JP2015040570A - Foreign substance attracting structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、歯車装置等で用いられる潤滑油中の異物を吸着体により吸着するための異物吸着構造に関する。 The present invention relates to a foreign matter adsorption structure for adsorbing foreign matter in lubricating oil used in a gear device or the like by an adsorbent.
減速機等の歯車装置では、歯車の動作に伴う歯車、軸受の損傷を防止するため、歯車等の潤滑、冷却が必要となる。このため、ケーシングの内部に潤滑油を貯め、歯車の回転により軸受に潤滑油を跳ねかける方法や、ポンプにより歯車、軸受に潤滑油を給油する方法が知られる(特許文献1参照)。 In a gear device such as a speed reducer, lubrication and cooling of the gears and the like are necessary to prevent damage to the gears and bearings accompanying the operation of the gears. For this reason, a method of storing lubricating oil in the casing and splashing the lubricating oil on the bearing by rotation of the gear, and a method of supplying the lubricating oil to the gear and the bearing by a pump are known (see Patent Document 1).
歯車装置内には、歯車の摩耗等により鉄粉等の異物が生じる。異物は潤滑油に混ざって歯車や軸受にまで拡散し、一部はそれらに付着する。これは歯車や軸受に噛み込まれて歯車や軸受を損傷させたり、軸受の抵抗となるため、捕捉および除去が必要となる。 In the gear device, foreign matter such as iron powder is generated due to gear wear or the like. The foreign matter is mixed with the lubricating oil and diffuses to the gears and bearings, and a part of them adheres to them. This is caught in the gear or the bearing and damages the gear or the bearing, or becomes a resistance of the bearing, and therefore needs to be captured and removed.
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、潤滑油中の異物を効果的に捕捉できる異物吸着構造を提供することにある。 This invention is made | formed in view of such a condition, The objective is to provide the foreign material adsorption | suction structure which can capture | acquire the foreign material in lubricating oil effectively.
本発明のある態様は異物吸着構造に関する。異物吸着構造は、潤滑油中の異物を吸着体により吸着するための構造であって、吸着体は、磁石と、弱磁性材料により構成される捕捉体と、を有し、捕捉体は、磁石の磁力により磁化される位置に配置される。 One embodiment of the present invention relates to a foreign matter adsorption structure. The foreign matter adsorbing structure is a structure for adsorbing foreign matter in lubricating oil by an adsorbent, and the adsorbent has a magnet and a capturing body made of a weak magnetic material, and the capturing body is a magnet. It is arrange | positioned in the position magnetized by the magnetic force of.
本発明のある態様の異物吸着構造によれば、吸着体の占有する範囲が捕捉体の分だけ広くなるため、磁石により磁化された捕捉体により広い範囲の異物を効果的に吸着できる。また、捕捉体は弱磁性材料により構成されるため、捕捉体と磁石との距離を離せば捕捉体が磁力を失い、捕捉体に吸着した異物を簡単に除去できる。 According to the foreign matter adsorbing structure of an aspect of the present invention, the range occupied by the adsorbing body is widened by the capturing body, so that a wide range of foreign matter can be effectively adsorbed by the capturing body magnetized by the magnet. In addition, since the capturing body is made of a weak magnetic material, if the distance between the capturing body and the magnet is increased, the capturing body loses the magnetic force, and the foreign matter adsorbed on the capturing body can be easily removed.
