有する。即ち、ケーシング40は、典型的には、内部にコア10及び焼き嵌めリング20を収容するような円筒状の形態を有する。また、ケーシング40は、ロータ(図示せず)をベアリング(図示せず)を介して保持する機能を有してもよい。ケーシング40は、コア10(コア部12)とは熱膨張係数の異なる材料から形成される。例えば、ケーシング40は、アルミにより形成されてよい。ケーシング40は、2つ以上の部材により形成されてもよい。
The
本実施例では、ステータ1の焼き嵌めリング20には、熱変形時のケーシング40とコア10との間の変位差を吸収する撓み部が形成される。即ち、ケーシング40とコア10は、上述の如く熱膨張係数の異なる材料から形成されるので、熱変形時に、径方向に変位差が生じる(尚、焼き嵌めリング20の外径は、コア10の外径の変化と共に変化する)。この変位差は、コア10の径方向外側に行くほど大きくなるので、径方向外側に位置する締結部(ケーシング40とコア10との間の締結部、即ちフランジ22のボルト穴23)では比較的大きくなる。撓み部は、かかる熱変形時のケーシング40とコア10との間の変位差に起因して径方向に撓むことで(弾性変形することで)、ケーシング40とコア10との間の変位差を吸収する。これにより、ケーシング40とコア10との間の締結部に発生する応力(特に、ボルトに生じる応力)を効率的に低減することができる。尚、撓み部は、好ましくは、想定される使用環境における温度変化範囲(環境温度)の最大温度変化時において生じうるケーシング40とコア10との間の変位差を完全に吸収するが、部分的に吸収するだけでもよい。
In the present embodiment, the shrink-
撓み部は、かかる機能(径方向に撓むことで、熱変形時のケーシング40とコア10との間の変位差を吸収する機能)を備える限り、任意の構成であってよい。典型的には、撓み部は、焼き嵌めリング20のフランジ22に形成されるが、他の部位に形成されてもよい(図5参照)。以下、この撓み部について、幾つかの好ましい実施例を説明する。尚、以下では、ケーシング40とコア10との間の複数存在しうる締結部のうちの、ある1箇所の締結部周辺の構成について説明するが、他の締結部周辺の構成についても同様であってよい。
The bending portion may have any configuration as long as it has such a function (a function of absorbing a displacement difference between the
図2は、撓み部の一例を示す図であり、焼き嵌めリング20におけるケーシング40に対する締結部周辺の構成を示す図である。(A)は、焼き嵌めリング20の一部の上面図であり、(B)は、(A)におけるラインA−Aに沿った断面図である。尚、(B)には、(A)には図示されていないケーシング40の一部の一例が概略的に示されている。図2に示す例では、ケーシング40は、軸方向でフランジ22の裏面側(軸方向で外側の表面)に締結面が配置され、フランジ22の表面側からボルト70により締結される。しかしながら、逆の構成であってもよい。即ち、ケーシング40は、軸方向でフランジ22の表面側に締結面が配置され、フランジ22の裏面側からボルト70により締結されてもよい。
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of the bending portion, and is a diagram illustrating a configuration around the fastening portion with respect to the
図2に示す例では、撓み部は、焼き嵌めリング20のフランジ22に形成される溝220により形成される。溝220は、図2に示すように、軸直角面内で径方向に直角(接線方向)に延在してよい。溝220の断面形状は、任意であり、図2に示すように、半円状の断面であってよい。尚、この場合、溝220は、プレス加工により形成することができる。また、溝220の径方向の形成位置は、締結部(フランジ22のボルト穴23)よりも径方向内側であれば任意である。
In the example shown in FIG. 2, the bending portion is formed by a
図2に示す例によれば、ケーシング40とコア10が熱変形すると、これらの熱膨張係数差に起因してケーシング40とコア10との間に径方向の変位差が生じるが、かかる変位差は焼き嵌めリング20の撓み部の撓み変形により吸収することができる。具体的には、熱膨張係数差に起因してケーシング40とコア10との間に径方向の変位差が生じると、その変位差に応じて、焼き嵌めリング20の撓み部が径方向に弾性変形する。例えば、ケーシング40がコア10よりも径方向外側に変位する場合は、溝220の断面が開く方向に変形してフランジ22のボルト穴23の径方向の位置が径方向外側に移動する。また、ケーシング40がコア10よりも径方向内側に変位する場合は、溝220の断面が閉じる方向に変形してフランジ22のボルト穴23の径方向の位置が径方向内側に移動する。これにより、ケーシング40とコア10との間に径方向の変位差が吸収され、ケーシング40とコア10との間の締結部に発生する応力(特に、ボルト70に生じる応力)を効率的に低減することができる。
According to the example shown in FIG. 2, when the
尚、図2に示す例では、溝220は、良好な撓み特性を得るために、接線方向でフランジ22の一端から他端まで延在しているが、フランジ22の一端から他端までの区間の一部のみに形成されてもよい。また、溝220は、径方向の内外に並んで複数個形成されてもよい。即ち、接線方向な複数本の溝220が形成されてもよい。
In the example shown in FIG. 2, the
