JP2015041465A - コネクタ、および照明システム - Google Patents
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Abstract
【課題】平面照明装置を設置面に容易に設置することができるコネクタおよび当該コネクタを有する照明システムを提供する。
【解決手段】平面照明装置400が設置される設置面300および平面照明装置400のうちのいずれか一方に設けられるプラグ20と、設置面300および平面照明装置400のうちの他方に設けられるジャック10とを含み、平面照明装置400を設置面300に沿って移動させることによってプラグ20とジャック10とを接続する。プラグ20は、移動時における前側であるほど互いに近接するように指向された一対の側壁部201,202を有する板状をなし、ジャック10は、プラグ20が移動時に進入可能な凹部108を有した板状をなす。ジャック10の凹部108は、プラグ20が進入したときにそれぞれ当該プラグ20の側壁部201,202に対向して当接する一対の内側側壁101,102を有する。
【選択図】図1
【解決手段】平面照明装置400が設置される設置面300および平面照明装置400のうちのいずれか一方に設けられるプラグ20と、設置面300および平面照明装置400のうちの他方に設けられるジャック10とを含み、平面照明装置400を設置面300に沿って移動させることによってプラグ20とジャック10とを接続する。プラグ20は、移動時における前側であるほど互いに近接するように指向された一対の側壁部201,202を有する板状をなし、ジャック10は、プラグ20が移動時に進入可能な凹部108を有した板状をなす。ジャック10の凹部108は、プラグ20が進入したときにそれぞれ当該プラグ20の側壁部201,202に対向して当接する一対の内側側壁101,102を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、平面照明装置を容易に設置するためのコネクタ、および当該コネクタを有する照明システムに関する。
平面照明装置等の照明装置には、天井や壁面等の設置面に対向する面に、設置用機構が設けられている。そして、照明装置を天井や壁面等の設置面に設置するために、例えば、特許文献1に記載されているようなアダプタを予め設置面に設置する。
そして、設置者は、照明装置の設置用機構を設置面に設置されたアダプタに嵌め合わせて、当該照明装置を当該設置面に設置する。
しかし、特許文献1のアダプタは取り付け時に照明装置を回転する必要があるために平面照明装置間に隙間が必要となり、隙間無く天井に敷き詰めた状態に取り付けることができない。また、照明装置、特に平面照明装置を設置面に設置するときに、設置者は、照明装置において設置面に対向する面に設けられた設置用機構と、特許文献1に記載されているような、設置面に設置されたアダプタとを視認することができない。従って、設置者は、設置用機構とアダプタとを視認しない状態で、平面照明装置に設けられた設置用機構をアダプタに応じた正確な位置および方向であてがわなくてならない。よって、平面照明装置の設置面への設置は容易ではない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、平面照明装置を設置面に容易に設置することができるコネクタおよび当該コネクタを有する照明システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のコネクタは、平面照明装置が設置される設置面および前記平面照明装置において前記設置面に対向する対向面のうちのいずれか一方に設けられる第1接続部と、前記設置面および前記対向面のうちの他方に設けられる第2接続部とからなり、前記平面照明装置を前記設置面に沿って移動させることによって前記第1接続部と前記第2接続部とを接続して前記第1接続部と前記第2接続部との間で電気的接続を行うコネクタであって、前記第1接続部は、少なくとも一部が前記移動時における前側であるほど互いに近接するように指向された一対の側壁部を有する板状をなし、前記第2接続部は、前記第1接続部が前記移動時に進入可能な凹部を有した板状をなし、前記第2接続部の前記凹部は、前記第1接続部が進入したときにそれぞれ当該第1接続部の側壁部の前記一部に少なくとも一部が対向して当接する一対の内側側壁を有することを特徴とする。そのような構成によれば、第1接続部における移動時の前側が第2接続部の凹部に進入すれば、第1接続部の少なくとも一部が第2接続部の凹部の内側側壁の少なくとも一部に当接して、第1接続部を第2接続部の凹部内の適切な位置に導くことができる。従って、第1接続部と第2接続部とを容易に接続することができる。よって、設置面に平面照明装置を容易に設置することができる。
前記第1接続部は、前記移動時における前側で前記一対の側壁部を相互に結合する前端部を有し、前記前端部には、前記電気的接続を行うための第1接続端子が設けられ、前記第2接続部は、前記第1接続部が当該第2接続部の前記凹部に進入したときに前記前端部に当接する内側前壁を有し、前記内側前壁には、前記電気的接続を行うための第2接続端子が設けられていてもよい。そのような構成によれば、第1接続部を第2接続部の凹部に進入させて、当該第1接続部の前端部を当該第2接続部の内側前壁に当接させれば当該第1接続部の第1接続端子と当該第2接続部の第2接続端子とが電気的に接続されるので、当該第1接続部と当該第2接続部とを容易に電気的に接続させることができる。
前記第1接続部の前記一対の側壁部には、前記電気的接続を行うための第3接続端子が設けられ、前記第2接続部の前記一対の内側側壁には、前記電気的接続を行うための第4接続端子が設けられていてもよい。そのような構成によれば、第1接続部を第2接続部の凹部に進入させて、当該第1接続部の一対の側壁部を当該第2接続部の一対の内側側壁にそれぞれ当接させれば当該第1接続部の第3接続端子と当該第2接続部の第4接続端子とが電気的に接続されるので、当該第1接続部と当該第2接続部とを容易に電気的に接続させることができる。