[第1の実施の形態]
図1、図2は第1の実施の形態に係る異物吸着構造10の構成を示す。異物吸着構造10は、歯車装置100と、吸着体20と、支持部材80とを備える。
[First Embodiment]
1 and 2 show a configuration of a foreign
歯車装置100は、平行軸歯車減速機である。歯車装置100は、図1に示すように、ケーシング101と、複数の歯車121a〜121f(以下、歯車121と総称する)とを備える。
The
ケーシング101内には、潤滑油103が貯められる空間として貯留室105が設けられる。ケーシング101内には、複数の軸107a〜107d(以下、軸107と総称する)が略平行に設けられる。軸107には、入力軸107a、第1歯車軸107b、第2歯車軸107c、出力軸107dが含まれる。各軸107は、ケーシング101に軸受(図示せず)を介して回転自在に支持される。ケーシング101には、内部を点検するための点検口111が設けられる。点検口111は蓋部材113により開閉される。蓋部材113はケーシング101にねじ等で着脱可能に取り付けられる。
A
歯車121は、ケーシング101内に収容される。複数の歯車121には、入力歯車121a、第1大径歯車121b、第1小径歯車121c、第2大径歯車121d、第2小径歯車121e及び出力歯車121fが含まれる。入力歯車121aは入力軸107aに固定され、第1大径歯車121b及び第1小径歯車121cは第1歯車軸107bに固定される。第2大径歯車121d及び第2小径歯車121eは第2歯車軸107cに固定され、出力歯車121fは出力軸107dに固定される。各歯車121は、潤滑油103に一部が漬かって設けられる。
The gear 121 is accommodated in the
入力軸107aは、モータ(図示せず)に連結される。モータの駆動により入力軸107aが回転すると、その回転が複数の歯車121により減速されて出力軸107dに伝達される。この歯車121の回転により歯車121、軸107及び軸受に潤滑油103が供給される。潤滑油103中には、歯車121等の摩耗により生じた鉄粉等の金属粉や金属破片等の異物109が混入する。
The
吸着体20は、貯留室105の一部を形成するケーシング101の内底面101aから離れて潤滑油103中に配置される。吸着体20は、図2に示すように、磁石21と、非磁性カバー41と、捕捉体61とを備える。磁石21は、フェライト磁石であるが、この他にネオジウム磁石等の永久磁石でもよいし、電磁石でもよい。磁石21は、図示の例において、柱状に形成されるが、その形状は限定されない。磁石21は、その長手方向の一端側がS極、他端側がN極とされる。磁石21は、その長手方向を略水平にした状態で支持部材80により支持される。
The
非磁性カバー41は、プラスチックフィルム等のフィルム状の軟質素材を用いた非磁性材料により構成される。非磁性カバー41は、その上部に開口43が設けられた袋状に形成される。非磁性カバー41には、その底側に磁石21が配置され、開口43側に支持部材80が配置される。非磁性カバー41は、磁石21の外面の全体を覆うとともに、支持部材80の連結部83(後述する)の下端部を覆う。非磁性カバー41は、吸着体20を潤滑油103中に配置したとき、潤滑油103中に磁石21が曝され、潤滑油103中の異物109が磁石21に吸着されるのを防止する。
The
非磁性カバー41は、支持部材80の連結部83周りにねじる等して磁石21及び連結部83に密着させたうえで、連結部83の上下に間隔を空けた複数箇所にひも状部材45を巻き付けて磁石21に固定される。ひも状部材45の巻き付けにより、非磁性カバー41の開口43から潤滑油103中の異物109が侵入しても、その巻き付け位置より底側への異物109の浸入が抑えられ、異物109の磁石21への吸着が防止される。吸着体20の磁石21は、ひも状部材45を取り外せば、非磁性カバー41の開口43から出し入れ可能となる。ひも状部材45は、軟鉄製針金等の弱磁性材料により構成される。なお、ひも状部材45は、合成繊維等の非磁性材料により構成されてもよい。また、非磁性カバー41は、磁石21等への密着性を高めつつ、開口43から磁石21を出し入れ容易とするため、伸縮性のある非磁性材料により構成されてもよい。
The
捕捉体61は、磁石21及び非磁性カバー41の外側に配置される。捕捉体61は、図示の例において、柱状の磁石21の長手方向両側にそれぞれ一つ配置される。捕捉体61は、軟鉄製針金等の弱磁性材料の線材を丸める等して変形させて、綿状にまとめて構成される。つまり、捕捉体61は、弱磁性材料の線材の集合体により構成される。捕捉体61は、線材の集合体により構成されるため、その内部を潤滑油103が通過可能に構成される。弱磁性材料は、軟鉄等の常磁性材料を含む。