また、図2に示す例では、溝220は、径方向への良好な撓み特性を得るために、接線方向に延在しているが、接線方向に対して斜め方向に延在してもよい。また、溝220は、軸直角面内で直線的に延在する必要はなく、軸直角面内で屈曲部を有する態様で延在してもよい。
In the example illustrated in FIG. 2, the
図3は、撓み部の他の一例を示す図であり、焼き嵌めリング20におけるケーシング40に対する締結部周辺の構成を示す図である。(A)は、焼き嵌めリング20の一部の上面図であり、(B)は、(A)におけるラインB−Bに沿った断面図であり、(C)は、(A)におけるラインC−Cに沿った断面図(溝230の底部の断面図)である。尚、図3では、図2に示されていたケーシング40の一例は示されていないが、ケーシング40は、図2と同様であってよい。
FIG. 3 is a view showing another example of the bent portion, and is a view showing a configuration around the fastening portion with respect to the
図3に示す例では、撓み部は、焼き嵌めリング20のフランジ22に形成される溝230により形成される。溝230は、図3(A)に示すように、径方向に直角(接線方向)に延在してよい。図3に示す例では、溝230は、図3(B)及び(C)に示すように、軸直角面に対して傾斜して延在する態様で形成される。尚、図3に示す例では、溝230は、接線方向で中央側が下方となり外側が上方となる傾斜方向でV字状に延在する。しかしながら、逆であってもよい。即ち、溝230は、接線方向で中央側が上方となり外側が下方となる傾斜方向で逆V字状に延在してもよい。溝230の断面形状は、任意であり、図3に示すように、半円状の断面であってよい。尚、この場合、溝230は、プレス加工により形成することができる。また、溝230の径方向の形成位置は、締結部(フランジ22のボルト穴23)よりも径方向内側であれば任意である。
In the example shown in FIG. 3, the bending portion is formed by a
図3に示す例によれば、図2に示した例と同様、ケーシング40とコア10が熱変形すると、これらの熱膨張係数差に起因してケーシング40とコア10との間に径方向の変位差が生じるが、かかる変位差は撓み部の撓み変形により吸収することができる。これにより、ケーシング40とコア10との間の締結部に発生する応力(特に、ボルト70に生じる応力)を効率的に低減することができる。
According to the example shown in FIG. 3, as in the example shown in FIG. 2, when the
また、図3に示す例によれば、上述の如く、溝230は、図2に示した例とは異なり、軸直角面内に延在するのではなく、軸直角面に対して傾斜する方向に延在する。これにより、フランジ22の剛性(特に(B)の断面視での曲げ剛性)が増加し、ケーシング40とコア10との間の軸方向の変位差が発生する方向のフランジ22の変形を低減することができる。即ち、焼き嵌めリング20の締結部が焼き嵌めリング20における周面(コア10)に対して軸方向に変位しようとする変形モードに対する剛性が増加され、かかる変形モードでの変形を低減することができる。これにより、かかる変形モードでの変形を低減しつつ、径方向の撓みを許容する構成を実現することができる。
Further, according to the example shown in FIG. 3, as described above, the
尚、図3に示す例では、溝230は、良好な撓み特性を得るために、接線方向でフランジ22の一端から他端まで延在しているが、フランジ22の一端から他端までの区間の一部のみに形成されてもよい。また、溝230は、径方向の内外に並んで複数個形成されてもよい。即ち、接線方向に複数本の溝230が形成されてもよい。
In the example shown in FIG. 3, the
また、図3に示す例では、溝230は、径方向への良好な撓み特性を得るために、接線方向に延在しているが、接線方向に対して斜め方向に延在してもよい。また、溝230は、上面視で直線的に延在する必要はなく、上面視で屈曲部を有する態様で延在してもよい。
In the example shown in FIG. 3, the
図4は、撓み部の他の一例を示す図であり、焼き嵌めリング20におけるケーシング40に対する締結部周辺の構成を示す上面図である。
FIG. 4 is a view showing another example of the bent portion, and is a top view showing a configuration around the fastening portion with respect to the
図4に示す例では、撓み部は、焼き嵌めリング20のフランジ22に形成される穴240により形成される。穴240は、接線方向でフランジ22の中央に形成されてよい。尚、この場合、穴240は、プレス加工により形成することができる。また、穴240の径方向の形成位置は、締結部(フランジ22のボルト穴23)よりも径方向内側であれば任意である。穴240は、好ましくは、径方向の良好な撓み特性を得るために、接線方向で両側が中央よりも径方向外側まで延在する。即ち、穴240は、ボルト穴23に対して接線方向で外側の位置に、径方向外側への切欠き部242を備える。
In the example shown in FIG. 4, the flexure is formed by a