前記設置面は、平面照明装置が設けられる空間を仕切るために設けられた面、または前記平面照明装置が設置される照明システム内のユニットに設けられた面であってもよい。
前記第2接続部の前記一対の内側側壁は、前記内側側壁の延設方向に沿って内方に凸設されたガイド部をそれぞれ含み、前記第1接続部の前記一対の側壁部には、当該第1接続部が前記凹部に進入するときに前記ガイド部が係合して摺動するガイド溝が設けられていることが好ましい。そのような構成によれば、ガイド部とガイド溝とが係合し、当該ガイド溝が当該ガイド部を支持するので、平面照明装置を設置面に設置することを可能にして、設置面からの平面照明装置の脱落を良好に防止することができる。
前記第1接続部の前記一対の側壁部には、第1係合部が設けられ、前記第2接続部の前記一対の内側側壁には、前記第1接続部が前記凹部に進入したときに前記第1係合部に係合する第2係合部が設けられていることが好ましい。そのような構成によれば、第1接続部と第2接続部との意に反した容易な接続解除を良好に防止することができる。
前記第1係合部は凹形状部であり、前記第2係合部は前記凹形状部内に付勢されて当該凹形状部に係合する凸形状部であってもよいし、前記第2係合部は凹形状部であり、前記第1係合部は前記凹形状部内に付勢されて当該凹形状部に係合する凸形状部であってもよい。そのような構成によれば、簡便な方法で第1接続部と第2接続部との意に反した容易な接続解除を良好に防止することができる。
前記第1接続部は、前記対向面に一体的に形成されていてもよいし、前記第2接続部は、前記対向面に一体的に形成されていてもよい。
本発明による照明システムは、前述したコネクタのいずれかを有することを特徴とする。
本発明のコネクタおよび当該コネクタを有する照明システムによれば、第1接続部が、少なくとも一部が移動時における前側であるほど互いに近接するように指向された一対の側壁部を有し、第2接続部の凹部が、第1接続部が進入したときにそれぞれ当該第1接続部の側壁部の当該一部に少なくとも一部が対向して当接する一対の内側側壁を有するように構成されているので、第1接続部における移動時の前側が第2接続部の凹部に進入すれば、第1接続部の少なくとも一部が第2接続部の凹部の内側側壁の少なくとも一部に当接して、当該第1接続部を当該第2接続部の凹部内の適切な位置に導くことができる。従って、第1接続部と第2接続部とを容易に接続することができる。よって、設置面に平面照明装置を容易に設置することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明によるコネクタの全体について説明する。図1は、本発明の実施形態のコネクタを構成する板状のジャック(第2接続部)10および板状のプラグ(第1接続部)20の構成例を示す斜視図である。図2は、ジャック10とプラグ20とが接続された状態のコネクタを示す斜視図である。図1および図2に示すように、本発明の実施形態のコネクタは、ジャック10およびジャック10と接続するプラグ20を含む。
図3は、図2に示すIII−III線に沿う断面図を含み、設置面300に設置されたジャック10と平面照明装置400に設置されたプラグ20との接続図である。図3に示す例では、ジャック10が平面照明装置400が設置される空間の天面の設置面300に設置され、プラグ20が平面照明装置400において設置面300に対向する対向面に設置されている。従って、図3に示す例では、図1および図2とは異なり、ジャック10がプラグ20の上方にある。そして、平面照明装置400に設置されたプラグ20が設置者による当該平面照明装置400の設置面300に沿った移動に伴って当該設置面300に沿って移動され、当該設置面300に設置されたジャック10と接続されることにより、当該平面照明装置400は本発明によるコネクタを介して当該設置面300に設置される。なお、設置面300は、平面照明装置400が設置される空間の壁面であってもよい。
次に、プラグ20の構成について説明する。図1に示すように、プラグ20は、台形状に形成された板状体であり、設置面300に沿って移動(図1に示す矢印の方向に移動)されるときの前側であるほど互いに近接するように指向された一対の側壁部201,202を有する。以下、プラグ20において、設置面300に沿って移動されるときの前側の端部であって、一対の側壁部201,202を相互に結合する端部を前端部203といい、後ろ側の端部を後端部204という。
また、図1に示すように、一対の側壁部201,202には、当該一対の側壁部201,202の長手方向に沿って、後述する一対のガイド部105,106に対応して一対のガイド溝205,206が設けられており、プラグ20がジャック10の凹部108内に進入したときに一対のガイド部105,106がそれぞれ係合して摺動する。一対のガイド溝205,206は、底部235,236と、一対の対向壁245,246とをそれぞれ有する。
なお、図1〜図3に示す例では、一対のガイド溝205,206が有する一対の対向壁245,246の底部235,236からの高さは、いずれも同様であるように形成されているが、互いに異なっていてもよい。また、一対の対向壁245,246の厚さも互いに異なっていてもよい。
次に、プラグ20と接続するジャック10の構成について説明する。図1に示すように、ジャック10は、プラグ20が設置面300に沿って移動したときに当該プラグ20が進入可能な凹部108を有する。なお、具体的には、プラグ20の一部であって、プラグ20において、一対のガイド溝205,206によって挟まれた領域およびジャック10への進入時に凹部108の底壁107に当該領域よりも近い部分が凹部108に進入する。そして、凹部108には、プラグ20が当該凹部108内に進入したときに一対の側壁部201,202にそれぞれ対向して当接する一対の内側側壁101,102が設けられている。また、凹部108には、プラグ20が当該凹部108内に進入したときに前端部203に当接する内側前壁103が設けられている。