The capturing
捕捉体61の内側には、磁石21の長手方向端部が非磁性カバー41とともに押し込まれ、磁石21及び非磁性カバー41の一部が捕捉体61により覆われる。捕捉体61は、磁石21の磁力により磁化される位置に配置されるように、磁石21に対する位置、非磁性カバー41の厚さ等が調整される。捕捉体61は、常磁性材料により構成されるため、磁石21の磁力により磁化され、磁石21に引き付けられて固定される。このとき、捕捉体61は、非磁性カバー41を間に挟んで磁石21の外部に固定される。捕捉体61は、磁石21により磁化されるため、その近傍や内部を通過する潤滑油103中の異物109の一部が吸着される。なお、捕捉体61を磁石21に強固に固定するため、弱磁性材料又は非磁性材料のひも状部材により捕捉体61を磁石21に巻き付けてもよい。
Inside the capturing
図1に戻り、支持部材80は、固定部81と、棒状の連結部83と、取付部85とを備える。支持部材80は、プラスチック等の硬質素材を用いた非磁性材料により構成される。
Returning to FIG. 1, the
固定部81は、連結部83の一端側である上端側に設けられ、板状部材82を含んで構成される。板状部材82は、潤滑油103外に設けられた蓋部材113の背面にねじ等で着脱可能に固定される。
The fixing
取付部85は、図2に示すように、連結部83の他端側である下端側に設けられ、雄ねじにより構成される。磁石21には雌ねじ孔が形成される。取付部85は、磁石21の雌ねじ孔にねじ込まれる。つまり、取付部85には吸着体20が着脱可能に取り付けられる。なお、磁石21に雄ねじを設け、取付部85に雌ねじ孔を設け、磁石21の雄ねじを取付部85の雌ねじ孔にねじ込んでもよい。
As shown in FIG. 2, the
吸着体20は、取付部85に取り付けたとき、支持部材80により支持されて潤滑油103中に位置決めされる。蓋部材113のねじ等を取り外してケーシング101から蓋部材113を作業員が把持すれば、吸着体20を潤滑油103からケーシング101の外側に取り出せる。
When the adsorbent 20 is attached to the
図1に戻り、連結部83と固定部81の接続箇所には板状のリブ87が設けられ、その接続箇所が高剛性化されている。歯車121の動作により潤滑油103に流れが生じ、支持部材80の自由端側にある吸着体20を変位させる力が働いたときに、支持部材80の固定端側にある連結部83と固定部81の接続箇所に作用する曲げ力にリブ87により抵抗できる。なお、リブ87は設けられていなくともよい。
Returning to FIG. 1, a plate-
第1の実施の形態に係る異物吸着構造10の作用効果を説明する。潤滑油103中に混入した異物109は、複数の歯車121の動作等により潤滑油103に流れが生じたとき、その一部が吸着体20の近傍まで運ばれる。異物109の一部は、非磁性カバー41の表面に吸着したり、捕捉体61の外面、内部に吸着して捕捉される。
The effect of the foreign
異物吸着構造10によれば、吸着体20の占有する範囲が捕捉体61の分だけ広くなるため、磁石21により磁化された捕捉体61により広い範囲の異物109を効果的に吸着できる。特に、捕捉体61の内部を潤滑油103が通過可能に構成されるため、捕捉体61による異物109の吸着量が増大する。異物109を効果的に吸着できる異物吸着構造10が歯車装置100に用いられるため、歯車装置100内の異物109の除去率が高まり、歯車121や軸受の寿命低下を改善できる。また、捕捉体61は弱磁性材料により構成されるため、非磁性カバー41から磁石21を取り出す等して、捕捉体61と磁石21との距離を離せば捕捉体61が磁力を失い、捕捉体61に吸着した異物109を簡単に除去できる。異物109は、捕捉体61の表面を払う、振る、吸引、水洗等して除去できる。また、磁石21の磁力に基づき捕捉体61や非磁性カバー41に異物109を吸着させるため、フィルタにより捕捉し難い細かい異物109を捕捉できる。
According to the foreign
また、非磁性カバー41が磁石21を覆うため、捕捉体61、非磁性カバー41により異物109を捕捉しつつ、磁石21への異物109の吸着が抑えられる。非磁性カバー41から磁石21を取り出せば、非磁性カバー41に吸着した異物109に磁力が作用しなくなり、その異物109を簡単に除去できる。よって、磁石21への異物109の吸着を抑えつつ、捕捉体61、非磁性カバー41に吸着された異物109を簡単に除去できる。
Further, since the