図4に示す例によれば、図2に示した例と同様、ケーシング40とコア10が熱変形すると、これらの熱膨張係数差に起因してケーシング40とコア10との間に径方向の変位差が生じるが、かかる変位差は撓み部の撓み変形(即ち、フランジ22における穴240の周囲部の撓み変形)により吸収することができる。これにより、ケーシング40とコア10との間の締結部に発生する応力(特に、ボルト70に生じる応力)を効率的に低減することができる。
According to the example shown in FIG. 4, as in the example shown in FIG. 2, when the
尚、図4に示す例では、穴240が形成されているが、穴240に代えて、薄肉部が形成されてもよい。即ち、フランジ22の他の部位(例えば、穴240の周辺の部位)よりも板厚の小さい薄肉部を、穴240の形成範囲に形成することで、穴240を形成する場合と同様の撓み特性(但し、穴240の方が撓み特性は良好となる)を得ることも可能である。
In the example shown in FIG. 4, the
また、図4に示す例は、図2又は図3に示した例と組み合わせて実現することも可能である。例えば、図4に示す例において、図2に示すような溝220が形成されてもよい。この場合、溝220は、接線方向に延在しつつ穴240で途切れる態様で、穴240の両側に形成されてよい。
The example shown in FIG. 4 can also be realized in combination with the example shown in FIG. 2 or FIG. For example, in the example shown in FIG. 4, a
図5は、撓み部の他の一例を示す図であり、ケーシング40とコア10との間の締結部周辺の構成を示す図である。(A)は、焼き嵌めリング20の一部の上面図であり、(B)は、側面図である。
FIG. 5 is a diagram illustrating another example of the bending portion, and is a diagram illustrating a configuration around the fastening portion between the
図5に示す例では、焼き嵌めリング20は、フランジ22を備えず、それに代えて、焼き嵌めリング20とは別の部材30(以下、「ボルト保持部材30)という)が設けられる。即ち、ボルト保持部材30に締結部(ケーシング40とコア10との間の締結部)が形成される。ボルト保持部材30は、図5(B)に示すように、軸方向に延在する円筒状の部位302を備えてよく、円筒状の部位302によりボルト穴23が形成されてよい。尚、図5に示す例では、ボルト保持部材30は、コア10の軸方向の長さと略同一の長さで軸方向に延在するが、コア10の軸方向の長さよりも長くてもよいし短くてもよい。また、ボルト保持部材30は、図5(A)に示すように、接線方向で円筒状の部位302の両側から延在する2つの脚部304を備える。ボルト保持部材30は、脚部304が締結具32により焼き嵌めリング20に締結されることで、焼き嵌めリング20に固定(締結)される。
In the example shown in FIG. 5, the shrink-
図5に示す例では、撓み部は、焼き嵌めリング20の周面における径方向外側に突出する部位250(以下、「突出部250)という)により形成される。突出部250は、図5(B)に示すように、軸方向で焼き嵌めリング20の一端から他端まで形成されてよい。突出部250には、ボルト保持部材30の脚部304が締結具32により締結される。
5, the bending portion is formed by a portion 250 (hereinafter referred to as “protruding
図5に示す例によれば、図2に示した例と同様、ケーシング40とコア10が熱変形すると、これらの熱膨張係数差に起因してケーシング40とコア10との間に径方向の変位差が生じるが、かかる変位差は撓み部の撓み変形により吸収することができる。具体的には、熱膨張係数差に起因してケーシング40とコア10との間に径方向の変位差が生じると、その変位差に応じて、撓み部が径方向に弾性変形する。例えば、ケーシング40がコア10よりも径方向外側に変位する場合は、突出部250には、締結具32から径方向外側に力が作用する。これにより、突出部250が径方向外側に変位してフランジ22のボルト穴23の径方向の位置が径方向外側に移動する。また、ケーシング40がコア10よりも径方向内側に変位する場合は、突出部250が径方向内側に変位してフランジ22のボルト穴23の径方向の位置が径方向内側に移動する。これにより、ケーシング40とコア10との間に径方向の変位差が吸収され、ケーシング40とコア10との間の締結部に発生する応力(特に、ボルト70に生じる応力)を効率的に低減することができる。
According to the example shown in FIG. 5, as in the example shown in FIG. 2, when the
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。 Although each embodiment has been described in detail above, it is not limited to a specific embodiment, and various modifications and changes can be made within the scope described in the claims. It is also possible to combine all or a plurality of the components of the above-described embodiments.