従って、一対の内側側壁101,102は、一対の側壁部201,202に対応して、内側前壁103に近いほど互いに近接するように指向されている。そして、前述したように、一対の内側側壁101,102は、前述した一対のガイド溝205,206に対応して設けられた一対のガイド部105,106を含み、プラグ20がジャック10の凹部108内に進入したときに一対のガイド溝205,206にそれぞれ係合して摺動する。
よって、設置者による平面照明装置400の移動に伴ってプラグ20が設置面300に沿って移動され、少なくとも前端部203がジャック10の凹部108内に進入すれば、特に、ガイド溝205,206がガイド部105,106と係合して摺動することにより、当該プラグ20は凹部108の内側側壁101,102に沿って凹部108内の適切な位置に導かれる。ゆえに、ジャック10が設けられた設置面300に、プラグ20が設けられた平面照明装置400を容易に設置することができる。
また、図3に示すように、プラグ20とジャック10とがいずれも板状体であり、いずれも主面が設置面300に沿った状態で接続されるので、平面照明装置400を設置面300に近接して設置することができる。従って、平面照明装置400における薄型という利点を犠牲にすることなく当該平面照明装置400を設置面300に設置することができる。
さらに、設置面300が天面や壁面である場合には、図3に示すように、ジャック10の一対のガイド部105,106がプラグ20の一対のガイド溝205,206と係合して支持するので、平面照明装置400を設置面300に設置することができる。
次に、本発明のコネクタを構成するジャック10とプラグ20との間の電気的接続について説明する。図4は、ジャック10の構成例を示す三面図である。図4(a)は、ジャック10の平面図であり、図4(b)は、ジャック10の側面図であり、図4(c)は、ジャック10の正面図である。
図4(a),(c)に示すように、ジャック10の内側前壁103には導電端子(第2接続端子)109が設けられ、その両端部は一対の内側側壁101,102まで延設されている。なお、導電端子109は、一対の内側側壁101,102まで延設されていなくてもよい。また、図4(a),(c)に示すように、ジャック10の一対の内側側壁101,102の延設方向の中程には、導電端子(第4接続端子)110,111がそれぞれ設けられている。
また、導電端子109,110,111は、プラグ20を介した平面照明装置400への電力供給を目的に設けられており、導電端子109,110,111のうち少なくともいずれか2つは、電力供給端子として用いられるのであるが、残りの1つの導電端子は、信号伝達端子として用いられてもよい。
導電端子109,110,111のうちいずれか2つ(例えば、導電端子110,111)を電力供給端子とし、残りの1つの導電端子(例えば、導電端子109)を信号伝達端子として用いた場合には、例えば、平面照明装置400に設けられたセンサ(図示せず)が検出した情報を設置面300側に設けられた制御装置(図示せず)に伝達することができ、また、伝達された情報や、ユーザの指示、他の箇所に設けられたセンサが検出した情報等に応じた制御情報を制御装置が平面照明装置400に伝達して、当該制御情報に基づいて平面照明装置400を制御することを可能にすることができる。
図5は、プラグ20の構成例を示す三面図である。図5(a)は、プラグ20の平面図であり、図5(b)は、プラグ20の側面図であり、図5(c)は、プラグ20の正面図である。
図5(a),(b),(c)に示すように、プラグ20の前端部203には導電端子(第1接続端子)209が設けられ、その両端部は一対の側壁部201,202まで延設されている。なお、導電端子209は、一対の側壁部201,202まで延設されていなくてもよい。また、図5(b),(c)に示すように、プラグ20の一対のガイド溝205,206を形成するように延設された一対の対向壁245,246のそれぞれのうち、ジャック10の内側側壁101,102と対向する側の上面において、対向壁245,246の延設方向の中程には、導電端子(第3接続端子)210,211がそれぞれ設けられている。
ジャック10の導電端子109,110,111と、プラグ20の導電端子209,210,211とは、プラグ20がジャック10に進入してプラグ20の前端部203がジャック10の凹部108の内側前壁103に当接したときに、互いに電気的に接続されるように構成されている。
そのため、導電端子110,111と導電端子210,211とは、プラグ20の前端部203がジャック10の凹部108の内側前壁103に当接したときに、互いに対応する位置に設けられている。また、ジャック10とプラグ20とに導電端子を設ける代わりに、または導電端子に加えて、設置面300側から平面照明装置400に電力を供給する無接点給電用の構成がそれぞれに用意されていてもよいし、設置面300側と平面照明装置400との間で情報を送受信する無線通信用の構成がそれぞれに用意されていてもよい。
次に、本発明のコネクタを構成するジャックとプラグとの間の係合について説明する。本発明のコネクタを構成するジャック11とプラグ21とには、互いに接続されたジャック11とプラグ21とが意に反して容易に接続解除されることを防ぐために、ロック機構が設けられている。図6は、ジャック11に設けられたロック機構の例を示す説明図である。図6(a)は、ジャック11の端面104を示す正面図であり、図6(b)は、図6(a)に示すb−b線に沿う断面図である。図6に示すジャック11は、図1等を参照して前述したジャック10とは凸部(第2係合部)112,113を有する点が異なる。その他の構成要素は同じであるので、対応する構成要素には図1等と同じ符号を付し、説明を省略する。