また、支持部材80の固定部81が潤滑油103外に固定されるため、作業員が潤滑油103中に手を入れず、固定部81を把持して吸着体20を取り出せる。特に、固定部81が蓋部材113に固定されるため、蓋部材113を取り外すときに吸着体20をケーシング101外に取り出せ、ケーシング101内の点検とともに、吸着体20への異物109の吸着状況を確認できる。
In addition, since the fixing
[第2の実施の形態]
図3、図4は、第2の実施の形態に係る異物吸着構造10の構成を示す。なお、図4(b)では、説明を簡単にするため、捕捉体61の一部を省略している。以下の実施の形態では、第1の実施の形態で説明した要素と同一の要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[Second Embodiment]
3 and 4 show the configuration of the foreign
異物吸着構造10は、潤滑油103が流れる潤滑油流路130を更に備える。潤滑油流路130は、図示の例において、ドライサンプ用の循環流路として構成される。潤滑油流路130の途中には、吸入路131、オイルタンク133、吐出路135が順に設けられる。吸入路131の途中には、ポンプ137、異物吸着構造10が順に設置される。潤滑油流路130は、ポンプ137の駆動により、その潤滑油流路130中の潤滑油103が強制的に移送される。潤滑油103は、ケーシング101内の貯留室105から吸入され、吸入路131、オイルタンク133、吐出路135を通して、貯留室105に排出される。オイルタンク133は、潤滑油103を貯めるため、ケーシング101の貯留室105と別体に設けられる。
The foreign
異物吸着構造10は、図4に示すように、第1の実施の形態で説明した支持部材80を備えていない。磁石21は、その長手方向を潤滑油流路130の流れ方向Pと略平行にして、潤滑油流路130中に配置される。
As shown in FIG. 4, the foreign
非磁性カバー41は、その上部に開口43が設けられた袋状に形成される。非磁性カバー41は、その底側に磁石21が配置され、磁石21の外面の全体を覆う。非磁性カバー41は、その上部にひも状部材45を巻き付けて磁石21に固定される。
The
捕捉体61は、弱磁性材料の線材を丸める等して変形させてまとめた線材の集合体により構成され、磁石21及び非磁性カバー41の全体を覆うように配置される。
The capturing
潤滑油流路130は、出側小径部141と、出側小径部141の流れ方向Pの上流側に設けられた大径部143と、大径部143の流れ方向Pの上流側に設けられた入側小径部145とを有する。大径部143は、その流路内径L2が、出側小径部141及び入側小径部145の流路内径L1より大きい。吸着体20は大径部143内に配置される。吸着体20は、潤滑油103の流れにより下流側に移動しても、出側小径部141と大径部143との間の段差部147に係合され、その位置が保持される。
The lubricating
吸着体20は、出側小径部141及び入側小径部145の流路内径L1より、磁石21及び非磁性カバー41を含めた部分の径方向の最大長さL3が小さく構成される。線材の集合体により構成される捕捉体61が弾性変形するため、吸着体20を出側小径部141又は入側小径部145から大径部143に押し込んで、吸着体20を大径部143内に配置できる。
The adsorbent 20 is configured such that the radial maximum length L3 of the portion including the
以上の第2の実施の形態によれば、吸着体20が潤滑油流路130に配置されるため、非磁性カバー41や捕捉体61により異物109を吸着して捕捉でき、潤滑油流路130を流れる潤滑油103内の異物109を捕捉するストレーナとして吸着体20を使用できる。特に、潤滑油103が内部を通過可能に構成された吸着体20が用いられるため、潤滑油103の流れを大きく阻害せずに異物109を効果的に捕捉できる。
According to the second embodiment described above, since the adsorbing
また、吸着体20を歯車装置100に用いるうえで、吸着体20が貯留室105から離れた潤滑油流路130に設置されるため、貯留室105内の歯車121等の動作が磁石21の磁力により阻害されない。よって、吸引力の大きい磁石21を使用でき、異物109の吸着量を増大できる。
Further, when the adsorbent 20 is used in the