例えば、図2乃至図4に示す例では、フランジ22は、焼き嵌めリング20の一部であるが、フランジ22は、焼き嵌めリング20とは別に形成され、焼き嵌めリング20に締結や溶接等により一体化されてもよい。この場合も、フランジ22は、実質的には、焼き嵌めリング20の一部である。
For example, in the example shown in FIGS. 2 to 4, the
また、上述の実施例では、焼き嵌めリング20が使用されているが、焼き嵌めリング20に代えて、他のリング状の部材を、焼き嵌め以外の方法でコア10の外周に嵌めることとしてもよい。
Further, in the above-described embodiment, the shrink-
また、上述の実施例では、焼き嵌めリング20のフランジ22は、ボルト70が軸方向に通過するボルト穴23を有しているが、焼き嵌めリング20は、ボルト70が径方向に通過するボルト穴を有してもよい。即ち、焼き嵌めリング20をケーシング40に締結する際のボルト70による締結方向は任意である。
In the above-described embodiment, the
1 ステータ
10 コア
20 焼き嵌めリング
22 フランジ
23 ボルト穴
30 ボルト保持部材
40 ケーシング
70 ボルト
220,230 溝
240 穴
250 突出部
1
Claims (6)
前記コアの外周に嵌合されるリング状の部材と、
前記リング状の部材に形成され又は固定され、前記ケーシングに締結具により締結される締結部と、
前記リング状の部材に形成され、熱変形時の前記ケーシングと前記コアとの間の変位差を吸収する撓み部とを含む、ステータ。 A cylindrical core formed of a material having a thermal expansion coefficient different from that of the casing;
A ring-shaped member fitted to the outer periphery of the core;
A fastening portion formed or fixed to the ring-shaped member and fastened to the casing by a fastener;
A stator including a flexure formed on the ring-shaped member and absorbing a displacement difference between the casing and the core during thermal deformation.
前記撓み部は、前記フランジに形成される溝を含む、請求項1に記載のステータ。 The ring-shaped member is a flange extending radially outward from the peripheral surface, and includes a flange on which the fastening portion is formed,
The stator according to claim 1, wherein the flexure includes a groove formed in the flange.
前記撓み部は、前記フランジに形成される穴であって、前記締結部よりも径方向内側に形成される穴を含む、請求項1に記載のステータ。 The ring-shaped member is a flange extending radially outward from the peripheral surface, and includes a flange on which the fastening portion is formed,
2. The stator according to claim 1, wherein the bent portion is a hole formed in the flange, and includes a hole formed radially inward of the fastening portion.
前記撓み部には、前記ケーシングに締結具により締結される締結部を形成する部材であって、前記リング状の部材とは別の部材が締結される、請求項1に記載のステータ。 The bending portion is a portion protruding outward in the radial direction on the peripheral surface of the ring-shaped member,
The stator according to claim 1, wherein a member that forms a fastening portion fastened to the casing by a fastener and that is different from the ring-shaped member is fastened to the bending portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013174908A JP2015043675A (en) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | Stator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013174908A JP2015043675A (en) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | Stator |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015043675A true JP2015043675A (en) | 2015-03-05 |
Family
ID=52696943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013174908A Pending JP2015043675A (en) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | Stator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015043675A (en) |
-
2013
- 2013-08-26 JP JP2013174908A patent/JP2015043675A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5974213B2 (en) | Stator fixing structure | |
JP2016158484A (en) | Electric motor | |
JP5920319B2 (en) | Rotor fixing structure and rotating electric machine | |
JP5955155B2 (en) | Brushless motor | |
US20190229576A1 (en) | Rotary electric machine and stator | |
US8896190B2 (en) | Electric apparatus with stator core | |
JP2013514754A (en) | Electric motor | |
JP2009022147A (en) | Core for axial motor, stator and axial motor | |
JP6156172B2 (en) | motor | |
JP2014100016A (en) | Stator | |
KR102622136B1 (en) | motor with types of segmented rotor | |
KR20220040265A (en) | Motor | |
JP5640180B2 (en) | Resolver stator structure | |
JP6263330B2 (en) | Resolver rotor | |
JP2015043675A (en) | Stator | |
JP2020078099A (en) | Rotary electric machine | |
JP2007143325A (en) | Stator structure of electric motor | |
JP2011229263A (en) | Electric motor rotor | |
JP5796376B2 (en) | Electric motor rotor | |
WO2015053071A1 (en) | Stator | |
KR102516545B1 (en) | Motor | |
JP2016116316A (en) | Dynamo-electric machine | |
JP2015089233A (en) | Stator of rotary electric machine | |
JPWO2018198217A1 (en) | Permanent magnet type motor | |
JP5072648B2 (en) | Motor stator mounting structure |