図6(b)に示すように、ジャック11の一対の内側側壁101,102の延設方向の中程からやや端面104に近い位置に、凸部112,113が各々設けられている。図7は、凸部113の構成を示す要部拡大図である。図6および図7に示す例では、凸部113は、凹部108の内方を指向して弧状に凸設された板ばねによって形成されている。図8は、例として板ばねによって形成された凸部113を示す斜視図である。図7および図8に示す例では、凸部113は板ばねであるが、板ばねでなくてもよく、凸部113は押しばね等の他の方法で凹部108の内方に突出するように付勢されていればよい。なお、凸部112も凸部113と同様に、凹部108の内方に凸設された板ばねによって形成されていてもよいし、押しばね等の他の方法で凹部108の内方に突出するように付勢されて形成されていてもよい。
図9は、プラグ21に設けられたロック機構を示す説明図である。図9(a)は、プラグ21の前端部203を示す正面図であり、図9(b)は、図9(a)に示すb−b線に沿う断面図である。図9に示すプラグ21は、図1等を参照して前述したプラグ20とは凹部(第1係合部)212,213を有する点が異なる。その他の構成要素は同じであるので、対応する構成要素には図1等と同じ符号を付し、説明を省略する。
図9(b)に示すように、プラグ21の側壁部201,202において、当該プラグ21がジャック11の凹部108内に収容されたときに内側側壁101,102にそれぞれ対向するように延設された凸端部221,222には、当該凸端部221,222の延設方向の中程からやや後端部204に近い位置に、凹部212,213が各々設けられている。図9(b)に示すように、凹部212,213は、図6〜図8に例示した凸部112,113と係合する形状に形成されている。また、凹部212,213と凸部112,113とは、プラグ21がジャック11の凹部108内に進入し、例えば、プラグ21の前端部203がジャック11の内側前壁103に当接したときに、互いに係合する位置にそれぞれ設けられている。
図6から図9を例示して説明した例では、ジャック11に凸部112,113が設けられ、プラグ21に凹部212,213が設けられていたが、ロック機構として、ジャックに凹部が設けられ、プラグに凸部が設けられていてもよい。図10は、凹部(第2係合部)152,153が設けられたジャック12を示す説明図である。図10に示すジャック12は、前述した図6に示すジャック11に対して、凸部112,113に代えて凹部152,153を有する点が異なる。その他の構成要素は同じであるので、対応する構成要素には図10において図6と同じ符号を付し、説明を省略する。図10(a)は、ジャック12の端面104を示す正面図であり、図10(b)は、図10(a)に示すb−b線に沿う断面図である。
図10(b)に示すように、ジャック12の一対の内側側壁101,102の延設方向の中程からやや端面104に近い位置に、凹部152,153が各々設けられている。
図11は、凸部(第1係合部)252,253が設けられたプラグ22を示す説明図である。図11に示すプラグ22は、前述した図9に示すプラグ21に対して、凹部212,213に代えて凸部252,253を有する点が異なる。その他の構成要素は同じであるので、対応する構成要素には図11において図9と同じ符号を付し、説明を省略する。図11(a)は、プラグ22の前端部203を示す正面図であり、図11(b)は、図11(a)に示すb−b線に沿う断面図である。
図11(b)に示すように、プラグ22の凸端部221,222の長手方向の中程からやや後端部204に近い位置に、凸部(第1係合部)252,253が各々設けられている。凸部252,253は、凸端部221,222から凸設されている。なお、凸部252,253は、例えば、図7および図8を例示して説明した凸部112,113と同様に板ばねによって形成されていてもよい。なお、凸部112,113と同様に、押しばね等の他の方法で凸端部221,222から凹部108の内方に突出するように付勢されて形成されていてもよい。
なお、凹部152,153は、凸部252,253と係合する形状に形成されている。また、凹部152,153と凸部252,253とは、プラグ22がジャック12の凹部108内に進入し、例えば、プラグ22の前端部203がジャック12の内側前壁103に当接したときに、互いに係合する位置にそれぞれ設けられている。
また、導電端子110,111が、凸部112,113や凹部152,153に近接してそれぞれ設けられ、導電端子210,211が、凹部212,213や凸部252,253に近接してそれぞれ設けられている。また、各凹部および各凸部を導電性素材によって形成して、各凹部および各凸部をそれぞれ導電端子として利用してもよい。
次に、設置面300に設けられたプリント基板にジャックを固定する方法について説明する。図12は、ジャック13においてプリント基板に固定する構成例を示す三面図である。図12(a)は、ジャック13の平面図であり、図12(b)は、ジャック13の側面図であり、図12(c)は、端面104側を示す正面図である。なお、図12に示す例では、ジャック13は、凹部108が設けられている面と反対側の裏面114に対向するプリント基板に固定されるとする。図12に示すジャック13は、図1等を参照して前述したジャック10とは半田付け用端子115,116,117を有する点が異なる。その他の構成要素は同じであるので、対応する構成要素には図1等と同じ符号を付し、説明を省略する。