なお、潤滑油流路130に吸着体20の位置を保持するため、潤滑油流路130に大径部143を設け、出側小径部141と大径部143との間の段差部147に吸着体20を係合させたが、その位置保持のための手段はこれに限定されない。たとえば、潤滑油流路130には、その内面に突起を設け、吸着体20の捕捉体61等を突起に係合させて位置保持されてもよい。
In order to hold the position of the adsorbent 20 in the lubricating
また、変形例として、オイルタンク133内に吸着体20を配置してもよい。吸入路131、吐出路135に吸着体20を配置するより、吸着体20のサイズを大きくでき、異物109の吸着量を増大できる。また、潤滑油流路130は、ケーシング101内に貯留室105とは別に設けられてもよい。また、異物109の吸着量を増大させるため、吸着体20が潤滑油流路130の流れ方向Pに直交する横断面を横切るように設けられてもよい。
As a modification, the adsorbent 20 may be disposed in the
また、変形例として、異物吸着構造10は、吸入路131の途中において、ポンプ137の下流側ではなく上流側に設置されてもよい。また、異物吸着構造10は、吐出路135に設置されてもよい。また、潤滑油流路130にはオイルタンク133が設けられていなくともよい。
As a modification, the foreign
[第3の実施の形態]
図5は、第3の実施の形態に係る異物吸着構造10の構成を示す。異物吸着構造10は、潤滑油流路130の流れ方向Pの上流側から下流側にかけて順に配置された導入管171(第1流路部材)と、中継管172(第2流路部材)と、導出管173とを備える。
[Third Embodiment]
FIG. 5 shows a configuration of the foreign
導入管171、中継管172、導出管173は、それぞれ潤滑油流路130の一部が内部に形成される。各管171〜173は、それぞれの流れ方向Pの端部にフランジ部175が設けられる。各管171〜173は、それらのフランジ部175を互いに突き合わせて面接触させたうえで、それらのフランジ部175を貫通するボルト177により着脱可能に接続される。導入管171は、中継管172に流れ方向Pの上流側から着脱可能に接続されることになる。
The
中継管172は、出側小径部141と、出側小径部141の流れ方向Pの上流側に設けられた大径部143とが内部に形成され、大径部143内に吸着体20が配置される。吸着体20は、出側小径部141の流路内径L1より、磁石21及び非磁性カバー41を含めた部分の径方向の最大長さL3が大きく構成される。これにより、潤滑油103の流れにより下流側に移動しても、出側小径部141と大径部143との間の段差部147に強固に係合され、その位置が保持され易くなる。
The
吸着体20は、大径部143の流路内径L2より、その全体の径方向の最大長さL4が小さく構成される。導入管171から中継管172を取り外したとき、中継管172の流れ方向Pの上流側の開口から、吸着体20を外部に容易に取り出せる。
The adsorbent 20 is configured such that the overall radial maximum length L4 is smaller than the flow path inner diameter L2 of the
以上の第3の実施の形態によれば、導入管171から中継管172を取り外したとき、中継管172から吸着体20を外部に取り出し可能である。よって、吸着体20を潤滑油流路130内に配置した場合でも、吸着体20を外部に簡単に取り出せ、メンテナンス時の作業性が良好となる。また、中継管172に出側小径部141と大径部143とが形成されているため、中継管172に接続される導出管173の流路内径によらず、吸着体20の位置を保持できる。
According to the above third embodiment, when the
なお、出側小径部141と大径部143とが内部に形成された第1流路部材として中継管172を説明し、その導入管171に着脱可能に接続され、潤滑油流路130の一部が内部に形成された第2流路部材として導入管171を説明した。しかし、第1流路部材及び第2流路部材は、管体に限定されるものではない。また、中継管172は、その内部に出側小径部141が形成されなくともよく、導出管173に出側小径部141に相当する部分が形成されていてもよい。また、中継管172の内部には、その大径部143の下流側に出側小径部141を設けず、上流側に入側小径部145を設け、その下流側から吸着体20を外部に取り出し可能に構成してもよい。中継管172に出側小径部141又は入側小径部145を設けると、中継管172の導入管171等への接続時に、中継管172の大径部143内の吸着体20が出側小径部141又は入側小径部145に係合されて抜け出しが抑えられ、作業性が良好となる。