図12(a)〜(c)に示す例では、ジャック13の裏面114に、プリント基板と導電端子109,110,111とを電気的に接続するとともに、ジャック13とプリント基板とを接合するための半田付け用端子115,116,117が設けられている。具体的には、図12(a)〜(c)に示す例では、ジャック13において、半田付け用端子115が裏面114において端面104の反対側から裏面114に沿って凸設され、半田付け用端子116が裏面114において凹部108の外側側壁118側から裏面114に沿って凸設され、半田付け用端子117が裏面114において凹部108の外側側壁119側から裏面114に沿って凸設されている。なお、半田付け用端子115は、例えば、導電端子109まで貫設された貫通孔に配設された導電性部材によって導電端子109と電気的に接続されている。また、半田付け用端子116は、例えば、導電端子110まで貫設された貫通孔に配設された導電性部材によって導電端子110と電気的に接続されている。半田付け用端子117は、例えば、導電端子111まで貫設された貫通孔に配設された導電性部材によって導電端子111と電気的に接続されている。
また、図12(a)〜(c)に示すように、凹部108には、底壁107から裏面114側に向けて、ジャック13をプリント基板に固定するためのピン50,51が貫入されている。ピン50,51は、例えば、ジャック13を所定の位置に配設するためにプリント基板に予め用意された貫通孔に貫入されることにより、ジャック13をプリント基板に固定する。そして、ジャック13は、ピン50,51によって、プリント基板において当該ジャック13が固定されるべき位置に配設される。
図13は、ジャック14においてプリント基板に固定する他の構成例を示す説明図である。図13(a)は、ジャック14の正面図であり、図13(b)は、ジャック14の側面図である。図13に示すジャック14は、図1等を参照して前述したジャック10とはピン53h,i,jを有する点が異なる。その他の構成要素は同じであるので、対応する構成要素には図1等と同じ符号を付し、説明を省略する。図13に示す例では、ジャック14には、プラグ20の導電端子209に対応する位置に、例えば、導電性のピン53hがプリント基板に設けられたランドに一端を半田付けされて配設されている。具体的には、ピン53hは、プラグ20の前端部203がジャック14の内側前壁103に当接したときに、プラグ20の導電端子209がピン53hの周面に当接して電気的に接続されるように配設されている。
また、プラグ20の導電端子210に対応する位置に、例えば、導電性のピン53iがプリント基板に設けられたランドに一端を半田付けされて配設されている。具体的には、ピン53iは、プラグ20の前端部203がジャック14の内側前壁103に当接したときに、プラグ20の導電端子210がピン53iの周面に当接して電気的に接続されるように配設されている。さらに、プラグ20の導電端子211に対応する位置に、例えば、導電性のピン53jがプリント基板に設けられたランドに一端を半田付けされて配設されている。具体的には、ピン53jは、プラグ20の前端部203がジャック14の内側前壁103に当接したときに、プラグ20の導電端子211がピン53jの周面に当接して電気的に接続されるように配設されている。
このような構成によれば、ピン53h,i,jを、電気接続用および固定用に共用し、部品点数および組み立て工数を削減することができる。
図14は、ジャック15においてプリント基板に固定するさらに他の構成例を示す三面図である。図14(a)は、ジャック15の平面図であり、図14(b)は、ジャック15の側面図であり、図14(c)は、端面104を示す正面図である。図14に示すジャック15は、図1等を参照して前述したジャック10とは板ばね60を有する点が異なる。その他の構成要素は同じであるので、対応する構成要素には図1等と同じ符号を付し、説明を省略する。
図14(a),(b)に示すように、本構成例のジャック15には、導電端子109と電気的に接続され、裏面114からプリント基板側に突出するように付勢された板ばね60が設けられている。導電端子109と板ばね60とは、例えば、両者を接続する貫通孔内に設けられた導電性部材によって電気的に接続されている。図14(a),(b)に示すように、板ばね60は、端面104とは反対側の端面側に配設されている。なお、導電端子109と板ばね60とは、一方の辺が板ばね60を形成するとともに、他方の辺が導電端子を形成するように中途で屈曲された導電性の板状体によって一体となって構成されてもよい。
また、図14(a)〜(c)に示すように、ジャック15は、内側側壁101,102の近傍に裏面114から裏面114の反対側の面に向けて設けられた貫通孔に当該反対側の面からねじ70が挿入され、当該ねじ70が予めプリント基板に設けられている接続用孔に螺入されることによってジャック15がプリント基板に設置されてもよい。また、内側側壁101,102の近傍に裏面114から裏面114の反対側の面に向けて設けられた貫通孔に、プリント基板を挟んで当該反対側の面に向けてねじ70が挿入されて、ジャック15がプリント基板に設置されてもよい。
図12〜図14には、ジャック13,14,15がピン50,51,53h,i,jや、ねじ70によってプリント基板に設置される例を示したが、同様な方法でプラグ20がプリント基板に設置される。また、プラグ20またはジャック13,14,15が平面照明装置400と一体的に形成されていてもよい。
次に、ジャック10およびプラグ20を、プリント基板ではなく、設置面300および平面照明装置400に設置する方法について説明する。まず、ジャック10を設置面300に設置し、プラグ20を平面照明装置400に設置する方法について説明する。
図15は、ジャック10が設置面300に設置され、プラグ20が平面照明装置400に設置される例を示す斜視図である。図15(a)には、ジャック10を設置面300に設置する方法を示す斜視図が示されている。図15(a)に示す例では、図14(a)〜(c)に示す例と同様に、ジャック10は、内側側壁101,102の近傍に裏面114から裏面114の反対側の面に向けて設けられた貫通孔に当該反対側の面から裏面114側に向けてねじ70が挿入され、当該ねじ70によって設置面300に設置される。
図15(b)は、プラグ20を平面照明装置400に設置する方法を示す斜視図である。図15(b)に示すように、板状体であるプラグ20は、平面照明装置400に対向する面から反対側の面に向けて設けられた貫通孔に、当該反対側の面からねじ80が挿入され、当該ねじ80によって平面照明装置400に締結されて設置される。なお、図15(b)に示す例では、プラグ20と平面照明装置400とはねじ80によって締結されているが、プラグ20と平面照明装置400とは一体成形されていてもよい。
図16は、ジャック10が平面照明装置400に設置され、プラグ20が設置面300に設置される例を示す斜視図である。図16(a)には、プラグ20を設置面300に設置する方法を示す斜視図が示されている。図16(a)に示す例では、図15(b)に示す例と同様に、板状体であるプラグ20は、設置面300に対向する面から反対側の面に向けて設けられた貫通孔に、当該反対側の面からねじ80が挿入され、当該ねじ80によって設置面300に設置される。
図16(b)は、ジャック10を平面照明装置400に設置する方法を示す透視断面図である。図16(b)に示す例では、ジャック10は、平面照明装置400に埋設されている。なお、図16(b)に示す例では、プラグ20によるジャック10の凹部108への進入を容易にするため、平面照明装置400におけるジャック10の端面104の周囲には、プラグ20を一旦収容する凹部400aが設けられている。プラグ20は、凹部400aに一旦収容され、前端部203側からジャック10の凹部108に進入する。
なお、ジャック10は、図15(a)に例示した設置面300への設置方法と同様な方法で、内側側壁101,102の近傍に裏面114から裏面114の反対側の面に向けて設けられた貫通孔に当該反対側の面から裏面114側に向けてねじが挿入され、当該ねじによって平面照明装置400に設置されてもよい。そのような構成によれば、ジャック10が平面照明装置400の外装から突出するので、平面照明装置400における凹部400aの形成を省略することができる。
本実施形態によれば、プラグ20の少なくとも前端部203がジャック10の凹部108内に進入すれば、プラグ20の側壁部201,202の少なくとも一部がジャック10の凹部108の内側側壁101,102の少なくとも一部に当接して、当該プラグ20をジャック10の凹部108内の適切な位置に導くことができる。従って、ジャック10とプラグ20との精密な位置あわせを要することなく、ジャック10とプラグ20とを容易に接続することができる。よって、平面照明装置400を設置面300に容易に設置することができる。この効果は、特に、設置面300が天面であり、設置者が天面を見上げてもジャック10およびプラグ20を視認困難な状況における平面照明装置400の設置時に特に有効である。
また、本実施形態によれば、ジャック10の内側前壁103に導電端子109が設けられ、プラグ20の前端部203に導電端子209が設けられているので、プラグ20の前端部203をジャック10の内側前壁103に当接させることで、ジャック10とプラグ20とを容易に電気的に接続することができる。
本実施形態によれば、ジャック10の一対の内側側壁101,102に導電端子110,111がそれぞれ設けられ、プラグ20の凸端部221,222に導電端子210,211がそれぞれ設けられているので、プラグ20の凸端部221,222を含む一対の側壁部201,202をジャック10の内側側壁101,102に当接させることで、ジャック10とプラグ20とを容易に電気的に接続することができる。
また、本実施形態によれば、プラグ20に設けられたガイド溝205,206に、ジャック10に設けられたガイド部105,106がそれぞれ係合して摺動するので、より容易かつ円滑に、プラグ20をジャック10の凹部108の内奥に導くことができる。
本実施形態においてジャック11,12とプラグ21,22とを用いた例によれば、ロック機構が設けられているので、ジャック11,12とプラグ21,22との意に反する接続解除を良好に防ぐことができる。
以上に述べた実施形態では、平面照明装置400が設置される設置面300は、空間を仕切るために設けられた面である天面や壁面であるとして説明したが、設置面300はそれらに限定されず、例えば、照明システムにおける電源供給ユニット等に設けられた平面であってもよい。すると、平面照明装置400を照明システムに容易に組み込むことができる。つまり、本発明によるコネクタを有する照明システムによれば、平面照明装置400を当該照明システムに容易に組み込むことができる。
なお、プラグ20の側壁部201,202の一部であるガイド溝205,206が、プラグ20が設置面300に沿って移動されるときの前側であるほどに互いに近接するように指向され、かつ、ジャック10の内側側壁101,102の一部であるガイド部105,106が内側前壁103に近いほど互いに近接するように指向されていれば、プラグ20をジャック10の凹部108の内奥に導くことができるので、プラグ20の一対の側壁部201,202の全体に亘ってプラグ20が設置面300に沿って移動されるときの前側であるほどに互いに近接するように指向されている必要はないし、ジャック10の一対の内側側壁101,102の全体に亘って内側前壁103に近いほど互いに近接するように指向されている必要はない。
従って、ジャック10およびプラグ20における設置面300に投影した形状は、本実施形態のように台形に限らず、例えば、長方形であってもよい。