The
[第4の実施の形態]
図6、図7は、第4の実施の形態に係る異物吸着構造10を示す。歯車装置100は、第1の実施の形態と異なり、直交軸歯車減速機である。歯車装置100は、入力軸107aに固定された第1傘歯車121gと、中間軸107eに固定された第2傘歯車121hとが噛み合う。以下、この中間軸107eと平行な方向をX方向という。
[Fourth Embodiment]
6 and 7 show a foreign
支持部材80の連結部83は、固定部81の複数箇所に接続可能である。つまり、固定部81は、支持部材80の連結部83を接続するための被取付部を複数有する。支持部材80の接続箇所の変更により、吸着体20は、ケーシング101内の複数の位置A1、A2に設置可能である。図6では、吸着体20の設置可能な一つの位置である第1位置A1を実線で示し、別の位置である第2位置A2を二点鎖線で示す。吸着体20は、第1位置A1に設置されたとき、入力軸107aからX方向の一方寄りに位置し、第2位置A2に設置されたとき、入力軸107aからX方向の他方寄りに位置する。
The connecting
第1傘歯車121g及び第2傘歯車121hの回転により潤滑油103に流れが生じると、第1傘歯車121gの回転方向に応じて、貯留室105内の一部に異物が多く集まる。吸着体20の設置される第1位置A1は、第1傘歯車121gが正方向P1に回転したときに、異物109が多く集まる位置に設けられる。一方、第2位置A2は、第1傘歯車121gが逆方向に回転したときに、異物109が多く集まる位置に設けられる。吸着体20は、第1傘歯車121gの回転方向を予め把握しておき、複数の位置A1、A2から、異物109が多く集まる位置に配置される。
When a flow occurs in the
第4の実施の形態によれば、複数の位置から選択して吸着体20を設置できるため、第1傘歯車121gの回転方向に応じて吸着体20の設置位置を変えれば、異物109を効果的に吸着できる。なお、位置A1及び位置A2の両方に複数の吸着体20を設置してもよい。
According to the fourth embodiment, the
[第5の実施の形態]
図8は、第5の実施の形態に係る異物吸着構造10の構成を示す。歯車装置100のケーシング101は、ドレン部151、ドレンプラグ161を更に備える。ドレン部151は、ケーシング101内の潤滑油103を排出するために設けられる。
[Fifth Embodiment]
FIG. 8 shows a configuration of the foreign
ドレンプラグ161は、軟鉄等の弱磁性材料により構成される。ドレンプラグ161は、ドレン部151に形成された雌ねじ孔にねじ込まれるねじ部163を有する。つまり、ドレンプラグ161は、ドレン部151に着脱可能に取り付けられる。ドレンプラグ161は、その中央に貫通孔165が形成される。貫通孔165の一端部であるケーシング101側の端部には、非磁性カバー41を着脱可能に装着する装着部167が設けられる。
The
吸着体20は、磁石21と、非磁性カバー41と、捕捉体61とを備える。非磁性カバー41は、プラスチック等の硬質素材を用いた非磁性材料により構成される。非磁性カバー41は、ドレンプラグ161の装着部167に装着される被装着部41aと、磁石21を収納する磁石収納部41cとを有する。
The attracting
非磁性カバー41は、有底筒状に形成され、入口側である一端側に被装着部41aが設けられ、底側である他端側に磁石収納部41cが設けられる。ドレンプラグ161の装着部167に被装着部41aを装着したとき、磁石収納部41cが潤滑油103中に配置される。ドレンプラグ161の装着部167に非磁性カバー41の被装着部41aが装着され、ドレンプラグ161に吸着体20が固定される。
The
非磁性カバー41は、被装着部41aの入口から磁石収納部41cに磁石21を出し入れ可能である。被装着部41aの入口は、被装着部41aの内側に形成された雌ねじ孔にねじ込まれる蓋部材113により閉塞される。つまり、蓋部材113は被装着部41aの内側に着脱可能に固定される。蓋部材113と被装着部41aとの固定方式はねじに限定されず、たとえば、ボルト等を用いて固定されてもよい。吸着体20は、蓋部材113を取り外せば、非磁性カバー41から磁石21を出し入れ可能となる。
The
捕捉体61は、弱磁性材料の線材を綿状にまとめて構成される。捕捉体61の内側には、非磁性カバー41の磁石収納部41cが押し込まれる。捕捉体61は、非磁性カバー41の磁石収納部41cと、その内部の磁石21を覆うように配置される。捕捉体61は、磁石21の磁力により磁化され、磁石21に引き付けられて、非磁性カバー41を間に挟んで固定される。