図17は、設置面300に投影した形状が長方形である場合のプラグ26およびジャック16の例を示す平面図である。図17(a)には、設置面300に対向する面に投影した形状が長方形であるプラグ26の平面図が示されている。図17(b)には、設置面300に対向する面に投影した形状が長方形であるジャック16の平面図が示されている。
図1や図5等に示すプラグ20の場合、一対のガイド溝205,206の底部235,236を含む一対の側壁部201,202が、全体に亘って前端部203に近いほど互いに近接するように指向されて設けられている。
それに対して、図17(a)に示すプラグ26の場合、一対の側壁部285,286として、前端部203に近いほど互いに近接するように指向された一対の底面255,256と、当該底面255に沿って当該底面255を挟むように当該底面255から凸設された一対の対向壁265と、当該底面256に沿って当該底面256を挟むように当該底面256から凸設された一対の対向壁266とが設けられている。そして、一対の対向壁265と一対の対向壁266とは、互いの突端の間の距離が前端部203から後端部204に亘って一定であるように設けられている。従って、一対の対向壁265と一対の対向壁266とは、互いの突端が平行であるように指向されている。なお、底面255と一対の対向壁265とが一方の側壁部285に相当し、底面256と一対の対向壁266とが他方の側壁部286に相当し、一方の側壁部285と他方の側壁部286とが一対の側壁部に相当する。プラグ26のその他の構成は図5等に示すプラグ20における構成と同様なため、対応する構成要素には同じ符号を付して説明を省略する。
また、図1や図4等に示すジャック10の場合、プラグ20がジャック10の凹部108内に進入したときにプラグ20の一対の側壁部201,202にそれぞれ対向して当接するように一対の内側側壁101,102が設けられている。そして、一対のガイド部105,106が、プラグ20の一対のガイド溝205,206にそれぞれ対応して設けられ、プラグ20がジャック10の凹部108内に進入したときに一対のガイド部105,106が一対のガイド溝205,206にそれぞれ係合して摺動する。また、一対の外側側壁118,119は、内側前壁103に近いほど互いに近接するように指向されている。
それに対して、図17(b)に示すジャック16の場合、一対の内側側壁として、プラグ26がジャック16の凹部108内に進入したときに凹部108内の対向壁265,266の突端とそれぞれ対向するように延設された一対の延設壁165,166が設けられている。そして、一対の延設壁165,166は、プラグ26がジャック16の凹部108内に進入したときにプラグ26の一対の底面255,256にそれぞれ対向して当接するように延設された一対の内向壁155,156を含む。従って、一対の内向壁155,156は、突端が内側前壁103に近いほど互いに近接するように指向されている。また、延設壁165,166は、互いに平行であるように指向されて延設されている。そして、一対の外側側壁175,176も、互いに平行であるように指向されている。ジャック16のその他の構成は図4等に示すジャック10における構成と同様なため、対応する構成要素には同じ符号を付して説明を省略する。
図17に示す例でも、プラグ26をジャック16の凹部108内の適切な位置に導くことができる。その理由は、プラグ26が設置面300に沿って移動されるときの前側であるほどに互いに近接するようにプラグ26の一対の底面255,256が指向され、かつ、ジャック16の一対の内向壁155,156の突端が内側前壁103に近いほど互いに近接するように指向され、プラグ26の一対の底面255,256がそれぞれ対向して当接しながらジャック16の凹部108内に進入するからである。
しかし、より容易かつ円滑に、プラグ20をジャック10の凹部108の内奥に導くために、図5に示されているプラグ20のように、一対の側壁部201,202は全体に亘ってプラグ20が設置面300に沿って移動されるときの前側であるほどに互いに近接するように指向されていることが好ましく、図4に示されているジャック10のように、一対の内側側壁101,102は全体に亘って内側前壁103に近いほど互いに近接するように指向されていることが好ましい。従って、図5に示されているように、プラグ20における設置面300に対向する面に投影した形状は、本実施形態のように台形であることが好ましい。
なお、プラグ26において、底面255,256は、プラグ26が設置面300に沿って移動されるときの前側であるほどに互いに近接するように指向されていて、側壁部285,286の一部をなすので、本発明の側壁部の一部に相当する。また、プラグ26において、底面255を底部とし一対の対向壁265において互いに向かい合う面を内壁として一方のガイド溝が構成され、底面256を底部とし一対の対向壁266において互いに向かい合う面を内壁として他方のガイド溝が構成され、当該一方のガイド溝と他方のガイド溝とで一対のガイド溝が構成される。
また、ジャック16において、一対の延設壁165,166のうち一対の内向壁155,156は、側壁部285,286の一部である底面255,256に対向して当接するようになっているので、本発明の内側側壁の一部に相当するとともに、一対のガイド部に相当する。
なお、内側側壁101,102は、図1〜図3等に示す例よりも、凹部108の底壁107からより離間する方向に延設されるとともに、延設された当該内側側壁101,102の中途にガイド部105,106が設けられていてもよい。そのような構成によれば、延設された内側側壁101,102によって、ジャック10と平面照明装置400との間の空隙を塞ぐことが可能になる。
また、本実施形態では、図1〜図3等に示すように、プラグ20に一対のガイド溝205,206が設けられ、ジャック10に設けられた一対のガイド部105,106がそれぞれ係合して摺動するように構成されている。しかし、ジャック10の内側側壁101,102を底部としてガイド溝とし、当該ガイド溝に、プラグ20の一対の対向壁245,246のそれぞれのうち、プラグ20がジャック10の凹部108内に進入したときに内側側壁101,102に対向する部分が、ガイド部としてそれぞれ係合して摺動するように構成されていてもよい。そのように構成した場合には、プラグ20の一対の対向壁245,246のそれぞれのうち残部は不要になりプラグ20をより薄型化および小型化することができる。それにより、平面照明装置400における薄型という利点を犠牲にすることなく当該平面照明装置400を設置面300に設置することができる。また、ジャック10と平面照明装置400との間の空隙を実質的になくすことが可能になる。
10、11、12、13、14、15、16 ジャック
101、102 内側側壁
103 内側前壁
105、106 ガイド部
108 凹部
109、110、111 導電端子
112、113 凸部
152、153 凹部
20、21、22、26 プラグ
201、202 側壁部
203 前端部
205、206 ガイド溝
209、210、211 導電端子
212、213 凹部
252、253 凸部
300 設置面
400 平面照明装置
101、102 内側側壁
103 内側前壁
105、106 ガイド部
108 凹部
109、110、111 導電端子
112、113 凸部
152、153 凹部
20、21、22、26 プラグ
201、202 側壁部
203 前端部
205、206 ガイド溝
209、210、211 導電端子
212、213 凹部
252、253 凸部
300 設置面
400 平面照明装置
Claims (11)
- 平面照明装置が設置される設置面および前記平面照明装置において前記設置面に対向する対向面のうちのいずれか一方に設けられる第1接続部と、前記設置面および前記対向面のうちの他方に設けられる第2接続部とからなり、前記平面照明装置を前記設置面に沿って移動させることによって前記第1接続部と前記第2接続部とを接続して前記第1接続部と前記第2接続部との間で電気的接続を行うコネクタであって、
前記第1接続部は、少なくとも一部が前記移動時における前側であるほど互いに近接するように指向された一対の側壁部を有する板状をなし、
前記第2接続部は、前記第1接続部が前記移動時に進入可能な凹部を有した板状をなし、
前記第2接続部の前記凹部は、前記第1接続部が進入したときにそれぞれ当該第1接続部の側壁部の前記一部に少なくとも一部が対向して当接する一対の内側側壁を有する
ことを特徴とするコネクタ。 - 前記第1接続部は、前記移動時における前側で前記一対の側壁部を相互に結合する前端部を有し、
前記前端部には、前記電気的接続を行うための第1接続端子が設けられ、
前記第2接続部は、前記第1接続部が当該第2接続部の前記凹部に進入したときに前記前端部に当接する内側前壁を有し、
前記内側前壁には、前記電気的接続を行うための第2接続端子が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記第1接続部の前記一対の側壁部には、前記電気的接続を行うための第3接続端子が設けられ、
前記第2接続部の前記一対の内側側壁には、前記電気的接続を行うための第4接続端子が設けられている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。 - 前記設置面は、平面照明装置が設けられる空間を仕切るために設けられた面、または前記平面照明装置が設置される照明システム内のユニットに設けられた面である
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれかに記載のコネクタ。 - 前記第2接続部の前記一対の内側側壁は、前記内側側壁の延設方向に沿って内方に凸設されたガイド部をそれぞれ含み、
前記第1接続部の前記一対の側壁部には、当該第1接続部が前記凹部に進入するときに前記ガイド部が係合して摺動するガイド溝が設けられている
ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかに記載のコネクタ。 - 前記第1接続部の前記一対の側壁部には、第1係合部が設けられ、
前記第2接続部の前記一対の内側側壁には、前記第1接続部が前記凹部に進入したときに前記第1係合部に係合する第2係合部が設けられている
ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれかに記載のコネクタ。 - 前記第1係合部は凹形状部であり、
前記第2係合部は前記凹形状部内に付勢されて当該凹形状部に係合する凸形状部である
ことを特徴とする請求項6に記載のコネクタ。 - 前記第2係合部は凹形状部であり、
前記第1係合部は前記凹形状部内に付勢されて当該凹形状部に係合する凸形状部である
ことを特徴とする請求項6に記載のコネクタ。 - 前記第1接続部は、前記対向面に一体的に形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちいずれかに記載のコネクタ。 - 前記第2接続部は、前記対向面に一体的に形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちいずれかに記載のコネクタ。 - 請求項1から請求項10のうちいずれかに記載のコネクタを有する照明システム。
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2013
- 2013-08-21 JP JP2013171253A patent/JP2015041465A/ja active Pending
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