The capturing
第5の実施の形態によれば、ドレンプラグ161をケーシング101から取り外すときに吸着体20を取り出せ、ケーシング101内からの潤滑油103の排出とともに、吸着体20への異物109の吸着状況を確認できる。また、ドレンプラグ161をケーシング101から取り外したときに蓋部材113も取り外し、磁石21を磁石収納部41cから取り出せば、非磁性カバー41の一部である磁石収納部41cの外周面に付着した異物109を容易に除去できる。
According to the fifth embodiment, when the
[第6の実施の形態]
図9、図10は、第6の実施の形態に係る吸着体20を示す。吸着体20は、ケーシング101の内底面101aに載置されて配置される。
[Sixth Embodiment]
9 and 10 show an adsorbent 20 according to a sixth embodiment. The adsorbent 20 is placed and disposed on the
捕捉体61は、軟鉄等の弱磁性材料の線材を絡み合わせた網状に構成される。つまり、捕捉体61は、弱磁性材料の線材の集合体により構成される。捕捉体61は、厚さ方向に略平行に並べて複数配置される。図10では、説明を簡単にするため、複数の捕捉体61のうち、厚さ方向の両端側の捕捉体61のみ図示する。複数の捕捉体61は、その中間部に磁石21及び非磁性カバー41が挿入される貫通孔63が形成される。捕捉体61は、常磁性材料により構成されるため、磁石21により磁化され、磁石21に引き付けられて固定される。なお、網状の複数の捕捉体61を強固に固定するため、これらにひも状部材を巻き付けてもよい。
The capturing
[第7の実施の形態]
図11は、第7の実施の形態に係る吸着体20を示す。非磁性カバー41は、プラスチック等の硬質素材を用いた非磁性材料により構成される。非磁性カバー41は、有底筒状の一対の分割部材49を接続して構成され、磁石21の外面の全体を覆う。磁石21は、分割部材49の開口から出し入れされる。一対の分割部材49は、一方の分割部材49の開口側端部に雄ねじ部49aが設けられ、他方の分割部材49の開口側端部に雌ねじ部49bが設けられ、雄ねじ部49aを雌ねじ部49bにねじ込んで着脱可能に接続される。一方の分割部材49から他方の分割部材49を取り外せば、磁石21を非磁性カバー41を構成する分割部材49から出し入れ可能となる。
[Seventh Embodiment]
FIG. 11 shows an adsorbent 20 according to a seventh embodiment. The
捕捉体61は、複数の貫通孔65が形成された弱磁性材料の板状部材により構成される。捕捉体61は、貫通孔65を通して潤滑油103が内部を通過可能に構成される。捕捉体61は、その中央部にねじ孔67が形成され、分割部材49は、その外周面に雄ねじ部49cが形成される。捕捉体61は、分割部材49の雄ねじ部49cをねじ孔67にねじ込んで着脱可能に接続される。捕捉体61は、磁石21の外側において、磁石21の長手方向に間隔を空けて複数配置される。なお、貫通孔65が形成されなくともよい。
The capturing
以上の第6の実施の形態のように、捕捉体61には、綿状、網状等に構成された線材の集合体が含まれる。また、第7の実施の形態のように、捕捉体61には、線材の集合体以外に、板状部材が含まれ、この他にも筒状部材等が含まれてもよい。
As in the sixth embodiment described above, the capturing
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示すにすぎない。また、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。 As mentioned above, although this invention was demonstrated based on embodiment, embodiment only shows the principle and application of this invention. In the embodiment, many modifications and arrangements can be made without departing from the spirit of the present invention defined in the claims.
上述の実施の形態において、異物吸着構造10は、複数の歯車を備える歯車装置100に用いられる例を説明した。しかし、異物吸着構造10は、この他にも、ピストン、シリンダ、軸受け等の摩擦が生じる機械部品を含む装置であれば、エンジン等の内燃機関や、圧縮機等の空調機に用いられてもよい。また、歯車装置100として、平行軸歯車減速機や直交軸歯車減速機を説明したが、ケーシング101内に歯車があれば、減速機構の種類は特に限定されず、たとえば、差動歯車機構でもよい。
In the above-described embodiment, the example in which the foreign
吸着体20は、潤滑油103中に設置される以外に、潤滑油103の液面上に設けられた潤滑油通路上や、歯車により跳ねかけられる潤滑油の飛散箇所等の所定の潤滑すべき箇所に設置されてもよい。吸着体20は、非磁性カバー41を備えなくともよい。また、吸着体20は、所定の潤滑すべき箇所として複数の箇所に設置されてもよい。
In addition to being installed in the
吸着体20は、磁石21を非磁性カバー41から出し入れする構造について特に限定されない。たとえば、また、複数に分割した非磁性カバー41内に磁石21を入れた後、各分割部分を熱溶着等により接合し、磁石21を取り出すときに非磁性カバー41を切断してもよい。また、非磁性カバー41は、その表面に凹凸を設けて表面積を増大させ、異物109の吸着量を増大させてもよい。
The adsorbent 20 is not particularly limited with respect to a structure in which the
捕捉体61は、磁石21の磁力により磁化される位置に配置されれば、磁石21に固定されなくともよい。また、磁石21は、内部を潤滑油103が通過可能な環状等の形状とし、その内側に捕捉体61が配置されるようにしてもよい。
The capturing
また、支持部材80は、軟鉄等の弱磁性材料により構成して、捕捉体61として用いてもよい。また、支持部材80の取付部85に吸着体20を取り付けるための手段はねじに限定されず、接着等により取り付けてもよい。また、支持部材80の固定部81は、ケーシング101の内面であって蓋部材113以外の箇所に固定されてもよい。
Further, the
また、上述の実施の形態では、吸着体20について、支持部材80により支持される形態、潤滑油流路130に位置保持して配置される形態、ドレンプラグ161に固定される形態、ケーシング101の内底面101aに載置された形態を説明した。これらの形態を組み合わせてもよいし、支持部材80に支持された吸着体20やドレンプラグ161に固定された吸着体20をオイルタンク133に配置してもよい。
In the above-described embodiment, the adsorbent 20 is supported by the
10 異物吸着構造、20 吸着体、21 磁石、41 非磁性カバー、45 ひも状部材、61 捕捉体、80 支持部材、81 固定部、83 連結部、85 取付部、100 歯車装置、101 ケーシング、103 潤滑油、109 異物、111 点検口、113 蓋部材、121 歯車、130 潤滑油流路、131 吸入路、133 オイルタンク、135 吐出路、137 ポンプ、141 出側小径部、143 大径部、145 入側小径部、147 段差部、151 ドレン部、161 ドレンプラグ。
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記吸着体は、
磁石と、
弱磁性材料により構成される捕捉体と、を有し、
前記捕捉体は、前記磁石の磁力により磁化される位置に配置されることを特徴とする異物吸着構造。 A structure for adsorbing foreign matter in lubricating oil by an adsorbent,
The adsorbent is
A magnet,
A capturing body composed of a weak magnetic material,
The foreign matter adsorbing structure, wherein the capturing body is disposed at a position magnetized by the magnetic force of the magnet.
前記第1流路部材に流れ方向の上流側から着脱可能に接続され、前記潤滑油流路の一部が内部に形成された第2流路部材とを備え、
前記第1流路部材から前記第2流路部材を取り外したとき、前記第1流路部材から前記吸着体を外部に取り出し可能であることを特徴とする請求項8に記載の異物吸着構造。 A first flow path member having the small diameter portion and the large diameter portion formed therein;
A second flow path member that is detachably connected to the first flow path member from the upstream side in the flow direction, and a part of the lubricating oil flow path is formed inside;
The foreign matter adsorbing structure according to claim 8, wherein when the second flow path member is detached from the first flow path member, the adsorbent can be taken out from the first flow path member.
前記潤滑油外に固定された固定部と、前記吸着体に取り付ける取付部と、を有する支持部材とを更に備え、
前記吸着体は、前記支持部材により前記潤滑油中に位置決めされることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の異物吸着構造。 A gear device in which the lubricating oil is stored;
A support member having a fixing part fixed outside the lubricating oil and an attachment part attached to the adsorbent;
The foreign matter adsorbing structure according to claim 1, wherein the adsorbent is positioned in the lubricating oil by the support member.
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